6 Syngo fast View の起動 syngo fastview 使用マニュアル お手元のパソコンにデータの入った CD を挿入してください 自動的に syngo fastview が起動します 自動的に起動しない場合はマイコンピュータを開き CD-ROM のドライブに読み込まれている syngo fastview をダブルクリックしてください 左のウィンドウが出ますので OK をクリックすると syngo fastview が起動します 7 画像のロード 起動すると自動的に CD-R 内の画像を検索し ブラウザ画面が開きます 複数被検者の画像がある場合 画面左にあるプルダウンメニュー ( 上図中の赤枠 ) から目的とする被検者名を選択し その下の Open Patient( 患者リストを開く ) ボタンを押すと 全画像がロードされます 枚数が多い場合は時間がかかります 必要なシリーズのみ選択するためには 被検者選択後 画面右にある各シリーズのサムネイル画像を Ctrl を押しながら複数選択し 画面下の開くボタンをクリックします 7
syngo fastview 使用マニュアル 8 ユーザーインターフェース メインウィンドウ 1 メインメニュー メインメニューから全ての機能にアクセスします 2 画像表示ウィンドウ 画像表示ウィンドウでは 選択可能なフォーマットで画像を表示します 画像のレイアウトについての詳細は 9-1. ビュー (View) の項をご参照ください 3 被検者情報フィールド 被検者情報フィールドには 画像表示ウィンドウに表示されたすべての画像に関する情報が表示されます 4 タスクカード syngo タスクカードには 重要で使用頻度の高い操作エレメントがあります 機能はメインメニューからも呼び出すことができます 9. タスクカードの項で別途説明します 5 ステータスバー ステータスバーには システムとステータスについての情報が表示されます 8
9 タスクカード syngo fastview 使用マニュアル メインウィンドウに対する操作はメインメニュー またはタスクカードから行います 頻度の高い操作はタスクカードから操作可能となっています 9.1 View( ビュー ) 画像表示ウィンドウの表示方法や分割設定の変更 および MPR 処理を行う場合に使用します Stripe ( ストライプ ) 一つのシリーズの各画像を並べて表示します MRI 装置の Viewing カードと異なり 複数シリーズが連続して表示されません また 一番右下のフレームにて一枚画像を送ると 画像が表示フレーム数分更新され 選択領域は一番左上となります Stack ( スタック ) 複数シリーズを並べて表示します シリーズ内のスライス送りをするには 画像右上にある折り目表示をクリックします 1:1 フルスクリーンに 1 枚の画像を表示します 4:1 2 2 分割で 4 枚の画像を表示します 1:2 vertical ( 縦 1:2) 1 2 分割で 2 枚の画像を表示します 4:4 4 4 分割で 16 枚の画像を表示します 9
syngo fastview 使用マニュアル 3D MPR MPR 表示します 斜断面の MPR 表示は行えません 表示スライス厚は 撮像スライス厚と等しくなります また window Vista では 3D 表示ができません MPR 表示したいシリーズの画像を選択した状態で View( 表示 ) タブ内にある 3D MPR ボタンを押すか またはメニュー内の View( 表示 ) の 3D MPR をチェックします すると 下図のように撮像断面とそれに直行する 2 断面の方向から MPR 表示にて画像を観察出来ます 画像上の赤 緑 青のリファレンスラインをドラッグして 表示したい画像のスライス位置にまで移動します リファレンスラインの色で 反映する画像セグメントが分かります 例えば 横断表示で緑のリファレンスラインを上に移動すると 冠状断像が前方向へスライドします Fusion ( フュージョン ) PET-CT 画像に使用します MRI 画像には使用しません Ultrasound Movie ( 超音波ムービー ) 超音波画像に使用します MRI 画像には使用しません 10
9.2 Tools( ツール ) syngo fastview 使用マニュアル 距離測定や拡大表示 撮像条件表示の切り替えなどに使用します Distance ( 距離 ) 測定したい範囲をマウスで左ドラッグをすると その間に線が引かれ 実際の距離が表示されます 表示を消すには もう一度クリックします Show/Hide Image Text ( 画像テキストを表示 / 非表示 ) 患者情報 スキャンパラメータの表示 / 非表示を切り替えます Show/Hide Graphic ( グラフを表示 / 非表示 ) Position display のスライス位置表示や MPR の方向表示のような 画像グラフィックの表示 / 非表示を切り替えます Magnifier Glass ( 拡大鏡 ) 表示したい位置にマウスカーソルを近づけると 一部分が拡大表示されます Magic Glass ( マジックグラス ) 表示したい領域をマウスでドラッグし 長方形を表示させます マウスを放すと選択した領域が拡大表示されます 拡大表示を解除するにはもう一度クリックします Home View ( オリジナルビュー ) 画像が元のサイズ 元の位置に戻ります 11
syngo fastview 使用マニュアル 9.3 Image( 画像 ) 画像のウィンドウ調整や拡大縮小 平行移動に使用します 設定したウィンドウ値は 画像の右下に表示されます W= ウィンドウ幅 C= ウィンドウセンター Windowing ( ウィンドウ調整 ) このボタンが押された状態で 画像の上でマウスを左ドラッグします 上下方向はウィンドウセンター ( 輝度 ) を 左右方向はウィンドウ幅 ( コントラスト ) を調整します 3 つボタンマウス または スクロールホイール付きマウスをご使用の場合には 真ん中のボタン または スクロールホイールでドラッグすることにより このボタンが選択されていなくてもウィンドウ調整が可能です Window1 ( ウィンドウ 1) および Window2 ( ウィンドウ 2) 画像に保存されている 規定ウィンドウ値を適用します Pan ( パン ) 画像の平行移動を行います 画像上でマウスを上下左右に左ドラッグすることで 画像が移動します Zoom ( ズーム ) 画像の拡大縮小を行います マウスカーソルを上方向にドラッグすると画像が拡大し 下方向にドラッグすると画像が縮小します Magnify by 1.25 (1.25 倍 ) 画像が 1.25 倍に拡大します Minify by 0.8 (0.8 倍 ) 画像が 0.8 倍に縮小します Home View ( オリジナルビュー ) 画像が元のサイズ 元の位置に戻ります 12