Microsoft PowerPoint - ut-sympo01-pub.pptx

Size: px

Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint - ut-sympo01-pub.pptx"

りさこたておか
5 years ago
Views:

1 総合学術辞典フォーラム学問の危機と学問 2.0 日時 2009 年 5 月 9 日 ( 土 )13:00~17:00 会場東京大学本郷キャンパス福武ホール福武ラーニングシアター共催日本認知科学会 + 大学発教育支援コンソーシアム推進機構 Web 時代の学術情報の方向性を考える武田英明国立情報学研究所 takeda@nii.ac.jp 学術情報の担い手の一人私の立場国立情報学研究所学術コンテンツ研究開発センター長セマンティック Web の研究者人工知能知識共有システム Webにおける知識共有セマンティックWeb

2 本日のテーマ学術情報のセマンティックレイヤー構築情報モデルの変化情報における力の変化 Web 時代の学術情報の課題

3 インターネット以前情報における力の変化出版が支配的要素出版をできる組織が情報の支配インターネット以後出版は支配的要素でない支配力の相対化書き手 vs. 読み手誰でも参加者新しい力情報の流し手 ( 者 ) の台頭古典的情報モデル ( マスコミ ) マスメディア編集取材出版購読ユーザ

4 Web 2.0 的情報マスメディア編集取材出版投稿発行解釈創造購読 Web サイトブログタグコメント... ユーザ Web 2.0 的情報マスメディア編集取材出版投稿発行解釈創造購読 Web サイトブログタグコメント... ユーザ

5 Web 2.0 的情報マスメディア編集取材出版投稿発行解釈創造購読 Web サイトブログタグコメント... ユーザ Web 2.0 的情報マスメディア編集取材出版投稿発行解釈創造購読 Web サイトブログタグコメント... ユーザ

6 Web2.0 的情報学会, 会議, 学術誌編集委員会編集取材出版集める ( 選択する ) 創る公開する投稿発行解釈創造購読ユーザ情報活動としての Internet Distribute 流す Collect Create Donate 集める創る見せるネットワークを使って情報を操作する活動情報を集める : 検索エンジン (google, yahoo!, etc) の利用創る : ワープロ,HTMLエディタ etc. 見せる :WWW する : 検索エンジンによる収集

7 古典的情報モデル ( 学術情報 ) 学会, 会議, 学術誌編集委員会編集査読出版投稿購読論文作成ユーザ量への対応 Web 時代の学術情報の変化学問は黙っていても細分化電子出版の一般化出版がより容易に Web2.0 化 : オーソリティが価値を持たない cf. PageRank 論文はStanfordのTechnical Report 2000 以上のcitation ti 新しいへの対応検索メタデータオープン化システム連携

8 Ex. Medline papers p 新しい情報にむけてメタデータに基づく情報メタデータメタデータタ : データのデータデタ情報の意味の記述古くは図書館の書誌情報の記述をすることで情報を扱いやすくする新しいメタデータとそれに基づく情報セマンティックWeb! 情報の意味をメタデータ化この意味を用いた情報

9 何を記述するかメタデータに関わる問題タに関わる問題情報単位 : 論文書籍等概念 : 専門用語人 : 著者研究者どう構造化するかオントロジー社会ネットワークなにが同一かアイデンティティ管理オントロジーマッチングメタデータに関わる問題タに関わる問題 ( 続 ) どうやって記述するかセマンティック Web 技術言語 (RDFS, OWL), セマンティック検索いかに活用するかメタデータの公開メタデータ利用アプリケーション

10 NII の学術情報サービス情報における力の変化 Web 時代の学術情報の課題 CiNii( CN ( 論文情報ナビゲータ ) 2009 年 4 月 1 日に改装オープン国内最大級の論文検索エンジン : 約 1200 万件学協会誌紀要 NII 引用文献索引 DB NDL 雑誌索引 DB 機関リポジトリ J-STAGE / Journal@rchive (NEW!) 本文 PDF ファイルの提供 : 約 300 万件学協会誌紀要のみ他サービスへのナビゲーション

11 CiNii API / Metadata CiNii の機能の一部を外部に提供する対象検索機能書誌情報形式機械可読フォーマット (XML XHTML) 検索対応メタデータ対応タ対応オープン化システム連携アプリケーションサービスへの取り込み可能

12 CiNii API 検索機能書誌情報 OpenURL OpenURL SOAP Refer/BibIX OpenSearch Bibtex RSS 1.0 TSV Atom 1.0 RDF xfolk hatom OpenSearch 詳細検索への対応 XHTML / Feedでのレスポンス RDF セマンティックウェブ対応の書誌メタデータ <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <rdf:rdf xmlns:rdf=" > <rdf:description rdf:about=" ac <foaf:isprimarytopicof rdf:resource=" /> <dc:title> 情報爆発時代の研究基盤構想 : データマイニング次世代サーチなどの研究 ( 自動化: 推論, 発見, 学習, データマイニング及び一般 )</dc:title> <dc:creator> 安達, 淳 </dc:creator> <dc:publisher> 社団法人電子情報通信学会 </dc:publisher> <prism:publicationname> 電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 </prism:publicationname> <prism:issn> </prism:issn> <prism:volume>106</prism:volume> <prism:number>38</prism:number> s : u <prism:startingpage>29</prism:startingpage> <prism:endingpage>32</prism:endingpage> <prism:publicationdate> </prism:publicationdate> <dc:description>2006 年度から実質的に開始した科研費による大規模な共同研究情報爆発 IT 基盤の概要について紹介し何をねらって 5 年間に渡る研究を進めるかについて概要を述べる </dc:description> <foaf:topic rdf:resource=" /> %82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3" /> <dc:date> </dc:date> </rdf:description> <rdf:description rdf:about=" <foaf:maker> <foaf:person> <foaf:name> 安達, 淳 </foaf:name> <foaf:name xml:lang="en">adachi,jun</foaf:name> <con:organization> <foaf:organization rdf:about=" 9%80"> <foaf:name> 国立情報学研究所 </foaf:name> <foaf:name xml:lang="en">national Institute of Informatics</foaf:name> </foaf:organization> </con:organization>

