目次

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1 仙台市 子供未来局 データブック 平成 26 年度版

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3 目次 Ⅰ 子供未来局の組織等 1 組織 1 2 事務分掌 2 3 子ども 子育て支援施設等の利用体系 ( イメージ ) 4 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 1 平成 26 年度子供未来局関係予算 ( 当初予算 ) 5 2 平成 25 年度子供未来局関係決算 7 3 平成 26 年度子供未来局主要事業 9 Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 ( 総務課 ) 13 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 訪問 相談 教育 1 妊娠の届出と母子健康手帳交付 ( 子育て支援課 ) 15 2 母親 ( 両親 ) 教室 ( 子育て支援課 ) ~ 4 か月児育児教室 ( 子育て支援課 ) 17 4 離乳食教室 ( 子育て支援課 ) 17 5 健康診査事後指導教室 ( 子育て支援課 ) 18 6 保健指導 ( 子育て支援課 ) 19 7 訪問指導 ( 子育て支援課 ) 20 8 健全母性育成事業 ( 子育て支援課 ) 21 9 遺伝カウンセリング ( 遺伝相談 )( 子育て支援課 ) 女性のための健康支援教室 ( 子育て支援課 ) 自主グループの育成支援等の教室 ( 子育て支援課 ) 23 健康診査 1 妊婦一般健康診査 ( 子育て支援課 ) 24 2 妊婦歯科健康診査 ( 子育て支援課 ) 25 3 先天性代謝異常検査等 ( 子育て支援課 ) 26 4 乳児健康診査 ( 子育て支援課 ) 歳 6 か月児健康診査 ( 子育て支援課 ) 歳 6 か月児歯科健康診査 ( 子育て支援課 ) 歳児健康診査 ( 子育て支援課 ) 30 医療援護 1 未熟児養育医療給付 ( 子育て支援課 ) 32 2 自立支援医療費 ( 育成医療 ) 支給 ( 子育て支援課 ) 33 3 小児慢性特定疾患治療研究事業 ( 子育て支援課 ) 34 4 小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業 ( 子育て支援課 ) 35 5 小児慢性特定疾患に係る通院介護料交付事業 ( 子育て支援課 ) 35 6 難病患者 ( 小児慢性特定疾患治療研究事業対象者等 ) 見舞金支給事業 ( 難病対策 )( 子育て支援課 ) 36

4 7 助産の実施 ( 助産施設への入所 )( 総務課 ) 37 8 不妊に悩む方への特定治療支援事業 ( 子育て支援課 ) 38 9 妊娠高血圧症候群等療養援護費支給 ( 子育て支援課 ) 39 第 3 地域子育て支援 1 仙台市子育てふれあいプラザ等 ( のびすく ) 運営事業 ( 子育て支援課 ) 40 2 仙台すくすくサポート事業 ( 子育て支援課 ) 43 3 幼稚園地域子育て支援事業 ( 総務課 ) 44 4 保育所地域子育て支援事業 ( 保育課 保育環境整備課 ) 45 5 児童館における子育て家庭支援事業 ( 子育て支援課 ) 48 6 育児ヘルプ家庭訪問事業 ( 子育て支援課 ) 48 7 子育て支援ショートステイ ( 総務課 ) 50 8 子供家庭総合相談事業 ( 子育て支援課 ) 51 9 家庭児童相談室 ( 子育て支援課 ) 仕事と家庭の両立支援促進 ( 総務課 ) 53 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 1 児童手当 ( 子ども手当 ) 支給 ( 総務課 ) 54 2 児童扶養手当支給 ( 子育て支援課 ) 56 3 特別児童扶養手当支給 ( 子育て支援課 ) 58 4 子ども医療費助成 ( 子育て支援課 ) 59 5 母子 父子家庭医療費助成 ( 子育て支援課 ) 60 第 5 保育基盤の整備 1 保育需要の動向 ( 保育課 保育環境整備課 保育指導課 ) 62 2 仙台市すこやか子育てプラン 2010( 保育関係 ) の進捗状況 ( 保育課 保育環境整備課 保育指導課 ) 66 3 認可保育所整備事業 ( 保育環境整備課 ) 67 4 小規模保育事業 ( 保育指導課 ) 67 5 せんだい保育室 ( 保育指導課 ) 70 6 家庭保育福祉員 ( 保育指導課 ) 73 7 事業所内保育施設 ( 保育指導課 ) 75 8 幼稚園保育室 ( 総務課 ) 76 9 保育サービス相談員 ( 保育課 ) 77 第 6 多様な保育サービスの充実 1 障害児保育事業 ( 保育課 保育環境整備課 ) 78 2 延長保育事業 ( 保育課 保育環境整備課 ) 79 3 休日保育事業 ( 保育課 保育環境整備課 ) 81 4 一時預かり 特定保育事業 ( 保育課 保育環境整備課 ) 82 5 病児 病後児保育事業 ( 子育て支援課 ) 83 第 7 幼児教育の充実 1 幼稚園数等の動向 ( 総務課 ) 85 2 私立幼稚園就園奨励費補助 ( 総務課 ) 86 3 私立幼児教育施設運営費等補助 ( 総務課 ) 87 4 私立幼児教育施設補助 ( 総務課 ) 89 5 預かり保育推進事業補助 ( 総務課 ) 89 6 幼稚園 P T A 家庭学級開設補助 ( 総務課 ) 91

5 7 認定こども園 ( 総務課 保育課 保育環境整備課 保育指導課 ) 91 第 8 教育 保育の質の向上, 人材確保 1 幼稚園教員研修支援 ( 総務課 ) 94 2 保育従事者の研修 ( 保育課 保育指導課 ) 95 3 保育専門技術向上支援事業 ( スーパーバイズ )( 保育課 ) 97 4 特別 ( 保育 ) 支援コーディネーター養成事業 ( 保育指導課 ) 98 5 認可外保育施設保育士資格取得支援事業 ( 保育指導課 ) 99 6 保育士人材確保対策 ( 保育指導課 ) 99 第 9 放課後の児童の居場所づくり 1 児童館 放課後児童健全育成事業の動向 ( 子育て支援課 ) 児童館 ( 児童センター ) の概要 ( 子育て支援課 ) 放課後児童健全育成事業 ( 子育て支援課 ) 放課後子どもプラン推進事業 ( 子育て支援課 ) 104 第 10 ひとり親家庭への支援 1 母子自立支援員 ( 子育て支援課 ) 母子及び寡婦福祉資金貸付 ( 子育て支援課 ) 母子福祉対策資金 ( 子育て支援課 ) ひとり親家庭等日常生活支援事業 ( 子育て支援課 ) ひとり親家庭等相談支援センター事業 ( 子育て支援課 ) ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金事業 ( 子育て支援課 ) ひとり親家庭高等技能訓練促進費等事業 ( 子育て支援課 ) 母子自立支援プログラム策定事業 ( 子育て支援課 ) 低所得世帯の子どものための学習サポート事業 ( 子育て支援課 ) ひとり親家庭生活支援講習会事業 ( 子育て支援課 ) 母子保護の実施 ( 母子生活支援施設への入所 )( 総務課 ) 118 第 11 要保護児童への支援 1 児童の権利擁護, 権利侵害の防止に関する取り組み ( 子育て支援課 ) 仙台市要保護児童対策地域協議会 ( 子育て支援課 ) 児童虐待に係る医療ネットワーク事業 ( 子育て支援課 ) 婦人保護 ( 子育て支援課 ) 123 第 12 震災関係事業 1 幼児健康診査等に併せて行う心のケア対策 ( 子育て支援課 ) 子育て支援団体等による被災者支援活動促進 ( 子育て支援課 ) 保育料等減免 ( 総務課 保育課 保育環境整備課 保育指導課 ) 子供未来局所管施設の状況について ( 子育て支援課 保育課 ) 126 Ⅳ 相談機関等 1 児童相談所 127 (1) 児童相談業務 128 (2) 措置業務 131 (3) 里親登録と里親委託業務 133 (4) 心理指導業務 135 (5) 一時保護業務 136 (6) 親子こころの相談室 138

6 (7) 児童相談所における相談援助活動の体系 展開 子供相談支援センター 140 (1) 施設概況 140 (2) 面接相談 140 (3) ヤングテレホン相談 140 (4) 子育て何でも電話相談 141 (5) メール相談 141 (6) ふれあい広場 141 (7) 街頭指導 141 (8) 就労支援 142 (9) 青少年健全育成団体等活動支援 142 Ⅴ 少子化 次世代育成支援対策等 1 国及び本市の少子化対策 次世代育成支援対策の経緯 少子化 子育て支援に係る主な動き 仙台市すこやか子育てプラン 2010 と他計画との関係 仙台市すこやか子育てプラン 2010 の概要 148 Ⅵ 児童等の定義 149 Ⅶ 各種統計 1 出生数と出生率の推移 合計特殊出生率の推移 本市における人口構成図 ( 人口ピラミッド ) 住民基本台帳ベースでの人口の変化 人口ピラミッドの比較 ( 平成 19 年 4 月と平成 26 年 4 月 ) 年齢構成比の推移 ( 平成 19 年 ~26 年各 4 月 ) 結婚件数, 離婚件数及び離婚率の推移 児童扶養手当受給者の推移 156 Ⅷ 児童, 母子の保健福祉施設 幼児教育施設等 一時保護施設, 助産施設, 乳児院, 母子生活支援施設 157 保育所 158 児童厚生施設 164 児童養護施設, 地域小規模児童養護施設, 情緒障害児短期治療施設, 児童自立支援施設, 児童自立援助ホーム 169 小規模住居型児童養育事業, 子育てふれあいプラザ, 婦人相談所, 婦人保護施設, 母子福祉施設 170 認定こども園 171 幼稚園 幼児学園 171 幼稚園保育室 175 小規模保育事業 176 せんだい保育室 177 データ等の掲載内容は, 原則として平成 26 年 4 月 1 日現在である ただし, Ⅷ 児童, 母 子の保健福祉施設 幼児教育施設等 については, 平成 26 年 7 月 1 日現在である

7 Ⅰ 子供未来局の組織等

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9 Ⅰ 子供未来局の組織等 1 組織 ( 平成 26 年 4 月 1 日現在 ) 子供育成部総務課総務係 (7) 部長 ( 次長兼務 ) 課長 (1) 主幹 (2) 事業係 (8) 子育て支援課地域支援係 (5) 課長 (1) 主幹 (2) 児童支援係 (6) 家庭支援係 (3) 子供未来局局長 (1) 次長 (1) 子供相談支援センター相談支援係 (3) 所長 (1) 主幹 (1) 青少年指導係 (3) 保育部保育課企画係 (11) 部長 (1) 課長 (1) 主幹 (20) 運営係 (10) 保育所 (44 箇所 ) (836) 保育環境整備課 (7) 課長 (1) 主幹 (1) 保育指導課育成企画係 (9) 課長 (1) 主幹 (1) 指導係 (3) 児童相談所保護支援課調整係 (3) 所長 (1) 課長 (1) 主幹 (1) 一時保護係 (15) 親子こころの相談室 (2) 相談指導課児童相談係 (18) 課長 (1) 主幹 (1) 児童施設係 (4) 心理指導係 (5) ( ) 内は職員数 1

10 Ⅰ 子供未来局の組織等 2 事務分掌 部課公所係事務分掌 子 供 育 成 部 総務課 子 育 て 支 援 課 子供相談支援センター 総務係 事業係 地 域 支 援 係 児 童 支 援 係 家 庭 支 援 係 相 談 支 援 係 青 少 年 指 導 係 ( 平成 26 年 4 月 1 日現在 ) 少子化社会対策の総合的な企画調整及び調査研究 児童福祉等に関する施策の総合的な企画及び調整 児童福祉施設等の整備に係る総合的な企画及び調整 企業等に対する仕事と家庭の両立支援策の総合的な企画及び調整 子ども 子育て支援新制度に関する施策の総合的な企画及び調整 児童の権利の確保に係る事業の総括 仙台市すこやか子育てプランの推進及び進行管理 子供相談支援センター及び児童相談所 局内の予算及び決算 局 部内事務の連絡調整 課及び子育て支援課の庶務 児童福祉施設の設置の認可及び運営の指導監査等( 他課所管のものを除く ) 実施機関に対する指導監査( 他課所管のものを除く ) 児童福祉施設に対する措置費等の支弁( 他課所管のものを除く ) 里親の登録及び育成 児童手当及び子ども手当に係る事務の総括 子育て世帯臨時特例給付金に係る事務の総括 私立幼稚園助成等関係事業 認定こども園 幼保連携型認定こども園の設置の認可, 確認 子どものための教育 保育給付支給認定事務( 幼稚園, 認定こども園 (1 号認定に係るものに限る ) から提出されるものに限る ) 母子保健に係る施策の総合的な企画及び調整並びに事業の総括 地域における子育て支援事業の総括 仙台すくすくサポート事業 主任児童委員の研修 仙台市要保護児童対策地域協議会 仙台市小児慢性特定疾患対策協議会 子育てふれあいプラザ 放課後子どもプラン推進事業の総括 児童館及び児童センターの運営及び職員研修の総括 市立児童福祉施設等の整備( 他課所管のものを除く ) 市立児童福祉施設等の維持修繕及び物品購入( 他課所管のものを除く ) 市立児童福祉施設等の財産管理( 他課所管のものを除く ) 仙台市放課後子どもプラン推進委員会 児童館, 児童センター及び児童遊園 ひとり親家庭の福祉に係る施策の総合的な企画及び調整 母子 寡婦福祉資金の貸付及び償還事務の総括 児童扶養手当及び特別児童扶養手当に係る事務の総括 子ども及び母子 父子家庭医療費助成事務の総括 子供家庭総合相談に係る事務の総括 婦人保護に係る事務の総括 ひとり親家庭等安心生活プランの推進及び進行管理 子どもの貧困対策の企画及び連絡調整 子育てと子供に関する相談 子育て何でも電話相談, メール相談 ヤングテレホン相談, メール相談 青少年の継続的通所相談( ふれあい広場活動 ) 青少年等の健全育成及び啓発活動 青少年健全育成団体等の助成, 連絡調整 街頭指導活動 無職青少年の就労支援活動 補導関係機関との連絡調整 センターの庶務 2

11 Ⅰ 子供未来局の組織等 部課公所係事務分掌 保 育 部 児童相談所 保育課 保育環境整備課 保 育 指 導 課 保護支援課 相談指導課 企 画 係 保育に関する施策の総合的な企画及び調整 子どものための教育 保育給付に係る事務の総括 市立保育所運営の総括 市立保育所における臨時職員, 非常勤職員 市立保育所の維持修繕及び物品購入 保育所の財産管理 保育に関する各種統計 福祉事務所の保育関係業務の連絡調整 保育料( 前年度以前の保育料を滞納している者に関するものに限る ) の徴収 実施機関に対する指導監査( 他課所管のものを除く ) 部内事務の連絡調整 市立保育所の庶務 課, 保育環境整備課及び保育指導課の庶務 運 営 係 保育所の運営に係る指導 保育所地域子育て支援事業の総括 保育所給食の総括 保育所入所児童の健康に関する指導 緊急時の保育所等の応援勤務 市立保育所における嘱託医 保育所 保育に欠ける乳幼児の保育 子育て家庭に対する支援 待機児童解消に係る企画及び調査並びに事業の総括 保育所設置に係る企画調査 私立保育所の整備並びに設置の認可及び確認 私立保育所に対する運営費支弁及び助成金交付に関する事務の総括 幼保連携型認定こども園の整備 市立保育所の建替え等 特別保育事業の総括 保育の質の向上に係る企画及び調整 地域型保育事業の整備, 認可及び確認 認可外保育施設の指導監督 認可外保育施設に係る指導及び研修 育成企画係 家庭保育福祉員の認定び委託 家庭保育福祉員に係る指導, 助言及び研修 せんだい保育室の認定及び助成 せんだい保育室に係る指導及び助言 事業所内保育施設 保育所の運営に係る指導監査 保育所の運営に係る研修の企画及び実施 指 導 係 保育士, 栄養士及び看護師の実習 指定保育士養成施設 仙台市保育所連合会 調整係 所の維持管理 所の庶務 一時保護係 児童の一時保護, 生活指導 親子こころの相談室 児童及び保護者の精神医学的な相談 児童相談係 児童 家族に係る相談 調査 支援 児童虐待対応 児童の支援に係る関係機関との連携及び調整 児童施設係 児童の児童福祉施設 里親等への措置 児童福祉施設等措置費用徴収事務 ( 他公所所管のものを除く ) 心理指導係 児童の心理診断, 医学診断及び指導 家族に対する心理的支援及び助言 3

12 Ⅰ 子供未来局の組織等 3 子ども 子育て支援施設等の利用体系 ( イメージ ) 0 歳から就学前 3 歳から就学前 児童館 児童センター 乳児クラブ 幼児クラブ等 小学生から 児童クラブ 幼稚園子育て支援事業 幼稚園 ( 3 歳 ~ 就学前 ) 預かり保育 その他の放課後 児童健全育成事 業者 家庭におけ る子育て支援等 認定こども園 保育所 延長保育 休日保育 障害児保育 保育所以外の保育施設 せんだい保育室 小規模保育事業 家庭保育福祉員 事業所内保育施設 幼稚園保育室 その他の認可外保育施設 放課後児童健全育成事業 ( 小学校 3 年生まで ) 日常の保育等が必要な場合等 ( 就学前まで ) 保育所地域活動事業 地域子育て支援センター ( 室 ) 訪問型子育て支援事業 一時預かり 特定保育 せんだい保育室等での一時預かり 病児 病後児保育事業 子育てふれあいプラザ ( のびすく ) 一時預かり事業 地域子育て支援事業 一時的に保育や預かりが必要な場合等 仙台すくすくサポート事業 ( ファミリー サポート センター事業 ) 子育て支援ショートステイ 4

13 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業

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15 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局関係予算 1 平成 26 年度子供未来局関係予算 ( 当初予算 ) [ 一般会計 ] 本年度の子供未来局関係予算額は,604 億 7,351 万円で, 前年度に比べ 53 億 6,523 万円 (9.7%) の増加となっている また, 本市一般会計予算 5,581 億 600 万円に占める割合は 10.8% である ( 単位 : 千円,%) 26 年度 25 年度比較増減金額率 子供未来局関係予算額 60,473,514 55,108,286 5,365, 健康福祉費 60,473,514 55,077,282 5,396, 健康福祉費 1,181 1, 社 会 福 祉 費 1,181 1, 児童保健福祉費 60,462,123 55,055,537 5,406, 児童保健福祉総務費 8,421,172 7,952, , 児 童 福 祉 費 45,255,607 40,705,322 4,550, 母 子 福 祉 費 287, ,462 23, 母 子 保 健 費 1,766,543 1,666, , 児童福祉施設費 4,711,538 4,398, , 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計繰出金 19,357 21,302 1, 保健衛生費 10,210 20,420 10, 保健衛生総務費 10,210 20,420 10, 災害復旧費 0 31,004 31, 災害復旧費 0 31,004 31, 社会福祉施設災害復旧費 0 31,004 31, 一般会計歳出総額 558,106, ,136,000 11,970, 一般会計歳出総額に占める子供未来局関係予算額割合 10.8% 10.1% - - 健康福祉費歳出総額 ( ) 169,410, ,158,531 5,251, 健康福祉費歳出総額に占める子供未来局関係予算額割合 35.7% 33.6% - - 健康福祉局 区役所所管分を含めた額を再掲している 公債費 59,958,973 千円 (10.74%) その他 65,716,521 千円 (11.77%) 一般会計予算の内訳 健康福祉費 ( 子供未来局関係予算額を除く ) 108,936,963 千円 (19.52%) 災害復旧費 6,815,766 千円 (1.22%) 経済費 37,735,314 千円 (6.76%) 総務費 39,680,292 千円 (7.11%) 教育費 39,936,154 千円 (7.16%) 予算総額 558,106,,000 千円 (100.00%) 土木費 138,852,503 千円 (24.88%) 子供未来局関係予算額 60,473,514 千円 (10.84%) 5

