PROFIBUS OPC サーバー & コンフィグレータ導入と設定はじめにお読みください 2010 年 4 月 12 日 Ver.1.0 ガイロジック株式会社 目的 : ソフティング社の PROFIBUS インターフェースと PROFIBUS OPC サーバーを用いて 導入から PROFIBUS 機器の監視 / 設定までの簡単説明 なお 本紙とは別に Vol.2 開発編 ( 作成中 ) がございます 続けてご利用下さい 内容ステップ 1. 最新 PROFIusb ドライバーの入手... 2 ステップ 2. PROFIusb ドライバのインストール... 3 ステップ 3. ドライバコンフィグレーションでハードウェアを認識させる... 4 ステップ 4. 最新 PROFIBUS OPC サーバ & コンフィグレータの入手... 5 ステップ 5. PROFIBUS OPC サーバ & コンフィグレータのインストール... 6 ステップ 6. コンフィグレータの設定とコミッショニング... 9 ステップ 7. OPC デモクライアントソフトウェアで PROFIBUS を監視 / 設定... 15 OPC デモクライアントその他 便利な機能... 17 ステップ 8. ライセンスのアクティベーション ( 有効化 )... 18 使用環境 : PC:WindowsXP service pack3 PROFIBUS インターフェース : PROFIusb PROFIBUS OPC サーバー & コンフィグレーター : OPC-PB 1
ステップ 1. 最新 PROFIusb ドライバーの入手 下記のソフティング社 webサイトにアクセスし最新の PROFIusb ドライバーを入手します http://www.softing.com/home/jp/industrial-automation/downloads/driversdemos.php?t=1&g=1&p=12 必要項目を入力し送信ボタンを押してください 注意! メールアドレスを正しく入力してください 使用許諾 (License agreement) に承認 (Accept) すると しばらくするとダウンロード用の FTP サーバーを知らせるメールが届きます ftp://ftp... をクリックし実行してください ファイルのダウンロードが開始されます 2
ステップ 2.PROFIusb ドライバのインストール ダウンロードしたファイル Setup545.zip をすべて展開します win32 フォルダの中の Setup545.win32.exe を実行します Next ボタンを押して License agrement で I accept... をチェックし Next Next で先に進むと ドライバーのインストールが完了します PC の再起動を促すメッセージが表示されますので PC を再起動してください 再起動後 PROFIusb を PC に接続すると 新しいハードウェアの検索ウィザードの開始 が開始されます ソフトウェアを自動的にインストール を選択しインストールします 終了後 デバイスマネージャー を開き Softing Fieldbus Interface の下に PROFIusb が正常にあることを確認してください 3
ステップ 3. ドライバコンフィグレーションでハードウェアを認識させる コントロールパネルより PROFIBUS を実行します または すべてのプログラム Softing PROFIBUS Drivers and API Run time System Driver Configuration を実行 左のパネルより PROFIusb を選択し Add ボタンを押します 次へ次へで設定を完了します ( 初期表示なままで変更の必要はありません ) 元の画面で Apply ボタンを押します Apply the configuration... が表示されるので はい を選択します しばらくし 黄色マークが緑のチェックマークに変われば 成功です OK で終了します 4
ステップ 4. 最新 PROFIBUS OPC サーバ & コンフィグレータの入手 下記のソフティング社 webサイトにアクセスし最新の PROFIusb ドライバーを入手します http://www.softing.com/home/jp/industrial-automation/downloads/driversdemos.php?t=1&g=5&p=1 必要項目を入力し送信ボタンを押してください 注意! メールアドレスを正しく入力してください 使用許諾 (License agreement) に承認 (Accept) すると しばらくするとダウンロード用の FTP サーバーを知らせるメールが届きます ftp://ftp... をクリックし実行してください ファイルのダウンロードが開始されます 5
ステップ 5. PROFIBUS OPC サーバ & コンフィグレータのインストール ダウンロードした PBOPCServerE.exe を実行します Next で進みます 下図の画面では インストールファイルを残すように 2 番目の Unpack をチェックします Next で進み License Agreement で I accept... をチェックし 次へ を押します 6
ソフトウェアのインストールがはじまりますコンポーネントのマークがすべて緑色のマークに変わったら成功です 完了 を押して終了します 古いバージョンの Microsoft XML DOM Parser でこの画面が表示されたら ご面倒ですが インストールを手動で行う必要があります インストールファイルを残したフォルダを開きます C:\Program Files\Softing\Install\PBOPCServerE 7
拡張子が.msi のファイルを順番にすべて実行し 画面にしたがってインストールしてください もう一度 PBOPCServerE.exe を実行します Microsoft XML DOM Parser 以外がすべて緑色のマークがつけば成功です ( Microsoft XML DOM Parser は赤色でも問題ありません ) 8
ステップ 6. コンフィグレータの設定とコミッショニング PROFIusb が PC に正しく接続されていることをステップ 3 の Driver Configuration 画面で確認します (PROFIusb が緑のチェックマークで表示されていることを確認 ) PROFIusb は PWR LED のみが緑色に点灯していることを確認します PROFIusb の PROFIBUS 側コネクタが正しく接続されていることを確認します ターミネーションの on/off はコネクタのスィッチで切り替えられます また PROFIusb は PROFIBUS のマスターになりますので 接続しようとするスレーブに接続されている他のマスター機器があれば PROFIBUS より接続をはずしておく必要があります すべてのプログラム Softing PROFIBUS Configurator を実行します Computer を右クリックし Scan Objects を実行します ボーレードを選択し Start を押します 9
