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Transcription:

第1回Tizen勉強会 @furikku_ks09

目次 自己紹介 1 Tizen IVI について 2 MeeGo Merとの共通点 3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす 3.2 TX-50で動かす 4 Mer環境への追加

自己紹介 Twitter ID:@furikku_ks09 Blog:フレイドフォートonBlog http://blog.livedoor.jp/furikku9310/ 英語Blog:FureidoFort on Blogger http://fureidofort.blogspot.com/ Wiki:フレイドフォートonWiki http://wiki.livedoor.jp/furikku9310/

1 Tizen IVI について IVIは 車載向け https://wiki.tizen.org/wiki/ivi MeeGoと共通しているところがある 複数種類のパッケージが出ている UX X版 Wayland版 Kernel Intel Atom Pinetrail E6xx系

2 MeeGo Merとの共通点 動作環境条件が同じ Qt が含まれている 現行ではQt 4.8系 RPM系パッケージ パッケージ名 構成が共通している Mer MeeGo 1.3系Core部分派生 と近い Merは Core部分だけで UXは別 Nemo Mobile Plasma Active等

3 Tizen IVI を動かす 動作条件に関して MeeGoと同条件なので SSSE3搭載CPU機なら手間は掛かるが動く Intel Atom Pinetrail機なら楽に試せる GPU対応が GMA3150 SSSE3搭載CPU Intel Core 2世代以降 AMD Bobcat Bulldozer等

3 Tizen IVI を動かす イメージのダウンロード https://wiki.tizen.org/wiki/ivi/ivi_downloads Releases は まだ無い Previews 1.0.0 と Snapshots 1.2.0.90 のみ UXを含まないrawファイルとして提供されている Kernelの種類で分かれる Intel Atom Pinetrail機 kernel-adaptation-pc ivi-min-pc-tizen_(日付)-sdb.raw.bz2 Intel Atom E6xx系 kernel-adaptation-intel-automotive ivi-min-auto-tizen_(日付)-sdb.raw.bz2

3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす ExoPCとは Intel Atom N450搭載Tablet機 国内だと ONKYO TW317Aシリーズと同型機 kernel-adaptation-pc を含むイメージを使う ivi-min-pc-tizen_(日付)-sdb.raw.bz2 USBメモリーへ書き込む raw.bz2ファイルをddコマンドで書き込む $ bzcat tizen.raw.bz2 dd bs=4096 of=/dev/sdb sdbは USBメモリーのディスクがsdbである場合

3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす USBメモリー環境へUX関係を導入 ネットワーク設定を済ませる UXは X版とWayland版のどちらかを入れる インストールの前にリポジトリ読み込みの リフレッシュ処理 # zypper ref

3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす X版の場合 # zypper in t pattern ivi-x-pc ivi-applications pinetrail-support x-server # zypper in uxlaunch Wayland版の場合 # zypper in t pattern ivi-wayland-pc ivi-applications pinetrail-support # zypper in weston-cursors mesa-libwayland-egl weston-cursors は Wayland版でマウスカーソルを表示するため Preview版とSnapshot版でパターン内訳が少し異なる

3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす

3 Tizen IVI を動かす 3.1 ExoPCで動かす 提供されるrawファイルが sdbディスクとして作られている USBメモリーの位置が内蔵ディスクからの 順序で2つ目となった場合 内蔵ディスク sda 環境に作る場合は sdbと書かれている設定ファイルを sdaに書き換える必要がある /etc/fstab /boot/extlinux/extlinux.conf

3 Tizen IVI を動かす 3.2 TX-50で動かす Tizen IVIをTX-50ボード上で動かす

3.2 TX-50で動かす 3.2.1 TX-50ボードについて イノテック社製のIntel Atom E6xx系CPU搭載のボード CPUクロックは 1.3GHz 製品情報 http://www.innotech.co.jp/ products/product_list/emb edded/cpubord/tx-50.html 画像は 上記ページより

3.2 TX-50で動かす 3.2.1 TX-50ボードについて 使用中に熱くなるので ビスで浮かせた M3型の長さ1.5cmの ビス ナットを4組使用 上面にUSB LAN 底面にSDカードスロットが ある モニタは 専用ケーブルを 経由し D-Subを繋ぐ

