日本の火山災害対策 ~施策と組織~

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1 内閣府の火山防災対策に関する 最近の取組について 平成 28 年 5 月 26 日新潟焼山幹事会 内閣府 ( 防災担当 )

2 最近の火山災害 1990~1995 年雲仙岳 火砕流が発生 死者 行方不明者 4 3 名 土石流が継続して発生 2011 年霧島山 ( 新燃岳 ) 513 世帯に避難勧告 死者 行方不明者は無い 火口周辺の入山規制が継続 2000 年有珠山 2000 年三宅島 本格的な噴火前に約 1 万 6 千人が避難 人的被害無し 全島避難を実施 噴火活動低下後も大量の火山ガスの放出が継続 4 年半にわたり避難が継続 1950 年代 ~ 現在桜島 現在まで活発な火山活動を継続 1975 年以降 死者は無いが 降灰により毎年数億円規模の農業被害が発生 火口周辺の入山規制が継続 2014 年御嶽山 死者 57 名 行方不明者 6 名 ( 平成 27 年 3 月現在 ) 火口周辺の入山規制 ( 噴火警戒レベル 3) 2

3 趣旨平成 26 年 9 月 27 日に発生した御嶽山の火山災害により 我が国の火山防災対策に関する様々な課題が明らかになったところであり 今回の火山災害から得た教訓を踏まえ 我が国の今後の火山防災対策の一層の推進を図ることを目的に 中央防災会議にワーキンググループを設置し 具体的な対応策の検討等を行う 主な論点 (1) 火山防災対策を推進するためのしくみについて (2) 火山監視 観測体制について 火山監視 観測体制の強化 水蒸気噴火の兆候をより早期に把握するための観測体制 (3) 火山防災情報の伝達について わかりやすい情報提供 情報伝達手段の強化 (4) 火山噴火からの適切な避難方策等について 退避壕 退避舎等の避難施設の整備のあり方 登山者 旅行者を対象とした避難体制のあり方 火山防災訓練の推進 (5) 火山防災教育や火山に関する知識の普及について 火山防災に関する学校教育 登山者 旅行者 住民等への啓発 (6) 火山研究体制の強化と火山研究者の育成について 重点研究火山について 火山防災のための火山研究者の知見の活用と育成について 火山防災対策推進ワーキンググループ ワーキンググループの開催と報告の公表第 1 回 :H26/12/1 日 第 2 回 :H27/1/19 第 3 回 :H27/2/18 第 4 回 :H27/3/19 開催 H27/3/26 に 報告 公表 中央防災会議 防災対策実行会議 火山防災対策推進 WG 委員 (H 中央防災会議決定 ) (H 防災対策実行会議決定 ) 主 査 藤井 敏嗣 東京大学名誉教授 副主査 山岡 耕春 名古屋大学大学院教授 委 員 青山 佳世 フリーアナウンサー 阿部 守一 長野県知事 池谷 浩 政策研究大学院大学特任教授 奥山 八州夫 電気通信事業者協会専務理事 神崎 忠男 日本山岳協会会長 河野 まゆ子 JTB 総合研究所主任研究員 田鍋 敏也 壮瞥町教育委員会教育長 日高 光浩 宮崎県高原町長 辻村 和人 日本放送協会災害 気象センター長 吉井 博明 東京経済大学名誉教授 内閣官房国土強靱化推進室参事官 警察庁警備局警備課長 消防庁国民保護 防災部防災課長 文部科学省研究開発局地震 防災研究課長 国土交通省水管理 国土保全局防災課長 国土交通省水管理 国土保全局砂防部砂防計画課長 気象庁地震火山部管理課長 オブザ 林野庁森林整備部治山課長 ーバー 林野庁国有林野部業務課長 環境省自然環境局国立公園課長 事務局 内閣府政策統括官 ( 防災担当 ) 付参事官 ( 調査 企画担当 ) 3

