平成28年 2016年 1月1日 第481号 2016 T h e J a p a n A s s o c i a t i o n o f R a d i o l o g i c a l Te c h n o l o g i s t s ネ ッ ト ワ ー ク ナ 毎月1回1日発行 1 No.481 1 ウ 1 発行所 公益社団法人日本診療放射線技師会 105-6131 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル31階 http://www.jart.jp TEL. 03-5405-3612 FAX. 03-5405-3613 第31回日本診療放射線技師 Headline 学術大会開催される from JART 2015.11.21~23 (Sat.~Mon) 第 31 回日本診療放射線技師学術大会が平成 27 年 11 月 21 日 土 から 23 日 月 祝 国立京都国際会館で行われた 公益社団法人京都府放射線技師会の共催 厚生労働省 京都 府 京都市などの後援により メインテーマ 国民と共にチー ム医療を推進しよう として開催した 参加者は 会員 2,085 人 非会員 190 人 学生 53 人 海外より 57 人 府市民 141 人で合計 2,526 人であった 一般演題および講演企画などの 他に 機器展示 サーベイ実習およびモニター読影コーナー があった なお読影コーナーは過去最高で 120 人を超える参 加があった 開会式の風景 21 日 土 は オープニングセレモニー 開会式 永年勤 続表彰授賞式などが行われた 開会式は 中澤会長による鐘 打ちおよびあいさつで開幕し 京都府知事 山田啓二さま 京 死因究明等推進計画の考え方 と題した講演があった 23 日 月 祝 は 教育講演やシンポジウムなどがあった 都市長 門川大作さまからご祝辞を頂いた シンポジウムでは テーマを 画像診断における読影補助の 招待講演は ISRRT の vice president Dr. Napapong Pongnapang および Johns Hopkins University professor Dr. Joao AC Lima にお越しいただいた 本会のシンポ 現状と展望 報告書のあり方を考える と題し 厚生労働 ジウムでは 厚生労働省保健局医療課 三宅正裕さまより 診 さつの後鐘打ちが行われ 京都府放射線技師会から次回開催 療報酬改定のありかた の講演があった の岐阜県診療放射線技師会へ鐘が引き継がれた 最後に 中 22 日 日 は 会長講演 各教育講演やインターナショナ ルセッションが行われた 会長講演では 診療放射線技師法 省医政局医事課長 渡辺真俊さまによる基調講演があった 閉会式では 中澤会長および轟大会長の熱のこもったあい 澤会長より京都府放射線技師会へ感謝状が贈呈され 閉会と なった の抜本的改正や養成教育機関の四年制大学化など 本会の主 会長講演 いくつかのシンポジウムおよびモニター読影 な政策を 10 項目に分けて述べた また Ai 活用検討委員会の コーナーについては会誌に掲載する予定であるため 詳細は シンポジウムでは 前厚生労働大臣政務官 橋本岳さまより 会誌を参照いただきたい テープカットの様子 後ろには京都府のキャ 門川京都市長によるあいさつ ラクターまゆまろさんの姿も 開会の鐘の音が会場に響く 轟大会長によるあいさつ リマ教授との記念撮影
2 28 2016 1 11 1 481 27 2727 11 22 5 40 8 1 6 2 3 JART RI 11 20 RI 11 23 2015 11 20 1 20 74 3
平成28年 2016年 1月1日 第481号 毎月1回1日発行 3 バングラデシュ画像診断技術普及支援研修 開催される 平成 27 年 12 月 10 日 木 から 18 日 金 まで 経済産業省と一般財団 法人海外産業人材育成協会 HIDA の貿易投資促進事業として 標記研修 会が開催された HIDA 東京研修センターにおいて 初日の 10 日は開講式 が開催され 本会からは中澤会長 野村事務局長 加藤課長が出席した 本 研修では 日本で行われている乳がん早期発見のための診断技術 診断業務 フローなどについて紹介し バングラデシュにおける画像診断技術普及に寄 与することを目的としている 診療放射線技師 4 人を含む計 10 人が 昭和 大学旗の台病院で主に超音波 CT MRI を用いた研修が行われた 放友会開催される 久しく途絶えていた放友会が平成 27 年 11 月 20 日 金 話から現在 そして将来にわたって話が展開し 楽しい時を 公立学校共済組合ルビノ京都堀川において開催された 本会 過ごすことができた 宴は畦元理事の頑張る宣言で最高潮に を支え発展させていただいた先輩諸氏と酒を酌み交わし 昔 達し 轟理事の中締めにより 次回の再会を約束し散会した
