AGC Lacobe1806.indd

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1 ラコベル R プリュム R 施工要領書 施工の前に この度は AGC をご採用いただきましてありがとうございます この商品を正 しく安全に施工していただくため 施工前には この要領書をよくお読みの上 正しく作業を行って ください 安全にお使いいただくために この施工要領書に示した注意事項は安全に関する重要な内容です 人身事故や財産の損害を未然に防止するため 次のような絵表示をしています 内容をよく理解して本文をお読みください Index 注意 この表示を無視して 誤った取り扱いをすると 人が傷を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています この記号は行為を強制したり指示する内容を告げる物です 必ず行っていただく事 を示しています この記号は 禁止行動 を示しています 安全にお使いいただくために 1 仕様 / 部材 部品一覧表 2 設計 施工上の要点 / 注意事項 の施工について 3 下地の確認 3 の割り付け計画 専用部材 ( 見切り材 目地材 ) 使用の場合 4 目地をシーリング仕様とする場合 5 の加工基準 5 の切断加工 6 保管に関する注意 6 持ち運びに関する注意事項 7 内装一般壁 施工前の確認と準備 1. 事前の確認 8 2. 墨出し ( 割り付け墨 ) 8 3. 貼り付け準備 両面テープを使用して施工する場合 9 接着剤を使用して施工する場合 9 4. の取り付け準備 10 施工手順 1. 端部カバー材ベースの貼り付け のセット 目地材の取り付け 枚目以降のの貼り付け 入隅の取り付け 出隅の取り付け 端部カバー材カバーの取り付け 見切り材取り付け 施工後の確認 16 キッチン周り キッチン周り ( 加熱機器廻り ) への施工 参考構成図 割り付けの基本と注意 割り付け前の確認 18 割り付けの基本 19 専用部材 ( 見切り 目地 入隅 出隅 ) の使用方法 20 注意 本製品はガラス製品につき取り扱いの際は十分ご注意ください 本商品は屋内専用です 屋外使用はできません 屋内使用でも直射日光が長時間当る場所への使用は避けてください 従来のカラーガラス ( ラコベルなど ) やミラーの施工方法では施工できません 必ずの施工方法に従って施工してください 浴室などの温度の高い場所 結露しやすい場所での使用は避けてください ストーブなどでガラスが極端に加熱される場合 熱割れ 加工材料の劣化 の原因になりますので 極端に加熱される場所への使用はできません ビス 釘などによる施工はできません カケ クラックの原因となります 突き付け施工はできません 必ず目地材またはシーリング材 ( すき間 3mm以上 ) をご使用ください 曲げ加工はできません 商品の施工については必ず本説明書に従ってください 以下に該当する低温環境下では施工しないでください 1 両面テープでの貼り付けの場合 10 以下 2 接着剤での貼り付けの場合 5 以下 清掃する際は 傷が付かないように きれいな水やぬるま湯を浸した きれいな柔らかい布やスポンジなどで軽く拭いてください スポンジの堅い部分の使用や強く擦ることは避けてください 仕上に きれいな布でから拭きをしてください 洗剤を用いる場合は 水やぬるま湯で薄めた中性洗剤を用い 仕上げ段階で良く拭き取ってください 溶剤 ( シンナーなど ) などの薬品はお使いにならないでください お願い 建築基準法 火災予防条例などの法令 法規に従って施工してください 接着剤 両面テープは弊社指定 推奨品 (P2 参照 ) のものをご使用ください 周囲の壁や床を傷つけないよう保護マットなどで養生してください 衝撃を与えたりに負担のかかる持ち方をすると割れるおそれがあります 取り扱いには十分ご注意ください 施工する前に 輸送時にガラスに破損 傷がないか 確認をお願いします その後の責任は負いかねますのでご注意ください 1

