オンラインヘルプ :SAP ソフトウェア変更登録 (SSCR) キーの登録 目次 概要... 2 参考リンク... 3 アプリケーションの起動... 4 アプリケーションとメインコントロールの概要... 5 キーリストのカスタマイズ... 7 リストのフィルタリング... 7 表のレイアウトのカスタマイズ... 8 新しい開発者の登録... 10 新しいオブジェクトの登録... 12 特定のインストレーションから別のインストレーションに個々の SSCR キーを再割当... 14 特定のインストレーションのすべての SSCR キーのダウンロード... 15 特定のインストレーションから別のインストレーションにすべての SSCR キーを再割当... 16 一括変更... 17 システムへの複数の SSCR キーのインポート... 17 別のインストレーションへのシステムの再割当... 17
概要 ABAP 開発者が SAP システム内の SAP ソースまたは SAP ディクショナリーオブジェクトを変更しようとすると 2 つのアクセスキーを入力するよう求められます 1 特定のユーザーを開発者として登録する開発者キー このキーは一度だけ入力します 2 SAP ソースまたは SAP ディクショナリーオブジェクトの変更を許可するオブジェクトキー オブジェクトキーは 登録済みの開発者が初めてそのオブジェクトを変更するときに登録が必要になります 後でオブジェクトを変更する際は このキーを要求されることはありません 複数のプログラムを変更する場合は 各プログラムについて個々のオブジェクトキーが必要になります どちらのキーも SAP ソフトウェア変更登録 (SSCR) キーアプリケーションから依頼できます
このアプリケーションを使用するには オブジェクトおよび開発者キーの登録権限 ( 少なくともオブジェクトキー登録権限 ) が必要です この権限の依頼については お客様のユーザー管理者にお問い合わせください 参考リンク SSCR キーに関するよくある質問 :https://support.sap.com/keys-systemsinstallations/keys/sscr/help.html SAP Note 86161 開発者とオブジェクトの登録 : http://launchpad.support.sap.com/#/notes/86161 SAP Note 557603 SSCR key problems (collective Note) : http://launchpad.support.sap.com/#/notes/557603 SAP Note 40850 SSCR キーが機能しない : http://launchpad.support.sap.com/#/notes/40850
アプリケーションの起動 SAP ONE Support Launchpad( ラウンチパッド ) を開きます 1 ラウンチパッドで [ ソフトウェア変更登録 (SSCR)] タイルをクリックします 2 ラウンチパッドにこのタイルが表示されていない場合は ラウンチパッドの左上のアイコンを使用してタイルカタログを開き ホーム画面にタイルを追加してください タイルをクリックしてアプリケーションを起動します
アプリケーションとメインコントロールの概要 インターフェースは 2 つの部分に分かれています 1 左のナビゲーションペインでは以下のオプションにアクセスできます [ 開発者 ] これまで登録されたすべての開発者のリストと 開発者を追加登録するためのオプション [ オブジェクト ] これまで登録されたすべてのオブジェクトのリストと オブジェクトを追加登録するためのオプション [SSCR キーダウンロード ] 特定のインストレーションに必要なすべてのキーをローカルの XML ファイルにダウンロードするためのオプション [SSCR キー再割当 ] 特定のインストレーションから別のインストレーションにすべてのキーを再割り当てするためのオプション アプリケーションの起動時には [ 開発者 ] オプションが選択されています 右側には 左のペインで選択したオプションに関する詳細が表示されます 2 タブを使用して 以下の項目を切り替えることができます [ 自分の登録 ] 登録済みの開発者 / オブジェクト アプリケーションの起動時にはこのタブが選択されています [ 自社の登録 ] 貴社で登録されているすべての開発者 / オブジェクト 同僚が登録したものも含まれています
3 見出しには 選択した項目とこのカテゴリーの項目数が表示されます 4 カスタマイズ可能な表に 登録キーとその他の属性が一覧表示されます 5 各アイコンを使用して 開発者 / オブジェクトのリストをローカルファイルにダウンロードしたり 表示された項目を関係あるものだけに絞ったり 表のレイアウトをパーソナライズしたりできます 6 結果が 10 項目を超えている場合は [ さらに表示 ] をクリックするとフィルタ条件に一致するすべての項目が表示されます 7 見出し行のチェックボックスを選択してすべてのリスト項目を選択するか 特定の行の先頭のチェックボックスを使用して 個別のリスト項目を選択します 8 アクションバーの各ボタンを使用すると 以下の操作を実行できます 選択したリスト項目を削除する 選択した登録キーを別のインストレーションに再割り当てする 9 開発者またはオブジェクトを追加で登録するには [ 登録 ] ボタンを使用します
