1. クロネコメール便廃の理由お客さまが法違反の認識のないまま信書を送ってしまい郵便法違反容疑に問われるリスクをふせぐためクロネコメール便を廃します法違反の認識がないお客さまが容疑者になるリスクをこれ以上放置することは当社の企業姿勢と社会的責任に反するものですこれまでも当社はお客

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みいかちゅうか
5 years ago
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1 ニュースリリース別添資料別紙クロネコメール便の廃について次 1. クロネコメール便廃の理由 2. クロネコメール便の商品概要 3. クロネコメール便のこれまでの歩み 4-1. 信書規制に関するアンケートについて 4-2. 曖昧でわかりにくい信書の定義曖昧でわかりにくい信書の定義お客さまのリスク 4-5. お客さまの信書に関わるリスクをふせぐための当社の取り組み外形基準の導による信書規制の改について平成 27 年 1 22 ヤマト運輸株式会社 0

2 1. クロネコメール便廃の理由お客さまが法違反の認識のないまま信書を送ってしまい郵便法違反容疑に問われるリスクをふせぐためクロネコメール便を廃します法違反の認識がないお客さまが容疑者になるリスクをこれ以上放置することは当社の企業姿勢と社会的責任に反するものですこれまでも当社はお客さまのリスクを防ぐためクロネコメール便の出荷の際の内容物の確認を徹底し信書の混をふせぐ荷受の厳格化に努めお客さまへの注意喚起をってきましたまた総務省情報通信審議会郵政政策部会において誰もがたで判断できる外形基準による信書規制の改を提案し信書を送っ信書を送てしまったお客さまへの罰則規定を廃し送ったお客さまではなく信書を受け付けた運送事業者のみが罰せられる基準への変更を主張してきましたが結局受けれられませんでした当社は規制の変更がなされないままの状況ではお客さまにとっての安全で安なサービスの利環境と利便性を当社の努だけで持続的に両することは困難であると判断しクロネコメール便のサービスを廃する決断にりました 1

3 2. クロネコメール便の商品概要カタログやパンフレットなどの信書を荷物の外装に記載された宛先のポスト等にお届けするサービスです取り扱いサイズ料金 ( 税込み ) 全国一律料金料金 ( 速達 ) ( 税込み ) 全国一律料金サービスレベル目安として 400km 圏内は翌々日 400km 圏以上は発送日を含め4 日目のお届け ( 離島一部地域を除く ) サービスレベル ( 速達 ) 目安として 600km 圏内は翌日 600km 圏以上は翌々日のお届けになります ( 離島一部地域を除く ) 2

3. クロネコメール便のこれまでの歩み 1997 年の発売以来リニューアルや付加価値機能の追加を順次い今では年間約 21 億冊

8220 万冊休止数量は減少売上 :1200 億円取扱量ピーク時 (2010 年度 ) 23 億 938 万冊 20 億冊 1997

2009 年 ~2013 年法人のお客さま向けに個人のお客さまにも信書便法違反で書類送検や全国発売開始取り扱いを拡大

4 3. クロネコメール便のこれまでの歩み 1997 年の発売以来リニューアルや付加価値機能の追加を順次い今では年間約 21 億冊本のメール便のおよそ4 割を取扱うサービスに成しました 2013 年度取扱実績荷受の厳格化以降プロモーションも数量 :20 億 8220 万冊休止数量は減少売上 :1200 億円取扱量ピーク時 (2010 年度 ) 23 億 938 万冊 20 億冊 1997 年度取扱実績数量 :2 億 4738 万冊売上 :297 億円 2011 年 9 月以降荷受けの厳格化 1997 年 2004 年 2009 年 ~2013 年法人のお客さま向けに個人のお客さまにも信書便法違反で書類送検や全国発売開始取り扱いを拡大事情聴取の事案が8 件発生 10 億冊 ( 年度 ) 3

