大阪市小学校教育研究会 電子黒板の使い方 平成 23 年 8 月 29 日 ( 月 ) ~ 1 ~
目次 はじめに 3 電子黒板活用の基本的な考え方 3 研修の予定 4 電子黒板の起動と基本設定 5 ペンプラスの基本機能をマスターしよう 1ツールバー アイコンの説明 6~9 2 画面モードを切り替えよう 10 画面に線を書いて消してみよう 10~11 3スタンプを押してみよう 12 4ページを増やそう 13 5 画像を写真のように取り込んでみよう 14~16 6 画像を拡大してみよう 17 7ファイルの保存 読み込みをしてみよう 18~19 デジタルコンテンツを検索してみよう 20 ~ 2 ~
電子黒板活用の基本的な考え方 電子黒板と言う新しい機器が学校にやってきて 学習環境に変化があり 戸惑いもあるかと思います ですが 我々教員が 子どもたちへの思いを持って 授業の目標を設定し 児童の実態をつかみ 教材研究をしっかりとすることの重要性はこれからも変わらないことだと思います 新しい機器が来たからと言って これまで積み上げてきた授業スタイルを大きく変える必要はありません 授業の流れを考える中で 板書 発問など十分に練られると思います その板書 発問などを活かし 電子黒板をどうからませるかということです 電子黒板は 何かを大きく見せる提示装置です どの場面で どういう意図を持って活用するのかを意識されることが大切です ~ 3 ~
電子黒板で出来ること 1ペンで書き込める 2 大きく拡大して見せることができる 3 保存ができる 電子黒板の起動と初期設定 1 電子黒板 パソコンを正しく接続しましょう 2 電子黒板 パソコンの電源を入れましょう 3ペンで操作できるか確認しましょう 4もしペンで選んでいる所と カーソルの位置が違っていたら をクリックし キャリブレーション ( 位置 補正 ) をしましょう 5 PenPlus プロ をダブルクリックし ツールバーを呼び出 しましょう ~ 4 ~
ツールバーの名称 ~ 5 ~
ツールバーの機能説明 最小化 ツールバーを最小化 ( アイコン化 ) します ペン 手書き線が描けます ペンの設定 ペンの色とサイズを変更します 消しゴム 描いた文字や線を消します 消しゴムの設定 消しゴムのサイズを変更します 手書き線クリア 現行ページの手書き線だけをすべて消去します クリア 対象を選択して消去します 選択 移動 元に戻す 操作対象のイメージや図形を選択しますドラッグすると手書き線 イメージ 図形 スタンプの各データを移動しますアンドゥします やり直し リドゥします 透明シート 画面モードを透明シートに切り替えます ホワイトボード 画面モードをホワイトボードに切り替えます キャプチャ ( 画面取込 ) ウィンドウや全画面のキャプチャをします ページ戻し 前ページに戻ります ページ送り 次ページを表示します ページ番号 現在表示しているページ番号を表示します ~ 6 ~
ファイル関連の拡張ツールバーを表示スタンプ関連の拡張ツールバーを表示ページ編集関連の拡張ツールバーを表示設定関連の拡張ツールバーを表示 ファイル関連の拡張ツールバーを表示しますスタンプ関連の拡張ツールバーを表示しますページ編集関連の拡張ツールバーを表示します 設定関連の拡張ツールバーを表示します 拡張ツールバーの機能説明 ファイルの読み込みと保 存 コピー PenPlus ファイル イメージファイルの読み込みと保存をしま す 選択した手書き線やイメージをコピーします 画面カット 画面を範囲指定してカット & コピーします 貼り付け 切り取ったイメージを貼り付けます 虫めがね 虫めがねで画面を拡大します 領域拡大 指定した領域を拡大します 垂直水平直線 垂直または水平の直線を描きます 直線 直線を描きます 四角 四角を描きます 四角塗り 塗り潰した四角を描きます 楕円 円 楕円 ( 円描画後に加工 ) を描きます 楕円塗り 塗り潰した円 楕円 ( 円描画後に加工 ) を描きます ~ 7 ~
