日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 解答・解説セット
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- ひろみ はなだて
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1 第 100 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 売 上 20,000 売 掛 金 20,000 2 仕 入 100,000 当 座 100,000 3 所 得 税 預 り 金 50,000 現 金 50,000 4 仮 払 金 100,000 現 金 100,000 5 備品 830,000 現金 230,000 未払金 600,000 解説 1. 売上値引に関する問題です 掛販売したものを売上値引する場合は 販売時の逆仕訳をするだけです 売上戻り 売上値引に関する問題は 第 114 回の問 3 や第 123 回の問 5 第 144 回の問 1 でも出題されているの で あわせてご確認ください 2. 当座取引に関する問題です 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問の場合 問題文に 当座取引は当座勘定のみで処理している と明示されているので 1 勘定制を採用してい ると判断して処理します 解答 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 借 ) 仕入 100,000 / ( 貸 ) 当座 100,000 参考 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 借 ) 仕入 100,000 / ( 貸 ) 当座預金 30,000 ( 貸 ) 当座借越 70,000 当座取引に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 所得税の源泉徴収に関する問題です 本問のように すでに切った仕訳を前提とする問題 は 一度仕訳を書いて考えてみると分かりやすいです 参考 給料支払時の仕訳 ( すでに切った仕訳 ) ( 借 ) 給料 50,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 50,
2 解答 預かっていた所得税を納付するさいの仕訳 ( 借 ) 所得税預り金 50,000 / ( 貸 ) 現金 50,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 101 回の問 3 や第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 仮払金に関する問題です 旅費の正確な金額は 従業員の出張後でなければ把握できないので とりあえず一時的に仮払金で処理しておき 旅費交通費の正確な金額が判明したときに 仮払金を旅費交通費に振り替えます その後 旅費交通費の正確な金額が確定し 旅費を精算する場合の仕訳が問われる場合もあります 参考までに仕 訳をご確認ください 類題 1 仮に旅費が 150,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 150,000 / ( 貸 ) 仮 払 金 100,000 ( 借 ) 旅費交通費 150,000 / ( 貸 ) 現 金 150,000 類題 2 仮に旅費が 50,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 150,000 / ( 貸 ) 仮 払 金 100,000 ( 借 ) 現 金 150,000 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 115 回の問 5 第 119 回の問 4 第 124 回の問 4 第 129 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 引取運賃 30,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =8 円 =800,000 円 付随費用 ( 引取運賃 )=30,000 円 購入原価 = 購入代価 800,000 円 + 付随費用 30,000 円 =830,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 600,000 円 (=830,000 円 -230,000 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 101 回の問 4 や第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
3 第 101 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 仮 受 金 100,000 前 受 金 100,000 2 貸倒引当金 150,000 売掛金 400,000 貸倒損失 250,000 給 料 2,000,000 所 得 税 預 り 金 200,000 3 従 業 員 貸 付 金 300,000 現 金 1,500,000 4 備品 510,000 当座預金 200,000 未払金 310,000 5 消 耗 品 10,000 消 耗 品 費 10,000 解説 1. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な 場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文に 出張中の従業員から当座預金へ振り込まれ 仮受金と して処理してあった 100,000 とあるので 以前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります 以前に切った仕訳 ( 借 ) 当座預金 100,000 / ( 貸 ) 仮受金 100,000 そして今回の調査の結果 得意先堤商店から受け取った商品売渡しにかかわる手付金 であることが判明したの で 仮受金勘定を前受金勘定に振り替えます 仮受金勘定を前受金勘定に振り替える仕訳 ( 解答 ) ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,000 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておきましょう なお 商品売買に先立って受け取るお金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区 別して押さえる必要はありません どちらも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 109 回の問 5 や第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 第 137 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう
4 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合 当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債 権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り 崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 同商会に対する前年度発生の売掛金 400,000 が回収不能となった から 前期に発生した債権が貸 倒れたことが分かります よって 貸倒れた売掛金 400,000 円のうち 150,000 円については貸倒引当金を取り崩し 残りの 250,000 円につ いては貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 109 回の問 1 や第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の問 2 第 139 回の 問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 所得税の源泉徴収に関する仕訳 と 従業員への貸付金の返済に関する仕訳 と 手取額の支払いに 関する仕訳 の 3 つに分けて考えましょう 所得税の源泉徴収に関する仕訳 まず 所得税の源泉徴収分 200,000 ですが これは所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめ て税務署に納税するものなので 天引き段階では 所得税預り金 勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 給料 200,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 200,
5 従業員への貸付金の返済に関する仕訳 次に 従業員への貸付金の返済分 300,000 ですが こちらは従業員にお金を貸したときの仕訳をイメージす ると分かりやすいです 参考 貸付時の仕訳 ( 借 ) 従業員貸付金 300,000 / ( 貸 ) 現金など 300,000 解答 2 ( 借 ) 給料 300,000 / ( 貸 ) 従業員貸付金 300,000 手取額の支払いに関する仕訳 最後に 手取額 1,500,000 を現金で支払った ですが こちらは特に問題ないと思います 解答 3 ( 借 ) 給料 1,500,000 / ( 貸 ) 現金 1,500,000 以上 123をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 据付費 10,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入原価 = 購入代価 500,000 円 + 付随費用 10,000 円 =510,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 310,000 円 (=510,000 円 -200,000 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 消耗品に関する問題です 本問は問題文に 購入時に消耗品費として処理してあった事務用品 50,000 とあるので 消耗品購入時には 以下のような仕訳を切っていたことが分かります
6 商品購入時に切られた仕訳 ( 借 ) 消耗品費 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 ではついでに 消耗品の購入時に 資産計上 した場合の仕訳も確認してみましょう 購入時に費用計上した場合 と大きく異なる点は 決算期末に消費した分を費用計上する点です 仕訳は以下のようになります 消耗品取得時に切られた仕訳 ( 参考 ) ( 借 ) 消耗品 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 決算期末において 未使用残高が 10,000 円あった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品費 40,000 / ( 貸 ) 消耗品 40,000 ポイントは 決算時に振り替える額が未費消分なのか既費消分なのかという違いです 簡単にまとめておきますの で この論点についてはこの場で理解するようにしてください ~ まとめ ~ 消耗品を購入時に資産 ( 消耗品勘定 ) 処理する場合 購入時 支出額を消耗品勘定で認識 決算時 既費消分を消耗品費勘定で認識 消耗品を購入時に費用 ( 消耗品費勘定 ) 処理する場合 購入時 支出額を消耗品費勘定で認識 決算時 未費消分を消耗品勘定で認識 消耗品に関する問題は 第 118 回の問 4 や第 144 回の問 3 でも出題されています あわせてご確認ください
7 第 102 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 仕 入 510,000 前 払 金 50,000 1 支 払 手 形 450,000 現 金 10,000 減 価 償 却 費 60,000 備 品 400,000 2 備品減価償却累計額 240,000 現金 20,000 固定資産売却損 80,000 減 価 償 却 費 60,000 備品減価償却累計額 60,000 別解 備品減価償却累計額 300,000 備品 400,000 現金 20,000 固定資産売却損 80,000 3 水道光熱費 30,000 未払金 40,000 引出金 10,000 4 預 り 金 200,000 現 金 200,000 5 未収入金 1,800,000 有価証券 1,600,000 有価証券売却益 200,000 解説 1. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えると分かりや すいです 前払金に関する仕訳 問題文に 注文時に支払った手付金 50,000 を差し引き とあるので 既に切られた仕訳を考えたうえで解答 を導き出すと分かりやすいです 既に切られた仕訳 ( 借 ) 前払金 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 前払金 50,000 ここで注意していただきたいのは 前払金勘定と仮払金勘定の違いについてです 前払金というのは なんのためのお金かはっきりしている状態で支払った場合に計上する勘定で 一方 仮払金と いうのは なんのためのお金か決まってはいないが とりあえず先に支払った場合に計上する勘定です 本問の場合は 問題文に 注文時に支払った手付金 50,000 を差し引き とあり なんのためのお金かはっき りしている状態で支払っていますから 前払金勘定を使って処理していたと判断します
8 約束手形に関する仕訳 問題文に 残額は北村商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払った とあるので 残額の 450,000 円 (= 500,000 円 -50,000 円 ) を支払手形勘定で処理します 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 450,000 / ( 貸 ) 支払手形 450,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 商品の仕入原価 (510,000 円 )= 購入代価 (500,000 円 )+ 付随費用 (10,000 円 ) 解答仕訳 3 ( 借 ) 仕入 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 2. 固定資産の売却に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 平成 20 年 10 月 31 日に 不用となった冷暖房機を 20,000 で売却し 決算日 : 年 1 回 10 月 31 日 から期末に売却したことが分かります また 問題文に 当期分の減価償却費の計上もあわせて記入すること という指示があるので まず当期の減価償却費を計算します 400,000 円 90% 6 年 =60,000 円
9 次に 期首備品減価償却累計額を計算します 具体的には 購入日の平成 15 年 11 月 1 日から前期末日の平成 19 年 10 月 31 日までの 4 年間分の減価償却費の金額になります 400,000 円 90% 6 年 =60,000 円 / 年 60,000 円 / 年 4 年 =240,000 円 当期の減価償却費と期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれらを差し引いて売却時の帳簿 価額を計算します 取得原価 400,000 円 - 期首備品減価償却累計額 240,000 円 - 当期の減価償却費 60,000 円 =100,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 20,000 円は先方振出しの小切 手で受け取っているので 現金で処理します 売却時の帳簿価額 =100,000 円 売却価額 =20,000 円 差額 =80,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 減価償却費 60,000 / ( 貸 ) 備品 400,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 240,000 ( 借 ) 現金 20,000 ( 借 ) 固定資産売却損 80,000 なお 上記の仕訳は 当期の減価償却の処理 と 売却の処理 を 1 本の仕訳にまとめていますが まとめずに 別々に処理しても構いません その場合 借方と貸方の備品減価償却累計額の金額が変わります 別解 ( 借 ) 減 価 償 却 費 60,000 / ( 貸 ) 備品減価償却累計額 60,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 300,000 / ( 貸 ) 備 品 400,000 ( 借 ) 現 金 20,000 ( 借 ) 固定資産売却損 80,000 固定資産の売却に関する問題は 第 105 回の問 2 や第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 資本の引き出しに関する問題です 電気料金 40,000 円を使用割合に基づいて営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けて 前者を当期の費用として水道光熱費で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します
10 4 分の 3 は営業用 30,000 円 (=40,000 円 75%) は水道光熱費で費用処理 4 分の 1 は店主用 10,000 円 (=40,000 円 25%) は引出金で処理 また 問題文の 当座預金からの引落日は 8 月 25 日である から 仕訳時点 (8 月 15 日 ) では当座預金口座か ら引き落とされていないことが分かるので 当座預金ではなく未払金で処理します 資本の引き出しに関する問題は 第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 所得税の源泉徴収に関する問題です 本問のように すでに切った仕訳を前提とする問題 は 一度仕訳を書いて考えてみると分かりやすいです 参考 給料支払時の仕訳 ( すでに切った仕訳 ) ( 借 ) 給料 200,000 / ( 貸 ) 預り金 200,000 解答 預かっていた所得税を納付するさいの仕訳 ( 借 ) 預り金 200,000 / ( 貸 ) 現金 200,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しますが 帳簿価額は前期末に評価替えされているので 帳簿価額 は取得時の単価 (@1,000 円 ) ではなく 前期末の時価 (@800 円 ) で計算しましょう 帳簿価額 =@800 円 2,000 株 =1,600,000 円 売却価額 =@900 円 2,000 株 =1,800,000 円 貸借差額 =1,800,000 円 -1,600,000 円 =200,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 有価証券の売却に関する問題は 第 110 回の問 1 や第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回の問 4 第 126 回 の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
11 第 103 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 通 信 費 40,000 当 座 預 金 80,000 2 旅 費 交 通 費 30,000 雑 費 10,000 仕 入 510,000 前 払 金 50,000 3 当 座 預 金 450,000 現 金 10,000 4 商品券 40,000 売上 45,000 他店商品券 10,000 現金 5,000 5 有価証券 2,530,000 当座預金 2,000,000 当座借越 530,000 解説 1. ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 2. 小口現金に関する問題です 小口現金の仕訳は 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えると分かりやすいです 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 1 ( 借 ) 通信費 40,000 / ( 貸 ) 小口現金 80,000 ( 借 ) 旅費交通費 30,000 ( 借 ) 雑費 10,000 補給に関する仕訳 問題文に 当店では定額資金前渡制度 ( インプレストシステム ) により 小口現金係から毎週月曜日に前週の支払報告を受け これにもとづいて資金を補給している とあるので 支払額合計 80,000 円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 80,000 / ( 貸 ) 当座預金 80,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 がな いので 借方と貸方の小口現金勘定は相殺します
12 小口現金に関する問題は 第 105 回の問 3 や第 112 回の問 4 第 113 回の問 5 第 121 回の問 4 第 126 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれの問題もほとんど同じ形式で出題されています 3. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 当座に関する仕訳 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えましょう 前払金に関する仕訳 問題文に 注文時に支払った手付金 50,000 を控除し とあるので 既に切られた仕訳を考えたうえで解答を 導き出すと分かりやすいです 既に切られた仕訳 ( 借 ) 前払金 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 解答 1 ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 前払金 50,000 ここで注意していただきたいのは 前払金勘定と仮払金勘定の違いについてです 前払金というのは なんのためのお金かはっきりしている状態で支払った場合に計上する勘定で 一方 仮払金というのは なんのためのお金か決まってはいないが とりあえず先に支払った場合に計上する勘定です 本問の場合は 問題文に 注文時に支払った手付金 50,000 を控除し とあり なんのためのお金かはっきりしている状態で支払っていますので 前払金勘定を使って処理していたと判断します 当座に関する仕訳 問題文に 残額については小切手を振り出して支払った とあるので 当座による仕入を認識するだけです 解答 2 ( 借 ) 仕入 450,000 / ( 貸 ) 当座預金 450,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 解答 3 ( 借 ) 仕入 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 4. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金は当店発行の商品券 40,000 ~ で受け取り から 以前に発行した商品券の額面金額を 支払う義務が消滅したことが分かるので 商品券勘定を 40,000 円減額します 解答 1( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 40,000 / ( 貸 ) 売上 40,
13 また 問題文の 他店発行の商品券 10,000 で受け取り から 新たに商品券の額面金額を受け取る権利が発 生したことが分かるので 他店商品券勘定を 10,000 円増額します 解答 2( 他店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 他店商品券 10,000 / ( 貸 ) 売上 10,000 なお本問では 45,000 円の売上に対して 50,000 円分の商品券 他店商品券を受け取っているので 差額の 5,000 円をおつりとして支払うとともに 同額だけ売上勘定を減額します 解答 3( おつりを現金で支払ったときの仕訳 ) ( 借 ) 売上 5,000 / ( 貸 ) 現金 5,000 以上 123をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 104 回の問 3 や第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 5. 有価証券の購入と当座取引に関する問題です まず有価証券の購入に関しては 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 有価証券の取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =@5,000 円 500 株 +30,000 円 =2,530,000 円 次に当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つが考えられますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金の残高は 2,000,000 である とあるので まずは当座預金勘定を減額し それで も足りない 530,000 円 (=2,530,000 円 -2,000,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制での解答 ( 本問 ) ( 借 ) 有価証券 2,530,000 / ( 貸 ) 当座預金 2,000,000 ( 借 ) 有価証券 2,530,000 / ( 貸 ) 当座借越 2,530,
14 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 当座勘定のみを使う 1 勘定制での解答 ( 参考 ) ( 借 ) 有価証券 2,530,000 / ( 貸 ) 当座 2,530,000 有価証券の購入に関する問題は 第 108 回の問 4 や第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 で出題されています また 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
15 第 104 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 現 金 100,000 償却債権取立益 100,000 仕 入 500,000 支 払 手 形 300,000 2 当 座 預 金 150,000 当 座 借 越 50,000 3 商品券 60,000 売上 100,000 現金 40,000 4 給料 300,000 従業員立替金 50,000 現金 250,000 5 現金 2,025,000 貸付金 2,000,000 受取利息 25,000 解説 1. 償却債権取立益に関する問題です 貸倒債権を回収した場合の仕訳は 貸倒処理した時期によって異なります 前期以前貸倒処理 当期回収 本問のように 前期 ( 以前 ) に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引 当金を取り消すのではなく 償却債権取立益を計上します 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 400,000 / ( 貸 ) 売掛金 400,000 解答 回収時の仕訳 ( 借 ) 現金 100,000 / ( 貸 ) 償却債権取立益 100,000 当期貸倒処理 当期回収 一方 当期に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引当金を取り消しま す 以下の仕訳を確認しておいてください 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** / ( 貸 ) 売掛金 **** 参考 回収時の仕訳 ( 借 ) 現金 **** / ( 貸 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** なお 償却債権取立益に関する問題は 第 117 回の問 3 や第 127 回の問 3 第 141 回の問 3 でも出題されている ので あわせてご確認ください
16 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 約束手形に関する仕訳 と 当座に関する仕訳 に分けて考えましょう 約束手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 300,000 は藤田商店を名宛人とする約束手形を振り出し とあるので 300,000 円につ いては支払手形勘定で処理します 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 支払手形 300,000 当座に関する仕訳 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つが考えられますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処 理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金の預金残高は 150,000 であった とあるので まずは当座預金勘定を減額し そ れでも足りない 50,000 円 (=500,000 円 -300,000 円 -150,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 解答仕訳 2(2 勘定制を採用していた場合の仕訳 ) ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 当座預金 150,000 ( 貸 ) 当座借越 50,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 1 勘定制を採用していた場合の仕訳 ( 参考 ) ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 当座 200,
17 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 60,000 は当店発行の商品券で受け取り から 以前に発行した商品券の額面金 額を支払う義務が消滅したことが分かるので 商品券勘定を 60,000 円減額します 解答 1( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 60,000 / ( 貸 ) 売上 60,000 残額の 40,000 円 (=100,000 円 -60,000 円 ) については 簡単な現金売上の仕訳なので特に問題ないと思います 解答 2( 残額を現金で受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 現金 40,000 / ( 貸 ) 売上 40,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 4. 立替金に関する問題です 立て替え時に計上した従業員立替金勘定のうち 入金のあった分について現金勘定に振り替えるだけの簡単な問題ですが 本問のように 既に切られた仕訳を前提とする問題 は 実際に仕訳を書き出して考えてみると分かりやすいです 既に切られた仕訳 ( 借 ) 従業員立替金 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 今回 解答すべき仕訳 ( 立替金に関する部分 ) ( 借 ) 現金 50,000 / ( 貸 ) 従業員立替金 50,000 立替金がメインの問題は 第 113 回の問 2 や第 126 回の問 3 でも出題されているので 本問とセットで必ず押さ えておいてください 取引の時系列的には 第 113 回の問 2 第 126 回の問 3 第 本問 という流れになります 5. 貸付金の回収に関する問題です 元本 (2,000,000 円 ) の回収に関しては貸付金勘定を減額するとともに 同額だけ現金勘定を増額します 換金性の高い (= 銀行に持っていけばすぐに現金に交換できる ) 他店発行の小切手は簿記上では現金として取り扱 うので これを受け取った場合は現金勘定を増額する という点に気をつけてください なお 当店発行の小切手を受け取った場合は 振出時に減額した当座預金勘定を元に戻す ( 増額する ) ことになり ます こちらも頻出論点の 1 つですので セットで押さえておいてください
18 小切手を受け取った場合の仕訳 他店発行の小切手 現金勘定を増額する 当店発行の小切手 当座預金勘定を増額する 一方 利息の受け取りについては 問題文の 期間 3 か月 という部分を見落とさないように注意してください 問題文を読んだときに丸で囲むなり ラインを引くなりして目立たせておくと良いと思います 受取利息 =2,000,000 円 5% 3 か月 12 か月 =25,000 円 貸付金の回収に関する問題は 第 114 回の問 4 や第 122 回の問 2 第 132 回の問 1 第 142 回の問 3 でも出題さ れているので あわせてご確認ください
19 第 105 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 仕 入 310,000 当 座 預 金 200,000 1 当 座 借 越 100,000 現 金 10,000 車両運搬具減価償却累計額 1,350,000 車 両 運 搬 具 2,000,000 2 未 収 入 金 300,000 固定資産売却損 350,000 3 通信費 40,000 当座預金 60,000 消耗品費 20,000 前 受 金 50,000 売 上 300,000 4 受 取 手 形 250,000 発 送 費 10,000 現 金 10,000 5 損 益 100,000 資 本 金 100,000 解説 1. 仕入取引 当座取引に関する問題です 本問は 当座に関する仕訳 と 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えると分かりやすいです 当座に関する仕訳 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが この分野は簿記 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金の残高は 200,000 であった とあるので まずは当座預金勘定を減額し それで も足りない 100,000 円 (=300,000 円 -200,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 1 ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 当座預金 200,000 ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 当座借越 100,
20 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 当座 300,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 商品の仕入原価 (310,000 円 )= 購入代価 (300,000 円 )+ 付随費用 (10,000 円 ) 引取運賃に関する仕訳 2 ( 借 ) 仕入 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 本問は売却日に関する情報がなく また当期の減価償却に関する指示もないため 期首に売却したと仮定して仕訳 を考えます まずは期首車両運搬具減価償却累計額を計算しましょう
21 2,000,000 円 90% 4 年 =450,000 円 / 年 450,000 円 / 年 3 年 =1,350,000 円 す 期首車両運搬具減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算しま 取得原価 2,000,000 円 - 期首車両運搬具減価償却累計額 1,350,000 円 = 売却時の帳簿価額 650,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 300,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =650,000 円 売却価額 =300,000 円 差額 =350,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 車両運搬具減価償却累計額 1,350,000 / ( 貸 ) 車両運搬具 2,000,000 ( 借 ) 未 収 入 金 1,300,000 ( 借 ) 固 定 資 産 売 却 損 1,350,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 小口現金に関する問題です 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えましょう 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 1 ( 借 ) 通信費 40,000 / ( 貸 ) 小口現金 60,000 ( 借 ) 消耗品費 20,000 補給に関する仕訳 問題文に ただちに 小切手を振り出して資金の補給をした ただし 定額資金前渡法を採用している とある ので 支払額合計 60,000 円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 60,000 / ( 貸 ) 当座預金 60,
22 す 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 がないので 借方と貸方の小口現金勘定は相殺しま 小口現金に関する問題は 第 103 回の問 2 や第 112 回の問 4 第 113 回の問 5 第 121 回の問 4 第 126 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれの問題もほとんど同じ形式で出題されています 4. 売上取引に関する問題です このような問題は 前受金に関する取引 約束手形に関する取引 発送運賃に関する取引 の 3 つに分けて考え ると 難易度がぐっと下がって分かりやすくなります 前受金に関する取引 問題文に 代金は内金 50,000 を差し引き とあるので 売上に先立って内金を受け取っていたことが分かり ます 内金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 50,000 / ( 貸 ) 前受金 50,000 解答 1 ( 借 ) 前受金 50,000 / ( 貸 ) 売上 50,000 なお 本試験では 内金 の部分が 手付金 として出題されることもありますが 受験簿記上では両者の性格の 違いを正確に把握する必要はありませんので どちらも前受金勘定を使って機械的に処理してください 約束手形に関する取引 問題文に 残額は同店振出しの約束手形で受け取った とあるので 他店振出の約束手形の受け取り つまり受取 手形の増加として処理します この取引に関しては簡単なので特に問題はないと思います 解答 2 ( 借 ) 受取手形 300,000 / ( 貸 ) 売上 300,000 発送運賃に関する取引 問題文の 発送のための諸費用 ( 当店負担 ) 10,000 は現金で支払った から 当該発送運賃が当店負担であることが分かるので 発送費などの勘定科目を使って費用処理します なお 先方負担の場合は仕訳が異なるので あわせて押さえておいてください 解答 3 ( 借 ) 発送費 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 参考 先方負担で 売上債権である売掛金勘定に含めて処理する方法 ( 借 ) 売掛金 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 参考 先方負担で 立替金勘定を使って売上債権である売掛金とは別にして処理する方法 ( 借 ) 立替金 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,
23 先方負担の場合 どちらによるかは必ず問題文に指示があるので見落とさないように気をつけてください まれに 問題文に指示がない場合もありますが その場合は許容勘定群や解答用紙などにヒントが隠れているので 慌てずに 落ち着いて対処してください 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 本問はやや難易度の高い問題なので 間違えてしまった方も多いと思いますが ひとつひとつに分解して考えれば 十分正解にたどりつける問題です 5. 損益の振り替え ( 決算振替仕訳 ) に関する問題です 問題文の 損益勘定の記録によると当期の収益総額は 300,000 で 費用総額は 200,000 であった から 以前に以下の 2 本の仕訳を切っていたことが分かります 参考 : 収益と費用を損益に振り替える仕訳 ( 借 ) 諸収益 300,000 / ( 貸 ) 損益 300,000 ( 借 ) 損益 200,000 / ( 貸 ) 諸費用 200,000 この 2 本の仕訳の結果 損益勘定が 100,000 円の貸方残になるので 同額を資本金勘定に振り替えます 解答の仕訳 ( 借 ) 損益 100,000 / ( 貸 ) 資本金 100,000 損益の振り替えに関しては 以下のような流れで機械的に サクッと処理することもできます 参考までにご確認 ください 収益総額 > 費用総額 利益が発生 資本金が増える 資本金が貸方 損益が借方 収益総額 < 費用総額 損失が発生 資本金が減る 資本金が借方 損益が貸方 損益の振り替えに関する問題は 第 107 回の問 5 や第 125 回の問 4 第 133 回の問 5 第 150 回の問 2 でも出題 されているので あわせてご確認ください
24 第 106 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 1 土地 4,150,000 当座預金 4,150,000 2 買掛金 50,000 仕入 50,000 受取手形 300,000 売上 800,000 支払手形 350,000 3 売掛金 150,000 発送費 20,000 当座預金 20,000 租税公課 180,000 当座預金 300,000 4 引出金 120,000 給料 400,000 立替金 30,000 5 預り金 50,000 当座預金 320,000 解説 1. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含めて処理します 本問の 登記料 50,000 および仲介手数料 100,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =200 円 =4,000,000 円 付随費用 ( 登記料および仲介手数料 )=50,000 円 +100,000 円 =150,000 円 購入原価 = 購入代価 4,000,000 円 + 付随費用 150,000 円 =4,150,000 円 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 仕入戻しに関する問題です 仕入戻しとは 仕入先に商品を返品することですから 仕入時の逆仕訳を切ります 参考 仕入時の仕訳 ( 既に切られている仕訳 ) ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 買掛金 50,000 解答 逆仕訳を切るだけ ( 借 ) 買掛金 50,000 / ( 貸 ) 仕入 50,000 なお 問題文の許容勘定群に仕入勘定ではなく仕入戻し勘定しかない場合は 仕入勘定の評価勘定である仕入戻し 勘定を使って処理します なお 仕入戻し勘定はその後 決算整理のときに仕入勘定に振り替えます