4 活動火山対策特別措置法の改正 御嶽山の噴火の教訓 火山防災対策の特殊性等を踏まえ 活動火山対策の強化を図るため 火山地域の関係者が一体となった警戒避難体制の整備等所要の措置を講ずる 1. 改正の背景 明瞭な前兆がなく突如噴火する場合もあり 住民 登山者等様々な者に対する迅速な情報提供 避難等が必要 ( 御嶽山噴火の教訓 ) 火山現象は多様で かつ 火山ごとの個別性 ( 地形や噴火履歴等 ) を考慮した対応が必要なため 火山ごとに 様々な主体が連携し 専門的知見を取り入れた対策の検討が必要 2. 法律の概要 火山災害警戒地域における警戒避難体制の整備 国による活動火山対策の推進に関する基本指針の策定 ( 第 2 条 ) 火山災害警戒地域の指定 ( 第 3 条 ) 警戒避難体制の整備を特に推進すべき地域を国が指定 ( 常時観測火山周辺地域を基本 ) 火山防災協議会 ( 第 4 条 ) 関係者が一体となり 専門的知見も取り入れながら検討 都道府県 市町村は 火山防災協議会を設置 ( 義務 ) 協議事項 噴火警戒レベルの設定 これに沿った避難体制の構築など 一連の警戒避難体 必須構成員 制について協議 都道府県 市町村 火山専門家 必要に応じて追加 観光関係団体等 自衛隊 気象台 都道府県 ( 第 5 条 ) 1. 火山現象の発生 推移に関する情報の収集 伝達 予警報の発令 伝達 ( 都道府県内 ) 2. 右の 2.3 を定める際の基準 3. 避難 救助に関する広域調整等 警察 地方整備局等 ( 砂防部局 ) 消防 他 環境事務所 森林管理局 交通 通信事業者等 集客施設や山小屋の管理者も可 協議会の意見聴取を経て 地域防災計画に記載 ( 義務 ) 噴火シナリオ 噴火に伴う現象と及ぼす影響の推移を時系列に整理したもの 火山ハザードマップ 噴火に伴う現象が及ぼす範囲を地図上に示したもの 市町村 ( 第 6 条 ) 1. 火山現象の発生 推移に関する情報の収集 伝達 予警報の発令 伝達 ( 市町村内 ) 2. 立退きの準備等避難について市町村長が行う通報等 ( 噴火警戒レベル ) 3. 避難場所 避難経路 4. 集客施設 要配慮者利用施設の名称 所在地 5. 避難訓練 救助等 火山研究機関相互の連携の強化 火山専門家の育成 確保 ( 第 30 条 ) 自治体や登山者等の努力義務 ( 第 11 条 ) 噴火警戒レベル 噴火活動の段階に応じた入山規制 避難等 自治体による登山者等の情報把握の努力義務を新たに規定 登山者等の努力義務( 火山情報の収集 連絡手段の確保等 ) を新たに規定 ( 平成 27 年 12 月 10 日施行 ) 避難計画 避難場所 避難経路 避難手段等を示したもの 市町村長の周知義務 ( 第 7 条 ) 火山防災マップの配布等により 避難場所等 円滑な警戒避難の確保に必要な事項を周知 避難確保計画の作成義務 ( 第 8 条 ) 集客施設 ( ロープウェイ駅 ホテル等 ) や要配慮者利用施設の管理者等による計画作成 訓練実施 4

5 活動火山対策の総合的な推進に関する基本的な指針概要 1. 活動火山対策の推進に関する基本的な事項 4. 避難施設緊急整備計画並びに防災営農施設整備計画 防災林業経営施設整備計画及び防災漁業経営施設整備計画の作成について指針となるべき事項 *3 (1) 活動火山対策の総合的な推進に関する基本的な指針の意義 警戒避難体制の整備等のソフト対策を含めた 総合的な火山防災の推進について基本的な考えを示す (2) 火山災害の特殊性 噴火前の予測が困難 (3) 火山地域の関係者が一体となった検討の必要性 火山地域の関係者が 火山防災協議会 を設置 (4) 警戒避難体制の整備 (5) 噴火時や噴火に備えた施設等の整備 2. 