2 ロゴマークの取扱いについて ( 取扱解説書 p.2) はじめに ロゴマークを 民間の方々に使っていただきたいということを狙ってルール ( ロゴマニュアル ) を策定した 一部の方によって規程と著作権法や商標法など関係法令が守られないと すべての方が使えなくなることにもなるので 利用に当たっては規

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1 高知家ロゴマーク説明会開催概要 日時 : 平成 25 年 8 月 1 日 ( 木 ) 14:05~ 15:05 場所 : 高知県工業技術センター研修室 説明要旨 説明者 : 高知県産業振興推進部参事 ( 高知家プロモーション推進担当 ) 伊藤博明 要旨中の資料名等について 次の通り略称を使用しています 規程 : 高知家 ロゴ及び表札イメージの使用に関する規程取扱解説書 : 高知家 ロゴマークの取扱いについて ( カラー刷り資料 ) ロゴマニュアル : 高知家ロゴ使用マニュアル公社 : 高知県地産外商公社 1 高知家 ロゴ活用に至った経緯高知県は少子高齢化で生産年齢人口が毎年 5 千人減っており 1 人当たり 300 万円を消費すると仮定すると毎年 150 億円の消費が消えている状況にある 県内の市場はどんどん縮小していくので 地産地消で地力をしっかり固めて県外に打って出て外貨を稼ごうとしている そうした中 県外に高知県の物産を売ったり 高知県に観光に来ていただこうにも 首都圏などでは まだまだ高知県の知名度は低い 全国的にもっと知ってもらい 好きになっていただくためのプロモーションを展開しないと 県外にモノを売っていけないし観光にも来てもらえないと考えて始まったのがこの 高知家 プロモーション その際 どの県も自然や美味しいものを 売り にしている中 高知県が他県に対して優位性を持てるものは何かを考えた時に 人間性がすごく良い 初めて会った人とも飲み会ですぐ友だちになれるという家族のように温かい県民性に着目して 高知家 のコンセプトは生まれた 家族のような温かさを PR することで高知県を知ってもらい モノを売っていき 観光に来てもらい 最終的には移住してもらうことを狙って 高知家 プロモーションを始めている このプロモーションは 6 月 4 日にスタートしたが 今年度限りで終わるものではなく 少なくとも何年かは事業として続けていくことにしている 県内でもピンバッジが非常に人気になるなど好評だし 全国的にも 高知家 が浸透してきており 今回 ロゴマーク等を民間の方にもどんどん活用していただいて 一つには 県民運動として盛り上げていってもらいたい もう一つには 県外に向けてモノを販売するに当たってロゴマーク等を活用して売上向上の一助になれば との思いで活用方策を調整し 公社が著作権を持ったうえで規程を整備して民間の方々が商業利用できるよう整理した 1

2 2 ロゴマークの取扱いについて ( 取扱解説書 p.2) はじめに ロゴマークを 民間の方々に使っていただきたいということを狙ってルール ( ロゴマニュアル ) を策定した 一部の方によって規程と著作権法や商標法など関係法令が守られないと すべての方が使えなくなることにもなるので 利用に当たっては規程等を十分守っていただきたい 重要! 広末涼子さんの画像はポスター チラシの背景画像も含めて県も公社も一切使うことができないのでご注意いただきたい ポスター チラシについても使用期限が来年 6 月 3 日までとなっており それ以降は人目につくような取り扱いは控えていただきたい ロゴマーク等の利用に関する基本的な考え方 ロゴマークの利用料は無料としている 地域活性化のために民間の商業利用も含めて利用することについて ロゴマークを作った事業者にご理解のうえ譲渡していただき無料となっている 著作権は大きく二つに分かれる 一つは 譲渡したり 契約によって販売したりできる財産的な著作権 もう一つは 作者に固有の著作者人格権 これは譲渡したりすることはできず 作者にずっと残るもので 例えば 作者の氏名を公表する権利 作ったものを変えてはいけない同一性保持権がある こういったこともあって この規程や関係法令等によらない使用があった場合は 使用の差し止めや使用者に対して商品等の物件等の回収等の措置を請求 必要に応じて関連法令等に基づき 公社の有する権利を行使 することとしている そういうことがないよう 関係法令や規程を守っていただきたい なお 色を変えたり変形したりすると 公社や県からではなく 著作者人格権を有する方から直接訴えられる可能性があるということ 相手は公社だけではなく もともと権利を持っている方もいるということを十分認識していただきたい ( 取扱解説書 p.3) 1. 