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日本カノマックス株式会社の製品をご購入いただき 誠にありがとうございます 本器は精密機器でございますので 本取扱説明書をよくお読みいただき 警告事項を必ず守って正しくご使用いただきますようお願いいたします ii

ご使用いただく前に 当社では 取扱説明書の中での警告の種類と定義を以下のように定めています 表示の説明 危険 : 人身事故防止用 この表示を無視して誤った取扱いをすると 人身事故の発生する危険が想定される内容を示しています 注意 : 製品損傷防止用 この表示を無視して誤った取扱いをすると 製品に物的損傷を与えるか 性能保証できない場合が想定される内容を示しています 絵表示の説明 記号は注意 ( 危険を含む ) を促す内容があることを告げるものです 図の中に具体的な注意内容 ( 左図の場合は高温注意 ) が描かれています 記号は禁止の行為であることを告げるものです 図の中や近傍に具体的な禁止事項 ( 左図の場合は分解禁止 ) が描かれています 記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです 図の近傍に具体的な指示内容が描かれています 記号はレーザ光線の危険の可能性を注意する通告に用いています iii

危険 乾電池を分解 加熱したり 火の中に投入しないで下さい 破裂したりする危険があります 破裂注意 正しく取扱う AC 電源を使用される場合は 付属の専用 AC アダプタをご使用ください 故障の原因になります 発熱 発火の危険があり 火災や事故につながります 禁止 本体の分解 改造 修理は絶対しないでください 本器は光源にクラス 3B レーザを使用しています 分解すると光源により失明などの事故につながります 改造 / 分解禁止 ショート および性能維持ができない原因となります 本取り扱い説明書の指示に従って正しくお使いください 誤った使い方をされると 感電や発火 センサー破損などの原因となります 正しく取扱 本器より異常音 異常な臭い 煙などが発生した場合や本器内に液体などが混入した場合は 速やかに電源スイッチを切り 電池または電源プラグを抜いてください 感電や発火 本器の故障の恐れがあります ご購入先もしくは日本カノマックス サービスセンターまで修理をご依頼ください iv

注意 本体を高温多湿 ホコリの多い場所においての測定または 直射日光のもと長時間 放置しないでください 使用温度範囲外では正常に動作しない場合があります 直射日光のもとに長時間 放置するとケース等が変色したり 変形する原因となります 設置禁止 本体または プローブに強いショックを与えないでください 落下させたり ぶつけたりしますと故障 破損の原因となります 禁止 電池は + と - の向きを正しく入れて下さい + 誤って挿入すると液漏れにより 周囲を汚損する原因となることがあります 正しく入れる - 本体は 揮発性の溶液で拭かないでください ケースが変形 変質する恐れがあります 汚れたときは 柔らかい布で乾拭きしてください また 汚れがひどい場合には 中性洗剤を含ませた布で乾拭きしてください シンナー ベンジン等の揮発性の薬品は使用しないでください 禁止 本器は精密機器ですので 輻射ノイズが大きい機器の近くでの使用は避けてください ノイズの影響で機器が誤作動を起こすことがあります AC アダプタはノイズの少ない AC 電源に接続してください ノイズの影響で装置が誤作動する可能性があります 正しく取扱う v

注意 使用されないときは電源プラグを抜いてください 感電や発火 回路破損の原因となります 長期間 本器を保管しておく場合は 電池を取り外して保管してください また 本体内に消耗した電池を入れたままにしないでください 電池の液漏れの原因となります 正しく取扱う vi

目 次 1. 製品の確認 1 2. 各部の説明 2 3. ご使用上の注意 4 4. 測定モードの説明 6 4-1. 基本操作方法 8 4-2.REPEAT モード 10 4-3.SINGLE モード 13 4-4.CONT モード 15 4-5.CALC モード 17 4-6.REMOTE モード 20 4-7.ISO モード 22 5. 保存データを見る 26 5-1. 保存データを本体で見る 27 5-2. 保存データを印字する 28 5-3. 保存データを消去する 31 6. 便利な機能 32 6-1. 警報を設定する 33 6-2. 計測単位を変更する 34 6-3. カレンダ 時刻を設定する 35 6-4. コンピュータとの通信設定 36 6-5.HOTKEY の設定 37 6-6. 自動計測開始機能 38 7. 表示されるエラー 39 8. 電池で動作中に表示されるアラームと対処 40 9. 仕様 42 10. 故障かな? と思ったら 43 11. 製品保証とアフターサービス 44 vii

1. 製品の確認 お手元に製品が届きましたら本体 付属品の確認をしてください なお 別売のオプション品のお求めについてはご購入頂いた販売店にご相談ください 1.1 標準品の構成名称 型名 役 割 フィルタ チューブ Model 3887-03 *1) 本体内部のエアー流路を清浄な空気で洗浄するのに使用します AC アダプタ 電源コード ニッケル水素充電池 急速充電器 アプリケーションソフト CD Model 3887-01 *2) FNH HR AA 4BF ( 富士フィルムバッテリー ) FNW 1 BX D ( 富士フィルムバッテリー ) Model S388-70 本体を AC 電源で 駆動させる場合に使用します 特に 連続測定する場合に使用します 本体を電池駆動させる場合に使用します *AC アダプタを用いてこの電池の充電はできません 充電する場合は下記の専用充電器を使用してください ニッケル水素充電池を充電します 充電時間は約 260 分です 本体の内部メモリーに保存したデータをコンピュータに転送したり コンピュータ制御で本体を動作させることができます RS232C ケーブル Model 3887-08 ハンディ LPC とコンピュータ間のケーブルです 専用スタンド 本体を固定し 測定することができます ( ニッケル水素充電池 : Ni-MH 電池 ) 1.2 オプションの構成 ( 別売 ) 名称 型名 役 割 プリンタ DPU-H245 測定したデータを直接印刷するときに使用します プリンタ用ケーブル Model 3887-07 本体とプリンタを接続するケーブルです キャリングケース Model 3887-02 本体を収納し 保管するのに使用します 三脚 本体を固定し 測定することができます *1) Model 3887-03 はフィルタと接続部のチューブで構成されます *2) Model 3887-01 には延長用電源コードは付属されません 1

2. 各部の説明 INLET 2.83L/min で吸引します START/STOP 計測を開始 停止します ENTER メニューの実行や設定値を決定します PREV 画面を切り替えます POWER 電源の ON/OFF をします メニューの選択や設定値の変更に使用します 通信コネクタ コンピュータやプリンタとの通信に使用します DC ジャック 専用 AC アダプタにて本体に電源を供給します 2