25 参考 仕入戻し勘定を使う場合の仕訳 ( 借 ) 買掛金 50,000 / ( 貸 ) 仕入戻し 50,000 参考 決算整理時 ( 借 ) 仕入戻し 50,000 / ( 貸 ) 仕入 50,000 仕入戻しに関する問題は 第 113 回の問 4 や第 132 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 売上取引に関する問題です このような問題は 約束手形に関する取引 裏書手形に関する取引 掛け売上に関する取引 発送運賃に関す る取引 の 4 つに分けて考えましょう 約束手形に関する取引 問題文に 代金のうち 300,000 については同店振出し 当店あての約束手形で受け取り とあるので 他店振 出の約束手形の受け取り つまり受取手形の増加として処理します 解答 1 ( 借 ) 受取手形 300,000 / ( 貸 ) 売上 300,000 裏書手形に関する取引 問題文に 350,000 については当店振出し 松本商店あての約束手形の裏書譲渡を受け とあるので 当店振出の約束手形の受け取り つまり支払手形の減少として処理します この仕訳については 約束手形振出時の仕訳を考えると分かりやすいです 参考 約束手形振出時の仕訳 ( 借 ) 仕入など 350,000 / ( 貸 ) 支払手形 350,000 解答 2 ( 借 ) 支払手形 350,000 / ( 貸 ) 売上 350,000 掛け売上に関する取引 これは簡単です 普通に掛け売上をした時の仕訳を切るだけです 解答 3 ( 借 ) 売掛金 150,000 / ( 貸 ) 売上 150,000 発送運賃に関する取引 問題文の 当店負担の発送運賃 20,000 については小切手を振り出して支払った から 当該発送運賃が当店負担であることが分かるので 発送費などの勘定科目を使って費用処理します なお 先方負担の場合は仕訳が異なるので あわせて押さえておいてください 解答 4 ( 借 ) 発送費 20,000 / ( 貸 ) 現金 20,
26 参考 先方負担で 売上債権である売掛金勘定に含めて処理する方法 ( 借 ) 売掛金 20,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 参考 先方負担で 立替金勘定を使って売上債権である売掛金とは別にして処理する方法 ( 借 ) 立替金 20,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 先方負担の場合 どちらによるかは必ず問題文に指示があるので見落とさないようにしてください まれに問題文 に指示がない場合もありますが その場合は許容勘定群や解答用紙などにヒントが隠れているので 慌てずに落ち着 いて対処してください 以上 1234 をまとめると解答仕訳になります 本問はやや難易度の高い問題なので 間違えてしまった方も多いと思いますが ひとつひとつに分解して考えれば 正解まで辿りつけるはずです 4. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 納付した固定資産税 300,000 円に関しては 営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を租税公課で 費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する 仕訳は引出金で処理します 60% は事業用 180,000 円 (=300,000 円 60%) は租税公課で費用処理 40% は店主用 120,000 円 (=300,000 円 40%) は引出金で処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 107 回の問 2 や第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 5. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 立替払いに関する仕訳 と 所得税の源泉徴収に関する仕訳 と 当座払いに関する仕訳 の 3 つに 分けて考えましょう 立替払いに関する仕訳 まず 先に立替払いしていた従業員の生命保険料 30,000 ですが 立て替えた時の仕訳をイメージしたうえ で解答仕訳を考えると分かりやすいです
27 参考 立替時の仕訳 ( 借 ) 立替金 30,000 / ( 貸 ) 現金など 30,000 解答 1 ( 借 ) 給料 30,000 / ( 貸 ) 立替金 30,000 所得税の源泉徴収に関する仕訳 次に 所得税の源泉徴収分 50,000 ですが これは所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめ て税務署に納税するものなので 天引き段階では 預り金 勘定で処理します 解答 2 ( 借 ) 給料 50,000 / ( 貸 ) 預り金 50,000 当座払いに関する仕訳 最後に当座払いに関する仕訳ですが これは簡単なので何も問題ないと思います 解答 3 ( 借 ) 給料 320,000 / ( 貸 ) 当座預金 320,000 以上 123をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
28 第 107 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 前 受 金 100,000 売 上 600,000 受 取 手 形 300,000 売 掛 金 200,000 資 本 金 300,000 当 座 預 金 400,000 租 税 公 課 100,000 現 金 1,000,000 手 形 借 入 金 1,025,000 支 払 利 息 25,000 仕 入 430,000 買 掛 金 400,000 現 金 30,000 売 上 1,920,000 損 益 2,000,000 受 取 地 代 80,000 解説 1. 売上取引に関する問題です このような問題は 前受金に関する取引 裏書手形に関する取引 掛け売上に関する取引 の 3 つに分けて考え ましょう 前受金に関する取引 問題文に 代金のうち 100,000 はかねて受け取っていた手付金を充当し とあるので 売上に先立って手付金を受け取っていたことが分かります なお 手付金受取時の仕訳と 当該手付金を充当する仕訳は以下のようになります ( 参考 ) 手付金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,000 解答 1 ( 借 ) 前受金 100,000 / ( 貸 ) 売上 100,000 裏書手形に関する取引 問題文に 300,000 は澤田商店が振り出した約束手形の裏書譲渡を受け とあるので 他店振出の約束手形の 受け取り つまり受取手形の増加として処理します 解答 2 ( 借 ) 受取手形 300,000 / ( 貸 ) 売上 300,000 掛け売上に関する取引 これは簡単です 普通に掛け売上をした時の仕訳を切るだけです
29 解答 3 ( 借 ) 売掛金 200,000 / ( 貸 ) 売上 200,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります このように 取引をひとつひとつに分解して考えれば十分正解にたどりつける問題です 2. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 店主が負担すべき所得税を会社が肩代わりして支払った場合は資本の引き出しとして処理し 当店の負担とすべき 固定資産税を支払った場合は租税公課で費用処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する 仕訳は資本金で処理します 店主が負担すべき所得税 (300,000 円 ): 資本金の減少として処理 当店の負担とすべき固定資産税 (100,000 円 ): 租税公課で費用処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 3. 手形借入金に関する問題です 本問のように 借り入れにあたって借用証書の代わりに手形を振り出した場合 通常の借入金と区別するために手 形借入金勘定を使って処理します ( 仕訳の考え方や処理方法は 通常の借入金と同じです ) 借用証書による借り入れ : 借入金勘定で処理 約束手形による借り入れ : 手形借入金勘定で処理 利息に関しては 問題文に 利息は月割計算するものとし 約束手形の振り出しに伴う債務は手形金額で記帳する こと とあるので 以下の計算式で支払利息の金額を計算しますが 貸方に計上する手形借入金勘定の金額は 利息 を含めた金額 (1,000,000 円 +25,000 円 ) になる点に注意してください 1,000,000 円 5% 6 か月 /12 か月 =25,000 円 手形借入金に関する問題は第 119 回の問 3 や第 139 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 仕入取引に関する問題です まず本問は問題文の 販売用の椅子 20 20,000 で信太商店から購入 という一文に注意してください
30 なんとなく仕訳を切ろうとすると 椅子の購入 備品の購入 と考えてしまいますが 購入した椅子は販売用なので 仕入勘定と買掛金勘定を使って処理します なお 社内で使う目的で椅子を購入した場合の仕訳は以下のようになるので 参考までにご確認ください 備品勘定と未払金勘定を使って仕訳を切ります ( 参考 ) 販売目的でない場合の仕訳 ( 借 ) 備品 430,000 / ( 貸 ) 未払金 400,000 ( 借 ) 備品 430,000 / ( 貸 ) 現金 430,000 また 引取運賃などの付随費用は商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘 定に含めて処理します 商品の仕入原価 (430,000 円 )= 購入代価 (400,000 円 )+ 付随費用 (30,000 円 ) 5. 損益の振り替え ( 決算振替仕訳 ) に関する問題です 本問は 売上に関する仕訳 と 地代に関する仕訳 に分けて考えましょう 売上に関する仕訳 損益勘定に振り替えるのは総売上高ではなく 戻りや値引を考慮した純売上高になるので まずは純売上高を計算 しましょう 純売上高が計算できたら これを損益勘定に振り替えます 総売上高 2,000,000 円 - 売上戻り 50,000 円 - 売上値引 30,000 円 = 純売上高 1,920,000 円 解答 1 ( 借 ) 売上 1,920,000 / ( 貸 ) 損益 1,920,000 地代に関する仕訳 う 問題文に 決算日における未収高は 20,000 であった とあるので まずはこの未収分を適切に処理しましょ 地代の未収分に関する仕訳 ( 借 ) 未収収益 20,000 / ( 貸 ) 受取地代 20,000 この仕訳を切ることによって 受取地代勘定は 80,000 円 (=60,000 円 +20,000 円 ) の貸方残になるので これを 損益勘定に振り替えます 解答 2 ( 借 ) 受取地代 80,000 / ( 貸 ) 損益 80,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 損益の振り替えに関する問題は 第 105 回の問 5 や第 125 回の問 4 第 133 回の問 5 第 150 回の問 2 でも出題 されているので あわせてご確認ください
31 第 108 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 備品減価償却累計額 225,000 備品 300,000 現金 100,000 固定資産売却益 25,000 2 現 金 25,000 前 受 金 25,000 仕 入 154,000 買 掛 金 50,000 3 支 払 手 形 100,000 現 金 4,000 4 有 価 証 券 1,830,000 未 払 金 1,830,000 5 当 座 預 金 100,000 仮 受 金 100,000 解説 1. 固定資産の売却に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 本問は売却日に関する情報がなく また当期の減価償却に関する指示もないため 期首に売却したと仮定して仕訳を考えます まず 問題文の 減価償却累計額 225,000 円 から期首備品減価償却累計額の金額が分かるので 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 225,000 円 = 売却時の帳簿価額 75,000 円 次に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します
32 売却時の帳簿価額 =75,000 円 売却価額 =100,000 円 差額 =25,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 225,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 現金 100,000 ( 貸 ) 固定資産売却益 25,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 前受金に関する問題です 前受金は 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に使用する勘定科目です 本問は 問題文に 内金として現 金 25,000 を受け取った とあるので 受け取った 25,000 円を前受金勘定で処理します ここで 問題文の 商品 150,000 の注文を受け から 売上を計上してしまった方がいるかもしれませんが 商品の売上は 1 第三者に対して財貨または役務の提供が完了 し 2 その対価として現金または現金同等物を受 け取ったとき に計上します 本問は 2 の条件は満たしていますが まだ 1 の条件を満たしていないので 売上を計上することは出来ません 間違えてしまった方は もう一度テキストに戻って復習してください 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 支払った側の仕訳について 本問は お金を受け取った側の仕訳が問われていますが 内金を支払った側の仕訳も一緒に押さえておきましょう 商品売買に先立ってお金を支払った場合 支払った分を前払金勘定で処理します 参考 内金を支払った側の仕訳 ( 借 ) 前払金 25,000 / ( 貸 ) 現金 25,000 本問のように 前受金の処理をズバリ聞いてくるような問題は第 124 回の問 3 でも出題されています
33 3. 仕入取引に関する問題です この問題は 掛け仕入に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 仕入諸掛に関する仕訳 に分けて考えましょう 掛け仕入に関する仕訳 通常の掛け仕入なので 50,000 円の買掛金を計上するだけです 解答 1 ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 買掛金 50,000 約束手形に関する仕訳 問題文に 残額は仕入先を名宛人とする約束手形を振り出して支払った とあるので 残額の 100,000 円 (=150,000 円 -50,000 円 ) を支払手形勘定で処理します 解答 2 ( 借 ) 仕入 100,000 / ( 貸 ) 支払手形 100,000 仕入諸掛に関する仕訳 仕入諸掛などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 解答 3 ( 借 ) 仕入 4,000 / ( 貸 ) 現金 4,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 4. 有価証券の購入に関する問題です まず有価証券の購入に関しては 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =@600 円 3,000 株 +30,000 円 =1,830,000 円 なお 本問のように商品売買取引以外で発生した債務については 未払金を使って処理します 買掛金を使わない ように注意してください 商品売買取引に伴い発生した債権 債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した債権 債務 未収入金 未払金 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 仮受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目で す 本問は問題文の その内容は不明である という一文から 仮受金勘定を使って処理すると判断します
34 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください 内容が判明したさいの仕訳について その後 相手勘定や入金理由が判明したら 仮受金勘定を適当な科目に振り替えます 参考 例えば 入金の内容が掛けの返済であった場合の仕訳 ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 仮受金に関する問題は 第 121 回の問 1 や第 130 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 本問は第 130 回の問 1 とほとんど同じ問題です
35 第 109 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 貸倒引当金 100,000 売掛金 200,000 貸倒損失 100,000 2 所 得 税 預 り 金 100,000 当 座 預 金 100,000 備 品 230,000 当 座 預 金 50,000 3 未 払 金 150,000 現 金 30,000 4 当座預金 195,000 受取手形 200,000 手形売却損 5,000 5 仮受金 150,000 前受金 100,000 売掛金 50,000 解説 1. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 前期掛売り分の売掛金 200,000 が回収不能 から 前期に発生した債権が貸倒れたことが分かります よって 貸倒れた売掛金のうち 100,000 円は貸倒引当金を取り崩し 残りの 100,000 円は貸倒損失で処理します
36 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の問 2 第 139 回の 問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 所得税の源泉徴収に関する問題です 本問のように すでに切った仕訳を前提とする問題 は 一度仕訳を書いて考えてみると分かりやすいです 参考 給料支払時の仕訳 ( すでに切った仕訳 ) ( 借 ) 給料 120,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 120,000 解答 預かっていた所得税を納付するさいの仕訳 ( 借 ) 所得税預り金 120,000 / ( 貸 ) 当座預金 120,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください 3. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 引取運賃 20,000 と据付費 10,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =200,000 円 付随費用 ( 引取運賃と据付費 )=20,000 円 +10,000 円 =30,000 円 購入原価 = 購入代価 200,000 円 + 付随費用 30,000 円 =230,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 150,000 円 (=200,000 円 -50,000 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料を支払うことにより 手形 を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算 定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください
37 仮に 手形代金が 500,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 5% の場合 500,000 円 5% 73 日 /365 日 =5,000 円 手形の割引きに関する問題は 第 119 回の問 1 や第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の問 5 第 135 回の 問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください 5. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文に 先月 仮受金として処理していた内容不明の当座入金額 とあるので 以前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります 既に切られている仕訳 ( 借 ) 当座預金 150,000 / ( 貸 ) 仮受金 150,000 そして今回の調査の結果 松永商店から注文を受けたさいの手付金受取額 100,000 と 足利商店に対する掛 け代金の回収額 50,000 であることが判明したので 100,000 円の仮受金を前受金に振り替え 50,000 円の仮 受金を売掛金と相殺します 100,000 円の仮受金勘定を前受金勘定に振り替える仕訳 ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,000 50,000 円の仮受金勘定を売掛金と相殺する仕訳 ( 借 ) 仮受金 50,000 / ( 貸 ) 売掛金 50,000 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 第 137 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
38 第 110 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 未収入金 4,850,000 有価証券 4,775,000 有価証券売却益 75,000 2 ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 3 仮 払 金 50,000 現 金 50,000 4 通信費 45,000 現金過不足 30,000 雑損 12,000 保険料 27,000 5 現金 970,000 借入金 1,000,000 支払利息 30,000 解説 1. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しましょう 帳簿価額 =5,000,000 円 /@100 円 =4,775,000 円 売却価額 =5,000,000 円 /@100 円 =4,850,000 円 貸借差額 =4,850,000 円 -4,775,000 円 =75,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回の問 4 第 126 回の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 3. 仮払金に関する問題です 旅費の正確な金額は 従業員の出張後でなければ把握できないので とりあえず一時的に仮払金勘定で処理しておき 旅費交通費の正確な金額が判明したときに 仮払金を適当な勘定科目に振り替えます なお その後 旅費交通費の正確な金額が確定し 旅費を精算する場合の仕訳が問われる場合もあるので この機会に仕訳を押さえておくと良いと思います 類題 1 仮に旅費が 100,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 100,000 / ( 貸 ) 仮払金 150,000 ( 借 ) 旅費交通費 150,000 / ( 貸 ) 現金 150,000 類題 2 仮に旅費が 20,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 仮払金 150,000 ( 借 ) 現金 130,
39 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 115 回の問 5 第 119 回の問 4 第 124 回の問 4 第 129 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金の実際有高が帳簿残高より 30,000 不足していたため かねて現金過不足勘定で処理しておい た から 帳簿残高を実際有高に合わせるために以下の仕訳を切っていたことが分かります 参考 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金過不足 30,000 / ( 貸 ) 現金 30,000 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほうが 30,000 円少ないので 同額だけ現金の帳簿残高を減らしてズレを調整します 上記の仕訳から 借方に現金過不足 30,000 が計上されていることが分かるので まず 現金過不足の残高をゼロ にするために同額を貸方に計上します ステップ 1 現金過不足の残高をゼロにする ( 借 ) 通信費 45,000 / ( 貸 ) 現金過不足 30,000 次に 問題文に 通信費 45,000 が記入漏れであること ならびに保険料の支払額 58,000 を 85,000 と 誤記入していたことが判明 とあるので 記入漏れが判明した通信費をそのまま計上します また 誤記入が判明した保険料に関しては 貸方に 27,000 円を計上することにより正しい金額に修正 (85,000 円 58,000 円 ) します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 通信費 45,000 / ( 貸 ) 現金過不足 30,000 ( 借 ) 雑損 12,000 / ( 貸 ) 保険料 27,000 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 通信費 45,000 / ( 貸 ) 現金過不足 30,000 ( 借 ) 雑損 12,000 / ( 貸 ) 保険料 27,000 現金過不足の決算整理仕訳は 上記の 3 ステップにあてはめて考えると分かりやすいです 現金過不足に関する問題は 第 111 回の問 4 や第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認くだ さい
40 5. 資金の借り入れに関する問題です 本問では利息相当額を借り入れ時に支払っているので 資金返済時には元金相当額 (1,000,000 円 ) の支払いのみ です 貸方の借入金勘定の金額を 1,030,000 円にしないように注意してください なお 問題文の 同店振出しの小切手で受け取った より 借方の現金勘定を当座預金勘定にしてしまう方がいら っしゃいますが 小切手の受け取りは現金として資産計上するので 間違えてしまった方はご注意ください すぐ に当座預金勘定に預け入れた の一文がある場合にのみ 当座預金の増加として処理します 小切手を受け取った場合の仕訳 他店発行の小切手 現金の増加として処理 当店発行の小切手 当座預金の増加として処理 一方 利息については 問題文の 期間 6 か月 という部分を見落とさないように注意してください 問題文を読 んだときに丸で囲むなり ラインを引くなりして目立たせておくと良いと思います 支払利息 =1,000,000 円 6% 6 か月 12 か月 =30,000 円 資金の借り入れに関する問題は 現時点では本問のみです
41 第 111 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 受取手形 150,000 売掛金 200,000 当座預金 50,000 2 前受金 150,000 売上 400,000 売掛金 250,000 3 租税公課 50,000 現金 150,000 資本金 100,000 4 旅 費 交 通 費 1,000 現 金 過 不 足 1,000 5 仕入 1,005,000 買掛金 1,000,000 現金 5,000 解説 1. 売掛金の回収に関する非常に簡単な問題です 150,000 円については他店振り出しの約束手形を受け取っているので受取手形の増加として処理し 残額の 50,000 円 (=200,000 円 -150,000 円 ) は当座預金の増加として処理します 売掛金の回収に関する問題は 第 130 回の問 4 や第 143 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認くだ さい 2. 売上取引に関する問題です このような問題は 前受金に関する取引 掛け売上に関する取引 の 2 つに分けて考えると 難易度がぐっと下 がって分かりやすくなります 前受金に関する取引 問題文に 代金のうち 150,000 はすでに受け取っていた手付金と相殺し とあるので 売上に先立って手付金を受け取っていたことが分かります なお 手付金受取時の仕訳と 当該手付金を充当する仕訳は以下のようになります 参考 手付金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 150,000 / ( 貸 ) 前受金 150,000 解答 1 ( 借 ) 前受金 150,000 / ( 貸 ) 売上 150,000 掛け売上に関する取引 これは簡単です 普通に掛け売上をした時の仕訳を切るだけです 解答 2 ( 借 ) 売掛金 250,000 / ( 貸 ) 売上 250,
42 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 本問はかなり簡単な部類の問題なので 必ず出来るようにしておいてください 3. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 営業用の自動車に係る自動車税を納付した場合は租税公課で費用処理し 事業主の所得税を会社が肩代わりして納付した場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します 営業用の自動車に係る自動車税 (50,000 円 ): 租税公課で費用処理 事業主の所得税 (100,000 円 ): 資本金の減少として処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 4. 現金過不足に関する問題です 問題文の 先日 週 1 回の現金実査を行い 現金過不足勘定の借方に 2,000 の記入を行っている から 帳簿 残高を実際有高に合わせるために以下の仕訳を切っていたことが分かります 参考 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金過不足 2,000 / ( 貸 ) 現金 2,000 上記の仕訳を踏まえたうえで 問題文に 従業員が立て替えていた電車賃 1,000 を現金で支払っていたが 未 記帳である事が判明 とあるので 借方に計上していた現金過不足の一部を旅費交通費に振り替えましょう 解答仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 1,000 / ( 貸 ) 現金過不足 1,000 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認 ください 5. 仕入取引に関する問題です 本問のポイントは仕入諸掛の処理の方法ですが 仕入諸掛は仕入を行ううえで不可避的に発生する費用なので 仕 入原価に含めて処理します
43 なお 事務机は販売用として購入したものなので これに関する未払いについては買掛金勘定を使って処理します が もし仮に 社内で利用するために購入した場合には買掛金勘定ではなく未払金勘定を使って処理します 参考 社内で利用するために事務机を購入した場合 ( 借 ) 備品 1,005,000 / ( 貸 ) 未払金 1,000,000 ( 貸 ) 現金 1,005,
44 第 112 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 仕 入 800,000 受 取 手 形 450,000 1 支 払 手 形 200,000 買 掛 金 150,000 2 当 座 預 金 300,000 普 通 預 金 300,000 3 当座預金 50,000 前受金 20,000 仮受金 30,000 通 信 費 6,000 当 座 預 金 11,000 4 消 耗 品 費 4,000 雑 費 1,000 5 買 掛 金 30,000 前 払 金 30,000 解説 1. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 450,000 については 柴田商店振り出し 佐々商店受け取りの約束手形を裏書譲渡 と るので 当店が所有している受取手形を前田商店に譲渡する仕訳をきります 解答 1 ( 借 ) 仕入 450,000 / ( 貸 ) 受取手形 450,000 約束手形に関する仕訳 問題文に 200,000 については 前田商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払い とあるので 200,000 円については支払手形勘定で処理します 解答 2 ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 支払手形 200,000 掛け仕入に関する仕訳 残額の 150,000 円については 通常の掛け仕入なので特に問題ないと思います 解答 3 ( 借 ) 仕入 150,000 / ( 貸 ) 買掛金 150,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります
45 2. 預金の預け替えに関する問題です 本問は お金の流れが 普通預金 当座預金 なのか 普通預金 現金 当座預金 なのか明示されていないので 理論的にはどちらの仕訳でも正解ですが 本問の場合 問題文の勘定科目に現金勘定がないので 普通預金 当座預金 であると判断して仕訳を切ります 取引自体は普通預金を当座預金に振り替えるだけなので簡単です なお 問題文の 同時に 借越限度額を 400,000 とする当座借越契約も結んだ という一文はダミーデータなので 仕訳を切るさいに考慮する必要はあ りません 預金の預け替えに関する問題は 第 141 回の問 2 や第 144 回の問 2 でも出題されています 3. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金と前受金は お金を受け取ったときに計上する 点は同じですが その性質 ( どんなお金か?) によって正 しく使い分ける必要があります 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金で処理します 本問は 問題文に 20,000 については注文品の内金である とあり 振り込まれたお金が注文品の内金と分かっているので 前受金で処理します 残りの 30,000 円については 残額については原因不明のため 現在 同店に対して問い合わせ中である とあり 振り込まれたお金が何のためのものか判明していないので 仮受金で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 第 137 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください 4. 小口現金に関する問題です 小口現金の仕訳は 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えましょう 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 1 ( 借 ) 通信費 6,000 / ( 貸 ) 小口現金 11,000 ( 借 ) 消耗品費 4,000 ( 借 ) 雑費 1,
46 補給に関する仕訳 問題文に 当店では定額資金前渡法 ( インプレストシステム ) により 小口現金係から毎週金曜日に 1 週間の支払報告を受け これに基づいて資金を補給している とあるので 支払額合計 11,000 円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 11,000 / ( 貸 ) 当座預金 11,000 す 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 がないので 借方と貸方の小口現金勘定は相殺しま 小口現金に関する問題は 第 103 回の問 2 や第 105 回の問 3 第 113 回の問 5 第 121 回の問 4 第 126 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれの問題もほとんど同じ形式で出題されています 5. 訂正仕訳に関する問題です 訂正仕訳に関しては以下の流れで機械的に処理することが出来るので覚えてください 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす 2 1の逆仕訳を書きだす 3 正しい仕訳を書きだす 4 2と3の仕訳をまとめる それでは 本問の仕訳を当てはめて確認してみましょう 問題文に かねて仕入先安藤商店から商品 400,000 を仕入れ 代金のうち 300,000 については安藤商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払い 残額については全額掛けとして処理していた とあるので まずは間違って切ってしまった仕訳を考えましょう 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす ( 借 ) 仕入 400,000 / ( 貸 ) 支払手形 300,000 ( 借 ) 仕入 400,000 / ( 貸 ) 買掛金 100,000 次に 1 の逆仕訳 を考えますが これは単純に貸借を逆にするだけなので簡単です 2 1 の逆仕訳を書きだす ( 借 ) 支払手形 300,000 / ( 貸 ) 仕入 400,000 ( 借 ) 買掛金 100,000 さらにその次に正しい仕訳を考えますが 買掛金の一部 (30,000 円 ) を前払金に置き換えるだけなので特に問題 ないと思います そして最後に 2 と 3 の仕訳をまとめます
47 3 正しい仕訳を書きだす ( 借 ) 仕入 400,000 / ( 貸 ) 支払手形 300,000 ( 貸 ) 買掛金 70,000 ( 貸 ) 前払金 30, と3の仕訳をまとめる ( 借 ) 支払手形 300,000 / ( 貸 ) 仕入 400,000 ( 借 ) 買掛金 100,000 30,000 ( 借 ) 仕入 400,000 / ( 貸 ) 支払手形 300,000 ( 貸 ) 買掛金 70,000 ( 貸 ) 前払金 30,000 訂正仕訳は順番通りに 機械的に処理するのが一番間違いが少ないですし 第 1 問以外の訂正仕訳の処理でも使え るので 上記のやり方を覚えてください 訂正仕訳に関する問題は 第 115 回の問 2 や第 134 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
48 第 113 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 2 従 業 員 立 替 金 400,000 当 座 預 金 400,000 3 備品 200,000 当座預金 100,000 消耗品費 20,000 未払金 120,000 4 買 掛 金 250,000 仕 入 250,000 旅 費 交 通 費 20,000 小 口 現 金 60,000 5 消耗品費 30,000 雑費 10,000 小 口 現 金 60,000 当 座 預 金 60,000 旅 費 交 通 費 20,000 当 座 預 金 60,000 別解 消 耗 品 費 30,000 雑 費 10,000 解説 1. ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 2. 立替金に関する問題です 本問は 問題文に 従業員 10 名が負担すべき当月分の生命保険料 400,000 とありますが この小切手の支 払いは会社にとって負担義務の無い支出なので 従業員立替金勘定で処理します また 問題文の後半に 当月末にこの生命保険料は 従業員の給料 ( 総額 5,000,000 ) から差し引くこととし た とありますが これは今回の立替金の回収方法に関する記述なので 本問においてはダミーデータとなります 立替金がメインの問題は 第 104 回の問 4 や第 126 回の問 3 でも出題されているので 本問とセットで押さえて ください 取引の時系列的には 本問 第 104 回の問 4 第 126 回の問 3 という流れになります 3. 固定資産の購入と消耗品に関する問題です 本問はまず オフィス機器と事務用消耗品をきちんと分類できるかどうかが第一のポイントになります オフィス機器 200,000: 備品 事務用消耗品 20,000: 消耗品 オフィス機器に関しては備品で処理するだけです 事務用消耗品に関しては 購入時に 消耗品で資産処理する場合 と 消耗品費で費用処理する場合 がありますが 本問は問題に列挙されている勘定科目の中に消耗品費がある (= 消耗品はない ) ので 消耗品費で費用処理すると判断します
49 解答仕訳 ( 借 ) 備品 200,000 / ( 貸 ) 当座預金 100,000 ( 借 ) 消耗品費 120,000 / ( 貸 ) 未払金 120,000 なお 購入した消耗品のうち 決算期末において使っていない分 ( 未費消分 ) がある場合は その分だけ消耗品費 を消耗品に振替えます 参考までに仕訳をご確認ください 参考 1 決算期末において 5,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品 5,000 / ( 貸 ) 消耗品費 5,000 参考 購入時に消耗品で資産処理した場合の仕訳 購入時に消耗品で資産処理した場合 決算期末において期中に使った分 (= 購入分 - 期末に使っていない分 ) を消 耗品から消耗品費に振替えます 参考までに仕訳をご確認ください 参考 2 消耗品取得時の仕訳 ( 借 ) 消耗品 20,000 / ( 貸 ) 当座預金など 20,000 参考 3 決算期末において 5,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品費 15,000 / ( 貸 ) 消耗品 15,000 消耗品の処理方法まとめ 購入時に消耗品費で費用処理する場合 購入時 : 消耗品費で処理する ( 本問で問われている仕訳 ) 決算時 : 残っている分を消耗品に振り替える ( 参考 1 の仕訳 ) 購入時に消耗品で資産処理する場合 購入時 : 消耗品で処理する ( 参考 2 の仕訳 ) 決算時 : 期中に使った分を消耗品費に振り替える ( 参考 3 の仕訳 ) 固定資産と消耗品がセットになった問題は 第 123 回の問 3 でも出題されているのであわせてご確認ください 4. 仕入戻しに関する問題です 仕入戻しとは商品を返品することですから 仕入時の仕訳の逆仕訳を切ります 仕入時の仕訳 ( 既に切られている仕訳 ) ( 借 ) 仕入 500,000 / ( 貸 ) 買掛金 500,000 解答すべき仕訳 ( 逆仕訳を切るだけ ) ( 借 ) 買掛金 250,000 / ( 貸 ) 仕入 250,000 なお 問題文の許容勘定群に 仕入 勘定ではなく 仕入戻し 勘定しかない場合は 仕入勘定の評価勘定である 仕入戻し勘定を使って処理します なお 仕入戻し勘定はその後 決算整理のときに仕入勘定に振り替えます
50 ( 参考 ) 仕入戻し勘定を使う場合の仕訳 ( 借 ) 買掛金 250,000 / ( 貸 ) 仕入戻し 250,000 ( 参考 ) 決算整理時 ( 借 ) 仕入戻し 250,000 / ( 貸 ) 仕入 250,000 仕入戻しに関する問題は 第 106 回の問 2 や第 132 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください どちらも簡単なボーナス問題なので 絶対にとりこぼさないようにしてください 5. 小口現金に関する問題です 小口現金の仕訳は 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えましょう 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 1 ( 借 ) 旅費交通費 20,000 / ( 貸 ) 小口現金 60,000 ( 借 ) 消耗品費 30,000 ( 借 ) 雑費 10,000 補給に関する仕訳 問題文に 同額の小切手を振り出して補給した とあるので 支払額合計 60,000 円と同額の小切手を振り出して 小口現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 60,000 / ( 貸 ) 当座預金 60,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 があるので 借方と貸方の小口現金勘定を相殺して もしなくてもどちらでも正解です 小口現金に関する問題は 第 103 回の問 2 や第 105 回の問 3 第 112 回の問 4 第 121 回の問 4 第 126 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれの問題もほとんど同じ形式で何度も出題されています
