SQL Server 2008 インストールマニュアル 目次 1. はじめに... 1 2. インストール手順... 2 2-1. インストーラの起動... 2 2-2. セットアップサポートルール... 2 2-3. プロダクトキー... 3 3. サービスパックのインストール... 15 3-1. セットアップ手順... 15 4.SQL Server の基本設定... 16 4-1. ネットワークパケットサイズを変更... 16 5.Q&A 集... 17 2-4. ライセンス条項... 3 2-5. セットアップサポートファイル... 4 2-6. 機能の選択... 5 2-7. インスタンスの構成... 5 2-8. 必要なディスク領域... 6 2-9. サーバーの構成... 6 2-10. データベースエンジンの構成... 9 2-11.Analysis Services の構成... 10 2-12.Reporting Services の構成... 11 2-13. エラーと使用状況レポートの設定... 12 2-14. インストールルール... 12 2-15. インストールの準備完了... 13 2-16. インストールの進捗状況... 13 2-17. インストールの完了... 14 商標本説明書に登場する会社名 製品名は各社の登録商標 商標です 免責本説明書に掲載されている手順による操作の結果 ハード機器に万一障害などが発生しても 弊社では一切の責任を負いませんのであらかじめご了解ください Copyright ( C ) NI Consulting Co., Ltd. All rights reserved.
1. はじめに 可視化経営システム (Visibility Management System) の動作に必要なデータベースサーバSQL Server 2008のインストール方法をご紹介します 本書記載の手順につきましては 弊社インストールサービスにおいても同様の手順で進めており 可視化経営システムの動作に必要な推奨構成でインストールを行っています トラブルなく手順通りに進んだ場合で 所要時間 1 時間 30 分 程度で SQL Server 2008 のインストール作業は 完了できます 引き続き 製品インストールマニュアル SQL Server 版 - の手順書に従い 可視化経営システム のインストールを行ってください SQL Server 2008のシステム要件の詳細についてご確認いただく場合には Microsoft SQL Serverの製品情報のホームページをご参照ください SQL Server 2008 システム要件 (2012 年 10 月 22 日現在 ) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=sql.100).aspx SQL Server 2008 R2 システム要件 (2012 年 10 月 22 日現在 ) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=sql.105).aspx ご利用いただく OS についてご使用となる OS を確認の上 インストールに必要なハードウェアおよびソフトウェアの要件について確認を行ってください OS についてもサービスパック および Windows Update で提供されている更新プログラムについては 適用を行ってください サービスパックの適用について SQL Server 2008 でリリースされているサービスパックについては 適用を行ってください サービスパックの適用については 3. サービスパックのインストール を参照してください 1
2. インストール手順 2-1. インストーラの起動 SQL Server 2008 のインストールメディア (DVD-ROM1 枚 ) をドライブに挿入して インストールプロセスを開始します インストールメディアが自動起動しない場合は マイコンピュータ から ドライブをダブルクリックして起動します 表示されたダイアログボックスで インストール の項目から [SQL Server の新規スタンドアロンインストールまたは既存のインストールへの機能の追加 ] をクリックします 2-2. セットアップサポートルール [ セットアップサポートルール ] ページが表示されます ここでは インストール先のコンピュータがスキャンされ セットアップを正常に実行できるかどうかが確認されます 問題ない場合には 判定完了後に [OK] をクリックします 2
2-3. プロダクトキー SQL Server 2008 インストールマニュアル [ プロダクトキー ] ページで プロダクトキーの入力が求められている場合には プロダクトキーの内容を確認の上 入力します [ プロダクトキーを入力する ] を選択し ボックスにプロダクトキーを入力し [ 次へ ] をクリックします 2-4. ライセンス条項 [ ライセンス条項 ] ページに使用許諾契約が表示されます 内容を確認した上で [ 使用許諾契約書に同意する ] にチェックを入れます 使用許諾契約書に同意すると [ 次へ ] ボタンを使用できるようになります セットアップを続行するには [ 次へ ] をクリックします セットアップを終了するには [ キャンセル ] をクリックします 3
