目次. はじめに システム構成 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 (VMware HA 構成 ) ESMPRO/AC Ver5. 以降の

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Transcription:

VMware ESXi 環境における 電源管理ソフトウェアの導入 第 22 版 207.0.3

目次. はじめに...3 2. システム構成...4 2. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合...5 2.2 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 (VMware HA 構成 )...6 2.2. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合...6 2.2.2 ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合...7 2.3 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 ( VMware Virtual SAN 構成 )...9 2.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックをインストールした マシンを制御端末とする場合... 2.5 ESMPRO/AC Lite for VMware をインストールした vma マシンを制御端末とする場合... 2 3. 環境の電源管理システム構成例... 3 3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成でない場合 )... 3 3.2 ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成の場合 )... 5 3.3 ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware Virtual SAN 構成の場合 )... 6 3.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合... 7 3.5 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 8 4. の設定方法... 9 4. の自動起動 / シャットダウン設定... 9 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 )... 2 4.3 スクリプトファイルの作成 (VMware Virtual SAN 構成の場合 )... 23 5. ESMPRO/AC の設定方法... 25 5. ESMPRO/AC を使用する場合... 25 5.2 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 )... 30 5.2. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合... 30 5.2.2 ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合... 34 5.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 )... 38 5.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合... 42 5.5 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 44 6. 停電 復電時の動作概要... 45 6. ESMPRO/AC または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合... 45 6.. 管理サーバからの電源管理... 45 6..2 上からの電源管理... 47 6.2 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 )... 49 6.2. ESMPRO/AC Ver5. 以降の場合... 49 6.2.2 ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合... 52 6.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 )... 54 6.4 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合... 56 7. 注意事項... 58 7. 共通... 58 7.2 VMware HA 構成... 59 7.3 VMware Virtual SAN 構成... 6 7.4 SigmaSystemCenter 環境... 62 8. アップデートの入手方法... 63 2

. はじめに 本ドキュメントは VMware ESXi 環境における ESMPRO/AutomaticRunningController SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック または ESMPRO/AC Lite for VMware 導入のためのドキュメントです 最新のセットアップカードと併せてご覧ください 各製品の最新のセットアップカードは下記サイトに公開しています http://jpn.nec.com/esmpro_ac/ac_download.html VMware ESXi( 以下 ) 環境に ESMPRO/AutomaticRunningController( 以下 ESMPRO/AC) または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを導入すると UPS ご使用環境において の電源管理が可能になります なお VMware 関連製品の用語については 本文中に以下のような表現をしています vsphere HA vsphere ESXi VMware HA VMware ESXi 商標 VMware VMware vsphere VMware ESXi および VMware ロゴは 米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標または商標です Microsoft Server Hyper-V は 米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です は Schneider Electric Industries SAS の商標または登録商標です 本ドキュメントに記載されている他のすべての名称ならびに製品についての商標は それぞれの所有者の商標です 本ドキュメントでは (R) と TM の表記を省略しています 3

2. システム構成 制御端末として使用するサーバの電源制御ソフトウェア製品およびバージョンによって異なります ご使用の電源制御ソフトウェア製品およびバージョンに対応した説明をご確認いただき 必要なソフトウェアを選択してください 制御端末 :UPS を制御し UPS に接続されるサーバへシャットダウンを行う電源管理サーバ 連動端末 : 制御端末からの指示によりシャットダウン行う電源管理対象サーバ vma:vsphere Management Assistant ( 以後 vma と省略 ) 連動端末のライセンス登録方法は ESMPRO/AutomaticRunningController または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックのセットアップカードをご参照ください VMware HA 構成について VMware HA と同様の機能を SigmaSystemCenter で提供しているため SigmaSystemCenter および SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックが導入された環境では VMware HA との共存はサポートしておりません VMware HA と同様の機能である SigmaSystemCenter の VM フェイルオーバ機能をご利用ください VMware Virtual SAN 構成について SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックが導入された環境では VMware Virtual SAN 構成はサポートしておりません 4

2. ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 管理サーバ ( 制御端末 ) ( 連動端末 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 206 の場合 >.NET Framework 3.5 (.NET バージョン 2.0 および 3.0 を含む ) < Server 202 R2/ Server 202/ Server 2008 R2 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 2008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack < Server 2003 / R2 の場合 >.NET Framework 3.0 および.NET Framework 2.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver4.0 以降 ESMPRO/ACBlade 管理オプション Ver4.0 以降 電源制御ソフトウェアを仮想化ソフトウェア (VMware ESXi 5/6) の上にインストールする場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.2 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 6.5 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.2 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 6.0 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5. 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.5 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.0 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.0 5. の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver4. 以降である必要があります ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 の場合 ESMARC40-03-200909 以降のアップデートが必要になります ESMPRO/AutomaticRunningController の最新アップデートは以下から入手可能です <NEC サポートポータル > https://www.support.nec.co.jp/pshome.aspx 修正物件ダウンロード キーワードで検索検索キーワード : ESMPRO/AutomaticRunningController 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です (の機種によってライセンスが異なります ) <が Express5800/00 シリーズの場合 > ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 4 ライセンス以降 <が Express5800/Blade サーバの場合 > ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver4.0 ライセンス以降 ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver4.0 6 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0/6.5 VMware ESXi 3.5/4.0/4. 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 5

2.2 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 (VMware HA 構成 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 206 の場合 >.NET Framework 3.5 (.NET バージョン 2.0 および 3.0 を含む ) < Server 202 R2/ Server 202/ Server 2008 R2 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 2008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5.0 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver5.0 以降 ESMPRO/ACBlade 管理オプション Ver5..0 以降 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です (の機種によってライセンスが異なります ) <が Express5800/00 シリーズの場合 > ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. 4 ライセンス以降 <が Express5800/Blade サーバの場合 > ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver5. ライセンス以降 ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver5. 6 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0/6.5 ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 6

