＜山行報告＞

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ゆきさこやぎ
5 years ago
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北ア涸沢岳 ~ 涸沢カールで残雪登山を満喫 ~ 報告者ミキティ BB Y 下 A 屋日時 2013 年 5 月 3 日 ~5 日天候晴れ一時雪参加者 N 尾 A 屋 BB ミキティ Y 下コースタイム 5 月 3 日 7:10 小梨平 8:40 徳沢 10:00 横尾 11:25 大曲 13:45 涸沢 5 月 4 日 6:15 涸沢 ~8:30 穂高岳山荘 ~ 涸沢岳

1 北ア涸沢岳 ~ 涸沢カールで残雪登山を満喫 ~ 報告者ミキティ BB Y 下 A 屋日時 2013 年 5 月 3 日 ~5 日天候晴れ一時雪参加者 N 尾 A 屋 BB ミキティ Y 下コースタイム 5 月 3 日 7:10 小梨平 8:40 徳沢 10:00 横尾 11:25 大曲 13:45 涸沢 5 月 4 日 6:15 涸沢 ~8:30 穂高岳山荘 ~ 涸沢岳 ~12:30 涸沢小屋 5 月 5 日 7:30 涸沢 ~9:45 横尾 ~11:45 徳沢 ~13:00 明神 ~15:00 上高地報告 5 月 2 日晴れ ( 報告 : ミキティ ) 夜明けとともに出発 4 時半発で全員をピックアップして頂いたN 尾さんに感謝景色を楽しみながら順調に平湯温泉に到着本来なら小梨平まで行く予定だったのに上高地の門が 19 時で閉まるとのコトガーン間に合わんかったということで翌日お世話になる宝タクシーの駐車場で車中泊決定この時点でかなり寒く明日の行動着を再検討ソワソワしつつぐっすり寝れました 5 月 3 日晴れ ( 報告 : ミキティ ) 4:30 起床もう外では運転手や登山客の話し声が聞こえるそそくさと準備を済ませなぜか 5 人迄乗れるという宝タクシーに乗車 5 人分のザックはトランクへもちろん閉まらないのでゴムの先にフックをつけて無理矢理とめていたいや閉まってないし不安! 不安です! 5:30 ドキドキしながら上高地へ到着タクシー代 5,300 円 ( 確か )4 5 人の場合バスよりタクシーの方がおトクです寒いけど登山者も多く天気もよくてテンションがあがります 6:00 上高地出発途中小梨平キャンプ場付近の景色のいい場所をゲットし朝食こちら A 屋シェフこだわりのバケットのサンドイッチ野菜たっぷりで美味しかったです 7:10 出発快晴でポカポカ暖かく風もなく恵まれたお天気 10:00 横尾到着衣服調整してさあいきますかまだそんなに雪もなく歩きやすい 11:25 大曲到

着こちら休憩場所になってるらしい雪も多くなってきたのでここでアイゼン装着ここから涸沢ヒュッテまで 2 時間疲れないよう小休憩を取りつつ登っていくそれにしても登山者が多く行儀よく並んで登る涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐を超えたらもう少し 1:45 涸沢ヒュッテ到着すごいテントの数と

! 運良くテント撤収する方にテン場を譲っていただき整地してテントを張るテントに入り雪を溶かし水を作るこの日の夕食はカレー & あんかけスープ & お肉 BBさんの軽量化とカロリーまで細かーーーく計算して頂いた食料計画 ( 腹八分となっておりました ) とそこへ浅漬け持ってきました!

と Y さん全部水分を含んでるお肉浅漬けは各 1kg 以上はあるはずおかげさまで爆笑 & お腹いっぱいの夕食となりましたテントの外では奥穂山頂では凍っていてアイゼンが刺さらん昨日も滑落した人がいるなど情報が飛び交い不安になる結局緊張と不安であまり眠れぬまま朝を迎えた 5 月

