Drivefor Growth 中期経営計画 (FY2017-FY2019) 2017 年 10 月 18 日 三菱自動車工業株式会社
三菱自動車中期経営計画 FY2017-FY2019 2
小売台数営業利益 利益率業績の振り返り 収益 財務は改善も開発 成長戦略に課題 ジャンプ 2013 ニューステージ 2016 DRIVE FOR GROWTH 1,000 500 1,001 987 1,047 1,090 1,048 926 1,029 1,300 0 ( 千台 ) 営営業利益 ( 億円 ) 1,500 3.5% 3.7% 1,000 500 637 674 5.9% 6.2% 6.1% 1,234 1,359 1,384 51 0.3% 3.5% 700 6.0% 1,500 利益率 6.0% 4.0% 2.0% 0 FY11 FY12 FY13 FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 0.0% 為替 ( 円 /USD) ( 円 /EUR) 79 82 100 109 121 109 111 105 134 139 133 119 105 115 110 123 3
DRIVE FOR GROWTH DRIVE FOR GROWTH アライアンス シナジー アライアンス シナジー 基盤 基盤 FOUNDATION (FY17 - FY19) ACCERALATION (FY20 - FY22) 4
KPI 戦略的施策基盤整備5 DRIVEFOR GROWTH 全体フレームワーク DRIVE FOR GROWTH (FY17-FY19) FY19 小売台数 :130 万台 (FY16 対比 +40%) FY19 売上高 :2 兆 5000 億円 (FY16 対比 +30%) FY19 営業利益率 :6% 以上 FY17-19 フリーキャッシュフローの黒字化 商品の刷新 中核市場への注力により 売上成長を実現 コスト最適化 持続的成長のための体制作り 長期的戦略に基づくアライアンスの活用
主要 KPI 台数 売上 投資の成長による営業利益の増大 小売台数 * ( 千台 ) 926 +40% 1,300 売上高 ( 億円 ) 19,066 +30% 25,000 営業利益率 (%) 0.3% (51 億円 ) 6.0% 以上 (1,500 億円以上 ) フリーキャッシュフロー ( 億円 ) -1,189 800 FY16 FY19 ( ドル / ユーロ実績 : 109 円 /119 円 ) ( ドル / ユーロ前提 : 110 円 /123 円 ) 小売台数には 中国の広州汽車との合弁である広汽三菱汽車有限公司 ( 当社 30% 出資 ) などの * 持分法適用会社等の台数を含みます 6
V 字回復に向け着実に収益改善中 ( 営業利益 : 億円 ) ( 営業利益率 : %) 1,000 800 600 400 5.5% 6.7% 3.5% 4.7% 10.0 8.0 6.0 4.0 200 2.0 0 0.0-200 -2.0-400 -600-3.7% 上期下期上期下期第 1 四半期 FY15 FY16 FY17-4.0-6.0 7
戦略的施策基盤整備8 DRIVEFOR GROWTH 全体フレームワーク DRIVE FOR GROWTH (FY17-FY19) KPI FY19 小売台数 :130 万台 (FY16 対比 +40%) FY19 売上高 :2 兆 5000 億円 (FY16 対比 +30%) FY19 営業利益率 :6% 以上 FY17-19 フリーキャッシュフローの黒字化 商品の刷新 中核市場への注力により 売上成長を実現 コスト最適化 持続的成長のための体制作り 長期的戦略に基づくアライアンスの活用
戦略的施策 商品の刷新 ( 当社の強み /4WD ヘリテージ ) 1999 年 WRC 参戦車 2002 年パリ ダカ参戦車 45 度登坂デモンストレーション パジェロ パジェロスポーツ アウトランダー 9
戦略的施策 商品の刷新 ( 当社の強み /PHEV) 日欧 PHEV No.1 (2016 年度までの累計小売販売台数 / 当社調べ ) 10