電池ボックス 単 3 型ニッケル水素充電池またはアルカリ電池を 4 本使用します 電池での動作時間は付属のニッケル水素充電池以外では保証できません 排気口 吸引したエアーの排気ポート カメラネジ 三脚取り付けネジ 3

3. ご使用上のご注意 ご使用の際に次の点にご注意ください 測定測定する場合 INLET にチューブなどを接続して測定すると粒子の沈着 再飛散が発生する可能性があります できる限りチューブなどを接続しないで測定してください チューブを使用される場合は弊社推奨のサンプリング用チューブをご使用ください INLET の取り扱い INLET は材質が樹脂性のため 曲げるような強い力をかけないように注意してください サンプリングチューブの脱着には 必ず INLET の中心軸と同一方向での抜き差しを行ってください 推奨サンプリング用チューブサンプリング用チューブは TYGON 内径 4.3mm X 外径 7.5mm : ノートン社製 をご使用ください 理化学機器取扱商社で入手できます また 弊社からもご購入いただけます サンプリングチューブ使用時の注意点 長さ 曲げサンプリングチューブが長いまたは細い場合 またはチューブを曲げる場合には圧力損失や折れによる閉塞などが起こり 内蔵ポンプの寿命を縮め メンテナンス周期を早めることがあります また 粒子がチューブ内で沈着をし 測定精度が下がる原因にもなります サンプリングチューブは出来るだけ短くし 最大長さ 1 メートル以下とし 曲げ角度が小さくなるようにしてご使用ください 圧力損失圧力損失が大きいと吸引流量 0.1(±10%)cf/min を保持できなくなります サンプリングチューブによる圧力損失は 1kPa( 約 100mmH 2 O) 以下にしてください 電源本 LPC の電源は単 3 型電池と AC 電源がご使用いただけます AC 電源 AC 電源から電源供給して本器を動作させる場合は専用 AC アダプタ ( 付属品 ) を必ずご使用ください 専用 AC アダプタ本体は電圧 AC86~264V, 50/60Hz に対応しておりますが 接続プラグは AC100V 専用です 4

単 3 型電池付属の単 3 型充電池 (Ni-MH 1.2V 2500mA) 以外 アルカリ電池などの電池もご使用いただけます (Ni-MH : ニッケル水素充電池 ) アルカリ電池をご使用の場合 : 連続動作時間は最大 1 時間です 付属の単 3 型 Ni-MH 充電池をご使用の場合 : 連続動作時間は最大 3 時間です 連続動作時間は目安の時間です ご使用環境やサンプリング用チューブのご使用など ご使用条件により異なります 付属のニッケル水素充電池を充電するには 同じ付属品の充電器をご使用ください 連続測定について本 LPC は長期間の連続測定には適していません 光源や内蔵ポンプの消耗を早め メンテナンス周期が短くなります 連続測定や長時間測定される場合測定途中で電源が遮断されるとデータの保存ができません 電池の場合の電池切れや AC 電源の停電などにご注意ください 単 3 型電池を使用している場合には 本器の表示面には充電残量の表示 ならびに警告が表示される機能があります 警告が表示された時には測定 データ保存ができなくなります 排気口について INLET で吸引したエアーを本器外へ排気しながら測定していますので 計測中は この排気口を塞がないようにしてください なお 排気は本器内部で計測後 フィルタを通していますのでクリーンとなっています 使用環境本 LPC はクリーンルームまたはクリーンルームに準じる環境において 最大可測濃度 (2,000,000 個 /cf) 以内でご使用されることを目的に設計されています 高温 多湿 および高濃度粒子の存在する環境でのご使用は 故障の発生やメンテナンス周期が短くなることがあります 5

4. 測定モードの説明 本 LPC には 6 つの測定モードが準備されています < 注意 > 測定パターン図は 一般的なもので設定によっては 計測待機 が無いこともあります REPEAT モード ( 同じ場所での繰り返し測定に最適 ) 設定したサンプリング時間と間隔で測定を 2 回から無限回繰り返します ただし 計測データを保存設定している場合には最大 10,000 回までとなります 計測計測待機データ保存計測計測待機データ保存 自動測定 1 回目 自動測定 2 回目 (MAX10,000 回 ) SINGLE モード ( 設定時間が経過したら自動停止する 1 回測定 ) 設定したサンプリング時間が経過したのちに自動的に計測を停止します 計測 データ保存 自動測定 1 回のみ CONT(Continuous) モード ( 任意時間の測定 ) 手動で計測を停止させる計測モードです 計測 データ保存 手動測定 1 回 CALC(Calculation) モード ( 繰り返し測定した結果を演算処理するモード ) REPEAT モードと同様で計測を繰り返しますが 計測結果はその繰り返し計測で得られた値から平均値 最大値 最小値 標準偏差値を計算して結果を表示します < ご注意 > データ保存設定とした場合 毎回ごとの計測データは保存されず すべての計測結果から統計演算した平均値 最大値 最小値 標準偏差値のみが保存されます また 保存設定した場合には REPEAT SINGLE CONT モードに比べ 2 倍のメモリーを消費しますが 最大 5,000 個のデータが保存できます 計測 計測 統計演算結果表示 保存 自動測定 1 回目 自動測定 2 回目 (MAX5,000 回 ) 6

REMOTE モード ( 外部制御により測定を行うモード ) 付属のソフトウェアを使用し 外部からの計測制御を行うモードです ISO モード (ISO クラス 5 から 9 の清浄度評価に最適 ) ISO 14644-1,2 や JIS B9920 によって規定されている正規測定による清浄度評価の測定モードです 測定データ 計測回数から自動的に平均値 標準偏差値 95%UCL を計算して結果を表示します 計測計測待機データ保存 計測計測待機データ保存 統計演算結果表示 保存 自動測定 1 回目 自動測定 2 回目 (MAX5,000 回 ) < 参考 > 測定粒子径について本器では 測定モードによって測定粒子径が異なります ISO モードは 0.3μm を測定していません 測定モード 測定粒子径 0.3μm 0.5μm 5.0μm REPEAT モード SINGLE モード CONT モード CALC モード REMOTE モード ISO モード 7

