Cisco UC Integration for Microsoft Lync 10.6 管理ガイド

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1 初版 2015 年 02 月 26 日 シスコシステムズ合同会社 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン タワー お問い合わせ先 シスコ コンタクトセンター フリーコール 携帯 PHS含む 電話受付時間 平日 10:00 12:00 13:00 17:00

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3 目次 概要 1 Cisco UC Integration for Microsoft Lync 1 マニュアル リソース 2 コミュニティ リソース 2 導入アーキテクチャの概要 5 導入アーキテクチャ 5 導入の計画 7 ハードウェア要件 7 ソフトウェア要件 8 ネットワークの要件 9 サポートされるコーデック 11 電話機 ヘッドセット およびカメラ 11 Expressway Mobile and Remote Access の展開 13 Cisco AnyConnect 14 シングルサインオンを使用した導入 14 シングルサインオンの要件 15 シングルサインオンおよびリモートアクセス 16 クライアント内の SAML SSO の有効化 16 サービス検出について 17 クライアントによるサービスの検索方法 18 Cisco UDS SRV レコード 19 音声およびビデオのパフォーマンス参照 20 Cisco Options Package ファイル 24 ディレクトリ統合 24 EDI ディレクトリ統合 25 UDS ディレクトリ統合 27 サポートされる LDAP ディレクトリ サービス 28 iii

4 目次 ドメインネームシステムの設定 28 QoS の設定 29 Cisco Media Services Interface 30 DSCP 値の設定 30 Cisco Unified Communications Manager のポート範囲 30 SIP プロファイルでのポート範囲の指定 30 クライアントによるポート範囲の使用方法 31 DSCP 値を設定するオプション 31 グループポリシーを用いた DSCP 値の設定 32 ネットワーク内の DSCP 値の設定 32 証明書検証の設定 35 必要な証明書 35 認証局により署名された証明書の取得 36 証明書署名要求の形式と要件 36 証明書のサーバ識別情報 37 クライアントコンピュータのルート証明書のインポート 37 サーバのセットアップ 39 セットアッププロセスの確認 40 環境にディレクトリを追加する 40 サービスプロファイルの作成 41 ソフトフォンデバイスの作成 42 CSF デバイスの作成 42 ビデオデスクトップ共有 43 セキュア電話機能のセットアップ 44 セキュリティモードの設定 44 電話セキュリティプロファイルの作成 45 電話セキュリティプロファイルの設定 45 CSF デバイスの設定 46 証明書設定の指定 47 ユーザへの認証文字列の提供 48 セキュア電話の詳細 49 デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 52 iv

5 目次 デスクフォンデバイスの作成 53 デスクフォンビデオの設定 55 デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 57 ビデオレート適合の有効化 57 共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化 58 デバイス設定に対する RTCP の有効化 58 CTI サービスを追加する 59 CTI サービスの適用 60 URI ダイヤルの有効化 60 URI と電話番号の関連付け 61 URI を使用した電話番号の自動入力 61 ディレクトリ URI の検証 61 URI を使用した電話番号の設定 62 ディレクトリ URI パーティションの関連付け 63 連絡先の解決のための SIP 要求における FQDN の有効化 63 コールピックアップ (Call Pickup) 64 コールピックアップグループの設定 66 電話番号の割り当て 67 他のコールピックアップ 68 他のコールピックアップの設定 68 ダイレクトコールピックアップ 69 ダイレクトコールピックアップの設定 69 自動コールピックアップ 70 自動コールピックアップの設定 71 Hunt Group 71 回線グループ 72 回線グループの設定 72 ハントリスト 73 ハントリストの設定 73 ハントリストへの回線グループの追加 74 ハントパイロット 75 ハントパイロットの設定 75 v

6 目次 ユーザの関連付けに関する設定 75 TFTP サーバアドレスオプション 77 デバイスのリセット 77 CCMCIP プロファイルの作成 78 ダイヤルプランのマッピング 78 ダイヤルルールの発行 79 Cisco WebEx ミーティングの統合 81 Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導入環境向けの会議の設定 81 Cisco WebEx Meeting Center による認証 81 [ インスタントWebExミーティング (Instant WebEx Meeting)] メニューオプションの無効化 82 クライアントでの会議クレデンシャルの指定 82 クライアントのインストール 83 インストレーションの概要 83 コマンドラインの使用 85 コマンドライン引数 86 サポートされる言語 90 MSI の再パッケージ化 91 カスタムインストーラの使用 92 カスタムトランスフォームファイルの作成 94 グループポリシーを使用した導入 94 カスタムプレゼンスステータス 96 Cisco Media Services Interface 97 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール 99 設定 (Configuration) 101 グローバル設定ファイル 101 グループ設定ファイル 101 設定ファイルの要件 103 導入の設定 105 グループ設定の作成 106 グローバル設定の作成 107 TFTP サーバの再起動 108 vi

7 目次 設定ファイルの構造 109 クライアントパラメータ 110 ディレクトリ属性マッピングパラメータ 111 ディレクトリ接続パラメータ 112 ディレクトリクエリーパラメータ 115 連絡先の写真の取得 120 連絡先の写真のパラメータ 121 連絡先の解決 123 電話パラメータ 124 ポリシーパラメータ 126 ボイスメールパラメータ 129 Internet Explorer ポップアップパラメータ 129 自動更新の設定 132 問題レポートの設定 133 カスタム埋め込みタブ 134 カスタム埋め込みタブの定義 134 ユーザのカスタムタブ 136 カスタムアイコン 136 UserID トークン 137 JavaScript 通知 137 カスタムタブでのコールイベントの表示 138 カスタム埋め込みタブの例 139 設定ファイルの例 139 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング 141 設定の問題 141 ディレクトリ統合の問題 144 ADSI のエラーコード 144 音声 ビデオ およびデバイスの問題 144 vii

8 目次 viii

9 第 1 章 概要 Cisco UC Integration for Microsoft Lync, 1 ページ マニュアル リソース, 2 ページ コミュニティ リソース, 2 ページ Cisco UC Integration for Microsoft Lync Cisco UC Integration for Microsoft Lync は Microsoft Lync から Cisco Unified Communications へのア クセスを提供する Microsoft Windows デスクトップ アプリケーションです このソリューション は Cisco Unified Communications の多様な各種機能へのアクセスを提供することにより Microsoft Lync のプレゼンス機能とインスタント メッセージ機能を拡張します 拡張される機能には ソフ トフォン標準ベースのビデオ ユニファイド メッセージング 会議 デスクフォン制御 電話プ レゼンスなどがあります Cisco UC Integration for Microsoft Lync の主な機能は次のとおりです Cisco Precision Video エンジンを使用してビデオ コールを発信および受信します Cisco Unified Communications Manager 経由で電話を発信および受信します Microsoft Lync 連絡先リストとのドラッグ アンド ドロップおよび右クリックの統合 Microsoft Lync とのインスタント メッセージングおよびプレゼンス機能の統合 コール中の無音 保留 および転送 ソフトフォンとデスクフォンのモード選択 不在着信 発信 および受信の通信履歴 着信コールのオーディオおよびビジュアル通知 アドホック会議 ビジュアル ボイスメール 1

10 マニュアルリソース 概要 Internet Explorer Microsoft Outlook および他の Microsoft Office アプリケーションからの Click to Call 機能 連絡先リスト メッセージ交換 または Microsoft Lync のインスタントメッセージングセッションからの Cisco WebEx ミーティングの開始 Expressway Mobile and Remote Access サービス検出 マニュアルリソース このマニュアルについて本書は 次の作業を実行するのに役立つ情報を提供します 正常な展開を計画する 展開環境をセットアップする アプリケーションを設定および導入する サポートされている環境およびソフトウェアを確認する 音声 ビデオ およびネットワークの要件を確認する その他の資料 追加情報については Cisco UC Integration for Microsoft Lync マニュアルおよびサポートサイトを参照してください このサイトにアクセス可能です : unified-communications/uc-integration-tm-microsoft-lync/tsd-products-support-series-home.html Cisco Virtualization Experience Media Engine のマニュアルおよび資料は 次の場所からアクセスできます : コミュニティリソース シスコでは サポート担当者とやり取りしたり 製品についてディスカッションしている他のコミュニティのメンバーに参加したりすることができるさまざまなコミュニティリソースを提供しています シスコ製品のカンバセーションおよび共有サイト 機能 ライセンス 統合 アーキテクチャ 課題などをディスカッションしている他のコミュニティのメンバーに参加します 役立つ製品リソースとベストプラクティスを共有してください 2

11 概要 コミュニティリソース シスコサポートコミュニティ IT のインストール 実装 および管理の質問については シスコサポートコミュニティにアクセスします シスコサポートおよびダウンロード 豊富な製品サポートリソースを見つけ アプリケーションソフトウェアをダウンロードし 製品およびバージョンに基づいて不具合を発見します シスコエキスパートコーナー シスコエキスパートとやり取りしたり 共同作業したり 開発したり 共有したりします シスコエキスパートコーナーとは さまざまなエキスパートがコミュニティに寄与するリソース ( ビデオ ブログ ドキュメント Web キャストなど ) の集まりです 3

12 コミュニティリソース 概要 4

13 第 2 章 導入アーキテクチャの概要 導入アーキテクチャ, 5 ページ 導入アーキテクチャ 導入図 次の図は 一般的なCisco UC Integration for Microsoft Lync 導入のアーキテクチャを図示したもの です 5

14 導入アーキテクチャ 導入アーキテクチャの概要 導入コンポーネント一般的な導入のコンポーネントを一覧して説明します デスクフォン Cisco Unified Communications Manager に接続してシグナリングや設定を行います Cisco Unity Connection ボイスメール機能を実現します Cisco Unified Communications Manager 音声コールおよびビデオコールの管理機能を実現します ユーザおよびデバイスに関する設定を行います ディレクトリに接続してユーザ同期やユーザ認証を行います [ ディレクトリ (Directory)] ディレクトリのタイプは次のいずれかです Microsoft Active Directory LDAP ディレクトリ ディレクトリを Cisco Unified Communications Manager に同期させれば スタンドアロンディレクトリの代わりに Cisco Unified Communications Manager User Data Service をディレクトリソースとして使用することができます 6

15 第 3 章 導入の計画 ハードウェア要件, 7 ページ ソフトウェア要件, 8 ページ ネットワークの要件, 9 ページ サポートされるコーデック, 11 ページ 電話機 ヘッドセット およびカメラ, 11 ページ Expressway Mobile and Remote Access の展開, 13 ページ Cisco AnyConnect, 14 ページ シングルサインオンを使用した導入, 14 ページ サービス検出について, 17 ページ 音声およびビデオのパフォーマンス参照, 20 ページ Cisco Options Package ファイル, 24 ページ ディレクトリ統合, 24 ページ QoS の設定, 29 ページ ハードウェア要件 搭載されている RAM Microsoft Windows 7 および Microsoft Windows 8 の場合は 2GB RAM 物理メモリの空き容量 128 MB 7

16 ソフトウェア要件 導入の計画 ディスクの空き容量 256MB CPU の速度およびタイプモバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz) Intel Core2 CPU T7400(2. 16 GHz) GPU Directx 11(Microsoft Windows 7 の場合 ) I/O ポート USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用 ) ソフトウェア要件 サポートされている Microsoft Lync のバージョン Microsoft Lync 2010 Microsoft Lync 2013 Microsoft Lync 2013 は 現時点では 以下の条件でサポートされています Microsoft Lync グループチャットセッションから音声コールまたはビデオコールへのエスカレーションはサポートされていません Microsoft Lync 2013 Update KB をインストールする必要があります ( 注 ) Microsoft Lync ビットはサポートされていません サポートされるオペレーティングシステム Microsoft Windows 8(32 ビット ) Microsoft Windows 8(64 ビット ) Microsoft Windows 7(32 ビット ) Microsoft Windows 7(64 ビット ) サポートされているサーバ Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降 8

17 導入の計画 ネットワークの要件 Cisco Unity Connection バージョン 8.5 以降 サポートされているディレクトリ Microsoft Active Directory 2003 Microsoft Active Directory 2008 Cisco Unified Communications Manager User Data Service UDS は Cisco Unified Communications Manager バージョン 以降でサポートされています OpenLDAP Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス (AD LDS) または Active Directory Application Mode; Active Directory アプリケーションモード (ADAM) 制約事項 OpenLDAP AD LDS または ADAM とのディレクトリ統合では Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルで特定のパラメータを定義する必要があります 詳細については LDAP ディレクトリサーバを参照してください Microsoft Internet Explorer Cisco UC Integration for Microsoft Lync には Microsoft Internet Explorer 8.0 以降が必要です アプリケーションは Microsoft Internet Explorer レンダリングエンジンを使用して HTML コンテンツを表示します サポートされている Microsoft Office(Click to Call) Microsoft Office ビット版 Microsoft Office ビット版 ネットワークの要件 ICMP 要求 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は インターネット制御メッセージプロトコル (ICMP) 要求を TFTP サーバに送信します これらの要求は クライアントが Cisco Unified Communications Manager に接続できるかどうかを判別することを可能にします クライアントからの ICMP 要求を許可するようにファイアウォールを設定する必要があります ファイアウォールで ICMP 要求を許可しないと アプリケーションは Cisco Unified Communications Manager への接続を確立できません 9

18 ネットワークの要件 導入の計画 ポートおよびプロトコル Cisco UC Integration for Microsoft Lync では 次の表に示すポートおよびプロトコルを使用します アプリケーションとサーバ間にファイアウォールを展開する場合 次のポートおよびプロトコルを許可するようにファイアウォールを設定します [ ポート (Port)] 着信 ~ 発信 [ プロトコル (Protocol)] UDP UDP HTTP [TCP] (HTTPS) [TCP] (HTTPS) UDP/TCP LDAPS [TCP] LDAPS [TCP] UDP/TCP [TCP] HTTPS 説明 (Description) オーディオおよびビデオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP) メディアストリームを受信する これらのポートは Cisco Unified Communications Manager で設定する 簡易ファイル転送プロトコル (TFTP) サービス クライアント設定をダウンロードする TFTP サービス Cisco Unity Connection( ボイスメール用 ) Cisco Unity Connection( ボイスメッセージの通知用 ) LDAP ディレクトリサーバ LDAP ディレクトリサーバ ( セキュア ) グローバルカタログサーバ グローバルカタログサーバ ( セキュア ) CTI ゲートウェイ Session Initiation Protocol(SIP) コールシグナリング セキュアな SIP コールシグナリング Cisco Unified Communications Manager への Web アクセス および以下のための接続が含まれます 割り当てられたデバイスのための Cisco Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP) サーバ ユーザデータサービス (UDS) ~ UDP オーディオおよびビデオ用の RTP メディアストリーム 10

19 導入の計画 サポートされるコーデック [ ポート (Port)] [ プロトコル (Protocol)] UDP/TCP [TCP] 説明 (Description) ドメインネームシステム (DNS) トラフィック IP フォン用のローカルで有効な証明書 (LSC) これは Cisco Unified Communications Manager Certificate Authority Proxy Function(CAPF) 登録のリスニングポートである サポートされるコーデック サポートされるオーディオコーデック g g k g k g.711 g.711 A-law g.711 u-law g.729a サポートされるビデオコーデック H.264/AVC 電話機 ヘッドセット およびカメラ CTI でサポートされるデバイス Cisco UC Integration for Microsoft Lync は Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(1) と同じ CTI デバイスをサポートします 次の URL にある CTI Supported Devices のトピックの CTI supported device matrix の表を参照してください ヘッドセットとスピーカ Plantronics Blackwire C420 Plantronics Voyager Pro UC B230 11

20 電話機 ヘッドセット およびカメラ 導入の計画 Plantronics Blackwire C610 Plantronics Blackwire C620 Plantronics C220UC Plantronics C420 Plantronics Calisto P420 Plantronics Calisto P800 シリーズヘッドセット Plantronics DSP400 Plantronics W740 Plantronics WO200/A Plantronics WO300 Plantronics Voyager Pro UC WG200/B Plantronics Voyager Pro UC BT300 Jabra BIZ 2400 Jabra BIZ 620 Jabra Go 6470 Jabra PRO 930 Jabra Speak 410 Jabra-8120 Jabra GN2000 Jabra PRO 9470 Polycom CX100 Speakerphone - Plantronics Blackwire C310 Plantronics Blackwire C320 Plantronics Blackwire C420 Plantronics Blackwire C435 Plantronics Blackwire C610 Plantronics Blackwire C620 Plantronics Blackwire C710 Plantronics Blackwire C720 Plantronics Calisto P240 シリーズ Plantronics Calisto P420 Plantronics Calisto P610 シリーズ Plantronics Calisto P800 シリーズ Plantronics Voyager Pro UC WG200/B Plantronics Voyager 510SL Plantronics Voyager Pro UC B230 Plantronics DSP 400 Plantronics Savi 740 Plantronics Savi 440 Jabra GN2000 CIPC Mono Jabra GN2000 CIPC Duo Jabra Go 6470 Jabra Pro 930 Jabra Speak 410 Jabra BIZ 2400 Polycom CX100 Speakerphone - カメラ Microsoft LifeCam 6000 Logitech Pro 9000 Logitech C920 Tandberg Precision HD デバイス Cisco VTIII( 最大解像度 VGA まで ) - 12

21 導入の計画 Expressway Mobile and Remote Access の展開 Expressway Mobile and Remote Access の展開 Cisco Unified Communications Manager 用の Expressway for Mobile and Remote Access を使用することで ユーザは VPN クライアントを使用しなくても 企業のファイアウォールの外からコラボレーションツールにアクセスできます シスコのコラボレーションゲートウェイを使用して クライアントは公衆 Wi-Fi ネットワークやモバイルデータネットワークなどのリモートロケーションから社内ネットワークに安全に接続できます Expressway for Mobile and Remote Access 機能をセットアップするには 次を実行します 1 Cisco Expressway E およびシスコ Expressway-C を使用して Expressway for Mobile and Remote Access をサポートするサーバをセットアップします * a Cisco Expressway サーバをセットアップするには 次のマニュアルを参照してください Cisco Expressway Basic Configuration Deployment Guide Mobile and Remote Access via Cisco Expressway Deployment Guide * 現在 Cisco TelePresence Video Communications Server (VCS) 環境が導入されている場合は Expressway for Mobile and Remote Access をセットアップできます 詳細については Cisco VCS Basic Configuration (Control with Expressway) Deployment Guide および Mobile and Remote Access via Cisco VCS Deployment Guide を参照してください b 関係するサーバをすべて Cisco Expressway-C サーバのホワイトリストに追加して クライアントが社内ネットワーク内に位置するサービスに確実にアクセスできるようにします サーバを Cisco Expressway-C ホワイトリストに追加するには [HTTP サーバ許可 (HTTP server allow)] 設定を使用します このリストには ボイスメールや連絡先の写真をホストするサーバを含めることができます 2 クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access サーバを検索できるように _collab-edge DNS SRV レコードを含む外部 DNS サーバを設定します 重要 サービスディスカバリに必要なサービスドメインは インストーラでブートストラップしたり 最初のログイン画面でユーザによって user@example.com の形式で提供できます サービスドメインをブートストラップした場合は ドメインがわかっているため ユーザに対して最初のログイン画面は表示されません 13

22 Cisco AnyConnect 導入の計画 次の図は Expressway for Mobile and Remote Access 環境のアーキテクチャを図示したものです 図 1: クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access に接続する方法 Cisco AnyConnect Cisco AnyConnect は Wi-Fi またはモバイルデータネットワークなどのリモートロケーションから社内ネットワークにアプリケーションが安全に接続できるサーバクライアントインフラストラクチャです Cisco AnyConnect 環境には次のコンポーネントが含まれます Cisco Adaptive Security Appliance(ASA) 安全なリモートアクセスにサービスを提供します Cisco AnyConnect Secure Mobility Client ユーザのコンピュータから Cisco Adaptive Security Appliance への安全な接続を確立します Cisco UC Integration for Microsoft Lync は次を使用して安全なリモートアクセスをサポートします Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 2.5 Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.1 このインフラストラクチャの設定およびその手順については Cisco AnyConnect を参照してください ここからアクセスできます : support_series_home.html シングルサインオンを使用した導入 Security Assertion Markup Language(SAML) のシングルサインオンでサービスを使用可能にできます 次の手順では ユーザがクライアントを起動してからの SAML SSO のサインインフローを示しています 14

23 導入の計画 シングルサインオンの要件 1 ユーザがクライアントを起動します ユーザが Web フォームを使用してサインインするようアイデンティティプロバイダー (IdP と呼びます ) に設定している場合は クライアント内にそのフォームが表示されます 2 クライアントは Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unity Connection といった接続先サービスに認証要求を送信します 3 サービスはクライアントをリダイレクトして IdP からの認証を要求します 4 IdP はクレデンシャルを要求します クレデンシャルは 次のいずれかの方法で指定できます : ユーザ名とパスワードのフィールドを含むページをユーザに表示する フォームベース の認証 統合 Windows 認証 (IWA) の Kerberos スマートカード認証 5 IdP はブラウザまたは他の認証方式にクッキーを提供します IdP は SAML を使用して ID を認証し サービスはクライアントにトークンを提供できるようになります 6 クライアントは サービスにログインするための認証にトークンを使用します 認証方式 認証メカニズムは SSO のユーザエクスペリエンスに影響します たとえば Kerberos を使用する場合 クライアントはユーザにクレデンシャルを要求しません ユーザがすでに認証を提供して デスクトップへのアクセス権を得ているからです ユーザセッション ユーザはサインインしてセッションに入ると ユーザは事前に定義された一定の期間 Cisco UC Integration for Microsoft Lync サービスを使用できるようになります セッションが継続する時間を制御するには Cookie およびトークンのタイムアウトパラメータを設定します セッションの有効期限が切れてクライアントがサイレント更新できない場合 ユーザ入力が必要となるため ユーザに再認証が要求されます 認証クッキーが有効でなくなると このようになります Kerberos またはスマートカードを使用した場合 スマートカードの PIN を要求されなければ 再認証のためのアクションは必要ないため ボイスメールや着信コールなどのサービスが中断するおそれがありません シングルサインオンの要件 サポートされるアイデンティティプロバイダー IdP はセキュリティアサーションマークアップ言語 (SAML) 互換である必要があります クライアントは次のアイデンティティプロバイダーをサポートします Ping Federate Microsoft Active Directory Federation Services (ADFS) 2.0 Open Access Manager (OpenAM)

24 シングルサインオンおよびリモートアクセス 導入の計画 ( 注 ) OpenAM で使用する場合は グローバルに永続的な Cookie を確実に設定します IdP を設定すると その設定によって クライアントにサインインする方法が決まります Cookie タイプ ( 永続的な Cookie またはセッション Cookie) などの一部のパラメータや認証メカニズム (Kerberos または Web フォーム ) によって 認証を必要とする頻度が決まります クッキー ブラウザとの Cookie 共有を有効にするには セッション Cookie ではなく永続的な Cookie を使用する必要があります 永続的な Cookie を使用すると ユーザはクライアントまたは Internet Explorer を使用する他のデスクトップアプリケーションにクレデンシャルを 1 回入力するよう要求されます セッション Cookie を使用すると ユーザはクライアントが起動するたびにクレデンシャルを入力するよう要求されます 永続的なクッキーは IdP の設定値として設定します Open Acess Manager を IdP として使用している場合は グローバルに永続的な Cookie を設定する必要があります ( レルム固有の永続的な Cookie ではない ) 必要なブラウザ ブラウザとクライアントの間で認証クッキー (IdP が発行 ) を共有するには Internet Explorer をデフォルトのブラウザとして指定する必要があります シングルサインオンおよびリモートアクセス 企業のファイアウォールの外から Expressway Mobile and Remote Access を使用して自分のクレデンシャルを指定するユーザの場合は シングルサインオンに以下の制限があります シングルサインオン (SSO) は Cisco Expressway 8.5 と Cisco Unified Communications Manager リリース 以降で使用可能です 使用するアイデンティティプロバイダーの内部 URL と外部 URL は同じでなければなりません URL が異なっていると 企業ファイアウォールの内側から外側または外側から内側に移動したときに ユーザはサインインし直すように要求される場合があります クライアント内の SAML SSO の有効化 はじめる前に Cisco Unified Communications Applications Service Update 1 での SSO の有効化 : このサービスで SAML SSO を有効化する方法については SAML SSO Deployment Guide for Cisco Unified Communications Applications, Release 10.5 を参照してください 16

25 導入の計画 サービス検出について Cisco Unity Connection バージョン 10.5 での SSO の有効化 : このサービスで SAML SSO を有効化する方法の詳細については Managing SAML SSO in Cisco Unity Connection を参照してください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 Web ブラウザで証明書を検証できるように すべてのサーバに証明書を配布してください これを行わないと 無効な証明書に関する警告メッセージが表示されます 証明書の検証の詳細については Certificate Validation を参照してください クライアントの SAML SSO のサービス検出を確認します クライアントは 標準サービス検出を使用してクライアントの SAML SSO を有効化します 設定パラメータ ServicesDomain VoiceServicesDomain および ServiceDiscoveryExcludedServices を使用して サービス検出を有効化します サービス検出を有効にする方法の詳細については クライアントがサービスを検出する方法 を参照してください セッションの継続時間を定義します セッションは クッキーおよびトークン値で構成されます cookie は通常トークンより長く継続します cookie の寿命はアイデンティティプロバイダーで定義され トークンの期間はサービスで定義されます SSO が有効化されると デフォルトでは Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザはすべて SSO を使用してサインインします 管理者は 特定のユーザが SSO を使用せず その代わりに Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザ名とパスワードを使用してサインインするように ユーザ単位でこれを変更することができます Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザに対して SSO を無効化するには SSO_Enable パラメータの値を FALSE に設定します ユーザにメールアドレスを確認しないように Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定した場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync に最初にサインインするときに SSO が有効でないことがあります 一部の導入環境では パラメータ ServicesDomainSso Prompt を ON に設定する必要があります この設定によって Cisco UC Integration for Microsoft Lync は初回の SSO サインインを実行するのに必要な情報を確実に取得できます すでに Cisco UC Integration for Microsoft Lync にログインしているユーザの場合 必要な情報はすでに取得済みであるため このプロンプトは必要ありません サービス検出について サービスディスカバリにより クライアントは自動的に企業のネットワークでサービスを検出することができます サーバロケーションを提供するサービス (SRV) レコードを取得するため クライアントはドメインネームサーバを問い合わせます サービスディスカバリを使用することの主な利点は次のとおりです 導入までの時間短縮 17

