ミネアポリス会議の運営委員 地域 国の行政代表などのメンバー A.ICHの将来 ICHリフォーム : ICHの成果物であるガイドラインは 3 極の枠組みを超えてその実施のグローバル化が図られ 3 極以外からのインプットや関与など より開かれた会議体であることが求められるようになっています また 最終

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1 ICH ミネアポリス会議 開催される ICH ミネアポリス会議 ( 運営委員会 専門家 / 実施作業部会など ) が 2014 年 5 月 31 日から 6 月 5 日にかけて アメリカのミネソタ州ミネアポリスで開催され M7 DNA 反応性 ( 変異原性 ) 不純物の評価および管理がステップ 4 に到達し 日米 EU3 極のガイドラインになりました また ICH の将来のあり方も継続して検討されました ミネアポリス会議の運営委員会 ミネアポリス会議の会場外観 ICH( 日米 EU 医薬品規制調和国際会議 ) の定例会議 ( 運営委員会 専門家 / 実施作業部会 以下 ミネアポリス会議 ) には 日米 EUの産官 6 団体 ( 米国食品医薬品局 米国研究製薬工業協会 PhRMA 欧州連合 EU 欧州製薬団体連合会 EFPIA 厚生労働省 MHLW 日本製薬工業協会 JPMA ) オブザーバー 3 団体 ( カナダ厚生省 H. Canada 欧州自由貿易連合 代表 Swissmedic 世界保健機関 ) ICH 事務局 ( スイス ) 非 ICH 地域で規制調和に取り組んでいる地域代表 ( アジア太平洋経済協力会議 東南アジア諸国連合 南部アフリカ開発共同体 東アフリカ共同体 中東湾岸諸国協力会議 ) 汎アメリカ医薬品規制調和ネットワークおよび招待国 ( 台湾 韓国 シンガポール ブラジル ) 行政関係者を含め217 名 ( 製薬協 25 名 厚労省 / 総合機構など27 名 ) が参加しました また 国際ジェネリック医薬品連盟 世界セルフメディケーション協会などの医薬品に直接関連する国際団体の代表も参加しました 今回の会議は M7 DNA 反応性 ( 変異原性 ) 不純物の評価および管理 また M8 電子化申請様式のうち 現行 ectd v3.2.2 に対する改善要望書 Change Request v.1.26がステップ 4に到達し 日米 EU 3 極のガイドラインになりました ICHの将来に関する検討では 新たなICH 設立に向けての検討 (ICH Reform) の中で 行政側の新規参加基準などの基本的枠組みが具体化されました また ICHの価値の最大化を図るため 有効性を中心にした多くの新トピックとその実施計画が決定しました その概要を以下に記載します JPMA NEWS LETTER 2014 No. 163 ICH ミネアポリス会議 開催される 1/5

2 ミネアポリス会議の運営委員 地域 国の行政代表などのメンバー A.ICHの将来 ICHリフォーム : ICHの成果物であるガイドラインは 3 極の枠組みを超えてその実施のグローバル化が図られ 3 極以外からのインプットや関与など より開かれた会議体であることが求められるようになっています また 最終成果物であるガイドラインは規制文書であることから その作成に際しては 業界からの独立性 行政と産業界の役割のさらなる明確化と透明化を常に求められています さらに ICH 成果物の提供 ( 例 : 医薬 規制用語集 MedDRA のユーザーへの提供 ただし維持は外部に委託 ) などに際し ICH 会議体に法人格の必要性が求められています このような背景から 2011 年 11 月のセビリア会議以降 ICHの将来のあり方として その組織 構成 法人化 財務 新規会員基準などが継続して検討されています 今回は以下について合意が図られました ICH 運営委員会構成メンバー : カナダ厚生省とスイス連邦医薬品庁が本会議以降 オブザーバーからメンバーになりました これに伴い運営委員は 行政 5 団体 (EU FDA MHLW H. Canada Swissmedic) 産業界 3 団体 (EFPIA JPMA PhRMA) の計 8 団体になりました スイス法の法人 ICH 協会 設立 :2015 年設立を目標に 定款を検討中です ICH 協会の会員参加基準 : 行政側の新規参加基準 ( クライテリア ) 案を作成しました 新規参加行政は自国での全 ICHガイドラインの履行が基本ですが 状況 事情を考慮し 3 段階の条件付きでその履行を実現するように求めています 新たに参加する産業界代表もクライテリアが検討されていますが グローバル活動を実施している国際的製薬団体の代表であることが基本的考えです ICHの財務 : スムーズにICH 協会に移行するための現行 ICHの財務のあり方 さらに ICH 協会の財務モデルが検討されています 今までは運営委員会を構成する業界 3 団体がすべてを負担していましたが ICH 協会設立後は 行政も応分な負担をすることになります B.ICHトピック 1. ステップ 4 到達トピック : ミネアポリス会議で以下のトピックがステップ 4に到達しました M7 DNA 反応性 ( 変異原性 ) 不純物の評価および管理 JPMA NEWS LETTER 2014 No. 163 ICH ミネアポリス会議 開催される 2/5

