1 不当労働行為を構成する事実

Size: px
Start display at page:

Download "1 不当労働行為を構成する事実"

Transcription

1 1 不当労働行為を構成する事実 (1) 不利益取扱い 1 解雇 雇止め等 業務委託契約の途中解除 S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は 会社が副執行委員長との業務委託契約を解除したことが組合員であること又は組合活動故の不利益取扱いに当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 期間 1 年の契約を締結してわずか2か月で解約したことは極めて不自然でその理由も説得力がなく 組合活動及び副執行委員長の言動を嫌悪して排除するために解約したとみるのが相当であるなどとして 組合員から仕事を奪う不利益取扱い及び副執行委員長を職場から排除することにより組合弱体化を図ろうとする支配介入に当たると判断した 執行委員長の雇止め N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が執行委員長を雇止めしたことが不利益取扱い及び支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 短期雇用者という区分は組合結成とは無関係に設定されており 執行委員長以外の短期雇用者も全員雇止めになっているなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 執行委員長ら2 名の雇止め S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は 会社が執行委員長ら2 名との業務委託契約を更新しなかったことが組合員であること又は組合活動故の不利益取扱いに当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 稼働予定の変更が多いことを理由として契約不更新

2 としたことにはそれなりの合理性があるなどとして 組合役員であるが 故の不利益取扱いには当たらないと判断した 支部執行委員長の雇止め U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が支部執行委員長を雇止めしたことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合弱体化を企図した支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は一応の合理性が認められる雇止め理由の説明をし 不合理とはいえない新たな契約締結の提案も行っており 組合と会社との間で雇止め後の新たな労働条件に係る協議が行われたものの 双方の見解が対立して合意成立が困難な状況に至っていたものと評価せざるを得ないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 副執行委員長ら9 名の雇止め N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が副執行委員長ら9 名を雇止めしたことが不利益取扱い及び支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 雇止め通告を行った時点で会社は副執行委員長らが組合結成に向けた活動をしていたとの認識を持っていなかったなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 組合員 1 名の雇止め S 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 法人が組合員 1 名との労働契約を更新しなかったことが同人の組合活動又は組合員であるが故の不利益取扱い及び組合の弱体化等を図る支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 雇止めとなった組合員以外の組合員の評価結果が非組合員と比べて必ずしも劣っていないこと 雇止めとなった組合員は 業務を問題なくこなしていたとは認められず 法人から契約を更

3 新できないとの説明を受けても異議を述べず 組合活動に積極的に参加していないことなどから 組合員であることを法人が問題視し 法人から排除することによって組合の弱体化や切崩しを企図したと評価できないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が組合員 1 名との労働契約を更新しなかったことが組合員であることを理由とした不利益取扱いに当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 本件雇止めの原因は組合員の業務遂行上の原因によるものであるとして 正当な組合活動をしたことや組合員であることを理由とした不利益取扱いには当たらないと判断した 定年後の再雇用拒否 H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 会社が組合員 1 名を定年後継続雇用しなかったことが組合員であることを理由とした不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は 団体交渉において前件申立ての和解における合意事項に背く対応をするなど一貫して組合を嫌悪しており 長期にわたって管理職ではない非組合員が1 名しか存在しない中 取締役登用を管理職の実質的な継続雇用制度として活用する一方で組合員には劣悪な労働条件での継続雇用の機会しか与えていないことなどから 事実上 非組合員と同視できる管理職と組合員との間で継続雇用制度の適用に大きな差異があるなどとして 組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たると判断した 定年後再雇用契約の更新拒否 E( 雇用継続 ) 事件 (24 不 終結 棄却 )

4 本件は 学園が 労使協定に基づき64 歳に達した年度末をもって終了するとして 組合員 2 名の定年後再雇用契約更新を拒否したことが組合活動を理由とする不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 学園は労使協定に定める再雇用期間を一律に適用したものと認められ 反組合的意図によるものとはいえず その時期がたまたま別件命令の交付と重なったものとみるほかはないなどとして 組合員であるが故の不利益取扱い又は組合運営に対する支配介入には当たらないと判断した 2 賃金 一時金 格付等 組合員 1 名の降格 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が組合員 1 名を降格したことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合弱体化を企図した支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は その理由が不自然ないし不相当とは認められず その他 弱体化行為であることなどを裏付けるに足りる具体的事実の疎明がないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 皆精勤手当の不払 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が分会長に皆精勤手当を支払わなかったことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は そもそも会社では賃金規定に基づいて年次有給休暇を取得した場合は全従業員一律に皆精勤手当を不支給としていたなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 分会長の再雇用契約更新時の時給引下げ

5 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が再雇用契約更新時に分会長の労働条件を引き下げたことが 組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 労働条件引下げ後の分会長の時給は他の再雇用者と比較して低額とはいえないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 家族手当の削減及び地域手当の廃止 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 新人事制度導入に際して会社が家族手当を削減し地域手当を廃止したことが組合員に対する不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 申立期間を徒過していると判断した 本件申立て審査手続中の証人出頭による賃金減額等 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 法人が 組合員 1 名の本件審問の証人出頭について不就労とし 賃金等を控除したことが報復的不利益取扱い及び組合活動に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人が組合員の不就労分を控除したのは労使の対立が激化した直後であり また 控除していなかった不就労分についても1 年も経過した後に返還請求や調整的減額をしていることなどから 証人として活動した組合員に不利益を課そうとする意図が推認されるなどとして 報復的不利益取扱い及び同人の組合活動を妨害することを意図した支配介入に当たると判断した 3 配置転換 職務割当 分会長ら2 名の配転 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 財団が分会長ら2 名を配転したことが組合員に対する不利

6 益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 分会長らが勤務していた動物飼育の職場では配転は異例の措置であり 新設ポストに配属した組合員をわずか1 年で配転するなど配転に真に業務上の必要性があったか疑いを持たざるを得ず 配転当時の労使関係から財団が組合加入者拡大の阻止を考えていたと推認されるなどとして 不利益取扱い及び支配介入に当たると判断した 支店のフランチャイズ化に伴う分会長ら2 名の異動 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が分会長ら2 名の勤務する支店をフランチャイズ化して同人らに異動を命じたことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 店舗のフランチャイズ化は当事者自らの自由な意思に基づくものであり それに伴う分会長らの異動は会社における通常の手続きどおりであって非組合員と比較して差別的な取扱いがあったとはいえないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 分会長の勤務日の削減 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 週休 2 日の再雇用契約を締結して実際には週休 1 日で勤務していた分会長に対し 週 2 日休むよう通告したことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は週休の運用を変更したことに関して合理的な理由を説明しておらず 同人が組合に加入して団体交渉が行われたことを理由としたものであると強く推認されるなどとして 組合加入や組合活動を理由とした不利益取扱い及び組合活動の抑制を企図した

7 支配介入に当たると判断した 組合員 3 名の職務内容等の変更 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が組合員 3 名の職務内容等を変更したことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合弱体化を企図した支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社が殊更組合員に対してのみ異なる処遇あるいは措置を執っていたとの事情は認められないなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 契約更新時に副執行委員長らの契約期間を短縮したこと N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が契約更新の際に副執行委員長ら9 名を含む一部契約社員の契約期間を従前の6か月から3か月に短縮したことが不利益取扱いに当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 雇用契約期間を3か月とする旨記載した書面を交付した時期に会社は副執行委員長らが組合結成に向けた活動をしていたとの認識を持っていなかったなどとして 不利益取扱いには当たらないと判断した 4 制裁処分 組合の事務室内立入りほう助等を理由とするけん責処分 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 法人が 組合の事務室内立入りほう助等を理由として 組合員をけん責処分としたことが組合活動に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人が団体交渉に一切応じない状況が続いたのであるから 組合が法人を訪れて団体交渉開催要求書を提出したのにはやむを得ない事情があると認められ 唯一の職員である組合員に対してあえて処分を行ったものとみることができるなどとして 組合活

8 動を嫌った不利益取扱い及び組合活動を制約することを狙った支配 介入に当たると判断した 分会長ら2 名に始末書の提出を命じたこと D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が分会長ら2 名に始末書の提出を命じたことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 分会長らが勤務していた店舗では他店舗と比較して業務のミスが際立って多かったなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した 5 その他 事情聴取等における担当課長の発言 N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 執行委員長と非組合員である期間雇用社員とのトラブルに係る事情聴取等における担当課長の発言が不利益取扱い及び支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 事情聴取等の状況から組合の主張するような発言を担当課長が行ったとは考え難いなどとして 不利益取扱い又は支配介入には当たらないと判断した (2) 団体交渉拒否 1 団体交渉拒否の理由ア労働者性 組合員と雇用契約を締結していないこと I 事件 (23 不 終結 全部救済 ) 本件は 会社が 店舗営業契約を締結するなどして店長として勤務していた組合員の未払賃金に係る団体交渉申入れに対し 雇用契約を締結しておらず団体交渉を行う前提を欠いているとして応じていないことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが

9 争われた事案である 当委員会は 組合員は会社の事業の遂行に不可欠な労働力として事業組織内に確保され組み入れられており その契約内容は会社が一方的に決定したものとみるのが相当であり 就労実態や店舗運営の実態から組合員が独立事業主であったとはいえないなどとして 組合員は雇用契約下にある労務供給者及びこの者と同程度に団体交渉の保護を及ぼす必要性と適切性が認められる同種労務供給下にある労組法上の労働者に当たり 会社の対応は正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断した イ使用者性 労働組合法上の使用者に当たらないこと E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 指定管理者として区の施設を管理運営している財団に事務局長等の役職者を派遣している区が団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 区が事務局長の派遣を解除しなければ 財団職員の作業環境という基本的労働条件の維持 回復が図れないことを示す具体的事実の疎明がないことなどから 区は財団職員の基本的労働条件について現実的かつ具体的に支配 決定できる地位にあるとはいえず 団体交渉に応ずべき使用者には当たらないと判断した K 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律により2 年間国家公務員の給与が臨時特例措置として減額されることになった際 国が法人に対して給与削減実施状況調査及び給与臨時特例減額措置要請をするなどしたことについて 国に労働組合法上の使用者性があるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合員の基本的労働条件である給与等に関して

10 国が法人に減額時期や金額を具体的に指示したとの事実は認められないなどとして 国が 雇用主である法人と部分的とはいえ同視できる程度に現実的かつ具体的に支配 決定できる地位にあるということはできず 労働組合法上の使用者には該当しないと判断した 不当労働行為責任の承継 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 組合員の解雇撤回等に係る団体交渉継続中にN 社が解散して清算結了となり その後 N 社と親会社を同じくするB 社が組合の申し入れた団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に また 団体交渉におけるN 社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は N 社とB 社の間の実質的な同一性ないし連続性が認められないなどとして B 社に 使用者としてのN 社の不当労働行為責任が承継されるということはできないと判断した ウ交渉の行き詰まり 交渉進展の見込みがないこと Y 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は これ以上交渉を重ねても成果がないことは自明であるなどとして 会社が定年退職後に期間 1 年の嘱託雇用契約により再雇用された組合員 1 名の契約不更新に係る団体交渉申入れに応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 第 1 回から第 5 回の団体交渉期間中 会社は雇止めに至った評価内容について具体的事例を挙げて組合員本人に説明しており 代替案としてビル管理人業務を提示して労働条件に関する説明も行ったが 組合は雇止めの具体的事由について団体交渉において取り上げることも 代替案の労働条件を議論することもせず 従前の再雇用継続に固執したのであるから 組合が申し入れたのは既に交渉が行き詰まっているといえる過去の交渉と同じ議題で

11 あり 交渉を再開すべき事情の変化もないなどとして 正当な理由の ない団体交渉の拒否には当たらないと判断した 既に十分に説明したこと G 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が 組合から回答を要望された事項は既に十分に説明したとして 解決すべき事項を組合が具体的に示すのであれば団体交渉に応ずることを検討すると文書で回答し 組合員の業績賞与等に係る団体交渉申入れに応じなかったことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 過去の団体交渉において組合が探索的 模索的な質問を繰り返すなどした経緯から 解決すべき事項を具体的に示すよう会社が事前に求めたことには相応の理由があり 既に行われた本件団体交渉において組合は人事評価のどの部分に誤りや不当な点があるのかを明らかにするなどしていないが 会社は組合員の役割 目標配分表の内容や人事評価に対する上司の修正点などの具体的な根拠を示して説明しているなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否には当たらないと判断した 一定の説明を行ったこと K 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律により2 年間国家公務員の給与が臨時特例措置として減額されることになった際 給与減額に係る団体交渉における法人の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人は運営費交付金削減見込みや人件費予算確保の努力に関して説明し 組合要求に対する資料も提供しているが 組合は運営費交付金が削減されてから対処すべきであるとの対応に終始していたことなどから 交渉は行き詰まりの状況にあり これ以上団体交渉を重ねても進展する可能性はなくなっていたと認められるなどとして 不誠実な団体交渉又は正当な理由のない団体交渉拒

12 否には当たらないと判断した エ他の係争事件の存在 組合員の解雇について訴訟係属中であること K 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 法人が 解雇については裁判の判断に従うなどと主張して 組合員 1 名の解雇に係る団体交渉申入れに応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合員の解雇について訴訟係属中であることは団体交渉拒否の正当な理由とならず 法人の解雇の方針が変わらないとしても組合からの求めがあれば 団体交渉で説明して組合の理解を得るよう努める義務があるなどとして 正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断した 都労委の調査期日で話合いをすること K 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 組合員の勤務不良を理由とする降職 減給等に係る団体交渉を3 回行った後 同組合員の懲戒解雇等に係る団体交渉申入れに応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は 第 3 回団体交渉において組合員の復職の判断時期や前提条件の有無について2 週間後に回答すると言明して以降 医療情報の確認を理由に団体交渉の開催に猶予を求め 組合員に休職を命じたことを理由に団体交渉の必要性を否定し 組合員の経歴詐称に係る懲戒判断が出るまで団体交渉の保留を求め 当委員会の調査期日で話合いをすることを理由に団体交渉を拒否するなどしているが いずれの理由も必要性や妥当性は認めがたいなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断した 別件都労委命令の判断を待って検討するとしたこと

13 E( 雇用継続 ) 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 学園が 別件都労委命令の判断を待ってから検討するとして 雇用継続に係る団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉拒否及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 使用者が裁判所や労働委員会で係争中であることを理由に応じないことが許されないことはいうまでもないが 本件においては別件を議題とする団体交渉において本件雇用継続問題に係る一定のやり取りが行われており また 別件命令が交付された際に団体交渉に応ずることを約束せよとの組合要求は団体交渉申入れそのものとはいえないなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否又は組合運営に対する支配介入には当たらないと判断した オその他 事業譲渡直後の会社の混乱 S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 申立外 S 社の破産手続きの中でその営業権と工場資産が会社に事業譲渡された後の 労働諸条件等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 事業譲渡直後の会社の対応は 前社長が交渉はS 社とやってくれなどと回答し 団体交渉にはS 社が出席するのみであったことから 正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断した 会社が解散して清算結了していること N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 組合員の解雇撤回等に係る団体交渉継続中にN 社が解散して清算結了となり その後 組合が申し入れた団体交渉にN 社が応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に また 団体交渉におけるN 社の対応が不誠実な団体交渉に それぞれ当たるか否かが争われた事案である

