平成１４年度予算の概要

Size: px

Start display at page:

Download "平成１４年度予算の概要"

えつまふくだ
5 years ago
Views:

1 6. 財務の概要 (1) 資金収支計算書 ( グラフ ) 資金収支計算書とは当該会計年度の諸活動に対する全ての内容を明らかにしかつ支払資金 ( 現金てんまつ及びいつでも引出すことができる預貯金 ) のの顛末を明らかにするものです受取利息配当金 13.6% 付随事業収益事業 0.6% その他の資金調整勘定 4.7% 前受金 9.2% 雑 5.0% 補助金 17.8% 資金内訳 24 億 69 百万円学生生徒等納付金 47.5% 手数料 1.5% 寄付金 0.1% 資金は 1 授業料施設費入学金などの学生生徒から納入された ( 学生生徒等納付金 ) 2 入学検定料や証明書発行手数料などの ( 手数料 ) 3 国や地方公共団体などから交付される補助金 ( 補助金 ) 4 食堂の運営外部から委託を受けることなどによる ( 付随事業収益事業 ) 5 預貯金の受取利息などの ( 受取利息配当金 ) 6 当年度に納入された翌年度分の授業料などの ( 前受金 ) が含まれますその他のは前期末未金預り金受入などのです資金調整勘定には期末未金 ( 当年度中に受け取るべきのうち入金が翌年度以降の ) 前期末前受金 ( 当年度中に受け取るべきのうち前年度までに入金済みの ) などが含まれます設備関係 0.2% 施設関係 1.0% 管理経費 11.6% その他の資金調整勘定 13.6% 資金内訳 24 億 57 百万円人件費 46.4% 資金は 1 教員職員などに対する ( 人件費 ) 2 教育研究活動や学生生徒の学習支援課外活動支援の ( 教育研究経費 ) 3 総務人事経理業務や学生生徒募集活動など教育研究活動以外の活動の ( 管理経費 ) 4 建物構築物施設利用権などの ( 施設関係 ) 5 教育研究用機器備品管理用器備品図書車両などの ( 設備関係 ) が含まれますその他のは預り金支払前期末未払金支払などのです教育研究経費 27.2% 資金調整勘定には期末未払金 ( 当年度中に支払うべきのうち翌年度以降の ) 前期末前払金 ( 当年度中に支払うべきのうち前年度までに支払済みの ) などが含まれます 9

2 教育活動による資金収支はキャッシュベースでの本業である教育活動の収支状況を表すものです調整勘定 : ( 前受金前期末未金期末未金前期末前受金等 )- ( 前期末未払金支払前払金支払期末未払金前期末前払金等 ) 10

3 (2) 事業活動収支計算書 ( グラフ ) 事業活動収支計算書とは当該会計年度における事業活動と事業活動の均衡状況とその内容を明らかにし学校法人の経営状況が健全であるかどうかを示すものでいわば企業会計の損益計算書に当たるものです事業活動構成比率事業活動構成比率受取利息配当金 15.9% その他 2.4% その他特別 0.5% 雑 5.8% 21 億 27 百万円学生生徒等納付金 55.2% 管理経費 14.7% その他 0.1% 23 億 43 百万円人件費 48.8% 経常費等補助金 20.1% 教育研究経費 36.4% 寄付金 0.1% 事業活動は従来の消費収支計算書における帰属に当たり借入金や前受金等の負債となるを除いた学校法人における正味ののことです事業活動は従来の消費収支計算書における消費に当たりキャッシュアウトしない減価償却費や資産処分差額等も含まれ学校法人の正味の費用のことです ( 3000 単位 : 百万円 ) 雑その他特別その他受取利息配当金その他管理経費事業活動収支差額経年比較 1500 補助金教育研究経費寄付金学生生徒等納付金 0 人件費事業活動収支差額比率 10.2% -500 事業活動事業活動基本金組入前当年度収支差額事業活動事業活動基本金組入前当年度収支差額事業活動事業活動 216 基本金組入前当年度収支差額 H27 H28 H29 事業活動収支差額比率の計算式基本金組入前当年度収支差額 / 事業活動 11

