GeneSpring12.6 Standard ライセンスインストールガイド (MPP & Patway) アジレント テクノロジー株式会社 2014/03/01
0. MPP と GENESPRING のライセンス体系について MPP (Mass Profile Professional ) は GeneSpring という遺伝子発現解析ソフト ( 現在 GeneSpringGX) を 元として MASS バージョンに改造された開発されました 従いまして MPP のアーキテクチャーは GeneSpringGX と同一です MPP は GeneSping シリーズのファミリー製品であり インストーラは 同じものを利用しております GeneSpring ファミリーは 以下に 4 つのモジュールから成り立っています GeneSpringGX(GX) 遺伝子発現解析 GeneSping NGS(NGS) 次世代シーケンス解析 Mass Profiler Professional (MPP) 質量分析装置データ解析システム Pathway Architect (PA) パスウェイ解析ソフト 以下に GeneSpring のインストール方法を記しております 最終的には GeneSpring をインストール後 上記各モジュールのアクティベーションコードを要求されます ので MPP と PA のアクティベーションコードを入力すれば ソフトは MPP と PA の機能を持った機能を アクティベートさせることができます 1 GENESPRING の動作環境について GeneSpring のインストールには下記のスペックを満たすマシンをご用意ください また ライセンス認証やデータダウンロードのためにインターネットへの接続が必要です インストール時にセキュリティソフトは停止してください OS の日本語アカウントや日本語名のフォルダは避け アルファベットをお使いください Windows (32-bit 64-bit) OS:Windows XP(SP3), Windows Vista, Window7 CPU:Pentium 4 以降メモリ :2 GB 以上のメモリ 64bitOS は 4GB 以上推奨ビデオメモリ :16MB 以上のビデオメモリ HDD:10 GB 以上の空きハードディスク領域 データ領域は別途必要です ディスプレイ : 解像度 1024 x 768 以上のディスプレイ
Mac OS:Mac OS X 10.6.x 10.7x Java:JVM 1.5.0_05 以降メモリ :2 GB 以上のメモリビデオメモリ :16MB 以上のビデオメモリ HDD:10 GB 以上の空きハードディスク領域 データ領域は別途必要です ディスプレイ : 解像度 1024 x 768 以上のディスプレイ
2 インストールの準備 2-1 インストーラーのダウンロード WEB で 弊社から送付するインストーラダウンロードページに行ってください インストールする OS に対応するインストーラーをダウンロードします また マニュアル関係や CSV テキストデータのインポート方法など 必要な資料もダウンロードください http://www.agilent.co.jp/chem/mpp 注意ダウンロードが終了したインストーラーのファイルサイズを確認してください インストーラーのファイルサイズがダウンロード時に表示されるファイルサイズよりも大きく異なる場合は ダウンロードが正常に行われなかった可能性があります 再度ダウンロードし直してください
また セキュリティ上の制限などで正常にダウンロードできない場合は サポート窓口までご連絡下さい
3 インストール作業 インストールの開始 Windows は exe ファイルををダブルクリックしてインストールを開始してください Mac は Normal User は Zip ファイルをダブルクリックしてインストールを開始してください License Agreement をよくお読みのうえ 同意していただける場合は I accept にチェックを入れて Next を クリックし進んでください
インストールディレクトリを指定します 特別な理由がない限りデフォルトの設定を使用してください インストールを開始します インストールが終了したら Done をクリックして下さい
4 ライセンス認証 4-1 ネットワーク経由でのライセンス認証デスクトップに作成された GeneSpring のアイコンをダブルクリックすると下記の画面が開くので OrderID 欄に メールで配布されたすべてのオーダー ID をコピー & ペーストしてください 必ずマシンをインターネットに接続した状態で行ってください セキュリティソフトは停止してください オーダー ID をもっているモジュールにチェックを入れ E-mail で配布されたオーダー ID をペーストする MassProfilerProfessional や PathwayArchietct にチェックを いれて E-mail で配布されたそれぞれのオーダー ID( アクテ ィベーションコード ) をペーストする 所属の機関でプロキシがある場合は必ず設定してください 設定内容はネットワーク管理者にお問い合わせくださいプロキシの通過に認証が必要な場合は Authenticate 欄を入力してください OK をクリックするとレジストレーションが完了し GeneSpring が起動します 注意起動時に GeneSpring がファイアウォールでブロックされる場合があります 必ずブロックを解除してご使用ください