16 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局関係予算 平成 26 年度子供未来局関係予算額の内訳 ( 財源内訳 ) 児童福祉施設費 4,711,538 千円 (7.79%) 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計繰出金 19,357 千円 (0.03%) 保健衛生総務費 10,210 千円 (0.02%) 社会福祉費 1,181 千円 (0.00%) 母子保健費 1,766,543 千円 (2.92%) 児童保健福祉総務費 8,421,172 千円 (13.92%) 母子福祉費 287,906 千円 (0.48%) 一般財源 子供未来局関係予算額 60,473,514 千円 (100.00%) 国 ( 県 ) 26,482,481 千円 (43.79%) 29,105,906 千円 (48.13%) 児童福祉費 45,255,607 千円 (74.84%) 市債 その他 4,119,027 千円 (6.81%) 766,100 千円 (1.27%) [ 特別会計 ] 26 年度 25 年度 ( 単位 : 千円,%) 比較増減金額率 母子寡婦福祉資金貸付事業 142, ,698 1,

17 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 25 年度子供未来局関係決算 2 平成 25 年度子供未来局関係決算 [ 一般会計 ] 平成 25 年度の子供未来局関係の歳出決算額は 524 億 6,100 万円で, 予算現額に対する執行率は 92.5%, 平成 24 年度に比べ 4 億 7,941 万円 (0.9%) の増加となっている また, 本市一般会計歳出決算額 5,404 億 7,468 万円に占める割合は 9.7% である 執行率 24 年度比較増減 A 予算現額 B 決算額 B/A(%) C 決算額 D 増減額 (B-C) 率 (D/C) 子供未来局関係決算額 56,709,950 52,460, ,981, , 健康福祉費 56,662,997 52,424, ,215,133 1,208, 健康福祉費 1, ( 単位 : 千円,%) 社 会 福 祉 費 1, 児童保健福祉費 56,641,252 52,406, ,184,254 1,222, 児童保健福祉総務費 7,965,385 7,574, ,527,766 46,924 人件費, 新制度移行準備, 保育所入所 0.6 ( 事務費 ) の増加, 児童手当支給 ( 事務費 ) の減少 児童福祉費 42,690,627 39,027, ,224, , 私立保育所施設整備, 私立保育所運営, こども医療費助成, 私立保育所助成, 小規模保育施設整備, 児童養護施設等措置委託費等, 幼稚園就園奨励費補助金の増加, 児童手当支給の減少 母 子 福 祉 費 311, , ,609 79,176 母子 父子家庭医療費助成の増加, ひと 23.9 り親家庭等対策の減少 母 子 保 健 費 1,665,539 1,654, ,652,410 2,348 未熟児養育医療給付, 小児慢性特定疾 0.1 患治療研究の増加, 特定不妊治療費助成の減少 公立保育所民営化推進, 児童館等新増 児童福祉施設費 3,986,937 3,891, ,439, , 改築, 東西線上部空間保育施設整備, 児童厚生施設運営管理の増加 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計繰出金 21,302 7, ,071 1, 保健衛生費 20,420 16, ,390 13, 保健衛生総務費 20,420 16, ,390 13, 難病対策の減少 災害復旧費 46,953 36, , , 災害復旧費 46,953 36, , , 社会福祉施設児童館災害復旧, 私立保育所災害復旧の皆 46,953 36, , , 災害復旧費減, 公立保育所災害復旧の減少 一般会計歳出総額 638,669, ,474, ,008,699 57,534, 一般会計歳出総額に占める子供未来局関係予決算額割合健康福祉費歳出総額 ( ) 健康福祉費歳出総額に占める子供未来局関係予決算額割合 25 年度 8.9% 163,810, ,877, ,919,349 17,041, 健康福祉局 区役所所管分を含めた額を再掲している 9.7% - 8.7% % 34.7% % - - 増減説明 ( 主な理由 ) 公債費 63,683,120 円 (11.78%) 災害復旧費 ( 子供未来局関係決算額を除く ) 28,179,446 千円 (5.21%) 経済費 34,917,486 千円 (6.46%) その他 66,346,899 千円 (12.28%) 教育費 37,143,348 千円 (6.87%) 一般会計歳出決算の内訳 歳出総額 540,474,680 千円 (100.00%) 総務費 64,971,600 千円 (12.02%) 健康福祉費 ( 子供未来局関係決算額を除く ) 98,416,751 千円 (18.21%) 土木費 子供未来局関係決算額 94,355,031 千円 (17.46%) 52,460,999 千円 (9.71%) 7

18 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 25 年度子供未来局関係決算 平成 25 年度子供未来局関係決算額の内訳 ( 財源内訳 ) 児童福祉施設費 3,891,232 千円 (7.42%) 母子保健費 1,654,758 千円 (3.16%) 保健衛生総務費 16,900 千円 (0.03%) 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計繰出金 7,125 千円 (0.01%) 社会福祉施設災害復旧費 36,924 千円 (0.07%) 社会福祉費 678 千円 (0.00%) 母子福祉費 251,433 千円 (0.48%) 児童保健福祉総務費 7,574,690 千円 (14.44%) 一般財源 26,202,927 千円 (49.95%) 子供未来局関係決算額 52,460,999 千円 (100.00%) 国 ( 県 ) 22,440,432 千円 (42.77%) 児童福祉費 39,027,259 千円 (74.39%) その他 3,718,940 千円 (7.09%) 市債 98,700 千円 (0.19%) [ 特別会計 ] ( 単位 : 千円,%) 25 年度 執行率 24 年度 比較増減 A 予算現額 B 決算額 B/A(%) C 決算額 D 増減額 (B-C) 率 (D/C) 母子寡婦福祉資金貸付事業 144,698 76, ,103 15, % 8

19 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局主要事業 3 平成 26 年度子供未来局主要事業 子ども 子育て支援新制度円滑移行推進 26 年度予算額 (25 年度予算額 ) (1) 子ども 子育て支援新制度移行準備 1 子ども 子育て会議の運営等 6,618 千円 (11,642 千円 ) 平成 27 年 4 月から本格実施予定の子ども 子育て支援新制度に向けて 本市の新たな子ども 子育て支援に係る計画の策定等を審議する 仙台市子ども 子育て会議 を開催するとともに 同計画について市民への周知を行う 2 子ども 子育て支援制度管理システム構築 新規 110,240 千円 子ども 子育て支援新制度の施行に必要な制度管理システムの構築を行う 3 子ども 子育て支援制度認定給付管理 新規 13,093 千円 子ども 子育て支援新制度の周知 広報を行うとともに 認定給付に係る準備を行う (2) 教育 保育給付対象施設に係る基盤整備の推進 認可保育所 認定こども園の整備を進めるとともに 小規模保育事業等の拡充や保育士確保の促進 利用者支援を行う 1 認可保育所整備等 1,398,787 千円 (320,817 千円 ) 1. 認可保育所創設 1,006,630 千円保育基盤の拡大を図るため 認可保育所の施設整備に要する費用等について補助する 歳児受入枠拡大促進 22,500 千円待機児童の大部分を占める 1 2 歳児の受入枠を拡充するため 認可保育所による増築等について補助する 3. せんだい保育室移行支援 新規 210,784 千円せんだい保育室が認可保育所へ移行するための施設整備に要する費用 賃借料の一部について補助する 4. 荒井駅駅舎上部空間保育施設整備 158,873 千円 2 私立幼稚園の機能拡充支援 1,016,599 千円 (346,749 千円 ) 1. 3 歳未満児専用認可保育所 753,942 千円認定こども園への移行を集中的に促進するため 私立幼稚園の設置者に対し 3 歳未満児専用認可保育所整備費に係る平成 26 年度補助額を補助基準額の 9 割まで拡充する 2. 幼稚園預かり保育の推進 69,589 千円 3. 認定こども園への移行のための長時間預かり保育実施幼稚園の拡大 新規 193,068 千円認定こども園への移行を前提とした幼稚園長時間預かり保育の実施園に対し運営費の一部を補助する 3 小規模保育事業等の拡充 2,866,302 千円 (1,472,773 千円 ) 1. 小規模保育施設整備費補助 新規 780,176 千円 小規模保育事業のせんだい保育室からの移行や新規整備の際に必要となる施設改修費と賃借料 の一部に対して補助する 2. 小規模保育事業助成 新規 395,256 千円 小規模保育事業の運営に要する経費に対して助成する 3. 家庭保育福祉員事業の定員拡充 255,868 千円 4. せんだい保育室の支援 1,388,699 千円 5. 事業所内保育施設の整備促進 46,303 千円 9

20 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局主要事業 4 保育士確保支援 4,312 千円 1. 保育士再就職支援 49 千円 保育士資格を持ちながら育児等で保育現場を離れている市民を対象とした研修を行うとともに 私立保育所等とのマッチングを図る 保育士リターンセミナー を開催する 2. 認可外保育施設従事者の保育士資格取得支援 4,263 千円 認可外保育施設の保育従事者が保育士資格を取得するために通学する際の代替職員の雇上費に対して補助する 5 利用者支援 11,000 千円 (11,000 千円 ) 1. 保育サービス相談員の配置 子育て中の保護者が各家庭の状況に合った保育サービスを選択し円滑に利用できるよう 各区に相談員を配置し 保育所のほか幼稚園や認可外保育施設を含む情報提供や選択肢の提示等の支援を行う すべて人件費 (3) 地域子ども 子育て支援事業に対応する事業の推進 1 子育て支援拠点事業の推進 296,358 千円 (295,688 千円 ) 子育てふれあいプラザ ( のびすく ) や身近な保育所 児童館 幼稚園などの子育て支援機能を高め 在宅で子育てをしている親が孤立することの無いよう 子育て相談や子育て家庭の交流機会の拡充を図る 1. 子育てふれあいプラザ整備 ( 仮称 ) 子育てふれあいプラザ若林建設設計 1,658 千円 2. 子育てふれあいプラザ ( のびすく ) 運営管理 150,085 千円 3. 保育所等における地域子育て支援センター ( 室 ) 等の充実 119,665 千円 4. 子育て家庭交流促進 幼稚園における地域子育て支援 16,800 千円 地域子育て支援クラブ活動助成 8,150 千円 2 放課後児童健全育成事業の充実 2,917,742 千円 (2,577,114 千円 ) 1. 児童館整備 加茂児童センター大規模修繕 57,499 千円 将監西児童館耐震補強 16,944 千円 ( 仮称 ) 錦ケ丘児童館建設 ( 平成 27 年 4 月開館予定 ) 257,156 千円 ( 仮称 ) 鶴ケ谷東マイスクール児童館建設 ( 平成 26 年 11 月開館予定 ) 22,844 千円 向陽台児童館改築( 平成 27 年 4 月開館予定 ) 175,765 千円 将監児童館改築設計( 平成 28 年 4 月開館予定 ) 8,291 千円 西多賀児童館改築設計( 平成 30 年 8 月開館予定 ) 4,095 千円 若林区中央児童館改築設計( 平成 29 年 10 月開館予定 ) 1,210 千円 2. 児童館運営管理 2,373,938 千円 10

21 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局主要事業 すこやか子育てプラン推進 26 年度予算額 (25 年度予算額 ) (1) 子供が明るく元気に育つ環境づくり 1 放課後子どもプラン推進 228,946 千円 (132,123 千円 ) 1. 児童クラブ受入れの拡大等 200,709 千円 児童の放課後のあり方等の検討を行うとともに 小学校余裕教室の活用やプレハブ設置による サテライト室の整備を推進する 2. 放課後子ども教室 28,237 千円 2 放課後児童健全育成事業 39,036 千円 (19,345 千円 ) 民間児童クラブに対する運営費補助制度を拡充し さらなる運営支援と新規開設の促進を図る 3 児童館等要支援児受入れ体制の充実 42,961 千円 (36,726 千円 ) 4 低所得世帯の子どものための学習サポート事業 26,038 千円 (4,511 千円 ) 平成 25 年度から開始した低所得世帯の子どもを対象とした家庭学習支援等の拡充を図る 5 児童の権利推進 児童虐待防止 11,446 千円 (7,124 千円 ) 1. 要保護児童対策地域協議会などにおける取組み 4,043 千円 2. 乳幼児健康診査等未受診者対策 1,914 千円 3. 児童虐待に関する医療機関との連携検討委員会 236 千円 4. 妊娠等に関する出産相談窓口の設置 620 千円 5. 児童虐待防止医療ネットワーク 新規 4,633 千円 仙台市立病院を児童虐待対応の拠点病院に位置づけ 地域の医療機関とネットワークを構築し 医療機関における児童虐待対応の強化を図る (2) 安心して子育てができる社会づくり 1 保育基盤整備推進 4,265,089 千円 (1,793,590 千円 ) 1. 認可保育所整備等 1,398,787 千円 認可保育所創設 1,006,630 千円 1 2 歳児受入枠拡大促進 22,500 千円 せんだい保育室移行支援 新規 210,784 千円 荒井駅駅舎上部空間保育施設整備 158,873 千円 2. 小規模保育事業等の拡充 2,866,302 千円 小規模保育施設整備費補助 新規 780,176 千円 小規模保育事業助成 新規 395,256 千円 家庭的保育福祉員事業の定員拡充 255,868 千円 せんだい保育室の支援 1,388,699 千円 事業所内保育施設の整備促進 46,303 千円 2 保育サービス充実に向けた取組み 729,082 千円 (696,980 千円 ) 1. 多様な保育サービスの充実 713,803 千円 一時預かり 特定保育 173,259 千円 休日保育 28,299 千円 延長保育 266,119 千円 障害児保育 208,198 千円 病児 病後児保育 37,928 千円 2. 保育内容の質の向上 4,279 千円 保育士等の研修の実施 1,700 千円 保育専門技術向上支援事業 1,911 千円 特別( 保育 ) 支援コーディネーターの養成 668 千円 3. 保育サービス相談員の配置 11,000 千円 11

22 Ⅱ 子供未来局の予算 主要事業 平成 26 年度子供未来局主要事業 3 私立幼稚園の機能拡充支援 1,040,242 千円 (368,227 千円 ) 1. 3 歳未満児専用認可保育所 753,942 千円 2. 幼稚園預かり保育の推進 69,589 千円 3. 認定こども園への移行のための長時間預かり保育実施幼稚園の拡大 新規 193,068 千円 4. 幼稚園保育室助成 23,643 千円 4 母子保健の充実 934,365 千円 (913,967 千円 ) 1. 幼児健康診査 29,628 千円 2. 幼児健康診査等における子どもの心のケア 7,619 千円 幼児健康診査において 震災後の子どもと保護者の心の状況把握及び必要な相談 支援を行う とともに 子どものこころの相談室 において個別の診察 相談を継続実施する 3. 先天性代謝異常等検査 27,291 千円 4. 妊産婦 乳幼児等訪問指導 45,228 千円 5. 妊婦健康診査 803,501 千円 6. 育児ヘルプ家庭訪問 15,791 千円 7. 育児ヘルプ家庭訪問 ( 小児慢性特定疾患対策 ) 新規 4,878 千円 小児慢性特定疾患児を抱える家庭への養育支援として 家事の援助を行う育児ヘルパーや 育 児相談 指導等を行う専門指導員を派遣する 8. 小児慢性特定疾患児等相談支援 429 千円 5 子育てに関する経済的負担の軽減 26,651,026 千円 (26,548,298 千円 ) 1. 児童手当支給 17,417,470 千円 2. 児童扶養手当支給 4,319,374 千円 3. 子ども医療費助成 2,756,808 千円 4. 幼稚園就園奨励費補助 1,798,911 千円 5. 不妊に悩む方への特定治療支援 195,075 千円 6. せんだい保育室 家庭保育福祉員 幼稚園保育室における保育料の保護者負担軽減 163,388 千円 6 ひとり親家庭等の支援が必要な家庭への対応 73,743 千円 (83,002 千円 ) 1. 母子家庭等就業 自立支援センター運営管理 25,746 千円 2. ひとり親家庭等対策 41,602 千円 自立支援教育訓練給付 756 千円 高等技能訓練促進等 40,846 千円 3. 寡婦 ( 夫 ) 控除みなし適用 新規 6,395 千円 税制上の寡婦 寡夫控除が適用されない婚姻暦のない母子家庭 父子家庭について 保育料や 各種事業の利用料金の算定にあたり 寡婦 寡夫控除を適用したものとみなして取り扱うことに より 経済的負担の軽減を図る 7 少子化社会における仕事と家庭の両立支援促進 505 千円 (1,495 千円 ) (3) 子供と子育て家庭を応援する地域づくり 1 保育所等における地域子育て支援センター ( 室 ) の充実 119,665 千円 (119,603 千円 ) 2 幼稚園における地域子育て支援 16,800 千円 (15,900 千円 ) 3 仙台すくすくサポート事業 4,344 千円 (4,484 千円 ) 4 NPO 等団体による被災児童等支援活動の促進 3,000 千円 (3,000 千円 ) 5( 仮称 ) 子育てふれあいプラザ若林建設設計 1,658 千円 (3,515 千円 ) 12

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25 第 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 第 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 (1) 根拠法令 子ども 子育て支援法 就学前の子どもに関する教育, 保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律 子ども 子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育, 保育等の総合的な提供の推進に関する 法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 (2) 制度の概要 子ども 子育て支援新制度とは, 平成 24 年 8 月に成立した 子ども 子育て 支援関連 3 法 に基づく制度であり, 子育て当事者の意見を反映させた 市 概 要 町村子ども 子育て支援事業計画 を策定するなど, より地域の実情に沿った子育て支援施策の展開を目指しており, 平成 27 年度より開始予定の制度である 子育てをめぐる課題の解決を目指し, その主な目的と内容は次のとおり 1. 質の高い幼児期の学校教育 保育の総合的な提供 幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園の設置手続きの簡素化 や, 財政支援の充実 強化などによりその普及を進める 目的と内容 2. 保育の量的拡大 確保, 教育 保育の質的改善待機児童解消のため, 認定こども園, 保育所等を計画的に整備するとともに, 少人数の子どもを預かる家庭的保育 ( 保育ママ ) や小規模保育等に対する新たな財政支援を行い, 保育の受け入れ人数を増やす 3. 地域の子ども 子育て支援の充実子育ての相談や親子が交流できる場, 一時的に預かってもらえる場を増やすなど, 地域のニーズに応じた多様な子育て支援を充実させる (3) 予決算額の推移予算額決算額 26 年度 6,618 千円 - 25 年度 11,642 千円 9,335 千円 (4) 本市の取組み平成 25 年 4 月に, 子どもの保護者, 学識経験者, 子ども 子育て支援に関する事業に従事する者等から構成される 仙台市子ども 子育て会議 を条例に基づき設置 本市における今後の子育て支援施策や各種基準等について審議を行っている また, 平成 25 年 10 月に子ども 子育てに関するアンケート調査を実施するなど, 市町村子ども 子育て支援事業計画 の策定に向けた作業を行っている 平成 25 年度の会議の開催状況主な審議事項 仙台市子ども 子育て会議運営要領の策定について 子ども 子育て支援新制度概要について第 1 回 会議の主な審議事項について 審議スケジュールについて 13

26 第 1 子ども 子育て支援新制度施行準備 第 2 回第 3 回第 4 回第 5 回第 6 回 子ども 子育て支援新制度開始に向けた保育基盤の整備等について 子ども 子育てに関するアンケート調査の実施について( 就学前児童の保護者用, 小学生児童の保護者用 ) 子ども 子育て支援法に基づく基本指針概要について 子ども 子育てに関するアンケート調査の実施について 仙台市すこやか子育てプラン 2010 平成 24 年度実績 評価等について 妊娠 出産期から乳児期にかけての子育て支援について 子ども 子育てに関するアンケート調査 集計結果( 速報 ) について 教育 保育提供区域の設定について 幼児期から学童期にかけての子育て支援について 幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準について 特定教育 保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準について 事業計画における量の見込み( 教育 保育 ) について 事業計画における量の見込みについて 特別な支援が必要な子どもへの支援等について 14