14 当委員会は N 社は本件申立時点において法的にも実態的にも 既に存在しておらず 組合の請求する救済内容を法令上又は事実 上実現することが不可能であることが明らかであると判断した 組合の結成目的が私怨であること Z 事件 (25 不 終結 全部救済 ) 本件は K 組合が 暫定労働協約締結及び再雇用職員労働契約更新に係る団体交渉申入れに回答せず 従業員組合の結成目的は私怨を晴らすためであり 利益代表者の参加を許す疑いもあるとして本件申立て後も団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 従業員組合の組合長は長期間にわたりK 組合と争訟を行っているものの 従業員組合が義務的団体交渉事項について団体交渉を求めていたことは明らかであり また K 組合は 従業員組合の組合員のうち1 名の氏名が明かされていないことをもって単に漠然と利益代表者の参加を許す疑いがあるとするのみで 利益代表者と疑われる者がいることによって適正な団体交渉が実施できない事情については明らかにしておらず 従業員組合には実際にはK 組合のいう利益代表者がいなかったなどとして 正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断した 2 交渉方式 態様ア交渉ルール 組合員名簿の不提出 Z 事件 (25 不 終結 全部救済 ) 上記 1オ参照 組合側の交渉人数 G 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 学園が組合側団体交渉出席者が8 名であることを理由に団体交渉を途中退席したことが正当な理由のない団体交渉拒否に当

15 たるか否かが争われた事案である 当委員会は 学園は従前より団体交渉出席者数を双方 7 名とするよう求めてはいたが 組合と学園との間で団体交渉に関するルールはなく 組合側出席者数が10 名であった過去の団体交渉においても 出席者数が原因となって不正常といえるほど混乱が生じたとは認め難いなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断した イ組合の交渉態度 組合の不穏当な態度 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 法人が 事務局長解任に係る団体交渉において 第 21 回以降の団体交渉申入れに応じていないことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人は 組合の交渉態度を理由として謝罪要求等に固執し こじれた労使関係の打開に向けて何らかの措置を講ずべく努力した形跡はないなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断した 組合が自ら団体交渉を打ち切ったこと K 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 法人が 2 回行った団体交渉を組合自らが打ち切ったなどと主張して 組合員 1 名の解雇に係る団体交渉申入れに応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 既に2 回行った団体交渉において 法人が解雇事由 経緯について組合の疑問を払拭できるまでの合理的な説明を行ったとはいえず 組合から団体交渉を打ち切った事実も認めらないなどとして 正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断した 組合が団体交渉を申し入れていないこと

16 S 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 組合員 1 名の労働契約更新に係る団体交渉における法人の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人がパート職員の評価項目及び雇止めとなった組合員への指導内容について組合が認識できる程度の説明をしていること 第 4 回団体交渉以降は組合が本件に係る団体交渉の申入れをしていないことなどから 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した ウ使用者の交渉態度 a 説明の程度 新人事制度の説明 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 新人事制度を議題とする団体交渉における会社の一連の対応が不誠実な団体交渉及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 新人事制度導入後の団体交渉において組合は具体的な要求や質問を行っていないが 会社は譲歩提案等をしているなどとして 不誠実な団体交渉及び支配介入には当たらないと判断し 一部の団体交渉については 申立期間を徒過していると判断した 事業再編に係る説明 R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 希望退職優遇制度への応募に応じなかった従業員らに会社が配転 出向を命じたことを契機として結成された組合が申し入れた 事業再編を議題とする団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 本件配転 出向は事業再編の一環として行われており 組合が説明を求めたのは組合員の労働条件にかかわる事項

17 であるため説明すべきであるところ 会社は団体交渉を通じて一切 説明を行っていないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断 した 事業の縮小 廃止に伴う雇用 労働条件に係る説明 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 事業の縮小 廃止に伴う組合員の雇用及び労働条件に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合に 事業計画について と題する書面を提示するなど 会社はその時点でできる範囲の説明をしているなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 副執行委員長ら2 名の人事異動に係る説明 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 副執行委員長 ( 当時 ) ら2 名の人事異動に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 人事異動は事前に組合の同意を得てから行うとする協定や慣行は認められないにもかかわらず 会社は副執行委員長ら2 名の人事異動について発令前に内訳 実施後の人員 理由を説明しているなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 組合員 1 名の退職願撤回に係る説明 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 組合員 1 名の退職願撤回の各事項に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合員 1 名の退職手続を進めていることや退職願撤回は今までも認めていないことを説明した後も 会社は組合から

18 の再検討要求に応じて退職願を受け取った状況等について追加 の説明をしているなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと 判断した 組合員 1 名の労働契約更新に係る説明 S 事件 (24 不 終結 棄却 ) 上記イ 組合が団体交渉を申し入れていないこと 参照 組合の要求事項等に対する回答 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社が組合の要求事項に回答しなかった理由は 組合が専ら支部執行委員長の契約条件という喫緊の課題に係る交渉に終始したことによるなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は メッセンジャー ( 自転車による即配便業務に従事する配送員 ) の人員削減や契約の更新問題等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合の申入れ事項はいずれも労働組合法上の労働者である組合員の待遇に関わる申入れであり義務的団体交渉事項であるところ 業務委託契約の途中解除 及び契約期間満了後不更新の理由について組合からの要求や質問に会社は一切回答していないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した 労働契約更新等に係る説明 A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員 1 名の労働契約更新に係る団体交渉における会

19 社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は組合の疑問に対して相応の回答を行っていたなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 給与改定及び定年延長に係る説明 G 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 学園が 団体交渉において組合の質問に回答しないなどの対応をしたことが不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 学園は従前から組合との協議を拒否する姿勢を取り続けており 本件団体交渉においても組合が求めた人件費比率等の回答や資料提示をせず 給与改定及び定年延長について検討するとして持ち帰った直後の団体交渉においては実質的な協議に入らぬまま退席したのであるから 組合の理解及び納得を得るべく努力する姿勢に欠けていたなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した 分会長ら2 名の配転に係る説明 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 分会長らの配転を議題とする団体交渉における財団の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 配転に係る団体交渉において 財団は配転対象者を選択した理由を十分に答えないなど誠実さを欠くものであったなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した 事務局長の女性職員に対する発言に係る説明 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 同僚や事務局長の女性職員に対する発言等を議題とする団体交渉における財団の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である

20 当委員会は 財団は 同僚の言動については具体的防止策や処分の説明を行っており 事務局長の発言については事務局長より上位の職にある専務理事も出席して一定程度の対策を示したなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 分会長の再雇用契約更新 書記長の再雇用条件等に係る説明 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 分会長の再雇用契約更新 書記長の再雇用条件 分会長ら2 名の勤務する支店のフランチャイズ化問題等の各事項に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に それぞれ当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 再雇用条件は義務的団交事項であるにもかかわらず 会社は契約更新前の協議に応ずる考えがないと述べて実質的な交渉を行っておらず 週休 2 日は組合員に不利益な結果をもたらすにもかかわらず 会社は従来の運用を変更する理由を説明せずにその後の交渉を拒否したなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断し 上記以外の会社の対応については 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した b 資料の開示等 経営資料の書面による開示 T 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 昇給及び一時金に係る団体交渉において会社が書面による経営資料の開示をしなかったことが不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は口頭で会社回答額の根拠である経営数字を明らかにしており 書面で開示をしないことにより団体交渉の進展が妨げられたというような事情は認められないなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 組合員の勤務成績や支店の損益が分かる資料の開示

21 N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 団体交渉における会社の対応が正当な理由のない団体交渉拒否又は不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は 雇止めの理由は経営上の事由であって勤務成績ではなく 経営上の事由とは支店の赤字ではなく会社全体の赤字であるとの説明を行っているのであるから 勤務の成績や実態を示す資料及び支店の損益が分かる資料を開示しなかったことが不誠実な対応とはいえないなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 特別監査報告書の開示 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 事務局長解任に係る団体交渉における法人の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人は 解任の前提となった特別監査報告書に関して具体的な応答もせず 解任撤回要求に応じないことについても理由を示していないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した 配転 出向者の人選理由と人事考課の開示 R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 希望退職優遇制度への応募に応じなかった従業員らに会社が配転 出向を命じたことを契機として結成された組合が申し入れた 配転 出向者の人選理由と過去の人事考課を議題とする団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社は使用者として配転 出向の具体的な必要性や組合員を配転 出向の対象とした理由等について説明するなどして誠実に応ずべきであるところ 組合の要求事項に対する具体的な回答を一切していないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると

22 判断した 希望退職者応募結果の開示 R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 希望退職優遇制度への応募に応じなかった従業員らに会社が配転 出向を命じたことを契機として結成された組合が申し入れた 希望退職者の応募結果を議題とする団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 本件団体交渉当時 既に会社は本件配転 出向を行っており 組合は希望退職者の応募者数が本件配転 出向の必要性に関連する問題であると会社に表明していたのであるから 団体交渉当時対外的に一切公表していないことは応募結果開示拒否を正当化するものとはならないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した c その他 経営資料の開示に係る労働協約を締結しなかったこと T 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 冬季一時金に係る団体交渉において経営資料の開示についての合意があったか否か また 合意があったとして その後も会社が労働協約を締結しなかったことが不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社側出席者は 従来どおりの経営資料を開示する 旨の発言をしたが 同人が説明又は開示する項目として明言したのは売上高と営業利益のみであることが明らかであるなどとして 組合主張の経営資料の開示についての合意があったとは認められないなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 団体交渉の開催を引き延ばしたこと K 事件 (24 不 終結 一部救済 )

23 上記 1 エ 都労委の調査期日で話合いをすること 参照 実質的権限のない交渉担当者 T( 非常勤賃金改定等 ) 事件 (23 不 108ほか1 件 終結 棄却 ) 本件は 組合が 非常勤職員である専務的 臨時的及び専門的非専務的の各非常勤職員の賃金 退職手当等に係る団体交渉を申し入れ 実質的な権限はS 局にあるとしてS 局の出席を求めたのに対し S 局を担当部局としなかった都の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 都側の交渉担当部局としてSR 局等が出席したこれまでの団体交渉の経緯等をみれば 各局担当者に交渉権限が与えられていなかった あるいは実質的権限がないために交渉が形骸化していたということはできず 内部的な決定権等を有するS 局の担当者が出席しなければ各非常勤職員の報酬決定等に係る団体交渉が誠実に行われない虞のあることが明らかであったとはいえないなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員 1 名と会社の顧問社会保険労務士の面談及び組合員 1 名の労働契約更新に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社が団体交渉に社長を出席させなかったのは 顧問社労士のセクハラ発言について謝罪するという前回団体交渉における社長の約束を合理的理由なく覆し 約束違反を直接追及される事態を避けるためであったとみざるを得ないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した M( 団体交渉 ) 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合は取締役の出席する団体交渉を申し入れたが 会社は取締役の出席は差し控えると回答し その後の交渉が行われていないことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが

24 争われた事案である 当委員会は 取締役の処遇 ( 退任 ) に係る団体交渉については 取締役本人の真意確認が交渉進展の重要事項となっていたところ 取締役の言動が暴行について謝罪した者とは思えないものであったこと 取締役が実際に退任したとの事実は認められないこと 社長自らが取締役のコントロールが効かないと発言していることなどから 社長の説明だけでは足りず 取締役の出席も必要とする特段の事情が認められるなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断し 取締役の暴言 暴行傷害の事実関係等に係る団体交渉については 社長が団体交渉出席者として交渉権限を欠いている等の事情は認められず 取締役が出席しなければおよそ実効的な団体交渉が行えないとまでいうことはできないなどとして 正当な理由のない団体交渉拒否に当たらないと判断した 労使で確認した事項を履行しないこと K 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員の勤務不良を理由とする降職 減給等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社が常務の出席や回答期限を約したことを裏付けるに足りる疎明はないなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 3 交渉事項 経営努力 経営責任に関すること R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 希望退職優遇制度への応募に応じなかった従業員らに会社が配転 出向を命じたことを契機として組合が結成され 経営努力 経営責任を議題とする団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 組合員の労働条件等に直接の関係や影響はない事

25 項であるなどとして 不誠実な団体交渉には当たらないと判断した 組合に継続雇用制度の適用対象者がいないこと H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 前件申立ての和解後に組合が申し入れた継続雇用制度改定を議題とする団体交渉に会社が誠実に応じたか否かが争われた事案である 当委員会は 前件申立ての和解における合意事項には継続雇用制度の改定について会社と組合とが誠実に団体交渉を行うことが含まれていたものと解すべきであるところ 会社が団体交渉において適用対象者が現在いないので交渉しないとしたことは正当な理由とならないなどとして 不誠実な団体交渉に当たると判断した (3) 支配介入 1 反組合的言動ア職制上の地位にある者の言動 面談等における社長及び取締役の発言 S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 申立外 S 社の破産手続きの中でその営業権と工場資産が会社に事業譲渡された後の 面談等における支部執行委員長ら3 名に対する社長及び取締役の発言が組合からの脱退を強要する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 支部執行委員長らに管理職就任を依頼する際の 受諾する場合は組合を脱退してほしいとの取締役の発言は 脱退強要を企図したとまでは評価できないが 発言自体が組合活動に影響を及ぼすものであり 組合員の範囲という本来組合の自主的な決定に委ねられるべき事項に介入すべき行為として看過できないなどとして 支配介入に当たると判断し 上記判断以外の発言は支配介入には当たらないと判断した 事情聴取等における担当課長の発言

26 N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 上記 (1)5 参照 面談における顧問の言動 A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員 1 名との面談における会社の顧問社会保険労務士の言動が組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 顧問社労士の発言は会社業務の一部を担う形で行われたというべきであり 組合員の組合活動を抑制する効果を持つものであることは明らかであるなどとして 組合運営に対する支配介入に当たると判断した イその他の従業員の言動 面談等における会社従業員の発言 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 面談における会社従業員の組合員 1 名に対する発言が組合弱体化を企図した支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社従業員の発言がなされたとされる日は本件申立ての1 年以上前であることから 申立期間を徒過したものと判断した ウ団体交渉等における言動 労使協定を破棄するなどの発言 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が団体交渉において時短 ( 休日増加 ) や労使協議会に係る協定を 破棄する 90 日条項を使う などと発言したことが組合弱体化を意図した組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 会社の発言は協定を見直す旨の表明にすぎないな

