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1 資料 1 大規模水害対策に関する専門調査会報告 首都圏水没 ~ 被害軽減のために取るべき対策とは ~ 概要版 平成 22 年 4 月 中央防災会議 大規模水害対策に関する専門調査会

2 首都圏における大規模水害に関する検討の経緯 間台地5 江東デルタ貯留型氾濫入大規模水害対策に関する専門調査会の検討の背景 我が国においては 豪雨の発生頻度が増加傾向で 全国各地で水害が発生 世界的にも 25 年 8 月のハリケーン カトリーナなど大規模水害が多発 さらに 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) は 第 4 次評価報告書において 地球温暖化による洪水リスクの増加 最大約 6cm の海面水位の上昇等を予測 ( 平成 18 年 6 月 ) 大規模水害として初めて 中央防災会議 大規模水害対策に関する専門調査会 の設置 過去の水害の状況 ハリケーン カトリーナ ( 米国 25 年 ) ニューオリンズ市の浸水状況 スーパードームに避難する人々 カスリーン台風 ( 日本 昭和 22 年 ) 大規模水害が発生しても被害を最小限に食い止めるための対策の検討 浸水範囲の想定 洪水はん濫時の浸水想定の公表 ( 利根川 :H19.5 荒川 :H19.1) 複数の堤防決壊箇所における氾濫状況を想定し 類似の氾濫形態を持つものを利根川で 6 類型 荒川で 5 類型に分類 さらに 各々の類型での被害等が最大となる代表的な堤防決壊地点を選定 被害想定の実施 洪水はん濫時の人的被害等の公表 ( 利根川 :H2.3 荒川 :H2.9) 利根川及び荒川における各類型の代表的な堤防決壊地点によるはん濫について 死者数 孤立者数の推移 排水ポンプ場等の排水施設の稼働による被害軽減の効果等について公表 地下鉄等の浸水被害想定の公表 (H21.1) 荒川堤防が決壊した場合における浸水路線や浸水駅 浸水路線延長など地下鉄等の浸水状況について想定結果を公表 大規模水害対策のとりまとめ 専門調査会報告の公表 (H22.4) 被害想定結果等を踏まえ 大規模水害発生時に対応を中心に 首都圏において講ずべき大規模水害対策のとりまとめ 湿地用ボートによる救助 利根川 荒川の類型区分図 氾濫形態の違いにより利根川を6 類型 荒川を5 類型に類型区分した 各類型区分に代表的な堤防決壊地点を選定し その地点における氾濫計算から被害を想定した 2 伊勢崎 太田沿川氾濫 3 渡良瀬貯留型氾濫 6比企丘陵 凡例 利根川 荒川類型区分 荒川 3 入間川合流点上流氾濫 入間川間入間川 DMAT による緊急治療 4 荒川右岸低地氾濫大1 元荒川広域氾濫武蔵野台地川川荒川 渡良瀬川 2 荒川左岸低地氾濫 鬼怒川渡良瀬川川猿島台地山付区4 首都圏広域氾濫 5宮台地1 本庄 深谷沿川氾濫古河坂 東沿濫川氾野田貯留型氾中川濫利根川類型区分 下総台地江戸川隅田川荒川東京都葛飾区の浸水状況 ( 上下 ) 利根川鬼川利根川 1

3 利根川首都圏広域氾濫による被害想定結果の概要 1. 浸水範囲 2. 氾濫拡大状況 3. 浸水継続時間 ( 浸水深 5cm 以上 ) 4. 浸水面積 羽生市 加須市 荒川.5m 以上 1.m 未満 ( 最大浸水深図 ) 栗橋町 幸手市久喜市 春日部市 想定堤防決壊箇所右岸 136.km 埼玉県加須市 ( 旧大利根町 ) 弥兵衛地先 越谷市吉川市三郷市草加市八潮市利根川江戸足立区川大利根町葛飾区 江戸川区 6 時間 12 時間 堤防決壊 1 時間 3 時間 24 時間 想定堤防決壊箇所右岸 136.km 埼玉県加須市 ( 旧大利根町 ) 弥兵衛地先 6 時間 48 時間 12 時間 72 時間 24 時間 48 時間 96 時間 浸水継続時間 ( 日 ) 1 日未満 1 日以上 3 日未満 3 日以上 7 日未満 7 日以上 14 日未満 14 日以上 想定堤防決壊箇所右岸 136.km 埼玉県加須市 ( 旧大利根町 ) 弥兵衛地先 約 53km 2 5. 