No. K1L-Z-12412D (1/19) PowerAct Pro Ver4.x ( ) インストールガイド オムロン株式会社 電子機器事業本部
No. K1L-Z-12412D (2/19) 目次 1. PowerAct Pro ( スレーブエージェント for VMware) の動作環境 3 2. UPS とコンピュータを接続する 4 3. インストール操作 7 4. アンインストール 18 5. コンピュータの BIOS 設定 19
No. K1L-Z-12412D (3/19) 1. PowerAct Pro ( スレーブエージェント for VMware) の動作環境 1.1 VMware Ver 5.x 対応コンピュータ 対応 OS と対応プラットフォーム DOS/V 機 および NEC 製 PC98-NX シリーズ機 (NEC 製 PC9801,9821 シリーズではご使用になれません ) (Apple 製 Macintosh およびその互換機ではご使用になれません ) VMware ESXi Ver.5.5 VMware ESXi Ver.5.1 VMware ESXi Ver.5.0 RAM 512MB 以上 (1GB 以上推奨 ) ハードディスク容量 100MB 以上 x86,amd64,em64t x86,amd64,em64t x86,amd64,em64t Vmware Ver.5.x の場合は PowerAct Pro Slave Agent for VMware Ver.4.3x をご使用ください PowerAct Pro Slave Agent for VMware Ver.4.3x は vma にインストールしてご使用ください 1.2 VMware Ver.4.x / 3.x 対応コンピュータ 対応 OS と対応プラットフォーム DOS/V 機 および NEC 製 PC98-NX シリーズ機 (NEC 製 PC9801,9821 シリーズではご使用になれません ) (Apple 製 Macintosh およびその互換機ではご使用になれません ) VMware ESXi Ver.4.0 VMware vsphere 4.0 VMware ESXi Ver.3.5 VMware ESX Ver.3.5 RAM 512MB 以上 (1GB 以上推奨 ) ハードディスク容量 100MB 以上 x86,amd64,em64t x86,amd64,em64t x86,amd64,em64t x86,amd64,em64t Vmware Ver.4.x / 3.x の場合は PowerAct Pro Slave Agent for VMware Ver.4.2 をご使用ください
No. K1L-Z-12412D (4/19) 2. UPS とコンピュータを接続する PowerAct Pro スレーブエージェント は 1 PowerAct Pro マスターエージェント がインストールされたコンピュータがネットワーク上に存在する時 もしくは 2SNMP/Web カード (SC20G) が装着された UPS がネットワーク上に存在する時 ネットワーク経由でコンピュータを自動シャットダウンさせるためのソフトウェアです 各構成例を参考に UPS とコンピュータを接続してください 1 PowerAct Pro マスターエージェント がインストールされたコンピュータがネットワーク上に存在する時 UPS と専用ケーブル (RS-232C/USB) で直接接続されているコンピュータには PowerAct Pro マスターエージェント を それ以外のコンピュータには PowerAct Pro スレーブエージェント をインストールします 本インストールガイドはスレーブエージェント用です マスターエージェントのインストール方法については別紙のインストールガイドを参照ください コンピュータと UPS の接続には RS232C と USB のどちらか一方のみを使用してください また各コンピュータは同一セグメント上のネットワークに接続して下さい もし 同一セグメントでネットワーク接続できない場合はコンピュータにネットワークインターフェースカードを追加するなどして LAN ポートを増設し 同一セグメントに属するよう設定して下さい スレーブエージェント をインストール マスターエージェント をインストール 2SNMP/Web カード (SC20G) が装着された UPS がネットワーク上に存在する時シャットダウンさせたいコンピュータに PowerAct Pro スレーブエージェント をインストールします もし 同一セグメントでネットワーク接続できない場合はコンピュータにネットワークインターフェースカードを追加するなどして LAN ポートを増設し 同一セグメントに属するよう設定して下さい SC20G シャットダウン指令 UPS サーバ 1 サーバ 2 サーバ 3 スレーブエージェント をインストール
No. K1L-Z-12412D (5/19) [ 参考 1] マスターエージェントとスレーブエージェントについて マスターエージェント UPS を RS232C または USB にて直接制御するサーバ パソコンにインストールします UPS の監視 / 制御 LAN 上につながるサーバ パソコンの起動 / 停止を一元的に管理 UPS に実装して使用する SC20G も UPS を直接制御するため マスターエージェントとして機能します スレーブエージェントマスターエージェントからの指令に基づき サーバ パソコンをシャットダウンします UPS の制御は行いません