26 クライアントによるサービスの検索方法 導入の計画 サーバロケーションの一元管理が可能 ただし クライアントは さまざまなサーバが存在することと さまざまなサービスを利用できることをクライアントに示す さまざまな SRV レコードを取得できます このように クライアントは 各 SRV レコードを取得するときに 環境に関する特定の情報を取得します 次の表は 配置可能な SRV レコードを一覧表示し それぞれのレコードに関する目的とメリットについて説明しています SRV レコード _cisco-uds 目的 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0 以降の場所を提供します 設置の理由 インストール引数を指定する必要性を 排除します UC サービスプロファイルの設定を集中管理できます クライアントは ユーザのホームクラスタを検出できます その結果 クライアントは自動的にユーザのデバイス設定を取得し デバイスを登録できます CCMCIP プロファイルまたは TFTP サーバアドレスのユーザをプロビジョニングする必要はありません Expressway for Mobile and Remote Access をサポートします _collab-edge Cisco VCS Expressway または Cisco Expressway E の場所を提供します クライアントは Cisco Unified Communications Manager からサービスプロファイルを取得してオーセンティケータを判別できます Expressway for Mobile and Remote Access を使用した導入をサポートします クライアントによるサービスの検索方法 次の手順は クライアントが SRV レコードでサービスを検索する方法について説明しています 1 クライアントホストコンピュータまたはデバイスは ネットワーク接続を取得します クライアントホストコンピュータがネットワーク接続を取得すると DHCP 設定から DNS ネームサーバのアドレスを取得します 2 ユーザがクライアントを起動します 18

27 導入の計画 Cisco UDS SRV レコード 3 クライアントは 次の SRV レコードのネームサーバを優先度順に問い合わせます _cisco-uds _collab-edge DNS クエリーの結果をキャッシュに格納し それ以降の起動時にロードします Cisco UDS SRV レコード Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の導入では クライアントは _cisco-uds SRV レコードを使用してサービスと構成を自動的に検出できます 次の図に クライアントが _cisco-uds SRV レコードを使用する方法を示します 1 クライアントは SRV レコードのドメインネームサーバを問い合わせます 2 ネームサーバは _cisco-uds SRV レコードを返します 3 クライアントは ユーザのホームクラスタを検出します 自動でのユーザのホームクラスタ検索結果として クライアントはユーザのデバイス設定を取得し 自動的にテレフォニーサービスを登録できます 19

28 音声およびビデオのパフォーマンス参照 導入の計画 重要 複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタがある環境では クラスタ間検索サービス (ILS) を設定できます ILS は クライアントがユーザのホームクラスタを検索して サービスを検出できるようにします ILS を設定しない場合 EMCC リモートクラスタ設定と同じようにして リモートクラスタ情報を手動で設定する必要があります リモートクラスタ設定の詳細については Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide を参照してください 4 クライアントはユーザのサービスプロファイルを取得します ユーザのサービスプロファイルには UC サービスおよびクライアント設定のアドレスと設定が含まれます また クライアントは サービスプロファイルからのオーセンティケータを決定します 5 クライアントは オーセンティケータにユーザをログインさせます 次に _cisco-uds SRV レコードの例を示します _cisco-uds._tcp.example.com SRV service location: priority = 6 weight = 30 port = 8443 svr hostname = cucm3.example.com _cisco-uds._tcp.example.com SRV service location: priority = 2 weight = 20 port = 8443 svr hostname = cucm2.example.com _cisco-uds._tcp.example.com SRV service location: priority = 1 weight = 5 port = 8443 svr hostname = cucm1.example.com 音声およびビデオのパフォーマンス参照 注目 次のデータは ラボ環境でのテストに基づいています このデータは 帯域幅の使用状況の点で予想できる内容を提供することを目的としています このトピックの内容は 完全な内容を示したり 帯域幅の使用状況に影響を与える可能性があるすべてのメディアシナリオを反映したりするものではありません 音声 ビデオ およびプレゼンテーションビデオのビットレート 次の表に 音声のビットレートを示します コーデック g RTP ペイロード (kbit/ 秒 ) 24/32 実際のビットレート (kbit/ 秒 ) 54/62 注記 (Notes) 高品質な圧縮 20

29 導入の計画 音声およびビデオのパフォーマンス参照 コーデック RTP ペイロード (kbit/ 秒 ) 実際のビットレート (kbit/ 秒 ) 注記 (Notes) g 標準的な非圧縮 g.729a 8 38 低品質な圧縮 ビデオのビットレート 次の表に g.711 音声でのビデオのビットレートを示します 解像度 w144p w288p これがビデオレンダリングウィンドウのデフォルトサイズです ピクセル 256 x x 288 g.711 音声で測定されたビットレート (kbit/ 秒 ) w448p w576p 720p 768 x x x 上記の表に関する注意事項 : この表は 想定される解像度をすべて網羅しているわけではありません 測定されたビットレートは 実際の使用帯域幅 (RTP ペイロード + IP パケットのオーバー ヘッド ) です プレゼンテーションビデオのビットレート 次の表に プレゼンテーションビデオのビットレートを示します ピクセル 720 x x x x x fps でのワイヤビットレートの概算値 (kbit/ 秒 ) fps でのワイヤビットレートの概算値 (kbit/ 秒 )

30 音声およびビデオのパフォーマンス参照 導入の計画 上記の表に関する注意事項 : アプリケーションは 8 fps でキャプチャし 2~8 fps で送信します この表の値には 音声は含まれていません ネゴシエートされた最大ビットレート [ 領域の設定 (Region Configuration)] ウィンドウで Cisco Unified Communications Manager のペイロードの最大ビットレートを指定します この最大ペイロードビットレートには パケットオーバーヘッドは含まれません したがって 使用される実際のビットレートは 指定した最大ペイロードビットレートよりも大きくなります 次の表では アプリケーションが最大ペイロードビットレートを割り当てる方法について説明します デスクトップ共有セッション [ いいえ (No)] [ 音声 (Audio)] アプリケーションは最大オーディオビットレートを使用します 双方向ビデオ ( メインビデオ ) アプリケーションは残りのビットレートを次のように割り当てます ビデオコールの最大ビットレートから音声のビットレートを引きます プレゼンテーションビデオ ( デスクトップ共有ビデオ ) - [ はい (Yes)] アプリケーションは最大オーディオビットレートを使用します アプリケーションは オーディオビットレートを引いた後 残りの帯域幅の半分を割り当てます アプリケーションは オーディオビットレートを引いた後 残りの帯域幅の半分を割り当てます 帯域幅のパフォーマンス期待値 アプリケーションは音声のビットレートを取り分けてから 残りの帯域幅をインタラクティブビデオとプレゼンテーションビデオの間で均等に分けます 次の表では 帯域幅ごとに達成できるパフォーマンスを理解するのに役立つ情報について説明します 22

31 導入の計画 音声およびビデオのパフォーマンス参照 アップロード速度 [ 音声 (Audio)] 音声 + インタラクティブビデオ ( メインビデオ ) 音声 + プレゼンテーションビデオ ( デスクトップ共有ビデオ ) 音声 + インタラクティブビデオ + プレゼンテーションビデオ 125 kbps(vpn) g.711 の帯域幅のしきい値レベルです 帯域幅は g.729a および g 用に十分です 帯域幅はビデオ用に不十分です 帯域幅はビデオ用に不十分です 帯域幅はビデオ用に不十分です 384 kbps(vpn) 帯域幅は音声コーデック用に十分です w288p(512x288) (30 fps) 1280 x 800(2 fps 以上 ) w144p(256 x 144)(30 fps) x 720(2 fps 以上 ) 384 kbps( 企業ネットワーク ) 1000 kbps 2000 kbps 帯域幅は音声コーデック用に十分です 帯域幅は音声コーデック用に十分です 帯域幅は音声コーデック用に十分です w288p(512x288) (30 fps) w576p (1024x576)(30 fps) w720p30(1280 x 720)(30 fps) 1280 x 800(2 fps 以上 ) 1280 x 800(8 fps) 1280 x 800(8 fps) w144p(256 x 144)(30 fps) x 800(2 fps 以上 ) w288p(512 x 288)(30 fps) x 800(8 fps) w288p(1024 x 576)(30 fps) x 800(8 fps) VPN でペイロードのサイズを大きくすると 帯域幅の消費が増えることに注意してください ビデオレートアダプテーション アプリケーションはビデオレートアダプテーションを利用し 最適なビデオ品質をネゴシエートします ビデオレートアダプテーションは ビデオのビットレートのスループットを動的に増減して 有効な IP パスの帯域幅でリアルタイムの変動を処理します ユーザは ビデオ通話が低解像度で開始し 短期間に高解像度になることを想定します アプリケーションは 後続のビデオコールが最適な解像度で開始されるように 履歴を保存します 23

32 Cisco Options Package ファイル 導入の計画 Cisco Options Package ファイル アプリケーションを導入する際に必要になることがある各種 Cisco Options Package (COP) ファイルを確認します COP ファイル ciscocm.installcsfdevicetype.cop.sgn 説明 (Description) Cisco Unified Communications Manager に CSF デバイスタイプを追加します 詳細については ソフトウェア要件 を参照してください Cisco Unified Communications Manager バージョン cmterm-bfcp-e cop.sgn ciscocm.addcsfsupportfield.cop.sgn CSF デバイスで BFCP ビデオデスクトップ共有をサポートします 詳細については Apply COP File for BFCP Capabilities を参照してください グループ設定ファイルの [CSF サポートフィールド (CSF Support Field)] フィールドを追加します 詳細については グループ設定の作成 を参照してください のみ 8.6.x 以下 cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn アプリケーションダイヤルルールとディレクトリルックアップルールを Cisco UC Integration for Microsoft Lync に公開します 詳細については ダイヤルルールの発行 を参照してください サポートされるすべてのバージョン ディレクトリ統合 アプリケーションの導入にはディレクトリ統合が必要です 2 種類のディレクトリ統合がサポートされています 拡張ディレクトリ統合 (EDI) Cisco Unified Communications Manager User Data Service(UDS) 24

33 導入の計画 EDI ディレクトリ統合 EDI ディレクトリ統合 拡張ディレクトリ統合 (EDI) はネイティブの Microsoft Windows API を使用して Microsoft Active Directory から連絡先データを取得します EDI の設定 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリサービスを自動的に検出して グローバルカタログが Active Directory ドメインに登録されているワークステーションにインストールされている場合は それに接続します この接続はコンフィギュレーションファイルで次のようにカスタマイズできます 属性のマッピング 属性マッピングのパラメータ を参照してください 接続の設定 ディレクトリ接続パラメータ を参照してください クエリー設定 ディレクトリクエリーパラメータ を参照してください 連絡先の写真の解像度 連絡先の写真のパラメータ を参照してください 連絡先の解決 連絡先の解決 を参照してください ディレクトリからの属性の取得 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグローバルカタログまたはドメインコントローラに接続して Active Directory 属性を取得できます アプリケーションがネットワーク内の属性を受信する方法を判別する場合は 次の情報を使用してください 25

34 EDI ディレクトリ統合 導入の計画 グローバルカタログ Cisco UC Integration for Microsoft Lync は デフォルトではグローバルカタログサーバに接続します デフォルト設定を使用する場合は すべての属性がグローバルカタログサーバに常駐することを確認する必要があります Microsoft Active Directory Schema スナップインなどの適切なツールを使用すると 属性をグローバルカタログサーバに複製できます ( 注 ) グローバルカタログサーバに属性を複製すると ドメイン内の Active Directory サーバ間にトラフィックが発生します Active Directory Schema スナップインを使用し グローバルカタログサーバに属性を複製する方法については 適切な Microsoft ドキュメントを参照してください ドメインコントローラ 次の場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定し ドメインコントローラに接続できます グローバルカタログサーバに接続したくない グローバルカタログサーバに属性を複製したくない ( 注 ) ドメインコントローラに接続するよう設定した場合は アプリケーションは 1 つのドメインにのみクエリーを送信します アプリケーションがドメインコントローラに接続するように設定するには ConnectionType パラメータの値として 1 を指定します 詳細については ディレクトリ接続パラメータ を参照してください 属性のインデックス化 ディレクトリの連絡先の解像度に使用する属性は 必ずインデックス化してください デフォルトの属性マッピングを使用する場合は 次の属性がインデックス化されていることを確認します samaccountname telephonenumber さらに セカンダリ番号クエリーについては 次の属性もインデックス化する必要があります othertelephone mobile 26

35 導入の計画 UDS ディレクトリ統合 homephone ( 注 ) デフォルトでは セカンダリ番号クエリーがアプリケーションで有効になっています セカンダリ番号クエリーは DisableSecondaryNumberLookups パラメータで無効にすることができます UDS ディレクトリ統合 UDS は コンタクトを解決するために用意された Cisco Unified Communications Manager 上のインターフェイスです Microsoft Active Directory または別の LDAP ディレクトリソースから連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます Cisco UC Integration for Microsoft Lync は UDS インターフェイスを使用して Cisco Unified Communications Manager からその連絡先データを直接取得します UDS との統合の有効化 UDS との統合を有効にするには 次の手順を実行します 1 Cisco Unified Communications Manager でディレクトリソースを作成します 2 連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます 3 Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルの DirectoryServerType パラメータの値とし て UDS を指定します 同期が行われた後 連絡先データは Cisco Unified Communications Manager に配置されます アプリケーションは自動的に UDS に接続し すべての連絡先の解決を実行します UDS を使用するために他のサーバ設定タスクを実行する必要はありません 連絡先の写真の取得 UDS と統合する場合に連絡先写真を取得するには アプリケーションを設定する必要があります 詳細については 連絡先の写真の取得 を参照してください 複数のクラスタでの連絡先の解決 複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタでの連絡先の解決では 社内ディレクトリのすべてのユーザを各 Cisco Unified Communications Manager クラスタに同期させます その後 適切な Cisco Unified Communications Manager クラスタにこれらのユーザのサブセットをプロビジョニングします たとえば 組織のユーザが 40,000 人とします 20,000 人のユーザが北米にいます 20,000 人のユーザがヨーロッパにいます 組織の各場所に次の Cisco Unified Communications Manager クラスタがあります cucm-cluster-na( 北米 ) 27

36 サポートされる LDAP ディレクトリサービス 導入の計画 cucm-cluster-eu( ヨーロッパ ) この例では 40,000 人のすべてのユーザを両方のクラスタに同期させます その後 北米の 20,000 人のユーザを cucu-cluster-na にヨーロッパの 20,000 人のユーザを cucm-cluster-eu にプロビジョニングします ヨーロッパのユーザが北米のユーザにコールすると アプリケーションは cucu-cluster-na からヨーロッパのユーザの連絡先詳細を取得します 北米のユーザがヨーロッパのユーザにコールすると アプリケーションは cucu-cluster-eu から北米のユーザの連絡先詳細を取得します サポートされる LDAP ディレクトリサービス Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 次のディレクトリサービスをサポートしています Microsoft Active Directory 2003 Microsoft Active Directory 2008 OpenLDAP Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス (AD LDS) または Active Directory Application Mode; Active Directory アプリケーションモード (ADAM) Cisco UC Integration for Microsoft Lync は OpenLDAP AD LDS ADAM との次の特定の統合シナリオをサポートします 匿名または認証済みのビングを使用した OpenLDAP 統合 匿名バインド Microsoft Windows プリンシパルユーザとの認証 または AD LDS プリンシパルユーザとの認証を使用する AD LDS または ADAM の統合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync を設定する前に スキーマの特性を識別するために ディレクトリサービスを評価します ドメインネームシステムの設定 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 組織内のすべてのユーザに関する情報にアクセスできるディレクトリサービスに接続しなければなりません 通常 アプリケーションはユーザのワークステーションの USERDNSDOMAIN 環境変数からドメイン名を取得します この値を使って Cisco UC Integration for Microsoft Lync はドメイン内でグローバルカタログまたは LDAP サービスを見つけることができます ( 注 ) アプリケーションはグローバルカタログに自動的に接続します LDAP サービスを見つけることができるように アプリケーションを設定する必要があります 28

37 導入の計画 QoS の設定 場合によっては USERDNSDOMAIN 環境変数の値は フォレスト全体のドメイン名に対応する DNS ドメイン名に解決されません たとえば この設定は 組織がサブドメインまたはリソースドメインを使用する場合に発生します このような設定では USERDNSDOMAIN 環境変数は 親ドメインではなく子ドメインに解決されます このように設定すると アプリケーションは組織内のすべてのユーザの情報にはアクセスできなくなります USERDNSDOMAIN 環境変数が子ドメインに解決される場合 次のいずれかの設定オプションを使用することで 親ドメインのサービスに接続できます 親ドメインの FQDN を使用するようにアプリケーションを設定する この設定を実行するには PrimaryServerName parameter パラメータの値として親ドメインの FQDN を指定します アプリケーションがグローバルカタログまたは LDAP サービスをリクエストしたときに 組織内のすべてのユーザにアクセスできるサーバにアプリケーションを接続するように DNS サーバを設定する グローバルカタログまたは LDAP サービスが組織のすべてのユーザにアクセスできることを 確認します DNS サーバの設定に関する詳細については 次の Microsoft のマニュアルを参照してください Configuring DNS for the Forest Root Domain Assigning the Forest Root Domain Name Deploying a GlobalNames Zone Support for DNS Namespace planning in Microsoft server products QoS の設定 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は Real-time Transport Protocol(RTP) トラフィックがネットワークを通過する際に優先および分類されるようにするために 次の 2 つの方法をサポートしています Cisco Media Services Interface を使用して導入する RTP メディアパケットの IP ヘッダーに DSCP 値を設定する ヒント Cisco Media Services Interface(MSI) で展開することを推奨します このメソッドにより 効果的にエクスペリエンスの質が向上し 導入および運用のコストが削減されます MSI により クライアントはネットワークアウェアにすることができ ネットワークの状況に動的に適応し ネットワークとより緊密に統合できます 29

38 Cisco Media Services Interface 導入の計画 Cisco Media Services Interface Cisco メディアサービスインターフェイスは Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応のルータと連携する Microsoft Windows サービスを提供し Cisco UC Integration for Microsoft Lync が最低限の遅延やパケット損失で音声メディアとビデオメディアをネットワークで送信できるようにします Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 音声メディアとビデオメディアを送信する前に Cisco メディアサービスインターフェイスが存在するかどうかをチェックします このサービスがコンピュータに存在する場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は Cisco メディアサービスインターフェイスにフロー情報を提供します その後 このサービスはネットワークに信号を送信し ルータはフローを分類して Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラフィックを優先させます このサービスが存在しない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はこのサービスを使用せず 通常どおりに音声メディアとビデオメディアを送信します ( 注 ) Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 音声通話またはビデオコールごとに Cisco メディアサービスインターフェイスが存在するかどうかをチェックします Cisco メディアサービスインターフェイスを別途インストールして ネットワークを Cisco Medianet 対応にする必要があります Cisco Prime Collaboration Manager のインストールと Cisco Medianet 対応のルータの設置も行う必要があります DSCP 値の設定 Cisco UC Integration for Microsoft Lync トラフィックがネットワークを通過する際に優先されるように RTP メディアパケットヘッダーに Differentiated Services Code Point(DSCP) 値を設定します Cisco Unified Communications Manager のポート範囲 クライアントは Cisco Unified Communications Manager の SIP プロファイルで使用するポート範囲を定義します クライアントは このポート範囲を使用して ネットワークに RTP トラフィックを送信します SIP プロファイルでのポート範囲の指定 クライアントが RTP トラフィックを使用できるように ポート範囲を指定するには 次のとおりに実行します 30

39 導入の計画 DSCP 値の設定 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ デバイスの設定 (Device Settings)] > [SIP プロファイル (SIP Profile)] の順に選択します 適切な SIP プロファイルを検索するか 新しい SIP プロファイルを作成します [SIP プロファイルの設定 (SIP Profile Configuration)] ウィンドウが開きます 次のフィールドにポート範囲を指定してください 開始メディアポート (Start Media Port) メディアストリームの開始ポートを定義します このフィールドは 範囲の最小ポートを設定します 終了メディアポート (Stop Media Port) メディアストリームの終了ポートを定義します このフィールドは 範囲の最大ポートを設定します ステップ 5 [ 設定の適用 (Apply Config)] を選択し [OK] をクリックします クライアントによるポート範囲の使用方法 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は SIP プロファイルに設定したポート範囲を均等に配分します クライアントは 次のようにポート範囲を使用します ポート範囲の下半分は オーディオストリーム用 ポート範囲の上半分は ビデオストリーム用 たとえば 3000 のスタートメディアポートおよび 4000 のエンドメディアポートを使用する場合 クライアントはポート経由で次のようにメディアを送信します オーディオストリームのポート :3000 ~ 3501 ビデオストリームのポート :3502 ~ 4000 オーディオメディアおよびビデオメディアのポート範囲を分割する結果として クライアントにより識別可能なメディアストリームが作成されます IP パケットのヘッダー内の DSCP 値を設定することで それらのメディアストリームを分類し 優先させることができます DSCP 値を設定するオプション 次の表は DSCP 値の設定に関するオペレーティングシステムごとのオプションを示します 31

40 DSCP 値の設定 導入の計画 DSCP 値を設定する方式 Microsoft グループポリシーを用いた DSCP 値の設定 ネットワークスイッチおよびルータでの DSCP 値の設定 Microsoft Windows 7 [ はい (Yes)] [ はい (Yes)] Microsoft Windows 8 [ はい (Yes)] [ はい (Yes)] グループポリシーを用いた DSCP 値の設定 より新しい Windows オペレーティングシステム (Microsoft Windows 7 など ) に Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する場合は Microsoft グループポリシーを使用して DSCP 値を適用できます グループポリシーを作成するには 次の Microsoft サポート記事の手順に従います : technet.microsoft.com/en-us/library/cc771283%28v=ws.10%29.aspx 次の属性を用いて音声メディアとビデオメディアに別々のポリシーを作成する必要があります 属性 (Attributes) アプリケーション名 [ プロトコル (Protocol)] 音声ポリシー CUCILync.exe UDP ビデオポリシー CUCILync.exe UDP シグナリングポリシー CUCILync.exe [TCP] ポート番号または範囲 Cisco Unified Communications Manager の SIP プロファイルからの対応するポート番号または範囲 Cisco Unified Communications Manager の SIP プロファイルからの対応するポート番号または範囲 SIP は 5060 安全な SIP の場合は 5061 DSCP 値 ネットワーク内の DSCP 値の設定 スイッチおよびルータを設定し RTP メディアの IP ヘッダーで DSCP 値をマーキングします ネットワーク内の DSCP 値を設定するには クライアントアプリケーションからの異なるストリームを識別する必要があります 32

41 導入の計画 DSCP 値の設定 メディアストリーム クライアントは オーディオストリームとビデオストリームに異なるポート範囲を使用するため それらのポート範囲に基づいて音声およびビデオメディアを区別できます SIP プロファイルのデフォルトのポート範囲を使用して 次のようにメディアパケットをマーキングする必要があります 音声メディアは EF として ~ のポートでストリーミング ビデオメディアは AF41 として ~ のポートでストリーミング シグナリングストリーム SIP CTI QBE XMPP に必要な各種ポートに基づいて クライアントおよびサーバ間のシグナリングを識別できます たとえば Cisco UC Integration for Microsoft Lync と Cisco Unified Communications Manager との間の SIP シグナリングは ポート 5060 を通して行われます AF31 としてシグナリングパケットをマーキングする必要があります 33

42 DSCP 値の設定 導入の計画 34

43 第 4 章 証明書検証の設定 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では 証明書の検証を使用して サーバとのセキュア接続 を確立します セキュア接続の確立を試行するとき サーバは Cisco UC Integration for Microsoft Lync に証明書を 提供します Cisco UC Integration for Microsoft Lync は それらの証明書を Microsoft Windows の 証明書ストアにある証明書と照合して検証します クライアントが証明書を検証できない場合 ユーザは 証明書を受け入れるかどうかの確認を求められます 必要な証明書, 35 ページ 認証局により署名された証明書の取得, 36 ページ 証明書のサーバ識別情報, 37 ページ クライアント コンピュータのルート証明書のインポート, 37 ページ 必要な証明書 セキュアな接続を確立するために 次の証明書が提供されます [サーバ Server ] 証明書 Cisco Unified Communications Manager HTTP Tomcat Cisco Unity Connection HTTP Tomcat 特記事項 クラスタ内の各ノード サブスクライバとパブリッシャの両方を含む は Tomcat サービス を実行し クライアントに HTTP 証明書を提供できます クラスタ内の各ノードの証明書に 署名する必要があります クライアントと Cisco Unified Communications Manager との間で SIP シグナリングのセキュリ ティを確保するには Certification Authority Proxy Function CAPF 登録を使用します 35