4-1. 基本操作方法 この項では 各測定モードにおいて 設定値の変更 決定などを行う基本的な操作方法と測定時の時間割り振りについてご説明します 各測定モードによっては 一部表示内容が異なりますが 基本操作は 同一となります カーソルの移動と数値の変更 カーソルは [ENTER キー ] を押すごとに次の桁へ移動します 数字の変更と Yes/No の変更は [ キー ] で行います LOC.021 LOC.021 LOC.021 STR:N BEEP:N, で0~9 に変わります, でYまたはNに変わります SAMPLE 01:00 SAMPLE 01:00 SAMPLE 01:00 SAMPLE 01:00 2TIMES 2TIMES, で0~9 さらに 02TIMES が CONT に変わります, で0~9 に変わります, で0~9 に変わります INT 00:10:00 INT 00:10:00 INT 00:10:00 INT 00:10:00, で0~9 に変わります INT 00:10:00 INT 00:10:00 NO NO を表示して ENTER 先 頭 項 目 の LOC.021 へ戻る, で0~9 に変わります, で OK またはNO に変わります OK を表示して ENTER 表示画面内の設定値が確定されます 8

SAMPLE と INT と TOTAL TIME の関係 例えば REPEAT 0.3/0.5/5.0um LOC.021 STR:Y BEEP:Y SAMPLE 01:00 2 TIMES INT 00:10:00 OK と設定して計測すると 1 回目計測開始 2 回目計測開始 START/STOP を押す 1 回目計測終了 2 回目計測終了 計測 (1 分間 ) 計測待機時間 ( 約 9 分間 ) 計測 (1 分間 ) 自動停止をして 計測値を表示 WAIT 約 10 秒間 INT (Interval Time) (10 分間 ) TOTAL TIME(11 分間 ) INT には計測時間 (SAMPLE) と計測待機時間が含まれます < 注意 > INT 値と SAMPLE 値が同一の場合には 計測待機時間 はゼロになります 上記の例の場合 SAMPLE TOTAL TIME 表示は次のようになります SAMPLING SAMPLE TIME 0:02:00 TOTAL TIME 0:11:00 FREE REC.: 00915 OK 計測時間の合計時間 (=SAMPLE TIMES) 最終計測終了までの合計時間 9

4-2.REPEAT モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO REPEAT 0.3/0.5/5.0um LOC.021 STR:Y BEEP:Y SAMPLE 01:00 2TIMES INT 00:10:00 OK SAMPLING SAMPLE TIME 0:02:00 TOTAL TIME 0:11:00 FREE REC.: 00915 OK 1 回目測定開始 REPEAT 64B 17:20 WAIT 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 00/02 5.0 0.00E+0/m3 カーソルは, で移動します カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 LOC.: (Location) LOC 番号は部屋番号や測定の識別に使用すると便利です 任意に番号設定が可能 STR: (Store) 本体にデータを保存するときに使用します 保存するときは, で表示を Y にしてください 保存しないときは N にしてください BEEP: 警報値を越えたときに警報音を鳴らします SAMPLE: 計測時間を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます TIMES: 測定回数を設定します 1 回から 99 回または CONT ( 保存容量が無くなるまで繰り返します 最大 10,000 回 ) INT: 計測の間隔を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます 最小時間は SAMPLE の設定時間に依存します FREE REC.: 保存できるデータの残容量を示します 全てを設定する必要はありません 例えば LOC 番号だけを変更して START/STOP キーを押すと計測待機画面になります 10

REPEAT 64B 17:20 READY 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 01/02 5.0 0.00E+0/m3 START/STOP キーを押します REPEAT 64B 17:21 RUN 0.3 0.00E+0/m3 00:59 0.5 0.00E+0/m3 01/02 5.0 0.00E+0/m3 データ保存 & wait WAIT.. 65B 17:22 0.3 0.00E+0/m3 09:42 0.5 0.00E+0/m3 01/02 5.0 0.00E+0/m3 2 回目測定開始 データ保存 REPEAT 65B 17:32 RUN 0.3 0.00E+0/m3 00:59 0.5 0.00E+0/m3 02/02 5.0 0.00E+0/m3 REPEAT 66B 17:33 END 0.3 0.00E+0/m3 00:59 0.5 0.00E+0/m3 02/02 5.0 0.00E+0/m3, を操作することで計測単位を変更できます CNT : 積算粒子数 (count) /m3 :1 立方メートル当たりの粒子数 /cf :28.3 リットル当たりの粒子数 < 注意 > 上記の測定例の場合 各測定結果は No.65,No.66 に保存されています ( 測定開始時の保存番号は すでに使用された最終番号を示します ) 11

表示画面の説明 代表的な計測画面 保存番号 STR:Y の設定時に表示 BEEP BEEP:Y の場合に表示 測定モード 時刻 動作状態 データ収集数 / 設定数 REPEAT 30B 17:20 READY 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 01/02 5.0 0.00E+0/m3 測定粒子レンジと計測値 < 注意 > 上記の画面表示のメモリー保存番号は すでに使用されている最終番号です よって 新規測定の場合には 測定が終了した時に保存番号が自動更新され その番号に保存されます ( この場合には No.31 に保存されます ) 12

4-3.SINGLE モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO カーソルは, で移動します SINGLE 0.3/0.5/5.0um LOC.021 STR:Y BEEP:Y SAMPLE 01:00 FREE REC. 00916 OK SINGLE 30B 17:37 WAIT 0.3 0.00E+0/m3 00:04 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 SINGLE 30B 17:37 READY 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 00/01 5.0 0.00E+0/m3 カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 LOC.:(Location) LOC 番号は部屋番号や測定の識別に使用すると便利です 任意に番号設定が可能 STR:(Store) 本体にデータを保存するときに使用します 保存するときは, で表示を Y にしてください 保存しないときは N にしてください BEEP: 警報値を越えたときに警報音を鳴らします SAMPLE: 計測時間を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます FREE REC.: 保存できるデータの残容量を示します 全てを設定する必要はありません 例えば LOC 番号だけを変更して START/STOP キーを押すと計測待機画面になります 13

START/STOP キーを押します SINGLE 30B 17:37 RUN 0.3 0.00E+0/m3 00:59 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3 SINGLE 31B 17:38 END 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3, を操作することで計測単位を変更できます CNT : 積算粒子数 (count) /m3 :1 立方メートル当たりの粒子数 /cf :28.3 リットル当たりの粒子数 14

4-4.CONT モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO CONT LOC.021 FREE REC. 09918 カーソルは, で移動します 0.3/0.5/5.0um STR:Y BEEP:Y OK CONT 88B 17:42 WAIT 0.3 0.00E+0/m3 00:02 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 LOC.:(Location) LOC 番号は部屋番号や測定の識別に使用すると便利です 任意に番号設定が可能 STR:(Store) 本体にデータを保存するときに使用します 保存するときは, で表示を Y にしてください 保存しないときは N にしてください BEEP: 警報値を越えたときに警報音を鳴らします FREE REC.: 保存できるデータの残容量を示します 全てを設定する必要はありません 例えば LOC 番号だけを変更して START/STOP キーを押すと計測待機画面になります CONT 88B 17:42 READY 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3 15