使用できるロゴマーク等は限定されています! 使用できるロゴマーク等は大きく分けて 4 種類 という 文字 に高の 家紋 文字と家紋の組み合わせ そして 表札イメージ この 4 つが利用できるロゴマーク等ということになる 高知家ロゴ使用マニュアル の規定を遵守することが必要 としており 文字の色は黒しか使えない 表札の場合 ハンコの部分に赤を使うことはできると記載されている 7 月 24 日に記者発表した時にはこれしか使えなかったが 原著作権者と交渉して 例外として 白抜きの文字は承認していただいた その結果 文字としては 黒 白抜き 表札のハンコの場合には赤が使えるということになっている 2

3 また それぞれにアイソレーションエリアがあり 字体等の何分の1 以上のエリアには他のものは何も入れてはいけないことになっているので しっかり守っていただきたい それぞれのロゴによって最小の大きさが決まっており それより小さいものは使ってはいけないという規定があるので注意していただきたい ロゴの一部を切り取って使ったり タテヨコの比率を変更したり 黒 白抜き 赤以外の色を使用したりすると 著作者人格権を侵害する行為になるのでできないので十分注意していただきたい また ロゴマークを使ってピンバッジや表札などを作ると 単なる複製ではなく二次的著作物 ( 創作物 ) を作ることになる 例えば 饅頭にロゴマークの焼印を押して売っていただいてもかまわないが 立体的にするとどうしても多少変形すると思う そこは一定やむを得ないところではあるが 基本的には著作者人格権を尊重していただき 非常に難しいが 許容できる範囲でしっかりとお願いしたい どこまで許容できるかは作者の考えになるが ピンバッジや表札にするときにも必要最低限でお願いしたい 2. 使用上 使用者の制限により使用できない場合があります! 使用上の制限はよく見かける規定だと思うが 法令及び公序良俗に反する場合 第三者の利益を害する場合 特定の個人 政党 宗教団体を支援し 又は支援するおそれがあると認められる場合 風営法の第 2 条に定める営業 などについて使用上の制限をしている また ロゴ等の使用によって誤認又は混同を生じさせるおそれがあると認められるものにも認められない 暴力団に関係する方は使用できないと規定している ( 取扱解説書 p.4) 3. 使用目的により使用基準が違います! ( 1) 高知県の PR を目的とする場合 ( 販売しない場合 ) 高知県の PR や高知家プロモーションの PR を目的とし 商品を販売しない場合は 手続きはまったく必要ない 先ほどの使用上の制限に該当したり暴力団関係者でなければ 高知県を知ってもらう 好きになってもらうための PR については特段の手続きなくどんどん使っていただきたい 使用イメージとしては ホームページやパンフレットにロゴマークを表示する 旅館や飲食店などに高知家の表札を掲げてもらう 営業車両にロゴマークを貼ったり 旅行代理店の旅行商品のパンフレットに使用する場合 テレビ ラジオの番組タイトルに使用する場合など 自由に使っていただいて結構だが 当然 ロゴマニュアルなどの規程のほか関係法令等を遵守していただく必要がある ( 2) 商業利用 ( 商品やその包装または宣伝する広告 ) する場合商品そのもの 商品を宣伝する広告も含め 商業利用する場合には手続きが必要になる 手続きについては 規程で定めている使用届出書を提出していただくことになる 具体的には まな板や打刃物に彫り込む 扇子や手ぬぐいの柄にする といった商品にデザインとしてロゴを表示する場合 お菓子の箱に表札イメージを印刷して使う 饅頭やせんべいなどにロゴマークを焼印する といったことに使用する場合には届出をしていただく必要がある 3