44 認証局により署名された証明書の取得 証明書検証の設定 認証局により署名された証明書の取得 シスコは 次の認証局 (CA) のいずれかにより署名されたサーバ証明書を使用することを推奨します パブリック CA サードパーティ企業が サーバの識別情報を確認し 信頼できる証明書を発行します プライベート CA 自身でローカルの CA を作成および管理し 信頼できる証明書を発行します 署名プロセスは 各サーバごとに異なり サーバのバージョン間でも異なります 各サーバのすべてのバージョンに関する詳細な手順については このマニュアルの範囲外になります CA により署名された証明書を取得する方法の詳細な指示については 該当するサーバのマニュアルを参照してください 以下のステップでは 手順の概要を示します 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 クライアントに証明書を提示できる各サーバで証明書署名要求 (CSR) を作成します CA に各 CSR を送信します CA が各サーバに発行する証明書をアップロードします 証明書署名要求の形式と要件 パブリック CA は 通常 CSR に特定の形式に確認するよう要求します たとえば パブリック CA は 次のような CSR を受け入れる場合があります Base 64 などの文字を [ 組織 (Organization)] や [OU] などのフィールドに含めない サーバの公開キーで特定のビット長を使用する 同様に 複数ノードから CSR を送信すると パブリック CA は すべての CSR で情報の整合性がとれていることを必要とする場合があります CSR の問題を回避するために CSR を送信するパブリック CA からの形式の要件を確認する必要があります 次に サーバを構成する際に 入力する情報がパブリック CA が要求する形式に適合していることを保証する必要があります FQDN あたり証明書 1 つ : いくつかのパブリック CA は 完全修飾ドメイン名 (FQDN) あたり 1 つの証明書にのみ署名します 36

45 証明書検証の設定 証明書のサーバ識別情報 証明書のサーバ識別情報 CA は 署名プロセスの一部として証明書にサーバ ID を指定します クライアントがその証明書を検証する場合 次のことを確認します 信頼できる機関が証明書を発行している 証明書を提示するサーバの識別情報は 証明書に明記されたサーバの識別情報と一致しま す ( 注 ) パブリック CA は 通常 サーバの識別情報として IP アドレスではなく ドメインを含む完全修飾ドメイン名 (FQDN) を必要とします ID フィールドクライアントは 識別情報の一致に関して サーバ証明書の次の識別子フィールドを確認します HTTP 証明書 SubjectAltName\dnsNames Subject CN ヒント [ 件名 CN(Subject CN)] フィールドには 左端の文字としてワイルドカード (*) を含めることができます たとえば *.cisco.com のようになります ID の不一致の防止 ユーザが IP アドレスでサーバに接続し サーバ証明書が FQDN でサーバを識別しようとすると クライアントは 信頼できるポートとサーバを識別できないため ユーザにとって良い結果をもたらしません サーバ証明書が FQDN でサーバを識別する場合 環境全体の FQDN として各サーバ名を指定する必要があります クライアントコンピュータのルート証明書のインポート サーバ証明書はクライアントコンピュータの信頼ストアに存在する関連のルート証明書が必要です Cisco UC Integration for Microsoft Lync は サーバが信頼ストアのルート証明書に対して提示する証明書を検証します パブリック CA によって署名されたサーバ証明書を取得する場合 パブリック CA はすでにクライアントコンピュータの信頼ストアで提示されるルート証明書を持っている必要があります この場合 クライアントコンピュータのルート証明書をインポートする必要はありません 次の場合 Microsoft Windows 証明書ストアにルート証明書をインポートする必要があります 37

46 クライアントコンピュータのルート証明書のインポート 証明書検証の設定 証明書がプライベート CA などの信頼ストアではない CA によって署名されます [ 信頼されたルート証明機関 (Trusted Root Certification Authorities)] ストアにプライベート CA 証明書をインポートします 証明書には自己署名します [ エンタープライズ信頼 (Enterprise Trust)] ストアに自己署名した証明書をインポートします 重要 ルート証明書が信頼ストアにない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は環境内の各サーバからの証明書を受け入れるようユーザに指示します クライアントがユーザ証明書を受け入れるよう指示すると ユーザは次のことを実行することができます 証明書の受け入れ クライアントは [ エンタープライズ信頼 (Enterprise Trust)] ストアに証明書を保存し ます 証明書の拒否 クライアントは 次のように動作します 証明書を保存しない サーバに接続しない エラー通知を表示する ユーザがクライアントを再起動した場合 再度証明書を受け入れるように指示します 次のことを含め Microsoft Windows 証明書ストアに証明書をインポートする適切な方式を使用できます 証明書のインポートの詳細については Microsoft 社の適切なマニュアルを参照してください 個別に証明書をインポートするために [ 証明書のインポートウィザード (Certificate Import Wizard)] を使用します Microsoft Windows Server で CertMgr.exe コマンドラインツールを使用してユーザに証明書を 展開します ( 注 ) このオプションでは Microsoft 管理コンソールの CertMgr.msc ではなく Certificate Manager ツールの CertMgr.exe を使用する必要があります Microsoft Windows Server でグループポリシーオブジェクト (GPO) を使用してユーザに証 明書を展開します 38

47 第 5 章 サーバのセットアップ ここでは サーバのセットアップ プロセスを順番にタスク ベースで説明します 注 Cisco Unified Communications Manager のインストールと設定に関わるすべてのタスクの情報に ついては このマニュアルでは説明していません この章の目的は 環境を設定するために 行う必要のあるタスクのワークフローを概観することです 詳細や 配置固有のインストー ルと設定を行っていることを確認するには 対応する Cisco Unified Communications Manager の マニュアルを参照してください 前提条件 この項のタスクを開始する前に Cisco Unified Communications Manager をインストールおよび設 定する必要があります セットアップ プロセスの確認, 40 ページ 環境にディレクトリを追加する, 40 ページ サービス プロファイルの作成, 41 ページ ソフトフォン デバイスの作成, 42 ページ デスクフォン デバイスの作成, 53 ページ URI ダイヤルの有効化, 60 ページ コール ピックアップ Call Pickup, 64 ページ Hunt Group, 71 ページ ユーザの関連付けに関する設定, 75 ページ TFTP サーバ アドレス オプション, 77 ページ デバイスのリセット, 77 ページ CCMCIP プロファイルの作成, 78 ページ 39

48 セットアッププロセスの確認 サーバのセットアップ ダイヤルプランのマッピング, 78 ページ セットアッププロセスの確認 この項では Cisco Unified Communications Manager を使用して環境をセットアップするプロセスの概要を示します 手順 ステップ 1 環境にディレクトリを追加します 環境にディレクトリを追加すると 次のような処理が行われます ディレクトリサーバ上に保存されているユーザデータが Cisco Unified Communications Manager データベースに格納される プロファイルに追加したり さまざまな機能をプロビジョニングしたりする環境内のユーザを Cisco Unified Communications Manager で管理できるようにする ステップ 2 ステップ 3 ユニファイドコミュニケーションをセットアップします a) ソフトフォンデバイスを作成します b) デスクフォンデバイスを作成します ( 任意 ) ボイスメールをセットアップします 環境にディレクトリを追加する 環境にディレクトリを追加すると ディレクトリサーバ上に保存されているユーザデータが Cisco Unified Communications Manager データベースに格納されます この処理が完了すると プロファイルに追加したり さまざまな機能をプロビジョニングしたりする環境内のユーザを Cisco Unified Communications Manager で管理できるようになります 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ システム (System)] > [LDAP] > [LDAP システム (LDAP System)] を選択します [LDAP システムの設定 (LDAP System Configuration)] ウィンドウが開きます [LDAP システム情報 (LDAP System Information)] セクションに移動します [LDAP サーバからの同期を有効にする (Enable Synchronizing from LDAP Server)] を選択します 次の各ドロップダウンリストから適切な値を選択します 40

49 サーバのセットアップ サービスプロファイルの作成 [LDAP サーバタイプ (LDAP Server Type)] [ ユーザ ID の LDAP 属性 (LDAP Attribute for User ID)] ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 [ システム (System)] > [LDAP] > [LDAP ディレクトリ (LDAP Directory)] を選択します [ 新規追加 (Add New)] を選択します [LDAP ディレクトリ (LDAP Directory)] ウィンドウが開きます [LDAP ディレクトリ (LDAP Directory)] ウィンドウで必要な詳細情報を指定します 指定できる値と形式の詳細については Cisco Unified Communications Manager Administration Guide の LDAP 統合に関するトピックを参照してください [ 保存 (Save)] を選択します [ 完全同期を今すぐ実施 (Perform Full Sync Now)] を選択します ( 注 ) 同期プロセスの完了までに要する時間は ディレクトリ内のユーザの数によって異なります ユーザ数が数千にもなる大規模なディレクトリの同期を実施する場合 そのプロセスにはある程度の時間がかかると予想されます ディレクトリサーバのユーザデータは Cisco Unified Communications Manager データベースに同期されます さらにそれらのユーザデータは Cisco Unified Communications Manager によって Cisco Unified Presence データベースに同期されます 次の作業 ディレクトリ内のユーザが Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Presence において有効かどうかを確認します ディレクトリ内のユーザが有効なユーザのリストとして返されれば 環境にディレクトリを正しく追加できたことになります 関連トピック Configuring Cisco Unified Communication Manager Directory Integration LDAP Directory Configuration Integrating the LDAP Directory サービスプロファイルの作成 Cisco Unified Communications Manager で追加したサービスの設定を含むサービスプロファイルを作成します Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザのエンドユーザ設定にサービスプロファイルを追加します Cisco UC Integration for Microsoft Lync はその後利用可能なサービスの設定をサービスプロファイルから取得できます はじめる前に このタスクを実行する前に 次の前提条件を確認してください 41

50 ソフトフォンデバイスの作成 サーバのセットアップ サービスプロファイル作成は Cisco Unified Communications Manager 以降でのみ利用で きます サービスプロファイル作成の詳細については Cisco Unified Communications Manager Administration Guide の Service profile setup の項を参照してください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ユーザ管理 (User Management)] > [ ユーザ設定 (User Settings)] > [ サービスプロファイル (Service Profile)] の順に選択します [ サービスプロファイルの検索と一覧表示 (Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ サービスプロファイルの設定 (Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます [ サービスプロファイルの設定 (Service Profile Configuration)] ウィンドウに次のように設定を入力します a) [ 名前 (Name)] フィールドにサービスプロファイルの一意な名前を指定します b) 必要であれば [ 説明 (Description)] フィールドに説明を入力します c) 必要に応じて [ システムデフォルトのサービスプロファイルに設定 (Make this the default service profile for the system)] を選択します [ 保存 (Save)] を選択します ソフトフォンデバイスの作成 CSF デバイスの作成 ソフトフォンは ユーザが自分のコンピュータで音声およびビデオを送受信できるようにします このタスクの手順を実行し CSF デバイスを作成します 手順 ステップ 1 ステップ 2 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します 42

51 サーバのセットアップ ビデオデスクトップ共有 [ 電話の検索と一覧表示 (Find and List Phones)] ウィンドウが開きます ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ 電話のタイプ (Phone Type)] ドロップダウンリストから [Cisco Unified Client Services Framework] を選択し 続いて [ 次へ (Next)] を選択します [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウが開きます CSF デバイスの名前を [ デバイス名 (Device Name)] フィールドに指定します CSF デバイス名には CSFusername フォーマットを使用する必要があります たとえば Tanya Adams という名前で ユーザ名が tadams であるユーザの CSF デバイスを作成するとします この場合 デバイス名として CSFtadams を指定します [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します 重要 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では クライアントは [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービスプロファイルを取得します そのため それぞれのユーザがデバイスを所有し [ オーナーのユーザ ID (Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります ユーザとデバイスを関連付けて [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定しないと クライアントはユーザに適用するサービスプロファイルを取得できません 必要に応じて [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については Cisco Unified Communications Manager のマニュアルの Phone Setup トピックを参照してください [ 保存 (Save)] を選択します デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで [ 割り当て情報 (Association Information)] セクションが利用可能になります 次の作業 デバイスに電話番号を追加し 設定を適用します ビデオデスクトップ共有 Binary Floor Control Protocol(BFCP) は ソフトフォンデバイス (CSF デバイスとも ) にビデオデスクトップ共有機能を提供します Cisco Unified Communications Manager は ビデオデスクトップ共有機能使用時にユーザが送信する BFCP パケットを処理します Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0(1) 以降で BFCP プレゼンテーション共有は自動的に有効になります このため CSF デバイスでビデオデスクトップ共有を有効にする手順を実行する必要はありません ビデオデスクトップ共有はソフトフォンデバイスでのみ有効にできます デスクフォンデバイスでは ビデオデスクトップ共有を有効にできません 43

52 セキュア電話機能のセットアップ サーバのセットアップ ビデオデスクトップ共有機能を使用するには ユーザのコールがアクティブコールである必要があります ビデオデスクトップ共有セッションは アクティブコールからのみ開始することができます ヒント Cisco Unified Communications Manager クラスタ外でビデオデスクトップ共有機能を許可するには SIP トランクで BFCP を有効にする必要があります SIP トランクで BFCP を有効にするには 次の手順を実行します 1 SIP プロファイルの [ トランク固有の設定 (Trunk Specific Configuration)] セクションで [BFCP を使用するプレゼンテーション共有を許可 (Allow Presentation Sharing using BFCP)] を選択します 2 CSF デバイス設定の [SIP プロファイル (SIP Profile)] ドロップダウンリストから SIP プロ ファイルを選択します セキュア電話機能のセットアップ 必要であれば CSF デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます セキュア電話機能により セキュア SIP シグナリング セキュアメディアストリーム および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます はじめる前に ビデオデスクトップ共有, (43 ページ ) 次の作業 デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加, (52 ページ ) セキュリティモードの設定 セキュア電話機能を使用するには Cisco CTL クライアントを使用して Cisco Unified Communications Manager セキュリティモードを設定する必要があります 非セキュアセキュリティモードではセキュア電話機能は使用できません 最低限 混合モードセキュリティを使用する必要があります 混合モードセキュリティ : 認証および暗号化された非セキュア電話を Cisco Unified Communications Manager に登録でき ます Cisco Unified Communications Manager は RTP と SRTP メディアの両方をサポートします 認証および暗号化されたデバイスは Cisco Unified Communications Manager に接続するため にセキュアポート 5061 を使用します 44

53 サーバのセットアップ セキュア電話機能のセットアップ Cisco CTL クライアントを使用した混合モードの設定方法については Cisco Unified Communications Manager Security Guide を参照してください 電話セキュリティプロファイルの作成 セキュア電話機能を設定する最初の手順は デバイスに適用できる電話セキュリティプロファイルを作成することです はじめる前に 混合モードを使用するには Cisco Unified Communications Manager セキュリティを設定します 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 [ システム (System)] > [ セキュリティ (Security)] > [ 電話セキュリティプロファイル (Phone Security Profile)] を選択します [ 新規追加 (Add New)] を選択します 適切な電話セキュリティプロファイルを [ 電話セキュリティプロファイル (Phone Security Profile)] ドロップダウンリストから選択し [ 次へ (Next)] を選択します [ 電話セキュリティプロファイルの設定 (Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウが表示されます 電話セキュリティプロファイルの設定 電話セキュリティプロファイルを追加したら 要件に合うように設定する必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 [ 電話セキュリティプロファイルの設定 (Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウの [ 名前 (Name)] フィールドに 電話セキュリティプロファイルの名前を指定します 制約事項ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して社内ネットワークにリモート接続する場合は セキュリティプロファイル名に完全修飾ドメイン名 (FQDN) の形式を使用する必要があります 次のように電話セキュリティプロファイルの値を指定します デバイスセキュリティモード : 次のいずれかを選択します 認証 暗号化 [ 転送タイプ (Transport Type)]: デフォルト値の [TLS] のままにします 45

54 セキュア電話機能のセットアップ サーバのセットアップ [TFTP 暗号化設定 (TFTP Encrypted Config)]:TFTP サーバ上にある CSF デバイスの設定ファイルを暗号化するには このチェックボックスをオンにします [ 認証モード (Authentication Mode)]:[ 認証ストリング (By Authentication String)] を選択し ます [ キーサイズ ( ビット )(Key Size (Bits))]: 証明書に適切なキーサイズを選択します ( 注 ) キーサイズは CAPF 登録プロセス中にクライアントが生成する公開キーと秘密キーのビット長を示します クライアントは 1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされました クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は 1024 ビット長のキーを生成する時間よりも長くなります このため 2048 を選択した場合 CAPF 登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります [SIP 電話ポート (SIP Phone Port)]: デフォルト値のままにします セキュア電話プロファイルを適用すると クライアントは常にポート 5061 を使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します このフィールドに指定したポートは [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] の値として [ 非セキュア (Non Secure)] を選択した場合のみ有効になります ステップ 3 [ 保存 (Save)] を選択します CSF デバイスの設定 電話セキュリティプロファイルをデバイスに追加し セキュア電話機能に関するその他の設定作業を実行します 手順 ステップ 1 CSF デバイス設定ウィンドウを開きます a) [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します [ 電話の検索 / 一覧表示 (Find and List Phones)] ウィンドウが開きます b) [ 電話を次の条件で検索 (Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し [ 検索 (Find)] を選択してデバイスの一覧を取得します c) リストから CSF デバイスを選択します 46

55 サーバのセットアップ セキュア電話機能のセットアップ [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウが開きます ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 [ デバイス情報 (Device Information)] セクションで [CTI からのデバイスの制御を許可 (Allow Control of Device from CTI)] を選択します [ 保存 (Save)] を選択します [ プロトコル固有情報 (Protocol Specific Information)] セクションを見つけます [ デバイスセキュリティプロファイル (Device Security Profile)] ドロップダウンリストから電話セキュリティプロファイルを選択します [ 保存 (Save)] を選択します セキュア電話セットアップのこの時点では 既存のユーザは自分の CSF デバイスを使用できません ユーザが自分の CSF デバイスにアクセスできるようにするために セキュア電話セットアップを実行する必要があります 次の作業 証明書設定を指定し ユーザの認証文字列を生成します 証明書設定の指定 CSF デバイス設定で証明書設定を指定し ユーザに提供する認証文字列を生成します 手順 ステップ 1 ステップ 2 [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで [CAPF の情報 (Certification Authority Proxy Function(CAPF)Information)] セクションを見つけます 次のように値を指定します [ 証明書の操作 (Certificate Operation)]:[ インストール / アップグレード (Install/Upgrade)] を選択します [ 認証モード (Authentication Mode)]:[ 認証ストリング (By Authentication String)] を選択します [ キーサイズ ( ビット )(Key Size (Bits))]: 電話のセキュリティプロファイルの設定と同じキーサイズを選択します [ 操作の完了期限 (Operation Completes By)]: 認証文字列の有効期限値を指定するか デフォルトのままにします ステップ 3 ステップ 4 [ 保存 (Save)] を選択します 認証文字列を作成するには 次のいずれかを行うことができます [CAPF の情報 (Certification Authority Proxy Function(CAPF)Information)] セクションで [ 文字列を生成 (Generate String)] を選択します 47

56 セキュア電話機能のセットアップ サーバのセットアップ [ 認証文字列 (Authentication String)] フィールドにカスタム文字列を入力します 次の作業 認証文字列をユーザに提供します ユーザへの認証文字列の提供 ユーザは クライアントインターフェイスで認証文字列を指定してデバイスにアクセスし Cisco Unified Communications Manager に安全に登録する必要があります ユーザがクライアントインターフェイスで認証文字列を入力すると CAPF 登録プロセスが開始されます ( 注 ) 登録プロセスが完了するまでにかかる時間は ユーザのコンピュータまたはモバイルデバイス および Cisco Unified Communications Manager の現在の負荷によって異なります クライアントが CAPF 登録プロセスを完了するまでに 最大 1 分間かかる場合があります 次の場合 クライアントはエラーを表示します ユーザが誤った認証文字列を入力した場合 ユーザは CAPF 登録を完了するために 認証文字列の入力をもう一度試行できます ただし ユーザが連続して誤った認証文字列を入力すると 文字列が正しい場合でも クライアントはユーザが入力した文字列を拒否する場合があります その場合は ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成し それをユーザに提供する必要があります [ 操作の完了期限 (Operation Completes By)] フィールドに設定した有効期限が過ぎた後 ユー ザが認証文字列を入力した場合 その場合は ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成する必要があります ユーザは 有効期間内にその認証文字列を入力する必要があります 重要 Cisco Unified Communications Manager でエンドユーザを設定する場合 次のユーザグループに追加する必要があります Standard CCM End Users Standard CTI Enabled ユーザは Standard CTI Secure Connection ユーザグループに属していてはなりません 48

57 サーバのセットアップ セキュア電話機能のセットアップ セキュア電話の詳細 セキュア接続 セキュア電話機能を有効にした場合 : CSF デバイスと Cisco Unified Communications Manager 間の SIP 接続は TLS で行われます 電話セキュリティプロファイルの [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] フィールドの値として [ 認証 (Authenticated)] を選択すると SIP 接続は NULL-SHA 暗号化を使用して TLS で行われます 電話セキュリティプロファイルの [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] フィールドの値として [ 暗号化 (Encrypted)] を選択すると SIP 接続は AES 128/SHA 暗号化を使用して TLS で行われます 相互 TLS により 正しい証明書を持つ CSF デバイスのみ Cisco Unified Communications Manager に登録できます 同様に CSF デバイスは 正しい証明書を提示する Cisco Unified Communications Manager インスタンスにのみ登録できます ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合 Cisco Unified Communications Manager への CSF デバイス接続はセキュアになります 他のエンドポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合 通話をセキュアにすることができます ただし 他のエンドポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合 通話はセキュアではありません 暗号化されたメディア 電話セキュリティプロファイルの [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] フィールドの値として [ 暗号化 (Encrypted)] を選択すると クライアントは Secure Realtime Transport Protocol(SRTP) を使用して 以下のような暗号化されたメディアストリームを提供します メディアストリーム 暗号化 (Encryption) メインビデオストリーム メイン音声ストリーム プレゼンテーションビデオストリーム BFCP を使用したビデオデスクトップ共有を参照 BFCP アプリケーションストリーム BFCP フロー制御を参照 暗号化できます暗号化できます暗号化されません暗号化されません メディアを暗号化できるかどうかは 次の例に示すように 他のエンドポイントもメディアを暗号化するかどうかにより決まります 49

58 セキュア電話機能のセットアップ サーバのセットアップ ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします つまり ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティプロファイルで [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] を [ 暗号化 (Encrypted)] に設定します ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません つまり ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティプロファイルで [ デバイスセキュリティモード (Device Security Mode)] を [ 認証 (Authenticated)] に設定します ユーザ A がユーザ B にコールします クライアントは メインビデオストリームとオー ディオストリームを暗号化します ユーザ A がユーザ C にコールします クライアントは メインビデオストリームとオー ディオストリームを暗号化しません ユーザ A ユーザ B およびユーザ C が電話会議を開始します クライアントは どのユーザのメインビデオストリームも オーディオストリームも暗号化しません ( 注 ) クライアントは 他のセキュアクライアントまたは会議ブリッジへの暗号化メディアストリームに対し SRTP を使用できる場合 ロックアイコンを表示します ただし ロックアイコンを表示する機能を備えているのは Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンです 使用している Cisco Unified Communications Manager のバージョンにこの機能が備わっていない場合 クライアントは 暗号化メディアを送信する場合でも ロックアイコンを表示できません Expressway for Mobile and Remote Access の使用 ユーザは社内ネットワーク外部から登録プロセスを完了したり セキュア電話機能を使用したりすることはできません この制限は ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access 経由で接続する場合にも適用されます たとえば 次のような場合です 1 セキュア電話機能のためにユーザの CSF デバイスを設定します 2 このユーザが Expressway for Mobile and Remote Access 経由で社内ネットワークに接続します 3 クライアントは認証文字列の入力を要求する代わりに セキュア電話機能を使用できないこと をユーザに通知します ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access 経由で内部ネットワークに接続してコールに参加すると 次のようになります Cisco Expressway-C と Cisco Unified Communications Manager に Expressway for Mobile and Remote Access を使用して登録されたデバイスとの間のコールパスで メディアは暗号化されます Cisco Expressway-C と Cisco Unified Communications Manager にローカルに登録されたデバイスとの間のコールパスで メディアは暗号化されません 50

59 サーバのセットアップ セキュア電話機能のセットアップ ( 注 ) クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を使用して接続しているときに電話機のセキュリティプロファイルを変更する場合 変更を反映させるには 変更対象のクライアントを再起動する必要があります 保存ファイルクライアントは セキュア電話機能に関する次のファイルを保存します 証明書信頼リスト (.tlv) ローカルで有効な証明書 (.lsc) CSF デバイスの秘密キー (.key) Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし 保存します 証明書信頼リストにより クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます ユーザが正常に認証コードを入力し 登録プロセスを完了した後 クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します ローカルで有効な証明書と秘密キーにより クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます ( 注 ) クライアントは 秘密キーをファイルシステムに保存する前に暗号化します クライアントは 次のフォルダにこれらのファイルを保存します :%User_Profile%\AppData\Roaming\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Security クライアントはユーザの Roaming フォルダにファイルを保存するため ユーザは CSF デバイスを登録するために Windows ドメインの Microsoft Windows アカウントにログインできます 会議コール 会議 または複数参加者会議 電話会議では 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合 そのブリッジへのコールは安全ではありません 同様に クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります CSF デバイスのセキュリティは 複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます たとえば ユーザ A ユーザ B およびユーザ C が電話会議に参加したとします ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています ユーザ C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています この場合 すべてのユーザについてコールは安全ではありません 51