戦略的施策 商品の刷新 好調な立ち上がり エクスパンダー エクリプスクロス 11
戦略的施策 商品の刷新 11 車種の継続的なモデルチェンジ 新車種 フルモデルチェンジ 既存車種の刷新 エクスパンダー エクリプスクロス 12
戦略的施策 商品の刷新 ( 主力モデル比率 70% へ ) グローバルモデル (5 車種 ) の販売比率向上 小売台数 ( 千台 ) 1,300 アウトランダー /PHEV 926 30% エクリプスクロス その他 40% RVR / ASX / アウトランダースポーツ 主力 5 車種 60% 70% トライトン FY16 FY19 パジェロスポーツ 13
戦略的施策 設備投資 研究開発費の大幅増額 5.5% 売上高比 設備投資 ( 億円 ) 3.1% 3.0% 3.0% 680 690 581 1,370 研究開発費 ( 億円 ) FY14 FY15 FY16 ー FY19 4.7% 5.3% 3.4% 3.5% 1,330 746 787 890 FY14 FY15 FY16 ー FY19 売上高比 14
戦略的施策 地域戦略 ( 中核市場への注力 ) 小売台数 ( 千台 ) 1,300 (+40%) 310 (+50%) アセアン Bed-rock ( 主力地域 ) 926 206 +42% 100 190 (+20%) (+32%) オセアニア北米 83 Focus ( 注力地域 ) Recovery ( 回復地域 ) 144 109 80 +70% +38% 240 110 (+120%) (+38%) 中国他日本 Others ( その他 ) 304 350 (+15%) ( 欧州 :220) FY16 FY19 15
戦略的施策 営業効率の最適化 営業バリューチェーン 全体マネジメントの強化 ブランド価値向上 販売ネットワーク強化 商品 MIX 価格戦略最適化 顧客サービス品質改善 アフターセールス強化 アライアンスが蓄積したノウハウ ベストプラクティスを活用 16
戦略的施策 地域戦略 ( 当社の強み / アセアン ) 50 年以上の歴史があり ブランドとして確立 当社の生産能力の 40% がアセアンに集中 フィリピン (MMPC) タイ (MMTh) マーケットシェア * 生産能力 :15.0% :50 千台 マーケットシェア * 生産能力 :7.4% :424 千台 インドネシア (MMKI) マーケットシェア * 生産能力 :6.3% :160 千台 * FY16 当社調べ 17
戦略的施策 地域戦略 ( アセアン ) 小売台数 ( 千台 ) 206 24 65 61 +71% +34% 310 41 111 82 その他 イント ネシア フィリピン エクスパンダーの好調な販売開始 既販車種の継続的なモデルチェンジ 顧客満足向上による顧客維持率の改善 現地工場 ( タイ インドネシア フィリピン ) のコスト引き下げ 56 76 +36% タイ FY16 FY19 Market share * 8.3% 10% エクスパンダー インドネシア工場 * 当社調べ タイ インドネシア フィリピンの 3 ヶ国 18
戦略的施策 地域戦略 ( オセアニア ) 小売台数 ( 千台 ) 83 100 NZ 新規車種投入 17 年度 : エクリプスクロス 世界戦略車の販売台数の最大化 新たにスタートした販売金融事業を活用して魅力あるプランを提供 73 +23% 90 豪州 Market share * FY16 FY19 6.4% 7.6% アウトランダー トライトン * 当社調べ 19
戦略的施策 地域戦略 ( 米国 ) 小売台数 ( 千台 ) 100 130 新規車種投入 17 年度 : エクリプスクロス アウトランダー PHEV 世界戦略車の販売台数の最大化 販売網の拡大 整備 +30% Market share * * 当社調べ FY16 FY19 0.6% 0.8% エクリプスクロス 20
戦略的施策 地域戦略 ( 中国 ) 小売台数 ( 千台 ) 220 現地生産車種アウトランダーの販売増加 商品ラインナップの強化 : エクリプスクロス ディーラー網の拡大 (16 年度 200 店舗 19 年度 400 店舗 ) 88 2.5 倍 Market share * FY16 FY19 0.3% 0.7% * 当社調べ 広汽三菱ディーラー 21
