アステラス製薬 | アニュアルレポート2016

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2017年度 決算説明会資料

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

ご説明用資料 2018 年度決算概要 2019 年度業績予想 2019 年 5 月 15 日 Copyright (C) 2019 Toyo Business Engineering Corporation. All rights Reserved. 事業セグメント ソリューション事業 SAPを始め

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

計算書類等

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2016年12月期第3四半期連結累計期間の業績(IFRS)のお知らせ

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2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

連結財政状態計算書分析 資産 1,85 億円増 5 兆 8,72 億円 ジュピターショップチャンネルの新規連結化な 営業債権及び現金及びその他の債権現金同等物 その他の流動資産 +22 5,87 どに伴う資産の増加に加え au WALLET クレジッ トカード事業の拡大 au 携帯電

Microsoft PowerPoint - 決算説明資料2(日).ppt

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

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決算補足説明資料 2011年3月期(10/4~11/3)

3. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) 無 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 無 2 1 以外の会計方針の変更 無 3 会計上の見積りの変更 無 4 修正再表示 無 (3)

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PowerPoint プレゼンテーション

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IFRSへの移行に関する開示

(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

電通、平成24年3月期連結決算を発表

Transcription:

財務 会社情報 経営陣による経営成績 財政状態の評価 分析 当期の概要 連結は 前期比で 10.1% 増加し1 兆 3,77 億円と なりました 当期 (016 年 3 月期 ) の連結業績 ( コアベース ) は は増収 コア コアは増益となりました 前立腺がん治療剤 XTANDI/ イクスタンジのほか ベシケアとベタニス / ミラベトリック / ベットミガを合わせた過 活動膀胱 (OAB) 治療剤の売上が拡大しました このほか 連結業績 ( コアベース ) 免疫抑制剤プログラフなどの売上が増加しました 地域別 1,73 13,77,16,67 1,3 1,988 連結 1,73 13,77 日本,987,97 当社は 会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています 当該コアベースの業績は フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整 米州 EMEA アジア オセアニア 3,610 3,133 7,1 3,93 911 項目として除外したものです 調整項目には 減損損失 有形固定資産売却損益 リストラクチャリング費用 災害による損失 訴訟などによる多額の賠償または和解費用などのほか 会社が除外すべきと判断する項目が含まれます 注 : 売上元会社の所在地に基づき集計しています 関連疾患領域別の事業概況地域別の事業概況地域別主要製品の P1 P7 P1 為替の影響 当期の為替レートは 下表のとおりです これらの結果 においては 61 億円の増収 コアにおいては 9 億円の増益の影響がありました 平均為替レート ( 円 ) 1 米ドル 110 10 1ユーロ 139 133 売上原価 売上総利益売上原価は 前期比で0.7% 増加し3,36 億円となりました 売上原価率は 製品構成の変化などにより 前期に比べ.3ポイント低下し.% となりました の増加に加えて 売上原価率が低下したことから 売上総利益は前期比で13.% 増加し 1 兆 371 億円となりました 売上原価 売上総利益 期首一期末為替レートの変動 01.3 1,73 13,77 米ドルユーロ 01.3 17 円安 11 円高 7 円高 3 円高 売上原価売上原価率 (%) 売上総利益売上総利益率 (%) 3,33 6.7 9,11 73.3 3,36. 10,371 7.6 91 アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016