4 1 表示等できる商品は限定されています! 基本的には 高知県産品あるいは高知県で加工 作られたものが対象となる これは基本的に公社が取り扱う商品と同じ規定にしている 具体的な品目で疑問がある場合には公社にお問い合わせいただきたい ( 取扱解説書 p.5) 2 事前の手続きが必要です! 使用届は事前に出していただくこととしている 届出書に 規程を遵守する 規程に反する場合には直ちに使用を中止し 回収等の措置を実施することを誓約 することを記載している また 公社の行う当該製品等の製造額 出荷額等についての調査には協力するものとする という点については 県としても初めての取組であり どれだけ効果があったのかを将来的に把握したいと考えているし その成果によって第 2 弾 第 3 弾が検討されていくと思うのでご協力をお願いしたい なお 製造額 出荷額等については個々の商品がどれだけ売れたかといった企業情報を公表するために集めるものではない 今回の手続きは届出となっており許可書や受理書を発行しないので 届出が受理されたかどうかを 例えば 受付番号 製造者名 商品名などを一覧表にしてホームページに掲載し確認していただこうと考えており そのための同意の文言を入れている ロゴ等は届出をした日から 最初に到来する 6 月 2 日までの間使用することができます ただし 毎年 4 月 2 日までに公社から通知がない場合は 使用の期間を 1 年間延長するものとします としている 著作者人格権の取扱いをどうするかをかなり議論した結果 著作権は譲渡するが毎年 3 月 2 日までに双方とも契約内容の変更の申し出をすることができるという条項が入れられた 3 カ月前までに申し入れをすると 状況によっては契約を なし にすることができるということ そのため 3 月 2 日までに相手方から何らかの申し出があった場合に その後に受け付けると 6 月 2 日まで使えることになるので止めておこうというもの ただし 3 月 2 日までに双方から何の申し出も無い場合は すぐにホームページ等でお知らせして受付を再開するという形にしたい 4 月 2 日までに公社から何の通知も無ければ 1 年継続することになる 一般的な使用であれば届出を出してから 6 月 2 日までが使用期間だが 4 月 2 日までに何も無ければ次の 1 年また使うことができる その翌年も同様 という形にしている 届出内容に変更があれば変更届の提出をお願いする 届出時には商品が出来ていないので絵などが添付されると思うが 使用に係る商品等が完成したら完成見本 ( 写真 コピーでも可 ) を公社に提出していただきたい 届出無しに商業利用していた場合は 使用の差し止めや商品の回収をお願いすることになるので十分注意をしていただきたい 万が一 次の 6 月 2 日で使えなくなるということが生じた場合は 4 月 2 日までにはわかるので 2 カ月間で在庫の商品を処理していただきたいし 我々も 在庫の商品については使わせてほしいと協議していくつもりだが 届出無しの違反での回収については在庫があっても回収していただくことになるので この点については十分注意をお願いする 4

5 3 目的外使用や権利譲渡は禁止されています! 目的が変われば変更届あるいは新たに届出を出していただきたい 二次的著作物の権利については譲渡または転貸することができないと規定している ピンバッジやストラップなどの二次的著作物を作った際には 新しい著作権が発生するが もともとロゴマークの著作権を持っていた方の権利が 2 分の 1 残る それに対して利用料を要求されたりすることはないが 他人に譲渡したり貸したりすると権利関係が複雑になるので禁止している ( 取扱解説書 p.6) ロゴマークの使用方法については以下を推奨します! 