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ともみかみいしづ
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1 事業性評価書. 動産評価鑑定書. 知財ビジネス評価書. 売掛債権評価書特定非営利活動法人日本動産鑑定

2 目次事業性評価書評価の基本的事項. 評価対象. 評価の前提条件. 評価時点 4. 評価方法 5. 利害関係と縁故関係の有無. 動産評価鑑定書 ( 本評価書では該当事項はありません ). 知財ビジネス評価書 Ⅰ 背景と目的 Ⅱ エグゼグティブサマリー Ⅲ 評価結果の一覧 Ⅳ 詳細評価結果市場動向知的財産の保有状況技術力の評価 4 価値評価 5その他. 売掛債権評価書 ( 本評価書では該当事項はありません ) 8

3 銀行御中 ( 案件名 : 株式会社 ) 事業性評価書発行年月日発行番号平成年月日 8-XX-YYYY- 特定非営利活動法人日本動産鑑定 -4 東京都中央区日本橋蛎殻町 -9-5 水天宮北辰ビル6F 理事長久保田清ご依頼の知的財産評価について以下のとおりご報告申し上げます. 動産評価 ( 本評価書では該当事項はありません ). 知財ビジネス評価評価方法 5 軸評価総合評価結果 (7/ポイント) 注 ) 本評価では金額換算は行わず経済的価値を評価いたします. 売掛債権評価 ( 本評価書では該当事項はありません ) 9

4 評価の基本的事項. 評価対象平成年月日に電子メールにて銀行より受領した知的財産権の資料. 評価の前提条件 () 事業性評価 ( 知的財産権の評価 ) は融資判断及び融資金額または担保の設定金額を決定するための基準となるものではなくあくまでも評価時点における情報を提供するものである () 知的財産の評価について評価対象企業が現在保有する知的財産 ( 特許意匠商標学術論文など ) を中心に想定される事業に対し複数の評価観点を総合してポイント制による加点評価を行う. 評価時点評価時点平成年月日 ( ヒヤリング実施日 )

5 4. 評価方法 () 知的財産権の評価について (5 軸評価 ) 5 軸評価とは評価対象となる知的財産を活用する事業に対して 5 つの観点で評価軸を設定し各軸項目計 5 項目で加点評価を行う方法以下に示す 5 軸を設定して評価を行った市場動向知的財産の保有状況 ( 種別件数ステイタス等 ) 技術力の評価 ( 評価対象となる知的財産の種別に応じて設定 ) 価値評価 ( 評価対象となる知的財産の種別に応じて設定 ) その他 ( 顧客の要望に応じて設定 ) 5. 利害関係と縁故関係の有無株式会社と当法人との間には利害関係及び縁故関係は一切ない

6 . 知財ビジネス評価書評価者パナソニック IP マネジメント株式会社コンサルティング部部長瀬川香寿 Ⅰ 背景と目的 [ 背景 ] 日本産業再興プランの柱として中小企業小規模事業者の革新が位置づけられるなかで地域金融機関を中心に融資先企業の事業内容や成長可能性などを適切に評価 ( 事業性評価 ) し解決策を検討提案して必要な支援を行うことが求められている [ 目的 ] 本評価により特に特許を中心とした知的財産を対象製品の市場や技術トレンドなどの視点で分析し株式会社様の事業や成長可能性を評価する一助とする

Ⅱ エグゼグティブサマリー総合評価結果ランクここでは評価結果の総計とポイントに応じたランクを星印で視覚化しています市場動向 6 ポイント

外展開などを評価します技術力の評価類似の技術または製品を展開する競合他社とベンチマークを行います価値評価評価対象の知的財産権の質を評価いたします

技術力の評価ここでは 5軸の視点で評価した結果をレーターチャートで表示することでバランスの良否を視覚化していますコメントここでは

7 Ⅱ エグゼグティブサマリー総合評価結果ランクここでは評価結果の総計とポイントに応じたランクを星印で視覚化しています市場動向 6 ポイント２７３０ 5 4 評価概要市場動向知的財産権が関係する市場の動向を分析します知的財産の保有状況保有している知的財産権の種別や出願の継続性海外展開などを評価します技術力の評価類似の技術または製品を展開する競合他社とベンチマークを行います価値評価評価対象の知的財産権の質を評価いたしますその他販路開拓等販路開拓や提携先可能性など今後の事業展開に役立つ簡易分析を行いますその他販路開拓等知的財産の保有状況価値評価技術力の評価ここでは 5軸の視点で評価した結果をレーターチャートで表示することでバランスの良否を視覚化していますコメントここでは本評価書で分析した評価対象企業様の強み弱みから今後の事業展開におけるアドバイスや提案等を記載いたします特定非営利活動法人日本動産鑑定パナソニックIPマネジメント株式会社

