新年を迎えて 二円上昇したものの 昨年の猛暑の 影響 繁殖不良による分 時期の遅 れ 乳質の悪化等により 出荷乳量 は年度当初より平年を下回っていま す また 資材 飼料の高騰により 配合飼料では二十二年十二月から 二十三年十二月この一年で四 〇五 円上がる等 酪農家には収入減少を 余儀なくされ 大変厳しい状態でT PP交渉の参加が大きな問題となり 先行きの不安も強い状況です 来年度から三年間 生乳安定生産 対策が始まります 毎年度三パーセ ント程度の増産を進める方針と十一 月末に決まりましたが 生産現場で はその実現に向けても二十四年乳価 の値上げの方向で早期に決着させな いといけません この厳しい経営環 境を乗り越えるため 皆様の御協力 と御支援を切にお願いし新年を迎え るにあたり 組合員 役職員そして 御家族の皆様方にとって良い年とな りますことを祈念し新年のご挨拶と させていただきます 山内 正夫 摩周湖農業協同組合 代表理事組合長 謹んで 新 年 の お 慶 び を 申 し 上 げ ま す 組合 員 の 皆 様 方 に お か れ ま し て は 益々 の ご 健 勝 の こ と と ご 推 察 申 し上げま す ま た 皆 様 方 に は 日 頃 より組合 事 業 に 対 し ご 協 力 と ご 理 解 ご支 援 を い た だ き 心 よ り 感 謝 申し上げ ま す 三月十 一 日 は 北 海 道 東 北 太 平 洋 沿岸にお い て は 東 日 本 大 震 災 大 津 波 原子 力 発 電 所 の コ ン ト ロ ー ル 不 能等 被 災 者 被 災 地 の 皆 様 方 に は 心よりご 冥 福 と 一 日 も 早 い 復 興 を 御 祈り申し 上 げ ま す 今年度 の 畑 作 経 営 に お い て は 春 先は低温 で あ っ た が そ の 後 順 調 に 推移し 八 月 中 旬 以 降 の 長 雨 に よ り 高収量を 維 持 し な が ら も 収 穫 時 期 の 関係から 品 質 低 下 等 課 題 と な っ た作物も あ り ま し た が 弟 子 屈 の 気 候が畑作 に 適 し た 状 況 に あ っ た 中 で 組合員の た ゆ ま な い 努 力 が 報 わ れ た 結果とな り ま し た 総 体 的 に は 近 年 にない収 量 も 確 保 さ れ 良 好 な 年 で ありまし た 酪農に お い て は 四 月 よ り 乳 価 は 新年を迎えて 長 今後は酪農だけでなく畑作も取り入 れた弟子屈町の農業全般を子供たち に伝えられたらと思います 今年は単組版ポリシーブックの 作成が始まり 青年部活動や営農等 日頃感じている不満や問題を部員の 中で話し合い まとめていく作業に なります 初めての活動にはなりま すが 皆さんの活発な意見をお願い します 今年一年 より良い絆を結べるよ うな青年部活動に成るようご協力お 願い致します 澤入 貴幸 JA摩周湖青年部 部 あけましておめでとうございます 昨年は 東日本大震災に始まり福島 第一原発事故 TPPなど様々な事 がありました 青年部活動では 弟子屈小学校で の食育授業で初めて畑作部門につい て行いました 十月の収穫時期と重 なり畑作部員の都合が付かず普及セ ンターに協力をお願いしましたが子 供たちの反応は良く 弟子屈産の馬 鈴 を使ったポテトチップス作りは 皆楽しんでいました 時季 時間等の課題は有りますが 新年を迎えて 長 ころです また 少子高齢化が進み食 の安全安心の崩壊など問題が深刻化 しつつ 日本の社会経済が大きく変 容を遂げている今 農業農村は 所得 格差 医療 福祉 教育など多くの分 野で課題があります 自然と共生し 心豊かな暮らしを実現するために 私たちは日々努力を重ねております 皆 様 方 の ご 健 康 と ご 活 躍 を 願 い 年頭の挨拶とさせて頂きます 貝塚 美雪 JA摩周湖女性部 部 謹んで新年のお慶びを申し上げま す 日頃より部員さんや御家族の皆 様 J Aの協力を得ながら研修や加 工品作りなど活動をこなしてまいり ました また 昨年は道の駅新装オ ープンにて加工品の手作りみそを販 売しており 売上も少しづつですが 増えているところであります 国内ではTPP の交渉の参加が 今後農業に与える影響が気になると 2