60 デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 サーバのセットアップ クライアント間でのセキュア CSF デバイスの共有 セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは セキュア CSF デバイスに登録できません 共有 Microsoft Windows アカウントで複数ユーザ 複数のユーザが クライアントの一意のクレデンシャルを所有し 同じ Windows アカウントを共有できます ただし セキュア CSF デバイスは ユーザが共有する Windows アカウントに制限されます 同じ Windows アカウントを共有するユーザは 異なる Windows アカウントのセキュア CSF デバイスを使用してコールを発信できません 同じ Windows アカウントを共有する複数のユーザが 一意の名前を持つ CSF デバイスを所有するように取り計らう必要があります ユーザが同じ Windows アカウントを共有し 一意の名前の CSF デバイスを所有し 一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する場合 ユーザは CSF デバイスを登録できません たとえば ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し クラスタ 1 に接続するとします また ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し クラスタ 2 に接続するとします この場合 両方の CSF デバイスに対し競合が発生します ユーザ A とユーザ B は同じ Windows アカウントにログインした後 どちらも自分の CSF デバイスを登録できません 共有コンピュータで複数ユーザ クライアントは 各 Windows ユーザ固有の場所に 各ユーザのセキュア CSF デバイスの証明書をキャッシュします ユーザが共有コンピュータの Windows アカウントにログインすると そのユーザは 自分にプロビジョニングされているセキュア CSF デバイスにのみアクセスできます そのユーザは その他の Windows ユーザのキャッシュされている証明書にはアクセスできません デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 Cisco Unified Communications Manager で デバイスに電話番号を追加する必要があります このトピックでは デバイスの作成後に [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] メニューオプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します このメニューオプションから表示されるのは 電話機モデルまたは CTI ルートポイントに適用される設定のみです 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください 52

61 サーバのセットアップ デスクフォンデバイスの作成 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで [ 割り当て情報 (Association Information)] セクションに移動します [ 新規 DN を追加 (Add a new DN)] を選択します [ 電話番号 (Directory Number)] フィールドで 電話番号を指定します その他に必要な設定があれば それらをすべて指定します 次の手順に従って エンドユーザに電話番号を関連付けます a) [ 回線に関連付けられているユーザ (Users Associated with Line)] セクションに移動します b) [ エンドユーザの関連付け (Associate End Users)] を選択します c) [ ユーザを次の条件で検索 (Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後 [ 検索 (Find)] を選択してユーザのリストを取得します d) 対象のユーザをリストから選択します e) [ 選択項目の追加 (Add Selected)] を選択します 選択されたユーザがボイスメールプロファイルに追加されます [ 保存 (Save)] を選択します [ 設定の適用 (Apply Config)] を選択します [ 設定の適用 (Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します デスクフォンデバイスの作成 ユーザは 自分のコンピュータのデスクフォンを操作して音声コールを発信できます はじめる前にソフトフォンデバイスの作成 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します [ 電話の検索と一覧表示 (Find and List Phones)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ 電話のタイプ (Phone Type)] ドロップダウンリストから適切なデバイスを選択し 続いて [ 次へ (Next)] を選択します 53

62 デスクフォンデバイスの作成 サーバのセットアップ [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウが開きます ステップ 5 [ デバイス情報 (Device Information)] セクションで次の手順を実行します a) [ 説明 (Description)] フィールドに分かりやすい説明を入力します クライアントにより デバイスの説明がユーザに表示されます ユーザが同じモデルのデバイスを複数所有している場合 説明によって複数のデバイスを区別できます b) [CTI からデバイスを制御可能 (Allow Control of Device from CTI)] を選択します [CTI からデバイスを制御可能 (Allow Control of Device from CTI)] を選択しない場合は ユーザはデスクフォンを制御できません ステップ 6 ステップ 7 [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します 重要 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では クライアントは [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービスプロファイルを取得します そのため それぞれのユーザがデバイスを所有し [ オーナーのユーザ ID (Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります ユーザとデバイスを関連付けて [ オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定しないと クライアントはユーザに適用するサービスプロファイルを取得できません 次の手順を実行し デスクフォンのビデオ機能を有効にします a) [ プロダクト固有の設定 (Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します b) [ ビデオ機能 (Video Capabilities)] ドロップダウンリストから [ 有効 (Enabled)] を選択しま す ( 注 ) 可能であれば デバイス設定でデスクフォンのビデオ機能を有効にします ただし 一部の電話機モデルにはデバイス設定レベルでの [ ビデオ機能 (Video Capabilities)] ドロップダウンリストは含まれていません この場合 [ 共通の電話プロファイルの設定 (Common Phone Profile Configuration)] ウィンドウを開き 次に [ ビデオコール (Video Calling)] ドロップダウンリストから [ 有効 (Enabled)] を選択する必要があります デスクフォンのビデオの詳細については デスクフォンビデオの設定 を参照してください ステップ 8 ステップ 9 必要に応じて [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください [ 保存 (Save)] を選択します デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで [ 割り当て情報 (Association Information)] セクションが利用可能になります 次の作業 デバイスに電話番号を追加し 設定を適用します 54

63 サーバのセットアップ デスクフォンビデオの設定 デスクフォンビデオの設定 デスクフォンのビデオ機能を使用すると ユーザはクライアントを介してコンピュータ上のデスクフォンデバイスに転送されたビデオを受信できます デスクフォンビデオを設定する デスクフォンのビデオを設定する手順は次のとおりです 1 コンピュータをデスクフォンデバイス上のコンピュータポートへ物理的に接続します クライアントがデスクフォンデバイスへの接続を確立できるようにするためには そのデバイスに対してコンピュータをコンピュータポート経由で物理的に接続する必要があります デスクフォンデバイスへのワイヤレス接続によりデスクフォンのビデオ機能を使用することはできません ヒント ワイヤレス接続と有線接続の両方を使用できる場合 ユーザは有線接続がワイヤレス接続よりも優先されるように Microsoft Windows を設定する必要があります 詳細については An explanation of the Automatic Metric feature for Internet Protocol routes という Microsoft マニュアルを参照してください 2 Cisco Unified Communications Manager でビデオのデスクフォンデバイスを有効化します 3 コンピュータに Cisco メディアサービスインターフェイスをインストールします Cisco メディアサービスインターフェイスによって提供される Cisco Discover Protocol(CDP) ドライバによって クライアントは以下を行えます デスクフォンデバイスを検出します CAST プロトコルを使用してデスクフォンデバイスへの接続を確立して維持します ( 注 ) cisco.com のダウンロードサイトから Cisco メディアサービスインターフェイスのインストールプログラムをダウンロードします デスクフォンビデオでの考慮事項 ユーザにデスクフォンビデオ機能をプロビジョニングする前に 以下の考慮事項および制限事項を確認してください Cisco Unified IP Phone 9971 などのデバイスにビデオカメラが接続されていると デバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用できません デバイスからビデオカメラを取り外すと デスクフォンのビデオ機能が使用できるようになります CTI をサポートしていないデバイスでは デスクフォンビデオ機能を使用することはできま せん 55

64 デスクフォンビデオの設定 サーバのセットアップ デスクフォンビデオでは BFCP プロトコルを使用したビデオデスクトップ共有はサポート されていません SCCP を使用するエンドポイントでビデオの受信のみを行うことはできません SCCP エンドポイントでは ビデオの送信と受信を行う必要があります SCCP エンドポイントからビデオが送信されないインスタンスでは コールが音声のみとなります 7900 シリーズ電話機は デスクフォンのビデオ機能に SCCP を使用する必要があります 7900 シリーズ電話機は デスクフォンのビデオ機能に SIP を使用できません ユーザがデスクフォンデバイスのキーパッドからコールを開始した場合 コールはデスクフォンデバイスの音声コールとして開始されます クライアントは 次にコールをビデオにエスカレーションします したがって エスカレーションをサポートしない H.323 エンドポイントなどのデバイスにはビデオコールは発信できません エスカレーションをサポートしないデバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用するには ユーザは クライアントからコールを開始する必要があります ファームウェアバージョン SCCP S を使用する Cisco Unified IP Phone には 互換性の問題があります デスクフォンのビデオ機能を使用するには ファームウェアのバージョンを SCCP にアップグレードする必要があります Symantec EndPoint Protection など 一部のアンチウイルスまたはファイアウォールアプリケーションによって受信 CDP パケットがブロックされ デスクフォンのビデオ機能が無効になる場合があります 受信 CDP パケットを許可するようにアンチウイルスまたはファイアウォールアプリケーションを設定する必要があります この問題の詳細については Symantec の技術文書 Cisco IP Phone version 7970 and Cisco Unified Video Advantage is Blocked by Network Threat Protection を参照してください Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク設定で [ メディアターミネーションポイントが必須 (Media Termination Point Required)] チェックボックスを選択しないでください このチェックボックスを選択すると デスクフォンのビデオ機能を使用できなくなります デスクフォンのビデオ機能を使用できない またはデスクフォンデバイスが不明であることを示すエラーが発生した場合は 次の手順を実行します 1 Cisco Unified Communications Manager でビデオのデスクフォンデバイスが有効になっているこ とを確認します 2 デスクフォン自体をリセットします 3 クライアントを終了します 4 クライアントをインストール済みのコンピュータで services.msc を実行します 5 Cisco メディアサービスインターフェイスを再起動します 6 クライアントを再起動します 56

65 サーバのセットアップ デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 デスクトップアプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 Cisco Unified Communications Manager で デバイスに電話番号を追加する必要があります このトピックでは デバイスの作成後に [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] メニューオプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します このメニューオプションから表示されるのは 電話機モデルまたは CTI ルートポイントに適用される設定のみです 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウで [ 割り当て情報 (Association Information)] セクションに移動します [ 新規 DN を追加 (Add a new DN)] を選択します [ 電話番号 (Directory Number)] フィールドで 電話番号を指定します その他に必要な設定があれば それらをすべて指定します 次の手順に従って エンドユーザに電話番号を関連付けます a) [ 回線に関連付けられているユーザ (Users Associated with Line)] セクションに移動します b) [ エンドユーザの関連付け (Associate End Users)] を選択します c) [ ユーザを次の条件で検索 (Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後 [ 検索 (Find)] を選択してユーザのリストを取得します d) 対象のユーザをリストから選択します e) [ 選択項目の追加 (Add Selected)] を選択します 選択されたユーザがボイスメールプロファイルに追加されます [ 保存 (Save)] を選択します [ 設定の適用 (Apply Config)] を選択します [ 設定の適用 (Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します ビデオレート適合の有効化 クライアントはビデオレートアダプテーションを利用し 最適なビデオ品質をネゴシエートします ビデオレート適合は ネットワークの状態に合わせてビデオ品質を動的に向上または低下させます ビデオレート適合を使用するには Cisco Unified Communications Manager で Real-Time Transport Control Protocol(RTCP) を有効にする必要があります 57

66 ビデオレート適合の有効化 サーバのセットアップ ( 注 ) ソフトフォンデバイスでは デフォルトで RTCP が有効になっています ただし デスクフォンデバイスでは RTCP を有効にする必要があります 共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化 共通の電話プロファイルで RTCP を有効にし そのプロファイルを使用するすべてのデバイスでビデオレート適合を有効にできます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ デバイスの設定 (Device Settings)] > [ 共通の電話プロファイル (Common Phone Profile)] の順に選択します [ 共通の電話プロファイルの検索と一覧表示 (Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます [ 共通の電話プロファイルを次の条件で検索 (Find Common Phone Profile where)] フィールドで対象のフィルタを指定し [ 検索 (Find)] を選択してプロファイルの一覧を取得します 対象のプロファイルを一覧から選択します [ 共通の電話プロファイルの設定 (Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます [ プロダクト固有の設定 (Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します [RTCP] ドロップダウンリストから [ 有効 (Enabled)] を選択します [ 保存 (Save)] を選択します デバイス設定に対する RTCP の有効化 共通の電話プロファイルの代わりに 特定のデバイス設定で RTCP を有効化できます 共通の電話プロファイルで指定したすべての設定は 特定のデバイス設定で上書きされます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します [ 電話の検索 / 一覧表示 (Find and List Phones)] ウィンドウが開きます [ 電話を次の条件で検索 (Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し [ 検索 (Find)] を選択して電話の一覧を取得します 対象の電話を一覧から選択します 58

67 サーバのセットアップ CTI サービスを追加する [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウが開きます ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 [ プロダクト固有の設定 (Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します [RTCP] ドロップダウンリストから [ 有効 (Enabled)] を選択します [ 保存 (Save)] を選択します CTI サービスを追加する CTI サービスにより ユーザはデバイスを制御できます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ユーザ管理 (User Management)] > [ ユーザ設定 (User Settings)] > [UC サービス (UC Service)] を選択します [UC サービスの検索と一覧表示 (Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [UC サービスの設定 (UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます [UC サービスの追加 (Add a UC Service)] セクションで [UC サービスタイプ (UC Service Type)] ドロップダウンリストから [CTI] を選択します [ 次へ (Next)] を選択します 次の手順に従って インスタントメッセージ / プレゼンスサービスの詳細情報を設定します a) [ 名前 (Name)] フィールドにサービスの名前を入力します 入力した名前は プロファイルにサービスを追加する際に表示されます 入力する名前は必ず 一意的でわかりやすく かつ意味が通じるものにしてください b) [ ホスト名 /IP アドレス (Host Name/IP Address)] フィールドに CTI サービスのアドレスを入力します c) [ ポート (Port)] フィールドに CTI サービスに使用するポート番号を入力します ステップ 7 [ 保存 (Save)] を選択します 次の作業 サービスプロファイルに CTI サービスを追加します 59

68 URI ダイヤルの有効化 サーバのセットアップ CTI サービスの適用 Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後 クライアントがその設定を取得できるようにするために その CTI サービスをサービスプロファイルに適用する必要があります はじめる前に まだ存在していないか CTI 用に別のサービスプロファイルが必要な場合は サービスプロ ファイルを作成します CTI サービスを追加します 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ユーザ管理 (User Management)] > [ ユーザ設定 (User Settings)] > [ サービスプロファイル (Service Profile)] の順に選択します 目的のサービスプロファイルを検索し それを選択します [ サービスプロファイルの設定 (Service Profile Configuration)] ウィンドウの [CTI プロファイル (CTI Profile)] セクションで 次のドロップダウンリストからサービスを最大 3 つまで選択します プライマリ (Primary) セカンダリ (Secondary) ターシャリ (Tertiary) ステップ 5 [ 保存 (Save)] を選択します URI ダイヤルの有効化 URI ダイヤルは ユーザが Uniform Resource Identifier(URI) を使用したコールの発信や連絡先の解決を実行できるようにします たとえば Adam McKenzie という名前のユーザが amckenzi@example.com という自分の電話番号と関連付けられた SIP URI を持っていたとします URI ダイヤルは Adam の電話番号ではなく SIP URI でユーザがコールを発信できるようにします 有効な URI 形式や ILS のセットアップを含む詳細設定など URI ダイヤル要件の詳細については Cisco Unified Communications Manager System Guide の URI Dialing のセクションを参照してください 60

69 サーバのセットアップ URI と電話番号の関連付け はじめる前に この機能は オンプレミス展開用にサポートされています Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(2) 以降で URI ダイヤルを有効にすることができます URI と電話番号の関連付け ユーザが URI コールを発信すると Cisco Unified Communications Manager はその URI に関連付けられた電話番号に着信コールをルーティングします このため URI と電話番号を関連付ける必要があります URI を使用して電話番号を自動的に入力するか URI を使用して電話番号を設定します URI を使用した電話番号の自動入力 ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するときは [ ディレクトリ URI(Directory URI)] フィールドに有効な SIP URI を入力します Cisco Unified Communications Manager はその SIP URI をエンドユーザ設定に保存します ユーザのプライマリ内線を指定すると Cisco Unified Communications Manager はエンドユーザの設定から電話番号の設定にディレクトリ URI を入力します このため ユーザの電話番号のディレクトリ URI が自動的に入力されます Cisco Unified Communications Manager はその URI をデフォルトのパーティションにも配置します これがディレクトリ URI( Directory URI) です 次のタスクは 電話番号が URI を継承するように Cisco Unified Communications Manager を設定する手順を大まかに説明しています 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 デバイスを追加します デバイスに電話番号を追加します デバイスとユーザを関連付けます ユーザのプライマリ内線を指定します 次の作業 ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認します ディレクトリ URI の検証 ユーザのプライマリ内線を指定したら ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認するため 次の手順を実行する必要があります 61

70 URI と電話番号の関連付け サーバのセットアップ 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ 電話番号 (Directory Number)] を選択します [ 電話番号の検索 / 一覧表示 (Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます 適切な電話番号を検索して選択します [ 電話番号設定 (Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます [ ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します 電話番号のプライマリディレクトリ URI は デバイスに関連付けたエンドユーザと一致する必要があります パーティションは [ ディレクトリ URI(Directory URI)] である必要があります このパーティションは Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションです URI を使用した電話番号の設定 ユーザに関連付けられていない電話番号用の URI を指定できます URI を使用した電話番号は テストと評価の目的でのみ設定する必要があります URI を使用した電話番号を設定するには 以下の手順に従ってください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ 電話番号 (Directory Number)] を選択します [ 電話番号の検索 / 一覧表示 (Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます 適切な電話番号を検索して選択します [ 電話番号設定 (Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます [ ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します [URI] 列で有効な SIP URI を指定します 適切なパーティションを [ パーティション (Partition)] 列から選択します ( 注 ) システムの [ ディレクトリ URI(Directory URI)] パーティションには URI を手動で追加できません URI は電話番号と同じルートパーティションに追加する必要があります ユーザが電話番号にコールを発信できるように適切なコーリングサーチスペースにパーティションを追加します [ 保存 (Save)] を選択します 62

71 サーバのセットアップ ディレクトリ URI パーティションの関連付け ディレクトリ URI パーティションの関連付け Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションを 電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります 重要 URI ダイヤルを有効にするには デフォルトのディレクトリ URI パーティションを 電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります コーリングサーチスペース内に電話番号のパーティションがない場合は パーティションを作成して 適切に設定する必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ システム (System)] > [ エンタープライズパラメータ (Enterprise Parameters)] の順に選択します [ エンタープライズパラメータ設定 (Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウが開きます [ エンドユーザのパラメータ (End User Parameters)] セクションを探します [ ディレクトリ URI エイリアスパーティション (Directory URI Alias Partition)] 行で ドロップダウンリストから適切なパーティションを選択します [ 保存 (Save)] をクリックします デフォルトのディレクトリ URI パーティションは電話番号を含むパーティションと関連付けられています それにより Cisco Unified Communications Manager は着信 URI コールを正しい電話番号にルーティングできます ユーザが電話番号にコールを発信できるようにパーティションが適切なコーリングサーチスペースにあることを確実にする必要があります 連絡先の解決のための SIP 要求における FQDN の有効化 URI による連絡先の解決を有効にするには Cisco Unified Communications Manager が SIP 要求で完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用するように設定する必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ デバイスの設定 (Device Settings)] > [SIP プロファイル (SIP Profile)] の順に選択します 63

72 コールピックアップ (Call Pickup) サーバのセットアップ [SIP プロファイルの検索と一覧表示 (Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます ステップ 3 ステップ 4 適切な SIP プロファイルを検索して選択します メモデフォルトの SIP プロファイルは編集できません 必要に応じて デフォルトの SIP プロファイルのコピーを作成して変更します [SIP 要求で完全修飾ドメイン名を使用 (Use Fully Qualified Domain Name in SIP Requests)] を選択し [ 保存 (Save)] を選択します 次の作業 URI を関連付けるプライマリ内線があるすべてのデバイスと SIP プロファイルを関連付けます コールピックアップ (Call Pickup) コールピックアップ機能を使用すると ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアップできます ディレクトリ番号はコールピックアップグループに割り当てられ Cisco Unified Communications Manager は自動的に適切なコールピックアップグループ番号にダイヤルします ユーザは [ ピックアップ (Pickup)] を選択してコールに応答します グループコールピックアップ機能を使用すると ユーザは別のグループ内の着信コールをピックアップできます ユーザがグループピックアップ番号を入力して [ ピックアップ (Pickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は自動的に適切なコールピックアップグループ番号にダイヤルします 他のグループピックアップ機能を使用すると ユーザは自分のグループに関連付けられているグループ内の着信コールをピックアップできます ユーザが [ その他のピックアップ (OtherPickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は関連グループの着信コールを自動的に検索します ダイレクトコールピックアップ機能を使用すると ユーザは電話番号への着信コールをピックアップできます ユーザが電話番号を入力して [ ピックアップ (Pickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は着信コールを接続します コールピックアップの設定の詳細については Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルにあるコールピックアップのトピックを参照してください コールピックアップ通知 着信コールが複数ある場合は Call(s) available for pickup( コールがピックアップ可能 ) という通知が表示されます ユーザがコールを選択すると グループ内で最も長いコールに応答が返されます デスクフォンモード デスクフォンモードでは 次の制約事項が適用されます 64

73 サーバのセットアップ コールピックアップ (Call Pickup) Cisco Unified Communications Manager 通知設定は ピックアップグループではサポートされていません CallerA -> CallerB というコールピックアップ通知が表示されます Cisco Unified Communications Manager での音声と映像の設定はサポートされていません ビ ジュアルアラートが常に表示されます 共用回線の動作 共有回線にデスクフォンと CSF ソフトフォンがあるユーザの場合は 次の制限が適用されます 使用可能なコールがない場合にソフトフォンを使用してコールのピックアップを試みると デスクフォンに No call available for PickUp( ピックアップできるコールなし ) というメッセージが表示されます 使用可能なコールがない場合にデスクフォンを使用してコールのピックアップを試みると ソフトフォンに No call available for PickUp( ピックアップできるコールなし ) というメッセージが表示されます 関連グループのメンバーでないユーザ ユーザが関連グループのメンバーではないときに 別のピックアップグループにコールが着信した場合 : ダイレクトコールピックアップ機能を使用して着信コールをピックアップできます グループピックアップ機能は動作しません グループコールピックアップ機能およびダイレクトピックアップ機能の使用時に予想される動作 グループコールピックアップ機能およびダイレクトピックアップ機能の使用時に予想される動作は 次のとおりです 無効な番号を入力 ソフトフォンモード : 会話ウィンドウが表示され 即座にアナンシエータが聞こえます デスクフォンモード : 会話ウィンドウ 速いビジー音 またはアナンシエータの後に速いビジー音 エラーメッセージ Pickup faile( ピックアップ失敗 ) 有効な番号を入力したが その時点でピックアップできるコールがない ソフトフォンモード : ヘッドセットにトーン 会話ウィンドウの表示なし エラーメッセージ No call available for pickup( ピックアップできるコールなし ) デスクフォンモード : 会話ウィンドウなし エラーメッセージ No call available for pickup( ピックアップできるコールなし ) 関連グループの電話番号を入力したが その時点でピックアップできるコールがない ソフトフォンモード : ヘッドセットにトーン 会話ウィンドウの表示なし エラーメッセージ No call available for pickup( ピックアップできるコールなし ) 65

74 コールピックアップグループの設定 サーバのセットアップ デスクフォンモード : 会話ウィンドウなし エラーメッセージ No call available for pickup( ピックアップできるコールなし ) 同じ Cisco Unified Communications Manager に属し 関連グループにはない電話の電話番号を 入力します ソフトフォンモード : 会話ウィンドウの表示 速いビジー音 デスクフォンモード : 会話ウィンドウの表示 速いビジー音 エラーメッセージ Pickup faile( ピックアップ失敗 ) 有効なグループの 1 番目の電話番号を入力 ソフトフォンモード : ヘッドセットにトーン 会話ウィンドウの表示 15 秒後にアナンシエータ それに続いて速いビジー音 デスクフォンモード : 会話ウィンドウの表示 15 秒後にアナンシエータ 速いビジー音 エラーメッセージ Pickup faile( ピックアップ失敗 ) コールピックアップグループ外のデスクフォンによるコールピックアップ コールピックアップグループ外のデスクフォンからコールピックアップを試みているユーザ 会話ウィンドウは少しの間表示されます ユーザがコールピックアップグループのメンバーでない場合は そのユーザによるコールピックアップ機能の使用を設定しないでください オリジナルの受信者情報が使用不可 Cisco Unified Communications Manager の [ 自動コールピックアップ有効 (Auto Call Pickup Enabled)] 設定が true に設定されている場合 コールをソフトフォンモードでピックアップすると クライアントで受信者情報を使用できなくなります 設定が false の場合は 受信者情報を利用できます コールピックアップグループの設定 コールピックアップグループ機能により ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアップできます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 [Cisco Unified Communication Manager] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ コールピックアップグループ (Call Pickup Group)] の順に選択します [ コールピックアップグループの検索と一覧表示 (Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します 66

75 サーバのセットアップ 電話番号の割り当て [ コールピックアップグループの設定 (Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 コールピックアップグループの情報を入力します a) コールピックアップグループに対して一意の名前を指定します b) コールピックアップグループに対して一意の電話番号を指定します c) 説明を入力します d) パーティションを選択します ( 任意 ) [ コールピックアップグループの通知設定 (Call Pickup Group Notification Settings)] セクションで 音声通知または視覚的通知を設定します a) 通知ポリシーを選択します b) 通知タイマーを指定します コールピックアップグループの通知設定の詳細については 関連する Cisco Unified Communications Manager のマニュアルでコールピックアップに関するトピックを参照してください [ 保存 (Save)] を選択します 次の作業 電話番号にコールピックアップグループを割り当てます 電話番号の割り当て 電話番号にコールピックアップグループを割り当てます コールピックアップグループに割り当てられた電話番号だけが コールピックアップ グループコールピックアップ 他のグループピックアップ ダイレクトコールピックアップを使用できます はじめる前に 電話番号にコールピックアップグループを割り当てる前に コールピックアップグループを作成する必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます 次のいずれかの方法で 電話番号にコールピックアップグループを割り当てます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ 電話番号 (Directory Number)] を選択し 電話番号を検索して選択し [ コール転送とコールピックアップの設定 (Call Forward and Call Pickup Settings)] エリアで コールピックアップグループのドロップダウンリストからコールピックアップグループを選択します 67