51 第 114 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 商品券 120,000 他店商品券 100,000 現金 20,000 2 保険料 200,000 当座預金 340,000 資本金 140,000 3 売 上 132,000 売 掛 金 132,000 給 料 3,000,000 従 業 員 貸 付 金 800,000 4 受 取 利 息 10,000 当 座 預 金 2,190,000 仕 入 300,000 支 払 手 形 150,000 5 当 座 預 金 100,000 当 座 借 越 50,000 解説 1. 商品券の精算に関する問題です 当店が保有している他店発行の商品券 と 他店の保有している当店発行の商品券 とを交換すると 他店発行の商品券の額面金額を受け取る権利が消滅するとともに 当店発行の商品券の額面金額を支払う義務も消滅します よって 他店商品券勘定 商品券勘定を減額します なお 本問のように商品券の額面金額が異なる場合は 別途 現金等で差額を調整します 問題文に 差額については現金で決済した とあるので 現金勘定を 20,000 円 (=120,000 円 -100,000 円 ) 減額しましょう 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の精算 ) と上記のいずれかの問題 ( 商品券の授受 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 2. 資本の引き出しに関する問題です まず 店主の生命保険料を会社が肩代わりして支払った場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します 解答 1 ( 借 ) 資本金 90,000 / ( 貸 ) 当座預金 90,000 また 店舗兼住居用の建物の火災保険料 250,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を保険料で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します 80% は営業用 200,000 円 (=250,000 円 80%) は保険料で費用処理 20% は店主用 50,000 円 (=250,000 円 20%) は資本金の減少として処理
52 解答 2 ( 借 ) 保険料 200,000 / ( 貸 ) 当座預金 250,000 ( 借 ) 資本金 50,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 売上戻り 売上値引に関する問題です この問題もいつものように分けて考えてみましょう まず問題文の 6 ケースに汚損があったため 1 ケース当たり 2,000 の値引を承諾 という売上値引の部分です 掛販売したものを売上値引する場合は 販売時の逆仕訳を行います 解答 1 ( 借 ) 売上 12,000 / ( 貸 ) 売掛金 12,000 次に問題文の 10 ケースについては品違いのため返品されてきた という売上戻りの部分です 売上戻りに関し ても売上値引と同様に 販売時の逆仕訳を行います 解答 2 ( 借 ) 売上 120,000 / ( 貸 ) 売掛金 120,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 売上戻り 売上値引に関する問題は 第 100 回の問 1 や第 123 回の問 5 第 144 回の問 1 でも出題されているの で あわせてご確認ください 4. 貸付金の回収に関する問題です このような問題は 貸付金を回収し 給料の支払いに充てた仕訳 と 当座預金で給料を支払った仕訳 に分け て考えましょう 貸付金を回収し 給料の支払いに充てた仕訳 まず 貸付金の貸し出し時にどのような仕訳を切ったか考えると分かりやすいです 貸付時に切った仕訳 ( 借 ) 従業員貸付金 800,000 /( 貸 ) 現金など 800,000 上記の仕訳を踏まえたうえで 当該貸付金の返済を受け それに係る利息を受け取ったが これをそのまま給料の支払いに充てた という仕訳を切ります ここでは分かりやすくするために 現金など 勘定を使っていますが 実際に現金のやりとりは行われていないので 解答欄に書かないように注意してください あくまでも説明の便宜上で使っただけです
53 貸付金を回収し 給料の支払いに充てた仕訳 1 ( 借 ) 現金など 810,000 / ( 貸 ) 従業員貸付金 800,000 ( 貸 ) 受取利息 10,000 ( 借 ) 給料 810,000 / ( 貸 ) 現金など 810,000 当座預金で給料を支払った仕訳 残額については 当座預金から振り込んだ と問題文にあるので 単純に給料を当座預金から支払ったという仕訳 を切ります これは簡単なので問題ないと思います 当座預金で給料を支払った仕訳 2 ( 借 ) 給料 2,190,000 /( 貸 ) 当座預金 2,190,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 貸付金の回収に関する問題は 第 104 回の問 5 や第 122 回の問 2 第 132 回の問 1 第 142 回の問 3 でも出題さ れているので あわせてご確認ください 5. 仕入取引に関する問題です この問題は 約束手形に関する仕訳 と 当座に関する仕訳 に分けて考えましょう 約束手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 150,000 については本多商店を名宛人とする約束手形を振り出し とあるので 150,000 円については支払手形勘定で処理します 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 150,000 /( 貸 ) 支払手形 150,000 当座に関する仕訳 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題文で与えられている勘定科目の中に当座勘定がない ( 当座預金 当座借越勘定がある ) ので 2 勘定制を採用していると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金残高は 100,000 であった とあるので まずは当座預金勘定を減額し それでも 足りない 50,000 円 (=300,000 円 -150,000 円 -100,000 円 ) を当座借越勘定で処理します
54 解答仕訳 2( 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ) ( 借 ) 仕入 150,000 /( 貸 ) 当座預金 100,000 ( 借 ) 仕入 150,000 /( 貸 ) 当座借越 150,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) ( 借 ) 仕入 150,000 /( 貸 ) 当座 150,000 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
55 第 115 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額現金過不足 10,000 受取手数料 6,000 1 雑益 4,000 2 売掛金 27,000 売上 27,000 仕入 200,000 前払金 150,000 3 買掛金 50,000 備品減価償却累計額 100,000 備品 300,000 4 未収入金 50,000 固定資産売却損 150,000 5 仮払金 100,000 現金 100,000 解説 1. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金の実際有高が帳簿残高より多かったため 現金過不足勘定で処理されていた 10,000 から 帳簿残高を実際有高に合わせるために以下の仕訳を切っていたことが分かります 参考 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金 10,000 / ( 貸 ) 現金過不足 10,000 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほうが 10,000 円多いので 同額だけ現金の帳簿残高を増やしてズレを調整します 上記の仕訳から 貸方に現金過不足 10,000 が計上されていることが分かるので まず 現金過不足の残高をゼロにするために同額を借方に計上します ステップ 1 現金過不足の残高をゼロにする ( 借 ) 現金過不足 10,000 次に 問題文に 6,000 は受取手数料の記入漏れであることが決算日にいたり判明 とあるので 記入漏れが 判明した受取手数料をそのまま計上します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 現金過不足 10,000 / ( 貸 ) 受取手数料 6,000 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 現金過不足 10,000 / ( 貸 ) 受取手数料 6,000 ( 借 ) 現金過不足 10,000 / ( 貸 ) 雑益 4,
56 現金過不足の決算整理仕訳は 上記の 3 ステップにあてはめて考えると分かりやすいです 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 訂正仕訳に関する問題です 訂正仕訳に関しては以下の流れで機械的に処理することが出来るので覚えてください 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす 2 1の逆仕訳を書きだす 3 正しい仕訳を書きだす 4 2と3の仕訳をまとめる それでは 本問の仕訳を当てはめて確認してみましょう 問題文に 商品 96,000 を掛けで売り渡した取引を 借方 貸方とも誤って 69,000 と記入されていた とあるので 金額を間違って切ってしまった仕訳は以下の通 りです 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす ( 借 ) 売掛金 69,000 / ( 貸 ) 売上 69,000 次に 1 の逆仕訳 を考えますが これは単純に貸借を逆にするだけなので簡単です 2 1 の逆仕訳を書きだす ( 借 ) 売上 69,000 / ( 貸 ) 売掛金 69,000 さらにその次に正しい仕訳を考えますが 商品を売り上げた結果 売掛金が 96,000 円増えただけなので特に問題 ないと思います 3 正しい仕訳を書きだす ( 借 ) 売掛金 96,000 / ( 貸 ) 売上 96,000 最後に 2 と 3 の仕訳をまとめます 4 2と3の仕訳をまとめる ( 借 ) 売 上 69,000 / ( 貸 ) 売掛金 69,000 ( 借 ) 売掛金 96,000 / ( 貸 ) 売 上 96,000 27,000 27,000 訂正仕訳に関する問題は 第 112 回の問 5 や第 134 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
57 3. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 買掛金に関する仕訳 に分けて考えると分かりやすいです 前払金に関する仕訳 問題文に 代金のうち 150,000 はすでに支払ってある手付金で充当し とあるので 手付金支払時の仕訳を考 えたうえで解答を導き出すと分かりやすいです 手付金支払時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 前払金 150,000 / ( 貸 ) 現金など 150,000 解答 1 ( 借 ) 仕入 150,000 / ( 貸 ) 前払金 150,000 買掛金に関する仕訳 問題文に 残額は掛けとした とあるので 通常の掛け仕入の仕訳をするだけです 解答 2 ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 買掛金 50,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります ほとんど同じ問題が第 128 回の問 3 でも出題されていますが どちらも絶対に落としてはいけない問題です 4. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 本問は 問題文の 不要となった備品を期首に処分 から期首に売却したことが分かります また 問題文の 減価償却累計額 100,000 から期首備品減価償却累計額の金額が分かるので 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します
58 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 100,000 円 = 売却時の帳簿価額 200,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 50,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =200,000 円 売却価額 =50,000 円 差額 =150,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 100,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 未収入金 50,000 ( 借 ) 固定資産売却損 150,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 119 回の問 5 第 120 回の問 1 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 仮払金に関する問題です 旅費の正確な金額は 従業員の出張後でなければ把握できないので とりあえず一時的に仮払金で処理しておき 旅費交通費の正確な金額が判明したときに 仮払金を旅費交通費に振り替えます なお その後 旅費交通費の正確な金額が確定し 旅費を精算する場合の仕訳が問われる場合もあります 参考ま でに仕訳をご確認ください 類題 1 仮に旅費が 120,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 仮払金 100,000 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 現金 100,000 類題 2 仮に旅費が 80,000 円だった場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 180,000 / ( 貸 ) 仮払金 100,000 ( 借 ) 現金 120,000 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 119 回の問 4 第 124 回の問 4 第 129 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
59 第 116 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 受 取 手 形 250,000 売 上 400,000 売 掛 金 158,000 当 座 預 金 8,000 建 物 5,100,000 未 払 金 5,000,000 当 座 預 金 100,000 仮 受 金 300,000 売 掛 金 200,000 前 受 金 100,000 貸 倒 引 当 金 250,000 売 掛 金 300,000 貸 倒 損 失 50,000 未 収 入 金 2,510,000 有 価 証 券 2,515,000 有価証券売却損 5,000 解説 1. 売上取引に関する問題です このような問題は 約束手形に関する取引 掛け売上に関する取引 発送運賃に関する取引 の 3 つに分けて考 えましょう 約束手形に関する取引 問題文に 代金のうち 250,000 については 村上商店振出 小笠原商店宛の約束手形を裏書譲渡され とある ので 250,000 円については受取手形勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 受取手形 250,000 / ( 貸 ) 売上 250,000 掛け売上に関する取引 これは簡単です 普通に掛け売上をした時の仕訳を切るだけです 解答 2 ( 借 ) 売掛金 150,000 / ( 貸 ) 売上 150,000 発送運賃に関する取引 問題文の 小笠原商店負担の ~ 小切手を振り出して立替払いした から 当該発送運賃が先方負担であることが分 かりますが この場合の処理方法は以下の 2 つが考えられます 売上債権である売掛金勘定に含めて処理する方法 立替金勘定を使って売上債権である売掛金とは別にして処理する方法
60 本問は 問題で与えられている勘定科目の中に立替金勘定がない ( 売掛金勘定はある ) ので 売掛金勘定に含めて 処理すると判断します 解答 3 ( 借 ) 売掛金 8,000 / ( 貸 ) 当座預金 8,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 2. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 仲介手数料 100,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入原価 = 購入代価 5,000,000 円 + 付随費用 100,000 円 =5,100,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 5,000,000 円は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しない ように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文の 得意先より 300,000 が当座預金口座に振り込まれたが その内容が不明であったため仮受金として処理していた から 以前に以下のような仕訳を切ったことが分かります 既に切られている仕訳 ( 借 ) 当座預金 300,000 / ( 貸 ) 仮受金 300,000 そして今回の調査の結果 その内訳が売掛金の回収額 200,000 と 注文を受けた商品 400,000 に対する内 金 100,000 であることが判明したので 200,000 円の仮受金を売掛金と相殺し 100,000 円の仮受金を前受金 に振り替えます 200,000 円の仮受金を売掛金と相殺する仕訳 ( 借 ) 仮受金 200,000 / ( 貸 ) 売掛金 200, ,000 円の仮受金を前受金に振り替える仕訳 ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,
61 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 112 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 第 137 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください 4. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 前期に生じた売掛金 300,000 が得意先の倒産により回収できなくなった から 前期に発生した債権が貸倒れたことが分かります よって 貸倒れた売掛金 300,000 円のうち 250,000 円については貸倒引当金を取り崩し 残りの 50,000 円については貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 120 回の問 5 第 128 回の問 2 第 139 回 の問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
62 5. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しますが 購入時に手数料 30,000 円が発生しているので 購入原 価は購入代価 + 手数料で計算しましょう 購入代価:10,000 円 =5,000,000 円 手数料( 付随費用 ):30,000 円 購入原価:5,000,000 円 +30,000 円 =5,030,000 円 購入単価:5,030,000 円 10,000 株 =@503 円 帳簿価額 :@503 円 5,000 株 =2,515,000 円 売却価額 :@502 円 5,000 株 =2,510,000 円 貸借差額 :2,515,000 円 -2,510,000 円 =5,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 118 回の問 1 第 123 回の問 4 第 126 回の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
63 第 117 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 従業員立替金 8,000 現金 20,000 雑損 12,000 2 仕入 150,000 支払手形 120,000 買掛金 30,000 3 当 座 預 金 80,000 償却債権取立益 80,000 4 給料 200,000 所得税預り金 30,000 当座預金 170,000 5 水道光熱費 40,000 当座預金 300,000 引出金 260,000 解説 1. 現金過不足に関する問題です 問題文の 決算に当たり 現金の手許有高を調べたところ 帳簿残高は 300,000 であるのに対して 実際有高は 280,000 であった から 実際有高のほうが 20,000 円少ないことが分かるので 同額だけ現金の帳簿残高を減らしてズレを調整します 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです ステップ 1 現金の帳簿残高と実際有高のズレを調整する ( 借 ) 従業員立替金 18,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 次に 問題文に 8,000 は 従業員個人が負担すべき交通費を店の現金で肩代わりして支払った取引が未記帳 であったためであることが判明 とあるので 記入漏れが判明した ( 従業員 ) 立替金をそのまま計上します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 従業員立替金 18,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 従業員立替金 18,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 ( 借 ) 雑損 12,000 本問のように 決算整理時に帳簿残高と実際有高のズレが判明した場合は 現金過不足を使わずに現金のズレを調 整し さらに原因が判明したものを正しく処理したうえで 貸借差額を雑損または雑益で処理します 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
64 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 約束手形に関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 約束手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 120,000 については仕入先を名宛人とする約束手形を振り出して支払い とあるので 120,000 円については支払手形勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 仕入 120,000 / ( 貸 ) 支払手形 120,000 掛け仕入に関する仕訳 残りの 30,000 円に関しては 単に掛け仕入しただけなので簡単です 解答 2 ( 借 ) 仕入 30,000 / ( 貸 ) 買掛金 30,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 3. 償却債権取立益に関する問題です 貸倒債権を回収した場合の仕訳は 貸倒処理した時期によって異なります 前期以前貸倒処理 当期回収 本問のように 前期 ( 以前 ) に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引 当金を取り消すのではなく 償却債権取立益を計上します 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 100,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 解答 回収時の仕訳 ( 借 ) 当座預金 80,000 / ( 貸 ) 償却債権取立益 80,000 当期貸倒処理 当期回収 一方 当期に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引当金を取り消しま す 以下の仕訳を確認しておいてください 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** / ( 貸 ) 売掛金 **** 参考 回収時の仕訳 ( 借 ) 当座預金 **** / ( 貸 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** なお 問題文の 貸倒引当金勘定の残高は 60,000 である という記述はダミーデータなので 引っかからな いように注意してください
65 償却債権取立益に関する問題は 第 104 回の問 1 や第 127 回の問 3 第 141 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 所得税の源泉徴収に関する仕訳 と 手取額の支払いに関する仕訳 に分けて考えましょう 所得税の源泉徴収に関する仕訳 まず 所得税の源泉徴収分 30,000 ですが これは所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめ て税務署に納税するものなので 天引き段階では 所得税預り金 勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 給料 30,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 30,000 手取額の支払いに関する仕訳 残りの 手取り金 170,000 ですが こちらは特に問題ないと思います 解答 2 ( 借 ) 給料 170,000 / ( 貸 ) 当座預金 170,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 資本の引き出しに関する問題です まず 水道光熱費 60,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を水道光熱費で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 40,000 円 (=60,000 円 -20,000 円 ) は営業用 水道光熱費で費用処理 20,000 円は店主用 引出金で処理 解答 1 ( 借 ) 水道光熱費 40,000 / ( 貸 ) 当座預金 60,000 ( 借 ) 引出金 20,000 また 事業主の所得税を会社が肩代わりして支払った場合は資本の引き出しとして処理します 解答 2 ( 借 ) 引出金 240,000 / ( 貸 ) 当座預金 240,
66 以上 12をまとめると解答仕訳になります 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
67 第 118 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 当座預金 3,250,000 有価証券 3,500,000 有価証券売却損 250,000 2 備品 300,000 当座預金 60,000 未払金 240,000 3 受 取 利 息 20,000 未 収 利 息 20,000 4 消 耗 品 80,000 現 金 80,000 5 商品券 60,000 売上 100,000 現金 40,000 解説 1. 有価証券の売却に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しますが 売却したのは当期首に買入れた 10,000 株のうちの半分 (5,000 株 ) です うっかり 10,000 株で計算しないように気をつけましょう 帳簿価額 :5,000 円 =3,500,000 円 売却価額 :5,000 円 =3,250,000 円 貸借差額 :3,500,000 円 -3,250,000 円 =250,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 123 回の問 4 第 126 回の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の購入に関する問題です まず 問題文に 代金のうち 60,000 は小切手を振り出して支払い とあるので 60,000 円は当座預金の減少 として処理します また 商品売買取引以外で発生した未払債務 240,000 円 (=300,000 円 -60,000 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
68 3. 再振替仕訳に関する問題です 再振替仕訳は前期末に切った決算整理仕訳の逆仕訳になるので まずは前期末の仕訳を考えましょう 問題文の 前期の決算整理にともない計上した未収利息 20,000 から 前期末に利息を見越計上していたことが分かります 参考 前期末の仕訳 ( 借 ) 未収利息 20,000 / ( 貸 ) 受取利息 20,000 あとは 貸借をひっくり返して解答仕訳を導き出すだけです 解答 再振替仕訳 ( 借 ) 受取利息 20,000 / ( 貸 ) 未収利息 20,000 再振替仕訳に関する問題は 第 147 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください どちらも非常に 簡単な問題です 4. 消耗品の購入に関する問題です 本問は問題文に 当店では文房具については決算時に棚卸を行い 当期の使用額を費用に振り替える方法をとっ ている とあるので 消耗品購入時には 消耗品 勘定を使って処理していたことが分かります 仮に 決算期末において 5,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品費 75,000 / ( 貸 ) 消耗品 75,000 ではついでに 消耗品を購入時に 費用計上 する場合の仕訳も確認してみましょう 購入時に資産計上した場合 と大きく異なる点は 決算期末に消費していない分を資産計上する点です 仕訳は以下のようになります 消耗品取得時の仕訳 ( 借 ) 消耗品費 80,000 / ( 貸 ) 現金など 80,000 決算期末において 5,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品 5,000 / ( 貸 ) 消耗品費 5,000 ポイントは 決算時に振り替える額が未費消分なのか既費消分なのかという違いです 簡単にまとめておきますの で この論点についてはこの場で理解するようにしてください ~まとめ~ 消耗品を購入時に資産 ( 消耗品勘定 ) 処理する場合購入時 支出額を消耗品勘定で認識決算時 既費消分を消耗品費勘定で認識 消耗品を購入時に費用 ( 消耗品費勘定 ) 処理する場合 購入時 支出額を消耗品費勘定で認識 決算時 未費消分を消耗品勘定で認識
69 消耗品に関する問題は 第 101 回の問 5 や第 144 回の問 3 でも出題されています あわせてご確認ください 5. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 60,000 は当店発行の商品券で から 以前に発行した商品券の額面金額を支払 う義務が消滅したことが分かるので 商品券勘定を 60,000 円減額します 解答 1( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 60,000 / ( 貸 ) 売上 60,000 残額の 40,000 円 (=100,000 円 -60,000 円 ) については 簡単な現金売上の仕訳なので特に問題ないと思います 解答 2( 残額を現金で受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 現金 40,000 / ( 貸 ) 売上 40,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです
70 第 119 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 当座預金 19,500 受取手形 20,000 手形売却損 有 価 証 券 202,000 当 座 預 金 202,000 3 当 座 預 金 300,000 手 形 借 入 金 300,000 4 当座預金 20,000 仮払金 100,000 旅費交通費 80,000 5 未収入金 1,100,000 土地 1,030,000 固定資産売却益 70,000 解説 1. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料を支払うことにより 手 形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与 えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算定する必要がある場合は 問題の 指示に従って日割計算をしてください 仮に 手形代金が 250,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 1% の場合 250,000 円 1% 73 日 /365 日 =500 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の問 5 第 135 回 の問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご 確認ください 2. 有価証券の購入に関する問題です 有価証券を購入した場合は 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =@100 円 2,000 株 +2,000 円 =202,000 円 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 手形借入金に関する問題です 借り入れにあたって借用証書の代わりに手形を振り出した場合 通常の借入金と区別するために手形借入金勘定を使って処理します ( 仕訳の考え方や処理方法は 通常の借入金と同じです )
71 借用証書による借り入れ 借入金勘定で処理 約束手形による借り入れ 手形借入金勘定で処理 本問は 問題文の 約束手形を振り出して 300,000 を借り入れ の部分がポイントになるので 見落とさない ように注意してください 手形借入金に関する問題は第 107 回の問 3 や第 139 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 仮払金に関する問題です 解答にあたっては まず仮払時の仕訳をイメージしましょう 参考 仮払時の仕訳 ( 借 ) 仮払金 100,000 / ( 貸 ) 現金など 100,000 上記の仕訳を踏まえたうえで 仮払金 100,000 円のうち 20,000 円は現金で戻ってきたので現金で処理し 残りの 80,000 円 (=100,000 円 -20,000 円 ) を旅費交通費で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 現金 120,000 / ( 貸 ) 仮払金 100,000 ( 借 ) 旅費交通費 180,000 仮に旅費が 120,000 円だった場合は? 旅費の実際発生額が仮払時の概算額よりも多かった場合 従業員が不足分を立て替えた形になります よって 旅費が 120,000 円だった場合は 不足分 20,000 円 (=120,000 円 -100,000 円 ) を従業員に支払って精算します 参考 実際発生額 > 概算額の場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 仮払金 100,000 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 現金 120,000 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 115 回の問 5 第 124 回の問 4 第 129 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 土地は 建物や備品などと違って減価償却を考慮する必要がないので仕訳自体は簡単ですが 本問のように購入時 に手数料が発生している場合は 売却損益を計算するさいに気をつけてください 土地の取得原価 =1,000,000 円 +30,000 円 =1,030,000 円 参考 購入時の仕訳 ( 借 ) 土地 1,030,000 / ( 貸 ) 現金など 1,030,
72 売却損益は 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で計算します なお 売却価額 1,100,000 円は商品売買以外の 取引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =1,030,000 円 売却価額 =1,100,000 円 差額 =70,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
73 第 120 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 仕入 100,000 受取手形 80,000 買掛金 20,000 2 他店商品券 60,000 売上 100,000 商品券 40,000 備品減価償却累計額 250,000 備 品 400,000 3 未 収 入 金 120,000 固定資産売却損 30,000 4 前 払 金 20,000 当 座 預 金 20,000 5 貸倒引当金 80,000 売掛金 100,000 貸倒損失 20,000 解説 1. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 80,000 は かねて受け取っていた七里商店振り出しの約束手形を裏書譲渡 とあるの で 当店が所有している他店振出の受取手形を日根野商店に譲渡する仕訳をきります ( 借 ) 仕入 80,000 / ( 貸 ) 受取手形 80,000 掛け仕入に関する仕訳 残額の 20,000 円については 通常の掛け仕入なので特に問題ないと思います ( 借 ) 仕入 20,000 / ( 貸 ) 買掛金 20,000 上記の 2 本の仕訳をまとめると解答になります 本問は簡単な問題なので 完璧に出来るようにしておいてください ちなみに 問題自体は第 124 回の問 2 とほと んど同じ形式です 2. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 60,000 は 当店と連盟している下間商店の商品券で受け取り から 新たに商 品券の額面金額を受け取る権利が発生したことが分かるので 他店商品券勘定を 60,000 円増額します 解答 1( 他店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 他店商品券 60,000 / ( 貸 ) 売上 60,
74 また 問題文の 残額は当店発行の商品券で受け取った から 以前に発行した商品券の額面金額を支払う義務が 消滅したことが分かるので 商品券勘定を 40,000 円 (=100,000 円 -60,000 円 ) 減額します 解答 2( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 40,000 / ( 貸 ) 売上 40,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 3. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 期首に備品を 120,000 で売却 から期首に売却したことが分かります また 問題文の 減価償却累計額 250,000 から期首備品減価償却累計額の金額が分かるので 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 400,000 円 - 期首備品減価償却累計額 250,000 円 = 売却時の帳簿価額 150,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 150,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =150,000 円 売却価額 =120,000 円 差額 =30,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 )
75 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 250,000 / ( 貸 ) 備品 400,000 ( 借 ) 未収入金 120,000 ( 借 ) 固定資産売却損 30,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 前払金に関する問題です 手付金として支払った 20,000 円は前払金勘定で処理するだけです 前払金と仮払金の違いここで注意していただきたいのは 前払金勘定と仮払金勘定の違いについてです 前払金というのは なんのためのお金かはっきりしている状態で支払った場合に計上する勘定で 一方 仮払金というのは なんのためのお金か決まってはいないが とりあえず先に支払った場合に計上する勘定です 本問の場合は 問題文に 商品 50,000 を注文し 手付金として 20,000 の小切手を振り出して渡した と あり なんのためのお金かはっきりしている状態で支払っていますから 前払金勘定を使って処理します 前払金がメインの問題は 第 126 回の問 1 や第 127 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください どちらも簡単な問題なので 必ず出来るようにしておいてください 5. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売掛金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売掛金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合 当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債 権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します
76 なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り 崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 前期から繰り越された売掛金 100,000 が回収できなくなった から 前期に発生した債権が貸倒れ たことが分かります よって 貸倒れた売掛金 100,000 円のうち 80,000 円については貸倒引当金を取り崩し 残りの 20,000 円について は貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 128 回の問 2 第 139 回の 問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
77 第 121 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 現 金 200,000 仮 受 金 200,000 給 料 600,000 従 業 員 立 替 金 40,000 2 所 得 税 預 り 金 60,000 現 金 500,000 3 仕入 500,000 前払金 100,000 支払手形 400,000 交 通 費 9,000 当 座 預 金 20,000 4 消 耗 品 費 7,000 雑 費 4,000 5 有価証券 1,960,000 当座預金 1,500,000 当座借越 460,000 解説 1. 仮受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文の その内容は現時点で不明である という一文から 仮受金勘定を使って処理すると判断します 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください 送金小切手の受け取りについて 送金小切手を受け取った場合は現金の増加として処理します 送金小切手の他にも 以下に列挙するものを受け取 ったさいには現金の増加として処理します 間違えやすいところなので きちんと押さえておいてください 配当金領収証 期限の到来した公社債利札 他店振出小切手 郵便為替証書 仮受金に関する問題は 第 108 回の問 5 や第 130 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