27 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 訪問 相談 教育 1 妊娠の届出と母子健康手帳交付 (1) 根拠法令等 母子保健法 母子保健法施行規則 厚生省児童家庭局長通知等 (2) 制度の概要 事業目的 対象者市内居住の妊婦 母子共に健全な妊娠, 出産, 育児ができるように, 母子の健康状態を記録し, 健康管理に役立たせるため母子健康手帳を交付するとともに, 保健指導を行う 実施機関保健所 ( 保健福祉センター ) 実施方法 妊娠した者は,1 届出年月日,2 氏名, 年齢及び職業,3 居住地,4 妊娠月数, 5 医師又は助産婦の診断又は保健指導を受けたときは, その氏名,6 性病及び 結核に関する健康診断の有無, 以上のことについて保健所長を経て市長に届出 をする また, 妊娠の届出をした者に対して, 母子健康手帳を交付し, 必要な 保健指導を行う 周知方法医療機関等で周知する 備 (3) 予決算額の推移 考 平成 15 年度市民の利便性を図るため随時交付開始 平成 16 年度嘱託職員 ( 保健師 ) 配置 平成 18 年度嘱託職員廃止 予算額 決算額 26 年度 4,820 千円 25 年度 4,820 千円 3,924 千円 24 年度 4,930 千円 4,979 千円 23 年度 4,325 千円 6,597 千円 22 年度 4,825 千円 1,007 千円 21 年度 4,935 千円 3,863 千円 (4) 実施状況 手帳交付 妊娠届出 届出時の妊娠週数 ( 単位 : 人 ) 11 週以内 12~19 週 20~27 週 28 週以上不詳 25 年度 9,800 9,774 8, 年度 10,244 10,200 9, 年度 9,883 9,489 8,332 1, 年度 9,810 9,432 8, 年度 10,077 9,963 8,714 1, 手帳交付数には, 破損 汚損 紛失等の再交付数も含まれている 15

28 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 2 母親 ( 両親 ) 教室 (1) 根拠法令等 母子保健法 児童家庭局長通知等 (2) 制度の概要 事 業 目 的 妊婦が, 妊娠, 出産, 育児について必要な知識や技術を習得し, 不安を軽減してそれらに主体的に取り組める姿勢を養う 地域の中での育児の仲間づくりを促進する 対 象 者市内居住の妊婦及びその配偶者等 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法 妊婦及びその配偶者を対象に 3~4 回のコースで集団指導 グループワークを実施 周 知 方 法母子健康手帳交付時に案内 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 589 千円 25 年度 699 千円 557 千円 24 年度 699 千円 598 千円 23 年度 699 千円 662 千円 22 年度 741 千円 670 千円 21 年度 799 千円 699 千円 (4) 実施状況 ( 単位 : 日, 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 開催回数 参加実人員 2,255 2,343 1,516 1,758 1, うち父親 参加延人員 3,625 3,289 2,313 2,908 2, うち父親

29 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 3 3~4 か月児育児教室 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知等 (2) 制度の概要 事 業 目 的 子どもが健康に育つための望ましい育児環境づくりを目的に, 育児に関し相談に応じ, 問題解決能力を高める機会とする 対 象 者生後 3~4 か月の乳児とその保護者等 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法指定された日時に参加 実 施 内 容 発育 発達の観察と個別指導, グループによる育児についての情報交換や育児指導を実施 また, 必要な産婦に対して保健指導を行う 周 知 方 法住民基本台帳より対象者をリストアップし, 個人通知する (3) 予決算額の推移 本事業について特段の予算措置は講じていない (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 25 年度内訳 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 青葉 宮城野 若林 太白 泉 開催回数 対象者数 9,292 9,144 7,447 9,287 9,677 2,447 2,218 1,202 2,029 1,781 参加者数 6,698 6,809 5,251 6,990 7,616 1,981 1, ,676 1,370 参加率 72.1% 74.5% 70.5% 75.3% 78.7% 81.0% 75.9% 75.3% 82.6% 76.9% 4 離乳食教室 (1) 根拠法令等 厚生省児童家庭局長通知 (2) 制度の概要 事 業 目 的 乳幼児の食習慣づくりの基礎となる時期に発達段階に応じた離乳食の進め方について学び, また, 肥満予防のための食生活等について学ぶ 対 象 者おおむね 6~8 か月の乳児とその保護者等 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法指定された日時に受講 周 知 方 法乳幼児健康診査等で対象者に紹介及び市政だより ( 区版 ) による広報等 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 429 千円 25 年度 517 千円 429 千円 24 年度 517 千円 429 千円 23 年度 518 千円 374 千円 22 年度 528 千円 460 千円 21 年度 528 千円 410 千円 17

30 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 25 年度内訳 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度青葉宮城野若林太白泉 開催回数 参加者数 1,519 1,590 1,479 1,588 1, 健康診査事後指導教室 (1) 根拠法令等 母子保健法 健康診査実施要綱及び要領 (2) 制度の概要 事業目的 1 育児教室, 幼児教室 健診の結果, 発達の遅れまたはその 疑いのある児や育児不安等のある 保護者に対して, 集団での遊びを通 して子どもの発達の確認, 社会性の 発達の促進, 保護者の育児不安の軽 減を行い, 親子の健康の保持増進を 図る < 育児教室 > 1 歳 6 か月児健康診査の事後指導 < 幼児教室 > 2 歳 6 か月児歯科健康診査,3 歳児 健康診査の事後指導 対象者健康診査等で必要と認められたもの 実施機関保健所 ( 保健福祉センター, 総合支所 ) 実施方法指定された日時に受講 指導内容の内容あそび ( 自由遊び 設定遊び ), 個別相談, グループワーク 周知方法健診後個別に連絡 (3) 予決算額の推移 本事業について特段の予算措置は講じていない 2 歯科事後指導 健診の結果, 歯科疾患のある幼児及び近 い将来罹患すると予想される幼児を対象 として, 電話, 文書 ( 必要に応じて訪問 ) を実施し, 望ましい歯科保健行動の実践 と継続を支援する 健診, 個別指導 2 歳 6 か月児歯科健康 診査事後指導では電話や文書等による保 健指導を実施し, 望ましい歯科保健行動 の実践を促す 平成 21 年度より従来の集 団的な対応を見直し, 個別相談型の支援 を実施している 18

31 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (4) 実施状況 1 育児教室, 幼児教室実施状況 ( 単位 : 人 ) 育児教室 幼児教室 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 開催回数 参加実数 参加延べ数 開催回数 参加実数 参加延べ数 青葉保健所及び宮城野保健所は 3 歳児健康診査後の事後指導として個別面接等で対応 2 歯科事後指導実施状況 ( 単位 : 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 参 1 歳 6 か月児健診 加者数 2 歳 6 か月児歯科健診 813 1,476 1,343 1,340 1, 保健指導 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知等 (2) 制度の概要 事 業 目 的 妊産婦, 乳幼児の保護者に対し, 妊娠 出産 育児に関する必要な保健指導を行い, 母子の健康の保持増進, 児童の健全育成を図る 対 象 者市内に居住する妊産婦とその配偶者, 乳幼児の保護者 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法母子健康手帳交付時に実施, その他必要に応じて実施 実 施 内 容 1 個別指導 2 集団指導 周 知 方 法母子健康手帳交付時及び 3~4 か月児育児教室で周知する (3) 予決算額の推移 本事業について特段の予算措置は講じていない (4) 実施状況 ( 延人数 ) ( 単位 : 人 ) 25 年度内訳 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 青葉 宮城野 若林 太白 泉 妊 婦 11,817 10,804 10,709 11,149 10,304 2,779 2,215 1,428 2,113 1,769 産 婦 2,630 2,106 4,699 6,296 6,439 1,826 1,677 1, ,512 乳 児 8,710 7,222 7,151 8,153 7,442 1,729 1,949 1,251 1, 幼 児 14,312 13,467 13,861 14,041 15,224 2,510 2,940 1,813 3,869 4,092 その他 1,628 1,855 3,526 4,584 4, , 電話相談 13,474 12,295 20,611 18,049 14,771 1,656 1,745 4,958 2,689 3,723 19

32 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 7 訪問指導 (1) 根拠法令等 母子保健法 児童福祉法 厚生労働省 乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン 等 仙台市妊産婦訪問指導実施要綱 仙台市新生児等訪問指導実施要綱 (2) 制度の概要 妊産婦, 乳幼児の保護者に対し, 家庭訪問により妊娠 出産 育児に 事 業 目 的 関する必要な保健指導を行い, 母子の健康の保持増進, 児童の健全育成を図る 対 象 者 妊産婦, 新生児, 未熟児及び保健所長が必要と認めた者新生児訪問は, 平成 19 年 10 月生まれの児より全数を対象として実施 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 保健所職員及び訪問指導員 ( 在宅の保健師, 助産師 ) が対象者を家庭訪問し, 妊産婦, 乳幼児の保護者に対し, 正しい知識の普及や, 必要 実 施 方 法 な保健指導を実施する 平成 23 年度より乳幼児虐待の要因のひとつである産後うつ病早期発見のため, 訪問全数に対し, エジンバラ産後うつ病質問票 (EPDS) を実施している 周 知 方 法母子健康手帳交付時, 母親教室等で周知 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 46,520 千円 25 年度 46,520 千円 44,314 千円 7,882 千円 24 年度 47,059 千円 43,705 千円 7,813 千円 23 年度 51,597 千円 42,372 千円 8,142 千円 22 年度 37,734 千円 34,733 千円 7,546 千円 21 年度 38,281 千円 35,407 千円 7,656 千円 (4) 実施状況 ( 訪問延人数 ) ( 単位 : 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 妊産婦 2,403 2,589 2,479 2,046 2,677 新生児 8,628 8,300 8,501 8,954 8,901 未熟児 乳児 幼児 1,264 1,124 1,211 1,196 1,172 その他 1, ,176 1,007 1,076 計 14,857 14,120 14,688 14,717 15,237 妊産婦 新生児訪問指導員数

33 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 8 健全母性育成事業 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知 仙台市健全母性育成事業実施要綱 (2) 制度の概要集団による母性保護知識の普及を行い, もって母性の健康の保持増進事業目的に資する 対象者思春期の男女及びその保護者等実施機関保健所 ( 保健福祉センター ) 実施内容 小 中 高校と共催で講習会等を実施 各校へ派遣する有識者, または, 市職員が講師を務め, 生理, 心理, 社会の各側面から健康的な性意識, 性行動を身につけるような指導を実施する 泉区では泉区健康づくりプログラム ( 思春期保健 ) により各学校が実施できるよう事業を進めている 周 知 方 法市政だより ( 区版 ) による広報等 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 3,592 千円 25 年度 3,350 千円 4,034 千円 1,393 千円 24 年度 2,544 千円 2,852 千円 958 千円 23 年度 2,562 千円 2,037 千円 958 千円 22 年度 2,652 千円 2,377 千円 882 千円 21 年度 2,322 千円 2,111 千円 882 千円 10 女性のための健康支援教室, 11 自主グループの育成支援等の教室 分を含む (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 開催回数 参加者数 1,630 1, ,

34 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 9 遺伝カウンセリング ( 遺伝相談 ) (1) 根拠根拠等 厚生省児童家庭局長通知 仙台市遺伝相談実施要綱 (2) 制度の概要遺伝についての不安や悩みを持つ者に対して, 結婚や妊娠等への適切事業目的な判断ができるよう助言指導を実施する 対象者市内に居住し, 遺伝相談を希望する者実施機関保健所 ( 保健福祉センター ) 実施内容 各保健所で保健師及び助産師による一次相談を実施し, その結果必要 と認められた者に対して二次相談を青葉保健所で実施する 二次相談 は遺伝相談カウンセラー医師及び遺伝相談担当保健師等とする 周 知 方 法市政だより, パンフレット等で周知 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 308 千円 25 年度 308 千円 236 千円 118 千円 ( 補助率 1/2) 24 年度 308 千円 221 千円 110 千円 ( 補助率 1/2) 23 年度 430 千円 211 千円 105 千円 ( 補助率 1/2) 22 年度 430 千円 206 千円 103 千円 ( 補助率 1/2) 21 年度 428 千円 248 千円 124 千円 ( 補助率 1/2) (4) 実施状況 ( 平成 25 年度 ) ( 単位 : 人 ) 疾病の薬物, 放射線近親婚遺伝性の影響 その他 計 一次相談 電話 来所 母子 母性 ( 母子手帳交付等 ) 保健 その他 計 二次相談 12 22

35 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 10 女性のための健康支援教室 (1) 根拠法令等 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長通知 (2) 制度の概要 育児不安やストレスを抱えている子育て中の女性を対象に, グループミーティング 事 業 目 的 等で自分自身を語ることで, 不安の軽減を図る ( 子ども虐待予防 ) また, 育児期や更年期の心と体についての講演会等を開催する 対 象 者育児中の女性や更年期の女性 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法グループミーティングや講演会による健康教育と相談 周 知 方 法市政だより ( 区版 ) による広報 健診などで育児不安の強い母親に直接声がけする (3) 予決算額の推移 8 健全母性育成事業 参照 (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 開催回数 (54) (52) (50) (80) (64) (19) (5) (12) (16) (12) 参加延人数 414 (357) 360 (318) 260 (260) 489 (322) 464 (360) 59 (59) 23 (23) 38 (38) 172 (172) 172 (68) ( ) は虐待グループミーティング分 11 自主グループの育成支援等の教室 (1) 根拠法令等 厚生省児童家庭局長通知 (2) 制度の概要及び沿革 事 業 目 的 育児グループや親の会等の自主グループが円滑に活動できるように支援を行うことで, 地域における子育て支援の活性化をはかる 対 象 者育児グループや親の会等の自主グループ 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法講演会, 交流会等 周 知 方 法対象グループに直接周知 (3) 予決算額の推移 8 健全母性育成事業 参照 (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 開催回数 参加延人数 2,849 2,481 2,339 4,373 3, , ,

36 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 健康診査 1 妊婦一般健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知等 仙台市妊婦一般健康診査実施要綱 (2) 制度の概要 事 業 目 的 妊娠中の身体の異常の早期発見, 早期治療等を促進するとともに妊婦の保健管理の向上を図る 対 象 者仙台市に住民票を有する妊婦 県内指定医療機関 ( 仙台市医師会が指定した医療機関及び出産を取り扱う県 実 施 機 関 内の助産院 ) 県外で受診した分については償還払いにより対応 実 施 方 法記載された妊娠週数に合わせて使用し,14 回まで助成する 問診及び診察 ( 超音波検査 ), 血圧 体重測定, 尿化学検査 健康診査の内容 上記に加え, 健診の時期毎に必要となる健診項目を標準的な健診項目とし て記載 健 康 診 査 料 初回が上限額 18,514 円,2 回目から 14 回目までは上限額 5,658 円の助成券方式ヒトT 細胞白血病ウィルス-1 型 (HTLV-1) 検査上限額 2,263 円助成 周 知 方 法母子健康手帳交付時に妊婦一般健康診査助成券を交付し, 周知する 里帰り等のために県外の医療機関で受診した妊婦について, 受診後に申請す里帰り等妊婦ることで助成する 助成回数は県内で助成券を使用したものと併せて 14 回健康診査補助金交付まで (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 県補助額 26 年度 805,367 千円 25 年度 771,465 千円 775,935 千円 24 年度 781,210 千円 777,980 千円 190,701 千円 23 年度 840,036 千円 720,113 千円 150,180 千円 22 年度 853,924 千円 713,682 千円 183,157 千円 21 年度 877,824 千円 723,695 千円 169,310 千円 (4) 実施状況 ( 単位 : 件 ) 医師会委託分助産所里帰り初回受診件数 2~14 回受診件数受診件数受診件数 合計 25 年度 9,483 95, , , 年度 9,888 97, , , 年度 9,264 89, , , 年度 9,060 93, , , 年度 9,804 94, , ,233 24

37 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (5) 備考 前期 後期の 2 回の受診券方式で実施, 平成 10 年度より一般財源化となる 平成 20 年度より, 妊婦健康診査でかかった費用について, 初回券は 17,500 円, 第 2 回 ~ 第 10 回は 4,500 円を上限に助成 ( 一人あたり助成額は 58,000 円まで ) また, 分娩を扱う助産所での妊婦健康診査を, 助産所との委託契約により開始 さらに, 平成 20 年 7 月から里帰り等で宮城県外の医療機関で受診した場合も, 申請により償還払いで対応開始した 平成 21 年 2 月より, 平成 20 年度厚生労働省第二次補正予算による妊婦健康診査支援事業費補助金が創設された ( 平成 24 年度まで継続 ) 平成 21 年度より, 初回券は 18,000 円, 第 2 回 ~ 第 14 回は 5,500 円を上限に助成 ( 一人あたり助成額は 89,500 円までに拡大 ) 平成 23 年 1 月よりヒト T 細胞白血病ウィルス -1 型 (HTLV-1) 検査 2,200 円を上限に助成を実施 平成 24 年度末で妊婦健康診査支援基金は終了となった 平成 25 年度以降は, 妊婦健康診査 14 回分の公費負担について, 普通交付税措置が講じられた 平成 26 年 4 月より, 消費税率改定に伴い, 委託単価を変更 初回券は 18,514 円, 第 2 回 ~ 第 14 回は 5,658 円,HTLV-1 検査は 2,263 円を上限に助成 ( 一人あたり助成額は 94,331 円 ) 2 妊婦歯科健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 母子歯科健康診査及び保健指導に関する実施要領 仙台市妊婦歯科健康診査実施要綱 (2) 制度の概要 事業目的 う蝕や歯周疾患が多発する傾向にある妊婦を対象として, 歯科健診, 歯科保健指導を行うことにより, 中高年の歯の喪失の主因となる歯周 疾患の進行を防止し, 家族ぐるみの歯と口の健康づくりを図る 対象者市内に住所を有し, 歯科健診を希望する妊婦 実施機関保健所 ( 保健福祉センター, 総合支所 ) 実施方法対象日時に受診 健康診査 の内容 歯科健診 1 現在の歯の状況 2 歯周疾患の状況 3 歯垢及び歯石の沈着状況 4 口腔粘膜および軟組織の状況 5 その他の異常の有無 ( 顎関節等 ) 保健指導 健康相談 1 歯科疾患予防, 増悪抑制のための正しい生活及び食習慣 2 適切な歯口清掃法 周知方法市政だよりによる広報, 母子健康手帳交付時に案内 (3) 予決算額の推移 本事業について特段の予算措置は講じていない (4) 実施状況 ( 単位 : 回, 人 ) 実施回数妊娠届出数受診者数受診率 25 年度 81 9, % 24 年度 80 10, % 23 年度 89 9, % 22 年度 80 9, % 21 年度 90 9, % 25

38 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 3 先天性代謝異常検査等 (1) 根拠法令等 厚生省児童家庭局長通知 仙台市先天性代謝異常検査等事業実施要綱 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 実施機関 実施方法 健康診査の内容 フェニールケトン尿症等の先天性代謝異常及び先天性甲状腺機能低下症を 早期に発見し, 知的障害等の障害の発生を防止するために, 血液によるマ ス スクリーニング検査を実施し, 児童の健康の保持増進を図る 仙台市内の医療機関等で出生した新生児のうち, 保護者が本検査を希望す る者 採血 : 医療機関 検査 : 宮城県公衆衛生協会 ( 平成 16 年度からは全て公衆衛生協会 ) 精密検査 : 東北大学病院小児科及び精密検査可能な医療機関 採血ろ紙及び送付封筒を医療機関に配布 出生後 5~7 日の間に, 医療機関で採血ろ紙に採血した後, 翌日までに公衆 衛生協会あて送付 ( 平成 16 年度からは配布 受付とも公衆衛生協会 ) 1 先天性代謝異常検査 2 甲状腺機能低下症検査 3 副腎過形成症検査 周知方法母子健康手帳交付時及び医療機関で新生児の保護者に周知 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 27,291 千円 25 年度 25,674 千円 25,216 千円 24 年度 28,200 千円 26,289 千円 23 年度 26,849 千円 25,427 千円 22 年度 27,559 千円 26,646 千円 21 年度 27,229 千円 27,830 千円 (4) 実施状況 先天性代謝異常症 ガラクトース血症 検査結果 検査結果 ( 単位 : 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 総数 9,508 9,469 9,257 9,824 9,826 実人員 9,457 9,411 9,221 9,758 9,765 再検査 陰性 9,452 9,408 9,216 9,751 9,755 擬陽性 要精検 検査不能 総数 9,816 9,828 実人員 9,758 9,765 再検査 年度までの実施数は, 先天性代謝異陰性 9,751 9,751 常症検査に含まれている擬陽性 要精検 4 12 検査不能 26

