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外形図および各部の名称 番号 名称 1 PWR/BUS ERR 機能 電源表示 LED です 電源 On で緑色点灯 電源 Off で消灯 また エラー状態表示を兼ねます エラー検出で赤色点灯 2 BAL バランス操作ボタンです ( 動ひずみレンジ選択時のみ有効 ) 3 ACT 4 入力コネクタ 5 BAL LED 6 DC 12V IN 7 POWER 8 9 IN/OUT 10 DIP スイッチ部カバー オプション CAN データ送信状態を表示 LED です 送信中は青色点灯 未送信時は消灯 入力用コネクタ x 4ch ピン配列は 前ページの仕様をご参照下さい バランス動作状態を表示する LED です バランス処理実行中 = 赤点滅 バランス値レンジの 1 % 以上 = 赤点灯 バランス値レンジの 1 % 未満または DC 電圧レンジ = 消灯 12 V DC 電源入力ジャックです 電源スイッチです 本体の電源を On/Off します 本ユニットに入力された電源は このスイッチの On/Off にかかわらず IN/OUT コネクタから出力されます CAN 通信コネクタです 電源入力も件用できます それぞれ IN/OUT と記載していますが等価機能を持ちます 各種設定用 DIP スイッチ部のカバーです 型式 品名 CK-CU1-0.2 CU ユニット間接続ケーブル 0.2m 電源 / 外部パルス配線有り両端 MXR-8P-8P(71) CK-CU2-0.2 CU ユニット間接続ケーブル 0.2m 電源 / 外部パルス配線無し両端 MXR-8P-8P(71) CK-CU3-F1.5 CAN 通信接続ケーブル 1.5m 電源配線無し D-sub 9pin メス - MXR-8P-8P(71) CK-CU3-M1.5 CAN 通信接続ケーブル 1.5m 電源配線無し D-sub 9pin オス - MXR-8P-8P(71) CK-CUSTNDIS-S-0.2 NDIS ジャック HR10 コネクタ変換ケーブル 0.2m CK-CUSTNDIS-0.2 NDIS ジャック HR10 コネクタ変換ケーブル 0.2m リモートセンシング用 CK-CUSTBNC BNC ジャック HR10 コネクタ変換ケーブル 0.2m CK-JEITA4L DC 電源ケーブル先バラ 1.8m コネクタ L 型 US301210 AC アダプタコネクタストレート Page 2/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです

DIP スイッチ設定 設定用 DIP スイッチ本体底面部に位置し カバーを外して設定変更を行います 電源コネクタ部 信号入力コネクタ部 SW3 SW4 信号入力コネクタ部を手前方向としてカバーを外すと左図のように 上下 2 つの DIP スイッチが見えます 上部の DIP スイッチが SW3 下部の DIP スイッチが SW4 となります 設定の変更は 必ず電源を Off にした状態で行って下さい 電源起動時に DIP スイッチの情報を読み取り 対応した設定を行います 下図の DIP スイッチは ノブが上方位置の時 On で 1 下方位置の時 Off で 0 とします 1 ベースメッセージ ID 設定関連 SW3 ベースメッセージ ID( 各ユニットで使用する基本の CAN メッセージ ID) は 下記表よりメッセージ ID = A (B + C) で表します S1 S2 ~ S5 S6 ~ S8 DIP SW 意味 A DIP SW B DIP SW C 0 標準 ID 1 0 0 0 0 100 0 0 0 10 1 拡張 ID 10 0 0 0 1 200 0 0 1 20 0 0 1 0 300 0 1 0 30 0 0 1 1 400 0 1 1 40 1 0 0 50 1 1 0 1 1400 1 0 1 60 1 1 1 0 1500 1 1 0 70 1 1 1 1 1600 1 1 1 80 A B および C は 10 進数表示です 出荷時設定 00000000 ベースメッセージ ID を設定する DIP スイッチ S2~S8 の設定値が 後述のユニット ID となります ユニット ID は 制御ブロードキャストメッセージによって特定のユニットだけに動作コマンドを送る場合に用います ( 後述の 制御メッセージ 参照 ) 本書で使用する ブロードキャスト とは 同一の制御ブロードキャスト ID を持つ機器に対してのブロードキャストのことを言います 2 ボーレート他設定関連 SW4 S9 ~ S11 S12 S13 S14 未使用 S15 S16 DIP SW ボーレート DIP SW 自走 On/Off DIP SW DIP SW CAN/ 同期パルス CAN データ連続出力 0 0 0 1 Mbps 0 起動時停止 0 0 終端抵抗 Off 0 0 1 500 kbps 1 CAN データ連続出力 1 1 終端抵抗 On 0 1 0 250 kbps 0 1 1 125 kbps 1 0 0 83.3 kbps 1 0 1 62.5 kbps 1 1 0 62.5 kbps 1 1 1 62.5 kbps 出荷時設定 00010000 注意事項 CAN データ連続出力有効時でも出力周期設定が 外部同期 に設定されている場合は 外部同期パルスが入力されないと出力しません 同時に CAN データ連続出力起動時停止時で 出力開始メッセージを受信しても出力周期設定が 外部同期 に設定されている場合は外部同期パルスが入力されないと出力しません Page 3/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです

操作 CAN モニターツールと 本ユニットを 1 対 1 で接続する場合を例にとり ケーブル接続や電源投入などの手順を説明します あらかじめ CAN モニターツールでモニター可能なように CAN ID やボーレートが DIP スイッチ設定でなされているものとします また DIP スイッチで 本ユニットの終端抵抗を On に設定します 1. 本ユニットの電源スイッチを Off にした状態で 電源ラインを接続 (DC または AC アダプタ ) します 2. OUT( または IN コネクタ ) と CAN モニターツール ( 多くの場合 D-sub 9pin オスコネクタが用意されていると思われます ) を オプションケーブル CK-CU3-F1.5(D-sub 9pin メスコネクタ付き ) で接続します 3. 入力コネクタに信号を接続します 4. CAN モニターツールを起動します 5. 本ユニットの電源スイッチを On にします PWR/BUS ERR LED が緑色点灯し 本機が自走設定されている場合 CAN データを IN/OUT コネク タから送信します データ送信時 ACT LED は青色点灯します 6. PWR/BUS ERR LED が赤色点灯の場合は CAN エラー状態で CAN データを正しく送信していません 本機の電源を Off にして 本機と CAN モニターツールのボーレートがあっているかどうか 終端抵抗が正しく設定されているかどうかなどを確認して下さい 7. ケーブルの取り外しは 必ず本機の電源スイッチを Off にした状態で行って下さい 複数ユニット接続の場合本ユニット ( あるいは他の CU シリーズユニット ) を 2 台以上接続する場合は 各ユニットにそれぞれ別の CAN ID を設定し 各ユニットの IN/OUT 間をオプションケーブル CK-CU1-X( 電源配線付き (X はケーブル長 ケーブルに赤色の帯マーク ) CK-CU2-X の場合は各ユニットに電源を供給する必要があります ) で デイジーチェーン接続します 最終端に位置するユニットのみ内蔵終端抵抗を On として 後のユニットの終端抵抗は Off とします 注意事項車両の CAN バスや他システムとの CAN バス内での干渉を防ぐため 本ユニットを接続する CAN バスは これらのバスとは異なる独立したバスに接続することをお勧めします 複数ユニット接続時 ユニットに対する電源を CK-CU1-X により他のユニットから供給を受けている場合 そのユニットの DC 12V IN 電源ジャックには何も接続しないで下さい 接続された電源を故障させる恐れがあります 複数ユニット接続時 オプションの AC アダプタを用いて他のユニットに電源を供給する場合は 総接続ユニット数は最大 5 台程度となります ユニット間の接続距離が 10m を超えるような場合は ユニット間接続は CK-CU2-X を使用し 各ユニットに電源を用意して下さい CAN メッセージ仕様 1 データ出力メッセージ (1) Ch1/Ch2/Ch3/Ch4 のデータ 項目 メッセージ ID DIP スイッチにより設定された ID メッセージ長 8 バイトの送信メッセージ データ形式 2 バイト符号付き整数形式 Byte Order Little Endian Bit Rate 測定レンジ片振幅値 /25000 Offset 0 単位 μst または V +IN/-IN 間開放状態となった時の値 動ひずみおよび電圧測定レンジにおいて 測定中に断線 (+IN/-IN 端子間開放 ) が検出された場合 下記の値 ( ただし代表値で 個体によって多少の 差異が存在します ) を示します 各測定レンジにおける代表値 ±2000 μst レンジ : -2621 μst ±5000 μst レンジ : -6553 μst ±10000 μst レンジ : -13107 μst ±20000 μst レンジ : -26214 μst ±50000 μst レンジ : -65536 μst ±1 V レンジ : -1.31 V ±2 V レンジ : -2.34 V ±5 V レンジ : -2.34 V +IN/-IN 端子間開放状態で 動ひずみバランス動作を実施すると 0 μst 近辺の値を示しますが バランス表示 LED 赤点灯によりバランス不良であることを示します Page 4/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです

注意事項以下に記述する (CU ユニットにとっての ) 受信メッセージをホスト PC から送信する場合は 各メッセージに記述するメッセージ長の DLC(Data Length Code) として送信して下さい CU ユニットは規定された DLC 以外のメッセージは受信しません 2 設定メッセージ (1) 条件設定メッセージ : 5 バイトの受信メッセージ 受信した設定は CU-ST4 の不揮発領域に保持します メッセージ長データ形式 DIP スイッチにより設定された ID+1 5 バイトの受信メッセージ以下参照 各設定要素のビットパターンを次に示します 未使用ビット ( 上記グレー部分 ) は 1 で送信します OP: 出力周期 4 ビット ビットパターン 0000 外部パルス同期 0101 50 ms (20 Hz) 0001~0100 は 0101 と等価と見なします 0110 20 ms (50 Hz) 0111 10 ms (100 Hz) 出荷時設定 1000 5 ms (200 Hz) 1001 2 ms (500 Hz) 1010 1 ms (1 khz) 1011 0.4 ms (2.5 khz) 1100~1110 は 1011 と等価と見なします 1111 内部保持されている値 FC: フィルタコード 4 ビット ビットパターン 0000 Pass 0101 20 Hz 0001~0100 は 0101 と等価と見なします 0110 50 Hz 出荷時設定 0111 100 Hz 1000 200 Hz 1001 500 Hz 1010 1 khz 1011 2 khz 1100~1110 は 1011 と等価と見なします 1111 内部保持されている値 RC: 測定レンジコード 4 ビット ビットパターン 0011 ±2000 μst 0000~0010 は 0011 と等価と見なします 0100 ±5000 μst 出荷時設定 0101 ±10000 μst 0110 ±20000 μst 0111 ±50000 μst 1000 ±1 V 1001 ±2 V 1010 ±5 V 1011~1110 は 1010 と等価と見なします 1111 内部保持されている値 (2) 条件設定応答メッセージ : 5 バイトの送信メッセージ 条件設定メッセージ受信時に メッセージで設定変更を行い 現在の設定条件を本メッセージにて 1 回送信します メッセージ長データ形式 DIP スイッチにより設定された ID+2 5 バイトの送信メッセージ条件設定メッセージに同じ Page 5/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです

(3) バランス応答メッセージ : 8 バイトの送信メッセージ 制御メッセージでバランス実行を受信した場合に バランス実行後残存値 ( アンバランス量 ) を戻します バランス実行されないチャネルは 現在保持されている残存値を戻します 項目 メッセージ ID DIP スイッチにより設定された ID+4 メッセージ長 8 バイトの送信メッセージ データ形式 2 バイト符号付き整数形式 Byte Order Little Endian Bit Rate 測定レンジ片振幅値 /25000 Offset 0 単位 μst 3 制御メッセージ制御メッセージは 同一 CAN バス上に接続した 1 台または複数の CU シリーズユニットに対して 該当 CU シリーズからの CAN 出力 On/Off などの制御を行う目的で使用します 制御 ID メッセージを受信した CU シリーズユニットが制御の対象となります ホスト (PC など ) が制御 ID メッセージにより送信する制御ブロードキャストメッセージ ID(BR_ID) を使用して ホストは制御ブロードキャストメッセージを送信し制御を行います (1) 制御 ID メッセージ : 4 バイトの受信メッセージ 受信した設定は CU-ST4 の不揮発領域に保持します メッセージ長データ形式 (BR_ID) Byte Order DIP スイッチにより設定された ID+3 4 バイトの受信メッセージ制御ブロードキャストメッセージ ID 番号 CAN バス上で使用されるブロードキャスト CAN フレームの ID 番号をユニットに設定する機能を持ちます 4 バイト Unsigned 倍精度整数形式出荷時設定 0 制御メッセージ動作 Off 制御メッセージ適用禁止を示します 制御ブロードキャストメッセージ ID は任意の ID 番号を指定できます ただし 設定された ID 番号が拡張 ID を示すか示さないかは 本体 DIP スイッチ設定に従います 本体 DIP スイッチ設定が標準 ID(10 進数で 1~2047) の場合で 2047 を超える ID が本メッセージで設定された場合は 下位 12 ビットのみ有効とします Little Endian (2) 制御ブロードキャストメッセージ : 2 バイトの受信メッセージ 受信した情報は CU-ST4 の不揮発領域に保持しません メッセージ長データ形式 制御メッセージで受信した制御ブロードキャストメッセージ ID 2 バイトの受信メッセージ以下参照 UNIT_ID: 1+7 ビットユニット ID 1 バイト先頭 1 ビットは特定のユニットを対象としているかどうかを示します 