VMware HA 構成の を管理する場合 制御端末からコマンドまたはスクリプト等により ネットワーク経由で対象となる のシャットダウンおよびの自動起動 / シャットダウンを行う必要があります その際 VMware 社のサイトから必要なツールをダウンロード インストールしてください ここでは VMware vsphere PowerCLI を使用する場合の例を記述します [VMware vsphere PowerCLI を使用する場合 ] VMware vsphere PowerCLI は下記サイトからダウンロードし インストールしてください http://www.vmware.com/support/developer/powercli/ VMware vsphere PowerCLI のダウンロードには ユーザ登録が必要です PowerCLI の使用条件などの詳細は VMware vsphere PowerCLI Installation Guide または VMware vsphere PowerCLI User s Guide など VMware 社が公開している情報を参照してください VMware vsphere PowerCLI のサポート OS 情報については 上記サイトの Release Notes の記載内容 または VMware vsphere PowerCLI User s Guide にて最新情報をご確認ください 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 2008 R2/ Server 202 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 2008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack < Server 2003 / R2 の場合 >.NET Framework 3.0 および.NET Framework 2.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver4.0 以降 ESMPRO/ACBlade 管理オプション Ver4.0 以降 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.5 の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver5.0 以降である必要があります 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.0 5. の場合 ESMPRO/AC 製品は Ver4. 以降である必要があります ESMPRO/AutomaticRunningController Ver4.0 の場合 ESMARC40-03-200909 以降のアップデートが必要になります ESMPRO/AutomaticRunningController の最新アップデートは以下から入手可能です <NEC サポートポータル > https://www.support.nec.co.jp/pshome.aspx 修正物件ダウンロード キーワードで検索検索キーワード : ESMPRO/AutomaticRunningController 7

連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です (の機種によってライセンスが異なります ) <が Express5800/00 シリーズの場合 > ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver4.0 4 ライセンス以降 <が Express5800/Blade サーバの場合 > ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver4.0 ライセンス以降 ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver4.0 6 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5 VMware ESXi 3.5/4.0/4. ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください 8

2.3 ESMPRO/AC をインストールした マシンを制御端末とする場合 ( VMware Virtual SAN 構成 ) VMware Virtual SAN 構成の を管理する場合 制御端末からコマンドまたはスクリプト等により ネットワーク経由で vcenter にアクセスし対象となるの停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンを行う必要があります その際 VMware 社のサイトから必要なツールをダウンロード インストールしてください VMware Virtual SAN 構成では vcenter へのアクセス方法として VMware vsphere PowerCLI を使用するものとします [VMware vsphere PowerCLI の入手方法 ] VMware vsphere PowerCLI は下記サイトからダウンロードし インストールしてください http://www.vmware.com/support/developer/powercli/ VMware vsphere PowerCLI のダウンロードには ユーザ登録が必要です PowerCLI の使用条件などの詳細は VMware vsphere PowerCLI Installation Guide または VMware vsphere PowerCLI User s Guide など VMware 社が公開している情報を参照してください VMware vsphere PowerCLI のサポート OS 情報については 上記サイトの Release Notes の記載内容 または VMware vsphere PowerCLI User s Guide にて最新情報をご確認ください 管理サーバ ( 制御端末 ) [ 実行環境 ].NET Framework がインストールされている必要があります < Server 202 R2/ Server 202/ Server 2008 R2 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 2008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5. 以降 ESMPRO/AC Enterprise Ver5. 以降 ESMPRO/ACBlade 管理オプション Ver5. 以降 ESMPRO/AutomaticRunningController の最新アップデートは以下から入手可能です <NEC サポートポータル > https://www.support.nec.co.jp/pshome.aspx 修正物件ダウンロード キーワードで検索検索キーワード : ESMPRO/AutomaticRunningController 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 下記ライセンスが必要です (の機種によってライセンスが異なります ) <が Express5800/00 シリーズの場合 > ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. ライセンス以降 ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5. 4 ライセンス以降 <が Express5800/Blade サーバの場合 > ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver5. ライセンス以降 9

ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver5. 6 ライセンス以降 [ 電源管理が可能な vsphere のバージョン ] VMware vsphere 5.5/6.0 ( 連動端末 ) 仮想サーバ に ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 本電源制御には vcenter が必須です 上の各には VMware Tools をインストールしてください デフォルトでははシャットダウンされず停止 ( 強制パワーオフ ) となります これはを確実にパワーオフさせるためです 設定変更によりの停止方法をシャットダウンにすることも可能ですが この場合は確実にがシャットダウンされるように運用ください 0

2.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックをインストールした マシンを制御端末とする場合 [ 実行環境 ] 管理サーバ上に SigmaSystemCenter Ver.2. 以降がインストールされている必要があります.NET Framework がインストールされている必要があります < Server 202 R2/ Server 202/ Server 2008 R2 の場合 >.NET Framework 3.5 Service Pack < Server 2008 の場合 >.NET Framework 3.0 Service Pack < Server 2003 / R2 の場合 >.NET Framework 3.0 および.NET Framework 2.0 Service Pack [ 電源制御ソフトウェア ] SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック Ver.2. 管理サーバ ( 制御端末 ) 電源管理対象サーバが VMware ESXi 4.0~5. の場合 SSCARC-02-002 以降のアップデート適用が必要です 電源管理対象サーバが VMware ESXi 5.5~6.0 の場合 SSCARC-02-00c 以降のアップデート適用が必要です SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックの最新アップデートは以下から入手可能です <NEC サポートポータル > https://www.support.nec.co.jp/pshome.aspx 修正物件ダウンロード キーワードで検索検索キーワード :SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック 連動端末のライセンスについて管理対象の の台数分 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック Ver.2. の追加ライセンスが必要です SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック Ver.2. サーバ追加ライセンス SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック Ver.2. 0 サーバ追加ライセンス SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック Ver.2. 50 サーバ追加ライセンス ( 連動端末 ) [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0 VMware ESXi 3.5/4.0/4. の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の各には VMware Tools をインストールしてください

2.5 ESMPRO/AC Lite for VMware をインストールした vma マシンを制御端末とする場合 [ 実行環境 ] と UPS の接続は 対 の構成のみサポートしています 上に管理用 vma が導入されている必要があります (vma は VMware 社の Web ページからダウンロードしてください ) [ 電源制御ソフトウェア ] ESMPRO/AC Lite for VMware Ver.0 ( 制御端末 ) [ 電源管理が可能な ESXi のバージョン ] VMware ESXi 5.0/5./5.5/6.0/6.5 VMware vsphere Management Assistant 5.0.0/5.0.0./5.0.0.2/ 5..0/5..0./5..0.2/5..0.3 5.5.0./5.5.0.2/5.5.0.3/5.5.0.4 6.0.0.0/6.0.0./ 6.5.0.0 ESXi と VMware vsphere Management Assistant は 以下の組み合わせのみの対応になります VMware ESXi 5.0 / VMware vsphere Management Assistant 5.0 VMware ESXi 5. / VMware vsphere Management Assistant 5. VMware ESXi 5.5 / VMware vsphere Management Assistant 5.5 VMware ESXi 6.0 / VMware vsphere Management Assistant 6.0 VMware ESXi 6.5 / VMware vsphere Management Assistant 6.5 の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください 上の管理用 vma を除く 他の各には VMware Tools をインストールしてください 2