3 本ガイドラインの複雑性から 実施時期延期に例外規定を明記しました 公開 (2014 年 7 月 15 日 )18ヵ月後よりも前はM7の適用外とする 18ヵ月の期間の間 以下の段階的移行措置が可能 段階的移行措置 ( 求めない事項 ): 実施 Amesテストの再実施 M7 公開前に2B/3 相臨床試験を開始している場合は 以下の除外事項を適用し 承認申請および承認取得まで完了できる :2 種類のQSARによる評価 出発物質や中間体の不純物の評価 規制当局への提出文書 ( 治験届 申請資料 ) への記述 データ提示効能追加や剤形追加など 2B/3 相臨床試験を伴わない臨床試験による変更申請については M7 公開後 36ヵ月まで M7の適用対象としない ectd Change Request v.1.26( 現行 ectdの一部の変更要望に対する対応 ) 2. 新トピック ( 新規 改訂 ) 5カ年計画 : 新規 改訂を含め以下のトピックにおいて新たに専門家作業部会が結成され 検討が開始されました これらトピックについては原則として 次回のリスボン会議で対面会議が開催される予定です また 5ヵ年計画として 今後トピック化が検討されているトピック ( 今後予定されているトピック ) を併せて記載します 品質 :Q12 ライフサイクルマネージメント ( 新規 ただし 秋のSC 電話会議で最終決定 ) 今後予定されているトピック :Q11 Q&A API Starting materials, Quality Overall Summary Q2 Additional validation (Enhanced Approaches for Development and Utilization of Analytical Procedures) Continuous Manufacturing 安全性 :S11( 小児用医薬品の非臨床評価 )( 新規 ただし秋のSC 電話会議で最終決定 ) 今後予定されているトピック :Q3A Q&Aトキシコキネティックス ( マイクロサンプリング ) S5(R3) 生殖発生毒性試験 ( 改訂 ) S9 Q&A 抗悪性腫瘍薬の非臨床評価 有効性 :E6(R2)GCP( 改訂 ) E9(R1) 統計解析 ( 改訂 ) E11(R1) 小児臨床試験 ( 補遺 ) E17 国際共同治験 ( 新規 ) E18 ゲノミックサンプリング ( 新規 ) M4E(R1) ベネフィットーリスクアセスメント ( 改訂 ) 3. 各トピックの進捗 : 現在進行中のトピックの中で ミネアポリスで対面会議が実施されたトピックの進捗状況を以下に要約します 対面会議開催トピック :M1 Points to Consider Informal S5 EWG Informal Quality Discussion Group Q3D EWG Q7 IWG( 実施作業部会 ) E6(R2)EWG( 専門家作業部会 ) M2 EWG M7 EWG M8 EWG/IWG Informal Quality Discussion Group 品質に関する新規トピックなどの検討 :4 優先候補トピック (Life cycle management Q2 Additional validation Continuous Manufacturing API for Starting Materials) のうち Life cycle managementを最優先 (Q12) API for Starting Materials(Q11 Q&A) を第 2 優先課題として SCに提案 Q3D 金属 ( 元素 ) 不純物 : 大容量注射剤の取り扱いおよび既存品の実施時期の扱いの対応のため ステップ 4 到達を見送り (9 月ステップ 4を目標 ) 補遺およびトレーニング教材に関する資料は今後作成 Q7 IWG 原薬 GMP Q&A: 集積されたQuestionsの採否仕分け Answer 作成を継続実施 (Q&A 作成 ) Informal S5 EWG 生殖発生毒性 : 第 2 種の胚胎児発生毒性試験 受胎能試験 他ガイドラインとの整合性を図ることを含め ガイドライン本体の全面改訂を予定 トピック化は今後継続検討 E6(R2)(GCP 改訂 ): 初会合 補遺作成 ( 構造 方針 本文などを検討 ) Concept Paperの最終案作成 M7 DNA 反応性 ( 変異原性 ) 不純物の評価および管理 : 上記 1. ステップ 4 到達トピック 要参照 M8 電子化申請様式 :M8 次世代 ectd v4.0では Simple Document 方式を採用 ( ただし 地域要件として 一連の資料であることを示すためのキーワード グループタイトル を新たに付与することに合意 ) ステップ 2は11 月予定 現行 ectdでは 変更要望書 (ectd Change Request)v.1.26がステップ 4に到達 なお 上記トピックの詳細は 以下 D. ICH 成果などの情報共有 情報公開 に記載しています ウェブサイトから直接閲覧することができます JPMA NEWS LETTER 2014 No. 163 ICH ミネアポリス会議 開催される 3/5