START/STOP キーを押します CONT 88B 17:44 RUN 0.3 0.00E+0/m3 00:03 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3 計測時間 ( 経過時間 ) の最大値 : 99 分 59 秒 START/STOP キーを押します CONT 89B 17:44 STOP 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3, を操作することで計測単位を変更できます CNT : 積算粒子数 (count) /m3 :1 立方メートル当たりの粒子数 /cf :28.3 リットル当たりの粒子数 表示画面の説明 代表的な計測画面 メモリー保存番号 STR:Y の設定時に表示 BEEP BEEP:Y の場合に表示 測定モード 時刻 動作状態 経過時間 CONT 88B 17:44 RUN 0.3 0.00E+0/m3 00:03 0.5 0.00E+0/m3 01/01 5.0 0.00E+0/m3 データ収集数 / 設定数 測定粒子レンジと計測値 < 注意 > 上記の画面表示のメモリー保存番号は すでに使用されている最終番号です よって 新規測定の場合には 測定が終了した時に保存番号が自動更新され その番号に保存されます ( この場合には No.89 に保存されます ) 計測時間 ( 経過時間 ) の最大値は 99 分 59 秒です 16

4-5.CALC モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO カーソルは, で移動します CALC 0.3/0.5/5.0um LOC.021 STR:Y BEEP:Y SAMPLE 10:00 10TIMES FREE REC. 00919 OK CALC 89B 17:50 WAIT 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 00/10 5.0 0.00E+0/m3 CALC 89B 17:50 READY 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 00/10 5.0 0.00E+0/m3 カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 LOC.:(Location) LOC 番号は部屋番号や測定の識別に使用すると便利です 任意に番号設定が可能 STR:(Store) 本体にデータを保存するときに使用します 保存するときは, で表示を Y にしてください 保存しないときは N にしてください BEEP: 警報値を越えたときに警報音を鳴らします SAMPLE: 計測時間を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます TIMES: 測定回数を設定します ( 最大 99 回 ) FREE REC.: 保存できるデータの残容量を示します 全てを設定する必要はありません 例えば LOC 番号だけを変更して START/STOP キーを押すと計測待機画面になります 17

START/STOP キーを押します CALC 89B 17:50 RUN 0.3 0.00E+0/m3 09:59 0.5 0.00E+0/m3 01/10 5.0 0.00E+0/m3 CALC 89B 18:00 RUN 0.3 2.51E+3/m3 09:59 0.5 1.22E+2/m3 02/10 5.0 1.74E+1/m3 CALC 89B 19:40 RUN 0.3 4.42E+2/m3 07:21 0.5 1.44E+1/m3 10/10 5.0 1.01E+1/m3 計測回数が設定回数 ( この例では 10 回 ) になるまで計測を繰り返しします STR:Y であればデータは本体に保存されています CALC AVG 1.23E+4/m3 0.3um SD 2.41E+2/m3 10T MAX 5.22E+5/m3 MIN 0.00E+0/m3 CALC AVG 1.15E+3/m3 0.5um SD 1.84E+2/m3 10T MAX 5.22E+3/m3 MIN 0.00 E+0/m3, で表示する表示粒子径を変更できます STR:Y であれば統計演算データは本体に保存されています CALC AVG 1.00E+1/m3 5.0um SD 1.00E+0/m3 10T MAX 5.22E+3/m3 MIN 0.00E+0/m3 < 注意 > CALC モードの場合 統計演算データの保存領域は 2 個分のメモリー番号を使用します 表示のメモリー保存番号 ( 上記表示例では 89 ) は すでに使用されている最終番号です よって 新規測定の場合には 測定が終了した時に保存番号が自動更新され その番号に保存されます ( この場合には No90-91 に保存されます ) 計測途中に START/STOP キー にて強制停止した場合には それまでの測定データは全て無効となります 18

表示画面の説明 代表的な計測画面 メモリー保存番号 STR:Y の設定時に表示 BEEP BEEP:Y の場合に表示 測定モード 時刻 動作状態 計測の残時間 CALC 90B 18:00 RUN 0.3 2.51E+3/m3 09:59 0.5 1.22E+2/m3 02/10 5.0 1.74E+1/m3 データ収集数 / 設定数 測定粒子レンジと計測値 測定モード 粒子径 CALC AVG 1.23E+4/m3 0.3um SD 2.41E+2/m3 10T MAX 5.22E+5/m3 MIN 0.00E+0/m3 データ収集数 測定結果 : AVG 平均値 SD 標準偏差値 MAX 最大値 MIN 最小値 19

4-6.REMOTE モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO カーソルは, で移動します カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 LOC.:(Location) LOC 番号は部屋番号や測定の識別に使用すると便利です 任意に番号設定が可能 REMOTE LOC.021 0.3/0.5/5.0um OK REMOTE B 17:57 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 アプリケーションソフトウェアの制御で計測開始 / 停止します 20

START/STOP キーを押します CALC B 17:59 RUN 0.3 0.00E+0/m3 09:59 0.5 0.00E+0/m3 01/10 5.0 0.00E+0/m3 CALC AVG 0.3um SD 10T MAX MIN 1.23E+4/m3 2.41E+2/m3 5.22E+5/m3 0.00E+0/m3 CALC AVG 0.5um SD 10T MAX MIN 1.15E+3/m3 1.84E+2/m3 5.22E+3/m3 0.00 E+0/m3, で表示粒径を変更できます STR:Y であればデータは本体に保存されています CALC AVG 5.0um SD 10T MAX MIN 1.00E+1/m3 1.00E+0/m3 5.22E+3/m3 0.00E+0/m3 21

4-7.ISO モード 設定の流れは次のようになります 文字位置は実機と異なります 1 回目 /1POINS 測定開始 Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < MEASURE MODE > 1.REPEAT 4.CALC 2.SINGLE 5.REMOTE 3.CONT 6.ISO ISO 0.5/5.0um STR:Y BEEP:Y SAMPLE 01:00 2 TIMES INT 00:10:00 OK SAMPLING SAMPLE TIME 0:02:00 TOTAL TIME 0:11:00 FREE REC.:01920 OK ISO 58B 18:36 WAIT 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 00/02 1POINT カーソルは, で移動します カーソルは, で移動します 計測設定画面の説明 STR:(Store) 本体にデータを保存するときに使用します 保存するときは, で表示を Y にしてください 保存しないときは N にしてください BEEP: 警報値を越えたときに警報音を鳴らします SAMPLE: 計測時間を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます TIMES: 測定回数を設定します 1 回から 99 回または CONT ( 保存容量が無くなるまで繰り返します 最大 2,500 回 ) INT: 計測の間隔を設定します 10 秒から 99 分 59 秒まで設定できます 最小時間は SAMPLE の設定時間に依存します FREE REC.: 保存できるデータの残容量を示します < 参考 > LOC. について ISO モード以外の測定モードでは LOC.(Location) 番号を任意に設定することが可能ですが この ISO モードは自動的に LOC. 番号が設定されます 測定ポイントとともに LOC. 番号もカウントアップします LOC. 初期番号 :001 (5-2 章 ISO モード印字例参照 ) 22

