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Transcription:

nl HP StorageWorks 9000 series Virtual Library System User Guide ( 抜粋 ) 製品番号 : AG306-96029 初版 : 2010 年 9 月

ファームウェアのアップデート 注意 : ファームウェアアップデートをインストールすると VLS が自動的に再起動されます VLS ファームウェアを更新するには以下の手順に従います 1. VLS ファームウェアアップデート ZIP ファイルを HP から入手します 2. ダウンロードしたファイルの完全性を確認します 詳細については ファームウェアのリリースノートを参照してください 3. Command View VLS で [System] タブをクリックします 4. ナビゲーションツリーで [Chassis] を選択します 5. [Maintenance Tasks] の [Software Update] を選択します [Software Update] ウィンドウが表示されます 6. [Browse] を選択します 7. ZIP 形式のファームウェアアップグレードファイルを選択します 8. [Next Step] を選択します アップグレードに関する情報がウィンドウに表示されます 9. [Next Step] を選択して続行します EULA が表示されます 10.[Accept and Install] を選択して続行します アップグレードのインストールが正常に完了したことを示すメッセージが画面に表示され 自動的に再起動が行われます 再起動には数分かかることがあります 構成設定の保存 VLS ファームウェアでは ハードウェア ( システムボードやファイバーチャネルホストバスアダプターカードなど ) が故障のため交換された場合でも 外部 SAN からは VLS が完全に同一のものとして認識されるようにするため VLS シリアル番号とファイバーチャネルポート WWPN を永続的に保持します このため システムボードの MAC アドレスに基づく VLS シリアル番号とファイバーチャネルポート WWPN が最初の起動時に生成されます VLS シリアル番号とファイバーチャネルポート WWPN は VLS ハードドライブに保存され 構成ファイルに仮想ライブラリ構成設定が書き込まれます 災害発生時のリストアを可能にするために 仮想ライブラリ構成および VLS ネットワーク設定を外部の構成ファイルに保存しておくことを強くお勧めします 仮想ライブラリ構成および VLS ネットワーク設定を外部の構成ファイルに保存するには Command View VLS から以下の手順を実施します 1. [System] タブをクリックします 2. ナビゲーションツリーで [Chassis] を選択します

3. [Maintenance Tasks] の [Save Config] を選択します [Save Configuration] ウィンドウが表示されます 4. [Download Configuration Files] を右クリックします 5. [Save Target As] を選択します [File name] ボックスに ZIP ファイルが表示されます 6. [Save] をクリックし ファイルのダウンロードが完了するまで待ってから [Close] をクリックします [Save Configuration] ウィンドウが再び表示されます 7. [Finish] をクリックします オプションとして デバイスが自動保存を行い 構成変更後の深夜に構成ファイルを電子メールで送信するように設定することができます 188 ページの Edit the Email Settings を参照してください

15 ディザスターリカバリ この項では VLS ディザスターリカバリ手順の詳細を述べます オペレーティングシステム障害 ディスクアレイ障害 ノード障害のそれぞれについてリカバリ手順を説明します オペレーティングシステム障害からのリカバリ ノード RAID ボリューム障害の結果としてオペレーティングシステムが破損または消失した場合は オペレーティングシステムを再インストールします 注意 : ノードハードドライブには VLS オペレーティングシステムだけをインストールしてください ノードハードドライブに他のオペレーティングシステムをインストールすると 保証が無効になります VLS オペレーティングシステムには VLS を動作させるために必要なハードウェアデバイスドライバー ファームウェア およびユーティリティが含まれています オペレーティングシステムを再インストールするには以下の手順に従います 1. プライマリノードをリストアする場合は すべてのセカンダリノードの電源をオフにします 2. キーボードコネクターにキーボードを接続します 3. ビデオコネクターにモニターを接続します 4. CD-ROM ドライブまたは DVD-CD ドライブに VLS Quick Restore CD を挿入します VLS Quick Restore CD が自動的に起動します 5. キーボードの R キーを押して再インストールを開始します 再インストールには 30 分以内に完了します 再インストールの最後の 10 分間は画面がフリーズしますが これは正常な動作です 再インストールが完了すると VLS Quick Restore CD が排出され システムが再起動されます 6. VLS をリストアします VLS ファームウェアバージョン 3.2 が稼働しているシステムのリストアは バージョン 2.x または 3.1 が稼働しているシステムのリストアと異なります 下記を参照してください バージョン 3.2 が稼働している VLS のリストア : 1. プライマリノードをリストアする場合は プライマリノードの再起動が完了したら すべてのセカンダリノードの電源をオンにします