1 3 プロフィール戦略 事業概況 016 年 3 月期の業績 社会的責任 (CSR) コーポレートガバナンス財務 会社情報 販売費及び一般管理費 研究開発費 無形資産償却費 販売費及び一般管理費は XTANDIの米国での共同販促 費用の増加に加え 為替の影響などもあり 前期比で10.6% 増加し,00 億円となりました 研究開発費は 開発プロジェクトの進展に伴う費用の増加 に加え 為替の影響などもあり 前期比で9.% 増加し,7 億円となりました 対研究開発費比率は 前期に比べ 0.ポイント低下し 16.% となりました 無形資産償却費は 前期比で9.6% 増加し 億円となり ました 販売費及び一般管理費 研究開発費 無形資産償却費 販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費比率 (%) 広告宣伝費及び販売促進費人件費その他研究開発費研究開発費比率 (%) 無形資産償却費, 36.3 1,38 1,781 1,360,066 16.6 387,00 36. 1,691 1,861 1,1,7 16. ( コアベース ) 以上の結果 コアは前期比で3.% 増加し,67 億円となりました 率は前期に比べ.1 ポイント上昇し 19.% となりました ( コアベース ) 1,73 13,77,16,67 率 (%) 17. 19. ( コアベース ) コアは 前期比で9.7% 増加し1,988 億円と なりました 基本的 1 株当たりコアは 前期比で3.8% 増 加し 9.1 円となりました フルベースからコアベースへの調整表 科目 01.3 フルベース 調整 コアベース フルベース 調整 コアベース 1,73 1,73 13,77 13,77 売上原価 3,33 3,33 3,36 3,36 売上総利益 9,11 9,11 10,371 10,371 販売費及び一般管理費,,,00,00 研究開発費,066,066,7,7 無形資産償却費 387 387 持分法による損益 (1) (1) その他の収益 * 1 1 (1) 17 (17) その他の費用 * 1 33 (33) 0 (0) 1,87 308,16,90 18,67 金融収益 * 71 (1) 19 1 (13) 1 金融費用 * 31 (7) 16 (6) 10 税引前利益 1,897 8,181,618 68,686 法人所得税 38 110 68 681 17 698 1,39 17 1,3 1,937 1 1,988 *1 コアベースの実績では その他の収益 および その他の費用 は除外されています その他の収益 および その他の費用 には 有形固定資産の除売却に伴う損益 その他の無形資産の減損損失 リストラクチャリング費用 訴訟関係費用のほか 為替差損益などが含まれています * 金融収益 と 金融費用 のうち 売却可能金融資産の売却に伴う損益や減損損失は コアベースの実績では除外されています アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016 9

財務 会社情報 ( コアベース ) 税引前利益,181,686 法人所得税 68 698 1,3 1,988 率 (%) 1.3 1. 連結業績 ( フルベース ) 当期の連結業績 ( フルベース ) は は増収 税引前利益 は増益となりました コアベースの実績では除外される 有形固定資産の減損 損失 為替差損など 0 億円を その他の費用 に また 売却可能金融資産の売却益 13 億円を 金融収益 に計上 しました なお 前期の その他の費用 売却可能金融資産 の売却益はそれぞれ 33 億円 1 億円でした 連結業績 ( フルベース ) 1,73 13,77 1,87,90 税引前利益 1,897,618 1,39 1,937 研究開発の状況 当社は 有効な薬剤が存在せず治療満足度の低い疾患 領域で 革新的で有用な新薬を継続的かつ早期に創出する ことにより 中長期にわたる持続的な成長を目指しています このため イノベーションの創出 を戦略課題として掲げ積 極的に取り組んでいます 当期においても 外部のイノベー ションを取り込むため 研究機関などと共同研究の契約を 締結しました また 臨床開発においても 複数のプロジェ クトで承認を取得するなどの進展がありました 関連研究開発における 1 年間のトピックス P37 また 生産拠点の一つである清須工場 ( 愛知県 ) における事業を日本マイクロバイオファーマ株式会社に譲渡する契約を 01 年 10 月に締結し 016 年 月に譲渡しました さらに トーアエイヨー株式会社との間で 不整脈治療剤シベノールに関する製造販売承認を同社へ承継することに合意し 016 年 月に承継しました 01 年 11 月には グローバル皮膚科事業をレオファーマ社 ( デンマーク ) に譲渡する契約を締結し 016 年 月に譲渡しました 企業結合当社はイノベーションの創出に向けて 既存の疾患領域における新薬創出力の強化に加え 新たな疾患領域や新しい技術 治療手段を活用した新たな機会にも挑戦しています 筋疾患と眼科を新しい重点研究疾患領域として選定し 創薬研究を本格的に推進するとともに 再生医療 とりわけ細胞医療などにも積極的に投資していきます そうした取り組みの一環として 016 年 月 眼科領域における細胞医療の研究開発に重点的に取り組んでいるオカタセラピューティクス * 社を 現金を対価とする株式公開買付けにより37 億円で買収しました 多能性幹細胞から分化細胞を取得する基盤技術と 細胞医療の臨床開発に強みを有する同社の買収により 細胞医療のアプローチでアンメットニーズの高い眼科疾患治療に貢献することを目指します *016 年 月にアステラスインスティチュートフォーリジェネレイティブメディシンへと社名を変更しました 017 年 3 月期の業績予想 (016 年 月公表 ) 017 年 3 月期の通期連結業績予想 ( コアベース ) は下表の とおりです 通期連結業績予想 ( コアベース ) 経営資源配分の最適化に関わる取り組み当社は経営資源配分の最適化に継続的に取り組んでいます 当期は 筋弛緩剤スキサメトニウムに関する製造販売承認を01 年 10 月に丸石製薬株式会社に承継しました 13,77,67 1,988 017.3( 予想 ) 13,00,700 1,990 93 アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016