27 どとして 組合運営に対する支配介入には当たらないと判断した 事業譲渡前の組合名での申入れに対し回答義務はないとしたこと S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 申立外 S 社の破産手続きの中でその営業権と工場資産が会社に事業譲渡された後 会社が組合への回答書に 申立外 S 社支部としての申入れに対しては回答義務はない などと記載したことが支部の組織 運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 回答書の文言は支部が自主的に決めるべき組合の名称に不当に介入し組合の自由かつ自主的判断を侵害するものであり 支配介入に当たると判断した エその他の言動 社内報に組合に係る記事を掲載したこと R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 全社員に配布している人事及び労働ニュースにストライキや団体交渉 上部団体を批判する内容の記事を掲載したことが組合弱体化を意図した組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 一部の記載内容は本来労働組合が自主的に決定すべき組合の内部運営や組織形態に言及して本部の下部組織としての支部の行動を問題視するものであったなどとして 組合らの運営に対する支配介入に当たると判断した 2 制裁処分 組合の事務室内立入りほう助等を理由とするけん責処分 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 前記 (1)4 参照 分会長ら 2 名に始末書の提出を命じたこと

28 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)4 参照 3 非組合員との差別扱い 定年後の再雇用拒否 H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 前記 (1)1 参照 4 人事権の行使ア解雇 雇止め 業務委託契約の途中解除 S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 前記 (1)1 参照 執行委員長の雇止め N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 前記 (1)1 参照 支部執行委員長の雇止め U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (1)1 参照 副執行委員長ら 9 名の雇止め N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 前記 (1)1 参照 組合員 1 名の雇止め S 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (1)1 参照 定年後再雇用契約の更新拒否

29 E( 雇用継続 ) 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (1)1 参照 イ賃金 一時金 格付等 組合員 1 名の降格 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (1)2 参照 皆精勤手当の不払 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)2 参照 分会長の再雇用契約更新時の時給引下げ D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)2 参照 家族手当の削減及び地域手当の廃止 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)2 参照 本件申立て審査手続中の証人出頭による賃金減額等 Z 事件 (19 不 95 ほか 3 件 終結 一部救済 ) 前記 (1)2 参照 ウ配置転換 職務割当 分会長ら2 名の配転 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)3 参照 支店のフランチャイズ化に伴う分会長ら 2 名の異動 D 事件 (24 不 終結 一部救済 )

30 前記 (1)3 参照 分会長の勤務日の削減 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 前記 (1)3 参照 組合員 3 名の職務内容等の変更 U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (1)3 参照 5 施設管理 防犯監視カメラの設置 S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は 営業所に防犯監視カメラを設置したことが組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 防犯監視カメラの設置目的は不自然ではなく 会社が組合活動を監視したことを裏付けるに足りる具体的事実の疎明もないなどとして 組合活動に対する支配介入には当たらないと判断した 6 団体交渉拒否 別件都労委命令の判断を待って検討するとしたこと E( 雇用継続 ) 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (2)1エ参照 7 不誠実な団体交渉 新人事制度の説明 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 前記 (2)2ウa 参照 8 その他 団体交渉議事録の確認事項を念のため破棄すると通告したこと

31 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 法人が 組合が労働協約であるとする団体交渉議事録の確認事項について 念のため破棄する旨組合に通告したことが組合活動に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 団体交渉議事録の確認事項は労使において明確な合意は未だ存在しないという状況の確認にすぎないなどとして 支配介入には当たらないと判断した 雇止め通告を速やかに撤回しなかったこと Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 法人が 有期雇用の組合員に雇止めを通告し 同人の労災認定後も速やかに撤回しなかったことが組合の団結をき損する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 法人は組合員の腰痛等が労災によるものであると正式に判断し得た時点から 社会通念上相当期間内にこれを撤回したと認められるなどとして 組合の団結をき損する支配介入には当たらないと判断した 組合にではなく組合員個人に雇止め理由証明書を交付したこと N(T 支店 ) 事件 (23 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が組合にではなく組合員個人に雇止め理由証明書を交付したことが支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 制度的に会社は雇止めとした本人に理由証明書を交付すればよいのであって 会社の行為が組合の存在を殊更に無視したものであるとの疑念を組合員に抱かせたとまではいえないなどとして 支配介入には当たらないと判断した 給与減額の実施状況に係る調査 K 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 (2)1 イ 労働組合法上の使用者に当たらないこと 参照

32 (4) 労働委員会への申立て等を理由とする不利益取扱い 本件申立て審査手続中の証人出頭による賃金減額等 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 前記 (1)2 参照 2 不当労働行為の要件 救済手続 (1) 当事者適格 店舗営業契約を締結するなどした店長の労働者性 I 事件 (23 不 終結 全部救済 ) 本件は 会社が 店舗営業契約を締結するなどして店長として勤務していた組合員の未払賃金に係る団体交渉申入れに応じていないことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案であり 会社は 雇用契約を締結しておらず団体交渉を行う前提を欠いていると主張した 当委員会は 組合員は会社の事業の遂行に不可欠な労働力として事業組織内に確保され組み入れられており その契約内容は会社が一方的に決定したものとみるのが相当であり 就労実態や店舗運営の実態から組合員が独立事業主であったとはいえないなどとして 組合員は雇用契約下にある労務供給者及びこの者と同程度に団体交渉の保護を及ぼす必要性と適切性が認められる同種労務供給下にある労組法上の労働者に当たると判断した 指定管理者である財団に役職者を派遣している区の使用者性 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 指定管理者として区の施設を管理運営している財団に事務局長等の役職者を派遣している区が団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが争われた事案であり 被申立人らは 組合が区に要求した事項は区が独自に行い得るものではなく 義務的団体交渉事項には該当しないと主張した 当委員会は 区が事務局長の派遣を解除しなければ 財団職員の作業環境という基本的労働条件の維持 回復が図れないことを示す具

33 体的事実の疎明がないことなどから 区は財団職員の基本的労働条 件について現実的かつ具体的に支配 決定できる地位にあるとはいえ ず 団体交渉に応ずべき使用者には当たらないと判断した 給与臨時特例減額措置要請をするなどした国の使用者性 K 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律により2 年間国家公務員の給与が臨時特例措置として減額されることになった際 国が法人に対して給与削減実施状況調査及び給与臨時特例減額措置要請をするなどしたことについて 国に労働組合法上の使用者性があるか否かが争われた事案であり 国は 法人職員の雇用主ではなく そもそも国には 被申立人適格がないことは明白であり 本件申立ては却下されるべきであると主張した 当委員会は 組合員の基本的労働条件である給与等に関して 国が法人に減額時期や金額を具体的に指示したとの事実は認められないなどとして 国が 雇用主である法人と部分的とはいえ同視できる程度に現実的かつ具体的に支配 決定できる地位にあるということはできず 労働組合法上の使用者には該当しないと判断した 解散して清算結了している会社 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 1(2)1 オ 会社が解散して清算結了していること 参照 不当労働行為責任の承継 N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 組合員の解雇撤回等に係る団体交渉継続中にN 社が解散して清算結了となり その後 N 社と親会社を同じくするB 社が組合の申し入れた団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に また 団体交渉におけるN 社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案であり B 社は 本件解雇について 組合との関係で労働組合法第 7 条の使用者には当たらず 団体交渉を

34 行う立場にないと主張した 当委員会は N 社とB 社の間の実質的な同一性ないし連続性が認められないなどとして B 社に 使用者としてのN 社の不当労働行為責任が承継されるということはできないと判断した (2) 救済利益 本件申立て後に行った団体交渉と救済利益 K 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 組合員 1 名の解雇に係る団体交渉申入れに対し 法人が 2 回行った団体交渉を組合自らが打ち切った 解雇については裁判の判断に従うなどと主張して 法人が応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たるか否かが争われた事案であり 法人は 本件申立て前の団体交渉に応じていない状態を完全に解消させていることから 組合の請求について救済の利益は消滅していると主張した 当委員会は 本件申立て後の第 3 回団体交渉において法人が組合の要求する資料を提示して質問にも回答したことが認められるが 今後も法人が団体交渉拒否を繰り返す虞があることから 本件の救済利益が消滅したとまでいうことはできないと判断した 本件申立て後の会社の対応と救済措置の必要性 S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 申立外 S 社の破産手続きの中でその営業権と工場資産が会社に事業譲渡された後の 労働諸条件等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たるか否かが争われた事案であり 会社は 当初対応に遅れを取ったことは率直に認めるが 事業譲渡が実行されたことによる会社運営上の混乱に起因するもので 組合の排除を意図したものではなく 本件申立て後は組合からの団体交渉の申入れ全てに応じていると主張した 当委員会は 上記判断のうち団体交渉拒否については 本件申立て後に会社が誠実に対応していることなどから もはや団体交渉を命

35 ずる必要性は消滅しており 文書交付を命ずる等の救済措置を講ずる 必要性は認められないと判断した (3) 却下事由 申立て期間の徒過 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 1 新人事制度を議題とする団体交渉における会社の一連の対応が不誠実な団体交渉及び組合運営に対する支配介入に 2 同制度導入に際して会社が家族手当を削減し地域手当を廃止したことが組合員に対する不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に また 会社が 3 全社員に配布している人事及び労働ニュースにストライキや団体交渉 上部団体を批判する内容の記事を掲載したこと 4 団体交渉において時短 ( 休日増加 ) や労使協議会に係る協定を 破棄する 90 日条項を使う などと発言したことが組合弱体化を意図した組合運営に対する支配介入に それぞれ当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 1 3 及び4の一部及び2については 本件申立て時点で1 年を経過しているとして 申立期間を徒過していると判断した U 事件 (24 不 終結 棄却 ) 本件は 会社が 1 支部執行委員長を雇止めしたこと 2 組合員 1 名を降格したこと 3 組合員 3 名の職務内容等を変更したことが それぞれ組合員であるが故の不利益取扱い及び組合弱体化を企図した支配介入に また 4 団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に 5 面談における会社従業員の組合員 1 名に対する発言が組合弱体化を企図した支配介入に それぞれ当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 5については 会社従業員の発言がなされたとされる日は本件申立ての1 年以上前であることから 申立期間を徒過したものと判断した

36 会社が解散して清算結了していること N 事件 (24 不 終結 棄却 ) 前記 1(2)1 オ参照 3 救済命令 (1) 不利益取扱いの救済 解約予告通知がなかったものとしての取扱い及び報酬相当額支払 S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は 副執行委員長との業務委託契約を解除したことが組合員から仕事を奪う不利益取扱い及び副執行委員長を職場から排除することにより組合弱体化を図ろうとする支配介入に当たると判断された事案である 当委員会は 副執行委員長の解約予告通知がなかったものとして取り扱い 報酬相当額を支払うことを命じた 定年後継続雇用したものとしての取扱い その労働条件について団体交渉を通じて定めること H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 組合員 1 名を定年後継続雇用しなかったことが組合員であるが故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たると判断された事案である 当委員会は 組合員を継続雇用したものとして取り扱い その労働条件について団体交渉を申し入れられたときは団体交渉を通じて労働条件を定めることを命じた 配転がなかったものとしての取扱い及び原職復帰 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 分会長ら2 名の配転が組合員に対する不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否かが争われた事案である 当委員会は 分会長ら2 名の配転をなかったものとして取り扱い 原職に復帰させることを命じた

37 週休 1 日で勤務したものとしての取扱い及び賃金相当額支払 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 週休 2 日の再雇用契約を締結して実際には週休 1 日で勤務していた分会長に対し 週 2 日休むよう通告したことが組合加入や組合活動を理由とした不利益取扱い及び組合活動の抑制を企図した支配介入に当たると判断された事案である 当委員会は 分会長について週休 1 日で勤務したものとして取り扱い 賃金相当額を支払うことを命じた 文書交付 掲示のみ Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 本件審問の証人出頭について不就労とし 組合員 1 名の賃金等を控除したことが報復的不利益取扱い及び同人の組合活動を妨害することを意図した支配介入に 組合員をけん責処分としたことが組合活動を嫌った不利益取扱い及び組合活動を制約することを狙った支配介入に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 賃金等の減額については判決に基づく履行により既に回復されており けん責処分は裁判上の和解において撤回されていることから 文書交付及び掲示を命じた (2) 団体交渉拒否の救済 交渉拒否理由または交渉条件に関する指示 G 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 学園が 組合側団体交渉出席者が8 名であることを理由に団体交渉を途中退席したことが正当な理由のない団体交渉拒否に 団体交渉において組合の質問に回答しないなどの対応をしたことが不誠実な団体交渉に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 組合側出席者数が7 名以内でないことを理由に団体交渉を拒否してはならず 組合が団体交渉を申し入れたときは誠実に応ずることを命じた

38 特定の交渉事項について交渉出席者を指名 M( 団体交渉 ) 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合は取締役の出席する団体交渉を申し入れたが 会社は取締役の出席は差し控えると回答し その後の交渉が行われていないことが正当な理由のない団体交渉拒否に当たると判断された事案である 当委員会は 組合が申し入れた団体交渉のうち取締役の処遇に関する議題については 同取締役を出席させて誠実に応ずることを命じた 団体交渉応諾 Z 事件 (25 不 終結 全部救済 ) 本件は K 組合が 暫定労働協約締結及び再雇用職員労働契約更新に係る団体交渉申入れに回答せず 従業員組合の結成目的は私怨を晴らすためであり 利益代表者の参加を許す疑いもあるとして本件申立て後も団体交渉に応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断された事案である 当委員会は 団体交渉に誠実に応ずることを命じた I 事件 (23 不 終結 全部救済 ) 本件は 会社が 店舗営業契約を締結するなどして店長として勤務していた組合員の未払賃金に係る団体交渉申入れに対し 雇用契約を締結しておらず団体交渉を行う前提を欠いているとして応じていないことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断された事案である 当委員会は 団体交渉に誠実に応ずることを命じた 誠実な団体交渉 H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 前件申立ての和解後に組合が申し入れた継続雇用制度改

39 定を議題とする団体交渉に会社が誠実に応じていないと判断された事案である 当委員会は 継続雇用制度改定を議題とする団体交渉に誠実に応ずることを命じた 組合が団体交渉を申し入れたときは誠実に応ずること S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は メッセンジャー ( 自転車による即配便業務に従事する配送員 ) の人員削減や契約の更新問題等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 組合が団体交渉を申し入れたときは誠実に対応することを命じた G 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 上記参照 文書交付 掲示のみ Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 事務局長解任に係る団体交渉における法人の対応が不誠実な団体交渉に また 法人が第 21 回以降の団体交渉申入れに応じていないことが正当な理由のない団体交渉拒否に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 組合が申し入れた団体交渉事項については既に和解の成立 賃金等減額の回復 処分の撤回 就業規則の改正がされており 本件の救済としてこれらの事項に係る団体交渉の開催を命ずるまでもないとして 文書交付及び掲示を命じた R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が希望退職者を募集して希望退職優遇制度への応募に応じなかった従業員らに配転 出向を命じたことを契機として結成された組合が申し入れた1 配転 出向者の人選理由と過去の人事

