HP Insight Control virtual machine management 6.0ユーザー ガイド

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HP Insight Control virtual machine management 6.0 ユーザーガイド HP 部品番号 : 380094-593 2010 年 1 月第 12 版

Copyright 2004, 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Legal Notices Confidential computer software. Valid license from HP required for possession, use or copying. Consistent with FAR 12.211 and 12.212, Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items are licensed to the U.S. Government under vendor's standard commercial license. The information contained herein is subject to change without notice. The only warranties for HP products and services are set forth in the express warranty statements accompanying such products and services. Nothing herein should be construed as constituting an additional warranty. HP shall not be liable for technical or editorial errors or omissions contained herein. 商標 Microsoft Windows Windows NT Hyper-VおよびWindows XPは Microsoft Corporationの米国における登録商標です Oracleは Oracle Corporationおよび / またはその関連会社の登録商標です VMware ESX Server vcenter ServerおよびVMotionは VMware, Inc. の商標です Red Hat Enterprise Linuxは 米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc. の登録商標です SLESは Novell, Inc. の米国における登録商標です

目次 このガイドについて...9 対象読者...9 参考資料...9 お客様のご意見...9 1 はじめに...11 HP Insight Control virtual machine management...11 インフラストラクチャ...11 HP Systems Insight Manager コンソールとの統合...12 エージェントレス管理...13 2 HP Insight Control virtual machine management ライセンス...15 Insight Control ライセンスマネージャーからの HP Insight Control virtual machine management のライセンス適用...15 スタンドアロン Insight Control virtual machine management のライセンス適用...15 スタンドアロンライセンスの追加...15 スタンドアロンライセンスの適用...16 3 HP Insight Control virtual machine management の使用...17 仮想マシンホストの登録...17 VMware vcenter Server の設定...17 Citrix XenServer 用の xapi ポートの設定...18 Microsoft Hyper-V サーバー用 WMI Mapper プロキシサーバーの設定...18 Microsoft Cluster Server での Insight Control virtual machine management の設定...18 仮想マシンホストの登録解除...18 CMS での HP SIM 証明書の更新...18 Insight Control virtual machine management インターフェイスの概要...19 仮想マシンホスト...19 仮想マシンゲスト...21 設定済み仮想マシンと未設定の仮想マシン...22 設定済み...22 未設定...22 Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用...23 仮想マシンゲストの起動 / 再開...25 仮想マシンゲストのシャットダウン / 停止...26 仮想マシンゲストの停止または一時停止...26 仮想マシンゲストのリセット / 再起動...27 リモートアクセスの起動...28 リモートコンソールの起動...28 リモートデスクトップの起動...29 SCVMM の起動...29 Microsoft Hyper-V サーバーホストのシステムページ...29 Microsoft Hyper-V サーバーゲストのシステムページ...29 VC の起動...30 VMware ESX Server ホストシステムページ...30 vcenter Server 情報...30 仮想マシンゲストのコピー...31 SUSE Linux のシナリオ...32 仮想マシンゲストの移動...32 仮想マシンゲストの移動...32 仮想マシンゲストテンプレートの作成...34 仮想マシンゲストのテンプレートとバックアップの移行...35 目次 3

仮想マシンゲストテンプレートの展開...36 仮想マシンゲストテンプレートの削除...37 仮想マシンゲストバックアップの作成...37 仮想マシンゲストバックアップの復旧...38 最後に作成した仮想マシンゲストバックアップの復旧...39 VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の障害の発生したホストの仮想マシンの復旧...39 VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の代理仮想マシンホストの削除...40 vcenter の起動...40 パフォーマンススレッショルドの設定と削除...40 仮想マシンステータスチェックのポーリング頻度の設定...40 代理仮想マシンホストの設定...41 事前障害イベントの処理...41 前提条件...41 自動事前障害イベントの処理...42 vcenter Server で有効な vcenter Server DRS クラスターを使用した 自動事前障害イベントの処理...42 vcenter Server で有効な vcenter Server DRS クラスターを使用した 半自動事前障害イベントの処理...42 代理ホストの設定機能を使用した自動事前障害イベントの処理...42 代理ホストの設定機能を使用した半自動イベントの処理...43 代理ホストの設定機能を使用した自動事前障害イベントの処理...43 代理ホストの設定機能を使用した半自動イベントの処理...43 障害の発生したホストの復旧...43 復旧機能のセットアップ...44 CriticalVmHost 収集の作成...45 障害の発生したホストの仮想マシンの復旧のスケジュール...45 VMware ESX Server ゲストシステムページ...47 パフォーマンス情報...47 仮想マシンホストのパフォーマンス情報の表示...48 [VM ホストパフォーマンス ]...48 [ 仮想マシンパフォーマンス ]...48 スレッショルド設定...49 仮想マシンゲストのパフォーマンスの表示...49 [ 仮想マシンパフォーマンス ]...49 [ リソースアロケーション ]...50 スレッショルド設定...50 パフォーマンスカラーコード...50 使用可能なマルチシステム対応ツール...51 4 トラブルシューティング...53 トラブルシューティング...53 インストール...53 複数の HP SIM CMS を使用する環境で Insight Control virtual machine management を 1 台の CMS にしかインストールできない...53 システムが正常に起動しないまたはインストール処理に失敗する...53 ツールバーに表示されないメニューがある...54 アップグレード後 仮想マシンホストの登録は正常に完了するが vcenter Server が検出されない また vcenter 認証情報がない...54 Insight Control virtual machine management のアンインストール...54 VMMclient.jar commons-cli-1.0.jar または org.mortbay.jetty.jar ファイルのコピーに失敗する...54 Microsoft Hyper-V サーバーインストールの後 マウスが正しく動作しない...54 設定...55 Insight Control virtual machine management ホスト登録が失敗する...55 VMware ESX 3.5 U4 で Linux PSP または ESX エージェントのインストール を使用して選択した場合 仮想マシンホスト登録のための CRA が失敗する...55 Citrix XenServer ホストおよび仮想マシンに対してパフォーマンス情報が表示されない...55 Insight Control virtual machine management の項目は Insight Control virtual machine management をアンインストールしても HP SIM ツールバーから削除されません...55 4 目次

Insight Control virtual machine management が マッピングされたネットワークドライブ上の仮想マシンを検出しない...55 ファイアウォールの後ろにある仮想マシンホストを管理するように Insight Control virtual machine management を設定する...56 DHCP サーバーが生成した IP アドレスに Microsoft DNS サーバーがホスト名をマッピングしていない...56 仮想マシンホストが異なるサブセット内にある...56 Insight Control virtual machine management のボタン...56 Insight Control virtual machine management に 仮想マシンホストやゲストアイコンが表示されない...56 Insight Control virtual machine management が システム名 システムの IP アドレス およびオペレーティングシステムを表示しない...57 Insight Control virtual machine management の仮想マシンホストに対してクリティカルステータスが表示される...57 HP SIM から Insight Control virtual machine management を起動するとブランクのページが表示される...58 仮想マシンのステータスが更新されない...58 Insight Control virtual machine management から仮想マシンゲストの情報にアクセスできなくなる...58 同じ仮想マシンホストが Insight Control virtual machine management に複数回表示される...58 VMware vcenter Server で 同じ仮想マシンホストが複数回表示される...58 SAN Move の後で Live Move が失敗する...58 仮想マシンホスト名が HP SIM と vcenter Server で一致しないため VMotion が失敗する...58 仮想マシンホストの応答時間が非常に長い...59 Insight Control virtual machine management デモライセンス...59 同じバックアップを複数回復元すると 仮想マシンバックアップの復元処理に失敗する...59 ハードウェア構成の不一致により仮想マシンの復元に失敗する...59 リモートデスクトップをクリックするとエラーが発生する...59 VMM Pack の機能...59 RHEL 5.4 x86 上の Xen 仮想マシンホストで VM の停止タスクが予想どおりに実行されない...59 仮想マシンでコピー操作を実行すると エラーメッセージ Unknown to VMM が表示される...60 Insight Control virtual machine management の再起動後に転送操作が失敗する...60 コピーまたは移動された Xen 仮想マシンゲストがターゲットホスト上で起動しない...60 仮想マシンホストの事前障害イベントの処理タスクが進行しない...60 Insight Control virtual machine management による移動またはコピー操作時に HTTP Error: 500 Internal Server Error というメッセージが表示される...60 Insight Control virtual machine management が 特定のディスクタイプを備える仮想マシンを移動できない...61 移動後 仮想マシンファイルが削除されない...61 コピーまたは移動後 仮想マシンデバイスを使用できないことがある...61 シャットダウン操作や再起動操作が失敗するか または完了しない...61 Insight Control virtual machine management コンソールからリモートコンソールを起動できないことがある...61 vcenter Server に依存するいくつかの Insight Control virtual machine management の操作を完了できないか確認なしに完了できない...62 CMS で作成される切り離された管理対象システム...62 HA が無効のリソースプールのマスター Citrix XenServer ホスト上で障害の発生したホスト復旧が失敗する...62 Insight Control virtual machine management の移動ウィザードで HA の設定された Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンに [Quick Move] オプションが表示されない...62 事前障害アラートが Citrix XenServer リソースプールのエラーを報告する...63 Failed Host Recovery を使用して代理ホストに復旧された Hyper-V R2 ホスト仮想マシンに電源を入れることはできません...63 HP SIM コンソールへの統合...63 仮想マシンゲストが HP SIM の [ すべてのシステム ] ページに表示されていない...63 Insight Control の一部操作を 仮想マシンで実行できない...63 HP SIM コンソールが サーバーを仮想マシンホストとして識別しない...63 HP SIM コンソールが 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストを検出しない...63 HP SIM コンソールが 仮想マシンゲストを 不明 または 非管理対象デバイス として識別する...64 仮想マシンが非管理システムとして検出される...64 HP SIM CMS のアンインストールまたは使用終了...64 ハードウェア...65 目次 5

サーバーのシリアル番号とプロダクト ID の再入力...65 このガイド以外の資料...65 5 サポートと他のリソース...67 ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスへの登録...67 関連情報...67 A 仮想マシンホスト...69 仮想マシンのイベントの表示...69 Insight Control virtual machine management のイベント...70 Insight Control virtual machine management イベント...70 エラーリスト...71 B vcenter および VMware ESX Server ホストイベント...81 C 仮想マシンのカスタマイズ...85 HP SIM のアクセス権...85 システム収集の作成...85 用語集...87 索引...89 6 目次

表目次 1-1 VM 欄に表示されている仮想マシンホストのアイコン...12 1-2 VM 欄に表示されている仮想マシンゲストのアイコン...13 1-3 [VM] 欄に表示されるvCenter Serverステータスアイコン...13 3-1 vcenter Serverのステータスアイコン...17 3-2 アイコンとタスク...23 3-3 各種仮想レイヤーでサポートされるInsight Control virtual machine management 機能...24 3-4 各種仮想化レイヤーでサポートされるデータ転送機能...24 3-5 各種仮想化レイヤーでサポートされるテンプレート機能...24 3-6 各種仮想化レイヤーでサポートされるバックアップ機能...25 A-1 Virtual Machine Managementのイベント...70 A-2 [ 設定 ][ 仮想マシン ][ 仮想マシンホストの登録 ]...71 A-3 [ 展開 ][ 仮想マシン ][ 仮想マシンのコピー ]...73 A-4 [ 展開 ][ 仮想マシン ][ 仮想マシンの移動 ]...74 A-5 [ 展開 ][ 仮想マシン ][VMホストの事前障害イベントの処理]...75 A-6 [ 展開 ][ 仮想マシン ][ バックアップ ] [ 仮想マシンのバックアップの作成 ]...76 A-7 [ 展開 ][ 仮想マシン ][ バックアップ ] [ 最新の仮想マシンバックアップの復元 ]...77 A-8 [ 設定 ][ 仮想マシン ][ 仮想マシンホストの登録解除 ]...78 A-9 [ 設定 ][ 仮想マシン ] [ 代理仮想マシンホストの設定 ]...79 A-10 [ 設定 ][ 仮想マシン ][ パフォーマンススレッショルドの設定 ]...80 B-1 vcenterおよびvmware ESX Serverホストイベント...81 7

8

このガイドについて 対象読者 参考資料 このガイドは HP Insight Control virtual machine management を使用する技術担当者を対象としています HP Insight Control virtual machine management について詳しくは 以下を参照してください http://www.hp.com/jp/insight/ http://www.hp.com/jp/servers/vmmanage/ HP Insight Software お使いになる前に HP Insight Software インストール / コンフィギュレーションガイド HP Insight Software プリインストールワークシート HP Insight Software クイックインストールガイド HP Insight Control サポートマトリックス HP Insight Software リリースノート HP SIM について詳しくは 以下を参照してください http://www.hp.com/jp/hpsim/ HP Systems Insight Manager ユーザーガイド HP Systems Insight Manager のオンラインヘルプ お客様のご意見 製品の機能に関するご意見 ご感想は Insight Control virtual machine management の将来のエディションを開発するのに役立ちます お問い合わせ先情報については 第 5 章を参照してください 対象読者 9

10

第 1 章はじめに HP Insight Control virtual machine management HP Insight Control virtual machine management は 仮想マシン管理機能を追加し HP Systems Insight Manager(HP SIM) 6.0 以降の内部に組み込みます Insight Control virtual machine management を使用すると 次の操作が可能になり便利です HP SIM コンソールとの統合を通じた 仮想マシン環境の管理 VMware Citrix XenServer Microsoft Hyper-V サーバー ならびに SUSE Linux Enterprise Server(SLES) および Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 上の Xen を単一の管理ソフトウェアでサポート サーバー統合プロジェクトの費用を低減し複雑さを解消 変化するビジネス需要に迅速に対応 Insight Control virtual machine management は 追跡 監視 および制御機能を提供することにより 仮想マシン環境を効率化します HP は 業界のさまざまな企業と提携しており Insight Control virtual machine management は この提携をベースにして ほとんどの仮想化ソフトウェアプラットフォームと業界標準サーバーを対象に クラス最高の管理機能を提供します インフラストラクチャ Insight Control virtual machine management は HP SIM 内部に完全に統合されているため 使いやすく インストールやメンテナンスが簡単です HP SIM には動作のための要件および手順があり Insight Control virtual machine management でもこの要件および手順をすべて遵守する必要があります VMware ESX Server について詳しくは http://www.hp.com/jp/vmware を参照してください Citrix XenServer について詳しくは HP の Web サイト http://www.hp.com/go/citrix( 英語 ) を参照してください HP SIM の要件および使用について詳しくは HP の Web サイト http://h18004.www1.hp.com/products/ servers/software/microsoft/virtualization( 英語 ) にある White Paper Managing Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V with HP Insight Software を参照してください Insight Control virtual machine management は 次のコンポーネントで構成されます これらのコンポーネントは Insight Control virtual machine management のインストール時に インストールされセットアップされます Insight Control virtual machine management - HP SIM 中央管理サーバー (CMS) にインストールされ 仮想マシンの監視機能や制御機能へのアクセスを可能にします これらの機能には 業界標準の Web ブラウザーを使用して ローカルまたはリモートからアクセスできます エージェントレス Insight Control virtual machine management - VMware ESXi Server 3.0x 3.5 および 4.0 VMware ESX 3.5 および 4.0 Citrix XenServer SLES 上の Xen RHEL 上の Xen および Microsoft Hyper-V サーバーが含まれます HP Insight Control virtual machine management 11

HP Systems Insight Manager コンソールとの統合 Insight Control virtual machine management は HP SIM CMS にインストールされ このマシン上で動作します Insight Control virtual machine management をインストールすると HP SIM コンソールに VM 欄が表示され 仮想マシンホストおよびゲストのステータスを表示できるようになります 仮想マシンホストとゲストの関連は [ システム ] リストに表示されます 仮想マシンホストおよびゲストの詳細情報を表示するには [ システム名 ] 欄でエントリーをクリックします 色分けされたアイコンは 仮想マシンホストとゲストのステータスを示します 次の表で 各アイコンについて説明します 表 1-1 VM 欄に表示されている仮想マシンホストのアイコン アイコン ステータス この仮想マシンホストにはライセンスが適用されており Insight Control virtual machine management と通信しています この仮想マシンホストにはライセンスが適用されていますが Insight Control virtual machine management と通信していません この仮想マシンホストにはライセンスが適用されていますが Insight Control virtual machine management によって現時点では監視されていません この仮想マシンホストは Insight Control virtual machine management に登録されていますが ライセンスが適用されていません この仮想マシンホストは Insight Control virtual machine management に登録されていません 12 はじめに

表 1-2 VM 欄に表示されている仮想マシンゲストのアイコン アイコン ステータス この仮想マシンゲストは ライセンスが適用された仮想マシンホストに関連付けられており 起動しています この仮想マシンゲストは ライセンスが適用された仮想マシンホストに関連付けられていますが ホストが Insight Control virtual machine management と通信していません この仮想マシンゲストに注意する必要があります この仮想マシンゲストは ライセンスが適用された仮想マシンホストに関連付けられていますが 起動していません この仮想マシンゲストは ライセンスが適用された仮想マシンホストに関連付けられていません [VM] 欄には vcenter Server のステータスも表示されます vcenter Server の証明書ユーザーインターフェイスにアクセスするには 次のいずれかを選択します [ オプション ] [VMware vcenter 設定 ] [ オプション ] [ 検出 ] そのあと [vcenter の設定 ] を選択 表 1-3 [VM] 欄に表示される vcenter Server ステータスアイコン アイコン ステータス vcenter Server の認証情報は設定されましたが 現在 サービスが停止しているかまたは認証情報が変更されているため Insight Control virtual machine management が vcenter Server に接続できません vcenter Server の認証情報が設定され Insight Control virtual machine management は vcenter Server に接続できます システムについての詳細情報を表示するには アイコンをクリックしてください エージェントレス管理 Insight Control virtual machine management(6.0) は エージェントをまったく使用しません このため ESX 3.0.x および ESX 3.5 ホストの管理のためにエージェントをデプロイする必要はなくなりました virtual machine management の既存のバージョンをアップグレードする場合は 以前に ESX ホストにデプロイした virtual machine management エージェントをセットアップで停止することをおすすめします 注記 : virtual machine managementエージェントを停止する前に 仮想マシンゲストテンプレートとバックアップの移行 の項を参照してください Insight Control virtual machine managementの以前のバージョンで作成したテンプレートとバックアップは すべてInsight Control virtual machine management 6.0と互換性があるテンプレートおよびバックアップに変換する必要があります この操作を行うには 管理対象ノード上で古いInsight Control virtual machine managementエージェントが動作していなければなりません virtual machine management エージェントを停止するには 以下の手順に従ってください ESX ホストコンソールで service hpvmmcntsvc status コマンドを実行して このホストで hpvmmcntsvc サービスが実行されているかどうかを確認します hpvmmcntsvc VMM サービスが実行されている場合は service hpvmmcntsvc stop コマンドを実行してサービスを停止します エージェントレス管理 13