2 手袋 保護めがね接着剤推奨品仕様 / 部材 部品一覧表 商品仕様 品名目地材見切り材 エンド材 入隅材端部カバー材セット 1 出隅材 用途目地 見切り端部材 入隅 目地端部カバー材出隅 姿図 品番 LPE001 LPE002 LPE LPE005 サイズ 容量 L=2410 mm L=2410 mm L=2410 mm L=2410 mm カラー 品名分類呼び寸サイズ ( mm ) 定寸 原寸 別売り施工部材 ( 推奨品 ) 貼り付け用 目地用 別売り施工部材 専用部材 アルミ部 : クリアアルミ部 : クリア樹脂部 : ホワイト ブラック グレー 樹脂部 : グレー ( 樹脂部分は露出しません ) ブラウン ベージュ 1:LPE003 と LPE004 はセット販売となります 梱包入り数 段ボール ( 枚 / 箱 ) パレット ( 枚 / パレット ) 3 8( 尺 ) ~2 枚 1~20 枚 3 6( 尺 ) ~2 枚 1~20 枚 2 3( 尺 ) ~8 枚 1 枚 ~ 最大 最小 品名 充填剤シリコーン系シーリング材 ( オキシム型 ) 必要な工具 準備するもの 1 枚 ~ 1 枚 ~ 別売り施工部材品名サイズ 容量標準施工量 両面テープ ATX-1003( 厚み 0.05 mm ) または DCX-1018( 厚み 0.13 mm )(3M ジャパン ) EW-514( 厚み 0.14 mm )( 日東電工 ) 接着剤 カバー LPE mm幅 100 mmピッチ エコエコボンド不燃化粧材用接着剤 SE-1( アイカ工業 ) 333ml/ 本 10g/ m2以上 ~ 30g/ m2以下 POS シールマルチライトグレー ( セメダイン ) 333ml/ 本 10g/ m2以上 ~ 30g/ m2以下 DOW CORNING 758( 東レ ダウコーニング ) 333ml/ 本 10g/ m2以上 ~ 30g/ m2以下 SE5006 シーラント ( 東レ ダウコーニング ) 333ml/ 本 10g/ m2以上 ~ 30g/ m2以下 接着剤仕様の場合は 下地壁材 ( 石膏ボード ケイカル板など )(P3 参照 ) へ塗布してご使用ください 上記推奨品の両面テープ 接着剤以外のご使用はお控えください 不燃材番号 接着剤の組み合わせは当社ホームページを参照ください 出荷形状 : 矩形のみ エッジ処理 : サンダーにて面取り ベース LPE003 H&H 超硬オイル硝子切り 2~8 mm TC-15 ( 三共コーポレーション ) すべり止め 傷防止ゴムの付いたガラス用定規 特専 M 型ロング中型 ( OLFA) 超極薄中ロング刃 0.2 mm厚品番 201B PVAジスクオフセット型砥石 粒度 320( アイオン ) 6200JSM18-40 フレキシブルダイヤモンドハンドラップ (3M) #400 以上 万能電工はさみ PRO FM (FUJIYA) すべり止め付手袋 LPE005 ご使用の場合 スーパー X ゴールド ( セメダイン ) ガラスカッター (2 mmガラス切断 ) ガラス切断用定規 カッター ( 樹脂カット用 ) 面取用砥石 はさみ ( 部材カット用 ) 面取用砥石は 推奨品より粒度が粗いものを使用した場合 ガラス強度が低下することがあります 2

