平成29年度　健康保険被扶養者資格確認（検認）　実施要綱

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1 平成 29 年 6 月 平成 29 年度 健康保険被扶養者資格確認調査 実施要領 目次 1. 実施概要 (1) 実施目的 1 (2) 調査対象者 1 (3) 実施手順 ( スケジュール ) 1 (4) 送付物 1 (5) 収入要件審査の考え方と主な提出書類の変更について 2 (6) 調書への住所印字について 3 (7) 調書の提出について 3 (8) 留意点等 4 2. 当組合から事業所宛てに送付する 検認経過一覧表 及び 通知書送付日程 6 3. 必要書類の具体例 (1) 調査対象者が 配偶者 ( 区分 A) 7 (2) 調査対象者が 子 ( 区分 C) 7 (3) 調査対象者が 父母等 ( 区分 D) 8

2 1. 実施概要 (1) 実施目的当組合では 健康保険法令及び厚生労働省の指導のもと 保険給付の適正化及び高齢者医療制度における支援金 給付金の適正化を目的として 事業主及び被保険者の皆様にご協力いただき被扶養者資格の確認調査を毎年実施しています (2) 調査対象者 ( 抽出対象年齢は 平成 29 年 4 月 1 日現在 ) 平成 29 年度の健康保険被扶養者資格確認対象者 ( 以下 検認対象者 という ) は 以下のいずれにも該当する方であり 調査対象者数は全体で約 13,000 名を予定しています 1 平成 27 年 12 月末日までの認定者 2 平成 29 年 7 月 1 日時点の在籍被扶養者 3 20 歳以上の配偶者 子 父母兄弟他 昨年度は 平成 28 年 10 月からの短時間労働者の適用拡大の影響を考慮し 配偶者の年齢を 60 歳以上に絞りましたが 今年度は配偶者の年齢を 20 歳以上とします 29 年度調査対象者内訳 ( 見込み ) 区分 続柄 年齢 A 配偶者 ( 夫 妻 ) 20 歳以上 8,000 名 (62%) C 子 20 歳以上 3,500 名 (27%) D 父母 兄弟 祖父母等 20 歳以上 1,500 名 (11%) (3) 実施スケジュール日にち 内容 調書の流れ 7/20( 木 ) 対象者調書発送 当組合 ( 委託先 ) 事業所 7 月下旬 ~ 配布 事業所 被保険者 8 月上旬 ~ 調書順次提出 被保険者 事業所 当組合 8/31( 木 ) 調書提出〆切 ( 事業所提出 ) 被保険者 事業所 9/11( 月 ) 〆切 ( 組合提出 ) 事業所 当組合 8 月中旬 ~ 削除通知書随時発送 当組合 事業所 被保険者 審査結果は 検認結果一覧 をはけんけんぽネットで配信 ( 毎週火又は水曜 ) (4) 送付物 1 調書 ( 対象者人数分 ) 調書のレイアウトは変更予定 サイズはA3( 両面印刷 ) を予定しています 2 発送用窓開き封筒 ( 対象者人数分 ) この封筒には差出人名の記載がありません 戻り郵便対応のため 事業所の名称 住所等 を必ず記載 ( 押印等 ) してください 事業所から被保険者宛ての郵送料金等は 事業所負担となりますので あらかじめご了承ください また 未着等防止の理由から 記録が残る方法での郵送をお勧めします - 1 -

3 (5) 収入要件審査の考え方及び主な提出書類の変更について 今年度から 収入審査の適正化と これに伴う提出書類の簡略化を図るため 以下のよう な変更をしました 収入要件審査の考え方 これまで ( 平成 28 年度 ) 今後 ( 平成 29 年度 ) 前年と今年の収入要件を審査 前年の収入要件を審査 収入要件審査に係る主な提出書類 これまで ( 平成 28 年度 ) 今後 ( 平成 29 年度 ) 所得 ( 課税 ) 証明書 これまでどおり必要 直近 3ヶ月分の給与明細の写し各種年金 ( 老齢 遺族 障害等 ) の直近の振込明細書の写し各種所得 ( 事業 不動産 株式等 ) の確定申告書と収支内訳書の写し 提出不要 ( ただし 審査の過程で追加提出をお願いする場合があります ) 1 提出不要 ( ただし 審査の過程で追加提出をお願いする場合があります ) 1 これまでどおり必要 別居時 ( 世帯分離含む ) の仕送り証明等 これまでどおり必要 1 追加提出をいただいた上で 年の途中から明らかに収入要件を超えていたと判断できる場合は 事実発生 日 ( 雇用開始日等 ) まで遡って削除になります 留意事項 住民票等 同居 別居の要件を確認する書類等はこれまでと同様とします 提出書類の簡略化に伴い 審査のスケジュールが全体的に 1 か月程度前倒しになることが想定されます それに伴い 不承認となった場合の削除通知は例年 9 月下旬に一斉送付していましたが 今年度からは審査完了後に随時発送させていただきますので ご留意ください - 2 -