商品名の一部または全部にロゴマークを使用することはできない 例えば 饅頭とそのまま商品名にロゴマークを使うことはできない 例にあるように ( の食卓 ) 銘菓 といった形で使っていただきたいと考えている 饅頭を認めてしまうと同じ商品がどんどん出て来て市場が混乱する可能性があるのでそうした使い方はできないこととしている どうしても商品名の一部にロゴマークではない 高知家 の文字を使用したい場合は 業者名または屋号の次に高知家 その後に商品名の順で 同じ字体で同じ大きさの文字を使用して 全体が一つの商品名だとわかるような場合だけ使用できることとしている 4. その他以下の点についても確認してください! この規程によってロゴを使用する場合 届出に要した費用や使用に係る経費は自らの負担とし 公社は負担しない また 公社や県は使用によって生じた何らかの損害について責任を負わないので自己責任でお願いする 特に注意していただきたいのは 県と公社の場合で ロゴマニュアルと違った使い方をしている場合があり得るということ 今後も 様々なプロモーションを行うに当たってマニュアルと違った使い方をする可能性があるが 規程としてはそのような使い方はできないので 県や公社がやっているから構わないということにはならないので十分注意していただきたい また 他人がやっているから大丈夫というのも控えていただきたい 目的や社会的影響力によって重い軽いが出て来る 個人的に PR 目的で使っているものと月産何万箱と作っているものとでは影響力が全然違うので 他人がやっているからかまわないではなく マニュアルの規定に沿ってしっかりと対応をお願いしたい 届出の受付については 県庁の 3 階の地産地消 外商課の中にある公社の高知事務所のみで受け付けている 届出には押印が必要で FAX や e メールでは対応ができないので郵送か持参でお願いしたい 5

6 事前質問への回答 ロゴシールを名刺に貼ってよいか 収益事業でない募金箱や募金グッズに使用可能か 建設現場での看板やシートにロゴマークを入れてよいか 就職セミナーの DM や就職情報誌 学校の HP や入学パンフにロゴを入れることは可能か PR なので手続きなしで使っていただける ただしロゴマニュアル等の規程は遵守していただく必要がある 店舗ごとに届出をする必要があるか 会社で一括して届出をすれば店舗ごとに届出をする必要はない ロゴ等を使用している企業を知りたい 届出を HP で公表するので確認を ユズの個包装のフィルムへの印刷は可能か 高知県産のユズであれば届出をしていただければフィルムへの印刷は可能 当日質疑概要 木製品を作る際に木にロゴマーク等を焼き付けると 焦げ茶色になる ( 黒色にならない ) が 原則を言えば黒く墨を入れていただきたいが できるだけ濃くしてもらえれば 原著作権者との契約が更新されない場合でもその年の 6/2 までは使用可能か 使用可能 届出日から次の 6/2 までは使用可能 原著作権者との契約が更新されない場合に PR 利用につき使用届を出しておらず ( 通知が来ないので ) 知らずに 6/3 以降も使用すると何らかの措置をされるのか 高知家プロモーションを今後展開しようとする中で PR 利用できないと大変なことになるので使用制限がかかるのは商業利用で秩序なく使われるようになった場合などを想定している そもそも PR 利用については自由に使ってかまわないとされていた 高知家ファミリー募金に協力して入手したピンバッジを購入金額に応じたノベルティをして配ることは可能か 自由にしていただいて結構 募金で入手していただいても良いし 別途事業者が作成したものを買って配ってもよい 会場に置いている表札はどこで手に入るのか 県内の木製品の加工事業者などに作成を依頼していただければ ノベルティをして配るために作るのであれば届出不要 表札を作って販売しようとすると届出が必要 宿泊プランの販売 イベントは PR として届出不要でよいか 旅行用商品の販売パンフレットなどにロゴマークを使う場合は PR としている 写真の上にロゴを入れる時にアイソレーションエリアの中に後ろの写真の要素が入る のは構わないか ( 説明会では後ほど個別に回答するとし 下記趣旨により回答済 ) 不明瞭にならなければ 白抜きであっても 黒色の字であっても アイソレーションエリアに背景として写真が入り込んでいてもかまわない ロゴマークの大きさに小ささの制限はあるが大きさに制限はないか 大きいほうの制限はない 6