3 設計 施工上の要点 / 注意事項 の施工について 貼り付けは推奨の両面テープ 接着剤 (P2) をご使用ください 従来のカラーガラスやミラーの施工方法では施工できません 下地用両面テープ / 下地用接着剤樹脂カラーガラス 従来のカラーガラスやミラーの施工方法両面テープセキスイボンド #75Mなど鏡 お願い 両面テープ施工の場合は壁とすき間なく貼ってください 壁 壁 すき間がある は垂直 または上向き壁面に施工してください 天井 壁壁壁 垂直上向き下向き天井 お願い 必ず下辺を支持してください 支持部は 6 mm以上の出巾木 アングルなど 出巾木支持部は6 mm以上 アングル支持部は6 mm以上 出巾木 アングルなど 下地の確認 施工可能な下地 下地材 施工方法 石膏ボード ケイ酸カルシウム板 亜鉛メッキ鋼板 ステンレス鋼板 直貼り施工 施工に適さない下地 ご注意 下地材の選定と構造の作成は建築基準法や火災予防条例などの法令 法規に適合する様に行なってください 石膏ボードをご使用の場合は 内装制限部位 ( 不燃認定が必要な部位 ) は不燃下地の対象となる 12mm以上の石膏ボード 内装制限部位でない場合は9mm以上の石膏ボードが推奨です 壁紙 クロス下地の場合は支持力が期待できないため 取り付け部分 ( 接着部分 ) の壁紙などをハガす必要があります は下地材へ圧着施工をしますので 下地の精度が仕上がりの良否に影響します 凹凸や不陸がないよう調整してください 不燃指定箇所で 下地材がステンレス鋼板の場合 両面テープ (ATX-1003) での施工としてください 下地材は各メーカーが推奨する施工要領に則って施工してください 上記の下地でも化粧材の施工部分に塗装などの仕上げが施されると接着不良によるハガレが発生する可能性があるのでご注意ください 湿気を帯びた下地 ALC 躯体 RC モルタル壁面 ラワン合板 塗装面 壁紙 クロス面 化粧面 施工に適さない下地の場合 必ず石膏ボードを貼ってください 3

4 の割り付け計画専用部材 ( 見切り材 目地材 ) 使用の場合 割り付けは P5 の加工基準を遵守の上 ご計画ください 割り付け時の注意 下地材の目地との目地が重ならないように割り付けてください 突き付け施工はできません 目地材を使用するか シーリング目地 ( 目地幅 =3mm以上 ) としてください 出巾木 (6mm以上) の上 またはそれに相当する支持部品の上に施工してください B 部 E 部 廻り縁 A 部 D 部 C 部 のサイズが 200 mm以下の場合は専用部材 ( 見切り材 / 目地材 ) のフィンを切り落と F 部 し 接着剤にて貼り付けてください ( 図参照 ) カッターなどで切り落とす 出巾木 A 部 ( 目地 ) 目地材 LPE001 B 部 ( 入隅 ) 見切り材 LPE002 C 部 ( 出隅 ) 出隅材 LPE005 見切り材 LPE002 D 部 ( 見切り ) E 部 ( 見切り ) 端部カバー材 LPE F 部 ( 出巾木 ) 厚さ 6 mm以上の出巾木をご使用ください 出巾木 4

5 の割り付け計画目地をシーリング仕様とする場合目地部のシーリング 3mm以上マスキングテープ シーリング材 ヘラ マスキングテープを貼り 付け 奥までしっかりと シーリング材を注入する ヘラなどを用いて 余分な シーリング材を掻き取る マスキングテープをゆっ くりと内側にハガす 入隅部のシーリング シーリング材 マスキングテープ シーリング材 シーリング材 の加工基準 現場での穴あけや切り欠きなどの加工はできません 当社の出荷形状は矩形のみとなります の穴あけや切り欠きなどの加工は クラックの発生や強度の低下を招きますので 避けてください 切り欠き 穴あけ 切り欠き コーナーカット 上図のような斜切は可能 5

