Oracle9i Application Server for HP-UX リリース・ノート リリース

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1 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート リリース 年 7 月 J このリリース ノートは 現時点で公表できる最新の情報にもとづいています このリリース ノートの後に明らかになった情報については 通常のサポート情報で入手できます Oracle と Oracle のロゴは Oracle Corporation の登録商標です Internet Application Server Oracle9i Application Server Oracle8i および PL/SQL は Oracle Corporation の商標です 記載されているその他の製品名および社名はその製品および会社を識別する目的にのみ使用されており それぞれ該当する所有者の商標です Copyright 2000, Oracle Corporation All Right Reserved

2 目次 第 1 部 第 1 章日本語環境での使用上の注意 ドキュメントの修正および補足事項 全体 インストレーション ガイド Oracle Web Cache 管理および配置ガイド 既知の障害および注意事項 インストール時のディスク容量について Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant を使用する際の Net8 設定ファイルについて Oracle9iAS Web Cache の自動起動について (Enterprise Edition のみ ) Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant の自動起動について (Enterprise Edition のみ ) Enterprise Edition のインストールについて PC X エミュレータを利用した場合の Enterprise Editioin インストールについて 20 Oracle EJE 用のデータベースについて インストール時における不要な設定のスキップについて Oracle9iAS Portal のインストールについて mod_ose に関する障害 mod_plsql 利用時の日付型の引数に関する障害 mod_auth 利用時の htpasswd コマンドの障害について インストール時の言語設定について サンプル プログラムについて BC4J のサンプル実行手順について PL/SQL ゲートウェイの使用について Oracle HTTP Server のリスタートについて インストール後の Release Information について Minimal インストール時の jserv.properties について Oracle9iAS Database Cache のパフォーマンスモニター表示に関する障害 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

3 Oracle9iAS Web Cache Manager の administrator パスワード紛失について Oracle9iAS Web Cache をインストールするディレクトリについて Oracle9iAS Web Cache Manager のパフォーマンスモニターについて 索引つきの表のキャッシュについて Oracle9iAS Database Cache の PL/SQL プログラムの例外処理に対する動作 Oracle9iAS Database Cache のサポートするコンポーネント Oracle9iAS Web Cache のサポートするコンポーネント 第 2 部 第 2 章 Oracle9i Application Server はじめに この章の目的 製品名称変更 インストール前の作業 環境変数の設定によるインストールの失敗 同じ Oracle ホームを使用する場合の mod_plsql の設定の保存 同じ Oracle ホームへの再インストール時における Oracle HTTP Server の設定の変更の保存 ロケールの選択 JDK/JRE の動作保証 Java Importer の環境設定 Oracle9iAS Portal および Oracle9iAS Wireless Oracle HTTP Server powered by Apache の Global Server ID Apache JServ プロセス Cache Server および Admin Server の起動 例およびデモ 既知の制限事項と制約事項 Oracle9i Application Server のサード パーティー製コンポーネントのサポート すべてのサード パーティー製コンポーネント Apache モジュール Standard Edition のインストール時の ORA 1031 エラー インストール後に redo ログを開いた際のエラー 目次 3

4 mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI のビルド mod_plsql の要件 mod_plsql のキャッシング エラー Oracle9iAS Database Cache 環境変数の設定 Oracle9iAS Database Cache をサーブレットとともに使用する Oracle9iAS Database Cache 環境での loadjava の制約事項 tnsnames.ora および init.ora に必要な変更 Oracle9iAS Forms Reports および Discoverer のパッチのインストール Oracle9iAS Reports Oracle9iAS Reports Services のエラー Oracle9iAS Forms Oracle9iAS Forms Services の非 SSL リスナーの使用要件 Oracle9iAS Portal Oracle9iAS Portal の非対話モード インストールにおけるレスポンス ファイルの変数設定 Oracle9iAS Portal のレポート出力要件 Oracle9iAS Portal ページの高負荷によるコア ダンプの発生 OPENSSL コマンドの -CONFIG オプション要件 mod_ssl の制約事項 mod_rewrite のセキュリティの脆弱性 OpenSSL の CA 機能の非サポート Apache Oracle HTTP Server 起動時のエラー 仮想ホスト使用時の "APACHECTL -START" による Apache 起動エラー Apache JServ アプリケーション用のメモリーの増加 Oracle Demo 証明書の置換 各国語サポート (NLS) に関する考慮点 mod_plsql Oracle PSP JDBC OCI8 ドライバを JServ および OracleJSP とともに使用する initicache.ora ファイルの NLS パラメータ Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

5 NLS の制約事項 Standard Edition のキャラクタ セット Oracle9iAS Portal Configuration Assistant の言語の制約事項 Oracle Discoverer Portal および Reports の DISPLAY 要件の代替手段としての VNC Server の設定 Oracle9iAS Web Cache 許容量パラメータが低い場合のコア ダンプ Oracle Application Server の OWA パッケージの復元 BC4J のデモについて 第 3 章 Oracle Servlet Engine はじめに パラメータ ファイルの変更 ケース ケース 第 4 章 Oracle9iAS Portal はじめに ドキュメント 動作要件 Oracle9iAS Portal のインストールについて ログインのトラブルシューティング Internet Explorer 5 での高度なセキュリティ ドキュメント名の制限 Oracle9iAS Portal の分散環境での制限 セキュリティ情報付きのインポート / エクスポート Solaris でのインポート / エクスポートの制限 フォームの制限 レポートの制限 イメージ チャートの制限 各国語サポートの制限 その他の制限 第 5 章 Oracle Forms Developer and Oracle9iAS Forms Services R6i (Patch 4) はじめに 目次 5

6 この章の目的 サーバーのライセンス 概要 リリース 6i Patch4a コンポーネントのバージョン番号 RSF コンポーネントの追加のバグ修正 日付の扱い サポートするデータベース 使用可能なキャラクタ セット SJIS キャラクタ セットでの使用 確認されている制限 PLL ファイルのアップグレードでのコマンドラインにおける.PLL 拡張子の必要性 データベース オブジェクト名における非英数字 このリリースと互換性のあるプリコンパイラ UNIX 上の ORAINFONAV_DOCPATH 環境変数 Oracle File Packager 同一 ORACLE_HOME へのインストール順序 Database Admin スクリプトにおける Oracle Translation Builder(OTB) の必要性 76 Unix 上のインストールに必要な追加ステップ TEMPLATES ディレクトリの欠落 Forms における WebDB リリース 2.2 の必要性 WebDB リスナーのインストール ( マシン 1 台に 1 度のみ ) Oracle8i R8.1.6 Server に接続する際の問題 Forms-Graphics における Oracle8 R8.0.6 Server への接続の問題 データベース サーバー Agent のアップグレード Wallet Manager のカスタム インストールにおける Net8 Assistant の必要性 Oracle Repository との統合 クライアント プラットフォームの認定 Intersolve のドライバをアンインストールする場合の警告 ORACLE_HOME について Oracle Forms Developer クライアント / サーバーコンポーネントの使用前の作業 79 6 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

7 Forms Services の使用 Windows 2000 への JInitiator のインストール Project Builder Form Builder 塗りパターンのパフォーマンスに対する影響 ドキュメントに記載されていないエラー メッセージ (FRM-99999) エラー メッセージ 1412 と エラー メッセージ エラー メッセージ エラー メッセージ Forms 環境変数の追加 Java キーバインディング API の提供 FormAction.java KeyBinder.java - API の使用 KeyBinder.java API の例 Web 上で Run_Product を使用するための要件 索引構成表の使用 Netscape ユーザーのレポート HTML ファイルの保存 Forms-Reports 統合における TMPDIR の非設定 フォントの変更による Forms の問題 Oracle Trace Collection の使用 HTTPS のサポートとブラウザ JVM IE での CAB サポートと Java セキュリティ Java Importer OEM と Forms 内部処理 Load Balancer Server のトレース ログ Oracle9iAS Forms Services 非 SSL リスナーの要件 チャート ウィザード Graphics 連携の制限 IE での印刷機能 og.pll の使用 Report Builder 目次 7

8 Graphics Builder Unix 上での必要な環境変数の設定 Query Builder Schema Builder Translation Builder Procedure Builder Open Client Adapter 各国語サポート すべての言語で確認されている問題 Form Builder のユーザー インタフェースの不完全な翻訳 一部のウィザード ボタンのテキストの未翻訳 印刷取消し後のキーボードでのメニュー アクションの使用不可 FMRWEB.RES の手動構成の必要性 NLS_LANG パラメータ値に関する情報 Wallet Manager の英語のユーザー インタフェース ダブルバイト言語で確認されている問題 シングルバイト フォントでの編集 日本語で確認されている問題 JA16EUC キャラクタ セットの場合のモジュールの保存不可 Windows から UNIX への移行時の長さの制限 PL/SQL エディタの表示の問題 UTF8 の制限 PL/SQL ライブラリ名におけるマルチバイト キャラクタ セットの使用不可 別の prefs.ora ファイルが必要となる場合 PL/SQL インタプリタのメッセージ テキストにおける言語の混在 Unix 上にキュー カードをインストールするための記憶域の要件 ファイルのオープン 保存時の不具合 異なるキャラクタ セットで作成された OGD ファイルの実行 アラビア語で確認されている問題 UNIX 上でチャートを表示するための制限 その他の問題点 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