4 C. 次回運営委員会 専門家 / 実施作業部会会合予定 2014 年 11 月 8 13 日 リスボン ( ポルトガル ) EU 主催 2015 年 6 月 6 11 日 開催都市未定 ( 日本 ) D.ICH 成果などの情報共有 情報公開 ICHでは ICH 定例会議の成果を含め ICHの活動に関する情報を積極的に公開し 関係者のみならず一般の方々にも理解を深めてもらえるようにしています 今回の定例国際会議である ICHミネアポリス会議の成果などは 以下のウェブサイトから閲覧することができます ICH Press Release(7/8, 2014 ICH ウェブサイトへ掲載 ) ICH 公式ホームページ : ICH 即時報告会 :7 月 10 日 ( 日本薬学会長井記念ホール ) 一般参加者(200 名以上 ) JPMA ウェブサイト : ICHミネアポリス会議結果に関する情報を医薬品の開発や安全性確保を担当する企業の方々を含め広く一般の方々と共有するため ミネアポリス会議直後の7 月 10 日に 第 30 回 ICH 即時報告会を開催しました 活発な質疑応答が行われ ICHの活動 トピックの進捗 ガイドラインの理解などが深められました 本報告会の講演資料は上記ウェブサイトから直接閲覧することができます 参考として プログラムを以下に記載します ICH 即時報告会の会場風景 ICH 即時報告会の会場風景 JPMA NEWS LETTER 2014 No. 163 ICH ミネアポリス会議 開催される 4/5

5 プログラム :( 以下 演者の敬称省略 ) 01_ICHの将来齋藤宏暢 ( 第一三共 ) 02_ICHの最新動向佐藤淳子 ( 医薬品医療機器総合機構 ) 安全性 複合領域に関するトピックの動向 03_M7 : DNA 反応性 ( 変異原性 ) 不純物の評価及び管理福地準一 ( 医薬品医療機器総合機構 ) 医薬品規制情報の伝達に関する電子的標準に関するトピックの動向 04_M8 : 電子化申請様式渡邉卓 ( 医薬品医療機器総合機構 ) Future ICH 05_Future ICH の動向岸倉次郎 ( 製薬協 ) 06_S5(R3)informal WG: 生殖発生毒性試験 ( 改定 ) 藤原道夫 ( アステラス製薬 ) 07_E6(R2): GCP 松井和浩 ( 医薬品医療機器総合機構 ) 08_informal Quality Discussion Group 松田嘉弘 ( 医薬品医療機器総合機構 ) 品質に関するトピックの動向 09_Q3D : 金属 ( 元素 ) 不純物四方田千佳子 ( 国立医薬品食品衛生研究所 ) 10_Q7 : 原薬 GMP Q&A 寶田哲仁 ( 持田製薬 ) ( 国際規制調整部岸倉次郎 ) JPMA NEWS LETTER 2014 No. 163 ICH ミネアポリス会議 開催される 5/5

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