2. プライマリノードをリストアする場合は Command View VLS でプライマリノードをマスターノードに設定します Configuring Primary Node 0 を参照してください (IP アドレスおよびその他のパブリックネットワーク構成を設定する最終ステップは不要です ) 3. プライマリノードをリストアする場合は セカンダリノードの IP アドレスを再入力します Setting the Network Settings using Command View VLS を参照してください 4. この時点で ウォームフェイルオーバープロセスにより ノードの構成 ( シリアル番号 フロントエンドファイバーチャネル WWPN 仮想デバイス構成 ライセンスなど ) が自動的に以前の構成にリストアされます 再構成は不要です ウォームフェイルオーバー を参照してください バージョン 2.x または 3.1 が稼働している VLS のリストア : 1. プライマリノードをリストアする場合は プライマリノードの再起動が完了したら すべてのセカンダリノードの電源をオンにします 2. プライマリノードをリストアする場合は Command View VLS からセカンダリノードを追加します Configuring the Secondary Nodes 1 through 7 を参照してください 3. 構成設定をリストアします 構成設定のリストア を参照してください 4. 1 つ以上の容量ライセンスおよび / または重複排除ライセンスが VLS に追加されている場合は VLS の容量ライセンスおよび重複排除ライセンスを再インストールします VLS ライセンスの再インストール を参照してください 以上によりノードのリストアが完了します 構成設定のリストア VLS 仮想ライブラリの構成およびネットワーク設定は 構成設定の保存 を実行して作成した構成ファイルから すばやくリストアできます 構成ファイルからの仮想ライブラリ構成のリストア を参照してください 構成ファイルが作成されていない場合は ネットワーク設定を再構成して 仮想ライブラリおよび仮想ドライブの構成を再構築する必要があります ただし カートリッジ構成はディスクアレイ上に格納されているため 再構築不要です 仮想ライブラリ構成の再構築 を参照してください 構成ファイルからの仮想ライブラリ構成のリストア 構成ファイルから仮想ライブラリ構成をリストアすると 仮想ライブラリおよび仮想ドライブの構成と管理設定およびネットワーク設定 (VLS シリアル番号および永続的なファイバーチャネルポート WWPN を含む ) がリストアされます 構成ファイルは 以前のファームウェアバージョンとの下位互換性がありません たとえば ファームウェアバージョン 3.1.2 が稼働しているシステムで作成された構成ファイルをファームウェアバージョン 3.1.0 上で使用することはできません 構成をリストアする前に ご使用のシステムのファームウェアバージョンが構成ファイルの作成時と同じものであることを確認してください

仮想ライブラリおよびネットワーク設定を構成ファイルからリストアするには 以下の手順に従ってください 1. Command View VLS セッションを開始できるようにするためにネットワーク設定を構成します ネットワーク設定の構成 を参照してください 2. Add Node Wizard を使用してすべてのセカンダリノードを追加します セカンダリノードごとに以下の操作を行います a. Command View VLS で [System] タブを選択します b. ナビゲーションツリーから [Nodes] を選択します c. メインウィンドウのタスクバーから [Add Node] を選択します Add Node Wizard が起動します d. 先に構成した番号の次に使用可能な番号が [Node Name] フィールド内のノード名の番号になっていることを確認します たとえば プライマリノードを先にノード 0 として構成しているので ナビゲーションツリー上のノードリストにはプライマリノードがノード 0 として表示されます 最初に追加するセカンダリノードはノード 1 にし 2 番目に追加するセカンダリノードはノード 2 にする必要があります e. [Finish] を選択してノードを追加します 3. ナビゲーションツリーで [Chassis] を選択します 4. [Maintenance Tasks] の [Restore Config] を選択します [Restore Config] ウィンドウが表示されます 5. [Browse] をクリックします 6. 目的の構成ファイルを探して選択します 7.[Open] をクリックします 8. [Next Step] をクリックします ファイルのアップロードが正常に完了したことを示すメッセージが表示されます 9. [Next] をクリックして構成ファイルのロードを開始します 構成ファイルのロード後 システムが自動的に構成を適用し 再起動します 仮想ライブラリ構成の再構築 ネットワーク設定を再構成して仮想ライブラリ構成を再構築するには 以下の手順に従います 1. Command View VLS セッションを開始できるようにするためにネットワーク設定を構成します ネットワーク設定の構成 を参照してください 2. 仮想ライブラリおよび仮想ドライブの構成を再構築し アラート通知設定など 他の構成設定を再入力します Configuration, Management および Monitoring を参照してください ノードシステムボードが変更された場合 仮想ライブラリ構成およびネットワーク設定が構成ファイルに保存されていないと 永続的な VLS シリアル番号およびファイバーチャネルポート WWPN が消失し 復元できなくなります この場合 VLS ファームウェアは システムボードの MAC アドレスに基づいて新しい VLS シリアル番号と新しいファイバーチャネルポート WWPN を生成します VLS にインストールされる容量ライセンスは 発行時の VLS シリアル番号でのみ使用できるようになっているため 新しい VLS シリアル番号が生成された場合は使用できなくなります 新しい VLS