9 ドキュメントに関する既知の問題点 &Auml タグ Java Importer のための環境設定 Forms アプリケーション Web 利用ガイド Oracle9iAS Forms Services for HP-UX の日本語環境での設定 Forms アプリケーションでのフォントのマッピング プリンタ構成ファイルの設定 使用するプリンタの PPD ファイルの選択と編集 uiprint.txt ファイルの更新 uifont.ali ファイルの更新 その他の日本語環境での設定に関するトラブルシューティング Oracle Forms Developer 6i Patch2 新機能 Oracle9i Application Server との統合 Forms Servlet Oracle9i Application Server の Forms Services 用設定ファイルの場所 f60all_jinit.jar ファイル Internet Explorer 5.0 のサポート Java Importer Dynamic JavaBean Manager Oracle Developer for HP-UX R6i Patch4a の適用 パッチの適用に関して CD の内容 インストール方法 アンインストール方法 このパッチで修正される不具合 その他の問題点 Patch4a インストール後の JInitiator バージョン整合 JInitiator Control Panel Oracle Developer R6i Patch4a の日本語環境での実行 Patch_ の適用 Oracle Forms Developer R6i Patch4 新機能 Forms Listner Servlet の導入 目次 9

10 必要条件 Forms Listener Servlet について Forms Listener Servlet を使用する理由 より詳細な情報について jserv.properties ファイルの修正 日本語環境での jserv.properties ファイルの修正 JInitiator の動作環境の追加 エラーメッセージの追加 エラー メッセージ 第 6 章 Oracle Reports Developer and Oracle9iAS Reports Services R6i (Patch4) はじめに この章の目的 サーバーのライセンス 概要 リリース 6i Patch4a コンポーネントのバージョン番号 RSF コンポーネントの追加のバグ修正 日付の扱い サポートするデータベース 使用可能なキャラクタ セット 確認されている制限 データベース オブジェクト名における非英数字 このリリースと互換性のあるプリコンパイラ UNIX 上の ORAINFONAV_DOCPATH 環境変数 Oracle File Packager UNIX 上でのヘルプのインストールに必要な追加ステップ TEMPLATES ディレクトリの欠落 Database Admin スクリプトにおける Oracle Translation Builder(OTB) の必要性 112 WebDB リスナー ( マシン 1 台に 1 つのみ ) Oracle Repository との統合 Oracle8i R8.1.6 Server に接続する際の問題 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

11 クイック ツアー Forms のアンインストールによるクイック ツアーの使用不可 ORACLE_HOME について Oracle Reports Developer クライアント / サーバーコンポーネントの使用前の作業 114 Reports Services の使用 Project Builder 初期パラメーターの修正 Form Builder Report Builder 新しく追加されたビルトイン プロシージャ SRW.SET_XML_PROLOG SRW.SET_XML_TAG SRW.SET_XML_TAG_ATTR REP-3000 エラー メッセージ HTML/XML 出力の国際化 キャラクタ セットの識別 IANA キャラクタ セットとそれに対応する Oracle キャラクタ セット. 117 サポートする PDF のバージョン PDF ページの幅の制限 Advanced Networking Option Microsoft IE4 と PDF で確認されている問題 Netscape と HTMLCSS 出力の問題 Reports と Graphics の統合 データ モデルの制限 レイアウト モデルの制限 Web ウィザード バージョンの混合 V1-V2-V8 変換 :PLSQL V2 の予約語の置換え レポートの幅と高さのプロパティの場所 NULL チャート列の問題 クラスタ化とクラスタ構成 ドキュメントに記載されていないサーバー構成パラメータ 目次 11

12 デバッグの中止 ランタイム カスタマイズのための JRE の要件 PLSQL エディタ :DE_PREFS_TABSIZE によるタブ サイズの設定 R6i より前に作成された HTML パラメータ フォームへの行追加の必要性 フィールド タグでの幅属性の使用 ランタイム カスタマイズの特別な文字 レポートを DESTYPE=MAIL に送る場合の失敗 Internet Explorer の認証ウィンドウの反復 HP-UX 上の Reports Web CGI と Apache Web Server UNIX 上の Reports サーブレットからのエラー Oracle9iAS Reports Services エラー チャート ウィザード Graphics 連携の制限 Graphics Builder Unix 上での必要な環境変数の設定 Query Builder Schema Builder Translation Builder Procedure Builder Open Client Adapter 各国語サポート すべての言語で確認されている問題 Report Builder のユーザー インタフェースの不完全な翻訳 左から右のみの PDF 形式レポート 一部のウィザード ボタンのテキストの未翻訳 ダブルバイト言語で確認されている問題 シングルバイト フォントでの編集 日本語で確認されている問題 JA16EUC キャラクタ セットの場合のモジュールの保存不可 Windows から UNIX への移行時の長さの制限 PL/SQL エディタの表示の問題 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

13 PL/SQL ライブラリ名におけるマルチバイト キャラクタ セットの使用不可 XML ファイルからのレポートにおける非 ASCII フォント名の使用不可 別の prefs.ora ファイルが必要となる場合 PL/SQL インタプリタのメッセージ テキストにおける言語の混在 Unix 上にキュー カードをインストールするための記憶域の要件 異なるキャラクタ セットで作成された OGD ファイルの実行 Oracle9iAS Reports Services エラーメッセージの表示 ファイルのオープン 保存時の不具合 アラビア語で確認されている問題 UNIX 上でチャートを表示するための制限 その他の問題点 ドキュメントに関する既知の問題点 &Auml タグ デモ テーブルを作成するスクリプト レポート Web 公開ガイド Oracle9iAS Reports Services サーバーでの X Window セッションの要件 Oracle Reports Servises for HP-UX の日本語環境での設定 Reports アプリケーションでのフォントのマッピング プリンタ構成ファイルの設定 使用するプリンタの PPD ファイルの選択と編集 uiprint.txt ファイルの更新 uifont.ali ファイルの更新 その他の日本語環境での設定に関するトラブルシューティング Oracle Reports Developer R6i Patch2 新機能 Oracle Reports セキュリティ Oracle9iAS Portal 拡張集約操作および分析関数 ランキング ファミリ ウィンドウ集約ファミリ レポート集約ファミリ LAG および LEAD ファミリ 目次 13

14 Oracle Developer for HP-UX R6i Patch4a の適用 Oracle Developer R6i Patch4a の日本語環境での実行 第 7 章 Oracle9i Application Server への EJB の配置 はじめに この章の目的 トランザクションのための Oracle 固有要素の定義 トランザクションへのローカル リソース参加の定義 フェーズ コミット エンジンの定義 トランザクション内のブランチの使用可能化 コンテナ管理の永続性の定義 Oracle 固有の DTD の変更 Oracle9i Application Server 環境でのグローバル トランザクション 第 8 章 Oracle9iAS Database Cache はじめに この章の目的 Oracle9iAS Database Cache の既知の問題点および制限事項 Cache Manager の既知の問題点および制限事項 第 9 章 Oracle9iAS Web Cache はじめに この章の目的 Oracle9iAS Web Cache のバージョン Oracle9iAS Web Cache の構成 Oracle9iAS Web Cache の制限事項 HTTP Range リクエストとマルチパートのレスポンス パーソナライズ ページ アプリケーション Web サーバーのリカバリ デフォルトのバッファ サイズ Oracle9iAS Web Cache Manager での不十分な入力チェック 最大接続数 Netscape の制限事項 ファイル記述子の制限事項 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

15 TCP のチューニング Oracle9iAS Web Cache の Watchdog 機能 watchdog 機能を使用可能にする Oracle9iAS Web Cache のデフォルト ポート Oracle9iAS Web Cache 使用法の例 以下のポートをリスニングするための Oracle9iAS Web Cache の構成方法 拡張機能 バージョン の拡張機能 watchdog 機能 Web Cache Manager を使用して アクセスのロギングを使用不可にすることが可能 イベント ログは オプションで冗長モードをサポート バージョン の拡張機能 第 10 章 Oracle Enterprise Manager はじめに インストール 互換性一覧 データベースの互換性 Intelligent Agent と Oracle Server Enterprise Manager リリースと Intelligent Agent Enterprise Manager 製品と Management Server / リポジトリ Oracle Enterprise Manager 新機能 Enterprise Manager コンソール パフォーマンスの向上 Apache Web サーバーおよび Apache for ias Web サーバーのサポート ジョブ システムおよびイベント システム 拡張通知 エンタープライズ レポート DBA Studio OMS チューニング用パラメータ Intelligent Agent バージョン 目次 15

16 コンソール イベント システムおよびジョブ システム グループ ポケットベルおよび電子メールのブラックアウト DBA Management Pack Oracle Management Server(OMS) Enterprise Manager Configuration Assistant Enterprise Manager Migration Assistant ブラウザベースの Enterprise Manager 統合アプリケーション Oracle intermedia Text Manager Oracle Forms Server Manager Oracle Enterprise Security Manager Oracle Parallel Server Manager その他 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