8 Ⅲ 評価結果の一覧評価指標詳細項目評価結果ポイント市場動向知的財産の保有状況ここでは次ページ以降の評価結果のまとめを記載しています各評価指標で設定した項目の詳細項目毎に評価結果を簡潔に記載しています技術力の評価 ( 特許を中心に ) ポイントは評価対象外を - と表記評価を実施すればポイントさらに好意的評価で追加ポイントの計ポイントを満点としています価値評価詳細項目でポイント各評価指標毎に項目の詳細項目を設定しているため 5 軸の評価指標でポイントが満点となりますその他 ( 販路開拓等 ) 注 ) 評価対象外は - と表記評価対象はポイントとし好意的評価でさらにポイントを追加いたします注 ) 価値評価に関して金額換算ではなく経済価値評価を行います総合評価ポイント 7/ 4

Ⅳ 詳細評価結果１市場動向詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています経済活動別国内総生産国内総生産林業製造業製材木製品獲得ポイント５６単位億円年度 H 年度 H 年度 H4 年度 H5 4年度 H6 4,86,769 4,75,787 4,75,7 4,79,87 4,869,88 56,556

経営の現況林家の保有山林面積最近のトピックス木材曲げ圧縮データの公平性を担保するため可能な限り官公庁のデータを引用いたします今後の林業経営についての意向出典林野庁森林林業政策の現状と課題についてより一部抜粋特定非営利活動法人日本動産鑑定パナソニックIPマネジメント株式会社時期内容日経産業新聞 7/5/

相手先ブランドによる生産供給を始める新潟県工業技術総合研究所と共同で薄い木でも割らずに曲げられる技術を開発加工の自由度が高まるため様々な需要が見込新聞記事等からトピックスを抽出めると判断した木村和久社長は曲げ加工をすることで金属やプラスチックの代用品として使え木の温かみをもった付加価値の高いデザインを作れると話す日本経済新聞

9 Ⅳ 詳細評価結果１市場動向詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています経済活動別国内総生産国内総生産林業製造業製材木製品獲得ポイント５６単位億円年度 H 年度 H 年度 H4 年度 H5 4年度 H6 4,86,769 4,75,787 4,75,7 4,79,87 4,869,88 56,556 54,57 57,98 56,886 56,66 7,8 7,7 7,66 7,998 8,47 中大規模木造建築の市場予測グローバル日本再興戦略に林業の成長産業化が明記国産材の直交集成板 CLT の普及木材輸出の促進セルロースナノファイバ CNT の利用促進など市場が活性化出典内閣府国民経済計算より出典森林の管理経営の現況林家の保有山林面積最近のトピックス木材曲げ圧縮データの公平性を担保するため可能な限り官公庁のデータを引用いたします今後の林業経営についての意向出典林野庁森林林業政策の現状と課題についてより一部抜粋特定非営利活動法人日本動産鑑定パナソニックIPマネジメント株式会社時期内容日経産業新聞 7/5/ 木製家具を手掛ける木曽アルテック長野県塩尻市は広葉樹を材料に使う雑貨類の生産を年内に始める広葉樹は針葉樹に比べて固くて曲げにくいが木目が濃くて高級感を出しやすい独自開発した曲げ加工の技術で弁当箱やコップを作り東京や京都の自社ショールームや雑貨店で販売する日本経済新聞 6//8 木材加工販売のストーリオ新潟県は木材加工品のOEM 相手先ブランドによる生産供給を始める新潟県工業技術総合研究所と共同で薄い木でも割らずに曲げられる技術を開発加工の自由度が高まるため様々な需要が見込新聞記事等からトピックスを抽出めると判断した木村和久社長は曲げ加工をすることで金属やプラスチックの代用品として使え木の温かみをもった付加価値の高いデザインを作れると話す日本経済新聞 /5/5 プレス機メーカーのアミノ富士宮市網野雅章社長が独自技術を生かし新事業の本格展開に乗り出した木材の圧縮加工技術は東京都立大現首都大学東京機械工学科の教授らと共同開発した県産のスギヒノキヒバなどをプレス機で半分程度の厚みに圧縮し高圧高温処理して形状を固定させる圧縮した木材は加工前に比べ表面硬度が約倍曲げに対する強さが約倍に高まるという 5

