Visualizationについて (HTC Vive) 1. HTC Vive の使用 *この内容はリリース 2017 にて使用できるようになります 1 必要ソフトウエア Vive Setup バージョン 1.8 Microsoft.NET Framework 4.6 以上 Demo3D ver.2017 2 推奨 PC スペック GPU NVIDIA GeForce GTX 970, AMD Radeon R9 290 と同等あるいはそれ以上 CPU Intel i5-4590, AMD FX 8350 と同等あるいはそれ以上 RAM 4 GB 以上 Video 出力 HDMI 1.4, DisplayPort 1.2 あるいはそれ以降 USB ポート 1x USB 2.0 あるいはそれ以上 オペレーティングシステム Windows 7 SP1, Windows 8.1 あるいは Windows 10 3. Vive コンポーネント ① Vive ヘッドセット リンクボックス ③ Vive コントローラ 2 個 ④ ベースステーション 2 台 ① ③ ④ 4 事前プレイエリアの確保 プレイエリアは Vive の仮想空間を設定します VR オブジェクトとの接触は プレイエリア内で行われます Vive はルームスケール設定用に設計されていますが 立位のみ 座り 立ち姿勢 の体験用にも使用することがで きます ルームスケール設定では 最低 2m 1.5m のプレイエリアが必要で エリア内の障害物は排除してください 立 位のみ体験ではスペースの要件はありません プレイエリアの例 立位のみの例 1
5 Vive とコンピュータの接続 1) リンクボックスについて ヘッドセットをコンピュータに接続するにはリンクボックスを使用します 1. 3-in-1 ケーブル 2. 電源ポート 3. USB ポート 4. Mini DisplayPort メモ ケーブルは付属していません コンピュータに空いている HDMI ポートがない場合 またはコンピュータが HDMI をサポートしていない場合に使用します 5. HDMI ポート 2) コンピュータへのヘッドセットの接続 ① 電源アダプタケーブルをリンクボックスの対応するポートに接続し 反対の端を電源コンセントに差し込んで リンク ボックスをオンにします HDMI ケーブルをリンクボックスの HDMI ポートに挿入し 反対の端をコンピュータのグラフィックカードの HDMI ポ ートに挿入します ③ USB ケーブルをリンクボックスの USB ポートに挿入し 反対の端をコンピュータの USB ポートに挿入します ④ 3-in-1 ヘッドセット HDMI USB 電源 ケーブルをリンクボックスの一致するオレンジ色の縁取りの箇所に 接続します 2
3) Vive コントローラについて 1. メニューボタン 2. トラックパッド 3. システムボタン 4. ステータスライト 5. micro-usb ポート 6. トラッキングセンサ 7. トリガー 8. クリップボタン 1 コントローラの充電アプリが何も実行されていないとき またはシステムのダッシュボードが開いているときに コントローラのバッテリレベルを確認できます バッテリレベルが低いときには ステータスライトに赤色のドットが表示されます 同梱の電源アダプタと USB ケーブルを使用して各コントローラを充電します コントローラがコンセントと接続され完全に充電されると ステータスライトは コントローラがオンのときには緑色になり オフのときには白色になります 2 コントローラをオンまたはオフにする コントローラをオンにするには ビープ音が聞こえるまでシステムボタンを押します コントローラをオフにするには ビープ音が聞こえるまでシステムボタンを長押しします SteamVR アプリを終了すると コントローラは自動的にオフになります また しばらくの間アイドルになるとコントローラは自動的にオフになります 3 コントローラとヘッドセットのペアリング コントローラを最初にオンにすると 自動的にヘッドセットとペアリングします ペアリング中は ステータスライトが青色に点滅します コントローラがヘッドセットとペアリングされると ステータスライトは緑色に点灯します コントローラを手動でペアリングするには SteamVR アプリを起動し SteamVR をクリックして デバ 3
