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( 注意 ) NonStopServer(SQL/MX) について ( 注意 ) ポート番号の衝突について 1. ディスク容量について ACMS E 2 X, B2B 単体インストールでは 150Mを必要とします これとあわせ データベース領域に必要とされる容量を事前に見積もっておく必要があります データベース容量の見積もり計算方法に関しては 付録 1 データベース容量算出方法 を参照ください また ACMS E 2 X, B2Bは 送受信データを データベース領域でなく 通常のディスク領域に格納するので 別途送受信データ容量に応じてディスク容量を見積もってください ディスク容量 = ACMS 単体インストール容量 (150M) + データベース容量 + 送受信データ容量 2. オペレーティングシステムについて (1) HP-UX のカーネルパラメータの設定 OS が HP-UX の場合 カーネルパラメータの max_thread_proc のデフォルト値が 64 の為 ACMS E2X/B2B が起動できない場合があります その場合 max_thread_proc の値を最低 1024 以上に設定する必要があります ( なお nkthread の値以上には設定できないのでご注意ください ) HP-UX の汎用的なサーバサイドアプリケーションのカーネルパラメータの推奨値は以下のようになります maxusers 512 nproc 2048 max_thread_proc 3000 nkthred 6000 nfile 3000 maxfiles 2048 maxfiles_lim 2048 ncallout 6000 maxdsiz 2063835136 tcp_conn_request_max 2048 (2) 1023 番以下のポート番号使用時の注意 UNIXおよびLINUX 環境でACMS E 2 X, B2Bを運用するにあたり 1023 番以下のポート番号を使用する場合はroot 権限でACMS E 2 X, B2Bの起動を行わなければなりません 関連する機能は以下になります 2

RMI( インターフェース用 ) FTP サーバ機能 HTTP サーバ機能 全銀 TCP/IP 手順機能 簡易メール EDI 機能 (3) インストールユーザについて UNIX および Linux 環境では ACMS E 2 X, B2B を導入するためのユーザが必要です なお ログインシェルには csh または bash を指定してください (4) 言語セットについて UNIX 環境で稼働させる場合 言語セットを ja_jp に設定してください setenv LANG ja_jp export LANG=ja_JP csh の場合 bash の場合 3. データベースについて (1) SQL Server インストールについて SQL Serverのインストールをデフォルトで行うと大文字 / 小文字 カタカナ / ひらがな 半角文字 / 全角文字の区別を行わない設定になります ACMS E 2 X, B2Bでは 大文字 / 小文字 カタカナ / ひらがな 半角文字 / 全角文字の混在が可能なため登録によってはレコードを区別できなくなり運用に支障が発生します SQL Serverのインストール時は必ずカスタムセットアップを行い [ 大文字小文字を区別する ] [ アクセントを区別する ] [ カタカナを区別する ] および[ 文字幅を区別する ] 設定を行ってください また 必ず SQL Server 認証を行う設定でインストールを行ってください (2) PostgreSQL の運用に関して PostgreSQL は円滑な稼働を維持するために定期的なバキューム作業が必要です また 弊社環境による性能評価では他の商用 DB と比較してパフォーマンスが劣る事が確認されています (3) PostgreSQL のバージョンについて PostgreSQL7.2.xを御利用になる場合はACMS E 2 X, B2Bのバージョンアップが行なえません ACMS E 2 X, B2Bのバージョンアップを必要とする場合は 7.3.x 以上で御利用ください 現在 Ver.8 以上については未サポートです (4) MySQL の制約に関して 3

MySQL を使用する場合 データベースの制約から 各種データファイル名の文字列の最大長が 255byte になります 該当するファイル名は 以下となります ( 他 DBMS の場合 256byte) トランザクションデータ格納パス FTP サブファイル名 FTP 転送ディレクトリ名 HTTP 仮想ディレクトリ名 (5) キャラクタセットの制約 ACMS E 2 X, B2Bが使用するデータベースは 以下のいずれかのキャラクタセットで御利用ください Shift_JIS EUC-JP 4. Java 関連 (JDK) (1) 事前準備と環境変数の設定 ACMS E 2 X, B2Bは 100%Pure Java 製品であり その動作の際に JDK( 推奨 1.4.2 以上 ) が必要となります 各 Javaモジュールについては 別途ダウンロード後 各モジュールの説明書に従い インストールし 環境変数を設定してください (2) FTP サーバのポート番号について JDK1.3.x を使用する場合 FTP サーバ機能のデータポート番号を 20 に固定することができ ません (3) JDK のバージョンおよび追加モジュール以下の機能を使用する場合は JDK1.4.2 以上を使用して下さい ebxml/ms(ecalga) 通信機能 ebxml/ms( 流通 BMS) 通信機能 JX 手順 簡易メール EDI 手順 CPA ファイル定義機能 (ebxml/ms 系の通信手順の定義方法 ) 注意 )WAS が使用する JDK のバージョンも 1.4.2 以上である必要があります EDIINT-AS2 通信機能 Security 機能 ( 各種パスワード情報のマスク及び暗号化機能 RosettaNet 1.1/2.0 通信機能 ACMS E 2 X, B2B ver2.8.3 で実装された以下の機能を使用する場合は JDK5.0 以上を使用 4