No. K1L-Z-12412D (6/19) [ 参考 2] システム構成について 1) Vmware Ver.5.x の場合 vma にスレーブエージェントをインストールしてください ゲスト OS にはインストールは不要です ゲスト OS は ESXi の設定に従い シャットダウンや再起動を自動的に行います マスターエージェントには対応しておりません マスターエージェントとして SC20G が必要です 2) Vmware Ver.4.x / 3.x の場合仮想 OS の場合は ホスト側に PowerAct Pro をインストールしてください ゲスト OS 側にはインストールは不要です ゲスト OS はホスト経由で自動的に 保存 状態 ( 休止状態 ) でシャットダウンされます 再起動時は シャットダウンする前の状態で 各ゲスト OS が起動されます マスターエージェントには対応しておりません マスターエージェントとして SC20G が必要です
No. K1L-Z-12412D (7/19) 3. インストール操作 3.1 VMware Ver.5.x の場合 最初にインストール時の注意点を確認してください 1. 本ソフトウェアをインストールするためには CD-ROM ドライブが必要です 2. 本ソフトウェアは オムロン製 UPS およびオムロン製 OEM 供給品の UPS 以外では使用できません 3. 本ソフトウェアは vma にインストールします 本ソフトウェアのインストール前に vma のインストールを行ってください 4. ESXi および vma は vsphere Client を使用して操作します vsphere Client から ESXi と vma に接続できる環境を構築してください 5. ESXi vma vsphere Client は それぞれ同じバージョンのものをご使用ください (ESXi が Ver.5.5 の場合は vma と vsphere Client も Ver.5.5 をご使用ください ) 6. ESXi の無償版では本ソフトウェアを使用できません 有償版でご使用いただくか 60 日間の評価版でお試しください PowerAct Pro スレーブエージェントのインストール PowerAct Pro マスターエージェントを併用される場合は マスターエージェント用のコンピュータに先にインストールしてから スレーブエージェント用のコンピュータにインストールしてください インストールファイルのコピー 1. 同梱の CD-ROM の /software/poweract_pro/vmware/slave/ver441/program ディレクトリ内のファイルを ネットワーク経由で vma に転送します 例として SCP を使用して転送する場合について以下に説明します ( 転送元は Windows パソコン SCP のツールとして WinSCP を使用することとします ) 1WinSCP を起動します 2[ ファイルプロトコル ] で [SCP] を選択します 3 ホスト名に vma の IP アドレスを入力します vma の IP アドレスは vsphere Client で vi-admin 又は root でログインした状態で "ifconfig" とコマンドを 実行し 表示される eth0 の inet addr: の [xxx.xxx.xxx.xxx] 形式の数字です 4[ ユーザ名 ] に "vi-admin" と入力します root ではアクセスを拒否されます 5[ パスワード ] に vi-admin のパスワードを入力します 6 ログインボタンを押下します 7[ 認証バナー ] ダイアログが表示されたら [ 続ける ] ボタンを押下します 8vMA に接続されて画面が表示されるので 画面右の /home/vi-admin へスレーブエージェントのインストールファイルをドラッグ & ドロップします 9[ コピー ] ダイアログが表示されるので デフォルトのまま [ コピー ] ボタンを押下します 2. vma にログインしてプログラムが格納されたディレクトリ (1 項でのコピー先 ) へ移動します 3. コピーしたファイルが圧縮ファイルである場合は解凍した上で ファイルの権限を以下のコマンドを実行して変更します chmod 777 *
No. K1L-Z-12412D (8/19) インストールの実行 4. vma にログインして次のコマンドを入力してください #./install.sh 5. コマンド実行後 ソフトウェア使用許諾書が表示されますので 内容をお読みください ご同意いただける場合は [Y] キーを押してインストール行ってください ご同意いただけない場合は [N] キーを押してインストールを中止してください 7. Plese input ESXi host IP: と表示されたらホストの ESXi の IP アドレスを入力し Enter キーを押下します vma の IP アドレスと間違えないようにしてください 8. Plese input ESXi User name: と表示されたら "root" と入力します 9. Plese input ESXi User Password: と表示されたら ESXi の "root" のパスワードを入力します vma の root のパスワードと間違えないようにしてください 10. Do you agree this infomation?: と表示されたら "y" を入力し Enter キーを押下します 11. 