3. 環境の電源管理システム構成例 3. ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成でない場合 ) が Express5800/00 シリーズの場合 ( 管理サーバからの電源管理 ) 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない ESMPRO/AutomaticRunningController ESXi 仮想サーバ Linux ESMPRO/AC Enterprise をインストールする (Express5800/00 シリーズ ) 管理サーバ が Express5800/00 シリーズの場合 ( 上からの電源管理 ) 仮想サーバおよびその他のには ESMPRO/AC 製品 は何もインストールしません ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise をインストールする ESXi 仮想サーバ Linux ( 制御端末 ) VMware HA で構成された 上の に ESMPRO/AC をインストールする運用はサポートして VMware (Express5800/00 シリーズ ) いません 3

が Express5800/Blade サーバの場合 ( 管理サーバからの電源管理 ) 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない ESMPRO/AutomaticRunningController ESXi 仮想サーバ Linux ESMPRO/AC Enterprise ESMPRO/ACBlade 管理オプション をインストールする (Express5800/Blade サーバ ) 管理サーバ が Express5800/Blade サーバの場合 ( 上からの電源管理 ) ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise 仮想サーバおよびその他のには ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません ESMPRO/ACBlade 管理オプション をインストールする 別 CPU ブレードの仮想サーバおよびその他の には ESMPRO/AC 製品は何もインストールしません ESXi 仮想サーバ Linux ( 制御端末 ) ESXi 仮想サーバ Linux VMware HA で構成された 上の に ESMPRO/AC をインストールする運用はサポートして (Express5800/Blade サーバ ) いません 4

3.2 ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware HA 構成の場合 ) 共有ディスク 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない VMware HA 構成 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise をインストールします ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 VMware vsphere PowerCLI もインストールします 管理サーバ 5

3.3 ESMPRO/AC を使用する場合の構成例 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) 共有ディスク 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない VMware Virtual SAN 構成 ESXi 仮想サーバ ESXi 仮想サーバ (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) ESMPRO/AutomaticRunningController ESMPRO/AC Enterprise VMware vsphere PowerCLI をインストールします 管理サーバ 6

3.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合 仮想サーバ ともに ESMPRO/AC 製品は何もインストールしない ESXi 仮想サーバ Linux SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック をインストールする (Express5800/00 シリーズ ) 管理サーバ 7

3.5 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 仮想サーバ (ESXi) およびその他のには インストールしません ESMPRO/AC Lite for VMware は 管理用 vma 上へインストール ESXi 仮想サーバ Linux vma ( 制御端末 ) VMware (Express5800/00 シリーズ ) 8

4. の設定方法 4. の自動起動 / シャットダウン設定 vsphere Client 等の の起動およびシャットダウン の画面で の起動およびシャットダウンの設定を行ってください ESMPRO/AC Lite for VMware による電源管理を行う場合 管理用 vma は のシャットダウン 起動に連動するように設定してください 下記は vsphere Client の画面の例です 9

重要 VMware HA 構成および VMware Virtual SAN 構成の場合 仮想サーバのシャットダウン / 起動に連動したの自動シャットダウン / 起動の運用を行うことができません vsphere Client または VI Client の の起動およびシャットダウン の画面で システムに連動したの自動起動および停止を許可する のチェックを無効にしてください このため VMware HA 構成を ESMPRO/AC Ver5.0 以前で監視する場合 別途 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) スクリプトファイルの作成 に記載している運用が必要となります また VMware Virtual SAN 構成を ESMPRO/AC で監視する場合 4.3 スクリプトファイルの作成 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) に記載している運用が必要となります チェックを 無効 にしてください 20

4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動しを起動 シャットダウンする機能が使用できません このため ESMPRO/AC Ver5.0 以前では の起動 シャットダウンは 管理サーバ ( 制御端末 ) にインストールした ESMPRO/AC のジョブ機能にスクリプトファイルを登録し 実施する必要があります ESMPRO/AC のジョブ機能への登録手順については 5.2.2 ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 - (4)ESMPRO/AC GUI の設定 を参照してください ESMPRO/AC Ver5.0 以前で VMware HA 構成を監視する場合のみ 本作業を実施してください () 事前準備 の起動 シャットダウンを行うためのサンプルスクリプトファイルを下記にて公開しています http://www.nec.co.jp/esmpro_ac/ac_download.html 上記より ダウンロードしたサンプルスクリプトファイル (esxi_vmvms_start_stop.zip) を解凍し 管理サーバ上の適当なフォルダにコピーしてください サンプルスクリプトファイルでは 以下のフォルダを使用しています C: Program Files (x86) VMware Infrastructure vsphere PowerCLI メモ帳などのテキストエディタでサンプルスクリプトファイルを開き コメント欄に記載された内容を参考にカスタマイズを行ってください サンプルスクリプトファイルのサポートおよび問い合わせ対応は行っておりません (2) サンプルスクリプトファイルの構成 公開しているサンプルスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) の構成は以下です ファイルの拡張子 *.bat( バッチファイル ) *.ps( PowerShell スクリプトファイル ) ファイルの説明 ファイル名は任意です シャットダウン対象およびの起動を行う仮想サーバが複数ある場合は 仮想サーバごとにバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルがセットで必要です 2

< シャットダウン用サンプルスクリプトファイル > vmvms_stop.bat 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (72.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vmvms_stop.ps 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (72.6..) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトファイル vmvms2_stop.bat 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (72.6..2) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vmvms2_stop.ps 稼動中ののシャットダウンおよび仮想サーバ (72.6..2) のシャットダウンを行う PowerShell スクリプトファイル < 起動用サンプルスクリプトファイル > all_vm_start.bat 全仮想サーバ起動用バッチファイル vm_start.bat 仮想サーバ (72.6..) の稼動確認および PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vm_start.ps 仮想サーバ (72.6..) のを立ち上げるための PowerShell スクリプトファイル vm2_start.bat 仮想サーバ (72.6..2) の稼動確認および PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル vm2_start.ps 仮想サーバ (72.6..2) のを立ち上げるための PowerShell スクリプトファイル (3) シャットダウン用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源切断時 ( 切断時および電源異常切断時 ) のジョブ起動に vmvms_stop.bat および vmvms2_stop.bat を登録してください (4) 起動用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源投入時のジョブ起動に all_vm_start.bat を登録してください 22