火山災害警戒地域 避難施設緊急整備地域及び降灰防除地域の指定について指針となるべき事項 *1 (1) 火山災害警戒地域の指定 *2 (2) 登山者や観光客等に関する情報の把握等 常時観測火山 のうち 周辺に住民や登山者等が存在する火山について 噴火による影響範囲にかかる都道府県 市町村を指定 (2) 避難施設緊急整備地域の指定 火山の活動が活発で 退避壕等を緊急に整備する必要がある地域を指定 (3) 降灰防除地域の指定 降灰による住民の日常生活への支障を防止 軽減するため 学校や病院等において施設を整備する必要がある地域を指定 3. 火山災害警戒地域における警戒避難体制の整備 (1) 火山防災協議会 1 火山防災協議会での協議事項 噴火警戒レベル 避難計画 等の一連の警戒避難体制 退避壕等の整備や山小屋等の既存施設の補強等についても検討 2 火山防災協議会の構成員 都道府県 市町村 気象台 地方整備局 陸上自衛隊 警察 消防 火山専門家等 3 火山防災協議会の運営 コアグループ の形成等 (2) 地域防災計画に定めるべき事項 火山防災協議会の意見聴取を踏まえ 警戒避難体制に関する事項を定める (3) 住民や登山者等に対する周知のための措置 火山防災マップ の配布等 (4) 避難確保計画の作成等 集客施設等に対し 避難確保計画 の作成や避難訓練の実施等を求める (1) 避難施設緊急整備計画の作成 避難施設緊急整備地域において 都道府県は 退避壕等の避難施設の整備計画を作成 (2) 防災営農施設整備計画等の作成 避難施設緊急整備地域またはその周辺の地域において 都道府県は 農作物等の被害を防除するために必要な施設の整備計画を作成 5. その他活動火山対策の推進に関し必要な事項 平成 28 年 2 月 22 日内閣府告示第 13 号 (1) 警戒地域以外の地域における警戒避難体制の整備 地方公共団体は 警戒地域に指定された活火山以外の活火山の周辺地域における警戒避難体制を整備 地方公共団体は 登山届等を通じ 登山者や観光客等に関する情報を把握 登山者や観光客等は 情報収集等を通じ 自らの安全を確保 (3) 火山防災情報の伝達等 火山観測データ 噴火警戒レベル 上げ下げの基準の公表 臨時の解説情報 噴火速報 を発表 交通 観光事業者との連携 外国語による情報伝達 (4) 降灰除去事業 多量の降灰があった道路等の降灰除去事業に対し支援を実施 (5) 火山監視観測 調査研究体制の充実 研究及び技術開発の推進 観測 評価体制の強化 観測データの共有等 研究機関相互間の連携強化 火山専門家の人材育成及び確保 (6) 火山防災教育や火山に関する知識の普及 ビジターセンター ジオパーク 旅行会社等様々な機関と連携 火山防災に関する学校教育 (7) 火山災害の特徴を踏まえた発災時の対応 1 一時立入り 避難生活が長期化する場合には一時立入りの可能性を検討する必要 2 立入規制 風評被害による経済的損失 可能な支援を検討するとともに 正確な情報発信に努めることが重要 *1 国は 基本指針に基づいて 各種地域を指定し公示 *2 警戒地域に指定された都道府県及び市町村は 火山防災協議会を設置 *3 都道府県は 基本指針に基づいて 各種計画を作成 5