78 2. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 立替払いに関する仕訳 と 所得税の源泉徴収に関する仕訳 と 現金払いに関する仕訳 の 3 つに 分けて考えましょう 立替払いに関する仕訳 まず 先に立替払いしていた従業員の生命保険料 40,000 ですが 立て替えた時の仕訳をイメージしたうえ で解答仕訳を考えると分かりやすいです 参考 立替時の仕訳 ( 借 ) 従業員立替金 40,000 / ( 貸 ) 現金など 40,000 解答 1 ( 借 ) 給料 40,000 / ( 貸 ) 従業員立替金 40,000 所得税の源泉徴収に関する仕訳 次に 所得税の源泉徴収分 60,000 ですが これは所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめ て税務署に納税するものなので 天引き段階では 所得税預り金 勘定で処理します 解答 2 ( 借 ) 給料 60,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 60,000 現金払いに関する仕訳 最後に現金払いに関する仕訳ですが これは簡単なので特に問題ないと思います 解答 3 ( 借 ) 給料 500,000 / ( 貸 ) 現金 500,000 以上 123をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください 3. 仕入に関する問題です 本問題は 手付金に関する仕訳 と 約束手形に関する仕訳 に分けて考えましょう 手付金に関する仕訳 問題文に 注文時に支払った手付金 100,000 とあるので 注文時に切った仕訳をまず考えたうえで それを 踏まえて解答すべき仕訳を導き出しましょう 注文時に切られた仕訳 ( 借 ) 前払金 10,000 / ( 貸 ) 現金など 10,000 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 10,000 / ( 貸 ) 前払金 10,
79 約束手形に関する仕訳 問題文に 残額については 藤田商店あての約束手形を振り出して支払った とあるので 残額の 400,000 円 (= 500,000 円 -100,000 円 ) については支払手形勘定で処理します 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 400,000 / ( 貸 ) 支払手形 400,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 4. 小口現金に関する問題です 小口現金の仕訳は 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えましょう 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 1 ( 借 ) 交通費 9,000 / ( 貸 ) 小口現金 20,000 ( 借 ) 消耗品費 7,000 ( 借 ) 雑費 4,000 補給に関する仕訳 問題文に 当店では 定額資金前渡制度 ( インプレストシステム ) により 小口現金係から毎週金曜日に一週間の支払報告を受け これにもとづいて資金を補給している とあるので 支払額合計 20,000 円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 20,000 / ( 貸 ) 当座預金 20,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 がな いので 借方と貸方の小口現金勘定は相殺します 小口現金に関する問題は 第 103 回の問 2 や第 105 回の問 3 第 112 回の問 4 第 113 回の問 5 第 126 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれの問題もほとんど同じ形式で何度も出題されています 5. 有価証券の購入と当座取引に関する問題です まず有価証券の購入に関しては 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =2,000,000 円 円 /100 円 +10,000 円 =1,960,000 円 次に当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定 制 の 2 つがありますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょ う
80 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処 理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか 確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合 は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金の残高は 1,500,000 である とあるので まずは当座預金勘定を減額し それ でも足りない 460,000 円 (=1,960,000 円 -1,500,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 有価証券 1,960,000 / ( 貸 ) 当座預金 1,500,000 ( 借 ) 有価証券 1,960,000 / ( 貸 ) 当座借越 1,460,000 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 参考仕訳 ( 借 ) 有価証券 1,960,000 / ( 貸 ) 当座 1,960,000 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 で出題されています また 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
81 第 122 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 別解 租 税 公 課 160,000 現 金 350,000 引 出 金 190,000 当 座 306,000 貸 付 金 300,000 受 取 利 息 6,000 仕 入 505,000 受 取 手 形 300,000 支 払 手 形 200,000 現 金 5,000 前 受 金 200,000 売 上 700,000 受 取 手 形 500,000 発 送 費 6,000 現 金 6,000 減 価 償 却 費 200,000 車 両 2,000,000 車両減価償却累計額 1,350,000 未 収 入 金 400,000 固定資産売却損 50,000 減 価 償 却 費 200,000 車両減価償却累計額 200,000 車両減価償却累計額 1,550,000 車 両 2,000,000 未 収 入 金 400,000 固定資産売却損 50,000 解説 1. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です まず 固定資産税 200,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を租税公課で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 80% は営業用 160,000 円 (=200,000 円 80%) は租税公課で費用処理 20% は店主用 40,000 円 (=200,000 円 20%) は引出金で処理 解答 1 ( 借 ) 租税公課 160,000 / ( 貸 ) 現金 200,000 ( 借 ) 引出金 40,000 また 店主の所得税を会社が肩代わりして支払った場合は 資本の引き出しとして処理します 解答 2 ( 借 ) 引出金 150,000 / ( 貸 ) 現金 150,
82 以上 12をまとめると解答仕訳になります 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 2. 貸付金の回収 & 当座取引に関する問題です 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが この分野は簿記 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座勘定がある ( 当座預金 当座借越勘定がない ) ので 1 勘定制で処 理すると判断します 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 解答 ) 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って処理します 機械的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 受取利息 =300,000 円 4% 6 か月 /12 か月 =6,000 円 解答仕訳 ( 借 ) 当座 306,000 / ( 貸 ) 貸付金 300,000 ( 借 ) 当座 306,000 / ( 貸 ) 受取利息 306,000 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 参考 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか 確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合 は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 参考仕訳 ( 借 ) 当座借越 100,000 / ( 貸 ) 貸付金 300,000 ( 借 ) 当座預金 206,000 ( 貸 ) 受取利息 6,000 貸付金の回収に関する問題は 第 104 回の問 5 や第 114 回の問 4 第 132 回の問 1 第 142 回の問 3 で出題され ています
83 また 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 300,000 については京極商店振出し 当店受け取りの約束手形を裏書譲渡 とあるので 当店が所有している受取手形を細川商店に譲渡する仕訳をきります 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 受取手形 300,000 約束手形に関する仕訳 問題文に 残額については細川商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払った とあるので 残額の 200,000 円 (=500,000 円 -300,000 円 ) を支払手形勘定で処理します 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 支払手形 200,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 解答仕訳 3 ( 借 ) 仕入 5,000 / ( 貸 ) 現金 5,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 4. 売上取引 前受金に関する問題です う この問題は 前受金に関する仕訳 裏書手形の受取に関する仕訳 発送運賃に関する仕訳 に分けて考えましょ 前受金に関する仕訳 問題文に 代金のうち 200,000 はすでに受け取っていた手付金と相殺し とあるので 当該取引に関する前受 金を減額する仕訳を切ります 前受金受取時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 現金など 200,000 / ( 貸 ) 前受金 200,000 解答 1 前受金を相殺する仕訳 ( 借 ) 前受金 200,000 / ( 貸 ) 売上 200,
84 なお 仮受金と前受金についてはきちんと区別してください 目的がはっきりしていない場合は仮受金で 目的が はっきりしている場合は前受金と考えることも出来ますし 以下のようにまとめることも出来ます 仮受金 何のためのお金か分からないまま ( とりあえず仮に ) 受け取った場合に計上する勘定 前受金 何のためのお金か分かっていて ( 取引の前に ) 受け取った場合に計上する勘定 裏書手形の受取に関する仕訳 問題文に 残額については脇坂商店振出し 朽木商店受取りの約束手形の裏書譲渡を受けた とありますが 他店 振り出しの約束手形を裏書譲渡された場合は 受取手形勘定を使って機械的に処理するだけです 解答 2 裏書手形の受取に関する仕訳 ( 借 ) 受取手形 500,000 / ( 貸 ) 売上 500,000 発送運賃に関する仕訳 問題文に 当店負担の発送運賃 6,000 とあるので 発送費勘定 ( 特に指定がない場合は 許容勘定である支 払運賃勘定や発送運賃勘定でも可 ) を使って処理します 解答 3 発送運賃に関する仕訳 ( 借 ) 発送費 6,000 / ( 貸 ) 現金 6,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 5. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費
85 本問はどっち? 問題文の 平成 20 年 8 月 31 日に 400,000 で売却 当社の決算日は 12 月 31 日 から期中に売却したことが分かります また 問題文に 減価償却については月割り計算による という指示があるので まず当期の減価償却費を計算します なお 当期の減価償却費は 12 か月分ではなく 8 か月分 ( 平成 20 年 1 月 1 日 ~ 平成 20 年 8 月 31 日 ) なので間 違えないように気をつけてください (2,000,000 円 -200,000 円 ) 72 か月 =25,000 円 / 月 25,000 円 / 月 8 か月 =200,000 円 次に 期首車両減価償却累計額を計算しますが 平成 15 年度については 12 か月分ではなく 6 か月分 ( 平成 15 年 7 月 1 日 ~ 平成 15 年 12 月 31 日 ) なので間違えないように気をつけてください 平成 15 年度 :6 か月 ( 平成 15 年 7 月 1 日 ~ 平成 15 年 12 月 31 日 ) 平成 16 年度 :12 か月 ( 平成 16 年 1 月 1 日 ~ 平成 16 年 12 月 31 日 ) 平成 17 年度 :12 か月 ( 平成 17 年 1 月 1 日 ~ 平成 17 年 12 月 31 日 ) 平成 18 年度 :12 か月 ( 平成 18 年 1 月 1 日 ~ 平成 18 年 12 月 31 日 ) 平成 19 年度 :12 か月 ( 平成 19 年 1 月 1 日 ~ 平成 19 年 12 月 31 日 ) (2,000,000 円 -200,000 円 ) 72 か月 =25,000 円 / 月 25,000 円 / 月 54 か月 =1,350,000 円 当期の減価償却費と期首車両減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれらを差し引いて売却時の帳簿 価額を計算します 取得原価 2,000,000 円 - 期首車両減価償却累計額 1,350,000 円 - 当期の減価償却費 200,000 円 =450,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 400,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =450,000 円 売却価額 =400,000 円 差額 =50,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 減価償却費 1,200,000 / ( 貸 ) 車両 2,000,000 ( 借 ) 車両減価償却累計額 1,350,000 ( 借 ) 未収入金 1,400,000 ( 借 ) 固定資産売却損 1,350,000 なお 上記の仕訳は 当期の減価償却の処理 と 売却の処理 を 1 本の仕訳にまとめていますが まとめずに 別々に処理しても構いません その場合 借方と貸方の車両減価償却累計額の金額が変わります
86 別解 ( 借 ) 減 価 償 却 費 1,200,000 / ( 貸 ) 車両減価償却累計額 1,200,000 ( 借 ) 車両減価償却累計額 1,550,000 / ( 貸 ) 車 両 2,000,000 ( 借 ) 未 収 入 金 1,400,000 ( 借 ) 固定資産売却損 1,350,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
87 第 123 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 2 現 金 30,000 現 金 過 不 足 30,000 3 備品 310,000 未払金 350,000 消耗品費 50,000 当座預金 10,000 4 未収入金 985,000 有価証券 995,000 有価証券売却損 10,000 5 売上 30,000 売掛金 30,000 引出金 24,000 仕入 24,000 解説 1. ( 試験範囲の改定により試験範囲外となったため削除 ) 2. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金の実際有高が帳簿残高より 30,000 過剰であることが判明した から 実際有高のほうが帳簿 残高よりも 30,000 円多いことが分かるので 同額だけ現金の帳簿残高を増やしてズレを調整します 解答仕訳 ( 借 ) 現金 30,000 / ( 貸 ) 現金過不足 30,000 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認くだ さい 3. 固定資産の購入と消耗品に関する問題です 本問はまず 事務処理用パソコンと事務用文房具をきちんと分類できるかどうかが第一のポイントになります 事務処理用パソコン 300,000: 備品 事務用文房具 50,000: 消耗品 事務処理用パソコンに関しては備品で処理するだけですが 備品に限らず 建物や土地 車両などの固定資産を購 入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含めて計算するので 本問の パソコンの設置費 用 10,000 も購入原価に含めて処理します 購入原価 = 購入代価 300,000 円 + 付随費用 10,000 円 =310,000 円
88 事務用文房具に関しては 購入時に 消耗品で資産処理する場合 と 消耗品費で費用処理する場合 があります が 本問は問題に列挙されている勘定科目の中に消耗品費がある (= 消耗品はない ) ので 消耗品費で費用処理する と判断します 解答仕訳 ( 借 ) 備品 310,000 / ( 貸 ) 未払金 350,000 ( 借 ) 消耗品費 150,000 / ( 貸 ) 当座預金 110,000 なお 購入した消耗品のうち 決算期末において使っていない分 ( 未費消分 ) がある場合は その分だけ消耗品費 を消耗品に振替えます 参考までに仕訳をご確認ください 参考 1 決算期末において 10,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品 10,000 / ( 貸 ) 消耗品費 10,000 参考 購入時に消耗品で資産処理した場合の仕訳 購入時に消耗品で資産処理した場合 決算期末において期中に使った分 (= 購入分 - 期末に使っていない分 ) を消 耗品から消耗品費に振替えます 参考までに仕訳をご確認ください 参考 2 消耗品取得時の仕訳 ( 借 ) 消耗品 50,000 / ( 貸 ) 当座預金など 50,000 参考 3 決算期末において 10,000 円の未費消分があった場合の仕訳 ( 借 ) 消耗品費 40,000 / ( 貸 ) 消耗品 40,000 消耗品の処理方法まとめ 購入時に消耗品費で費用処理する場合 購入時 : 消耗品費で処理する ( 本問で問われている仕訳 ) 決算時 : 残っている分を消耗品に振り替える ( 参考 1 の仕訳 ) 購入時に消耗品で資産処理する場合 購入時 : 消耗品で処理する ( 参考 2 の仕訳 ) 決算時 : 期中に使った分を消耗品費に振り替える ( 参考 3 の仕訳 ) 固定資産と消耗品がセットになった問題は 第 113 回の問 3 でも出題されているのであわせてご確認ください 4. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しますが 購入時に手数料 20,000 円が発生しているので 購入原 価 ( 帳簿価額 ) は購入代価 + 手数料で計算しましょう 購入代価:1,000,000 円 /@100 円 =975,000 円 手数料( 付随費用 ):20,000 円 購入原価( 帳簿価額 ):975,000 円 +20,000 円 =995,000 円 売却価額:1,000,000 円 /@100 円 =985,000 円 貸借差額:995,000 円 -985,000 円 =10,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 )
89 なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 126 回 の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 売上戻り 自家消費に関する問題です 本問は 売上戻りに関する取引 と 自家消費に関する取引 に分けて考えましょう 売上戻りに関する取引 売上戻りに関しては 売上時の逆仕訳をするだけです なお 売上戻りの金額を計算するさいには原価ではなく売 価を使います 売上戻りの金額 =@10,000 円 3 個 =30,000 円 解答 1 ( 借 ) 売上 30,000 / ( 貸 ) 売掛金 30,000 自家消費に関する取引問題文の 商品パッケージが著しく破損していたため 店主が自家消費することとした というのは 例えば 戻ってきた商品の外装が破れてしまっていて売り物にならないので 自宅用として使うことにした場合などがこれに該当します このような場合は資本の引き出しとして処理するとともに 原価分の仕入がなかったことにするために仕入の金額 を減額します なお 減額する金額を計算するさいには売価ではなく原価を使います 自家消費の金額 =@8,000 円 3 個 =24,000 円 また 本問は問題に列挙されている勘定科目の中に引出金がある (= 資本金はない ) ので 資本の引き出しは引出 金で処理すると判断します 解答 2 ( 借 ) 引出金 24,000 / ( 貸 ) 仕入 24,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 売上戻り 売上値引に関する問題は 第 100 回の問 1 や第 114 回の問 3 第 144 回の問 1 でも出題されているの で あわせてご確認ください
90 第 124 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 他店商品券 100,000 売上 170,000 商品券 70,000 2 仕入 136,000 受取手形 80,000 当座預金 56,000 3 現 金 20,000 前 受 金 20,000 4 現金 34,000 仮払金 154,000 旅費交通費 120,000 5 有 価 証 券 91,000 当 座 預 金 91,000 解説 1. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 100,000 については当店と連盟している他店の商品券で受け取り から 新たに 商品券の額面金額を受け取る権利が発生したことが分かるので 他店商品券勘定を 100,000 円増額します 解答 1( 他店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 他店商品券 100,000 / ( 貸 ) 売上 100,000 また 問題文の 残額は当店発行の商品券で受け取った から 以前に発行した商品券の額面金額を支払う義務が 消滅したことが分かるので 商品券勘定を 70,000 円 (=170,000 円 -100,000 円 ) 減額します 解答 2( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 70,000 / ( 貸 ) 売上 70,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 129 回の問 3 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 小切手振出しに関する仕訳 に分けて考えると分かりやすいです 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 80,000 については手許にある得意先振出しの約束手形を裏書譲渡し とありますから 当店が所有している他店振出の受取手形を仕入先に譲渡する仕訳をきります 解答 1 ( 借 ) 仕入 80,000 / ( 貸 ) 受取手形 80,
91 小切手振出しに関する仕訳 残額の 56,000 円については 通常の小切手振出しによる仕入取引ですから特に問題は無いと思います 解答 2 ( 借 ) 仕入 20,000 / ( 貸 ) 買掛金 20,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 本問は簡単な問題ですので 完璧に出来るようにしておいてください ちなみに 問題自体は第 120 回の問 1 とほ とんど同じ形式です 3. 前受金に関する問題です 前受金は 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に使用する勘定科目です 本問は 問題文に 手付金として 現金 20,000 を受け取った とあるので 受け取った 20,000 円を前受金勘定で処理します ここで 問題文の 商品 80,000 の注文を受け から 売上を計上してしまった方がいるかもしれませんが 商品の売上は 1 第三者に対して財貨または役務の提供が完了 し 2 その対価として現金または現金同等物を受 け取ったとき に計上します 本問は 2 の条件は満たしていますが まだ 1 の条件を満たしていないので 売上を計上することは出来ません 間違えてしまった方は もう一度テキストに戻って復習してください 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 支払った側の仕訳について 本問は お金を受け取った側の仕訳が問われていますが 内金を支払った側の仕訳も一緒に押さえておきましょう 商品売買に先立ってお金を支払った場合 支払った分を前払金勘定で処理します 参考 内金を支払った側の仕訳 ( 借 ) 前払金 20,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 本問のように 前受金の処理をズバリ聞いてくるような問題は第 108 回の問 2 でも出題されていますが どちらも 簡単なボーナス問題です 4. 仮払金に関する問題です 解答にあたっては まず仮払時の仕訳をイメージしましょう
92 参考 仮払時の仕訳 ( 借 ) 仮払金 154,000 / ( 貸 ) 現金など 154,000 上記の仕訳を踏まえたうえで 仮払金 154,000 円のうち 34,000 円は現金で戻ってきたので現金で処理し 残りの 120,000 円 (=154,000 円 -34,000 円 ) を旅費交通費で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 現金 134,000 / ( 貸 ) 仮払金 154,000 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 仮に旅費が 180,000 円だった場合は? 旅費の実際発生額が仮払時の概算額よりも多かった場合 従業員が不足分を立て替えた形になります よって 旅費が 180,000 円だった場合は 不足分 26,000 円 (=180,000 円 -154,000 円 ) を従業員に支払って精算します 参考 実際発生額 > 概算額の場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 180,000 / ( 貸 ) 仮払金 154,000 ( 借 ) 旅費交通費 120,000 / ( 貸 ) 現金 126,000 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 115 回の問 5 第 119 回の問 4 第 129 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 有価証券の購入に関する問題です 有価証券を購入した場合は 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =@90 円 1,000 株 +1,000 円 =91,000 円 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
93 第 125 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 仕 入 600,000 受 取 手 形 250,000 1 支 払 手 形 200,000 買 掛 金 150,000 2 租税公課 180,000 現金 420,000 資本金 240,000 3 仮受金 180,000 前受金 50,000 売掛金 130,000 4 資 本 金 700,000 損 益 700,000 当 座 借 越 100,000 受 取 手 形 350,000 5 当 座 預 金 240,000 手 形 売 却 損 10,000 解説 1. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 250,000 については小沢商店振出し 谷垣商店受取りの約束手形を裏書譲渡 とあるの で 当店が所有している受取手形を鳩山商店に譲渡する仕訳を切ります 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 250,000 / ( 貸 ) 受取手形 250,000 約束手形に関する仕訳 問題文に 200,000 は鳩山商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払い とあるので 200,000 円につい ては支払手形勘定で処理します 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 支払手形 200,000 掛け仕入に関する仕訳 残額の 150,000 円については 通常の掛け仕入なので簡単です 解答 3 ( 借 ) 仕入 150,000 / ( 貸 ) 買掛金 150,
94 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 2. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 営業用店舗の固定資産税を納付した場合は租税公課で費用処理し 事業主の所得税を会社が肩代わりして納付した場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します 営業用店舗の固定資産税 (180,000 円 ): 租税公課で費用処理 事業主の所得税 (240,000 円 ): 資本金の減少として処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 3. 仮受金 前受金に関する問題です す 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目で 本問は 問題文に 出張中の従業員から当座預金口座に振り込まれ 仮受金として処理していた 180,000 と あるので 内訳が判明する前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります 参考 : 既に切られている仕訳 ( 借 ) 当座預金 180,000 / ( 貸 ) 仮受金 180,000 そして今回の調査の結果 得意先木村商店から注文を受けたさいに受領した手付金 50,000 と 得意先篠原商 店から回収した売掛代金 130,000 であることが判明したので 50,000 円の仮受金を前受金に振り替え 130,000 円の仮受金を売掛金と相殺します 解答 :50,000 円の仮受金を前受金に振り替える仕訳 ( 借 ) 仮受金 50,000 / ( 貸 ) 前受金 50,000 解答 :130,000 円の仮受金を売掛金と相殺する仕訳 ( 借 ) 仮受金 130,000 / ( 貸 ) 売掛金 130,000 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定
95 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 でも出題されているで あわせてご確認ください 4. 損益の振り替え ( 決算振替仕訳 ) に関する問題です 問題文の 当期の収益総額は 3,500,000 で 費用総額は 4,200,000 であった から 以前に以下の 2 本の 仕訳を切っていたことが分かります 参考 : 収益と費用を損益に振り替える ( 借 ) 諸収益 3,500,000 / ( 貸 ) 損益 3,500,000 ( 借 ) 損益 4,200,000 / ( 貸 ) 諸費用 4,200,000 この 2 本の仕訳の結果 損益勘定が 700,000 円の借方残になるので 同額を資本金勘定に振り替えます 解答仕訳 ( 借 ) 資本金 700,000 / ( 貸 ) 損益 700,000 損益の振り替えに関しては 以下のような流れで機械的に サクッと処理することもできます 参考までにご確認 ください 収益総額 > 費用総額 利益が発生 資本金が増える 資本金が貸方 損益が借方 収益総額 < 費用総額 損失が発生 資本金が減る 資本金が借方 損益が貸方 損益の振り替えに関する問題は 第 105 回の問 5 や第 107 回の問 5 第 133 回の問 5 第 150 回の問 2 でも出題 されています 5. 当座取引に手形の割引きを絡ませた問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料を支払うことにより 手 形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算 定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 仮に 手形代金が 1,000,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 5% の場合 1,000,000 円 5% 73 日 /365 日 =10,000 円
96 次に 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘 定制 の 2 つがありますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきまし ょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処 理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の解答手順当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座借越勘定は 100,000 の貸方残高となっている とあるので まずは当座借越勘定を減 額し 手取金との差額 240,000 円 (=340,000 円 -100,000 円 ) を当座預金勘定で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 当座借越 100,000 / ( 貸 ) 受取手形 350,000 ( 借 ) 当座預金 240,000 ( 借 ) 手形売却損 110,000 当座勘定のみを使う 1 勘定制の解答手順 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 参考仕訳 ( 借 ) 当座 340,000 / ( 貸 ) 受取手形 350,000 ( 借 ) 手形売却損 110,000 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 128 回の問 1 第 130 回の問 5 第 135 回の 問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されていますが いずれも同じ ような形式の問題です また 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
97 第 126 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 買掛金 50,000 当座預金 74,000 前払金 24,000 旅 費 交 通 費 2,000 小 口 現 金 10,000 消 耗 品 費 1,000 2 通 信 費 3,000 雑 費 4,000 小 口 現 金 10,000 当 座 預 金 10,000 旅 費 交 通 費 2,000 当 座 預 金 10,000 別解 消耗品費 1,000 通信費 3,000 雑 費 4,000 3 現 金 5,000 従 業 員 立 替 金 5,000 現 金 30,000 有 価 証 券 400,000 4 未 収 入 金 70,000 有価証券売却損 300,000 5 水道光熱費 18,000 当座預金 30,000 資本金 12,000 解説 1. 前払金に関する問題です 本問は 勘定科目の選択肢の中に 仮払金 勘定がないので 特に迷うことなく 前払金 勘定を使って処理でき たと思いますが 両者の違いについてはきちんと押さえておいてください 前払金というのは 仕入先に対する前払いなど なんのためのお金かはっきりしている状態で支払った場合に計上 する勘定で 一方 仮払金というのは なんのためのお金か決まってはいないが とりあえず先に支払った場合に計 上する勘定です 本問は 問題文に 次回の商品仕入のための手付金 24,000 として とあるので 前払金勘定を使って処理し ます 前払金がメインの問題は 第 120 回の問 4 や第 127 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 小口現金に関する問題です 小口現金の仕訳は 支払いに関する仕訳 と 補給に関する仕訳 に分けて考えましょう 支払いに関する仕訳 小口現金から支払った経費を計上します 仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います
98 解答仕訳 1 ( 借 ) 旅費交通費 2,000 / ( 貸 ) 小口現金 10,000 ( 借 ) 消耗品費 1,000 ( 借 ) 通 信 費 3,000 ( 借 ) 雑 費 4,000 補給に関する仕訳 問題文に 支払額と同額の小切手を振り出した とあるので 支払額 10,000 円と同額の小切手を振り出して小口 現金を補給します 解答仕訳 2 ( 借 ) 小口現金 10,000 / ( 貸 ) 当座預金 10,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 本問は問題文に列挙されている勘定科目に 小口現金 があるので 借方と貸方の小口現金勘定を相殺して もしなくてもどちらでも正解です 小口現金に関する問題は 第 103 回の問 2 や第 105 回の問 3 第 112 回の問 4 第 113 回の問 5 第 121 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれもほとんど同じ形式で出題されています 3. 立替金に関する問題です 立て替え時に計上した従業員立替金勘定のうち 入金のあった分について現金勘定に振り替えるだけの簡単な問題ですが 本問のように 既に切られた仕訳を前提とする問題 は 実際に仕訳を書き出して考えてみると分かりやすいです 参考 : 立て替え時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 従業員立替金 10,000 / ( 貸 ) 現金など 10,000 解答の仕訳 ( 借 ) 現金 5,000 / ( 貸 ) 従業員立替金 5,000 立替金がメインの問題は 第 104 回の問 4 や第 113 回の問 2 でも出題されているので 本問とセットで押さえて おいてください なお 取引の時系列的には 第 113 回の問 2 第 104 回の問 4 本問 という流れになります 4. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しましょう 帳簿価額 =1,000 円 =400,000 円 売却価額 =1,000 円 =100,000 円 貸借差額 =400,000 円 -100,000 円 =300,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) なお 売却代金の一部の 70,000 円 (=100,000 円 -30,000 円 ) はまだ受け取っていないので 未収入金で処理し ます
99 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回 の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせて確認しておいてくだ さい 5. 資本の引き出しに関する問題です 水道代 30,000 円は営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を水道光熱費で費用処理し 後者を資 本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する 仕訳は資本金で処理します 18,000 円 (=30,000 円 -12,000 円 ) は営業用 水道光熱費で費用処理 12,000 円は店主用 資本金の減少として処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
100 第 127 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 仕入 200,000 支払手形 90,000 買掛金 110,000 2 前 払 金 30,000 当 座 預 金 30,000 3 当 座 預 金 90,000 償却債権取立益 90,000 4 当座預金 180,000 前受金 140,000 仮受金 40,000 5 租税公課 200,000 当座預金 350,000 引出金 150,000 解説 1. 仕入取引に関する問題です この問題は 約束手形に関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 約束手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 90,000 については中京商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払い とあるので 90,000 円については支払手形勘定で処理します 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 90,000 / ( 貸 ) 支払手形 90,000 掛け仕入に関する仕訳 残りの 110,000 円 (=200,000 円 -90,000 円 ) に関しては 掛け仕入しただけなので簡単です 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 110,000 / ( 貸 ) 買掛金 110,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 2. 前払金に関する問題ですが 内金として支払った 30,000 円を前払金勘定で処理するだけです 仕入勘定や仮払金勘定を使って仕訳を切らないように気をつけてください 前払金と仮払金の違い 前払金 何のためのお金かはっきりしている状態で 先に支払った場合に計上する勘定 仮払金 何のためのお金か決まってはいないが とりあえず先に支払った場合に計上する勘定 本問の場合は 問題文に 名城商店に対して商品 70,000 を注文し 内金として 30,000 の小切手を振り出 して渡した とあり なんのためのお金かはっきりしている状態で支払っているので 前払金勘定で処理します
101 前払金がメインの問題は 第 120 回の問 4 や第 126 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください いずれも簡単な問題です 3. 償却債権取立益に関する問題です 貸倒債権を回収した場合の仕訳は 貸倒処理した時期によって異なります 前期以前貸倒処理 当期回収 本問のように 前期 ( 以前 ) に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引 当金を取り消すのではなく 償却債権取立益を計上します 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 120,000 / ( 貸 ) 売掛金 120,000 解答 回収時の仕訳 ( 借 ) 当座預金 90,000 / ( 貸 ) 償却債権取立益 90,000 当期貸倒処理 当期回収 す 一方 当期に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引当金を取り消しま 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** / ( 貸 ) 売掛金 **** 参考 回収時の仕訳 ( 借 ) 当座預金 **** / ( 貸 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** なお 問題文の 貸倒引当金勘定には 90,000 の残高がある という記述はダミーデータなので 引っかから ないように注意してください 償却債権取立益に関する問題は 第 104 回の問 1 や第 117 回の問 3 第 141 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金と前受金は お金を受け取ったときに計上する 点は同じですが その性質 ( どんなお金か?) によって正 しく使い分ける必要があります 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金で処理します