39 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 先天性甲状腺機能低下症 先天性副腎過形成症 検査結果 検査結果 総数 9,554 9,467 9,283 9,819 9,843 実人員 9,457 9,411 9,221 9,758 9,765 再検査 陰性 9,439 9,396 9,207 9,740 9,742 擬陽性 要精検 検査不能 総数 9,690 9,684 9,496 10,023 9,975 実人員 9,457 9,411 9,221 9,758 9,765 再検査 陰性 9,428 9,354 9,162 9,697 9,734 擬陽性 要精検 検査不能 平成 24 年度より, 先天性代謝異常症についてはタンデムマス法の実施数を掲載している (5) 備考 平成 24 年 4 月より, 新しい検査方法として タンデムマス法 による検査を導入 これにより, 検査対象疾患が 6 つの病気から 19 疾患に拡大された 単価 (1 件当たり ) ~21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 先天性代謝異常検査 600 円 1,100 円 1,000 円 1,026 円 甲状腺機能低下症検査 740 円 700 円 712 円 副腎過形成症検査 1,100 円 840 円 864 円 4 乳児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知 仙台市乳児健康診査実施要領 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 実施機関 一般健診 精密健診 乳児の心身の異常を早期に発見し, 早期に適切な措置を講じ, もって乳児の健康保持増進を図る 市内居住の乳児 ( 生後 2 か月,4~5 か月,8~9 か月の各時期 1 回 ) 県内指定医療機関 ( 仙台市医師会が指定した医療機関 ) 一般健康診査の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた乳児 ( 乳児期に 1 回 ) 仙台市医師会が指定した医療機関 市長が特に必要と認めた医療機関 実施内容母子健康手帳交付時に併せて交付した乳児健康診査受診票を使用して受診 健康診査の内容 1 問診 2 身体計測 ( 身長, 体重, 胸囲, 頭囲 ) 3 聴打診 4 保健指導 ( 生活指導, 栄養指導, その他 ) 5 その他必要に応じ, 検尿, 血液検査 股関節脱臼検査 ( 平成 14 年度より, 2 か月児乳児健診で対応 ) 1 問診及び診察 ( 指導を含む ) 2 臨床検査 27

40 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 健康診査料 周知方法 (3) 予決算額の推移 全額公費負担 1 件 5,863 円 平成 25 年度まで 1 件 5,700 円 平成 20 年度まで 1 件 5,500 円 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 母子健康手帳交付時に各時期における健康診査の受診について周知するとともに, 新生児訪問指導時に 2 か月児の健康診査を,4 か月児育児教室時に 4~5 か月児と 8~9 か月児の健康診査を医療機関において受診するように勧奨する 予算額 決算額 26 年度 156,489 千円 25 年度 152,924 千円 158,962 千円 24 年度 156,658 千円 152,425 千円 23 年度 154,022 千円 147,982 千円 22 年度 155,390 千円 144,945 千円 21 年度 147,550 千円 150,042 千円 (4) 実施状況 ( 単位 : 人 ) 一般健診 ( 計 ) 2 か月児 4~5 か月児 8~9 か月児 精密 健診 25 年度 27,352 9, % 9, % 8, % 年度 26,199 9, % 8, % 8, % 年度 25,955 8, % 8, % 8, % 年度 25,416 8, % 8, % 8, % 年度 26,307 8, % 8, % 8, % 歳 6 か月児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 母子保健法施行規則 厚生省児童家庭局長通知 仙台市 1 歳 6 か月児健康診査実施要綱 仙台市 1 歳 6 か月児歯科健康診査実施要領 (2) 制度の概要 事業目的 一般健診 精密健診 運動機能, 精神発達など心身の健康状態を確認し, 適切な指導を行うとともに, 対人関係の確立, 生活習慣の自立, むし歯の予防, 栄養その他育児に関する指導を行い, 保護者には, 幼児への関わりや育児についての相談, 助言を行い, 児童虐待の予防発見に努める 対象者 1 歳 6 か月を超え満 2 歳に達しない幼児 実施機関保健所 ( 保健福祉センター ) 一般健康診査の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた幼児仙台市医師会が指定した医療機関, 仙台市発達相談支援センター 28

41 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 実施方法指定された日時に受診 健康診査の内容 1 身体発育及び栄養状況 2 身体の疾病及び異常の有無 3 歯の疾病及び異常の有無 4 精神発達, 言語発達の状況及び異常の有無 5 予防接種の実施状況 6 その他, 育児上問題になる事項 ( 生活習慣の自立, 社会性の発達, しつけ, 食事等 ) 精密健康診査受診票, 精密健康診査精神発達判定票を使用して受診 一般健康診査の結果により, 必要な検査 健康診査料全額公費負担 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 周知方法住民基本台帳より対象者をリストアップし, 個人通知する (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 17,392 千円 25 年度 17,212 千円 16,288 千円 24 年度 16,205 千円 16,457 千円 23 年度 15,565 千円 14,831 千円 22 年度 14,328 千円 14,328 千円 21 年度 14,500 千円 14,421 千円 (4) 実施状況 対象者数 受 診 実人員 受診率 継続支援を要する者 歯科健診 ( 単位 : 人 ) 精密健康診査 身体精神発達養育環境受診実人員身体精神発達 25 年度 9,197 8, % 1,959 1, , 年度 9,351 9, % 1,747 1, , 年度 9,788 9, % 2,227 1, , 年度 8,866 8, % 2,287 1, , 年度 9,705 9, % 2,233 1, , (5) 備考 仙台市医師会に健診医派遣委託 育児支援強化として, 平成 14 年度から保育士 ( 健診時に子どもの状態や親子関係を把握する ), 平成 15 年度から心理相談員 ( 育児不安や悩みに関する個別相談指導を行う ) を配置 6 2 歳 6 か月児歯科健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 母性, 乳幼児に対する健康診査及び保健指導の実施について 仙台市 2 歳 6 か月児歯科健康診査実施要綱 29

42 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (2) 制度の概要 事 業 目 的 むし歯が急激に増加する幼児を対象に歯科健康診査及び必要な予防措置を実施することにより, う蝕の予防と進行阻止を図り, あわせて市民の健康の保持増進に資する 対 象 者 2 歳 6 か月から満 3 歳に達しない幼児 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 実 施 方 法指定された日時に受診 1 乳歯の重要性, 清掃方法, う蝕の予防処置, う蝕の治療等の指導 健康診査の内容 2 生活習慣の自立, 食事, しつけ等, 育児上問題になる事項の個別指導 3 視診, 触診による歯科健康診査 4う蝕活性試験 周 知 方 法住民基本台帳より対象者をリストアップし, 個人通知する (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 6,261 千円 25 年度 5,600 千円 6,087 千円 24 年度 5,044 千円 5,210 千円 23 年度 5,236 千円 5,636 千円 22 年度 3,678 千円 4,661 千円 21 年度 3,666 千円 2,966 千円 (4) 実施状況 開催回数 対象者数 受診者数 受診率 25 年度 211 回 9,393 人 8,605 人 91.6% 24 年度 208 回 9,581 人 8,620 人 90.0% 23 年度 195 回 9,573 人 8,426 人 88.0% 22 年度 197 回 9,210 人 8,220 人 89.3% 21 年度 201 回 9,246 人 7,901 人 85.5% (5) 備考 平成 17 年 6 月から個人通知を開始 ( 従来は, 市政だよりで対象日時を周知 ) 平成 19 年度より心理相談員を配置 7 3 歳児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 母子保健法施行規則 厚生省児童家庭局長通知 仙台市 3 歳児健康診査実施要綱 30

43 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (2) 制度の概要 一般健診 精密健診 事 業 目 的 心身の発育, 疾病の有無, 生活習慣の形成や児童虐待の予防や発見に努め, 小児科 歯科 視聴覚 精神発達等総合的な健康診査を保健所において実施し, 児童の健全な育成のための助言 指導を行う 対 象 者満 3 歳を超え満 4 歳に達しない幼児 一般健康診査の結果, より精密な健康診査の必要があると認められた幼児 実 施 機 関保健所 ( 保健福祉センター ) 宮城県医師会 ( ヒヤリングセンター ), 仙台市発達相談支援センター 実 施 方 法指定された日時に受診 健康診査の内容 健康診査料全額公費負担 1 身体発育及び栄養状況 2 身体の疾病及び異常の有無 3 歯の疾病及び異常の有無 4 精神発達, 言語発達の状況及び異常の有無 5 予防接種の実施状況 6 その他, 育児上問題になる事項 ( 生活習慣の自立, 社会性の発達, しつけ, 食事等 ) 一般健康診査の結果により, 必要な検査 健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法 ( 平成 6 年厚生省告示第 54 号 ) により算定した額から, 医療保険各法による負担額を控除した額を公費で負担 ただし, 子ども医療費助成制度を優先とする 周知方法住民基本台帳より対象者をリストアップし, 個人通知する (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 22,767 千円 25 年度 22,697 千円 22,433 千円 24 年度 23,013 千円 21,374 千円 23 年度 18,742 千円 17,581 千円 22 年度 17,553 千円 16,728 千円 21 年度 17,893 千円 16,591 千円 (4) 実施状況 ( 単位 : 人 ) 対象者数 受診 実人員 受診率 継続支援を要する者歯科健診精密健康診査身体精神発達養育環境受診実人員身体精神発達 25 年度 9,331 8, % 3, ,520 1, 年度 9,369 8, % 4, ,472 1, 年度 9,717 8, % 4, ,620 1, 年度 8,792 7, % 3, ,821 1, 年度 9,110 8, % 3, ,953 1, (5) 備考 仙台市医師会に健診医派遣委託 平成 17 年度より青葉区に嘱託医師 2 名配置 (3 歳児健康診査診 察 ) 育児支援強化として, 平成 14 年度から保育士 ( 健診時に子どもの状態や親子関係を把握する ), 平成 16 年度から心理相談員 ( 育児不安や悩みに関する個別相談指導を行う ) を配置 31

44 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 医療援護 1 未熟児養育医療給付 (1) 根拠法令等 母子保健法 母子保健法施行規則 仙台市母子保健法施行細則 仙台市未熟児養育医療給付事務取扱要領 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 入院を必要とする 2,000 グラム以下等の未熟児に対し, 必要な医療を給 付する 医療の実施機関指定養育医療機関 費 (3) 予決算額の推移 仙台市内に住所を有する出生時体重 2,000 グラム以下等で, 医師が入院 養育を認め, 保健所長が給付決定をした未熟児 用扶養義務者から所得階層及び入院日数に応じて自己負担額を徴収する 予算額決算額国及び県負担額 26 年度 79,471 千円 25 年度 61,139 千円 79,105 千円 29,601 千円 ( 国負担割合 1/2) 16,588 千円 ( 県負担割合 1/4) 24 年度 74,271 千円 59,102 千円 26,361 千円 ( 国負担割合 1/2) 23 年度 76,625 千円 66,861 千円 29,818 千円 ( 国負担割合 1/2) 22 年度 77,314 千円 63,938 千円 31,758 千円 ( 国負担割合 1/2) 21 年度 85,160 千円 76,795 千円 33,966 千円 ( 国負担割合 1/2) 平成 25 年度より県負担金 1/4 (4) 実施状況 給付申請件数給付決定件数給付実人員給付額 25 年度 258 件 258 件 279 人 78,855 千円 24 年度 282 件 279 件 267 人 58,840 千円 23 年度 219 件 219 件 270 人 65,976 千円 22 年度 230 件 229 件 269 人 63,489 千円 21 年度 299 件 298 件 316 人 76,522 千円 給付実人員 及び 給付額 については, 当該年度以前の申請者に対する給付実績を含む 32

45 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 2 自立支援医療費 ( 育成医療 ) 支給 (1) 根拠法令等 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行規則 仙台市自立支援医療 ( 育成医療 ) 支給認定及び支給事務取扱要領 (2) 制度の概要及び沿革 事業目的 対象者 身体上の障害を有する児童または現存する疾病を放置すると障害を残 すと認められる児童で, 確実なる治療効果が期待できる場合に, その 障害の除去もしくは軽減を図るために医療に要する費用を支給する 仙台市内に住所を有する身体に障害 ( 内臓障害, 肢体不自由, 視覚障 害等 ) を有する 18 歳未満の児童で, 確実な治療効果が期待しうる者 医療の実施機関指定自立支援医療機関 ( 育成医療 ) 自己負担 所得制限 (3) 予決算額の推移 保険診療の自己負担のうち, 医療機関窓口で かかった医療費の 1 割 と 月の自己負担額の上限 の金額のうち, いずれか低い方の金額 月 の自己負担額の上限 は所得と障害の程度に応じて定められている 障害の程度が重度かつ継続的な治療を要するもの以外で, 世帯の市町 村民税額が 235,000 円を超える場合は対象外となる 予算額決算額国及び県負担額 26 年度 19,697 千円 25 年度 22,792 千円 10,883 千円 11,308 千円 ( 国負担割合 1/2) 2,625 千円 ( 県負担割合 1/4) 24 年度 13,869 千円 13,864 千円 11,678 千円 ( 国負担割合 1/2) 23 年度 23,759 千円 22,031 千円 11,272 千円 ( 国負担割合 1/2) 22 年度 26,470 千円 24,810 千円 13,160 千円 ( 国負担割合 1/2) 21 年度 43,861 千円 19,900 千円 8,185 千円 ( 国負担割合 1/2) 平成 25 年度より県負担金 1/4 (4) 実施状況 給付申請件数給付決定件数給付実人員給付額 25 年度 182 件 181 件 243 人 10,781 千円 24 年度 236 件 218 件 250 人 13,787 千円 23 年度 324 件 313 件 291 人 21,847 千円 22 年度 326 件 318 件 294 人 24,636 千円 21 年度 309 件 289 件 329 人 19,799 千円 給付実人員 及び 給付額 については, 当該年度以前の申請者に対する給付実績を含む 33

46 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 3 小児慢性特定疾患治療研究事業 (1) 根拠法令等 児童福祉法 仙台市小児慢性特定疾患治療研究事業実施要綱 (2) 制度の概要 事業目的 対象疾患の認定 備 (3) 予決算額の推移 考 厚生労働省告示により定める慢性疾患 (11 疾患群 ) にかかっている 18 歳未満の児童 (20 歳到達まで延長が可能 ) に, 保険診療の自己負担分に対する医療費の給付 ( 所得により一部自己負担あり ) を行う 厚生労働大臣の定める基準告示に従い, 申請のあった児童について学識経験者等から構成される仙台市小児慢性特定疾患対策協議会において審査委員が審査した上, 対象疾患の患者として認定または不認定の決定を行う 〇平成 17 年度制度改正 児童福祉法に規定 10 疾患群から 11 疾患群,488 疾病から 514 疾病に対象を拡大 全ての疾患で通院が対象 一部自己負担制の導入 一定の基準による対象者の重点化, 全ての疾患で対象年齢延長 (20 歳まで延長可 ) 〇平成 27 年 1 月制度改正 児童福祉法一部改正 対象疾患群, 対象疾病拡大 自己負担割合の変更 (3 割から 2 割へ ) 一部自己負担額の改定 ( 入院 通院の区別撤廃, 重症患者にも一部自己負担導入, 保険調剤及び入院時の食事療養に係る負担導入, 同一世帯内に複数対象者がいる場合人数で自己負担額按分 ) 指定医制, 指定医療機関制の導入 予算額決算額国庫補助額 ( ) 26 年度 295,131 千円 25 年度 275,677 千円 286,095 千円 139,545 千円 24 年度 274,413 千円 274,262 千円 133,375 千円 23 年度 310,190 千円 281,511 千円 146,361 千円 22 年度 322,229 千円 290,874 千円 135,705 千円 21 年度 325,806 千円 302,963 千円 142,036 千円 小児慢性特定疾患治療研究費補助金 ( 補助率 1/2) (4) 平成 25 年度認定者数 ( 単位 : 人 ) 認定者数 悪性新生物 160 慢性腎疾患 102 慢性呼吸器疾患 54 慢性心疾患 227 内分泌疾患 364 膠原病 42 糖尿病 77 先天性代謝異常 73 血友病等血液疾患 55 神経 筋疾患 76 慢性消化器疾患 37 合計 1,267 34

47 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 4 小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業 (1) 根拠法令等 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長通知 仙台市小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業実施要綱 (2) 制度の概要 小児慢性特定疾患治療研究の対象者に対し, 日常生活用具を給付する 平成 17 年 10 月 1 日事業開始 給付の対象となる用具は次の 15 種目 1 便器 6 入浴補助用具 11 電気式たん吸引器 概 要 2 特殊マット 7 特殊尿器 12クールベスト 3 特殊便器 8 体位変換器 13 紫外線カットクリーム 4 特殊寝台 9 車椅子 14ネブライザー 5 歩行支援用具 10 頭部保護帽 15パルスオキシメーター 平成 23 年 4 月より, ネブライザー と パルスオキシメーター を対象に追加 (3) 予決算額の推移および支給件数 予算額 決算額 国庫補助額 ( ) 支給件数 26 年度 774 千円 25 年度 647 千円 317 千円 315 千円 4 件 24 年度 836 千円 812 千円 263 千円 13 件 23 年度 592 千円 580 千円 225 千円 9 件 22 年度 332 千円 273 千円 138 千円 8 件 21 年度 311 千円 300 千円 138 千円 6 件 小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業費補助金 ( 補助率 1/2) 5 小児慢性特定疾患に係る通院介護料交付事業 (1) 根拠法令等 仙台市小児慢性特定疾患治療研究に係わる通院介護料交付要綱 (2) 制度の概要 概 要 下記対象者に通院 1 日につき 1,500 円 ( 月 4 日を限度とする ) を支給する 支給は, 年 2 回 (4~9 月,10~3 月分 ) 対 象 者 小児慢性特定疾患治療研究の対象となっている通院患者のうち, 以下のいずれかにあてはまる者 1 身体障害者手帳の 1 級から 3 級を有する者 (3 級は医師が必要と認めた場合 ) 213 歳未満の者 312 以外の者で, 医師が特に通院時の介護を必要と認めた者 手 続 き小児慢性特定疾患治療研究の対象として認定を受け, 申請書を保健福祉センターに提出 有効期間 原則として, 保健所に申請のあった年度の末 (3 月 31 日 ) まで 引き続き利用する場合は, 申請の手続きが必要 35

48 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 13,548 千円 25 年度 13,464 千円 12,399 千円 24 年度 13,650 千円 12,648 千円 23 年度 12,915 千円 12,086 千円 22 年度 13,088 千円 12,315 千円 21 年度 14,484 千円 12,555 千円 (4) 支給状況 ( 単位 : 件 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 前期 後期 計 1,451 1,456 1,471 1,503 1,494 6 難病患者 ( 小児慢性特定疾患治療研究事業対象者等 ) 見舞金支給事業 ( 難病対策 ) (1) 根拠法令等 仙台市小児慢性特定疾患患者見舞金支給要綱 (2) 制度の概要市内に 1 年以上居住しており, 以下のいずれかにあてはまる者に, 見舞金として年額 30,000 円を給付する ( 支給は年 1 回 11 月末 ) 概 備 要 考 1 小児慢性特定疾患治療研究の対象として認定を受けている者 2 小児慢性特定疾患治療研究の対象疾患にかかっている者で, 法令による医療給付を受けている者 ( 仙台市重度障害者福祉手当及び仙台市難病見舞金受給者を除く ) 平成 24 年度で事業廃止 ただし, 平成 24 年度に見舞金の支給を受けていた方のみ経過措置あり ( 平成 25 年度 2 万円, 平成 26 年度 1 万円, 平成 27 年度 0 円 ) (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 10,210 千円 25 年度 20,420 千円 16,900 千円 24 年度 30,300 千円 30,390 千円 23 年度 33,660 千円 30,030 千円 22 年度 32,250 千円 29,760 千円 21 年度 30,600 千円 29,820 千円 (4) 支給状況 ( 単位 : 件 ) 計 内訳青葉宮城野若林太白泉 25 年度 年度 1, 年度 1, 年度 年度

49 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 7 助産の実施 ( 助産施設への入所 ) (1) 根拠規定等 児童福祉法 仙台市児童福祉法施行細則 各区助産施設入所事務取扱要領 各区助産施設入所基準 (2) 制度の概要 保健上必要があるにもかかわらず, 妊産婦が経済的理由で入院助産が 事 業 内 容 受けられない場合に, 所管の福祉事務所がその妊産婦に対して助産施設における助産を実施する 実 施 施 設 東北大学病院, 仙台赤十字病院, 仙台市立病院, 光ヶ丘スペルマン病院, 仙台医療センター ( 国の医療機関 ) 低所得者で出産費用の捻出が難しい妊産婦 ただし, 妊産婦の属する世帯が生活保護世帯, 中国残留邦人等の円滑 対 象 者 な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律による支援給付世帯, 非課税世帯以外の場合で, 社会保険からの出産育児一時金等が 39 万円以上給付される場合は対象外となる 利 用 期 間 出産日の前日から退所可能と医師が認める日までの継続する期間で, 原則 14 日以内 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 57,948 千円 25 年度 59,258 千円 54,054 千円 24 年度 50,600 千円 52,227 千円 23 年度 57,785 千円 53,766 千円 22 年度 46,903 千円 55,446 千円 21 年度 48,390 千円 48,320 千円 (4) 負担金 区分 利用料 A 階層 生活保護等世帯 0 円 B 階層 非課税世帯 2,200 円 + 出産育児一時金等の 2 割 C1 階層 市県民税均等割課税世帯 4,500 円 + 出産育児一時金等の 3 割 C2 階層 市県民税所得割課税世帯 6,600 円 + 出産育児一時金等の 3 割 D 階層 所得税 8,400 円以下 9,000 円 + 出産育児一時金等の 5 割 (5) 施設に対する給付 出産に伴う費用のうち, 医療保険が適用にならない分を, 助産施設からの請求により月毎に支払う (6) 利用状況 ( 単位 : 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 内訳青葉宮城野若林太白泉