40 考課の開示 2 事業再編に関する説明 3 希望退職者の応募結果の開示を議題とする団体交渉における会社の対応が それぞれ不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 上記協議事項については別件労働審判や別件訴訟を通じて相当程度その内容が明らかになっているとして その他本件審査の経緯を勘案し 文書交付及び掲示を命じた A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員 1 名と会社の顧問社会保険労務士の面談に係る団体交渉に社長を出席させなかった会社の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 会社が団体交渉に誠実に応じなかったことは不当労働行為に該当するが その救済としては 上記組合員 1 名の雇止めが不当労働行為には当たらないことなど本件に関する一切の事情を考慮して 文書交付及び掲示を命じた E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 分会長らの配転を議題とする団体交渉における財団の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 団体交渉における財団の対応は誠実さを欠くものであったが 本件配転については 組合員であるが故の不利益取扱いに当たるとともに組合の弱体化を企図した支配介入に当たると判断し 自然動物園の職務に復帰させることを命じていることから 文書交付及び掲示を命じた D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 分会長の再雇用契約更新及び週休 2 日に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 上記再雇用契約は既に更新され その契約期間も既に終了して団体交渉応諾を命ずる実益がないこと 分会長の週休 2

41 日については救済を命じていることから 文書交付及び掲示を命じ た 文書交付のみ K 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 本件は 組合員 1 名の解雇に係る団体交渉申入れに対し 法人が 2 回行った団体交渉を組合自らが打ち切った 解雇については裁判の判断に従うなどと主張して 法人が応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断された事案である 当委員会は 本件申立て後の第 3 回団体交渉において法人が組合の要求する資料を提示して質問にも回答したことが認められるものの 法人が組合による団体交渉申入れを拒否したことに正当な理由があったとの主張を維持していることなど 本件審査の全趣旨に照らして今後も法人が団体交渉拒否を繰り返す虞があることから 文書交付を命じた K 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員の勤務不良を理由とする降職 減給等に係る団体交渉を3 回行った後 同組合員の懲戒解雇等に係る団体交渉申入れに会社が応じなかったことが正当な理由のない団体交渉の拒否に当たると判断された事案である 当委員会は 上記組合員は労働審判における調停により既に会社を合意退職して同人と会社との紛争が解決していることから 同人に関する団体交渉を命ずるまでもないとして 文書交付を命じた (3) 支配介入の救済 反組合的言動の禁止 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 全社員に配布している人事及び労働ニュースにストライキや団体交渉 上部団体を批判する内容の記事を掲載したことが組合運営に対する支配介入に当たると判断された事案である

42 当委員会は 人事及び労働ニュースに組合らの内部運営や組織形 態を問題視する記事を掲載するなどして組合らの運営に支配介入しな いことを命じた 定年後継続雇用したものとしての取扱い その労働条件について団体交渉を通じて定めること H 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 上記 (1) 参照 配転がなかったものとしての取扱い及び原職復帰 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (1) 参照 週休 1 日で勤務したものとしての取扱い及び賃金相当額支払 D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (1) 参照 文書交付 掲示のみ Z 事件 (19 不 95 ほか 3 件 終結 一部救済 ) 上記 (1) 及び (2) 参照 A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 組合員 1 名との面談における会社の顧問社会保険労務士の言動が組合運営に対する支配介入に当たると判断された事案である 当委員会は 本件面談において社労士が組合活動を抑制する効果を持つ発言をしたことは不当労働行為に該当するが その救済としては 上記組合員 1 名の雇止めが不当労働行為には当たらないことなど本件に関する一切の事情を考慮して 文書交付及び掲示を命じた 文書交付のみ

43 S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 申立外 S 社の破産手続きの中でその営業権と工場資産が会社に事業譲渡された後の 面談等における支部執行委員長らに対する取締役の発言 及び組合への回答書に 申立外 S 社支部としての申入れに対しては回答義務はない などと記載したことが支配介入に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 組合員たる地位を有しながら管理職に就任することを会社が認めていること 本件申立て後は支部からの申入れや要求等への回答を会社が拒否したことはないことなどを考慮して 文書交付を命じた (4) 文書交付 掲示 文書交付のみを命じた例 K 事件 (24 不 終結 全部救済 ) 上記 (2) 文書交付のみ 参照 K 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (2) 文書交付のみ 参照 S 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (3) 文書交付のみ 参照 文書掲示を命じた例 R 事件 (22 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 全社員に配布している人事及び労働ニュースにストライキや団体交渉 上部団体を批判する内容の記事を掲載したことが組合らの運営に対する支配介入に当たると判断した事案である 当委員会は 人事及び労働ニュースに組合らの内部運営や組織形態を問題視する記事を掲載するなどして組合らの運営に支配介入しないことに加え 文書の交付及び掲示を命じた

44 Z 事件 (19 不 95ほか3 件 終結 一部救済 ) 本件は 事務局長解任に係る団体交渉における法人の対応が不誠実な団体交渉に また 法人が第 21 回以降の団体交渉申入れに応じていないことが正当な理由のない団体交渉拒否に 本件審問の証人出頭について不就労とし 組合員 1 名の賃金等を控除したことが報復的不利益取扱い及び組合活動に対する支配介入に 組合員をけん責処分としたことが組合活動を嫌った不利益取扱い及び組合活動を制約することを狙った支配介入に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 文書交付及び掲示を命じた R 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (2) 参照 S 事件 (22 不 22ほか2 件 終結 一部救済 ) 本件は メッセンジャー ( 自転車による即配便業務に従事する配送員 ) の人員削減や契約の更新問題等に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に また 副執行委員長との業務委託契約を解除したことが組合員から仕事を奪う不利益取扱い及び副執行委員長を職場から排除することにより組合弱体化を図ろうとする支配介入に それぞれ当たると判断された事案である 当委員会は 組合が団体交渉を申し入れたときは誠実に対応すること 副執行委員長の解約予告通知がなかったものとして取り扱い 報酬相当額を支払うことに加え 文書交付及び掲示を命じた A 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 上記 (2) 及び (3) 参照 E 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 財団が分会長ら 2 名を配転したことが組合員に対する不利 益取扱い及び組合運営に対する支配介入に 分会長らの配転を議

45 題とする団体交渉における財団の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 分会長ら2 名の配転をなかったものとして取り扱い 原職に復帰させることに加え 文書交付及び掲示を命じた D 事件 (24 不 終結 一部救済 ) 本件は 会社が 週休 2 日の再雇用契約を締結して実際には週休 1 日で勤務していた分会長に対し 週 2 日休むよう通告したことが組合加入や組合活動を理由とした不利益取扱い及び組合活動の抑制を企図した支配介入に 分会長の再雇用契約更新及び週休 2 日に係る団体交渉における会社の対応が不誠実な団体交渉に当たると判断された事案である 当委員会は 分会長について週休 1 日で勤務したものとして取り扱い 賃金相当額を支払うことに加え 文書交付及び掲示を命じた

<4D F736F F F696E74202D20984A93AD8C5F96F CC837C A815B C F38DFC8BC68ED28D5A90B38CE3816A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D20984A93AD8C5F96F CC837C A815B C F38DFC8BC68ED28D5A90B38CE3816A2E707074> 労働契約法のポイント 労働契約法が平成 20 年 3 月 1 日から施行されます 就業形態が多様化し 労働者の労働条件が個別に決定 変更されるようになり 個別労働紛争が増えています この紛争の解決の手段としては 裁判制度のほかに 平成 13 年から個別労働紛争解決制度が 平成 18 年から労働審判制度が施行されるなど 手続面での整備はすすんできました しかし このような紛争を解決するための労働契約についての民事的なルールをまとめた法律はありませんでした

More information

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用 改正高年齢者雇用安定法 ( 平成 25 年 4 月 1 日施行 ) 平成 25 年 4 月 1 日に 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律が施行されます 現在 高年齢者雇用安定法の規定により 歳未満の定年は原則として禁止されていますが 老齢厚生年金の支給開始年齢の段階的な引き上げに伴い 平成 25 年 4 月 1 日以降 歳での定年退職から年金支給開始までの期間に無収入となる方達が出てきます

More information

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63>

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63> 平成 25 年 3 月 6 日 参考資料 65 歳までの継続雇用の確保について関連する法律 : 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 24 年 8 月 29 日成立 9 月 5 日公布 平成 25 年 4 月 1 日施行 ) 1 2013 年度から 65 歳までの継続雇用の確保 を進める背景 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) に 60 歳になる会社員 [1953

More information

最近の主要労働判例・命令(2017年4月号)

最近の主要労働判例・命令(2017年4月号) 最近の主要労働判例 命令 (2017 年 4 月号 ) 2017 年 4 月 4 日 経団連労働法制本部 1. 労働判例から ( 重要判例は 下線は事務局が付加 ) [ 解雇 ] トッパンメディアプリンテック東京事件東京地裁立川支部 ( 平成 28 年 11 月 15 日 ) 判決速報 2301 号休職期間満了後の解雇が有効とされた例 ( 事案 ) この事件は 被告の従業員であった原告が 上司や同僚によるパワーハラスメント

More information

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は 3 育児 介護休業等に関する労使協定等 (1) より良い育児 介護休業等の制度を作るための労働協約少子化対策の観点から 喫緊の課題となっている仕事と子育ての両立支援等を一層進めるため 男女ともに子育てなどをしながら働き続けることができる雇用環境の整備を目的とした改正育児 介護休業法が 平成 24 年 7 月 1 日から全面施行されました 改正のポイントは 1 子育て中の短時間勤務制度及び所定外労働

More information

http://www.clo.jp 左列 左から ポーンプロム カーンチャンアチャリ弁護士 ジェーソン ツアン弁護士 アンドリュー スリロ弁護士 山本祥世弁護士 ジェラルト ロー弁護士 中央 中務尚子弁護士 モデレーター 右列 左から フォルフェ アルフォンソ メロ弁護士 キュン ハン ソン弁護士 停止などがある場合にのみ正当に解雇することができる をした場合 3年から4年の期間がかかる

More information

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら 指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限らず どのような種類の使用者等であっても 指針の 第二適正な手続 をはじめとする指針の項目全般を参照してください

More information

2 当事者の主張 (1) 申立人の主張の要旨 申立人は 請求を基礎づける理由として 以下のとおり主張した 1 処分の根拠等申立人は次のとおりお願い書ないし提案書を提出し 又は口頭での告発を行った ア.2018 年 3 月 23 日に被申立人資格審査担当副会長及び資格審査委員長あてに 会長の経歴詐称等

2 当事者の主張 (1) 申立人の主張の要旨 申立人は 請求を基礎づける理由として 以下のとおり主張した 1 処分の根拠等申立人は次のとおりお願い書ないし提案書を提出し 又は口頭での告発を行った ア.2018 年 3 月 23 日に被申立人資格審査担当副会長及び資格審査委員長あてに 会長の経歴詐称等 仲裁判断の骨子 公益財団法人日本スポーツ仲裁機構 JSAA-AP-2018-003 申立人 :X 被申立人 : 福島県クレー射撃協会 (Y) 主文 本件スポーツ仲裁パネルは次のとおり判断する 1 被申立人が 2018 年 5 月 3 日に申立人に対し行った 申立人を 3 年間の資格停止処分とする決定を取り消す 2 仲裁申立料金 54,000 円は 被申立人の負担とする 本件は 緊急仲裁手続であるので

More information

 

  労働者派遣契約書 株式会社 A 商事 ( 以下 A 商事 という ) と株式会社 B 人材派遣 ( 以下 B 人 材派遣 という ) は 本日 A 商事が B 人材派遣から労働者派遣を受けることにつ いて 以下の通り契約した B 人材派遣の事業所の一般労働者派遣事業許可番号 : 般〇〇 〇〇 〇〇〇〇 第 1 条 ( 契約の目的 ) B 人材派遣は その雇用するコンピュータ プログラム開発の専門的技能を有する労働者

More information

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の (7) 就業規則の必要記載事項 必ず記載しなければならない事項 ( 労基法 89 条 1 号 ~3 号 ) 1 始業 終業時刻 休憩時間 休日 休暇 交替制勤務をさせる場合は就業時転換に関する事項 2 賃金の決定 計算及び支払の方法 賃金の締切り及び支払の時期並びに昇給に関する事項 3 退職に関する事項 ( 解雇の事由を含む ) 定めをする場合には記載しなければならない事項 ( 労基法 89 条 3

More information

違反する 労働契約法 20 条 長澤運輸事件最高裁 ( 平成 30 年 6 月 1 日判決 ) 速報 2346 号定年後再雇用の嘱託者につき精勤手当 超勤手当を除く賃金項目は労働契約法 20 条に違反しないとされた例 定年後 1 年契約の嘱託社員として再雇用されたトラック乗務員の一審原告らが 定年前

違反する 労働契約法 20 条 長澤運輸事件最高裁 ( 平成 30 年 6 月 1 日判決 ) 速報 2346 号定年後再雇用の嘱託者につき精勤手当 超勤手当を除く賃金項目は労働契約法 20 条に違反しないとされた例 定年後 1 年契約の嘱託社員として再雇用されたトラック乗務員の一審原告らが 定年前 最近の主要労働判例 命令 (2018 年 8 月号 ) 2018 年 8 月 3 日 経団連労働法制本部 労働契約法 20 条 1. 労働判例から ハマキョウレックス事件最高裁 ( 平成 30 年 6 月 1 日判決 ) 速報 2346 号無事故手当 作業手当 給食手当 通勤手当 皆勤手当の支給の相違が労働契約法 20 条違反とされた例 有期の契約社員である一審原告が 正社員との賃金等に相違があり

More information

契約の終了 更新18 無期労働契約では 解雇は 客観的に合理的な理由を欠き 社会通念上相当であると認められない場合 は 権利濫用として無効である と定められています ( 労働契約法 16 条 ) 解雇権濫用法理 と呼ばれるものです (2) 解雇手続解雇をする場合には 少なくとも30 日前に解雇の予告

契約の終了 更新18 無期労働契約では 解雇は 客観的に合理的な理由を欠き 社会通念上相当であると認められない場合 は 権利濫用として無効である と定められています ( 労働契約法 16 条 ) 解雇権濫用法理 と呼ばれるものです (2) 解雇手続解雇をする場合には 少なくとも30 日前に解雇の予告 1 契約期間中の労働者の退職労働者も契約を守る義務があり 契約期間中に一方的に退職した場合には契約違反の問題が生じます ( 民法 627 条 1 項は 無期契約についてのみ 解約申入れ後 2 週間で契約が終了するとしています ) Ⅵ 契約の終了 更新Ⅵ 契約の終了 更新 以下の場合には 契約期間中でも退職することができます 1 労働契約 就業規則に退職可能な事由の定めがある ( かつ その事由にあてはまる事実がある