4.3 スクリプトファイルの作成 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) VMware Virtual SAN 構成では VMware Virtual SAN で推奨される方式により システムを停止 起動する必要があります このため VMware Virtual SAN 構成の停止 起動は 管理サーバ ( 制御端末 ) 上の ESMPRO/AC のジョブ機能を利用し 制御端末がシャットダウン 起動するタイミングで 専用スクリプトファイルを実行することにより行われる必要があります ESMPRO/AC のジョブ機能への登録手順については 5.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) - (4)ESMPRO/AC GUI の設定 を参照してください ESMPRO/AC で VMware Virtual SAN 構成を監視する場合のみ 本作業を実施してください () 事前準備 の停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンを行うためのサンプルスクリプトファイルを下記にて公開しています http://www.nec.co.jp/esmpro_ac/ac_download.html 上記より ダウンロードしたサンプルスクリプトファイル (esxi_vsan_start_stop.zip) を解凍し 管理サーバ上の適当なフォルダにコピーしてください サンプルスクリプトファイルでは 以下のフォルダを使用しています C: Program Files (x86) VMware Infrastructure vsphere PowerCLI メモ帳などのテキストエディタでサンプルスクリプトファイルを開き コメント欄に記載された内容を参考にカスタマイズを行ってください 利用する前提条件 本スクリプトを使用するにあたり 以下の条件を満たす必要があります vcenter が利用可能であり vcenter への接続ができること - vcenter への接続ができない場合 本スクリプトは動作しません - この要件を満たすため 必要に応じて ESMPRO/AC と vcenter の同居も検討してください スクリプトを動作させるマシン (ESMPRO/AC が動作しているマシン ) 上に VMware vsphere PowerCLI がインストールされていること Horizon View を利用している環境の場合 このスクリプトを動作させるマシンから Horizon View が動作しているマシンに対し PowerShell によるリモート接続が可能なこと Enter-PSSession 等で接続可能なこと サンプルスクリプトファイルのサポートおよび問い合わせ対応は行っておりません (2) サンプルスクリプトファイルの構成 公開しているサンプルスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) の構成は以下です ファイルの拡張子 *.bat( バッチファイル ) *.ps( PowerShell スクリプトファイル ) ファイルの説明 ファイル名は任意です 23

< シャットダウン用サンプルスクリプトファイル > Stop-VsanCluster.bat Stop-VsanCluster.ps VSAN 上で稼動中のの停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンを行い Horizon View 環境がある場合は 適切なデスクトッププールを無効化する PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル VSAN 上で稼動中のの停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンを行い Horizon View 環境がある場合は 適切なデスクトッププールを無効化する PowerShell スクリプトファイル < 起動用サンプルスクリプトファイル > Start-VsanCluster.bat Start-VsanCluster.ps の起動は行われません の起動を確認しメンテナスモードの解除を行い Horizon View 環境がある場合は適切なデスクトッププールを有効化する PowerShell スクリプトを呼び出すためのバッチファイル の起動を確認しメンテナスモードの解除を行い Horizon View 環境がある場合は適切なデスクトッププールを有効化する PowerShell スクリプトファイル (3) シャットダウン用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源切断時 ( 切断時および電源異常切断時 ) のジョブ起動に Stop-VsanCluster.bat を登録してください (4) 起動用スクリプトファイルの作成および登録 公開しているサンプルスクリプトファイルに記載のコメントを参照し お客様の環境に合ったバッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイルを作成してください 作成後 ESMPRO/AC GUI の電源投入時のジョブ起動に Start-VsanCluster.bat を登録してください 24

5. ESMPRO/AC の設定方法 5. ESMPRO/AC を使用する場合 () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) 管理サーバの ESMPRO/AC から を管理する場合と の 上にインストールした ESMPRO/AC から を管理する場合では ツリー構成は異なります 管理サーバの ESMPRO/AC から を管理以下のように 各サーバと UPS をそれぞれ意識したツリーを構成してください 管理サーバの UPS 管理サーバ の UPS の 上にインストールした ESMPRO/AC から を管理以下のように の と が使用する UPS を電源制御グループに登録してください の UPS 25

(2) AC Management Console の設定 ( 制御端末の設定 ) 管理サーバの ESMPRO/AC から を管理する場合と の 上にインストールした ESMPRO/AC から を管理する場合では 制御端末の設定方法は異なります 詳細は ESMPRO/AC Enterprise のセットアップカードを参照してください 管理サーバの ESMPRO/AC から を管理 2 3 サーバ種別 : サーバ を選択してください 2 名称 : サーバのコンピュータ名を登録してください 3IP address: サーバの IP アドレスを登録してください 26

の 上にインストールした ESMPRO/AC から を管理 2 3 4 5 6 7 サーバ種別 : サーバ (ESXi) を選択してください 2 名称 :上に構築した のコンピュータ名を登録してください 3IP address:上に構築した の IP アドレスを登録してください 4 名称 :の名称を正確に登録してください ( 大文字 / 小文字も区別して入力してください ) 5 ドメイン : ドメイン名つきの情報 ( 例 :esx-sv.localdomain) となっている場合 対象サーバのドメイン名の情報 ( 例 :localdomain) を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください ( ドメイン名が設定されていない場合 入力不要です ) 6IP address:の IP アドレスを登録してください 7 ユーザ名 / パスワード :へ接続するためのユーザ名 パスワードを入力してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを設定してください サーバへの接続確認 ボタンについて サーバ種別が サーバ (ESXi) の場合 ユーザ名 パスワードに設定した情報で対象サーバとのアクセス確認が可能です 運用前に本機能を利用して接続確認を行われることを推奨します 27

(3) AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) 登録するサーバの種類 (Express5800/00 シリーズ Express5800/Blade サーバ ) や製品バージョンにより 連動端末の設定方法は異なります 詳細は ESMPRO/AC Enterprise や ESMPR/ACBlade 管理オプションのセットアップカードを参照してください <Express5800/00 シリーズの場合 > 2 3 4 5 6 サーバ種別 : を選択してください 2 名称 :のコンピュータ名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 3 ドメイン :のドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 4IP address:の IP アドレスを登録してください 5 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができま す 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示 が失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨しま す 28

6 シャットダウン待ち合わせ時間 : 連動端末が停電によるシャットダウンを実行する際 複数台の連動端末間でシャットダウン実行タイミングの順序制御が必要な場合に設定します <Express5800/Blade サーバの場合 > 2 3 4 5 6 7 8 位置情報 : ラック番号 ブレード収納ユニット番号 スロット番号を入力してください 初期セットアップ時は初期値のままになっているため 必ず正しい番号を設定してください 2 サーバ種別 : を選択してください 3 名称 ドメイン名 :のコンピュータ名およびドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 4IP address:の IP アドレスを登録してください 5 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができます 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示が失敗し ますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨します 6MAC address:の MAC アドレスを登録してください (Wake On Lan によるリモート起動を行うために使用します ) 7 シャットダウン待ち合わせ時間 : 連動端末が停電によるシャットダウンを実行する際 複数台の連動端末間でシャットダウン実行タイミングの順序制御が必要な場合に設定します 8 リモート起動情報 IP address SubNetMask:の IP アドレスとサブネットマスクを入力してください 29