76 他のコールピックアップ サーバのセットアップ [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] を選択し 電話を検索して選択し [ 関連付け情報 (Association Information)] リストで コールピックアップグループを割り当てる電話番号を選択します ステップ 3 データベースに変更を保存するには [ 保存 (Save)] を選択します 他のコールピックアップ 他のグループピックアップ機能により 自身のグループに関連付けられているグループ内の着信コールをピックアップできます ユーザが [ その他のピックアップ (Other Pickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は 関連付けられているグループ内の着信コールを自動的に検索し コール接続を確立します 他のコールピックアップの設定 他グループピックアップ機能を使用すると ユーザは関連グループの着信コールをピックアップできます ユーザが [ 他グループ (Other Pickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は関連グループ内の着信コールを自動的に検索し コール接続を実行します はじめる前に 開始する前に コールピックアップグループを設定してください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 Cisco Unified Communication Manager Administration インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ コールピックアップグループ (Call Pickup Group)] の順に選択します [ コールピックアップグループの検索と一覧表示 (Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウが開きます コールピックアップグループを選択します [ コールピックアップグループの設定 (Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます [ 関連付け先コールピックアップグループ情報 (Associated Call Pickup Group Information)] セクションでは 以下を実行できます コールピックアップグループを検索し 現在関連付けられているコールピックアップグループに追加する 関連付けられているコールピックアップグループの順序を変更する またはコールピックアップグループを削除する 68

77 サーバのセットアップ ダイレクトコールピックアップ ステップ 5 [ 保存 (Save)] を選択します ダイレクトコールピックアップ ダイレクトコールピックアップ機能を使用すると ユーザは着信コールを直接ピックアップできます ユーザはクライアントに電話番号を入力し [ ピックアップ (Pickup)] を選択します Cisco Unified Communications Manager は関連するグループメカニズムを使用して ユーザがダイレクトコールピックアップ機能を使って着信コールをピックアップできるかどうかを制御します ダイレクトコールピックアップを有効にするには ユーザの関連グループに電話番号が属するピックアップグループを含める必要があります ユーザがダイレクトコールピックアップ機能を起動し 電話番号を入力して着信コールをピックアップすると ユーザは指定した電話に着信するコールに接続されます そのコールが電話番号の属するコールピックアップグループ内で最も長く鳴っているコールかどうかは問われません ダイレクトコールピックアップの設定 ダイレクトコールピックアップ機能を使用すると 着信コールを直接ピックアップできます ユーザはクライアントに電話番号を入力し [ ピックアップ (Pickup)] を選択します Cisco Unified Communications Manager は関連するグループメカニズムを使用して ユーザがダイレクトコールピックアップ機能を使って着信コールをピックアップできるかどうかを制御します ダイレクトコールピックアップを有効にするには ユーザの関連グループに電話番号が属するピックアップグループを含める必要があります ユーザがこの機能を起動し 着信コールをピックアップする電話番号を入力すると ユーザは指定した電話に着信するコールに接続されます そのコールが電話番号が属するコールピックアップグループ内で最も長く鳴っているコールかどうかは問われません 手順 ステップ 1 ステップ 2 コールピックアップグループを設定し 関連グループを追加します 関連グループのリストには 10 グループまで含めることができます 詳細については 他のグループピックアップ機能に対するピックアップグループの定義に関するトピックを参照してください Auto Call Pickup Enabled サービスパラメータを有効にして ダイレクトコールピックアップでコールに自動的に応答するようにします 詳細については 自動コールピックアップの設定に関するトピックを参照してください 69

78 自動コールピックアップ サーバのセットアップ 自動コールピックアップ Auto Call Pickup Enabled サービスパラメータを有効にすると コールピックアップ グループピックアップ 他のグループピックアップ ダイレクトコールピックアップを自動化できます このパラメータが有効になっている場合 Cisco Unified Communications Manager は ユーザが電話で適切なピックアップを選択すると ユーザのピックアップグループ 他のピックアップグループ またはユーザのグループに関連付けられているピックアップグループ内の着信コールにユーザを自動的に接続します この処理に必要なのは 1 回のキーストロークだけです 自動コールピックアップ機能はユーザのグループ内の着信コールにユーザを接続します ユーザがクライアントで [ ピックアップ (Pickup)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager はグループ内の着信コールを検索し コール接続を実行します 自動化が有効になっていない場合 ユーザは [ ピックアップ (Pickup)] を選択してコールに応答し コール接続を確立する必要があります グループコールピックアップ自動化機能は 他のピックアップグループ内の着信コールにユーザを接続します ユーザは他のピックアップグループのグループ番号を入力し クライアントで [ ピックアップ (Pickup)] を選択します ピックアップグループ番号を受信すると Cisco Unified Communications Manager はコール接続を実行します グループコールピックアップ自動化機能が有効になっていない場合は 他のピックアップグループのグループ番号にダイヤルして クライアントで [ ピックアップ (Pickup)] を選択し コールに応答して接続を確立します 他のグループピックアップ自動化機能は ユーザのグループに関連付けられているグループ内の着信コールにユーザを接続します ユーザは クライアントで [ その他のピックアップ (Other Pickup)] を選択します Cisco Unified Communications Manager は関連付けられているグループ内の着信コールを管理者が [ コールピックアップグループの設定 (Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウに入力した順序で検索し コールが見つかるとコール接続を実行します 自動化が有効になっていない場合 ユーザは [ その他のピックアップ (Other Pickup)] を選択し コールに応答してコール接続を確立する必要があります ダイレクトコールピックアップ自動化機能は ユーザのグループに関連付けられているグループ内の着信コールにユーザを接続します ユーザは鳴っている電話の電話番号を入力し クライアントで [ ピックアップ (Pickup)] を選択します 電話番号を受信すると Cisco Unified Communications Manager はコール接続を実行します ダイレクトコールピックアップ自動機能が有効になっていない場合 ユーザは鳴っている電話の電話番号にダイヤルして [ ピックアップ (Pickup)] を選択します すると ユーザの電話でコールが鳴るので それに応答して接続を確立する必要があります コールピックアップの詳細については Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルを参照してください 70

79 サーバのセットアップ Hunt Group 自動コールピックアップの設定 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ システム (System)] > [ サービスパラメータ (Service Parameters)] の順に選択します [ サーバ (Server)] ドロップダウンリストからサーバを選択し 次に [ サービス (Service)] ドロップダウンリストから [Cisco Call Manager] サービスを選択します [ クラスタ全体のパラメータ ( 機能 : コールピックアップ )(Clusterwide Parameters(Feature - Call Pickup)] セクションで [ 自動コールピックアップの有効化 (Auto Call Pickup Enabled)] に対して次のいずれかを選択します true: 自動コールピックアップ機能は有効になります false: 自動コールピックアップ機能は有効になりません これがデフォルト値です ステップ 5 [ 保存 (Save)] を選択します Hunt Group ハントパイロットには ハントパイロット番号および関連するハントリストが含まれています ハントパイロットは ネットワーク設計に柔軟性をもたらします また ルートフィルタおよびハントリストと連動して 特定のデバイスにコールを直接転送したり 特定の数字パターンを包含 除外 変更したりします ハントリストには 一連の回線グループが特定の順序で含まれています 単一の回線グループを複数のハントリストに表示できます グループコールピックアップ機能とダイレクトコールピックアップ機能では ハントリストは使用されません 回線グループは 特定の順序で並んだ一連の電話番号から成っています この順序によって 着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます 定義されたハントリストに従って Cisco Unified Communications Manager はルーティングするコールを決定した後 ハントリストで定義されている回線グループの順序に基づいて最初に使用可能なデバイスを検出します Cisco Unified Communications Manager 9.x 以降では 応答がない場合の ハントメンバーの自動ログアウトの設定を行えます ログアウト通知 自動ログアウト 手動ログアウト または Cisco Unified Communications Manager の管理者によるログアウトのいずれかによってユーザがログアウトすると ログアウト通知が表示されます 71

80 回線グループ サーバのセットアップ 回線グループ 回線グループを使用して 電話番号を選択する順序を指定できます Cisco Unified Communications Manager は コール分配アルゴリズムと無応答 (RNA) 予約のタイムアウト設定に基づいて 回線グループのアイドル状態または対応可能なメンバーにコールを分配します ユーザは 回線グループに属する DN へのコールを ダイレクトコールピックアップ機能を使用してピックアップすることはできません 回線グループの設定 はじめる前に 電話番号を設定してください 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ ルート / ハント (Route/Hunt)] > [ 回線グループ (Line Group)] の順に選択します [ 回線グループの検索と一覧表示 (Find and List Line Groups)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ 回線グループの設定 (Line Group Configuration)] ウィンドウが開きます [ 回線グループ情報 (Line Group Information)] セクションに次の設定を入力します 1 [ 回線グループ名 (Line Group Name)] フィールドに一意の名前を指定します 2 [RNA 復帰タイムアウト (RNA Reversion Timeout)] に秒数を指定します 3 回線グループに適用する [ 分散アルゴリズム (Distribution Algorithm)] を選択します ステップ 5 [ ハントオプション (Hunt Options)] セクションに次の設定を入力します ドロップダウンリストから [ 無応答 (No Answer)] の値を選択します [ 無応答時にハントメンバーを自動的にログアウト (Automatically Logout Hunt Member on No Answer)] を選択して ハントリストの自動ログアウトを設定します ドロップダウンリストから [ ビジー (Busy)] の値を選択します ドロップダウンリストから [ 使用不可 (Not Available)] の値を選択します ステップ 6 [ 回線グループメンバー情報 (Line Group Member Information)] セクションでは 以下を実行できます 回線グループに追加する電話番号またはルートパーティションを検索する 72

81 サーバのセットアップ ハントリスト 回線グループ内の電話番号またはルートパーティションの順序を変更する 回線グループから電話番号またはルートパーティションを削除する ステップ 7 [ 保存 (Save)] を選択します 次の作業 ハントリストを設定し 回線グループをハントリストに追加します ハントリスト ハントリストには 一連の回線グループが特定の順序で含まれています ハントリストは 1 つ以上のハントパイロットに関連付けられており それらの回線グループにアクセスする順序を示します この順序によって 着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます ハントリストは 回線グループによって定義された一連の電話番号から成っています 定義されたハントリストに従って Cisco Unified Communications Manager がルーティングするコールを決定した後 Cisco Unified Communications Manager は ハントリストで定義されている回線グループの順序に基づいて 1 番目に使用可能なデバイスを検出します グループコールピックアップ機能とダイレクトコールピックアップ機能では ハントリストは使用されません ハントリストには回線グループだけを含めることができます 各ハントリストには 少なくとも 1 つの回線グループが必要です 各回線グループには 少なくとも 1 つの電話番号が含まれます 単一の回線グループを複数のハントリストに表示できます ハントリストの設定 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ ルート / ハント (Route/Hunt)] > [ ハントリスト (Hunt List)] の順に選択します [ グループの検索とハントリスト (Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ ハントリストの設定 (Hunt List Configuration)] ウィンドウが開きます [ ハントリスト情報 (Hunt List Information)] セクションに次の設定を入力します 1 [ 名前 (Name)] フィールドに一意の名前を指定します 2 ハントリストの説明を入力します 73

82 ハントリスト サーバのセットアップ 3 ドロップダウンリストから [Cisco Unified Communications Manager グループ (Cisco Unified Communications Manager Group)] を選択します 4 ハントリストを保存すると 新しいハントリストのデフォルトとして [ このハントリストを有効にする (Enable this Hunt List)] が選択されます 5 このハントリストをボイスメールに使用する場合は [ ボイスメール用 (For Voice Mail Usage)] 選択します ステップ 5 [ 保存 (Save)] を選択してハントリストを追加します 次の作業 回線グループをハントリストに追加します ハントリストへの回線グループの追加 はじめる前に 回線グループを構成して ハントリストを設定する必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ ルート / ハント (Route/Hunt)] > [ ハントリスト (Hunt List)] の順に選択します [ グループの検索とハントリスト (Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます 回線グループを追加するハントリストを検索します 回線グループを追加するには [ 回線グループの追加 (Add Line Group)] を選択します [ ハントリスト詳細の設定 (Hunt List Detail Configuration)] ウィンドウが表示されます [ 回線グループ (Line Group)] ドロップダウンリストから回線グループを選択します 回線グループを追加するには [ 保存 (Save)] を選択します さらに別の回線グループを追加するには ステップ 4 ~ 6 を繰り返します [ 保存 (Save)] を選択します ハントリストをリセットするには [ リセット (Reset)] を選択します ダイアログボックスが表示されたら [ リセット (Reset)] を選択します 74

83 サーバのセットアップ ハントパイロット ハントパイロット ハントパイロットは 数字から構成される文字列 ( アドレス ) と ハントリストにコールをルーティングする一連の番号操作から成り立っています ハントパイロットは ネットワーク設計に柔軟性をもたらします また ルートフィルタおよびハントリストと連動して 特定のデバイスにコールを直接転送したり 特定の数字パターンを包含 除外 変更したりします ハントパイロットの設定オプションの詳細については Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルを参照してください ハントパイロットの設定 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ コールルーティング (Call Routing)] > [ ルート / ハント (Route/Hunt)] > [ ハントパイロット (Hunt Pilot)] の順に選択します [ ハントパイロットの検索と一覧表示 (Find and List Hunt Pilots)] ウィンドウが開きます [ 新規追加 (Add New)] を選択します [ ハントパイロットの設定 (Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウが開きます 数字とワイルドカードを含む ハントパイロットを入力します [ ハントリスト (Hunt List)] ドロップダウンリストからハントリストを選択します [ ハントパイロットの設定 (Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウで追加の設定を入力します ハントパイロットの設定の詳細については Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルを参照してください [ 保存 (Save)] を選択します ユーザの関連付けに関する設定 ユーザをデバイスに関連付けると ユーザにデバイスがプロビジョニングされます 手順 ステップ 1 ステップ 2 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ユーザ管理 (User Management)] > [ エンドユーザ (End User)] を選択します 75

84 ユーザの関連付けに関する設定 サーバのセットアップ [ ユーザの検索と一覧表示 (Find and List Users)] ウィンドウが開きます ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 ステップ 11 ステップ 12 ステップ 13 ステップ 14 ステップ 15 ステップ 16 [ ユーザを次の条件で検索 (Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後 [ 検索 (Find)] を選択してユーザのリストを取得します 対象のユーザをリストから選択します [ エンドユーザの設定 (End User Configuration)] ウィンドウが表示されます [ サービスの設定 (Service Settings)] セクションを探します [ ホームクラスタ (Home Cluster)] を選択します [UC サービスプロファイル (UC Service Profile)] ドロップダウンリストから ユーザの適切なサービスプロファイルを選択します [ デバイス情報 (Device Information)] セクションを探します [ デバイスの割り当て (Device Association)] を選択します [ ユーザデバイス割り当て (User Device Association)] ウィンドウが開きます ユーザを割り当てるデバイスを選択します [ 選択 / 変更の保存 (Save Selected/Changes)] を選択します [ ユーザ管理 (User Management)] > [ エンドユーザ (End User)] の順に選択し [ ユーザの検索と一覧表示 (Find and List Users)] ウィンドウに戻ります 一覧から同じユーザを探し 選択します [ エンドユーザの設定 (End User Configuration)] ウィンドウが表示されます [ 権限情報 (Permissions Information)] セクションを探します [ アクセスコントロールグループに追加 (Add to Access Control Group)] を選択します [ アクセスコントロールグループの検索と一覧表示 (Find and List Access Control Groups)] ダイアログボックスが開きます ユーザを割り当てるアクセスコントロールグループを選択します ユーザを 少なくとも次のアクセスコントロールグループに割り当てる必要があります Standard CCM End Users Standard CTI Enabled 電話機のモデルによっては 次のコントロールグループが追加で必要となります Cisco Unified IP Phone シリーズ または DX シリーズでは [ 標準 CTI による接続時の転送および会議をサポートする電話の制御 (Standard CTI Allow Control of Phones supporting Connected Xfer and conf)] を選択します Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズでは [ 標準 CTI によるロールオーバーモードをサポートする電話の制御 (Standard CTI Allow Control of Phones supporting Rollover Mode)] を選択します ステップ 17 [ 選択項目の追加 (Add Selected)] を選択します 76

85 サーバのセットアップ TFTP サーバアドレスオプション [ アクセスコントロールグループの検索と一覧表示 (Find and List Access Control Groups)] ウィンドウが終了します ステップ 18 [ エンドユーザの設定 (End User Configuration)] ウィンドウで [ 保存 (Save)] を選択します TFTP サーバアドレスオプション クライアントは TFTP サーバからデバイス設定を取得します ユーザにデバイスをプロビジョニングする場合 TFTP サーバアドレスを指定する必要があります TFTP サーバの自動設定 DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると クライアントは自動的にユーザのホームクラスタを検出できます そのため クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスを見つけることができます _cisco-uds SRV レコードを導入する場合は TFTP サーバのアドレスを指定する必要はありません TFTP サーバの手動設定 次の方法で TFTP サーバアドレスを手動で指定できます ユーザはクライアントの起動時に TFTP サーバアドレスを手動で入力します TFTP 引数を使用してインストール時に TFTP サーバアドレスを指定する Microsoft Windows レジストリで TFTP サーバアドレスを指定する 詳細については 電話パラメータ, (124 ページ ) を参照してください デバイスのリセット ユーザを作成し デバイスに関連付けた後 それらのデバイスをリセットする必要があります 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します [ 電話の検索 / 一覧表示 (Find and List Phones)] ウィンドウが開きます [ 電話を次の条件で検索 (Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し [ 検索 (Find)] を選択してデバイスの一覧を取得します 対象のデバイスを一覧から選択します 77

86 CCMCIP プロファイルの作成 サーバのセットアップ [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウが開きます ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 [ 割り当て情報 (Association Information)] セクションを探します 対象の電話番号設定を選択します [ 電話番号の設定 (Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます [ リセット (Reset)] を選択します [ デバイスリセット (Device Reset)] ダイアログボックスが開きます [ リセット (Reset)] を選択します [ 閉じる (Close)] を選択して [ デバイスリセット (Device Reset)] ダイアログボックスを閉じます 次の作業 CCMCIP プロファイルの作成 CCMCIP プロファイルの作成 CCMCIP プロファイルの自動設定 DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると クライアントは自動的にユーザのホームクラスタを検索してサービスを検出できます クライアントが検出するサービスの 1 つは CCMCIP を置き換える UDS です _cisco-uds SRV レコードを展開する場合は CCMCIP プロファイルを作成する必要はありません CCMCIP プロファイルの手動設定 次の方法で手動で CCMCIP サーバアドレスを指定できます ユーザがクライアントの起動時に CCMCIP サーバアドレスを手動で入力する インストール時に CCMCIP 引数を使用して CCMCIP サーバアドレスを指定する Microsoft Windows レジストリに CCMCIP サーバアドレスを指定する 詳細については 電話パラメータ, (124 ページ ) を参照してください ダイヤルプランのマッピング Cisco Unified Communications Manager のダイヤルルールがディレクトリのダイヤルルールと確実に一致するように ダイヤルプランのマッピングを設定します 78

87 サーバのセットアップ ダイヤルルールの発行 アプリケーションダイヤルルール (Application Dial Rules) アプリケーションダイヤルルールにより ユーザがダイヤルする電話番号の桁数の追加および削除が自動的に行われます アプリケーションダイヤルルールにより ユーザがクライアントからダイヤルする番号が操作されます たとえば 7 桁の電話番号の先頭に自動的に 9 を追加して外線にアクセスするように ダイヤルルールを設定できます ディレクトリ検索ダイヤルルール (Directory Lookup Dial Rules) ディレクトリ検索ダイヤルルールによって 発信者 ID の番号が クライアントがディレクトリで検索できる番号に変換されます 定義する各ディレクトリ検索ルールには 先頭の数字および番号の長さに基づいてどの数字を変換するかを指定します たとえば 10 桁の電話番号から市外局番と 2 桁の局番を自動的に削除するディレクトリ検索ルールを作成できます このタイプのルールでは たとえば を に変換します ダイヤルルールの発行 Cisco Unified Communications Manager リリース 以前の場合 ダイヤルルールは自動でクライアントに発行されません このため ダイヤルルールを発行するには COP ファイルを導入する必要があります この COP ファイルによって ダイヤルルールが Cisco Unified Communications Manager データベースから TFTP サーバ上の XML ファイルにコピーされます その後 クライアントは その XML ファイルをダウンロードしてダイヤルルールにアクセスできます メモ Cisco Unified Communications Manager リリース 以前でダイヤルルールを更新または変更するたびに COP ファイルを導入する必要があります はじめる前に 1 Cisco Unified Communications Manager でダイヤルルールを作成します 2 cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします 3 cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を Cisco Jabber 管理パッケージからファイルシステムにコピーします 79

88 ダイヤルルールの発行 サーバのセットアップ 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 [Cisco Unified OS の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ソフトウェアアップグレード (Software Upgrades)] > [ インストール / アップグレード (Install/Upgrade)] を選択します [ ソフトウェアインストール / アップグレード (Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn の場所を指定します [ 次へ (Next)] を選択します [ 利用可能なソフトウェア (Available Software)] リストから cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を選択します [ 次へ (Next)] を選択し [ インストール (Install)] を選択します TFTP サービスを再起動します ブラウザでダイヤルルールの XML ファイルを開き TFTP サーバでそれらのファイルが利用可能であることを確認します a) に移動します b) に移動します ブラウザで AppDialRules.xml と DirLookupDialRules.xml にアクセスできる場合 クライアントはダイヤルルールをダウンロードできます TFTP サービスを実行する Cisco Unified Communications Manager の各インスタンスに対して 前述の手順を繰り返します 次の作業 Cisco Unified Communications Manager の各インスタンスに対して前述の手順を繰り返した後 クライアントを再起動します 80

89 第 6 章 Cisco WebEx ミーティングの統合 Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導入環境向けの会議の設定, 81 ペー ジ Cisco WebEx Meeting Center を使用したクラウドベース導 入環境向けの会議の設定 Cisco WebEx 管理ツールで適切な設定を行い 適切なユーザにミーティング機能と会議機能を割 り当てる必要があります Cisco WebEx Meeting Center による認証 Cisco WebEx Meeting Center では次のタイプの認証を使用できます 直接認証 クライアントは Cisco WebEx Meeting Center にユーザ クレデンシャルを直接渡す ことができます 直接認証を有効にする手順は次のとおりです 1 Cisco WebEx 管理ツールを使用して Cisco WebEx Meeting Center のユーザー アカウントを 作成します Cisco WebEx Meeting Center は 直接認証シナリオでユーザ クレデンシャルを検証する必 要があります ユーザ アカウントはクレデンシャルを保留にして クライアントが認証 を試みるときに Cisco WebEx Meeting Center がクレデンシャルを検証できるようにします 2 クライアント インターフェイスで Cisco WebEx Meeting Center クレデンシャルを指定しま す 詳細については Overview of Loosely Coupled Integration のトピックを参照してください 81

90 [ インスタント WebEx ミーティング (Instant WebEx Meeting)] メニューオプションの無効化 Cisco WebEx ミーティングの統合 [ インスタント WebEx ミーティング (Instant WebEx Meeting)] メニューオプションの無効化 手順 ステップ 1 [ インスタント WebEx ミーティング (Instant WebEx Meeting)] メニューオプションを無効化するには 次のレジストリキーの 1 つを削除します Windows 64 ビット版 : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Communicator\SessionManager\Apps\{7DE5E338-CF D-3822EDEFE97E} Windows 32 ビット版 : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Communicator\SessionManager\Apps\{7DE5E338-CF D-3822EDEFE97E} ステップ 2 クライアントを再起動して 有効にします クライアントでの会議クレデンシャルの指定 ユーザは [ オプション (Options)] ウィンドウの [ ミーティング (Meetings)] タブで ユーザ自身のクレデンシャルを指定します [ オプション (Options)] ウィンドウを開くには [ ファイル (File)] > [ オプション (Options)] を選択します 82

91 第 7 章 クライアントのインストール インストールのオプションを確認し Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストールのさ まざまな方法を学習します インストールを開始する前に 正常な導入の要件について理解し ます インストレーションの概要, 83 ページ コマンドラインの使用, 85 ページ サポートされる言語, 90 ページ MSI の再パッケージ化, 91 ページ グループ ポリシーを使用した導入, 94 ページ カスタム プレゼンス ステータス, 96 ページ Cisco Media Services Interface, 97 ページ Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール, 99 ページ インストレーションの概要 次のオペレーティング システムにクライアントをインストールできます Microsoft Windows 8 32 ビット Microsoft Windows 8 64 ビット Microsoft Windows 7 32 ビット Microsoft Windows 7 64 ビット 注 Cisco UC Integration for Microsoft Lync には Microsoft.NET Framework または Java モジュール は必要ではありません 83

92 インストレーションの概要 クライアントのインストール インストール要件の詳細については ハードウェア要件 および ソフトウェア要件 のトピックを参照してください ( 注 ) Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールした後 Microsoft Outlook を再起動して Click to Call 機能が適切に初期化されるようにします インストールオプション Cisco UC Integration for Microsoft Lync で提供される MSI インストールパッケージでは 次のインストールオプションが用意されています コマンドライン経由のインストール コマンドラインウィンドウで引数を使用してインストールプロパティを指定して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールできます 組織間に渡る複数のインスタンスをインストールする場合は このオプションを選択します 詳細については コマンドラインの使用 を参照してください MSI の再パッケージ化 Microsoft Orca などのプログラムを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync のインストールパッケージをカスタマイズできます MSI を再パッケージ化すると デフォルトのインストールパッケージを開いて必要なインストールプロパティを指定して カスタムインストールパッケージを保存できます 同じインストールプロパティを持つインストールパッケージを配布する場合は このオプションを選択します 詳細については Transform the Installer を参照してください MSI の手動による実行 クライアントコンピュータのファイルシステムで MSI を手動で実行してから Cisco UC Integration for Microsoft Lync の初回起動時に接続のプロパティを指定できます テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は このオプションを選択します 詳細については MSI の手動による実行を参照してください Click to Call のインストール 必ず [ 完全 (Complete)] インストーラオプションを使用してアプリケーションをインストールし Click to Call 機能がインストールされるようにします [ 標準 (Typical)] オプションの場合 Click to Call 機能は含まれません [ カスタム (Custom)] オプションの場合 Click to Call を含めるか除外するかを指定できます 84