垂直水平片矢印 垂直または水平の片矢印を描きます 片矢印 片矢印を描きます 垂直水平両矢印 垂直または水平の両矢印を描きます 両矢印 両矢印を描きます 図形設定 図形の色 太さを設定します テキスト テキストボックスを入力できます 絵スタンプ 画像を透かし絵のスタンプにできます 文字スタンプ 1 行のテキストを文字スタンプにできます ページ挿入 新しいページを挿入します ページ削除 該当ページを削除します ページジャンプ 指定したページを表示します ページ編集 ページの編集をします 印刷 印刷をします 設定 詳細設定をします インフォメーション バージョン情報を表示します ヘルプ 本ヘルプを表示します ~ 8 ~
画面モードを切り替えよう ペンプラスには透明シートとホワイトボードの 2 つの モードがあります ほとんどの操作は ホワイトボードで行います ホワイトボードをクリックすると 右図のような画面になります 画面に線を書いて消してみよう 1 ペンを選択しましょう 画面上に線を引く 書くといったことができるようになります 2 ペンの色や太さを変えてみよう ペンの右側の丸い点を選択します すると 下図が表示されます これで色や太さ マーカーへと変更することができます マーカーを使えば 背景が透けて見える手書き線が描けます ~ 9 ~
3 書いたものを消しゴムで消しましょう 消しゴムを選ぶとペンやマーカーで書いたものを消すことができます 消しゴムの右側の を選ぶと 右図が出てきます これを操作して消し ゴムの大きさを変更することができます 4 書いた線を一度に消してみよう を選択すると 書いた線を一度に消すことができます を選択すると 消去する対象を指定する下図のような ダイアログボックスが表示されます ~ 10 ~
スタンプを押してみよう 1 絵スタンプの場合 1 をクリックします 2 をクリックします 3 絵スタンプの設定ダイアログが表示されます 4 スタンプしたい画像をスタンプリストから選択します 5 OK ボタンをクリックします 6 絵スタンプできます 2 文字スタンプの場合 絵スタンプをすると このようになります 2 をクリックします 2 をクリックします 3 スタンプの設定ダイアログが表示されます 4 スタンプしたい文字をリストから選択するか テキストボックスに直接入力します 5 スタンプ文字が決まったら フォント種類 サイズ 色を選択します 6 OK ボタンをクリックします 7 スタンプできます ~ 11 ~
ページの編集に挑戦しよう 1 ページを増やそう 1 ホワイトボードに線を書くなど 作業をしておきます 2 を押します 3 ページ表示が変わります の表示の場合 10 ページ中の 1 枚目を表示しています 2 ページを削除しよう 1 を選択しましょう 2 を選択しましょう 3 表示されているページが削除されます 4 ページ挿入やページ編集にも挑戦しよう ページ挿入 新しいページを挿入します ページ削除 該当ページを削除します ページジャンプ 指定したページを表示します ページ編集 ページの編集をします ~ 12 ~
画像を写真のように取り込んでみよう 1 キャプチャしてみよう キャプチャは透明シートで画面に表示されている物をキャプチャ ( 写真のように取り込み ) します 1 を選択しましょう ツールバーが下図のように 変わります ホワイトボード 画面モードをホワイトボードに切り替えます 透明シート 画面モードを透明シートに切り替えます 指定領域のキャプチャ 範囲指定した領域をキャプチャします ウィンドウのキャプチャ アクティブな ( 選択されている ) ウィンドウをキャプチャします 全画面のキャプチャ デスクトップ画面全体をキャプチャします キャプチャ開始 キャプチャを開始します キャプチャストップ キャプチャを取りやめます キャプチャ設定 キャプチャの設定をします キャプチャヘルプ キャプチャに関するヘルプを表示します ~ 13 ~