5.2 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 ) VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動し を起動 シャットダウンする機能を使用することができません AC Management Console において VMware を VMware HA 構成のサーバとして登録することにより ESMPRO/AC により仮想サーバおよびの起動 シャットダウンが行われることになります 以下に VMware HA 構成で運用を行うための設定手順について記述します () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します 管理サーバの UPS 管理サーバ 共有ディスクの UPS 一台目の の UPS 一台目の 二台目の の UPS 二台目の 30

(2) AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) の情報を登録します サーバの種類により 設定画面が異なります <Express5800/00 シリーズの場合 > 2 3 4 5 6 7 サーバ種別 : (HA) を選択してください 2 名称 :のコンピュータ名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 3HA 識別名 : クラスタを区別する任意の識別子を登録してください ESMPRO/AC は 本識別子が同一のサーバを vsphere HA のクラスタを構成するサーバ群であると認識します 4 ドメイン :のドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 5IP address:の IP アドレスを登録してください 6 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができま す 3

登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示 が失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨しま す 7 シャットダウン待ち合わせ時間 : 連動端末が停電によるシャットダウンを実行する際 複数台の連動端末間でシャットダウン実行タイミングの順序制御が必要な場合に設定します 同一 vsphere HA クラスタの連動端末には すべて同じ時間を設定する必要があります <Express5800/Blade サーバの場合 > 2 3 4 5 6 7 8 9 位置情報 : ラック番号 ブレード収納ユニット番号 スロット番号を入力してください 初期セットアップ時は初期値のままになっているため 必ず正しい番号を設定してください 2 サーバ種別 : ESXi(HA) サーバ を選択してください 3 名称 ドメイン名 :のコンピュータ名およびドメイン名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 4HA 識別名 : クラスタを区別する任意の識別子を登録してください ESMPRO/AC は 本識別子が同一のサーバを vsphere HA のクラスタを構成するサーバ群であると認識します 5IP address:の IP アドレスを登録してください 32

6 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができま す 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示 が失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨しま す 7MAC address:の MAC アドレスを登録してください (Wake On Lan によるリモート起動を行うために使用します ) 8 シャットダウン待ち合わせ時間 : 連動端末が停電によるシャットダウンを実行する際 複数台の連動端末間でシャットダウン実行タイミングの順序制御が必要な場合に設定します 同一 vsphere HA クラスタの連動端末には すべて同じ時間を設定する必要があります 9 リモート起動情報 IP address SubNetMask:の IP アドレスとサブネットマスクを入力してください 33

VMware HA 構成では VMware の機能として提供されている仮想サーバに連動し を起動 シャットダウンする機能を使用することができません このため VMware HA 構成の仮想サーバおよびの起動 シャットダウンは 管理サーバ ( 制御端末 ) 上の ESMPRO/AC のジョブ機能を利用し 制御端末がシャットダウン 起動するタイミングで VMware HA 構成の / 仮想サーバをシャットダウン 起動するスクリプトファイルを実行する必要があります 以下に VMware HA 構成で運用を行うための設定手順について記述します () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します の UPS が複数台ある場合には 台数分登録してください 管理サーバの UPS 一台目の の UPS 二台目の の UPS 共有ディスクの UPS 管理サーバ 一台目の 二台目の のグループを作成し ESXi サーバが UPS を使用しないように登録する必要があります 上記のように VMware HA 構成の 共有ディスクが使用する UPS を 制御端末が使用する UPS として登録することにより これらの UPS の停電が発生した場合に 制御端末が停電シャットダウン処理を行うようにする必要があります (2) AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) 連動端末の設定を行ってください 設定方法については 5. (3)AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) を参照してください 34

(3) AC Management Console の設定 (UPS 設定 ) 電源装置に登録した UPS の設定画面を開き 電源切断猶予時間 および 冗長構成設定 を設定してください 制御端末がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 構成台数 と同じ値に設定してください 35

(4) ESMPRO/AC GUI の設定 < 電源切断時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ タイムアウト時間 ] は VMware HA 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 切断時起動ジョブの登録 画面にて 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) の (3) で作成した のシャットダウン用バッチファイルを登録してください [ タイムアウト時間 ] は VMware HA 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 上記は 0:vmvms_stop.bat( サンプル ) 02:vmvms2_stop.bat( サンプル ) を登録した例です 実行順番としては 0 のジョブを実行し 0 のジョブ終了後に 02 を実行します 36

< 電源投入時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 投入時起動ジョブの登録 画面にて 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) の (4) で作成した の起動用バッチファイルを登録してください 37

5.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) VMware Virtual SAN 構成では VMware Virtual SAN で推奨される方式により システムを停止 起動する必要があります このため VMware Virtual SAN 構成の停止 起動は 管理サーバ ( 制御端末 ) 上の ESMPRO/AC のジョブ機能を利用し 制御端末がシャットダウン 起動するタイミングで 専用スクリプトファイルを実行することにより行われる必要があります 以下に VMware Virtual SAN 構成で運用を行うための設定手順について記述します () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します の UPS が複数台ある場合には 台数分登録してください 管理サーバの UPS 一台目の の UPS 二台目の の UPS 共有ディスクの UPS 管理サーバ 一台目の 二台目の のグループを作成し ESXi サーバが UPS を使用しないように登録する必要があります 上記のように VMware Virtual SAN 構成の 共有ディスクが使用する UPS を 制御端末が使用する UPS として登録することにより これらの UPS の停電が発生した場合に 制御端末が停電シャットダウン処理を行うようにする必要があります (2) AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) 連動端末の設定を行ってください 設定方法については 5. (3)AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) を参照してください 38

(3) AC Management Console の設定 (UPS 設定 ) 電源装置に登録した UPS の設定画面を開き 電源切断猶予時間 および 冗長構成設定 を設定してください 制御端末がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 構成台数 と同じ値に設定してください 39

(4) ESMPRO/AC GUI の設定 < 電源切断時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ タイムアウト時間 ] は VMware Virtual SAN 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 切断時起動ジョブの登録 画面にて 4.3 スクリプトファイルの作成 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) の (3) で作成した のシャットダウン用バッチファイルを登録してください [ タイムアウト時間 ] は VMware Virtual SAN 構成のすべての がシャットダウンを完了するのに十分な時間を設定してください 上記は 0: Stop-VsanCluster.bat( サンプル ) を登録した例です 40

