環境活動レポート 平成 26 年度 対象期間 ( 平成 26 年 3 月 ~ 平成 27 年 2 月 ) 作成日 : 平成 27 年 6 月 1 日 eco リサイクル 有限会社佐藤商店
目 次 1. 事業概要 1 2. 環境方針 3 3. 環境目標とその実績 4 4. 環境活動計画 5 5. 環境活動の取組結果の評価 5 6. 次年度の取組内容 6 7. 環境関連法規の違反 訴訟等の有無 6 8. 代表者による全体の評価と見直しの結果 7
1. 事業概要 (1) 事業者名及び代表者名有限会社佐藤商店 代表取締役佐藤正行 (2) 所在地 本 社 321-1263 栃木県日光市瀬川 166 荊沢事業所 321-2336 栃木県日光市荊沢 599-12 (3) 環境管理責任者及び担当連絡先環境管理責任者佐藤ひとみ 連絡先 TEL:0288-22-3741 FAX:0288-21-5025 Email:info@sato-r.co.jp (4) 事業内容 再生資源の卸売業 ( 鉄 非鉄 古紙のリサイクル ) 一般廃棄物 産業廃棄物の収集運搬業 計量証明事業所 リサイクル化証明書発行 (5) 事業の規模 設立年月日 資本金 昭和 32 年 3 月 25 日 3 百万円 売上高 286 百万円 ( 平成 26 年度実績 ) 従業員数 敷地面積 8 人 1,507 m3 事業設備 運搬車輌一覧 ラージベール LB-500( 古紙梱包機 ) 1 基 ダブリングシャー ( 切断 プレス ) 1 基 40t トラックスケール ( 大型計量機 ) マグネ付ユンボ フォークリフト ( クランプ ヒンジ ) ヒアブ付大型車 (10t) 脱着装置付コンテナ専用車 (6t) ヒアブ付中型車 (4t) アームロール車 (4t) 1 基 1 台 3 台 1 台 1 台 1 台 1 台 パッカー車 (3t) 1 台 ヒアブ用アタッチメント ( グラップル マグネット ) 3 個 1
(6) 許可の内容 許可名 許可番号 許可取得年月日 許可期間 廃棄物再生事業者登録証明書 ( 栃木県知事 ) 22 平成 24 年 2 月 13 日 平成 24 年 2 月 13 日 ~ 無制限 一般廃棄物処理業許可証 ( 日光市長 ) 日光市指令環境第 140 号 平成 18 年 5 月 18 日 平成 25 年 10 月 1 日 ~ 平成 27 年 9 月 30 日 産業廃棄物収集運搬業許可証 ( 栃木県知事 ) 計量証明事業登録証 ( 栃木県知事 ) 第 0900030668 号 平成 7 年 5 月 24 日 平成 27 年 5 月 24 日 ~ 平成 32 年 5 月 23 日 許可の廃棄物の種類 燃え殻 汚泥 廃油 廃プラ類 ( 石綿含有を含む ) 紙くず 木くず 繊維くず コ ムくず 金属くず カ ラスくず コンクリートくず及び陶器くず ( 石綿含有を含む ) がれき類 ( 石綿含有を含む ) 第 0702 号 平成 2 年 6 月 10 日 平成 2 年 6 月 10 日 ~ 無期限 再生資源回収事業者認定証 ( 日資連会長 ) 第 N09K-00248 号 平成 17 年 12 月 6 日 平成 26 年 12 月 6 日 ~ 平成 29 年 12 月 5 日 (7) 収集運搬実積 産業廃棄物収集運搬量 ( 平成 26 年 4 月 ~ 平成 27 年 3 月 ) 処理方法等廃棄物等種類処分方法等処理量 t 収集運搬 廃フ ラスチック 115.65 木くず 158.95 金属 40.228 その他 45.174 収集運搬量合計 360.002 一般廃棄物収集運搬量 ( 平成 26 年 3 月 ~ 平成 27 年 2 月 ) 収集運搬量合計 29.94t (8) 処理工程 鉄 非鉄 選別 長尺物は切断 取引 入荷 出荷 販売 古紙 圧縮 梱包 (9) 組織図 代表取締役 佐藤正行 環境管理責任者 佐藤ひとみ 事務部門 現場部門 合計 (8 人 ) 当社は全ての活動 全ての組織を認証登録の対象範囲としている 2