戦略的施策 地域戦略 ( 日本 ) 小売台数 ( 千台 ) 80 110 新規車種投入 : エクリプスクロス フルモデルチェンジ : デリカ D:5 軽自動車 ブランドロイヤリティ改善 電動ドライブステーション展開加速 +38% Market share * FY16 FY19 1.6% 2.2% デリカ D:5 ACTIVE GEAR 電動ドライブステーション * 当社調べ 22
戦略的施策 コスト最適化 研究開発費を大幅増させつつも ものづくり総コストを低減 100 年間 1.3% 削減 96.1 台あたりコスト * 研究開発購入部品部品輸送生産車両輸送 台あたりコスト * FY16 ものづくり総コスト FY19 *FY16 の台あたりコストを 100 とした場合の指数値 ( マーケティング 販売費用を除く ) 23
戦略的施策盤整備DRIVEFOR GROWTH 全体フレームワーク DRIVE FOR GROWTH (FY17-FY19) KPI FY19 小売台数 :130 万台 (FY16 対比 +40%) FY19 売上高 :2 兆 5000 億円 (FY16 対比 +30%) FY19 営業利益率 :6% 以上 FY17-19 フリーキャッシュフローの黒字化 商品の刷新 中核市場への注力により 売上成長を実現 コスト最適化 持続的成長のための体制作り 長期的戦略に基づくアライアンスの活用 基24
基盤整備 シナジーの最大化 ( 億円 ) 1,000 コストアボイダンス 30 250 400 600 売上増加コスト低減 FY16 FY17 FY18 FY19 (5 ケ月間 ) 25
基盤整備 シナジーの最大化 26
基盤整備 持続的成長のための体制作り 経営管理の強化 PDCA 管理の強化 ガバナンス レポーティングの改革 ( 権限委譲など ) 月次会議 ( 計画 指示 ) P コンプライアンスの強化 A 財務マネジメントの強化 マネジメント報告 ( 改善提案 ) CEO/COO のもと 4C が中心となり月次管理を徹底 各事業部門 ( 実行 ) 人材 / タレントマネジメントの強化 D IT システムの刷新 整備 C 経理 財務 ( 検証 ) 27
基盤整備 持続的成長のための体制作り 企業文化の改革 28
三菱自動車中期経営計画 FY2017-FY2019 29
基盤整備 電動化戦略 (EV&PHEV) 2000 2010 2020~ 2015 OUTLANDER PHEV 2020~ Kei-EV 2011 MINICAB-MiEV VAN 2013 OUTLANDER PHEV EV コアモデルの電動化 2009 i-miev 2013 MINICAB-MiEV TRUCK 次世代アウトランダー PHEV 30
三菱自動車が目指す姿 31
本資料に記載されている将来に関する記述を含む歴史的事実以外のすべての記述は 現時点における当社の予測 期待 目標 想定 計画 評価等を基礎として記載されているものです また 予想数値を算定するために 一定の前提 ( 仮定 ) を用いています これらの記述または前提 ( 仮定 ) については その性質上 客観的に正確であるという保証や将来その通りに実現するという保証はありません これらの記述または前提 ( 仮定 ) が 客観的には不正確であったり 将来実現しない原因となるリスク要因や不確定要因のうち 現在想定しうる主要なものとしては 本計画の各種目標 各種施策の実現可能性 金利 為替 原油価格の変動可能性 関係法令 規則の変更可能性 日本国内外の経済 社会情勢の変化可能性等があげられます なお 潜在的リスクや不確定要因はこれらに限られるものではありませんので ご留意ください また 当社は 将来生じた事象を反映するために 本資料に記載された情報を更新する義務を負っておりません 投資に関する最終的な決定は 投資家の皆様ご自身の責任をもってご判断ください 本資料に記載されている情報に基づき投資された結果 何らかの損害が発生した場合でも 当社は責任を負いかねますので ご了承ください 32