7 ビットユニット ID は DIP SW3 の S2~S8 で設定されたビットパターンです ビットパターン 00h ~ 7Fh 80h ~ FFh 個別ユニットを示します 個別ユニットを対象としません 動作 Code: 1 バイトビットパターン 00h 0000xxx0 送信停止 01h 0000xxx1 送信開始 11h xxx1010x Ch1 バランス実行 21h xx1x010x Ch2 バランス実行 41h x1xx010x Ch3 バランス実行 81h 1xxx010x Ch4 バランス実行 Ch1 ~ Ch4 同時に実行する場合 11110101 となります バランス実行は 本装置が現在動ひずみデータの送信中に受信すると いったんデータ出力メッセージの送信を停止し 指定されたバランスを実 行後 バランス応答メッセージを送信した後で データ送信を再開します 送信停止中に受信すると バランス実行後 バランス応答メッセージを送 信します ここで定義された動作 Code 以外無視し反応しません 送信停止 / 開始は CAN メッセージ属性 < 送信 > のメッセージに対して機能します Page 6/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです

バランス操作の具体例本体のベース ID が工場出荷時 ID 110(10 進数 ) である CU-ST4 に対して 制御ブロードキャストメッセージ ID(BR ID) 1000(10 進数 標準 ID) を用いて CAN 通信で全チャネル同時にバランス操作を行う手順は次の手順となります 1 制御 ID メッセージのホストからの送信ホストから CAN 通信で ID 113 (110 + 3 10 進数 ) を用いて 制御ブロードキャストメッセージ ID(BR ID) 1000(10 進数 ) を 4 バイト Unsigned 倍精度整数形式 Little Endian で送信します 送信メッセージ部を 16 進数で送信する場合 10 進数 1000 は 16 進数で 3 E8 ですので E8 03 00 00 と送信します 2 制御ブロードキャストメッセージのホストからの送信次に ホストから CAN 通信で ID 1000 (10 進数 ) を用いて 0000 0000 1111 0101 (2 進数 ) 16 進数で送信する場合 2 バイト 00 F5 を送信します 0000 0000 最上位の 0 は 以下の 7 桁がユニット ID SW3 の DIP スイッチの S2~S8 が 000 0000 つまりベース ID が 110(10 進数 ) の CU-ST4 をターゲットとした送信を意味します 1111 0101 1111 010 は Ch1 から Ch4 のバランスを実行することを意味します 最下位の 1 は CAN 出力送信開始を意味しますが DIP SW4 の S12 が自走 On に設定されている場合は 自走にて電源 On ですでに CAN 出力送信開始されているため この送信開始は無視されます 自走 Off の場合は この最下位 1 により CAN 出力の送信を開始します 仮に最下位 0 とした場合は CAN 送信出力を停止します なお 1XXX XXXX 1111 0101 (2 進数 X は 1 または 0) を送信しても 上記同様にここで設定されたベース ID 110 (10 進数 ) の CU-ST4 の Ch1 ~Ch4 のバランスを実行します ただし このように最上位 1 を送信すると 同一 CAN バス上に存在する他の CU-IS4 が ベース ID+3 (10 進数 ) により 制御ブロードキャストメッセージ ID(BR ID) 1000(10 進数 ) が送信されていた場合 その CU-ST4 も同時に Ch1~Ch4 のバランスを実行します つまり 最上位 0 はホストから特定の CU-IS4 の制御を行う場合 最上位 1 は制御 ID メッセージにより同一の制御ブロードキャストメッセージ ID(BR ID) を設定した複数のユニットへの同時制御を行う場合に使用します 改定履歴 2013/4/4 Rev.1.05 制御メッセージの ID の誤記修正受信メッセージのホストからの送信時注意事項を追記 2013/3/25 Rev.1.04 バランス操作の具体例を記述 2012/12/16 Rev. 103 DIP スイッチの位置情報追加 2012/10/10 Rev. 1.02 測定レンジコード動ひずみレンジ誤記修正動作コード誤記修正バランス動作に関する記述追加入力端子解放時の値についてl 記述 2012/6/3 Rev. 1.01 ブリッジ印加電圧誤差変更その他誤記修正 2012/5/8 Rev. 1.00 入力ケーブル記述追加 2012/4/12 Rev. 0.95 初版の修正 仕様 より電圧レンジ ±10 V 削除設定メッセージの図変更 2012/4/11 Rev. 0.90 初版 Page 7/7 記載されている会社名および製品名はその会社の所有する商標です 記載された仕様については事前のお断りなく変更させていただく場合がございます 記載されたは 2013 年 4 月現在のものです