93 クライアントのインストール コマンドラインの使用 コマンドラインの使用 インストール時にプロパティを Cisco UC Integration for Microsoft Lync に適用するために コマンドラインの引数を指定できます はじめる前に ソフトウェア設定管理プログラムを使用して導入するために Cisco UC Integration for Microsoft Lync を準備します 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 コマンドラインウィンドウを開きます 次のコマンドを入力します msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi コマンドラインウィンドウでコマンドラインの引数を parameter=value のペアで指定します 次に Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするためのコマンドの例を示します インストールの例 msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi LANGUAGE=1033 /quiet ここで LANGUAGE=1033 により 英語が言語として指定されます /quiet により サイレントインストールが指定されます 85

94 コマンドライン引数 クライアントのインストール コマンドラインの引数の詳細については コマンドライン引数 を参照してください ステップ 4 コマンドを実行して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールします コマンドライン引数 次の表に Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするために使用されるコマンドライン引数を説明します 引数 値 説明 (Description) TFTP IP アドレス ホストネーム FQDN TFTP サーバのアドレスを指定します 値として次のいずれかを設定します ホストネーム 例 :hostname IP アドレス たとえば と指定します 完全修飾ドメイン名 例 :hostname.domain.com [CTI] CCMCIP IP アドレスホストネーム FQDN IP アドレスホストネーム FQDN CTI サーバのアドレスを指定します この引数は CTI サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です サーバアドレスが同じである場合 この引数を指定する必要はありません CCMCIP サーバのアドレスを指定します この引数は CCMCIP サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です サーバアドレスが同じである場合 この引数を指定する必要はありません 86

95 クライアントのインストール コマンドライン引数 引数 LANGUAGE 値 10 進数の LCID 説明 (Description) Cisco UC Integration for Microsoft Lync が使用する言語のロケール ID(LCID) を 10 進数で定義します 値は サポートされる言語に対応する 10 進数の LCID でなくてはなりません たとえば 次のいずれかを指定できます 1033 は英語です 1036 はフランス語です 1034 はスペイン語です 2052 は簡体字中国語です LOG_DIRECTORY ディレクトリパス この引数は省略可能です 値を指定しなかった場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデフォルトとしてシステムロケールの言語が使用されます 指定可能な言語のリストについては サポートされる言語 のトピックを参照してください ログファイルのカスタムディレクトリの場所を指定します ディレクトリの場所は テンプレート LOG_DIRECTORY=<directory_location> を使用して指定されます スペースを含むディレクトリパスは二重引用符で囲みます このパラメータを使用した例を次に示します msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory サイレントインストールにこのパラメータを使用した例を次に示します msiexec /i CUCILyncSetup.msi LOG_DIRECTORY=C:\CUCILyncCustomLogDirectory /quiet ( 注 ) 仮想化環境ではこの機能に既知の制限があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync を起動させてから HVD を再起動させると この機能は動作します 87

96 コマンドライン引数 クライアントのインストール 引数 FORGOT_PASSWORD_URL TFTP_FILE_NAME PRESENCE_DOMAIN VOIC _ENABLED 値 URL ファイル名 (Filename) 使用するドメイン名 true false 説明 (Description) ユーザがパスワードを忘れたか パスワードをリセットする必要がある場合に ユーザがリダイレクトされる URL を指定します 機能を有効にするために この引数を指定する必要はありません ただし ユーザが新しいパスワードを取得できるよう 有効な URL を指定する必要があります TFTP サーバ上にある グローバル設定ファイルの一意の名前を指定します グローバル設定ファイルが デフォルト名 (jabber-config.xml) を使用しない場合は この引数の値を指定する必要があります 値として 未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます この引数の値として指定した名前は TFTP サーバ上のその他のグローバル設定ファイルよりも優先されます この引数は省略可能です Active Directory の連絡先を解決するために使用するドメイン名を指定します (domain.com など ) ボイスメールを有効にするかどうかを指定します true( デフォルト ): ボイスメールを有効に します false: ボイスメールを無効にします 88

97 クライアントのインストール コマンドライン引数 引数 CLEAR 値 1 説明 (Description) Cisco UC Integration for Microsoft Lync が以前のインストールからの既存のブートストラップファイルを上書きするかどうかを指定します Cisco UC Integration for Microsoft Lync は インストール中に設定した引数や値をブートストラップファイル jabber-bootstrap.properties に保存します その後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は起動時にブートストラップファイルから設定をロードします この引数を指定する場合 この引数を指定すると インストール中に次のことが実行されます 1 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は既存のブートストラップファイルを削除します 2 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は新しいブートストラップファイルを作成します この引数を指定しない場合 この引数を指定しない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はインストール中に既存のブートストラップファイルがあるかどうかをチェックします ブートストラップファイルがない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はインストール中にブートストラップファイルを作成します ブートストラップファイルがある場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はブートストラップファイル上書きせず 既存の設定を維持します 89

98 サポートされる言語 クライアントのインストール 引数 値 説明 (Description) ( 注 ) Cisco UC Integration for Microsoft Lync を再インストールする場合は 次の点を検討する必要があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync は既存のブートストラップファイルからの設定を保持しません CLEAR を指定する場合は 他のすべてのインストール引数も適切に指定する必要があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync は既存のブートストラップファイルにインストール引数を保存しません インストール引数の値を変更する場合 または追加のインストール引数を指定する場合は 既存の設定を上書きするために CLEAR を指定する必要があります 既存のブートストラップファイルを上書きするには コマンドラインに CLEAR を次のように指定します msiexec.exe /i CUCILyncSetup.msi CLEAR=1 サポートされる言語 次の表に Cisco UC Integration for Microsoft Lync でサポートされる言語を示します アラビア語 中国語 ( 簡体字 ) 中国語 ( 繁体字 ) チェコ語 デンマーク語 Dutch 英語 フランス語 フィンランド語 90

99 クライアントのインストール MSI の再パッケージ化 ドイツ語 ギリシャ語 ヘブライ語 イタリア語 日本語 Korean Norwegian ポーランド語 ポルトガル語 ( ブラジル ) ポルトガル語 ( ポルトガル ) ロシア語 スウェーデン語 スペイン語 Turkish ( 注 ) Cisco UC Integration for Microsoft Lync では すべてのサブ言語のロケール ID はサポートしていません たとえば フランス語 ( カナダ ) を指定した場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではフランス語 ( フランス ) が使用されます 本リリース以降 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では中国語 ( 簡体字 ) と中国語 ( 繁体字 ) のロケール ID のみをサポートします Cisco UC Integration for Microsoft Lync では 中国語のその他のサブ言語のロケール ID はサポートしません たとえば 中国語 ( シンガポール ) を指定した場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync では英語が使用されます ロケール ID の詳細については 次のドキュメントを参照してください Microsoft Windows Locale Code Identifier (LCID) Reference Locale IDs Assigned by Microsoft MSI の再パッケージ化 必要なインストールプロパティを含むカスタム MSI を作成するために CUCILyncSetup.msi を再パッケージ化できます 91

100 カスタムインストーラの使用 クライアントのインストール カスタムインストーラの使用 CUCILyncProperties.mst トランスフォームファイルを使用して CUCILyncSetup.msi を変更し カスタムインストーラを作成します 制約事項 カスタムインストーラから 1033( 英語 ) 以外のすべての言語コード削除する必要があります Microsoft Orca では デフォルト (1033) 以外のいずれの言語ファイルもカスタムインストーラで保持されません カスタムインストーラからすべての言語コードを削除しない場合 言語が英語以外のオペレーティングシステムでインストーラを実行できません ( 注 ) トランスフォームファイルを適用しても CUCILyncSetup.msi のデジタル署名は変更されません はじめる前に 1 Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします 2 CUCILyncProperties.mst を管理パッケージからファイルシステムにコピーします 3 Microsoft の Web サイトから Microsoft Windows SDK for Windows 7 and.net Framework 4 をダ ウンロードしてインストールします Microsoft Orca を使用して CUCILyncSetup.msi のカスタムバージョンを作成します Microsoft Orca は Microsoft Windows SDK for Windows 7 and.net Framework 4 の一部として使用できます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 Microsoft Orca を起動します Microsoft Orca で CUCILyncSetup.msi を開きます a) [ ファイル (File)] > [ 開く (Open)] を選択します b) ファイルシステムで CUCILyncSetup.msi の場所を参照します c) CUCILyncSetup.msi を選択して [ 開く (Open)] を選択します Microsoft Orca で CUCILyncSetup.msi を開きます インストーラのテーブルのリストが [ テーブル (Tables)] ペインに表示されます 1033( 英語 ) 以外のすべての言語コードを削除します a) [ 表示 (View)] > [ 要約情報 (Summary Information)] を選択します [ 要約情報の編集 (Edit Summary Information)] ウィンドウが表示されます b) [ 言語 (Language)] フィールドを見つけます 92

101 クライアントのインストール カスタムインストーラの使用 c) 1033 以外のすべての言語コードを削除します d) [OK] を選択します 英語がカスタムインストーラの言語として設定されます ステップ 4 ステップ 5 CUCILyncProperties.mst を適用します a) [ トランスフォーム (Transform)] > [ トランスフォームの適用 (Apply Transform)] を選択します b) ファイルシステム上の CUCILyncProperties.mst の場所を参照します c) CUCILyncProperties.mst を選択して [ 開く (Open)] を選択します [ テーブル (Tables)] ペインのテーブルのリストから [ プロパティ (Property)] を選択します CUCILyncSetup.msi のプロパティのリストが アプリケーションウィンドウの右側のパネルに表示されます CUCILyncProperties.mst は次のプロパティを適用します LANGUAGE TFTP_FILE_NAME FORGOT_PASSWORD_URL これらのプロパティは コマンドラインの引数に対応し 同じ値が設定されています 各プロパティと指定できる値の説明については コマンドライン引数 を参照してください ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 必要に応じてプロパティの値を指定するか 不要なプロパティを削除します カスタムインストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします a) [ ツール (Tools)] > [ オプション (Options)] を選択します b) [ データベース (Database)] タブを選択します c) [[ 名前を付けて保存 (Save As)] の選択時に埋め込みストリームをコピーする (Copy embedded streams during 'Save As')] を選択します d) [ 適用 (Apply)] を選択し [OK] を選択します カスタムインストーラを保存します a) [ ファイル (File)] > [ 名前を付けて変換を保存 (Save Transformed As)] を選択します b) ファイルシステム上の場所を選択してインストーラを保存します c) インストーラの名前を指定してから [ 保存 (Save)] を選択します 次の作業 ソフトウェア設定管理プログラムを使用して展開するためにカスタムインストーラを準備します 関連トピック Microsoft Windows SDK for Windows 7 and.net Framework 4 93

102 カスタムトランスフォームファイルの作成 クライアントのインストール カスタムトランスフォームファイルの作成 カスタムトランスフォームファイルには インストーラに適用できるプロパティおよび値が含まれます たとえば インストール時に Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォームファイルと デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォームファイルを作成できます その後 各トランスフォームファイルを CUCILyncSetup.msi に適用し 2 つのインストーラ ( それぞれの言語に 1 つずつ ) を作成できます 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 Microsoft Orca を起動します CUCILyncSetup.msi を開いてから CUCILyncProperties.mst を適用します 詳細については Transform the Installer を参照してください 該当するインストーラプロパティに値を指定します トランスフォームファイルを生成して保存します a) [ トランスフォーム (Transform)] > [ トランスフォームの生成 (Generate Transform)] を選択します b) トランスフォームファイルを保存するファイルシステムの場所を選択します c) トランスフォームファイルの名前を指定して [ 保存 (Save)] を選択します 作成したトランスフォームファイルは file_name.mst として保存されます このトランスフォームファイルを適用して CUCILyncSetup.msi のプロパティを変更できます グループポリシーを使用した導入 Microsoft Group Policy Management Console(GPMC) を使用して グループポリシー付きで Cisco UC Integration for Microsoft Lync を Microsoft Windows Server にインストールします ( 注 ) グループポリシーを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールするには Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメインにある必要があります はじめる前に インストールパッケージの言語コードを設定するには 次の手順を実行します 1 Microsoft Orca を起動します 94

103 クライアントのインストール グループポリシーを使用した導入 Microsoft Orca は Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for Windows 7 and.net Framework 4 の一部として提供されます 2 CUCILyncSetup.msi を開きます a b c [ ファイル (File)] > [ 開く (Open)] を選択します ファイルシステムで CUCILyncSetup.msi の場所を参照します CUCILyncSetup.msi を選択して [ 開く (Open)] を選択します 3 [ 表示 (View)] > [ 要約情報 (Summary Information)] を選択します 4 [ 言語 (Language)] フィールドを見つけます 5 インストール言語に対応するロケール ID を設定します たとえば インストールの言語として英語を指定するには ロケール ID に 1033 を設定します 6 [OK] を選択します 7 インストールパッケージを保存します インストールパッケージを保存するために [ ファイル (File)] > [ 名前を付けて保存 (Save As)] を選択した場合は 組み込みストリームを有効にする必要があります 1 [ ツール (Tools)] > [ オプション (Options)] を選択して [ データベース (Database)] タブ を選択します 2 [[ 名前を付けて保存 (SaveAs)] の選択時に埋め込みストリームをコピーする (Copyembedded streams during 'Save As')] を選択します 3 [ 適用 (Apply)] を選択し [OK] を選択します 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストールパッケージをコピーします Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは 分散ポイントのインストールパッケージにアクセスできる必要があります [ スタート (Start)] > [ ファイル名を指定して実行 (Run)] を選択し 次のコマンドを入力します GPMC.msc [ グループポリシー管理 (Group Policy Management)] コンソールが開きます 新しいグループポリシーオブジェクトを作成します a) 左側のペインの適切なドメインを右クリックします b) [ このドメインに GPO を作成してここにリンクする (Create a GPO in this Domain, and Link it here)] を選択します [ 新しい GPO(New GPO)] ウィンドウが開きます 95

104 カスタムプレゼンスステータス クライアントのインストール c) [ 名前 (Name)] フィールドにグループポリシーオブジェクトの名前を入力します d) デフォルト値をそのままにするか [ 発信元の開始 GPO(Source Starter GPO)] ドロップダウンリストから適切なオプションを選択し 次に [OK] を選択します 新しいグループポリシーが ドメインのグループポリシーのリストに表示されます ステップ 4 導入の範囲を設定します a) 左側のペインのドメインの下からグループポリシーオブジェクトを選択します グループポリシーオブジェクトが右側のペインに表示されます b) [ スコープ (Scope)] タブの [ セキュリティフィルタリング (Security Filtering)] セクションで [ 追加 (Add)] を選択します [ ユーザ コンピュータ またはグループの選択 (Select User, Computer, or Group)] ウィンドウが開きます c) Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入するコンピュータとユーザを指定します ステップ 5 インストールパッケージを指定します a) 左側のペインのグループポリシーオブジェクトを右クリックして [ 編集 (Edit)] を選択します [ グループポリシー管理エディタ (Group Policy Management Editor)] が開きます b) [ コンピュータの設定 (Computer Configuration)] を選択して [ ポリシー (Policies)] > [ ソフトウェアの設定 (Software Settings)] を選択します c) [ ソフトウェアのインストール (Software Installation)] を右クリックして [ 新規 (New)] > [ パッケージ (Package)] を選択します d) [ ファイル名 (File Name)] の横にインストールパッケージの場所を入力します ( 例 : \\server\software_distribution) 重要インストールパッケージの場所として Uniform Naming Convention(UNC) パスを入力する必要があります UNC パスを入力しない場合 グループポリシーは Cisco UC Integration for Microsoft Lync を導入できません e) インストールパッケージを選択して [ 開く (Open)] を選択します f) [ ソフトウェアの導入 (Deploy Software)] ダイアログボックスで [ 割り当て済み (Assigned)] を選択し [OK] を選択します 各コンピュータの次回起動時に グループポリシーによって Cisco UC Integration for Microsoft Lync がそれぞれのコンピュータにインストールされます カスタムプレゼンスステータス Cisco UC Integration for Microsoft Lync には [ 通話中 (On the Phone)] のカスタムプレゼンスステータスが含まれています この状態は custompresence.xml ファイルに保存されます このファイルはアプリケーションとともにインストールされます ファイルのデフォルトの場所は C:\Program Files (x86)\cisco Systems\CUCILync\custompresence.xml です 96

105 クライアントのインストール Cisco Media Services Interface カスタムプレゼンスファイルの場所を定義するレジストリキーは ファイルの場所が で始まっていないと Microsoft Lync 2010 によって無視されるため Microsoft Lync 2010 はデフォルトではこのファイルを使用できません そのため カスタムプレゼンスファイルを導入するために 管理者には以下の 2 つの選択肢があります 1 custompresence.xml ファイルをセキュアな Web サーバ (Microsoft Lync サーバ上で実行する Microsoft Internet Information Services のインスタンスなど ) に導入し すべての Lync ユーザ用にその場所でレジストリ値 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator\CustomStateURL (Microsoft Lync 2010 の場合 ) または HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync\CustomStateURL (Microsoft Lync 2013 の場合 ) を更新します 詳細については 以下の Microsoft サイトを参照してください &displaylang=en [ 英語 ] &displaylang=en [ 英語 ] 2 現在 Lync SIP 高セキュリティモードを使用していないか または Lync SIP 高セキュリティモードの使用が必要でない場合 管理者はローカルマシンにインストールされた custompresence.xml ファイルを使用できます Lync SIP 高セキュリティモードは Windows レジストリで EnableSIPHighSecurityMode 値をゼロ (0) に設定することによって無効になります この値は Microsoft Lync 2010 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Communicator に Microsoft Lync 2013 用が HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\15.0\Lync にあります Cisco Media Services Interface Cisco Media Services Interface では Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し Cisco UC Integration for Microsoft Lync がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオメディアを送信できるようにします この項では Cisco Media Services Interface およびこのインターフェイスのトラフィックマーキングとデスクトップフォンビデオのための使用について説明します トラフィックマーキング Cisco UC Integration for Microsoft Lync は メディアサービスインターフェイスを使用してフロー情報を提供することができます Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 音声メディアまたはビデオメディアを送信する前に メディアサービスインターフェイスが使用可能かどうかを確認します メディアサービスインターフェイスがコンピュータに存在する場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はメディアサービスインターフェイスにフロー情報を提供します 97

106 Cisco Media Services Interface クライアントのインストール その後 サービスはネットワークに信号を送信し ルータはフローを分類して Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラフィックを優先させます サービスが存在しない場合には Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではサービスを使用せずに 通常どおりに音声メディアとビデオメディアを送信します ( 注 ) Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 音声通話またはビデオコールごとに Cisco メディアサービスインターフェイスが使用可能かどうかを確認します デスクフォンビデオ機能 デスクフォンのビデオ機能を有効にするには Cisco メディアサービスインターフェイスをインストールする必要があります Cisco メディアサービスインターフェイスでは Cisco UC Integration for Microsoft Lync を有効にするドライバが提供されており 以下を行うことができます デスクフォンデバイスを検出します CAST プロトコルを使用してデスクフォンデバイスへの接続を確立して維持します はじめる前に トラフィックマーキング用に Cisco Media Services Interface をインストールするには 次の作業を行う必要があります Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします 適切であれば Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱う ようにネットワークを設定します ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありません 最初の手順は Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィックの優先順位を決めることです トラフィックがネットワークを通過するときに 他のすべてのデバイスも そのトラフィックの優先順位を決める必要があります ただし そのトラフィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合はこの限りではありません ネットワークの設定の詳細については Medianet Knowledge Base Portal を参照してください 重要 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では Cisco Media Services Interface バージョン 以降をサポートしています 98

107 クライアントのインストール Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール 手順 ステップ 1 ステップ 2 Cisco.com にある Cisco UC Integration for Microsoft Lync のダウンロードサイトから Cisco Media Services Interface のインストールプログラムをダウンロードします Cisco UC Integration for Microsoft Lync をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services Interface をインストールします Cisco Media Services Interface のインストールについては 該当の Cisco Medianet マニュアルを参照してください Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール コマンドラインまたは Microsoft Windows コントロールパネルを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールできます このトピックでは コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールする方法について説明します コマンドラインを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするには MSI または製品コードを使用します MSI がファイルシステムで使用できる場合 MSI を使用します ただし MSI がファイルシステムで使用できない場合には 製品コードを使用します 手順 ステップ 1 ステップ 2 コマンドラインウィンドウを開きます 次のいずれかのコマンドを入力して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールします 99

108 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のアンインストール クライアントのインストール オプション MSI を使用したアンインストール 製品コードを使用したアンインストール コマンド (Command) msiexec.exe /x path_to_cucilyncsetup.msi 次に MSI を使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするためのコマンドの例を示します msiexec.exe /x C:\Windows\Installer\CUCILyncSetup.msi /quiet ここで /quiet により サイレントアンインストールが指定されます msiexec.exe /x product_code 次に 製品コードを使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync をアンインストールするためのコマンドの例を示します msiexec.exe /x D2DE-49BB-B C7 /quiet ここで /quiet により サイレントアンインストールが指定されます Cisco UC Integration for Microsoft Lync の製品コードを検索するには 次の手順を実行します 1 Microsoft Windows レジストリエディタを開きます 2 レジストリキー HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products を見つけます 3 [ 編集 (Edit)] > [ 検索 (Find)] を選択します 4 [ 検索 (Find)] ウィンドウの [ 何を検索 (Find what)] テキストボックスに Cisco UC Integration for Microsoft Lync を入力して [ 次を検索 (Find Next)] を選択します 5 ProductIcon レジストリキーを見つけます 製品コードは C:\Windows\Installer\{product_code}\ARPPRODUCTICON.exe のように ProductIcon レジストリキーの値データに示されます ( 注 ) 製品コードは Cisco UC Integration for Microsoft Lync の各バージョンによって変わります コマンドによって Cisco UC Integration for Microsoft Lync がコンピュータから削除されます 100

109 第 8 章 設定 Configuration Cisco UC Integration for Microsoft Lync は TFTP サーバに常駐する XML ファイルから設定を取得 します この項では どのような場合にカスタム設定を作成する必要があるか また作成可能 な各種設定ファイルについて説明します グローバル設定ファイル, 101 ページ グループ設定ファイル, 101 ページ 設定ファイルの要件, 103 ページ グローバル設定ファイル グローバル設定ファイルは すべての Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザに適用されま す Cisco UC Integration for Microsoft Lync は ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグロー バル設定ファイルをダウンロードします グローバル設定ファイル名 グローバル設定ファイルのデフォルト名は jabber-config.xml です 導入時に次のコマン ドライン引数を使用すると グローバル設定ファイルに一意の名前を指定することもできます TFTP_FILE_NAME コマンドライン引数の詳細については インストールの章を参照してください グループ設定ファイル グループ設定ファイルは Cisco UC Integration for Microsoft Lync ユーザのサブセットに適用され ます グループ設定ファイルは グローバル設定ファイルよりも優先されます Cisco UC Integration for Microsoft Lync は ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に グループ設定ファイルを取得します Cisco UC Integration for Microsoft Lync は その後 ユーザ 101

110 グループ設定ファイル 設定 (Configuration) にサインアウトするよう指示します 2 回目のログインシーケンスの間 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします Cisco UC Integration for Microsoft Lync は グループ設定ファイルを次の手順で読み込みます ユーザがサインインしていない場合 1 ユーザがサインインします 2 ユーザがサインアウトします 3 ユーザがサインインすると Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読 み込みます ユーザがサインインしており ソフトフォンでコールしている場合 1 ユーザがサインインしており ソフトフォンでコールしています 2 ユーザがサインアウトします 3 ユーザがサインインすると Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読み込みます ユーザがサインインしており デスクフォンでコールしている場合 1 ユーザがサインインしており デスクフォンでコールしています 2 ユーザがサインアウトします 3 ユーザがサインインすると Cisco UC Integration for Microsoft Lync はグループ設定を読 み込みます ユーザがサインアウトする前に ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はユーザにサインアウトしてからサインインし直すよう指示し グループ設定を読み込みます グループ設定ファイル名 Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] で グループ設定ファイルの名前を指定します Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除すると Cisco UC Integration for Microsoft Lync が変更を検出し ユーザにサインアウトするよう指示し グローバル設定ファイルを読み込みます CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名を削除するには configurationfile=group_configuration_file_name.xml 文字列全体を削除するか 文字列からグループ設定ファイル名を削除します ユーザがデスクフォン以外のデバイスを所有していない場合は 次のコマンドライン引数を使用して 異なるグループに対して一意の名前の設定ファイルを指定してください TFTP_FILE_NAME 102

111 設定 (Configuration) 設定ファイルの要件 コマンドライン引数の詳細については インストールの章を参照してください 設定ファイルの要件 設定ファイル名は 大文字と小文字を区別します エラーを回避し Cisco UC Integration for Microsoft Lync が TFTP サーバからファイルを取得できるよう ファイル名には小文字を使用してください 設定ファイルには utf-8 エンコーディングを使用する必要があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 有効な XML 構造のない設定ファイルは読み込めません 設定ファイルの構造で終了要素をチェックし 要素が正しく入れ子になっていることを確認します 詳細については この章の設定ファイルの例をご覧ください XML には 有効な XML 文字エンティティ参照しか含めることができません たとえば & ではなく & を使用してください XML に無効な文字が含まれている場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync は設定ファイルを解析できません Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き 無効な文字やエンティティがないことを確認します Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は 設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は 設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります 103