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第 2 章 HP Insight Control virtual machine management ライセンス Insight Control ライセンスマネージャーからの HP Insight Control virtual machine management のライセンス適用 注記 : Insight Control virtual machine management 6.0 は HP SIM 6.0 とのみ機能します HP Insight Control virtual machine management( 旧 HP ProLiant Essentials Virtual Machine Management Pack) は HP Systems Insight Software(HP SIM) 6.0 と組み合わせてインストールできます ライセンスキーの追加やデプロイは HP SIM の管理者権限を持つユーザーが行わなければなりません Insight Control virtual machine management の標準的なライセンス適用手順は HP Insight Conrol スイートライセンスを購入し適用することです 詳しい情報やライセンスの購入については HP の Web サイト http://www.hp.com/jp/insight を参照してください 詳しくは HP Insight Software 6.0 お使いになる前に を参照してください スタンドアロン Insight Control virtual machine management のライセンス適用 Insight Control virtual machine management 6.0 は HP SIM 6.0 とのみ機能します ライセンスキーの追加やデプロイは HP SIM の管理者権限を持つユーザーが行わなければなりません Insight Control virtual machine management の標準的なライセンス適用手順は HP Insight Software ライセンスを購入し適用することです Insight Software ライセンスの取得について詳しくは HP Insight Software インストール / コンフィギュレーションガイド を参照してください 正しいシリアル番号または UUID を持っていないサーバーにライセンスを適用しても ライセンス処理が成功しない場合があります ライセンスキーが消費されていないかを確認するには [ 展開 ] [ ライセンスマネージャー ] [ ライセンスの管理 ] の順に選択します 有効なシリアル番号または UUID が HP SIM と Insight Control virtual machine management の両方で検出されない限り ホストにライセンスは適用されません スタンドアロンライセンスの追加 HP では Insight Control virtual machine management のスタンドアロンライセンスは販売していません お手元のライセンスが以前に購入した有効なものの場合は そのライセンスを追加できます 1. ライセンスマネージャーにアクセスするには [ 展開 ] [ ライセンスマネージャー...] を選択します [ 製品ライセンス情報 ] テーブルが表示されます 2. [ ライセンスの追加...] をクリックします [ ライセンス追加 :] セクションが表示されます 3. 次のいずれかの方法で入力を行います 5 つのフィールドにそれぞれの文字 (1 フィールドに 5 文字 ) をタイプして キーストリングを入力します 左端のボックスからキーコード入力を始めると 現行フィールドがいっぱいになった時点で カーソルが次のフィールドに進みます 5 つの入力フィールドのいずれかにキー全体を貼り付けます たとえば Email のテキストとしてキーを受信した場合は この方法を使用できます 4. [ 処理 ] をクリックします [ キーの詳細 :] ページが表示されます 5. データベースに新しいライセンスを追加するには [ 今すぐライセンスを追加 ] をクリックします 正常に追加されたライセンスは [ 製品ライセンス情報 ] セクションにリストされます キーが無効であり そのライセンス情報がデータベースに追加されない場合は エラーメッセージが表示されます ライセンスの追加が正常に行われると 新しいページが現れ キーが所属する製品が示されます Insight Control ライセンスマネージャーからの HP Insight Control virtual machine management のライセンス適用 15

テーブルが更新されます このテーブルでは 新しく追加されたライセンス行が選択されています 6. 表示されるライセンスが追加したい製品ライセンスでない場合は [ 戻る ] をクリックします [ ライセンス追加 ] セクションが表示されます スタンドアロンライセンスの適用 1. ライセンスマネージャーにアクセスするには [ 展開 ] [ ライセンスマネージャー...] を選択します [ 製品ライセンス情報 ] テーブルが表示されます 2. 製品を選択し [ ライセンスの管理...] をクリックします [ ライセンスの管理 ] ページが表示されます 3. 割り当てたい [ ライセンスカテゴリ ] を選択し [ ライセンスの割り当て...] をクリックします [ ライセンスの割り当て ] セクションが表示されます 4. ターゲットシステムを選択し [ 今すぐライセンスを割り当て ] をクリックします 注記 : SHIFT キーを押し込んだままにして 複数のシステムを選択できます 注記 : 現在または過去にデモキーでライセンスが適用されているシステムは 別のデモキーでライセンスを適用しなおすことができない場合があります 選択した製品がライセンスマネージャーに登録されていない場合は 次のメッセージが表示されます ライセンスマネージャーは 次のいくつかの理由により選択した製品にライセンスを適用することができません : Systems Insight Manager でライセンス情報を管理する製品では [ ライセンスの割り当て ] ページが表示されます このリストから 1 つまたは複数のシステムを選択し [ すぐにライセンスを割り当てる ] をクリックします ページが更新され 更新されたライセンスステータスが表示されます さらにシステムを選択して割り当てを行なうか 再び [ ライセンスマネージャー ] を選択してページを更新します 実際のターゲットにライセンスを配布する必要がある製品の場合は [ ライセンス割り当て結果 ] テーブルが表示され 各ターゲットの割り当てプロセスのステータスがレポートされます 一部のターゲットへのライセンスデータの送信が遅れる場合があります ライセンスの割り当てが行われている間 Systems Insight Manager の別の操作を行うことができます 5. 割り当てられているライセンスを削除するには [ ライセンスの管理 ] をもう一度選択します 割り当てられているライセンスが表示されます 削除したいライセンスカテゴリをクリックし [ ライセンスの割り当て解除 ] を選択します 16 HP Insight Control virtual machine management ライセンス

第 3 章 HP Insight Control virtual machine management の使用 この章では Insight Control Environment の Insight Control virtual machine management 機能によるサーバーの仮想化管理の概要を説明します Insight Control virtual machine management のすべての操作は オペレーターまたは管理者の権限で実行できます 仮想マシンホストの登録 VMware vcenter Server の設定 Insight Control 6.0 は 複数の VMware vcenter Server をサポートしています vcenter Server の VMware ESX ホストを Insight Control 6.0 に登録するには VMware vcenter の証明書が必要です vcenter Server で管理者ロールに所属するユーザーの証明書を入力することをおすすめします VMware vcenter Server の証明書ユーザーインターフェイスにアクセスするには 次のいずれかの操作を行います [ オプション ] [VMware vcenter 設定 ] の順にクリックする [ オプション ] [ 検出 ] の順にクリックして [vcenter の設定 ] を選択する 新しい VMware vcenter を設定するには [ 新規 ] をクリックして ユーザーの証明書を入力します VMware vcenter Server のインストール時に VMware vcenter Server Web Service ページで設定した証明書を入力してください 注記 : [ システム名 / アドレス ] はVMware vcenter Serverマシンのホスト名またはIPアドレス [ ポート ] は VMware vcenter ServerのWebサービスポートです デフォルトポートは ポート443です [ ユーザー名 ] の形式はドメインアカウント形式 ( 例 :DOMAIN/administrator) です [OK] をクリックすると 新しい VMware vcenter 証明書が設定され 接続ステータスが表示されます 表 3-1 vcenter Server のステータスアイコン アイコン ステータス vcenter Server の証明書は設定されましたが 現在 サービスが停止しているかまたは証明書が変更されているため Insight Control virtual machine management が vcenter Server に接続できません vcenter Server の証明書が設定され Insight Control virtual machine management は vcenter Server に接続できます システムについての詳細情報を表示するには アイコンをクリックしてください 仮想マシンホストの登録 17

Citrix XenServer 用の xapi ポートの設定 Insight Control virtual machine management には CitrixXapisslport という設定可能なパラメータがあります このパラメーターは Insight Control virtual machine management が Citrix XenServer の制御と管理に使用するポートを維持します デフォルトのポートは 443 です Microsoft Hyper-V サーバー用 WMI Mapper プロキシサーバーの設定 Insight Control virtual machine management は HP SIM でバンドルされた WMI Mapper プロキシを使用して Microsoft Hyper-V サーバー仮想化レイヤーを管理します HP SIM 6.0 がインストールされているサーバーに WMI Mapper プロキシがインストールされている場合 Insight Control virtual machine management で追加設定する必要はありません WMI Mapper プロキシが CMS 以外にインストールされている場合は Insight Control virtual machine management の <CMS 上の HP Insight Control virtual machine management インストールディレクトリ >/bin/hpvmm.conf にある Insight Control virtual machine management 設定ファイルに次の設定エントリーを追加し Microsoft Hyper-V サーバーを管理します WMIProxyServer = <WMI Mapper プロキシがインストールされているサーバーの IP アドレス > デフォルトでは Insight Control virtual machine management で使用されている WMI Mapper プロキシポートは 5989 です WMI Mapper プロキシサービスが別のポート上で実行されている場合は <CMS 上の HP Insight Control virtual machine management インストール先ディレクトリ >/bin/hpvmm.conf にある Insight Control virtual machine management 設定ファイル内に次の設定エントリーを追加してください WMIProxyPort = <Proxy ポート番号 > hpvmm.conf ファイルを変更後 変更を有効にするには CMS 上の Insight Control virtual machine management サービスを再起動する必要があります CMS 用 WMI Mapper プロキシは HP SIM ユーザーインターフェイスの [ オプション ] [ プロトコル設定 ] [WMI Mapper プロキシ ] の順に選択して設定することができます システム名を追加することもできます Microsoft Cluster Server での Insight Control virtual machine management の設定 Insight Control virtual machine management は Microsoft Cluster Server で高可用性をサポートします HP SIM および Insight Control virtual machine management は クラスターノードにインストールされる必要があります 詳しくは HP の Web サイト http://h10018.www1.hp.com/wwsolutions/misc/ hpsim-helpfiles/deploying_mscsclusters.pdf( 英語 ) にある White Paper を参照してください 仮想マシンホストの登録解除 注意 : 仮想マシンホストの登録を解除すると すべての情報 ( バックアップ情報も含む ) がInsight Control virtual machine managementデータベースから削除され回復不可能になります 仮想マシンホストの登録を解除するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンホストを選択します 2. HP SIMのメニューから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンホストの登録解除 ] の順に選択します 3. リストに正しいターゲットホストが表示されていることを確認します [ ターゲットの追加 ] をクリッ クしてターゲットを追加するか または [ ターゲットの削除 ] をクリックして削除し [ 次へ ] をクリッ クします 4. ホストをすぐに登録解除するには [ 実行 ] をクリックして はい と入力します CMS での HP SIM 証明書の更新 Insight Control virtual machine management は Systems Insight Manager とのすべての通信で Systems Insight Manager の証明書を使用します Systems Insight Manager の証明書が変更された場合 Insight Control virtual machine management サービスを再起動して更新された証明書を使用する必要があります 18 HP Insight Control virtual machine management の使用

Insight Control virtual machine management インターフェイスの概要 Insight Control virtual machine management を使用すると Microsoft Hyper-V サーバー VMware ESX Server Citrix XenServer あるいは RHEL または SLES 上の Xen でホストされる仮想マシンを一元的に管理および制御できます Insight Control virtual machine management は サポートされる他の仮想化管理コンソールで開始される仮想マシンのステータスの変化も検出します HP SIM のシステムページのシステムステータスアイコンは これらのステータス変化を示します [ システムページ ] にアクセスするには HP SIM コンソールのシステム名をクリックします Microsoft Hyper-V サーバーが使用されている場合 [SCVMM の起動 ] ボタンが表示されます VMware ESX Server を使用している場合は [vcenter の起動 ] ボタンが表示されます HP SIM コンソールの左フレームには ノードナビゲーションツリーが表示されます ツリーの [ システム ] [ 共有 ] [ タイプ別システム ] ディレクトリに 仮想マシンホストとその仮想マシンゲストのリストが表示されます HP SIM コンソールに Insight Control virtual machine management で管理されているすべての仮想マシンホストとゲストを表示するには ナビゲーションツリーで [ システム ] [ 共有 ] [ タイプ別システム ] ディレクトリの順に展開し [ 仮想マシンホスト ] または [ 仮想マシン ] をクリックします 仮想マシンホスト ホストの構成によっては リストされている情報に加えて追加の詳細情報が表示される場合もあります 以下に示したホストの情報を表示するには HP SIM コンソールで 仮想マシンホストをクリックして [ システム ] タブをクリックします Microsoft Microsoft Hyper-V サーバーが使用されている場合 [SCVMM の起動 ] ボタンが表示されます Insight Control virtual machine management インターフェイスの概要 19

[ 仮想マシンホスト設定詳細 ] [ 仮想化 ] - インストールされている仮想化ソフトウェアの種類 [ 代理ホスト ] - 代理ホストの情報 設定されている場合のみ [ ディスク容量の詳細 ] - ディスク容量の情報 [ 仮想マシン ] - 仮想マシンホストと関連付けられている仮想マシンのリスト [ ステータス ] - 仮想マシンのステータスを示すアイコン [ 状態 ] - 仮想マシンの状態を説明するテキスト [VM 名称 ] - 仮想マシンの名前 [ システム IP アドレス ] - 仮想マシンの IP アドレス [ システム OS 名 ] - 仮想マシンのオペレーティングシステム名 [ 凡例 ] - [VMM ステータスアイコン凡例 ] ウィンドウを表示するためのリンク [VM 制御 ] - リモートデスクトップやリモートコンソールを起動し 仮想マシンを開始 停止 リセット および一時停止するためのコントロール Microsoft Hyper-V サーバーでは [SCVMM の起動 ] ボタンが表示されます VMware ESX Server では [vcenter の起動 ] ボタンが表示されます ハイパーバイザー固有の管理コンソールを起動するには 該当するボタンをクリックします [ ディスクパーティション ] - ディスクの分割状態 総容量 使用量の割合 利用可能容量を表示します 注記 : Microsoft Hyper-Vサーバーでは [ ディスク名 ] の欄は ドライブ文字を持たないディスクボリュームに割り当てられているボリュームGUIDを表示します 注記 : Citrix XenServerでは [ ディスクパーティション ] 欄のストレージリポジトリ名の先頭にスラッシュ (/) が追加されます 注記 : Red Hat Enterprise Linux 上のXenまたはSLESでは %Usedの欄以下に表示されている値は 実際に使用可能なマシンの空き容量を表します [vcenter Server 情報 ] - VMware ESX ServerのvCenter Serverで表示されるホストの階層を表示します 20 HP Insight Control virtual machine management の使用

仮想マシンゲスト ゲストの構成によっては 詳細情報が表示される場合もあります ホストまたはゲストに関する以下に示す設定情報を表示するには HP SIM コンソールで 仮想マシンゲストをクリックして [ システム ] タブをクリックします 情報は 正しく設定された仮想マシンゲストについてのみ表示されます [ 仮想マシン制御 ] - リモートデスクトップやリモート VNC VM コンソールを起動し 仮想マシンを開始 停止 リセット および一時停止するためのコントロール Microsoft Hyper-V サーバーでは [SCVMM の起動 ] ボタンが表示されます VMware ESX Server では [vcenter の起動 ] ボタンが表示されます ハイパーバイザー固有の管理コンソールを起動するには 該当するボタンを押します 仮想マシン設定詳細 [VMホスト] - 仮想マシンホストのシステム名 [ 仮想化 ] - 仮想マシンホストにインストールされている仮想化テクノロジー [ 代理ホスト ] - VM に設定されている場合に ユーザーにより設定されるフェイルオーバーホスト [ 設定ファイル ] - 設定ファイルの名前と保管場所 [ 設定フォルダー ] - 設定フォルダーの名前と保管場所 [ メモリ ] - 仮想マシンホスト上のメモリ量 [ 仮想 NIC] - 位置 モード 容量を表示している仮想ディスクの種類 [ 仮想ディスク ] - 仮想ディスクのタイプ [CD/DVD ROM] - ドライブの説明 CD/DVD ドライブを Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンに追加するときにホスト CD/DVD ドライブが選択されると [ 仮想マシン設定詳細 ] に長い文字列 (IDE\CDROMTEAC_DW-224E-V C.CA \53C5E1CB00.0.0 など ) が表示されることがあります この文字列は 接続されている CD/DVD ドライブの種類によって異なります この文字列は 機能には影響しません [ フロッピードライブ ] - ディスケットドライブの ID [ 仮想マシンバックアップ ] - 仮想マシンのバックアップに関する情報 [ ソースホスト ] - ソースホストの名前 [ ソースパス ] - ソースパスの名前 [ 設定ファイル ] - 設定ファイルの名前 [ 仮想化レイヤー ] - 仮想マシンホストにインストールされている仮想化テクノロジー 仮想マシンゲスト 21

[ バックアップ格納 ] - バックアップが保存されている仮想マシンホスト [ バックアップ格納場所 ] - バックアップレポジトリの物理的な位置 [ 日付 ] - 最後にバックアップした日付 [ 仮想マシンディスクパーティション ] - ホストによりコントロールされている仮想マシンのリスト [ ディスク名 ] - ディスクの名前 [ 容量 ] - ディスクの容量 [ 使用済み (%)] - 使用量をパーセントで表示します [ 使用可能 (%)] - 使用可能なディスクの空き容量をパーセントで表示します 注記 : Citrix XenServerおよびVMware ESXでは パーティション フォーマット およびタイプの情報は使用できません Citrix XenServer では 使用済み (%) および利用可能 (%) の情報は使用できません [ イベント ] タブをクリックすると これまでに発生した 選択したホストまたはゲストに関わるイベントを表示できます 設定済み仮想マシンと未設定の仮想マシン 注記 : この項の説明は Citrix XenServer にのみ該当します 設定済み 未設定 設定済み仮想マシンホストと未設定の仮想マシンホストは HP SIM CMS に表示されます これらのホストには次の属性があります 設定済み仮想マシンは 次の条件のうち 少なくとも 1 つを満たしています HP SIM に適切なプロバイダーがインストールされ 証明書が保存されている HP SIM は 仮想マシンのシリアル番号とともに 仮想マシンホスト内部で実行されているゲストオペレーティングシステムを検出し 識別できる 仮想マシンホストと仮想マシンゲストの適切な関連が表示される すべての Insight Control virtual machine management 機能が利用可能 仮想マシンホストの電源を切っても 設定済み仮想マシンとしてのステータスは変更されない HP SIM インターフェイスを使用して仮想マシンホストを削除した場合 HP SIM により再発見されるまで この仮想マシンホストは未設定のままになる 未設定の仮想マシンは 次の条件のうち 少なくとも 1 つを満たしています 一度も電源を投入されたことがない ゲストオペレーティングシステムが 1 つもインストールされていない 適切なプロバイダーがインストールされていない HP SIM で設定されてない証明書を持っている 未設定の仮想マシンには次の制限があります 権限を割り当てることができない スケジュールを定義できない 仮想マシンのバックアップの作成 パフォーマンスアラートの設定 フェイルオーバーホストの設定 仮想マシンの移動などを行うツールは制限されている 未設定の仮想マシンでも テンプレートは作成できます 22 HP Insight Control virtual machine management の使用

Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用 以下の各項で説明するように HP SIM ホストまたは仮想マシンのシステムページに表示されている Insight Control virtual machine management コントロールを使用して さまざまなタスクを実行できます 注記 : NAS(Network Attached Storage) ボリュームを使用している場合 ファイル転送を含む仮想マシン操作の完了には さらに時間がかかります これは Insight Control virtual machine managementが NASとネットワーク接続を共有しているためです Insight Control virtual machine managementとnasに対して それぞれ別のネットワークが設定されていることを確認してください HP SIM ホストまたはゲストのシステムページには 次の Insight Control virtual machine management タスクが表示されます これらのタスクを使用して ライセンスが適用された仮想マシンゲストを起動 / 再開 シャットダウン / 停止 一時停止 およびリセット / 再起動してください 表 3-2 アイコンとタスク アイコン 機能 起動 / 再開 シャットダウン / 停止 一時停止 リセット / 再起動 HP SIM ツールバーからは 次のタスクを開始できます 仮想マシンゲストの起動 / 再開 仮想マシンゲストのシャットダウン / 停止 仮想マシンゲストの停止または一時停止 仮想マシンゲストのリセット / 再起動 仮想マシンゲストのコピー 仮想マシンゲストの移動 仮想マシンゲストテンプレートの作成 仮想マシンゲストテンプレートの展開 仮想マシンゲストのテンプレートとバックアップの移行 仮想マシンゲストテンプレートの削除 仮想マシンゲストバックアップの作成 仮想マシンゲストバックアップの復旧 最後に作成した仮想マシンゲストバックアップの復旧 VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の障害の発生したホストの仮想マシンの復旧 代理仮想マシンホストの設定 VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の代理仮想マシンホストの削除 パフォーマンススレッショルドの設定と削除 事前障害イベントの処理??? 仮想マシンホストの登録解除 Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用 23

vcenter Server 情報 vcenter および VMware ESX Server ホストイベント 仮想マシンホストのシステムまたは仮想マシンゲストのシステムページからは 仮想マシンを対象に次のタスクを開始できます リモートコンソールの起動 リモートデスクトップの起動 vcenter の起動 SCVMM の起動 仮想マシンホストのシステムページからは 次のタスクを開始できます SCVMM の起動 vcenter の起動 その他のタスクは以下のとおりです CMS での HP SIM 証明書の更新 以下の表は 各種仮想化レイヤーにサポートされる機能の一覧です 表 3-3 各種仮想レイヤーでサポートされる Insight Control virtual machine management 機能 機能 VMware ESX 3.0 "HP integrated ESXi/VMware ESX 3.5 HP integrated ESXi/VMware ESX 4.0 Microsoft Hyper-V R1 サーバー Microsoft Hyper-V R2 サーバー HP integrated XenServer/Citrix XenServer RHEL 上の Xen ディストリビューション SLES 上の Xen ディストリビューション 仮想マシンホスト登録 仮想マシン検出 表 3-4 各種仮想化レイヤーでサポートされるデータ転送機能 データ転送機能 VMware ESX 3.0 "HP integrated ESXi/VMware ESX 3.5 HP integrated VMware ESXi/VMware ESX 4.0 Microsoft Hyper-V R1 サーバー Microsoft Hyper-V R2 サーバー HP integrated Citrix XenServer/Citrix XenServer RHEL 上の Xen ディストリビューション SLES 上の Xen ディストリビューション 仮想マシンのコピー 仮想マシンの移動 仮想マシンの SAN Move X X X 仮想マシンの Live Move X X X 仮想マシンの Quick Move 表 3-5 各種仮想化レイヤーでサポートされるテンプレート機能 テンプレート機能 VMware ESX 3.0 "HP integrated ESXi/VMware ESX 3.5 HP integrated VMware ESXi/VMware ESX 4.0 Microsoft Hyper-V R1 サーバー Microsoft Hyper-V R2 サーバー HP integrated Citrix XenServer/Citrix XenServer RHEL 上の Xen ディストリビューション SLES 上の Xen ディストリビューション 仮想マシンのテンプレートの作成 X X 24 HP Insight Control virtual machine management の使用

テンプレート機能 VMware ESX 3.0 "HP integrated ESXi/VMware ESX 3.5 HP integrated VMware ESXi/VMware ESX 4.0 Microsoft Hyper-V R1 サーバー Microsoft Hyper-V R2 サーバー HP integrated Citrix XenServer/Citrix XenServer RHEL 上の Xen ディストリビューション SLES 上の Xen ディストリビューション 仮想マシンとしてのテンプレートの展開 X X 表 3-6 各種仮想化レイヤーでサポートされるバックアップ機能 バックアップ機能 VMware ESX 3.0 "HP integrated ESXi/VMware ESX 3.5 HP integrated VMware ESXi/VMware ESX4.0 Microsoft Hyper-V R1 サーバー Microsoft Hyper-V R2 サーバー HP integrated Citrix XenServer/Citrix XenServer RHEL 上の Xen ディストリビューション SLES 上の Xen ディストリビューション 仮想マシンのバックアップの作成 X X 仮想マシンのバックアップの復旧 X X パフォーマンス測定値の収集 X X パフォーマンススレッショルドの設定 X X イベント収集 X X X X X 障害の発生したホストの復旧 (FHR) X X X 事前障害アラートハンドリング (PFA) X X X X 仮想マシンゲストテンプレートのアップグレード (VMware ESX のみに該当 ) X X X X X 仮想マシンゲストテンプレートの削除 X X 仮想マシンゲストバックアップの移行 X X X X X 仮想マシンゲストの起動 / 再開 仮想マシンゲストが停止 シャットダウン または一時停止している場合 仮想マシンを起動 / 再開することができます 仮想マシンの起動には数分かかることがあります 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 起動する仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ ツール ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンの起動 ] の順に選択します Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用 25

3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンソース情報が表示されます 4. 詳細情報を確認して [ スケジュール ] または [ 実行 ] をクリックします 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストのいずれかの [ システム ] ページから仮想マシンゲストを起動 / 再開するには 以下の手順に従ってください 1. [ 起動 ] アイコン ( ) をクリックします 2. プロンプトが表示されたら ターゲットシステムを確認して [OK] をクリックします 3. 仮想マシンゲストが停止または一時停止している場合 [ 起動 ] アイコンをクリックするとゲストを 起動または再開できます 電源投入の処理が完了すると ステータスは正常 ( ) になります [ 起動 ] アイコンが無効になり [ シャットダウン / 停止 ] [ 一時停止 ] および [ リセット ] の各アイコンが有効になります 起動プロセスの実行中に仮想マシンゲストが応答しなくなった場合は Insight Control virtual machine management により User Interaction Required メッセージが表示され ステータスはメジャー ( ) に変わります 仮想マシンゲストのシャットダウン / 停止 シャットダウンできる仮想マシンゲストは 電源が投入されハイパーバイザー固有のゲストツールがインストールされているゲストだけです Microsoft Hyper-V の統合コンポーネント VMware Tools または Citrix XenServer 用の XenServer Tools は 仮想マシンゲストにインストールされます Microsoft Hyper-V 用の統合コンポーネント VMware ESX 用の VMware Tools または Citrix XenServer 用の XenServer Tools HA 対応のリソースプールで Citrix XenServer を使用する場合 仮想マシンゲストの停止または一時停止の前に仮想マシンホストの保護を解除します ハイパーバイザー固有のゲストツールがインストールされている場合 追加プロンプトが表示されます 1. プロンプトが表示されたら [VM の停止 ] または [VM のシャットダウン ] を選択してください 2. [VM の停止 ] を選択すると 現在の状態は保存されずに仮想マシンゲストの電源がただちに切断されます 3. [VM のシャットダウン ] を選択すると 仮想マシンのオペレーティングシステムのシャットダウン後 仮想マシンゲストの電源が切断されます 仮想マシンゲストのシャットダウン / 停止を実行するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ ツール ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンの停止 ] の順に選択します 3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンソース情報が表示されま す 4. 詳細情報を確認して [ スケジュール ] または [ 実行 ] をクリックします 注意 : 仮想マシンゲストをシャットダウンまたは停止すると 保存していないデータは失われます 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストのいずれかのシステムページから仮想マシンゲストをシャットダウン / 停止するには 以下の手順に従ってください 1. [ シャットダウン / 停止 ] アイコン ( ) をクリックします 2. メッセージが表示されたら シャットダウン / 停止を行ってよいことを確認して [OK] をクリックします シャットダウン処理または停止処理が完了すると ステータスは停止 ( ) になります [ 停止 ] [ サスペンド ] および[ リセット ] の各アイコンが無効になり [ 起動 ] アイコンが有効になります 注記 : HA 対応リソースプールの保護された仮想マシンは Insight Control virtual machine management 6.0から停止したり一時停止したりすることができません 仮想マシンゲストの停止または一時停止 一時停止できるのは 現在電源が投入され実行されている仮想マシンゲストだけです 26 HP Insight Control virtual machine management の使用

[VM の一時停止 ] を選択すると 仮想マシンの実行は一時停止されますが 仮想マシンホストのメモリに仮想マシンの状態は維持されます HA 対応のリソースプールで Citrix XenServer を使用する場合 仮想マシンゲストの停止または一時停止の前に仮想マシンホストの保護を解除します 仮想マシンゲストを一時停止するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 停止または一時停止する仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ ツール ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンのサスペンド ] の順に選択します 3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンソース情報が表示されま す 4. 詳細情報を確認して [ スケジュール ] または [ 実行 ] をクリックします 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストのいずれかのシステムページから仮想マシンゲストを一時停止するには 以下の手順に従ってください 1. [ 一時停止 ]( ) アイコンをクリックします 2. プロンプトが表示されたら ターゲットシステムを確認して [OK] をクリックします ディスクに保存して停止または一時停止プロセスが終わると ステータスは 無効 ( ) に変わります [ 起動 ] アイコンが有効になり [ シャットダウン / 停止 ] [ 一時停止 ] および[ リセット ] の各アイコンが無効になります 注記 : Citrix XenServer 仮想マシンが一時停止状態である場合 コピー 移動 テンプレートの作成 および仮想マシンのバックアップ操作は実行できません 仮想マシンゲストの一時停止は RHEL および SLES 上の Xen を使用するホストではサポートされていません 仮想マシンゲストのリセット / 再起動 仮想マシンゲストを再起動できるのは ゲストに電源が投入されハイパーバイザー固有のゲストツール (Microsoft Hyper-V の統合コンポーネント VMware ESX 用の VMware Tools または Citrix XenServer 用の XenServer tools) がインストールされている場合だけです Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンゲストには Hyper-V の統合コンポーネントがインストールされています 仮想マシンゲストの再起動は RHEL および SLES 上の Xen ではサポートされていません [VM のリセット ] を選択すると 仮想マシンゲストの電源がいったん切断された後投入されます [VM 再起動 ] を選択すると 仮想マシンのオペレーティングシステムがシャットダウンして電源が切れて 仮想マシンゲストの電源が投入されます 仮想マシンゲストのリセット / 再起動を実行するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで リセットする仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ ツール ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンの再起動 ] の順に選択します 3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンソース情報が表示されま す 4. 詳細情報を確認して [ スケジュール ] または [ 実行 ] をクリックします 注意 : [ リセット ] を選択すると 保存していないデータは消失します 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストのいずれかのシステムページから仮想マシンゲストをリセット / 再起動するには 以下の手順に従ってください 1. [ リセット / 再起動 ] アイコン ( ) をクリックします 2. プロンプトが表示されたら ターゲットシステムを確認して [OK] をクリックします リセット処理または再起動処理が完了すると ステータスは正常 ( ) になります [ 起動 ] アイコンが無効になり [ シャットダウン / 停止 ] [ 一時停止 ] および[ リセット ] の各アイコンが有効になります Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用 27

リモートアクセスの起動 Insight Control virtual machine management を使用して 仮想化テクノロジーインターフェイスに直接アクセスすることができます 以下の各項では 仮想マシンに応じてインストールされている仮想化テクノロジーのタイプ および仮想マシンゲストにインストールされたオペレーティングシステムの詳細について説明します リモートコンソールの起動 VMware ESX では クライアントサーバーに VMware Virtual Machine Console をインストールする必要があります VMware ESX では Insight Control virtual machine management により VMware ESX Server 管理 Web サイトが表示されますので VMware Virtual Infrastructure Client をダウンロードすることができます 28 HP Insight Control virtual machine management の使用

リモートデスクトップの起動 仮想マシンのリモートデスクトップは HP SIM の仮想マシンホストのシステムページの [ 仮想マシン ] セクションまたは仮想マシンゲストのシステムページの [ 仮想マシン制御 ] セクションから起動できます 仮想マシンゲストでは リモートデスクトップオプションは 次の場合に有効になります ゲストにサポートされるオペレーティングシステムがインストールされている 正しい IP アドレスを持つ HP SIM で仮想マシンが確認されている 仮想マシンが実行されています SCVMM の起動 重要 : [SCVMM の起動 ] 機能を使用するには 64 ビットブラウザーを使用する必要があります SCVMM(System Center Virtual Machine Manager) を個別に起動する代わりに Insight Control 内の仮想マシンホストまたはゲストシステムページから SCVMM クライアントにアクセスすることができます 注記 : [SCVMM の起動 ] 機能は Microsoft Hyper-V サーバーにも適用できます Microsoft Hyper-V サーバーホストのシステムページ Microsoft Hyper-V サーバーを使用している場合は ホストのシステムページから [SCVMM の起動 ] をクリックします Microsoft Hyper-V サーバーゲストのシステムページ Microsoft Hyper-V サーバーを使用している場合は ゲストのシステムページから [SCVMM の起動 ] をクリックします Insight Control virtual machine management コンソールおよびツールの使用 29

VC の起動 VC を個別に起動する代わりに Insight Control virtual machine management 内の仮想マシンホストまたはシステムページから vcenter(vc) クライアントにアクセスすることができます VMware ESX Server ホストシステムページ VMware ESX Server を使用している場合は [ ホストシステム ] ページから [vcenter の起動 ] をクリックします vcenter Server 情報 vcenter Server 情報では vcenter Server で表示されるホストの階層が表示されます この機能は 登録済み VMware ESX ホストとその仮想マシンでのみサポートされます 情報を表示するには vcenter Server 30 HP Insight Control virtual machine management の使用

が動作中で Insight Control virtual machine management で vcenter Server 証明書が使用可能である必要があります 仮想マシンゲストのコピー ソースホストサーバーとターゲットホストサーバーで同じ仮想化テクノロジーが使用されている場合 現在の仮想マシンホストから新しいホストに仮想マシンゲストをコピーできます 仮想マシンゲストをコピーする前に 停止または一時停止する必要があります 1. HP SIM の [ すべてのシステム ] ページで コピーする仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIM のツールバーメニューから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンのコピー ] の順に選択します 3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンソース情報が表示されます 4. 認証と登録が済んだホストのリストからターゲット仮想マシンホストを選択して [ 次へ ] をクリックします 注記 : VMware ESXを使用する仮想マシンでは ターゲット仮想マシンホストの名前を入力したときにデフォルトのターゲット位置名が自動的に入力されます 5. 利用できるすべてのホストのリソースを確認し 適切なターゲット仮想マシンホストを選択して [ 次へ ] をクリックします 6. コピーされて作成される新しいターゲット仮想マシンゲストの名前を指定するか またはデフォルト設定を受け入れ 仮想マシンゲストのターゲットパスとディスクを指定します 仮想マシンホスト上のターゲットフォルダーは 空でなければなりません ターゲット仮想マシンに付けられる名前が一意であることを確認します 指定した名前の仮想マシンディスクまたは設定ファイルが存在する場合 エラーが発生し コピー操作は失敗します 注記 : Microsoft Hyper-Vサーバー仮想マシンホスト上で割り当てられているドライブ文字がないボリュームの場合 ボリュームGUIDパスをターゲットパスとして使用します 7. 転送される総ボリュームを収納できる使用可能ディスク領域が ターゲット仮想マシンホスト上に あることを確認してください このボリュームは 複数のディスクと設定ファイルで構成されます 8. [ 次へ ] をクリックします 9. コピー操作について表示される情報を確認して [ 実行 ] をクリックします コピーが完了すると 新しい仮想マシンゲストがターゲット仮想マシンホストに登録されます 仮想マシンゲストのステータスは 無効 ( ) になります 必要に応じて Insight Control virtual VC の起動 31

machine management を使用して コピーした新しい仮想マシンゲストを起動してください すると 起動した仮想マシンゲストが HP SIM に表示されます 10. ( オプション ) 新しい仮想マシンゲスト上の仮想ネットワーク接続を再設定する必要があります コピーした仮想マシンゲストのホスト名を変更しなければならない場合もあります RHEL 上の Xen または SLES 上の Xen に関連する仮想マシンの移動またはコピー操作の [ タスク結果 ] ページには 操作完了までの残り時間が表示されません SUSE Linux のシナリオ デフォルトでは SUSE Linux はネットワークデバイスの永続的なデバイス名を実装して Linux ネットワークデバイスに特定の MAC アドレスを関連付けます これは /etc/sysconfig/network/ifcfg-eth-* ファイルの名前および内容から確認できます これによって SUSE Linux 仮想マシンゲストが異なる MAC アドレスを割り当てられているとネットワーク設定に失敗します 仮想マシンのコピーが UUID と MAC アドレスを変更するため SUSE Linux 仮想マシンをコピーするとネットワークに問題が生じます なぜなら これらの永続的ネットワーク名はもはや有効でなく 新しいデバイスは自動的に使用可能にならないからです Novell 社はこれを問題として認識しており 解決のための文書を http://www.novell.com/support/ documentlink.do?externalid=3048119 に用意しています SUSE Linux 仮想マシンゲストを任意の仮想マシンゲストにコピーする際に発生するこの問題に対処するには 仮想マシンゲストのコピー前に以下を実行します 1. ネットワークデバイスの [udev configuration] をクリアします 2. Ethernet 設定ファイルの名前を変更します 3. ネットワーク設定を変更して udevを使用しないようにします 注記 : Linux Xenゲストのコピー先は そのゲストの仮想化モードに基づいて制限されます 完全仮想化されたゲストについては ハードウェア仮想化モードがコピー元と同じであるコピー先ホストだけが表示されます 擬似仮想化されたゲストについては 同じカーネルを実行するコピー先ホストだけが表示されます 一部の仮想マシンホストでは ハードウェアの仮想化はBIOSで有効にする必要があることに注意してください 注記 : 一時停止状態の仮想マシンは VMware ESXiおよびCitrix XenServer 仮想マシンホスト上のコピー操作について有効ではありません 仮想マシンゲストの移動 仮想マシンゲストの移動 簡易ファイルストレージを使用して作成された仮想マシンゲストのみを移動できます 次のオプションを使用して VMware ESX Server VMware Server Citrix XenServer および Microsoft Hyper-V サーバー上でホストされた仮想マシンを移動できます Move - 仮想ディスクはホストにコピーされます この移動操作タイプでは 仮想マシンを停止する必要があります SAN Move - 仮想ディスクはターゲットホストにはコピーされません ターゲットホストは ストレージエリアネットワーク (SAN) 接続を使用して仮想ディスクにアクセスします この移動操作タイプでは 仮想マシンを停止する必要があります RHEL または SLES 上の Xen を使用して SAN Move を実行することはできません Microsoft Hyper-V R2 サーバーでは SAN Move もサポートされます Live Move - 電源の入った仮想マシンが VMware ESX システムでは VMware VMotion Technology を使用して Citrix XenServer 仮想マシンでは Citrix XenMotion Technology を使用して移動されます また Microsoft Hyper-V R2 サーバーでもサポートされます Quick Move - Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンが Microsoft Quick Migration テクノロジーを使用して移動されます (Microsoft Hyper-V サーバーのみに適用されます ) Live Move を実行するときに CMS および vcenter Server が別々のネットワークにある場合は 可能なターゲットホストのリストが作成されるときに遅れが生じる可能性があります 32 HP Insight Control virtual machine management の使用