50 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 8 不妊に悩む方への特定治療支援事業 (1) 根拠法令等 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長通知 不妊に悩む方への特定治療支援事業の実施について 不妊に悩む方への特定治療支援事業実施要綱 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 医療保険が適用されず, 高額の医療費がかかる配偶者間の特定の不妊 治療に要する費用の一部を助成することにより, 不妊治療にかかる経 済的負担の軽減を図ることを目的とする 特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないかまたは極 めて少ないと医師に診断された, 治療開始時において戸籍上の夫婦 対象治療法全国の指定医療機関において行われる体外受精, 顕微授精 助成内容 支給要件 支給申請手続き 県内指定医療機関 指定方法 周知方法 (3) 予決算額の推移および実施状況 1 回の治療につき 15 万円 ( 治療法 C,F については 7 万 5 千円 ) を助成 額の上限とし, かつ, 初年度は年 3 回, 翌年度以降は年 2 回 ( ただし, 通算 10 回まで ) を助成回数の上限として, 通算 5 年間助成する 平成 26 年度より, 初めて申請する 40 歳未満の方については, 年度ご との回数制限なく, 助成回数 6 回を限度として助成する 夫および妻の前年の所得の合計額が 730 万円未満 ( 1 月から 5 月までの申請については前々年の所得 ) 特定不妊治療が終了した日の属する年度の末日までに, 必要書類を添 えて 不妊に悩む方への特定治療支援事業申請書 を各区役所家庭健 康課に提出する < 仙台市 > 東北大学病院, 京野アートクリニック, 吉田レディースクリニック, たんぽぽレディースクリニックあすと長町 < 岩沼市 > スズキ記念病院 県内指定医療機関に対して, おおむね 3 年ごとに審査を行い, 基準を 満たしていると認められる場合には指定を更新する旨の認定を行う 直近では平成 26 年 3 月 14 日に認定 各区家庭健康課および県内指定医療機関へのリーフレットの配置, ホー ムページへの掲載 予算額決算額国庫補助額件数備考 26 年度 194,039 千円 25 年度 180,198 千円 163,580 千円 84,294 千円 1,320 件 初回申請の 40 歳未満の方は助成回数を 6 回までに減数治療法 C,F について助成額の上限を 7 万 5 千円に減額 24 年度 136,250 千円 191,649 千円 83,125 千円 1,287 件 23 年度 146,470 千円 147,604 千円 73,235 千円 994 件 助成回数を初年度は年 3 回までに拡大 22 年度 137,640 千円 129,951 千円 68,820 千円 881 件 21 年度 66,042 千円 125,826 千円 61,671 千円 851 件 1 回あたりの助成限度額を 15 万円に拡大 国庫補助金補助率 1/2 平成 26 年度より補助金財源が安心こども基金に変更 38

51 第 2 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 9 妊娠高血圧症候群等療養援護費支給 (1) 根拠法令等 仙台市妊娠高血圧症候等療養援護費支給要綱 (2) 制度の概要 妊娠高血圧症候群に罹患している妊産婦に対し, 必要な援護を行い, 概 要 早期に適正な療養を受けさせ, 症状の重症化を防ぐことにより, 妊産婦の死亡, 後障害等を防ぎ, 併せて未熟児及び心身障害の発生防止を図る 対 象 者 仙台市内に住所を有する, 妊娠高血圧症候群, 糖尿病, 貧血, 心疾患, 産科出血で 7 日以上入院した妊産婦で, 前年分の所得税課税額の年額が 30,000 円以下の世帯に属する者 支 給 申 請 手 続 妊娠高血圧症候群等療養援護費支給申請書に必要書類を添えて, 各区家庭健康課に提出する 支 給 金 額所得額等に応じ,6,300 円 ~45,100 円の範囲で支給する (3) 予決算額の推移および支給件数予算額 決算額 支給件数 26 年度 0 千円 25 年度 0 千円 0 千円 0 件 24 年度 0 千円 0 千円 0 件 23 年度 15 千円 15 千円 1 件 22 年度 0 千円 0 千円 0 件 21 年度 0 千円 0 千円 0 件 39

52 第 3 地域子育て支援 第 3 地域子育て支援 1 仙台市子育てふれあいプラザ等 ( のびすく ) 運営事業 (1) 根拠法令等 仙台市子育てふれあいプラザ条例 仙台市子育てふれあいプラザ条例施行規則 (2) 制度の概要 設置目的 親子が気軽に立ち寄り交流できる場や子育て支援に関するさまざまな情報を提供し, 保護者の子育てに対する不安や負担の軽減を図るとともに, 子育ての楽しさを実感する機会を提供する また, 子育て支援の拠点となる施設として, 地域の子育て支援施設, 関係機関及び関係者との連携と事業支援を図る 事業内容 乳幼児を持つ親に対する交流の場の提供及び子育てに関する相談 乳幼児( 生後 6 か月 ~ 小学校就学前 ) の一時預かり定員 :9 名利用料金 :600 円 / 時間 ( 以後 30 分 300 円 ) 子育てに関する情報収集及び提供 子育てに関する事業を行う者等との連携 子育て支援ボランティア活動の促進及び支援 子育てに関する事業を行う者等に対する交流, 発表その他の活動の場の提供 ( のびすく泉中央のみ ) (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 150,085 千円 25 年度 149,170 千円 148,636 千円 26,490 千円 24 年度 148,434 千円 147,673 千円 56,830 千円 23 年度 150,594 千円 145,544 千円 58,583 千円 22 年度 149,313 千円 142,484 千円 69,735 千円 21 年度 136,613 千円 135,287 千円 9,884 千円 のびすく宮城野の運営費は下記のとおり 児童館の運営経費に別途計上 ( 原町児童館指定管理料より按分 ) 平成 24 年度決算額 :9,322 千円 / 平成 25 年度決算額 :20,206 千円 / 平成 26 年度予算額 :20,369 千円 平成 22 年度に国庫補助額が増えた理由は, 国庫補助制度の変更により補助率が高くなったことによる 平成 25 年度に国庫補助額が減った理由は, 補助金の財源が子育て支援交付金から安心こども基金に移行 したことによる 40

53 第 3 地域子育て支援 (4) 施設概要等 仙台市子育てふれあいプラザ のびすく仙台 開館日 平成 16 年 1 月 15 日 所在地 青葉区中央二丁目 仙台市ガス局ショールーム 3 階 施設面積等 m2ひろば, 託児室等 開館時間 9:30~17:00( 託児室は 16:30 まで ) 休館日 月曜日, 祝日の翌日 ( ただし土, 日, 祝日は開館 ) 及び年末年始 指定管理者名 特定非営利活動法人せんだいファミリーサポート ネットワーク 指定管理期間 平成 23 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 仙台市子育てふれあいプラザ泉中央 のびすく泉中央 開館日所在地施設面積等開館時間休館日指定管理者名指定管理期間 平成 21 年 4 月 28 日泉区泉中央一丁目 8-6 仙台市泉図書館 のびすく泉中央 3,4 階 1, m2ひろば, 託児室, 中高校生のための交流コーナー, 活動室, ホール等 3 階ひろば 10:00~17:00( 託児室は 16:30 まで ) 4 階プラザ 10:00~19:00( ホールは 21:30 まで ) 月曜日, 祝日の翌日 ( ただし土, 日, 祝日は開館 ) 及び年末年始一般社団法人マザー ウイング平成 24 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 仙台市子育てふれあいプラザ長町南 のびすく長町南 開館日 平成 21 年 10 月 28 日 所在地 太白区長町七丁目 20-5 ララガーデン長町 5 階 施設面積等 400 m2 ひろば, 託児室, 研修室等 開館時間 9:30~17:00( 託児室は 16:30 まで ) 休館日 月曜日, 祝日の翌日 ( ただし土, 日, 祝日は開館 ) 及び年末年始 指定管理者名 特定非営利活動法人ワーカーズコープ 指定管理期間平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 仙台市原町児童館 児童館内で, ひろば事業, 一時預かり事業を実施 のびすく宮城野 開館日 平成 24 年 10 月 1 日 所在地 宮城野区五輪二丁目 仙台市原町児童館内宮城野区文化センター等複合施設 1 階 施設面積等 97 m2 ひろば, 子育て支援室等 開館時間 9:00~18:00( 土曜日は 17:00 まで ) 一時預かり 9:00~17:30( 土曜日は 16:30 まで ) 休館日 日曜日, 祝日及び年末年始 指定管理者名 特定非営利活動法人 MIYAGI 子どもネットワーク 指定管理期間 平成 24 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 41

54 第 3 地域子育て支援 (5) 利用者数の推移 合計 仙台 泉中央 長町南 宮城野 ひろば 221,764 人 45,966 人 59,365 人 76,433 人 40,000 人 託児 8,975 人 3,371 人 1,830 人 2,295 人 1,479 人 25 年度 中高生 26,014 人 26,014 人 子育て支援者 555 人 555 人 ホール 4,272 人 4,272 人 /140 件 ひろば 201,435 人 47,158 人 57,907 人 76,119 人 20,251 人 託児 8,281 人 3,338 人 1,822 人 2,579 人 542 人 24 年度 中高生 22,419 人 22,419 人 子育て支援者 773 人 773 人 ホール 3,760 人 3,760 人 /129 件 ひろば 146,969 人 45,936 人 34,630 人 66,403 人 託児 6,279 人 2,825 人 1,366 人 2,088 人 23 年度 中高生 8,594 人 8,594 人 子育て支援者 315 人 315 人 ホール 736 人 736 人 /39 件 ひろば 174,928 人 45,290 人 50,265 人 79,373 人 託児 5,984 人 2,619 人 1,365 人 2,000 人 22 年度 中高生 18,576 人 18,576 人 子育て支援者 228 人 228 人 ホール 4,460 人 4,460 人 /79 件 ひろば 135,037 人 45,379 人 50,827 人 38,831 人 託児 4,868 人 2,852 人 1,213 人 803 人 21 年度 中高生 10,818 人 10,818 人 子育て支援者 192 人 192 人 ホール 3,095 人 3,095 人 /57 件 のびすく宮城野は年央 ( 平成 24 年 10 月 ) からの事業開始である 42

55 第 3 地域子育て支援 2 仙台すくすくサポート事業 (1) 根拠法令等 仙台すくすくサポート事業実施要綱 (2) 制度の概要 制度の概要 育児の援助を受ける者 ( 利用会員 ) と育児の援助を行う者 ( 協力会員 ) が会員となって行う市民相互の育児援助活動 ( 有償ボランティア活動 ) で, 会員登録や仲介等は仙台すくすくサポート事業事務局が行う 事務局所在地仙台市青葉区一番町四丁目 7 番 17 号仙台市役所一番町仮庁舎 8 階 備 事業内容等 (3) 予決算額の推移 実施区域仙台市全域 利用会員仙台市在住で概ね生後 2 か月から小学校 6 年生までの子どものいる人 協力会員 仙台市在住の 20 歳以上の健康で, 自宅で安全に子どもを預かることがで きる人 両方会員利用会員と協力会員の両方の資格を満たす人 サービス の内容 利用料金 協力会員宅での預かり, 保育施設等への送迎, 保育施設等への送迎や前 後の預かり等 平日基本利用時間 (7:00~20:00) 700 円 / 時間 ( 以後 30 分ごと 350 円 ) 土 日 祝日及び平日の上記以外の時間帯 800 円 / 時間 ( 以後 30 分ごと 400 円 ) 交通費, おやつ代及び食事代は別途実費 利用料金は, 援助活動終了後すみやかに支払うこととしている 考 平成 24 年度送迎を中心とした病児預かりを開始 平成 21 年度病気回復期の児童の預かりを開始 予算額決算額国庫補助額 ( ) 26 年度 4,344 千円 25 年度 4,484 千円 3,993 千円 7,249 千円 24 年度 4,365 千円 3,625 千円 4,365 千円 23 年度 4,409 千円 3,501 千円 4,000 千円 22 年度 4,332 千円 3,313 千円 3,855 千円 21 年度 3,891 千円 3,324 千円 4,267 千円 平成 25 年度から安心こども基金 平成 24 年度までは次世代育成支援対策交付金 なお, 国庫補助額については, それぞれ翌年度に精算あり (4) 会員数及び活動件数の推移 ( 単位 : 人 ) 利用会員協力会員両方会員合計 25 年度 2, , 年度 2, , 年度 2, , 年度 2, , 年度 2, ,681 43

56 第 3 地域子育て支援 (5) 利用目的別活動件数の推移 ( 単位 : 件 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 保育所 幼稚園児の送り迎え, 預かり 1,804 2,094 2, ,457 学童の送り迎え 預かり 2,491 2,645 2,359 2,508 1,624 子どもの病気時の預かり 子どもの習い事などの場合の援助 ,221 1,901 保育所 幼稚園 学校休み時の預かり 保護者の短時間 臨時的就労の場合の援助 保護者の外出 急用 病気等の場合の援助 その他 合計 6,028 6,737 7,558 9,682 10,832 3 幼稚園地域子育て支援事業 (1) 根拠法令等 幼稚園地域子育て支援事業補助金交付要綱 (2) 制度の概要 子ども達が健やかに育ち, かつ, 子育て中の保護者が安心して子育てができる地域 環境及び家庭環境の整備, 並びに地域の子育て支援機能の充実を目的とし, 子育て 事 業 目 的 相談や子育てに関する講演会等の事業など, 子育て支援事業を行う私立幼稚園等に対し交付するもの 平成 21 年度から平成 23 年度まで実施してきた幼稚園子育て支援事業を制度改正し, 実施する事業 基 本 事 業 以下に揚げる事業を年 10 回以上実施する私立幼稚園等に, 年間 10 万円を上限として事業に係る経費の一部を補助するもの いずれの事業を何回実施するかは各園の裁量とする 1 子育てに関する相談及び情報の提供 2 子育て公開講座 講演会等の開催 3 親子交流サロン等の開催 4その他, 園独自の創意工夫に基づき, 地域の子育て支援機能の充実及び保護者の教育力向上等を目的とした事業で, 市長が認めるもの 広 場 事 業 以下に掲げる内容で実施する私立幼稚園等に, 年間 150 万円を上限として事業に係る経費の一部を補助するもの ただし, 夏期休業日期間に実施しない場合は年額 130 万円, 一年度内における事業実施期間が一年に満たない場合は, 実施月数に応じ年額を月割りした額を交付限度額とする 1 子育てに関する相談及び情報の提供 : 広場開設時間内において実施するもの 2 子育て公開講座 講演会等の開催 : 年 6 回以上実施するもの 3 子育て広場の開設 : 週 15 時間以上 ( 週 3 日以上 ) 実施するもの 44

57 第 3 地域子育て支援 (3) 予決算額等の推移 基本事業 広場事業 予算額 決算額 予算額 決算額 26 年度 8,000 千円 - 8,800 千円 - 25 年度 7,500 千円 7,600 千円 8,400 千円 8,420 千円 24 年度 9,200 千円 7,396 千円 6,000 千円 8,400 千円 23 年度 9,500 千円 8,577 千円 6,900 千円 5,890 千円 22 年度 9,900 千円 9,157 千円 6,900 千円 5,959 千円 21 年度 10,200 千円 9,421 千円 10,200 千円 5,243 千円 (4) 対象園及び延べ参加者数 基本事業 広場事業 対象園 参加者数 対象園 参加者数 25 年度 76 園 60,315 人 6 園 5,640 人 24 年度 74 園 55,520 人 6 園 5,174 人 制度改正後の実績のみ掲載 4 保育所地域子育て支援事業 (1) 根拠法令等 仙台市保育所地域子育て支援事業実施要綱 (2) 制度の概要 事業概要 出生率の低下や核家族化の進行, 地域社会の相互扶助機能の低下等による家庭や地域 の子育て機能の低下に対応するため, 育児に関する専門的機能を有する保育所を活用 し, 育児不安等についての相談 指導, 育児講座の開催, 子育てに関する情報提供, 地域子育てサークル等への支援 育成, 園庭等の地域への開放を行う 保育所地域子 育て支援センター事業 を平成 10 年度から実施し, 地域全体で子育てを支援する基 盤を作り育児支援を図っている また, 平成 19 年度より 子育て支援室事業 及び 訪問型子育て支援事業 を実施 している (3) 保育所地域子育て支援センター 職員の配置等 事業内容 児童の育児, 保育に関する相談指導等について相当の知識及び経験を有する担当者 を 2 名以上配置し, 地域の子育て家庭の支援活動の企画や調整を行っている 原則として週 5 日以上かつ 1 日 5 時間以上開所し, 次の 4 事業を実施している 1 子育て家庭の交流の場の提供と交流の促進子育て家庭が気軽にかつ自由に利用できる交流の場の設置や子育て家庭間の交流を深める取組等の地域支援を行っている ( 事業例 : 園庭や支援室の開放, 保育所行事の開放による地域の父母等との交流, 図書や児童文化財の貸出, 体験保育, 子育てサークルや家庭保育福祉員等の支援等 ) 2 子育て等に関する相談, 援助の実施子育てに不安や悩み等を持っている子育て親子に対する相談, 援助を行っている ( 事業例 : 来所や電話等による育児相談, グループ相談, 専門家による個別育児相談の実施等 ) 45

58 第 3 地域子育て支援 実施保育所 ( 下線 は, 子 育て支援室 ) 3 地域の子育て関連情報の提供子育て家庭が必要とする身近な地域の様々な育児や子育てに関する情報を提供している ( 事業例 : 子育て通信 の発行による育児や生活に関する情報の提供, 家庭的保育や認可外保育施設等の地域の保育資源の情報提供等 ) 4 子育て及び子育て支援に関する講習等の実施子育て家庭や, 子育て支援に関わるスタッフとして活動する者等を対象に講習等を実施している ( 事業例 : 子どもの健康 遊び 食事等, 子育てに関する講座の実施等 ) 26 か所 : 公立 11 か所 ( 支援室 6 か所含 ) 私立 15 か所 実施保育所に指定する私立保育所とは, 事業実施についての委託契約を締結してい る < 青葉区 > 落合保育所, 桜ケ丘保育所, 支倉保育所, 国見ヶ丘せんだんの杜 保育園, ワッセ森のひろば保育園, はぐくみ保育園 < 宮城野区 > 高砂保育所, 鶴ケ谷希望園, 福室希望園, 保育所新田こばと園, 仙台岩切あおぞら保育園 < 若林区 > 蒲町保育所, 南小泉保育所, ダーナ保育園 < 太白区 > 上野山保育所, 向山保育所, 長町自由の星保育園, 西多賀チェリ ー保育園, バンビの森保育園, 仙台袋原あおぞら保育園 < 泉区 > 将監保育所, 長命ケ丘保育所, 鶴が丘保育所, 泉チェリー保育園, 泉中央保育園, 高森サーラ保育園 1 私立保育所に対する委託金額にかかる予決算額の推移 予算額決算額国庫補助額 26 年度 112,365 千円 25 年度 112,365 千円 112,365 千円 55,650 千円 ( 補助率 1/2) 24 年度 112,365 千円 112,134 千円 56,067 千円 ( 補助率 1/2) 23 年度 104,874 千円 102,865 千円 51,432 千円 ( 補助率 1/2) 22 年度 89,892 千円 89,892 千円 44,946 千円 ( 補助率 1/2) 21 年度 89,820 千円 89,892 千円 29,964 千円 ( 補助率 1/3) 2 実施施設数の推移 ( 単位 : か所 ) 公立 私立 26 年度 11(6) 年度 11(6) 年度 11(6) 年度 11(6) 年度 11(6) 年度 10(5) 12 ( ) 内は子育て支援室の数 ( 再掲 ) 46

