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Transcription:

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目次 1. はじめに... 2 1.1 DISASTER RECOVERY OPTION について... 2 1.2 DISASTER RECOVERY OPTION の構成とライセンスについて... 2 2. 事前準備... 3 2.1 インストール... 3 2.2 復旧情報の複製... 3 2.3 パッチの適用... 4 3. フルバックアップの実行... 4 3.1 惨事復旧対象マシンのフルバックアップ... 4 4. WINPE 惨事復旧イメージの作成... 5 4.1 アセスメント & デプロイメントキットの準備... 5 4.2 アセスメント & デプロイメントキットのインストール... 6 4.3 WINPE 惨事復旧イメージの作成... 8 5. 惨事復旧の実行... 14 5.1 業務サーバの惨事復旧... 14 5.2 バックアップサーバの惨事復旧... 20 6. 補足情報... 27 6.1 ネットワーク設定の変更方法... 27 6.2 復旧情報を共有フォルダから取得する... 27 7. 製品情報と無償トレーニング情報... 28 製品情報... 28 サポート情報... 28 トレーニング情報... 28 Page: 1

1. はじめに このガイドは Disaster Recovery Option を用いてサーバを復旧する手順を記載しています 1.1 Disaster Recovery Option について Disaster Recovery Option は システムを迅速 簡単 確実に復旧させるための arcserve Backup のオプション製品です OS やアプリケーションのインストール バックアップソフトウェアの導入 パッチ適用等の手間のかかる作業が不要になるため 復旧時間の短縮とオペレーションミスを防止できます 1.2 Disaster Recovery Option の構成とライセンスについて Disaster Recovery Option は バックアップサーバに導入 適用する製品です 復旧したいサーバに Client Agent が導入されていれば バックアップサーバ 業務サーバの両方を惨事復旧できます 以下のような構成の環境では すべてのサーバの復旧が可能です Disaster Recovery Option のライセンスはバックアップサーバに 1 つのみで それに紐づくバックアップ対象サーバ ( 業務サーバ ) 用のライセンスは不要です バックアップサーバ arcserve Backup ( 本体製品 ) Disaster Recovery Option Page: 2

2. 事前準備 2.1 インストール arcserve Backup と Disaster Recovery Option をインストールします arcserve Backup のインストール手順については 以下のガイドを参照してください arcserve Backup r16.5 インストールガイド第二部インストール編 http://www.arcserve.com/~/media/files/technicaldocuments/asbu-r165-installguide-2install.pdf Disaster Recovery Option は arcserve Backup 導入時以外に 後から追加でインストールすることもできます 2.2 復旧情報の複製 Disaster Recovery Option を使用して復旧するには復旧情報と呼ばれるマシン固有の情報が必要です この復旧情報は Disaster Recovery Option がインストールされた環境でフルバックアップを実施する度に作成されます 復旧情報は バックアップサーバに保存されますが バックアップサーバの障害に備え 別の場所に複製しておくことをお勧めします 復旧情報の複製先は Disaster Recovery Option インストール終了後に表示される以下の画面から設定ができます ここでは WIN-CAARC というサーバの DR_Copy という共有フォルダに復旧情報を複製するように設定しています Page: 3

2.3 パッチの適用 arcserve Backup r16.5 をご利用の場合 パッチを適用します (2013 年 5 月現在 ) 以下のサイトより WIN-ASBU R16.5 Patch 1(RO56479) をダウンロードし バックアップサーバと業務サーバの両方に適用します http://www.arcserve.com/jp/lpg/jpsupport/down.aspx 3. フルバックアップの実行 3.1 惨事復旧対象マシンのフルバックアップ 惨事復旧を実行するには 対象のサーバがフルバックアップされている必要があるため フルバックアップを実施します バックアップ手順については 以下のガイドを参照してください arcserve Backup r16.5 インストールガイド第三部基本操作バックアップ編 http://www.arcserve.com/~/media/files/technicaldocuments/asbu-r165-installguide-3-backup.pdf arcserve Backup 管理者ガイド http://www.arcserve.com/jp/lpg/jpsupport/manual.aspx Page: 4

4. WinPE 惨事復旧イメージの作成 4.1 アセスメント & デプロイメントキットの準備 惨事復旧を実施するには WinPE 惨事復旧イメージの作成が必要です WinPE 惨事復旧イメージの作成には アセスメント & デプロイメントキット ( 以後 Windows ADK と表記 ) のインストールと arcserve Backup のインストールメディアが必要です 1 以下のサイトから Windows ADK をダウンロードします http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30652 このガイドでは 先に Windows ADK をダウンロードする手順で説明しますが WinPE 惨事復旧イメージ作成の途中でインストールすることも可能です その場合 以下の画面から Windows 8 用 Windows ADK のダウンロードセンター のリンクをクリックします Windows ADK の詳細については マイクロソフト株式会社のホームページを参照してください Page: 5