4 (6) 調書への住所印字について事業所から被保険者宛てに速やかに郵送できるよう 調書記入欄の左上に 住所印字枠 を設けています この枠内に 提供いただいた住所データを利用して 住所 被保険者名 発行通番 記号番号 を印字します なお 住所印字を希望していない場合は 被保険者名 発行通番 記号番号のみ印字しますので 事業所において宛名ラベル等での対応をお願いします 通番 記番の印字例 発行通番事業所記号保険証番号 (5 桁 ) (4 桁 ) (8 桁 ) 計 17 桁 なお 住所データを提供いただく際 同性同名の違う方のデータを提出される誤りが見 受けられますので 記号番号 生年月日等確認いただきますようお願いいたします (7) 調書の提出について 提出期限 当組合への提出期限日 平成 29 年 9 月 11 日 ( 月 ) までに 総括票 及び 調書 を一緒にご提出ください 書類送付時のルール 1 調書は記号番号順に原本のみご提出ください 調書写し ( 控え ) を提出されても 確認印の押印 返送等を行うことができません 2 総括票は 調書提出の都度 必ず添付してください 総括票に件数を記入し 事業主印押印のうえ 調書 ( 保険証番号順 ) とセットでご提出ください 総括票は HP 加入事業所の皆さま>> 各種申請書 >> 適用関係 >> 健康保険被扶養者資格確認総括票からダウンロードできます 3 書類の紛失防止のため 調書の左上に添付書類がホチキス留めされているか確認の上 ご提出ください 4 調書提出時に 削除となった場合の保険証は 通常の返却時同様 保険証専用ポーチ に入れてご返却ください - 3 -

5 (8) 留意点等 1 扶養認定の運用変更に伴う留意点 昨年度の実施要領でも周知の通り 自営業者の収入 世帯 についての考え方を以下のとおり変更しています 自営業者の収入は 給与収入者と同様に 原則として 事業の総収入( 事業の規模 ) を元に判断しています ( 税法上の 所得金額 では判断しません ) 世帯についての住民票上の解釈( 住民基本台帳事務処理要領 ) は 居住と生計をともにする社会生活上の単位である とされています この解釈に基づき 世帯分離をしている方については 別居扱いとしています 詳細については 事務処理の手引き ( ページ ) をご参照ください 2 調書を紛失した場合再発行しますので 事業所担当者から適用課担当者までご連絡ください 3 氏名変更 ( 訂正 ) 等について調書での訂正はできません 別途 異動届 ( 訂正 ) をご提出ください 4 不足書類の提出について通常の扶養申請との区別及び紛失防止の点から 不足書類に直接赤書きで 記号番号 氏名 検認用 とご記入ください 5 添付書類の不足等によって 調書の提出が遅れる可能性がある場合当組合への提出期限 平成 29 年 9 月 11 日 ( 月 ) までに 可能な限りの書類 ( 調書 一部添付書類 ) をご提出ください また 当組合からも不足書類の督促通知を発送しています 当組合が指定した提出期日を過ぎても不足書類の提出が無い場合には 被扶養者資格を失います 6 検認期間中に 被保険者が資格喪失した場合被保険者が提出期限 ( 平成 29 年 8 月末 ) までに退職された ( る ) 場合は 調書の提出は不要です 7 調査対象者について 既に異動届 ( 削除 ) を提出している場合調書の上部余白欄に 異動届 ( 削除 ) 提出済 と記入してご提出ください 8 調書の提出がなかった場合資格確認ができないため扶養の状態にないとみなします 平成 29 年 9 月 1 日付で被扶養者の資格を失いますので 速やかに削除届を提出してください 法令により健保組合は 毎年一定の期日を定め 被扶養者資格の確認 調査 ( 検認 ) を行うことができるとされており 事業主及び被保険者は 必要な書類を遅滞なく提出しなければならないと定められています また 事業主及び被保険者は 正当な理由がなくて文書の提出を怠ったり 虚偽の申出や届出を行った時は 罰則規定により過料に処せられることになります ( 関連条文健康保険法施行規則第 50 条 / 健康保険法第 197 条第 1 項 2 項 / 健康保険法第 216 条 第 217 条 ) - 4 -

6 9 資格削除日の考え方 就職した場合 就職 ( 試用期間も含める ) した日 結婚 離婚した場合 結婚 離婚した日 別居した場合 別居した日 収入超過の場合 超えることが見込まれた月の1 日 死亡した場合 死亡した日の翌日 生計維持者変更の場合 生計維持者が変更となった日 書類督促後も未提出の場合 平成 29 年 9 月 1 日 10 削除に伴う配偶者の国民年金第 3 号の手続きについて配偶者が 他の社会保険加入以外の理由で被扶養者資格を削除となった場合は 国民健康保険等への加入を行うとともに 市区町村窓口において国民年金第 3 号から第 1 号への変更手続きが必要となります - 5 -