1 3 プロフィール戦略 事業概況 016 年 3 月期の業績 社会的責任 (CSR) コーポレートガバナンス財務 会社情報 ( 円 ) 017.3( 予想 ) 平均為替レート ( 米ドル ) 10 110 ( ユーロ ) 133 1 は減収 コア コアは増益を予想しています 為替レートについては 当期に比べ対ドル ユーロともに円高で推移することを想定しており で 717 億円の減収 コアで3 億円の減益の影響を見込んでいます は 当期比で 1.7% 減少し1 兆 3,00 億円を予想しています 為替レートによる影響のほか 016 年 月に日本で実施された薬価改定によるマイナスの影響を見込みますが 成長ドライバーである XTANDI/ イクスタンジがグローバルで引き続き成長する見込みであるほか ベタニス / ミラベトリック / ベットミガの伸長によりベシケアと合わせた OAB 治療剤のグローバル売上も堅調に推移する見通しです なお 016 年 月のグローバル皮膚科事業の譲渡に伴う影響は軽微と見込んでいます 関連地域別の事業概況地域別主要製品の P7 P1 ( コアベース ) 製品構成の変化などにより売上原価率の低下を予想していますが の減少に伴い売上総利益は減少する見通しです 販売費及び一般管理費は 米国でのXTANDIの共同販促費用などが増加する見通しですが 引き続き経費効率化に努めるほか 為替の影響も費用の減少に働くことから 対比率は当期並みの水準を予想しています 研究開発費は当期比で.% 増加し,310 億円 対研究開発費比率 17.1%( 当期は16.%) を予想しています これらに加え グローバル皮膚科事業の譲渡に伴うコアに対する増加の影響を見込んでいます この結果 コアは当期比で 1.0% 増加し,700 億円を予想しています また コアは当期比で 0.1% 増加し1,990 億円 基本的 1 株当たりコアは当期比で1.7% 増加し93.6 円を予想しています 従業員数 016 年 3 月期末の全世界の従業員数は17,17 人 ( 前期 末比 10 人の増加 ) となりました そのうち医薬情報担当者 (MR) 数は約 6,000 人となりました 日本の従業員数は前期末比で18 人減少し7,06 人とな りました 米州は前期末比で87 人増加し3,06 人となりま した また EMEAは前期末比で98 人増加し,76 人となり ました アジア オセアニアは前期末比で 10 人増加し,373 人となりました 地域別従業員数の状況 ( 人 ) 合計 17,113 17,17 日本 7,1 7,06 米州,97 3,06 EMEA,68,76 アジア オセアニア,69,373 MR 数の状況 ( 人 ) MR 数 ( グローバル ) 6,00 6,000 アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016 9