2-5. セットアップサポートファイル [ セットアップサポートファイル ] ページが表示されるので [ インストール ] をクリックします SQL Server 2008 インストールマニュアル セットアップサポートファイルのインストール結果を確認し [ 次へ ] をクリックします 4
2-6. 機能の選択 SQL Server 2008 インストールマニュアル [ 機能の選択 ] ページで [ クライアントツールの旧バージョンとの互換性 ] を除く全ての項目にチェックを入れます セットアップを続行するには [ 次へ ] をクリックします 2-7. インスタンスの構成 [ インスタンス名 ] ページで インストールする既定のインスタンスまたは名前付きインスタンスを選択します ここでは 既定のインスタンス を選択し 次へ をクリックして下さい 5
2-8. 必要なディスク領域 SQL Server 2008 インストールマニュアル [ 必要なディスク領域 ] ページが表示されます 必要領域が確保されていることを確認して [ 次へ ] をクリックします 2-9. サーバーの構成 1. [ サーバーの構成 ] ページで [ サービスアカウント ] タブから設定します 以下のサービスについては アカウント名に [NT AUTHORITY SYSTEM] を選択し [ スタートアップの種類 ] が [ 自動 ] になっていることを確認してください [SQL Server Agent] [SQL Server Database Engine] [SQL Server Analysis Services] [SQL Server Reporting Services] また 下段の [SQL Full-text Filter Daemon Launcher] のアカウント名に [NT AUTHORITY LOCAL SERVICE] を選択されていることを確認してください 6
SQL Server 2008 R2 の場合サービスが一つの枠にまとめられていますが 設定する内容は同じです SQL Full-text Filter Daemon Launcher は SQL フルテキストフィルターデーモン... と日本語表記になっています 2 3 の手順は 人財プロファイル 用サーバーの場合には必要ありません [ 次へ ] をクリックし インストールを進めます 2. [ サーバーの構成 ] ページで [ 照合順序 ] タブをクリックし設定します [ データベースエンジン ] の [ カスタマイズ ] ボタンをクリックします [Windows 照合順序指定子と並べ替え順序 ] を選択し チェックボックス項目のうち [ バイナリ ] のチェックボックスにチェックを入れて [OK] ボタンをクリックします 7
3. 次に [Analysis Service] の [ カスタマイズ ] ボタンをクリックします [Windows 照合順序指定子と並べ替え順序 ] を選択し チェックボックス項目のうち [ バイナリ ] のチェックボックスにチェックを入れて [OK] ボタンをクリックします セットアップを続行するには [ 次へ ] をクリックします 8
2-10. データベースエンジンの構成 データベースエンジンの構成では インストールする SQL Server の認証モードなどを指定します 必ず混合モードを選択して パスワードを指定してください 1. [ データベースエンジンの構成 ] ページの [ アカウントの準備 ] タブを選択し [ 認証モード ] を構成します 1) 混合モード (M) (Windows 認証と SQL Server 認証 ) を選択します 2) 画面中断の [ ビルトイン SQL Server システム管理者アカウント ] の sa のパスワードを設定します 3) 画面下段の SQL Server 管理者の指定では [ 現在のユーザーの追加 ] ボタンをクリックし [SQL Server 管理者の指定 ] 欄に管理者ユーザーを追加したことを確認してください sa パスワードの指定について混合モードを使用した場合には SQL Server システム管理者アカウントの強力なパスワードを入力する必要があります 1. SQL Server システム管理者アカウントでは Microsoft が推奨する強力なパスワードの条件を満たして設定していただく必要がございます 条件は以下の 2 点です 6 文字以上 以下の 4 つ条件のうち 3 つ以上の条件をみたす 1. 英小文字を含む 2. 英大文字を含む 3. 数字を含む 4. 記号を含む 2. 製品の仕様上 sa パスワードに以下の記号および単語は使用できません ( いずれも半角文字 ) 記号 $? { } & ~! [ ( ) ^ ; = 単語 null, yes, no, true, false, on, off, none 9