6 の切断加工 は切断加工する ことができます 注意 作業に当たっては 必ず手袋 保護メガネを着用してください 加工した角部で切創する可能性があるため 必ずカット断面を面取用砥石 (P2 参照 ) などで角部を面取りしてください 1 ガラスに切り線を入れる 切断位置に定規を合わせ ガラスカッタ - で切り線を入れます 切り線は最初から最後まできっちり入れてください すべり止め付定規だと作業がしやすくなります ガラスカッター 定規 2 ガラスの切断 切り線を開くように 山折りに曲げて ガラスを折ります 山折りに曲げて折る 3 樹脂層の切断 樹脂層を軽く折り曲げた状態で 残った樹脂部分にカッターを入れて樹脂層を切り離します 切断面がひとしい角度となるよう カッターの刃は斜めに当てて切断してください カッターの刃に接着剤が付いた場合は エタノールなどで拭い取ってください カッター 4 切断面の処理カットした角部で手を切る可能性があるため PVAジスクオフセット型砥石またはダイヤモンドパットなどで角部を面取りしてください カッターの刃 等しい角度 ガラス 角部を面取りしてください 樹脂 保管に関する注意 立置き 平置きとします 在庫保管は 直射日光や雨のあたる場所を避け できるだけ乾燥した場所を選んで 破損 汚れのないように注意して保管してください 立置き 緩衝材当て板 平置き ガラスがたわまないように置いてください 緩衝材 立掛け すき間をあけずに並べる ロープ掛け 緩衝材 敷板 85 程度 6

7 持ち運びに関する注意事項 注意 本製品はガラス製品につき取り扱いの際は十分ご注意ください 運搬 作業時にはすべり止めの手袋を着用するとともに 保護メガネを着用してください 周辺部は養生してください作業現場の周辺部や家具などには 傷つけたり ガラスの破損を避けるための養生をしてください 立てて持ち運んでください持ち運ぶ際にはがたわまないように 立てて持ち運んでください 緩衝材を敷いてください床などに置く際はエッジ部分が金属などと接触しないよう 緩衝材の上に置いてください 養生 立てて運ぶ 立てかける場合は たわまないように できるだけ垂直に 緩衝材 大サイズの場合は 2 人作業で 大サイズの場合は 2 人作業で立てて 持ち運んでください 平持ち禁止 たわませる 揺する 振り回すことは 避けてください 持ち上げ時のご注意 の一部を支点にして持ち上げないでください 引きずらないでください 角あてしないでください 鋭角な器物との衝突や角当ては損 傷の原因となります 1500mm以上の場合は補助材をサイズ 1500mm以上の場合はたわみ防止のため 補助材を取り付けて持ち運びしてください 補助材 (P10 参照 ) 7

8 内装一般壁 施工前の確認と準備 構成図 ( 参考例 ) 見切り材 (LPE002) 端部カバー材ベース (LPE003) 端部カバー材カバー (LPE004) 目地材 (LPE001) 見切り材 (LPE002) 出巾木 出隅材 (LPE005) 1. 事前の確認 確認事項施工可能な下地材 (P3) である壁面は水平 垂直である壁面に不陸はない下地に浮きはない下地にゴミ ほこり 汚れはない下辺は巾木等で支持される当施工要領書を確認した施工手順動画を確認した 対応方法 No. 石膏ボード等施工可能な下地材 (P3) に施工してください No. 補修が必要です No. 1 mm以上の段差 5 mm以上の不陸がある場合 補修が必要です No. タッカーなどで補修します No. 下地のゴミ ほこり 汚れが著しい場合接着不良の原因となります 中性洗剤などで汚れを除去し 乾いた状態にしてから施工を始めてください No. 必ず下辺を支持してください 支持部は 6 mm以上の出巾木 アングルなど No. 施工前には この要領書をよくお読みの上 正しく作業を行ってください No. ラコベル特設サイト / ブラインドラインナップ内参照 2. 墨出し ( 割り付け墨 ) 基本墨 ( 陸墨 通り芯など ) を確認し 基本墨を基準に 施工図面より取付墨を出し 施工個所の下地にの割り付けを行ってください 割り付けの際 下地の目地との目地が重ならないようにしてください 8 下地目地 目地 下地目地 目地