イス コントローラのペアリング を選択します 画面の指示に従って手順を完了させます 4) ベースステーションの設置 1. ステータスライト 2. 全面パネル 3. チャネルインジケータ 埋め込み 4. 電源ポート 5. チャンネルボタン 6. 同期ケーブルポート 別売り 7. micro-usb ポート ファームウェア更新用 ベースステーションを設置する前に ルームスケールか 立位 座り/立ち姿勢のみ のプレイエリアのどちらを設定す るかを決めます 上記 4 事前プレイエリアの確保 を参照してください ① ベースステーションを部屋の対角線の向かい合った両角に取り付けます 前面パネルがベースステーションの中央を向くように両プレイエリアを調整します ③ 電源ケーブルを各ベースステーションに取り付け それぞれコンセントに差し込み 電源をオンにします ステータス ライトが緑色になります ④ ベースステーションを接続し チャネルを設定します 同期ケーブルがない場合 ベースステーション後部のチャンネルボタンを押して 一方のベースステーションがチャネル b に設定され もう 一方のベースステーションがチャネル c に設定されるようにします 同期ケーブルがある場合 信頼性向上の用途で別売り ベースステーション後部のチャンネルボタンを押して 一方のベースステーションがチャネル A に設定され もう 一方のベースステーションがチャネル b に設定されるようにします 6 Vive の最初の設定 Vive を使用できるようにするには Vive および SteamVR ソフトウェアのインストール ハードウェア設定 プレイエリア の定義を含む設定手順を完了させる必要があります 1) Vive 設定 のダウンロード ① 以下のサイトからコンピュータに Vive セットアップ設定ファイルをダウンロードします www.htcvive.com/setup Vive セットアップ設定ファイルを実行し プロンプトに従って手順を完了させください 2) ルームスケールプレイエリアの設定 ① コンピューターから SteamVR アプリを開きます 4
をクリックし ルームセットアップを実行 > ルームスケール を選択します ③ プロンプトを確認し 画面の指示に従って手順を完了させます *プレイエリアの境界をトレースするときには 必ず床を片付けてください VR 中に物につまずくおそれがあるため テ ーブルや椅子などの 物が占領したスペースをトレースしないでください 3) 立ち姿勢のみのプレイエリアの設定 立位でのみ VR を体験する場合にはこのオプションを選択します ① コンピューターから SteamVR アプリを開きます をクリックし ルームセットアップを実行 > 立位のみ を選択します ③ プロンプトを確認し 画面の指示に従って手順を完了させます 4) 設定の確認 Vive 設定手順が完了したら ヘッドセットを装着してコントローラを持ち VR の探索を開始できます 7 操作手順 1) Demo3D を起動してください 2) VR 対象モデルを作成および開いてください 5
3) Visualization タブの[VR]ボタンをクリックしてください * モデルがウィンドウに正常に表示されない場合は 以下の項目をご確認ください Demo3D の Scene->SOAP Server->Enabled が True になっていることを確認してください *また以下のエラーメッセージが表示された場合 Demo3D との通信を許可する必要があります 記載にあるコマンドを Windows のコマンドプロンプトより管理者権限にて実行してください Could not start SOAP Server on port 9080. If error is "Access is denied" then run this command as Administrator: netsh http add urlacl url=http://+:9080/ user=hostname\user listen=yes * 正常に起動されると Demo3D の右画面に VR で見ている画像が表示されますが もし表示されない場合は Windws の ネットワークとインターネット 設定でプロキシサーバーを Off にしてください 8 Vive コントローラーの操作 *操作部の名称は上記 3) Vive コントローラについて を参照してください ① スイッチ等を押す スイッチに Vive コントローラーを近づけてください ロードを掴む ロードに Vive コントローラーを近づけ下部にある[トリガー]を引き続けてください ③ ロードを放す ロードを置く場所に Vive コントローラーを近づけ下部にある[トリガー]を放してください ④ ウォークスルー Vive コントローラーの[トラックパッド]を押し続けますと Demo3D のロゴマーク ので 目的の場所に移動させ[トラックパッド]放してください 参考 ① ③ ④ が表示されます 6
*Demo3D の Visualization タブの VR を押下しなおすと 初期位置に戻ることができます 7