13 リニューアルの成果 CiNii CN の実績と目標これまでの実績月間 200 万 PV( 06) 月間 1000 万 P( 08) 新 CiNii で行った施策月間 1 億 PV を可能にするインフラ構築 CiNii API の外部提供によるエコシステム構築今後の課題データの信頼性向上一般社会に向けた論文検索の付加価値向上

14 研究者リゾルバ - 日本の研究者の情報を集約するサービス研究者の ID に基づく総覧同姓同名問題の解決アイデンティティ管理科研費 DB や各大学の研究者 DB へのリンクシステム連携基盤現在 47 大学の研究者 DB をサポート論文検索サイトへのリンク CiNii Google Scholar nii オープン化システム連携研究者リゾルバ- 個別研究者ページ

15 科研費 DB(NII) 大学研究者業績 DB ( 例 : 京都大学 ) ReaD(JST) 研究者リゾルバ - 論文検索 CiNii (NII) 書籍検索 WebCat Plus (NII) 論文検索 Google Scholar KAKEN 科学研究費補助金の採択課題成果報告書データベース研究課題 : 約 56 万研究者 : 約 15 万科研費番号 =ユニーク ID 著者に基づく情報の再集約人に論文を紐づける著者らしさを推定する

16 KAKEN 研究課題と論文の紐づけ外部サービスの書誌情報とリンクする CiNii, CrossRef 研究課題に含まれない論文を同定するアイデンティティ管理外部書誌へのリンク情報学の広場 ( 仮称 ) プロジェクト情報学研究に関する学術コンテンツの保存と公開を促進し, 情報学研究の発展に寄与することを目的とする. ステップ 1( 昨年度開発 ) 学術論文を中心とした書誌コンテンツを登録公開できるシステムを提供する. 論文誌に加え, 研究会資料等 ( ホットなコンテンツ ) にも重点をおく. オープンアクセスコンテンツのみを対象とせず, 柔軟な認可課金機能を提供する. ステップ 2( 本年度開発 ) 書誌コンテンツだけでなく, マルチメディアコンテンツ ( サプリメンタルデータ ) を扱えるシステムを提供する. オントロジーをマネージメントするプラットフォームを提供する.

17 全体構成 ( 想定図 ) 情報学の広場ポータル統合検索サービス統合認証サービス学術集会カレンダー MLサービスアラートサービス VOサービス EJ サイト群サプリリポジトリ群情報系学会 1 サイト情報系学会 2 サイトマルチメディアコンテンツ用サイトオントロジ用サイト EJ システム : 国立情報学研究所が開発公開しているコンテンツマネージメントシステム :NetCommonsで動作するリポジトリシステム (WEKO) によるコンテンツ管理主たる機能一般ユーザ管理者ディレクトリサーチアイテムタイプ管理ワークフローキーワードサーチアイテム登録管理インポートメタデータ & 全文ツリー編集ログ解析ランキング閲覧 WEKOカスタム情報を支える基本要素メタデータに関わる問題何を記述するか情報単位 : 論文書籍等概念 : 専門用語人 : 著者研究者どう構造化するかオントロジー社会ネットワークなにが同一か TODO TODO アイデンティティ管理オントロジーマッチング TODO

18 各サービスにおけるオントロジーとの関わり CiNii 論文キーワード主題 Kaken 系分野細目表キーワード課題ごとのキーワード研究者リゾルバー研究者ごとのキーワード研究者ごとの分野 ( 各大学 DB など ) 専門分野リポジトリ専門分野オントロジーオンライン学術用語集学術研究データベースリポジトリ

21 総合学術辞典への期待多様なオントロジーの提供 ( サービス面 ) NII としての支援 NII サービスとの連携研究者のオントロジー構築への参加 ( 活動面 ) このループのきっかけとなること

Microsoft PowerPoint - 1) sparc.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 1) sparc.ppt [互換モード] 紹介 : 向輝ジャーナル論発信発ツール発 - CiNii と IR ( 機関リポジトリ ) のご紹介 - 国情報学研究所 (NII) 向輝国情報学研究所准教授次世代のウェブとコミュニケーションセマンティックウェブソーシャルウェブウェブがわかる本岩波ジュニア新書株式会社グルコース取締役インタラクション UIデザイン学術情報サービスとのかかわり学研究者としていちユーザ