17 第 1 部 目次 17

18 第 1 章日本語環境での使用上の注意 ドキュメントの修正および補足事項 全体 本リリースでは 以下の機能はサポートされません! Oracle9iAS Discoverer! Oracle Internet File System! Oracle9iAS Wireless これに伴い 現時点では Wireless Edition はご利用できません ドキュメント上の関連記述も一切無効です インストールされる関連ファイルやツールのご利用もサポートされません インストレーション ガイド P.2-2 の表 2-1 は 各インストール オプションでインストールされるコンポーネントを意味します 本リリースでサポートされる機能を示す表ではありませんので ご注意ください P3-6, P4-6, P5-6 に記載されています orainst.loc が作成されるディレクトリは 正しくありません 正しい orainst.loc のディレクトリは 以下のとおりです /var/opt/oracle/orainst.loc P.3-27 の表 3-1 P.4-31 の表 4-3 P.5-32 の表 5-4 の 設定または追加 列の 3 つめの枠の 5 行目の記述は誤りです 正しい記述は以下の通りです ( 誤 )$ORACLE_HOME/6iserver/reports60/lib ( 正 )$ORACLE_HOME/6iserver/forms60/lib P.5-24 の Oracle9iAS Discoverer のインストール画面 ( 図 5-18) は 実際のインストール画面と異なる場合があります 18 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

19 既知の障害および注意事項 Oracle Web Cache 管理および配置ガイド P.5-4 に キャッシュに必要なメモリー量の概算を見積もるため計算式が用意されていますが 実際には 以下の式が正しいです [(HTTP オブジェクトの平均サイズ ) A の小数点以下切り上げ ] A ( キャッシュする最大オブジェクト数 ) ただし A = ( ドキュメント バッファのブロック サイズ ) A の値に関しましては リリース ノート第 9 章 デフォルトのバッファ サイズ をご参照ください インストール時のディスク容量について 製品のインストール時にはインストレーションガイド P.1-2 に記載されているディスク領域よりも多くのディスク領域を必要とします ORACLE_HOME に以下の空きディスク領域が必要です Minimal Edition Standard Edition Enterprise Edition 1117MB 2.67GB 6.15GB Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant を使用する際の Net8 設定ファイルについて Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant を使用する際に Net8 設定ファイル (tnsnames.ora listener.ora など ) が下記の位置に配置されていると Oracle9iAS Database CacheConfiguration Assistant が正しく動作しません <ORACLE_HOME>/network/admin にある Net8 設定ファイルが使用されます! /var/opt/oracle もしくは /etc! TNS_ADMIN 環境変数で指定したディレクトリ 上記の位置に Net8 設定ファイルが無いことを確認の上 Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant を使用してください 第 1 章日本語環境での使用上の注意 19

20 Oracle9iAS Web Cache の自動起動について (Enterprise Edition のみ ) インストール終了後に Oracle9iAS Web Cache が自動的に起動されます Oracle9iAS Web Cache をご使用にならない場合は 以下のコマンドを発行して 停止して下さい $ORACLE_HOME/webcache/bin/webcachectl stop Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant の自動起動について (Enterprise Edition のみ ) Oracle9iAS のインストール中に Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant が自動的に起動されます Oracle9iAS Database Cache の機能を利用しない場合は 取り消し ボタンを押して Configuration Assistant を終了してください Enterprise Edition のインストールについて 本リリースでは Enterprise Edition としてインストールする場合には Component Configuration and Startup 画面において 以下のコンポーネントは選択しないでください! Oracle9iAS Discoverer! Oracle9iAS Portal PC X エミュレータを利用した場合の Enterprise Editioin インストールについて PC X エミュレータを利用した場合 Enterprise Edition インストールが正常に終了しても Discoverer 4i Viewer のいくつかのファイルコピーが失敗していることがあります このファイルは使用しませんが コピーの失敗により Apache JServ の起動ができないという現象を引き起こします この件で Apache JServ が起動できない問題が発生した場合 以下の回避策を行ってください <ORACLE_HOME>/Apache/Jserv/etc/jserv.properties 内の次の行をコメントにしたあと Oracle HTTP Server を再起動してください zones=viewer4i viewer4i.properties=<oracle_home>/apache/jserv/etc/disco4iviewer.propert ies wrapper.classpath=<oracle_home>/apache/apache/htdocs/disco4iv/disco4res. jar:<oracle_home>/apache/apache/htdocs/disco4iv/disco4iv.jar 20 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

21 Oracle EJE 用のデータベースについて Enterprise Edition としてインストールした場合 Oracle EJE として利用するためのデータベースは作成されません Oracle EJE をご利用の際には Oracle Database Configration Assistant などにより 新規で Oracle EJE 用のデータベースを作成してください インストール時における不要な設定のスキップについて インストール中に Oracle9iAS Portal と Oracle9iAS Wireless に関する設定を入力する画面が現われます Oracle9iAS Portal は 本リリースでは Patch CD-ROM を適用するため 各項目はデフォルト値のまま 次へ ボタンをクリックして下さい 詳細については Oracle9iAS Portal のインストールについて を参照して下さい また Oracle9iAS Wireless はサポートされないためこれらの設定を無視して構いません 空白もしくは仮の値を入力して インストールを先に進めてください 上記の対処によって 幾つかの設定をスキップした場合 インストール中にインストーラー (runinstaller ) を起動したコンソール画面に 以下のようなエラーが出力されます しかし これらは Oracle9iAS Wireless の設定をスキップしたために発生したエラーなので 無視して構いません <prompt%> /cdrom/9i_appserver_disk1/runinstaller <prompt%> Initializing Java Virtual Machine from /tmp/orainstall/jre/bin/jre. Please wait... SQL*Plus: Release Production on Tue Dec 5 11:44: (c) Copyright 2000 Oracle Corporation. All rights reserved. Enter user-name: ERROR: ORA-12545: Connect failed because target host or object does not exist Enter user-name: SP2-0306: Invalid option. Usage: CONN[ECT] [logon] [AS {SYSDBA SYSOPER}] [INTERNAL] where <logon> ::= <username>[/<password>][@<connect_string>] / Enter user-name: Enter password: ERROR: ORA-12545: Connect failed because target host or object does not exist 第 1 章日本語環境での使用上の注意 21

22 SP2-0157: unable to CONNECT to ORACLE after 3 attempts, exiting SQL*Plus Oracle9iAS Portal のインストールについて 本リリースでは Oracle9iAS Portal は Oracle Universal Installer(OUI) から Oracle9iAS のインストールを終了した後で インストール作業を行う必要があります OUI での Oracle9iAS のインストール時には以下の事に注意してください! OUI の Component Configuration and Startup 画面で Oracle9iAS Portal の選択を解除してください もしくは OUI から Oracle Portal Configuration Assistant が起動された時点で 最初の画面で キャンセル ボタンをクリックしてください! OUI の Oracle Portal 用 Apache リスナー構成 - Oracle Portal 対応 Database Access Descripter (DAD) 画面では各項目はデフォルト値のまま 次へ ボタンをクリックしてください! OUI の Oracle Portal 用 Apache リスナー構成 - Login Server 対応 Database Access Descripter (DAD) 画面では各項目はデフォルト値のまま 次へ ボタンをクリックしてください Oracle9iAS インストール終了後 本リリースノート第 4 章の Oracle9iAS Portal の項と Oracle Portal for UNIX マニュアル インストレーション ガイドリリース を参照して Oracle9iAS Portal のインストールを行ってください 新規に Oracle9iAS Portal をインストールした場合は 必ず次の手順に従って compidx.sql コマンドを実行してください! 作業の前に Oracle9iAS Portal が Install されているデータベースが起動されており Net8 による接続ができることを確認して下さい! コマンドプロンプトでカレント ディレクトリを次のように変更します % cd <ORACLE_HOME>/portal30/admin/plsql ここで <ORACLE_HOME> は Oracle9iAS のホームディレクトリです! SQL*Plus で Oracle9iAS Portal をインストールしたデータベースに Oracle9iAS Portal をインストールしたスキーマでログインして 次のコマンドを実行してください mod_ose に関する障害 Oracle HTTP Server では の中で $ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/mod ose.conf SetHandler aurora-stateless-server 22 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

23 と設定された URL を呼び出すと ブラウザの画面に表示されるコンテンツの先頭にそのサイズが表示されることがあります SetHandler aurora-server と設定することで この問題を回避してください mod_plsql 利用時の日付型の引数に関する障害 mod_plsql を使用してデータベースのストアド プログラムを呼び出す時に 日付型の引数のフォーマットが正しく解釈されない場合があります この不具合は将来のリリースで修正されます 現在のリリースでこの問題を回避するためには 以下の作業を行って下さい 1. SYS ユーザーでデータベースに接続し 以下のコマンドを実行し ストアド プロシージャを作成します 日付書式フォーマットは 必要に応じて変更します create or replace procedure fix_date_format is begin DBMS_SESSION.SET_NLS('NLS_DATE_FORMAT','''YYYY-MM-DD'''); end; / 2. 以下のコマンドを実行して 1. で作成したストアド プロシージャを全ユーザーより実行可能にします grant execute on fix_date_format to public; 3. Oracle HTTP Server を停止します prompt>$oracle_home/apache/apache/bin/apachectl stop 4. 以下のファイルを編集し 各 DAD の before_proc 項目を以下のように変更します $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/wdbsvr.app < 変更前 > ;before_proc = < 変更後 > before_proc = sys.fix_date_format 5. 最後に Oracle HTTP Server を再起動します prompt>$oracle_home/apache/apache/bin/apachectl start mod_auth 利用時の htpasswd コマンドの障害について mod_auth を利用する場合 パスワードファイルを作成するため htpasswd コマンドを使用します この htpasswd コマンドを実行すると 次のようなエラーが出力されパスワードファイルが作成できません (Bug# ) 第 1 章日本語環境での使用上の注意 23