2. [ データディレクトリ ] タブを選択し 必要に応じてディレクトリを設定して下さい [ 次へ ] ボタンをクリックします 2-11.Analysis Services の構成 1. [Analysis Services の構成 ] ページの [ アカウントの準備 ] タブから設定します 1) Analysis Services 管理権限を持つユーザーを指定では [ 現在のユーザーの追加 ] ボタンをクリックし 欄に管理者ユーザーを追加したことを確認してください 10
2. [ データディレクトリ ] タブを選択し 必要に応じてディレクトリを設定して下さい [ 次へ ] ボタンをクリックします 2-12.Reporting Services の構成 [Reporting Services の構成 ] ページで [ ネイティブモードの既存の構成をインストールする ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 11
2-13. エラーと使用状況レポートの設定 SQL Server 2008 インストールマニュアル [ エラーと使用状況レポートの設定 ] ページで すべてのチェックボックスにチェックを入れます 構築環境に応じて任意にチェックボックスをオフにして エラー報告を無効しても製品の利用上問題はありません エラーレポート機能の詳細を参照するには ページの下部にある ヘルプ をクリックしてください セットアップを続行するには [ 次へ ] をクリックします 2-14. インストールルール [ インストールルール ] ページを確認し 問題ない場合には 判定完了後に [ 次へ ] をクリックします 12
2-15. インストールの準備完了 [ インストールの準備完了 ] ページで インストールされる SQL Server の機能およびコンポーネントを確認します 続行するには [ インストール ] をクリックします 2-16. インストールの進捗状況 インストールの進捗状況では 特に操作する必要はありません インストール結果を確認し [ 次へ ] をクリックします 13
2-17. インストールの完了 SQL Server 2008 インストールマニュアル インストールが終了すると [ 完了 ] ページが表示されます 表示されるリンクをクリックすると セットアップの概要ログを表示できます SQL Server インストールウィザードを終了するには [ 完了 ] をクリックします ( コンピュータを再起動するように表示されたら 再起動してください ) 以上で SQL Server 2008 のインストールは終了です 次に 次項をご参照の上 サービスパックの適用を実施してください 14
3. サービスパックのインストール SQL Server のインストールが完了したら 引き続きサービスパックを適用して SQL Server を最新の状態に更新します サービスパックのインストール後 サーバーの再起動が必要となります サービスパックはリリースされている最新のものを適用してください 最新のサービスパックがリリースされたら常に適用してください SQL Server 2008 でリリースされているサービスパックについては 適用を行ってください サービスパックのセットアッププログラ ムについては 日本マイクロソフト社が提供している Download Center > Service Pack のサイトからダウンロードをしてくだ さい サイトに記載している注意事項 手順に従って適用を行ってください 3-1. セットアップ手順 以下の手順に従い サービスパックのインストールを行います ( 以下では サービスパック 1 をインストールする場合として説明しています ) 日本マイクロソフト社が提供している Download Center > Service Pack のサイトからダウンロードした場合は サイトに記載している注意事項 手順に従って適用を行ってください 1. SQL Server 2008 SPXX(X はサービスパックのバージョン ) の CD-ROM を挿入し マイコンピュータ から CD-ROM を挿入したドライブを選択します SQLServer2008SP1-KB968369-x86-JPN.exe をダブルクリックし セットアップを実行します ( ファイル名はサービスパックのバージョンにより異なる場合があります ) 2. ようこそ 画面が表示され セットアップルールの判定で問題がなければ 次へ をクリックします 3. 次に ライセンス条項 画面が表示されるので 使用許諾誓約書に同意する を選択し 次へ をクリックします 4. 次に 機能の選択 が表示されます 選択できる項目全てにチェックが入っている事を確認し 次へ をクリックします 5. 次に 使用中のファイルの確認 画面が表示されます 他のサービスで 問題になるものは停止し 続行するには [ 次へ ] をクリックします 6. インストールの準備完了 画面が表示されます インストール をクリックして サービスパックのインストールを開始します 7. インストールが完了しましたら 完了 画面が表示されます 完了 をクリックしてください 以上で サービスパックのインストールは終了です 15