, を操作することで計測単位を変更できます ISO 58B 18:37 READY 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 01/02 1POINT CNT : 積算粒子数 /m3 :1 立方メートル当たりの粒子数 /cf :28.3 リットル当たりの粒子数 START/STOP キーを押します ISO 58B 18:37 RUN 0.5 0.00E+0/m3 00:59 5.0 0.00E+0/m3 01/02 1POINT データ保存 & wait WAIT.. 59B 18:38 0.5 0.00E+0/m3 08:57 5.0 0.00E+0/m3 01/02 1POINT 1 回目 /2POINS 測定開始 ISO 60B 18:49 WAIT 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 01/02 2POINT 2 回目 /1POINS 測定開始 データ保存 & wait ISO 59B 18:47 RUN 0.5 0.00E+0/m3 00:59 5.0 0.00E+0/m3 02/02 1POINT ISO 60B 18:48 END 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 02/02 NEXT POINT? ISO 60B 18:49 READY 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 01/02 2POINT START/STOP キーを押します ISO 60B 18:50 RUN 0.5 0.00E+0/m3 00:59 5.0 0.00E+0/m3 01/02 2POINT データ保存 & wait WAIT.. 61B 18:51 0.5 0.00E+0/m3 08:50 5.0 0.00E+0/m3 01/02 2POINT 23

2 回目 /2POINS 測定開始 ISO 61B 19:00 RUN 0.5 0.00E+0/m3 00:59 5.0 0.00E+0/m3 02/02 2POINT データ保存 & wait ISO 62B 19:01 END 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 02/02 FINISH?, で操作 ISO 62B 19:01 END 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 02/02 ERASE DATA? 測定結果表示, で操作 UCL 2POINT AVG 6.75E+2/m3 0.5um SD 0.10E+0/m3 UCL 9.99E+2/m3 ISO 62B 19:01 END 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 02/02 CALCULATE? 表示粒子径切り換え, で操作 UCL 2POINT AVG 0.02E+1/m3 5.0um SD 0.0.0E+0/m3 UCL 0.01E+1/m3 ISO 62B 19:01 END 0.5 0.00E+0/m3 5.0 0.00E+0/m3 02/02 EDIT TIMES? < 注意 > 1 上記の測定例の場合 各測定結果は 1POINT 時では No.59,No.60 に保存され 2POINT 時には No.61,No.62 に保存されます 2No.59~No.62 の測定結果より計算される統計演算結果は 別メモリー領域に保存されます 3INT SAMPLE の時には 経過画面では WAIT は表示されません 3ISO モードでは測定ポイント数が 2 回以上の場合から統計演算結果 UCL 値 が計算可能となります 1 回の場合には UCL ------- と表示します TIMES 設定値 計測計測待機データ保存 自動測定 1 回目 計測計測待機データ保存 自動測定 2 回目 計測計測待機データ保存 自動測定 1 回目 測定ポイント数 1 回目 (1POINT) 2 回目 (2POINT) 4 計測途中で強制停止をした場合 それまでのデータは保存されますが 統計演算結果は計算されません (DATA PROCESSING> DISPLAY では IMPERF.TEST と表示します ) 24

表示画面の説明 代表的な計測画面 メモリー保存番号 STR:Y の設定時に表示 BEEP BEEP:Y の場合に表示 測定モード 時刻 動作状態 計測の残時間 ISO 58B 18:37 RUN 0.5 0.00E+0/m3 00:59 5.0 0.00E+0/m3 01/02 1POINT データ収集数 / 設定数 測定粒子レンジと計測値 現在の測定ポイント番号 ( 場所 ) 演算モード ポイントの合計数 ( 演算ポイント数 ) 粒子径 UCL 2POINT AVG 6.75E+2/m3 0.5um SD 0.10E+0/m3 UCL 9.99E+2/m3 測定結果 : AVG : 平均値 SD : 標準偏差値 UCL: 95%UCL 値 25

5. 保存データを見る 本体に保存されているデータを本体の画面や印字出力で見ることができます 本体画面で見る DISPLAY モードで見ます 印字出力 専用プリンタ及びプリンタ ケーブルを追加購入いただき印字出力できます 26

5 ー 1. 保存データを本体で見る 本体に保存されているデータを画面で見るには 次の操作で見ることができます Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < DATA PROCESSING > RECORDS 9615 1.DISPLAY 3.PRINT 2.UPLINK 4.CLEAR RECORDS. : 保存しているデータ数です START: 表示を開始するデータ番号を示します ISO MODE の場合 <DISPLAY> RECORDS 09615 START 09000 09000 05/08 11:58 0.3um 1.25E+4 /m3 0.5um 5.68E+3 /m3 5.0um 5.67E+1 /m3 START/STOP キーを押します REPEAT MODE LOC.021 2005-05-08 11:58 SAMPLE TIME: 00:10:00 ENTER->BACK 09010 05/08 14:28 0.5um 5.68E+3 /m3 5.0um 5.67E+1 /m3 ISO MODE 1POINT ISO MODE 2005-05-08 14:28 SAMPLE TIME: 00:10:00 ENTER->NEXT ISO MODE AVG 0.5um SD UCL 2POINTS 2.04E+6/m3 2.50E+6/m3 1.32E+7/m3 キーを押します ISO MODE AVG 5.0um SD UCL 2POINTS 1.43E+4/m3 8.24E+3/m3 5.10E+4/m3 27

5 ー 2. 保存データを印字する [ 準備するもの ] 計測したデータを印字するには専用ケーブル プリンターが必要です プリンタケーブル MODEL 3887-07 プリンタ DPU-H245 [ 手順 ] 1. プリンタケーブルを 3887 本体の通信コネクタに接続します 2. プリンタの電源を入れます ( 内部設定は必要ありません ) 次の操作で本体に保存されているデータを専用プリンタに接続して印字させることができます Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < DATA PROCESSING > RECORDS 9615 1.DISPLAY 3.PRINT 2.UPLINK 4.CLEAR <PRINT> RECORDS 9615 1:START 9000 2:END 9050 RECORDS : 保存しているデータ数 START : プリントを開始するデータ番号 E N D : プリント終了のデータ番号 START/STOP キーを押します 印字がスタートします 28