9 3. 貼り付け準備両面テープを使用して施工する場合 裏面の樹脂面に両面テープを貼ります 端部から20mmを開け 25mm幅の両面テー プを100mmピッチで 両端部から中央に追って貼り付けます 下地材 (P3 参照 ) または ピッチ調整が必要な場合は 中央部で 100 ~200 mmの範囲にして調整してください 圧着が十分でないと剥離テープ側に粘着剤 が残り充分な接着ができません 下地材にきちんと接着させるため 両面 テープをハガす際に 糊がしっかり定着して いるかご確認ください 定着していない場合は 固い板などで押さ え付けしっかり定着させて 剥離紙をハガし てください 両面テープ貼り付け位置 禁止 10 以下の環境下では 接着強度が低下するため 施工しないでください 裏面 ( 樹脂面 ) に貼る場合 圧着作業硬い板 ( アルミ材等 ) をお使いください 貼り付けた後 貼り付けた両面テープを固い板などで 1 本ずつ樹脂面に押し付けるようにしっかり定着させます 推奨 : アルミ不等辺 L アングル 25~30 樹脂面が圧縮変形する程度にしっかりと圧着してください 樹脂面 軽く押さえただけではしっかり圧着しない ( 樹脂面が圧縮形していない状態 ) 樹脂面 40 t3 20 接着剤を使用して施工する場合 下記の注意事項を厳守して 施工可能な下地材に接着剤の塗布を行ってください 接着剤塗布の注意点 100~200 mmピッチに塗布してください 1 ヶ所あたり 0.4g 以下が目安となります 塗布量が少ない場合ハガレなどの原因とな ります 貼り付けた後 均一に押さえて貼り付けてく ださい 必ず 下辺を支持してください 支持部は 6 mm以上の出巾木 アングルなど 接着剤の養生期間中は梱包テープなどで仮 押さえしてください 接着剤塗布後 10 分以内に貼り付け圧着して ください 5 C 以下の環境下では施工しないでください 接着剤塗布パターン例 出巾木 9

10 4. の取り付け準備 ポイント の貼り付け手順を決める 貼り付け 目地材取り付け を繰り返して取り付けます は接着後の調整はできませんので スタートのを決め 順番に貼っていきます 縦貼り例 入隅部 端部カバー材カバー (LPE004) 端部カバー材ベース (LPE003) 目地材 (LPE001) 出隅部 注意 接着後に位置の調整はできません 位置の確認をしてから貼り付 見切り材 (LPE002) けてください 注意 本製品はガラス製品につき取り扱いの際は十分ご注意ください 作業に当たっては 必ず手袋 保護メガネを着用してください 入隅材 (LPE002) 出隅材 (LPE005) 出巾木 ポイント 運搬 取り付け時のたわみ防止 補助材の製作 サイズ1500mm以上の場合は たわみ防止のため 補助材をの両端部に取り付けて施工してください サイズ2410mmの場合は 1800~2000mm程度が目安となります 製作した補助材の接着力などは 予め確認してからご使用ください 補助材を外す時に ガラス面を傷つけないよう ご注意ください 補助材の貼り付け の表面に補助材をセットし 両側を梱包テープで貼り付けます 製作した補助材の接着力などは 予め確認してからご使用ください 補助材を外す時に ガラス面を傷つけないよう ご注意ください ガラス面側に取り付ける補助材 補助材の例 1500 以上 150 梱包テープ ハンドル ( 市販品 ) R T A6063S-T5 相当 L A6063S-T5 相当 緩衝ゴムなど底面に貼り付け M6 ボルトナットで結合 10

11 本手順は 参考例に従って標準的な手順を施工手順示しています 1. 端部カバー材ベースの貼り付け 横貼り例 入隅部 端部カバー材カバー (LPE004) 端部カバー材ベース (LPE003) 天井面または廻り縁下に端部カバー材を使用する場合 ラコベルプリュ ム取り付け後では施工できません 予めベース材を両面接着テープで貼り付けておきます 目地材 (LPE001) 出隅部 見切り材 (LPE002) 天井面または廻り縁下面 端部カバー材ベース (LPE003) 端部カバー材ベースの切断寸法は下図を参照ください 入隅材 (LPE002) 出隅材 (LPE005) 出巾木 入隅部 出隅部 端部カバー材ベース (LPE003) の運搬 取り付け作業 サイズの大きいの 運搬 取り付け作業は 2 人で行ってくだ さい 1 両面接着テープの貼り付け 天井面または廻り縁下面に合わせて両面接着テープを貼り付けます 廻り縁 両面接着テープ 2 端部カバー材ベースの貼り付け 天井面または廻り縁下面から 3 mm空けて端部カバー材ベースを貼り付けま す ( 厚さ 3 mmの介物などを利用します ) 端部カバー材ベース (LPE003) 11