4 (3) 貸借対照表 ( グラフ ) 平成 29 年度の貸借対照表は以下のとおりです貸借対照表は年度末における財政状態の健全性と学園運営に必要な資産の保有状況や負債状況について表したものです資産は学校法人に投入された資金がどのように使われているかを表しており負債及び自己資金は資産が他人の資金 ( 負債 ) によって賄われているか自己資金によって賄われているかを示しています平成 29 年度資産の部負債の部 ( 単位 : 百万円 ) 固定負債 847 固定資産 17,991 有形固定資産 11,487 ( 土地建物付属設備 ) 特定資産 5,944 その他の固定資産 560 ( 将来の施設拡充等に備えて保有している有価証券現金預金等 ) 純資産の部純資産 18,229 流動負債 469 現金預金 ( 通常の支払資金 ) 1,439 未金等 115 流動資産 1,554 合計 19,545 合計 19,545 固定資産は自己資金で賄われており健全な経営が行われています本学園は長期借入金及び短期借入金はございません ( 固定負債は退職給与引当金 * 等流動負債は前受金 ** 等 ) * 退職給与引当金 : 教職員全員が退職した際に係る退職金相当額 ** 前受金 : 平成 30 年度入学者の入学金授業料等純資産構成比率は 93.3% と十分高く運用資産は 73 億 83 百万円あり健全な財務状態を維持しています現在の学園の収支状況財産を家計簿にしてみると学納金 + 手数料 + 寄付金給料 1,211 人件費生活費 1,143 補助金親からの補助 428 教育研究経費教育費 853 受取利息配当金株の配当金 337 管理経費光熱費修繕費 344 付随事業パート代 15 資産処分差額 + 徴収不能額臨時 3 雑 + その他の特別臨時 136 合計 2,127 合計 2,343 現金預金有価証券 7,383 借入金 0 ( 単位 : 百万円 ) 家計はよりが上回って赤字ですが預貯金を取り崩して赤字補填している状況ですなお預貯金は十分保有しています (4) 財務比率 ( 単位 :%) H27 H28 H29 学生生徒等納付金比率人件費比率教育研究経費比率事業活動収支差額比率基本金組入率純資産構成比率

5 (5) 詳細な財務について ( 注 ) 表の中にあるはマイナスを意味しています資金収支計算書の部科目 29 年度予算額決算額差異学生生徒等納付金 1,186,117,000 1,173,676,740 12,440,260 手数料 42,300,000 35,399,410 6,900,590 寄付金 0 1,316,814 1,316,814 補助金 452,500, ,418,806 13,081,194 国庫補助金 142,500, ,657,000 9,843,000 地方公共団体補助金 310,000, ,761,806 3,238,194 資産売却付随事業収益事業 17,000,000 14,855,612 2,144,388 受取利息配当金 208,000, ,848, ,848,710 雑 101,641, ,255,897 22,614,897 前受金 341,762, ,286, ,475,500 その他の 578,728, ,044, ,684,005 資金調整勘定 309,152, ,302,883 28,150,383 当年度合計 2,618,895,974 2,468,800, ,095,899 前年度繰越支払資金 1,426,991,130 1,426,991,130 の部合計 4,045,887,104 3,895,791, ,095,899 学生生徒等納付金は予算を 12 百万円下回りました補助金は予算を 13 百万円下回りました H30 年度入学者の入学金授業料等であり予算を 115 百万円下回りました結果として資金合計は予算を 150 百万円下回りましたの部科目 29 年度予算額決算額差異人件費 1,139,724,000 1,138,881, ,528 教育研究経費 771,740, ,033, ,706,327 管理経費 321,996, ,395,351 38,600,649 施設関係 152,525,000 25,233, ,291,988 設備関係 31,212,000 5,876,129 25,335,871 その他の 617,821, ,290, ,531,204 予備費 (3,000,000) 47,000,000 47,000,000 資金調整勘定 78,229, ,749,368 85,520,133 当年度合計 3,003,789,038 2,456,960, ,828,700 翌年度繰越支払資金 1,042,098,066 1,438,830, ,732,801 の部合計 4,045,887,104 3,895,791, ,095,899 教育研究活動を積極的に支援すると同時に効果的な執行に努め予算を 104 百万円下回りました予算の段階で厳しく査定し抑制方針で執行した結果予算を 38 百万円下回りました施設設備関係は予算を 152 百万円下回りました結果として資金は予算を 547 百万円下回りました 13