3.2 TX-50で動かす 3.2.2 EMGD について Intel Atom E6xx系CPU を使用するために必要な グラフィックスドライバ 製品情報 http://www.intel.com/p/ ja_jp/embedded/hws w/software/emgd

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り kernel-adaptation-intel-automotive を含む イメージを使う ivi-min-auto-tizen_(日付)-sdb.raw.bz2 USBメモリーへ書き込む raw.bz2ファイルをddコマンドで書き込む $ bzcat tizen.raw.bz2 dd bs=4096 of=/dev/sdb sdbは USBメモリーのディスクがsdbである場合

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り TX-50で使うディスクが 作成した USBメモリーのみの場合に書き換え 作成処理を行ったLinux上でUSBメモリーを mountして あらかじめ書き換えると良い sdbからsdaへの書き換えが必要 /etc/fstab のパーティション記述 /boot/extlinux/extlinux.conf の 起動オプション中の / ルート パーティション記述

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り Tizen IVIのrawファイルのパーティション 3つに分かれている /boot ext2 sdb1 /opt ext4 sdb2 / ext4 sdb3 /opt/ 以下に ホームディレクトリ本体がある sdaへの書き換えで必要なマウントポイントは sdb1とsdb3の2ヶ所

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り 難点 TX-50で動かすためにEMGDの設定が必要 UXが無いのでGUIは当然だが 初期状態で画面がCUIすら出なかった SSHでのリモート操作を考えたが パッケージ提供はあるものの 追加導入が必要 OSが起動出来ていれば 見えなくても操作可 DHCPで有線ネットワークは 繋がっている 初回は フィーリングでOpenSSHを入れて対処 後にUX入りイメージを自作する事で対処

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り USBメモリー環境へUX関係を導入 X版を入れる # zypper ref # zypper in t pattern ivi-x-auto ivi-applications x-server # zypper in uxlaunch EMGDの設定ファイルの作成 /etc/x11/xorg.conf を作る /usr/share/doc/emgd-bin/ 以下にベースファイルがある Intel EMGD マニュアル http://download.intel.com/embedded/software/emgd/442076.pdf

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り xorg.confの内容 Section "Device" Identifier "Intel_IEGD-0" Driver "emgd" VendorName "Intel(R) DEG" BoardName "Embedded Graphics" BusID "0:2:0" Screen 0 Option "PcfVersion" "1792" Option "ConfigId" "1" Option "ALL/1/name" "Northville" Option "ALL/1/General/PortOrder" "24000" Option "ALL/1/General/DisplayConfig" "1" Option "ALL/1/General/DisplayDetect" "1" Option "ALL/1/Port/2/name" "Port 2" Option "ALL/1/Port/2/General/EdidAvail" "0" Option "ALL/1/Port/2/General/EdidNotAvail" "5" Option "ALL/1/Port/2/General/Rotation" "0" Option "ALL/1/Port/2/General/Edid" "0" Option "ALL/1/Port/2/FpInfo/BkltMethod" "0" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/PixelClock" "65000" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/HorzActive" "1024" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/HorzSync" "24" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/HorzSyncPulse" "136" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/HorzBlank" "320" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/VertActive" "768" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/VertSync" "21" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/VertSyncPulse" "2" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/VertBlank" "45" Option "ALL/1/Port/2/Dtd/1/Flags" "0x20000" Option "ALL/1/Port/2/Attr/26" "24" Option "ALL/1/Port/2/Attr/60" "1" Option "PortDrivers" "lvds sdvo" EndSection

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り 起動オプションの追加 https://wiki.tizen.org/wiki/ivi/ivi_setup /boot/extlinux/extlinux.confの編集 label tizen-emgd menu label Tizen (3.0.8-10.1-adaptation-intel-automotive) EMGD kernel vmlinuz-3.0.8-10.1-adaptation-intel-automotive append ro root=/dev/sda3 vga=current rootwait rootfstype=ext4 emgd.configid=2

3.2 TX-50で動かす 3.2.3 環境作り IVI UX内でxtermを使う アプリ項目は デフォルトで6つあるが追加可能 /usr/share/ux-ivi/desktopmenu.qml アプリ項目は ListElement毎に書かれているので xterm用に1つ追加する 該当部分抜粋 ListElement { name: "xterm" exec: "/usr/bin/xterm" icon: "qrc:/images/app.png }