3 のいずれかをクリックすると下図のような 取り込んだイメージの貼り付け 保存 ダイアログが表示されます ページを追加してホワイトボードに貼り付ける ボタンをクリックすると ホワイトボード画面になり 新しいページが自動的に追加され そのページにイメージが貼り付けされます 現ページのホワイトボードに貼り付ける ボタンをクリックすると ホワイトボード画面になり 自動的に現行ページにイメージが貼り付けされます イメージをクリップボードに保存する ボタンをクリックすると クリップボードに一時保管されます ホワイトボードまたは透明シートに戻ってツールバー上の 貼り付け ボタンを押すと イメージを貼り付けることができます イメージをファイルに保存する ボタンをクリックすると イメージを bmp/jpeg/png のファイル形式で保存することができます ~ 14 ~
2 実物投影機 ( 書画カメラ ) と組み合わせてみよう 1 実物投影機をパソコンにつなぎ 電源を入れます 2 透明シート アイコンを押し デスクトップ画面に戻ります 3 Image Mate アイコンをダブルクリックします 4 実物投影機が映している画像が 電子黒板に映しだされます 5 のいずれかをクリックし 取り込んだイメージの貼り付 け 保存 の方法を選択しましょう 6 実物投影機が映している画像を静止画として取り込むことができます 東都島小学校はエルモ社の実物投影機を使用しています メーカーによって操作法等が 違います また Image Mate はエルモ社の実物投影機をパソコンで使えるようにす るためのソフトです ~ 15 ~
画像を拡大してみよう 1 を選択しましょう 2 右図のように表示されます 3 アイコンはペンや指で押した点から 決まった範囲を拡大することができます 4 アイコンは指定した範囲を拡大することができます ファイルの読み込みと保存 PenPlus ファイル イメージファイルの読み込みと保存をします コピー 選択した手書き線やイメージをコピーします 画面カット 画面を範囲指定してカット & コピーします 貼り付け 切り取ったイメージを貼り付けます 虫めがね 虫めがねで画面を拡大します 領域拡大 指定した領域を拡大します ~ 16 ~
ファイルの保存 読み込みをしてみよう 1 保存してみよう 1 を選択しましょう 2 右図のように表示されます 3 を選択しましょう 4 選択ウィンドウが表示されますので そこで操作を選択します PenPlus ファイルとは PenPlus のオリジナルファイル形式 (pnp 形式 ) のことです 5 PenPlus ファイルで保存 ボタンをクリックします ダイアログボックスが表示されます 6 保存 ボタンをクリックすると 現在画面に表示されている PenPlus データが PenPlus ファイル (*.pnp) として保存されます ~ 17 ~
2 読み込んでみよう 1 を選択しましょう 2 右図のように表示されます 3 を選択しましょう 4 選択ウィンドウが表示されますので そこで操作を選択します 5 PenPlus ファイルを開く ボタンをクリックします ファイル指定ダイアログボックスが表示されます 6 開きたいファイル名をクリックして 開く ボタンをクリックすると 選択された PenPlus ファイルが画面に表示されます ~ 18 ~
デジタルコンテンツを検索してみよう 1 検索しよう 1 透明シート アイコンを押し デスクトップ画面に戻ります 2 をダブルクリックしてインターネットに接続します 3 ヤフー などの検索エンジンに 下記のようなキーワードを打ち込みます NHK デジタル教材 理科ねっとわーく 算数 数学の思考過程をイメージ化する動画素材集 Flash 学習教材集 ナリガイガー 小学校ディジタル教材 小学校におけるディジタル教材 2 デジタルコンテンツに書きこんでみよう ペンを選びましょう 画面の周囲に緑色 ( 黄色 ) の枠が出てきます これで画面上に線を引く 書くといったことができるようになります 透明シートモードの時 緑色の枠が出ている時だけ画面上に線を引く 書くといったことができます 透明シートに書きこんだものはキャプチャできません 保存をしたい場合は 先にキャプチャしてください ~ 19 ~