6 活動区分資金収支計算書教育活動による資金収支施設整備等活動による資金収支科目金学生生徒等納付金 1,173,676,740 手数料 35,399,410 特別寄付金 1,316,814 経常費等補助金 428,157,806 付随事業 14,855,612 雑 124,255,897 教育活動資金計 1,777,662,279 人件費 1,138,881,472 教育研究経費 668,033,673 管理経費 283,395,351 教育活動資金計 2,090,310,496 差引調整勘定等教育活動資金収支差額科目額 312,648,217 68,612, ,035,900 金額施設設備補助金 11,261,000 施設整備等活動資金計 11,261,000 施設関係 25,233,012 設備関係 5,876,129 施設整備等活動資金計 31,109,141 差引 19,848,141 調整勘定等 61,872,941 施設整備等活動資金収支差額 81,721,082 小計 ( 教育活動資金収支差額 + 施設整備等活動資金収支差額 ) その他の活動による資金収支科目 325,756,982 金額借入金等 0 立替金回収 82,186 差入保証金戻り 880,000 仮払金回収 7,805,019 貸付金回収 1,295,253 預り金受入 367,104,419 仮受金受入 110,000 小計 377,276,877 受取利息配当金 336,848,710 その他の活動資金計 714,125,587 科目金額借入金等返済 0 預り金支払 368,468,023 仮受金支払 110,000 立替金支払 145,826 仮払金支払 7,805,019 小計 376,528,868 借入金等利息 0 その他の活動資金計 376,528,868 差引調整勘定等その他の活動資金収支差額支払資金の増減額 ( 小計 + その他の活動資金収支差額 ) 前年度繰越支払資金翌年度繰越支払資金 337,596, ,596,719 11,839,737 1,426,991,130 1,438,830,867 14

7 事業活動収支計算書教育活動収支教育活動外収支特別収支科目 29 年度予算額決算額差異学生生徒等納付金 1,186,117,000 1,173,676,740 12,440,260 手数料 42,300,000 35,399,410 6,900,590 寄付金 0 1,796,503 1,796,503 経常費等補助金 440,000, ,157,806 11,842,194 国庫補助金 130,000, ,396,000 8,604,000 地方公共団体補助金 310,000, ,761,806 3,238,194 付随事業 17,000,000 14,855,612 2,144,388 雑 101,641, ,255,899 22,614,899 教育活動計 1,787,058,000 1,778,141,970 8,916,030 人件費 1,158,818,000 1,143,137,773 15,680,227 教育研究経費 976,740, ,321, ,418,233 ( うち減価償却費 ) (205,000,000) (184,908,706) (20,091,294) 管理経費 362,996, ,729,139 19,266,861 ( うち減価償却費 ) (41,000,000) (60,333,788) ( 19,333,788) 徴収不能額 5,200,000 1,431,770 3,768,230 教育活動計 2,503,754,000 2,341,620, ,133,551 教育活動収支差額科目 716,696, ,478, ,217,521 予算額決算額差異受取利息配当金 208,000, ,848, ,848,710 その他の教育活動外教育活動外計 208,000, ,848, ,848,710 借入金等利息その他の教育活動外教育活動外計教育活動外収支差額 208,000, ,848, ,848,710 経常収支差額 508,696, ,629, ,066,231 科目予算額決算額差異資産売却差額その他の特別 12,500,000 11,261,000 1,239,000 特別計 12,500,000 11,261,000 1,239,000 資産処分差額 0 973, ,201 その他の特別特別計 0 973, ,201 特別収支差額 12,500,000 10,287,799 2,212,201 (3,000,000) 予備費 47,000,000 47,000,000 基本金組入前当年度収支差額 543,196, ,341, ,854,030 基本金組入額合計 51,000,000 68,733,016 17,733,016 当年度収支差額 594,196, ,074, ,121,014 前年度繰越収支差額 9,003,723,740 9,003,723,740 0 基本金取崩額翌年度繰越収支差額 9,597,919,740 9,288,798, ,121,014 事業活動計 2,007,558,000 2,126,251, ,693,680 事業活動計 2,550,754,000 2,342,593, ,160,350 大学短大について国から 121 百万円の補助金がありました高校について県から 307 百万円の補助金がありました減価償却とは固定資産の価値の減少を経費として計上する会計上の処理ですしたがって実際のを伴いません教職員の人件費教育研究活動及び法人の運営に必要な諸経費です 2,342 百万円となり予算を 162 百万円下回りました事業活動は従来の消費収支計算書における帰属に当たり借入金や前受金等の負債となるを除いた学校法人における正味ののことです 2,127 百万円となり予算を 119 百万円上回りました事業活動は従来の消費収支計算書における消費に当たりキャッシュアウトしない減価償却費や資産処分差額等も含まれ学校法人の正味の費用のことです 2,343 百万円となり予算を 208 百万円下回りました 15