24 htpasswd: unable to create temporary file fopen: No such file or directory インストール時の言語設定について Oracle9i Application Server をインストールする前に LANG の設定を unset してください サンプル プログラムについて 本リリースに添付されているサンプル プログラムは 動作保証されたものではありません BC4J のサンプル実行手順について サンプルを実行する際のセットアップ手順が書かれている $ORACLE_HOME/Apache/htdocs/createtables.html に誤りがあります ( 誤 ) 2. Locating the ImageLoader.java at OracleHome/Apache/BC4J/samples/OnlineOrders/DatabaseSetup/Imageloader ( 正 ) 2. Locating the ImageLoader.java at OracleHome/Apache/BC4J/samples/onlineorders/DatabaseSetup/ImageLoader PL/SQL ゲートウェイの使用について Oracle9iAS Portal の環境が構築されていない場合 Proxy log On failed. と表示されて PL/SQL ゲートウェイ管理画面が利用できません 以下の手順でこの現象を回避できます $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/wdbsvr.app をテキストエディタで開きます [DAD_portal30] セクションの以下の行を変更します ( 変更前 )enablesso = Yes ( 変更後 )enablesso = No この設定を行った場合 誰でも管理画面にアクセスが可能になります 運用時にはセキュリティ上 管理画面を保護する必要がありますので Oracle9i Application Server PL/SQL ゲートウェイの使用リリース (J ) の P.2-6 基本 (Basic) 認証による管理ページの保護 を参照のうえ管理画面を保護してください Oracle HTTP Server のリスタートについて graceful リスタートは できません 24 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

25 インストール後の Release Information について インストールの最後で End of Installation 画面が表示されますが 画面内の Release Information ボタンは正しく機能しません Minimal インストール時の jserv.properties について Minimal インストール後 $ORACLE_HOME/Apache/Jserv/etc/jserv.properties の最下行を次のように修正してください 変更前 :wrapper.env=ld_library_path=<oracle_home>/lib 変更後 :wrapper.env=shlib_path=<oracle_home>/lib Oracle9iAS Database Cache のパフォーマンスモニター表示に関する障害 このリリースでは Cache Manager のパフォーマンス画面より CPU 使用チャート メモリー / スワップ データ チャート を参照することはできません また Cache Manager のパフォーマンス画面を表示する時に エラーメッセージ表示されたウィンドウが表示され 同時に Cache Manager を起動したターミナルにも同様なメッセージが表示されます パフォーマンスモニターのその他の機能は正常に動作いたしますので これらのエラーメッセージは無視してください Oracle9iAS Web Cache Manager の administrator パスワード紛失について Oracle9iAS Web Cache Manager の管理者ページにアクセスするには管理者ユーザ administrator のパスワードが必要です もしパスワードを紛失して Oracle9iAS Web Cache Manager にアクセスできなくなった場合は次の作業を行ってください デフォルトのパスワード administrator でアクセスできるようになります 1. 設定ファイル $ORACLE_HOME/webcache/webcache.xml を開きます 2. <USER TYPE="MONITORING" PASSWORDHASH="XXXXXXX"/> の行を編集して <USER TYPE="MONITORING" PASSWORDHASH=" "/> と書きかえます 3. webcachectl stop コマンドと webcachectl start コマンドにより再起動を行います 第 1 章日本語環境での使用上の注意 25

26 Oracle9iAS Web Cache をインストールするディレクトリについて /ora で始まるディレクトリに Oracle9i Application Server Enterprise Edition をインストールしないでください Web Cache が起動しません Oracle9iAS Web Cache Manager のパフォーマンスモニターについて このリリースでは Oracle9iAS Web Cache Manager の実行状況モニターの Time Since Start の値が正しく表示されません 索引つきの表のキャッシュについて ユーザーリストの更新後に作成された索引は 表と一緒に自動的に Oracle9iAS Database Cache にキャッシュされることはありません Oracle9iAS Database Cache に索引つきの表をキャッシュする場合には Origin DB 上にあらかじめ索引が作成された状態でユーザーリストの更新を行ってください その後 DBA Studio の Cache Manager より キャッシュ内の表の追加 処理を行うことで表と関連する索引も一緒にキャッシュされます ( ただし 表定義に関連付けてある主キーは上記の限りではありません ) Oracle9iAS Database Cache の PL/SQL プログラムの例外処理に対する動作 PL/SQL プログラムから Oracle9iAS Database Cache を利用する場合 挿入 更新または削除などのキャッシュで処理できないリクエストが要求されると キャッシュに対するリクエストが失敗し オリジナル データベースにリクエストがルーティングされます ただし PL/SQL プログラム内で例外処理を定義している場合は キャッシュ内で処理が完了されるため リクエストはオリジナル データベースにルーティングされません Oracle9iAS Database Cache のサポートするコンポーネント 本リリースでは 以下のコンポーネントは Oracle9iAS Database Cache との組合せで使用することはできません! Oracle9iAS Portal! Oracle9iAS Wireless! Oracle9iAS Forms Service! Oracle9iAS Reports Service! Oracle9iAS Discoverer 26 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

27 ! Oracle EJE(OSE,Java Stored Procedure,EJB) Oracle9iAS Web Cache のサポートするコンポーネント 本リリースでは 以下のコンポーネントは Oracle9iAS Web Cache との組合せで使用することはできません Oracle9iAS Portal Oracle9iAS Wireless Oracle9iAS Forms Service Oracle9iAS Reports Service Oracle9iAS Discoverer 第 1 章日本語環境での使用上の注意 27

28 第 2 部 28 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

29 第 2 章 Oracle9i Application Server 原典情報 : Oracle9i Application Server Release Notes Release for AIX-Base Systems, Compaq Tru64 UNIX, HP 9000 Series HP-UX, Linux Intel, and Sun Solaris Intel(A ) はじめに この章の目的 この章では Oracle9i Application Server for HP-UX リリース のコンポーネントについて ドキュメントで説明されている機能と実際との違いについて説明します 製品名称変更 今回のリリースでは 製品名が次のように変更されています 以前の名称 Oracle8i JVM Oracle Forms Service Oracle LDAP Developer's Kit Oracle Database Client Developer's Kit Oracle XML Developer's Kit Oracle Portal Oracle Portal-to-Go Oracle Database Cache Oracle Web Cache Oracle Reports Service Oracle Discoverer Oracle Transparent Gateways Oracle Server 新しい名称 Oracle Enterprise Java Engine(EJE) Oracle9iAS Forms Services Oracle Internet Directory(Client) Oracle Database Developer Kit Oracle XML Developer Kit Oracle9iAS Portal Oracle9iAS Wireless Oracle9iAS Database Cache Oracle9iAS Web Cache Oracle9iAS Reports Services Oracle9iAS Discoverer Oracle Gateways Oracle9iAS 第 2 章 Oracle9i Application Server 29

30 以前の名称 Oracle Unified Messaging 新しい名称 Oracle9iAS Unified Messaging インストール前の作業 今回のリリースのドキュメントの記述および設定画面の一部では これらのコンポーネントの旧名称が使用されている可能性がありますが ご了承ください Oracle Universal Installer を実行する前に この項の プラットフォームに合わせたインストール前の追加作業の手順を読んでください 環境変数の設定によるインストールの失敗 Oracle9i Application Server を UNIX プラットフォームにインストールする前に ご使用のプラットフォームで 次の環境変数がコマンド シェル初期化ファイル ( たとえば csh の場合.cshrc bash の場合.bashrc または ksh の場合 $ENV など ) で設定されていないことを確認してください プラットフォーム HP 9000 Series HP-UX 環境変数 SHLIB_PATH PATH ORACLE_HOME 初期化ファイルでこれらの変数のいずれかが設定されていると Oracle9i Application Server のインストールが失敗します ログイン初期化ファイル (sh の場合.profile csh の場合.login ksh の場合.kshrc または bash の場合.bash_login) でこれらの環境変数のいずれかが設定されていても Oracle9i Application Server のインストールに影響はありません 同じ Oracle ホームを使用する場合の mod_plsql の設定の保存 リリース をリリース のインストール時と同じ Oracle ホームにインストールする場合 インストールを開始する前に 次の mod_plsql 設定ファイルを手動でバックアップしてください $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/wdbsvr.app $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/cache.cfg 30 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