6 火山災害警戒地域 平成 28 年 2 月 22 日内閣府告示第 14 号 火山名都道県市町村市町村数火山名都道県市町村市町村数 アトサヌプリ 北海道 弟子屈町 1 群馬県 長野原町 嬬恋村 浅間山 雌阿寒岳 北海道 釧路市 足寄町 白糠町 3 長野県 小諸市 佐久市 軽井沢町 御代田町 大雪山 北海道 上川町 東川町 美瑛町 3 新潟県 糸魚川市 妙高市 新潟焼山 十勝岳 北海道 富良野市 美瑛町 上富良野町 中富良野町 南富良野町 新得町 6 長野県 小谷村 6 3 樽前山北海道苫小牧市 千歳市 白老町 3 弥陀ヶ原富山県富山市 上市町 立山町 3 倶多楽 北海道 登別市 白老町 2 長野県 松本市 焼岳 有珠山 北海道 伊達市 壮瞥町 洞爺湖町 3 岐阜県 高山市 北海道駒ヶ岳 北海道 七飯町 鹿部町 森町 3 長野県 松本市 乗鞍岳 恵山 北海道 函館市 1 岐阜県 高山市 2 2 岩木山 青森県 弘前市 鰺ヶ沢町 西目屋村 藤崎町 板柳町 鶴田町 6 長野県 上松町 王滝村 木曽町 御嶽山 5 八甲田山 青森県 青森市 十和田市 2 岐阜県 高山市 下呂市 青森県 十和田市 石川県 白山市 十和田 3 白山 2 秋田県 鹿角市 小坂町 岐阜県 白川村 秋田焼山 秋田県 鹿角市 仙北市 2 山梨県 富士吉田市 都留市 身延町 西桂町 忍野村 山中湖村 鳴沢村 富士河口湖町 富士山 15 岩手山 岩手県 盛岡市 八幡平市 滝沢市 雫石町 4 静岡県 三島市 富士宮市 富士市 御殿場市 裾野市 長泉町 小山町 岩手県 雫石町 箱根山 神奈川県 箱根町 1 秋田駒ヶ岳 2 秋田県 仙北市 伊豆東部火山群 静岡県 伊東市 伊豆市 2 秋田県 由利本荘市 にかほ市 伊豆大島 東京都 大島町 1 鳥海山 4 山形県 酒田市 遊佐町 新島 東京都 新島村 1 岩手県 一関市 神津島 東京都 神津島村 1 栗駒山 宮城県 栗原市 4 三宅島 東京都 三宅村 1 秋田県 湯沢市 東成瀬村 八丈島 東京都 八丈町 1 蔵王山 宮城県蔵王町 七ヶ宿町 川崎町青ヶ島東京都青ヶ島村 1 5 山形県山形市 上山市鶴見岳 伽藍岳大分県別府市 宇佐市 由布市 日出町 4 山形県 米沢市 九重山 大分県 竹田市 由布市 九重町 3 吾妻山 3 福島県 福島市 猪苗代町 阿蘇山 熊本県 阿蘇市 高森町 南阿蘇村 3 安達太良山 福島県 福島市 郡山市 二本松市 本宮市 大玉村 猪苗代町 6 雲仙岳 長崎県 島原市 雲仙市 南島原市 3 磐梯山 福島県 会津若松市 喜多方市 北塩原村 磐梯町 猪苗代町 湯川村 6 宮崎県 都城市 小林市 えびの市 高原町 霧島山 6 福島県 下郷町 西郷村 鹿児島県 霧島市 湧水町 那須岳 4 栃木県 那須塩原市 那須町 桜島 鹿児島県 鹿児島市 垂水市 2 日光白根山 草津白根山 栃木県 日光市 薩摩硫黄島 鹿児島県 三島村 1 3 群馬県 沼田市 片品村 口永良部島 鹿児島県 屋久島町 1 群馬県 中之条町 長野原町 嬬恋村 草津町 諏訪之瀬島 鹿児島県 十島村 1 5 長野県 高山村 合計 49 火山 23 都道県 140 市町村 延べ155 6

7 活火山における退避壕等の充実に向けた手引き ( 平成 27 年 12 月 1 日公表 ) 背景 御嶽山噴火による戦後最悪の人的被害 ( 死者 行方不明者 63 名 ) 常時観測 47 火山のうち 退避壕が設置されている火山は 11 火山 御嶽山噴火を踏まえた今後の火山防災対策の推進について ( 報告 ) ( 平成 27 年 3 月火山防災対策推進 WG) 避難壕等は 噴石等から逃れるには一定の効果あり 退避壕等の設置に関する考え方 留意点 既存の山小屋等の利活用について検討すべき 検討 WG の開催 活火山における退避壕の整備等に関する検討 WG の開催 ( 平成 27 年 5 月 ~11 月 計 