12 説明図は縦貼りですが 横貼りも同様の要領で施工します 2. のセット 注意 接着後に位置の調整はできません 位置の確認をしてから貼り付けてください 1 施工位置確認のため 両面テープをハ ガす前にを仮当てし 位置と寸法を確認します 2 両面テープの剥離紙をハガします 下地材に貼った場合 に貼った場合 を立てて 両面テープ の剥離紙をハガします 剥離紙 剥離紙 3 墨出しした貼り付け位置に をセットします 中央部に浮きが発生しないように 端部から一定方向を決めて貼り付けます 端部からランダムに押さえると 浮きや歪みがでるおそれがあります 4 補助材を使用している場合は 下地材に接着後 補助材を外します 5 両面テープの接着部をしっかり押さえ 下地材と十分圧着させてください ガラス面を傷を付けないようご注意ください 圧着の際に 図のように一定方向を決めて貼り付けると 歪みが少なく綺麗に貼ることができます たて基準 下辺基準 注意 特に下部や上部など 圧着し忘れないように 端部までしっかり押さえて圧着してください 12

13 1 目地材のカット 目地材は端部カバー材 ベース下端までを実測し カットします 端部カバー材ベース (LPE003) ベース (LPE003)目地材 (LPE001) 2 目地材の取り付け の側面に 目地材のフィンを押し込みます ツメ 目地材の取り付け その際 目地材のツメ部がのエッジに掛かるようにし と目地 材の間にすき間が生じないように密着させてください 目地材のフィンを に密着させる の背面に差し込む 端部カバー材 ベース (LPE003) 目地材 3. (LPE001) フィン 端部カバー材 目地材 (LPE001) カット寸法 WL WL 4.2 枚目以降のの貼り付け 2 枚目以降のも 目地材の間にすき間が生じないように密着させながら 1 枚目と同様に貼り付けます ポイント はできるだけ浅い角度でセットします はできるだけ浅い角度で壁面に当て 目地材のツメに掛かるように押し込んでから壁面に接着するときれいに施工できます 深い角度で押し込みますと 目地材との間にすき間が生じたり 傾くおそれがありますのでご注意ください 目地材 (LPE001) ツメ 13

14 5. 入隅の取り付け 入隅には見切り材 (LPE002) を使用します 両面接着テープ 見切り材 (LPE002) 1 入隅材 ( 見切り材 (LPE002)) のカット入隅材は端部カバー材カバー (LPE004) 下端でカットします 端部カバー材カバー (LPE004) 下端までの寸法は端部カバー材ベース (LPE003) 上端から10.5mm下がった位置になります 端部カバー材ベース (LPE003) 端部カバー材カバー (LPE004) 2 取り付け壁面に両面接着テープを貼る入隅材取り付け壁面に両面接着テープを貼ります 3 入隅材を貼り付ける入隅材の保護テープを外し コーナー部に合わせて貼り付けます 4 の取り付け 入隅材のコーナーに合わせて を取り付け ます 見切り材 (LPE002) 両面接着テープ 見切り材 (LPE002) 見切り材 (LPE002) 入隅部 14 入隅部