浸水区域内人口 約 23 万人 6. 浸水世帯数 約 86 万世帯 床上浸水 : 約 68 万世帯 床下浸水 : 約 18 万世帯 7. 死者数 8. 孤立者数 1,2, 1,, 8, 6, 4, 2, - 約 2,6 人 最大約 11 万人 約 11 万人 約 95 万人 ( 避難率 の場合 ) (2 日 避難率 の場合 ) 約 81 万人 約 78 万人 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 1 週 2 週 3 週 4 週 算出条件 排水施設が稼働しない場合 降雨条件 流域平均雨量約 32mm/3 日 ( 流域面積約 5,1km 2 ) 9. ライフラインの被害 電力 ガス 上水道 下水道 通信 約 59 万軒 約 26.6 万件 約 14 万人 ( 給水制限 ) 約 18 万人 ( 汚水処理 ) 約 7 万人超 ( 雨水排水 ) 約 61 万加入 ( 固定電話 ) 約 4 万在圏 ( 携帯電話 ) 東京都 : 約 43 万軒 東京都 : 約 16.2 万件 東京都 : ほぼ支障なし 東京都 : 約 12 万人 東京都 : 約 7 万人 東京都 : 約 14 万加入 東京都 : 約 22 万在圏 埼玉県 : 約 16 万軒 埼玉県 : 約 1.4 万件 埼玉県 : 約 14 万人 埼玉県 : 約 6 万人 埼玉県 : 多数発生 ( 雨水ポンプ場のほとんどが被災 ) 埼玉県 : 約 47 万加入 埼玉県 : 約 18 万在圏 ( 留意点 ) どの場合も供給側施設の浸水による支障に関する想定結果 停電による供給側施設の途絶や個別住宅等の浸水による支障は含まないため 支障件数はさらに増加すると想定 ( 上水道及び携帯電話の支障件数は 停電による供給施設の途絶を考慮 ) 2

4 荒川右岸低地氾濫による被害想定結果の概要 1. 浸水範囲 2. 浸水面積 板橋区 ( 最大浸水深図 ) 想定堤防決壊箇所右岸 21.km 東京都北区志茂地先 文京区 千代田区 想定堤防決壊箇所 中央区 荒川 隅田川 約 11km 2 3. 浸水区域内人口 約 12 万人 4. 浸水世帯数 約 51 万世帯 床上浸水 : 約 45 万世帯 床下浸水 : 約 6 万世帯 5. 死者数 6. 孤立者数 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 約 86 万人 約 2, 人 最大約 86 万人 約 74 万人 ( 避難率 の場合 ) (1 日 避難率 の場合 ) 約 69 万人 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 1 週 2 週 3 週 4 週 7. 地下鉄等の浸水被害 8. ライフラインの被害 現況 止水板等の条件出入口 : 高さ 1m 坑口部 : なし 浸水状況 17 路線 97 駅 約 147km 水防対策を行った場合 止水板等の条件出入口 : 残 1cm まで止水板 坑口部 : 完全遮水 浸水状況 9 路線 14 駅 約 17km 凡例 地下鉄等の浸水状況満管 ( 駅又はトンネルの上端に到達 ) 浸水 ( 水深 2mを超過 ) 浸水 ( 水深 5cmを超過 ) 浸水なし 電力 ガス 上水道 下水道 通信 算出条件 排水施設が稼働しない場合 