102 本問は 問題文に 140,000 については得意先金城商店から注文を受けたさいに受け取った手付金であること が判明 とあり 当座預金口座に振り込まれたお金が注文品の手付金と分かっているので 前受金で処理します 残額の 40,000 円は 問題文に 詳細については不明である とあり 振り込まれたお金が何のためのものか判明 していませんので 仮受金で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 132 回の問 5 第 137 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください 5. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 営業用店舗の固定資産税を納付した場合は租税公課で費用処理し 事業主の所得税を会社が肩代わりして納付した 場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する 仕訳は引出金で処理します 営業用店舗の固定資産税 (200,000 円 ): 租税公課で費用処理 事業主の所得税 (150,000 円 ): 引出金で処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください
103 第 128 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 現金預金 49,000 受取手形 50,000 手形売却損 1,000 2 貸倒引当金 60,000 売掛金 80,000 貸倒損失 20,000 3 仕入 100,000 前払金 30,000 買掛金 70,000 給 料 150,000 預 り 金 15,000 4 立 替 金 45,000 現 金 預 金 90,000 5 建 物 1,010,000 現 金 預 金 1,010,000 解説 1. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料を支払うことにより 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 仮に 手形代金が 100,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 5% の場合 100,000 円 5% 73 日 /365 日 =1,000 円 なお 本問は問題で列挙されている勘定科目に当座預金勘定がないので 現金と預金の勘定をひとつにまとめた現 金預金勘定を使って処理します 当座預金勘定を使ってしまった方は 勘定科目をチェックする作業を怠らないよう に気をつけてください 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 130 回の問 5 第 135 回の 問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください 2. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します
104 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 前年度の商品売上にかかわる売掛金 80,000 が回収できなくなった から 前期に発生した債権が貸倒れたことが分かります よって 貸倒れた売掛金 80,000 円のうち 60,000 円については貸倒引当金を取り崩し 残りの 20,000 円については貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 139 回の 問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 買掛金に関する仕訳 に分けて考えましょう 前払金に関する仕訳 問題文に 同商品の注文にさいしては代金の 3 割に相当する額を手付金として現金で支払っており とあるので 手付金支払時の仕訳を考えたうえで解答を導き出すと分かりやすいです 手付金支払時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 前払金 30,000 / ( 貸 ) 現金など 30,000 解答 1 ( 借 ) 仕入 30,000 / ( 貸 ) 前払金 30,000 ここで注意していただきたいのは 前払金勘定と仮払金勘定の違いについてです 前払金というのは なんのため のお金かはっきりしている状態で支払う場合に計上する勘定で 一方 仮払金というのは なんのためのお金か決ま ってはいないが とりあえず先に支払う場合に計上する勘定です 本問の場合は 問題文に 同商品の注文にさいしては代金の 3 割に相当する額を手付金として とあり なんのた めのお金かはっきりしている状態で支払っているので前払金勘定で処理します
105 買掛金に関する仕訳 問題文に 代金の残額は翌々月末に支払うことになっている とあるので 通常の掛け仕入の仕訳をするだけです 解答 2 ( 借 ) 仕入 70,000 / ( 貸 ) 買掛金 70,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります ほとんど同じ問題が第 115 回の問 3 でも出題されていますが どちらも絶対に落としてはいけない問題です 4. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 所得税の源泉徴収に関する仕訳 と 従業員への立替金に関する仕訳 と 残額の支払いに関する仕 訳 の 3 つに分けて考えましょう 所得税の源泉徴収に関する仕訳 まず 所得税の源泉徴収額 15,000 ですが これは所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめ て税務署に納税するものなので 天引き段階では 預り金 勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 給料 15,000 / ( 貸 ) 預り金 15,000 従業員への立替金に関する仕訳 次に 従業員への立替額 45,000 ですが これは立て替えた時の仕訳をイメージしたうえで解答仕訳を考え ると分かりやすいです 参考 立替時の仕訳 ( 借 ) 立替金 45,000 / ( 貸 ) 現金など 45,000 解答 2 ( 借 ) 給料 45,000 / ( 貸 ) 立替金 45,000 残額の支払いに関する仕訳 残額については当座預金で支払うだけなので 特に問題ないと思います ただし 本問は問題で列挙されている勘定科目に当座預金勘定がないので 現金と預金の勘定をひとつにまとめた現金預金勘定を使って処理します 深く考えずに当座預金を使ってしまった方は 勘定科目をチェックする作業を怠らないように気をつけてください 解答 3 ( 借 ) 給料 90,000 / ( 貸 ) 現金預金 90,000 以上 123をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください
106 5. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 仲介業者への手数料 10,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入原価 = 購入代価 1,000,000 円 + 付随費用 10,000 円 =1,010,000 円 なお 本問は問題に列挙されている勘定科目に当座預金がないので 現金と預金の勘定をひとつにまとめた現金預 金で処理します うっかり当座預金で処理しないように気をつけてください 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
107 第 129 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 当 座 借 越 30,000 売 掛 金 100,000 当 座 預 金 70,000 車 両 運 搬 具 960,000 当 座 預 金 450,000 未 払 金 450,000 現 金 60,000 商 品 券 80,000 売 上 100,000 他 店 商 品 券 20,000 旅 費 交 通 費 40,000 仮 払 金 50,000 現 金 10,000 租 税 公 課 100,000 現 金 300,000 引 出 金 200,000 解説 1. 当座取引に関する問題です 当座取引に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つの処理方法が考えられますが この論点は簿記 3 級の頻出論点なので どちらも必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金口座の残高は 30,000 の借越しとなっている とあるので まずは当座借越勘定 を減額し 預入額との差額 70,000 円 (=100,000 円 -30,000 円 ) を当座預金勘定で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 当座借越 30,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 ( 借 ) 当座預金 70,000 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です
108 参考仕訳 ( 借 ) 当座 100,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 135 回の問 5 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 購入に伴い発生した手数料 60,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =3 円 =900,000 円 付随費用 ( 手数料 )=60,000 円 購入原価 = 購入代価 900,000 円 + 付随費用 60,000 円 =960,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 450,000 円 (=900,000 円 2) は 未払金で処理します うっかり 買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金は当店発行の商品券 80,000 ~ で受け取った から 以前に発行した商品券の額面金額 を支払う義務が消滅したことが分かるので 商品券勘定を 80,000 円減額します 解答 1( 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 80,000 / ( 貸 ) 売上 80,000 また 問題文の 他店発行の商品券で受け取った から 新たに商品券の額面金額を受け取る権利が発生したこと が分かるので 他店商品券勘定を 20,000 円 (=100,000 円 -80,000 円 ) 増額します 解答 2( 他店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 他店商品券 20,000 / ( 貸 ) 売上 20,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 138 回の問 5 第 145 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
109 4. 仮払金に関する問題です 解答にあたっては まず仮払時の仕訳をイメージしましょう 参考 仮払時の仕訳 ( 借 ) 仮払金 50,000 / ( 貸 ) 現金など 50,000 上記の仕訳を踏まえたうえで 仮払金 50,000 円のうち 10,000 円は現金で戻ってきたので現金で処理し 残りの 40,000 円 (=50,000 円 -10,000 円 ) を旅費交通費で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 現金 10,000 / ( 貸 ) 仮払金 50,000 ( 借 ) 旅費交通費 40,000 仮に旅費が 80,000 円だった場合は? 旅費の実際発生額が仮払時の概算額よりも多かった場合 従業員が不足分を立て替えた形になります よって 旅費が 80,000 円だった場合は 不足分 30,000 円 (=80,000 円 -50,000 円 ) を従業員に支払って精算します 参考 実際発生額 > 概算額の場合の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 80,000 / ( 貸 ) 仮払金 50,000 ( 借 ) 旅費交通費 20,000 / ( 貸 ) 現金 30,000 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 115 回の問 5 第 119 回の問 4 第 124 回の問 4 第 146 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 店舗にかかる固定資産税を納付した場合は租税公課で費用処理し 店主個人にかかる所得税を会社が肩代わりして納付した場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 店舗にかかる固定資産税 (100,000 円 ): 租税公課で費用処理 事業主の所得税 (200,000 円 ): 引出金で処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください
110 第 130 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 当 座 預 金 100,000 仮 受 金 100,000 2 仕入 200,000 前払金 120,000 当座預金 80,000 給 料 5,000,000 社会保険料預り金 500,000 3 所 得 税 預 り 金 200,000 現 金 4,300,000 4 当 座 預 金 50,000 売 掛 金 50,000 5 当座預金 688,800 受取手形 700,000 手形売却損 11,200 解説 1. 仮受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文の 現時点ではその詳細は不明である という一文から 仮受金勘定を使って処理すると判断します 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 内容が判明したさいの仕訳について その後 相手勘定や入金理由が判明したら 仮受金勘定を適当な科目に振り替えます 参考 例えば 入金の内容が掛けの返済であった場合の仕訳 ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 仮受金に関する問題は 第 108 回の問 5 や第 121 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 本問は第 108 回の問 5 とほとんど同じ問題です 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 当座に関する仕訳 に分けて考えましょう 前払金に関する仕訳 問題文に 代金のうち 120,000 については同商店にあらかじめ支払っていた手付金を充当し とあるので 手 付金支払時の仕訳を考えたうえで解答を導き出すと分かりやすいです
111 参考 手付金支払時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 前払金 120,000 / ( 貸 ) 現金など 120,000 解答 1 ( 借 ) 仕入 120,000 / ( 貸 ) 前払金 120,000 ここで注意していただきたいのは 前払金勘定と仮払金勘定の違いについてです 前払金というのは 手付金や前金などなんのためのお金かはっきりしている状態で支払う場合に計上する勘定です 一方 仮払金というのは なんのためのお金か決まっていないが とりあえず先に支払う場合に計上する勘定です 例えば 出張時の仮払いを想像してください このお金は宿泊費として使われるのか 交際費として使われるのか渡した時点では分かりませんよね そこで お金を渡した時点では仮払金勘定で一時的に処理しておきます 本問の場合 問題文に 代金のうち 120,000 については同商店にあらかじめ支払っていた手付金を充当し と あり なんのためのお金かはっきりしている状態で支払っているので 前払金勘定で処理します 当座に関する仕訳 問題文に 残額については小切手を振り出して支払った とあるので 通常の当座仕入の仕訳をするだけです 解答 2 ( 借 ) 仕入 80,000 / ( 貸 ) 当座預金 80,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 3. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 預り金に関する仕訳 残額の処理に関する仕訳 の 2 つに分けて考えましょう 預り金に関する仕訳 まず 社会保険料 500,000 および所得税 200,000 を控除 ですが これは社会保険料や所得税を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめて納付 納税するものなので 天引き段階では 社会保険料預り金 所得税預り金 勘定で処理します 解答 1 ( 借 ) 給料 700,000 / ( 貸 ) 社会保険料預り金 500,000 ( 貸 ) 所得税預り金 200,000 残額の処理に関する仕訳 最後に現金払いに関する仕訳ですが これは簡単なので特に問題ないと思います 解答 2 ( 借 ) 給料 4,300,000 / ( 貸 ) 現金 4,300,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります
112 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 などでも出題されています 4. 売掛金の回収に関する問題です 問題文の 以前に当店が振り出していた小切手で回収した をきちんと処理できるかどうかがポイントになります が 小切手を受け取った場合の処理方法は以下の 3 パターンだけなので ここできちんと押さえておいてください 必ず押さえておくべき 3 パターンの処理 1 他店振出小切手を受け取った場合 現金勘定の増加 2 他店振出小切手を受け取って ただちに当座預金に預け入れた場合 当座預金勘定の増加 3 当店振出小切手を受け取った場合 当座預金勘定の増加 本問は 一番下の 当店振出小切手を受け取った場合 に該当しますが 当店振出の小切手を受け取ることによっ て当座預金の減少要因が消滅するので 当座預金勘定の増加として処理します い 売掛金の回収に関する問題は第 111 回の問 1 や第 143 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認くださ 5. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料 ( 利息 ) を支払うことに より 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します 通常 利息の金額は問題文で与 えられますが 本問のように自分で算定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 700,000 円 4% 146 日 /365 日 =11,200 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 135 回の 問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください
113 第 131 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額当座預金 220,000 有価証券 200,000 1 有価証券売却益 20,000 2 支払地代 80,000 現金 80,000 借入金 300,000 当座預金 303,000 3 支払利息 3,000 4 所得税預り金 30,000 現金 30,000 前受金 100,000 売上 300,000 5 売掛金 200,000 立替金 5,000 現金 5,000 解説 1. 有価証券の売却に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しましょう 帳簿価額 =200 円 =200,000 円 売却価額 =200 円 =220,000 円 貸借差額 =220,000 円 -200,000 円 =20,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回 の問 4 第 126 回の問 4 第 142 回の問 4 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の賃借に関する問題ですが 賃借料を支払地代勘定で処理するだけです 土地を購入したわけではないの で 土地勘定を使わないように気をつけましょう 固定資産の賃借に関する問題は 第 140 回の問 3 でも出題されているのであわせてご確認ください どちらも非常 に簡単な問題です 3. 借入金の返済に関する問題です 問題文に 元利合計を当座預金から返済した とありますが これは 元本と利息の合計額を当座預金から返済し た という意味なので まずは利息の金額を月割りで計算しましょう 300,000 円 4% 3 か月 /12 か月 =3,000 円 い 借入金の返済に関する問題は 第 140 回の問 5 や第 148 回の問 5 でも出題されているのであわせてご確認くださ
114 4. 所得税の源泉徴収に関する問題です 本問のように すでに切った仕訳を前提とする問題 は 一度仕訳を書いて考えてみると分かりやすいです 参考 給料支払時の仕訳 ( すでに切った仕訳 ) ( 借 ) 給料 30,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 30,000 解答 預かっていた所得税を納付するさいの仕訳 ( 借 ) 所得税預り金 30,000 / ( 貸 ) 現金 30,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 売上取引 前受金 立替金に関する問題です この問題は 前受金に関する仕訳 売掛金に関する仕訳 立替金に関する仕訳 に分けて考えましょう 前受金に関する仕訳 問題文に 代金のうち 100,000 は同社より注文を受けたさいに受け取っていた前金と相殺し とあるので 前 金受取時に計上した前受金を相殺する仕訳をします 既に切られた仕訳 前金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,000 前受金を相殺する仕訳 1 ( 借 ) 前受金 100,000 / ( 貸 ) 売上 100,000 なお 仮受金と前受金についてはきちんと区別してください 仮受金 なんのためのお金か分からないまま ( とりあえず仮に ) 受け取った場合に計上する勘定 前受金 なんのためのお金か分かっていて ( 取引の前に ) 受け取った場合に計上する勘定 売掛金に関する仕訳 残額の 200,000 円については売掛金で処理するだけなので特に問題ないと思います 売掛金に関する仕訳 2 ( 借 ) 売掛金 200,000 / ( 貸 ) 売上 200,000 立替金に関する仕訳 先方負担の送料 ( 発送費 ) は立替金勘定または売掛金勘定で処理しますが 本問は問題文に 先方負担の送料 5,000 は運送業者に現金で支払った ( 送料は掛け代金に含めずに処理すること ) とあるので 立替金勘定で処理します 送料に関する仕訳 3 ( 借 ) 立替金 5,000 / ( 貸 ) 現金 5,
115 なお 本問では問われていませんが 発送費が当店負担の場合は 立替金勘定でなく発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で処理します 以上 123 をまとめると解答仕訳になります
116 第 132 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 現金 402,000 貸付金 400,000 受取利息 2,000 備品減価償却累計額 200,000 備 品 300,000 2 現 金 80,000 固定資産売却損 20,000 3 備品 850,000 未払金 800,000 現金 50,000 4 買 掛 金 70,000 仕 入 70,000 5 仮 受 金 100,000 前 受 金 100,000 解説 1. 貸付金の回収に関する問題です 元本 (400,000 円 ) の回収に関しては貸付金勘定を減額するとともに 同額だけ現金勘定を増額します 換金性の高い (= 銀行に持っていけばすぐに現金に交換できる ) 他店発行の小切手は簿記上では現金として取り扱うので これを受け取った場合は現金勘定を増額する という点に気をつけてください なお 当店発行の小切手を受け取った場合は 振出時に減額した当座預金勘定を元に戻す ( 増額する ) ことになります こちらも頻出論点の 1 つですので セットで押さえておいてください 小切手を受け取った場合の仕訳 他店発行の小切手 現金勘定を増額する 当店発行の小切手 当座預金勘定を増額する 一方 利息の受け取りについては 問題文の 半年分の という部分を見落とさないように注意してください 問 題文を読んだときに丸で囲むなり ラインを引くなりして目立たせておくと良いと思います 受取利息 =400,000 円 1% 6 か月 12 か月 =2,000 円 貸付金の回収に関する問題は 第 104 回の問 5 や第 114 回の問 4 第 122 回の問 2 第 142 回の問 3 でも出題さ れているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の売却に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します
117 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 本問は 問題文の 5 年目の期首に 80,000 で売却 から期首に売却したことが分かるので まずは期首備品減 価償却累計額を計算しましょう 300,000 円 6 年 =50,000 円 / 年 50,000 円 / 年 4 年 =200,000 円 期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 200,000 円 = 売却時の帳簿価額 100,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 200,000 円は売却先振出しの小 切手で受け取っているので 現金で処理します 売却時の帳簿価額 =100,000 円 売却価額 =80,000 円 差額 =20,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 200,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 現金 80,000 ( 借 ) 固定資産売却損 20,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 運搬費 20,000 および据付費 30,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =800,000 円 付随費用 ( 運搬費および据付費 )=20,000 円 +30,000 円 =50,000 円 購入原価 = 購入代価 800,000 円 + 付随費用 50,000 円 =850,000 円
118 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 800,000 円は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないよ うに気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 仕入戻しに関する問題です 仕入戻しとは 仕入先に商品を返品することですから 仕入時の逆仕訳を切ります 参考 仕入時の仕訳 ( 既に切られている仕訳 ) ( 借 ) 仕入 50,000 / ( 貸 ) 買掛金 50,000 解答 逆仕訳を切るだけ ( 借 ) 買掛金 50,000 / ( 貸 ) 仕入 50,000 なお 問題文の許容勘定群に 仕入 勘定ではなく 仕入戻し 勘定しかない場合は 仕入勘定の評価勘定である 仕入戻し勘定を使って処理します なお 仕入戻し勘定はその後 決算整理のときに仕入勘定に振り替えます 参考 仕入戻し勘定を使う場合の仕訳 ( 借 ) 買掛金 50,000 / ( 貸 ) 仕入戻し 50,000 参考 決算整理時 ( 借 ) 仕入戻し 50,000 / ( 貸 ) 仕入 50,000 仕入戻しに関する問題は 第 113 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金は 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目です 本問は 問題文に 出張中の社員から当座預金口座に振込みがあった 100,000 はその詳細が不明であった とあるので 以前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります 参考 既に切られている仕訳 ( 借 ) 当座預金 100,000 / ( 貸 ) 仮受金 100,000 そして今回の調査の結果 得意先小笠原商店からの商品代金の前金であることが判明した とあるので 仮受金 勘定を前受金勘定に振り替えます
119 解答 仮受金勘定を前受金勘定に振り替える仕訳 ( 借 ) 仮受金 100,000 / ( 貸 ) 前受金 100,000 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 137 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
120 第 133 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 有価証券 965,000 当座預金 800,000 当座借越 165,000 仕 入 504,000 受 取 手 形 330,000 2 支 払 手 形 170,000 現 金 4,000 3 資本金 252,000 現金 420,000 租税公課 168,000 4 旅 費 交 通 費 70,000 現 金 過 不 足 70,000 5 損 益 800,000 資 本 金 800,000 解説 1. 有価証券の購入と当座取引に関する問題です まず有価証券の購入に関してですが ポイントは取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計 上するだけです 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =1,000,000 円 94.5 円 /100 円 +20,000 円 =965,000 円 次に 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つが考えられますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や債権の回収など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問の場合 問題文に 当座預金の残高は 800,000 とあるので まずは当座預金を残高がゼロになるまで減 額し 残額の 165,000 円 (=965,000 円 -800,000 円 ) については当座借越勘定で処理します 解答 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 借 ) 有価証券 965,000 / ( 貸 ) 当座預金 800,000 ( 借 ) 有価証券 965,000 / ( 貸 ) 当座借越 165,
121 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) ( 借 ) 有価証券 965,000 / ( 貸 ) 当座 965,000 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 で出題されています また 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回の問 5 第 136 回の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 約束手形に関する仕訳 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 330,000 については上田商店振出し 当店受取りの約束手形を裏書譲渡 とあるので 当店が所有している受取手形を細川商店に譲渡する仕訳をきります ( 受取手形勘定を減額する ) 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 330,000 / ( 貸 ) 受取手形 330,000 約束手形に関する仕訳 問題文に 残額については内山商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払った とあるので 残額の 170,000 円 (=500,000 円 -330,000 円 ) を支払手形勘定で処理します 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 170,000 / ( 貸 ) 支払手形 170,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入勘定に 含めて処理します 購入代価 (500,000 円 )+ 付随費用 (4,000 円 )= 商品の仕入原価 (504,000 円 ) 解答仕訳 3 ( 借 ) 仕入 4,000 / ( 貸 ) 現金 4,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります
122 3. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です まず 店舗兼住居用の建物 土地に係る固定資産税 240,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を租税公課で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します 70% は営業用 168,000 円 (=240,000 円 70%) は租税公課で費用処理 30% は店主用 72,000 円 (=240,000 円 30%) は資本金の減少として処理 解答 1 ( 借 ) 租税公課 168,000 / ( 貸 ) 現金 240,000 ( 借 ) 資本金 72,000 また 店主の所得税を会社が肩代わりして支払った場合は資本の引き出しとして処理します 解答 2 ( 借 ) 資本金 180,000 / ( 貸 ) 現金 180,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 4. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金の実際有高が帳簿残高より不足していたため現金過不足勘定で処理していた から 帳簿残高を実 際有高に合わせるために以下の仕訳を切っていたことが分かります ( 金額は不明 ) 参考 : 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金過不足? / ( 貸 ) 現金? 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほうが? 円少ないので 同額だけ現金の帳簿残高を減らしてズレを調整します 上記の仕訳を踏まえたうえで 問題文に 旅費交通費 70,000 が記入漏れとなっていることが判明 とあるので 借方に計上していた現金過不足を旅費交通費に振り替えましょう 解答仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 70,000 / ( 貸 ) 現金過不足 70,
123 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認 ください 5. 損益の振り替え ( 決算振替仕訳 ) に関する問題です 問題文の 当期の収益総額は 4,800,000 で 費用総額は 4,000,000 であった から 以前に以下の 2 本の 仕訳を切っていたことが分かります 参考 : 収益と費用を損益に振り替える仕訳 ( 借 ) 諸収益 4,800,000 / ( 貸 ) 損益 4,800,000 ( 借 ) 損益 4,000,000 / ( 貸 ) 諸費用 4,000,000 この 2 本の仕訳の結果 損益勘定が 800,000 円の貸方残になるので 同額を資本金勘定に振り替えます 解答仕訳 ( 借 ) 損益 800,000 / ( 貸 ) 資本金 800,000 損益の振り替えに関しては 以下のような流れで機械的に サクッと処理することもできます 参考までにご確認 ください 収益総額 > 費用総額 利益が発生 資本金が増える 資本金が貸方 損益が借方 収益総額 < 費用総額 損失が発生 資本金が減る 資本金が借方 損益が貸方 損益の振り替えに関する問題は 第 105 回の問 5 や第 107 回の問 5 第 125 回の問 4 第 150 回の問 2 でも出題 されているので 本問とあわせてご確認ください
124 第 134 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 減 価 償 却 費 20,000 備 品 600,000 1 備品減価償却累計額 250,000 未収入金 300,000 固定資産売却損 30,000 減 価 償 却 費 20,000 備品減価償却累計額 20,000 別解 備品減価償却累計額 270,000 備品 600,000 未収入金 300,000 固定資産売却損 30,000 前 受 金 50,000 売 上 700,000 2 受 取 手 形 400,000 現 金 10,000 売 掛 金 260,000 3 当座借越 700,000 現金 800,000 当座預金 100,000 4 通 信 費 84,000 普 通 預 金 84,000 5 買 掛 金 180,000 仕 入 180,000 解説 1. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 平成 24 年 7 月 31 日に 300,000 で売却 決算日は 3 月 31 日 から期中に売却したことが分かり ます
125 また 問題文に 当期首から売却時点までの減価償却費は月割で計算すること という指示があるので まず当期 の減価償却費を計算します なお 当期の減価償却費は 12 か月分ではなく 4 か月分 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 7 月 31 日 ) なので間 違えないように気をつけてください 600,000 円 120 か月 (10 年 )=5,000 円 / 月 5,000 円 / 月 4 か月 =20,000 円 次に 期首備品減価償却累計額を計算しますが 平成 19 年度については 12 か月分ではなく 2 か月分 ( 平成 20 年 2 月 1 日 ~ 平成 20 年 3 月 31 日 ) なので間違えないように気をつけてください 平成 19 年度 :2 か月 ( 平成 20 年 2 月 1 日 ~ 平成 20 年 3 月 31 日 ) 平成 20 年度 :12 か月 ( 平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 ) 平成 21 年度 :12 か月 ( 平成 21 年 4 月 1 日 ~ 平成 22 年 3 月 31 日 ) 平成 22 年度 :12 か月 ( 平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 23 年 3 月 31 日 ) 平成 23 年度 :12 か月 ( 平成 23 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ) 600,000 円 120 か月 (10 年 )=5,000 円 / 月 5,000 円 / 月 50 か月 =250,000 円 当期の減価償却費と期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれらを差し引いて売却時の帳簿 価額を計算します 取得原価 600,000 円 - 期首備品減価償却累計額 250,000 円 - 当期の減価償却費 20,000 円 =330,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 300,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =330,000 円 売却価額 =300,000 円 差額 =30,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) 解答仕訳 ( 借 ) 減価償却費 20,000 / ( 貸 ) 備品 600,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 250,000 ( 借 ) 未収入金 300,000 ( 借 ) 固定資産売却損 30,000 なお 上記の仕訳は 当期の減価償却の処理 と 売却の処理 を 1 本の仕訳にまとめていますが まとめずに 別々に処理しても構いません その場合 借方と貸方の備品減価償却累計額の金額が変わります
126 別解 ( 借 ) 減 価 償 却 費 20,000 / ( 貸 ) 備品減価償却累計額 20,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 270,000 ( 貸 ) 備 品 600,000 ( 借 ) 未 収 入 金 300,000 ( 借 ) 固定資産売却損 30,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 売上取引 前受金 手形取引に関する問題です この問題は 前受金に関する仕訳 裏書手形の受取に関する仕訳 売掛金に関する仕訳 発送費用に関する仕 訳 に分けて考えましょう 前受金に関する仕訳 問題文に 代金のうち 50,000 については注文時に受け取った手付金と相殺し とあるので 取引に先立って 受け取っていた前受金を減額する仕訳を切ります 参考 前受金受取時の仕訳 ( 既に切られた仕訳 ) ( 借 ) 現金など 50,000 / ( 貸 ) 前受金 50,000 解答 1 売上の計上にともない前受金を相殺する仕訳 ( 借 ) 前受金 50,000 / ( 貸 ) 売上 50,000 なお 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 裏書手形の受取に関する仕訳 問題文に 400,000 については上杉商店振出し 長野商店受取りの約束手形を裏書譲渡され とありますが 他店振り出しの約束手形を裏書譲渡された場合は 将来 手形代金を受け取る権利が発生するので受取手形を増額します 解答 2 売上の計上にともない裏書手形を受け取ったさいの仕訳 ( 借 ) 受取手形 400,000 / ( 貸 ) 売上 400,000 売掛金に関する仕訳 残額の 250,000 円については売掛金で処理するだけなので特に問題ないと思います 解答 3 残額 250,000 円を売掛金の増加として処理する仕訳 ( 借 ) 売掛金 250,000 / ( 貸 ) 売上 250,