5 4-1. 信書規制に関するアンケートについて普段から郵便や宅配便を利しているに対しアンケートを実施した結果何が信書にあたるのかを理解しているは全体の 23% またメール便で信書を送ると罰則を受ける可能性があることを知っているはわずか 3.8% でしたヤマトビジネスメンバーズ ( ) にご登録いただいているを対象とし 2014 年の 2 間で 1,010 名のから回答をいただきました当社の展開する法向け WEB サービスに登録いただいている会員のこと信書に該当する書の内容を認知理解している認知しているなかで郵便法違反容疑で事情聴取を受けることに抵抗感を抱いている信書を郵便や信書便以外で送ると罰則を受ける規定の存在を知っている 23% 73% 3.8% 4

6 4-2. 曖昧でわかりにくい信書の定義 1 信書とは特定の受取に対し差出の意思を表しは事実を通知する書とされています郵便で送ることは許されてもメール便で送ることができない信書履歴書を例にするとしかし何が信書かは曖昧でわかりにくいものとなっています応募者が企業に送る場合応募者信書メール便は利できない企業企業から応募者に返送する場合信書ではない応募者メール便で送付可能企業その他の例請求書を取引先から受取る時は信書ですが同じものを社内の別部署に送付するときは信書住票等の書類を政機関から受取る時は信書ですが同じものを離れて暮らす家族に送付するときは信書 5

7 4-3. 曖昧でわかりにくい信書の定義 2 何が信書に該当するのか総務省は信書に該当する書に関する指針 ( 信書のガイドライン ) 信書に該当する書に関する指針 Q&A 集を公表して説明に努め相談窓を設けていますしかし相談窓を設置すること体信書に該当するか否かの判断が困難である事をしています信書に該当する書書状請求書類信書とメール便の違いは個々の相談事例において判断されたもの納品書領収書積書願書申込書申請書申告書依頼書契約書照会書回答書承諾書レセプト ( 診療報酬明細書など ) 推薦書注書年に関する通知書申告書確定申告書給与払報告書会議招集通知類結婚式などの招待状業務を報告する書許可書類免許証認定書表彰状カード形状の資格の認定書などを含みます証明書類信書に該当しない書書籍類は個々の相談事例において判断されたもの新聞雑誌会報会誌帳カレンダーポスター講習会配付資料作研究論卒業論裁判記録図設計図書カタログ切類形株券為替証書プリペイドカード類商品券図書券プリントアウトした電チケット乗券類航空券定期券場券クレジットカード類キャッシュカードローンカード会員カード類印鑑証明書納税証明書籍謄本住票の写し健康保険証登記簿謄本検証履歴書給与払明細書産業廃棄物管理票保険証券振込証明書輸出証明会証ポイントカードマイレージカードド書健康診断結果通知書消防設備点検表調査報告書検査成績票商品の品質証明書その他の点検調査検査などの結果を通知する書ダイレクトメール書体に受取が記載されている書商品の購等利関係契約関係等特定の受取に差し出す趣旨が明らかなが記載されている書ダイレクトメールもっぱら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシのようなものもっぱら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレットのようなものその他説明書類 ( 市販の品医薬品家庭または事業の機器ソフトウェアなどの取扱説明書解説書仕様書定款約款論書 ) 求票配送伝票名刺パスポート振込紙出勤簿ナンバープレート 6

しています郵便法違反事例件数 ( 総務省資料による ) 79 件当社における郵便法違反発件数 2006 2010 年度 2009 2013 年度 8 件 ( 警察による事情聴取

8 4-4. お客さまのリスクお客さまにとって何が信書であるかがわかりにくいにも関わらずメール便で信書を送ると運送事業者だけではなく送り主であるお客さままでが罰せられますこれまでにお客さまがクロネコメール便で信書を送ってしまった結果郵便法違反容疑により警察に取調べを受けたり書類送検されたケースが発しています郵便法違反事例件数 ( 総務省資料による ) 79 件当社における郵便法違反発件数年度年度 8 件 ( 警察による事情聴取 / うち 3 件は書類送検 ) 送り主の申告がなければ荷物の中までは確認できない運送会社郵便法違反容疑信書送付発覚! 告発送り主クロネコメール便受取警察署郵便法に違反しているとは認識していない郵便法違反容疑 7

4-5. お客さまの信書に関わるリスクをふせぐための当社の取り組みお客さまが信書を送ってしまうリスクを当社では重く受けめクロネコメール便を出荷される際の荷受けを厳格化しお客さまへ注意喚起をはかるとともに外形基準の導による信書規制の改を主張してきました 1997 年定期購読紙や通販カタログを送る法のお客さまのニーズに応え