15 6. 出隅の取り付け 出隅部 1 の取り付け 出隅コーナーに合わせて を取り付けます 出隅部 出隅部 2 出隅材 (LPE005) のカット出隅材は端部カバー材カバー (LPE004) 下端まででカットします 端部カバー材カバー (LPE004) 下端までの寸法は端部カバー材ベース (LPE003) 上端から10.5mm下がった位置になります 端部カバー材カバー (LPE004) 端部カバー材ベース (LPE003) 出隅材 (LPE005) 出隅材 (LPE005) 3 出隅材 (LPE005) の貼り付け 出隅材の内側に接着剤(P2 参照 ) を塗布してください 接着剤は はみ出ないよう ヘラなどで均一にしてください 出隅コーナーにセットしてに圧着します 接着確認後保護テープは外してください 接着剤 出隅材 (LPE005) 7. 端部カバー材カバーの取り付け 端部カバー材カバー (LPE004) 1 端部カバー材カバーのカット 端部カバー材カバーの切断寸法は下図を参照ください 入隅部 端部カバー材カバー (LPE004) 出隅部 2 端部カバー材カバーの取り付け 端部カバー材カバーをベースに押し込んでセットします 端部カバー材カバー (LPE004) 端部カバー材ベース (LPE003) 15

16 8. 見切り材取り付け 1 見切り材 (LPE002) のカットと切り欠き見切り材 (LPE002) は端部カバー材カバー ( LPE004) 上端までの実測寸法でカットします この時 セット時にフィンが見切り材ベースと交差する部分を切り欠いてから使用します 2 見切り材 (LPE002) の取り付けの側面に 見切り材のフィンを押し込みます と見切り材の間にすき間が生じないように密着させてください 目地材交差部分の切り欠き 目地材が交差する場合 は 交差部分の目地材の フィン部分を切り欠いてか らご使用ください 見切り材 (LPE002) 端部カバー材カバー 見切り材 (LPE002) 目地材 見切り材 フィンの切り欠き 切断寸法 フィン 目地材が交差する場合はフィン部分を切り欠く 9. 施工後の確認 確認事項 1 確認事項 2 を貼り付けた後 しっかり圧着させたか (P11 確認 ) が下地材にしっかり接着されているか吸盤にて確認 対応方法 NO. 対応方法 両面テープの接着部を 布などを使用してしっかり押さえつけ 下地材と十分圧着させてください 特に下部や上部など 圧着し忘れ無いように端部までしっかり押さえて圧着してください 下地材にしっかり接着されたか 吸盤 ( 直径約 40mm ) をガラス面に貼り付けて引っ張り ガラスが浮かないか確認してください しっかり接着されていない場合は 再度圧着してください 動画を参照してください 吸盤 (φ40 mm ) 16

17 キッチン周り ( 加熱機器周り ) への施工 注意 火気設備の周囲に施工する場合は 防火上の規制に従ってください コンロの周囲の壁面構造は各自治体の火災予防条例などにより規制されます 各自治体の規制に従った構造としてください 業務用コンロや調理器具に近接する部位には使用しないでください 加熱された鍋類が直接に触れる事が無いようにしてください 施工上の注意を合わせてお読みください 下地は 不燃材料 ( 石膏ボード等施工可能な下地材 (P3 参照 )) を使用してください 弊社指定の両面テープ または接着剤を使用してください (P2 参照 ) 遮熱板を使用する際は 各自治体の火災予防条例等により規制されることがあります 確認の上 使用してください また 規制に従った構造としてください 1. 参考構成図 ( ) 内寸法はガスコンロ : 間口 750 mmの場合 [ ] 内寸法は IH ヒーターの場合 [ ] は IH 製造メーカーの指定する値 レンジフード ウォールユニット 加熱機器 フロアユニット の施工 の貼り付けは P9 3. 貼り付け準備 に従ってください 取り扱い上の注意 キッチンユニットを設置する際は に強くぶつけないように注意してください 固くとがったものでガラス面に衝撃を与えた場合 破損するおそれがあります のエッジ部分に強い衝撃があった場合 破損するおそれがあります 17