2 着こちら休憩場所になってるらしい雪も多くなってきたのでここでアイゼン装着ここから涸沢ヒュッテまで 2 時間疲れないよう小休憩を取りつつ登っていくそれにしても登山者が多く行儀よく並んで登る涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐を超えたらもう少し 1:45 涸沢ヒュッテ到着すごいテントの数と前穂高奥穂高北穂高に囲まれたこの絶景素晴らしいです!! 運良くテント撤収する方にテン場を譲っていただき整地してテントを張るテントに入り雪を溶かし水を作るこの日の夕食はカレー & あんかけスープ & お肉 BBさんの軽量化とカロリーまで細かーーーく計算して頂いた食料計画 ( 腹八分となっておりました ) とそこへ浅漬け持ってきました! お肉も沢山持ってきました! ラッキョウと梅干しも! 食べて下さいね! と Y さん全部水分を含んでるお肉浅漬けは各 1kg 以上はあるはずおかげさまで爆笑 & お腹いっぱいの夕食となりましたテントの外では奥穂山頂では凍っていてアイゼンが刺さらん昨日も滑落した人がいるなど情報が飛び交い不安になる結局緊張と不安であまり眠れぬまま朝を迎えた 5 月 4 日晴れ (BB) 明け方の冷え込みもなく熟睡しすぎて寝坊した朝食は各テントで済ませ予定時刻を 45 分も遅れてスタートテン場からの登り口で県警の方のチェックが入る登山者に行き先を尋ね情報提供をしていたいよいよだと思うと緊張する白出のコルまでの登りは年によってルートが変わるらしく今年のトレースはザイテングラート寄り夏なら岩場だが雪の特権でショートカットしながら直登できるステップもきれいに出来ており足場はしっかりしていたので淡々と足元だけを見ながらゆっくり登った途中 3 回の休憩を挟み空の青と白銀の山々のコントラストを楽しみながら白出のコルへ到着さっそく奥穂高岳登頂への作戦会議県警の方に状況を伺うと GW 前半の事故後白出沢側に滑落防止ネットを設置した今日は多くの人が登っているザイルを出しているパーティはあまり見な

いとの事最終的に奥穂に登るかの判断は現地状況を勘案してとの事だったのでの希望をヒアリングとその時にわかに濃厚なガスが広がってきた小屋入口から奥穂の取りつきまで歩くのも横風にふらつき風にあらわれた雪面はアイゼンがあまり効いていないのがわかる近くからルートを見上げると

ほっとする自然の美しさも厳しさも身体で味わいたいと思ってトレーニングまでしてやってくるのに小屋が見えると言いようのない安堵感でいっぱいになる厳しい環境で登山者を受け入れてくれる小屋の方々に感謝した穂高岳小屋は今年 90 歳これからも私たちを見守っててください!

みんなでトレーニングを重ねてきた甲斐がありました槍ヶ岳までの稜線が見たくて山頂でしばらく粘ったがガスは抜けず下山途中他人のソリ跡でムリヤリ尻セードをして遊びながら涸沢小屋に下りた涸沢小屋ではテラスでカレーやおでんをいただいて暖まったテン場に戻り翌日の北穂高岳の打合せ

3 いとの事最終的に奥穂に登るかの判断は現地状況を勘案してとの事だったのでの希望をヒアリングとその時にわかに濃厚なガスが広がってきた小屋入口から奥穂の取りつきまで歩くのも横風にふらつき風にあらわれた雪面はアイゼンがあまり効いていないのがわかる近くからルートを見上げるとノーマークだった岩場は凍ってエビの尻尾が付いており一歩の幅も大きいアイゼンを履いて登るとなると不安になる今の私たちの技量では登頂できたとしても安全に降りられるのか自信がない各々の意見が一致し奥穂登頂を見送った穂高岳山荘で一息いれることに小屋内はストーブが焚いてありほっとする自然の美しさも厳しさも身体で味わいたいと思ってトレーニングまでしてやってくるのに小屋が見えると言いようのない安堵感でいっぱいになる厳しい環境で登山者を受け入れてくれる小屋の方々に感謝した穂高岳小屋は今年 90 歳これからも私たちを見守っててください! 休憩後もガスは抜けず濃いガスの中涸沢岳を目指した飛騨側に整備されて歩きやすい道がついておりガスで下が見えない分特に高度感も感じることなく涸沢岳 3110mに全員で登頂! みんなでトレーニングを重ねてきた甲斐がありました槍ヶ岳までの稜線が見たくて山頂でしばらく粘ったがガスは抜けず下山途中他人のソリ跡でムリヤリ尻セードをして遊びながら涸沢小屋に下りた涸沢小屋ではテラスでカレーやおでんをいただいて暖まったテン場に戻り翌日の北穂高岳の打合せ情報によると昼ごろ北穂に登っていた人が滑落し下からの登山者を巻き込むという事故があったとのこと巻き込まれた方はヘリ搬送され上から滑落した方は自力歩行はできるものの顔面血だらけだったらしい北穂にも登るつもりでここまで来たが湿った雪が降り止まない状況でそんな話を聞くと萎縮してしまうまだ早かったのか自分で判断できないもどかしさはあるが次回はどこを強化して臨めばいいのかなんとなくわかった気が

した九州に居ながら GW の北アルプスを想定したトレーニングをしていてもほぼぶっつけ本番になる大山などのたっぷり雪がある山で様々なコンディションを経験しさらに八ヶ岳などで氷の斜面を登降する練習が必要だと感じた涸沢の夜は風もなく乾燥していて温かかった夜中トイレついでにテントを出て無数の星をしばらく眺めたまた来よう!