4.SQL Server の基本設定 SQL Server のインストールがすべて完了したら 製品の推奨動作のため SQL Server の基本設定を行ってください 4-1. ネットワークパケットサイズを変更 以下の手順に従い ネットワークパケットサイズの変更を行います 1. Microsoft SQL Server Management Studio を起動します スタート プログラム Microsoft SQL Server 2008 SQL Server Management Studio 2. SQL Server にログイン後 サーバーを右クリックし サーバーのプロパティを開きます 3. ページの選択内に [ 詳細設定 をクリックします 4. ネットワークパケットサイズの値を 16383 に変更します 2. 右クリックし プロパティを選択します 3.[ 詳細設定 ] をクリックします 4. ネットワークパケットサイズを 16383 に変更します 5. 最後に OK ボタンをクリックし設定を反映させます 以上で SQL Server の構築作業は すべて完了です サーバーを再起動後 引き続き可視化経営システムのインストールを行ってください 16
5.Q&A 集 Q1: インストールを開始して Microsoft.NET Framework のインストールに失敗したメッセージが表示される Answer SQL Server 付属の.Net Framework 3.5 ではなく サーバーの役割からモジュールの追加してください 1. Windowsの [ スタート ] メニューから [ 管理ツール ] を選択し [ サーバーマネージャ ] を選択してください 2. 左メニューの [ 役割 ] を選択し 役割画面右上の [ 役割の追加 ] をクリックして [ 次へ ] ボタンをクリックして下さい 3. サーバーの役割の一覧から [ アプリケーションサーバー ] を選択し [ 次へ ] ボタンをクリックして下さい 4. アプリケーションサーバーについての説明画面が表示されます [ 次へ ] ボタンをクリックして下さい 5. 役割サービスの一覧画面が表示されます 一覧の中央辺りにある [.Net Framework 3.5] を選択して [ 次へ ] ボタンをクリックして下さい 6. 確認画面が表示されます [ インストール ] ボタンをクリックして下さい Q2: インストール時にエラーが出て インストールできない Answer WindowsOS が SQL Server 2008 のサポート外の可能性があります ご使用の OS をご確認下さい この場合 インストールに必要なオペレーティングシステム要件を確認し ご使用の OS がサポートされているかをご確認下さい SQL Server 2008 システム要件 (2012 年 10 月 22 日現在 ) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=sql.100).aspx SQL Server 2008 R2 システム要件 (2012 年 10 月 22 日現在 ) http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506(v=sql.105).aspx Windows アップデートにより WindowsOS に必要な Service Pack を適用して頂くことにより インストールが可能となる場合があります ご使用の OS をご確認の上 インストールに必要なオペレーティングシステム要件を確認して下さい 17
Q3:SQL Server 2008 をアンインストールするには? SQL Server 2008 インストールマニュアル Answer アンインストールをするには 以下の手順で行ってください 1. [ スタート ] [ コントロールパネル ] [ プログラムと機能 ] の順に選択していきます 2. 以下の画面が表示されますので Microsoft SQL Server 2008 をクリックし [ アンインストールと変更 ] ボタンをクリックします 3. 選択画面が表示されるので [ 削除 ] をクリックします 4. [ セットアップサポートルール ] 画面が表示されるので 手順に従い削除を行ってください 5. 5. 同様に SQL Server 2008 Browser Microsoft SQL Server 2008 Native Clients Microsoft SQL Server 2008 オンラインブック Microsoft SQL Server セットアップサポートファイル 等 インストールした機能を削除します 18
発行 2012 年 10 月 22 日第 8 版 サポートデスク E-mail : support@ni-consul.co.jp Fax:082-511-2226 営業時間 : 月曜日 ~ 金曜日 9:00~12:00 13:00~17:00( 当社休業日 土 日 祝日を除く )