その他の注記 : 切り離された管理対象システムの発生を最小限に抑えるために Citrix XenServer ホストにある仮想マシンの名前は CMS で検出される仮想マシンのノード名と同じにする必要があります Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンが Microsoft Hyper-V サーバーフェイルオーバークラスターでの高可用性 (HA) を実現するように設定されている場合に Insight Control virtual machine management は Quick Move をサポートします Insight Control virtual machine management は Citrix XenServer のリソースプール環境の共有ストレージ上で 仮想マシンの SAN Move をサポートします 仮想マシンゲストを移動するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 移動する仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンの移動 ] の順に選択します 3. ソース仮想マシンを確認して [ 次へ ] をクリックします Quick Move が起動された場合は 処理を進める前に仮想マシンの電源を切って HA 対応であることとクラスターの一部であることを確認するためのメッセージが表示されます 4. ライセンスが適用された認証済みホストのリストからターゲット仮想マシンホストを選択して [ 次へ ] をクリックします 注記 : VMware ESXを使用する仮想マシンでは ターゲットフォルダーを設定することができません デフォルト名とパスが使用されます 選択した仮想マシンが VMware ESX Server に関連付けられている場合は次のようになります 仮想マシンが現在実行中の場合は VMware VMotion Technology を使用する Live Move for VMware ESX Server が実行されます 仮想マシンが停止している場合は [ 移動タイプ ] 欄に [SAN Move] または [Move] と表示されます ターゲットホストが SAN 内にある場合は SAN Move を実行できます Microsoft Hyper-V サーバーに関連する SAN の移動は 次の前提条件を満たす必要があります 移動元と移動先のホストが Microsoft Hyper-V サーバーである 仮想マシンホストの電源が切れているか 停止 一時停止のいずれかの状態である 仮想マシンホストで HA が無効となっている 仮想マシンの設定および.vhd ファイルが クラスター共有ボリュームに格納されている 仮想マシンホストに RDM ディスクが接続されていない Live Move を実行するには VMware vcenter Server の設定値を設定する必要があります 詳しくは HP Insight Software インストール / コンフィギュレーションガイド の VMware vcenter Server の設定 を参照してください Microsoft Hyper-V サーバーに関連する Live Move は 次の前提条件を満たす必要があります 移動元と移動先の仮想マシンホストが Microsoft Hyper-V サーバーである 仮想マシンホストで HA が有効となっている 仮想マシンホストが実行中である 5. ターゲット仮想マシンゲストの名前を指定するか またはデフォルト設定を受け入れ 仮想マシンゲストのターゲットパスとディスクを指定します 仮想マシンホスト上のターゲットフォルダーは 空でなければなりません Microsoft 社は 各仮想マシンゲストに固有の仮想マシン名を付けることを要求しています 指定した名前の仮想マシンディスクまたは設定ファイルが存在する場合 エラーが発生し 移動操作は失敗します 6. 転送される総ボリュームを収納できる使用可能ディスク領域が ターゲット仮想マシンホスト上に あることを確認してください このボリュームは 複数のディスクと設定ファイルで構成されます 7. [ 次へ ] をクリックします 8. 移動操作について表示される情報を確認して [ 実行 ] をクリックします VC の起動 33

移動が完了したら 新しい仮想マシンゲストがターゲット仮想マシンホストに登録されます 仮想マシンゲストのステータスは 無効 ( ) になります 必要に応じて Insight Control virtual machine managementを使用して 移動した仮想マシンゲストを起動してください Insight Control virtual machine management では 移動後も仮想マシンファイルは削除されません Move または SAN Move の実行後に起きるおそれのあるエラーについては トラブルシューティング の項にある VMware vcenter Server で 同じ仮想マシンホストが複数回表示されるを参照してください Live Move の実行後に起きるおそれのあるエラーについては トラブルシューティング の項にある SAN Move の後で Live Move が失敗するを参照してください 移動した仮想マシンゲスト上の仮想ネットワーク接続を再設定する必要があります RHEL 上の Xen または SLES 上の Xen に関連する仮想マシンの移動またはコピー操作の [ タスク結果 ] ページには 操作完了までの残り時間が表示されません 注記 : 仮想マシンを移動するかCitrix XenServerのバックアップから仮想マシンを復旧すると 仮想マシンUUID BIOS ID およびMACアドレスが変更されます 注記 : Linux Xenゲストの移動先は そのゲストの仮想化モードに基づいて制限されます 完全仮想化されたゲストについては ハードウェア仮想化モードが移動元と同じである移動先ホストだけが表示されます 擬似仮想化されたゲストについては 同じカーネルを実行する移動先ホストだけが表示されます 一部の仮想マシンホストでは ハードウェアの仮想化はBIOSで有効にする必要があることに注意してください 注記 : Microsoft Hyper-Vサーバー仮想マシンホスト上で割り当てられているドライブ文字がないボリュームの場合 ボリュームGUIDパスをターゲットパスとして使用します 注記 : Live Moveは RHELおよびSLES 上のXenではサポートされません 仮想マシンゲストテンプレートの作成 注記 : Citrix XenServer VMware ESX およびMicrosoft Hyper-Vサーバー上にホストされる仮想マシンについて ディスク圧縮オプションとディスクの選択的追加オプションは利用できません 注記 : RHELまたはSLES 上のXenについては 仮想マシンゲストテンプレート操作を実行することができません テンプレートとは オペレーティングシステム 設定 および関連するすべての仮想マシンディスク情報を含む 仮想マシンゲスト全体のイメージです 同じ仮想化テクノロジーのホスト上に新しい仮想マシンを作成し登録するには これらの情報が必要です テンプレートの作成には ライセンスが適用されたホスト上にある任意の仮想マシンゲストを使用できます テンプレートには テンプレートを作成する仮想マシンゲストのシリアル番号 (UUID) および MAC アドレスは含まれません VMware ESX Server マシンでは 作成されるテンプレートは VMware 固有のテンプレートであり vcenter Server で表示できます 1. テンプレートを作成する前に仮想マシンゲストを停止または一時停止する必要があります 2. HP SIM のツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ テンプレート ] [ 仮想マシンテンプレートの作成 ] 3. [ ソース仮想マシンの選択 ] セクションにすべての仮想マシンが表示されることを確認して [ 次へ ] をクリックします 4. 利用できるホストのリソースを確認し テンプレートを保存する適切なターゲット仮想マシンホストを選択し [ 次へ ] をクリックします 5. テンプレートの名前を入力するか またはデフォルト設定を受け入れ 説明を入力します 6. テンプレートに含むディスクを選択します オペレーティングシステムディスクとブートディスクを選択する必要があります VMware ESX Server 仮想マシンホストでは このステップは有効ではありません 34 HP Insight Control virtual machine management の使用

7. 仮想マシンテンプレートのターゲットパスを指定して [ 次へ ] をクリックします 仮想マシンホスト上のターゲットフォルダーは 空でなければなりません [ 次へ ] をクリックしたあと ディスクを選択するオプションはありません ディスクを選択できるのは テンプレート名とその説明を入力するときだけです 8. 操作について表示される情報を確認して [ 実行 ] をクリックします 注記 : Citrix XenServer VMware ESX およびMicrosoft Hyper-Vサーバー上にホストされる仮想マシンについて ディスク圧縮オプションとディスクの選択的追加オプションは利用できません 注記 : RHELまたはSLES 上のXenについては 仮想マシンゲストテンプレート操作を実行することができません 仮想マシンゲストのテンプレートとバックアップの移行 Insight Control virtual machine management 6.0 は エージェントレスな方法で VMware ESX ハイパーバイザーのすべてのフレーバーを管理します 以前のバージョンからアップグレードする場合 Insight Control virtual machine management の以前のバージョンを使用して作成されたテンプレートとバックアップは すべて Insight Control virtual machine management 6.0 と互換性があるテンプレートおよびバックアップに変換する必要があります Insight Control virtual machine management 6.0 は VMware 固有のテンプレートを使用します Insight Control virtual machine management アップグレード後 VMware ESX 仮想マシンホスト上の古いテンプレートはすべて VMware ハイパーバイザー固有のテンプレートに変換する必要があります 変換するには 設定が次の前提条件を満たしている必要があります VMM エージェントベースの VMware ESX 仮想マシンホスト上でのテンプレートやバックアップの移行には 管理ノード上で動作する VMM エージェントが必要です そうでない場合は 移行を実行できません 指定された VMware ESX 仮想マシンホスト上のすべてのテンプレートを移行するには vcenter Server 認証情報を入力し ホストを vcenter Server に関連付ける必要があります VMM エージェントベースの仮想マシンホスト上でテンプレートやバックアップを移行する前に VMware ESX 仮想マシンホストにテンプレートやバックアップの仮想ディスクを展開するための十分な空き容量があることを確認してください Insight Control virtual machine management エージェントベースの VMware ESX 仮想マシンホスト上でのテンプレートやバックアップの移行には 管理ノード上で動作する旧 Insight Control virtual machine management エージェントが必要です そうでない場合は 移行を実行できません テンプレートまたはバックアップの移行を実行する前に 次の手順で Insight Control virtual machine management 証明書をエージェントベースの VMware ESX 仮想マシンホストにデプロイしてください 1. [ 展開 ] [ ドライバー ファームウェアおよびエージェントのインストール ] [VMM エージェント資格証明のデプロイ - ESX] をクリックします 仮想マシンホストが VMware ESX ホストでエージェントベースの場合 このメニューの 1 ページでターゲット確認を実行します 2. 2 ページから [ 実行 ] をクリックします タスク結果のページに 証明書のデプロイメントジョブの結果が表示されます 移行を実行するには 以下の手順に従ってください 1. 移行を実行するVMware ESXホストを選択します 2. 移行の対象によって 次のいずれかを選択します テンプレートを移行する場合 HP SIM メニューから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ テンプレート ] [ESX 上のテンプレートのアップグレード ] を選択します バックアップを移行する場合 HP SIM メニューから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ バックアップ ] [ESX 上のバックアップのアップグレード ] を選択します VC の起動 35

3. Insight Control virtual machine management は 仮想マシンホストが VMware ESX であり 以前のテンプレートやバックアップを含むことを確認します 先に進むには [ 次へ ] をクリックします 4. Insight Control virtual machine management がアップグレード可能なテンプレートとバックアップのリストを表示します アップグレードしたいテンプレートまたはバックアップを選択し [ 実行 ] をクリックします ジョブ結果と各移行のログファイルリンクを確認するには タスク結果ページを参照してください 注記 : ん エージェントレスの VMware ESX 仮想マシンホスト上でのバックアップの移行は必要ありませ Insight Control virtual machine management はエージェントレスであるため VMware ESX 3.0.x および 3.5 仮想マシンホストにエージェントをデプロイする必要はありません ESX ホストで hpvmmct サービスが動作していないことを確認して セットアップでエージェントを停止することをおすすめします サービスが動作しているかどうかを確認するには VMware ESX サーバーコンソールで次のコマンドを実行します service hpvmmcntsvc status Insight Control virtual machine management が実行されている場合は 次のコマンドを使用してサービスを停止します service hpvmmcntsvc stop 仮想マシンゲストテンプレートの展開 Insight Control virtual machine management では 以前に作成した仮想マシンテンプレートを展開して 仮想マシンゲストを作成できます 仮想マシンテンプレートとは オペレーティングシステム 設定 および関連するすべての仮想マシンディスク情報を含む 仮想マシンゲスト全体のイメージです 同じ仮想化テクノロジーの仮想マシンホスト上に新しい仮想マシンを作成し登録するには テンプレートが必要です テンプレートには テンプレート作成に使用される仮想マシンゲストのシリアル番号 (UUID) および MAC アドレスは含まれません 1. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ テンプレート ] [ 仮想マシンのテンプレートの展 開 ] の順に選択します 2. テンプレートを選択し [ 次へ ] をクリックします 3. ターゲット仮想マシンホストを選択し [ 次へ ] をクリックします 4. ターゲット仮想マシンホストディレクトリの位置を選択します 5. 必要に応じて仮想マシンゲストの名前 メモリサイズ ターゲットファイルを指定して [ 次へ ] をクリックします ターゲットフォルダーは 空でなければなりません 6. 操作の詳細を確認し [ 実行 ] をクリックするか 後でテンプレートを展開する場合は [ スケジュール ] をクリックします 36 HP Insight Control virtual machine management の使用

注記 : Insight Control virtual machine managementでの操作に対してジョブをスケジュールするときに 仮想マシンテンプレートの展開操作で定期的なスケジュールを選択すると予期しない動作を招くことがあります 注記 : RHELまたはSLES 上のXenについては 仮想マシンゲストテンプレートの展開操作を実行することができません 注記 : Microsoft Hyper-Vサーバー仮想マシンホスト上で割り当てられているドライブ文字がないボリュームの場合 ボリュームGUIDパスをターゲットパスとして使用します 仮想マシンゲストテンプレートの削除 注記 : RHELおよびSLES 上のXenについては 仮想マシンゲストテンプレートの削除操作を実行することができません 仮想マシンテンプレートは オペレーティングシステム 設定 およびすべての仮想ディスク関連情報を含む 1 つの完成した仮想マシンのイメージです Insight Control virtual machine management では 以下の手順に従って 以前に作成した仮想マシンテンプレートを削除できます 1. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ テンプレート ] [ 仮想マシンテンプレートの削 除 ] の順に選択します 2. 削除するテンプレートを選択し [ 実行 ] をクリックします 3. 選択されている仮想マシンを削除するには [ はい ] と入力します 仮想マシンゲストバックアップの作成 バックアップおよびテンプレートタスクは VMware ESXi 3i VMware ESX 4.0 および VMware ESXi 4.0 および VMware ESXi 3 から VMware ESX 3.x のホストに対しては実行できません バックアップおよびテンプレートタスクは VMware ESX 3.x ホストから VMware ESXi 3i VMware ESX 4.0 および VMware ESXi 4.0 のゲストに対しては実行できません バックアップは 管理者権限を持つユーザーが行うようにしてください 実行中の仮想マシンゲストに対してバックアップを実行すると ゲストは一時停止され バックアップ完了後に実行中の状態に復旧されます Insight Control virtual machine management では 仮想マシンゲストの即時バックアップやスケジュール (1 回限りのバックアップまたは日単位や週単位での定期的バックアップ ) に基づいたバックアップを行うことができます [ 仮想マシンバックアップの作成 ] 画面では 利用可能なすべてのバックアップの表示および削除が可能です 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで バックアップする仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ バックアップ ] [ 仮想マシンバックアップの作 成 ] の順に選択します 3. ターゲットシステムを確認して [ 次へ ] をクリックします 4. ソース仮想マシンの詳細情報を確認し 利用できる仮想マシンホストのリソースを検討します 5. 転送される総ボリュームを収納できる使用可能ディスク領域が ターゲット仮想マシンホスト上に あることを確認してください このボリュームは 複数のディスクと設定ファイルで構成されます 6. ターゲットホストを選択し [ 次へ ] をクリックします ターゲットレポジトリは 同じ仮想化レイヤー上にある必要があります 7. 仮想マシンホストのどこにバックアップファイルを配置するのかを指定して [ 次へ ] をクリックします 電源の入っている VMware ESX サーバー仮想マシンの場合は 次のいずれかを選択してください 仮想マシンが実行中にバックアップを実行してください バックアップ操作中に行われたディスクに対する変更は 新規のやり直しログに書き込まれ バックアップ終了後に適用されます バックアップ操作中 仮想マシンを一時停止し バックアップ終了後に再開します デフォルトでは バックアップデータは圧縮されます VC の起動 37

