NetApp 2009 年 9 月 新製品情報 スライド内で 予定 となっている情報は未確定情報のため 参考としてください 2009/09/15 マーケティング 1 部 SBG NetApp 担当
目次 1. FAS2040 ~NEW ストレージ筐体 ~ 2. DS4243 ~NEW ディスクシェルフ ~ 3. PAMⅡ ~NEW パフォーマンス UP 用モジュール ~ 2
1. FAS2040 2009 年 9 月より FAS2000シリーズの新機種 FAS2040 の販売が開始されます FAS2020とFAS2050の間の価格帯 高いパフォーマンスと最大容量増加 NEW 3
1. FAS2040 コンパクトながら シリーズで最高のパフォーマンスと搭載容量を実現! 本体シャーシは FAS2020 と同一 2U パフォーマンス向上 FAS3140 相当のパフォーマンス (FAS2050 の約 2 倍 ) 搭載容量向上最大 136TB まで搭載可能 (FAS2050 より 30% 増 ) 新製品に対応 新ディスクシェルフ DS4243 および発売予定の次期 OS Data ONTAP8.0 に対応 FAS2040 では DS4243 は現時点ではオーダーできません 4
1. FAS2040 FAS2020 背面図 FAS2040 背面図 FC ポート Network ポート SAS ポート ポート数増加 SAS ポート搭載 オンボード搭載の 1GbE ポートが各コントローラにつき 4 個 ( 従来の 2 倍 ) FAS シリーズで初めての SAS ポート搭載機種 Shelf management port 搭載 新しいポート追加によるメリット シェルフを SAS ポートと接続することで FC を使用して SAN 環境を構成することが可能 ( 従来 シェルフは FC ポートと接続する必要があるため FC での SAN 構成は丌可 ) Shelf management port とシェルフを接続することで シェルフの状態診断が可能 上記はいずれも新シェルフ (DS4243) から対応 従来の DS14 シェルフでは非対応 5
1. FAS2040 FAS2000 シリーズスペック比較 FAS2020 (A) FAS2040 (A) FAS2050 (A) 最大ディスク数最大ディスク容量 68 68 TB 136 136 TB 104 104 TB システム構成 2Uシャーシ内にコントロー 2Uシャーシ内にコントロー 4Uシャーシ内にコントラが1つ または2つラが1つ または2つローラが1つ または2つ キャッシュ容量 2GB / 1GB 8GB / 4GB 4GB / 2GB PCIスロット数 - - 2 / 1 オンボード4Gbps FCポート数 4 / 2 4 / 2 4 / 2 オンボード1GbE ポート数 4 / 2 8 / 4 4 / 2 オンボードSASポート数 - 2 / 1-10GbE card のサポート FCoE アダプターのサポートマルチパスサポート Data ONTAP 対応ディスクシェルフ - - - 7.2.2L1 以上 7.3 以上 8.0 は未サポート DS14 DS4243 は接続丌可 - - - 7.3.2 以上 8.0 ( 未リリース ) DS14 DS4243 7.2.2L1 以上 7.3 以上 8.0 は未サポート DS14 DS4243 / の左がデュアル構成 右がシングル構成時の値 は拡張カードを最大限に増設した場合に限る FAS2000シリーズでは DS4243は現時点ではオーダーできません 6
1. FAS2040 構成の注意点 未サポート構成 下記構成はオーダーできません ご注意ください 機種コントローラディスク 1 FAS2040 シングル 6 x 300GB SAS 2 FAS2040 シングル 6 x 450GB SAS 7
1. FAS2040 アップグレードについて 既存システムから FAS2040 へのアップグレードは非常に容易です 既存 FAS2020 新規 FAS2040 DS14mk2 コントローラをアップグレードするだけで OK 既存ディスクの流用が可能! データ移行丌要! 8
1. FAS2040 FAS2000 シリーズの選択基準 FAS2020 FAS2040 FAS2050 リモートオフィス / ローカル環境向け 最高性能 / 容量モデル 専門的な要求事項を満たすモデル 低価格を求める場合 シンプルな Windows アプリケーション ファイル共有環境向け ミラー / ディスクバックアップのセカンダリ ストレージなど FAS2000 シリーズ最高のパフォーマンス & 容量 オンボードで SAS 拡張シェルフ (DS4243) をサポート 時期 OS の Data ONTAP 8 をサポート 10GbE FCoE カード追加をサポート 9
2. DS4243 2009 年 9 月より ディスクシェルフの新機種 DS4243 の販売が 開始されます NEW DS4243 DS14 注意 DS4243 は現時点では FAS3170 および FAS6040 のみ お見積可能です 10
2. DS4243 従来機種よりパフォーマンス UP さらに省スペース 省エネを実現! 4U SAS サポート SAS および SATA ディスクをサポート (FC はサポートしない ) 各モジュールにつき 2 ポートの SAS ポートを搭載 ディスク搭載密度向上 4U で 24 ドライブ搭載 (DS14 は 3U で 14 ドライブ ) 高帯域を実現 電力消費量を削減 ワイド SAS ポート (4 x 3Gbps) 採用で 従来の DS にて採用の FC(4Gbps) より広帯域 ディスク 1 台あたりの消費電力は最新の DS14 シェルフと比較して 10-20% 低減 11