10 99 年 994 年 995 年 996 年 997 年 998 年 999 年年年年年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年年年年年 4 年 5 年出願件数 Ⅳ 詳細評価結果. 知的財産の保有状況獲得ポイント 5/6 (+) (+) 詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合は (+) を文末に記載しています種別と保有状況種別総件数有効件数備考特許件件内登録件海外特許の保有状況 ( 各国展開 : 登録件数 ) 海外への特許出願はなし参考 ( 意匠 : 登録有効分 ) 実用新案件件直近の出願はなし意匠件件有効分はにかかるもので他社との共同創作商標件件内登録件 ( 特許実用新案 ) 検索データベース :Patent SQUARE( パナソニック社 ) 検索日 :7 年 8 月日国内特許の出願状況 ( 商標 ) 検索データベース :J-PlatPat( 特許庁 ) 検索日 :7 年 8 月日登録第号全体意匠登録第号部分意匠登録第号部分意匠意匠意匠意匠出願年登録第号部分意匠登録第号部分意匠 6

Ⅳ 詳細評価結果３技術力の評価詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています販売販売高百万円 A 参考資本金百万円対象セグメント有効特許件数件 B A/B 百万円/件基本情報自社権利化意欲他社牽制力特許の位置づけ技術課題全体飛騨産業尾州木材工業アミノコシイプレザービング,, 全体 5, 5 全体 7, 全体

回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) 早期審査件数る特許の保有件数や保有特許の注目度など 4 割合 ( 8.7% ) (.% ) (.% ) (.% ) (.% ) 分割件数を相対的に比較いたします有効特許出願件数有効特許出願(審査中)件数割合 (.6% ) (.% ) (.% ) (.% ) 面接記録回数 6 (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) 件数当たり (.

11 Ⅳ 詳細評価結果３技術力の評価詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています販売販売高百万円 A 参考資本金百万円対象セグメント有効特許件数件 B A/B 百万円/件基本情報自社権利化意欲他社牽制力特許の位置づけ技術課題全体飛騨産業尾州木材工業アミノコシイプレザービング,, 全体 5, 5 全体 7, 全体プレス機器等,5 5,, 9 全体, 総特許出願件数 6 5 審査請求件数 4 審査請求率 88.8% 5.%.%.%.% 登録査定件数登録査定率*.%.%.%.%.% 6 5 評価対象企業様の保有特許または技術分野単独保有件数 9 4 の特許の集合を作成共同保有件数審査官引用自社回数 6 数社の競合他社を抽出し事業規模に対す件数当たり (.7回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) 早期審査件数る特許の保有件数や保有特許の注目度など 4 割合 ( 8.7% ) (.% ) (.% ) (.% ) (.% ) 分割件数を相対的に比較いたします有効特許出願件数有効特許出願(審査中)件数割合 (.6% ) (.% ) (.% ) (.% ) 面接記録回数 6 (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) 件数当たり (.7回/件数 ) (.回/件数 ) 審査官引用他社回数件数当たり情報提供回数件数当たり包袋閲覧回数件数当たり 9 (.5回/件数 ) (.回/件数 ) 5 (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.68回/件数 ) (.回/件数 ) (.% ) 4 (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.回/件数 ) (.5回/件数 ) (.回/件数 ) 7/8/までの公報データが検索対象検索式特許分類キーワード検索期間検索日検索データベース抽出件数 Fターム有効分 7年8月日 Patent SQUARE Panasonic社 47件特定非営利活動法人日本動産鑑定パナソニックIPマネジメント株式会社技術課題 Fターム審査経過情報項目評価対象企業様の保有特許がどのような技術課題に注目されたものかを競合他社と比較いたします有効権利数特許の位置づけ課題の先進性技術課題 Fターム競合他社比較分類獲得ポイント６６上グラフで比較した技術課題に関して出願年から着目した時期の早晩を比較いたします出願年 7