112 設定ファイルの要件 設定 (Configuration) 104

113 第 9 章 導入の設定 グループ設定の作成, 106 ページ グローバル設定の作成, 107 ページ TFTP サーバの再起動, 108 ページ 設定ファイルの構造, 109 ページ クライアント パラメータ, 110 ページ ディレクトリ属性マッピング パラメータ, 111 ページ ディレクトリ接続パラメータ, 112 ページ ディレクトリ クエリー パラメータ, 115 ページ 連絡先の写真の取得, 120 ページ 連絡先の解決, 123 ページ 電話パラメータ, 124 ページ ポリシー パラメータ, 126 ページ ボイスメール パラメータ, 129 ページ Internet Explorer ポップアップ パラメータ, 129 ページ 自動更新の設定, 132 ページ 問題レポートの設定, 133 ページ カスタム埋め込みタブ, 134 ページ 設定ファイルの例, 139 ページ 105

114 グループ設定の作成 導入の設定 グループ設定の作成 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス構成からグループ設定ファイルの名前を取得します 制約事項 ユーザ用に CSF デバイスを設定しない場合 グループ設定をそれらのユーザに適用することはできません はじめる前に Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.x 以降で次の手順を実行する必要があります 1 Cisco.com から Cisco UC Integration for Microsoft Lync 管理パッケージをダウンロードします 2 ciscocm.addcsfsupportfield.cop を管理パッケージからファイルシステムにコピーします 3 Cisco Unified Communications Manager に ciscocm.addcsfsupportfield.cop を展開しま す COP ファイルを展開する手順については Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] フィールドは Cisco Unified Communications Manager の [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウにある [ デスクトップクライアントの設定 (Desktop Client Settings)] セクションの CSF デバイスに使用できます 手順 ステップ 1 任意のテキストエディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します グループ設定ファイルには 適切な名前を指定できます ( 例 : cucilync-groupa-config.xml) ファイル名には小文字を使用してください UTF-8 エンコードを使用してください ステップ 2 ステップ 3 グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します 重要設定ファイルの構造が有効でない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した設定を読み取ることができません 設定ファイルで必要な構造の例については この章の XML の例を参照してください TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします a) [Cisco Unified OS の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます b) [ ソフトウェアのアップグレード (Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理 (TFTP File Management)] を選択します 106

115 導入の設定 グローバル設定の作成 c) [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します d) [ ファイルのアップロード (Upload File)] セクションで [ 参照 (Browse)] を選択します e) ファイルシステムにあるグループ設定ファイルを選択します f) [ ファイルのアップロード (Upload File)] セクションの [ ディレクトリ (Directory)] テキストボックスに値を指定しないでください [ ディレクトリ (Directory)] テキストボックスに値を指定する場合には その値をメモしておきます Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス構成でグループ設定ファイルを指定する際は パスとファイル名を指定する必要があります g) [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します ステップ 4 [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] フィールドにグループ設定ファイルの名前を指定します ワンポイントアドバイス複数のユーザに対して一括管理ツールを使用します a) [Cisco Unified CM の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます b) [ デバイス (Device)] > [ 電話 (Phone)] の順に選択します c) グループ設定ファイルを適用する適切な CSF デバイスを検索して選択します d) [ 電話の設定 (Phone Configuration)] ウィンドウの [ プロダクト固有の設定 (Product Specific Configuration Layout)] セクションを見つけます e) [ デスクトップクライアントの設定 (Desktop Client Settings)] セクションを見つけます f) [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] フィールドに configurationfile=group_configuration_file_name.xml を入力します ( 例 : configurationfile=cucilync-groupa-config.xml) ( 注 ) [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] フィールドで複数のエントリを区切るには セミコロンを使用します ただし 複数のグループ設定ファイルを指定しないでください 複数のグループ設定ファイルを指定した場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync では利用可能な最初のグループ設定を使用します TFTP サーバ上でデフォルトディレクトリ以外の場所にあるグループ設定ファイルをホストする場合には [ シスコサポートフィールド (Cisco Support Field)] フィールドにパスとファイル名を指定する必要があります ( 例 : configurationfile=/customfolder/cucilync-groupa-config.xml) g) [ 保存 (Save)] を選択します グローバル設定の作成 このトピックでは グローバル設定ファイルを作成するための手順の概要と TFTP サーバ上でファイルをホストする方法について説明します 107

116 TFTP サーバの再起動 導入の設定 手順 ステップ 1 任意のテキストエディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します メモ ファイル名には小文字を使用してください UTF-8 エンコードを使用してくださ い ステップ 2 ステップ 3 jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します 重要設定ファイルの構造が有効でない場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は定義した設定を読み取ることができません 設定ファイルで必要な構造の例については この章の XML の例を参照してください TFTP サーバ上で jabber-config.xml をホストします a) Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理 (Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます b) [ ソフトウェアのアップグレード (Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理 (TFTP File Management)] を選択します c) [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します d) [ ファイルのアップロード (Upload File)] セクションで [ 参照 (Browse)] を選択します e) ファイルシステムにある jabber-config.xml を選択します f) [ ファイルのアップロード (Upload File)] セクションの [ ディレクトリ (Directory)] テキストボックスに値を指定しないでください TFTP サーバのデフォルトディレクトリにある jabber-config.xml をホストするには [ ディレクトリ (Directory)] テキストボックスの値をそのままにします デフォルトディレクトリ以外のディレクトリにある jabber-config.xml をホストする場合は 展開時にパスとファイル名をコマンドラインの引数 (TFTP_FILE_NAME) の値として指定する必要があります g) [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します TFTP サーバの再起動 Cisco UC Integration for Microsoft Lync が設定ファイルにアクセスする前に TFTP サーバを再起動する必要があります 108

117 導入の設定 設定ファイルの構造 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ (Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます [ ツール (Tools)] > [ コントロールセンターの機能サービス (Control Center - Feature Services)] を選択します [CM サービス (CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します [ リスタート (Restart)] を選択します 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます [OK] を選択します Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました (Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful) というステータスが表示されます [ 更新 (Refresh)] を選択し Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します 次の作業 設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには 任意のブラウザで設定ファイルを開きます 通常 の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます 設定ファイルの構造 XML 構造 次の XML スニペットは 設定ファイルの基本構造を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <parameter_name>value</parameter_name> </Client> <Options> <parameter_name>value</parameter_name> </Options> <Policies> <parameter_name>value</parameter_name> </Policies> <Phone> <parameter_name>value</parameter_name> </Phone> </config> 次の表では 設定ファイルの基本構造の要素について説明します 要素 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> 説明 (Description) XML 宣言 設定ファイルは 標準的な XML 形式に準拠する必要があります 109

118 クライアントパラメータ 導入の設定 要素 config クライアント (Client) [ ディレクトリ (Directory)] オプション Policies 説明 (Description) 使用可能な設定グループを含む 設定 XML のルート要素 ルート要素には バージョン属性も含める必要があります クライアント設定パラメータを含む親要素 ディレクトリ設定パラメータを含む親要素 ユーザオプションのユーザオプション設定パラメータを含む親要素 ポリシー設定パラメータを含む親要素 クライアントパラメータ パラメータ PrtLogServerUrl jabber-plugin-config 値 URL プラグイン定義 説明 (Description) 問題レポートを送信するためのカスタムスクリプトを指定します 問題レポートの詳細については 問題レポートの設定 を参照してください プラグイン設定要素が含まれます Cisco UC Integration for Microsoft Lync に HTML コンテンツを表示するようにカスタム埋め込みタブを定義できます 詳細については カスタム埋め込みタブ を参照してください クライアント設定例 クライアント設定の例を次に示します <Client> <PrtLogServerUrl> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="true" preload="true"> <tooltip>cisco</tooltip> <icon> <url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> 110

119 導入の設定 ディレクトリ属性マッピングパラメータ ディレクトリ属性マッピングパラメータ Cisco UC Integration for Microsoft Lync のデフォルト属性マッピングを変更できます たとえば デフォルトでは Cisco UC Integration for Microsoft Lync は BusinessPhone パラメータをディレクトリの telephonenumber 属性にマッピングします マッピングを行った結果 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 特定ユーザの telephonenumber 属性の値をディレクトリから取得します その後 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は ユーザプロファイルの職場の電話番号として この値を表示します 職場の電話番号に対し telephonenumber 以外の属性が使用されている組織では 設定ファイルのマッピングを変更する必要があります 次の表に ディレクトリ属性をマッピングするためのパラメータを説明します パラメータ CommonName DisplayName 名 (Firstname) Lastname Address PhotoSource BusinessPhone MobilePhone HomePhone OtherPhone デフォルト値 (Default Value) cn displayname givenname sn メールアドレス thumbnailphoto telephonenumber mobile homephone othertelephone 役職 (Title) CompanyName UserAccountName DomainName 参照先 Nickname PostalCode 市区町村郡 (City) 状態 (State) StreetAddress タイトル会社 samaccountname userprincipalname co ニックネーム postalcode l st StreetAddress 111

120 ディレクトリ接続パラメータ 導入の設定 ディレクトリ接続パラメータ 次の表に ディレクトリ接続を設定するためのパラメータを示します パラメータ ConnectionType 値 0 1 説明 (Description) Cisco UC Integration for Microsoft Lync がグローバルカタログサーバまたはドメインコントローラに接続するかどうかを指定します 0 1 グローバルカタログサーバに接続します これがデフォルト値です ドメインコントローラサーバに接続します PrimaryServerName SecondaryServerName ServerPort1 完全修飾ドメイン名 IP アドレス 完全修飾ドメイン名 IP アドレス ポート番号 ディレクトリ接続用にプライマリサーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプライマリサーバが自動的に検出されない場合に このパラメータを指定する必要があります ディレクトリ接続用にバックアップサーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバックアップサーバが自動的に検出されない場合に このパラメータを指定する必要があります プライマリサーバポートを指定します Cisco UC Integration for Microsoft Lync でプライマリサーバが自動的に検出されない場合に このパラメータを指定する必要があります 112

121 導入の設定 ディレクトリ接続パラメータ パラメータ ServerPort2 UseWindowsCredentials 値ポート番号 0 1 説明 (Description) バックアップサーバポートを指定します Cisco UC Integration for Microsoft Lync でバックアップサーバが自動的に検出されない場合に このパラメータを指定する必要があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync で Microsoft Windows のユーザ名とパスワードを使用するかどうかを指定します 0 1 指定した認証情報を ConnectionUsername と ConnectionPassword の各パラメータの値として使用します Microsoft Windows 認証情報を使用します これがデフォルト値です ConnectionUsername [ ユーザ名 (Username)] ディレクトリサーバに接続するユーザ名を指定します 重要クライアントは このユーザ名をプレーンテキストとして転送して保存します このパラメータを使用する方法は ディレクトリサーバを使用したセキュアな認証方法ではありません ほとんどの導入シナリオでは ディレクトリサーバに接続するユーザ名を指定する必要はありません このパラメータを使用することにより 一般によく知られたまたは公開されたクレデンシャルを要求するディレクトリサーバで認証を受けることができます ユーザのクレデンシャルを使ってディレクトリサーバで認証することができない場合にのみ クライアント設定にこのパラメータを含めるようにします 113

122 ディレクトリ接続パラメータ 導入の設定 パラメータ ConnectionPassword UseSSL 値 [ パスワード (Password)] 0 1 説明 (Description) ディレクトリサーバに接続するときに使用するパスワードを指定します 重要クライアントは このパスワードをプレーンテキストとして転送して保存します このパラメータを使用する方法は ディレクトリサーバを使用したセキュアな認証方法ではありません ほとんどの導入シナリオでは ディレクトリサーバに接続するときに使用するパスワードを指定する必要はありません このパラメータを使用することにより 一般によく知られたまたは公開されたクレデンシャルを要求するディレクトリサーバで認証を受けることができます ユーザのクレデンシャルを使ってディレクトリサーバで認証することができない場合にのみ クライアント設定にこのパラメータを含めるようにします Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリへのセキュア接続に SSL を使用するかどうかを指定します 0 1 SSL をディセーブルにします これがデフォルト値です SSL をイネーブルにします UseSecureConnection 0 1 Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリサービスへの接続に単純な認証を使用するかどうかを指定します 0 1 単純な認証を使用します これがデフォルト値です 単純な認証を使用しません 114

123 導入の設定 ディレクトリクエリーパラメータ ディレクトリクエリーパラメータ 次の表に Cisco UC Integration for Microsoft Lync でのディレクトリへのクエリー方法を設定するためのパラメータを示します パラメータ BaseFilter 値 基本フィルタ 説明 (Description) Active Directory クエリーの基本フィルタを指定します ディレクトリのサブキー名のみを指定し Active Directory へのクエリーの実行時にユーザオブジェクト以外のオブジェクトを取得します デフォルト値は (&(objectcategory=person) です 設定ファイルには 有効な XML 文字実体参照のみを含めることができます カスタム基本フィルタを指定する場合には & の代わりに & を使用します Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルで閉じカッコを指定した場合 基本フィルタからクエリー結果が返されないことがあります たとえば この問題は 基本フィルタ (&(memberof=cn=ucfiltergroup,ou=dn)) を指定した場合に発生することがあります この問題を解決するには (&(memberof=cn=ucfiltergroup,ou=dn) のように閉じカッコを削除します 115

124 ディレクトリクエリーパラメータ 導入の設定 パラメータ PredictiveSearchFilter 値 サーチフィルタ 説明 (Description) 予測検索クエリーに適用するフィルタを定義します デフォルト値は anr= です Cisco UC Integration for Microsoft Lync では 予測検索が実行される際 Ambiguous Name Resolution(ANR) を使用したクエリーが発行されます このクエリーにより 検索文字列が明確化され ディレクトリサーバ上で ANR に対して設定された属性に合致する結果が返されます 重要 Cisco UC Integration for Microsoft Lync で ANR に対して設定されていない属性を検索する場合は ディレクトリサーバ上でそれらの属性を ANR に対して設定する必要があります ANR の詳細は 以下の Microsoft の資料を参照してください Ambiguous Name Resolution for LDAP in Windows 2000 LDAP Referrals の Ambiguous Name Resolution Common Default Attributes Set for Active Directory and Global Catalog DisableSecondaryNumberLookups 0 1 携帯電話番号 自宅の電話番号 他の電話番号などの仕事用の番号を使用できない場合に ユーザが代替連絡先番号を検索できるかどうかを指定します 0 1 ユーザは代替連絡先番号を検索できます これがデフォルト値です ユーザは代替連絡先番号を検索できません 116

125 導入の設定 ディレクトリクエリーパラメータ パラメータ PhoneNumberMasks SearchTimeout UseWildcards 値マスク文字列秒数 0 1 説明 (Description) ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します たとえば ユーザが からのコールを受信するとします ただし Active Directory では この番号は +(1) です (#) ### ### #### のマスクにより 連絡先が見つかるようになります マスク文字列の長さは レジストリサブキー名のサイズ制限を超えることはできません クエリのタイムアウト時間を秒数で指定します デフォルト値は 5 です ワイルドカード検索を有効にするかどうかを指定します 0 1 ワイルドカードを使用しません これがデフォルト値です ワイルドカードを使用します 値として 1 を設定した場合に 特にユーザが インデックスが作成されていないディレクトリ属性を検索すると LDAP での検索速度に影響が出ることがあります MinimumCharacterQuery 数値 ワイルドカードの代わりに 電話番号のマスクを使用できます ディレクトリを照会するために必要な連絡先名の最小文字数を指定します たとえば このパラメータの値として 2 を設定した場合 ユーザが検索フィールドに少なくとも 2 文字を入力するとディレクトリ検索が発生します デフォルト値は 3 です 117

126 ディレクトリクエリーパラメータ 導入の設定 パラメータ 値 説明 (Description) SearchBase1 SearchBase2 SearchBase3 SearchBase4 SearchBase5 ディレクトリツリーで検索可能な組織単位 (OU) 検索が開始されるディレクトリサーバの場所を指定します つまり 検索ベースは Cisco UC Integration for Microsoft Lync で検索を実行するルートです デフォルトの場合 Cisco UC Integration for Microsoft Lync ではディレクトリツリーのルートから検索が行われます デフォルトの動作を上書きする場合は 最大 5 つの検索ベースの値を OU に指定することができます 重 要 Active Directory では通常 検索ベースを指定する必要はありません Active Directory を使用しているときは 特定のパフォーマンス要件がある場合にのみ 検索ベースを指定します Active Directory 以外のディレクトリサーバに対して検索ベースを指定する必要があります Active Directory 以外のディレクトリサーバでは ディレクトリ内の特定の場所へのバインディングを作成する際 検索ベースが必要です ヒン ト OU を指定すると 検索対象を特定のユーザグループに制限することができます たとえば インスタントメッセージを使用できるユーザのみを検索する場合であれば それらのユーザを OU に含め その OU を検索ベースの値として指定します 電話番号マスクパラメータ Cisco UC Integration for Microsoft Lync で PhoneNumberMasks パラメータを使用して電話番号のディレクトリを検索するときに使用するマスクを設定できます 118

127 導入の設定 ディレクトリクエリーパラメータ パラメータ PhoneNumberMasks 値 マスク文字列 説明 (Description) ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します たとえば ユーザが からのコールを受信するとします ディレクトリでは この番号は +(1) です (#) ### ### #### のマスクにより 番号を解決します マスク文字列の長さは レジストリサブキー名のサイズ制限を超えることはできません 電話マスクは Cisco UC Integration for Microsoft Lync でディレクトリを検索する前に電話番号に適用されます 電話マスクを正しく設定すると クエリーが完全に一致するため ディレクトリ検索が成功し ディレクトリサーバのパフォーマンスへの影響が回避されます 次の表に 電話マスクに含めることができる要素を示します 要素 説明 (Description) 電話番号パターン 番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します 電話マスクを追加するには マスクを適用する番号パターンを指定します たとえば で始まる検索に対してマスクを指定するには (#) ### ### #### のマスクを使用します 桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには 桁数が同じ複数のマスクを使用します たとえば 会社にサイト A とサイト B があるとします 各サイトでは 次のように電話番号の形式が異なる個別のディレクトリを管理します +(1) (#) ### ### #### #-###-####### のマスクにより 両方の番号を正しく使用できます パイプ記号 ( ) 番号パターンとマスクを区切ります たとえば (#) ### ### #### +34 +(##) ### #### です 119

128 連絡先の写真の取得 導入の設定 要素 ワイルドカード文字 説明 (Description) 一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します 電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます たとえば アスタリスク (*) は 1 つ以上の文字を表し ##*##*###*#### のようにマスクに適用できます ワイルドカードとともにこのマスクを使用すると 電話番号検索で次のいずれかの形式と一致します +34(98) (98) 逆マスク 番号パターンを右から左に適用します たとえば に R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると +34 (98) が取得されます 順マスクと逆マスクの両方を使用できます 連絡先の写真の取得 Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 次の方法で連絡先の写真を取得します ( 注 ) Active Directory で写真を変更すると クライアントで写真が更新されるまで最大 24 時間かかることがあります URI 置換 クライアントによって ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます この方法を使用するには 設定ファイルで次の値を設定します 1 PhotoUriSubstitutionEnabled パラメータの値として true を指定します 2 動的トークンとして使用するディレクトリ属性を PhotoUriSubstitutionToken パラメータの値として指定します 次に例を示します <PhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</PhotoUriSubstitutionToken> 3 PhotoUriWithToken パラメータの値として URL および動的トークンを指定します 次に例を示します <PhotoUriWithToken> 120

129 導入の設定 連絡先の写真のパラメータ 前述の手順の例の値では samaccountname 属性がディレクトリの msmith に解決されます 次いで Cisco UC Integration for Microsoft Lync はこの値を使用してトークンを置き換え という URL を作成します バイナリオブジェクト Cisco UC Integration for Microsoft Lync はデータベースから写真のバイナリデータを取得します バイナリオブジェクトを Active Directory から取得して使用している場合は PhotoURiWithToken を設定しないでください この方法を使用して連絡先の写真を取得するには 設定で PhotoSource パラメータの値としてバイナリデータを含む属性を指定します 次に例を示します <PhotoSource>jpegPhoto</PhotoSource> PhotoURL 属性 Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリ属性から URL を取得します この方法を使用して連絡先の写真を取得するには 設定で PhotoSource パラメータの値として写真の URL を含む属性を指定します 次に例を示します <PhotoSource>photoUri</PhotoSource> 連絡先の写真のパラメータ 次の表で Cisco UC Integration for Microsoft Lync が連絡先の写真を取得する方法を設定するパラメータについて説明します パラメータ PhotoUriSubstitutionEnabled 値 true false 説明 (Description) 写真 URI の代替が有効であるかどうかを指定します true false 写真 URI の代替が有効 写真 URI の代替が無効であるかどうかを指定します これがデフォルト値です 121

130 連絡先の写真のパラメータ 導入の設定 パラメータ PhotoUriSubstitutionToken 値 ディレクトリ属性 説明 (Description) 写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指定します (samaccountname など ) PhotoURISubstitutionToken パラメータとの使用がサポートされているのは次の属性だけです Common Name [ 表示名 (Display Name)] 名 姓 Nickname 電子メールアドレス ( Address) フォトソース (Photo Source) 会社電話 (Business Phone) 携帯電話 (Mobile Phone) 自宅電話 (Home Phone) 連絡先電話番号 他の電話 (Other Phone) 役職 (Title) Company Name ユーザアカウント名 (User Account Name) ドメイン名 (Domain Name) 参照先 郵便番号 (Post Code) 状態 (State) 市区町村郡 (City) Street 122

131 導入の設定 連絡先の解決 パラメータ PhotoUriWithToken 値 URI 説明 (Description) 変数値としてディレクトリ属性を使用する 写真 URI を指定します ( など ) 写真 URI の代替を設定するには PhotoUriSubstitutionToken の値としてディレクトリ属性を設定します クライアントはクレデンシャルなしで Web サーバから画像を取得できる必要があります 連絡先の解決 連絡先の解決のパラメータ 次の表に ドメイン内フェデレーションを設定するためのパラメータを示します パラメータ UseSIPURIToResolveContacts 値 true false 説明 (Description) SipUri パラメータで指定した属性の値を使用して Cisco UC Integration for Microsoft Lync で連絡先情報を取得するかどうかを指定します true:sipuri パラメータで指定した属性の値を使用して 連絡先情報を取得します ディレクトリ内の連絡先ユーザ名が username@domain の形式に従っていない場合には true を指定してください false( デフォルト ):Cisco UC Integration for Microsoft Lync は SipUri パラメータを使用しません 123

132 電話パラメータ 導入の設定 パラメータ UriPrefix PresenceDomain 値 テキスト文字列 テキスト文字列 説明 (Description) SipUri パラメータで指定した属性の値に適用されるプレフィックスを定義します プレフィックスとは 連絡先 ID のユーザ名の前にあるテキストです たとえば msrtcsip-primaryuseraddress を SipUri の値として指定します ディレクトリにおける msrtcsip-primaryuseraddress 属性の値は の形式になります デフォルト値は空です ディレクトリ連絡先のインスタントメッセージアドレスを作成するために使用するドメイン名を指定します ( 注 ) 連絡先の解決が正しく実行されるためには Active Directory 属性 msrtcsip-primaryuseraddress に sip:username@domain の形式の SIP が含まれている必要があり コンフィギュレーションファイルの [ ディレクトリ (Directory)] セクションに次のエントリが含まれている必要があります <Directory> <UseSIPURIToResolveContacts>true</UseSIPURIToResolveContacts> <SipUri>msRTCSIP-PrimaryUserAddress</SipUri> <UriPrefix>sip:</UriPrefix> <PresenceDomain>example.com</PresenceDomain> </Directory> 電話パラメータ 次の表に Phone 要素内で指定できるパラメータを示します パラメータ TFTPServer1 値 IP アドレス ホストネーム FQDN 説明 (Description) デバイス設定ファイルがあるプライマリの Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスのアドレスを指定します 値として次のいずれかを設定します ホスト名 (hostname) IP アドレス ( ) FQDN(hostname.domain.com) 124

133 導入の設定 電話パラメータ パラメータ CtiServer1 CcmcipServer1 値 IP アドレスホストネーム FQDN IP アドレスホストネーム FQDN 説明 (Description) CTI サーバのアドレスを指定します このパラメータは CTI サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です サーバアドレスが同じである場合 コンフィギュレーションファイル内のこのパラメータを指定する必要はありません CCMCIP サーバのアドレスを指定します このパラメータは CCMCIP サーバのアドレスが TFTP サーバのアドレスと異なる場合にのみ必要です サーバアドレスが同じである場合 コンフィギュレーションファイル内のこのパラメータを指定する必要はありません 電話設定の例 電話設定の例を次に示します <Phone> <TftpServer1>tftpserver.domain.com</TftpServer1> <CtiServer1>ctiserver.domain.com</CtiServer1> </Phone> レジストリキーの設定 アプリケーションは Microsoft Windows レジストリから TFTP および CCMCIP サーバの場所を取得する処理をサポートします これらのサーバを指定するために次のレジストリ値が使用されます CcmcipServer1 CcmcipServer2 TftpServer1 TftpServer2 アプリケーションはまず HKEY_CURRENT_USER\Software\Cisco Systems, Inc.\Client Services Framework\AdminData 内で上記の値を検索してから HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Cisco Systems, Inc.\Client Services Framework\AdminData を検索します コンフィギュレーションファイルで指定された情報は レジストリキーで検出された値によって上書きされます 値がどちらのレジストリの場所にも見つからなかった場合は コンフィギュレーションファイルから読み取られます ( 注 ) 上記 4 つの値では レジストリによる設定のみがサポートされています 125

