南足柄市行政改革推進委員会第 1 回会議録 日時 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 ) 10 時 ~12 時 00 分 場所 : 市役所 4 階 401 402 会議室
進行表 1 委嘱状交付 2 副市長あいさつ 3 委員紹介 ( 自己紹介 ) 事務局紹介 ( 自己紹介 ) 4 委員長 副委員長の選出 南足柄市行政改革推進委員会規則 の概要について説明 委員長に矢野正雄氏 副委員長に喜多村享氏が互選により選出 5 委員長あいさつ 副委員長あいさつ 南足柄市行政改革推進委員会会議傍聴に関する要領について の概要について説明 傍聴の許可申請 (2 名 ) 委員長裁決 傍聴者入場 6 委員長による議事進行 1
議題南足柄市の財政状況について 資料 1 2 2-1 6 について事務局からの説明 ( 財政課 ) ( 資料 1 2 2-1 6 についての質疑応答 ) 資料 1 の経常収支比率について 第 4 次総合計画で 90 を % 目標にしたが なぜ達成でき ないのか 将来の目標の 94% に根拠はあるのか このプランを立てた時点では経常収支比率も下がっていた状況で 第三セクター債の借 り入れ約 60 億円が反映されていませんでした それは読みが甘いのではないか 経常収支比率の適正値はどれくらいなのか 80 くらいです 実際には100を超えているが 危機感はないのか 100を超えた時点で 事業に使える資金がないということになる 自治会の補助金も10% カットされていて非常に厳しい 財政の悪化はもっと前からわかっていたはずなので 危機感があれば対処できたのではないか おっしゃる通りです 今回 28 年度の予算を組むにあたり 自治会の皆さんにもご協力をお願いし 補助金を削減させていただきました 経常収支比率については危機感を持って取り組んできましたが ある事業で削減しても 福祉分野等については増加する一方という状況です 一度根本的な見直しをしなければ 29 年度の予算も組めない状況ですので 皆さんからの建設的なご意見をいただきたいと思います もう一つ 同じ資料で人件費の項目があるが 平成 26 年は職員数が減少しているのに 人件費が変わっていない ということは一人当たりでは増えているということなのか 2
( 総務課長 ) 人件費については後ほど詳しくご説明しますが 26 年度については制度が変わり 給与 カット分を復元したことなどもあり 支給総額としては 25 年度と同額となっています それはまた後ほどということです 新しく委員になった方はいかがですか 難しい話なので わからないところもあるのですが 一つ質問があります 先ほど福祉関 係の支出が増えているという話がありましたが 具体的にはどういった理由でしょうか 増えているのは主に扶助費で 生活保護費や児童手当 小児医療といった経費です 児童手当ては平成 22 年に制度が変わって増えているが その後も増えているのか 生活保護や医療費などが増えています 子どもの数は減っているので そのうち落ち着くということか 子どもの数は減ってきていますが 極端に減っている訳ではありませんし それ以上に高 齢者等が増えているので 総額としては増加傾向です では扶助費は今後も増加していくということか これは全国的な傾向なので 本市だけの問題ではありません 例えば皆さんが健康になる ような施策を進めることで 医療費等の減少に繋がればということもあります 国では 消費税の増税分を社会保障費に充てようとしています 3
( 副委員長 ) 資料 6 に公共施設の維持管理についての記載があるが この維持管理費というのは 人件 費といった歳出の科目でいうと何になるのか 修繕についてはその他になります 維持管理費については物件費になります ( 副委員長 ) 老朽化による設備の更新もあると思うが 資料 6の計画では投資的経費として5 億円という数字が入っている これは今後の更新計画を踏まえた上で 必要な経費を出したのか それともとりあえずの数字なのか 全部の事業を積み上げると とても 5 億では収まらないので 最大でも 5 億に抑えるとい うことです 学校の修繕費もそこに含まれるのか 小さい設備等は含まれませんが トイレの洋式化など大きな事業は投資的経費なので 5 億円に含まれます ですから 5 億円を超えてしまったら翌年度以降に持ち越しということになるかと思います 物件費とあるが そこに再任用等の職員の人件費も含まれていると聞いた 実際の人件費 としてはどれくらいなのか 確かに人件費も含まれますが 金額としては小さいです 悪いことではないが 見直す必要があるのではないか 総務省から そういった施設に係る非常勤の職員については物件費とするよう決められ 4