8 貸借対照表資産の部科目 29 年度末 28 年度末増減固定資産 17,991,246,921 18,208,428, ,181,504 有形固定資産 11,487,500,373 11,672,562, ,062,212 土地 6,193,529,593 6,193,529,593 0 建物 2,367,685,028 2,508,607, ,922,848 構築物 129,452, ,649,299 30,196,768 教育研究用機器備品 297,292, ,412,421 14,119,851 管理用機器備品 450,120, ,203,240 5,082,638 図書 2,047,145,559 2,044,160,146 2,985,413 車両建設仮勘定 2,274, ,274,480 特定資産 5,943,998,784 5,943,998,784 0 第 2 号基本金引当特定資産 4,310,760,792 4,310,760,792 0 第 3 号基本金引当特定資産 1,633,237,992 1,633,237,992 0 その他の固定資産 559,747, ,867,056 32,119,292 電話加入権 4,932,784 4,932,784 0 ソフトウェア 10,584,014 13,555,930 2,971,916 水利権 512,470, ,442,460 26,972,123 投資有価証券 4,200,000 4,200,000 0 長期貸付金 26,710,629 28,005,882 1,295,253 差入保証金 850,000 1,730, ,000 流動資産 1,553,506,698 1,512,069,957 41,436,741 現金預金 1,438,830,867 1,426,991,130 11,839,737 未金 110,560,613 75,767,592 34,793,021 前払金 4,051,578 9,311,235 5,259,657 立替金 63, ,640 資産の部合計 19,544,753,619 19,720,498, ,744,763 負債の部科目 29 年度末 28 年度末増減固定負債 847,054, ,900,638 1,846,563 長期借入金長期未払金 5,124,384 11,227,248 6,102,864 退職給与引当金 841,929, ,673,390 4,256,301 流動負債 468,900, ,457,153 42,443,770 短期借入金前受金 227,286, ,310,500 1,976,000 預り金 81,073,426 82,437,030 1,363,604 未払金 160,540, ,709,623 41,831,374 負債の部合計 1,315,954,998 1,275,357,791 40,597,207 純資産の部科目 29 年度末 28 年度末増減基本金 27,517,597,347 27,448,864,331 68,733,016 第 1 号基本金 21,385,598,563 21,316,865,547 68,733,016 第 2 号基本金 4,310,760,792 4,310,760,792 0 第 3 号基本金 1,633,237,992 1,633,237,992 0 第 4 号基本金 188,000, ,000,000 0 繰越収支差額翌年度繰越収支差額 9,288,798,726 9,003,723, ,074,986 自己資金で賄われており健全な経営が行われています学部増設引当特定資産施設拡充引当特定資産を預貯金有価証券で保有しています現金預金として保有している支払金額です借入金は長期短期ともございません前受金等の増加により前年比 43 百万円増加しました純資産の部合計 18,228,798,621 18,445,140, ,341,970 負債の部純資産の部合計 19,544,753,619 19,720,498, ,744,763 基本金基本金の残高内訳学校法人が諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして事業活動から組入れた金額第 1 号基本金学校の設立や規模の拡大若しくは教育の充実向上のために 30,000 20,000 第 3 号基本金, 1,633 第 2 号基本金, 4,311 第 4 号基本金, 188 取得した固定資産の額第 2 号基本金第 1 号基本金, 21,386 将来取得する固定資産に充てる金銭その他の資産の額 10,000 第 3 号基本金基金として継続的に保持しかつ運用する金銭その他の資産の額合計 275 億 18 百万円第 4 号基本金恒常的に保持すべき資金の額 16 0 平成 29 年度