9 回 ) 火山関係有識者 ( 石原和弘 ( 京都大学名誉教授 ) 他 ) 衝突耐力についての研究者等により構成 自治体関係者の他 民間施設を含めた火口周辺の施設管理者 所有者等の参考資料としての活用を想定 検討の内容 現地調査 御嶽山の山小屋の被害状況等の調査 ( 平成 27 年 8 月 ) 既設退避壕等の調査 衝突実験 木造の屋根への噴石の衝突を模した衝突実験により衝撃耐力を検証於 : 防衛大学校延べ 15 日間 27 回 衝突シミュレーション 噴石の衝突について 電算解析により耐力を分析 既往研究のレビュー 過去の噴火形態 噴石の放出速度 飛散分布状況 コンクリートの衝撃耐力実験等 < 御嶽山調査 > < アラミド繊維織物等の補強効果検証 > 手引きのポイント 対象とする噴火形態比較的小規模な噴火を考慮 発生頻度が高い 前兆現象が捉えにくく突発的 過去にも同様の人的被害が発生 優先的に考慮すべき範囲 想定火口域から概ね2km 以内 人々の分布状況等を踏まえ検討 減災対策の目安と対策例 噴石の大きさ 10cm 以下 30cm 以下 50cm 以下 飛散傾向多数飛散時折飛散まれに飛散 減災対策の目安 対策例 所要の衝撃耐力を確保 屋根葺き材 ( ガルバリウム鋼板等 ) 垂木 防水シート高機能繊維 ( アラミド繊維 ) 織物等 野地板 < 木造の屋根の補強例 > 退避壕等の機能上の制約 退避壕等により あらゆる火山災害に安全性を確保することは困難 火山の観測体制や情報伝達体制の充実も必要 その他 留意事項等 火山防災協議会の活用 多様な主体の参画等 景観への配慮 平常時の利活用 周知活動等ソフト対策の継続 自然公園等手続き 補助金 起債措置等 火山の特性 利用状況等を勘案しながら 必要に応じて衝撃耐力を確保 砂等 敷砂等の緩衝材の敷設 繊維等による裏面剥離対策 < 鉄筋コンクリート造の仕様例 > 7

8 集客施設等における噴火時等の避難確保計画作成の手引き 背景 御嶽山噴火を踏まえた今後の火山防災対策の推進について( 報告 ) ( 平成 27 年 3 月火山防災対策推進 WG) 施設の所有者等による施設利用者への情報伝達や避難誘導など避難確保に関する計画 ( 避難確保計画 ) の作成を促進すべき 活動火山対策特別措置法 の改正 ( 平成 27 年 12 月施行 ) 市町村が指定する 不特定多数の者が利用する施設や 避難に時間を要する要配慮者が利用する施設 ( 避難促進施設 ) の所有者等に対し 避難確保計画の作成 公表等を義務化 手引きの概要 解説編 計画作成編 実際の計画の記載例も掲載 避難確保計画を作成すべき施設火山防災協議会における議論を基に市町村が選定例 ) 突発的な噴火が発生した際に直ちに対応が必要な火口近くに位置する施設 火口から遠くても利用人数が多い大規模な施設 避難確保計画に定めるべき項目 1. 計画の目的避難確保計画の位置づけや目的 2. 施設の位置ハザードマップや噴火警戒レベルに対応した規制範囲との施設の位置関係 3. 避難確保を行うべき人数及び範囲 施設の従業員や利用者等の人数の把握 施設周辺からの緊急退避者数も想定 計画作成にあたっての留意点 (1) 避難確保計画の検討体制の構築 (2) 市町村との連携 協力体制の構築 (3) 避難確保計画の作成主体 単独で作成するか 共同して作成するか (4) 施設のグループ分け グループ施設例集客施設配E 医療機関病院 診察所等慮設者C 利用者が主に屋外で活動することが想定される施設 キャンプ場 スキー場等 A 交通関係施設 ロープウェイ バスターミナル等 B 宿泊施設 ホテル 山小屋等 D その他 利用者が比較的短時間滞在する施設等要観光案内所 土産屋 医療機関以外の要配慮者 利用施F 利用施設 (5) 避難訓練の実施と計画の見直し < 複数施設が共同して計画を作成している事例 > 学校 老人福祉施設等 4. 