3.2 TX-50で動かす 3.2.4 動作結果

3.2 TX-50で動かす 3.2.4 動作結果 Wayland版でも試したが プロセスを見る限り 動いていたようだが 画面が出なかった sdvob D-sub だったからだろうか LVDSなら画面出るのか X版のようにWayland向け設定ファイルはあるのか EMGD 1.14のマニュアルを見ると Wayland対応になっている IntelのWebページ提供のEMGDは 1.14 build 2443 でPreview版と同等

4 Mer環境への追加 Tizen IVIは Mer同様の部分があるので Mer環境に対して Tizen IVI UXのみ追加した Tizen側に無いパッケージをMerからの物で 補う事も出来る 仮想環境でもこれなら簡単に扱える

4 Mer環境への追加 VirtualBox上で環境を作る VM向けNemo Mobileイメージを使う Nemo Mobileは MeeGo Handset UXの後継 llvmpipe対応のmesaが Mer Coreに含まれているので 仮想環境や非対応GPU上でもそれなりに動かせる http://wiki.merproject.org/wiki/nemo

4 Mer環境への追加 Nemo Mobileインストール後 Tizen IVI リポジトリの追加 X版もしくは Wayland版を追加 パッケージパターンを使ったインストールはしない /etc/zypp/zypp.conf の編集 multiversion=libpng の追加 MerとTizenのlibpngのバージョンが違う事で起きる コンフリクトを回避する

4 Mer環境への追加 X版の追加 # zypper ref # zypper in *xlib navit-maps Tizen IVIのDialerでNemo Mobileの物が上書きされるので戻す場合 # zypper in -f meego*dialer Mer環境のUX上で実行する場合 $ ux-ivi Tizen IVI単独で動かす場合 /etc/sysconfig/uxlaunch を編集 session=ux-ivi を追加し OS又は uxlaunchを再起動 # systemctl restart uxlaunch.service

4 Mer環境への追加 Wayland版の追加 # zypper ref # zypper in *wayland weston weston-cursors mesa-libwayland-egl navit-maps Westonサービスの自動起動の停止 /lib/systemd/system/graphical.target.wants/weston.service を退避 rootでuxが動くように設定変更 /etc/sysconfig/uxlaunch の編集 user=root を追加 Mer環境のUX上で動かす # weston-ux-ivi

4 Mer環境への追加

4 Mer環境への追加 X版では llvmpipeの効果を得られているようだが Wayland版では mesa-libwayland-egl を Tizenから得たからか Weston Compositor 内の 動きが鈍くなった Merへの追加をせずにTizen IVIを直接 VirtualBox上で動かそうとしてもVesaドライバが 無い事等が影響してかUX表示には至らなかった

パッケージ リポジトリ イメージ作成について

目次 1 パッケージについて 2 リポジトリについて 3 イメージ作成 余談

1 パッケージについて Tizen Phoneは SDK同梱のエミュレーターや SBS提供のパッケージは deb系パッケージ エミュレーターは Debian sidベース Snapshot版には 主にARM向けにRPM系パッケージ有 Tizen IVIは RPM系パッケージ

2 リポジトリについて リポジトリのある場所 http://download.tizen.org/ 内訳 previews IVI snapshots IVI Phone RPM系 releases SBS向けPhone関連 deb系 sdk SDK関係 tools opensuse Ubuntu向けmic等

3 イメージ作成 micコマンドによるイメージ作成 Mer Tools Tizen Toolsから得る Mer opensuse Ubuntu等で利用可能 Tizenのmic説明ページ https://wiki.tizen.org/wiki/osdev/mic

3 イメージ作成 Ubuntu 12.04 LTSの場合 /etc/apt/source.list に追記 deb ttp://download.tizen.org/tools/xubuntu_12.04/ / micのインストール $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install mic

3 イメージ作成 micコマンドでイメージを作る TX-50向けTizen IVI rawファイルを作る場合 ksファイル kickstartファイル を作成 sdaディスクとして使えるようにする xorg.confの設定情報も含める micコマンドを実行 micコマンドで作れるものは Live CD Live USB raw等 # mic cr raw tizen.ks イメージを書き込む # dd bs=4096 if=tizen-sda.raw of=/dev/sdb 書き込み先USBメモリーが sdbにあるとする

余談 Tizen SBSに含まれるPhone UIのdebパッケージを Debian sidに混ぜてみた

Tizen SDK エミュレーター画面