31 これらのファイルには DAD およびキャッシュの設定の変更点が含まれています このディレクトリ内の他のファイルでも設定を変更している場合 それらのファイルもバックアップしてください インストールの完了後 新しくインストールされたこれらのファイルを バックアップ コピーで上書きします 同じ Oracle ホームへの再インストール時における Oracle HTTP Server の設定の変更の保存 httpd.conf jserv.conf zone.properties およびその他の Oracle HTTP Server の設定ファイルが変更されている場合 これらのファイルのコピーを必ず保存しておいてください Oracle9iAS を同じ Oracle ホームに再インストールすると 既存の設定ファイルは 新しくインストールされたファイルによって上書きされてしまいます ロケールの選択 Oracle9i Application Server をインストールするには ロケールを選択する必要があります 次のステップを実行し Oracle9i Application Server のインストール用のロケールを選択します 1. ご使用のプラットフォーム上の共通デスクトップ環境 (CDE) で 開いているすべてのウィンドウを閉じます 2. ログアウトします ( デスクトップで右クリックして Logout を選択し 次に OK をクリックします ) 3. Options メニューから ロケールを選択します たとえば ドイツ語のロケールの場合 次のようにして選択します Options Language C to es_bo de (German) 4. ログインします ( ユーザー名とパスワードを入力します ) 5. 端末エミュレータ ウィンドウを開きます 6. 次のコマンドを入力して ロケールを検証します env grep LANG このコマンドの結果に LANG 環境変数が含まれていて その値がステップ 3 で選択した値になっている必要があります もし LANG 環境変数が表示されなかったり 異なる値が設定されている場合は.profile.login.cshrc ファイル または LANG 環境変数の設定を行うその他のファイルを調べてください 問題を修正した後 ステップ 1 からやり直してください 第 2 章 Oracle9i Application Server 31

32 JDK/JRE の動作保証 7. ご使用のプラットフォームに Oracle9i Appication Server をインストールします 選択したロケールの翻訳版ファイルがインストールされます さらに 英語のファイルは 常にインストールされます Java Importer の環境設定 Java Importer の機能は Oracle9iAS Forms で使用可能です この機能を使用するには JDK が必要です この機能を使用するためには 次のステップを実行します 1. <java_inst_dir>/bin を含めるように PATH を設定します 2. CLASSPATH に <IAS_HOME>/6iserver/lib/importer.jar およびインポートする Java クラス ファイルの場所を設定します 注意 : java_inst_dir には JDK および JRE 1.2 がインストールされている場所を指定してください プラットフォーム HP 9000 Series HP-UX 環境変数 SHLIB_PATH ライブラリ パス <java_inst_dir>/jre/lib/pa_risc: <java_inst_dir>/jre/lib/pa_risc/classic: <java_inst_dir>/jre/lib/pa_risc/native_ threads Oracle9iAS Portal および Oracle9iAS Wireless オラクル社では Oracle9iAS Portal 3.0 および Oracle9iAS Wireless 1.1 は JDK を使用した場合のみ動作を保証します Oracle HTTP Server powered by Apache の Global Server ID Apache サーバーに適切な GS-ID 証明書が含まれており GS-ID を受け入れるためのパッチがブラウザに適用されている場合 Global Server ID を使用すると 輸出レベルのブラウザをアップグレードして 高度な暗号化 (128 ビット ) を使用できます すべてのブラウザに高度な暗号化機能が備わっていますが 輸出製品の場合 この機能は使用不可の状態で出荷されています 米国輸出法が最近変更されたため 将来は GS-ID は不要になります ただし 現 32 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

33 在 輸出レベルのブラウザを使用しており 高度な暗号化が必要な場合 次のステップを実行して GS-ID 証明書を取得し ブラウザで高度な暗号化を使用可能にしてください 1. GS-ID 証明書を購入する 適切なベンダーから GS-ID 証明書を入手します オラクル社では ベリサイン社の GS-ID 証明書をテスト済みです 手順に従って証明書をダウンロードし サーバーに保存します 証明書の取得後 Oracle HTTP Server 管理者は httpd.conf ファイルを更新する必要があります 更新する行は次のとおりです SSLCertificateFile <pathname>/gsid.crt SSLCertificateKeyFile <pathname>/gsid.key SSLCertificateChainFile <pathname>/gsidintermediate.crt Apache JServ プロセス pathname は インストール済みの Verisign ファイルの絶対パスです 2. ブラウザのパッチを購入する ブラウザの暗号化方式をアップグレード可能にするパッチを入手します Apache ( および Fortify ( などから入手可能です オラクル社では Fortify のパッチをテスト済みです Oracle9i Application Server のサイトでサポートされている Apache JServ プロセスの最大数は Apache 出荷時のデフォルトの最大数である 25 から Oracle9i Application Server の最大数 128 に変更されています この値は 実行時に設定できません Cache Server および Admin Server の起動 Oracle9iAS Web Cache で Cache Server および Admin Server を起動する際 次のコマンドを使用して データ セグメントを 650MB に増加してください ulimit -d 第 2 章 Oracle9i Application Server 33

34 例およびデモ Oracle9i Application Server のほとんどのコンポーネントのデモおよび例は 次の場所に存在します 既知の制限事項と制約事項 hostname はご使用のマシン名で port は Oracle HTTP Server リスナーのポートです このポートの詳細は Apache のドキュメントを参照してください さらに Oracle9i Application Server のコンポーネントの例およびデモは 製品の CD-ROM に含まれており 各コンポーネントのディレクトリにもインストールされます Oracle9i Application Server を使用する前に この項の各アイテムを読み このリリースの制限事項および制約事項について理解してください 追加作業が必要になる場合もあります Oracle9i Application Server のサード パーティー製コンポーネントのサポート すべてのサード パーティー製コンポーネント Oracle9i Application Server の一部は サード パーティーのライセンスを受けてオラクル社によって販売されています ( サード パーティー製コンポーネントと呼ばれます ) これには Apache Software Foundation のライセンスを受けた Apache Web サーバーバージョン が含まれます オラクル社は これらのサード パーティー製コンポーネントを Oracle9i Application Server 製品の一部として販売するものであり ここに明記されている場合を除き サード パーティー製コンポーネントに対しても標準の製品サポートを行います これらのサポートの詳細については オラクル社のテクニカル サポート ポリシーに定義されています オラクル社では Oracle9i Application Server 付属のサード パーティー製コンポーネントのバージョンのみサポートするものであり インターネット上で無料で入手可能であるその他のバージョンなどは オラクル社のサポート対象外のため ご注意ください オラクル社は サード パーティー製コンポーネントの拡張を コンポーネントのライセンス元であるサード パーティーに要請する場合があります ただし オラクル社にはその義務はありません さらに サード パーティー製コンポーネント以外のコンポーネント (Oracle コンポーネント ) についても 問題が Oracle コンポーネントのみで構成される環境で再現できない限り 技術サポートの要請は受け付けません 34 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

35 Apache モジュール オラクル社では Apache Web サーバー (Apache モジュールと呼ばれる ) の拡張機能を提供し Oracle9i Application Server の一部としての Apache Web サーバーの機能を強化しています このリリース ノートでは オラクル社によって提供される Apache モジュールを Oracle Apache モジュールと呼びます このリリースでは 次の Oracle Apache モジュールをサポートしています Oracle Apache モジュール mod_ssl mod_perl mod_jserv mod_plsql mod_ose http_core mod_access mod_actions mod_alias mod_auth 説明 SSL のサポート Perl で Apache モジュールを作成するためのサポート サーブレット エンジンとの通信 PL/SQL のサポート Oracle Servlet Engine(OSE) におけるステートフルな Java サーブレットおよび PL/SQL サーブレットへの URL の委任 Apache のコア機能 ホスト ベースのアクセス制御 クライアントのホスト名または IP アドレスに基づいたアクセス制御を提供します ファイル タイプ / 方式ベースのスクリプト実行 メディア タイプまたはリクエスト方式に基づき CGI スクリプトに使用されます 別名とリダイレクト ホスト ファイル システムの様々な部分をドキュメント ツリーにマッピングする際 および URL のリダイレクトに使用されます テキスト ファイルを使用したユーザー認証 mod_auth_anon 匿名のユーザー認証 (FTP 方式 ) mod_autoindex mod_cgi mod_define mod_digest mod_dir 自動ディレクトリ リスト CGI スクリプトの実行 mime タイプが application/x-httpd-cgi であるファイルをすべて処理します 設定の定義 MD5 認証 MD5 ダイジェスト認証を使用したユーザー認証に使用されます 基本ディレクトリ処理 後続のスラッシュのリダイレクトおよび 第 2 章 Oracle9i Application Server 35