防災体制 災害対応時の体制や従業員の役割分担 複数施設が共同して計画を作成している場合は 代表施設が情報を集約 5. 情報伝達及び避難誘導防災対応を3ケースに分類し それぞれの情報伝達と避難誘導の方法 6. 資器材の配備等 市町村との情報通信手段の配備と維持管理 ヘルメットやマスク 水 食糧等の準備 必要に応じて建物の屋根等を強化 7. 防災教育及び訓練の実施等 従業員への防災教育 避難訓練の実施とそれに基づく計画の検証 見直し パンフレットの配布等 登山者や旅行客への啓発 日頃から火山活動を観察し 異常があれば通報 参考資料 本手引きの用語解説 委員会の開催 噴火時等の避難計画の手引き作成委員会 の開催 ( 平成 27 年 12 月 ~ 平成 28 年 3 月 計 3 回 ) 火山防災の有識者( 池谷浩 ( 一般財団法人砂防 地すべり技術センター研究顧問 ) 他 ) 火山学者 火山地域の自治体 登山 旅行の関係者等により構成 施設の所有者等が 避難確保計画を作成する際の参考とするために作成 1 噴火警戒レベル引上げ等が無く 突発的に噴火した場合施設が自ら判断し防災対応を開始情報伝達 : 施設が噴火を察知し 市町村へ状況を伝達避難誘導 : 利用者等に屋外から屋内への緊急退避を呼びかけ 屋内のより安全な場所への誘導 火山活動の状況に応じて規制範囲外まで誘導 2 噴火警戒レベル引上げ等により 避難が必要となった場合市町村からの情報に基づき避難を開始情報伝達 : 市町村からの避難指示等を利用者等に伝達避難誘導 : 利用者等を規制範囲外まで誘導 3 噴火警戒レベル引上げがあっても 避難を必要としない場合市町村からの情報を利用者等に伝達情報伝達 : 市町村からの立入規制等の情報を利用者等に伝達避難誘導 : 利用者等に危険な範囲に立ち入らないよう呼びかけ 火山防災の基本知識 ( 平成 28 年 3 月 25 日公表 ) 8

9 各火山地域が抱えている個別の課題の検討 9 事業目的 活動火山対策特別措置法の改正により 地方公共団体に対して 火山防災対策の一連の警戒避難体制の整備が義務付けられた 各火山の地方公共団体が実施する各種検討を支援し 火山防災対策をより一層推進していくものとする 事業概要 火山災害は 噴火の規模 形態 地域特性などが火山ごとに多様であり これまで内閣府等で作成してきた標準的な指針類だけでは火山防災対策を推進することが困難な火山地域もある そこで 各火山地域が抱えている課題を抽出し 学識経験者等の意見も聴きながら 内閣府と地方公共団体が共同で検討を行うことで 火山地域の取組を支援する さらに これらの検討から得られた知見を基に 内閣府において必要な手引きや事例集の整備を行う 事業スケジュール 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度 課題調査 課題の解決策の検討 課題調査 課題の解決策の検討 必要な手引きや事例集の整備