< 電源投入時のジョブ > ESMPRO/AC GUI の [ オプション ] ボタンを押し [ ジョブ起動 ] で以下の画面のようにチェックボックスを ON にします また [ 起動ジョブの登録 ] ボタンを押し 投入時起動ジョブの登録 画面にて 4.3 スクリプトファイルの作成 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) の (4) で作成した の起動用バッチファイルを登録してください 上記は 0: Start-VsanCluster.bat( サンプル ) を登録した例です 4

5.4 SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合 () AC Management Console の設定 ( ツリー構成の設定 ) ツリー構成を以下のように作成します 各サーバと UPS をそれぞれ意識したツリーを構成してください SigmaSystemCenter 管理サーバの UPS SigmaSystemCenter 管理サーバ の UPS 42

(2) AC Management Console の設定 ( 連動端末の設定 ) の登録を行ってください 詳細は SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックのセットアップカードを参照ください 以下に Express5800/00 シリーズ登録時の画面を記述します 2 3 5 4 6 7 SSC 電源管理 :SigmaSystemCenter の管理対象となっており SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックによる制御対象とするサーバの場合 チェックを有効にしてください 2 サーバ種別 : 仮想サーバ (ESXi) を選択してください 3 名称 :のコンピュータ名を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください 4 ドメイン :SigmaSystemCenter Web GUI の [ リソース ] ビューに登録されている仮想サーバ (VMware ESX/ESXi など ) のリソース情報が ドメイン名つきの情報 ( 例 :esxi.test.nec.com) となっている場合 対象サーバのドメイン名の情報 ( 例 :test.nec.com) を登録してください 登録の際は 大文字 小文字を区別して正確に入力してください ( リソース情報にドメイン名が含まれていない場合は 入力不要です ) 5IP address:の IP アドレスを登録してください 6 ユーザ名 / パスワード :へアクセスするためのユーザ名 / パスワードを登録してください 登録するユーザ名は root アカウントまたは root アカウントと同等の権限を持つユーザアカウントを登録してください サーバへの接続確認 ボタンについて 登録したユーザ名 パスワードを使用して への接続確認を行うことができます 登録したユーザ名 パスワードに誤り等がある場合 へのシャットダウン指示が 失敗しますので 本機能を利用して事前に接続確認を行っていただくことを推奨します 7Advance option mode: 制御端末から Wake On LAN によるリモート起動を行う場合にチェックを有効にして 43

電源 ON: IP address: ください SSC 電源管理 のチェックを有効にした場合は必ず このチェックを有効にしてください リモート起動の方法を選択します [Remote Wake Up] [SSC] Wake On LAN によるサーバ起動 SSC 機能を利用したサーバ起動 (SSC の管理対象サーバとなっており Out-of-Band Management に よるサーバ管理を行っている場合に選択してください ) 5 で登録した IP アドレスと同じ情報を登録してください SubNetMask: サブネットマスクを登録してください MAC address:ip アドレスに割り当てられた MAC address 情報を登録してください (MAC address は xx-xx-xx-xx-xx-xx の書式で登録してください ) 5.5 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 セットアップカードを参照し vma 上にて ac_setup.sh を実行して セットアップスクリプトによる環境構築を実施していただくことで 自動的にマルチサーバ構成ファイル (ac_e_net.ini) が作成されます 下記は ac_setup.sh を実行後に作成されるマルチサーバ構成ファイルを 文字コード / 改行コード変換 クライアントにダウンロード後 マルチサーバ構成データ編集 にて AMC ツリーを表示した例です 文字コード変換 / 改行コード変換 クライアントへダウンロード等の手順については ESMPRO/AC Lite for VMware のセットアップカードを参照してください の UPS 管理用 (vma) 44

6. 停電 復電時の動作概要 6. ESMPRO/AC または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックを使用する場合 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックの ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックの場合 ESMPRO/AC サービスが SigmaSystemCenter に対して および 上のをメンテナンスモード要求 3ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令を実行 4がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 5ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 6ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 SigmaSystemCenter 4 ESXi 仮想サーバ Linux 2 6 ESMPRO/AC サービス 3 (Express5800/00 シリーズ ) 管理サーバ 5 5 注意 : SigmaSystemCenter 環境において 各が SigmaSystemCenter の機能によって仮想サーバ間を移動した場合には VMware の機能で仮想サーバの起動 / シャットダウンに の起動 / シャットダウンする設定情報が引き継がれません VMware の機能で仮想サーバの起動 / シャットダウンに の起動 / シャットダウンする設定情報が引き継がれません が仮想サーバ間を移動する可能性があるシステムの場合には 4. の自動起動 / シャットダウン設定 の手順では対応できませんので 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) を参考に PowerCLI を使用してを停止するよう環境設定を実施ください 45

復電後の動作は以下のとおりです <ESMPRO/AC の場合 > 復電後 管理サーバおよび の UPS が ON 2 管理サーバおよび が起動 *が Express5800/Blade サーバの場合 管理サーバの起動完了後 ESMPRO/AC サービスからのサーバ起動要求により が起動 3によりが起動 <SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックの場合 > 復電により 管理サーバおよび の UPS が ON 2 管理サーバの起動完了後 ESMPRO/AC サービスからのサーバ起動要求により が起動 3によりが起動 4の起動完了後 ESMPRO/AC サービスが SigmaSystemCenter に対して およびのメンテナンスモード解除を要求 SigmaSystemCenter ESXi 仮想サーバ 2 3 Linux 4 ESMPRO/AC サービス 2 (Express5800/00 シリーズ ) 管理サーバ 46

停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令および UPS に OFF 命令を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 ESXi 仮想サーバ 3 Linux ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 2 2 47

復電後の動作は以下のとおりです 復電により の UPS が ON 2が起動 3により が起動 ESXi 仮想サーバ 2 3 Linux ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 48

6.2 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 ) 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2ESMPRO/AC サービスがのシャットダウンを実行 3ESMPRO/AC サービスが のシャットダウンを実行 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 共有ディスク 2 VMware HA 構成 2 3 ESXi 仮想サーバ Linux 3 ESXi 仮想サーバ Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 4 ESMPRO/AC サービス 4 5 4 4 管理サーバ 49

復電後の動作は以下のとおりです 共有ディスクに istorage 装置を使用して istorage S/D/M シリーズ連携機能を使用している場合以下のようになります 復電後 管理サーバの UPS が ON 2 管理サーバが起動 3 管理サーバの起動完了後 ESMPRO/AC サービスからの ON 命令により共有ディスクの UPS が ON 4 共有ディスク起動後 ESMPRO/AC サービスからの ON 命令により の UPS が ON 5が起動 6ESMPRO/AC サービスがの起動を実行 3 共有ディスク 6 VMware HA 構成 6 5 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ 5 Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 4 4 4 4 ESMPRO/AC サービス 2 3 管理サーバ 50