8. [ 自動でバックアップファイルを削除しない ] または [ 最大で保持するバックアップ数 ] を選択します 9. [ 次へ ] をクリックします 10. バックアップの詳細を確認して [ スケジュール ] または [ 実行 ] をクリックします コピーなど 進行中の別の操作がある場合 バックアップは すぐには開始されません バックアップ操作は キューに入れられ 保留中の操作がすべて完了した後で実行されます 仮想マシンホストの登録が解除された場合 Insight Control virtual machine management で管理されなくなくなり そのホストに関連付けられた仮想マシンゲストのバックアップ情報は削除され復旧できなくなります ディスクファイルを含むバックアップファイルは 指定した位置に保存されます これらのファイルは 手動で削除できます 注記 : Insight Control virtual machine managementは Citrix XenServerの仮想マシンのバックアップを 先頭部分がhpbackup# となっている名前を持つテンプレートとして保存します 注記 : Citrix XenServer Microsoft Hyper-Vサーバー およびVMware ESXを使用してホットバックアップを実行することはできません 注記 : RHEL または SLES 上の Xen を使用してバックアップを作成することはできません 注記 : Microsoft Hyper-Vサーバー仮想マシンホスト上で割り当てられているドライブ文字がないボリュームの場合 ボリュームGUIDパスをターゲットパスとして使用します 仮想マシンゲストバックアップの復旧 Citrix XenServer で仮想マシンバックアップを復旧する前に 仮想マシンのサイズと同じ空き容量があることを確認してください RHEL または SLES 上の Xen については 仮想マシンバックアップを復旧することはできません Microsoft Hyper-V サーバーでは 次のようになります データ転送サイズ 転送速度 および予想される転送時間の情報は ユーザーインターフェイスでは利用できません バックアップが実行される前に 仮想マシンは自動的に一時停止されます 仮想マシンパスの仮想マシンファイルだけはコピーされます ホットバックアップはサポートされていません [ 転送時間の概算 ] フィールドのエントリーは バックアップ位置からターゲットホストまで仮想マシンファイルを転送するために必要な時間を計算するために使用されます 実際に必要な時間には [ 転送時間の概算 ] には含まれない設定時間が含まれるため [ 転送時間の概算 ] と実際の時間には相違がある場合があります Insight Control virtual machine management では 以前に作成したバックアップを使用して仮想マシンゲストを復旧できます 以下の手順を実行すると 仮想マシンに選択したバックアップデータが復元されます 1. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ バックアップ ] [ バックアップから仮想マシンの 復元 ] の順に選択します 2. バックアップイメージを選択し [ 次へ ] をクリックします 3. ライセンスが適用された認証済みホストのリストから ターゲット仮想マシンホストを選択しま す 4. 転送される総ボリュームを収納できる使用可能ディスク領域が ターゲット仮想マシンホスト上に あることを確認してください このボリュームは 複数のディスクと設定ファイルで構成されます 5. 指定したホスト上で設定ファイルの位置と仮想マシンドライブを選択し [ 次へ ] をクリックします 6. 復旧操作の詳細情報を確認し [ 実行 ] をクリックします メモリステートを使用して互換性のないハードウェアで仮想マシンゲストを復旧した場合 仮想マシンを復元する際にエラーが発生することがあります エラーが発生した場合は 仮想マシンに電源を入れた状態で メモリステートを削除すれば問題は解決します ホスト仮想ソフトウェアは メモリステートを削除するための適切な選択を行う画面を表示します ソース仮想マシンと 復旧された仮想マシンとを同時にランドスケープに登録しないようにしてください 38 HP Insight Control virtual machine management の使用

復旧しようとしている仮想マシンゲストが 選択したホスト上に存在している場合は 以下のいずれかの処理を実行する必要があります BIOS ID の同じ仮想マシンゲストが仮想マシンホスト上に存在していて かつバックアップの復元先となるフォルダー内にその仮想マシンゲストがある場合は 既存の仮想マシンホストを停止する必要があります 既存の各ファイルは上書きされます BIOS ID の同じ仮想マシンゲストが仮想マシンホスト上に存在しているが 復元場所が異なる場合は 既存の仮想マシンホストの登録を解除する必要があります バックアップを復旧する前に復旧フォルダーを空にしなければなりません BIOS ID の同じ仮想マシンゲストが 別の仮想マシンホスト上に存在している場合は 警告が表示されます 仮想マシンゲストを復旧する前に復旧フォルダーを空にしなければなりません 最後に作成した仮想マシンゲストバックアップの復旧 注記 : せん RHEL または SLES 上の Xen については 最新の仮想マシンバックアップを復旧することができま Insight Control virtual machine management では 最後に作成したバックアップを使用して仮想マシンゲストを復旧できます 以下の手順を実行すると 仮想マシンに一番新しいバックアップデータが復旧されます 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンゲストを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ バックアップ ] [ 最新の仮想マシンバックアッ プの復元 ] の順に選択します 3. ソース仮想マシンホストを確認して [ 次へ ] をクリックします 4. 復旧操作の詳細情報を確認し [ 実行 ] をクリックするか 後でバックアップを復旧する場合は [ スケ ジュール ] をクリックします VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の障害の発生したホストの仮想マシンの復旧 Microsoft Hyper-V サーバーで 障害の発生したホスト上の仮想マシンを代理ホスト上で復旧するには 次の条件を満たす必要があります 仮想マシンホストが有効になっていない 仮想マシンの設定とディスクファイルが クラスター共有ボリューム上にある 仮想マシンが 接続されているディスク (RDM ディスク ) を経由していない Microsoft Hyper-V サーバーでは 可用性の高い仮想マシンは Microsoft Hyper-V の Microsoft フェイルオーバークラスター機能によって復旧されます 障害の発生したホストの仮想マシンの復旧によって 指定された障害の発生した仮想マシンホストの仮想マシンを定義された代理仮想マシンホスト上で復旧できます 障害の発生したホストの仮想マシンを復旧するには 以下の手順に従ってください 1. 復旧サーバー上に仮想マシンを残しておく場合でも 新規の代理仮想マシンホストを設定する必要があります 詳しくは 代理仮想マシンホストの設定の項を参照してください 2. HP SIM の [ すべてのシステム ] ページで 障害の発生した VMware ESX Server 仮想マシンホストを選択します 3. HP SIM ツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 障害のあるホストの VM のリカバリ ] の順に選択します 4. [ 次へ ] をクリックします 5. [ 実行 ] をクリックして仮想マシンをすぐに復旧するか または [ スケジュール ] をクリックして後で復旧します Insight Control virtual machine management タスクのスケジュールを設定する際 HP SIM の [ スケジュール ] オプションは確実には機能しません その理由は HP SIM が稼働していても Insight Control virtual machine management が稼働しているとは限らないからです スケジュールの設定されたタスクは 1 分ごとに評価されます イベントの実行時刻としてスケジュールされた時刻から そのイベントが実行される時刻までの最大遅延時間は 59 秒です VC の起動 39

VMware ESX Server Citrix XenServer または Microsoft Hyper-V R2 サーバー上の代理仮想マシンホストの削除 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 代理仮想マシンホストの設定 ] の順に選択しま す 3. [ 代理ホストの設定の削除 ] を選択し [ 実行 ] をクリックします vcenter の起動 クライアントサーバーまたは CMS に VMware Management Interface をインストールする必要があります VMware ホストから vcenter を起動する場合は クライアントサーバーまたは CMS に VMware Remote Console アプリケーションをインストールする必要があります [Launch vcenter] オプションは 次の場合に有効になります 正しい IP アドレスを持つ HP SIM で仮想マシンが確認されている 仮想マシンが実行されています 仮想マシンゲストのオペレーティングシステムが不明な場合 [Launch vcenter] オプションは無効になります vcenter を起動するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIM の [ すべてのシステム ] ページからホストページに移動し 仮想マシンゲスト名を選択します 仮想マシンゲストの名前をクリックして vcenter を起動することもできます 2. [Launch vcenter] をクリックします Xen ホスト上の仮想マシンゲストでは (vcenter ビューアーやタイト vcenter のような )vcenter クライアントが CMS にインストールされている必要があります 正しい IP アドレスを持つ HP SIM で仮想マシンが確認されています 仮想マシンが実行されています 仮想マシンゲストのオペレーティングシステムが不明な場合 [Launch vcenter] オプションは無効になります パフォーマンススレッショルドの設定と削除 パフォーマンススレッショルドを設定することで 仮想マシンゲストまたは仮想マシンホストの HP SIM イベントセットのトリガーが有効となります 指定したスレッショルドに到達すると メジャー ( ) アイコンが表示され HP SIM に自動的にイベントが生成されます パフォーマンススレッショルドを設定または削除するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIM の [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンゲストまたは仮想マシンホストを選択します 2. HP SIM ツールバーから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ パフォーマンススレッショルドの設定 ] の順に選択します 3. 仮想マシンゲストまたは仮想マシンホストを確認して [ 次へ ] をクリックします 4. 既存の値および間隔が [ 追加 / 更新 ] または [ 削除 ] によって追加 更新 削除されるかを決定します 5. [ プロセッサースレッショルド ] [ メモリスレッショルド ] [ ネットワークスループットスレッショルド ] [ ストレージスループットスレッショルド ] および [Disk Utilization Threshold] セクションに適切な値と間隔を入力します ディスク使用率スレッショルドは 仮想マシンゲストだけに適用されます 有効な値は次のとおりです 値 ( パーセント ) - 値をパーセントで入力します 間隔 ( 分 ) - 間隔を分で入力します 値 (KB) - キロバイトの値を入力します 6. [ 実行 ] をクリックします 仮想マシンステータスチェックのポーリング頻度の設定 Insight Control virtual machine management には VMConfigRefreshRate という設定可能なパラメーターがあります このパラメーターは Insight Control virtual machine management が仮想マシン上の NIC 数や 40 HP Insight Control virtual machine management の使用

ハードディスクドライブのサイズなど 仮想マシン設定の変更をチェックする頻度を制御します 仮想マシンの設定の変更は Insight Control virtual machine management によって更新されます デフォルトのポーリング頻度は 5 秒です hpvmm.conf ファイルで次の設定可能パラメーターを追加します このファイルは CMS の <CMS 上の Insight Control virtual machine management のインストール先ディレクトリ >/bin にあります VMConfigRefreshRate=<< ミリ秒単位の値 >> たとえば VMConfigRefreshRate = 5000 と入力します パラメーターの値は 5 秒から 5 分の間です この範囲以外の値を入力すると この範囲の最大 / 最小値に自動的に調整されます ポーリング頻度を大きくすると Insight Control virtual machine management が仮想マシンのステータスを認識する能力も低下します 代理仮想マシンホストの設定 障害の発生したホストの復旧が実行されて仮想マシンが別のホストに正常に移行された後に 仮想マシンが移行前と同じ状態に戻ることはありません ホストがシャットダウンしているときに Insight Control virtual machine management が仮想マシンの最後の既知の状態を記録した場合は 仮想マシンの電源が切れている状態が記録され 仮想マシンは電源が切れている状態として移行されます Microsoft Hyper-V R2 サーバーで代理仮想マシンホストを設定するには 仮想マシンが次のいずれかの条件を満たしている必要があります 仮想マシンがクラスター共有ボリューム上に作成されている ホスト上の仮想マシンが高可用性で実行中である 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで VMware ESX Server 仮想マシンを選択します 2. HP SIMのツールバーから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 代理仮想マシンホストの設定 ] の順に選択しま す 3. ソース仮想マシンを確認して [ 次へ ] をクリックします 4. ライセンスが適用され 認証されているホストのリストから リカバリホストを選択して [ 実行 ] をクリックします Insight Control virtual machine management のメニューオプションで表示されないものがある場合は 少なくとも 1 つの仮想マシンゲストが正しく検出されていることを確認します 事前障害イベントの処理 前提条件 RHEL および SLES 上の Xen では 事前障害イベントはサポートされていません HP SIM は 特定の事前障害アラートの検出と関連するイベントを生成することができます Insight Control virtual machine management は これらのイベントのイベントハンドラーとして VMotion for VMware ESX XenMotion for Citrix XenServer および Microsoft Hyper-V R2 サーバーの Live Move 機能を使用し システムが障害またはメンテナンスモードになる前に仮想マシンが代理ホストに移行できます 障害予測アラートを検出する機能は 次の場合にサポートされます vcenter Server 2.5 および 4.0 プラットフォームで 共有ストレージ上にある VMware ESX ホストおよび仮想マシン リソースプール内の共有ストレージ上の Citrix XenServer XenServer ホスト および仮想マシン Microsoft Hyper-V R2 サーバーでは 仮想マシンは 障害予測アラートを受信する際に有効になっており 代理仮想マシンホストに移動させるように実行している必要があります 前提条件 事前障害イベントが動作するには HP SIM にシステム収集が作成されている必要があります システム収集を作成するには 以下の手順に従ってください 1. HPSIM の左ウィンドウで [ システムおよびイベント収集 ] にアクセスし [ カスタマイズ...] をクリックします 2. [ 新規...] を選択します 3. [ 個別にメンバーを選択 ] を選択します 代理仮想マシンホストの設定 41

4. [ 次から選択 ] メニューで [ すべてのシステム ] を選択します 5. 共有ストレージの同じLUNにアクセスできるサーバーを選択します 6. [ 名前を付けて収集を保存 ] をクリックして Prefailure VMware ESX Collection などの適切な名前 を付けて収集を保存します RHEL および SLES 上の Xen の事前障害イベントはサポートされていません 共有ストレージ上の仮想マシンでは 事前障害イベントの処理はサポートされています 自動事前障害イベントの処理 1. [ 展開 ][ 仮想マシン ] [VMホストの事前障害イベントの処理] を選択します 2. ステップ1で ターゲットイベントを選択します 作成されている [ 事前障害イベント ] 収集を選択 し [ 適用 ] をクリックしします 3. [ システムフィルター追加 ] を選択します 4. [ 次から選択してフィルターを追加 :] の下で [ 収集 ] オプションを選択します 5. 前提条件で説明したように 作成したシステム収集を選択します 6. [ 適用 ] をクリックして [ 次へ ] をクリックします [ 詳細の確認 ] 画面が表示されます 7. イベントが自動的に処理されるようにするには [ スケジュール ] をクリックします [ ステップ2: タ スクのスケジュール ] のGUIが表示されます 必要に応じて スケジュールを設定します [ 完了 ] をクリックします これにより 障害のあるホスト上で基準に適合するイベントが発生すると 代理ホストに仮想マシンが復旧されるかまたはホストがメンテナンスモードに設定されます vcenter Server で有効な vcenter Server DRS クラスターを使用した 自動事前障害イベントの処理 前提条件 :VMware vcenter Server で ESX ホストがクラスターに組み込まれている必要があり そのクラスターで DRS が有効でなければなりません SIM で vcenter で DRS が有効なクラスターに所属する ESX ホストを含む収集を作成します 自動事前障害イベントの処理 で説明したステップを使用して 事前障害イベントの処理を設定します システム収集 Prefailure VMware ESX Collection の任意のシステムで事前障害イベントが生成されると この VMware ESX ホストは VMware vcenter Server でメンテナンスモードに入ります 次に VMware vcenterserver が この VMware ESX システム上でホストされるすべての仮想マシンを VMware Cluster 内の使用可能な他のホスト上に移動します vcenter Server で有効な vcenter Server DRS クラスターを使用した 半自動事前障害イベントの処理 イベント処理の半自動モードでは HP SIM の [ オプション ] [ イベント ] [ 自動イベント処理 ] [Email の設定 ] で SMTP 設定を確認してください 事前障害イベントが発生すると 電子メールを通して通知されます 電子メールを受け取ったら 事前障害イベントを処理するために以下の手順を実行してください 1. [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [VM ホストの事前障害イベントの処理 ] を選択します 2. ステップ 1 で ターゲットイベントを選択し 作成した事前障害イベント収集を選びます [ 適用 ] をクリックします 3. [ システムフィルター追加 ] を選択します 4. [ 次から選択してフィルターを追加 :] の下で [ 収集 ] オプションを選択します 5. 作成したシステム収集を選択します 前提条件の項での説明に従って 収集作成のステップを実行します 6. [ 適用 ] をクリックして [ 次へ ] をクリックします [ ステップ 2: 詳細の確認 ] 画面が表示されます 7. 7. [ すぐに実行 ] をクリックします 仮想マシンはターゲットホストに正常に復旧され ソースホストはメンテナンスモードになります 代理ホストの設定機能を使用した自動事前障害イベントの処理 前提条件 : 仮想マシンでは 代理仮想マシンホストが設定されていなければなりません 代理ホストを設定するには 代理仮想マシンホストの設定 の項を参照してください 42 HP Insight Control virtual machine management の使用

自動事前障害イベントの処理 で説明したステップを使用して 事前障害イベントの処理を設定します システム収集 Prefailure VMware ESX Collection の任意のシステムで事前障害イベントが生成されると このホスト上で動作する仮想マシンは代理ホストに復旧されます 代理ホストの設定機能を使用した半自動イベントの処理 イベント処理の半自動モードでは Systems Insight Manager の [ オプション ] [ イベント ] [ 自動イベント処理 ] [Email の設定 ] で SMTP 設定を確認してください 事前障害イベントが発生すると 電子メールを通して通知されます 電子メールを受け取ったら 事前障害イベントを処理するために以下の手順を実行してください 1. [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンホストの事前障害イベントの処理 ] を選択します 2. ステップ 1 で ターゲットイベントを選択し 作成した事前障害イベント収集を選びます [ 適用 ] をクリックします 3. [ システムフィルター追加 ] を選択します 4. [ 次から選択してフィルターを追加 :] の下で [ 収集 ] オプションを選択します 5. 作成したシステム収集を選択します 前提条件の項で説明した 収集作成のステップを実行します 6. [ 適用 ] をクリックして [ 次へ ] をクリックします [ ステップ 2: 詳細の確認 ] 画面が表示されます 7. [ すぐに実行 ] をクリックします 仮想マシンはソースホストからターゲットホストに正常に復旧されます 代理ホストの設定機能を使用した自動事前障害イベントの処理 システム収集 Prefailure VMware ESX Collection の任意のシステムで事前障害イベントが生成されると このホスト上で動作する仮想マシンは代理ホストに復旧されます 代理ホストの設定機能を使用した半自動イベントの処理 イベント処理の半自動モードでは HP SIM の [ オプション ] [ イベント ] [ 自動イベント処理 ] [Email の設定 ] で SMTP 設定を確認してください 事前障害イベントが発生すると 電子メールを通して通知されます 電子メールを受け取ると 事前障害イベントを処理するために以下の手順を実行しなければなりません 障害の発生したホストの復旧 障害の発生したホストの復旧機能を使用すると 障害のある Citrix XenServer ホストの仮想マシンを復旧して Systems Insight Manager のハードウェア障害検出機能を活用することができます VMware ESX Server VMware ESX 仮想マシンでは VMware vcenter High Availability(HA) ソリューションを使用しない場合は 障害の発生したホストの復旧機能を使用してください 重要 : 障害の発生したホストの復旧機能に加えて VMware vcenter HAまたはVMware Distributed Resource Scheduler(DRS) が設定されているセットアップでは 両方の管理ツールが同じリソースを制御しようとするので 予期しない結果になることがあります 重要 : 同じVMware ESXホストに対して 障害の発生したホスト復旧機能とVMware HAまたはVMware DRSソリューションの両方を設定しないでください 重要 : 同じVMware ESXホストに対して 障害の発生したホスト復旧機能とVMware HAまたはVMware DRSソリューションの両方を設定しないでください 移動対象の仮想マシンが vcenter クラスターの一部である場合は 警告メッセージが表示されます 障害のあるホスト復旧プロセスが別のホストにフェイルオーバーしている仮想マシンに対して実行されているとき 移動された仮想マシンは vcenter で Orphaned と表示されることがあります その場合は 孤立したノードを vcenter から削除してください 障害の発生したホストの復旧 43