More information

Microsoft PowerPoint - 2の(別紙2)雇用形態に関わらない公正な待遇の確保【佐賀局版】

Microsoft PowerPoint - 2の(別紙2)雇用形態に関わらない公正な待遇の確保【佐賀局版】 別紙 2 雇用形態に関わらない公正な待遇の確保 ~ 同一企業内における正規 非正規の間の不合理な待遇差の解消 ~ ( パートタイム労働法 労働契約法 労働者派遣法の改正 ) 見直しの目的 同一企業内における正規と非正規との間の不合理な待遇の差をなくし どのような雇用形態を選択しても待遇に納得して働き続けられるようにすることで 多様で柔軟な働き方を 選択できる ようにします 見直しの内容 1 不合理な待遇差をなくすための規定の整備

More information

9-1 退職のルール 職することは契約違反となります したがって 労働者は勝手に退職することはできません 就業規則に 契約期間途中であっても退職できる定めがある場合には それに従って退職できることになりますが 特段の定めがない場合には なるべく合意解約ができるように 十分話し合うことが大切です ただ

9-1 退職のルール 職することは契約違反となります したがって 労働者は勝手に退職することはできません 就業規則に 契約期間途中であっても退職できる定めがある場合には それに従って退職できることになりますが 特段の定めがない場合には なるべく合意解約ができるように 十分話し合うことが大切です ただ 9-1 退職のルール 第 9 章退職 解雇のときに 9-1 退職のルール 一般に 労働者からの申し出によって一方的に労働契約を終了することを辞職 ( 自己都合退職 ) といい 使用者からの一方的な申し出による労働契約の終了を解雇といいます また 労使合意の上で労働契約を解約することを合意解約といいます ここでは まず辞職と合意解約について説明します 辞職 ( 契約期間の定めがないとき ) 契約期間の定めのない労働契約を結んでいる場合

More information

標準例6

標準例6 年金記録訂正請求に係る答申について 関東信越地方年金記録訂正審議会 ( 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 新潟県 長野県 山梨県担当部会 ) 平成 27 年 7 月 31 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 4 件 厚生年金保険関係 4 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 2 件 厚生年金保険関係 2 件 厚生局受付番号 : 関東信越 ( 受 ) 第 1500207

More information

法第 20 条は, 有期契約労働者の労働条件が期間の定めがあることにより無期契約労働者の労働条件と相違する場合, その相違は, 職務の内容 ( 労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度をいう 以下同じ ), 当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して, 有期契約労働者にとって不合

法第 20 条は, 有期契約労働者の労働条件が期間の定めがあることにより無期契約労働者の労働条件と相違する場合, その相違は, 職務の内容 ( 労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度をいう 以下同じ ), 当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して, 有期契約労働者にとって不合 Q45. 有期契約労働者が正社員と同じ待遇を要求する 1 問題の所在有期契約労働者の労働条件は個別労働契約, 就業規則等により決定されるべきものですので, 正社員と同じ待遇を要求することは認められないのが原則です しかし, 有期契約労働者が正社員と同じ仕事に従事し, 同じ責任を負担しているにもかかわらず, 単に有期契約というだけの理由で労働条件が低くなっているような場合には, 期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止

More information

_第16回公益通報者保護専門調査会_資料2

_第16回公益通報者保護専門調査会_資料2 資料 2 第 16 回公益通報者保護専門調査会 不利益取扱いが通報を理由とすることの立証責任の緩和 平成 30 年 6 月 28 日 消費者庁 第 1 問題の所在 1. 関連する現行法の規定等 公益通報者保護法 ( 平成十六年法律第百二十二号 )< 下線は引用者 > 第三条公益通報者が次の各号に掲げる場合においてそれぞれ当該各号に定める公益通報をしたことを理由として前条第一項第一号に掲げる事業者が行った解雇は

More information

< F2D E93C195CA8C5F96F F582CC8F418BC682C9>

< F2D E93C195CA8C5F96F F582CC8F418BC682C9> 特別契約職員の就業に関する要項 平成 19 年 3 月 30 日平成 21 年 3 月 31 日平成 24 年 5 月 31 日平成 25 年 3 月 29 日平成 26 年 3 月 20 日 学長裁定一部改正一部改正一部改正一部改正 ( 趣旨 ) 第 1 条この要項は, 国立大学法人岡山大学契約職員就業規則 ( 平成 16 年岡大規則第 13 号 以下 契約職員就業規則 という ) 第 23 条の2の規定に基づき,

More information

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める 第 7 章定年 退職及び解雇 退職に関する事項は 就業規則の絶対的必要記載事項に当たります そして 労基法第 89 条の退職に関する事項とは 任意退職 解雇 契約期間の満了による退職等労働者が その身分を失うすべての場合に関する事項をいうと解されています [ 例 1] 定年を満 65 歳とする例 ( 定年等 ) 第 47 条労働者の定年は 満 65 歳とし 定年に達した日の属する月の末日をもって退職とする

More information

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

均衡待遇・正社員化推進奨励金  支給申請の手引き (3) 出勤簿またはタイムカード ( 支給対象労働者の転換前 6 か月分および転換後 6 か月分 ) (4) 中小企業雇用安定化奨励金または短時間労働者均衡待遇推進等助成金のうち正社員転換制度を受給した事業主が 本奨励金を初めて申請する際 または支給対象労働者 2 人目以降の申請の際に制度適用労働者の範囲に変更があった場合は 現行制度を明示した労働協約 ( 写 ) または就業規則 ( 写 ) (5)

More information

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原 パートタイム労働法について パートタイム労働法 ( 正式な名称は 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律 ) は 短時間労働者に対する労働条件差別や均衡のとれた処遇を実現するために さまざまな事業主の義務や国の援助などについて定めた法律です この法律は 平成 5 年の制定以降 順次内容が拡充されてきましたが 平成 26 年 4 月に 正社員との差別的取扱いが禁止されるパートタイム労働者の範囲の拡大や

More information

無期契約職員就業規則

無期契約職員就業規則 無期契約職員就業規則 社会福祉法人春喜会 ( 特別養護老人ホームせせらぎ ) ( 前文 ) この規則は 法人と無期契約職員が相互信頼の上に立ち 無期契約職員の福祉の向上と事業の発展を目的として制定されたものである 法人と無期契約職員は それぞれの担当する経営 職務についての責任をもち積極的に かつ誠実にその業務を遂行することにより この目的を達成しなければならない 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第

More information

2019-touren1-1

2019-touren1-1 [1] 1 選択式基本編労働基準法 [ 問 1] 次の文中のの部分を選択肢の中の適当な語句で埋め, 完全 な文章とせよ 1 労働基準法で 労働者 とは, A を問わず, 事業に使用される 者で, 賃金を支払われる者をいう 2 労働者及び使用者は, B を遵守し, 誠実に各々その義務を履行 しなければならない 3 労働基準法は労働条件の最低基準を定めたものであり, この最低基準が 標準とならないように,

More information

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観 - 1 - 厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案新旧対照表 厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律(平成十九年法律第百三十一号)(抄)(傍線部分は改正部分)改正案現行(保険給付等に関する特例等)第一条国家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)第八条に規定する機関であって年金記録に関する事項の調査審議を専門的に行うものの調査審議の結果として

More information

ら退去を迫られやむを得ず転居したのであるから本件転居費用について保護費が支給されるべきであると主張して 本件処分の取消しを求めている 2 処分庁の主張 (1) 生活保護問答集について ( 平成 21 年 3 月 31 日厚生労働省社会援護局保護課長事務連絡 以下 問答集 という ) の問 13の2の

ら退去を迫られやむを得ず転居したのであるから本件転居費用について保護費が支給されるべきであると主張して 本件処分の取消しを求めている 2 処分庁の主張 (1) 生活保護問答集について ( 平成 21 年 3 月 31 日厚生労働省社会援護局保護課長事務連絡 以下 問答集 という ) の問 13の2の 諮問番号 : 平成 30 年諮問第 13 号 答申番号 : 平成 30 年答申第 15 号 答申書 第 1 京都府行政不服審査会 ( 以下 審査会 という ) の結論本件諮問に係る審査請求 ( 以下 本件審査請求 という ) は 棄却されるべきであるとする審査庁の判断は 妥当である 第 2 事案の概要本件は 福祉事務所長 ( 以下 処分庁 という ) が審査請求人に対して行った生活保護法 ( 昭和

More information

3. 無期労働契約への転換後の労働条件無期労働契約に転換した後の職務 勤務地 賃金 労働時間等の労働条件は 労働協約 就業規則または個々の労働契約等に別段の定めがない限り 直前の有期労働契約と同一になるとされており 無期転換に当たって職務の内容などが変更されないにもかかわらず 無期転換後の労働条件を

3. 無期労働契約への転換後の労働条件無期労働契約に転換した後の職務 勤務地 賃金 労働時間等の労働条件は 労働協約 就業規則または個々の労働契約等に別段の定めがない限り 直前の有期労働契約と同一になるとされており 無期転換に当たって職務の内容などが変更されないにもかかわらず 無期転換後の労働条件を 312101 無期転換ルールへの対応 Q. 2018 年 4 月から無期転換ルールが本格的に始まると聞きましたが 無期転換ルール とはどのようなものでしょうか また 企業の実務的な対応について具体的にご教示くださ い A 無期転換ルールとは 同一の使用者との間で 有期労働契約が通算して5 年を超えて更新された場合に 有期契約社員が申込みをすると 使用者がこれを承諾したものとみなされ 無期労働契約に転換するというルールです

More information

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専 労働基準法の一部を改正する法律案概要 1. 時間外労働の罰則付き上限規制時間外労働の上限について 月 45 時間 年 360 時間を原則とし 臨時的な特別な事情がある場合でも 年 720 時間以下 単月 100 時間未満 ( 休日労働を含む ) 複数月平均 80 時間以下 ( 休日労働を含む ) を限度に設定する 自動車運転手の残業時間上限について 5 年間の適用猶予後に一般則を適用する 建設事業

More information

厚生局受付番号 : 九州 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 九州 ( 厚 ) 第 号 請求者のA 社 B 支店における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 44 年 4 月 21 日から同年 5 月 1 日に訂正し 昭和 44 年 4 月の標準報酬月額を2

厚生局受付番号 : 九州 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 九州 ( 厚 ) 第 号 請求者のA 社 B 支店における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 44 年 4 月 21 日から同年 5 月 1 日に訂正し 昭和 44 年 4 月の標準報酬月額を2 年金記録訂正請求に係る答申について 九州地方年金記録訂正審議会平成 28 年 2 月 16 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 6 件 厚生年金保険関係 6 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 4 件 厚生年金保険関係 4 件 厚生局受付番号 : 九州 ( 受 ) 第 1500292 号 厚生局事案番号 : 九州 ( 厚 ) 第 1500102 号 請求者のA

More information

定していました 平成 25 年 4 月 1 日施行の 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律 では, 継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止について規定されていますが, 平成 25 年 4 月 1 日の改正法施行の際, 既にこの基準に基づく制度を設けている会社の選定基準につい

定していました 平成 25 年 4 月 1 日施行の 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律 では, 継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止について規定されていますが, 平成 25 年 4 月 1 日の改正法施行の際, 既にこの基準に基づく制度を設けている会社の選定基準につい Q22. トラブルの多い社員が定年退職後の再雇用を求めてくる 1 高年齢者雇用確保措置の概要高年法 9 条 1 項は,65 歳未満の定年の定めをしている事業主に対し, その雇用する高年齢者の65 歳までの安定した雇用を確保するため, 1 定年の引上げ 2 継続雇用制度 ( 現に雇用している高年齢者が希望するときは, 当該高年齢者をその定年後も引き続いて雇用する制度 ) の導入 3 定年の定めの廃止のいずれかの措置

More information

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程 社会福祉法人恩心会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 個人の尊厳を最大限に尊重するという基本理念のもと 社会福祉法人恩心会 ( 以下 本会 という ) が保有する個人情報の適正な取り扱いに関して必要な事項を定めることにより 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守することを目的とする ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱うに当たっては その利用目的をできる限り特定する

More information

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます 4-1 育児関連 第 4 章育児 介護休業法 4-1 育児関連 育児休業及び介護休業については 育児 介護休業法 ( 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ) で定められています 育児休業は 原則として 1 歳に満たない子を養育する労働者からの申し出により 子の 1 歳の誕生日の前日までの期間で 一人の子につき原則 1 回取得することができます ( 例外あり ) 父母がともに育児休業を取得する場合は

More information

事案である 3 仲裁合意本件では 申立人の申立書において仲裁合意の内容の記載があり 被申立人は答弁書においてこれを争わなかったので 本件についての書面による仲裁合意が存在する なお 被申立人は審問期日においても本仲裁に応じる旨の答弁をした 4 当事者の主張 (1) 申立人の主張申立人は 請求を基礎づ

事案である 3 仲裁合意本件では 申立人の申立書において仲裁合意の内容の記載があり 被申立人は答弁書においてこれを争わなかったので 本件についての書面による仲裁合意が存在する なお 被申立人は審問期日においても本仲裁に応じる旨の答弁をした 4 当事者の主張 (1) 申立人の主張申立人は 請求を基礎づ 仲裁判断 公益財団法人日本スポーツ仲裁機構 JSAA-AP-2018-003 申立人 :X 被申立人 : 福島県クレー射撃協会 (Y) 主文 本件スポーツ仲裁パネルは次のとおり判断する 1 被申立人が 2018 年 5 月 3 日に申立人に対し行った 申立人を 3 年間の資格停止処分とする決定を取り消す 2 仲裁申立料金 54,000 円は 被申立人の負担とする 理由 第 1 当事者の求めた仲裁判断

More information

釧路厚生年金事案 214 第 1 委員会の結論 申立人は 申立期間について 厚生年金保険被保険者として厚生年金保険 料を事業主により給与から控除されていたと認めることはできない 第 2 申立の要旨等 1 申立人の氏名等氏名 : 男基礎年金番号 : 生年月日 : 昭和 15 年生住所 : 2 申立内容

釧路厚生年金事案 214 第 1 委員会の結論 申立人は 申立期間について 厚生年金保険被保険者として厚生年金保険 料を事業主により給与から控除されていたと認めることはできない 第 2 申立の要旨等 1 申立人の氏名等氏名 : 男基礎年金番号 : 生年月日 : 昭和 15 年生住所 : 2 申立内容 ( 平成 21 年 6 月 17 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認釧路地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 5 件 厚生年金関係 5 件 釧路厚生年金事案 214 第 1 委員会の結論 申立人は 申立期間について 厚生年金保険被保険者として厚生年金保険 料を事業主により給与から控除されていたと認めることはできない

More information

文書管理番号

文書管理番号 プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 1. 一般 1.1 適用範囲この規程は プライバシーマーク付与の適格性に関する審査 ( 以下 付与適格性審査 という ) を行うプライバシーマーク指定審査機関 ( 以下 審査機関 という ) が その審査業務を遂行する際に遵守すべき事項を定める 1.2 用語この基準で用いる用語は 特段の定めがない限り プライバシーマーク制度基本綱領 プライバシーマーク指定審査機関指定基準

