SysMLに関する操作方法について

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Transcription:

SysML に関する 操作方法について (2017/12/21 版 ) SparxSystems Japan Co., Ltd.

前提 設定 2

利用条件 以下のいずれかの条件を満たすことが必要 Enterprise Architect+ 有償アドイン MDG Technology for SysML EA Suite システムエンジニアリング版あるいはアルティメット版 ( これらのエディションには 上記の有償アドイン MDG Technology for SysML が含まれます ) 3

設定の確認 1 EA を起動し アドイン 拡張 リボン内の MDG テクノロジー パネルにある 設定 ボタンを押して SysML 1.4 ( あるいは SysML1.3) を有効にする 他のバージョンの SysML にはチェックを入れない このスライドでは SysML1.4 を利用する前提で説明します 表示されない場合 MDG Technology for SysML のライセンスを有効にして下さい 設定方法はヘルプの ライセンスキーの追加 をご覧下さい 4

設定の確認 2 アドイン 拡張 リボン内の アドイン パネルにある 管理 ボタンを押すと表示される アドインの管理 画面の一覧に SysML サポート が表示され 有効 になっていることを確認する SysML サポート が表示されない場合には Windows のプログラムメニュー内の Enterprise Architect グループから ツール アドインの有効化 SysML を実行して下さい SysML サポート ではなく SysML が表示される場合には 過去のバージョン用の MDG Technology for SysML アドインをインストールしています バージョン 11.0 以降の EA を利用する場合には Windows のコントロールパネルからアンインストールして下さい 5

SysML アドインについて 6

SysML アドインとは? EA に SysML 固有の機能やプロパティ画面を提供するためのアドイン スパークスシステムズジャパンが独自に作成 ( 日本で購入したお客様のみ利用可能 ) 補足 : SysML アドインは 機能追加 改善を続けています このドキュメントでは Enterprise Architect13.5 ビルド 1352 に付属する SysML アドインを利用しています 7

例 パートプロパティ要素をダブルクリックした場合 アドインがない場合 : UML 要素と同じ アドインがある場合 : 独自の内容で SysML のための便利な画面 8

SysML に関する操作 9

操作方法 UML と共通の操作で利用可能 パッケージ ダイアグラムの作成 要素の作成 配置 クイックリンク 補足 : 上記の内容については PDF ドキュメント ゼロからはじめる Enterprise Architect をご覧下さい https://www.sparxsystems.jp/products/ea/ea_documents.htm 10

例 : クイックリンク クイックリンク 機能を利用すると 効率的に SysML のモデリングを行うことが可能 同じ操作でも 対象の要素の種類を判断し適切な関係を作成可能 充足 <<satisfy>> <<block>> ブロック 包含複製導出 <<requirement>> 要求 id = "R001" text = " この要求の説明文 " <<derivereqt>> <<requirement>> 他の要求 <<refine>> 詳細化 アクティビティ 11

SysML 独自の操作 機能 要求 ブロック ポート プロパティ ポートのフロー表現 ポートの入れ子 内部ブロック図 SysML 固有の属性値 要求の一覧 Excel 出力 パラメトリック図のシミュレーション 汎用データの利用 12

要求 要求要素をダブルクリックすると 専用のプロパティ画面が表示される 要求要素を要求図に配置した場合には ID や Text が表示される 独自の属性 ボタンを利用して 独自の属性を定義 表示可能 13

ブロック : ポートの追加 ポートは 以下のいずれかの方法で追加可能 ツールボックスから 作成したい種類のポートをドラッグし ダイアグラム内のブロックにドロップ ブロックを右クリックし 子要素の追加 以下にあるポートの種類を指定 プロジェクトブラウザからブロックをドラッグし ダイアグラム内のブロック要素の上にドロップすると表示される 要素の配置 画面で ポート を選択 14