印字例 (1) REPEAT, SINGLE,CONTINUOUS モード 測定日 時刻 測定モード 計測時間 [ 分 : 秒 ] 粒子径 2005/03/21 16:40 E=--- REPEAT MODE RECORDS:00008 LOCATION:188 TEST: 01:00 INT.: 00:05:30 0.3um 1.56E+05 /m3 0.5um 2.97E+04 /m3 5.0um 8.48E+01 /m3 エラーメッセージデータ保存番号ロケーション番号インターバル時間注 1) 注 2) 注 3) 2005/03/22 08:40 E=--- SINGLE MODE RECORDS:00010 LOCATION:188 TEST: 01:00 INT.: 00:00:00 0.3um *** 2.05E+05 /m3 0.5um 6.28E+04 /m3 5.0um 3.39E+02 /m3 (2)CALCULATION モード 測定結果 : AVG 平均値 SD 標準偏差値 MAX 最大値 MIN 最小値 2005/03/22 09:10 E=--- CALCULATION MODE RECORDS:00011 TO:00012 LOCATION:188 TEST: 01:00 3 TIMES 0.3um AVG 4.92E+06 /m3 SD 4.42E+06 /m3 MAX 9.09E+06 /m3 MIN 2.90E+05 /m3 0.5um AVG 1.32E+06 /m3 SD 1.20E+06 /m3 MAX 2.39E+06 /m3 MIN 2.97E+04 /m3 5.0um AVG 1.55E+04 /m3 SD 1.41E+04 /m3 MAX 2.75E+04 /m3 MIN 0.00E+00 /m3 データ保存番号の範囲測定回数測定データ < 注意 > 注 1) 表示単位は 測定保存時の単位になります 注 2) E=--- エラーメッセージ (3 種類 ) がある場合に表示されます (7 章参照 ) 注 3) *** は 測定値が ALARM 設定値を超えたことを示します (6-1 章参照 ) 29

(3) ISO モード ISO モードの場合には 1 測定値 2 演算結果の選択ができます ISO MODE 00008-00013 RECORDS:00011 1.PRINT MEASURE DATA 2.PRINT RESULT 1 2 << 1 の場合 >> << 2 の場合 >> 2005/05/26 13:50 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00008 LOCATION:001 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 1.18E+06 /m3 5.0um 6.14E+04 /m3 2005/05/26 13:52 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00009 LOCATION:001 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 2.54E+04 /m3 5.0um 1.06E+04 /m3 2005/05/26 13:54 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00010 LOCATION:001 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 2.12E+03 /m3 5.0um 2.12E+03 /m3 2005/05/26 13:56 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00011 LOCATION:002 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 0.00E+00 /m3 5.0um 0.00E+00 /m3 2005/05/26 13:58 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00012 LOCATION:002 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 8.48E+03 /m3 5.0um 2.12E+03 /m3 2005/05/26 14:00 E=--- ISO 14464 MODE RECORDS :00013 LOCATION:002 TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 0.5um 2.12E+03 /m3 5.0um 1.42E+03 /m3 30 ISO MODE RECORDS :00008-00010 LOCATION:001 2005/05/26 13:50 E=--- TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 TIMES:03 SIZE AVG 0.5um 4.04E+05 /m3 5.0um 2.47E+04 /m3 ISO MODE RECORDS :00011-00013 LOCATION:002 2005/05/26 13:56 E=--- TEST: 01:00 INT.: 00:02:00 TIMES:03 SIZE AVG 0.5um 3.53E+03 /m3 5.0um 1.41E+03 /m3 0.5um ISO MODE RESULT AVG 2.04E+05 /m3 SD 2.83E+05 /m3 95%UCL 1.47E+06 /m3 5.0um ISO MODE RESULT AVG 1.31E+04 /m3 SD 1.65E+04 /m3 95%UCL 8.65E+04 /m3 Location ごとの測定演算結果データと全データからの統計演算結果データ Location 内の個々の測定結果データ ( メモリーデータ番号別 )

5 ー 3. 保存データを消去する 次の操作で本体に保存されているデータを消去できます Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < DATA PROCESSING > RECORDS 9615 1.DISPLAY 3.PRINT 2.UPLINK 4.CLEAR <DATA CLEAR> RECORDS 09615 CLEAR YES START/STOP キーを押します 全てのデータが消去されます < 注意 > CLEAR は 本体のメモリーデータの全てが消去されます 必要なデータは MENU>DATA PROCESSING>UPLINK にてコンピュータへ転送 保存してください 31

6. 便利な機能 本 LPC には次のような便利な機能があります 1: 警報を設定する 測定値にしきい値を設定することで しきい値オーバーの時に警報を出します 2: 計測単位を変更する 計測する単位 (/cf,/m 3,CNT) を設定します 3: カレンダ設定する 出荷時にカレンダを設定されていますが 故障などでカレンダが初期値に戻ったときなどに設定します 4: コンピュータとの通信設定 コンピュータとの通信設定を設定します 5:HOTKEY <MENU> 画面で START/STOP キーを押すとあらかじめ設定された計測モードになります 6: 自動計測開始 設定された時間が経過後 計測を自動的に開始します 32

6-1. 警報を設定する 警報しきい値の設定は次のように行います Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS 各粒径において警報しきい値を設定することで 清浄度の良否が音で判断できます また 測定画面では しきい値を超えた粒径が点滅します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES <ALARM> 1. 0.3um 1.00E+4 2. 0.5um 1.00E+3 3. 5.0um 1.00E+2 PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES 各測定モードの設定 BEEP の設定 ALARM 設定のしきい値を設定します ALARM 設定のしきい値は CNT 単位についてのみ有効です [ 例 ] 0.3um 1.00E+5 の場合 1.00E+5CNT 以上のときにアラーム動作をします 各測定モードの BEEP を Yes に設定します < 注意 >BEEP が N の場合 警報音は鳴りません REPEAT 0.3/0.5/5.0um LOC.021 STR:Y BEEP:Y SAMPLE 01:00 2TIMES 3 INT 00:10:00 OK 警報時の表示例 SINGLE 31B 17:38 END 00..33 4.13E+7/m3 00..55 1.96E+7/m3 01/01 5.0 2.22E+4/m3 しきい値を超えた粒径が点滅する 測定終了後に ピッ ピッと音が鳴ります 33