More information

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は 内部統制システム構築の基本方針 サントリー食品インターナショナル株式会社 ( 以下 当社 という ) は 下記のとおり 内部統制システム構築の基本方針を策定する Ⅰ. 当社の取締役 執行役員及び使用人並びに当社子会社の取締役 執行役員その他これ らの者に相当する者 ( 以下 取締役等 という ) 及び使用人の職務の執行が法令及び定款 に適合することを確保するための体制 1. 当社及び当社子会社 (

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 4-1. 退職したいのにできない 昨日, 今月末で退職したいと申し出たところ, 承 諾してもらえませんでした どうしたらいいでしょうか? 期間の定めのない雇用の場合,2 週間前までに退職を申し出れば, 使用者の承諾なく退職することができます 民法 627 条 ただし, 就業規則に退職について定められている場合には, その規定に沿って退職することが一般的です また, 期間の定めのある雇用の場合には,

More information

Microsoft Word - 改訂 H28 H27施行状況記者発表(リード文)

Microsoft Word - 改訂 H28 H27施行状況記者発表(リード文) 厚生労働省福島労働局発表平成 28 年 6 月 30 日 平成 27 年度福島労働局雇用環境 均等室における相談 指導状況 27 年度相談数のうち育児 介護休業関係が約半数 福島労働局 ( 局長島浦幸夫 ) ではこのほど 男女雇用機会均等法 育児 介護休業法及びパートタイム労働法に関する相談 是正指導等の状況について取りまとめましたので 公表します 平成 28 年 4 月 1 日から 雇用均等室 は

More information

被告は 高年法 9 条 2 項に規定する協定をするため努力したにもかかわらず協議が調わ なかったものと認めることはできず 本件就業規則 29 条が高年法附則 5 条 1 項の要件を具 備していないというべきである 本件継続雇用制度の導入を定める本件就業規則 29 条は 手続要件を欠き無効であり 原

被告は 高年法 9 条 2 項に規定する協定をするため努力したにもかかわらず協議が調わ なかったものと認めることはできず 本件就業規則 29 条が高年法附則 5 条 1 項の要件を具 備していないというべきである 本件継続雇用制度の導入を定める本件就業規則 29 条は 手続要件を欠き無効であり 原 資料 2 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律 改正 ( 平成 18 年 ) 後の裁判例概要 1 定年前のグループ会社への転籍による継続雇用制度に関する裁判例 NTT 東日本事件 ( 平成 21 年 11 月 16 日東京地裁判決 ) 本件制度は 定年前のグループ会社への転籍により 定年までの給与の減額を伴うが 各グループ会社の給与水準は 同一地域における同業種の賃金水準等を参考にしつつ 大幅な減額にならないよう一定の配慮をしたうえで設定され

More information

< B83678E DD96E28D8096DA2E786C7378>

< B83678E DD96E28D8096DA2E786C7378> パートタイム労働者均等 均衡待遇指標 ( パート指標 ) 項目 網掛けのは 必須回答ではなく 前問ので回答したによっては回答することになるである パートタイム労働者の職務内容 人材活用の仕組みや運用などにより パートタイム労働者を 3 つのタイプに区分して診断します 以下のタイプから最も当てはまるものを選択して診断を開始してください 事業所に複数のタイプのパートタイム労働者がいる場合は それぞれのタイプごとに診断していただくことができます

More information

とを条件とし かつ本事業譲渡の対価全額の支払と引き換えに 譲渡人の費用負担の下に 譲渡資産を譲受人に引き渡すものとする 2. 前項に基づく譲渡資産の引渡により 当該引渡の時点で 譲渡資産に係る譲渡人の全ての権利 権限 及び地位が譲受人に譲渡され 移転するものとする 第 5 条 ( 譲渡人の善管注意義

とを条件とし かつ本事業譲渡の対価全額の支払と引き換えに 譲渡人の費用負担の下に 譲渡資産を譲受人に引き渡すものとする 2. 前項に基づく譲渡資産の引渡により 当該引渡の時点で 譲渡資産に係る譲渡人の全ての権利 権限 及び地位が譲受人に譲渡され 移転するものとする 第 5 条 ( 譲渡人の善管注意義 事業譲渡契約書 X( 以下 譲渡人 という ) 及び Y( 以下 譲受人 という ) とは 譲渡人から譲受人への事業譲渡に関し 以下のとおり合意する 第 1 条 ( 事業譲渡 ) 譲渡人は 平成 年 月 日 ( 以下 譲渡日 という ) をもって 第 2 条 ( 譲渡資産 ) 以下の条件に従って に関する事業 ( 以下 本事業 という ) を譲受人に譲渡し 譲受人はこれを譲り受ける ( 以下 本事業譲渡

More information

青森国民年金事案 697 第 1 委員会の結論申立人の昭和 51 年 9 月から 54 年 3 月までの国民年金保険料については 納付していたものと認めることはできない 第 2 申立の要旨等 1 申立人の氏名等氏名 : 男基礎年金番号 : 生年月日 : 昭和 25 年生住所 : 2 申立内容の要旨申

青森国民年金事案 697 第 1 委員会の結論申立人の昭和 51 年 9 月から 54 年 3 月までの国民年金保険料については 納付していたものと認めることはできない 第 2 申立の要旨等 1 申立人の氏名等氏名 : 男基礎年金番号 : 生年月日 : 昭和 25 年生住所 : 2 申立内容の要旨申 ( 平成 24 年 2 月 8 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認青森地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 2 件 国民年金関係 厚生年金関係 1 件 1 件 青森国民年金事案 697 第 1 委員会の結論申立人の昭和 51 年 9 月から 54 年 3 月までの国民年金保険料については 納付していたものと認めることはできない

More information

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が 国家公務員の非常勤職員に関する実態調査について ( 調査結果 ) 平成 28 年 9 月内閣官房内閣人事局 内閣人事局は 国家公務員の非常勤職員の処遇について把握するため 勤務時間 任期 勤務条件等の説明状況 給与の支給等について各府省から実態調査を行った この調査の対象となる職員は 平成 28 年 4 月 日時点で各府省 ( 本府省 地方支分部局等 ) に在籍する国家公務員の非常勤職員のうち 以下の者である

More information

(Microsoft Word - \215\304\214\331\227p\220E\210\365\213K\221\245.doc)

(Microsoft Word - \215\304\214\331\227p\220E\210\365\213K\221\245.doc) 一般財団法人土浦市産業文化事業団再雇用職員就業規則 ( 平成 19 年 1 月 15 日規則第 1 号 ) 改正平成 2 1 年 2 月 1 9 日規則第 2 号改正平成 2 5 年 3 月 2 8 日規則第 1 号改正平成 2 6 年 7 月 1 5 日規則第 1 号改正平成 2 7 年 3 月 1 3 日規則第 1 号改正平成 2 8 年 3 月 9 日規則第 1 号改正平成 2 8 年 3 月

More information

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい 地方公務員の退職管理の適正の確保について 総務省自治行政局公務員部高齢対策室 1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3について 離職後 2 年間 離職前

More information

評議員選任 解任委員会について点検項目 説明 参考 1 評議員選任 解任委員会の設置について すべての法人 ( 現在, 評議員会を設置している法 定款例第 6 条 評議員選任 解任委員会 を設置する旨の定款変更を行っていますか ( 又は定款変更の準備をしていますか ) いる いない 人も含む ) に

評議員選任 解任委員会について点検項目 説明 参考 1 評議員選任 解任委員会の設置について すべての法人 ( 現在, 評議員会を設置している法 定款例第 6 条 評議員選任 解任委員会 を設置する旨の定款変更を行っていますか ( 又は定款変更の準備をしていますか ) いる いない 人も含む ) に 資料 5 社会福祉法人制度改革への 対応に関する自主点検表 法人名 作成担当者名 作成日年月日 評議員選任 解任委員会について点検項目 説明 参考 1 評議員選任 解任委員会の設置について すべての法人 ( 現在, 評議員会を設置している法 定款例第 6 条 評議員選任 解任委員会 を設置する旨の定款変更を行っていますか ( 又は定款変更の準備をしていますか ) いる いない 人も含む ) において,

More information

命令書 申立人京都 滋賀地域合同労働組合 被申立人伏見織物加工株式会社 上記当事者間の京労委平成 17 年 ( 不 ) 第 3 号第 11 伏見織物加工不当労働行為救済申立事件について 当委員会は 平成 18 年 5 月 18 日 第 2032 回公益委員会議において 公益委員佐賀千惠美 同初宿正典

命令書 申立人京都 滋賀地域合同労働組合 被申立人伏見織物加工株式会社 上記当事者間の京労委平成 17 年 ( 不 ) 第 3 号第 11 伏見織物加工不当労働行為救済申立事件について 当委員会は 平成 18 年 5 月 18 日 第 2032 回公益委員会議において 公益委員佐賀千惠美 同初宿正典 命令書 申立人京都 滋賀地域合同労働組合 被申立人伏見織物加工株式会社 上記当事者間の京労委平成 17 年 ( 不 ) 第 3 号第 11 伏見織物加工不当労働行為救済申立事件について 当委員会は 平成 18 年 5 月 18 日 第 2032 回公益委員会議において 公益委員佐賀千惠美 同初宿正典 同松浦正弘 同後藤文彦 同西村健一郎合議の上 次のとおり命令する 主文 1 申立人の救済申立てのうち

More information

Ⅰ 目的 定年を迎えた職員が定年後も再雇用され働き甲斐をもって生き生きと働き 法人に貢献し つつ自らの生活をも充実したものとされることを目的として 再雇用制度を具体的に構築し その運用や取扱いについて本実施要綱に定めることとする Ⅱ 再雇用職員職員コースの区分 再雇用職員コースの区分は以下の 3 種

Ⅰ 目的 定年を迎えた職員が定年後も再雇用され働き甲斐をもって生き生きと働き 法人に貢献し つつ自らの生活をも充実したものとされることを目的として 再雇用制度を具体的に構築し その運用や取扱いについて本実施要綱に定めることとする Ⅱ 再雇用職員職員コースの区分 再雇用職員コースの区分は以下の 3 種 定年後再雇用制度実施要綱 平成 29 年 4 月版 社会福祉法人 会 Ⅰ 目的 定年を迎えた職員が定年後も再雇用され働き甲斐をもって生き生きと働き 法人に貢献し つつ自らの生活をも充実したものとされることを目的として 再雇用制度を具体的に構築し その運用や取扱いについて本実施要綱に定めることとする Ⅱ 再雇用職員職員コースの区分 再雇用職員コースの区分は以下の 3 種類とする 各コースの給与等の説明は

More information

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特 特定個人情報等取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社ニックス ( 以下 当社 という ) の事業遂行上取り扱う個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) を適切に保護するために必要な基本的事項を定めたものである ( 適用範囲 ) 第 2 条この規程は 当社の役員及び社員に対して適用する また 特定個人情報等を取り扱う業務を外部に委託する場合の委託先

More information

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc 個人情報保護に関する委託先との覚書 ( 例 ) 例 4 例個人情報の取扱いに関する覚書 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は 平成 _ 年 _ 月 _ 日付で締結した 契約書に基づき甲が乙に委託した業務 ( 以下 委託業務 という ) の遂行にあたり 乙が取り扱う個人情報の保護及び管理について 次のとおり合意する 第 1 条 ( 目的 ) 本覚書は 乙が委託業務を遂行するにあたり

More information

弁護士 八代 徹也 先生

弁護士 八代 徹也 先生 最近の主要労働判例 命令 (2017 年 6 月号 ) 2017 年 6 月 7 日 経団連労働法制本部 1. 労働判例から ( 重要判例は 下線は事務局が付加 ) [ 解雇 ] SGS ジャパン事件 東京地裁 ( 平成 29 年 1 月 26 日 ) 判決速報 2306 号上司の注意はパワハラにはあたらず うつ病の業務起因性等が否定された例 この事件は うつ病の診断を受けて休職していた原告が 被告会社から休職期間満了を理由に退職を告知されたことが

More information

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱 社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱う際は その利用目的をできる限り特定する 2 本会が取得した個人情報の利用目的を変更する場合には 変更前の利用目的と変更後の利用目的とが相当の関連性を有する合理的な範囲内になければならない

More information

14個人情報の取扱いに関する規程

14個人情報の取扱いに関する規程 個人情報の取扱いに関する規程 第 1 条 ( 目的 ) 第 1 章総則 この規程は 東レ福祉会 ( 以下 本会 という ) における福祉事業に係わる個人情報の適法かつ適正な取扱いの確保に関する基本的事項を定めることにより 個人の権利 利益を保護することを目的とする 第 2 条 ( 定義 ) この規程における各用語の定義は 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 という ) および個人情報保護委員会の個人情報保護に関するガイドラインによるものとする

More information

に含まれるノウハウ コンセプト アイディアその他の知的財産権は すべて乙に帰属するに同意する 2 乙は 本契約第 5 条の秘密保持契約および第 6 条の競業避止義務に違反しない限度で 本件成果物 自他およびこれに含まれるノウハウ コンセプトまたはアイディア等を 甲以外の第三者に対する本件業務と同一ま

に含まれるノウハウ コンセプト アイディアその他の知的財産権は すべて乙に帰属するに同意する 2 乙は 本契約第 5 条の秘密保持契約および第 6 条の競業避止義務に違反しない限度で 本件成果物 自他およびこれに含まれるノウハウ コンセプトまたはアイディア等を 甲以外の第三者に対する本件業務と同一ま コンサルティング契約書 ケース設定 : 委託者であるクライアント A 株式会社が 一定の事項に関する専門的なアドバイスや相談を求め これに対して受託者であるコンサルタント B 株式会社が応じる場合を想定しています 東京都 A 株式会社 ( 以下 甲 という ) と東京都 B 株式会社 ( 以下 乙 という ) とは 〇〇に関するコンサルティング業務の提供に関し 以下のとおり契約を締結する 前文にあたる部分は

More information

個人情報管理規程

個人情報管理規程 個人情報管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条 この規程は エレクタ株式会社 ( 以下 会社 という ) が取り扱う個人情報の適 切な保護のために必要な要件を定め 従業者が その業務内容に応じた適切な個 人情報保護を行うことを目的とする ( 定義 ) 第 2 条 本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる (1) 個人情報生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名

More information

労働相談及びあっせんの概要 平成22年度 東京都産業労働局.indd

労働相談及びあっせんの概要 平成22年度 東京都産業労働局.indd 相談者は 事務職の正社員として入社したが 実際には 検品 品出し等の倉庫作業だったことから 腰椎等の持病が悪化した 1か月は我慢して働いていたが これ以上健康状態を損ねることを恐れ 店長に1か月後の退職の意思を伝えた その後 直接 社長にも退職を申し出たところ 社長から もう少し待ってくれ 退職届も出さないでくれ と言われ 退職を認めて貰えない 相談者は 一方的に退職することには不安があるとして 相談に来所した