上流部における越水氾濫を含む 降雨条件 流域平均雨量約 55mm/3 日 ( 流域面積約 2,1km 2 ) 約 121 万軒 約 31.1 万件 約 164 万人 ( 給水制限 ) 約 175 万人 ( 汚水処理 ) 約 52 万加入 ( 固定電話 ) 約 93 万在圏 ( 携帯電話 ) 東京都 : 約 93 万軒 東京都 : 約 31 万件 東京都 : 支障なし 東京都 : 約 15 万人 東京都 : 約 41 万加入 東京都 : 約 75 万在圏 埼玉県 : 約 28 万軒 埼玉県 : 約.1 万件 埼玉県 : 約 164 万人 埼玉県 : 約 25 万人 埼玉県 : 約 11 万加入 埼玉県 : 約 18 万在圏 ( 留意点 ) どの場合も供給側施設の浸水による支障に関する想定結果 停電による供給側施設の途絶や個別住宅等の浸水による支障は含まないため 支障件数はさらに増加すると想定 ( 上水道及び携帯電話の支障件数は 停電による供給施設の途絶を考慮 ) 3

5 利根川 6 類型による被害想定結果 東沿川氾濫猿島台地飯沼下総台地江戸川東京低隅田川荒川1. 利根川の類型区分図 2. 各類型別代表決壊地点の氾濫による浸水範囲 氾濫形態の違いにより 6 類型に類型区分した 1 本庄 深谷沿川氾濫 ( 右岸 ) 4 伊勢崎 太田沿川氾濫 ( 左岸 ) 5 渡良瀬貯留型氾濫 ( 左岸 ) 右岸 182.5km( 本庄市山王堂地先 ) 左岸 172.5km( 太田市大館地先 ) 左岸 159.5km( 千代田町舞木地先 ) 渡良瀬川左岸右岸 172.5km 石田川 182.5km 小山川左岸渡159.5km 良瀬川利根川微高地左岸 132.km 右岸 136.km 右岸 各類型区分に代表的な堤防決壊地点を選定し その地点における氾濫計算から被害を想定した 鬼118.5km 川渡良瀬川 川旧堤跡地右岸 菅生調節池想定堤防決壊箇所 1 本庄 深谷沿川氾濫 32 首都圏広域氾濫 4 伊勢崎 太田沿川氾濫古河 坂野田貯留型氾濫5 渡良瀬貯留型氾濫 6大宮台地荒右岸川低地江戸川小山川 鬼怒川利根川 25 19, 3,1 2,3 2 首都圏広域氾濫 ( 右岸 ) 7 43, 6,2 6,9 14 1, 26, 4,6 3 野田貯留型氾濫 ( 右岸 ) 6 古河 坂東沿川氾濫 ( 左岸 ) 右岸 136.km( 大利根町弥兵衛地先 ) 右岸 118.5km( 野田市台町地先 ) 左岸 132.km( 古河市中田地先 ) 53 2,3, 68, 18, 55 61, 16, 2, , 31, 2,3 3. 死者数 ( 避難率別 ) 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 避難率 避難率 4 避難率 8 約 2,6 約 3,3 約 6,2 約 6,3 約 3,7 約 3,8 約 2, 約 1,5 約 1,2 約 2 約 5 約 7 約 2 約 1 約 1 約 3 1 本庄 深谷 1 2 首都圏 2 3 野田 3 4 伊勢崎 4 5 渡良瀬 5 6 古河 6 沿川氾濫 広域氾濫 貯留型 太田沿川 貯留型 坂東沿川 氾濫 氾濫 氾濫 氾濫 算出条件 排水施設が稼働しない場合 降雨条件 流域平均雨量約 32mm/3 日 ( 流域面積約 5,1km 2 ) 4. 