2. DS4243 スタック構成 DS4243 では従来の ループ を スタック と表現します 従来機種と比較してパスあたり 3 倍のディスクを搭載可能になりました! SAS と SATA のシェルフをスタック内で混在も可能 FAS2000 シリーズ FAS3100/6000 シリーズ SAS / SATA の混在が可能です FAS2040 FAS2050 FAS31xx FAS60xx SAS SAS SATA FC FC FC 1 スタックにつき 4 シェルフまで ただし 異なるシェルフの混在はできません DS4243 DS4243 1 スタックにつき 10 シェルフまで DS14 12
2. DS4243 DS4243 と DS14 シェルフの選択基準 DS4243 を選択する場合 新規に提案する場合 FAS2020 以外のモデルの場合 設置スペースの圧縮が重要な場合 DS14 を選択する場合 FAS2020 の外付けシェルフとして使う場合 FAS/V 6000, 3100, 3040, 2050 のモデルで PCIe スロットが開いていない場合 コントローラとシェルフ またはシェルフとシェルフの間を 5m 以上離す必要がある場合 DC 電源環境で使用する場合 注意 DS4243 は現時点では FAS3170 および FAS6040 のみ お見積可能です 13
2. DS4243 構成の注意点 1 DS4243 が使用できる構成は下表の通りです ONTAP バージョンコントローラー SASポートが必要ディスク Data ONTAP 7.3.2 以上 Data ONTAP 8.0.X 以上 ( 未リリース ) FAS6000シリーズ (4ポートSASアダプタカードが必要) FAS3100シリーズ (4ポートSASアダプタカードが必要) FAS3070/3040 (4ポートSASアダプタカードが必要) FAS2050 (2ポートSASアダプタカードが必要) FAS2040 ( 内蔵 SASポートを使用 ) SAS 15,000 rpm : 300GB, 450GB SATA 7,200 rpm : 500GB, 1TB 14
2. DS4243 構成の注意点 2 ディスク構成 DS4243 シェルフ標準構成は 24 本フル搭載もしくは 12 本半分搭載です 推奨構成は下記の通りです -24 本フル搭載時 2RAIDグループ (10data+2parity & 9data+2parity) +1 hot spare -12 本半分搭載時 1RAID グループ (9data+2parity) +1 hot spare 24 本フル搭載時推奨構成 RAID グループ 1 RAID グループ 2 D D D D D D D D D D P DP D D D D D D D D D P DP S システムあたりの最大ディスク本数および最大容量は DS4243 の場合も DS14 の場合も同一です 1 つの DS4243 シェルフ内に SAS ディスクと SATA ディスクを混在させることはできません 12 本半分搭載時推奨構成 RAID グループ 1 空 空 空 空 空 空 空 空 空 空 空 空 D D D D D D D D D P DP S 15
3. PAMⅡ 2009 年 9 月より PAM の新機種 PAMⅡ 販売が開始されます PAM(=Performance Acceleration Module) ランダムリードにおける ディスクへの I/O と遅延を改善する増設メモリ NEW 16
3. PAMⅡ 従来機種 (PAMⅠ) の 64GB から 256GB 512GB へ大幅な容量増で High パフォーマンスを実現 大容量増設メモリ導入費用を削減運用費用も削減容易な導入 大幅な容量増 (256GB/512GB) で ディスクへの I/O と遅延を大幅に改善可能! 高パフォーマンスディスクを用いなくとも 必要な I/O を提供でき より低いコストで最適な性能を提供! より尐ないディスク数でコントローラ性能を達成できるため 消費電力 冷却費用 ラックスペースを節約! 設定負荷なく 自動で高速データアクセスを実現 17
3. PAMⅡ 構成の注意点 DataONTAP 7.3.2 以降でサポート FAS / V-series で対応 Support Matrix System 256GB 512GB FAS6080 FAS6040 FAS3170 FAS3070 FAS3160 FAS3140 18
3. PAMⅡ PAM による新しいプライマリストレージ構成例 <FC Disk Only> の構成 従来の構成 IOPS=Disk 本数依存 高い IOPS を満たすには多くの Disk を必要とする傾向 パフォーマンスと容量のバランスが難しく 消費電力 スペースが非効率的傾向 <Disk+PAMⅡ> の構成 要求 IOPS の一部を PAM で対応 IOPS=Disk 本数への依存度小 高い IOPS とレスポンスの向上を実現 容量 消費電力 スペースのためのコストを削減 コスト <SATA Disk+PAMⅡ> の構成 要求 IOPS の多くを PAM で対応 最小の GB 単位 IOPS 要件さえクリアすえ r ば 容量 消費電力 スペースに対して最大限のコスト削減を実現 容量 19
3. PAMⅡ 既存システムへの PAM の追加 Disk の増設 スループット向上要件に適切 容量過多 より多くの電力とスペースを消費 コストが大きく増大 既存システム パフォーマンスの向上を要求 ランダムリードでの負荷が大きい Disk ボトルネックにより限界が来ていることは明白 容量は足りている PAMⅡ の増設 IOPS 向上要件に適切 レスポンスタイムの短時間化 効率的なシステム 容量 電力 スペースに対してのコスト抑制を実現 この時どちらの増設を行うのがよいか? PAMⅡ はランダムリード環境で IOPS の向上を行うのに最適なソリューション! 20