財務 会社情報 資産 負債および資本当期末の連結財政状態計算書の概要および前期末からの主な変動は以下のとおりです 資産当期末の総資産は 前期末比で8 億円増加し1 兆 7,993 億円となりました 非流動資産は 前期末比で7 億円増加し 9,018 億円となりました その他の無形資産は前期末比で 3 億円増加し 3,39 億円となりました 流動資産は 前期末比で68 億円減少し 8,97 億円となりました 現金及び現金同等物は 前期末比で36 億円減少し 3,600 億円となりました グローバルな事業基盤を強化しています また 製品ラインを一層強化するため 積極的に製品導入を図るなど 戦略的な事業投資の機会を追求していきます 資金については 当面の運転資金および設備資金に加え 一定規模の戦略的投資機会にも備えた流動性を確保しています 事業等のリスク に記載のとおり アステラスの事業は医薬品事業に特有のさまざまなリスクを伴っています 事業展開にあたり 自己資金を上回る資金需要が発生した場合にも必要資金を円滑にかつ低コストで調達できるよう 財務基盤の健全性は常に維持していくよう努めています キャッシュ フロー 資本当期末の資本合計は 前期末比で 87 億円減少し1 兆,9 億円となりました 1,937 億円を計上した一方で 剰余金の配当 696 億円に加え 1,01 億円の自己株式の取得を実施しました また 01 年 月 9 日に96 億円 (3,800 万株 ) の自己株式消却を実施しました 負債当期末の負債合計は 前期末比で6 億円増加し,01 億円となりました 非流動負債は 前期末比で70 億円増加し 1,68 億円となりました 流動負債は 前期末比で7 億円減少し,13 億円となりました グローバル皮膚科事業の譲渡に伴う繰延収益を計上したことなどにより その他の非流動負債が前期末比で8 億円増加し776 億円に その他の流動負債が前期末比で 77 億円増加し1,11 億円になりました 流動性と資金の源泉アステラスは 製品価値の最大化 イノベーションの創出 Operational Excellenceの追求 を戦略課題として 営業活動によるキャッシュ フロー当期の営業活動によるキャッシュ フローは 前期比で 1,61 億円増加し 3,137 億円となりました グローバル皮膚科事業の譲渡に伴う収入 88 億円などがありました 投資活動によるキャッシュ フロー当期の投資活動によるキャッシュ フローは 前期比で 76 億円支出が増加し 1,71 億円の支出となりました 有形固定資産の取得による支出 33 億円 無形資産の取得による支出 86 億円 オカタセラピューティクス社買収に伴う子会社株式の取得による支出 7 億円などがあった一方で 売却可能金融資産の売却による収入 167 億円などがありました 財務活動によるキャッシュ フロー当期の財務活動によるキャッシュ フローは 前期比で 7 億円支出が増加し 1,93 億円の支出となりました 配当金の支払額は前期比で7 億円増加し 696 億円となりました また 自己株式取得による支出 1,01 億円などがありました 以上の結果 当期末における現金及び現金同等物の残高は 前期末比で36 億円減少し 3,600 億円となりました 9 アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016