孤立者数 ( 避難率別 ) は各避難率における最大値を示す 1 本庄 深谷沿川氾濫 2 首都圏広域氾濫 3 野田貯留型氾濫 4 伊勢崎 太田沿川氾濫 5 渡良瀬貯留型氾濫 6 古河 坂東沿川氾濫 避難率 日 約 58, 約 35, 約 12, 約 49, 約 3, 約 9,9 約 6, 約 3,6 約 1,2 約 57, 約 34, 約 88, 約 53, 約 18, 2 日 約 1,1, 約 67, 約 22, 約 43, 約 26, 約 8,6 約 6,4 約 3,8 約 51, 約 3, 約 1, 孤立者数 3 日 約 95, 約 57, 約 19, 約 34, 約 2, 約 6,8 約 6,2 約 3,7 約 12 約 4, 約 24, 約 8, 1 週 約 81, 約 48, 約 16, 約 27, 約 16, 約 5,4 約 6,5 約 3,9 約 13 約 32, 約 19, 約 6,3 2 週 約 79, 約 47, 約 16, 約 25, 約 5, 約 7,2 約 4,3 約 1,4 約 3, 約 18, 約 6, 4 週 約 78, 約 47, 約 16, 約 25, 約 5, 約 8,6 約 5,2 約 1,7 約 29, 約 18, 約 5,9 4

6 荒川 5 類型による被害想定結果 1. 荒川の類型区分図 2. 各類型別代表決壊地点の氾濫による浸水範囲 氾濫形態の違いにより 5 類型に類型区分した 各類型区分に代表的な堤防決壊地点を選定し その地点における氾濫計算から被害を想定した 想定堤防決壊箇所 1 元荒川広域氾濫 想定堤防決壊箇所左岸 7.km 埼玉県鴻巣市大芦地先 2 荒川左岸低地氾濫想定堤防決壊箇所左岸 21.km 埼玉県川口市河原町地先 2 45, 89, 63, 17 1,6, 52, 11, 3 入間川合流点上流氾濫想定堤防決壊箇所右岸 53.2km 埼玉県川島町山ヶ谷戸地先 4 荒川右岸低地氾濫 5 江東デルタ貯留型氾濫 9 1,, 37, 56, 想定堤防決壊箇所 浸水深 1mm 以上 ~ 39 7, 11, 14, 11 1,2, 45, 6, 想定堤防決壊箇所右岸 21.km 東京都北区志茂地先 想定堤防決壊箇所右岸 1.km 東京都墨田区墨田地先.5m 以上 ~ 1.m 未満 1.m 以上 ~ 2.m 未満 2.m 以上 ~ 5.m 未満 ~ 3. 死者数 ( 避難率別 ) 4. 孤立者数 ( 避難率別 ) は各避難率における最大値を示す 4, 避難率 避難率 4 避難率 8 避難率 1 日 2 日 孤立者数 3 日 1 週 2 週 4 週 3,5 約 3,5 1 元荒川広域氾濫 4 約 77, 約 46, 約 13, 約 78, 約 56, 約 38, 約 23, 約 37, 約 22, 約 37, 約 22, 3, 8 約 82, 約 26, 約 69, 約 59, 約 7,6 約 53, 約 7,3 約 52, 約 7,3 約 52, 2,5 2 荒川左岸低地氾濫 4 約 49, 約 41, 約 36, 約 32, 約 31, 約 31, 2, 約 1,8 約 2, 約 2,1 8 約 16, 約 24, 約 18, 約 12, 約 16, 約 11, 約 1, 約 1, 1,5 1, 5 約 2 約 1 約 4 約 1,1 約 1 約 8 約 3 約 1,2 約 7 1 元荒川 1 2 荒川左岸 2 3 入間川 3 4 荒川右岸 4 5 江東デルタ 5 広域氾濫 低地氾濫 合流点 低地氾濫 貯留型 上流氾濫 氾濫 3 入間川合流点上流氾濫 4 荒川右岸低地氾濫 5 江東デルタ貯留型氾濫 算出条件 排水施設が稼働しない場合 上流の越水による浸水範囲を含む 降雨条件 流域平均雨量約 55mm/3 日 ( 流域面積約 2,1km 2 ) 約 14, 約 4,8 約 86, 約 51, 約 17, 約 72, 約 43, 約 3,7 約 77, 約 46, 約 15, 約 73, 約 44, 約 15, 約 9,7 約 3,2 約 74, 約 44, 約 15, 約 72, 約 43, 約 9,3 約 3,1 約 69, 約 42, 約 71, 約 43, 約 9,3 約 3,1 約 68, 約 41, 約 71, 約 42, 約 9,3 約 3,1 約 67,, 約 13, 約 7, 約 42, 5