36 Oracle Apache モジュール 説明 ディレクトリのインデックス ファイルの処理に使用されます mod_env mod_expires mod_headers mod_include mod_info mod_log_config mod_log_referer mod_mime mod_mime_magic mod_negotiation libproxy (mod_proxy) mod_rewrite mod_setenvif mod_so 環境情報の CGI スクリプトへの受渡し 環境変数を CGI/SSI スクリプトに受け渡すために使用されます Expires: ヘッダーのリソースへの適用 ユーザー指定の条件に合わせた Expires ヘッダーの生成に使用されます リソースへの任意の HTTP ヘッダーの追加 ヘッダーは マージ 置換または削除が可能です サーバー解析のドキュメント サーバーによって解析される HTML ドキュメントに使用されます サーバー設定情報 インストールされたすべてのモジュールおよび設定ファイル内のディレクティブなど サーバー設定の全般的な概要を提供します mod_log_common の代替手段として使用可能なユーザー設定可能なロギング 共通ログ フォーマットまたはユーザー指定のフォーマットを使用した サーバーに対するリクエストのロギングに使用されます ドキュメントの参照のロギング サーバー上のドキュメントを参照するドキュメントのロギングに使用されます ファイル拡張子を使用したドキュメント タイプの判別 " マジック ナンバー " を使用したドキュメント タイプの判別 内容を数バイト調べることによってファイルの MIME タイプを判別するために使用できます コンテンツのネゴシエーション キャッシング プロキシの機能 HTTP 1.0 キャッシング プロキシ サーバーに使用されます 正規表現を使用した URL からファイル名への強力なマッピング ルール ベースの書換えエンジンを提供し 要求された URL をすばやく書き換えます クライアント情報に基づいた環境変数の設定 リクエストの属性に基づいて 環境変数を設定する機能に使用されます 実行時のモジュールのロードのサポート 起動時または再起動時 36 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

37 Oracle Apache モジュール 説明 にサーバーに実行コードおよびモジュールをロードするために 使用されます mod_speling mod_status mod_unique_id mod_userdir mod_usertrack mod_vhost_alias URL のマイナーな入力ミスの自動修正 大文字入力を無視し 1 回以下のスペル ミスを認容することにより ユーザーが入力した URL のスペル ミスを修正します サーバー ステータスの表示 サーバー管理者がサーバーの稼動状況を確認できるよう 現在のサーバーの統計を示す HTML ページを読みやすい形式で表示します 各リクエストに対する一意のリクエスト識別子の生成 非常に特別な状況下で 全リクエストにわたって一意であると保証されたマジック トークンを各リクエストに提供します ユーザーのホーム ディレクトリ ユーザー固有のディレクトリに使用されます Cookie を使用したユーザーのトラッキング 動的に設定されるマス仮想ホスティングのサポート Oracle9i Application Server に含まれているこれ以外の Oracle Apache モジュールは元のまま提供されており 一切保証またはサポートはありません Apache Software Foundation またはお客様を含め オラクル社以外のソースによる Apache モジュールについては オラクル社のサポートはありません オラクル社では サポートされている Oracle Apache モジュールのみで構成される Apache の設定を使用して再現可能な問題に対してのみ テクニカル サポートを行います また オラクル社では サポートされている Apache の設定を使用している場合のみ Oracle9i Application Server 付属の Perl インタプリタの使用をサポートします Standard Edition のインストール時の ORA 1031 エラー 以前のリリースでは Standard Edition のインストール プロセスにおいて インストール ユーザーは "dba" グループのメンバーであることが前提でした そのため グループ選択ダイアログ ボックスが表示されませんでした リリース では Standard Edition のインストール時に追加のダイアログ ボックスが表示され インストール ユーザーは OSOPER および OSDBA 権限を持つオペレーティング システム グループを選択できます ( インストール ユーザーが "dba" グループのメンバーではない場合 ) このダイアログ ボックスで 第 2 章 Oracle9i Application Server 37

38 は インストール ユーザーがメンバーとなっているオペレーティング システム グループの名前を選択する必要があります インストール後に redo ログを開いた際のエラー Oracle9i Application Server のスタータ データベースのインストール後に ユーザー ダンプの場所に次のエラーが出力される場合があります ORA-00313: open failed for members of log group 1 of thread 1 ORA-00312: online log 1 thread 1: '<redo log file_name>' ORA-27037: unable to obtain file status これらは深刻なエラーではありません redo ログは スタータ データベース作成の後のステップで作成します mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI のビルド HP9000 Series HP-UX プラットフォームで mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI のビルド インストールおよびテストを行うには 次のステップを実行します ただし 本リリースでは mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI を用いたデータベース接続は サポート対象外とさせていただきます Perl インタプリタ本体は サポート対象です 1. ご使用の環境で 次のソフトウェアが使用可能であることを確認します C コンパイラ GNU Make バージョン 3.77 Perl バージョン 5.005_03 2. ステップ 1 に示された必須ソフトウェアを正しく検出できるよう PATH 環境変数が設定されていることを確認します 3. 製品 CD から Oracle9i Application Server をインストールします Oracle9i Application Server には mod_perl 1.21 が組み込まれています ただし このインストールでは 次のモジュールは含まれません Apache::DBI Perl DBI Perl DBD-Oracle 4. 正しい Perl バイナリを実行するよう PATH 環境変数を設定します prompt> setenv ORACLE_HOME /private1/ias10 prompt> setenv PATH ${ORACLE_HOME}/Apache/perl/bin:${PATH} 38 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

39 注意 : これ以外の方法もあります 次の表の環境変数をご使用のプラットフォームに合わせて設定し mod_perl DBI/DBD-Oracle が機能するようにします プラットフォーム HP 9000 Series HP-UX 環境変数 SHLIB_PATH PERL5LIB 5. PERL5LIB 環境変数を次のように変更します prompt> setenv PERL5LIB ${ORACLE_HOME}/Apache/perl/lib/ :${ORACLE_HOME}/Apache/perl/lib/site_perl/ から次のモジュールをダウンロードします DBI バージョン 1.14 DBD::Oracle バージョン 1.06 Apache::DBI バージョン DBI パッケージを解凍し README の手順をよく読んでモジュールのビルド テストおよびインストールを行います 8. DBD-Oracle モジュールでは ドライバを正しくビルドするために Oracle ソフトウェアのパスが設定されている必要があります ($ORACLE_HOME/lib $ORACLE_HOME/rdbms/lib など ) 次の環境変数が設定されていることを確認してください a. 有効な Oracle9i Application Server または Oracle データベースを指すよう ORACLE_HOME 環境変数を設定します ( たとえば など ) b. 有効な Oracle SID を指すよう ORACLE_SID 環境変数を設定します c. 次の表の環境変数が ご使用のプラットフォームで対応するファイルを指していることを検証します プラットフォーム 環境変数 ライブラリ パス HP 9000 Series HP-UX SHLIB_PATH libclntsh.sl これらのファイルを指すようにするには ご使用のシステムで該当する環境変数の $ORACLE_HOME/lib を設定します 第 2 章 Oracle9i Application Server 39

40 d. 各国語サポート (NLS) を使用している場合 ORA エラーを回避するよう ORA_NLS および ORA_NLS33 環境変数が設定されていることを確認してください e. ORACLE_USERID 環境変数を設定します ( これを設定しない場合 テストではデフォルトで scott/tiger が使用されます ) 9. DBD-Oracle パッケージを解凍し README の手順をよく読んでモジュールのビルド テストおよびインストールを行います 10. Apache::DBI パッケージを解凍し README の手順をよく読んでモジュールのビルドおよびインストールを行います このモジュールに関しては テストはまだ用意されていません このステップにより Apache AuthDBI.pm および DBI.pm モジュールがインストールされます 11. $ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/httpd.conf を次のように編集します 次の行のコメントを解除します ( 先頭の # 記号を削除します ) PerlModule Apache::DBI これにより Apache::DBI の永続データベース接続の使用が可能になります 詳細は Apache::DBI の README の手順 ( 特に例に関する項 ) を参照してください 注意 : httpd.conf は Apache サーバーの主要な設定ファイルです このファイルの先頭に記述されている指示を必ずお読みください 12. 永続的接続をテストします 例として 次のステップを実行して startup.pl からの接続をテストします a. httpd.conf ファイルに次の行を追加します PerlRequire <absolute path to ApacheDBI's startup.pl script> b. startup.pl 接続コールを次のように変更します Apache::DBI->connect_on_init('dbi:Oracle:',"scott/tiger", ''); c. Oracle HTTP Server を再起動します prompt> $ORACLE_HOME/Apache/Apache/bin/apachectl start d. 接続が正しく取得されたことを Oracle HTTP Server のログで確認します Oracle HTTP Server のログに ORACLE_HOME 環境変数が設定されていないというメッセージが出力されている場合 次の行を httpd.conf ファイルに追加します PerlSetEnv ORACLE_HOME "<absolute path to Oracle Home>" 次に 接続をテストするサンプル Perl スクリプトを示します ##### Perl script start ###### use DBI; 40 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

41 print "Content-type: text/plain n n"; $dbh = DBI->connect("dbi:Oracle:", "scott/tiger", "") die $DBI::errstr; $stmt = $dbh->prepare("select * from emp order by empno") die $DBI::errstr; $rc = $stmt->execute() die $DBI::errstr; while (($empno, $name) = $stmt->fetchrow()) { print "$empno $name n"; } warn $DBI::errstr if $DBI::err; die "fetch error: ". $DBI::errstr if $DBI::err; $stmt->finish() die "can't close cursor"; $dbh->disconnect() die "cant't log off Oracle"; ##### Perl script End ###### mod_plsql の要件 mod_plsql モジュールを特定のバックエンド データベースに対して使用するには Oracle PL/SQL Web Toolkit(OWA PL/SQL パッケージ ) をバックエンド データベースの SYS データベース スキーマに手動でインストールしてください OWA PL/SQL パッケージが 1 つのみインストールされていることを確認してください 注意 : 既存の Oracle Application Server(OAS) から Oracle9i Application Server にアップグレードする場合 以前のバージョンの OWA PL/SQL パッケージを置き換える必要があります 関連項目 : 詳細は Oracle9i Application Server PL/SQL ゲートウェイの使用 を参照してください mod_plsql のキャッシング エラー mod_plsql のキャッシングが正しく動作しない場合 $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/cache.cfg 内の 2 つの cache_dir エントリから最後のスラッシュを削除します 第 2 章 Oracle9i Application Server 41