4 した九州に居ながら GW の北アルプスを想定したトレーニングをしていてもほぼぶっつけ本番になる大山などのたっぷり雪がある山で様々なコンディションを経験しさらに八ヶ岳などで氷の斜面を登降する練習が必要だと感じた涸沢の夜は風もなく乾燥していて温かかった夜中トイレついでにテントを出て無数の星をしばらく眺めたまた来よう! 5 月 5 日晴れ ( 報告 :Y 下 ) 5 時起床風がない穏やかな朝を迎える当初北穂に登る予定だったが雪の状態や体力的なことを考慮してそのまま下山することになる昨日は準備に追われてゆっくりと見ることができなかった朝焼けを思う存分堪能雪が降ったおかげで穂高の山々が一段と白く輝いていた取り分け昨日登った涸沢岳が美しい高山病の疑いがある為一足早くN 尾さんが下山雪深く埋められた竹ペグと格闘しながらテントを撤収し思い出がたくさん詰まった涸沢を後にする快晴のこの日コバルトブルーの空がどこまでも続いていた名残惜しくて何度も何度も後ろを振り返る時間よ止れと本気で思ったしばらく味わえない雪の感触を楽しんでいたのも束の間気温が上がりはじめ下山するにしたがって足場がシャーベット状態になっていく足が取られて思うように進まない次第に足の疲れがピークに達し早くアイゼンから解放されたくて仕方がなかった今日が登りだったらと思うとちょっとゾッとした横尾で遅めの朝食その後ミキティさんの靴擦れが大変なことになりBBさんがミキティさんの荷物を持ってくださったその優しさとパワフルさにただただ感謝の気持ちでいっぱいだった私は何もできずに申し訳なかった明神からは木道の自然探路に進み湿原や猿の親子に癒されながら上高地を散策体調が回復されたN 尾さんが首を長くして私達の帰りを待っていてくださり全員無事に下山できたことを互いに喜び合った初めてづくしの北アルプスは見るものすべてが新鮮で感動の連続でした神々しいという言葉がぴったりでその雄大さと美しさに一瞬で心を奪われてしまいましたこうして北アルプスを心行くまで満喫できたのもトレーニング山行からいつも温かく支えてくださったメンバーのみなさまのおかげです本当にありがとうございましたメンバーの笑顔と声援が力

5 となってここまでやることができました素晴らしいメンバーに囲まれて最高の時間を共有できたことに心から感謝申し上げます経験を積んで ( 軽量化して!) いつの日か再び挑戦したいです!! 山行を通しての感想 (A 屋 ) GW 奥穂高岳は 2 度目の挑戦であった 2 年前に独学かつ単独で挑戦した際はザイテングラードの雪渓を登り切れず敗退このことで独学の登山技術に限界を感じピナクル山の会の門を叩いたのであったあれから 2 年雪山を 2 シーズン経験し自分の技術は向上したのであろうかそれを確認し次のステップに進むためにも山行に参加させていただき涸沢までやってきた入山初日は上高地の小梨平でキャンプをする予定だったが釜トンネルのゲートが 19 時に閉鎖されるということで入山できないことが判明急遽平湯温泉で駐車場泊となった ( 事前調査が不足していました反省 ) 山行の核心である奥穂高アタックはルート凍結の危険性や強風とガスによる気象条件から登頂しても展望は無いだろうというと判断し涸沢岳に変更それでも涸沢岳に全員で登頂できたのが良かった翌日の北穂高岳アタックはリーダの体調不良などにより見送ったやや不完全燃焼の面はあるもののメンバーの体調に合わせるのもパーティ登山の鉄則でありその分涸沢ライフや上高地ハイクを楽しむことができた全体的な行程を振り返ると北アルプスや残雪期登山が初めてのメンバーもいて無事に歩けるのかと心配もあったが皆安定した歩きで滑落もなく予定通りのペースで涸沢岳まで登頂できたのは本当に良かったトレーニングの成果があったのだろうもう一つ今回の山行の特徴は食事が豪華であったこと山で美味しいものが食べたい! というリーダの号令のもと共同食のメニューが決められていたそれに加えて Y 下さんが ( 重たい ) エクストラ食材を持ってきていた途中の涸沢カールへの登りで荷物を一部預かった際に改めて内容を確認したが高級そうなお肉の数々大きなタッパーに入った果物や漬物などみずみずしいしい食材の数々に驚かされた奥から大きな浅漬の入った袋が出てきた時にはなんだこれはと一瞬言葉を失ったものの母さんが持って行きなさいって渡されたんです! と屈託の無い笑顔で説明するY 下さんを見てまぁいいかと思い直しその浅漬の袋をそっと彼女の