59 第 3 地域子育て支援 (4) 子育て支援室 保育所における 子育て支援室 実施保育所 (3) 表 実施保育所 の再掲 (5) 訪問型子育て支援事業 概 要 既存保育所の園庭の一角にユニットハウスを設置し, 地域子育て支援セ ンターと同様の事業を平成 19 年度より以下の 6 か所において実施して いる 職員配置は, 家庭支援活動の企画, 調整, 実施を専門に担当する週 30 時間非常勤嘱託 2 名を配置し, 保育所地域子育て支援センターに準じた メニューを実施している < 青葉区 > 桜ケ丘保育所 < 宮城野区 > 高砂保育所 < 若林区 > 南小泉保育所 < 太白区 > 上野山保育所 < 泉区 > 将監保育所, 鶴が丘保育所 外出が困難な子育て中の保護者を対象に, 保育所を拠点として保育士の 家庭訪問による育児相談事業を平成 19 年度より実施している 事業内容 子育てのノウハウの紹介 育児相談 遊び場の紹介 公共育児サービスの案内 利用方法 実施保育所の専用電話へ申し込み ( 受付時間 平日の 9 時 30 分から 15 時まで ) 訪問実施時間平日の 10 時から 15 時まで 人員配置 実施保育所 (6) 予決算額等の推移 予算額 週 30 時間非常勤嘱託 1 名を配置し, 地域子育て支援センターに配置さ れている正職員 1 名と週 30 時間嘱託 1 名の計 3 名体制で地域子育て支 援センターの運営及び訪問型子育て支援事業を実施 < 青葉区 > 支倉保育所, 落合保育所 < 宮城野区 > 高砂保育所 < 若林区 > 蒲町保育所 < 太白区 > 向山保育所 < 泉区 > 長命ケ丘保育所 決算額 26 年度 119,665 千円 25 年度 119,603 千円 119,051 千円 24 年度 119,926 千円 119,253 千円 23 年度 112,438 千円 109,833 千円 22 年度 97,770 千円 96,953 千円 21 年度 97,773 千円 97,215 千円 47

60 第 3 地域子育て支援 5 児童館における子育て家庭支援事業 (1) 根拠法令等 児童福祉法 厚生事務次官通知 児童館の設置運営要綱 (2) 事業の概要 事業内容 児童館は機能の 1 つとして 子育て家庭支援機能 を備えており, 親子を対象と した行事や幼児クラブの開設, 子育て相談, 子育てサークル等の育成などにより, 子育て家庭の支援を行う 実施児童館市内全児童館 児童センター 109 館 (3) 児童館における子育て支援室 事業内容 平成 19 年 7 月より, 下記の児童館において既存の部屋を活用して, 保育所子育 て支援センターに準じた子育て支援室を設置し, 以下の事業を実施している 1 子育て家庭の交流の場の提供と交流の促進 2 子育てに関する相談, 援助の実施 3 地域の子育て関連情報の提供 4 子育て及び子育て支援に関する講習等の実施 実施日 時間 日曜 祝日 年末年始 (12/29~1/3) を除く毎日 午前 9 時 ~ 午後 6 時 ( 土曜日は午後 5 時 ) 人員配置事業の企画, 調整, 実施については, 児童館職員が対応している 実施児童館 (4) 事業費 < 青葉区 > 台原児童館 < 若林区 > 若林区中央児童館 < 太白区 > 太白区中央児童館, 東四郎丸児童館 < 泉区 > 松陵児童センター, 住吉台児童センター, 虹の丘児童センター 児童館運営管理費に含まれている 6 育児ヘルプ家庭訪問事業 (1) 根拠法令等 児童福祉法 厚生労働省 養育支援訪問事業ガイドライン 等 仙台市育児ヘルプ家庭訪問事業実施要綱 (2) 制度の概要 児童の養育について支援が必要な家庭に, 訪問による支援を実施すること 事 業 目 的 により, その家庭の子どもの養育の安定を図り, 子どもの健全な育成に寄与することを目的とする 仙台市内に居住する家庭で, 本事業の効果が期待できると保健福祉センター所長が判断した次の家庭 対 象 者 1 出産後間もない時期 ( 生後 6 か月まで ) の養育者で, 児童の養育に対して不安や孤立感等を抱える家庭 2 児童虐待等のおそれや, そのリスクを抱えるなど, 養育上の問題を抱える家庭 実 施 機 関保健福祉センター 48

61 第 3 地域子育て支援 実 施 内 容 1 育児や家事等の援助産後間もない, 育児不安や孤立を感じやすい時期の養育支援として, 育児ヘルパーを派遣し, 育児や家事の援助を行う ア ) 育児ヘルパー派遣 平成 17 年 4 月から実施 委託民間事業者 ( 介護保険法規定の指定居宅サービス事業者 ) イ ) 利用者の負担 生活保護世帯及び市民税非課税世帯 0 円 / 時間 2 専門的な相談指導未熟児や多胎児等に関する育児指導や養育者の身体的 精神的不調に対する相談 指導, 若年の養育者に対する育児相談 指導等を行う ア ) 専門指導員の派遣 平成 17 年 8 月から実施 専門指導員の委嘱( 保健師, 助産師, 保育士 ) イ ) 利用者の負担なし 所得税非課税世帯 100 円 / 時間 上記以外の世帯 600 円 / 時間 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 20,669 千円 25 年度 15,756 千円 15,972 千円 7,882 千円 ( 補助率 1/2) 24 年度 15,359 千円 14,134 千円 5,713 千円 ( 補助率 1/2) 23 年度 14,283 千円 12,051 千円 5,713 千円 ( 補助率 1/2) 22 年度 14,119 千円 12,235 千円 7,060 千円 ( 補助率 1/2) 21 年度 15,160 千円 11,669 千円 9,357 千円 ( 補助率 1/2) (4) 実施状況 1 育児ヘルパー派遣 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 利用者実人員 ( 人 ) 利用延回数 ( 回 ) 1,138 1,223 1,060 1,228 1,531 利用延時間 ( 時間 ) 2,783 3,060 2,626 2,902 3,757 2 専門指導員派遣 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 訪問実人員 ( 人 ) 訪問延回数 ( 回 ) 1,095 1,135 1,179 1,387 1,220 (5) 備考 育児や家事等の支援は産後ヘルプサービス事業 ( 平成 13 年 7 月 ~ 平成 17 年 3 月まで実施 ) を 吸収 拡大した 49

62 第 3 地域子育て支援 7 子育て支援ショートステイ (1) 根拠法令等 児童福祉法 児童福祉法施行規則 仙台市子育て支援ショートステイ事業事務取扱要領 (2) 制度の概要 小学校修了前の児童を養育している保護者が疾病等によりその養育が一 事 業 目 的 時的に困難になった場合に, 一定期間施設で児童を保護 養育することにより, 児童とその家庭の福祉の向上を図る 実 施 児童養護施設丘の家子どもホーム, ラ サール ホーム, 仙台天使園, 小百合園 (4 施設 ) 施 設 乳 児 院丘の家乳幼児ホーム, 宮城県済生会乳児院 (2 施設 ) 保護者の疾病, 育児疲れ, 出産, 家族看護, 事故, 災害, 冠婚葬祭, 失踪利用事由家族の捜索, 転勤, 出張, 学校行事, その他対象者対象児童 0 歳から小学校 6 年生まで 利 用 期 間原則 1 回 7 日以内, 利用日数は 1 か月に 10 日以内 (3) 予決算額の推移および利用状況予算額 決算額 利用状況利用状況 ( 延べ日数 ) ( 延べ利用世帯数 ) 26 年度 1,970 千円 25 年度 2,744 千円 1,688 千円 290 日 59 人 24 年度 2,900 千円 1,308 千円 253 日 51 人 23 年度 3,059 千円 2,109 千円 365 日 83 人 22 年度 2,576 千円 2,872 千円 461 日 76 人 21 年度 2,959 千円 2,959 千円 487 日 96 人 (4) 利用料 区 分 2 歳未満児 2 歳以上児 1 一般世帯 5,350 円 / 日 2,750 円 / 日 2 一般非課税世帯 ひとり親課税世帯 1,100 円 / 日 1,000 円 / 日 3 生活保護等世帯 ひとり親非課税世帯 0 円 / 日 0 円 / 日 (5) 施設に対する委託料 年度当初に実施施設と委託契約を締結し, 四半期毎に実績に応じ, 委託料単価と利用料の差額分 を施設に支払う 委託料単価 2 歳未満児 2 歳以上児 10,700 円 / 日 5,500 円 / 日 50

63 第 3 地域子育て支援 8 子供家庭総合相談事業 (1) 制度の概要 事業目的 区役所における子どもと家庭に関する保健及び福祉サービスを総合的 に提供する 相談種別 1 家庭児童に係る相談,2 婦人に係る相談,3 ひとり親家庭に係る相談,4 母子保健に係る相談 相談手順 一般相談, 継続相談, 緊急相談に区分し, 担当者や関係者で構成する 処遇会議において決定した処遇方針に従って, 相談者への助言 指導 を行う 相談対応家庭相談員, 社会福祉主事及び保健師が行う (2) 相談件数の推移 ( 平成 24 年度より集計方法を変更 ) ア 1 家庭児童に係る相談,2 婦人に係る相談,3 ひとり親家庭に係る相談 ( 単位 : 件 ) 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 青葉 宮城 野 25 年度内訳 若林太白泉 1 家庭児童 ( 実件数 ) 1,326 1,687 1,685 1, 児童虐待相談 養護相談 その他 延べ数 ( 訪問 / 電話 / 面接 ) 9,442 8, ,811 1,717 1, 婦人 ( 実件数 ) 1,218 1,371 1,335 1, 配偶者からの暴力 離婚問題 その他 延べ数 ( 訪問 / 電話 / 面接 ) 5,782 5, ,601 1, ひとり親家庭 ( 実件数 ) 2,311 3,244 3,107 2, 就労相談 児童養育相談 福祉資金貸付相談 1,613 1, その他 延べ数 ( 訪問 / 電話 / 面接 ) 13,159 11,348 1,700 2,185 1,897 4, 実件数合計 4,855 6,302 6,127 5,389 1,001 1, , 延べ件数合計 28,383 25,543 3,504 7,597 4,999 7,134 2,309 イ 4 母子保健に係る相談 母子保健については, 総合相談窓口として実施しているアの相談のほかに, 保健師が継続的に個別支援を行っている家庭訪問や面接, 電話での相談を計上している これら相談は, 保健福祉に関する公的なサービスや専門相談機関, 加えて地域の社会資源を活用し課題解決を図る必要に迫られているケースであり, 総合相談として計上する ( 単位 : 件 ) 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 25 年度内訳 青葉宮城野若林太白泉 4 母子保健 ( 実件数 ) 8,257 4,569 5,462 1,062 1, , 養育支援 3,306 4, , ( 再掲妊婦 ) 発達発育支援 1,259 1, 延べ相談数 ( 訪問 / 電話 / 面接 ) 15,504 15,716 1,817 3,300 2,856 5,017 2,726 震災の影響により集計していない 51

64 第 3 地域子育て支援 9 家庭児童相談室 (1) 根拠法令等 厚生事務次官通知 家庭児童相談室の設置運営について (2) 制度の概要 事業目的 相談員 沿革 (3) 予決算額の推移 予算額 家庭における児童養育に関し, 種々複雑な問題が発生している状況に対応す るため, 福祉事務所に家庭児童相談室を設置し, 家庭児童福祉に関する専門 的相談指導の強化を図る 家庭児童相談室を各福祉事務所に設置するとともに, 家庭児童相談員として 非常勤嘱託を全市で 18 名配置している 平成 11 年度より家庭児童相談員, 母子自立支援員 ( 母子相談員 ) 及び婦人 相談員を統合し, 各相談員が 家庭相談員 の名称で三相談を兼務している 決算額 26 年度 311 千円 25 年度 285 千円 145 千円 24 年度 293 千円 158 千円 23 年度 257 千円 156 千円 22 年度 270 千円 181 千円 21 年度 299 千円 227 千円 (4) 相談件数 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 ( 単位 : 件 ) 25 年度内訳青葉宮城野若林太白泉 助産施設入所 母子生活支援施設入所 措置権者に報告又は通知 児童相談所への送致又は通知等 児童相談所の委嘱による調査の 完了 他の機関にあっ旋照会 相談助言その他 900 1,246 1,226 1, 計 1,326 1,687 1,661 1,

65 第 3 地域子育て支援 10 仕事と家庭の両立支援促進 (1) 根拠法令等 次世代育成支援対策推進法 仙台市次世代育成支援アドバイザー派遣事業実施要綱 (2) 事業の概要 仕事と子育ての両立が可能なワーク ライフ バランスの実現を図るため, 企業等に対する啓発 普及を目的とした事業を実施 (3) 予決算額の推移及び実績 予算額決算額実績 26 年度 505 千円 25 年度 1,495 千円 494 千円 講演 中小企業 少人数職場での WLB 取り組みのポイント, ワークショップ WLB を社内に浸透させる業務改善の取組 み を開催 24 年度 500 千円 450 千円セミナー 人材を手放さないための経営, ワークショップ 企業の特徴を活かしたワーク ライフ バランス を開催 23 年度 1,060 千円 震災に影響により, 事業実施せず 22 年度 838 千円 755 千円 21 年度 589 千円 588 千円 社会保険労務士を企業に派遣 2 名,24 事業所, 延べ 24 回 次世代育成支援関連企業懇話会 を開催 地元企業等をメン バーとして,3 回開催 内閣府と共催で, 子育て支援を推進するリーダー育成セミナ ー ( 企業向け ) を開催 社会保険労務士を企業に派遣 2 名,23 事業所, 延べ 24 回 シンポジウム ワーク ライフ バランスの実現に向けて を 開催 53

66 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 1 児童手当 ( 子ども手当 ) 支給 (1) 根拠法令 児童手当 子ども手当 (2) 制度の概要 趣 平成 24 年 4 月 ~ 平成 23 年 10 月 ~ 平成 24 年 3 月 平成 23 年 4 月 ~ 平成 23 年 9 月 旨 支給対象 支給額 児童手当 ( 平成 24 年 4 月 ~) 子ども手当 児童手当法 児童手当法施行令 児童手当法施行規則 仙台市児童手当事務処理要綱 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法施行令 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法施行規則 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法に基づく仙台市子ども手当事務処理要綱 国民生活等の混乱を回避するための平成 22 年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律 平成 22 年度における子ども手当の支給に関する法律施行令の一部を改正する政令 平成 22 年度における子ども手当の支給に関する法律施行規則の一部を改正する省令 仙台市子ども手当事務処理要綱 家庭等における生活の安定に寄与するとともに, 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とする 中学校修了前 (15 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にある ) の児童を養育し, 仙台市内に住所を有する方等 また中学校修了前の施設入所等児童が委託されている施設設置者, 里親等 所得制限限度額未満 所得制限限度額以上 3 歳未満の児童一人につき月額 15,000 円 3 歳以上小学校修了前 ( 第 1,2 子 ) の児童一人につき月額 10,000 円 3 歳以上小学校修了前 ( 第 3 子以降 ) の児童一人につき月額 15,000 円 中学生の児童一人につき 月額 10,000 円 特例給付として児童一人につき ( 一律 ) 月額 5,000 円 施設里親等受給者については所得制限なし 平成 23 年 10 月 ~ 平成 24 年 3 月 3 歳未満の子ども一人につき月額 15,000 円 3 歳以上小学校修了前 ( 第 1,2 子 ) の子ども一人につき月額 10,000 円 3 歳以上小学校修了前 ( 第 3 子以降 ) の子ども一人につき月額 15,000 円 中学生の子ども一人につき月額 10,000 円 平成 23 年 4 月 ~ 子ども一人につき月額 13,000 円 平成 23 年 9 月 支 払 時 期原則として,6 月,10 月,2 月に, それぞれの前月分までを支給 その他児童手当は市区町村に寄附することができる 54

67 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 (3) 予決算額の推移 予算額 決算額 国 / 県負担額 ( 上段 : 国, 下段 : 県 ) 26 年度 17,417,470 千円 児童手当 12 ヶ月 17,417,470 千円 25 年度 17,410,735 千円 16,852,810 千円 児童手当 12 ヶ月 17,410,735 千円 16,852,810 千円 24 年度 17,381,212 千円 17,374,825 千円 児童手当 10 ヶ月 14,003,470 千円 14,031,205 千円 子ども手当 2 ヶ月 3,377,742 千円 3,343,620 千円 23 年度 19,457,749 千円 18,850,738 千円 児童手当過年度分 280 千円 子ども手当 つなぎ法分 19,457,749 千円 13,325,468 千円特別措置法分 5,524,990 千円 12,188,609 千円 2,614,429 千円 12,188,609 千円 2,614,429 千円 11,788,464 千円 2,528,950 千円 11,788,464 千円 2,528,950 千円 12,338,820 千円 2,521,457 千円 9,821,227 千円 2,106,369 千円 2,517,593 千円 415,088 千円 14,627,431 千円 2,110,969 千円 87 千円 87 千円 10,473,112 千円 1,425,535 千円 4,154,232 千円 685,347 千円 国負担額には, 事業主負担分を含む (4) 受給者数 支給対象児童数の推移 ( 単位 : 人 ) 受給者数 支給対象児童数 25 年度 ( 児童手当 ) 78, , 年度 ( 児童手当 ) 79, , 年度 ( 子ども手当 ) つなぎ法分 81, , 年度 ( 子ども手当 ) 特別措置法分 77, , 年度 ( 子ども手当 ) 79, ,556 それぞれ年度末現在 なお 23 年度 ( 子ども手当 ) つなぎ法分は同年 9 月末現在 (5) 制度の沿革 H23. 3 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する法律案取下げ H23. 3 国民生活等の混乱を回避するための平成 22 年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律 ( いわゆる つなぎ法 ) 公布 H23. 4 同法施行 平成 23 年 9 月までの時限立法 H23. 9 平成 23 年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法公布 H23.10 同法施行 平成 24 年 3 月までの時限立法 H24. 3 児童手当法の一部を改正する法律公布 H24. 4 同法施行 55

68 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 2 児童扶養手当支給 (1) 根拠法令等 児童扶養手当法 児童扶養手当法施行令 (2) 制度の概要 趣旨ひとり親家庭における児童の養育者に対し, 手当を支給することにより, 当該家庭の生活の安定と自立の促進に寄与し, 児童の福祉の増進を図る 支給対象 父又は母のない ( 父又は母が重度障害者の場合を含む )18 歳に達した年度 末 ( 心身に一定の障害がある場合は 20 歳未満 ) までの児童の母又は父, も しくは, 父母に代わってその児童を養育している者のうち, 一定の支給要 件を満たす者 支給時期 4 月,8 月,12 月の 11 日 ( 土曜, 日曜, その他休日に当たる場合は金融機関の前営業日 ) に, それぞれの前月分までを口座振込により支給 (3) 支給区分と手当額 児童 1 人 児童 2 人 児童 3 人以上 (4) 所得制限の限度額 扶養親族等の数 全部支給一部支給支給停止 月額 41,020 円 月額 46,020 円 所得に応じ月額 41,010 円 ~9,680 円の 範囲 (10 円きざみの額 ) 児童 1 人の手当月額に 5,000 円を加算し た額 3 人目から, 児童が 1 人増すごとに 3,000 円加算 所得制限の限度額を 超える場合, 手当は支 給されない 手当を請求する人の所得額扶養義務者, 配偶者, 全部支給 一部支給 孤児等の養育者の所得額 0 人 19 万円 192 万円 236 万円 1 人 57 万円 230 万円 274 万円 2 人 95 万円 268 万円 312 万円 3 人 133 万円 306 万円 350 万円 4 人目以上加算額 1 人につき 38 万円 所得額 には, 各種控除, 養育費算入等, 当該手当独自の調整あり (5) 制度の沿革 S37. 1 母子福祉年金制度を補完するものとして施行 S60. 8 母子家庭の生活安定と自立促進を通じた児童の健全育成を目的とする制度に改変 H14. 8 地方分権一括法による児童扶養手当法の一部改正により県から市へ事務権限移譲 H15. 4 母の監護する児童が父から受け取った養育費の 8 割を母の所得に算入する改正 支給要件に該当するに至った日から 5 年の請求期限の廃止 H20. 4 支給開始の月から起算して 5 年を経過した場合等に手当が 2 分の 1 に減額となる改正 ( 就業中, 求職活動中, 病気療養中等の理由がある場合は減額適用外 ) H22. 8 父子家庭の父へ支給対象拡大 H23. 8 障害基礎年金の子の加算と児童扶養手当受給を選択可能とする改正 H24. 8 配偶者からの暴力のため, 裁判所からの保護命令が出された者に対象拡大 56