1 3 プロフィール戦略 事業概況 016 年 3 月期の業績 社会的責任 (CSR) コーポレートガバナンス財務 会社情報 設備投資 016 年 3 月期の設備投資額は 前期比で11.% 増加の 30 億円 ( 計上ベース ) となりました 生産設備の増強 ( 生産子会社であるアステラスファーマテック株式会社の焼津技術センター新製剤棟の建設など ) 研究拠点の再編などを実施しました 017 年 3 月期は 当期比で 6.0% 減少の30 億円を見込んでいます 1 株当たり 配当金および親会社所有者帰属持分 1 株当たり情報 基本的希薄化後基本的 ( コアベース ) 配当金親会社所有者帰属持分 01.3 61.0 61.0 69.37 30.00 600.93 ( 円 ) 89.7 89.6 9.1 3.00 9.8 株式の状況 株式の状況 ( 千株 ) 発行済株式総数 * 自己株式 *,9,83 66,681,1,83 96,8 自己株式の状況 取得株式数 * 取得金額消却株式数 * 3,831 万株 8 億円,00 万株 6,800 万株 1,193 億円 3,800 万株 * 単元未満株式買取分を除きます 株主への利益配分および資本政策の一環として 当期に おいて 市場買付けにより 6,800 万株 ( 金額にして 1,193 億円 ) の自己株式取得を実施しました なお 金庫株として保有している自己株式のうち 6,800 万 株について 016 年 6 月に消却しました ROEおよび DOE ROEは前期比で.ポイント上昇し1.0% となりました また DOEは前期比で0.3ポイント上昇し.% となりました 株主還元の方針当社は持続的な企業価値の向上と それを通じた株主還元の向上に積極的に取り組んでいます 成長を実現するための事業投資を優先しながら 配当については 連結ベースでの中長期的な利益成長に基づき 親会社所有者帰属持分配当率 (DOE) などを勘案して 安定的かつ持続的な向上に努めていきます これに加えて自己株式取得を必要に応じ機動的に実施し 資本効率と還元水準のさらなる向上を図ります アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016 96

当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のある事項には 主として以下のようなものがあります 一般に 医薬品の創薬研究において有用な化合物を発見できる可能性は決して高くはありません また 創薬研究により発見された新規化合物を開発し 成功裏に上市させるためには多額の投資と長い期間を必要としますが 開発の過程で期待した有効性が証明できない場合や安全性などの理由により 開発の継続を断念しなければならない可能性があります 加えて 医薬品は各国の法規制のもとで承認を取得しなければ販売できず 承認取得の可否および時期についても正確な予測は困難です 当社グループにおける研究開発活動は このような医薬品の研究開発に内在するリスクを伴っています 製薬産業は技術の進歩が急速で 競争が激しいという特徴を有しています 当社グループは国内外の大手製薬会社や後発医薬品メーカーとの激しい競争に直面しており 当社グループの製品に対して強力な競合品が発売された場合 当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります 当社グループの事業は多くの特許によって保護されています 当社グループでは 知的財産権を適切に管理し 第三者からの侵害に注意を払っていますが 第三者から侵害を製品に重大な副作用その他の安全性の問題が発生した場合 当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります 当社グループは 環境 安全衛生に関して 関係法令等の遵守はもとより さらに高い自主基準を設定してその達成に努めていますが 万が一事業活動を行う過程において事故等により関係法令等の違反が生じた場合 関連費用等のため当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります 当社グループの事業は多くの国および地域で営まれているため 当社グループの経営成績および財政状態は為替レート変動の影響を受けます これらのほか 当社グループが事業活動を行う過程において訴訟を提起されるリスクや 災害などにより製造が遅滞または休止するリスク 他社が開発した医薬品のライセンスおよび販売に一部依存するリスクなど さまざまなリスクが存在しており ここに記載されたものが当社グループのすべてのリスクではありません 受けた場合には 当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります また その保護のために 訴訟を提起する場合もありますが その動向によっては当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります なお 当社グループの事業が第三者の知的財産権を侵害することのないように注意を払っていますが 万が一侵害があった場合は訴訟を提起されるリスクがあり 当社グループの経営成績は大きな影響を受ける可能性があります 事業等のリスク研究開発に関するリスク販売に関するリスク知的財産権に関するリスク副作用 安全性に関するリスク環境問題に関するリスク為替レートの変動財務 会社情報 97 アステラス製薬株式会社アニュアルレポート 016