7 2. 当組合から事業所宛てに送付する 検認経過一覧表 及び 通知書送付日程 名称媒体内容送付日 進捗状況を発行通番で表示 検認経過一覧 [keika xls] ( 1) データ ( はけんけんぽ ネット私書箱 ) 調書の受付状況 審査状況 ( 受付 不足書類待ち 承認 or 削除等 毎週火又は水曜配信 ( 4) 毎週更新 ) 被扶養者調査票の不足 追加書類について ( 2) 被扶養者資格の確認について ( 削除通知書 )( 3) 紙被保険者宛案内通知書 ( 不足 追加 ) 8 月上旬より随時 紙被保険者宛削除通知書 8 月上旬より随時 ( 1) 検認経過一覧 ( イメージ ) 削除日発行必要続柄受付日 ( 申出削除通番書類日 ) 確定日 結果 備考 子 C 2017/7/ /8/5 承認 健保内での審 子 C 2017/7/ /8/5 承認 査が終了した 母 D 2017/8/1 日付です 妹 D 子 C 2017/7/ /4/1 申出削除 / 就職 母 D 2017/8/ 父 D 2017/8/5 8/6 不足通知 検認経過一覧 は全事業所の全対象者の状況を記載します 発行通番は 検認対象者一覧 でご確認ください ( 発行通番は調書に印字される 17 桁の数字のうち最初の 5 桁となります ) この番号は被保険者 組合 事業所担当者のみ判別ができます 何も記載が無い場合は未提出を指します 本人申し出による 扶養削除日 を 指します 不足書類案内通知の発送日等を記載します 不足書類が届き 審査が確定した場合は確定日欄に日付が記載されます 事業所には発行通番と対象者の照合ができるように あらかじめ 検認対象者一覧 を送信します 発行通番の続柄が同一の場合は 年齢が若い順に表示されます 表記の仕方は状況により上記イメージとは異なる場合がありますのでご了承ください ( 2) 被保険者にお渡しできるよう 被扶養者氏名や不足書類を記載します ( 3) 通知書は被保険者宛てに郵送いただき 事業所において保険証の回収をお願いします なお 削除対象者については 新たに異動届 ( 削除 ) の提出は必要ありません ( 4) 配信が不要な場合はご連絡ください - 6 -

8 3. 必要書類の具体例 (1) 調査対象者が 配偶者 ( 区分 A) ケース1 配偶者( 無職 / パート勤務 / 年金受給 ) 同居配偶者 配偶者の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 無職 / パート勤務 / 年金受給 ケース 2 配偶者 ( 年金受給 / パート勤務 ) 同居 被保険者に年金収入あり 配偶者 年金受給 / パート勤務 配偶者の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 配偶者の収入が 被保険者の給与収入の1/2 以上となるとき 被保険者本人の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 ケース 3 配偶者 ( 確定申告をしている自営業者 不動産収入等ある方 ) 同居 配偶者 確定申告をしてい る自営業者等 配偶者の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 配偶者の 平成 28 年分確定申告書 ( 控 ) の写し と 収支内訳書の写し (2) 調査対象者が 子 ( 区分 C) ケース 4 子 ( 無職 / アルバイト等 ) 同居 配偶者はパート 年金収入あり 子 無職 / アルバイト等 子の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 配偶者の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 - 7 -

9 ケース 6 子 ( 無職 / アルバイト等 ) 別居 配偶者は年金受給者 子 無職 / アルバイト等 別居 子の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 被保険者から子への送金証明 銀行の振込受領書写 又は 通帳写 ( 表紙の名前の記載部分と金額部分 ) 等 ( 平成 28 年 月分 ) ( 前年の送金実績を確認します ) 別居の子が学生の場合は 学生証写 ( 送金証明は不要 ) 配偶者の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 (3) 調査対象者が 父母等 ( 区分 D) ケース 7 母 ( 年金受給 ) 同居 被保険者と母の 2 人暮らし ( 父は死別 ) 母 年金受給 母の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 世帯全員の住民票( 続柄記載 ) ケース 8 父 ( 自営業 ) 同居 被保険者と父 妹 ( 会社員 ) の 3 人暮らし ( 母は離婚 ) 父 自営業 父の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 父の 平成 28 年分確定申告書 ( 控 ) 写 と 収支内訳書写 妹の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 世帯全員の住民票( 続柄記載 ) - 8 -

10 ケース 9 対象者は父 ( 年金受給 ) 母 ( パート勤務 ) 父母と被保険者は別居 父母と祖母 (75 歳以上 後期高齢者医療制度 ) の 3 人暮らし 父母年金受給パート勤務 父母とは別居 父の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 母の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 祖母の 平成 29 年度課税 ( 非課税 ) 証明書 被保険者から父母への送金証明 銀行の振込受領書写 又は 通帳写 ( 表紙の名前の記載部分と金額部分 ) 等 ( 平成 28 年 月分 ) ( 前年の送金実績を確認します ) 父母 祖母の 世帯全員の住民票 ( 続柄記載 ) 以上 - 9 -