9 (6) 財産目録財産目録 ( 総括表 ) 平成 30 年 3 月 31 日学校法人関東学園 Ⅰ 資産総額 19,544,753,619 円内基本財産 17,991,246,921 円運用財産 1,553,506,698 円 Ⅱ 負債総額 1,315,954,998 円 Ⅲ 正味財産 18,228,798,621 円科目年度末価格 ( 円 ) 一資産額 ( 一 ) 基本財産 17,991,246,921 有形固定資産 11,487,500,373 (1) 土地 346,535.65m2 6,193,529,593 校地他太田 148,751.64m2 1,870,864,238 館林 185,302.44m2 4,234,298,971 忍野 12,481.57m2 88,366,384 (2) 建物 50,120.27m2 2,367,685,028 校舎他太田 23,413.29m2 1,601,829,454 館林 26,706.98m2 765,855,574 (3) 構築物 129,452,531 (4) 図書 411,651 冊 2,047,145,559 (5) 教具校具備品 11,654 点 747,413,172 (6) 車両 10 (7) 建設仮勘定特定資産 2,274,480 5,943,998,784 (1) 学部増設引当特定資産 300,000,000 (2) 施設拡充引当特定資産 4,010,760,792 (3) 第 3 号基本金引当特定資産 1,633,237,992 その他の固定資産 559,747,764 (1) 電話加入権 4,932,784 (2) ソフトウェア 10,584,014 (3) 水利権 512,470,337 (4) 投資有価証券 4,200,000 (5) 長期貸付金 26,710,629 (6) 差入保証金 850,000 ( 二 ) 運用財産 1,553,506,698 (1) 現金預金 1,438,830,867 (2) 未金 110,560,613 (3) 前払金 4,051,578 (4) 立替金 63,640 資産合計 19,544,753,619 二負債額固定負債 847,054,075 長期未払金 5,124,384 退職給与引当金流動負債 841,929, ,900,923 (1) 前受金 227,286,500 (2) 預り金 81,073,426 (3) 未払金 160,540,997 負債合計 1,315,954,998 正味財産 ( 資産総額 - 負債総額 ) 18,228,798,621 ( 注 ) 資産の評価は取得価格基準による 17

10 (7) 監査報告書監査報告書学校法人関東学園理事会御中評議員会御中平成 30 年 5 月 23 日学校法人関東学園監事金子日出雄印監事平賀正治印私たち監事は私立学校法第 37 条第 3 項及び学校法人関東学園寄附行為第 9 条の規定に基づき学校法人関東学園の平成 29 年度 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) の学校法人の業務及び財産の状況を監査いたしましたその結果につき下記のとおり報告いたします 1. 監査方法の概要私たち監事は監査に当たり理事会及び評議員会に出席するほか理事から事業の報告を聴取し重要な決裁書類等を閲覧するとともに会計監査法人 ( 辰巳監査法人 ) と連携をとり計算書類について検討するなど必要と思われる監査を実施いたしました 2. 監査の結果 (1) 学校法人関東学園の業務の執行に関し不正の行為はなくかつ法令もしくは寄附行為に違反する重大な事実は認められません (2) 資金収支計算書 ( 人件費内訳表を含む ) 事業活動収支計算書及び貸借対照表 ( 固定資産明細表基本金明細表 ) 及び財産目録は会計帳簿の記載と合致しその収支及び財産の状況を正しく示しているものと認めます以上 18

11 独立監査人の監査報告書平成 30 年 5 月 29 日学校法人関東学園理事会御中辰巳監査法人指定社員業務執行社員公認会計士辰巳正印当監査法人は私立学校振興助成法第 14 条第 3 項の規定に基づく監査報告を行うため平成 27 年 3 月 30 日付け文部科学省告示第 73 号に基づき学校法人関東学園の平成 29 年度 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) の計算書類すなわち資金収支計算書 ( 人件費内訳表を含む ) 事業活動収支計算書貸借対照表 ( 固定資産明細表借入金明細表及び基本金明細表を含む ) 重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った計算書類に対する理事者の責任理事者の責任は学校法人会計基準 ( 昭和 46 年文部省令第 18 号 ) に準拠して計算書類を作成し適正に表示することにあるこれには不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類を作成し適正に表示するために理事者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる監査人の責任当監査法人の責任は当監査法人が実施した監査に基づいて独立の立場から計算書類に対する意見を表明することにある当監査法人は我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った監査の基準は当監査法人に計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために監査計画を策定しこれに基づき監査を実施することを求めている監査においては計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される監査手続は当監査法人の判断により不正又は誤謬による計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される監査の目的は内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが当監査法人はリスク評価の実施に際して状況に応じた適切な監査手続を立案するために計算書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討するまた監査には理事者が採用した会計方針及びその適用方法並びに理事者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類の表示を検討することが含まれる当監査法人は意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している監査意見当監査法人は上記の計算書類が学校法人会計基準 ( 昭和 46 年文部省令第 18 号 ) に準拠して学校法人関東学園の平成 30 年 3 月 31 日をもって終了する会計年度の経営の状況及び同日現在の財政状態をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める利害関係学校法人と当監査法人又は業務執行社員との間には公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない以上 19

資金収支計算書平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

資金収支計算書平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな資金収支計算書平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円となりました一方支出額は白島再開発中高新校舎 (Ⅰ 期 ) 完成に伴う施設設備関係支出の増加により