42 Oracle9iAS Database Cache 環境変数の設定 ORA_OCI_CACHE システム環境変数における問題により 負荷があまり高くない状況で mod_plsql が中断または停止する場合があります Oracle HTTP Server の起動時に この環境変数が設定されていないことを確認してください Oracle9iAS Database Cache をサーブレットとともに使用する サーブレットを使用して中間層にキャッシュされたデータにアクセスするには サーブレット環境の ORA_OCI_CACHE 環境変数を設定して Oracle9iAS Database Cache を使用可能にする必要があります $ORACLE_HOME/Apache/Jserv/etc ディレクトリ内の jserv.properties ファイルに次の行を追加します wrapper.env=ora_oci_cache=1 さらに TNS_ADMIN 環境変数を ローカル ネットワーク設定の場所に設定してください この値のデフォルトは $ORACLE_HOME/network/admin です 次の行を jserv.properties に追加します wrapper.env=tns_admin=<absolute path to Oracle Home>/network/admin Oracle9iAS Database Cache 環境での loadjava の制約事項 ORA_OCI_CACHE が 1 に設定されている場合 Oracle9iAS Database Cache 環境での LOB サポートに関する既知の問題により loadjava ユーティリティは動作しません tnsnames.ora および init.ora に必要な変更 Oracle9iAS Database Cache の PL/SQL API を使用するには サービス名 (SID ではありません ) が含まれた Net8 ネット サービス名を使用して接続してください このため Oracle9i Application Server の今回のリリースに含まれる tnsnames.ora および init.ora ファイルを変更してサービス名が反映されるようにする必要があります 注意 : 必要な変更に関しては Oracle9iAS Database Cache の README ファイルを参照してください 42 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

43 Oracle9iAS Forms Reports および Discoverer のパッチのインストール パッチのインストール時には Oracle9iAS Forms Reports および Discoverer の ORACLE_HOME として <IAS_HOME>/6iserver を使用してください <IAS_HOME> は Oracle9i Application Server で使用される ORACLE_HOME です Oracle9iAS Reports Oracle9iAS Reports Services のエラー TNS_ADMIN 環境変数またはレジストリ キーの値を変更した場合 Oracle9iAS Reports Services の起動時にエラー 186 または REP-0186 が発生し 起動が失敗する可能性があります このような場合 次のコマンドを使用して Oracle9iAS Reports Services を起動します prompt> setenv TNS_ADMIN <IAS_HOME>/6iserver/network/admin prompt> <IAS_HOME>/6iserver/reports60_server start <IAS_HOME> には Oracle9i Application Server のインストール先ディレクトリを指定します これにより Oracle9iAS Reports Services では <IAS_HOME>/6iserver/network/admin 内の tnsnames.ora ファイルが強制的に使用されます Oracle9iAS Forms Oracle9iAS Forms Services の非 SSL リスナーの使用要件 Oracle9iAS Forms Services では Apache が 1 つ以上のポートで非 SSL モードでリスニングしている必要があります Oracle JInitiator は Forms Applet を SSL でダウンロードできないためです Oracle9iAS Portal Oracle9iAS Portal の非対話モード インストールにおけるレスポンス ファイルの変数設定 Oracle9iAS Portal を非対話モードでインストールするには レスポンス ファイルでいくつかの変数を設定する必要があります 次に その変数と 各コンポーネントの値の例を示します 注意 : これらの環境変数の設定には 次の 3 つの例外があります! Oracle HTTP Server がデフォルトのポート (UNIX の場合は 7777 Windows NT の場合は 80) で稼動している場合 ポートを指定する必要はありません 第 2 章 Oracle9i Application Server 43

44 ! log_tablespace def_tablespace doc_tablespace または log_tablespace が USERS で tmp_tablespace が TEMP の場合 これらを指定する必要はありません! b_configureportal パラメータは Oracle9iAS Portal をスタンドアロンでインストールする場合のみ指定してください [oracle.webdb_ ] #Parameter: silent #Type: Boolean #Description: This variable is true if silent mode is on. It is passed to the wwv component. silent=true #Parameter: b_configureportal #Type: Boolean #Description: This is a public variable. When set it will disable the configuration wizard (OPCA) as well as the dialogs. b_configureportal=true [oracle.webdb.wwv_ ] #Parameter: sys_password #Type: String #Description: System Password for Portal's OPCA sys_password="change_on_install" #Parameter: tmp_tablespace #Type: String #Description: Temporary Tablespace for Portal's OPCA tmp_tablespace="temp" #Parameter: log_tablespace #Type: String #Description: Logging tablespace for Portal's OPCA 44 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

45 log_tablespace="users" #Parameter: doc_tablespace #Type: String #Description: Document Tablespace for Portal's OPCA doc_tablespace="users" #Parameter: def_tablespace #Type: String #Description: Default Tablespace for Portal's OCPA def_tablespace="users" [oracle.webdb.apache_ b] #Parameter: port #Type: String #Description: This variable holds the value of the port on which the #listener will be started. Default value for apache is 7777 on solaris #and 80 on nt. port="7777" #Parameter: user_input1 #Type: StringList #Description: This variable takes the input from the first dialog. user_input1={"portal30_sso", "portal30_sso", "a816"} #Parameter: user_input2 #Type: StringList #Description: This variable holds the input from dialog2. user_input2={"portal30", "portal30", "a816"} #Parameter: opca_tnsconnect #Type: String #Description: tns connect string which is required by Oracle Portal Config Assistant. This should be in <machine name>:<port>:<sid> format. 第 2 章 Oracle9i Application Server 45

46 opca_tnsconnect="machine_name:port:sid" Oracle9iAS Portal のレポート出力要件 Oracle9iAS Portal でレポート ページのスケジュールを設定するには Schedule Report Page ダイアログ ボックスで出力フォルダ名およびステータス フォルダ名を指定する必要があります これらの名前を指定しなかった場合 レポート コンポーネントが定義されているコンテンツ領域にレポートの出力は表示されません Oracle9iAS Portal ページの高負荷によるコア ダンプの発生 Oracle9iAS Portal ページの負荷が高くなると (500 のクライアントでテスト ) データベースでコア ダンプが発生します 解決策としては データベースの共有プール サイズを増加します OPENSSL コマンドの -CONFIG オプション要件 証明書要求または証明書を作成するための openssl コマンドでは $ORACLE_HOME/Apache/open_ssl/bin の openssl.cnf の場所を指定するために -config オプションを使用する必要があります 使用しない場合 このコマンドはエラーになります たとえば 次のようになります prompt> openssl req -config $ORACLE_HOME/Apache/open_ssl/bin -new -x509 -days 365 -key ca.key -out ca.crt mod_ssl の制約事項 今回のリリースでは 対称型暗号化アルゴリズム RC2 RC5 および IDEA はサポートされていません mod_rewrite のセキュリティの脆弱性 mod_rewrite において 一部のルールを使用すると Web サーバー上のあらゆるファイルにアクセス可能になるというセキュリティ上の脆弱性が判明しています これらの問題を回避するには 書換えルールを直接ファイルにマップするのではなく すべて絶対 URL にマップします たとえば ご使用の Web サーバーで DocumentRoot に /webroot が設定されている場合 次のルールは使用しないでください RewriteRule /foobar/(.*) /webroot/myfiles/$1 46 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

47 この場合 リクエストが直接ファイルシステムの場所にマップされてしまいます かわりに 次のルールを使用します RewriteRule /foobar/(.*) この場合 アクセスは Apache インスタンスによってアクセス可能なファイル ( つまり DirectoryRoot ディレクトリ ツリーに含まれるファイル ) のみに制限されます OpenSSL の CA 機能の非サポート OpenSSL の認証局 (CA) 機能はサポートされていないため 使用しないでください Oracle9i Application Server は Certicom SSL スタックに移動しており ここには SSL の CA 機能は含まれていません openssl コマンドは 証明書要求の生成にのみ使用してください 証明書の調査 証明書の署名など その他の機能は オラクル社ではサポートしていません Apache Oracle HTTP Server 起動時のエラー Oracle9i Application Server をアンインストールし 同じ Oracle ホームに再インストールした後 Oracle HTTP Server を起動すると次のエラーが発生する可能性があります Syntax error on line 14 of <ORACLE_HOME>Apache/Apache/conf/mod_ose.conf: AuroraService - directive already in effect for this server このエラーを解決するには 次のステップを実行します 1. <ORACLE_HOME>Apache/Apache/conf/oracle_apache.conf ファイルを開きます 2. 次の行の重複を削除します include "<ORACLE_HOME>Apache/Apache/conf/mod_ose.conf:" Oracle HTTP Server を再起動します 仮想ホスト使用時の "APACHECTL -START" による Apache 起動エラー ポート番号ディレクティブと NameVirtualHost ディレクティブ ポートが一致しない場合 Apache 起動時にエラーが発生します この問題を解決するには ポートと NameVirtualHost 第 2 章 Oracle9i Application Server 47