シリアル番号を使用して HP テクニカルサポートから新しい容量ライセンスを取得できます また 新しいファイバーチャネルポート WWPN が反映されるように SAN を再構成する必要もあります VLS ライセンスの再インストール 1 つ以上の容量バンドル ( または既存のディスクアレイ ) 重複排除ライセンス または複製ライセンスが VLS に追加されていた場合は VLS ライセンスを再インストールする必要があります Command View VLS から VLS ライセンスを再インストールするには 以下の手順に従います (HP 推奨の方法 ) 1. ライセンスキーが含まれている電子メールを探します VLS ライセンスキーは 最初の要求時に電子メールで届けられます これらの電子メールが既に存在しない場合は HP テクニカルサポートに新しいライセンスキーを要求してください 2. Command View VLS にログインします 3. Installing Additional Licenses の手順のステップ 9 以降を実施します Command View VLS から VLS ライセンスを再インストールするには 以下の手順に従います 1. ライセンスキーが含まれている電子メールを探します VLS ライセンスキーは 最初の要求時に電子メールで届けられます これらの電子メールが既に存在しない場合は HP テクニカルサポートに新しいライセンスキーを要求してください 2. Command View TL にログインします 3. Command View TL で VLS ライセンスを削除します 4. デバイスを再起動するように促すメッセージを無視します 5. VLS ライセンスキーを再インストールします HP OpenView Command View for TL User Guide を参照してください ウォームフェイルオーバー 構成またはライセンスが変更されると 1 時間以内に 更新された VLS の構成とライセンスがバックエンドディスクアレイ上の隠し仮想カートリッジに自動的に保存されます ノードまたはノードハードドライブの交換時には この情報に基づいてシステムが以前と同じ構成に自動的にリストアされます この自動化プロセスにより 構成を手動でリストアする必要がなくなりました VLS9000 ディスクアレイの RAID ボリューム障害からのリカバリ 単一の VLS9000 ディスクアレイエンクロージャー内で 3 つ以上のハードドライブが故障すると ディスクアレイの RAID ボリューム障害が発生します 各ディスクアレイエンクロージャーは RAID6 ボリュームとして構成されます ディスクアレイエンクロージャーの RAID ボリューム障害が

発生すると その RAID ボリュームを使用している VLS ストレージプール上のすべてのデータが破損し リカバリができなくなります この手順は RAID ボリューム障害が実際に発生した場合にのみ使用してください ディスクアレイエンクロージャーの電源が切断された またはディスクアレイエンクロージャーの外部ケーブルが一方の端部で取り外されたなど 別の原因により RAID ボリューム障害が誤って報告されることがあります ディスクアレイエンクロージャーの RAID ボリューム障害からリカバリするには 以下の手順に従ってください 1. 障害の発生した RAID ボリュームを修復します ( たとえば RAID ボリューム内の故障したハードドライブを交換するなど ) ハードドライブ を参照してください 2. ディスクアレイエンクロージャーから仮想メディアをすべて消去し 影響を受けたストレージプールに対して以下の操作を実行して すべての RAID ボリュームを再構築します a. ナビゲーションツリーで [Storage Pools] を選択し リカバリの必要なストレージプールを選択します b. タスクバーで [Rebuild Storage Pool] をクリックします c. [Rebuild] をクリックします d. [Yes] をクリックして確認します 3. VLS ストレージプール上に存在していたカートリッジを再作成します VLS カートリッジの構成はディスクアレイ上に保存されますが この場合は消去されています ノードの RAID ボリューム障害からのリカバリ 両方のノードのハードドライブが故障した場合に発生するノードの RAID ボリューム障害からリカバリするには 以下の手順に従います 1. プライマリノードをリストアする場合は すべてのセカンダリノードの電源をオフにします 2. 故障したノードハードドライブを交換します 3. 新しいハードドライブにオペレーティングシステムをインストールし VLS をリストアします オペレーティングシステム障害からのリカバリ を参照してください