More information

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また Ⅱ 調査結果の概要 1 高年齢者雇用安定法改正 に関する認知度と対応状況 (1) 高年齢者雇用安定法改正 の認知度平成 25 年 4 月 1 日に施行された 高年齢者雇用安定法改正 の認知度 ( 知っている とする企業の割合 ) は 調査対象 4,381 社全体の 94.0% 1 と高い また このうち 法改正があったことを知っており 内容もおおよそ知っている と回答している企業は 75.5% であった

More information

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人 社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン新旧対照表 改訂前第 1( 略 ) 第 2 元請企業の役割と責任 (1)~(4) 略 (5) 作業員名簿を活用した確認 指導施工体制台帳及び再下請負通知書に関する規則の規定の改正に合わせて 各団体等が作成している作業員名簿の様式においても 各作業員の加入している健康保険 年金保険及び雇用保険の名称及び被保険者番号等の記載欄が追加されている ( 別紙 3) この作業員名簿を活用することで

More information

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を 国立大学法人電気通信大学無期労働契約転換に関する規程 平成 29 年 3 月 22 日第 1 章総則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 労働契約法 ( 平成 19 年法律第 128 号 ) 第 18 条に基づき 国立大学法人電気通信大学 ( 以下 本学 という ) に期間を定めて雇用される職員 ( 以下 任期付職員 という ) について 期間の定めのない労働契約 ( 以下 無期労働契約 という )

More information

< F2D30348AEE967B8C5F96F196F18ABC2E6A7464>

< F2D30348AEE967B8C5F96F196F18ABC2E6A7464> ( 案 ) 労働者派遣基本契約約款 ( 災害時における人員輸送車両の運行業務 ) ( 総則 ) 第 1 条派遣先 ( 以下 甲 という ) と派遣元 ( 以下 乙 という ) は 乙の行う甲に対する労働者派遣に関し 基本的事項を定めるため 次のとおり基本的事項を約する ( 以下 本約款 という ) ( 目的 ) 第 2 条本約款は 乙が 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律

More information

手続には 主たる債務者と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか 手続には 保証人と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか A. 利害関係のない中立かつ公正な第三者 とは 中小企業再生支援協議会 事業再生 ADRにおける手続実施者 特定調停における調停委員会

手続には 主たる債務者と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか 手続には 保証人と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか A. 利害関係のない中立かつ公正な第三者 とは 中小企業再生支援協議会 事業再生 ADRにおける手続実施者 特定調停における調停委員会 経営者保証に関するガイドライン Q&A の一部改定について ( 資料 2) ( 下線部分が修正箇所を示す ) 改 定 後 現 行 Q.5-4 保証契約において 5(2) イ ) に記載されているように 保証人の履行請求額は 期限の利益を喪失した日等の一定の基準日における保証人の資産の範囲内 とした場合 基準日の到来条件の解釈により 主たる債務者が期限の利益を早期に喪失する事態が生じる懸念はないのでしょうか

More information

Microsoft Word - syukkou

Microsoft Word - syukkou 出向契約書 ( 出向元 )X( 以下 甲 という ) と ( 出向先 )Y( 以下 乙 という )) 及び ( 労働者 )Z( 以下 丙 という ) は 以下のとおり以下のとおり 出向契約 ( 以下 本契約 という ) を締結する 第 1 条 ( 出向社員 ) 1. 甲は乙に対し 下記の社員を出向させる 記氏名 : 甲への入社年月日 : 年 月 日 2. 乙は 前項に定める出向社員が 甲の従業員としての地位を有したまま乙に出向し

More information

(4) 性的な写真や漫画などを見せること (5) ヌード ポスター等を掲示すること (6) 職場の職員を何回もじっと見つめること (7) 職場の職員を職場内外でつけ回すこと (8) 職場において 社員に対して性的な関係を要求すること (9) 職場の職員の衣服または身体をむやみに触ること (10) 頼

(4) 性的な写真や漫画などを見せること (5) ヌード ポスター等を掲示すること (6) 職場の職員を何回もじっと見つめること (7) 職場の職員を職場内外でつけ回すこと (8) 職場において 社員に対して性的な関係を要求すること (9) 職場の職員の衣服または身体をむやみに触ること (10) 頼 ハラスメント防止規程 ( セクハラ パワハラ マタハラ パタハラ ケアハラ ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社会福祉法人善心会 ( 以下 法人 という ) が運営する職場におけるハラスメント ( セクハラ パワハラ マタハラ パタハラ ケアハラ ) を防止するために職員が遵守すべき事項や防止するための措置等を定めたものであり 働きやすい職場環境を実現することを目的とする (

More information

日商協規程集

日商協規程集 苦情処理規 ( 目的 ) 第 1 条この規は 定款第 58 条第 3 項に基づき 会員及び会員を所属商品先物取引業者とする商品先物取引仲介業者 ( 以下 会員等 という ) の行う商品先物取引業務 ( 定款第 3 条第 1 項第 5 号に定める業務をいう 以下この規において同じ ) に関して顧客からの苦情の処理につき必要な事項を定め その疑義を解明し迅速 かつ 円滑な解決を図ることを目的とする (

More information

第 5 条 ( 配置転換 出向 ) 1 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 配置転換を命じることがある 2 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 他社に出向を命じることがある 乙は 正当な理由がない限り これを拒否することができない 3 前項の場合 その出向の期間は3 年以内とする 第 6 条

第 5 条 ( 配置転換 出向 ) 1 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 配置転換を命じることがある 2 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 他社に出向を命じることがある 乙は 正当な理由がない限り これを拒否することができない 3 前項の場合 その出向の期間は3 年以内とする 第 6 条 雇用契約書 ( 使用者 ) ( 以下 甲 という ) と ( 労働者 ) ( 以下 乙 という ) は 以下のとおり雇用契約 ( 以下 本契約 という ) を締結する 第 1 条 ( 雇用 ) 甲は 本契約の規定及び別紙労働条件通知書に定める条件により乙を雇用し 乙は甲 に従いその職務を誠実に遂行し 甲はこれに対し賃金を支払うことを約する 第 2 章 ( 遵守事項 ) 乙は 甲に対し 以下の事項を遵守することを誓約する

More information

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか 賃金改善の方法等について ( 問 1) 厚生労働省の説明資料や報道等において 15,000 円 という金額が出てきているが 15,000 円を上回る賃金改善計画を策定しなければ本交付金による助成を受けられないのか また 実際の賃金改善額が 賃金改善計画における改善見込額を下回った場合についてはどのような取り扱いとなるのか 15,000 円については あくまでも交付率を決定するために用いた指標であり

More information

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を 公益通報者保護法を踏まえた国の行政機関の通報対応に関するガイドライン ( 内部の職員等からの通報 ) 平成 17 年 7 月 19 日関係省庁申合せ平成 26 年 6 月 23 日一部改正平成 29 年 3 月 21 日一部改正 1. 本ガイドラインの意義及び目的公益通報者保護法 ( 平成 16 年法律第 122 号 以下 法 という ) を踏まえ 国の行政機関が内部の職員等からの通報に対応する仕組みを整備し

More information

Taro-ã†«æ¶‹ã†Šï¼‹éŁ·å®Ÿæ¬¡éŁ·å¾„ver2ï¼›ã•’è¦†ç¶±ï¼‹è«®åŁ‘çfl¨ï¼›ã•‚å¥³æ´»æ³Ł .jtd

Taro-ã†«æ¶‹ã†Šï¼‹éŁ·å®Ÿæ¬¡éŁ·å¾„ver2ï¼›ã•’è¦†ç¶±ï¼‹è«®åŁ‘çfl¨ï¼›ã•‚å¥³æ´»æ³Ł  .jtd 一頁女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案要綱第一女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の一部改正一一般事業主行動計画の策定等の義務の対象拡大一般事業主 国及び地方公共団体以外の事業主をいう 以下同じ のうち 一般事業主行動計画 一般事業主が実施する女性の職業生活における活躍の推進に関する取組に関する計画をいう 以下同じ の策定及び届出 以下 策定等 という が義務付けられる事業主の範囲について

More information

個人情報の保護に関する規程(案)

個人情報の保護に関する規程(案) 公益財団法人いきいき埼玉個人情報保護規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 埼玉県個人情報保護条例 ( 平成 16 年埼玉県条例第 65 号 ) 第 59 条の規定に基づき 公益財団法人いきいき埼玉 ( 以下 財団 という ) による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において 個人情報 個人情報取扱事業者 個人データ 保有個人データ

More information

ハ昇任させようとする日以前 2 年以内に懲戒処分等を受けていないこと ( ただし 減給は 1 年 6 月以内 戒告は 1 年以内とする ) 施行 3 年後 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ) から適用 1 本省課長級未満の官職への昇任の場合イ直近の連続した2 回の能力評価のうち 1 回の全体評語

ハ昇任させようとする日以前 2 年以内に懲戒処分等を受けていないこと ( ただし 減給は 1 年 6 月以内 戒告は 1 年以内とする ) 施行 3 年後 ( 平成 24 年 4 月 1 日 ) から適用 1 本省課長級未満の官職への昇任の場合イ直近の連続した2 回の能力評価のうち 1 回の全体評語 人事評価の結果の任免 給与等への活用の概要 1. 任用 分限 (1) 昇任 昇任させようとする日以前 2 年の能力評価及び直近の業績評価の全体評語を活用 本省課長級以上の官職への昇任の場合は 別途要件を設定 任命権者は 1 本省課長級未満 2 本省課長級 3 本省事務次官 局長及び部長級 の区分に応じ 以下に掲げる要件を満たす職員のうち 人事評価の結果に基づき 官職に係る能力及び適性 ( 標準職務遂行能力及び補充しようとする官職についての適性をいう

More information

( 平成 23 年 8 月 31 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認釧路地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 7 件 厚生年金関係 7 件

( 平成 23 年 8 月 31 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認釧路地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 7 件 厚生年金関係 7 件 ( 平成 23 年 8 月 31 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認釧路地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 7 件 厚生年金関係 7 件 釧路厚生年金事案 499 第 1 委員会の結論申立人は 申立期間について 厚生年金保険被保険者として厚生年金保険料を事業主により給与から控除されていたと認めることはできない

More information

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知 国立大学法人滋賀大学再雇用職員就業規則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 国立大学法人滋賀大学職員就業規則 ( 以下 就業規則 という ) 第 2 条の規定に基づき 再雇用された職員 ( 以下 再雇用職員 という ) の身分 期間 給料 勤務時間及びその他の必要な事項について定めることを目的とする 2 この規程に定めのない事項については 労働基準法 ( 昭和 22 年法律第 49

More information

基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス 利用契約書 ( 以下 利用者 という ) と社会福祉法人慈徳会 ( 以下 事業者 という ) は 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス ( 以下 当施設 という ) が利用者に対して提供する基準該当短期入所サービスについて 次のとおり契約

基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス 利用契約書 ( 以下 利用者 という ) と社会福祉法人慈徳会 ( 以下 事業者 という ) は 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス ( 以下 当施設 という ) が利用者に対して提供する基準該当短期入所サービスについて 次のとおり契約 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス 利用契約書 ( 以下 利用者 という ) と社会福祉法人慈徳会 ( 以下 事業者 という ) は 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス ( 以下 当施設 という ) が利用者に対して提供する基準該当短期入所サービスについて 次のとおり契約します ( 契約の目的 ) 第 1 条この契約は 利用者が可能な限りその居宅において その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう基準該当短期入所サービスを提供し支援することを目的として

More information

TPT859057

TPT859057 人身取引および奴隷制度対策に関するポリシー 目次 目的範囲ポリシー ステートメント調査および監査ポリシー コンプライアンス関連文書およびプロセス 2 人身取引および奴隷制度対策に関するポリシー 目的 Oracle は 人身取引および奴隷制度 ( このポリシーにおいて 強制労働および不法な児童労働を含む ) のない職場環境づくりに取り組んでいる 世界中のいかなる Oracle 組織においても 人身取引および奴隷制度が許容または容認されることはない

More information

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5 4-1 育児関連 第 4 章 育児 介護休業法 4-1 育児関連 育児休業及び介護休業については 育児 介護休業法 ( 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ) で定められています 育児休業は 原則として1 歳に満たない子を養育する労働者からの申出により 子の1 歳の誕生日の前日までの期間で 一人の子につき原則 1 回取得することができます ( 例外あり ) 父母がともに育児休業を取得する場合は

More information

結成当時は全国一般労働組合徳島地方本部に加盟し 同地方本部徳島南海タクシー支部と称していたが 平球 10 年 9 月 8 日に同地方本部を脱退し 同日 全国一般全国協及び地域合同労組に加盟して それぞれの徳島南海タクシー支部と称している 組合員は 本件申立時 21 名である 2 被申立人と徳島南海タ

結成当時は全国一般労働組合徳島地方本部に加盟し 同地方本部徳島南海タクシー支部と称していたが 平球 10 年 9 月 8 日に同地方本部を脱退し 同日 全国一般全国協及び地域合同労組に加盟して それぞれの徳島南海タクシー支部と称している 組合員は 本件申立時 21 名である 2 被申立人と徳島南海タ 徳島 平 11 不 3 平 12.6.22 命令書 申立人 申立人 申立人 全国一般労働組合全国協議会 徳島地域合同労働組合 徳島南海タクシー二交替労働組合 被申立人 徳島バス株式会社 本件申立を棄却する 主 文 理由第 1 申立人らの請求する救済の内容 ( 主旨 ) 1 被申立人は申立組合からの団体交渉申し入れに応諾義務を認めた上 再三にわたる団体交渉拒否を謝罪すること 2 謝罪広告の新聞への掲載

More information

結した組合員 5 名の未払賃金及び解雇予告手当の支払い等に関する和解協定 ( 以下 本件和解協定 ) を履行しなかったことが それぞれ 1につき労 働組合法 ( 以下 労組法 ) 第 7 条第 2 号及び第 3 号 2につき同条第 1 号 及び第 3 号 そして 3 につき同条第 3 号に該当する不

結した組合員 5 名の未払賃金及び解雇予告手当の支払い等に関する和解協定 ( 以下 本件和解協定 ) を履行しなかったことが それぞれ 1につき労 働組合法 ( 以下 労組法 ) 第 7 条第 2 号及び第 3 号 2につき同条第 1 号 及び第 3 号 そして 3 につき同条第 3 号に該当する不 命令書 再審査申立人 日本 ERM 株式会社 再審査被申立人 日本 ERM 労働組合 主 文 1 初審命令主文を次のとおり変更する 再審査申立人日本 ERM 株式会社は 再審査被申立人日本 ERM 労働組合との間で締結した未払賃金等の支払いに関する平成 19 年 3 月 2 日付け和解協定を速やかに履行しなければならない 2 その余の本件再審査申立てを棄却する 理 由 第 1 事案の概要等 1 事案の概要

More information

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働 一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 第一条 第二条 第二章立候補休暇 第三条 第六条 第三章雑則 第七条 第九条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働者の雇用の継続を確保し もって国民の政治への参画の機会の増大に寄与することを目的とする 定義 第二条この法律において 立候補休暇 とは