機器のスキャンが始まります ( この時 PROFIusb の CON と ACT の LED が緑色に点滅します ) しばらくすると止まります Close ボタンで画面を閉じます ScannedPROFIBUS の下に接続されている機器がアドレスと共に表示されます 一番上の 000_PROFIboard_PROFI104 がマスターである PROFIusb です 10
次に OPC で監視 / 設定したいアイテムを作成します 任意の機器を選択し CyclicData を選択し 右クリックで Insert variable を選択します 作成したいアイテムの型を選択し Next を押します 次に アイテムの名前 input/output, Datatype など必要項目を入力し Finish を押します 1 11
ツールバーの のボタンを押して 緑のマークがつけば 正常に接続されています ( 赤色マークの場合は ) 12
設定した値が入力項目の場合はその Name を選択し (Variable1) Read Value をクリックすると 現在の値を見ることができます このボタンで停止させ 設定を保存します File メニューの Exit を選択すると保存しますか? と聞いてくるので はい を選択します 次に保存ファイル名の入力ですが ファイル名 フォルダは変更せず このまま 保存 ボタンを押して終了します 13
しかし インストール直後はデモバージョンなので 二つ以上のデバイスの設定ができないと言うメッセージが表示されます 機器を選択し 右クリックメニューから Delete を選択して 機器を削除します File Exit で ファイルを上書き保存し 終了します (GSD ファイルを使用する場合は メニューの Option Setting で GSD ファイルを import してください その後 機器を選択し右クリックメニューから Assign GSD file で GSD を選択します ) (Module 型の場合は 自動で生成された CyclicData を削除し 機器の上で右クリックメニューの insert CyclicDataContainer を選択し設定します ) 1. 設定するアイテム 型 順番などは 各スレーブ機器によります スレーブ機器のマニュアルを参照して下さい スレーブ機器のマニュアル通りでないと CyclicData に緑のチェックマークが付きません ( 接続が確立されない ) 14
ステップ 7.OPC デモクライアントソフトウェアで PROFIBUS を監視 / 設定 デモクライアントを実行します ステップ 6 のコンフィグレータは閉じて終了して下さい すべてのプログラム Softing OPC Toolbox Demo client V4.1x Softing OPC Toolbox Demo client を実行 Softing PROFIBUS OPC Server を選択します 左のパネルに下図のようにサーバーとグループが緑マーク付きで表示されればサーバー接続成功です 次に画面下のタブメニューから DA Browse を選択します 項目を開いていくと ステップ 6 のコンフィグレータで設定した内容が現れます 15
アイテムの Variable1,Variable2 をダブルクリックすると 右の group の下に追加されます 次に タブメニューから DA Items を選択します 今選択したアイテムが表示されます 緑マーク付で GOOD であれば成功です PROFIBUS の機器の値が表示されています 値を変更する場合は write 可能項目を選択します すると 画面右上の Write ボタンが有効になります 値を入力し Write ボタンを押してください 該当項目の値が変更されます 16
OPC デモクライアントその他 便利な機能 メニュー edit option で表示方法を変えられます ( 表示はすぐには変わりません 変更後 再度 OPC サーバーの指定からはじめて下さい ) HEX で読み書きしたい.. 下記の画面で Show Item Value の Hex をチェックするコンフィグレータで指定した通りの順番で表示したい.. 下記の画面で Alphabetical DA Item Sorting を off にする その他の機能は メニュー help Online help の client options を参照して下さい ログファイルに保存したい ログファイルに保存したいアイテムを選択し 右クリック Special Log to File を選択し 任意のファイル名を指定します 17
ステップ 8. ライセンスのアクティベーション ( 有効化 ) PROFIBUS OPC サーバ & コンフィグレータは CD からのインストールでも web からダウンロードでも インストール直後はデモバージョンです デモバージョンは コンフィグレータでは 設定デバイスが二つまでので制限があり OPC サーバーは実行時間は 15 分間の制限が有ります 正規 ( フル ) バージョンにするには ライセンスマネージャーより ライセンス依頼メールをソフティングへ送信し 返信されてきたライセンスキーをライセンスマネージャーで登録し ライセンスをアクティベート ( 有効 ) にする必要があります PROFIBUS OPC Configurator PROFIBUS OPC Server それぞれにライセンスがあります ライセンスマネージャーの実行 すべてのプログラム Softing License Manager License Manager を実行します 次に ライセンスを有効にする製品を選択し 製品に付属している License シートに記載されている Registration Key を License Key に入力します 続いて Request License ボタンを押します 18
必要情報を入力します (License Number は製品に付属している License シートに記載されています ) 操作している PC がメール送信可能な場合は Create email を押してメールを送信します メール送信できない PC の場合は Copy to Clipboard を押してメモ帳ソフトなどにクリップボードの内容を貼り付けて保存し 他の PC からメール送信してください ( 一両日中にソフティング社よりメールが届きます ) 続いて Enable Product ボタンを押します すると 14 日間のフルバージョンライセンスが有効になります ソフティングより正式ライセンスのメールが届いたら ライセンスキーを再度入力し Enable Product を押してください 期限なしの正式ライセンスに変更されます 19
14 日間のフルバージョン 正式バージョン PROFIBUS OPC Server も同様な作業でアクティベーションして下さい 20