キーリストのカスタマイズ 登録済みの開発者またはオブジェクトリストの上にあるアイコンと [ フィルタ ] テキスト入力フィールドを使用して 以下の機能を実行できます 1 開発者 / オブジェクトのリストをローカルの CSV( カンマ区切り ) ファイルにダウンロードするには ダウンロードアイコンを使用します 注 : このファイルには リストに表示されている現在のカテゴリーの項目が含まれます つまり 適用したフィルタと表のレイアウト変更が反映されます 2 関係ある項目だけにリストを絞り込むには [ フィルタ ] アイコンを使用します 詳細につきましてリストのフィルタリングをご参照ください 3 [ インストレーション名 ] など いずれかの列を基準に表を並べ替えるには [ ソート ] アイコンを使用します デフォルトでは 最近登録されたキーから順に表示されます 4 表示する列を選択するには [ 列設定 ] アイコンを使用します 詳細につきまして表のレイアウトのカスタマイズをご参照ください 5 いずれかの列に指定した文字列が含まれる項目にリストを絞り込むには [ フィルタ ] 入力フィールドにテキスト文字列を入力します リストのフィルタリングフィルタを適用すると 特定のインストレーション用の登録キーなど 関係あるデータだけを表示できます
1 [ フィルタ ] アイコンをクリックします [ フィルタ ] ダイアログが表示されます 2 フィルタ条件を選択します ([ インストレーション ] など ) [ フィルタ基準 : インストレーション ] ダイアログが表示されます 3 チェックボックスを使用して リスト項目を表示するインストレーションを選択します 4 必要に応じて [ フィルタ ] ダイアログに戻り 手順 2 を繰り返してリストをさらに絞り込みます 5 [OK] をクリックして確定します ( やり直す場合は [ 中止 ] をクリックします ) 6 フィルタをリセットするには [ リセット ] アイコンをクリックします 表のレイアウトのカスタマイズ表示する列とその並び順を指定できます
1 [ 列設定 ] アイコンをクリックします [ 列プロパティ定義 ] ダイアログが表示されます 2 チェックボックスを使用して 表示する列を選択します 3 必要に応じて [ フィルタ ] テキスト入力フィールドを使用して特定の列を検索します 4 特定の列 ([ インストレーション ] など ) にチェックマークを付け [ 上端に移動 ] [ 上に移動 ] [ 下に移動 ] [ 下端に移動 ] アイコンを使用して特定の位置に移動すると 列の並び順が変更されます 5 [OK] をクリックして確定します ( やり直す場合は [ 中止 ] をクリックします )
新しい開発者の登録 アプリケーションの概要画面で以下の操作を行います 1 左のペインで [ 開発者 ] を選択します 2 [ 登録 ] ボタンをクリックします 開発者登録フォームが表示されます 3 開発者として登録するユーザーのユーザー ID を入力します スペースで区切るか複数行に入力することで 複数のユーザー ID を同時に入力できます 個々のユーザー ID の最大長は 12 文字です
4 ユーザー ID にスペースが含まれている場合 ( JANE DOE など ) は [ ユーザ ID にスペースを許可 ] チェックボックスにチェックマークを付けます この場合は 各行にユーザー名を 1 つだけ入力してください 5 コード変更を行うためにユーザーに権限を与えるインストレーションを選択します ( 以前に開発者を登録している場合は 前に選択したインストレーションがあらかじめ選択されます ) インストレーションの総数によっては [ フィルタ ] 機能を使用して自分に関係あるインストレーションだけにリストを絞り込むことができます 現在削除が行われているインストレーションはリストに表示されません 6 [ 登録 ] ボタンをクリックします 開発者登録キーはすぐに生成され すべてのキーのリストに表示されます ヒント : インストレーション用に多くの開発者を登録する場合 新しく生成されたキーを 1 つずつシステムに入力する必要はありません 代わりに XML ファイルをアップロードすることですべてのキーを単一の手順でシステムにインポートできます 詳細は 一括変更 を参照してください
新しいオブジェクトの登録 アプリケーションの概要画面で以下の操作を行います 1 左のペインで [ オブジェクト ] を選択します 2 [ 登録 ] ボタンをクリックします オブジェクト登録フォームが表示されます このフォームでは 2 つの方法でオブジェクトの詳細を指定できます 3 変更しようとしているシステムに表示されているとおりにプログラム ID (PgmID) オブジェクトタイプ およびオブジェクト名を指定します スペースも含め 表示されているとおりに正確に入力してください