ブロック : パートプロパティの追加 パートプロパティは 以下のいずれかの方法で作成可能 ツールボックスからパートプロパティをダイアグラム内にドラッグ & ドロップ プロジェクトブラウザからブロックをドラッグし ダイアグラム内のブロック要素の上にドロップ 要素の配置 画面で プロパティ を選択する ブロック定義図で ブロック要素間に 共有関連 ( 集約 ) か 合成関連 ( コンポジション ) を作成 15

ポートやプロパティの型 対象の要素をダブルクリックすると表示されるプロパティ画面内から設定 変更可能 ツールボックスから作成した場合は 型は未定義 プロジェクトブラウザ内の要素から作成した場合は型はその要素に設定済み 16

ポートやプロパティの型の表示 既定の状態では ポートやプロパティの型はダイアグラム内には表示されない 対象の要素をダブルクリックして 型名を表示 にチェックを入れる ダイアグラムの背景でダブルクリックすると表示されるプロパティ画面の 要素 タブで ポートの型を表示 を有効にすると そのダイアグラム内で型が表示される ホーム リボン内の オプション パネルにある ユーザー を実行して表示される画面の 要素 グループにある ポートとパートの型を常に表示 を有効にすると全ての要素 図で型が表示される 17

ブロック要素の区画 ブロック要素の区画は 対応する要素を保持し 図に表示されていない場合に表示される 例 : 完全ポート要素を追加し 図から削除 (Delete キー ) すると full ports 区画に表示される 区画名と その区画に表示される内容との対応はヘルプファイルをご覧ください <<block>> Block1 <<block>> Block1 <<full>> Port1 full ports Port1 18

ポートやプロパティの再表示 ダイアグラムから削除し 区画として表示されているポートやプロパティを再表示する手順は 以下のいずれかとなる ブロック要素を右クリックし 付属要素 を選択すると表示される一覧で 表示する要素を選択 プロジェクトブラウザから 該当の要素をブロック要素 ( 親要素 ) にドラッグ & ドロップ 19

表示する区画の調整 ダイアグラムの背景でダブルクリックすると表示されるダイアグラムのプロパティ画面で 要素 タブ内の 区画の表示 から 非表示にするかどうかを指定可能 要素単位で指定する場合は 要素を右クリックし 属性 操作 インターフェース 属性 操作と区画の表示設定 を選択することで指定可能 区画の表示条件は ヘルプファイルの ブロック のページに記載 要求要素の内容は タグ 区画の設定で制御可能 20

ポートのフロー表現 :1 ポートにデータの向きを表示する場合にはブロック要素を定義し フロープロパティ要素として流れるデータを定義する フロープロパティ要素のプロパティ画面でデータの向きを定義可能 他のブロックのポートの 型 として 該当のブロックを指定する 型を指定せずに方向を指定した場合には 向きを保持するブロック要素を自動的に生成可能 <<block>> MyBlock MyData Port2 :MyBlock <<block>> Other 21

ポートのフロー表現 :2 ポートのプロパティ画面で 型 を指定せずに 向き を指定して OK ボタンを押した場合には 以下のようにメッセージが表示され 前ページの構成を自動作成できる 22

ポートのフローの向き フロープロパティ要素で向きを in か out にした場合にポートごとに向きを変えたい場合は 共役 の値を変更する PortA :~BlockY <<block>> BlockX PortB :BlockY 23

ポートの入れ子 ポートの入れ子を表現する場合 ポートを持つブロック要素を ポートの型として指定する 指定後 ポートを右クリックして 付属要素 を実行し 継承要素を表示 にチェックを入れると 全てのポートを表示できる MyPort1 <<block>> MyBlock Port :MyBlock MyPort1 <<block>> Other MyPort2 MyPort2 24

内部ブロック図 ブロック要素を右クリックし 子ダイアグラムの追加 内部ブロック図 を実行すると 対象のブロックの内部ブロック図を作成できる 対象のブロックが持つポート パートは内部ブロック図に配置可能 内部ブロック図を作成後の変更を反映するには 内部ブロック図の背景で右クリックして 付属要素の同期 を実行 右クリックして ダイアグラムフレームの非表示 でフレームを隠すことが可能 外部とつながるポートは非表示になる 25