自動的にインストールを実行し 完了後に次のような英語メッセージで表示されますので Enter キーを押してください PowerAct Pro Slave Agent program has been installed completely. Please run below command and setup the shutdown parameters of slave agent to meet your system. 12. インストール完了後 スレーブエージェントの環境設定を行い マスターエージェントとの接続の操作を行なってください ( 13 項へ進んでください ) スレーブエージェントの環境設定手順 13. 以下の通り入力して エージェントを起動してください #/bootbank/poweractpro/slaveagent/slaveconfig.sh 14. メッセージに従って SNMP/Web カードの IP アドレス 冗長電源の有無 待機時間 ( シャットダウンコマンド受信後 シャットダウン動作を開始するまでの時間 ) 等を入力してください 15. Master Agent( マスターエージェント ) このスレーブエージェントを管理するマスターエージェントの種別を選択してください 1. PA Pro (PowerAct Pro) 3. SC20G (SNMP Web カード SC20G) 4. SC20G (SNMP Web カード SC20G2) の中から選択できます 例 :SC20G2 の場合 4 を入力 Master Agent 1. PA Pro 2. SC20 3. SC20G 4. SC20G2 Select Number -> 4
No. K1L-Z-12412D (9/19) 16. Redundant Power Supply Setting( 冗長電源機能 ) 冗長電源機能の有無を選択します 例 : 冗長電源機能がある場合 1 を入力 Redundant Power Supply Setting 1. Enable 2. Disable Select Number -> 1 17. edundant Power Supply Mode( 冗長電源構成 ) 冗長電源機能を Enable にしたときの 冗長電源の基数を選択します 2 基であれば 1+1 を 3 基以上の場合 N+1 を選択してください 例 :3 基以上なので 2 を入力 Redundant Power Supply mode 1. 1+1 2. N+1 Select Number -> 2 18. The Total of Power Supply Units in the Computer( コンピュータに搭載されている電源ユニット数 ) 冗長電源構成が N+1 であるときの 冗長電源の具体的な基数を入力します 最大 8 基まで指定できます 例 :3 基なので 3 を入力 The Total of Power Supply Units in the Computer * The range is from 2 to 8 Input Value: 3 19. IP Address of Master Agent( マスターエージェント IP アドレス ) マスターエージェントの IP アドレスの指定方法と 必要によって IP アドレスを入力します 例 : 手動で指定する場合は 2 を入力した後 マスターエージェントの IP 192.168.2.150 ( デフォルトの場合 ) を入力 IP Address of Master Agent 1. End 2. Add a New IP Manually 3. Add a New IP Manually From Net Search Select Number -> 2 Please Input the IP: 192.168.2.150
No. K1L-Z-12412D (10/19) 20. Popup Message( ポップアップメッセージ ) ポップアップメッセージ表示の有無を選択します 例 : ポップアップメッセージ表示させたい場合 1 を入力 Popup Message 1. Enable 2. Disable Select Number -> 1 21. Select UPS Outlet(UPS 出力コンセント選択 ) スレーブエージェントコンピュータの AC 電源ケーブルが接続されている UPS の出力コンセントを選択してください 例 : 出力コンセント A の場合 1 を入力 出力コンセント制御をサポートしていない UPS をご使用する場合は この機能は設定できません 出力コンセント制御機能付き UPS: BN-T シリーズ BN-S シリーズ BN-R シリーズ BN-XR シリーズ BU-RW シリーズ BU-2SW シリーズ ****************************************************************************** Select UPS Outlet 192.168.2.150 1. Outlet A(no Control) 2. Outlet B 3. Outlet C Select Number -> 1 22. Computer Name( コンピュータ名 ) シャットダウン動作のネットワーク上で