4.2 アセスメント & デプロイメントキットのインストール 1 ダウンロードした adksetup.exe をダブルクリックします インストール場所の指定画面が表示されるため 任意の場所を指定します ここではデフォルトのまま [ 次へ ] をクリックします 2 カスタマーエクスペリエント向上プログラム (CEIP) への参加 ページが表示されます ここでは デフォルトのまま [ 次へ ] をクリックします 3 使用許諾契約に同意できる場合は [ 同意する ] をクリックします Page: 6

4 [Deployment Tools] と [Windows Preinstallation Environment (Windows PE)] を選択し [ インストール ] をクリックします 5 インストールが終了したら [ 閉じる ] をクリックします Page: 7

4.3 WinPE 惨事復旧イメージの作成 Windows ADK インストール後 WinPE 惨事復旧イメージを作成します 1 DVD ドライブに arcserve Backup インストールメディアをセットします 2 arcserve Backup のホーム画面から [ ユーティリティ ] [ ブートキットウィザード ] をクリックします Page: 8

3 ブートキットウィザード画面が表示されます ユーザ名とパスワードを入力し [ 次へ ] をクリックします 4 惨事復旧ブートキットの種類の選択画面が表示されます ここでは [WinPE DR イメージをカスタマイズする ] を選択し [ 次へ ] をクリックします Page: 9

5 Windows Server 2012 は x64 プラットフォームのため プラットフォームの設定で [x64 プラットフォーム用 WinPE DR イメージ ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 6 arcserve Backup インストールメディアがセットされていることを確認し [ 次へ ] をクリックします Page: 10

7 イメージにドライバを統合する場合は [NIV/SCSIFC/RAID ドライバを統合する ] を選択します ここでは NIC/SCSI/FC/RAID ドライバを統合する のまま [ 次へ ] をクリックしドライバを組む込みます 8 Disaster Recovery Option の WinPE 惨事復旧イメージの作成では すべてのバックアップ対象サーバの復旧に必要なドライバ情報を組み込むことができます ドライバを組み込んだイメージからサーバを起動すると自動的にドライバがロードされ 復旧作業中のドライバのインストール作業を省略することができます これによって復旧時間を短縮できる利点があります また 下図のように [ ドライバの追加 ] をクリックすると ドライバメディアなどからドライバ情報を組み込むことができます ドライバ追加時にクリック Page: 11

9 ドライバ指定画面の [ パス ] フィールドには バックアップサーバに保存されているドライバファイル情報の保存先をフルパスで表示するため どのバックアップ対象サーバのドライバを組み込むか簡単に選択できます ドライバを組み込んだイメージを作成するには 組み込みたいドライバを選択 (8 図参照 ) し [ 次へ ] をクリックします パス情報にはバックアップ対象のサーバ名が含まれます ドライバ情報の保存先フォルダ形式 : < インストールパス >\DR\< サーバ名 >\DRV 10 WinPE 惨事復旧イメージの作成確認の画面が表示されるので [OK] をクリックします 11 WinPE 惨事復旧イメージの作成が開始されます Page: 12

12 WinPE 惨事復旧イメージの作成が完了したら [ 完了 ] ボタンをクリックします 13 手順 4 で指定した場所に WinPE 惨事復旧イメージが作成されていることを確認します 14 作成された iso イメージをライティングソフトウェアを使ってメディアに書き込みます Page: 13

5. 惨事復旧の実行 作成した WinPE 惨事復旧イメージを利用して 惨事復旧を実行します 業務サーバとバックアップサーバでは復旧手順が異なるため それぞれの手順を参照してください 5.1 業務サーバの復旧 5.2 バックアップサーバの復旧 5.1 業務サーバの惨事復旧 1 復旧対象のマシンに 作成した WinPE 惨事復旧イメージメディアをセットし マシンを起動します 以下の画面が表示されたら 任意のキーを押下します Page: 14

2 言語 / キーボードのレイアウトの選択画面で [ 日本語 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 3 [ バックアップサーバ / 復旧情報の複製先の DR 情報を選択する ] を選択し バックアップサーバ名を入力後をクリックします ネットワークへアクセスするために IP アドレスの設定が必要な場合は 6.1 ネットワーク設定の変更方法 を参照してください 共有フォルダから復旧情報を取得する場合は 6.2 復旧情報を共有フォルダから取得する を参照してください Page: 15

4 指定したバックアップサーバ / 複製先のリストが表示されます 復旧対象のサーバを選択し [ 次へ ] をクリックします 5 バックアップサーバのユーザ名とパスワードを入力し [OK] をクリックします Page: 16