18 み込み寸D 法2. 割り付けの基本と注意 割り付けは P5の加工基準を遵守の上 ご計画ください 割り付け前の確認 は不燃認定取得製品ですが 火気設備の周囲に施工する場合は 熱割れ 防止のため 一定の離隔距離とのみ込み代 ( 後方 :60 mm以上 / 側方 :100 mm以上 ) が必要です 火気設備の種類に応じた離隔距離とのみ込み代をお守りください 事前に下記のチェックリストをご活用ください ビルトインコンロ ビルトイン IH 据置型コンロ A B C D A B C D コンセント又はガス元栓 バックガードがある場合 のみ込寸法 D : 後方 60mm以上側方 100mm以上バックガードの上端からラコベル プリュムの下端までの寸法 バックガードがない場合 のみ込寸法 D : 後方 60mm以上側方 100mm以上ワークトップの表面からラコベル プリュムの下端までの寸法 の上にねじ止めはできません ユニット固定ねじ位置がに掛からないことをご確認ください チェックリスト 1 以下の条件に適合すれば の施工が可能です 2 以下の条件に適合しない場合は 自立式の遮熱板をご使用ください 離隔距離 A B C ビルトインガスコンロコンロ間口 :600mmコンロ間口 :750mm A:150mm以上 B:150mm以上 C:100mm以上 A:75mm以上 B:75mm以上 C:100mm以上 ビルトイン IH A:B:C:150 製造メーカーの指定する値mm以上の据置型コンロ 後方 1 側方 1 60 mm以上 60 mm以上 60 mm以上 60 mm以上 mm以上 100 mm以上 100 mm以上 100 mm以上 1. 必要なのみこみ寸法 D は後方 60 mm以上 側方 100 mm以上です バックガードがある場合はバックガードの上端から の下端までの寸法 バックガードがない場合はワークトップの表面から の下端までの寸法 の上にねじ止めはできません ユ ニット固定ねじ位置がに掛からな いことをご確認ください 2. の切り欠き 穴あけはできません コンセント ガス栓位置はの下端 より下に設置してください 以上の条件を満たしても直接炎がに当た らないようにご注意ください 遮熱板を使用する場合 が高熱にさらされると 熱割れ のおそれがあります コンロ前では の端部から 150 mm以上隠れるような遮熱板 ( ステンレス板 ) を設置してください ( 正面 側面 ) 遮熱板は に全面接着させないでください 18

19 割り付けの基本 コンロ部縦断面 レンジフード 1 2 コンロユニット ユニット部縦断面ウォールユニット 3 4 フロアユニット 1. 目地処理 突き付け施工はできません シーリング目地 ( 目地幅 =3mm以上 ) としてください 目地材 見切り材はコンロ周りでは使用しないでください 2. コンロ周りの割り付け コンロ周りのの幅は 離隔距離 A+コンロ間口 + 離隔距離 B 以上とします ワークトップより 600mmの高さまでは目地を入れないでください (IHの場合は800 mm以上 ) 離隔距離に目地を入れると熱割れの危険性があります のみ込み代 ( 後方 :60 mm以上 / 側方 :100 mm以上 ) が必要です 指定値以下ですと熱割れの危険性があります の切り欠き 穴あけはできません (P5 参照 ) 3. 桟木 ( 現場調達 ) の上端 下端部分に桟木 ( 厚さ6mm以上 ) を設置してください 4. 廻り縁 出巾木 ( 現場調達 ) 出巾木は厚さ6mm以上を設置してください 1 レンジフード部 2 コンロユニット上部 3 ウォールユニット下部 4 フロアユニット上部 に接触しないようにしてください ( 長期荷重防止 ) 19

20 専用部材 ( 見切り 目地 入隅 出隅 ) の使用方法 目地 目地材 LPE001 見切り材 LPE002 見切り材 LPE002 端部カバー材 LPE003/004 見切り 目地材 LPE001 入隅 見切り材 LPE002 出隅 出隅材 LPE005 お問い合わせ AGC 株式会社ビルディング 産業ガラスカンパニーカスタマーセンター ( お問い合わせ受付時間 / 平日 9:00~12:00 13:00~17:00) ( ナビダイヤル 全国一律市内通話料金 ) PHSの場合は におかけください