このコンピュータを識別するための名前を任意の文字列で入力してください 例 : Computer1 と入力 Computer name Input Value: Computer1 23. Shutdown Delay Time( シャットダウン開始遅延 ) 複数台のコンピュータがある場合 他のコンピュータとシャットダウン開始のタイミングを遅らせたい場合に設定します 60 秒間隔で 0~600 秒の範囲で選択できます ( デフォルトは 0 秒 ) 例 :120 秒設定したいので 120 を入力 Shutdown Start Delay Tiem(Sec.) * The range of Shutdown start delay time is from 0 Sec to 600 Sec * The step between "0 Sec to 600 Sec" is "60 Sec". Input Value: 120
No. K1L-Z-12412D (11/19) 24. Run External Command Time( 外部コマンド実行時間 ) 外部コマンドの実行に必要な時間を設定します 60 秒間隔で 0~600 秒の範囲で設定できます なお この時間が経過するまでは シャットダウン動作を一時停止します 例 :120 秒設定したいので 120 を入力 ゲスト OS のシャットダウンにかかる時間を設定してください ( 設定範囲 60~600 秒 ) 上記の シャットダウン開始遅延 と 外部コマンド実行時間 の合計が UPS 停止までの待ち時間 よりも大きくならないよう設定してください ) Run External Command Time(Sec.) * The range of Ext cmd run time is from 0 Sec to 600 Sec. * The step between "0 Sec to 600 Sec" is "60 Sec". Input Value: 120 25. Run External Command( 外部コマンドライン ) 外部コマンドラインを指定します 外部コマンドを格納しているディレクトリへのパスも含めて記述してください Run External Command Input a executable file: shutdown.txt 26. Shutdown Need Time( シャットダウンに必要な時間 ) OS のシャットダウンに必要な時間を設定します 60 秒間隔で 0~600 秒の範囲で設定できます 例 :240 秒設定したいので 120 を入力 Shutdown Need Time(Sec.) * The range of Shutdown need time is from 0 Sec to 600 Sec. * The step between "0 Sec to 600 Sec" is "60 Sec". Input Value: 240 27. Select Shutdown Mode( シャットダウンモード ) シャットダウンモードを選択します Shutdown のみ選択できます Select Shutdown Mode 1. Shutdown Select Number -> 1
No. K1L-Z-12412D (12/19) 28. Select Virtual Server Shutdown Mode( 仮想サーバ終了モード ) 仮想サーバのシャットダウンに関する設定方法を選択します システムと PowerAct Pro のどちらの設定により終了するかを選択します 例 :PowerAct Pro の設定で終了したいので 2 を入力 Select Virtual Server Shutdown Mode 1. Shutdown by System 2. Shutdown by PowerAct Pro Select Number -> 2 29. Select Guest OS Shutdown Mode( ゲスト OS 終了モード ) ゲスト OS をシャットダウンと休止状態のどちらで終了するか選択します ( 仮想サーバ終了モードで 2 を選択した場合のみ設定が必要です ) 例 : シャットダウンで終了したいので 1 を入力 Select Guest OS Shutdown Mode 1. Shutdown 2. Hibernate Select Number -> 1 以上で スレーブエージェントの環境設定は終了です
No. K1L-Z-12412D (13/19) 3.2 VMware Ver.4.x / 3.x の場合 最初にインストール時の注意点を確認してください 1. 本ソフトウェアは オムロン製 UPS およびオムロン製 OEM 供給品の UPS 以外では使用できません 2. ESXi 3.5 は 事前に SSH 機能を使用して接続できるよう 設定してください PowerAct Pro スレーブエージェントのインストール PowerAct Pro マスターエージェントを併用される場合は マスターエージェント用のコンピュータに先にインストールしてから スレーブエージェント用のコンピュータにインストールしてください VMware Ver.4.x /3.x 用の PowerAct Pro スレーブエージェントは UPS に同梱の CD-ROM には収録されておりません 当社ホームページよりダウンロードしてご使用ください URL: http://www.omron.co.jp/ese/ups/support/download/soft/poweractpro/poweractpro_slave.html VMware Ver.4.x の場合は PowerAct Pro スレーブエージェント Ver.4.2 を VMware Ver.3.x の場合は PowerAct Pro スレーブエージェント Ver.4.1 をご使用ください PowerAct Pro スレーブエージェント Ver.4.2 および Ver.4.1 では マスターエージェントとして SC20G2 を選択できません インストールの実行 3. ホストもしくはリモートログイン可能なコンソール端末画面から次のコマンドを入力してください #./install.sh VMware ESX に PowerActPro スレーブエージェントをインストールする時 自動的に次のネットワークポートをオープンします UDP:69 200 4114 4117 TCP:4112 4626 4. コマンド実行後 ソフトウェア使用許諾書が表示されますので 内容をお読みください ご同意いただける場合は [Y] キーを押してインストール行ってください ご同意いただけない場合は [N] キーを押してインストールを中止してください 5. [Y] キーを押した場合は 自動的にインストールを実行し 完了後に次のような英語メッセージで表示されますので Enter キーを押してください PowerAct Pro Slave Agent program has been installed completely. Please run below command and setup the shutdown parameters of slave agent to meet your system. 6. インストール完了後 スレーブエージェントの環境設定を行い マスターエージェントとの接続の操作を行なってください スレーブエージェントの環境設定手順 7. 以下の通り入力して エージェントを起動してください VMware ESX の場合 : #/usr/lib/poweractpro/slaveagent/slaveconfi g.sh VMware ESXi の場合 : #/bootbank/poweractpro/slaveagent/slaveconfi g.sh 8. メッセージに従って SNMP/Web カードの IP アドレス 冗長電源の有無 待機時間 ( シャットダウンコマンド受信後 シャットダウン動作を開始するまでの時間 ) 等を入力してください 9. Master Agent( マスターエージェント ) このスレーブエージェントを管理するマスターエージェントの種別を選択してください 1. PA Pro (PowerAct Pro) 3. SC20G (SNMP Web カード SC20G) の中から選択できます 例 :SC20G の場合 3 を入力
No. K1L-Z-12412D (14/19) 10. Redundant Power Supply Setting( 冗長電源機能 ) 冗長電源機能の有無を選択します 例 : 冗長電源機能がある場合 1 を入力 11. Redundant Power Supply Mode( 冗長電源構成 ) 冗長電源機能を Enable にしたときの 冗長電源の基数を選択します 2 基であれば 1+1 を 3 基以上の場合 N+1 を選択してください 例 :3 基以上なので 2 を入力 12. The Total of Power Supply Units in the Computer( コンピュータに搭載されている電源ユニット数 ) 冗長電源構成が N+1 であるときの 冗長電源の具体的な基数を入力します 最大 8 基まで指定できます 例 :3 基なので 3 を入力
No. K1L-Z-12412D (15/19) 13. IP Address of Master Agent( マスターエージェント IP アドレス ) マスターエージェントの IP アドレスの指定方法と 必要によって IP アドレスを入力します 例 : 手動で指定する場合は 2 を入力した後 マスターエージェントの IP 192.168.2.150 ( デフォルトの場合 ) を入力 14. Popup Message( ポップアップメッセージ ) ポップアップメッセージ表示の有無を選択します 例 : ポップアップメッセージ表示させたい場合 1 を入力 15. Select UPS Outlet(UPS 出力コンセント選択 ) スレーブエージェントコンピュータの AC 電源ケーブルが接続されている UPS の出力コンセントを選択してください 例 : 出力コンセント A の場合 1 を入力 出力コンセント制御をサポートしていない UPS をご使用する場合は この機能は設定できません 出力コンセント制御機能付き UPS:BN200S/BN300S/BN100XR/BN150XR/BN240XR/ BU75RW/BU100RW/BU200RW/BU300RW 16. Computer Name( コンピュータ名 ) シャットダウン動作のネットワーク上で このコンピュータを識別するための名前を任意の文字列で入力してください 例 : Computer1 と入力