More information

untitled

untitled 就業規則の不利益変更について 1. 総論就業規則についての最大の難関は 一方的不利益変更の可否です 会社が就業規則を従業員の不利益に変更した場合 あるいは不利益な条項を新設した場合 それに反対する従業員をも拘束するかという問題です (1) 会社全体の立場就業規則を作成した後 年月がたてば経済情勢や経営状況も変化します それに合わせて就業規則を変更する必要がどうしても出てきます 就業規則をしても 反対者は拘束できないということになると

More information

A) であり かつ 他の全体評語が上位又は中位の段階 (B 以上 ) であること 2 段階以上の昇任により 本省部長級以上のポストに就けようとする場合 ( 本省課長級から本省局長級への昇任など ) にあっては 直近の連続した3 回の能力評価の全体評語がいずれも上位の段階 (S 又はA) であること

A) であり かつ 他の全体評語が上位又は中位の段階 (B 以上 ) であること 2 段階以上の昇任により 本省部長級以上のポストに就けようとする場合 ( 本省課長級から本省局長級への昇任など ) にあっては 直近の連続した3 回の能力評価の全体評語がいずれも上位の段階 (S 又はA) であること 第 Ⅳ 部人事評価の結果の任免 給与等への活用 1. 任用 分限 (1) 昇任 昇任させようとする日以前 2 年の能力評価及び直近の業績評価の全体評語を活用 本省課長級以上の官職への昇任の場合は 別途要件を設定 任命権者は 1 本省課長級未満の官職 2 本省課長級の官職 3 本省事務次官 局長及び部長級のうち 内閣による一元管理対象となる本省内部部局等の事務次官 局長及び部長級を除く官職 の区分に応じ

More information

厚生局受付番号 : 東海北陸 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 東海北陸 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社 ) における昭和 39 年 7 月 1 日から同年 10 月 1 日までの期間の標準報酬月額を訂正することが必要である

厚生局受付番号 : 東海北陸 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 東海北陸 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社 ) における昭和 39 年 7 月 1 日から同年 10 月 1 日までの期間の標準報酬月額を訂正することが必要である 年金記録訂正請求に係る答申について 東海北陸地方年金記録訂正審議会平成 30 年 10 月 29 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 2 件 国民年金関係 厚生年金保険関係 0 件 2 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 2 件 国民年金関係 厚生年金保険関係 0 件 2 件 厚生局受付番号 : 東海北陸 ( 受 ) 第 1800078 号 厚生局事案番号 :

More information

債務のうち所定の範囲内のものを当該事業主に代わって政府が弁済する旨規定する (2) 賃確法 7 条における上記 政令で定める事由 ( 立替払の事由 ) として 賃金の支払の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 51 年政令第 169 号 以下 賃確令 という )2 条 1 項 4 号及び賃金の支払の確

債務のうち所定の範囲内のものを当該事業主に代わって政府が弁済する旨規定する (2) 賃確法 7 条における上記 政令で定める事由 ( 立替払の事由 ) として 賃金の支払の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 51 年政令第 169 号 以下 賃確令 という )2 条 1 項 4 号及び賃金の支払の確 平成 30 年度答申第 55 号 平成 30 年 12 月 13 日 諮問番号平成 30 年度諮問第 51 号 ( 平成 30 年 11 月 16 日諮問 ) 審査庁厚生労働大臣 事件名立替払事業に係る未払賃金額等の不確認処分に関する件 答申書 審査請求人 X からの審査請求に関する上記審査庁の諮問に対し 次のとおり答申 する 結 論 本件審査請求は棄却すべきである旨の諮問に係る判断は 妥当で ある

More information

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63> 国立大学法人大阪教育大学非常勤職員の育児休業等に関する規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は, 国立大学法人大阪教育大学非常勤職員就業規則 ( 以下 非常勤職員就業規則 という ) 第 36 条の2の規定に基づき, 国立大学法人大阪教育大学に勤務する非常勤職員の育児休業等に関する制度を設けて, 子を養育する非常勤職員の継続的な勤務の促進を図り, もって非常勤職員の職業生活と家庭生活との両立に寄与することを通じて,

More information

個人情報の取り扱いに関する規程

個人情報の取り扱いに関する規程 個人情報の取り扱いに関する規程 一般社団法人福島県医療福祉情報ネットワーク協議会 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 一般社団法人福島県医療福祉情報ネットワーク協議会 ( 以下 協議会 という ) が設置する福島県医療福祉情報ネットワークシステム ( 以下 ネットワーク という ) が保有する個人情報の適切な取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 用語 ) 第 2 条この規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる

More information

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課 短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課 同一労働同一賃金ガイドライン の概要 1 このガイドラインは 正社員 ( 無期雇用フルタイム労働者 ) と非正規雇用労働者 ( パートタイム労働者 有期雇用労働者 派遣労働者 ) との間で 待遇差が存在する場合に

More information

労働相談及びあっせんの概要.indd

労働相談及びあっせんの概要.indd 1 パート アルバイト パート アルバイト関連の職場トラブルの特徴 就業構造の変化 雇用形態の多様化が一段と進み 非正規労働者の割合が増加している中 パート労働者の占める割合は依然として高い パート労働者の勤続年数の長期化や就業意識の変化から 既に企業においては パート労働者を基幹的な戦力として活用しているケースも見受けられる このような中 平成 20 年 4 月に 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律

More information

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社に合併 ) における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 55 年 10 月 21 日から同年 11 月 21 日に訂正し

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社に合併 ) における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 55 年 10 月 21 日から同年 11 月 21 日に訂正し 年金記録訂正請求に係る答申について 近畿地方年金記録訂正審議会平成 30 年 7 月 26 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 1 件 厚生年金保険関係 1 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 4 件 国民年金 1 件 厚生年金保険関係 3 件 厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 1800024 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 1800026

More information

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 ) 名古屋市空家等対策の推進に関する特別措置法施行細則平成 26 年 6 月 30 日規則 68 改正平成 27 年条例 98 ( 趣旨 ) 1 条この規則は 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律 127 以下 法 という ) の施行に関し必要な事項を定めるものとする ( 身分証明書 ) 2 条法 9 条 4 項に規定する証明書の様式は 身分証明書 ( 1 様式 ) とする ( 勧告

More information

厚生局受付番号 : 中国四国 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 中国四国 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 事業所における平成 27 年 7 月 10 日の標準賞与額を6 万 5,000 円に訂正することが必要である 平成 27 年 7 月 10 日の

厚生局受付番号 : 中国四国 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 中国四国 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 事業所における平成 27 年 7 月 10 日の標準賞与額を6 万 5,000 円に訂正することが必要である 平成 27 年 7 月 10 日の 年金記録訂正請求に係る答申について 中国四国地方年金記録訂正審議会平成 30 年 8 月 27 日答申分 答申の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとするもの 5 件 国民年金関係 厚生年金保険関係 0 件 5 件 (2) 年金記録の訂正を不要としたもの 3 件 国民年金関係 厚生年金保険関係 0 件 3 件 厚生局受付番号 : 中国四国 ( 受 ) 第 1800006 号 厚生局事案番号 :

More information

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係 平成 27 年 3 月 13 日 国会提出法案要綱 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の 一部を改正する法律案要綱 第一 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法 律の一部改正 ( 第一条による改正関係 ) 一特定労働者派遣事業の廃止一般労働者派遣事業と特定労働者派遣事業の区別を廃止し 労働者派遣事業を全て許可制とすること ( 第二条 第二章第二節関係

More information

<4D F736F F D D332D318DC58F8982CC96F088F581698DB782B591D682A6816A2E646F63>

<4D F736F F D D332D318DC58F8982CC96F088F581698DB782B591D682A6816A2E646F63> 問 Ⅱ-3-1( 最初の代表理事 業務執行理事 会計監査人の選任 ) 新制度の最初の代表理事 業務執行理事 会計監査人の選任について教えてください 答 1 最初の代表理事ないし代表理事の就任予定者の選定 (1) 新法の施行日における特例民法法人の理事の権限新法の施行日には 全ての特例民法法人が 理事会 ( 法律上の正式な理事会 ) を設置していない状態となります ( 整備法第 80 条第 3 項 第

More information

注意すべきポイント 1 内定承諾書は 内定者の内定承諾の意思を明らかにさせるものです 2 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています

注意すべきポイント 1 内定承諾書は 内定者の内定承諾の意思を明らかにさせるものです 2 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています 内定承諾書 株式会社 御中 住所 : 平成 年 月 日 内定者 : 印 私は 貴社からの採用内定を謹んでお受けするとともに 内定を辞退することなく貴社に入社することを承諾いたします なお 入社予定日までの間に 下記事項が発覚した場合には 内定が取り消されても不服を申し立てないことをあわせて誓約いたします 記 1 平成 年 月 日までに卒業ができなかったとき 2 健康上の理由その他就業に支障をきたす事情が生じ

More information

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63>

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63> 障害福祉サービス ( 居宅介護等 ) 契約書 ( 以下 利用者 といいます ) と ( 以下 事業者 といいます ) は 事業者が利用者に対して行う居宅介護 重度訪問介護 行動援護又は移動 ( 外出 ) 支援 ( 以下 居宅介護等 といいます ) について 次のとおり契約します 第 1 条 ( 契約の目的 ) 事業者は 利用者に対し 障害者自立支援法令の趣旨にしたがって 利用者が可能な限りその居宅において

More information

7 平成 28 年 10 月 3 日 処分庁は 法第 73 条の2 第 1 項及び条例第 43 条第 1 項の規定により 本件不動産の取得について審査請求人に対し 本件処分を行った 8 平成 28 年 11 月 25 日 審査請求人は 審査庁に対し 本件処分の取消しを求める審査請求を行った 第 4

7 平成 28 年 10 月 3 日 処分庁は 法第 73 条の2 第 1 項及び条例第 43 条第 1 項の規定により 本件不動産の取得について審査請求人に対し 本件処分を行った 8 平成 28 年 11 月 25 日 審査請求人は 審査庁に対し 本件処分の取消しを求める審査請求を行った 第 4 諮問番号 : 平成 29 年諮問第 9 号 答申番号 : 平成 30 年答申第 1 号 答申書 第 1 京都府行政不服審査会 ( 以下 審査会 という ) の結論本件諮問に係る審査請求 ( 以下 本件審査請求 という ) は 棄却されるべきであるとする審査庁の判断は 妥当である 第 2 事案の概要本件は 京都府 広域振興局長 ( 知事の権限の受任者 以下 処分庁 という ) が審査請求人に対して行った地方税法

More information

弁護士 八代 徹也 先生

弁護士 八代 徹也 先生 最近の主要労働判例 命令 (2015 年 7 月号 ) 2015 年 7 月 8 日 経団連労働法制本部 1. 労働判例から ( 重要判例は ) [ 労災 ] 品川労働基準監督署長事件 東京地裁 ( 平 27.1.21) 判決速報 2241 号会社の納会での急性アルコール中毒死について業務起因性が認められなかった例勤務先主催の納会で飲酒し 急性アルコール中毒死した夫の妻が 労災保険法に基づく遺族補償給付及び葬祭料の支給を請求したが

More information

茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年 10 月 10 日付けで行われた申立人の年金記録に係る苦情のあっせんについては 同日後に新たな事実が判明したことから 当該あっせんによらず 申立人のA 社における資格喪失日に係る記録を昭和 41 年 9 月 5 日に訂正し

茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年 10 月 10 日付けで行われた申立人の年金記録に係る苦情のあっせんについては 同日後に新たな事実が判明したことから 当該あっせんによらず 申立人のA 社における資格喪失日に係る記録を昭和 41 年 9 月 5 日に訂正し ( 平成 25 年 3 月 21 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認茨城地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとのあっせんを実施するもの 2 件 厚生年金関係 2 件 (2) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 2 件 国民年金関係 2 件 茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年

More information

( 指名停止の期間の特例 ) 第 4 条有資格者が一の事案により別表各号の措置要件の二以上に該当したときは 当該措置要件ごとに規定する短期及び長期の最も長いものをもってそれぞれ指名停止の期間の短期及び長期とする 2 有資格者が次の各号の一に該当することとなった場合における指名停止の期間の短期は それ

( 指名停止の期間の特例 ) 第 4 条有資格者が一の事案により別表各号の措置要件の二以上に該当したときは 当該措置要件ごとに規定する短期及び長期の最も長いものをもってそれぞれ指名停止の期間の短期及び長期とする 2 有資格者が次の各号の一に該当することとなった場合における指名停止の期間の短期は それ 西日本高速道路株式会社指名停止等事務処理要領 ( 平成 17 年 11 月 30 日制定 要領第 96 号 ) 最終改正 : 平成 29 年 9 月 28 日 ( 指名停止 ) 第 1 条財務担当取締役は 工事等の有資格者 ( 西日本高速道路株式会社契約規程 ( 平成 17 年規程第 13 号 以下 規程 という ) 第 7 条に規定する競争参加資格を有する者をいう 以下同じ ) が別表第 1 及び別表第

More information

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C> 社会福祉法人 個人情報保護規程 ( 例 ) 注 : 本例文は, 全国社会福祉協議会が作成した 社会福祉協議会における個人情報保護規程の例 を参考に作成したものです 本例文は参考ですので, 作成にあたっては, 理事会で十分検討してください 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は, 個人情報が個人の人格尊重の理念のもとに慎重に取り扱われるべきものであることから, 社会福祉法人 ( 以下 法人

More information

privacypolicy

privacypolicy 個人情報に関する基本規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 社会福祉法人茅徳会 ( 以下 法人 という ) が保有する利用者 ( 以下 本人 という ) の個人情報につき 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 という ) その他関連法規及び介護保険法等の趣旨の下 これを適正に取扱い 法人が掲げる 個人情報に関する基本方針 がめざす個人の権利利益を保護することを目的とする基本規程である

More information

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5 1 派遣元事業所における労働者派遣法の遵守の徹底 制度の概要 労働者派遣事業は 自己の雇用する労働者を当該雇用関係の下に かつ 他人の指揮命令を受けて当該他人のために労働に従事させることを業として行うものであり 登録型の労働者などを派遣する 一般労働者派遣事業 と常時雇用される労働者だけを派遣する 特定労働者派遣事業 がある 派遣労働者については 昭和 60 年に労働力の需給調整を図るための制度として

More information

基発第 号

基発第 号 ( 一般労働者用 ; 常用 有期雇用型 ) 殿 労働条件通知書 事業場名称 所在地使用者職氏名 年月日 契約期間期間の定めなし 期間の定めあり ( 年月日 ~ 年月日 ) 以下は 契約期間 について 期間の定めあり とした場合に記入 1 契約の更新の有無 [ 自動的に更新する 更新する場合があり得る 契約の更新はしない その他 ( )] 2 契約の更新は次により判断する 契約期間満了時の業務量 勤務成績

More information