6 復旧に必要な環境チェックが実施され メッセージエリア内に結果を表示します 結果に問題が無いことを確認し [ 次へ ] をクリックします 7 惨事復旧するセッション情報を確認し [ 次へ ] をクリックします Page: 17

8 確認画面が表示されるため 再度内容を確認し [ 開始 ] をクリックします 9 惨事復旧が開始されます Page: 18

10 惨事復旧が完了すると 30 秒で自動的に再起動が実施されます すぐに再起動する場合は [ 再起動 ] ボタンをクリックします 11 惨事復旧を実行したサーバにログインし サーバがバックアップ時の状態に戻っていることを確認します 以上で惨事復旧は終了です Page: 19

5.2 バックアップサーバの惨事復旧 1 復旧対象のマシンに 作成した WinPE 惨事復旧イメージメディアをセットし マシンを起動します 以下の画面が表示されたら 任意のキーを押下します 2 言語 / キーボードのレイアウトの選択画面で [ 日本語 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします Page: 20

3 [ 任意の場所から DR 情報を選択する ] を選択し 惨事復旧情報の存在する共有フォルダの UNC パスを指定し をクリックします ネットワークへアクセスするために IP アドレスの設定が必要な場合は 6.1 ネットワーク設定の変更方法 を参照してください 4 共有フォルダへのアクセス情報を入力し [OK] をクリックします Page: 21

5 復旧対象のサーバ名のフォルダを選択し [ 次へ ] をクリックします 6 復旧に必要な環境チェックが実施され メッセージエリア内に結果を表示します メッセージエリア内の ここをクリック をクリックします Page: 22

7 表示された [ASDB 復旧設定 ] の画面に認証情報を入力し [OK] をクリックします 8 [ 次へ ] をクリックします Page: 23

9 復旧するセッション情報を確認し [ 次へ ] をクリックします 10 確認画面が表示されるため 再度内容を確認し [ 開始 ] をクリックします Page: 24

11 惨事復旧が開始されます 12 惨事復旧が完了すると 30 秒で自動的に再起動が実施されます すぐに再起動する場合は [ 再起動 ] ボタンをクリックします Page: 25

13 惨事復旧を実行したサーバにログインします 初回ログイン時に arcserve DB の回復ウィザードが起動するため 復旧ポイントを選択し [ 次へ ] をクリックします 14 arcserve データベースの回復後 [ 完了 ] ボタンをクリックします 以上で惨事復旧は終了です Page: 26

6. 補足情報 6.1 ネットワーク設定の変更方法 Windows PE の規定では DHCP を使って IP アドレスが自動取得されます 手動で IP アドレスを指定する必要がある場合は画面左下の [ ユーティリティ ] ボタンをクリックし [ ネットワークの設定 ] から設定します 6.2 復旧情報を共有フォルダから取得する 復旧情報を共有フォルダに保存している場合は 参照する共有フォルダを UNC パスで指定しアクセス情報を入力します Page: 27

7. 製品情報と無償トレーニング情報 製品のカタログや FAQ などの製品情報 動作要件や注意事項などのサポート情報については ウェブサイトより確認してください 製品情報 製品情報 http://www.arcserve.com/jp/products-solutions/products/server-backup-solutions.aspx arcserve Backup の FAQ http://www.arcserve.com/jp/lpg/~/media/files/faqs/asbu-r165-faq.pdf 上記 FAQ のリンクは r16.5 用です 一部 r16.5 で搭載している機能の紹介が含まれています サポート情報 http://www.arcserve.com/jp/support.aspx 動作要件 : http://www.arcserve.com/jp/lpg/jpsupport/sysreq.aspx マニュアル : http://www.arcserve.com/jp/lpg/jpsupport/manual.aspx トレーニング情報 無償トレーニング どなた様でも参加いただけますので この機会にご活用ください 半日で機能を速習する arcserve シリーズの無償ハンズオン ( 実機 ) トレーニングを毎月実施しています ( 競業他社の方はお断りしております ) http://www.arcserve.com/jp/lpg/seminar.aspx 無償ハンズオントレーニングは最新バージョンでの開催となります セルフトレーニング ウェブで気軽に arcserve Backup の画面を操作できるセルフトレーニングも用意しています 色々なコンテンツがアップロードされていますが タイトルにセルフトレーニングと記載のあるコンテンツにアクセスしてください http://www.arcserve.com/jp/lpg/online-demo.aspx ( 補足 ) セルフトレーニングでは arcserve シリーズの簡単イメージバックアップ arcserve D2D も用意していま す 上記リンクより arcserve D2D のセルフトレーニングにもご参加可能です Page: 28