10 火山防災対策会議 火山防災対策の立案と監視観測 調査研究体制をより強化することを目的に 複数の関係機関同士の連携強化により 一体的に火山防災を推進する体制を整備する 1 国 大学 研究機関で実施している火山観測について 相互の協力 補完及び観測データの共有 2 火山研究者の火山防災協議会への積極参画 3 各火山地域における防災対策の推進のため 多くの地域が抱える課題の抽出と推進体制構築 4 一体的に火山防災を推進する体制 5 御嶽山噴火を踏まえた今後の火山防災対策の推進について ( 報告 ) ( 平成 27 年 3 月 26 日中央防災会議防災対策実行会議火山防災対策推進ワーキンググループ ) の実施すべき取組事項のフォローアップ 学識委員 池谷浩 ( 一財 ) 砂防 地すべり技術センター研究顧問 石原和弘 京都大学名誉教授 清水洋 九州大学大学院理学研究院教授 田中淳 東京大学大学院情報学環教授 藤井敏嗣 東京大学名誉教授 座長 三浦哲 東北大学大学院理学研究科教授 森田裕一 東京大学地震研究所教授 行政委員 関係省庁及び国立研究開発法人 内閣府 : 政策統括官 ( 防災担当 ) : 政策統括官 ( 科学技術 イノベーション担当 ) 消防庁 : 国民保護 防災部長 文部科学省 : 研究開発局長 国土交通省 : 水管理 国土保全局砂防部長 国土地理院 : 参事官 気象庁 : 地震火山部長 海上保安庁 : 海洋情報部長 情報通信研究機構 : 電磁波計測研究所統括 防災科学技術研究所 : 火山活動の観測予測技術開発プロジェクトディレクター 産業技術総合研究所 : 地質調査総合センター活断層 火山研究部門長 土木研究所 : 土砂管理研究グループ長 10

11 火山防災エキスパート制度 火山防災体制の構築や噴火時等の防災対応には 火山の特徴や過去の災害状況等を熟知した職員が必要 実際に火山噴火等を経験した地方公共団体は少なく 我が国を見渡しても 噴火時等の防災対応に当たった実務者はごく少数 地方公共団体等で火山防災対応の主導的な役割を担った経験のある実務者を 内閣府火山防災エキスパートとして火山地域へ派遣し 火山防災対策の立案等の支援を行う 支援内容 協議会等の設置 運営等の支援 各火山の地域防災計画 火山防災マップ等の作成支援 地方公共団体の長及び職員への研修 防災訓練実施の支援等 内閣府火山防災エキスパート( 平成 27 年 4 月現在 ) 池谷浩 (( 一財 ) 砂防 地すべり技術センター研究顧問 ) 岩田孝仁 ( 静岡大学総合防災センター教授 ) 杉本伸一 ( 三陸ジオパーク推進協議会上席ジオパーク推進員 ) 田鍋敏也 ( 壮瞥町教育委員会教育長 ) 土井宣夫 ( 岩手大学教育学部社会火教育科教授 ) 派遣実績( 平成 21 年 10 月 ~ 平成 27 年 12 月末 19 火山で39 回の派遣を実施 派遣の手続き 内閣府 ( 防災 ) 火山対策担当までご連絡ください 派遣に係る費用 ( エキスパートへの謝金や旅費 ) は 予算の範囲内で内閣府が負担することが可能です 講演 ( 浅間山 ) 模擬図上訓練 ( 雲仙岳 ) 派遣時の様子 11

12 ( 参考 ) 火山防災応急対策対処方針 世界有数の火山国である我が国は 過去には幾度となく大規模な火山災害が発生しており 過去の災害に学び大規模火山災害の再来に備えることが必要 火山災害はその要因となる現象が多様であり 現象の推移等の把握や予測が難しく 地方公共団体のみでは適切な対応が難しいことが懸念 一部の火山現象は 発生後 短時間で居住地域に到達する可能性があるため 生命に危険のある現象の発生前に 住民等の避難が可能な体制の構築が必要 国 地方公共団体 公共機関 火山専門家等が協力して火山災害対策を推進することが必要 他の災害と火山災害の異なる点を整理し 警戒段階からの国の災害応急対策活動を示すとともに 府省庁をはじめとする関係機関の役割を記載した対処の方針を作成 作成の背景 方針のポイント 大規模火山災害対策への提言 ( 平成 25 年 5 月広域的な火山防災対策に係る検討会 ) を受けて 既存の火山防災協議会の枠組みのみでは対応が困難な事態を想定 関係市町村が単独で避難指示等の範囲や時期を判断することは困難 国の積極的な関与を期待 警戒段階からの政府の現地本部の設置を明確化 合同会議の開催の手順及び各機関の役割を明確化 市町村長が発する避難勧告等に関する国の支援について明記 適時適切な避難等を実施するための情報の取り扱いについて明記 円滑な避難等を実施するための輸送 交通の確保について明記 1. 