共有ディスクに istorage 以外の装置を使用または istorage 装置を istorage S/D/M シリーズ連携機能なしで使用している場合 以下のようになります 復電後 管理サーバの UPS および共有ディスクの UPS が ON 2 管理サーバが起動 3 管理サーバの起動完了後 ESMPRO/AC サービスからの ON 命令により の UPS が ON 4が起動 5ESMPRO/AC サービスがの起動を実行 共有ディスク 5 VMware HA 構成 5 4 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ 4 Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 3 3 3 ESMPRO/AC サービス 3 2 管理サーバ 5

停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令 ( スクリプト ) を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 共有ディスク VMware HA 構成 3 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 3 仮想サーバ Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 2 4 2 4 ESMPRO/AC サービス 5 4 4 管理サーバ 52

復電後の動作は以下のとおりです 復電後 管理サーバの UPS および共有ディスク の UPS が ON 2 管理サーバおよび が起動 3ESMPRO/AC サービスが に起動命令 ( スクリプト ) を実行し が起動 共有ディスク 3 VMware HA 構成 3 2 ESXi 仮想サーバ Linux ESXi 仮想サーバ 2 Linux (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) ESMPRO/AC サービス 2 管理サーバ 53

6.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2ESMPRO/AC サービスが VMware Virtual SAN のシャットダウン命令 ( スクリプト ) を実行 3vCenter からの要求により の停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンを実行 Horizon View 環境がある場合は 適切なデスクトッププールを無効化 4ESMPRO/AC サービスが UPS に OFF 命令を実行 5ESMPRO/AC サービスが 管理サーバのシャットダウンを実行 共有ディスク VMware Virtual SAN 構成 3 ESXi 仮想サーバ ESXi 3 仮想サーバ (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 4 5 vcenter 2 ESMPRO/AC サービス 4 4 4 管理サーバ 54

復電後の動作は以下のとおりです 復電後 管理サーバの UPS および共有ディスク の UPS が ON 2 管理サーバおよび が起動 3ESMPRO/AC サービスが VMware Virtual SAN の起動命令 ( スクリプト ) を実行 vcenter からの要求により がメンテナンスモードを解除 Horizon View 環境がある場合は適切なデスクトッププールを有効化 の起動は行われません 共有ディスク 3 VMware Virtual SAN 構成 3 2 ESXi 仮想サーバ ESXi 仮想サーバ 2 (Express5800/00 シリーズ ) (Express5800/00 シリーズ ) 2 2 vcenter 3 ESMPRO/AC サービス 2 管理サーバ 55

6.4 ESMPRO/AC Lite for VMware を使用する場合 停電時の動作は以下のとおりです ESMPRO/AC サービスが停電を検出 2ESMPRO/AC サービスが にシャットダウン命令 ( スクリプト ) および UPS に OFF 命令を実行 3がのシャットダウンを実行して その後 のシャットダウンを実行 ESXi 仮想サーバ 3 Linux vma ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 2 2 56

復電後の動作は以下のとおりです 復電により の UPS が ON 2が起動 3により vma およびが起動 ESXi 仮想サーバ 2 3 Linux vma ( 制御端末 ) ESMPRO/AC サービス VMware (Express5800/00 シリーズ ) 57

7. 注意事項 7. 共通 () の電源制御を行う際 ESXi Hypervisor エディション等の無償版ライセンス製品では 電源制御が行えません Standard エディションなど有償版ライセンス製品をご利用ください (2) ESMPRO/AC Lite for VMware 製品による電源管理 自動運転を行う場合は 管理用 vma 上に製品をインストールしてください (および他のには 電源管理ソフトウェアのインストールは不要です ) (3) ESMPRO/AC Lite for VMware および ESMPRO/AC を管理用 vma 上や にインストールして運用する場合 各には VMware Tools をインストールして のシャットダウンの際にのシャットダウンも行われるように 予め設定しておく必要があります また 管理用 vma や のシャットダウン 起動は のオフ / オンと連動するように設定して運用してください 設定手順の詳細は のドキュメントを参照してください (4) SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックでは の電源管理機能 ( 停電シャットダウン / 復電 ) および 管理サーバ ( 制御端末 ) 上の AC Management Console 操作による手動シャットダウン / 起動をサポートしております なお スケジュール機能による自動運転は使用できません (5) ESMPRO/AC Ver5.0 以前または SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックでは VMware ESXi 環境で発生する現象に関する修正を組み込んだアップデートをリリースしています 8. アップデートの入手方法 を参照して最新アップデート入手後 適用してください (6) 制御端末と (VMware HA サーバ除く ) が同じ UPS に接続されている環境にて 停電によるシャットダウン時 の OS シャットダウン前に制御端末がシャットダウンしてしまう場合があります その場合 ESMPRO/AC にて提供しているジョブ起動待機コマンド (WAITJOB.EXE) を制御端末の電源異常切断時の起動ジョブに登録し の OS シャットダウンを待ち合わせてから制御端末の OS シャットダウンが行われるようにしてください 起動ジョブの登録方法は 制御端末の ESMPRO/AC GUI を起動後 オプション ボタンを押し [ ジョブ起動 ] 内の 電源異常切断時に登録ジョブを起動する チェックを有効にします その後 起動ジョブの登録 ボタンを選択し 追加 ボタンから以下のジョブを登録してください 例 )60 秒待ち合わせる場合 C: Program Files (x86) AUTORC WAITJOB.EXE 60 (7) 制御端末は との通信に https を利用しております このため 対象の への通信経路にプロキシサーバ等が設定されている場合 制御端末と 間の通信が正常に行えないことがあります その際は 一旦 プロキシサーバの設定を解除して通信確認をお試しください 通信に成功した場合 プロキシサーバの影響が考えられるため プロキシサーバの例外設定に対象となる の情報を登録してください 58