障害の発生したたホスト復旧手順では 動作中の仮想マシンゲストは ターゲットホストの電源が切れている状態で復旧されます これは予想される動作です Citrix XenServer 障害の発生したホストの復旧機能を使用すると 障害のある Citrix XenServer ホストを復旧して HP SIM のハードウェア障害検出機能を活用することができます 同じ Citrix XenServer ホストに対して 障害の発生したホスト復旧機能と Citrix XenServer HA の両方を設定しないでください Microsoft Hyper-V 障害の発生したホストの復旧機能を使用すると Hyper-V R2 サーバーの障害のある仮想マシンを復旧して Systems Insight Manager(SIM) のハードウェア障害検出機能を活用することができます Microsoft Hyper-V R2 サーバーで 障害の発生したホスト上の仮想マシンを代理ホスト上で復旧するには 次の条件を満たす必要があります 仮想マシンホストが有効になっていない 仮想マシンの設定とディスクファイルが クラスター共有ボリューム上にある 仮想マシンが 接続されているディスク (RDM) を経由していない 注記 : Microsoft Hyper-V R2サーバーでは 可用性の高い仮想マシンはMicrosoft Hyper-VのMicrosoftフェイルオーバークラスター機能によって復旧されます 復旧機能のセットアップ 1. HP SIM で システムヘルスパラメーターに基づいて CriticalVmHost 収集を作成します 詳しくは CriticalVmHost 収集の作成を参照してください 2. 適切に定義された代理ホストがあるように 仮想マシンの代理ホストを設定します 詳しくは 代理仮想マシンホストの設定を参照してください 3. 収集およびイベントに基づいて 障害のある仮想マシンホストの復旧をスケジュールします 仮想マシンホストまたは仮想マシンが CriticalVmHost 収集に含まれていても 代替ホストセットを設定してないかぎり それらの仮想マシンホストまたは仮想マシン上で復旧操作は発生しません CriticalVmHost 収集の一部であり クリティカルになっているシステムに障害の発生したホストの復旧機能をスケジュールするには 以下の手順に従ってください 1. HP SIM のツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 障害のあるホストの VM のリカバリ ] の順に選択します [ ステップ 1: ターゲットシステムの選択 ] 画面が表示されます 2. [ 次のリストから選択してターゲットを追加 ] のリストから [CriticalVmHost] を選択します 3. [ CriticalVmHost 自体を選択 ] をターゲットとして選択します [ 適用 ] をクリックします 44 HP Insight Control virtual machine management の使用

CriticalVmHost 収集の作成 1. HP SIM の画面の左のウィンドウから カスタマイズ 新規の順にクリックして新しい収集を作成します [ 新規収集 ] 画面が表示されます 2. [ 条件によってメンバーを選択 ] を選択します 3. 画面に表示されているように収集の条件を選択して 収集をCriticalVmHostとして保存します 障害の発生したホストの仮想マシンの復旧のスケジュール 仮想マシンホストまたは仮想マシンが CriticalVmHost 収集に含まれていても 代替ホストセットを設定してないかぎり それらの仮想マシンホストまたは仮想マシン上で復旧操作は発生しません CriticalVmHost 収集の一部であり クリティカルになっているシステムに障害の発生したホストの復旧機能をスケジュールするには 以下の手順に従ってください 1. HP SIM のツールバーから [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [ 障害のあるホストの VM のリカバリ ] の順に選択します [ ステップ 1: ターゲットシステムの選択 ] 画面が表示されます 2. [ 次のリストから選択してターゲットを追加 ] のリストから [CriticalVmHost] を選択します 3. [ CriticalVmHost 自体を選択 ] をターゲットとして選択します [ 適用 ] をクリックします CriticalVmHost 収集の作成 45

4. 障害のある VMware ESX Server ホストを確認して [ 次へ ] をクリックします 5. 選択内容を確認し [ スケジュール ] をクリックします 6. タスクをスケジュールするよう求められます 障害が発生したホストの VM の復旧のタイミングとして [ 新しいシステムまたはイベントが収集に追加されたとき ] を選択します [ スケジュール ] で使用できるオプションは 次のとおりです [ 定期的 ] [1 回 ] [ 新しいシステムまたはイベントが収集に追加されたとき ] [ システムまたはイベントが収集から削除されたとき ] [ スケジュールなし ] 46 HP Insight Control virtual machine management の使用

7. [ 完了 ] をクリックします VMware ESX Server ゲストシステムページ VMware ESX Server を使用している場合は [ ゲストシステム ] ページから [vcenter の起動 ] をクリックします パフォーマンス情報 以下の各項では 仮想マシンホストおよびゲストの [ システムページ ] の [ パフォーマンス ] タブに表示される情報について説明します 仮想マシンホストの容量と仮想マシンの作業負荷特性を判断するには パフォーマンス情報を使用します ユーザーが選択可能なパフォーマンス値に基づいてアラートメッセージとログメッセージを作成するには スレッショルド設定を使用します VMware ESX Server ゲストシステムページ 47

仮想マシンホストのパフォーマンス情報の表示 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] タブで 仮想マシンホストを選択します 2. [VMパフォーマンス] タブをクリックします パフォーマンス情報機能では 最も新しい情報 つまり 1 5 15 30 60 分前から現在までの動作を表示できます 要求した時間が 利用できる時間より長い場合は 表示できるすべての情報が報告されます [VM ホストパフォーマンス ] 以下のパフォーマンス情報は 特に記述のないかぎり VMware ESX Server Citrix XenServer および Microsoft Hyper-V サーバーに対して提供されます 注記 : パフォーマンス情報を正確なものにするために CMSのクロックと仮想マシンホストのクロックの同期を取ってください [ プロセッサー利用率 (x CPU)] - 仮想マシンによる使用状況を含む ホスト上のプロセッサー使用状況 仮想マシンホスト上のプロセッサーコアまたはスレッドの数は x CPUs として報告されます [VM プロセッサー利用率 ] - このホスト上のすべての仮想マシンによるプロセッサーの使用状況 仮想マシンの電源を切る前に仮想マシンが使用するプロセッサーリソースは含まれていません [ 予約済みシステム容量 ( 起動しているすべての VM)] - 現在電源が入っている Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンすべての予約システム容量値の合計 [CPU 最小値 ] - 現在電源が投入されているすべての仮想マシンに割り当てられている CPU 最小値の合計 ホスト上で利用できるリソースで割った値です (VMware ESX Server のみ ) [ メモリ利用率 ] - ホスト上で現在使用されているメモリの総容量 利用率バーは メモリの利用率を 設定された物理メモリの割合で表示します [VM メモリ ] - ホスト上で実行中の仮想マシンによって現在使用されているメモリの総容量 仮想マシンの電源を切る前に仮想マシンが使用するメモリは含まれていません 利用率バーは 仮想マシンメモリを 設定された物理メモリの割合で表示します [ ネットワークスループット ] - ホスト上の送受信ネットワークトラフィック 仮想マシンネットワークスループットは VMware ESX Server に含まれます [ ネットワーク送信スループット ] - このホストによる送信ネットワークトラフィック 仮想マシンネットワーク送信スループットは VMware ESX Server に含まれます 使用状況バーは ネットワークスループットのうち 送信 の割合を示します [ ネットワーク受信スループット ] - このホストによる送信ネットワークトラフィック 仮想マシンネットワーク受信スループットは VMware ESX Server に含まれます 利用率バーは ネットワークスループットのうち受信の占める割合を示します [ ストレージスループット ] - このホストおよびホスト上のすべての仮想マシンによって読み書きされるストレージデータ この使用状況バーは 常に 100% を示します [ ストレージ読み込みスループット ] - このホストおよびホスト上のすべての仮想マシンによって読み出されるストレージデータ 利用率バーは ストレージスループットのうち読み出しの占める割合を示します [ ストレージ書き込みスループット ] - このホストおよびホスト上のすべての仮想マシンによって書き込まれるストレージデータ 利用率バーは ストレージスループットのうち書き込みの占める割合を示します [ 仮想マシンパフォーマンス ] このセクションには 仮想マシンホストの動作時間を基準にした平均値が表示されます 仮想マシンの電源を切る前に仮想マシンが使用するリソースは含まれていません [CPU] - 仮想マシンが使用している CPU の割合 仮想マシンホストの総プロセッサー容量に対する割合で表示されます [vcpu] - 仮想マシンが使用している CPU の割合 その仮想マシンに割り当てられたリソースに対する割合で表示されます 48 HP Insight Control virtual machine management の使用

[ メモリ ] - 仮想マシンが使用している物理ホストメモリ [ ネットワーク ] - 仮想マシンのネットワークスループット 利用率バーは 仮想マシンのネットワークスループットを 仮想マシンホストに設定された合計ネットワークスループットの割合として示します [ ストレージスループット ] - 仮想マシンのストレージスループット 利用率バーは 仮想マシンのストレージスループットを 仮想マシンホストに設定された合計ストレージスループットの割合として示します スレッショルド設定 評価できる仮想マシンホスト固有のスレッショルド [ 状態 ] - このスレッショルドの現在の状態 状態は 次のいずれかです [ 不明 ] - 利用できるデータサンプルの数が スレッショルドの間隔よりも少ないことを意味します [ 正常 ] - ソフトウェア利用サンプルが使用可能で 測定値がスレッショルド値を超えていないことを意味します [ 超過 ] - 十分な利用データサンプルがあるが 測定値がスレッショルド値を超えていることを意味します [ スレッショルド間隔 ] - スレッショルドを評価する前に 一定量の利用データを用意する必要があります そのデータ量を時間間隔 ( 分単位 ) で示します [ スレッショルド値 ] - 正常の状態を示す利用値のうち最大の値を示します [ 測定間隔 ] - 測定値を求めるには 一定量の利用データを平均する必要があります そのデータ量を時間間隔 ( 分単位 ) で示します [ スレッショルド値 ] - 正常の状態を示す利用値のうち最大の値を示します 仮想マシンゲストのパフォーマンスの表示 1. HP SIMの [ すべてのシステム ] ページで 仮想マシンゲストを選択します 2. [VMパフォーマンス] タブをクリックします 3. 情報を表示する画面の一番上で 適切なタイムフレームを選択します 注記 : [VM パフォーマンス ] タブは RHEL および SLES 上の Xen では使用できません [ 仮想マシンパフォーマンス ] 以下のパフォーマンス情報は 特に記述のないかぎり VMware ESX Server Citrix XenServer および Microsoft Hyper-V サーバーホストに対して提供されます [ 仮想プロセッサー利用率 (vcpu)] - 仮想マシンによって使用されている CPU の割合 割り当てられているリソースに対する割合で表示されます ホストプロセッサー利用率 1CPU という値が報告されます [ ホストプロセッサー利用率 xcpu] - 仮想マシンによって使用されている CPU の割合 仮想マシンの実行に使用できる物理プロセッサーの数 (x) に対する割合で表示されます [ すべてのホストプロセッサー利用率 ] - この仮想マシンによって使用されている CPU の割合 仮想マシンホストの全プロセッサーに対する割合で表示されます [ メモリ利用率 ] - この仮想マシンで使用されている物理ホストのメモリ 使用状況バーは 仮想マシンメモリの使用状況を 仮想マシンホスト上に構成されている物理メモリの割合で示します [ ネットワークスループット ] - この仮想マシンによる送受信ネットワークトラフィック 使用状況バーは 仮想マシンメモリのネットワークスループットを 仮想マシンホストでの総ネットワークスループットに対する割合で示します [ ネットワーク送信スループット ] - この仮想マシンによる送信ネットワークトラフィック 使用状況バーは 仮想マシンメモリのネットワーク送信スループットを 仮想マシンホストでの総ネットワークスループットに対する割合で示します 仮想マシンゲストのパフォーマンスの表示 49

[ ネットワーク受信スループット ] - この仮想マシンによる受信ネットワークトラフィック 使用状況バーは 仮想マシンメモリのネットワーク受信スループットを 仮想マシンホストでの総ネットワークスループットに対する割合で示します [ ストレージスループット ] - この仮想マシンによって読み書きされるストレージデータ 使用状況バーは 仮想マシンメモリのストレージスループットを 仮想マシンホストでの総ストレージスループットに対する割合で示します [ ストレージ読み込みスループット ] - この仮想マシンによって読み込まれるストレージデータ 使用状況バーは 仮想マシンメモリのストレージ読み取りスループットを 仮想マシンホストでの総ストレージスループットに対する割合で示します [ ストレージ書き込みスループット ] - この仮想マシンによって書き込まれるストレージデータ 使用状況バーは 仮想マシンメモリのストレージ書き込みスループットを 仮想マシンホストでの総ストレージスループットに対する割合で示します [ リソースアロケーション ] バーは 仮想マシンホスト上で使用できるすべての容量のうちどれくらいの割合が仮想マシンに割り当てられているかを示します 注記 : リソースアロケーションは Citrix XenServer あるいはRHELまたはSLES 上のXenでは 使用できません VMware ESX Server 仮想マシンの場合 [CPU 最小値 ] - VMware ESXによって報告されるCPU 最小値 [CPU 最大値 ] - VMware ESX によって報告される CPU 最大値 [CPU 共有値 ] - VMware ESX によって報告される CPU 共有値 Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンの場合 スレッショルド設定 [ 予約済みシステム容量 ] - 仮想サーバーによって報告される予約済みシステム容量 1 基の CPU に対する値です [ 最大システム容量 ] - 仮想サーバーが報告する最大システム容量値 CPU1 基に対する値です [ 相対重量値 ] - 仮想サーバーによって報告される相対重量値 評価可能な仮想マシンのスレッショルドこれはスレッショルドの制限値が設定されている場合にのみ情報を持ちます [ 状態 ] - このスレッショルドの現在の状態 状態は 次のいずれかです [ 不明 ] - 利用できるデータサンプルの数が スレッショルドの間隔よりも少ないことを意味します [ 正常 ] - 十分な利用データサンプルがあり 測定値がスレッショルド値を超えていないことを意味します [ 超過 ] - 十分な利用データサンプルがあるが 測定値がスレッショルド値を超えていることを意味します [ スレッショルド設定 ] - 評価可能な仮想マシンのスレッショルド [ スレッショルド値 ] - 正常の状態を示す利用値のうち最大の値を示します [ 測定間隔 ] - 測定値を求めるには 一定量の利用データを平均する必要があります そのデータ量を時間間隔 ( 分単位 ) で示します [ 測定値 ] - 最新の測定間隔での平均利用値 単位は分です パフォーマンスカラーコード [ パフォーマンス ] ページのカラーコードは 消費されているリソースの割合を示しています 使用状況バーの色は 以下の条件を示しています 50 HP Insight Control virtual machine management の使用

青色 - スループットを示しています 緑色 - 使用状況が 70% 未満であることを示しています 黄色 - 使用状況が 70% から 80% の間であることを示しています 赤色 - 使用状況が 80% を超えていることを示しています 使用可能なマルチシステム対応ツール HP SIM では 複数のシステムに対して同時にツールを実行することやマルチシステム対応ツールを実行することができます 以下の Insight Control virtual machine management ツールはマルチシステム対応です 仮想マシンホストの起動 仮想マシンホストの停止 仮想マシンホストの再起動 仮想マシンホストの一時停止 代理ホストの設定 パフォーマンススレッショルドの設定 仮想マシンホストで障害の発生したホストの復旧 エージェントのデプロイメント 最新の仮想マシンバックアップの復旧 すべての仮想マシンに対する新しい仮想マシンホスト収集の定義 マルチシステム対応ツールについて詳しくは HP の Web サイト http://www.hp.com/jp/hpsim にある HP SIM テクニカルリファレンスガイド を参照してください 使用可能なマルチシステム対応ツール 51

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第 4 章トラブルシューティング トラブルシューティングの章は 次の各項で構成されます 各項にアクセスするには リンクをクリックします トラブルシューティング インストール 設定 Insight Control virtual machine management のボタン VMM Pack の機能 HP SIM コンソールへの統合 ハードウェア Insight Control virtual machine management イベント インストール 複数の HP SIM CMS を使用する環境で Insight Control virtual machine management を 1 台の CMS にしかインストールできない HP SIM は デバイスを定期的にポーリングし トラップを受信し ソフトウェアアップデート スクリプトなどの タスクを実行するために接続を行うことにより デバイスを管理します デバイスのポーリングは 1 つまたは複数の HP SIM のインスタンスを使用して行えます 一方 Insight Control virtual machine management では 仮想マシンホストや仮想マシンゲストとの接続が持続性のあるものでなければなりません このため 同じホストやゲストのグループを Insight Control virtual machine management の複数のインスタンスを使用して制御することはできません HP SIM も Insight Control virtual machine management も マルチユーザー対応です このため HP SIM や Insight Control virtual machine management への同時アクセスを可能にするために 複数のインスタンスを用意する必要はありません システムが正常に起動しないまたはインストール処理に失敗する HP SIM またはデータベースサービスが正常に起動しない場合 インストールが正しく行われないか HP SIM およびデータベースサービスの実行中に以下のようなメッセージが表示され 手動でアンインストールが必要になります Systems Insight Manager or database service is not started properly.installation fails to proceed.uninstall manually when HP SIM and database services are running properly. Insight Control virtual machine management のインストールやアンインストールを行うには HP SIM とデータベースサービスが実行されていなければなりません この問題を解決するには 以下の手順に従ってください 1. Windowsのタスクバーから [ スタート ] [ 設定 ] [ コントロールパネル ] [ 管理ツール ] [ サービ ス ] を選択します 2. HP SIMサービスが開始されていることを確認します 3. データベースシステムを選択します データベースサービスが開始されていることを確認します 4. Microsoft Internet Explorer を起動して http://<cms 名または IP アドレス >:280 と入力します 5. HP SIM コンソールが表示されていることを確認します Insight Control virtual machine management のアンインストール の項で説明する方法で Insight Control virtual machine management をアンインストールします トラブルシューティング 53