ヒント :SAP GUI ダイアログでは Control+Y を押すとブロックモードになり プログラム ID オブジェクトタイプ およびオブジェクト名を同時に選択できます その後 これらの項目をフォームのフィールドにコピー & ペーストします [ チェック ] ボタンをクリックします これにより ほとんどのフィールドが入力されます その後の手順 ( または代替手順 ) 4 システムのベーシスリリース プログラム ID (PgmID) オブジェクトタイプ およびオブジェクト名をドロップダウンリストから選択します オブジェクトを登録するよう求められたときには SAP アプリケーションにこれらの詳細が表示されます 5 パッチにまだ含まれていない SAP Note に基づいて SAP コードを変更しようとしている場合は [ 先行修正 ] チェックボックスにチェックマークを付けてください 6 後でオブジェクトキーの登録に使用できるように 選択したすべての値をデフォルトとして保存できます 7 変更しようとしている SAP アプリケーションに表示するインストレーションを選択します 8 [ 登録 ] ボタンをクリックします オブジェクト登録キーはすぐに生成され すべてのキーのリストに表示されます
特定のインストレーションから別のインストレーションに個々の SSCR キーを再割当 選択した開発者キーまたはオブジェクトキーをそれぞれの ( ソース ) インストレーションから別の ( ターゲット ) インストレーションに再割り当てできます 1 再割り当てする SSCR キーに応じて 左のペインで [ 開発者 ] または [ オブジェクト ] を選択します 2 チェックボックスにチェックマークを付けて 再割り当てするキーを指定します キーのリストが長い場合は フィルタを使用すると管理しやすくなります 3 [ 再割当 ] ボタンをクリックします [ 再割当 ] ダイアログが表示されます 4 ターゲットインストレーションを指定します カスタマー番号を複数取得している場合は 先に ( ターゲット ) カスタマー番号を選択するとインストレーションのリストをより管理しやすくなります 5 [OK] をクリックして確定します ( やり直す場合は [ 中止 ] をクリックします )
特定のインストレーションのすべての SSCR キーのダウンロード 特定のインストレーションのすべての開発者キーとオブジェクトキーをローカルの XML ファイルにダウンロードできます ( その後 このファイルを使用して大量の SSCR キーを SAP システムに簡単にインポートできます ) 1 アプリケーションの左のペインで [SSCR キーダウンロード ] を選択します 2 すべての開発者キーおよびオブジェクトキーをダウンロードするインストレーションを選択します 3 リリースを選択します 4 [ ダウンロード ] ボタンをクリックします ローカルの XML ファイルが PC に保存されます
特定のインストレーションから別のインストレーションにすべての SSCR キーを再割当 すべての開発者キーおよびオブジェクトキーをそれぞれの ( ソース ) インストレーションから別の ( ターゲット ) インストレーションにまとめて再割り当てできます 1 アプリケーションの左のペインで [SSCR キー再割当 ] を選択します 2 すべてのキーを別のインストレーションに再割り当てする ( ソース ) インストレーションを選択します 3 新しいインストレーションを関連付けるカスタマー番号とカスタマー名を選択します 4 新しい ( ターゲット ) インストレーションを選択します 5 [ 再割当 ] ボタンをクリックします
一括変更 システムへの複数の SSCR キーのインポート大量の SSCR キーをシステムにまとめて入力しなければならない場合もあります たとえば次のような場合です 特定のインストレーションに対して複数の開発者を同時に登録している システムが別のインストレーションに割り当てられている これらのキーを 1 つずつ入力するのではなく もっと簡単にすべてのキーをシステムにインポートすることができます 1. 特定のインストレーションのすべての SSCR キーを ローカルの XML ファイルとして PC 上にダウンロードします 2. トランザクション SA38 とレポート RS_SSCR_KEY_UPLOAD を使用してこのファイルをアップロードすることで システムにすべてのキーをインポートします (SAP サポート技術情報 1856748 も参照してください ) 別のインストレーションへのシステムの再割当システムが別のインストレーションに割り当てられた場合 前のインストレーションで登録されたすべての SSCR キーが無効になります ただし 開発者とオブジェクトを個々に登録し直す必要はありません その代わり 以下の手順を実行してください 1. 前のインストレーションから新しいインストレーションにすべての SSCR キーを再割り当てします これにより 前に登録した開発者とオブジェクトがまとめて再割り当てされます 2. 新しいインストレーションのすべての SSCR キーを ローカルの XML ファイルとして PC 上にダウンロードします 3. トランザクション SA38 とレポート RS_SSCR_KEY_UPLOAD を使用して 再割り当てしたシステムにこの XML ファイルをアップロードします (SAP サポート技術情報 1856748 も参照してください )