2. 環境方針 環境方針 有限会社佐藤商店は 本業である再生資源卸売業を通じ 金属再生資源及び古紙の リサイクル率の向上を図り 循環型社会形成に向け努力をして参ります 又 事業に伴う様々な環境負荷の低減に努め 地域社会との共生を目指して参ります 重点取組項目 1. 運搬 荷役作業に伴う燃料消費量を削減する 2. 設備使用による電力消費量を削減する 3. リサイクルに伴い発生する持ち込みの廃棄物を削減する 4.3S 活動と安全作業を徹底する 関連する法規制の遵守に努めます 平成 21 年 9 月 25 日 有限会社佐藤商店 代表取役佐藤正行 3
3. 環境目標とその実績 (1) 中期環境目標 二酸化炭素排出量及び軽油 ガソリン 電気については 24 年度の結果を踏まえ 25 年度から取扱量当りの目標に見直した 取扱量 (t) は 仕入量と販売量の合計とする (2) 実績 項目 ( 基準 )H23 H24 H25 H26 二酸化炭素 軽油取扱量原単位の削減 3.62 3.55 3.48 排出抑制 (l/t) 2% 4% カ ソリン取扱量原単位の削減 (l/t) 電気取扱量原単位の削減 (kwh/l) 二酸化炭素排出量 ( kg -CO2) 115,769.1 0.61 0.60 0.59 2% 4% 1.16 1.14 1.11 2% 4% 廃棄物 7,700.0 7,546.0 7,392.0 7,238.0 混合廃棄物 ( kg ) 排出抑制 2% 4% 6% 木くず ( kg ) 水使用量の削減 ( m3 ) グリーン購入の推進 ( 品目 ) 収集運搬車両の燃費向上 ( km /l) 2,000.0 1,960.0 1,920.0 1,880.0 2% 4% 6% 109.5 108.4 107.3 106.2 1% 2% 3% 10 12 13 16 +2 品目 +3 品目 +6 品目 4.2 4.3 4.4 現状把握 +2% +5% 3S 活動 安全作業の徹底労働災害撲滅 ( 件 ) 0 0 0 0 方針 H26 年度目標 実績 目標との差異 評価 二酸化炭素 軽油取扱量原単位の削減 0.37 排出抑制 3.48 3.11 ( 10.6%) ガソリン取扱量原単位の削減 0.12 基準値 0.59 0.47 ( 20.3%) 115,769.1 kg CO2 電気取扱量原単位の削減 ±0 1.11 1.11 (±0.0%) 112,839.8 kg CO2 110,328.9 kg CO2( 2.23%) 廃棄物 混合廃棄物 廃フ ラスチック他削減 0 7238.0 kg 排出抑制 7,238.0 kg ( 100%) 木くず削減 1,880 kg 0 1,880.0 kg ( 100%) 水使用量の削減 10.2 m3 96 m3 106.2 m3 ( 9.6%) グリーン購入の推進 16 品目 +3 品目 H25 年 +3 品目 13 品目収集運搬車両の燃費向 ( 軽油 ) +0.1 km /l 4.5 km /l 4.4 km /l (+2.3%) 3S 活動 安全作業の徹底 労働災害の撲滅 ( 件 ) 0 件 電気の二酸化炭素排出係数は平成 25 年度公表の 0.525 を使用 当社はグリス 潤滑油以外の化学物質の使用はありません 4 0 ±0