4-2 ERROR 2501 または 2401 が表示された場合の対処法プロキシを含むインターネット接続が正しいにも関わらず 上記のエラーが発生した場合は 下記手順を踏んでからもう一度オーダー IDの適用を行ってください インストールディレクトリのAgilent GeneSpring app msvc_redistに移動する 使用しているOSにあったexeファイルを実行してから 4-1をもう一度行ってください vcredist_ia64.exe:intel Itanium 系 CPUを使っている場合 vcredist_x64.exe:itanium 以外で64bit OSを使っている場合 vcredist_x86.exe:itanium 以外で32bitOSを使っている場合 4-3 CLOCK SKEW DETECTED ERROR が表示された場合の対処法 Clock Skew Detected error はお使いのマシンの日時が 実際と異なる場合に発生します 時間を実際の時間 に設定してください
4-4 ERROR 3007 が表示される場合の対処法お使いの GeneSpring をインストールしたマシンがインターネット上のライセンス認証サーバーに接続できない場合 インターネットに接続された別のマシンを使うことによりオーダー IDを登録することができます メールにより配布されたオーダー ID と manualactivation.txt を作業を行うマシンに準備してください manualactivation.txt は GeneSpring をインストールしたマシンの下記のディレクトリからコピーします Windows の場合 :C:\Program Files\Agilent\GeneSpring\bin\license Mac の場合 :$User/User name/applications/agilent/genespring/bin/license インターネットに接続されたマシンから下記の URL にアクセスしてください http://lcosgens.cos.agilent.com/gslicense/multipleactivatenew.html オーダー ID を入力し Activation File に manualactivation.txt を参照して Submit をクリックします 以上の操作を完了しますと 後日 弊社から.lic という拡張子のファイルをメールで送付させていただき ます このファイルを GeneSpring をインストールしたマシンの manualactivation.txt がある license フォルダ ( 上 記と同じディレクトリ ) に保存してから GeneSpring の起動を行ってください
5 トラブルシューティング 5-1 GENESPRING アイコンをダブルクリックしてもまったく反応しない場合 Java が確保するメモリサイズが以前より拡大されました 搭載メモリが少ない PC をお使いの場合は起動し ない場合があるので 下記の通り設定を行ってください また 設定値は このドキュメントをコピー & ペ ーストせずにキーボードから半角英数で入力してください 1. C: Program Files Agilent GeneSpring bin packages にある properties.txt をバックアップする 上記はデフォルトのインストールディレクトリです 2. properties.txt をテキストエディタで開く 3. -Xmx1350m を検索する 4. -Xmx1350m を-Xmx1024m に書き換えて保存 5. GeneSpring を起動する
5 インストール後の設定 5-1 PROXY の設定 GeneSpring は実際のアレイデータの解析に必要なアノテーション等は Agilent のサーバーからダウンロードする必要があるためインターネット経由でのダウンロードが必要になります そのため Proxy サーバーを利用している場合は Proxy サーバーの情報を GeneSpring に入力してください ネットワーク経由でのライセンス認証を問題なく終えた場合は こちらの設定は既に完了しているので 変更がない限り設定不要です GeneSpring の Tools メニューから Options を選択 Miscellaneous フォルダの Network settings を選択 Proxy を利用している場合は Proxy Settings にチェックを入れ Proxy Host に Proxy サーバーのアドレスを入力 Proxy Port にポート番号を入力してください Proxy サーバーの情報はネットワーク管理者にお問い合わせください また Proxy サーバーにユーザー認証がある場合は Proxy Password Settings を入力してください プロキシ情報 ユーザー情報 ( 認証に必要な場合 )
ご不明な点 ご質問など インストールやソフトウェアの内容についてご不明な点がございましたら下記までお問い合わせください MPP サポート用の共通アドレス : PDL-MPP-JPN@agilent.com 電話番号 0120-477-111 ( フリーダイヤル )