6-2. 計測単位を変更する 計測単位の変更は次のように行います Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES <UNITS> SETUP 1.PTCL CNT で単位を変更できます で CNT /cf /m 3 CNT の順に で /m 3 /cf CNT /m 3 の順に変更できます PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES 34

6-3. カレンダ 時刻を設定する カレンダの変更 設定は次のように行います Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES < UTILITIES > 1.DATE 2005/08/05 2.TIME 13:29 3.ID 00 (MAX 31) PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES ENTER キーでカーソル桁を移動します で数字を変更します 2005/08/05 2005/08/05 2005/08/05 2008/08/05 2008/08/05 2008/08/05 13:29 13:29 13:29 13:29 設定値を間違えた場合 ENTER キーで項目移動を最後項目まで行い さらに間違えた項目まで進みます PREV キーでは前の項目には戻ることはできません 35

6-4. コンピュータとの通信設定 通信設定の設定 変更は次のように行います Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES < UTILITIES > 1.DATE 2005/08/05 2.TIME 13:29 3.ID 00 (MAX 31) < UTILITIES > 4. COMMUNICATION RS232C PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES カーソルを ID の行まで ENTER キーで桁を移動させます で数字を変更します 2005/08/05 2005/08/05 2005/08/05 2008/08/05 2008/08/05 2008/08/05 13:29 13:29 13:29 13:29 00 00 RS232C ID 番号は で変更します で設定を変更します RS232C RS485 < 注意 > 付属のソフトウェアを使用する場合は ID を 00 COMMUNICATION を RS232C に設定してください 36

6-5.HOTKEY の設定 HOTKEY 機能を設定しておくと ここで設定された計測モードになります <MENU> 画面で START/STOP キーを押すとあらかじめ設定された計測モードになります 設定は次のように行います Power ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES <HOTKEY> REPEAT, を押すたびに計測モードが変わります PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS PREV キーを押します 設定した計測モードになります START/STOP キーを押します 37

6-6. 自動計測開始機能 設定された時間が経過後 計測を自動的に開始します この AUTOST 設定が OFF の場合では 各計測モードの測定条件を OK 後 Ready 表示後 手動で START/STOP キーを押すと RUN 状態となって計測が開始されます しかし AUTOST 設定を ON の場合には 各計測モードの測定条件を OK 後 DELAY 時間後に START/STOP キーを押さずに自動的に RUN 状態となって計測が開始されます 測定者が本器を操作する動作が測定値に影響が及ぼす時に この機能を使用すると 測定者のその影響を軽減するために 本器から遠ざかる時間を取ることができます 設定は次のようになります AUTOST ON/OFF 違い Power ON AUTOST OFF AUTOST ON <MENU> 1.MEASURE MODE 2.DATA PROCESSING 3.OPTIONS 測定モードの確定 --Ready-- 測定モードの確定 < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES START/STOP を押す RUN( 計測開始 ) DELAY ( 手動 ) ( 自動 ) RUN( 計測開始 ) <AUTOSTART> DELAY 10 SEC AUTOSTART: ON SEC : ENTER で項目移動, で数値変更 設定値 : 10~99 秒 ON/OFF:, で変更 PREV キーを押します < OPTION > 1. ALARM 4. HOTKEY 2. UNITS 5. AUTOST. 3. UTILITIES 各測定モードの選択 設定へ 38

7. 表示されるエラー 自己診断機能により 異常があると画面 ( ) に表示されます REPEAT 30B 20:32 WAIT 0.3 0.00E+0/m3 0.5 0.00E+0/m3 00/02 5.0 0.00E+0/m3 エラーマーク表示部分 表示マークエラー内容対処 L レーザパワー異常 レーザ発光部の故障です 最寄りの営業所またはサービスセンターまでお問い合わせください F 流量エラー 流量が規定値 (2.83L/min ±10%) を外れていることを表示しています インレットにフィルタやチューブをつけている場合は外して下さい 外しても F が消えない場合には ポンプを含む流路系の故障です 最寄りの営業所 またはサービスセンターまでお問い合わせください O 最大可測濃度オーバー 本器で測定できる粒子濃度を超えていることを表示しています より清浄な所へ移動して INLET にフィルタを装着して測定してください 測定値が徐々に低くなるかを見てください しばらくしても O が消えないときは 最寄りの営業所 またはサービスセンターまでお問い合わせください 39

8. 電池で動作中に表示されるアラームと対処 使用する電源に応じて 測定表示画面の右上部にバッテリーのマークが表示されます バッテリーマークの表示 電源種類 バッテリーマーク AC アダプタ ニッケル水素充電池 (Ni-MH) 充電残量 表示変化 ( 多 ) ( 少 ) 警報レベルの表示 REPEAT 3B L 15:25 WAIT 0.3 0.00E+0 /cf 0.5 0.00E+0 /cf 01/06 5.0 0.00E+0 /cf 第 1 警報レベル バッテリーマーク バッテリー電圧が 4.2V 以下になると 第 1 警報レベル となり 画面右上部のバッテリーマークが と表示されます この 第 1 警報レベル では 測定及び測定データの保存は通常通りに行うことができます LOW BATTERY 第 2 警報レベル 第一警報レベル で さらに計測を続けると 5 分程度で 第 2 警報レベル 画面に変化します この 第 2 警報レベル が表示されると ポンプ停止 レーザ発光停止および計測機能が直ちに停止し POWER キー以外操作できなくなります 計測機能が待機状態 ( スリープ状態 ) となっています < 注意 > アルカリ乾電池の使用の場合 第 1 警報レベル から 第 2 警報レベル までの時間は ニッケル水素充電池の時よりも早くなることもあります 第 2 警報レベル時の対応 第 2 警報レベル 表示の時 測定途中の場合は 又は引き続き測定を行いたい場合は AC アダプタを接続してください AC アダプタを差し込み POWER キー以外の任意のキースイッチを押すことで 自動的に AC アダプタからの電源供給に変わり 通常測定画面へ復帰します 第 2 警報レベル で終了をする場合は POWER キーを押して終了して下さい なお 長時間連続して測定を行われる場合にはあらかじめ AC アダプタをご使用ください 40