ポートとコネクタの自動位置調整 ブロック定義図および内部ブロック図の背景で右クリックして アドイン 拡張 SysML ポートとコネクタの位置の自動調整 を実行することで以下の自動調整が可能 それぞれの辺ごとに ポートを等間隔に配置 ポートにつながるコネクタの端点がポートの中央になるように端点の位置を調整 26

ダイアグラムのフレーム :1 アクティビティ図やステートマシン図などでは ダイアグラム内にフレーム ( 枠 ) が表示可能 ダイアグラムの背景で右クリックし ダイアグラムフレームの表示 を実行 パッケージの直下にあるダイアグラムではフレームは表示できない 下の画像のように プロジェクトブラウザ内の関係において要素の子ダイアグラムでなければ表示できない 要素を右クリックし 子ダイアグラムの追加 子ダイアグラムの作成 で追加可能 27

ダイアグラムのフレーム :2 フレームを表示すると 親要素が持つ付属要素をフレームに表示可能 ダイアグラムの背景で右クリックし 付属要素の同期 を実行するとにフレームに配置できる act [activity] アクティビティ要素 [ アクティビティ図 ] アクティビティパラメータ A: Integer アクティビティ要素 アクティビティパラメータ B: Integer 開始 親要素 アクティビティパラメータ A: Integer Action1 Action2 アクティビティパラメータ B: Integer 終了 子ダイアグラム 28

アイテムフロー 要素間を アイテムフロー で結ぶと 以下のような画面が表示される この画面で運ばれる要素を指定することで 矢印を持つ実線で表示可能 SysML アドインが無効の場合には この手順では作成できない <<block>> BlockA PortA DATA PortB <<block>> BlockB 29

SysML 固有の属性値 ダブルクリックすると EA の既定の ( 共通の ) プロパティ画面が表示される要素については SysML 1.4 タブから固有の属性値の参照 設定が可能 30

SysML に関係する機能 31

要求の一覧 Excel 出力 アドイン 拡張 リボン内の アドインメニュー パネルに表示される SysML 以下の項目から 要求の一覧形式での表示や Excel 出力が可能 32

パラメトリック図のシミュレーション パラメトリック図のシミュレーションには 以下の 2 つの機能がある Enterprise Architect に内蔵する機能 プロフェッショナル版以上が必要 概要は次ページをご覧下さい OpenModelica と連携する高度な機能 Enterprise Architect Suite システムエンジニアリング版あるいはアルティメット版が必要 概要は Enterprise Architect のヘルプをご覧下さい 33

EA 内蔵のシミュレーション機能 Enterprise Architect プロフェッショナル版以上で利用可能 制約ブロックに対して JavaScript や VBScript を利用して挙動を定義 パラメトリック図に制約ブロックのインスタンス ( 制約プロパティ ) を配置して モデルを定義 パラメータを渡して実行結果をグラフ表示 CSV 出力も可能 34

EA 内蔵のシミュレーション機能の例 モデルの内容に値を設定し 結果をグラフ表示 35

OpenModelica 連携 SysML のブロック図 内部ブロック図 パラメトリック図で作成した内容から OpenModelica のソースコードを自動生成し シミュレーションを実行可能 36

マトリックスの利用 関係マトリックスを利用することで例えば要求とブロック間の satisfy の対応関係や漏れ 抜けのチェックができる 対応がない行 列に色づけすることが可能 37

マトリックスの設定例 1. モデル リボン内の トレーサビリティ パネルにある 関係マトリックス をクリックする 2. 以下の画像のように 対象を設定する ソース ターゲット は対象の要素を含むパッケージを指定 種類 は対象の要素を指定 接続 は Satisfy や Allocate など 確認対象の関係を指定 方向 は ソース 側が上流の要素 ( 例 : 要求要素 ) であれば ターゲット ソース を選択する 38