ツールバーに表示されないメニューがある インストール後 ツールバーに Insight Control virtual machine management に関する一部のメニューが表示されないことがあります この問題を解決するには 以下の手順に従ってください 1. VM ホストを検出して ツールバーでメニューを確認します 2. コマンドプロンプトから mxtool を実行して メニューが存在するかどうかを確認してください 一部のメニューにはフィルターが必要です 3. <VMM のインストールパス >\ToolsMenu ディレクトリにアクセスして mxtool -a f vmmtools.xml コマンドを実行します アップグレード後 仮想マシンホストの登録は正常に完了するが vcenter Server が検出されない また vcenter 認証情報がない これは Insight Control virtual machine management の予想される動作です 仮想マシンホストは クリティカル と表示され vcenter Server は検出されていません クリティカルアイコンをクリックすると vcenter Server が検出されなかったことを示すメッセージが表示されます Insight Control virtual machine management のアンインストール HP SIM をアンインストールすると Insight Control virtual machine management もアンインストールされます Insight Control virtual machine management は 次のいずれかの方法でもアンインストールできます すべての Insight Control virtual machine management の画面を閉じます アンインストールを開始する前に画面を閉じる必要があります HP SIM がインストールされている場合 Insight Control virtual machine management を正しくアンインストールするには HP SIM と Microsoft SQL Server が稼動している必要があります [ プログラムの追加と削除 ] を使用したアンインストール 1. [ コントロールパネル ] で [ プログラムの追加と削除 ] をダブルクリックします 2. [Insight Control virtual machine management 6.0 (remove only)] を選択します 3. プロンプトが表示されたら [ はい ] をクリックして アンインストールを確認します VMware ESX Server 仮想マシンホストから VMM エージェントをアンインストールするには rpm -e hpvmmagent コマンドを実行します VMMclient.jar commons-cli-1.0.jar または org.mortbay.jetty.jar ファイルのコピーに失敗する インストール中に VMMclient.jar commons-cli-1.0.jar または org.mortbay.jetty.jar ファイルが存在する場合 インストーラーが HP SIM lib フォルダーのこれらの jar ファイルを置き換えることができないことがあります このような場合は ファイルを削除してください 1. [ コントロールパネル ] から [ 管理ツール ] を選択します 2. [ サービス ] をダブルクリックします 3. [HP Systems Insight Manager] を選択して [ サービスの停止 ] をクリックします 4. 適切なjarファイルを見つけ 手動で削除します 5. [ サービスの開始 ] をクリックします 6. Insight Control virtual machine managementインストールを再度実行します Microsoft Hyper-V サーバーインストールの後 マウスが正しく動作しない Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンオペレーティングシステムをインストールした後にマウスが適切に動作を停止しない場合は 統合サービスコンポーネントを仮想マシンにインストールしてください このオプションは Microsoft Hyper-V サーバー統合サービスセットアップディスクを接続すると使用できます [ 操作 ] [ 統合サービスセットアップディスクの挿入 ] をクリックしてください 54 トラブルシューティング

設定 Insight Control virtual machine management ホスト登録が失敗する HP SIM および Insight Control virtual machine management のインストール後 以下の項目を実行中に Connection to VMM Service failed! というメッセージが表示されることがあります Insight Control virtual machine management システムパスワードの変更後 HP SIM サービスパスワードの変更後 この問題を解決するには 以下の手順に従って Insight Control virtual machine management のサービスパスワードを変更してください 1. [ コントロールパネル ] [ 管理ツール ] [ サービス ] を選択します 2. サービスのリストで [HP Insight Control virtual machine management service] を探します 3. サービスを右クリックし [ プロパティ ] をクリックします 4. [ ログオン ] タブをクリックし パスワードを変更します 5. サービスを再起動します 登録を正しく行うには 正しいアーキテクチャーのパッケージを Xen ホストにインストールする必要があります Insight Control Virtual Machine Manager ソフトウェアはインストールされるパッケージのアーキテクチャーを検出できないため 必ず この表で推奨するアーキテクチャーの正しいパッケージをホストにインストールしてください 詳しくは インストール後の設定作業 を参照してください VMware ESX 3.5 U4 で Linux PSP または ESX エージェントのインストール を使用して選択した場合 仮想マシンホスト登録のための CRA が失敗する VMware ESX 3.5 U4 以降での CRA タスクで Linux PSP または ESX エージェントのインストール および仮想マシンホストの登録オプションの選択後 システムが Not Responding in vcenter として表示され VM ホストの登録 タスクが失敗します vcenter は システムを正常ステータスにするのに約 5 分かけます このため HP SIM が仮想マシンホストを登録しようとすると停止します この問題を解決するには 仮想マシンホストの登録作業を遅らせ vcenter でサーバーが正常な状態になったときに登録します Citrix XenServer ホストおよび仮想マシンに対してパフォーマンス情報が表示されない CMS クロックと Citrix XenServer ホストクロックが同期していることを確認してください Insight Control virtual machine management の項目は Insight Control virtual machine management をアンインストールしても HP SIM ツールバーから削除されません Internet Explorer で http://<cms 名 >:280 を入力して HP SIM ページが開くかどうかを確認してください メニュー項目を削除するには HP SIM CMS でコマンドプロンプトから次のコマンドを実行します mxtool -r -t VMM menu item ここで VMM menu item は HP SIM ツールバーに表示されている Insight Control virtual machine management のメニュー項目です Insight Control virtual machine management が マッピングされたネットワークドライブ上の仮想マシンを検出しない Insight Control virtual machine management は サービスがネットワーク共有にアクセスできない場合 マッピングされたネットワークドライブに保存された仮想マシンを検出できません 設定 55

ファイアウォールの後ろにある仮想マシンホストを管理するように Insight Control virtual machine management を設定する ファイアウォールの背後にある仮想マシンホストを管理する場合 ファイアウォールを設定して Insight Control virtual machine management のトラフィックがファイアウォールを通過するようにしなければなりません 使用されるポートは次のとおりです ブラウザーと HP SIM Web サービスの通信には ポート 50000 経由で HTTPS が使われます Web サービスと VMM サービスの通信 ( ともに HP SIM CMS 上 ) には IANA(Internet Assigned Numbers Authority) によって割り当てられたポート 40420 経由で SSL が使われます VMM サービスと VMM エージェント ( 仮想マシンホスト上 ) の通信には IANA によって割り当てられてたポート 1125 および 1126 経由で SSL が使われます 移動またはコピーを実行中の VMM エージェント間の通信には IANA によって割り当てられてたポート 1126 経由で SSL が使われます Insight Control virtual machine management では 標準のポート以外にも いくつかのポートが動的に開かれます 空いているポートがエージェントのインスタンスにより異なる可能性があるため 実際に使われるポート番号は決まっていません DHCP サーバーが生成した IP アドレスに Microsoft DNS サーバーがホスト名をマッピングしていない VMware ESX Server ホストで DHCP が使われている場合 DHCP が生成した IP アドレスに Microsoft DNS サーバーがホスト名をマッピングしないことがあります 静的 IP アドレスを作成することをおすすめします 仮想マシンホストが異なるサブセット内にある Microsoft Hyper-V サーバーでは 次のいずれかが発生した場合 Unable to register the VM / Fail to share the destination VM folder エラーメッセージがログファイルに表示されます ソースおよびターゲット Microsoft Hyper-V サーバーホストが異なるサブセット内にある 仮想マシンホスト上のターゲットフォルダーを共有することができない Insight Control virtual machine management のボタン Insight Control virtual machine management に 仮想マシンホストやゲストアイコンが表示されない 以前は その仮想マシンホストおよびゲストに Insight Control virtual machine management からアクセスできており HP SIM コンソールに情報アイコンが表示されていた場合は ホストのライセンスが取り消されていないかどうか確認してください そのホストにデモライセンスが適用されていた場合 ライセンスの期限が切れている可能性があります ホストの永久ライセンスを取得してください 56 トラブルシューティング

Insight Control virtual machine management が システム名 システムの IP アドレス およびオペレーティングシステムを表示しない 注記 : Windows 2000が仮想マシンゲストオペレーティングシステムである場合は インストールに WMIが必要になる可能性があります Insight Control virtual machine management は HP SIM から システム名 IP アドレス およびオペレーティングシステムの情報を取得します Insight Control virtual machine management に正しいシステム名 IP アドレス およびオペレーティングシステム名が表示されない場合 HP SIM が仮想マシンゲストを検出しているかどうか確認してください ゲストが検出されていない場合は HP SIM コンソールで [ オプション ] [ 検出 ] の順に選択して 未検出の仮想マシンホストおよびゲストの自動検出を実行してください インストールした仮想マシンが HP SIM に検出されていないと 機能が限定されます たとえば 以下の機能は実行できません 仮想マシンゲストのコピー 仮想マシンゲストの移動 仮想マシンゲストのバックアップ パフォーマンススレッショルドの定義 失敗したホスト復旧のセットアップ 認証の付与 実行できる操作は テンプレートの作成のみです 完全な機能を有効にするには 仮想マシンが検出されている必要があります Insight Control virtual machine management の仮想マシンホストに対してクリティカルステータスが表示される 仮想マシンホストを使用できない場合 クリティカルステータスが表示される可能性があります 仮想マシンホストのクリティカルな状態とは 仮想マシンホストが Insight Control virtual machine management にライセンス供与されているが 現在 Insight Control virtual machine management サービスと通信できていないことを意味します これは ネットワーク接続エラーまたは仮想マシンホストの電源異常が原因となっている場合があります ホストに ping を送信して 通信が確立されるかどうか確認してください 通信できない場合 その仮想マシンホストは存在しません HP SIM のツールバーからホストを削除するには 以下の手順に従ってください 1. HP SIMのツールバーから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンホストの登録解除 ] の順に選択しま す 2. 登録解除するターゲット仮想マシンホストを選択します 3. [ 適用 ] をクリックします 4. リストに正しいターゲットホストが表示されていることを確認します 5. 必要に応じて [ ターゲットの追加 ] をクリックしてターゲットを追加するか または [ ターゲットの 削除 ] をクリックしてターゲットを削除します 6. [ 次へ ] をクリックします 7. ホストの登録をすぐに削除するには [ 実行 ] をクリックします 登録解除を確認するよう求められ ます 確認後 登録解除プロセスが開始します 8. コマンドプロンプトから仮想マシンホストの登録を解除するには Insight Control virtual machine managementのインストール先フォルダー \binを入力して 次のコマンドを入力してください vmcli -unregisteragent <IP_address> ここで IP_address は 古い仮想マシンホストの IP アドレスです Insight Control virtual machine management のボタン 57

HP SIM から Insight Control virtual machine management を起動するとブランクのページが表示される ネットワーク上で CMS 名リンクが正しく解決されないと 空白のページが表示されます この問題を解決するには 以下の手順を実行してください 1. ブラウザーウィンドウで使用した名前をメモしてください 2. ネットワーク上でこの名前が解決されることとブラウザーのプロキシ設定が原因となっていないことを確認してください 3. Internet Explorer ブラウザーのセキュリティ設定で このリンクを信頼済みサイトとして追加してください 仮想マシンのステータスが更新されない Insight Control virtual machine management が HP SIM データベースと通信できないため 仮想マシンのステータスが更新されない可能性があります この問題を解決するには Insight Control virtual machine management サービスを再起動します Insight Control virtual machine management から仮想マシンゲストの情報にアクセスできなくなる 一定時間の経過後 Insight Control virtual machine management から仮想マシンゲストの情報にアクセスできなくなることがあります この問題を解決するには [ オプション ] [ システムの識別 ] をクリックして 仮想マシンゲストをホストする仮想マシンホストに対してシステムの識別を実行します 同じ仮想マシンホストが Insight Control virtual machine management に複数回表示される Insight Control virtual machine management では ライセンスが適用されている仮想マシンホストと適用されていない仮想マシンホストが表示され 同じホストが 2 度表示される可能性があります この問題が発生した場合は ライセンスが適用されていないホストを登録解除してください VMware vcenter Server で 同じ仮想マシンホストが複数回表示される 通常の移動 SAN Move または障害が発生したホストの復旧を実行すると ホストから仮想マシンゲストの登録が解除されますが 仮想マシンゲストのシリアル番号は VMware vcenter Server に登録されたままになります 仮想マシンゲストを再度追加すると VMware vcenter Server 内に重複したエントリーとして表示されます VMotion の移行を実行すると コンピューター名が重複する可能性があります これは VMware ESX CLI を使用して仮想マシンを登録または登録解除した場合の VMware vcenter Server 1.x の既知の問題です この問題を解決するには ホストから仮想マシンゲストの登録を解除するたびに VMware vcenter Server でも登録を解除するか VMware vcenter Server 1.x を vcenter Server 2.x にアップグレードする必要があります SAN Move の後で Live Move が失敗する ソースホストとターゲットホストを管理する VMware vcenter Server を使用して SAN Move を実行すると 移行が完了した後で VMware vcenter Server に重複したエントリーが作成されます Live Move を実行しようとすると 次のエラーが表示されます 仮想マシンの Live move 失敗 : [ 仮想マシン名 ] から [ ソース仮想マシン ] Live move 進行中 仮想マシンの Live move 失敗 VM 移行前状態の変更 この問題を解決するには VMware vcenter Server から重複したコンピューター名を削除して Live Move を再度実行します 仮想マシンホスト名が HP SIM と vcenter Server で一致しないため VMotion が失敗する HP SIM と vcenter Server で 大文字と小文字が異なる仮想ホストマシン名を検出すると VMotion の実行は失敗します 移行を実行すると 次のエラーが表示されます 58 トラブルシューティング

いいえ Live Move は有効ではありません VM を停止して他の移行オプションを有効にしてください この問題を解決するには 両方の仮想マシンホストに 大文字と小文字が同一の 同じ名前が付いていることを確認してください これは VMware vcenter Server 1.3 の既知の問題です VMware vcenter Server 2.x を使用する場合は 一致していない仮想マシンホストエントリーは存在しません 仮想マシンホストの応答時間が非常に長い VMware ESX Server の仮想マシンホストの応答時間が非常に長い場合 オペレーティングシステムのプロセッサーリソースまたはメモリリソースを追加してください オペレーティングシステムのリソースの追加について詳しくは VMware 社の Web サイト http://www.vmware.com で VMware ESX Server のマニュアルを参照してください Insight Control virtual machine management デモライセンス 購入した Insight Control virtual machine management ライセンスキーがある場合は 仮想マシンホストはデモキーを使用しません 同じバックアップを複数回復元すると 仮想マシンバックアップの復元処理に失敗する 仮想マシンバックアップの復元処理は 同じ仮想マシンホスト上に同じバックアップを複数回復元すると失敗することがあります この問題を解決するには HP SIM のツールバーから [ 仮想マシンバックアップの復元 ] を選択する前に 仮想マシンホストから同じバックアップを使用して以前復元した仮想マシンゲストの登録を解除するか これを削除します ハードウェア構成の不一致により仮想マシンの復元に失敗する 仮想マシンホストのハードウェアおよび構成は 復元する仮想マシンと互換性がなければなりません ホストのハードウェアまたは構成が互換性がない場合 仮想マシンの復元処理の実行に失敗した後で 仮想マシンを再設定することができます リモートデスクトップをクリックするとエラーが発生する Internet Explorer ブラウザーを使用して HP SIM のホストの [ システム ] ページの [ リモートデスクトップ ] をクリックすると 以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります Internet Explorer では <host> -...e.rdp?hostname=<host IP> をダウンロードできません 仮想マシンのリモートデスクトップを表示するには remote.rdp がダウンロードされる必要があります インターネットオプションでファイルのダウンロードを無効にしている場合 このエラーが発生します この問題を解決するには 以下の手順を実行してください 1. Internet Explorerで [ ツール ] [ インターネットオプション ] [ 詳細設定 ] を選択します 2. [ 暗号化されたページをディスクに保存しない ] オプションの選択を解除します 3. [ 適用 ] をクリックします VMM Pack の機能 RHEL 5.4 x86 上の Xen 仮想マシンホストで VM の停止タスクが予想どおりに実行されない RHEL 5.4 x86 上の Xen 仮想マシンホストでは Microsoft Windows 仮想マシンゲストで実行される停止操作は成功しない場合があります その場合 VMM はタイムアウトメッセージを表示しますが 障害は示しません VMM Pack の機能 59

仮想マシンでコピー操作を実行すると エラーメッセージ Unknown to VMM が表示される 仮想マシンでコピー操作を実行するときにエラーメッセージ Unknown to VMM が表示される場合は 仮想マシンがホストに存在することを確認してください 仮想マシンがホストから削除されていても仮想マシンノードが依然として HP SIM で表示される場合は HP SIM の [ オプション ] [ システムの識別 ] から仮想マシンホストのシステムの識別タスクを実行してください IP アドレスを使用して HP SIM 内で仮想マシンが手動で検出された場合は HP SIM の [ すべてのシステム ] ページから仮想マシンを削除する必要があります Insight Control virtual machine management の再起動後に転送操作が失敗する 転送操作の開始後に Insight Control virtual machine management を再起動すると その後 転送操作は失敗します ただし 仮想マシンホスト上での転送操作の結果は ハイパーバイザーに依存します この問題が発生する場合 ハイパーバイザー上で仮想マシンファイル ディスクなど 不要なリソースの削除が必要なことがあります コピーまたは移動された Xen 仮想マシンゲストがターゲットホスト上で起動しない Xen 仮想マシンゲストが別のホストにコピーまたは移動されると Insight Control virtual machine management は ゲストの Xen ブリッジを変換してターゲット上に存在するブリッジと一致させようとします 仮想マシンゲストを起動しようとすると 次のエラーがコンソール上に表示されます Error: Device 0 (vif) could not be connected.could not find bridge device xenbr<#> この問題を解決するには ターゲットシステム上で既存の Xen ブリッジを使用するように 仮想マシンゲストの設定を変更します 1. コマンド brctl show を使用して ターゲットホスト上の既存のブリッジを一覧表示します Xen ブリッジが作成されていない場合は /etc/xen/scripts/network-bridge スクリプトを使用して 1 つ作成します 例 :/etc/xen/scripts/network-bridge start netdev=eth0 vifnum=0 2. Xen 仮想マシンゲストXML 設定のダンプをファイルに出力します virsh dumpxml GUEST_NAME > guest.xml 3. システムのXen 仮想マシンゲストを未定義にします virsh undefine GUEST_NAME 4. <source bridge='> XMLタグを編集して 設定内のXenブリッジを変更します 5. システムのXen 仮想マシンゲストを再定義します virsh define guest.xml 6. Xen 仮想マシンゲストを起動します 仮想マシンホストの事前障害イベントの処理タスクが進行しない VMware ESX 3.x または VMware ESX 3.x ホストでは [ 展開 ] [ 仮想マシン ] [VM ホストの事前障害イベントの処理 ] が選択されると 仮想マシンホストは VMware vcenter Server のメンテナンスモードになります メンテナンスモードに入るには すべての仮想マシンの電源を切るか 他の仮想マシンホストに移動する必要があります このタスクには 手動の作業が必要になる可能性があります Insight Control virtual machine management による移動またはコピー操作時に HTTP Error: 500 Internal Server Error というメッセージが表示される このエラーは 移動またはコピー操作時に ネットワークがビジー状態のとき生成されることがあります この問題を解決するには ブラウザーを更新してください 60 トラブルシューティング