警報レベルごとのデータ保存と対応 電池残量 電源回復 警報レベル警報レベル 1 警報レベル 2 AC アダプタ AC アダプタ接続 測定モード本体状況 REPEAT SINGLE CONTIN UOUS 通常運転 ポンプ停止 LD 停止 測定中断 測定 一時中止 データ保存 通常運転再開 中断時から継続開始 測定 一時中止 データ保存 中断時から継続開始 測定 一時中止 データ保存 中断時から継続開始 中断時から継 CALCULA 測定 一時中止続開始 TION データ 保存中断時から継測定 一時中止 ISO 続開始データ 保存 警報発生時のデータ保存について第 1 警報レベルまでに測定完了したデータは保存されます 第 2 警報レベル発令の時に計測途中の場合には測定データは保存されません 第 2 警報レベルから復帰した場合のデータ保存について第 2 警報時にACアダプタの接続で復帰した場合 引き続き 測定及びデータの保存は可能ですが 第 2 警報を表示中には測定が停止していますので データの扱いについてはご注意下さい 41

9. 仕様 品名 ハンドヘルドレーザパーティクルカウンタ 型式 Model 3887 測定粒径 0.3 0.5 5.0μm 吸引流量 0.1 cf/min (2.83 L/min) サンプリング時間 10 秒 ~99 分 59 秒の間で設定 (1 秒間隔で設定可能 ) サンプリング回数 1 回 ~99 回または連続サンプリング 測定モード SINGLE/REPEAT/CONT./CALC./REMOTE/ISO 計 6モード 表示 20 文字 4 行 LCD エラー表示 濃度オーバー LD パワーの低下 流量異常 (±10%) バッテリーの低下 外部入出力 USB Mini-B コネクタ使用 ( 配線は USB とは異なります ) RS232C/RS485 本体メニューで切り替え 通信プロトコル RS232C はコンピュータまたはプリンタとの通信 RS485 はカスケード接続用 *RS485 でコンピュータと通信する場合は コンピュータに RS485 I/Fの装備が 必要となります 通信設定 ボーレート :9600bps ( ただし データ転送ソフトウェアによる LINK 時 115,200bps) バッファメモリ 記録個数 10,000 データ以下 ( 但し CALC モードでは 1 回の計測を 2 データとみなす ) 単三ニッケル水素充電池 (1.2V-2.5Ah) 4 本 または AC アダプタ ( 入力 電源 100-240V) 但し AC アダプタでは充電できません 充電には付属の専用充電器をご使用 下さい 連続動作時間 ニッケル水素充電池の場合 : 最大 3 時間 ( 動作環境による ) 寸法 111(W) 70(H) 197(D) mm 質量 約 680g ( 電池含まず ) 付属品 AC アダプタ 電源コード ニッケル水素充電池 充電器 フィルタ チューブ 通信ケーブル アプリケーションソフト 専用スタンド オプション プリンタ プリンタケーブル 三脚 キャリングケース 42

10. 故障かな? と思ったら 故障かなと思ったら 症状を確認して以下の表を参考に対策してください 症状原因 / 対策参照 POWER スイッチを ON にしても表示が出ない ニッケル水素電池の消耗が早い 測定値が点滅する 測定を開始しない 粒子のカウント値または濃度値が異常に高い 粒子のカウント値または濃度値が異常に低い 表示値が ##.# となる 印字しない LINK でデータを取り込まない AC アダプタが正しく接続されていない AC アダプタ 電源コードの差し込み確認電池が消耗している 充電をします ( ニッケル水素電池 ) 新しい電池の交換します充電が不十分です 充電してください または 新しいニッケル水素電池と交換してくださいアラームオーバーをしている 警報の設定値を確認 再設定してください WAIT の状態 READY になるのを待って START キーを押す READY の状態 START キーを押す STOP の状態 START キーを押し READY になるのを待って再び START キーを押す付属のフィルタをインレットに付け カウント値がゼロになることを確認する ゼロに戻る場合 測定環境の濃度が高い ゼロに戻らない場合 故障の可能性有り 販売店までお問い合わせ下さい レーザパワーの異常 または流量エラーの確認 仕様測定範囲外ではオーバー表示 (##.#) となります 最大可測濃度以下でご使用ください プリンタケーブルが正しく接続されていない ケーブルの差し込みを確認してください 指定した保存データの番号が異なっている 保存データ番号を確認してください ケーブルの結線が正しくない (RS232C ケーブルとは異なります ) ケーブルが正しく接続されていない プリンタ用ケーブルとは異なります コンピュータ側がデータ取り込み状態になっていない 3 章 3 章 6 章 1 項 4 章 3 章 3 章 7 章 5 章 2 項 6 章 4 項 症状が改善されない場合は弊社営業所またはご購入先にご連絡ください 弊社へは下記フリーダイヤルでご連絡いただけます ( 携帯電話ではご利用できません ) 日本カノマックス ( 株 ) 粒子計測ディヴィジョン tel. 0120-360-350 43

11. 製品保証とアフターサービス < 製品保証 > 当社では 製品保証書を発行しておりません 製品には 登録カードを添付しておりますので ご購入の際 この登録カードに所定事項を記入して 必ずご返送ください 返送いただきました登録カードをもとに 保証管理を開始致します 尚 ご返送無き場合は保証しかねる場合が有ります 保証期間は電池などの消耗品を除き 原則として ご購入日から 1 年間です < アフターサービス > 具合の悪いときはまずチェックを! 故障かな? と思ったら の項をご覧になり 故障かどうかお確かめください それでも調子が回復しない時は当社サービスセンターへ 販売元の日本カノマックス ( 株 ) サービスセンター または お近くの同社営業所 もしくはお買い上げの代理店にご連絡ください 保障期間中の修理は 当社の製造上 回路部品 材質等の原因によって発生した故障は無償修理させていただきます ただし 1 年以内であっても 下記の場合は有償修理とさせて戴きます お客様の取扱いミス お客様による改造や変更に起因する故障や天災などによる故障 損傷 保障期間が経過した後の修理は 修理によって 機能 及び精度が維持出来る場合は ご要望に従って有償修理させていただきます 修理部品の保有期間について 修理部品は生産中止後 最低 5 年間保有いたします この保有期間を修理可能期間とさせていただきます 詳しくは当社サービスセンターへご相談ください ご相談になるときは 製品名 Handheld Laser Particle Counter 型名 3887 器番 ご購入日 年 月 日 故障の状況 ( できるだけ詳しく ) 44

この製品に関するお問い合せは TEL 0120-009-750 E-mail: environment@kanomax.co.jp 東京営業所 105-0013 東京都港区浜松町 2 丁目 6 番 2 号藤和浜松町ビル 6F TEL: (03) 5733-6023 FAX: (03) 5733-6024 大阪営業所 565-0805 大阪府吹田市清水 2 番 1 号 TEL: (06) 6877-0447 FAX: (06) 6877-8263 名古屋営業所 460-0011 名古屋市中区大須 4 丁目 1 番 71 号矢場町中駒ビル 8F TEL: (052) 241-0535 FAX: (052) 241-0524 39