ている 職員を減らしても物件費に隠れているということであれば 資料を出してもらえれ ばわかる 先ほど学校のトイレや修繕の話が出たが 以前 3 年を目処にエアコンやトイレの洋式化 を完了すると聞いたが 実際はどれくらいになりそうか 計画では 31 年度までとなっていますが 必要な事業の中で優先順位を付けて進めてい くので 現時点でどの学校がいつできるということまではお答えできません では まだ先になるということですね 今の意見は 当初 3 年のスパンでやるという話だったということだが 実際は違うという話だと思う 今回の予算は苦労して作ったものだとは思うが その中で先送りや中断になった事業もあるはず この部分を明らかにしてほしいというのが市民の要望です 資料を見ても やる事業はわかっても やらなくなった事業がわからない 予算の概要よりも できなくなった事業を一覧にした方が市の財政状況が伝わり コンセンサスが得られるのではないか 事業といってもたくさんあるので 主に市が進めていこうとしている事業で先送りにな った事業については まとめたものがあります そういったもので 市民に影響があるものについては 悪い情報こそ積極的に発信する必 要がある ぜひお願いします 先ほどの補足ですが 資料 6 の中で 28 年度では物件費約 23 億円のうち 8,400 万円が賃 金に当たります ひとつ確認したいのだが 先ほどの財政課長の説明で 29 年度の 3 億 4,500 万円の不足 5
を解消すれば その後の財政状況も改善されるということだった これはあくまで 経常的 な経費を削減した場合ということですね 単年度で削減しても意味がないが 経常的な経費 の削減は難しい その解消計画というのはいつできるのでしょうか このあと説明します 今回の資料もよくできているが 市民にはわかる人とわからない人がいるので わからな い人に向けて もっと具体的に作ってほしい 解消計画についてはより具体的に作っていただきたい とにかく財政状況が悪いという ことは理解できたと思います 議題これまでの行政改革の取り組みについて それでは議題の2に移ります これまでの行政改革の取り組みについて説明をお願いします 資料 3 4 5について事務局からの説明 ( 企画課 総務課 ) ( 資料 3 4 5 についての質疑応答 ) ひとつお願いですが 資料の行革推進プランは新しい委員の方は初めてだが 我々は 25 年にいただいている だが内容は当時のままなので やったこと やらなかったこと 効果額など現実に合わせたものを作っていただきたい プランの内容が実際に行われたことかどうかわかりづらい 人件費についても 国基準とあるが具体的な金額がわからない ( 総務課長 ) 扶養手当については表の左側に金額が入っています 6
地域手当が削減されたが その分は何に使われたのか 何か特定の事業に充てたということはありません 何人かに言われたが 地域手当の金額は大きいので その分でこういった事業ができたと いう PR ができたらよいと思う 基本的なことだが 初任給のところに 8 号とあるがどういう意味か ( 総務課長 ) 説明を省略してしまいましたが 給料表の職務の級によって金額が決まっていますが 昇給すると号が上がっていきます この号が国より高いということです また 訂正ですが先ほどの資料 5で 人件費の決算額とありますが 26 年度までは決算額で 27 28 年度は予算額になります これまでの取り組みを紹介しましたが これからの取り組みを紹介します 資料 7 について事務局からの説明 ( 企画課 ) このプランが推進委員会に諮られるのはいつでしょうか 夏前くらいです 検討と平行して進めます ということで 夏前には市のプランが示されるということです 将来を見込んでの行革ではなく 29 年度の財源を確保するだけというのは意味がないと思いますが そのように進めるということです では夏にまたお集まりいただくということでよろしくお願いします ありがとうございました 以上 7