Insight Control virtual machine management が 特定のディスクタイプを備える仮想マシンを移動できない Insight Control virtual machine management は 次の表に示されている仮想化テクノロジーとともにインストールされている場合 次のディスクタイプを備える仮想マシンの移動やコピーは行いません 次のディスクタイプはサポートされていません リンクディスク 差分ディスク 物理 (RAW) ディスク 移動後 仮想マシンファイルが削除されない Insight Control virtual machine management は ソースホスト上で仮想マシンゲストを復旧できるように 移動後 仮想マシンゲストファイルをそのまま残しておきます このシナリオは Xen 仮想マシンホストでは発生しますが 他のハイパーバイザーでは発生しません コピーまたは移動後 仮想マシンデバイスを使用できないことがある 移動またはコピーした仮想マシンゲスト上の仮想ネットワーク接続を再設定してください シャットダウン操作や再起動操作が失敗するか または完了しない シャットダウンやリセットを行うには 仮想マシンゲストに VMware Tools をインストールしておく必要があります Microsoft バーチャルマシン追加機能または VMware Tools のインストール手順については HP Insight Software インストレーション / コンフィギュレーションガイド を参照してください Insight Control virtual machine management コンソールからリモートコンソールを起動できないことがある コンフィギュレーション設定を修正すると 仮想マシンホストのすべてのポート番号が変更されます VMware Management Interface ソフトウェアのインストールを確認します VMware のインストールディレクトリに VMware Management Interface ディレクトリがあるかどうかで確認できます 詳しくは VMware 社の Web サイト http://www.vmware.com/support/kb で VMware Knowledge Base Answer ID 793 を参照してください また Web ポートが デフォルトポートの 8222 に設定されていることを確認します そうでない場合は Insight Control virtual machine management のコンフィギュレーション設定で Web ポートを変更してください 1. C:\Program Files\HP\Insight Control virtual machine management\binディレクトリで hpvmm.confファイルを見つけます 2. Vmwaregsxportで指定されているポート番号を デフォルトポートに変更します 3. ファイルを保存して Insight Control virtual machine managementサービスを再起動してください VMware ESX Server の場合 - VMware ESX Server の Web ポートがデフォルトの 80 に設定されていることを確認します そうでない場合は Insight Control virtual machine management のコンフィギュレーション設定で Web ポートを変更してください VMM Pack の機能 61

1. C:\Program Files\HP\Insight Control virtual machine management\bin ディレクトリで hpvmm.conf ファイルを見つけます 2. VMwareesxport で指定されているポート番号を デフォルトポートに変更します 3. ファイルを保存して Insight Control virtual machine management サービスを再起動してください vcenter Server に依存するいくつかの Insight Control virtual machine management の操作を完了できないか確認なしに完了できない VMware vcenter Server 2.5 を使用していくつかの Insight Control virtual machine management の操作を完了しようとすると 次のような状態になる 操作が完了しない 操作は完了するが 操作を確認するメッセージが Insight Control virtual machine management に送信されない そのため HP SIM の [ タスク結果 ] ページでタスクが完了したと識別されない この問題は VMware vcenter Server 2.5 Update 5 で解決されました このバージョンにアップグレードする必要があります CMS で作成される切り離された管理対象システム Citrix XenServer 上の仮想マシンを移動すると 多くの場合 そのシステムを識別するために使用されている固有の識別子が変更されます 識別子が変更されると データベースに新しい管理対象システムオブジェクトが作成され そのシステムのホスト名と IP アドレスを新しいデータベースオブジェクトに移動する必要が生じます しかし これらを新しいオブジェクトに移動しても 古いデータベースオブジェクトに関連付けられた未確認イベントは残ります このため これらのイベントを表示できるようにするために 仮想マシンのシリアル番号に名前が変更されます システムに関連付けられたすべてのイベントを表示して確認した後 イベントはデータベースから削除できます 回避策 Naming Restrictions( 命名に関する制限 ) ドキュメントで説明している複合体の命名に関する制限に従います また HP SIM 5.1.0.1 以降を使用している場合は <HP SIM のインストールパス >/doc/en/hpsim-readme.pdf ファイルの DISCOVERY( 検出 ) の項の命名に関する制限事項をよく読んで従います この.pdf ファイルは 切り離されたノードの発生を防止できない場合の例をいくつか示します また 防止できる場合にどんな操作を行えるかについても説明しています たとえば 管理対象システムのシステムサブタイプが変更されることがわかっている場合 ( 仮想パーティションを仮想マシンに変換など ) 変更前に CMS からシステムを削除して システムの再設定後 システムを追加しなおします HA が無効のリソースプールのマスター Citrix XenServer ホスト上で障害の発生したホスト復旧が失敗する Citrix XenServer Guide に記載されているように Insight Control virtual machine management は 新しいマスターが選択されていないかぎり Citrix リソースプールのマスター上での障害の発生したホストの復旧をサポートしません Citrix XenServer リソースプールのマスターホストに障害が発生した場合は マスターにするスレーブホストにログインし 以下のコマンドを実行してください xe pool-emergency-transition-to-master xe pool-recover-slaves Insight Control virtual machine management は リソースプールの新しいマスターを検出します そして [ 障害のあるホストの VM のリカバリ ] を起動してください Insight Control virtual machine management の移動ウィザードで HA の設定された Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンに [Quick Move] オプションが表示されない HA の設定された Microsoft Hyper-V サーバー仮想マシンが Microsoft フェイルオーバークラスター管理ツールにリストされていることを確認してください HP SIM 認証情報設定の [ システムサインイン認証 ] にドメイン認証情報があること また Microsoft Hyper-V サーバーホストが正しく登録されていることを確認してください 認証情報が入力されていない場合 62 トラブルシューティング

は HP SIM 認証情報設定の [ システムサインイン認証 ] に認証情報を入力して Microsoft Hyper-V サーバーホストを再登録してください 事前障害アラートが Citrix XenServer リソースプールのエラーを報告する 次のエラーが発生する可能性があります Error: This operation cannot be performed because it would invalidate VM failover planning such that the system would be unable to guarantee to restart protected VMs after a Host failure. このエラーは 保護された仮想マシンがリソースプールに含まれているために リソースプールがメンテナンスモードにならないことを示します 仮想マシンの保護を解除するには Citrix XenServer のマニュアルを参照して 事前障害アラートを試行してください Error: you attempted to run a VM on a host which doesn t have access to an SR needed by the VM.The VM has at least one VBD attached to a VDI in the SR. このエラーは リソースプールの共有ストレージ上にない動作状態の仮想マシンが リソースプールに含まれることを示します 仮想マシンを停止し 事前障害アラートを再試行してください Failed Host Recovery を使用して代理ホストに復旧された Hyper-V R2 ホスト仮想マシンに電源を入れることはできません 代理ホストで クラスター共有ボリューム (CSV) にアクセスできることを確認します 設定されていない場合は 仮想マシンのネットワーク設定値を手動で設定します HP SIM コンソールへの統合 仮想マシンゲストが HP SIM の [ すべてのシステム ] ページに表示されていない HP SIM の識別に 仮想マシンが正しく設定されていることを確認してください 詳しくは HP SIM テクニカルリファレンスガイド を参照してください Insight Control の一部操作を 仮想マシンで実行できない HP SIM の識別に 仮想マシンが正しく設定されていることを確認してください 詳しくは HP SIM テクニカルリファレンスガイド を参照してください 設定されていない仮想マシンでは HP SIM メニューからテンプレートを作成できます HP SIM コンソールが サーバーを仮想マシンホストとして識別しない HP SIM でシステムが正しく識別されているかどうかを検証するには HP SIM コンソールの [ システム名 ] エントリーをクリックし [ 識別 ] 画面に VM ホストの詳細情報が表示されることを確認します HP SIM が 仮想マシンホストを認識しない場合は [ オプション ] [ 検出 ] の順に選択し 仮想マシンゲストに対してシステムの識別イベントを実行します HP SIM コンソールが 仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストを検出しない 設定されていない仮想マシンは VM ホストの [ システム ] ページにのみ表示されます この問題を解決するには 以下の手順を実行してください 1. [ コントロールパネル ] [ 管理ツール ] [ サービス ] の順に選択してSNMPプロパティを置き換え 右 クリックし [ プロパティ ] を選択します 2. [ セキュリティ ] タブをクリックします 3. HP SIM CMSのIPアドレスを [ これらのホストからSNMPパケットを受け付ける ] ボックスに追加し ます 4. [ デフォルトWBEM 設定 ] ボックスに ユーザー名とパスワードを入力します 5. HP SIMコンソールで [ オプション ] [ 検出 ] の順に選択します 6. [ 検出の設定 ] ボックスで [ 検出フィルターを有効化 ] チェックボックスの選択を解除して [ 保存 ] を クリックします 7. 未検出の仮想マシンホストおよび仮想マシンゲストの検出を実行します HP SIM コンソールへの統合 63

基本的な HP SIM タスクの実行について詳しくは HP SIM テクニカルリファレンスガイド を参照してください HP SIM コンソールが 仮想マシンゲストを 不明 または 非管理対象デバイス として識別する この問題を解決するには 以下の手順を実行してください 1. 仮想マシンゲストに正しい IP アドレスが割り当てられており HP SIM CMS から仮想マシンゲストへの ping が成功することを確認してください 2. [ オプション ] [ プロトコル設定 ] [ グローバルプロトコル設定 ] の順に選択し HP SIM CMS の IP アドレスまたは名前がリストされていることを確認してください 3. HP SIM CMS のシステムページで [ 製品詳細 ] の [ 管理プロトコル ] ボックスに WBEM がリストされていることを確認してください 4. 仮想マシンゲストで [ サービス ] を選択し WMI サービスがリストに示され開始されていることを確認します 5. HP SIM CMS の [ コントロールパネル ] で [ プログラムの追加と削除 ] を選択し Pegasus WMI Mapper 2.7 がインストールされていることを確認します 6. HP SIM CMS で [ サービス ] を選択し Pegasus WMI Mapper サービスがリストに示され 開始されていることを確認します 7. HP SIM コンソールで [ オプション ] [ プロトコル設定 ] [ グローバルプロトコル設定 ] の順に選択し 正しいユーザー名とパスワードが入力されていることを確認します 8. [WBEM 有効 ] チェックボックスが選択されていることを確認します 9. 正しいユーザー名とパスワードがゲストの [ サインイン認証 ] ボックスに入力されていることを確認します 10. ホスト名がアンダースコアで開始されている仮想マシンゲストがないことを確認します 11. 仮想マシンゲストに対してシステムの識別イベントを実行するには [ オプション ] [ 検出 ] の順に選択します 12. HP SIM CMS で WMI および WMI Mapper サービスを再起動します 特定の仮想マシンゲストにだけ問題が発生する場合は その仮想マシンの WMI サービスを再起動してください 13. WMI Mapper をアンインストールした後 再インストールします Microsoft Windows NT 仮想マシンゲストに WMI をインストールする方法については Microsoft 社の Web サイト http://www.microsoft.com/downloads/ details.aspx?familyid=c174cfb1-ef67-471d-9277-4c2b1014a31e を参照してください 仮想マシンが非管理システムとして検出される VMware および Microsoft Virtual Server の仮想マシンの場合のみ 検出を実行したときに 仮想マシンが非管理と表示されることがあります この問題を解決するには 以下の手順を実行してください 1. HP SIMにログインします 2. 管理されていないシステムを表示する収集の表示を選択します 3. 管理されていないシステムを選択します 4. [ オプション ] [ システムの識別 ] [ すぐに実行 ] の順にクリックします 5. 識別が完了したら 仮想マシンがまだ非管理になっていないかを確認するために手順 2に戻ります まだ非管理ならば すべての仮想マシンが管理されるまで 手順 3から5を繰り返し実行します すべての仮想マシンが管理されるようになったら 検出が再び実行されても それらはその状態のままになります HP SIM CMS のアンインストールまたは使用終了 HP SIM CMS をアンインストールまたは使用を中止し HP SIM を新しい CMS に移動する場合 アンインストールする前に 対象の HP SIM CMS に登録されているすべての仮想マシンホストの登録を解除する必要があります 仮想マシンホストの登録を解除するには HP SIM のツールバーから [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンホストの登録解除 ] の順に選択します 仮想マシンホストの登録を解除しないと 仮想マシンホストを新しい HP SIM CMS に登録する際に エラーメッセージが表示されます 64 トラブルシューティング

元の HP SIM CMS が使用できない場合は 以下の手順に従って 新しい HP SIM CMS に仮想マシンホストを登録します 1. 仮想マシンホストで VMMエージェントを再起動します 2. [ 設定 ] [ 仮想マシン ] [ 仮想マシンホストの登録 ] の順に選択して 新しいCMSに仮想マシンホス トを登録します ハードウェア サーバーのシリアル番号とプロダクト ID の再入力 システムボードを交換した後で サーバーのシリアル番号とプロダクト ID を再入力する必要があります シリアル番号を正しく入力しないと Insight Control の追加ライセンスを使用する可能性があります 追加ライセンスの使用を回避する方法については HP の Web サイト http://www.docs.hp.com( 英語 ) で サーバーのシリアル番号の再入力について 使用するサーバープラットフォームの保守 / サービスガイドを参照してください このガイド以外の資料 HP ProLiant サーバートラブルシューティングガイド では 一般的な問題を解決するための手順を紹介し 障害を特定し識別するための一連の包括的な対策 エラーメッセージの意味 問題の解決方法 およびソフトウェアのメンテナンスについて説明しています このガイドを入手するには 次の提供元にアクセスして HP ProLiant サーバートラブルシューティングガイド を選択してください サーバー専用のドキュメンテーション CD HP Business Support Center の Web サイト http://www.hp.com/jp/support HP の Web サイトのナビゲーション機能を使用して このガイドを見つけることができます HP の Web サイト http://www.docs.hp.com[enterprise Servers] [Workstations and Systems Hardware] を選択して 該当するサーバーを選んでください ハードウェア 65

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第 5 章サポートと他のリソース ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスへの登録 関連情報 Insight Control suite よび特定の ProLiant Essentials ソフトウェア製品には 1 年間 24 時間年中無休のソフトウェアテクニカルサポートおよびアップデートサービスが含まれています このサービスは ソフトウェアの実行の解決またはオペレーション問題をアシストするために HP テクニカルリソースへのアクセスを提供します このサービスはさらにソフトウェアアップデートおよびリファレンスマニュアルへのアクセスを提供します 電子版ライセンスをご購入されたお客様は アップデートの電子配布のみを選択できます このサービスで Insight Control と ProLiant Essentials のお客様は ソフトウェアアップデートの通知と入手だけでなく効率の良い問題解決も受けることができます このサービスについて詳しくは 次の Web サイトを参照してください http://www.hp.com/services/insight( 英語 ) 登録には 次の方法があります ライセンス権利証明が届いた場合 ライセンス証明 / ライセンスキーをオンラインで引き換えた時点で 自動的にこのサービスに登録されます 送付された製品のライセンス情報にソフトウェアテクニカルサポートおよびアップデートサービスの登録方法が記載されている場合は 電話によるサポートまたは製品のアップデートサービスを受けることができるように 必ずその指示に従って登録してください ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスの使用方法 登録後 サービスの窓口の電話番号と SAID(Service Agreement Identifier) を含むサービス契約書がメールで送付されます テクニカルサポートに連絡する場合は SAID が必要です また SAID を使用して ソフトウェアアップデートマネージャ (SUM) の Web サイトから オンラインでの契約内容の確認や 製品アップデートの取得が可能です 保証情報 HP は購入日から 90 日以内であれば 問題のある配布メディアを交換します この保証は Insight Control Management HP Systems Insight Manager および ProLiant Essentials 製品に適用されます HP サポートの連絡先電話番号 HP サポートの連絡先電話番号については 次の Web サイトを参照してください http://welcome.hp.com/country/jp/ja/contact_us.html HP Insight Control および関連製品の最新版マニュアルと White Paper は 次の HP の Web サイトからダウンロードできます HP Insight Control と関連するソフトウェアに関するマニュアルは HP の Web サイト http://docs.hp.com/ja/hpuxhplex.html?jumpid=reg_r1002_jpja にあります HP Insight Control とその関連製品およびソリューションについて詳しくは HP の次の Web サイトを参照してください HP Insight Control:http://www.hp.com/jp/insight ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスへの登録 67

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付録 A 仮想マシンホスト 仮想マシンのイベントの表示 Insight Control virtual machine management に関するすべてのイベントを表示するには HP SIM コンソールの左フレームで [ イベント ] [ 共有 ] ディレクトリの順に展開します [ すべての仮想マシン管理イベント ] を展開します 特定の仮想マシンホストまたは仮想マシンゲストに関するイベントを表示するには HP SIM コンソールで ホストまたはゲストをクリックし [ イベント ] タブをクリックします 特定のイベントの詳細を表示するには [ イベントタイプ ] エントリーをクリックします 完了したすべての HP SIM イベントを表示するには HP SIM のツールバーで [ タスク & ログ ] [ タスク結果の表示 ] の順にクリックします 仮想マシンのイベントの表示 69