134 ポリシーパラメータ 導入の設定 ポリシーパラメータ 次の表に 設定ファイルのポリシー要素内で指定できるパラメータについて説明します パラメータ ServiceDiscoveryExcludedServices 値 WEBEX CUCM CUP 説明 (Description) サービスディスカバリから特定のサービスを除外するかどうかを指定します WEBEX: この値を設定すると クライアントは次のように動作します CAS 検索を実行しません _cisco-uds _cuplogin _collab-edge を検索します CUCM: この値を設定すると クライアントは次のように動作します _cisco_uds を検索しません _cuplogin _collab-edge を検索しま す CUP: この値を設定すると クライアントは次のように動作します _cuplogin を検索しません _cisco-uds_collab-edge を検索しま す カンマで区切った複数の値を指定して 複数のサービスを除外できます 次に例を示します <ServiceDiscoveryExcludedServices> WEBEX,CUCM </ServiceDiscoveryExcludedServices> 126

135 導入の設定 ポリシーパラメータ パラメータ VoiceServicesDomain EnableCallPickup 値 FQDN true false 説明 (Description) _collab-edge と _cisco-uds の DNS SRV レコードを設定する DNS ドメインを表す完全修飾ドメイン名を指定します 例 :DNS SRV レコードが次のようであったとします _collab-edge._tls.voice.example.com _cisco-uds._tcp.voice.example.com VoiceServicesDomain の値は voice.example.com になります ユーザが自分のコールピックアップグループ内のコールをピックアップできるかどうか指定します true: コールピックアップを有効にします false( デフォルト ): コールピックアップを無 効にします EnableGroupCallPickup true false コールピックアップグループ番号を入力して ユーザが別のコールピックアップグループの着信コールをピックアップできるかどうか指定します true: グループコールピックアップを有効にし ます false( デフォルト ): グループコールピックアップを無効にします EnableOtherGroupPickup true false ユーザが 自分のコールピックアップグループに関連付けられたグループ内の着信コールをピックアップできるかどうか指定します true: 他のグループコールピックアップを有効 にします false( デフォルト ): 他のグループコールピックアップを無効にします 127

136 ポリシーパラメータ 導入の設定 パラメータ EnableHuntGroup 値 true false 説明 (Description) ユーザがハントグループにログインできるかどうか指定します true: ユーザはハントグループにログインでき ます false( デフォルト ): ユーザはハントグループにログインできません PreventDeclineOnHuntCall true false ハントグループに着信コールがあった場合に [ 拒否 (Decline)] ボタンを表示するかどうかを指定します true: ハントグループの着信コールに [ 拒否 (Decline)] ボタンが表示されません false( デフォルト ): ハントグループの着信コールに [ 拒否 (Decline)] ボタンが表示されます TelemetryEnabled true false 分析データが収集されるかどうかを指定します true( デフォルト ): 分析データが収集されます false: 分析データが収集されません TelemetryCustomerID 文字列 分析情報の送信元を指定します これは 個々のお客様を明示的に識別する文字列またはお客様を識別することなく共通送信元を識別するう文字列です Global Unique Identifier(GUID) 生成ユーティリティを使用して 36 文字の一意の ID を生成するか 逆ドメイン名を使用することをお勧めします 次のユーティリティで GUID を生成できます Mac OS X:uuidgen Linux:uuidgen Microsoft Windows:[guid]::NewGuid().ToString() または (cmd.exe から )powershell -command "[guid]::newguid().tostring()" オンライン :guid.us GUID を作成する方法にかかわらず この ID はグローバルに一意である必要があります 128

137 導入の設定 ボイスメールパラメータ パラメータ SSO_Enabled 値 TRUE FALSE 説明 (Description) ユーザがシングルサインオン (SSO) を使用してサインインするかどうかを指定します TRUE( デフォルト ): ユーザは SSO を使用してサインインします FALSE: ユーザはサインインに SSO を使用し ません ServicesDomainSso Prompt オン オフ ホームクラスタを確定する目的で 電子メールのプロンプトをユーザに表示するかどうかを指定します ON: プロンプトが表示されます OFF( デフォルト ): プロンプトは表示されま せん ボイスメールパラメータ 次の表に Voic 要素内で指定できるボイスメールサービスの設定パラメータを示します キー (Key) Voic PrimaryServer 値 ホストネーム IP アドレス FQDN 説明 (Description) ボイスメールサーバのアドレスを指定します 値として次のいずれかを設定します ホスト名 (hostname) IP アドレス ( ) FQDN(hostname.domain.com) Internet Explorer ポップアップパラメータ 新しい Internet Explorer ウィンドウまたはタブを開いて 着信コールに関する情報を表示することができます この情報は 着信コールを許可した後に表示されます 新しいウィンドウまたはタブの動作と そこに表示する情報は コンフィギュレーションファイルを使用して制御されます 次の表に 新しいウィンドウまたはタブの表示に使用されるパラメータを示します 129

138 Internet Explorer ポップアップパラメータ 導入の設定 パラメータ BrowserContactURI BrowserFallbackURI BrowserBehavior BrowserIDType 値 説明 (Description) 新しい URI を開いたときのブラウザの動作 NewTab 移動 NewWindow Internet Explorer を開くために使用するベース URI %ID% キーマーカーが必須です BrowserIDType 情報を一定時間内に受信しない場合に使用するフォールバック URI 新しいタブを使用可能なときに タブにこの URI を開きます タブがサポートされていないときは 新しいブラウザウィンドウが開きます すでに開かれているブラウザウィンドウで新しい URI に移動します 常に新しいブラウザウィンドウで URI を開きます レジストリに定義された URI に指定する ID のタイプ CallNumber CallDisplayName ContactBusinessNumber ContactMobileNumber ContactHomeNumber ContactOtherNumber ContactDisplayName ContactURI Contact ContactUsername 参加者のメディアアドレス 参加者の表示名 連絡先の勤務先電話番号 連絡先の携帯電話番号 連絡先の自宅電話番号 連絡先のその他の電話番号 連絡先の表示名 連絡先の URI など ) 連絡先の電子メールアドレス ( @work.com など ) 連絡先のユーザログイン名 130

139 導入の設定 Internet Explorer ポップアップパラメータ パラメータ BrowserIDFilter 値 正規表現 説明 (Description) 選択した BrowserIDType に適用され 一致した場合に新しいブラウザウィンドウまたはタブが表示されないようにするフィルタ 正規表現の例を示します 7 以外の数字で始まる 4 桁の電話番号 :(?!7)\d{4} または 4 以外の数字で始まる電話番号 : [5-90] \ d+ 末尾が 49 ではない電話番号 :\d+(?!49)\d{2} Microsoft std::tr1::regex ライブラリでサポートされる有効な正規表現すべてを使用できます この機能を実装する場合は 次の項目を確認してください 確立された着信コールから転送されたコールをユーザが受信すると 新しいブラウザウィン ドウまたはタブが表示されます 会議コールに一意のコール参加者が追加されるたびに 新しいブラウザウィンドウまたはタ ブが表示されます ブラウザウィンドウまたはタブを開くタイミングを制御するフィルタを作成できます この方法で 内部および外部の連絡先を識別できます この機能は 主に外部連絡先の情報を表示するために実装されています 次の方法で実行できます 1 内部および外部の連絡先を区別する正規表現を作成する 2 正規表現を着信コール ID に ( 通常は電話番号 ) に適用する 3 正規表現が外部連絡先に一致したときに新しいブラウザウィンドウまたはタブを開く 重要 この機能は Microsoft Internet Explorer または 9.0 でのみ実装できます 他のブラウザはサポートされていません 131

140 自動更新の設定 導入の設定 例 コンフィギュレーションファイルのエントリを使ったこの機能の実行例を示します <BrowserPop> <BrowserContactURI> <BrowserIDType>ContactUsername</BrowserIDType> <BrowserFallbackURI> <BrowserBehavior>NewTab</BrowserBehavior> </BrowserPop> <BrowserPop> <BrowserContactURI> <BrowserIDType>Contact </BrowserIDType> <BrowserFallbackURI> <BrowserBehavior>NewWindow</BrowserBehavior> </BrowserPop> <BrowserPop> <BrowserContactURI> <BrowserIDType>CallNumber</BrowserIDType> <BrowserIDFilter>[^7]\d{3}</BrowserIDFilter> <BrowserFallbackURI> <BrowserBehavior>Navigate</BrowserBehavior> </BrowserPop> 自動更新の設定 自動更新を有効にするには 最新バージョン (HTTP サーバのインストールパッケージの URL を含む ) の情報が含まれている XML ファイルを作成します ユーザがサインインしたり コンピュータをスリープモードから再開したり [ ヘルプ (Help)] メニューから手動による更新要求を実行したりすると Cisco UC Integration for Microsoft Lync によって XML ファイルが取得されます 自動更新の XML ファイルでは 次の形式を使用します <JabberUpdate> <LatestBuildNum>value</LatestBuildNum> <LatestVersion>value</LatestVersion> <Message><![CDATA[your_html]]></Message> <DownloadURL>value</DownloadURL> </JabberUpdate> はじめる前に Cisco UC Integration for Microsoft Lync の自動更新を設定するには HTTP サーバをインストールし XML ファイルとインストールパッケージをホストするように設定しておく必要があります 132

141 導入の設定 問題レポートの設定 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 HTTP サーバ上で適切なインストールパッケージをホストします 任意のテキストエディタを使用して更新の XML ファイルを作成します LatestBuildNum 要素の値として更新のビルド番号を指定します LatestVersion 要素の値として更新のバージョン番号を指定します Message 要素の値として HTML を <![CDATA[your_html]]> の形式で指定します DownloadURL 要素の値として HTTP サーバのインストールパッケージの URL を指定します 更新の XML ファイルを保存して閉じます HTTP サーバ上で更新の XML ファイルをホストします 設定ファイルの UpdateUrl パラメータの値として更新の XML ファイルを指定します 次に 自動更新を設定するための XML の例を示します <JabberUpdate> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.2.1</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco UC Integration for Microsoft Lync lets you do the following:</b><ul><li>feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href=" <DownloadURL> </JabberUpdate> 問題レポートの設定 問題レポートをセットアップすると ユーザは Cisco UC Integration for Microsoft Lync の使用中に発生した問題の概要を送信できるようになります 次のように 問題レポートを送信する方法は 2 つあります Cisco UC Integration for Microsoft Lync を介して問題レポートを直接送信する 問題レポートをローカルに保存し 後でアップロードする Cisco UC Integration for Microsoft Lync では HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します POST 要求を受け入れるカスタムスクリプトを作成し 設定パラメータとして HTTP サーバ上のスクリプトの URL を指定します ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります はじめる前に 環境の準備を行うには 次の手順を実行します 1 HTTP サーバをインストールおよび設定します 2 HTTP POST 要求を受け入れるカスタムスクリプトを作成します 133

142 カスタム埋め込みタブ 導入の設定 3 HTTP サーバ上でホストする HTML ページを作成し ユーザが ローカルに保存されている問題レポートをアップロードできるようにします HTML ページには.ZIP アーカイブとして保存された問題レポートを受け入れ カスタムスクリプトを使用して問題レポートを送信するアクションが含まれているフォームがあります 次に 問題レポートを受け入れるフォームの例を示します <form name="uploadprt" action=" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipfilename" id="zipfilename" /><br /> <input type="submit" name="submitbtn" id="submitbtn" value="upload File" /> </form> 手順 ステップ 1 ステップ 2 HTTP サーバ上でカスタムスクリプトをホストします 設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します カスタム埋め込みタブ カスタム埋め込みタブは クライアントインターフェイスで HTML コンテンツを表示します Cisco UC Integration for Microsoft Lync のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法を説明します カスタム埋め込みタブの定義 次の XML のスニペットは カスタムタブ定義の構造を示します <jabber-pluging-config> <browser-plugin> <page refresh="" preload=""> <tooltip></tooltip> <icon></icon> <url></url> </page> </browser-plugin> <jabber-pluging-config> 次の表は カスタム埋め込みタブ定義のパラメータについて説明します パラメータ browser-plugin 説明 (Description) カスタム埋め込みタブのすべての定義が含まれます 値にはすべてのカスタムタブ定義が含まれます ページ カスタム埋め込みタブの 1 つの定義が含まれます 134

143 導入の設定 カスタム埋め込みタブの定義 パラメータ refresh 説明 (Description) コンテンツが更新されるタイミングを制御します true: ユーザがタブを選択するたびに コンテンツが更新されま す false( デフォルト ): ユーザがクライアントを再起動するか またはサインインしたときに コンテンツが更新されます このパラメータはオプションであり ページ要素の属性です preload コンテンツがロードされるタイミングを制御します true: クライアントが開始したときにコンテンツがロードされます false ( デフォルト ): ユーザがタブを選択したときにコンテンツがロードされます このパラメータはオプションであり ページ要素の属性です tooltip icon カスタム埋め込みタブのマウスオーバーテキストを定義します このパラメータはオプションです マウスオーバーテキストを指定しない場合 クライアントは [ カスタムタブ (Custom tab)] を使用します 値は Unicode 文字の文字列です タブのアイコンを指定します 次のように ローカルアイコンまたはホステッドアイコンを指定できます ローカルのアイコン : 次のように URL を指定します file://file_path/icon_name ホステッドアイコン : 次のように URL を指定します Microsoft Internet Explorer でレンダリング可能であれば.JPG.PNG および.GIF 形式を含むどのアイコンでも使用できます このパラメータはオプションです アイコンが指定されていない場合 クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードします お気に入りアイコンが使用できない場合 クライアントはデフォルトのアイコンをロードします 135

144 ユーザのカスタムタブ 導入の設定 パラメータ URL 説明 (Description) 埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します クライアントは Internet Explorer のレンダリングエンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します したがって InternetExplorer がサポートするコンテンツであれば どのコンテンツでも指定できます ( 注 ) クライアントは Internet Explorer バージョン 9 以前をサポートします ワークステーションに Internet Explorer バージョン 9 より後のバージョンがインストールされている場合 クライアントはバージョン 9 モードで Internet Explorer を使用します このパラメータは必須です ユーザのカスタムタブ ユーザはクライアントユーザインターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成できます ユーザによるカスタム埋め込みタブの作成を有効にする必要があります 次のようにして 設定ファイルの AllowUserCustomTabs パラメータの値に true を設定します <Options> <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs> </Options> ( 注 ) ユーザのカスタム組み込みタブは デフォルトで true に設定されます カスタムアイコン 最適な結果を得るには カスタムアイコンは次のガイドラインに準拠する必要があります 寸法 :20 x 20 ピクセル 透明な背景 PNG ファイル形式 136

145 導入の設定 UserID トークン UserID トークン ${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます ユーザがサインインすると クライアントにより ${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます ヒント また クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます ( 例 : 次の例は ${UserID} トークンの使用方法を示しています 1 カスタム埋め込みタブで次の内容を指定します <url> 2 Mary Smith がサインインします Mary のユーザ名は msmith です 3 クライアントにより ${UserID} トークンが次のように Mary のユーザ名に置き換えられます <url> JavaScript 通知 カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます ここでは JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します また 通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します 非同期サーバコールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は このマニュアルでは取り扱いません 詳細については 該当する JavaScript のマニュアルを参照してください 通知メソッド クライアントには JavaScript 通知の次のメソッドを提供するインターフェイスが含まれています SetNotificationBadge: クライアントから JavaScript でこのメソッドを呼び出します このメソッドの文字列の値は 次のいずれかになります 空 : 空の値にすると 既存の通知バッジすべてが削除されます 0 ~ 999 の数字 2 桁の英数字の組み合わせ ( 例 :A1) onpageselected(): ユーザがカスタム組み込みタブを選択すると クライアントはこのメソッドを呼び出します onpagedeselected(): ユーザが別のタブを選択すると クライアントはこのメソッドを呼び出します 137

146 カスタムタブでのコールイベントの表示 導入の設定 カスタムタブでのコールイベントの表示 カスタムタブでコールイベントを表示するために次の JavaScript 関数を使用できます OnTelephonyConversationStateChanged: テレフォニーサービスの API は クライアントがカスタム埋め込みタブでコールイベントを表示できるようにします カスタムタブに OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます クライアントはテレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに この関数を呼び出します この関数は クライアントがコールイベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます 次のスニペットは コールイベントを保持する JSON を示します { } "conversationid": string, "acceptancestate": "Pending" "Accepted "Rejected", "state": "Started" "Ending" "Ended", "calltype": "Missed" "Placed" "Received" "Passive" "Unknown", "remoteparticipants": [{participant1}, {participant2},, {participantn}], "localparticipant": { } JSON の各参加者オブジェクトには 次のプロパティを含めることができます { } "voicemediadisplayname": "<displayname>", "voicemedianumber": "<phonenumber>", "translatednumber": "<phonenumber>", "voicemediaphonetype": "Business" "Home" "Mobile" "Other" "Unknown", "voicemediastate": "Active" "Inactive" "Pending" "Passive" "Unknown", 次に この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します この例では state と acceptancestate プロパティの値を取得し これらの値をカスタムタブに表示します function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("ontelephonyconversationstatechanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation id=" + conversation.conversationid); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptancestate=" + conversation.acceptancestate); console.log("conversation calltype=" + conversation.calltype); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } } 次に この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("ontelephonyconversationstatechanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptancestate=" + conversation.acceptancestate); console.log("conversation calltype=" + conversation.calltype); for (var i=0; i<conversation.remoteparticipants.length; i++) { console.log("conversation remoteparticipants[" + i + "]="); console.log("voicemediadisplayname=" + conversation.remoteparticipants[i].voicemediadisplayname); console.log("voicemedianumber=" + conversation.remoteparticipants[i].voicemedianumber); console.log("translatednumber=" + conversation.remoteparticipants[i].translatednumber); console.log("voicemediaphonetype=" + 138

147 導入の設定 カスタム埋め込みタブの例 conversation.remoteparticipants[i].voicemediaphonetype); console.log("voicemediastate=" + conversation.remoteparticipants[i].voicemediastate); } console.log("conversation localparticipant="); console.log(" voicemediadisplayname=" + conversation.localparticipant.voicemediadisplayname); console.log(" voicemedianumber=" + conversation.localparticipant.voicemedianumber); console.log(" translatednumber=" + conversation.localparticipant.translatednumber); console.log(" voicemediaphonetype=" + conversation.localparticipant.voicemediaphonetype); console.log(" voicemediastate=" + conversation.localparticipant.voicemediastate); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } } カスタム埋め込みタブの例 次に 1 つの埋め込みタブを含む設定ファイルの例を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh ="true" preload="true"> <tooltip>cisco</tooltip> <icon> <url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> </config> 設定ファイルの例 コンフィギュレーションファイルの例を次に示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <PrtLogServerUrl> <UpdateUrl> <Forgot_Password_URL> </Client> <Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BusinessPhone>aNonDefaultTelephoneNumberAttribute</BusinessPhone> <PhotoUriSubstitutionEnabled>true</PhotoUriSubstitutionEnabled> <PhotoUriSubstitutionToken>cn</PhotoUriSubstitutionToken> <PhotoUriWithToken> </Directory> </config> 139

148 設定ファイルの例 導入の設定 140

149 第 10 章 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラ ブルシューティング この項では Cisco UC Integration for Microsoft Lync の一般的な問題を解決する方法について説明 します 設定の問題, 141 ページ ディレクトリ統合の問題, 144 ページ 音声 ビデオ およびデバイスの問題, 144 ページ 設定の問題 TFTP および CCMCIP サーバ設定が機能しない 問題の説明 コンフィギュレーション ファイルで指定された TFTP および CCMCIP サーバ値がア プリケーションで使用されていません 解決策 TFTP および CCMCIP サーバはコンフィギュレーション ファイルを使用するか または レジストリキー設定で設定できます レジストリ設定に誤設定の値が指定されていないことを確 認します TFTP および CCMCIP サーバのレジストリ キー値は キー単位でコンフィギュレー ション ファイルよりも優先されます この機能の詳細については 電話パラメータ, 124 ペー ジ を参照してください 現時点では TFTP および CCMCIP サーバのレジストリ キー値のみが サポートされています コンフィギュレーション ファイルが TFTP サーバからダウンロードされない 問題の内容 Cisco UC Integration for Microsoft Lync が TFTP サーバから設定ファイルをダウン ロードしません Cisco UC Integration for Microsoft Lync を起動後 インストール ディレクトリに 設定ファイルがありません 解決策 141

150 設定の問題 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング 1 TFTP サーバを再起動します 2 設定ファイルの名前を確認します メモ 設定ファイルの名前では 大文字と小文字が区別されます グローバル設定ファイル名は jabber-config.xml である必要があります 3 企業内のファイアウォールが Cisco UC Integration for Microsoft Lync による設定ファイルのダウンロードをブロックしていないことを確認します 4 次の手順に従い TFTP サーバで設定ファイルをホストします a b c d e f g [Cisco Unified OS の管理 (Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます [ ソフトウェアのアップグレード (Software Upgrades)] > [TFTP ファイル管理 (TFTP File Management)] を選択します [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します [ ファイルのアップロード (Upload File)] セクションで [ 参照 (Browse)] を選択します ファイルシステム上の設定ファイルを選択します [ ディレクトリ (Directory)] テキストボックスの値を空白にしておきます これにより TFTP サーバのデフォルトディレクトリの設定ファイルがホストされます [ ファイルのアップロード (Upload File)] を選択します Cisco UC Integration for Microsoft Lync が設定ファイルを読み込まない 問題の内容 :TFTP サーバで グローバルまたはグループ設定ファイルをホストします Cisco UC Integration for Microsoft Lync は設定ファイルをダウンロードし 適切なインストールディレクトリに保存します ただし Cisco UC Integration for Microsoft Lync は 設定ファイルで指定した設定をどれも適用しません 解決策 : 設定ファイルの XML が有効であることを確認します Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルは 次の条件を満たす必要があります UTF-8 エンコードを使用してください 有効な XML 文字エンティティだけを含めます たとえば & ではなく & を使用してください Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き 無効な文字やエンティティがないことを確認します Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は 設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は 設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります 有効な構造を含むこと パラメータが正常な要素の下にネスト化されていることを確認してください 次の XML スニペットは 設定ファイルの基本構造を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <parameter_name>value</parameter_name> </Client> <Directory> 142

151 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング 設定の問題 <parameter_name>value</parameter_name> </Directory> <Policies> <parameter_name>value</parameter_name> </Policies> </config> Cisco UC Integration for Microsoft Lync で古い設定が使用されている 問題の内容 :Cisco UC Integration for Microsoft Lync が最新の設定を使用していません 設定ファイルの設定を変更し それを TFTP サーバでホストしています ただし Cisco UC Integration for Microsoft Lync では 旧バージョンの設定ファイルの設定を使用しています 解決策 : 1 TFTP サーバを再起動します 2 ブラウザで設定ファイルを開き 設定を確認します 通常は 次の URL で設定ファイルにアクセスできます TFTP サーバを再起動しても問題が解決しない場合は Cisco UC Integration for Microsoft Lync が最新のバージョンをダウンロードできないため キャッシュされた設定ファイルを使用している可能性があります Microsoft Outlook の連絡先が検索結果に表示されない 問題の説明 :Microsoft Outlook の連絡先が検索結果に表示されません 解決策 : 次の要件を確認して ユーザが Microsoft Outlook の連絡先を検索して通信できることを確かめてください Cisco UC Integration for Microsoft Lync を使用して Microsoft Outlook のローカル連絡先を検索するには ユーザがプロファイルを Microsoft Outlook に設定する必要があります Microsoft Outlook のローカル連絡先を Cisco UC Integration for Microsoft Lync の連絡先リストに追加するには ユーザプロファイルに電子メールまたはインスタントメッセージのアドレスが含まれている必要があります Cisco UC Integration for Microsoft Lync を使用して Microsoft Outlook のローカル連絡先と通信するには 関連する詳細情報がユーザプロファイルに含まれている必要があります たとえば Microsoft Outlook の連絡先にインスタントメッセージを送信するには ユーザプロファイルに電子メールアドレスまたはインスタントメッセージのアドレスが含まれている必要があります 同様に Microsoft Outlook の連絡先に電話をかけるには ユーザプロファイルに電話番号が含まれている必要があります 143

152 ディレクトリ統合の問題 Cisco UC Integration for Microsoft Lync のトラブルシューティング ディレクトリ統合の問題 ディレクトリ接続が確立したかどうかを確認できない 問題の内容 :Cisco UC Integration for Microsoft Lync 設定ファイルにディレクトリ設定を指定します ただし Cisco UC Integration for Microsoft Lync がディレクトリに正常に接続されたかどうかがわかりません 解決策 :Cisco UC Integration for Microsoft Lync がディレクトリに正常に接続されたかどうかを確認するには 次の手順を実行します 1 クライアントを起動します 2 検索フィールドに 少なくとも 3 文字を入力します Cisco UC Integration for Microsoft Lync に一致する連絡先の一覧が表示される場合は 検索が動作しています Cisco UC Integration for Microsoft Lync はディレクトリに正常に接続されています Cisco UC Integration for Microsoft Lync が正常にディレクトリに接続されていない場合は 設定を見直します デフォルトでは クライアントは拡張ディレクトリ統合を使用し グローバルカタログサーバに接続します ADSI のエラーコード Cisco UC Integration for Microsoft Lync では Microsoft Active Directory Service Interfaces(ADSI) を使用し ディレクトリ統合を行います ディレクトリ統合の問題をトラブルシューティングするには ADSI エラーコードを参照してください ADSI エラーコードの詳細については 次の Microsoft ドキュメントを参照してください ADSI Error Codes( Generic ADSI Error Codes( aa705940(v=vs.85).aspx) ADSI 2.5 のエラーコード ( 音声 ビデオ およびデバイスの問題 ( 注 ) この項では Cisco UC Integration for Microsoft Lync に関連する音声 ビデオおよびデバイスの問題をトラブルシューティングする方法について説明します Microsoft Lync に関連する問題のトラブルシューティングについては Microsoft Lync のマニュアルを参照してください 144

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