いただけるように利条件を緩和し個のにも取扱いを拡 2009 年 2013 年郵便法違反容疑で当社だけでなく送り主であるお客さまも警察から事情聴取を受けたり書類送検されたりするケースが断続的に発 2011 年 9 クロネコメール便の出荷に際し送り主であるお客さまに信書がっていないことを確認していただくと同時に

9 4-5. お客さまの信書に関わるリスクをふせぐための当社の取り組みお客さまが信書を送ってしまうリスクを当社では重く受けめクロネコメール便を出荷される際の荷受けを厳格化しお客さまへ注意喚起をはかるとともに外形基準の導による信書規制の改を主張してきました 1997 年定期購読紙や通販カタログを送る法のお客さまのニーズに応えクロネコメール便の全国発売を開始 2002 年間事業者による信書の送達に関する法律( 以下信書便法 2003 年 4 施 ) 案が国会に提出されたが郵便と同じビジネスモデルの強制であり間の創意夫を阻害する間官業化法案であると判断して同法の事業者にはならないことを表明 2004 年お客さまのニーズに応え誰でもいつでも軽にご利いただけるように利条件を緩和し個のにも取扱いを拡 2009 年 2013 年郵便法違反容疑で当社だけでなく送り主であるお客さまも警察から事情聴取を受けたり書類送検されたりするケースが断続的に発 2011 年 9 クロネコメール便の出荷に際し送り主であるお客さまに信書がっていないことを確認していただくと同時に署名をしていただくよう荷受法を厳格化 2013 年 4 内閣府規制改会議にて信書定義の撤廃次善策としての定義の明確化及び罰則の対象の縮減を主張 2013 年 12 総務省情報通信審議会郵政政策部会 ( 以下郵政政策部会 ) にて外形基準の導入による信書規制の改革を主張 2014 年 3 郵政政策部会で外形基準の導による信書規制の改案は受けれられず次ページで参照 8

10 4-6. 外形基準の導による信書規制の改についてお客さまが法違反の認識のないまま信書を送ってしまうことをふせぐため 2013 年 12 に総務省情報通信審議会郵政政策部会にて誰もがたで判断できる外形基準の導による信書規制の改を提案し違反した場合でもお客さま( 送り主 ) の罰則規定を廃すべきと主張しました信書をメール便で送ると運送事業者だけでなく送ったお客さままでもが罰せられますそこで当社は内容物によってではなく誰もがたで判断できる外形基準の導による信書規制の改を提案しました外形基準の導によって送ったお客さまではなく信書を受け付けた運送事業者のみが罰せられる基準への変更を訴えました 2014 年 3 郵政政策部会の中間答申が発表されお客さまが郵便法違反の容疑者にされる不安を解消するための当社の主張は受けれられませんでした ( 当社 3/13リリース総務省情報通信審議会郵政政策部会の中間答申に対する当社の解 ( ) ) 依然としてお客さまのリスクをふせぐことができない状況となっていますこのときを契機にクロネコメール便の廃について具体的な検討をはじめ本の発表にりました外形基準の導入による信書規制を改革信書郵便でもメール便でもどちらも利可能に信書でない内容物による違いをなくすことによる信書定義の撤廃中ではなくたで分かるように主張を緩和郵便法違反になる誰にでも分けられる外形基準導さい書類きい郵便法違反にならない 9

<4D F736F F D D38CA982C991CE82B782E9918D96B18FC882CC8D6C82A695FB2E646F63>

<4D F736F F D D38CA982C991CE82B782E9918D96B18FC882CC8D6C82A695FB2E646F63> 信書に該当する文書に関する指針 ( 案 ) パブリックコメント時の御意見と総務省の考え方 1 信書に該当する文書の例項目意見の概要総務省の考え方 1 書状はがきも例示すべき個人はがきは様々な通信に利用されその内容は書状に類するもののほか請求書の類申込書の類等もあることから指針には例示しませんでした照会回答申告依頼承諾等の事例を列挙すべき個人照会回答申告依頼