7 首都圏における大規模水害対策に関する提言 大規模水害時の被害事象の特徴 広大な浸水地域 深い浸水深 浸水面積約 53km 2 浸水区域内人口約 23 万人と広域かつ大規模な浸水 市域全体が浸水する市区町村が存在 浸水深が3 階以上に達し 避難しない場合 死者の発生率が極めて高くなる地域が存在 付近において安全な避難場所 ( 高台 ) を確保することが困難な地域が存在 地下空間を通じた浸水区域の拡大 地下空間の一部が浸水すると 短時間で広範囲な地下空間に浸水が拡大 地下空間からの逃げ遅れやビルの地下部分の浸水による機能麻痺などの被害が発生 浸水による電力等のライフラインの途絶 ライフラインは 供給施設や住宅等での浸水及び電力供給停止により使用不可能な状況 浸水により機能不全に陥る排水施設が多数存在 孤立期間の長期化と生活環境の悪化 ライフラインが使用できず 孤立期間が長期化すると生活環境の維持が極めて困難 地域によって異なる氾濫流の到達までの時間 台風の進路 雨量 河川水位等の情報が堤防決壊前から入手可能 氾濫流が到達するまでに数日間要する地域が存在する一方 堤防決壊箇所近傍や高潮氾濫による浸水地域は氾濫流到達までの時間が短い 実施すべき対策 広域避難体制の確立 地方公共団体が連携した広域的な避難計画の策定 避難誘導の対策本部等の体制や指揮命令系統の検討 避難率の向上 大規模水害の被害イメージや避難計画の周知 広報 災害時における避難の呼びかけ体制の強化 孤立者の救助 救援 孤立者の救助体制の整備 救助しきれない人への物資等の供給 1. 適時 的確な避難の実現による被害軽減 地下空間等における被害軽減 地下空間管理者が連携した止水対策の実施 地方公共団体や地下空間管理者からなる協議会の設置 避難確保計画の早期策定 病院及び介護 福祉施設等における被害 入院患者等の個別条件に沿った避難計画の策定 孤立した場合を想定した施設 設備等の配置 備蓄 調達体制の強化 2. 公的機関等による応急対応力の強化と重要機能の確保 公的機関の業務継続性確保 浸水時の孤立に備えた活動体制の整備 業務継続計画の策定 ライフライン インフラの確保対策 施設の耐水化 多重化 分散化 交通インフラの水防対策 影響軽減対策 3. 住民 企業等における大規模水害対応力の強化 地域住民の防災力の充実 避難先や避難方法等の検討 避難訓練等への積極的な参画 民間企業等の被害軽減対策の強化 事業継続計画の策定 4. 氾濫の抑制対策と土地利用誘導による被害軽減 治水対策 水防活動の着実な実施 氾濫拡大の抑制と排水対策の強化 排水施設の耐水化や燃料補給体制の整備 水害を想定した土地利用 住まい方への誘導 5. その他の大規模水害特有の被害事象への対応 衛生環境の確保 ( 汚物 有害物対策等 ) 水害廃棄物の処理対策 水害廃棄物処理計画の策定 対策の効果的推進 大規模水害に関する調査研究の推進と成果の防災対策への活用 大規模水害対策に関する大綱の策定 大規模水害応急対策活動要領の策定 実践的な防災訓練の実施と対策への反映 降雨 河川水位 潮位 波浪等の予測等の高度化 大規模水害時の人間行動やそれを踏まえた情報提供のあり方など社会科学分野での調査研究 気候変動による影響と浸水リスクの戦略的な低減方策の検討 大規模水害により被災した首都地域の復興に関する検討 知見 成果の体系的整理と共有化 6

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