127 発送費用に関する仕訳 問題文のなお書きに 長野商店負担の発送費用 10,000 については現金で支払った とあるので この発送費 用は得意先負担であると判断し 売掛金勘定または立替金勘定で処理します さらに本問の場合 問題文に列挙されている勘定科目に立替金勘定がないので 売掛金勘定を使って処理すると判 断します なお 発送費用を当店で負担する場合は 発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で費用処理します 発送費用を得意先が負担する場合 売掛金勘定または立替金勘定で処理 発送費用を当店が負担する場合 発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で費用処理 解答 4 得意先負担の発送費用の支払に関する仕訳 ( 借 ) 売掛金 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 以上 1234 をまとめると解答仕訳になります 3. 当座取引に関する問題です 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つが考えられますが この分野は日商簿記検定 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題に列挙されている勘定科目に当座預金 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 2 勘定制で処理すると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問の場合 問題文の 当座預金出納帳の貸方残高は 700,000 から 当座借越 700,000 円が計上されていることが分かるので 700,000 円についてはこの当座借越と相殺し 残額の 100,000 円については当座預金勘定で処理します 解答 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 借 ) 当座借越 700,000 / ( 貸 ) 現金 800,000 ( 借 ) 当座預金 100,000 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 参考 ) 参考までに 1 勘定制による場合の仕訳も確認しておきしょう 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って機械 的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 参考 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 借 ) 当座 800,000 / ( 貸 ) 現金 800,
128 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 135 回の問 5 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 通信費の支払いに関する問題です 通信費勘定と普通預金勘定を使って普通に仕訳を切るだけなので 特に説明もありませんが 当座預金勘定を使っ て処理してしまった方は 解答時に勘定科目のチェック作業を怠らないように気をつけてください 5. 訂正仕訳に関する問題です 訂正仕訳に関しては以下の流れで機械的に処理することが出来るので覚えてください 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす 2 1の逆仕訳を書きだす 3 正しい仕訳を書きだす 4 2と3の仕訳をまとめる それでは 本問の仕訳を当てはめて確認してみましょう 問題文に 仕入先伊達商店に買掛金 180,000 を現金で支払ったさいに 誤って仕入に計上していた とあるの で 仕入勘定を使って切った仕訳 ( 間違って切ってしまった仕訳 ) は以下のとおりです 1 間違って切ってしまった仕訳を書きだす ( 借 ) 仕入 180,000 / ( 貸 ) 現金 180,000 次に 1. の逆仕訳 を考えますが これは単純に貸借を逆にするだけなので簡単です さらにその次に正しい仕訳 を考えますが 買掛金を現金で支払うだけなので特に問題ないと思います 2 1 の逆仕訳を書きだす ( 借 ) 現金 180,000 / ( 貸 ) 仕入 180,000 3 正しい仕訳を書きだす ( 借 ) 買掛金 180,000 / ( 貸 ) 現金 180,000 最後に 2 と 3 の仕訳をまとめます 4 2 と 3 の仕訳をまとめる ( 借 ) 現金 180,000 / ( 貸 ) 仕入 180,000 ( 借 ) 買掛金 180,000 / ( 貸 ) 現金 180,000 訂正仕訳は順番通りに 機械的に処理するのが一番間違いが少ないですし 第 1 問以外の訂正仕訳の処理でも全く 問題なく使えるので 上記のやり方を覚えてください 訂正仕訳に関する問題は 第 112 回の問 5 や第 115 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
129 第 135 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 現 金 過 不 足 24,000 受 取 手 数 料 27,600 通 信 費 5,600 雑 益 2,000 当 座 預 金 496,000 受 取 手 形 500,000 手 形 売 却 損 4,000 備品減価償却累計額 108,000 備 品 300,000 未 収 入 金 200,000 固定資産売却益 8,000 租 税 公 課 128,000 現 金 160,000 引 出 金 32,000 仕 入 900,000 当 座 預 金 750,000 当 座 借 越 150,000 解説 1. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金過不足 ( 過剰額 ) 24,000 から 帳簿残高を実際有高に合わせるために以下の仕訳を切ってい たことが分かります 参考 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金 24,000 / ( 貸 ) 現金過不足 24,000 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほうが 24,000 円多い ( 過剰 ) ので 同額だけ現金の帳簿残高を増やしてズレを調整します 上記の仕訳から 貸方に現金過不足 24,000 が計上されていることが分かるので まず 現金過不足の残高をゼロ にするために同額を借方に計上します ステップ 1 現金過不足の残高をゼロにする ( 借 ) 現金過不足 24,000 次に 問題文に 通信費 5,600 の支払い および手数料の受取額 27,600 の記入漏れが判明 とあるので 記入漏れが判明した通信費と受取手数料をそのまま計上します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 現金過不足 24,000 / ( 貸 ) 受取手数料 27,600 ( 借 ) 通信費 15,600 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します
130 ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 現金過不足 24,000 / ( 貸 ) 受取手数料 27,600 ( 借 ) 通信費 15,600 / ( 貸 ) 雑益 12,000 現金過不足の決算整理仕訳は 上記の 3 ステップにあてはめて考えると分かりやすいです 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料 ( 利息 ) を支払うことに より 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算 定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 仮に 手形代金が 200,000 円 割引日から満期日までの期間が 146 日 割引率が 5% の場合 200,000 円 5% 146 日 /365 日 =4,000 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の 問 5 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください 3. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費
131 本問はどっち? 問題文の 不要となった備品を当期首に処分 から期首に売却したことが分かります また 問題文の 減価償却累計額 : 108,000 から期首備品減価償却累計額の金額が分かるので 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 108,000 円 = 売却時の帳簿価額 192,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 200,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =192,000 円 売却価額 =200,000 円 差額 =8,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 108,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 未収入金 200,000 ( 貸 ) 固定資産売却益 8,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 納付した固定資産税 160,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を租税公課で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 80% は事業用 128,000 円 (=160,000 円 80%) は租税公課で費用処理 20% は店主用 32,000 円 (=160,000 円 20%) は引出金で処理 資本の引き出しに関する問題は第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください
132 5. 仕入取引 当座取引に関する問題です 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが 簿記 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題文に列挙されている勘定科目に当座預金勘定 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 当座預 金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制を採用していると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越がある場合それを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高がある場合はそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当座預金の残高は 750,000 である とあるので まずは当座預金勘定を減額し それでも 足りない 150,000 円 (=900,000 円 -750,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 仕入 900,000 / ( 貸 ) 当座預金 750,000 ( 借 ) 仕入 900,000 / ( 貸 ) 当座借越 150,000 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 当座勘定のみを使う 1 勘定制を採用している場合の仕訳も押さえておきましょう 当座に関する仕訳 は全て 当座勘定 を使って処理するだけなのでとても簡単です 参考仕訳 ( 借 ) 仕入 900,000 / ( 貸 ) 当座 900,000 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 136 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
133 第 136 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 水道光熱費 8,000 当座預金 10,000 資本金 2,000 2 普 通 預 金 350,000 未 収 入 金 350,000 仕 入 103,000 受 取 手 形 80,000 3 買 掛 金 20,000 現 金 3,000 4 手 形 貸 付 金 600,000 当 座 預 金 600,000 5 消耗品費 10,000 当座預金 9,000 当座借越 1,000 解説 1. 資本の引き出しに関する問題です 引き落とされた水道光熱費 10,000 円は営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を水道光熱費で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある ( 引出金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します 80% は事業用 8,000 円 (=10,000 円 80%) は水道光熱費で費用処理 20% は店主用 2,000 円 (=10,000 円 20%) は資本金の減少として処理 資本の引き出しに関する問題は第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です まず売却時の仕訳を書き出し そのうえで未収入金を普通預金に振り替えましょう 参考 売却時の仕訳 ( 借 ) 未収入金 700,000 / ( 貸 ) 土地 800,000 ( 借 ) 固定資産売却損 100,000 解答 回収時の仕訳 ( 借 ) 普通預金 350,000 / ( 貸 ) 未収入金 350,000 なお 問題文に 代金の半分が当店の普通預金口座に振り込まれた とあるので 上記の未収入金 700,000 円のう ち 半分の 350,000 円を普通預金に振り替えます 深く考えずに 700,000 円で仕訳をしてしまった方は 問題文をき ちんと読んで解答してください
134 また 普通預金ではなく当座預金を使って処理してしまった方は 解答時に勘定科目のチェック作業を怠らないよ うに気をつけてください 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 仕入取引 手形取引に関する問題です う この問題は 手形の裏書きに関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 引取運賃に関する仕訳 に分けて考えましょ 手形の裏書きに関する仕訳 問題文に 代金のうち 80,000 は手元に保管している得意先佐藤商店振出しの約束手形を裏書譲渡 とあるの で 得意先振出しの約束手形の減少 受取手形の減少として処理します 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 80,000 / ( 貸 ) 受取手形 80,000 掛け仕入に関する仕訳 通常の掛け仕入なので 特に問題ないと思います 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 20,000 / ( 貸 ) 買掛金 20,000 引取運賃に関する仕訳 引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕入原価に含めて処理します 支払運賃勘定を使わないように気をつけましょう 商品の仕入原価 (103,000 円 )= 購入代価 (100,000 円 )+ 付随費用 (3,000 円 ) 解答仕訳 3 ( 借 ) 仕入 3,000 / ( 貸 ) 現金 3,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 4. 手形貸付金に関する問題です 本問は 問題文の 同店振出しの約束手形を受け取り から 貸し付けにあたって借用証書の代わりに約束手形を 受け取ったことが分かります このような場合は 通常の貸付金と区別するために手形貸付金で処理します 仕訳の考え方や処理方法は貸付金と 同じです
135 借用証書による貸し付け : 貸付金で処理 約束手形による貸し付け : 手形貸付金で処理 なお 利息に関しては 利息は返済時に受け取ることとした とあるので 貸付時に考慮する必要はありません 参考までに 以下の 返済時の仕訳 をご確認ください 参考 返済時の仕訳 ( 借 ) 現金など *** / ( 貸 ) 手形貸付金 600,000 ( 借 ) 現金など *** / ( 貸 ) 受取利息 *** 手形貸付金に関する問題は 第 149 回の問 1 でも出題されているのであわせてご確認ください 5. 消耗品 当座取引に関する問題です まず消耗品については 購入時に費用処理する場合 と 購入時に資産計上する場合 の 2 パターンがありますが 問題文に 購入時にいったん費用として計上し とあるので 前者のパターンで処理すると判断します 費用処理する場合 購入時 : 消耗品費勘定で処理 期末時 : 未費消分を消耗品勘定に振り替え 資産計上する場合 購入時 : 消耗品勘定で処理 期末時 : 期中消費分を消耗品費勘定に振り替え 次に当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定 制 の 2 つがありますが 簿記 3 級の頻出論点なので どちらの処理も必ず押さえておきましょう 本問は 問題文に列挙されている勘定科目に当座預金勘定 当座借越勘定がある ( 当座勘定がない ) ので 当座預 金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制を採用していると判断します 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 ( 解答 ) 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越がある場合それを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高がある場合はそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問は 問題文に 当店の当座預金の残高は 9,000 である とあるので まずは当座預金勘定を減額し それ でも足りない 1,000 円 (=10,000 円 -9,000 円 ) を当座借越勘定で処理します 解答仕訳 ( 借 ) 消耗品費 10,000 / ( 貸 ) 当座預金 9,000 ( 借 ) 消耗品費 10,000 / ( 貸 ) 当座借越 1,
136 当座勘定のみを使う 1 勘定制 ( 参考 ) 参考までに 当座勘定のみを使う 1 勘定制を採用している場合の仕訳も押さえておきましょう 当座に関する仕訳 は全て 当座勘定 を使って処理するだけなのでとても簡単です 参考仕訳 ( 借 ) 消耗品費 10,000 / ( 貸 ) 当座 10,000 消耗品に関する問題は 第 113 回の問 3 や第 123 回の問 3 のように固定資産の購入に絡めて出題されることが多 いので 本問とあわせて処理を確認しておいてください 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回 の問 5 第 137 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください
137 第 137 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 当 座 借 越 500,000 現 金 600,000 当 座 預 金 100,000 租 税 公 課 1,800 現 金 10,000 通 信 費 8,200 備品減価償却累計額 750,000 備 品 900,000 未 収 入 金 200,000 固定資産売却益 50,000 当 座 預 金 298,000 受 取 手 形 300,000 手 形 売 却 損 2,000 仮 受 金 150,000 前 受 金 40,000 売 掛 金 110,000 解説 1. 当座取引に関する問題です 当座取引の処理に関しては 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制 と 当座勘定のみを使う 1 勘定制 の 2 つがありますが 本問は問題文に 当店は当座預金勘定と当座借越勘定の 2 勘定制を採っている とあるので 指示通り 2 勘定制で処理します 解答 当座預金勘定と当座借越勘定を使う 2 勘定制の仕訳 ( 借 ) 当座借越 500,000 / ( 貸 ) 現金 600,000 ( 借 ) 当座預金 100,000 当座を増加させるような取引 ( 商品の売上や有価証券の売却など ) の場合は まず当座借越があるか確認します 当座借越があればそれを相殺したうえで残りを当座預金勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座預金勘定に計上します 逆に 当座を減少させるような取引 ( 商品の仕入や有価証券の購入など ) の場合は まず当座預金の残高があるか確認します 当座預金の残高があればそれをゼロになるまで減額したうえで残りを当座借越勘定に計上し ない場合は全額をそのまま当座借越勘定に計上します 本問の場合 問題文の 現在 当座預金の口座残高は 500,000 の借越しとなっている から 当座借越 500,000 円が計上されていることが分かるので 500,000 円についてはこの当座借越と相殺し 残額の 100,000 円については 当座預金勘定で処理します 参考までに 1 勘定制の考え方 解答仕訳を掲載しておきますが 1 勘定制だとどうしても問題が簡単になってしま うということもあり 本試験では 2 勘定制が問われることが多いです 参考 当座勘定のみを使う 1 勘定制の仕訳 ( 借 ) 当座 600,000 / ( 貸 ) 現金 600,
138 1 勘定制は 当座に関する仕訳は全て 当座勘定 を使って処理します 借方に計上する場合も貸方に計上する場 合も 機械的に処理するだけなので 2 勘定制よりも簡単です 当座取引に関する問題は 第 100 回の問 2 や第 103 回の問 5 第 104 回の問 2 第 105 回の問 1 第 114 回の問 5 第 121 回の問 5 第 122 回の問 2 第 125 回の問 5 第 129 回の問 1 第 133 回の問 1 第 134 回の問 3 第 135 回 の問 5 第 136 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 租税公課 通信費に関する問題です 本問は 収入印紙 租税公課 郵便切手 通信費 という処理方法を知っているかどうかを問うだけの簡単な問 題です 租税公課 : 収入印紙代 固定資産税 自動車税など 通信費 : 電話代 切手 ハガキ 宅配便など なお 期末に残りがある場合は 決算整理仕訳で租税公課 通信費を貯蔵品に振り替えます 参考までに仕訳をご 確認ください 参考 収入印紙が 500 円 郵便切手が 1,000 円残っていた場合の決算整理仕訳 ( 借 ) 貯蔵品 1,500 / ( 貸 ) 租税公課 1,500 ( 借 ) 貯蔵品 1,600 / ( 貸 ) 通信費 1,000 租税公課に関する問題は 第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 139 回の問 4 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合 当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費
139 本問はどっち? 本問は 問題文の 6 年目の期首に 200,000 で売却 から期首に売却したことが分かるので まずは期首備品減 価償却累計額を計算しましょう 900,000 円 6 年 =150,000 円 / 年 150,000 円 / 年 5 年 =750,000 円 期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれを差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 900,000 円 - 期首備品減価償却累計額 750,000 円 = 売却時の帳簿価額 150,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却価額 200,000 円は商品売買以外の取 引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =150,000 円 売却価額 =200,000 円 差額 =50,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 750,000 / ( 貸 ) 備品 900,000 ( 借 ) 未収入金 200,000 ( 貸 ) 固定資産売却益 50,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料 ( 利息 ) を支払うことに より 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算 定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算 ( または月割計算 ) をしてください 仮に 手形代金が 500,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 2% の場合 500,000 円 2% 73 日 /365 日 =2,000 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の 問 5 第 135 回の問 2 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください
140 5. 仮受金 前受金に関する問題です 仮受金とは 入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に 一時的に計上する勘定科目 です 本問は 問題文に さきの当座預金口座への 150,000 の入金は 入金時には内容不明の入金として処理してい る とあるので 内訳が判明する前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります 参考 既に切られている仕訳 ( 借 ) 当座預金 150,000 / ( 貸 ) 仮受金 150,000 その後 出張から戻った従業員の報告により 150,000 円の内訳が 得意先香川商店から受け取った内金 40,000 および得意先遠藤商店からの売掛金 110,000 の回収によるもの と判明するので 40,000 円の仮受金を前受金に 振り替え 110,000 円の仮受金を売掛金と相殺します 解答 40,000 円の仮受金を前受金に振り替える仕訳 ( 借 ) 仮受金 40,000 / ( 貸 ) 前受金 40,000 解答 110,000 円の仮受金を売掛金と相殺する仕訳 ( 借 ) 仮受金 110,000 / ( 貸 ) 売掛金 110,000 仮受金と前受金の違いについて 仮受金 内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定 前受金 商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください なお 商品売買に先立って受け取るお 金には 内金 と 手付金 の 2 種類がありますが 受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません どち らも受け取ったら前受金勘定で処理します 仮受金と前受金に関する問題は 第 101 回の問 1 や第 109 回の問 5 第 112 回の問 3 第 116 回の問 3 第 125 回の問 3 第 127 回の問 4 第 132 回の問 5 などでも出題されているので あわせてご確認ください
141 第 138 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 有 価 証 券 2,895,000 未 払 金 2,895,000 減 価 償 却 費 10,000 備 品 300,000 2 備品減価償却累計額 160,000 現金 100,000 固定資産売却損 30,000 減 価 償 却 費 10,000 備品減価償却累計額 10,000 別解 備品減価償却累計額 170,000 備品 300,000 現金 100,000 固定資産売却損 30,000 3 当座預金 399,200 受取手形 400,000 手形売却損 800 受 取 手 形 300,000 売 上 500,000 4 売 掛 金 204,000 当 座 預 金 8,000 発 送 費 4,000 5 他店商品券 150,000 売上 180,000 商品券 30,000 解説 1. 有価証券の購入に関する問題です 株式や社債を購入した場合 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上しますが 本問は 付随費用が発生していない (= ゼロ ) ので 購入代価がそのまま取得原価になります 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =3,000,000 円 円 /100 円 +0 円 =2,895,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した債務については 未払金を使って処理します 買掛金を使わないように注意し てください 商品売買取引に伴い発生した債権 債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した債権 債務 未収入金 未払金 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 143 回の問 1 第 148 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の売却に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう
142 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 平成 26 年 5 月 31 日に 100,000 で売却 当店の決算日は 3 月 31 日 から期中に売却したことが分かります また 問題文に 取得年度および売却年度の減価償却費については月割計算による という指示があるので まず当期の減価償却費を計算します なお 当期の減価償却費は 12 か月分ではなく 2 か月分 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 26 年 5 月 31 日 ) なので間 違えないように気をつけてください 300,000 円 60 か月 (5 年 )=5,000 円 / 月 5,000 円 / 月 2 か月 =10,000 円 次に 期首備品減価償却累計額を計算しますが 平成 23 年度については 12 か月分ではなく 8 か月分 ( 平成 23 年 8 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ) なので間違えないように気をつけてください 平成 23 年度 :8 か月 ( 平成 23 年 8 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ) 平成 24 年度 :12 か月 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日 ) 平成 25 年度 :12 か月 ( 平成 25 年 4 月 1 日 ~ 平成 26 年 3 月 31 日 ) 300,000 円 60 か月 (5 年 )=5,000 円 / 月 5,000 円 / 月 32 か月 =160,000 円 当期の減価償却費と期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれらを差し引いて売却時の帳簿 価額を計算します 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 160,000 円 - 当期の減価償却費 10,000 円 =130,000 円 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 =130,000 円 売却価額 =100,000 円 差額 =30,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 )
143 解答仕訳 ( 借 ) 減価償却費 10,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 160,000 ( 借 ) 現金 100,000 ( 借 ) 固定資産売却損 30,000 なお 上記の仕訳は 当期の減価償却の処理 と 売却の処理 を 1 本の仕訳にまとめていますが まとめずに 別々に処理しても構いません その場合 借方と貸方の備品減価償却累計額の金額が変わります 別解 ( 借 ) 減 価 償 却 費 10,000 / ( 貸 ) 備品減価償却累計額 10,000 ( 借 ) 備品減価償却累計額 170,000 ( 貸 ) 備 品 300,000 ( 借 ) 現 金 100,000 ( 借 ) 固定資産売却損 30,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料 ( 利息 ) を支払うことにより 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します 通常 利息の金額は問題文で与えられますが 本問のように自分で算定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 400,000 円 3.65% 20 日 /365 日 =800 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の 問 5 第 135 回の問 2 第 137 回の問 4 第 141 回の問 1 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください 4. 売上取引 手形取引に関する問題です この問題は 裏書手形に関する仕訳 売掛金に関する仕訳 発送費用に関する仕訳 に分けて考えましょう 裏書手形に関する仕訳 問題文に 代金のうち 300,000 については金子商店振出し 同店受取りの約束手形を裏書譲渡され とありますが 他店振り出しの約束手形を裏書譲渡された場合 新たに手形代金を受け取る権利が発生するので受取手形勘定を増額します 解答 1( 他店振り出しの約束手形を裏書譲渡されたときの仕訳 ) ( 借 ) 受取手形 300,000 / ( 貸 ) 売上 300,
144 売掛金に関する仕訳 残額の 200,000 円については売掛金勘定を増額するだけなので特に問題ないと思います 解答 2( 残額 200,000 円を掛けで処理する仕訳 ) ( 借 ) 売掛金 200,000 / ( 貸 ) 売上 200,000 発送費用に関する仕訳 運賃を当店が負担する場合は 発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で費用処理します 一方 運賃を得意 先が負担する場合は 売掛金勘定または立替金勘定で処理します 運賃を当店が負担する場合 発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で費用処理 運賃を得意先が負担する場合 売掛金勘定または立替金勘定で処理 本問は 問題文のなお書きに 運賃 8,000 は当店と前田商店で半額ずつ負担することになっており 前田商店 負担分については売掛金で処理する とあるので 当店負担分の 4,000 円は発送費勘定で費用処理し 前田商店負担 分の 4,000 円は売掛金勘定に含めて処理します 解答 3( 運賃を半分ずつ負担する場合の仕訳 ) ( 借 ) 発送費 4,000 / ( 貸 ) 当座預金 8,000 ( 借 ) 売掛金 4,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 5. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 150,000 は他社発行のデパート商品券で受け取り から 新たに商品券の額面金 額を受け取る権利が発生したことが分かるので 他店商品券勘定を 150,000 円増額します 解答 1( 他社発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 他店商品券 150,000 / ( 貸 ) 売上 150,000 また 問題文の 残額は当社発行の商品券で受け取った から 以前に発行した商品券の額面金額を支払う義務が 消滅したことが分かるので 商品券勘定を 30,000 円 (=180,000 円 -150,000 円 ) 減額します 解答 2( 当社発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ) ( 借 ) 商品券 30,000 / ( 貸 ) 売上 30,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 145 回の問 2 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです
145 第 139 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 普通預金 2,980,000 手形借入金 3,000,000 支払利息 20,000 2 土地 5,300,000 未払金 5,200,000 現金 100,000 3 修 繕 費 10,000 現 金 10,000 4 租税公課 140,000 現金 200,000 引出金 60,000 5 貸倒引当金 490,000 売掛金 600,000 貸倒損失 110,000 解説 1. 手形借入金に関する問題です 借り入れにあたって借用証書の代わりに手形を振り出した場合 通常の借入金と区別するために手形借入金勘定を 使って処理します ( 仕訳の考え方や処理方法は 通常の借入金と同じです ) 借用証書による借り入れ 借入金勘定で処理 約束手形による借り入れ 手形借入金勘定で処理 本問は 問題文の 3,000,000 を借り入れるために同額の約束手形を振り出し の部分がポイントになるので 見落とさないように注意してください 手形借入金に関する問題は第 107 回の問 3 や第 119 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含めて処理します 本問の 仲介手数料 200,000 土地の整地にかかる費用 100,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =50 円 =5,000,000 円 付随費用 ( 仲介手数料と整地費用 )=200,000 円 +100,000 円 =300,000 円 購入原価 = 購入代価 5,000,000 円 + 付随費用 300,000 円 =5,300,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 5,200,000 円 (=50 円 +200,000 円 ) については 買 掛金ではなく未払金で処理します 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金
146 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 固定資産の修繕に関する問題です 修繕の仕訳は簿記 2 級で問われることが多く 簿記 3 級での出題は初めてだったのでびっくりした方も多かったと 思いますが 修繕費で費用処理するだけなので仕訳自体は簡単です 固定資産の修繕に関する問題は 第 150 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 納付した固定資産税 200,000 円は営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を租税公課で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する 仕訳は引出金で処理します 70% は事業用 140,000 円 (=200,000 円 70%) は租税公課で費用処理 30% は店主用 60,000 円 (=200,000 円 30%) は引出金で処理 資本金の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 145 回の問 1 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 141 回の問 5 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 5. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失
147 当期中に発生した債権が貸倒れた場合 当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債 権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り 崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 前期に発生した売掛金 600,000 が貸し倒れた から 前期に発生した債権が貸倒れたことが分かり ます よって 貸倒れた売掛金 600,000 円のうち 490,000 円については貸倒引当金を取り崩し 残りの 110,000 円につ いては貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の 問 2 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
148 第 140 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 前 受 金 80,000 売 上 254,000 1 売 掛 金 174,000 立 替 金 3,000 現 金 3,000 2 旅 費 交 通 費 10,000 現 金 10,000 3 支 払 地 代 324,000 当 座 預 金 324,000 4 所 得 税 預 り 金 396,000 現 金 396,000 5 借入金 2,000,000 普通預金 2,090,000 支払利息 90,000 解説 1. 売上取引 前受金 立替金に関する問題です この問題は 前受金に関する仕訳 売掛金に関する仕訳 立替金に関する仕訳 に分けて考えましょう 前受金に関する仕訳 本問は 問題文に 代金のうち 80,000 は注文時に受け取った手付金と相殺し とあるので 手付金受取時に 計上した前受金勘定を売上勘定に振り替えます 参考 手付金受取時の仕訳 ( 既に切った仕訳 ) ( 借 ) 現金など 80,000 / ( 貸 ) 前受金 80,000 解答 1 前受金を売上に振り替える仕訳 ( 借 ) 前受金 80,000 / ( 貸 ) 売上 80,000 売掛金に関する仕訳 残額の 174,000 円については売掛金勘定で処理するだけなので特に問題ないと思います なお 販売した商品の原 価 152,400 円はダミーデータなので 仕訳を考えるさいには気をつけてください 解答 2 売掛金に関する仕訳 ( 借 ) 売掛金 174,000 / ( 貸 ) 売上 174,000 立替金に関する仕訳 得意先負担の発送諸経費は立替金勘定または売掛金勘定で処理しますが 本問は問題文に 梱包 発送費用 3,000 は運送会社に現金で立替払いし 掛け代金とは区別して計上した とあるので 立替金勘定で処理します 解答 3 梱包 発送費用に関する仕訳 ( 借 ) 立替金 3,000 / ( 貸 ) 現金 3,
149 なお 本問では問われていませんが 発送費が当店負担の場合は 立替金勘定でなく発送費勘定や支払運賃勘定 発送運賃勘定等で費用処理します 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 2. 旅費交通費に関する問題です 公共交通機関共通乗車カード はスイカやパスモなどの IC カードをイメージしていただくと分かりやすいと思います 本問は 問題文に 当店はカード入金時に全額費用に計上する方法を用いている とあるので 旅費交通費勘定で処理します 解答 入金時の仕訳 ( 借 ) 旅費交通費 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 なお 本問では問われていませんが 期中に公共交通機関共通乗車カードを利用した場合 どんな仕訳になるでしょうか 本問のように入金時に費用処理している場合 利用した時点でまた費用処理してしまうと二重計上になるので 仕訳なし が正解です 参考 1 交通費として 5,000 円利用した場合の仕訳 仕訳なし また スイカやパスモは公共交通機関の運賃支払い以外にもいろいろ使えますが 例えば 公共交通機関共通乗車カードで業務に必要な文房具を購入した場合 どんな仕訳になるでしょうか この場合は 入金時に計上した旅費交通費勘定を事務用消耗品費勘定等の適切な勘定科目に振り替えます 参考までに仕訳をご確認ください 参考 2 1,000 円の文房具を購入した場合の仕訳 ( 借 ) 事務用消耗品費 1,000 / ( 貸 ) 旅費交通費 1,000 さらに 決算日において入金した一部が未使用のまま残っている場合は 決算整理仕訳で貯蔵品勘定等の適切な勘定科目に振り替えます 仕訳の考え方は 消耗品費 消耗品 と同じです 期中に消耗品費勘定で費用処理した場合は 期末に未費消分を消耗品勘定に振り替えますよね 参考までに仕訳をご確認ください 参考 3 残額が 4,000 円の場合の決算整理仕訳 ( 借 ) 貯蔵品 4,000 / ( 貸 ) 旅費交通費 4, 固定資産の賃借に関する問題ですが 賃借料を支払地代勘定で処理するだけです 土地を購入したわけではないの で 土地勘定を使わないように気をつけましょう 固定資産の賃借に関する問題は 第 131 回の問 2 でも出題されているのであわせてご確認ください