4 平成28年 2016年 1月1日 毎月1回1日発行 第481号 平成 26 年度 永年勤続表彰者 平成 27 年度 第 31 回日本診療放射線技師学術大会開会式で表彰式が執り行われました おめでとうございます 50年勤続表彰 30人 北海道 鈴 木 精 義 石 川 秀 司 八 島 俊 一 安 芸 政 晴 細 川 洸 也 白 井 直 器 原 口 雅 行 東京都 嶌 宏 加 賀 宮城県 勇 治 埼玉県 宗 一 池 井 伊 藤 武 田 口 邦 紘 勝 美 兵庫県 典 山 内 孝 岡 山 明 赤 松 曉 片 山 髙 沢 出 昭 勝 雄 下 和 藤 羽 努 秀 高知県 荻 澤 悌 二 春 名 胤 男 鳥取県 小 串 竹 功 本 正 則 伸 行 大分県 天 大阪府 橋 實 之 広島県 山 昌 秀 福岡県 昭 香川県 富山県 田 山口県 求 京都府 中 永 壁 二 山形県 谷川原 真 愛知県 勇 神奈川県 橋 秋田県 森 島 昌 宏 原
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6 平成28年 2016年 1月1日 毎月1回1日発行 第481号 平成 27 年度 北海道地域 学術大会報告記 一般社団法人北海道放射線技師会 副会長 石岡 亮 読影セミナーの様子 平成 27 年 10 月 24 日 土 から 25 日 日 札幌市教 長 武田浩光氏を迎えて 医療被ばくを考える X 線 育文化会館講堂で 平成 27 年度公益社団法人日本診 の発見から診断参考レベルまで と題して 講演 療放射線技師会北海道地域学術大会 板東道夫大会長 が行われた 変化への対応 実践から発展へ を が行われた 今回の特別講演は X 線発見から今年で 120 年という歴史を踏まえて 医療放射線被ばく を テーマに 全道の診療放射線技師 延べ 181 人 24 テーマに その発見の歴史からさまざまな放射線防護 日 113 人 25 日 68 人 の参加で盛会に開催された の取り組み さらに今年の 6 月に出された 診断参考 昨年 診療放射線技師法の一部が改定され 新たな レベル DRL についての考え方について 詳細に 業務が正式に法律の中に盛り込まれた 現在 この業 解説いただいた CT や IVR の普及により医療被ばく 務拡大に伴う技術力と安全性を担保するための統一講 が増大する中 われわれ診療放射線技師にとって 放 習会が全国で展開されている この背景には 医療の 射線のプロフェッショナルとして医療の目的を達成で 高度化 複雑化が進む中で 真のチーム医療 の確立 きる範囲内で いかに被ばく線量を最適化していくか へ向け さらなる質の高い医療 安全性を担保した安 が課題であり 診療放射線技師にしかできない最大の 心 安全な医療の実現を目指していることが挙げられ 業務でもある そのための研鑽を怠ってはならないこ る こうした背景の下 今回大会テーマとした 変化 とを示していただいた素晴らしい講演内容であった への対応 実践から発展へ は われわれ診療放射 また一般研究発表の中から 学術奨励賞 として 線技師を取り巻くさまざまな変化にいかに対応してい 各施設で急速に進みつつある FPD 化への対応から くかということで 昨年のテーマ 変化への対応 試 被ばく低減を目的として検討を行った 当院一般撮影 される応用力 から発展させた形で サブタイトル に於ける FPD による被ばく低減について ガイドラ を 実践から発展へ とすることで 一歩進んだこれ イン値との比較検討 市立函館病院 からの診療放射線技師を意識したタイトルとした 今後のさらなる被ばく低減に向けた研究の継続を期待 初日の 24 日 土 は 14 時より一般研究演題 9 題の 発表があり その後 特別講演として 放射線管理 の第一人者である札幌医科大学附属病院放射線部副部 武田浩光氏による特別講演の様子 慎也 を し表彰した 翌 25 日 日 は 恒例となった 読影セミナー を 開催した 読影補助の一助となるよう 5 年前より開始 一般演題で発表する演者の皆さま 学術奨励賞を受賞された 慎也氏
481 28 2016 1 11 17 JA X X CT MR 3 32 information 323 1 JART 2 3 3 28 9 16 17 18 502-0817 2695-2
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481 28 2016 1 11 111 Network Now information Network Now Network Now 4 3 28 1 URL U R L http://www.jart.jp/activity/publication.html information http://www.jart.jp TEL 03-5405-3612 E-mail info@jart.or.jp 統一講習会に思うこと シリーズ 連載 series serialization 五感 five senses 1 23 5 MRI IGRT 28 5 28 5 MRI
12 28 2016 1 11 1 481 1 2 information 31 information 27 11 21 23 31 PR 9 30 5 30 12 29 1 3