NortonAntiVirus for MicrosoftExchange インストール手順書 このドキュメントは NortonAntiVirus 2.5 for MicrosoftExchange のインストール手順を示します 2001 年 7 月 1
1.. Norton AntiVirus for Microsoft Exchange のアンインストール まず 以前のバージョンの NortonAntiVirus for Microsoft Exchange をご使用の方はアンインストール致します 以下の手順で行ってください 1. [ スタート ]-[ プログアラム ]-[NortonAntiVirus for Microsoft Exchange] のメニューからアンインストールを選択し実行してください ( コントロールパネルにある アプリケーションの追加と削除 からも実行できます 2. 必要に応じて Program Files の下にある NAVMSE フォルダーを削除してください また アンインストールの際には以下の点にご注意ください 注意事項 アンインストールとイベントログ NAVMSE をアンインストールすると イベントログは NAVMSE が生成したログエントリを表示しなくなります これは NAVEHLPR.DLL( イベントログが Norton AntiVirus エラーメッセージの表示に使う DLL) が NAVMSE のすべてのファイルとともに削除されたためです NAVMSE のアンインストール中にイベントログが開いていると NAVEHLPR.DLL は削除されません Program Files NAVMSE フォルダにある NAVEHLPR.DLL を手動で削除してください アンインストールと検疫 / バックアップフォルダに保存してあるファイルアンインストールしても検疫ファイルやバックアップファイルのフォルダに保存してあるファイルが削除されることはありません これらのファイルやフォルダは手動で削除できます アンインストールによるレポートデータの削除アンインストールすると NAVMSE Reports フォルダの NAVMSE.DBF ファイルが削除されます このデータを保持したい場合にはアンインストールの前にファイルを別の場所にコピーします アンインストールとサービスコンソールサーバーコンソールまたはコンピュータ管理コンソールがアクティブである間に NAVMSE のアンインストールを実行すると コンソールを閉じるまで NAVMSE サービスは無効な状態になります 2
2.. Norton AntiVirus for Microsoft Exchange のインストール コンポーネントの場所 デフォルトでは Norton AntiVirus for Microsoft Exchange のコンポーネントは次の場所にインストールされます C: Program Files Navmse Norton AntiVirus のプログラムファイル C: Program Files Navmse Quarantine 検疫項目 ( 暗号化形式 ) C: Program Files Navmse Backup 修復前のバックアップ項目 ( 暗号化形式 ) C: Program Files Navmse Root ユーザーインターフェースファイル C: Program Files Navmse Reports レポートデータ C: Program Files Symantec LiveUpdate ウィルス定義を更新するためのコンポーネント Windows スタートメニューに次のショートカットが登録されます Norton AntiVirus for Microsoft Exchange: Norton AntiVirus ユーザーインターフェースを起動します LiveUpdate: ウィルス定義を更新します README.TXT: README.TXT を表示します Norton AntiVirus for Microsoft Exchange のアンインストール : Norton AntiVirus for Microsoft Exchange をアンインストールします 以上のほかに Windows コントロールパネルに LiveUpdate プロパティのアプレットがあります 必要に応じて LiveUpdate の接続方法を手動で設定できます 3
Microsoft Exchange サーバーにインストールする前に Microsoft Exchange クラスタサーバーにインストールしようとする場合にはマニュアル p.11 の Microsoft Exchange 2000 クラスタサーバーへのインストール を参照してください インストールを行う前に Windows および Exchange の権限が必要になります 以下の手順で設定してください 1.Exchange の Microsoft Exchange System Attendant のアカウントが 下記ふたつの権利を保持した Windows の管理者アカウントであることを確認してください オペレーティングシステムの一部として機能 の権利 サービスとしてログオン の権利 2.NAVMSE のインストール時には 上記 1. で指定したアカウントで Windows にログインしてください 3 NAVMSE のインストール時に NAVMSE のサービスアカウント を指定します 既存のアカウントを選択する際には ログオンしたときの用いたアカウントを指定してください 注意事項 NAVMSE サービスアカウントを新しく作成する時は アカウント名 パスワード ドメイン名 グループ名を入力することによって新規作成できます 情報の入力時にはインターネット標準の文字のみを使ってください 新しいアカウントは指定したグループ ( デフォルトは Domain Admin) に作成され ホストコンピュータのローカルセキュリティ方針で次の権利が自動的に付与されます * オペレーティングシステムの一部として機能 * サービスとしてログオンアクティブディレクトリの設定でこれらの権利が上位レベルのグループ方針で定義済みの場合には 必要なユーザー権利を備えたアカウントを手動で作成してセットアップ中に既存のアカウントを使うオプションを選択してください Microsoft Exchange プロファイル : セットアップ中に Norton AntiVirus for Microsoft Exchange というプロファイルが自動的に作成されます IP アドレス : セットアップ中に Norton AntiVirus for Microsoft Exchange にアクセスするコンピュータの IP アドレスが入力されます デフォルトでは ローカルネットワークまたはサブネットの IP アドレス範囲が使われます アクセスパスワードもセットアップ中に指定されます 一般的なセキュリティのためには サイト中のユーザーの IP アドレスリスト全体を指定し パスワードに頼ってアクセスを制限します 最大限のセキュリティのためには 管理者の特定の IP アドレスのみを入力してください 個々のアドレスを範囲で識別できます たとえば 次のように指定します 123.12.123.123, 123.12.123.220-123.12.123.255 Norton AntiVirus for Microsoft Exchange をインストールしてあるコンピュータから Norton AntiVirus を管理するつもりならば そのコンピュータの IP アドレスも含める必要があります メモ : インストール後に IP アドレスを追加するにはレジストリキーを編集する必要があります 詳しくはマニュアル p.18 の Norton AntiVirus for Microsoft Exchange に対する追加アクセス権の認可 を参照してください 4
Microsoft Exchange サーバーにインストールする手順 Norton AntiVirus for Microsoft Exchange をインストールするには以下の手順で行ってください 1. インストール前の必要な情報を収集し設定します 2.Norton AntiVirus for Microsoft Exchange セットアッププログラム (Setup.exe) を実行し 画面の指示に従って操作します 3.Norton AntiVirus がセットアップの終わりに報告する IP アドレスとポートをメモ用紙などに書きとめます インストール後に Norton AntiVirus for Microsoft Exchange にアクセスするにはブラウザでこの IP アドレスとポートを指定します Norton AntiVirus for Microsoft Exchange をインストールしたコンピュータのデスクトップにユーザーインターフェースへのショートカットが表示されます 5