No. K1L-Z-12412D (16/19) 17. Shutdown Delay Time( シャットダウン開始遅延 ) 複数台のコンピュータがある場合 他のコンピュータとシャットダウン開始のタイミングを遅らせたい場合に設定します 60 秒間隔で 0~600 秒の範囲で選択できます ( デフォルトは 0 秒 ) 例 :120 秒設定したいので 120 を入力 18. Run External Command Time( 外部コマンド実行時間 ) 外部コマンドの実行に必要な時間を設定します 60 秒間隔で 0~600 秒の範囲で設定できます なお この時間が経過するまでは シャットダウン動作を一時停止します 例 :120 秒設定したいので 120 を入力 ゲスト OS のシャットダウンにかかる時間を設定してください ( 設定範囲 60~600 秒 ) 上記の シャットダウン開始遅延 と 外部コマンド実行時間 の合計が UPS 停止までの待ち時間 よりも大きくならないよう設定してください ) 19. Run External Command( 外部コマンドライン ) 外部コマンドラインを指定します 外部コマンドを格納しているディレクトリへのパスも含めて記述してください 20. Select Shutdown Mode( シャットダウンモード ) シャットダウンモードを選択します Shutdown のみ選択できます 例 : シャットダウンを選択 1 を入力
No. K1L-Z-12412D (17/19) 21. Select Virtual Server Shutdown Mode( 仮想サーバ終了モード ) システムと PowerAct Pro のどちらの設定により終了するかを選択します Select Virtual Server Shutdown Mode 1. Shutdown by System 2. Shutdown by PowerAct Pro Select Number -> 2 22. Select Guest OS Shutdown Mode( ゲスト OS 終了モード ) ゲスト OS をシャットダウンと休止状態のどちらで終了するか選択します ( 仮想サーバ終了モードで 2 を選択した場合のみ設定が必要です ) Select Guest OS Shutdown Mode 1. Shutdown 2. Hibernate Select Number -> 1 これで設定は終了です
No. K1L-Z-12412D (18/19) 4. アンインストール操作 4.1 VMware Ver.5.x の場合 1. root 権限のあるユーザ名で vma にログインします 2. cd コマンドで インストール時にコピーした任意のディレクトリ ( 3.1 インストール操作 1 項 参照 ) へ移動します 3. ls コマンドで フォルダを確認してください 4. 下記コマンドで アンインストールを実行します ( 5 項に進む ) #./uninstall.sh アンインストール実行 5. 本当にアンインストールを実行するかを確認します アンインストールを行う場合は y と入力してエンターキーを押し アンインストールを継続してください 行わない場合は n と入力してアンインストールを中止してください 6. 管理者権限でのコマンドの実行を確認します 問題がなければ y と入力してエンターキーを押し アンインストールを継続してください 7. 処理が完了すれば アンインストールは完了です 4.2 VMware Ver.4.x / 3.x の場合 1. root 権限のあるユーザ名で VMware ESXi にログインします 2. cd コマンドで インストール時にコピーした任意のディレクトリ ( 3.2. インストール操作 1 項 参照 ) へ移動します 3. ls コマンドで フォルダを確認してください 4. 下記コマンドで アンインストールを実行します ( 5 項に進む ) #./uninstall.sh アンインストール実行 5. 本当にアンインストールを実行するかを確認します アンインストールを行う場合は y と入力してエンターキーを押し アンインストールを継続してください 行わない場合は n と入力してアンインストールを中止してください 6. 管理者権限でのコマンドの実行を確認します 問題がなければ y と入力してエンターキーを押し アンインストールを継続してください 7. 処理が完了すれば アンインストールは完了です エージェント実行中はインストールは実行できません エージェントを停止してからアンインストールを実行してください
No. K1L-Z-12412D (19/19) 5. コンピュータの BIOS 設定 AC 入力電源が回復した時 コンピュータを自動起動させるためには BIOS の設定を確認する必要があります 各メーカについて BIOS 設定を紹介します NEC(Express5800) [Boot]-[After Power Failure] [Power On] に設定する HP(ProLiant DL145) [Power]-[After Power Failure] [Power On] に設定する HP(ProLiant DL DL360G6) [ サーバアベイラビリティ ]-[ 自動パワーオン ] [ 有効 ] に設定する 富士通 (PRIMERGY RX100 S5) [Power]-[Power Failure Recovery] [Always On] に設定する 日立 (HA8000) BIOS セットアップメニューの設定において AC 入力でシステム装置を起動させる の設定にする