150 4. 所得税の源泉徴収に関する問題です 会社が源泉徴収した所得税は 原則として徴収した日の翌月 10 日までに納付しなければなりません ただし 給与の支給人員が常時 10 人未満で 源泉所得税の納期の特例の申請を行っている場合は 半年分ずつま とめて納付することができます 1 月から 6 月までに源泉徴収した所得税 :7 月 10 日までに納付 7 月から 12 月までに源泉徴収した所得税 : 翌年 1 月 20 日までに納付 今回はこの特例に関する問題ですが 適用要件の人数や納付期限は税法の世界のお話しなので覚える必要はありま せん 源泉徴収時に計上した所得税預り金勘定と現金勘定を使って処理することが分かれば OK です 参考 給料支払時の仕訳 説明の便宜上 6 か月分をまとめています ( 借 ) 給料 ******* / ( 貸 ) 普通預金 ******* ( 借 ) 給料 ******* / ( 貸 ) 所得税預り金 396,000 解答仕訳 ( 借 ) 所得税預り金 396,000 / ( 貸 ) 現金 396,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 借入金の返済に関する問題です 本問は 問題文に 元利合計を普通預金から返済した とありますが これは 元本と利息の合計額を普通預金か ら返済した という意味なので まずは利息の金額を月割りで計算しましょう 2,000,000 円 6% 9 か月 /12 か月 =90,000 円 い 借入金の返済に関する問題は 第 131 回の問 3 や第 148 回の問 5 でも出題されているのであわせてご確認くださ
151 第 141 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 普通預金 197,000 受取手形 200,000 手形売却損 3,000 2 当座預金 1,000,000 普通預金 1,000,000 支払手数料 2,160 現金 2,160 3 当 座 預 金 200,000 償却債権取立益 200,000 4 仕入 1,100,000 買掛金 1,000,000 現金 100,000 5 租 税 公 課 80,000 現 金 80,000 別解 未 払 金 80,000 現 金 80,000 解説 1. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料を支払うことにより 手 形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します なお 利息の金額は問題文で与 えられることが多いですが 第 138 回の問 3 や第 145 回の問 3 のように自分で算定する必要がある場合は 問題の 指示に従って日割計算 ( または月割計算 ) をしてください 仮に 手形代金が 500,000 円 割引日から満期日までの期間が 73 日 割引率が 3% の場合 500,000 円 3% 73 日 /365 日 =3,000 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の 問 5 第 135 回の問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 145 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確 認ください 2. 預金の預け替えに関する問題です 当座預金口座を開設し 普通預金口座から 1,000,000 円を振り替えているので 仕訳も同額だけ普通預金勘定を当座預金勘定に振り替えます また 当座預金口座の開設にあたり 一般当座小切手帳の発行手数料が発生しているので こちらは支払手数料勘定で費用処理します 預金の預け替えに関する問題は 第 112 回の問 2 や第 144 回の問 2 でも出題されています あわせてご確認くだ さい
152 3. 償却債権取立益に関する問題です 本問は 問題文に 昨年度末に得意先が倒産したため そのさいに売掛金 2,000,000 の貸倒れ処理を行ってい た とあるので まずは貸倒処理時の仕訳をイメージしてみましょう 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 2,000,000 / ( 貸 ) 売掛金 2,000,000 本問のように 前期 ( 以前 ) に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引 当金を取り消すのではなく 償却債権取立益勘定で処理します 解答 売掛金の一部を回収したときの仕訳 ( 借 ) 当座預金 200,000 / ( 貸 ) 償却債権取立益 200,000 なお 当期に貸倒処理した債権を当期に回収した場合 貸倒処理時に計上した貸倒損失や貸倒引当金を取り消しま す 参考までに以下の仕訳ご確認ください 参考 貸倒時の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** / ( 貸 ) 売掛金 **** 参考 回収時の仕訳 ( 借 ) 当座預金 **** / ( 貸 ) 貸倒損失 or 貸倒引当金 **** 償却債権取立益に関する問題は 第 104 回の問 1 や第 117 回の問 3 第 127 回の問 3 でも出題されています 4. 仕入取引に関する問題です 中古トラックの販売業を営んでいるお店が販売目的で中古トラックを購入した場合 お店にとってトラックは商品になるので 仕入勘定および買掛金勘定で処理します トラック ( 自動車 ) の購入 車両運搬具で処理 と決めつけないように気をつけてください 解答 1 トラック 2 台の本体価格に関する仕訳 ( 借 ) 仕入 1,000,000 / ( 貸 ) 買掛金 1,000,000 また 輸送費用 100,000 円は トラックを仕入れるさいに不可避的に発生する費用 ( 付随費用 ) なので 仕入勘定 に含めて処理します 支払手数料勘定で処理しないように気をつけてください 解答 2 輸送費用に関する仕訳 ( 借 ) 仕入 100,000 / ( 貸 ) 現金 100,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります なお 中古トラックの販売業を営んでいるお店が業務使用目的で中古トラックを購入した場合は 仕入勘定ではな く車両運搬具勘定で処理します 仕訳を考えるさいは 目的 に着目してください
153 販売目的でトラックを購入 商品の仕入になる 仕入勘定で処理 業務使用目的でトラックを購入 商品の仕入にならない 車両運搬具勘定で処理 5. 租税公課 ( 固定資産税 ) に関する問題です 固定資産税は 建物や土地を保有している人に課せられる税金ですが 納税額が確定すると課税主体 ( 税金を徴収する側 ) である市町村などから ユーに課せられる今年の固定資産税は 円だから 4 回に分けて納付しちゃいなよ! という大変嬉しくないお手紙が届きます このようなお手紙のことを 納税通知書 といい 通常はこの納税通知書を受け取った時点で以下のような仕訳を 切ります 参考 納税通知書を受け取ったときの仕訳 ( 全 4 期分 ) ( 借 ) 租税公課 320,000 / ( 貸 ) 未払金 320,000 納税通知書を受け取った時点で納税額が確定しているので 1 年分 (4 期分 ) の固定資産税を租税公課で処理する とともに 確定債務の未払いを未払金で処理します その後 4 回に分けて固定資産税を納付するさいに 納税通知 書受取時に計上した未払金を相殺していきます 参考 固定資産税を納付したときの仕訳 ( 第 1 期分 ) ( 借 ) 未払金 80,000 / ( 貸 ) 現金 80,000 参考 固定資産税を納付したときの仕訳 ( 第 2 期分 ) ( 借 ) 未払金 80,000 / ( 貸 ) 現金 80,000 解答 固定資産税を納付したときの仕訳 ( 第 3 期分 ) ( 借 ) 未払金 80,000 / ( 貸 ) 現金 80,000 参考 固定資産税を納付したときの仕訳 ( 第 4 期分 ) ( 借 ) 未払金 80,000 / ( 貸 ) 現金 80,000 本問の解答仕訳はどうなるの? 本問には 上述したような 納税通知書 に関する情報 指示が何もありませんし 簿記 3 級では 固定資産税 = 租税公課で処理 と習いますので 深く考えずに第 3 期分の固定資産税を租税公課で処理すれば良いと思います ただ 実務的には ( ごく小さな個人商店を除いて ) 納税通知書を受け取った時点で未払い計上するのが一般的です し 第 139 回試験の簿記 2 級の仕訳問題 5 で 納税通知書の受け取り 未払い計上 という問題を出題している以 上 納付時に未払金で処理する仕訳が間違いとは言えません 上記のような理由から 本問は租税公課で解答しても未払金で解答しても正解になると考えられるので 未払金で 処理する仕訳も別解としています 租税公課に関する問題は第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 146 回 の問 3 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
154 第 142 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 備品減価償却累計額 130,000 備 品 600,000 1 減 価 償 却 費 120,000 固定資産売却益 50,000 未 収 入 金 400,000 給 料 500,000 所 得 税 預 り 金 20,000 2 社会保険料預り金 30,000 当 座 預 金 450,000 3 現金 1,025,000 貸付金 1,000,000 受取利息 25,000 4 未収入金 497,000 有価証券 505,000 有価証券売却損 8,000 5 現 金 3,400 現 金 過 不 足 3,400 解説 1. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 平成 27 年 3 月 15 日に 400,000 で売却 決算日は 3 月 31 日 から期中に売却したことが分かります また 問題文に 減価償却費は月割りで計算する という指示があるので まず当期の減価償却費を計算します なお 減価償却費を月割りで計算する場合は 1 か月のうち 1 日でも使ったら 1 か月使ったと仮定して金額を計算 します 15 日間だから半月分 と計算しないように気をつけてください
155 平成 26 年度 :12 か月 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 15 日 ) 600,000 円 60 か月 (5 年 )=10,000 円 / 月 10,000 円 / 月 12 か月 =120,000 円 次に 期首備品減価償却累計額を計算しますが 平成 24 年度については 1 か月分 ( 平成 25 年 3 月 15 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日 ) なので間違えないように気をつけてください 平成 24 年度 :1 か月 ( 平成 25 年 3 月 16 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日 ) 平成 25 年度 :12 か月 ( 平成 25 年 4 月 1 日 ~ 平成 26 年 3 月 31 日 ) 600,000 円 60 か月 (5 年 )=10,000 円 / 月 10,000 円 / 月 13 か月 =130,000 円 当期の減価償却費と期首備品減価償却累計額の金額を計算したら 取得原価からこれらを差し引いて売却時の帳簿 価額を計算します 最後に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します 取得原価 600,000 円 - 期首備品減価償却累計額 130,000 円 - 当期の減価償却費 120,000 円 =350,000 円 売却時の帳簿価額 =350,000 円 売却価額 =400,000 円 差額 =50,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 130,000 / ( 貸 ) 備 品 600,000 ( 借 ) 減 価 償 却 費 120,000 / ( 貸 ) 固定資産売却益 150,000 ( 借 ) 未 収 入 金 400,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 146 回の問 2 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 所得税の源泉徴収に関する問題です この問題は 預り金に関する仕訳 残額の処理に関する仕訳 の 2 つに分けて考えましょう 預り金に関する仕訳 まず 所得税の源泉徴収分 20,000 と 従業員が負担すべき社会保険料 30,000 を差し引き ですが これは所得税や社会保険料を給料から天引きしておいて 後で会社がまとめて納税 納付するものなので 天引き段階では 所得税預り金 社会保険料預り金 勘定で処理します 解答仕訳 1 ( 借 ) 給料 150,000 / ( 貸 ) 所得税預り金 120,000 ( 借 ) 給料 50,1000 / ( 貸 ) 社会保険料預り金 130,
156 残額の処理に関する仕訳 最後に残額の振り込みに関する仕訳ですが これは簡単なので特に問題ないと思います 解答仕訳 2 ( 借 ) 給料 450,000 / ( 貸 ) 当座預金 450,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 143 回の問 5 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 貸付金の回収に関する問題です 元本 (1,000,000 円 ) の回収に関しては貸付金勘定を減額するとともに 同額だけ現金勘定を増額します 換金性の高い (= 銀行に持っていけばすぐに現金に交換できる ) 他店発行の小切手は簿記上では現金として取り扱うので これを受け取った場合は現金勘定を増額する という点に気をつけてください なお 当店発行の小切手を受け取った場合は 振出時に減額した当座預金勘定を元に戻す ( 増額する ) ことになります こちらも頻出論点の 1 つですので セットで押さえておいてください 他店発行の小切手を受け取った場合 : 現金勘定を増額する 当店発行の小切手を受け取った場合 : 当座預金勘定を増額する 一方 利息の受け取りについては 問題文の 期間 10 か月 という部分を見落とさないように注意してください 問題文を読んだときに丸で囲むなり ラインを引くなりして目立たせておくと良いと思います 受取利息 =1,000,000 円 3% 10 か月 /12 か月 =25,000 円 貸付金の回収に関する問題は 第 104 回の問 5 や第 114 回の問 4 第 122 回の問 2 第 132 回の問 1 でも出題さ れているので あわせてご確認ください 4. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です まずは 売買手数料を考慮せずに 帳簿価額 と 売却価額 との差額を売却損益で処理しましょう 帳簿価額 :505,000 円 売却価額 :500 円 =500,000 円 貸借差額 :505,000 円 -500,000 円 =5,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 解答 1 ( 借 ) 未収入金 500,000 / ( 貸 ) 有価証券 505,000 ( 借 ) 有価証券売却損 5,
157 次に 売買手数料 3,000 円の処理を考えましょう 売却に発生する手数料は通常 支払手数料などの勘定で費用処理しますが 本問は問題で列挙されている勘定科目 の中に支払手数料がないので 売却損益に含めて処理すると判断しましょう 有価証券売却に手数料が発生した場合の処理 原則 : 支払手数料などで費用処理する 例外 : 売却損益に含めて処理する 解答 2 ( 借 ) 有価証券売却損 3,000 / ( 貸 ) 未収入金 3,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回 の問 4 第 126 回の問 4 第 131 回の問 1 第 147 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 現金過不足に関する問題です 現金過不足の処理は簿記 3 級の頻出論点のひとつなので 必ず解き方をマスターしておきましょう 本問はまず 金庫の中に入っているものの中から 現金として処理する通貨と通貨代用証券をピックアップします 紙幣 硬貨 123,400 円 : 現金 得意先振出しの小切手 20,000 円 : 通貨代用証券 約束手形 25,000 円 : 受取手形で処理する 郵便切手 3,000 円 : 通信費で処理する 収入印紙 4,000 円 : 租税公課で処理する 配当金領収証 5,000 円 : 通貨代用証券 ピックアップした結果 現金の実際有高が 148,400 円であることが分かるので 帳簿残高とのズレを現金過不足を 使って修正しましょう 現金の実際有高 :123,400 円 +20,000 円 +5,000 円 =148,400 円 現金の帳簿残高 :145,000 円 ズレ ( 差額 ):148,400 円 -145,000 円 =3,400 円 なお 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほう が 3,400 円多いので 同額だけ現金の帳簿残高を増やしてズレを調整します 解答 帳簿残高と実際有高のズレを修正する仕訳 ( 借 ) 現金 3,400 / ( 貸 ) 現金過不足 3,400 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 147 回の問 1 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認 ください
158 第 143 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 有 価 証 券 89,800 現 金 89,800 仕 入 405,000 前 払 金 40,000 2 買 掛 金 360,000 現 金 5,000 3 普通預金 179,676 売掛金 180,000 支払手数料 備品 810,000 現金 310,000 未払金 500,000 5 預 り 金 240,000 現 金 240,000 解説 1. 有価証券の購入に関する問題です 有価証券を購入した場合は 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上します 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =89,300 円 +500 円 =89,800 円 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 148 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 仕入取引に関する問題です この問題は 前払金に関する仕訳 買掛金に関する仕訳 送料に関する仕訳 に分けて考えましょう 前払金に関する仕訳 問題文に 商品代金のうち 10% は前金としてあらかじめ支払済みであるため相殺し とあるので 前金 40,000 円 (=400,000 円 10%) の支払時の仕訳を考えたうえで解答を導き出すと分かりやすいです 前金支払時の仕訳 既に切られた仕訳 ( 借 ) 前払金 40,000 / ( 貸 ) 現金など 40,000 解答仕訳 1 ( 借 ) 仕入 40,000 / ( 貸 ) 前払金 40,000 買掛金に関する仕訳 問題文に 残額は掛けとした とあるので 残額の 360,000 円 (=400,000 円 -40,000 円 ) を通常の掛け仕入と して処理するだけです 解答仕訳 2 ( 借 ) 仕入 360,000 / ( 貸 ) 買掛金 360,
159 送料に関する仕訳 送料や引取運賃などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕訳を切るさいは仕入 勘定に含めて処理します 購入代価 (400,000 円 )+ 付随費用 (5,000 円 )= 商品の仕入原価 (405,000 円 ) 解答仕訳 3 ( 借 ) 仕入 5,000 / ( 貸 ) 現金 5,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 3. 売掛金の回収に関する非常に簡単な問題です 掛け代金から振込手数料を差し引いた残額 179,676 円 (=200,000 円 -324 円 ) を普通預金の増加として処理し 振込手数料 324 円を支払手数料として費用処理します 売掛金の回収に関する問題は 第 111 回の問 1 や第 130 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認くだ さい 4. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 搬入 設置費用 10,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =2 円 =800,000 円 付随費用 ( 搬入 設置費用 )=10,000 円 購入原価 = 購入代価 800,000 円 + 付随費用 10,000 円 =810,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 500,000 円 (=810,000 円 -310,000 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 所得税の源泉徴収に関する問題です 会社が源泉徴収した所得税は 原則として徴収した日の翌月 10 日までに納付しなければなりません ただし 給与の支給人員が常時 10 人未満で 源泉所得税の納期の特例の申請を行っている場合は 半年分ずつま とめて納付することができます
160 1 月から 6 月までに源泉徴収した所得税 :7 月 10 日までに納付 7 月から 12 月までに源泉徴収した所得税 : 翌年 1 月 20 日までに納付 今回はこの特例に関する問題ですが 適用要件の人数や納付期限は税法の世界のお話しなので覚える必要はありま せん 源泉徴収時に計上した預り金勘定と現金勘定を使って処理することが分かれば OK です 参考 給料支払時の仕訳 説明の便宜上 6 か月分をまとめています ( 借 ) 給料 ******* / ( 貸 ) 普通預金 ******* ( 借 ) 給料 ******* / ( 貸 ) 預り金 240,000 解答仕訳 ( 借 ) 預り金 240,000 / ( 貸 ) 現金 240,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 145 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
161 第 144 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 売 上 24,000 現 金 24,000 2 当座預金 500,000 現金 500,000 定期預金 3,000,000 普通預金 3,000,000 3 消耗品 50,000 現金 20,000 未払金 30,000 4 前受金 400,000 売掛金 1,000,000 貸倒損失 600,000 5 買掛金 500,000 支払手形 500,000 通信費 1,000 未払金 1,000 解説 1. 売上戻りに関する問題です 売上時の逆仕訳をするだけですが 得意先振出小切手を受け取ったさいに現金の増加として処理しているので 解 答仕訳の貸方は現金になります 当座預金にしないよう気をつけてください 参考 売上時の仕訳 ( 借 ) 現金 24,000 / ( 貸 ) 売上 24,000 売上戻り 売上値引に関する問題は 第 100 回の問 1 や第 114 回の問 3 第 123 回の問 5 でも出題されているの で あわせてご確認ください 2. 預金の預け替えに関する問題です 本問はまず 問題文に 当座預金口座を開設し 現金 500,000 を預け入れた とあるので 100,000 円を現金から当座預金に振り替えます さらに 問題文に その担保として普通預金口座から 3,000,000 を定期預金口座へ預け入れた とあるので 3,000,000 円を普通預金から定期預金に振り替えます なお 問題文の 口座開設と同時に限度額 2,000,000 の当座借越契約を締結 はダミーデータです ご注意ください 預金の預け替えに関する問題は 第 112 回の問 2 や第 141 回の問 2 でも出題されています あわせてご確認くだ さい 3. 消耗品に関する問題です 問題に列挙されている勘定科目の中に消耗品勘定がある ( 消耗品費勘定がない ) ので 消耗品勘定で処理します また 商品以外の未払いは未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 消耗品に関する問題は 第 101 回の問 5 や第 118 回の問 4 でも出題されています あわせてご確認ください
162 4. 債権の貸倒れに関する問題です 貸倒れた売掛金 1,000,000 円のうち 400,000 円については かねて注文を受けたさいに受け取っていた手付金と相 殺しているので 前受金で処理します 仕訳をパッとイメージできない方は 手付金受取時の仕訳を先に考えてみましょう 参考 手付金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 400,000 / ( 貸 ) 前受金 400,000 解答 1 ( 借 ) 前受金 400,000 / ( 貸 ) 売掛金 400,000 残額の 600,000 円については 問題文に 残額は貸倒れとして処理した とあるので 指示に従って貸倒損失で処理しましょう なお 今回貸倒れた売掛金は当期に発生したものなので 貸倒引当金を取り崩すことはできません 問題文の 貸倒引当金の残高が 250,000 あった はダミーデータなので うっかり貸倒引当金を取り崩さないように気をつけてください 解答 2 ( 借 ) 貸倒損失 600,000 / ( 貸 ) 売掛金 600,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の 問 2 第 139 回の問 5 第 146 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 手形の振出しに関する問題です 手形取引に関しては買掛金を支払手形に振り替えるだけなので簡単です 郵送代金の処理は少し迷ったかもしれませんが 通信費で費用処理します また 商品以外の未払いは未払金で処 理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください
163 第 145 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 旅費交通費 100,000 当座預金 150,000 引出金 50,000 2 商品券 60,000 売上 80,000 他店商品券 20,000 3 普通預金 499,000 受取手形 500,000 手形売却損 1,000 4 土地 10,540,000 普通預金 540,000 未払金 10,000,000 5 預 り 金 250,000 現 金 250,000 解説 1. 資本の引き出しに関する問題です 旅費交通費 150,000 円に関しては営業用 ( 事業用 ) と店主用の 2 つに分けたうえで 前者を旅費交通費で費用処理し 後者を資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 100,000 円 (=150,000 円 -50,000 円 ) は営業用 旅費交通費で費用処理 50,000 円は店主用 引出金で処理 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 売上取引 商品券に関する問題です まず 問題文の 代金のうち 60,000 は当店発行の商品券で受け取り から 以前に発行した商品券の額面金 額を支払う義務が消滅するので 商品券勘定を 60,000 円減額します 解答 1 当店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ( 借 ) 商品券 60,000 / ( 貸 ) 売上 60,000 また 問題文の 残額は他店発行の商品券で受け取った から 新たに商品券の額面金額を受け取る権利が発生す るので 他店商品券勘定を 20,000 円 (=80,000 円 -60,000 円 ) 増額します 解答 2 他店発行の商品券を受け取ったときの仕訳 ( 借 ) 他店商品券 20,000 / ( 貸 ) 売上 20,
164 以上 12をまとめると解答仕訳になります 商品券に関する問題は 第 103 回の問 4 や第 104 回の問 3 第 114 回の問 1 第 118 回の問 5 第 120 回の問 2 第 124 回の問 1 第 129 回の問 3 第 138 回の問 5 でも出題されていますが 本問 ( 商品券の授受 ) と第 114 回の問題 ( 商品券の精算 ) が解ければ 簿記 3 級の商品券対策はじゅうぶんです 3. 手形の割引きに関する問題です 手形は満期日に決済されますが 満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料 ( 利息 ) を支払うことに より 手形を現金化することが出来ます 手形の割引日から満期日までの利息相当分は 手形売却損勘定で費用処理します 通常 利息の金額は問題文で与 えられますが 本問のように自分で算定する必要がある場合は 問題の指示に従って日割計算をしてください 500,000 円 0.5% 146 日 /365 日 =1,000 円 手形の割引きに関する問題は 第 109 回の問 4 や第 119 回の問 1 第 125 回の問 5 第 128 回の問 1 第 130 回の 問 5 第 135 回の問 2 第 137 回の問 4 第 138 回の問 3 第 141 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確 認ください 4. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 手数料 540,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =100 円 =10,000,000 円 付随費用 ( 購入手数料 )=540,000 円 購入原価 = 購入代価 10,000,000 円 + 付随費用 540,000 円 =10,540,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 10,000,000 円 (=100 円 ) は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しないように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 148 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 所得税の源泉徴収に関する問題です 本問のように すでに切った仕訳を前提とする問題 は 一度仕訳を書いて考えてみると分かりやすいです
165 参考 給料支払時の仕訳 ( すでに切った仕訳 ) ( 借 ) 給料 / ( 貸 ) 預り金 200,000 ( 借 ) 給料 / ( 貸 ) 現金など 解答 預かっていた所得税を納付するさいの仕訳 ( 借 ) 預り金 200,000 / ( 貸 ) 現金 200,000 所得税の源泉徴収に関する問題は 第 100 回の問 3 や第 101 回の問 3 第 102 回の問 4 第 106 回の問 5 第 109 回の問 2 第 117 回の問 4 第 121 回の問 2 第 128 回の問 4 第 130 回の問 3 第 131 回の問 4 第 140 回の問 4 第 142 回の問 2 第 143 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください
166 第 146 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 仕 入 803,000 受 取 手 形 500,000 買 掛 金 300,000 現 金 3,000 備品減価償却累計額 180,000 備 品 300,000 未 収 入 金 150,000 固定資産売却益 30,000 租 税 公 課 5,000 現 金 6,000 通 信 費 1,000 現 金 30,000 売 掛 金 100,000 貸 倒 損 失 70,000 現 金 23,000 仮 払 金 10,000 旅 費 交 通 費 7,000 売 掛 金 20,000 解説 1. 仕入取引 手形取引に関する問題です 本問は 手形の裏書きに関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 運送費に関する仕訳 に分けて考えましょう 手形の裏書きに関する仕訳 問題文に 代金のうち 500,000 は湖月商店振出しの約束手形を裏書譲渡 とあるので 得意先振出しの約束手 形の減少 受取手形の減少として処理します 解答 1 ( 借 ) 仕入 500,000 / ( 貸 ) 受取手形 500,000 掛け仕入に関する仕訳 通常の掛け仕入です 残額 300,000 円 (=800,000 円 -500,000 円 ) を買掛金で処理します 解答 2 ( 借 ) 仕入 300,000 / ( 貸 ) 買掛金 300,000 運送費に関する仕訳 運送費などの付随費用は 商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので 仕入原価に含めて処理します 解答 3 ( 借 ) 仕入 3,000 / ( 貸 ) 現金 3,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります
167 2. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 期首に 150,000 で売却し から期首に売却したことが分かるので まずは取得原価から減価償却累 計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 300,000 円 - 期首備品減価償却累計額 180,000 円 = 売却時の帳簿価額 120,000 円 次に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算します なお 売却価額 150,000 円は商品売買以外 の取引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =120,000 円 売却価額 =150,000 円 差額 =30,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 180,000 / ( 貸 ) 備品 300,000 ( 借 ) 未収入金 150,000 / ( 貸 ) 固定資産売却益 130,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 149 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 3. 租税公課 通信費に関する問題です 本問は 収入印紙 租税公課 郵便切手 通信費 という処理方法を知っているかどうかを問うだけの簡単な問 題です
168 租税公課 : 収入印紙代 固定資産税 自動車税など 通信費 : 電話代 切手 ハガキ 宅配便など なお 期末に残りがある場合は 決算整理仕訳で租税公課 通信費を貯蔵品に振り替えます 参考までに仕訳をご 確認ください 参考 収入印紙が 1,500 円 郵便切手が 100 円残っていた場合の決算整理仕訳 ( 借 ) 貯蔵品 1,600 / ( 貸 ) 租税公課 1,500 ( 借 ) 貯蔵品 1,600 / ( 貸 ) 通信費 1,100 租税公課に関する問題は 第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回 の問 5 第 147 回の問 2 第 150 回の問 5 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 1 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 参考 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒引当金 / ( 貸 ) 売 掛 金 ( 借 ) 貸倒損失 当期中に発生した債権が貸倒れた場合当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します なお 問題によっては貸倒引当金の金額が与えられる場合がありますが それはダミーデータです うっかり取り崩して処理しないように気をつけましょう 参考 当期中に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 2 ( 借 ) 貸倒損失 / ( 貸 ) 売掛金 本問はどっち? 問題文の 売掛金 100,000( 当期販売分 ) から 当期中に発生した債権が貸倒れたことが分かります よって 貸倒れた売掛金 70,000 円 (=100,000 円 -30,000 円 ) は貸倒損失で処理します 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の 問 2 第 139 回の問 5 第 144 回の問 4 第 149 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
169 5. 仮払金に関する問題です 本問は 旅費の仮払いに関する仕訳 売掛金の回収に関する仕訳 に分けて考えましょう 旅費の仮払いに関する仕訳 まず 問題文から旅費に関する部分を抜き出すと 従業員が出張から戻り 旅費の残額 3,000 を現金で受け取 った なお 出張にあたって 従業員には旅費の概算額 10,000 を渡していた になります 仮払時の仕訳をイメージしたうえで 解答仕訳を考えましょう 旅費交通費 7,000 円は 仮払額 10,000 円から残 額 3,000 円を差し引いて求めます 参考 仮払時の仕訳 ( 借 ) 仮払金 10,000 / ( 貸 ) 現金など 10,000 解答 1 ( 借 ) 現金 13,000 / ( 貸 ) 仮払金 10,000 ( 借 ) 旅費交通費 17,000 売掛金の回収に関する仕訳 こちらは売掛金を現金で回収しただけなので簡単です 解答 2 ( 借 ) 現金 20,000 / ( 貸 ) 売掛金 20,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 仮払金に関する問題は 第 100 回の問 4 や第 110 回の問 3 第 115 回の問 5 第 119 回の問 4 第 124 回の問 4 第 129 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください
170 第 147 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 現金過不足 25,000 受取手数料 30,000 通信費 8,000 雑益 3,000 2 租税公課 100,000 現金 310,000 引出金 210,000 3 前受金 200,000 売上 880,000 売掛金 690,000 現金 10,000 4 未 払 利 息 64,000 支 払 利 息 64,000 5 未収入金 480,000 有価証券 490,000 有価証券売却損 10,000 解説 1. 現金過不足に関する問題です 問題文の 過日貸方に計上していた現金過不足 25,000 から 貸方に現金過不足 25,000 が計上されているこ とが分かるので まず 現金過不足の残高をゼロにするために同額を借方に計上します ステップ 1 現金過不足の残高をゼロにする ( 借 ) 現金過不足 25,000 次に 問題文に 通信費 8,000 受取手数料 30,000 の記入漏れが判明 とあるので 記入漏れが判明した 通信費と受取手数料をそのまま計上します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 現金過不足 25,000 / ( 貸 ) 受取手数料 30,000 ( 借 ) 通信費 18,000 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 現金過不足 25,000 / ( 貸 ) 受取手数料 30,000 ( 借 ) 通信費 18,000 / ( 貸 ) 雑益 13,000 現金過不足の決算整理仕訳は 上記の 3 ステップにあてはめて考えると分かりやすいです 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 150 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください
171 2. 資本の引き出し 租税公課に関する問題です 固定資産税を納付した場合 営業用 ( 事業用 ) にかかる 100,000 円は租税公課で費用処理し 店主個人にかかる 60,000 円を会社が肩代わりした場合は資本の引き出しとして処理します なお 本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある ( 資本金がない ) ので 資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します 解答 1 ( 借 ) 租税公課 100,000 / ( 貸 ) 現金 160,000 ( 借 ) 引出金 160,000 また 店主個人にかかる所得税を会社が肩代わりした場合は 資本の引き出しとして処理します 解答 2 ( 借 ) 引出金 150,000 / ( 貸 ) 現金 150,000 以上 12をまとめると解答仕訳になります 資本の引き出しに関する問題は 第 102 回の問 3 や第 106 回の問 4 第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 114 回の問 2 第 117 回の問 5 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 126 回の問 5 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 136 回の問 1 第 139 回の問 4 第 145 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 租税公課に関する問題は 第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回 の問 5 第 146 回の問 3 第 150 回の問 5 でも出題されているので こちらもあわせてご確認ください 3. 売上取引 前受金に関する問題です 本問は 前受金に関する仕訳 売掛金に関する仕訳 発送費に関する仕訳 の 3 つに分けて考えましょう 前受金に関する仕訳 問題文の 代金については注文時に同店から受け取っていた手付金 200,000 と相殺し から 以前に手付金を 受け取っていたことがわかります 参考 手付金受取時の仕訳 ( 借 ) 現金など 200,000 / ( 貸 ) 前受金 200,000 今回はこの手付金を相殺しているので 貸方に計上していた前受金を売上に振り替えます 1 前受金に関する仕訳 ( 借 ) 前受金 200,000 / ( 貸 ) 売上 200,000 売掛金に関する仕訳 残額の 680,000 円 (=880,000 円 -200,000 円 ) は売掛金で処理しましょう
172 2 売掛金に関する仕訳 ( 借 ) 売掛金 680,000 / ( 貸 ) 売上 680,000 発送費に関する仕訳発送費を支払った場合 当店負担 か 得意先負担 かで処理が異なります 当店負担の場合は 発送費などの勘定で費用処理します 一方 得意先負担の場合は立て替えて支払った形になるので 売掛金または立替金で処理します 本問は 問題文に 得意先負担の発送費 とあるので売掛金または立替金で処理しますが 問題で列挙されている勘定科目の中に売掛金がある ( 立替金がない ) ので 売掛金で処理すると判断します 3 発送費に関する仕訳 ( 借 ) 売掛金 10,000 / ( 貸 ) 現金 10,000 以上 123 をまとめると解答仕訳になります 4. 再振替仕訳に関する問題です 再振替仕訳は前期末に切った決算整理仕訳の逆仕訳になるので まずは前期末の仕訳を考えましょう 問題文の 前期の決算において未払利息 64,000 を計上していた から 前期末に利息を見越計上していたことが分かります 参考 前期末の仕訳 ( 借 ) 支払利息 64,000 / ( 貸 ) 未払利息 64,000 あとは 貸借をひっくり返して解答仕訳を導き出すだけです 解答 再振替仕訳 ( 借 ) 未払利息 64,000 / ( 貸 ) 支払利息 64,000 再振替仕訳に関する問題は 第 118 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください どちらも非常に 簡単な問題です 5. 有価証券の売却 未収入金に関する問題です 帳簿価額と売却価額との差額を売却損益で処理しますが 売却したのは当期首に買入れた 1,000 株のうちの半分 (500 株 ) です うっかり 1,000 株で計算しないように気をつけましょう 帳簿価額 :980,000 円 2=490,000 円 売却価額 :500 円 =480,000 円 貸借差額 :490,000 円 -480,000 円 =10,000 円 ( 帳簿価額 > 売却価額 売却損 ) なお 売却代金はまだ受け取っていないので 未収入金で処理します 有価証券の売却に関する問題は 第 102 回の問 5 や第 110 回の問 1 第 116 回の問 5 第 118 回の問 1 第 123 回 の問 4 第 126 回の問 4 第 131 回の問 1 第 142 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください
173 第 148 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 仕入 300,000 受取手形 200,000 現金 100,000 2 買掛金 800,000 売掛金 1,000,000 現金 200,000 3 有 価 証 券 96,000 当 座 預 金 96,000 4 土 地 500,000 当 座 預 金 500,000 5 借入金 800,000 普通預金 832,000 支払利息 32,000 解説 1. 仕入取引 手形取引に関する問題です 本問は 手形の裏書きに関する仕訳 掛け仕入に関する仕訳 に分けて考えましょう 手形の裏書きに関する仕訳 問題文に 代金のうち 200,000 は吉田商店振出しの約束手形を裏書譲渡 とあるので 受取手形の減少として 処理します 解答 1 ( 借 ) 仕入 200,000 / ( 貸 ) 受取手形 200,000 掛け仕入に関する仕訳 通常の掛け仕入です 残額 100,000 円 (=300,000 円 -200,000 円 ) を買掛金で処理します 解答 2 ( 借 ) 仕入 100,000 / ( 貸 ) 買掛金 100,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 2. 債権債務の相殺に関する問題です 本論点の問題は今回が初めての出題になりますが 処理自体は非常に簡単です 借方の売掛金 1,000,000 円と貸方の買掛金 800,000 円を相殺するとともに 貸借差額の 200,000 円については 問題文に 藤澤商店振出しの小切手で回収した とあるので現金で処理します 得意先振出小切手を受け取った場合 : 現金の増加 ( 本問 ) 当店振出小切手を受け取った場合 : 当座預金の増加 得意先振出小切手を受け取って ただちに当座預金に預け入れた場合 : 当座預金の増加
174 債権債務の相殺に関する問題は 現時点では本問のみです 3. 有価証券の購入に関する問題です 株式や社債を購入した場合 取得原価に付随費用 ( 取得に伴い発生した費用 ) を含めて資産計上しますが 本問は 付随費用が発生していない (= ゼロ ) ので 購入代価がそのまま取得原価になります 取得原価 = 購入代価 + 付随費用 =100,000 円 /@100 円 +0 円 =96,000 円 有価証券の購入に関する問題は 第 103 回の問 5 や第 108 回の問 4 第 119 回の問 2 第 121 回の問 5 第 124 回の問 5 第 133 回の問 1 第 138 回の問 1 第 143 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 固定資産の購入に関する問題です 固定資産の購入時に発生した付随費用 ( 購入にともなって発生する仲介手数料や整地費用など ) は 取得原価に含 めて処理します 過去の本試験では 土地の購入時に購入代金と付随費用をあわせて支払う処理がよく問われていましたが 今回の 問題は 購入代金の支払い と 仲介手数料の支払い のタイミングがズレているので少し難しく感じたかもしれま せん 本問のように支払うタイミングがズレた場合でも 付随費用である以上は取得原価に含めて処理します 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 150 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 借入金の返済に関する問題です 本問は 問題文に 元利合計を普通預金口座から返済した とありますが これは文字どおり 元本と利息の合計 額を普通預金から返済した という意味なので まずは利息の金額を日割りで計算しましょう 800,000 円 7.3% 200 日 /365 日 =32,000 円 い 借入金の返済に関する問題は 第 131 回の問 3 や第 140 回の問 5 でも出題されているのであわせてご確認くださ
175 第 149 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 手形貸付金 1,000,000 当座預金 990,000 受取利息 10,000 2 支払手形 880,000 売上 880,000 発送費 5,000 現金 5,000 3 貸倒引当金 100,000 売掛金 150,000 貸倒損失 50,000 4 広 告 宣 伝 費 50,000 現 金 50,000 備品減価償却累計額 400,000 備 品 500,000 5 現 金 60,000 固定資産売却益 20,000 未 収 入 金 60,000 解説 1. 手形貸付金に関する問題です 本問は 問題文の 同額の約束手形を受け取り から 貸し付けにあたって借用証書の代わりに約束手形を受け取 ったことが分かります このような場合は 通常の貸付金と区別するために手形貸付金で処理します 仕訳の考え方や処理方法は貸付金と 同じです 借用証書による貸し付け : 貸付金で処理 約束手形による貸し付け : 手形貸付金で処理 なお 利息に関しては 貸付時に受け取る場合 と 回収時に受け取る場合 の 2 パターンがありますが 問題文 の 利息 10,000 を差し引いた残額を から貸付時に受け取るパターンと判断して 受取利息 10,000 円を計上し ます 手形貸付金に関する問題は 第 136 回の問 4 でも出題されているのであわせてご確認ください 2. 売上取引に関する問題です 本問は 商品売買に関する仕訳 諸掛りに関する仕訳 の 2 つに分けて考えましょう 商品売買に関する仕訳 売上代金として当店振り出しの約束手形を受け取っているので 受取手形の増加ではなく支払手形の減少として処 理します 当店振り出しの約束手形を受け取った場合 : 手形代金を支払う義務が消滅 支払手形の減少 他店振り出しの約束手形を受け取った場合 : 手形代金を受け取る権利が発生 受取手形の増加
176 解答 1 商品売買に関する仕訳 ( 借 ) 支払手形 880,000 / ( 貸 ) 売上 880,000 諸掛りに関する仕訳 本問のように当店負担の諸掛りを支払った場合は 発送費などで費用処理します なお 以下の 4 パターンの処理 は簿記 3 級でよく問われるので 完ぺきに押さえておきましょう 仕入時の諸掛り 当店負担 : 仕入原価に含めて処理 仕入先負担 : 立替金で処理 or 買掛金から差し引いて処理 売上時の諸掛り 当店負担 : 発送費などで費用処理 得意先負担 : 立替金で処理 or 売掛金に含めて処理 解答 2 諸掛りに関する仕訳 ( 借 ) 発送費 50,000 / ( 貸 ) 現金 50,000 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 3. 債権の貸倒れに関する問題です 債権の貸倒れは債権の発生時期によって処理が異なるので まずはいつ発生したのかを確認しましょう 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合 前期以前に発生した債権は 前期末の決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています よって この債権 が貸倒れた場合は まず貸倒引当金を取り崩し それでも足りない場合は貸倒損失で処理します 本問は 問題文に 前期販売分の売掛金 100,000 貸倒引当金の残高は 120,000 である とあるので 貸倒引当金を取り崩して貸し倒れた売掛金 100,000 円を処理します 解答 1 前期以前に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 ( 借 ) 貸倒引当金 100,000 / ( 貸 ) 売掛金 100,000 当期中に発生した債権が貸倒れた場合 当期中に発生した債権は 前期末の決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません よって この債 権が貸倒れた場合は 全額を貸倒損失で処理します 本問は 問題文に 当期販売分の売掛金 50,000 が貸し倒れとなった とあるので 貸し倒れた売掛金 50,000 円を貸倒損失で処理します 解答 2 当期に発生した債権が貸倒れた場合の仕訳 ( 借 ) 貸倒損失 50,000 / ( 貸 ) 売掛金 50,
177 以上 12 をまとめると解答仕訳になります 債権の貸倒れに関する問題は 第 101 回の問 2 や第 109 回の問 1 第 116 回の問 4 第 120 回の問 5 第 128 回の 問 2 第 139 回の問 5 第 144 回の問 4 第 146 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください 4. 広告宣伝費に関する問題です 郵便為替証書は通貨代用証券の一種ですが 通貨代用証券は帳簿上では現金として取り扱うので 代金を郵便為替 証書で支払った場合は現金の減少として処理します 以下の 5 つの通貨代用証券は 簿記 3 級でよく問われます きちんと押さえておきましょう 通貨代用証券 ( 帳簿上は現金で処理 ) 郵便為替証書 期限到来済みの公社債利札 他人振出小切手 配当金領収書 送金小切手 広告宣伝費に関する問題は 現時点では本問のみです 5. 固定資産の売却 未収入金に関する問題です 固定資産は期首に売却する場合と 期中 ( または期末 ) に売却する場合とで処理が異なるので まず問題がどちら に該当するのか確認しましょう 期首に固定資産を売却する場合 当期の減価償却費はゼロなので 取得原価から期首備品減価償却累計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 期中 ( または期末 ) に固定資産を売却する場合当期の減価償却の処理に関する指示が入るので それに従って当期の減価償却費を ( 月割で ) 計算します そのうえで 取得原価から期首備品減価償却累計額 & 当期の減価償却費を差し引いて売却時の帳簿価額を計算し さらに売却価額との差額で売却損益を計算します 売却時の帳簿価額 = 取得原価 - 期首備品減価償却累計額 - 当期の減価償却費 本問はどっち? 問題文の 当期首に 120,000 で売却 から期首に売却したことが分かるので まずは取得原価から減価償却累 計額を差し引いて売却時の帳簿価額を計算します 取得原価 500,000 円 - 期首備品減価償却累計額 400,000 円 = 売却時の帳簿価額 100,000 円
178 次に 売却時の帳簿価額と売却価額との差額で売却損益を計算しますが 売却価額の半分 (60,000 円 ) は商品売 買以外の取引で発生した債権なので 売掛金ではなく未収入金で処理します 売却時の帳簿価額 =100,000 円 売却価額 =120,000 円 差額 =20,000 円 ( 帳簿価額 < 売却価額 売却益 ) 解答仕訳 ( 借 ) 備品減価償却累計額 400,000 / ( 貸 ) 備 品 500,000 ( 借 ) 現 金 160,000 / ( 貸 ) 固定資産売却益 120,000 ( 借 ) 未 収 入 金 160,000 / ( 貸 ) 固定資産売却益 130,000 固定資産の売却に関する問題は 第 102 回の問 2 や第 105 回の問 2 第 108 回の問 1 第 115 回の問 4 第 119 回の問 5 第 120 回の問 3 第 122 回の問 5 第 132 回の問 2 第 134 回の問 1 第 135 回の問 3 第 136 回の問 2 第 137 回の問 3 第 138 回の問 2 第 142 回の問 1 第 146 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
179 第 150 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目 金 額 貸方科目 金 額 1 土地 5,250,000 当座預金 250,000 未払金 5,000,000 2 損 益 818,000 売 上 原 価 818,000 支 払 手 数 料 12,000 現 金 過 不 足 20,000 3 旅 費 交 通 費 6,000 雑 損 2,000 4 建物 8,000,000 未払金 10,000,000 修繕費 2,000,000 5 租税公課 10,000 現金 14,100 通信費 4,100 解説 1. 固定資産の購入に関する問題です 建物や車両 備品 土地などの固定資産を購入したさいに 不可避的に発生した費用 ( 付随費用 ) は購入原価に含 めて処理します 本問の 仲介手数料 250,000 も 購入原価に含めて処理しましょう 購入代価 =500 円 =5,000,000 円 付随費用 ( 仲介手数料 )=250,000 円 購入原価 = 購入代価 5,000,000 円 + 付随費用 250,000 円 =5,250,000 円 なお 商品売買取引以外で発生した未払債務 5,000,000 円は 未払金で処理します うっかり買掛金で処理しない ように気をつけてください 商品売買取引に伴い発生した未収債権 未払債務 売掛金 買掛金 商品売買取引以外で発生した未収債権 未払債務 未収入金 未払金 固定資産の購入に関する問題は 第 100 回の問 5 や第 101 回の問 4 第 106 回の問 1 第 109 回の問 3 第 113 回の問 3 第 116 回の問 2 第 118 回の問 2 第 123 回の問 3 第 128 回の問 5 第 129 回の問 2 第 132 回の問 3 第 139 回の問 2 第 143 回の問 4 第 145 回の問 4 第 148 回の問 4 でも出題されているので あわせてご確認ください 2. 損益の振り替え ( 決算振替仕訳 ) に関する問題です 問題の指示に従って 売上原価 818,000 円を損益に振り替えるだけです 損益の振り替えに関する問題は 第 105 回の問 5 や第 107 回の問 5 第 125 回の問 4 第 133 回の問 5 でも出題 されているので あわせてご確認ください
180 3. 現金過不足に関する問題です 問題文の 現金の帳簿残高が実際有高より 20,000 多かった から 帳簿残高を実際有高に合わせるために以 下の仕訳を切っていたことが分かります 参考 現金のズレを調整したときの仕訳 ( 借 ) 現金過不足 20,000 / ( 貸 ) 現金 20,000 現金過不足の仕訳を考えるさいは常に実際有高に合わせるのがポイントです 本問の場合 実際有高のほうが 20,000 円少ないので 同額だけ現金の帳簿残高を減らしてズレを調整します 上記の仕訳から 借方に現金過不足 20,000 が計上されていることが分かるので まず 現金過不足の残高をゼロ にするために同額を貸方に計上します ステップ 1 現金過不足の残高をゼロにする ( 借 ) 支払手数料 12,000 / ( 貸 ) 現金過不足 20,000 次に 問題文に 支払手数料 12,000 と旅費交通費 6,000 の記入が漏れていることが判明 とあるので 記入漏れが判明した支払手数料と旅費交通費をそのまま計上します ステップ 2 原因が判明したものを正しく処理する ( 借 ) 支払手数料 12,000 / ( 貸 ) 現金過不足 20,000 ( 借 ) 旅費交通費 16,000 最後に 貸借差額を雑損または雑益で処理します ステップ 3 貸借差額を雑損または雑益で処理する ( 借 ) 支払手数料 12,000 / ( 貸 ) 現金過不足 20,000 ( 借 ) 旅費交通費 16,000 ( 借 ) 雑損 12,000 現金過不足の決算整理仕訳は 上記の 3 ステップにあてはめて考えると分かりやすいです 現金過不足に関する問題は 第 110 回の問 4 や第 111 回の問 4 第 115 回の問 1 第 117 回の問 1 第 123 回の問 2 第 133 回の問 4 第 135 回の問 1 第 142 回の問 5 第 147 回の問 1 でも出題されているので あわせてご確認 ください 4. 固定資産の修繕に関する問題です 簿記 3 級の第 1 問で資本的支出 収益的支出が問われたのは今回が初めてですが 第 145 回の第 4 問 ( 語句記入 ) や第 149 回の第 4 問 ( 語群選択 ) などで何度か出題されている論点です 資本的支出 : 耐用年数を延長させたり その価値を高めるような支出 固定資産の増加として処理 収益的支出 : 定期修繕など固定資産の諸機能を維持するための支出 修繕費で費用処理
181 本問の場合 資本的支出 8,000,000 円は建物の増加として処理し 収益的支出 2,000,000 円は修繕費で費用処理し ます 固定資産の修繕に関する問題は 第 139 回の問 3 でも出題されているので あわせてご確認ください 5. 租税公課 通信費に関する問題です 本問は 収入印紙 租税公課 郵便切手 通信費 という処理方法を知っているかどうかを問うだけの簡単な問 題です 租税公課 : 収入印紙代 固定資産税 自動車税など 通信費 : 電話代 切手 ハガキ 宅配便など なお 期末に残りがある場合は 決算整理仕訳で租税公課 通信費を貯蔵品に振り替えます 参考までに仕訳をご 確認ください 参考 収入印紙が 5,000 円 郵便切手が 2,050 円残っていた場合の決算整理仕訳 ( 借 ) 貯蔵品 7,050 / ( 貸 ) 租税公課 5,000 ( 借 ) 貯蔵品 7,050 / ( 貸 ) 通信費 2,050 租税公課に関する問題は 第 106 回の問 4 や第 107 回の問 2 第 111 回の問 3 第 122 回の問 1 第 125 回の問 2 第 127 回の問 5 第 129 回の問 5 第 133 回の問 3 第 135 回の問 4 第 137 回の問 2 第 139 回の問 4 第 141 回 の問 5 第 146 回の問 3 第 147 回の問 2 でも出題されているので あわせてご確認ください
第137回日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット
第 137 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題問題 次の各取引について仕訳しなさい ただし 勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金受取手形売掛金備品備品減価償却累計額未収入金仮払金支払手形買掛金未払金前受金商品券借入金当座借越仮受金引出金資本金売上固定資産売却益雑益支払手数料租税公課消耗品費通信費固定資産売却損手形売却損雑損 1. 先月末に受け取った本田商店振出しの小切手
日商簿記3級 第1問 仕訳問題 解答セット
第 00 回日商簿記 級第 問仕訳問題類題解答 売 上 0,000 売 掛 0,000 仕 入 00,000 当 座 00,000 所 得 税 預 り 0,000 0,000 仮 払 00,000 00,000 備品 0,000 未払 600,000 第 0 回日商簿記 級第 問仕訳問題類題解答 仮 受 00,000 前 受 00,000 貸倒引当 0,000 売掛 00,000 0,000 給 料,000,000
第142回日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット
第 142 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題問題 次の各取引について仕訳しなさい ただし 勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金有価証券貸付金手形貸付金従業員立替金未収入金備品備品減価償却累計額借入金手形借入金未払金所得税預り金社会保険料預り金受取利息有価証券売却益雑益固定資産売却益給料減価償却費支払利息有価証券売却損固定資産売却損雑損現金過不足 1. 平成 25
第150回日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 解答・解説
第 150 回日商簿記 2 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 前受金 300,000 役務収益 500,000 1 売掛金役務原価 200,000 350,000 仕掛品 250,000 買掛金 100,000 建 物 3 営業外支払手形 39,600,000 2 構築物 4,000,000 支払利息 3,600,000 仕 入 2,500,000
第 138 回日商簿記 3 級解答解説 第 1 問 実教出版株式会社 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額 1 売買目的有価証券 1,970,000 未 払 金 1,970,000 2 備品減価償却累計額 70,000 備 品 150,000 現 金 20,000 固定資産売却損
第 1 問 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額 1 売買目的有価証券 1,970,000 未 払 金 1,970,000 2 備品減価償却累計額 70,000 備 品 150,000 現 金 20,000 固定資産売却損 60,000 3 当 座 預 金 508,900 受 取 手 形 511,000 手 形 売 却 損 2,100 4 受 取 手 形 150,000 売 上 350,000
第 146 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 146 回簿記検定試験問題解答 解説 第 1 問 解答 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 1 2 仕 入 502,000 受 取 手 形 500,000 現 金 2,000 備品減価償却累計額 300,000 備 品 400,000 未 収
第 146 回簿記検定試験問題解答 解説 第 1 問 解答 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 1 2 仕 入 502,000 受 取 手 形 500,000 現 金 2,000 備品減価償却累計額 300,000 備 品 400,000 未 収 入 金 20,000 固定資産売却損 80,000 3 租税公課 7,000 現金 7,000 4 現金 70,000 売掛金 200,000 貸倒引当金
日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 解答セット
第 00 回日商簿記 級第 問仕訳問題類題解答 修 繕 引 当,600,000,000,000 修 繕 費 00,000 建,000,000 未 払,000,000,000,000 未決算 6,000,000 火災損失,000,000 0,000 買掛 未払 0,000 第 0 回日商簿記 級第 問仕訳問題類題解答 0,000 未 払 0,000 建,000,000 建設仮勘定,000,000 0,000,000
第148回日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット
第 148 回日商簿記 2 級第 1 問仕訳問題類題問題 次の各取引について仕訳しなさい ただし 勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金普通預金受取手形営業外受取手形売掛金未収入金貯蔵品機械装置その他有価証券買掛金借入金前受金売上割戻引当金機械装置減価償却累計額資本金資本準備金その他資本剰余金利益準備金繰越利益剰余金売上割戻仕入割引有価証券利息負ののれん発生益仕入割戻支払手数料旅費交通費減価償却費売上割引有価証券評価損固定資産除却損為替差損益
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第 3 章 有価証券 有形固定資産 有価証券や有形固定資産については 購入時 及び売却時の仕訳を行える必要があります また 有形固定資産については 建物や機械のように減価償却を行う償却資産と土地のように償却計算を行わない非償却資産とがあります 本章では 減価償却の手続きについても学習します 1. 有価証券の種類有価証券は 一定の権利を表章する証券 で 購入に要した価額で貸借対照表の資産の部に計上されます
精算表 精算表とは 決算日に 総勘定元帳から各勘定の残高を集計した上で それらに修正すべき処理 ( 決算整理仕訳 ) の内 容を記入し 確定した各勘定の金額を貸借対照表と損益計算書の欄に移していく一覧表です 期末商品棚卸高 20 円 現金 繰越商品 資本金 2
簿記 3 級 ~ 第 6 回 テーマ 8 精算表 精算表 精算表とは 決算日に 総勘定元帳から各勘定の残高を集計した上で それらに修正すべき処理 ( 決算整理仕訳 ) の内 容を記入し 確定した各勘定の金額を貸借対照表と損益計算書の欄に移していく一覧表です 期末商品棚卸高 20 円 現金 220 220 繰越商品 10 20 10 20 資本金 220 220 売上 500 500 仕入 490 10
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第 3 章 有形固定資産 有形固定資産については 購入時 及び売却時の仕訳を行える必要があります また 有形固定資産には 建物や機械のように減価償却を行う償却資産と土地のように償却計算を行わない非償却資産とがあります 本章では 減価償却の手続きについても学習します 建物有形固定資産償却資産備品の種類 両運搬具有形固定資産機械 償却資産 地 董品 1. 有形固定資産の 有形固定資産を購入した場合には
科目印収納科目一覧
PCA 科目印セット (A/B) 収納科目一覧会計 2000 シリーズ対応 負債 資本科目 : 緑 722 退職金 111 現金 301 支払手形 723 法定福利費 601 期首材料棚卸高 121 当座預金 312 買掛金 724 福利厚生費 611 材料仕入高 131 普通預金 321 短期借入金 725 退職引当金繰入 621 材料仕入値引 141 通知預金 322 未払金 726 旅費交通費
(z66a\225\\\216\206boki)
第 66 回税理士試験 解答速報 簿記論 本解答は平成 8 年 8 月 11 日 14 時 30 分に学校法人大原学園が独自に作成したもので 予告なしに内容を変更する場合があります また 本解答は学校法人大原学園が独自の見解で作成 / 提供しており 試験機関による本試験の結果等について保証するものではありません 本解答の著作権は学校法人大原学園に帰属します 無断転用 転載を禁じます Z-66-A 第一問
Microsoft Word - 学校法人会計の仕訳.docx
学校法人らくらく会計 の仕訳 1. 仕訳の方式について... 3 らくらく会計 の仕訳概要... 3 らくらく会計 の仕訳のルール... 3 2. 具体的な仕訳例... 4 日常の仕訳について... 4 収入があった場合... 4 経費支出があった場合... 4 給与の支払... 5 預り金の支払... 5 固定負債について... 6 長期借入金... 6 次年度返済予定の長期借入金の振替... 6
簿記原理 解答.pwd
簿記原理概論 解答編 第 1 章 簿記の意義 問題 1-1 イ帳簿記入ロ経済活動ハ記録ニ単式簿記ホ複式簿記 ヘ財政状態ト貸借対照表チ経営成績リ損益計算書 第 2 章 企業の財政状態と貸借対照表 問題 2-1 1 純資産 : 320,000 2 負債 : 280,000 3 資産 : 760,000 問題 2-2 純資産額 : 1,060,000 問題 2-3 1 静岡商店 貸借対照表 平成 年 1
<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F
貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,849,964 流動負債 460,780 現金及び預金 1,118,009 短期借入金 2,400 売掛金 95,652 1 年内返済予定の 6,240 長期借入金販売用不動産 13,645 未払金 41,252 貯蔵品 1,154 未払法人税等 159,371 前払費用 47,335
CPA- 日商 3 級 -143 回過去問 - 問題 -1 第 1 問 (20 点 ) 下記の各取引について仕訳しなさい ただし, 勘定科目は, 次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金売掛金有価証券前払金立替金備品買掛金前受金未払金所得税預り金売上受取手数料仕入発送費消耗品費租税公
CPA- 日商 3 級 -143 回過去問 - 問題 -1 第 1 問 (20 点 ) 下記の各取引について仕訳しなさい ただし, 勘定科目は, 次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金売掛金有価証券前払金立替金備品買掛金前受金未払金所得税預り金売上受取手数料仕入発送費消耗品費租税公課支払手数料有価証券売却損雑損 1. 関東商事株式会社の株式 1,000 株を1 株当たり 180 で購入し,
<4D F736F F D20834F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE E718CF68D90817A E36>
貸借対照表 ( 平成 24 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,467,088 流動負債 803,958 現金及び預金 788,789 短期借入金 14,000 売掛金 138,029 1 年内返済予定の 47,952 長期借入金貯蔵品 857 未払金 90,238 前払費用 27,516 未収収益 12,626 未払法人税等 247,756 未払消費税等
Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳
公益法人らくらく会計 の仕訳 1. 仕訳の方式について... 2 らくらく会計 の仕訳概要... 2 らくらく会計 の仕訳のルール... 2 2. 具体的な仕訳例... 3 日常の仕訳について... 3 収入 ( 収益 ) があった場合の仕訳... 3 支出 ( 経費 ) があった場合の仕訳... 3 複合仕訳について... 3 給与を支給したときの仕訳... 4 未払金 未収入金 前払金 前受金等の仕訳...
営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され
設例で解説 キャッシュ フロー計算書 第 1 回 : 営業活動によるキャッシュ フロー (1) 2015.11.18 新日本有限責任監査法人公認会計士山岸正典 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめにこれから 4 回にわたり キャッシュ フロー計算書について設例を使って解説していきます キャッシュ フロー計算書は そのキャッシュ フローを生み出した企業活動の性格によって 営業活動によるキャッシュ
第4期 決算報告書
計算書類 ( 会社法第 435 条第 2 項の規定に基づく書類 ) 第 4 期 自平成 21 年 4 月 1 日至平成 22 年 3 月 31 日 1. 貸借対照表 2. 損益計算書 3. 株主資本等変動計算書 4. 個別注記表 エイチ エス債権回収株式会社 貸借対照表 平成 22 年 3 月 31 日 エイチ エス債権回収株式会社 ( 単位 : 千円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金
現金出納帳 現金取引の内訳明細を発生順に記入する補助簿をげんきんすいとうちょう現金出納帳といいます 記入は次のようにします 現金出納帳 H* 年 摘要 収入 支出 残高 4 1 前月繰越 商品売上高 東京商店へ売上げ 買掛金 千葉商事へ掛け代金支払い 180
簡単 顧問料不要の (@ システム ) の三輪会計事務所 541-0051 大阪市中央区備後町 2-4-6 森田ビル 1F TEL06-6209-7191 FAX06-6209-8145-1 - 現金出納帳 現金取引の内訳明細を発生順に記入する補助簿をげんきんすいとうちょう現金出納帳といいます 記入は次のようにします 現金出納帳 H* 年 摘要 収入 支出 残高 4 1 前月繰越 1 50 50 2
連結の補足 連結の 3 年目のタイムテーブル B/S 項目 5つ 68,000 20%=13,600 のれん 8,960 土地 10,000 繰延税金負債( 固定 ) 0 利益剰余金期首残高 1+2, ,120 P/L 項目 3 つ 少数株主損益 4 1,000 のれん償却額 5 1,1
連結会計超入門 Web 特典 付録では収録できなかった内容を書きました 簿記 1 級 会計士試験では税効果会計の仕訳が出てきますので 追加しました A4 カラー印刷でお使いください 5/12 Ver2.0 アップストリームの税効果を修正しました もくじ 連結の補足 連結の 3 年目のタイムテーブルと下書き P.02 未実現利益の消去: 棚卸資産の仕訳の意味 ダウンストリーム P.03 アップストリーム
連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476
連結貸借対照表 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476 貸倒引当金 140 流動資産合計 82,369 固定資産有形固定資産建物及び構築物 67,320 減価償却累計額 38,306 建物及び構築物
<95BD90AC E937891E590CE959F8E8389EF328CBB8BB595F18D908C888E5A8F912E786C7378>
第 3 号の1 様式 貸 借 対 照 表 平成 28 年 3 月 31 日現在 資 産 の 部 負 債 の 部 当年度末前年度末 増減 当年度末前年度末 増減 流動資産 128,88,417 76,851,426 52,28,991 流動負債 66,31,7 2,12,75 64,199,625 現金預金 72,433,79 56,249,68 16,184,11 短期運営資金借入金 受取手形 事業未払金
問題 2 損益計算書のフォーム 借方 ) 損益計算書 ( 貸方 ) ( 借方 ) 損益計算書 ( 貸方 ) 費用 当期純利益 収益または費用 収益 当期純損失 したがって問題文どおりに記入すると下記のようになります 損益計算書 ( 中村商店 ) 平成 年 4 月 1 日から平成 年 4 月 30 日
簿記原理 ( 簿記入門 ) 基本問題解説 問題 1 貸借対照表のフォーム ( 借方 ) 貸借対照表 ( 貸方 ) 資産 負債 純資産 したがって問題文どおりに記入すると下記のようになります 貸借対照表 ( 中村商店 ) 平成 年 4 月 1 日 ( 単位 : 円 ) 資 産 金 額 負債及び純資産 金 額 現 金 50,000 買 掛 金 58,000 当 座 預 金 80,000 借 入 金 120,000
計算書類等
招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類等監査報告書ご参考計算書類等 連結財政状態計算書 (2019 年 3 月 31 日現在 ) 流動資産 科目金額科目金額 現金及び現金同等物 資産の部 営業債権及び契約資産 その他の金融資産 棚卸資産 その他の流動資産 非流動資産 持分法で会計処理されている投資 その他の金融資産 有形固定資産 のれん及び無形資産 その他の非流動資産 3,274,093 772,264
問題 12 取替法 次の取引の仕訳を示しなさい ⑴ 取替資産である鉄道のレールの一部を新品に取替えた 代金 480,000 円は月末に支払う ⑵ 円で20 個を取替えた 代金は小切手を振出して支払った ⑴ ⑵ 問題 12 問題 13 設備投資
第 3 章固定資産の会計 問題 9 問題 9 減価償却費の計算 ⑴ 1 年度 ⑵ 2 年度 1 定額法円円 以下の資料にもとづいて 1 年度期首に取得した車両の⑴ 1 年度および⑵ 2 年度の減価償却費を1 4の各方法によって計算しなさい 資料 取得原価,000 円残存価額取得原価の10% 耐用年数 5 年見積総走行距離 200,000km 1 年度実際走行距離 30,000km 2 年度実際走行距離
科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3
財務諸表 貸借対照表 資産の部 ( 単位 : 百万円 ) 科目 期別 平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 流動資産 196,872 206,161 現金及び預金 172,852 184,518 求償債権 11,481 11,536 有価証券 4,822 6,921 金銭の信託 10,058 5,023 未収入金 378 365 前払費用 31 43 繰延税金資産 3,372 3,228
第 1 問 (20 点 ) 実践問題 下記の各取引について仕訳しなさい ただし 勘定科目は 次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金売掛金買掛金仕入車両繰越商品有価証券水道光熱費減価償却費有価証券売却損有価証券売却益未収入金未払金前受金前払金従業員立替金所得税預り金資本金
はじめに この度は パブロフ簿記の実践問題をご利用いただきありがとうございます 平成 28 年の日商簿記 3 級の試験範囲の改定に伴い 実践問題を一新しました この実践問題は 平成 28 年 (2016 年 )6 月 143 回試験以降の試験対策として作成しています 追加事項としまして 為替手形が簿記 3 級の範囲から除外されました また 仕訳で使う標準勘定科目の名称が 未収金 未収入金に変更がございます
平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主
連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主資本等変動計算書 59 52 連結計算書類 連結財政状態計算書 国際会計基準により作成 53 流動資産 資産の部 平成
(1) (2) (3) (1) (2) (3) (4) 決算整理後残高試算表 勘定科目 金 額 勘定科目 金 額 現 金 預 金 ( ) 未払法人税等 ( ) 土 地 ( ) 租 税 公 課 ( ) 法 人 税 等 ( ) 2
Chapter 1 (1) (2) (3) (1) (2) (3) (4) 決算整理後残高試算表 勘定科目 金 額 勘定科目 金 額 現 金 預 金 ( ) 未払法人税等 ( ) 土 地 ( ) 租 税 公 課 ( ) 法 人 税 等 ( ) 2 決算整理後残高試算表 勘定科目 金 額 勘定科目 金 額 現 金 ( ) 未払法人税等 ( ) 貯 蔵 品 ( ) その他諸収益 ( ) 土 地 ( )
第92回電卓
禁無断転載 解答は, すべて解答用紙に記入して必ず提出してください 簿記能力検定試験 ( 見本 ) 問題用紙 2 級商業簿記 ( 平成 29 年 Ⅹ 月 ⅩⅩ 日施行 ) 注 試験開始の合図があるまで, 問題用紙は開かないでください この試験の制限時間は 1 時間 30 分です 解答は, 問題の指示にしたがい, すべて解答用紙の指定の位置に記入してください 解答用紙の会場コードは, 試験監督委員が指示した
日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題セット
第 100 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題問題 現金当座預金当座売掛金仮払金仮受金未収入金消耗品備品建物買掛金未払金所得税預り金当座借越貸倒引当金仕入給料租税公課支払運賃貸倒引当金繰入旅費交通費売上繰越商品現金過不足 1. 三村商店に対して掛けで販売した商品のうち 一部に破損があったため 20,000 の値引を承諾した 2. 小田切商店は 取引先から商品 100,000 を仕入れ 代金は小切手を振り出して支払った
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アンジェス MG (4563) 平成 19 年 12 月期決算短信ファイル名 :060_9390600652003.doc 更新日時 :2/6/2008 1:40 PM 印刷日時 :2008/02/0716:48 5. 連結財務諸表等 連結財務諸表 1 連結貸借対照表 区分 注記番号 前連結会計年度 ( 平成 18 年 12 月 31 日 ) 構成比金額 ( 千円 ) 当連結会計年度 ( 平成 19
社会福祉法人心愛会 貸借対照表平成 26 年 3 月 31 日現在 第 5 号様式 社会福祉法人心愛会 ( 単位 : 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 流動資産 915,233, ,793,73
社会福祉法人心愛会 貸借対照表平成 26 年 3 月 31 日現在 第 5 号様式 社会福祉法人心愛会 ( 単位 : 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 流動資産 915,233,796 89,793,735 24,44,61 流動負債 166,691,488 195,197,24 ;28,55,75 現金
日本基準基礎講座 資本会計
日本基準基礎講座 資本会計 のモジュールを始めます 資本会計のモジュールでは 貸借対照表における純資産の主な内容についてパートに分けて解説します パート1では 純資産及び株主資本について解説します パート2では 株主資本以外について また 新株予約権及び非支配株主持分について解説します パート3では 包括利益について解説します 純資産とは 資産にも負債にも該当しないものです 貸借対照表は 資産の部
スライド 1
会 計 3 利益計算の仕組み 大日方 隆 ( 東京大学大学院経済学研究科 ) Outline 1. 利益計算の基本構造 2. 会計記録 3. キャッシュフローの配分 4. 費用の繰り延べ 5. 費用の見越し ( 引き当て ) 6. 費用の繰り延べ 見越しのまとめ 7. 支出と費用の関係 8. 支出と純資産 費用の関係 9. 資産の増減情報の意味 10. T 字型記録 ( 複式簿記 ) の計算構造 T.
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各 位 2019 年 3 月 26 日 会社名株式会社フルキャストホールディングス代表者名代表取締役社長 CEO 坂巻一樹 ( コード番号 4848 東証第一部 ) 問い合わせ先財務 IR 部長朝武康臣電話番号 03-4530-4830 ( 訂正 数値データ訂正 ) 2018 年 12 月期決算短信 日本基準 ( 連結 ) の一部訂正について 2019 年 2 月 8 日に発表いたしました 2018
連結会計入門 ( 第 6 版 ) 練習問題解答 解説 練習問題 1 解答 解説 (129 頁 ) ( 解説 ) S 社株式の取得に係るP 社の個別上の処理は次のとおりである 第 1 回取得 ( 平成 1 年 3 月 31 日 ) ( 借 )S 社株式 48,000 ( 貸 ) 現預金 48,000
連結会計入門 ( 第 6 版 ) 練習問題解答 解説 練習問題 1 解答 解説 (129 頁 ) ( 解説 ) S 社株式の取得に係るP 社の個別上の処理は次のとおりである 第 1 回取得 ( 平成 1 年 3 月 31 日 ) ( 借 )S 社株式 48,000 ( 貸 ) 現預金 48,000 第 2 回取得 ( 平成 2 年 3 月 31 日 ) ( 借 )S 社株式 260,000 ( 貸
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貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 18,377 377,600 流動負債 7,904 04,475 現金及び預金 2,858,173 買 掛 金 248,267 短期貸付金 600,000 未 払 金 150,629 仕掛販売用不動産 9,849,561 短期借入金 3,150,000 販売用不動産 4,211,255 前払費用
( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363, 固定資産 6,029,788,716 未払
( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363,743 2. 固定資産 6,029,788,716 未払法人税等 791,600 信託建物 3,518,326,394 未払金 22,336,042 信託建物附属設備
財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201
財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~2013 年 3 月 31 日 収入の部 学生生徒等納付金収入 1,605,991 1,605,634 357
平成28年度 第143回 日商簿記検定 1級 会計学 解説
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