して下さい また JDK5.0 と併せて JWSDP2.0(Java Web Service Developer Pack2.0) の導入が必 要となります ebxml/ms( 流通 BMS) におけるメッセージ署名機能 5. Java 関連 (JDBC) (1) JDBC ドライバの準備 ACMS E 2 X, B2Bは データベースアクセスの際に JDBCドライバを必要とします JDBCドライバモジュールは以下を準備してください 詳細は 各データベース製品ベンダにご確認ください ORACLEおよびDB2 はDBインストール完了と同時に自動的に実装されます DB 名 JDBC ドライバ ORACLE Oracle JDBC Driver Type4( 実装済み ) SQL Server JDBC-ODBC Bridge(JDK に同梱 ) 又は SQL Server 2005 JDBC Driver Type4 ( ダウンロードしてください ) PostgreSQL PostgreSQL JDBC Driver Type4( ダウンロードしてください ) DB2 DB2 JDBC Driver Type4( 実装済み ) DB2 JDBC Driver Type3( 実装済み ) MySQL MySQL JDBC Driver Connector/J( ダウンロードしてください ) (2) SQL Server 使用時の場合 SQL Server を使用する場合は ODBC 経由 (JDBC-ODBC Bridge) での稼働および JDBC ドライバを使用した稼働の選択が可能となります ODBC 経由を選択した場合には JDBC ドライバのダウンロードは必要ありませんが 別途 ODBC の設定が必要となります なお SQL Server 2005 では弊社環境による性能評価にて ODBC 経由での接続が JDBC ドライバでの接続と比較してパフォーマンスが劣る事が確認されています SQL Server 2005 では JDBC ドライバを使用していただく事を推奨します (3) DB2 使用時の場合 DB2 バージョン 7.2 および 8.1 を使用する場合 JDBC ドライバは Type3 ドライバをご使用ください DB2 バージョン 8.2 を使用する場合 JDBC ドライバは Type4 ドライバをご使用ください Type4 ドライバを使用するにあたり IBM 製の JDK1.4 が必要となります 5

6. Web Application Server (WAS) (1) Web Application Server の準備 ACMS E 2 X, B2Bは 運用操作がWebブラウザ経由となるため Webアクセスを受け付ける Webサーバのインストールが別途必要となります また Servlet 機能を使用しているため 別途 Servletコンテナが必要となります これら機能を総称して Web Application Server( 以下 WASと呼称 ) と呼びますが ACMS E 2 X, B2Bは以下のWASに対応しています WAS 名 Tomcat BEA WebLogic Server IBM WebSphere Application Server Oracle Application Server Macromedia JRun Server なお ACMS E 2 X, B2Bが稼動する際に必要とするServletコンテナのServletバージョンは以下となります Servlet JSP 2.2 以上 1.1 以上 (2) Tomcat のバージョン Tomcat4.1.29 を使用した場合 運用画面 (IE) に一部文字化けが生じますので 4.1.29 は使 用しないようご注意ください (3) AS400 版 WebSphere のバージョン WebSphere のバージョンは Ver.5.1 以上を使用してください (4) ダウンロード機能 WebサーバのエンコーディングがシフトJIS 以外の環境で ステータス状況情報のダウンロード機能を使用すると ダウンロードファイル名が文字化けを起こします その場合は クライアント端末ブラウザのエンコードをシフトJISになるようにACMS E 2 X, B2Bクライアントのweb.xml での設定が必要となります 7. クライアント端末 ACMS E 2 X, B2Bインストール作業を行うため 別途 Windows 端末 ( 以降クライアント端末と呼称します ) をご用意いただく必要があります リモート操作用の端末が既に存在する場合はそちらをお借りすることになりますので 別途クライアント端末をご用意いただく必要はありません 6