対応体制 警戒段階から現地における情報の収集 とりまとめを実施 噴火等の発生により対策本部へ移行 合同会議による国 関係地方公共団体 火山専門家等の合意形成 火山災害現地連絡調整室の設置 ( レベル 3) 火山災害警戒本部 現地警戒本部の設置 ( レベル 4) 火山災害警戒合同会議を主催 ( レベル 4) 緊急 ( 非常 ) 災害対策本部を設置 ( レベル 5) 緊急 ( 非常 ) 災害現地対策本部を設置 ( レベル 5) 火山災害対策合同会議を主催 ( レベル 5) 2. 活動方針 噴火警戒レベル 3~4 情報収集 避難の準備 噴火警戒レベル 4~5 避難の本格実施 噴火警戒レベル 3 の段階 関係省庁災害警戒会議開催 先遣チーム 政府調査団派遣 協議会へ参加 噴火警戒レベル 4 の段階 避難に関する事項について合意形成 避難等に必要なルート等の確保等 降灰除去の活動 避難行動要支援者の避難を支援 噴火警戒レベル 5 の段階 避難のための情報周知 危険な居住地域からの避難を支援 立ち入り可能な被災地での救助 救急 消火 医療活動等 避難所等生活実施段階 避難所生活の開始から長期化対応まで 膨大かつ長期に渡る避難所ニーズに対応するための物資の調達 輸送 広域一時滞在等の実施 仮設住宅や民間住宅等の提供 12

13 ( 参考 ) 噴火警報にともなう政府の体制 官邸の体制等 警報 警戒レベル 官邸 8 号館 現地 噴火警報(特別警報)火 レベル 5 ( 避難 ) 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生 あるいは切迫している状態にある レベル 4 ( 避難準備 ) 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される ( 可能性が高まっている ) 緊急 ( 非常 ) 災害対策本部本部長 : 内閣総理大臣 ( 防災担当大臣 ) 関係閣僚会議 ( 必要に応じて ) 火山災害警戒本部本部長 : 防災担当大臣 関係閣僚会議 ( 必要に応じて ) 緊急 ( 非常 ) 災害現地対策本部本部長 : 内閣府副大臣 ( 内閣府大臣政務官 ) 緊急 ( 非常 ) 災害現地対策室室長 : 内閣府官房審議官 火山災害対策合同会議構成 : 関係省庁 地方公共団体 火山専門家 火山災害現地警戒本部本部長 : 内閣府官房審議官 火山災害現地警戒室室長 : 内閣府防災担当参事官 火山災害警戒合同会議構成 : 関係省庁 地方公共団体 火山専門家 警口報周辺 レベル 3 ( 入山規制 ) 火口付近から居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火の発生 あるいは発生が予想される 関係省庁災害警戒会議議長 : 内閣府防災担当参事官 火山災害現地連絡調整室構成 : 内閣府防災担当参事官 防災協議会合同会議への参加構成 : 関係省庁 地方公共団体 火山専門家 13

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