12 権利範囲 ( 特許出願 4 件 ) Ⅳ 詳細評価結果 4. 価値評価獲得ポイント 6/6 (+) (+) (+) 詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合は (+) を文末に記載しています権利者情報 ( 主要製品加工技術 ) 登録番号発明の名称権利者備考特開 (5/7/ 出願 ) 権利範囲飛騨産業公開特開飛騨産業公開 (5// 出願 ) 特許第 (9/8/7 出願 ) 特許第 (5/4/8 出願 ) 特許第 4488 (998/9/ 出願 ) 特許第 (997/9/ 出願 ) 評価対象企業様が保有する知的財産権に関して所有者 ( 権利者 ) の視点で評価いた飛騨産業藤澤します鐵工所いす加工方法等飛騨産業飛騨産業飛騨産業棚橋光彦評価対象企業様が保有する特許に関してシ圧縮木材ステム装置製品部品製造方法用途など特許の対象範囲の広さを評価いたします格子状材その他 ( 植物由来等 ) 単板 ( 製造方法含む ) 登録 ( 権利有 ) 登録 ( 権利有 ) 登録 ( 権利有 ) 登録 ( 権利有 ) 4 5 公報件数 4 権利継続審査中出願のみ取下げ拒絶失効権利の活用性特許第 : の発明侵害立証性代表図課題請求項解決手段評価希望の知的財産権 ( 特許等 ) を読み込み権利範囲の広さや残存期間侵害立証性の有無などから質を評価いたしますなどから特許の活用性に関する評価を行いま評価対象企業様が保有する特許を読み込み権利範囲を狭める記載の有無他社使用時の立証の容易さ権利の残存期間す 8

Ⅳ 詳細評価結果５その他販路開拓等獲得ポイント５６詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています新規用途の探索これまでの評価結果をもとに強み弱みを整理します用途 Fタームより抽出 SWOT分析 - -5 6- -5 6-5 床材 9 家具用建材用 86 内装材 85 79 有機高分子材料 6 建材 56 建具用 6 交通流通運送用車輪やステアリン

13 Ⅳ 詳細評価結果５その他販路開拓等獲得ポイント５６詳細項目毎に結果を記載好意的評価の場合はを文末に記載しています新規用途の探索これまでの評価結果をもとに強み弱みを整理します用途 Fタームより抽出 SWOT分析床材 9 家具用建材用 86 内装材有機高分子材料 6 建材 56 建具用 6 交通流通運送用車輪やステアリングホイールなどパーティクルボードファイバ音響用楽器用 4 評価対象企業様の保有する技術の特徴や特家具以外の家庭用具インテリ性から転用可能性のある技術や製品を特許食事用具食器調理用具情報から分析いたします電気製品 8 5 公報件数 5 協業先の探索検索式特許分類キーワード検索期間検索日検索データベース抽出件数 Fターム概念検索等有効分 7年8月日 Patent SQUARE Panasonic社 47件特定非営利活動法人日本動産鑑定パナソニックIPマネジメント株式会社対象特許様被引用特許発明の名称特許第96867 特開等5件同上特開5-57 権利者オリンパス評価対象企業様が保有する特許に関して審特許第48875 特開4-56 大和ハウス工業査や出願時等における他社からの引用情報国立研究開発法人同上技術課題や解決方法の類似性から協業候特開9-79 森林総合研究所補可能性の企業を抽出いたします岐阜県有アイジャパン 9

Microsoft Word - 【6.5.4】特許スコア情報の活用

Microsoft Word - 【6.5.4】特許スコア情報の活用 Q 業界における自社および競合他社のポジショニングを確認する際など様々な場面で特許情報分析を行うことがあるが特許の量的側面 ( 件数 ) のみではなく特許の質価値的側面からの分析ができないだろうか? 1. 特許の質価値を機械的客観的定量的に評価した情報として提供される特許スコア企業の知的財産戦略の策定にあたり業界における自社および競合他社のポジショニングを確認する際など様々な場面で特許情報分析を行うことがあるが