7.2 VMware HA 構成 VMware HA 構成で運用する際にいくつかの注意事項があります 以下では VMware HA 構成で運用する際の注意事項を記載していますので 運用前に必ず内容をご確認ください <ESMPRO/AC Ver5.0 以前の場合 > () VMware HA 構成を Express5800/Blade サーバで構築している場合 Express5800/Blade サーバの AC-LINK の設定を [Power ON] にしてください (2) VMware HA 構成において ESMPRO/AC を利用した の電源管理 / 自動運転を行う場合 各 のシャットダウン / 起動は 管理サーバ ( 制御端末 ) の ESMPRO/AC のジョブ機能に登録したスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) にて行います 以下に注意事項を記述いたします < 管理サーバ ( 制御端末 ) の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console にて制御端末のシャットダウンを実施すると ジョブに登録したスクリプトファイルの内容に従い 各 のシャットダウンが実施されます <の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console に登録している を選択して のシャットダウンおよびリブート操作を行うことができません のシャットダウンおよびリブートは以下の操作にて実施してください vsphere Client ツールまたは にログインし のシャットダウンおよびリブートを実施する 本操作を行う際は 対象の 上ののシャットダウンや仮想サーバの起動後にを起動する操作をそれぞれ手動で行う必要があります < 管理サーバ ( 制御端末 ) および のスケジュール運転について > VMware HA 構成の をスケジュール運転する場合 制御端末のスケジュール運転の設定を行い 制御端末のスケジュールによるオフ / オンに連動し をオフ / オンする運用を行う必要があります AC Management Console から対象の に対しスケジュール設定を行っても 正しくスケジュールオフ / オンを行うことができません < サンプルスクリプトについて > - 公開されているサンプルスクリプトは それぞれ下記の動作を行います [ シャットダウンについて ] 上で稼動していたすべてのをシャットダウンし その後に のシャットダウンを行う処理を行います [ 起動について ] のシャットダウン前のの稼動状態 ( 稼動中 / 停止済み ) にかかわらず に存在するすべてのを起動させます - 公開しているサンプルスクリプトは 一斉停電時に各 およびを安全に停止することを前提としています 台の の UPS のみ停電が発生した場合 ( 部分停電 ) 停電が発生した 上で稼動していたを他の停電が発生していない に移動させて を運用する といった処理には対応しておりません 停電が発生していない にを移動させ 運用する必要がある場合には vsphere Client にて操作を行なってください 59

(3) ESMPRO/AC が提供する istorage 連携機能は istorage 装置を利用する連動端末以外に istorage 装置を利用しない制御端末を用意することにより istorage を利用するすべてのサーバがシャットダウンし UPS が停止したタイミングで キャッシュフラッシュ指示を行うようになっています しかし VMware HA 構成は 5.2 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware HA 構成の場合 ) で記述している AC Management Console のツリー構成により 擬似的に制御端末と が同じ UPS を使用するようにしています このため VMware HA 構成では istorage S/D/M シリーズ連携機能により istorage 装置へのキャッシュフラッシュ指示処理を実行することはできません <ESMPRO/AC Ver5.2 以降の場合 > (4) VMware HA で構成された 上の に ESMPRO/AC をインストールする運用はサポートしていません 60

7.3 VMware Virtual SAN 構成 ESMPRO/AC では VMware Virtual SAN 構成で運用する際にいくつかの注意事項があります 以下では VMware Virtual SAN 構成で運用する際の注意事項を記載していますので 運用前に必ず内容をご確認ください () VMware Virtual SAN 構成を Express5800/Blade サーバで構築している場合 Express5800/Blade サーバの AC-LINK の設定を [Power ON] にしてください (2) VMware Virtual SAN 構成において ESMPRO/AC を利用した の電源管理 / 自動運転を行う場合 各 のシャットダウン / 起動は 管理サーバ ( 制御端末 ) の ESMPRO/AC のジョブ機能に登録したスクリプトファイル ( バッチファイルおよび PowerShell スクリプトファイル ) にて行います 以下に注意事項を記述いたします < 管理サーバ ( 制御端末 ) の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console にて制御端末のシャットダウンを実施すると ジョブに登録したスクリプトファイルの内容に従い 各の停止 ( またはシャットダウン ) および のシャットダウンが実施されます <の手動シャットダウン / 起動について > AC Management Console に登録している を選択して のシャットダウンおよびリブート操作を行うことができません < 管理サーバ ( 制御端末 ) および のスケジュール運転について > VMware Virtual SAN 構成の をスケジュール運転する場合 制御端末のスケジュール運転の設定を行い 制御端末のスケジュールによるオフに連動し をオフする運用を行う必要があります AC Management Console から対象の に対しスケジュール設定を行っても 正しくスケジュールオフ / オンを行うことができません (3) ESMPRO/AC が提供する istorage 連携機能は istorage 装置を利用する連動端末以外に istorage 装置を利用しない制御端末を用意することにより istorage を利用するすべてのサーバがシャットダウンし UPS が停止したタイミングで キャッシュフラッシュ指示を行うようになっています しかし VMware Virtual SAN 構成は 5.3 ESMPRO/AC を使用する場合 (VMware Virtual SAN 構成の場合 ) で記述している AC Management Console のツリー構成により 擬似的に制御端末と が同じ UPS を使用するようにしています このため VMware Virtual SAN 構成では istorage S/D/M シリーズ連携機能により istorage 装置へのキャッシュフラッシュ指示処理を実行することはできません 6

7.4 SigmaSystemCenter 環境 以下では SigmaSystemCenter を使用した環境で運用する際の注意事項を記載しています 運用前に必ず内容をご確認ください () 各が SigmaSystemCenter の機能によって仮想サーバ間を移動した場合には VMware の機能で仮想サーバの起動 / シャットダウンに の起動 / シャットダウンする設定情報が引き継がれません が仮想サーバ間を移動する可能性があるシステムの場合には 4. の自動起動 / シャットダウン設定 の手順では対応できませんので 4.2 スクリプトファイルの作成 (VMware HA 構成の場合 ) を参考に PowerCLI を使用してを停止するよう環境設定を実施ください 62

8. アップデートの入手方法 https://www.support.nec.co.jp/guidancemoduledownload.aspx カテゴリから選ぶ 運用管理 サーバ管理 ESMPRO/AutomaticRunningController プラットフォーム管理 WebSAM SigmaSystemCenter http://www.support.nec.co.jp/pshome.aspx 修正物件ダウンロード キーワードで検索 <ESMPRO/AutomaticRunningController の最新アップデート > 検索キーワード : ESMPRO/AutomaticRunningController <SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パックの最新アップデート > 検索キーワード : SigmaSystemCenter/ 電源管理基本パック (C) Copyright NEC Corporation 20-207. All rights reserved. 本文書は予告なく変更する場合があります 本文書の著作権は日本電気株式会社に帰属します 本文書の全部または一部を日本電気株式会社の許諾なしに複製 改変 および翻訳することを禁止します 本文書に掲載するソフトウェア製品名およびソフトウェアバージョンは 207 年 月時点のものです 最新の情報は ホームページ (http://jpn.nec.com/esmpro_ac/) 等でご確認ください 63