48 を同じポートにしてください また この問題は NameVirtualHost ディレクティブのポート番号を指定しないことによっても解決できます 注意 : この問題は SSL を使用せずに起動した場合のみ発生します Apache JServ アプリケーション用のメモリーの増加 Apache JServ ログまたはブラウザにより メモリー不足 という状況が報告された場合 大半は JVM のメモリー不足に起因している可能性があります 通常 JVM によって処理されるデータがメモリー割当てプールを超過した場合にこの状況が発生します JVM のメモリー割当てプールの最大サイズを増加するには 次のステップを実行します 1. $ORACLE_HOME/Apache/Jserv/etc/jserv.properties に次の行を追加します wrapper.bin.parameters=-mx<size>m <size> はメモリー割当てプールのサイズ ( メガバイト単位 ) です デフォルト値は メモリー 1 メガバイトです オラクル社では 128 メガバイトのサイズの使用をお薦めします 値を 128 メガバイトに設定するには 次の行を追加します wrapper.bin.parameters=-mx128m 2. 変更後 Web サーバーを再起動し 変更を反映させます Oracle Demo 証明書の置換 Oracle Demo 証明書 ( ダミーの証明書 ) が Apache のビルドに含まれていますが これはテスト環境でのみ使用可能です 本番環境に移る前に Oracle Demo 証明書を実際に利用する証明書に置き換える必要があります 各国語サポート (NLS) に関する考慮点 mod_plsql mod_plsql の設定時に Oracle9i Application Server により NLS_LANG 環境変数は DAD レベルではなく Web サーバーのインスタンス レベルごとに設定されます Oracle9i Application Server インスタンスを開始する前に NLS_LANG の設定が正しいことを確認してください 48 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

49 Oracle PSP Oracle PSP の場合 loadpsp コマンドを使用して PL/SQL Server Pages(PSP) をデータベースにロードする前に NLS_LANG 環境変数を設定する必要があります JDBC OCI8 ドライバを JServ および OracleJSP とともに使用する JDBC OCI8 ドライバを使用して Oracle に接続する場合 jserv.properties で NLS_LANG を正しく設定する必要があります たとえば 次のようになります wrapper.env=nls_lang=american_america.utf8 関連項目 : NLS_LANG 環境変数の詳細は Oracle8i NLS ガイド を参照してください initicache.ora ファイルの NLS パラメータ Oracle9iAS Database Cache をインストールすると オリジナル データベースと同じデータベース キャラクタ セットを使用するキャッシュが作成されます ただし 日付書式または通貨記号など その他の各国語サポート (NLS) 機能は設定されません オリジナル データベースの初期化ファイル (initsid.ora) で NLS パラメータが指定されている場合 それらのパラメータをキャッシュの初期化ファイル (initicache.ora) にコピーする必要があります (NLS パラメータは "NLS_" で始まります ) たとえば オリジナル データベースの初期化ファイルに次のパラメータが含まれている場合 それらを initicache.ora にコピーします NLS_LANGUAGE = JAPANESE NLS_CALENDAR = "Japanese Imperial" NLS_DATE_FORMAT = "E YY-MM-DD" initicache.ora ファイルは $ORACLE_HOME/admin/icache/pfile ディレクトリに含まれています NLS の制約事項 今回のリリースでは NLS に関し 次の不具合が判明しています! Oracle9iAS Forms Services の簡体字中国語バージョンのユーザー インタフェースおよびメッセージの一部は 英語で表示されます この不具合の回避手段はありません 第 2 章 Oracle9i Application Server 49

50 ! Oracle9iAS Portal 3.0 の翻訳バージョンを使用した Reports Services Security の Reports Availability Calendar 機能では カレンダーのヘッダーの一部が切れて表示されます かわりに英語のインタフェースを使用することが可能です! Oracle9iAS Reports Services の Report Builder の繁体字中国語バージョンで メニュー項目 File Generate to file Delimited の Delimited という単語は翻訳されているべきですが 文字化けしています この不具合の回避手段は判明していません Standard Edition のキャラクタ セット Oracle9i Application Server Standard Edition(SE) の一部として提供されている初期データベースでは US7ASCII キャラクタ セットが使用されています インストール後にデータベースのキャラクタ セットを変更するには sqlplus を使用してデータベースに接続し 次の SQL 文を発行します SQL> alter database character set <character set> 関連項目 : Oracle8i NLS ガイド Oracle9iAS Portal Configuration Assistant の言語の制約事項 今回のリリースでは Oracle9iAS Portal Configuration Assistant は英語での使用のみ動作が保証されています Oracle Discoverer Portal および Reports の DISPLAY 要件の代替手段としての VNC Server の設定 次に VNC X Window サーバー ソフトウェアを HP 9000 Series HP-UX にインストールされた Oracle9i Application Server とともに使用する場合のインストールおよび設定方法について説明します これは Oracle9iAS Discoverer および Oracle9iAS Portal の実行時の 'xhost +machinename' コマンド要件の代替手段で ソフトウェアをより安全なモードで実行することが可能です このソフトウェアを使用すると 'xhost' コマンドを実行する必要がなくなり システムにログインしたままでいる必要もなくなります 'xhost' 設定はセッションに依存しており そのため コマンドが発行されたマシンからユーザーがログアウトするとその設定が失われるためです Oracle9i Application Server ソフトウェアは バックグラウンドでこの VNC ソフトウェアを使用して X Window セッションを管理し これを VNC X Window サーバーとして使用します 標準の X Window システムにアクセスする必要はありません 次に インプリメント手順を示します 50 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

51 1. VNC ソフトウェアをダウンロードします ( 事前ビルド済みバイナリを からダウンロードするか またはソースをダウンロードしてビルドします ) 2. VNC サーバーをインストールします a. 任意のディレクトリにインストール ファイルを解凍します b. このディレクトリの場所が PATH 環境変数に含まれていることを確認します 安全な手段としては ディレクトリを作成し その場所を PATH 環境変数に含めます ( たとえば /private/userhome/vnc など ) 3. 次のコマンドを使用して VNC サーバーを起動します prompt>vncserver :13 -pn -localhost サーバーは ディスプレイ番号 13 で起動します 他のソフトウェアが使用していない 使用可能になっている任意のディスプレイ番号を使用できます デフォルトのディスプレイ値は 1 です パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます ( インストール後初めて VNC を起動している場合 ) 4. パスワードを設定します 今後の使用のために必ず覚えておいてください 5. VNC サーバーを再起動します prompt>vncserver :13 -pn -localhost 次のメッセージが表示されます ('oracle-sun' はマシン名です ) New 'X' desktop is oracle-sun:13 Starting applications specified in /private1/oracle/.vnc/xstartup Log file is /private1/oracle/.vnc/oracle-sun:13.log 6. 次のように入力し VNC サーバーが正しく起動されたことを検証します prompt>cat /private1/oracle/.vnc/oracle-sun:13.log 次のようなリストが表示されます 20/02/01 15:37:59 Xvnc version 3.3.3r2 20/02/01 15:37:59 Copyright (C) AT&T Laboratories Cambridge. 20/02/01 15:37:59 All Rights Reserved. 20/02/01 15:37:59 See for information on VNC 20/02/01 15:37:59 Desktop name 'X' (oracle-sun:1) 第 2 章 Oracle9i Application Server 51

52 20/02/01 15:37:59 Protocol version supported /02/01 15:37:59 Listening for VNC connections on TCP port /02/01 15:37:59 Listening for HTTP connections on TCP port /02/01 15:37:59 URL Can't find include file /private1/oracle/.xresources 7. $ORACLE_HOME/Apache/jserv/etc/ に存在する jserv.properties ファイルの次の行を編集します #Oracle Portal wrapper.env=display=oracle-sun:13.0 #RV adding lines for disco4iv wrapper.env=display=oracle-sun:13.0 Oracle9iAS Discoverer と Oracle9iAS Portal のエントリが同じで どちらの値も VNC サーバーを指していることを確認します キーは インストール時に選択された値です ( この例では ディスプレイ番号 13) 8. 次のコマンドを使用して JServ の DISPLAY 環境変数を設定します setenv DISPLAY oracle-sun:13.0 注意 : Oracle HTTP Server を起動する前に 毎回この手順を実行する必要があります また サーバーを起動するたびに 次のステップを実行してください 9. 次のステップを実行して Oracle Reports の DISPLAY 環境変数を設定します a. Oracle9iAS Reports の設定ファイルを編集します $ORACLE_HOME/6iserver/reports60_server b. 次の行を変更します DISPLAY=:0.0 次のように変更します DISPLAY=oracle-sun: 次のコマンドを使用して Oracle HTTP Server および JServ を起動する xhost 値を設定します xhost +oracle-sun oracle-sun はマシン名です マシン名に 'localhost' は使用できません マシン名を特定しないと JServ は正しく機能しません 52 Oracle9i Application Server for HP-UX リリース ノート

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