ACMS E 2 X, B2BインストールサーバがWindows 環境の場合で インストール作業にリモート操作を必要としない場合は クライアント端末をご用意いただく必要はありません クライアント端末には以下が実装されている必要がありますので 各ソフトウェアのバージョンおよび リモート接続のための設定の確認をお願い致します (1) ブラウザのバージョン ACMS E 2 X, B2Bのインストールが完了後 運用画面操作確認を行うために必要となります 下記のブラウザの指定バージョン以上である必要があります Microsoft Internet Explorer バージョン 5.5 sp2 Microsoft Internet Explorer バージョン 6 (2) FTP Telnet SSHでの接続確認クライアント端末からACMS E 2 X, B2Bインストールサーバへ FTP 転送およびTelnet 接続が可能な端末をご用意ください SSH 接続でも構いません 併せて ACMS E 2 X, B2Bインストールサーバ側においてFTP Telnet SSHのサーバプロセスを起動していただく必要があります 8. RMI ポート番号の注意事項 (1) RMI ポート番号について ACMS E 2 X, B2Bは稼働時にRMIを使用します ACMS E 2 X, B2BインストールサーバでRMI に使用するTCPポート番号 ( 通常 1099) が使用可能な状態でなければなりません (2) 分散システムについて ACMS E 2 Xを分散稼働させる場合 複数サーバに分散する機能ブロック間のインターフェースにRMIを使用します 各サーバでRMIに使用するTCPポート番号が使用可能な状態でなければなりません なお サーバ間で FireWall を経由する場合 当該ポートの使用を許可する必要があります 9. メール EDI (1) POP3 クライアント機能 本機能を使用する場合 qpopper 相当の POP サーバが必要になります (2) SMTP クライアント機能 本機能を使用する場合 sendmail 相当の SMTP サーバが必要になります (3) SMTP サーバ機能 本機能を使用する場合 フロントに sendmail 相当の SMTP サーバが必要になります 7

SMTP サーバからのリレー受信が可能です リレー送信はできません 10. WebAgent アダプタ (1) 稼働環境について WebAgent アダプタ機能を使用する場合 Web ブラウザの操作を自動化するソフトウェア WebAgent が必要となります WebAgent は Windows 上で動作するソフトウェアであり WebAgent アダプタ機能は WebAgent が導入されたマシン上で稼働させる必要があります (2) サービス設定について WebAgentアダプタを使用する場合 ACMS E 2 X, B2Bは ローカルシステムアカウント として 且つ デスクトップとの対話をサービスに許可 とされた状態でサービス起動されている必要があります 11. その他注意事項 (1) UST の設定 USTを使用する際は ACMS E 2 X, B2Bの稼動記録にUSTの情報を出力するために UST の設定を以下のように設定してください 発呼完了ステータスおよび通信異常終了通知を あり に設定する (2) NonStopServer(SQL/MX) について NonStopServer(SQL/MX) を使用して ACMS E 2 X, B2Bを運用される場合は 各種データファイル名の文字列の最大長が 128byteになります 該当するファイル名は 以下となります トランザクションデータ格納パス FTP サブファイル名 FTP 転送ディレクトリ名 HTTP 仮想ディレクトリ名 また Unique index(iueb002 IFEB002) の作成が行えない為 以下定義情報の同一識別情報による重複登録が可能となりますので 登録を行わないようにご注意ください なお 以下の定義情報の検索時間による影響度は運用上ありません ebxml/ms(ecalga) ユーザ情報 ebxml/ms( 流通 BMS) ユーザ情報 JX 手順クライアントユーザ情報 JX 手順サーバユーザ情報 EDIINT-AS2 ユーザ情報 8

ebxml/ms(ecalga) ファイル情報 ebxml/ms( 流通 BMS) ファイル情報 JX 手順クライアントファイル情報 JX 手順サーバファイル情報 EDIINT-AS2 ファイル情報 (3) ライセンスキーのインストールについて ACMS E 2 X, B2Bの正常運用にはライセンスキーをインストールする必要があります ACMS E 2 X, B2Bのインストールが完了後 運用画面からお客様ご自身で ライセンスキーをインストールしていただきますので 予めご了承ください ( ライセンスキーのインストール方法は インストレーションガイドに記載されています ) (4) ポート番号の衝突について DBMS WAS またはユーザアプリケーション同士がそれぞれ使用するポート番号が衝突する可能性があります ( ポート 8080 番など ) その場合は デフォルトで使用するポート番号を変更してください ただし DBMS と WAS 同士のポート番号の衝突が発生した場合は WAS 側のデフォルトポート番号を変更してください 9

付録 1 データベース容量算出方法 (1) 表領域サイズの算出方法下記の トランザクション数 と JOB ステップトランザクション数 の表領域の合計値を表領域サイズとしてください 表領域サイズ : トランザクション用表領域 + JOB ステップトランザクション用表領域 (2) トランザクション用表領域の算出方法 トランザクション数を割り出し 以下の表に割り当てて計算してください トランザクション数 : (1 日の送受信トランザクション件数 保存日数 ) + (1 日の AP トランザクション件数 保存日数 ) トランザクション数 表領域 (MB) 10,000 30 50,000 120 100,000 240 (3)JOB ステップトランザクション用表領域の算出方法 JOB ステップトランザクション数を割り出し 以下の表に割り当てて計算してください JOB ステップトランザクション数 : 1 日の JOB の AP トランザクション件数 JOB ステップ件数の合計 保存日数 JOBステップ 表領域 (MB) トランザクション数 10,000 10 50,000 50 100,000 100 10