4. 環境活動計画 二酸化炭素排出抑制に対する取組 軽油使用量 ガソリン使用量 電気使用量 廃棄物排出抑制に対する取組 混合廃棄物削減 木くず削減 エコドライブの推進 効率運転の追及 節電意識の浸透 廃棄物削減の取組 持ち込まない 発生させない 分別を徹底する アイドリングストップの徹底定速走行 急加速 急発進をしない出荷時の代車利用定期整備の実施使用頻度の削減 ( フォークリフト ) アイドリングストップ空ぶかし厳禁最短ルートを選んで走る 不使用時の電源 OFF の徹底水銀灯の使用抑制エアコンの温度設定扇風機の活用 ( 夏期 ) 金属以外は返品する ( 土石類 危険物 木くず ) 返品を徹底する その他の取組 水使用量の削減 節水活動 冬季の凍結防止対策の検討 グリーン購入の推進 対象物品の積極購入 対象物品の積極的な購入を検討 収集運搬車両燃費向上 ( 軽油 ) 3S 活動 安全作業の徹底労働災害の撲滅 エコドライブの推進 ヒヤリ ハット活動の展開 アイドリングストップの徹底定速走行 急加速, 急発進をしない最短ルートで走る置場の表示整理 整頓の励行保護具の着用 5. 環境活動の取組結果の評価 (1) 二酸化炭素排出の抑制 1 軽油使用量 代車利用を積極的に行ったことや アイドリングストップの徹底などの地道な努力の積み重ねにより目標となった 2 ガソリン使用量 フォークリフトの使用頻度の削減に重点を置いたことや 客先への最短ルート走行を常に心がけたことにより目標となった 3 電気使用量 夏期のエアコン使用時の扇風機活用と 設定温度 28 度以上を心掛けたことが功を奏した (2) 廃棄物排出抑制 金属以外のものの返品を徹底したことや 土石類などを持ち込まないようお客様への呼びかけが定着している 木くずはパレットの返品 返却を徹底している 今年度は排出しなかった (3) その他 節水ノズル使用や だしっぱなし厳禁などの地道な節水の取組が効いている 消耗品購入の際 グリーンマークをチェックして積極的に購入した 今年度は蛍光ペン 封筒が追加となった エコドライブマニュアルを励行し 今年度の目標燃費をできた 3S と安全作業については これで完璧ということはないので 引き続き努力をしていく必要性がある 5 ⒍ 次年度の取組内容
二酸化炭素排出抑制に対する取組 軽油取扱量原単位の削減 ガソリン取扱量原単位の削減 電気取扱量原単位の削減 エコドライブの推進 効率運転の追求 節電意識の浸透 廃棄物排出抑制に対する取組廃棄物削減の取組混合廃棄物削減 持ち込まない 発生させない木くず削減 分別を徹底する その他の取組 水使用量の削減 節水活動 重機の効率的使用 定速走行 急加速 急発進をしない 出荷時の代車利用 定期整備の実施 使用頻度の削減 ( フォークリフト ) アイドリングスットプ 空ぶかし厳禁 行って 帰ってをやめる 不使用時の電源 OFF の徹底 水銀灯の使用抑制 エアコンの設定温度 扇風機 よしずの活用 ( 夏期 ) 金属以外は返品する ( 土石類 危険物 廃プラスチック類 ) 返品を徹底する 冬季の凍結防止策の検討 節水こまの設置 グリーン購入の推進対象物品の積極購入対象物品の積極的な購入 収集運搬車両の燃費向上 ( 軽油 ) 3S 活動 安全作業の徹底労働災害の撲滅 エコドライブの推進 ヒヤリ ハット活動の展開 出荷時の代車利用 定速走行 急加速, 急発進をしない 最短ルートで走る 置場の表示 整理 整頓の励行 保護具の着用 7. 環境関連法規への違反 訴訟等の有無 (1) 適用を受ける環境関連法規一覧 法令等の名称 対象となる業務 設備等 廃棄物処理及び清掃に関する法律 一般廃棄物 産業廃棄物収集運搬業者排出事業者 騒音 振動規制法 ダブリングシャー 家電リサイクル法 運搬業者 自動車リサイクル法 キャブオーバー パッカー車 アームロール (2) 環境関連法規の遵守状況及び訴訟の有無 平成 27 年 4 月 15 日に遵守状況を確認した結果 環境関連法規への違反はありません また 関係当局からの指摘もありません 同様に 訴訟等も創業以来 1 件もありません 6
8. 代表者による全体の評価と見直しの結果 平成 25 年度から取扱量原単位による目標設定に変更して 2 年目となった今年度は 全ての目標をすることができた その要因としては 環境活動計画の各項目ごと 特に軽油と電気を意識して取り組んだ成果と思われる 今後も 目標を全て出来るよう 省エネの工夫及び教育の徹底をして行こうと思う 7