69 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 (6) 児童扶養手当受給の推移 受給資格者数 ( 単位 : 人 ) 受給者 全部支給一部支給小計 支給停止 合計 25 年度 5,331 3,608 8, , 年度 5,469 3,074 8, , 年度 5,178 3,289 8, , 年度 4,801 3,380 8, , 年度 4,483 3,143 7, ,179 年度末現在の数値 受給者世帯類型別 ( 単位 : 人 ) 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 世帯別 離婚 その他 の生別 父子世帯 母子世帯 死別未婚障害者遺棄 DV 保護 命令 父子 母子 7, 父子 母子 6, 父子 母子 6, 父子 母子 6, その他 の世帯 合計 285 8, , , , 年度母子 6, ,626 年度末現在の数値 予決算額の推移 26 年度 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 21 年度 予算額 4,332,556 千円 ( 扶助費 4,319,374 千円 ) ( 事務費 13,182 千円 ) 4,301,950 千円 ( 扶助費 4,287,774 千円 ) ( 事務費 14,176 千円 ) 4,105,985 千円 ( 扶助費 4,095,266 千円 ) ( 事務費 10,719 千円 ) 4,060,979 千円 ( 扶助費 4,048,089 千円 ) ( 事務費 12,890 千円 ) 3,871,475 千円 ( 扶助費 3,857,214 千円 ) ( 事務費 14,261 千円 ) 3,643,926 千円 ( 扶助費 3,631,071 千円 ) ( 事務費 12,855 千円 ) 決算額 4,102,999 千円 ( 扶助費 4,090,827 千円 ) ( 事務費 12,172 千円 ) 4,094,380 千円 ( 扶助費 4,084,284 千円 ) ( 事務費 10,096 千円 ) 3,986,574 千円 ( 扶助費 3,974,615 千円 ) ( 事務費 11,959 千円 ) 3,739,118 千円 ( 扶助費 3,726,942 千円 ) ( 事務費 12,176 千円 ) 3,621,078 千円 ( 扶助費 3,609,887 千円 ) ( 事務費 11,191 千円 ) 57

70 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 3 特別児童扶養手当支給 (1) 根拠法令等 特別児童扶養手当等の支給に関する法律 特別児童扶養手当等の支給に関する法律施行令 (2) 制度の概要 趣 旨 支給対象 精神又は身体に障害を有する児童について特別児童扶養手当を支給す ることにより, これらの者の福祉の増進を図る 心身に重度または中度の障害がある 20 歳未満の児童を監護している父 または母, あるいは父母に代わってその児童を養育している者に支給 する 支給時期 4 月,8 月,11 月の 11 日 ( 土曜, 日曜, その他休日に当たる場合は金融機関の前営業日 ) に, それぞれの前月分までを口座振込により支給 手続き等 沿 (3) 支給区分と手当額 革 手当額 ( 月額 ) 1 級 50,400 円 2 級 33,570 円 区 総合支所で各種請求書を受け付け, その請求書類を宮城県に進達 し, 認定は宮城県, 支給事務は厚生労働省が行う 昭和 39 年 9 月に精神又は身体に障害を有する児童について福祉の増進 を図ることを目的として施行された 児童の障害の程度 身体障害者手帳 1 級, 2 級, 療育手帳 A 及びこれらと同程 度の障害 身体障害者手帳 3 級 の一部, 4 級 の一部, 療育手帳 B の 一部及びこれらと同程度の障害 所得制限限度額を超える場合は手当が支給されない (4) 所得制限の限度額 扶養親族等の数 手当を請求する人の所得額 配偶者, 扶養義務者, 孤児等の養育者の所得額 0 人 4,596 千円 6,287 千円 1 人 4,976 千円 6,536 千円 2 人 5,356 千円 6,749 千円 3 人 5,736 千円 6,962 千円 4 人目以上加算額 1 人につき 380 千円 1 人につき 213 千円 (5) 特別児童扶養手当受給者の推移 ( 単位 : 人 ) 受給者数支給停止者数合計 25 年度 2, , 年度 2, , 年度 2, , 年度 2, , 年度 1, ,088 年度末現在の数値を記載 58

71 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 4 子ども医療費助成 (1) 根拠法令等 仙台市子ども医療費の助成に関する規則 (2) 制度の概要 趣 旨 子どもにかかる医療費を助成することにより, 子どもを持つ家庭の経済 的負担を軽減し, 子どもの健康維持と福祉の増進を図る 助成内容 (3) 所得制限の限度額 仙台市内に住所を有し, 各種健康保険に加入している子どもにかかる医療費のうち保険診療による自己負担額を助成する 0 歳 ~ 小学校 3 年生 通院 ( 外来, 調剤, 訪問看護など ) 0 歳 ~ 中学校 3 年生 入院 ( 食事療養費の標準負担額は除く ) 利用者一部負担金通院 :3 歳 ~ 小学 3 年生は, 初診時 500 円入院 : 小学 1 年生 ~ 中学 3 年生は,10 日目まで 1 日 500 円 扶養親族数 0 人 1 人 2 人 3 人 4 人以上 総所得金額 5,320 千円 5,700 千円 6,080 千円 6,460 千円 1 人につき 380 千円加算 (4) 医療費助成状況 対象者数 助成件数 助成額 1 件あたり助成額 25 年度 120,406 人 1,388,901 件 2,387,074 千円 1,718 円 24 年度 118,275 人 1,274,143 件 2,176,805 千円 1,708 円 23 年度 112,857 人 983,324 件 1,674,188 千円 1,702 円 22 年度 55,618 人 1,064,938 件 1,882,111 千円 1,767 円 21 年度 52,055 人 960,912 件 1,654,322 千円 1,722 円 (5) 予決算額の推移 26 年度 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 21 年度 予算額 2,768,040 千円 ) ( 扶助費 2,666,917 千円 ) ( 事務費 101,123 千円 ) 2,974,474 千円 ( 扶助費 2,818,361 千円 ) ( 事務費 156,113 千円 ) 2,587,529 千円 ( 扶助費 2,478,856 千円 ) ( 事務費 108,673 千円 ) 2,093,518 千円 ( 扶助費 1,967,045 千円 ) ( 事務費 126,473 千円 ) 1,960,441 千円 ( 扶助費 1,883,855 千円 ) ( 事務費 76,586 千円 ) 1,779,881 千円 ( 扶助費 1,703,814 千円 ) ( 事務費 76,067 千円 ) 決算額 2,480,659 千円 ) ( 扶助費 2,387,074 千円 ) ( 事務費 93,585 千円 ) 2,256,856 千円 ( 扶助費 2,176,805 千円 ) ( 事務費 80,051 千円 ) 1,789,144 千円 ( 扶助費 1,674,188 千円 ) ( 事務費 114,956 千円 ) 1,953,754 千円 ( 扶助費 1,882,111 千円 ) ( 事務費 71,643 千円 ) 1,724,067 千円 ( 扶助費 1,654,322 千円 ) ( 事務費 69,745 千円 ) 59

72 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 (6) 制度の沿革 S 歳児を対象として発足 S49. 1~S51. 1 対象年齢を順次拡大, 入院 3 歳児まで, 通院 2 歳児まで対象 S59. 4 所得制限導入 ( 児童扶養手当の所得制限額を準用 ) H 4.10 所得制限緩和 ( 老齢福祉年金の扶養義務者に係る所得制限額を準用 ) H 9.10 入院のみ 5 歳児まで対象拡大 H14.10 入院を小学校就学前まで, 通院を 3 歳児まで対象拡大 H17.10 窓口で負担のいらない現物給付化実施 H19.10 入院 通院とも小学校就学前まで対象拡大, 所得制限緩和 ( 児童手当特例給付の限度額を準用 ) H24. 1 入院を中学 3 年生卒業まで, 通院を小学 3 年生修了までに拡大し, 利用者一部負担金を導入して, 子ども医療費助成に名称変更 5 母子 父子家庭医療費助成 (1) 根拠法令等 仙台市母子 父子家庭医療費の助成に関する規則 仙台市母子 父子家庭医療費の助成に関する事務処理要領 (2) 制度の概要 趣 助 対 成 象 旨 母子家庭の母 父子家庭の父 母子家庭の児童 父子家庭の児童 父母のない児童 助成内容 (3) 所得制限の限度額 母子 父子家庭にかかる医療費を助成することにより, 経済的負担を軽 減し福祉の増進を図る 配偶者と死別または離別, 配偶者が生死不明または重度障害, 配偶者か ら遺棄されている等の状況にある方で,18 歳になった年の年度末まで の児童を扶養している女子または男子 母子家庭の母または父子家庭の父に扶養されている 18 歳になった年の 年度末までの児童 父母と死別または離別, 父母が生死不明または重度障害, 父母から遺棄 されている等の状況にある 18 歳になった年の年度末までの児童 上記対象者にかかる医療費のうち, 保険診療による自己負担額で 1,000 円 ( 入院の場合 2,000 円 ) を超える額を助成する 扶養親族数 0 人 1 人 2 人 3 人 4 人以上 総所得金額母または父 1,540 千円 1,920 千円 2,300 千円 2,680 千円 1 人につき 380 千円加算 父母のない児童を 1 人につき扶養する者及び扶 5,320 千円 5,700 千円 6,080 千円 6,460 千円 380 千円加算養義務者 (4) 助成対象者数 母子家庭父子家庭父母の母児童父児童ない児童 ( 単位 : 人 ) 25 年度 6,964 9, , 年度 6,982 9, , 年度 6,851 9, , 年度 6,885 8, , 年度 6,621 7, ,849 合計 60

73 第 4 子育てに要する経済的負担の軽減 (5) 医療費助成状況 対象者数助成件数助成額 1 件あたり助成額 25 年度 17,099 人 67,866 件 187,034 千円 2,756 円 24 年度 17,234 人 56,191 件 150,589 千円 2,679 円 23 年度 16,748 人 64,211 件 169,207 千円 2,635 円 22 年度 15,614 人 72,145 件 198,874 千円 2,756 円 21 年度 14,849 人 73,319 件 192,799 千円 2,630 円 (6) 予決算額の推移 26 年度 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 21 年度 (7) 制度の沿革 予算額 200,506 千円 ( 扶助費 198,745 千円 ) ( 事務費 1,761 千円 ) 212,266 千円 ( 扶助費 209,459 千円 ) ( 事務費 2,807 千円 ) 206,660 千円 ( 扶助費 203,753 千円 ) ( 事務費 2,907 千円 ) 200,553 千円 ( 扶助費 197,917 千円 ) ( 事務費 2,636 千円 ) 205,715 千円 ( 扶助費 202,940 千円 ) ( 事務費 2,775 千円 ) 195,279 千円 ( 扶助費 192,768 千円 ) ( 事務費 2,511 千円 ) S59. 1 母子家庭等医療費助成 として制度発足 決算額 188,920 千円 ( 扶助費 187,033 千円 ) ( 事務費 1,887 千円 ) 153,183 千円 ( 扶助費 150,589 千円 ) ( 事務費 2,594 千円 ) 171,632 千円 ( 扶助費 169,207 千円 ) ( 事務費 2,425 千円 ) 201,431 千円 ( 扶助費 198,874 千円 ) ( 事務費 2,557 千円 ) 195,272 千円 ( 扶助費 192,764 千円 ) ( 事務費 2,508 千円 ) 対象は未成年の子を扶養する母子家庭の母と義務教育修了前の児童及び父母のない 義務教育修了前の児童 H 3.10 ひとり親家庭等医療費助成 とし, 対象を同様の父子家庭にも拡大 H 6. 4 母子 父子家庭医療費助成 に名称変更 H 6.10 対象期間について児童の義務教育修了前から満 18 歳の年度末までに拡大 61

74 第 5 保育基盤の整備 第 5 保育基盤の整備 1 保育需要の動向 保育所は, 保護者が労働に従事したり, あるいは疾病にかかっているなどの理由により, 家庭にお いて保育することができない児童を家庭の保護者にかわって保育することを目的とする児童福祉施設 である 児童福祉法第 39 条では 保育所は, 日日保護者の委託を受けて, 保育に欠けるその乳児又は 幼児を保育することを目的とする施設とする と規定している 本市においては, 昭和 36 年度から 5 か年ごとに保育所整備計画を策定し, 保育ニーズに即した整備 を図ってきた 平成 9 年度の第 7 次整備計画からは,21 世紀を展望した総合的な子育て環境の整備を 目的として策定された 仙台市すこやか子育てプラン (H9~H21) に包含し, さらなる保育基盤の整備を 推進してきた 現在まで, 保育需要は増加を続けており, 平成 20 年 4 月 1 日現在における保育所入所待機児童数は, 政令指定市の中で最も多い 740 人となった 要因として, 女性の就労の増加, 育児休業制度を利用し て就業を継続する人の増加, 保育施策の展開による保育需要の顕在化等が考えられ, こうした状況を 早急に改善するため, 平成 21 年 1 月に保育サービスの拡充を目指し, 保育サービスの拡充に向けた 緊急整備計画 (H21~H23) を策定した 現在は, 平成 22 年 3 月に策定した 仙台市すこやか子育てプラン 2010 (H22~H26) に基づき, 引き 続き, 保育基盤の整備や多様な保育サービス等の拡充を図り, 安心して子どもを生み育てることがで きる環境づくりを目指して取り組んでいる 併せて, 平成 25 年 4 月に政府が発表した 待機児童解消 加速化プラン を活用して, 平成 年度の 2 年間で,2,000 人分を超える保育基盤の拡大を推進 している なお, 平成 26 年 4 月 1 日現在の保育所入所待機児童数は,570 人となった (1) 就学前児童数の推移 ( 単位 : 人 ) H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 0 歳児 8,924 8,819 9,126 9,185 9,116 9,059 8,912 8,757 9,118 9,209 1 歳児 9,629 8,998 8,892 9,286 9,305 9,297 9,143 9,249 8,999 9,334 2 歳児 9,565 9,524 8,893 8,737 9,134 9,222 9,234 9,176 9,264 8,968 3 歳児 9,644 9,484 9,400 8,833 8,665 9,022 9,137 9,342 9,214 9,233 4 歳児 9,640 9,490 9,380 9,296 8,745 8,575 8,939 9,118 9,413 9,163 5 歳児 9,620 9,566 9,477 9,327 9,266 8,686 8,529 8,970 9,142 9,373 合 計 57,022 55,881 55,168 54,664 54,231 53,861 53,894 54,612 55,150 55,280 前年度差 930 1, 各年 4 月 1 日現在, 外国人含む (2) 保育所入所児童数の推移 ( 単位 : 人 ) H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 0 歳児 ,030 1,064 1,135 1,251 1 歳児 1,568 1,567 1,602 1,653 1,671 1,829 1,888 2,017 2,030 2,212 2 歳児 1,834 1,925 1,869 1,969 2,012 2,099 2,240 2,317 2,408 2,492 3 歳児 2,186 2,166 2,234 2,130 2,208 2,360 2,420 2,563 2,574 2,670 4 歳児 2,235 2,401 2,356 2,412 2,316 2,345 2,513 2,535 2,685 2,664 5 歳児 2,138 2,296 2,440 2,420 2,447 2,358 2,377 2,573 2,569 2,705 合 計 10,730 11,148 11,350 11,494 11,597 11,983 12,468 13,069 13,401 13,994 前年度差 1, 就学前児童数に対する割合 18.8% 19.9% 20.6% 21.0% 21.4% 22.2% 23.1% 23.9% 24.3% 25.3% 各年 4 月 1 日現在, 外国人含む 62

75 第 5 保育基盤の整備 (3) 保育所数等の推移 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 公立箇所数 公立定員 4,682 4,702 4,702 4,702 4,702 4,521 4,521 4,521 4,521 4,421 私立箇所数 私立定員 5,762 5,852 5,882 6,062 6,062 6,709 7,524 7,904 8,139 8,689 合計箇所数 合計定員 10,444 10,554 10,584 10,764 10,764 11,230 12,045 12,425 12,660 13,110 平成 25 年以降の公立には公設民営の 2 箇所を含む ( 単位 : か所, 人 ) 箇所 公立箇所数私立箇所数公立定員私立定員 人 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 (4) 要保育率の推移 要保育児童数 要保育率 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 0 歳 ,027 1,112 1,099 1,172 1,118 1,262 1,472 1 歳 1,673 1,666 1,759 2,073 2,064 2,236 2,257 2,349 2,420 2,736 2 歳 1,908 2,038 2,006 2,165 2,270 2,325 2,484 2,490 2,641 2,668 3 歳 2,299 2,294 2,403 2,339 2,353 2,564 2,582 2,708 2,704 2,787 4 歳 2,296 2,452 2,438 2,517 2,394 2,403 2,571 2,572 2,726 2,704 5 歳 2,165 2,323 2,471 2,460 2,474 2,379 2,393 2,589 2,587 2,710 合計 11,137 11,610 11,993 12,581 12,667 13,006 13,459 13,826 14,340 15,077 0 歳 8.9% 9.5% 10.0% 11.2% 12.2% 12.1% 13.2% 12.8% 13.8% 16.0% 1 歳 17.4% 18.5% 19.8% 22.3% 22.2% 24.1% 24.7% 25.4% 26.9% 29.3% 2 歳 19.9% 21.4% 22.6% 24.8% 24.9% 25.2% 26.9% 27.1% 28.5% 29.8% 3 歳 23.8% 24.2% 25.6% 26.5% 27.2% 28.4% 28.3% 29.0% 29.3% 30.2% 4 歳 23.8% 25.8% 26.0% 27.1% 27.4% 28.0% 28.8% 28.2% 29.0% 29.5% 5 歳 22.5% 24.3% 26.1% 26.4% 26.7% 27.4% 28.1% 28.9% 28.3% 28.9% 平均 19.5% 20.8% 21.7% 23.0% 23.4% 24.1% 25.0% 25.3% 26.0% 27.3% 要保育児童数 = 入所児童数 + 認可保育所に申込んで入所していない児童数 要保育率 = 要保育児童数 就学前児童数 ( 単位 : 人 ) 63

76 第 5 保育基盤の整備 (5) 待機児童数の推移 待機児童数 ( 単位 : 人 ) H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 0 歳 歳 歳 歳 歳 歳 合計 待機児童数の定義認可保育所への入所を申し込んでおり, 入所要件に該当しているが入所できない児童のうち, 国庫補助事業による特定保育または家庭保育福祉事業により保育されている児童, 地方公共団体における単独施策 ( 小規模保育事業, せんだい保育室, 事業所内保育施設, 幼稚園保育室 ) で保育されている児童, 認定こども園のうち幼稚園型等で保育されている児童, 及び他に入所可能な保育所があるにも関わらず, 特定の保育所を希望している場合の児童を除いた数 人 1000 待機児童数 ( 左軸 ) 要保育児童数保育所入所児童数 人 定員数 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 0 64

77 第 5 保育基盤の整備 (6) 保育所整備と入所児童数等の推移 ( 平成 17 年 ~26 年度 ) 人 18,000 17,000 16,000 15,000 14,000 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 57,022 11,137 55,881 11,610 10,730 11,148 55,168 就学前児童数 ( 右軸 ) 利用申込児童数 11,993 11,350 10,444 10,554 10,584 定員 54,664 12,581 11,494 54,231 12,667 11,597 10,764 10,764 53,861 53,894 13,006 11,983 11,230 13,459 12,468 12,045 54,612 利用児童数 13,826 14,340 13,069 13,401 12,425 55,150 55,280 利用児童数 15,077 13,994 13,110 12,660 利用申込児童数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 定員 就学前児童数 人 60,000 55,000 50,000 45,000 40,000 35,000 30,000 就学前児童数 利用申込児童数 利用児童数 ( 単位 : 人 ) H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 57,022 55,881 55,168 54,664 54,231 53,861 53,894 54,612 55,150 55,280 11,137 11,610 11,993 12,581 12,667 13,006 13,459 13,826 14,340 15,077 10,730 11,148 11,350 11,494 11,597 11,983 12,468 13,069 13,401 13,994 65