6 ザックに返した ( いずれも美味しくいただきました感謝!) 涸沢のテン場では最も豪華な食事をしているパーティであったことは間違い無い一部余ったお肉を再び担ぎ下ろして帰路の SA で焼肉パーティをしたくらいだった美味しく楽しい食事であったがもし中央アルプスで小屋の少ないルートの縦走登山をしていたら稜線で疲弊して大変だっただろうあぁ涸沢にベースキャンプを張れて良かった涸沢の雪景色は素晴らしく朝焼けに染まる穂高の山並みは忘れることは無いだろういつかまたやり残した課題 ( 奥穂高と北穂高 ) に挑戦すべく涸沢に戻ってきたいと思った愉快なメンバーで北アルプスに行けたのも楽しい思い出になった山行を通しての感想 ( ミキティ ) 入念に計画だてて頂いた N 尾さん A 屋さん BBさん完璧な食料計画をして頂いたBBさん初のアルプスでトレーニング時から一生懸命頑張っていたY 下さん私はというと合同トレーニングにもあまり参加できず計画もお任せしてしまって大変申し訳なかったと反省しております現地でも早々にザックのバックルを落とし靴擦れもひどく迷惑かけっぱなしでしたそれでも心優しいメンバーに囲まれ終日穏やかに過ごせたことをありがたく思いますこの反省を胸に次からは役にたてるよう頑張って参りますまた夏に登った奥穂高も今回は怖く感じました次回があればもっとトレーニング & 経験を積んで挑戦したいです皆さんとご一緒できて本当に楽しく嬉しかったです心から感謝します! ありがとうございました表山行中の献立 1 日目 2 日目 3 日目朝昼 ( 行動食 ) 夕手作りサンドイッチ ( 小梨平のキャンプ場にて ) 手作りグレープフルーツジュレ五目御飯 ( 前日の残り ) ( ラーメン等 ) ( 山小屋でラーメンおでんカレービール等 ) 味噌漬けイベリコ豚の焼肉高級レトルトカレーとご飯もやしのあんかけ中華スーフ梅干し浅漬らっきょうなど味付きの鶏の焼肉ウィンナーを焼いたもの豚肉と飛騨豆腐の野菜たっぷりチゲ鍋五目御飯浅漬 SA のレストラン深夜に SA 駐車場で味付き牛の焼肉

7 ルート図涸沢キャンプ地横尾徳沢上高地明神

西穂高岳西尾根冬季バリエーション縦走報告者 T K 日時 2016 年 12 月 30 日 ~31 日天候 12 月 30 日 / 晴れ 31 日 / 雪のち晴れ参加者 M 森 (CL 想山会) T 上 ( フェニックスM.T) Y 口 ( フェニックスM.T) S 上 T K コ

西穂高岳西尾根冬季バリエーション縦走報告者 T K 日時 2016 年 12 月 30 日 ~31 日天候 12 月 30 日 / 晴れ 31 日 / 雪のち晴れ参加者 M 森 (CL 想山会) T 上 ( フェニックスM.T) Y 口 ( フェニックスM.T) S 上 T K コ西穂高岳西尾根冬季バリエーション縦走報告者 T K 日時 2016 年 12 月 30 日 ~31 日天候 12 月 30 日 / 晴れ 31 日 / 雪のち晴れ参加者 M 森 (CL 想山会) T 上 ( フェニックスM.T) Y 口 ( フェニックスM.T) S 上 T K コースタイム 12 月 20 日登山口 ( 新穂高温泉ゲート )11:10~ 穂高平 12:30~1940