78 第 5 保育基盤の整備 2 仙台市すこやか子育てプラン 2010( 保育関係 ) の進捗状況 (1) 計画策定の趣旨 共働き家庭の増加や就労形態の多様化などに伴う保育ニーズの高まりと多様化, また, 家庭にお ける子育て支援のニーズへの的確な対応のため, 引き続き, 保育基盤の整備や保育サービス等の拡 充を図り, 安心して子どもを生み育てることができる環境づくりを目指す (2) 保育基盤の整備 子育て世帯が増加し, 保育需要の増が見込まれる地区を中心に全年齢型認可保育所及び 3 歳未満 児専用認可保育所の創設整備を計画的に進め, 定員の拡充を図る また, せんだい保育室の認定増, 家庭保育福祉員の増員などによって保育基盤の拡充を図り, 保 育所入所待機児童の解消に取り組む 概要 : 保育基盤の整備 ( 定員数 ) ( 単位 : 人 ) 目標 27 年度当初 26 年度当初 25 年度当初 実績 24 年度当初 23 年度当初 22 年度当初 認可保育所整備事業 12,850 13,110 12,660 12,425 12,045 11,230 せんだい保育室事業 2,760 2,461 2,550 2,559 2,554 2,468 家庭保育福祉員事業 事業所内保育施設事業 (3) 保育サービスの充実 合計 16,650 16,638 16,236 15,948 15,520 14,529 延長保育や休日保育, 一時預かり 特定保育の拡充など, ニーズの多様化に対応するための保育 サービスの拡充を図る 概要 : 保育サービスの拡充 ( 単位 : 人, か所 ) 延長保育 (2 時間以上 ) の拡充 ( 延べ利用児童数 ) 一時預かり 特定保育の拡充 ( 延べ利用児童数 ) 休日保育の拡充 ( 延べ利用児童数 ) 産休明け保育 ( 箇所数 ) 目標 実績 26 年度 25 年度 24 年度 23 年度 22 年度 21 年度 26,400 20,699 21,664 17,311 15,373 15,511 86,200 64,050 64,872 60,465 56,652 58,261 4,260 3,387 3,804 3,384 3,116 2,

79 第 5 保育基盤の整備 3 認可保育所整備事業 子育て世帯が増加し, 保育需要の増加が見込まれる地区を中心に認可保育所の創設整備を計画的に 進めるとともに, 保育需要を勘案しながら, 既存の認可保育所において施設の増築等を促進し, 定員 の拡充を図る (1) 認可保育所整備実績 ( 単位 : 人 ) 創設 定員増 合計 26 年度 年度 年度 年度 年度 (2) 予決算額の推移 当初予算額 決算額 国庫補助金額 26 年度 2,763,930 千円 ( 創設 2,723,418 千円 ) 25 年度 517,859 千円 ( 創設 492,359 千円 ) 543,828 千円 451,583 千円 24 年度 381,663 千円 ( 創設 381,663 千円 ) 144,069 千円 120,861 千円 23 年度 426,531 千円 ( 創設 386,531 千円 ) 307,290 千円 247,587 千円 ( 定員増 40,000 千円 ) 22 年度 960,872 千円 955,495 千円 828,009 千円 21 年度 349,031 千円 404,149 千円 224,921 千円 23~25 年度安心こども基金補助率 2/3 22 年度安心こども基金補助率 2/3( 一部 1/2) 21 年度安心こども基金補助率 2/3, 次世代育成支援対策交付金補助率 1/2 4 小規模保育事業 平成 27 年度から本格実施が予定されている 子ども 子育て支援新制度 に先駆けて, 保育環境 保育内容 保育従事者等について仙台市が定める一定の基準を満たす施設を認定し, 運営経費を助成することにより, 待機児童の多くを占める3 歳未満児の保育需要に対応するもの A 型と B 型の 2 種類があり, 平成 26 年 5 月 1 日現在で A 型が 9 か所,B 型 5 か所の計 14 施設を認定しており, 定員数は 252 人となっている なお, 保護者負担の軽減を図るため, 多子減免, 保育料負担軽減制度を実施している 67

80 第 5 保育基盤の整備 小規模保育事業 A 型 定 員 6~ 19 名 同左 生後 8 週間 ~ 満 3 歳未満 せんだい保育室を併設しない施 設は, 保育所の定員に空きがない 受入対象 等やむを得ない事業があると市 同左 長が認める場合は, 定員の範囲内 に限り既に入所している満 3 歳以 上の児童が継続入所できる 児童 1 人あたり 0 歳児及び 1 歳児 3.3 m2以上の床面積 2 歳以上児 1.98 m2以上 同左 保育所保育指針に沿った保育の保育事業計画及び保育関係書類の作成と実施基準それらに基づく保育事業の実施 同左 保育従事者 開所日 開所時間 保育料 (1) 根拠法令等 次の配置基準に加え 1 人を配置すること 0 歳児 3:1 1 2 歳児 6:1 全員保育士乳児が 4 人以上利用する場合, 1 人に限って保健師, 看護師でも可とする常時複数配置常勤職員 1/3 以上 日 祝祭日, 年末年始 ( 12/29~ 1/3) 以外月 ~ 金概ね 7:00~19:00 土概ね 7:00~18:00 ( さらに延長保育実施の施設あり ) 0~ 2 歳児 53,600 円以下 3 歳児 27,600 円以下 4 歳以上児 26,800 円以下 ( 上記金額以下で施設ごとに設定 ) 兄弟姉妹の多子減免あり保育料負担軽減あり保護者の前年分の旧所得税額が 154,000 円未満の場合, 3 歳未満児の保育料を軽減第 1 子 20,000~5,000 円第 2 子 10,000~2,500 円 仙台市小規模保育事業実施要綱 仙台市小規模保育事業実施要領 仙台市小規模保育事業施設整備助成要綱 小規模保育事業 B 型 次の配置基準に加え 1 人を配置すること 0 歳児 3:1 1 2 歳児 6:1 保育士は 2/3 以上 ただし, 保育従事者の必要数が 2 人の場合に限り, 1/2 以上乳児が 4 人以上利用する場合, 1 人に限って保健師, 看護師でも可とする常勤職員 1/3 以上資格のない保育従事者は 家庭的保育事業の実施について ( 平成 21 年 10 月 30 日雇児発 1030 第 2 号厚生労働省雇用均等 児童家庭局長通知 ) の別紙 家庭的保育事業ガイドライン の別添 1 の 1 に定める基礎研修と同等の研修を修了した者とする 同左 同左 同左 同左 68

81 ( ) ( ) Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 5 保育基盤の整備 (2) 助成内容 1 小規模保育事業施設整備助成 種目対象経費補助基本額補助率事業者負担賃借料補助礼金, 建物賃借料 4,100 万円国 :2/3 1/4 改修費等補助設計管理費, 工事費, 備品 2,200 万円市 :1/12 平成 25 年度の補助基本額は, 賃借料補助 4,000 万円, 改修費等補助 2,000 万円 2 小規模保育事業運営費助成単価表 区 分 助成単価 A 0 歳児 157,100 円 1 2 歳児 88,900 円 基本保育助成 3 歳児 30,800 円型 4 歳以上児 25,300 円児童 1 人月額 0 歳児 130,400 円 B 1 2 歳児 76,000 円 型 3 歳児 30,800 円 4 歳以上児 25,300 円 連携施設経費助成 24,600 円月額 多子減免助成 第 2 子 上限 26,000 円 (3 歳未満児 ) 第 3 子以降 上限 53,600 円 第 2 子上限 13,000 円児童 1 人月額多子減免助成 (3 歳以上児 ) 第 3 子以降 3 歳児上限 27,600 円 4 歳以上児上限 26,800 円 旧 16,000 円未満 上限 20,000 円 所 16,000 円以上得上限 15,000 円第税 72,000 円未満額 1 72,000 円以上子 上限 10,000 円 103,000 円未満の合 103,000 円以上計上限 15,000 円 154,000 円未満保育料負担軽減助成児童 1 人月額旧 16,000 円未満上限 10,000 円 所 16,000 円以上得上限 17,500 円第税 72,000 円未満額 2 72,000 円以上子 上限 15,000 円 103,000 円未満の合 103,000 円以上計上限 12,500 円 154,000 円未満 税制改正により廃止となった, 年少扶養控除 (1 人 38 万円 ) 及び 16~18 歳までの特定扶養控除上乗せ部分 (1 人 25 万円 ) を控除したうえ算定した所得税額 (3) 決算額等の推移 1 小規模保育施設整備補助 予算額決算額国庫補助額 26 年度 782,336 千円 年度 223,598 千円 60,911 千円 53,396 千円 2 小規模保育事業運営補助 予算額決算額国庫補助額 26 年度 395,256 千円

82 第 5 保育基盤の整備 5 せんだい保育室 平成 14 年 10 月に創設した本市独自の助成制度 認可外保育施設指導監督基準を上回る一定の基準を設け, それらの基準を満たす施設を認定し, 運営経費を助成することにより, 保育サービスの質の向上, 保護者負担の軽減, 保育基盤の整備を推進するもの A 型と B 型の 2 種類があり, 平成 26 年 4 月 1 日現在で A 型が 5 か所,B 型が 57 か所の計 62 施設を認定しており, 定員数は 2,461 人となっている なお, 保護者負担の軽減を図るため, 平成 22 年 4 月から, これまでの多子減免に加え保育料負担軽減制度を始めており, 平成 24 年 4 月から制度を拡充している 平成 23~25 年度は, 東日本大震災で被災した世帯の経済的支援を目的に, 居住家屋が半壊以上となった世帯に対し, 保育料減免制度を実施した また平成 26 年度では, 可保育所への移行を希望し, 認可化移行計画書を提出した施設に対して, 基本保育助成単価を上乗せした助成を行っている A 型 駅前などの商業地域で, 認可保育所とほぼ同等のサービスを提供する施設 B 型 比較的小規模で, 認可保育所に準じたサービスを提供する施設 立地条件 せんだい保育室 A 型 駅前などの商業地域で, 認可保育所設置が困難な地域 規定なし 定員 45 名以上 10~59 名 児童 1 人あたりの床面積 0 歳児及び 1 歳児 3.3 m2以上 2 歳以上児 1.98 m2以上 せんだい保育室 B 型 0 歳児及び 1 歳児 m2以上 2 歳以上児 1.98 m2以上 同左 認可外保育施設 指導監督基準 規定なし ( 届出義務は 6 名以上 ) 全年齢概ね 1.65 m2以上 保育事業実施基準 保育所保育指針に沿った保育の計画及び保育関係書類の作成とそれらに基づく保育事業の実施 同左 乳幼児の安全で清潔な環境や健康的な生活リズムに十分配慮がなされた保育の計画を定めること等 ( 具体的な義務規定なし ) 保育従事者 開所日 開所時間 保育料 (1) 根拠法令等 有資格者 : 全員 ( 保育士, 保健師, 看護師, 助産師 ) 常勤職員 :2/3 以上 日 祝祭日, 年末年始 (12/29~1/3) 以外 ( 休日保育実施の施設あり ) 有資格者 :2/3 以上 ( 保育士, 保健師, 看護師, 助産師 ) 常勤職員 :1/3 以上 有資格者 :1/3 以上 ( 保育士, 看護師 ) 常勤職員 : 規定なし 同左規定なし ( 自由設定 ) 月 ~ 金概ね 7:00 ~ 20:00 月 ~ 金概ね 7:00 ~ 19:00 土曜日概ね 7:00 ~ 18:00 土曜日概ね 7:00 ~ 18:00 ( さらに延長保育実施の施設あり )( さらに延長保育実施の施設あり ) 規定なし ( 自由設定 ) 0~2 歳児 53,600 円以下 ( 上記金額以下で施設ごとに設定 ) 3 歳児 27,600 円以下 4 歳以上児 26,800 円以下 同左 規定なし ( 自由設定 ) 兄弟姉妹の多子減免あり保育料負担軽減あり保護者の前年分の旧所得税額が 154,000 円未満の場合,3 歳未満児の保育料を軽減第 1 子 20,000~5,000 円第 2 子 10,000~2,500 円 せんだい保育室事業実施要綱 せんだい保育室事業実施要領 せんだい保育室事業運営費助成要領 せんだい保育室改修費助成要領 同左規定なし ( 自由設定 ) 70

83 ( ) ( ) Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 5 保育基盤の整備 (2) 施設数等の推移 A 型 B 型 合計 (3) 助成内容 せ ん だ い 保 育 室 A 型 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 施設数 定員 施設数 定員 1,953 2,139 2,225 2,230 2,221 2,132 施設数 定員 2,282 2,468 2,554 2,559 2,550 2,461 せんだい保育室 A 型運営費助成単価表 助成単価区分右以外認可化計画施設定 0 歳児 118,440 円 118,440 円員 歳児 54,150 円 57,000 円 ~ 3 歳児 32,030 円 32,030 円 60 人 4 歳以上児 26,410 円 26,410 円基本保育助成 0 歳児 107,600 円 107,600 円定員 1 2 歳児 43,310 円 57,000 円 61 人 3 歳児 21,190 円 22,000 円 ~ 4 歳以上児 15,570 円 18,000 円多子減免助成第 2 子上限 26,000 円 (3 歳未満児 ) 第 3 子以降上限 53,600 円第 2 子上限 13,000 円多子減免助成 3 歳児上限 27,600 円 (3 歳以上児 ) 第 3 子以降 4 歳以上児上限 26,800 円 保育料負担軽減助成 延長保育助成 児童 1 人月額 児童 1 人月額 児童 1 人月額 旧所 16,000 円未満 上限 20,000 円 得第 16,000 円以上税上限 15,000 円額 72,000 円未満 1 72,000 円以上上限 10,000 円子 103,000 円未満の 合 103,000 円以上計 154,000 円未満上限 15,000 円旧所 16,000 円未満上限 10,000 円 児童 1 人月額 第額 72,000 円未満 2 72,000 円以上子上限 15,000 円の 103,000 円未満得税 16,000 円以上上限 17,500 円 合 103,000 円以上計 154,000 円未満 上限 12,500 円 平均対象児童数 (*) 1 時間延長 2 時間延長 1 施設月額 1 人未満 (0 人の場合を除く ) 25,200 円 1 人 ~5 人 6 人 ~9 人 10 人 ~19 人 20 人 ~29 人 30 人 ~39 人以上 10 人毎加算 50,500 円 101,000 円 118,500 円 147,600 円 176,700 円 29,100 円 67,600 円 135,300 円 179,000 円 251,800 円 324,600 円 72,800 円 * 平均対象児童数とは, 日々の延長保育時間の始期から 30 分を超えた時点における助成対象児童の延長保育実利用数の月間合計を延長保育実施日数で除して得られた児童数 ( 小数点以下第一位を四捨五入 ) をいう 休日保育助成 13,800 円 1 施設日額 税制改正により廃止となった, 年少扶養控除 (1 人 38 万円 ) 及び 16~18 歳までの特定扶養控除上乗せ部分 (1 人 25 万円 ) を控除したうえ算定した所得税額 71

84 ( ) ( ) Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 5 保育基盤の整備 せ ん だ い 保 育 室 B 型 区 基本保育助成 多子減免助成 (3 歳未満児 ) 多子減免助成 (3 歳以上児 ) 保育料負担軽減助成 せんだい保育室 B 型運営費助成単価表 分 助成単価右以外認可化計画施設 0 歳児 55,400 円 107,000 円 全員 1 2 歳児 32,900 円 57,000 円保育士等 3 歳児 16,100 円 22,000 円 4 歳以上児 13,900 円 18,000 円 0 歳児 2/3 89,000 円以上 1 2 歳児 48,000 円同上保育 3 歳児 18,000 円士等 4 歳以上児 15,000 円 第 2 子 上限 26,000 円 第 3 子以降 上限 53,600 円 第 2 子 上限 13,000 円 第 3 子以降 3 歳児上限 27,600 円 4 歳以上児上限 26,800 円 第 1 子 旧所得税額 の合計 旧所得税額 16,000 円未満上限 20,000 円 16,000 円以上 72,000 円未満 72,000 円以上 103,000 円未満 103,000 円以上 154,000 円未満 上限 15,000 円 上限 10,000 円 上限 15,000 円 16,000 円未満上限 10,000 円 児童 1 人月額 児童 1 人月額 児童 1 人月額 第 16,000 円以上上限 17,500 円 72,000 円未満 2 72,000 円以上子上限 15,000 円の 103,000 円未満 合 103,000 円以上計 154,000 円未満 上限 12,500 円 延長保育助成 1 時間延長 24,700 円 1 施設月額 休日保育助成 11,600 円 1 施設日額 1 延長保育時間後開最初の1 時間 24,700 円 所 21に引き続く次夜間開所助成時間の1 時間 24,700 円 帯 32に引き続く次の1 時間 24,700 円 家賃助成 上限 100,000 円 1 施設月額 定期借地料助成 上限 100,000 円 1 施設月額 保育室等延べ床面積 70,000 円 50m2未満自己所有等 1 施設年額施設助成 常勤有資格者助成 児童健康診断費助成 50m2以上 75m2未満 90,000 円 75m2以上 100m2未満 120,000 円 100m2以上 150,000 円 14,500 円 750 円 1 施設月額 ( 各開所時間帯において,10 日以上の利用実績があった場合, 区分に応じた額を助成額とする ) 常勤の有資格者 1 人月額児童 1 人 1 回の健康診断費 ( ただし, 年 2 回までとする ) 税制改正により廃止となった, 年少扶養控除 (1 人 38 万円 ) 及び 16~18 歳までの特定扶養控除上乗せ部分 (1 人 25 万円 ) を控除したうえ算定した所得税額 72

85 第 5 保育基盤の整備 (4) 予決算額の推移 予算額 決算額 国庫補助額 震災減免 26 年度 1,388,699 千円 年度 1,373,967 千円 1,271,112 千円 37,787 千円 68,821 千円 24 年度 1,304,584 千円 1,282,020 千円 38,266 千円 67,469 千円 23 年度 1,222,844 千円 1,212,057 千円 37,522 千円 72,769 千円 22 年度 1,219,619 千円 1,167,241 千円 21 年度 1,041,790 千円 1,017,706 千円 震災減免の額は, 予 決算額の外数 6 家庭保育福祉員 産休明けを含めた 3 歳未満児の受入れ枠を確保するため, 本市が認定した 家庭保育福祉員 ( 保育ママ ) が, 自宅等の家庭的な雰囲気の中で, きめ細やかな保育を行うという特徴を生かして 1 人で 5 人までの乳幼児の保育を行っている 平成 10 年 6 月 ( 児童の受入れは 10 月 ) から家庭保育福祉員 1 人につき 3 人の定員でモデル事業として開始し, 平成 18 年度から受入枠を 3 人から 5 人に拡大し, 本格実施している 平成 21 年 4 月からは国の補助制度を活用しており, 本市が実施主体となり, 本市から家庭保育福祉員に委託する事業となっている 平成 23 年度には, 家庭保育福祉員が互いに協力や相談ができ, また, 待機児童の多い地域や交通利便性の高い地域に誘導するため, これまでの個人型に加え, 複数の家庭保育福祉員が同一の場所で保育を行う共同型を創設し, 平成 24 年 4 月から保育を開始している 家庭保育福祉員制度は, 保護者からの保育料と市からの委託費で運営している (1) 根拠法令等 仙台市家庭保育福祉員事業実施要綱 仙台市家庭保育福祉員事業実施要領 (2) 要件 1 年度末現在で満 63 歳以下の方 2 次のいずれかである者で, 市長が指定する研修 ( 基礎研修, 及び保育士資格者以外は認定研修 ) を受講した方ア保育士, 保健師, 助産師, 看護師または幼稚園教諭の資格を有する方イ子育て経験があり, アの資格を有する者と同程度の知識及び経験を有する者と市長が認める方 3 同居している方に就学前児童または介護を必要とする人がいない方 ( ただし, 本人以外で他に保育または介護できる方がいる等, 保育に専念できる場合はこの限りではない ) 4 家庭保育福祉員を補助する方 ( 補助者 ) を配置できる方 (3) 受入対象生後 8 週間から満 3 歳未満の児童 ( ただし, 医師が支障がないと認める業務に母が就くときは生後 6 週間から受入可能 ) (4) 補助者の配置乳幼児をより安全に保育するため, 個人型では乳幼児 1 人から補助者を配置している 配置基準は, 乳幼児が 2 人以下の場合は週 15 時間以上,3 人の場合は週 20 時間以上,4 人の場合は週 40 時間以上,5 人の場合は週 50 時間以上となっている 共同型では 2 名の家庭保育福祉員で協力して保育を行うことから, 乳幼児が合わせて 4 人以上で 73

86 第 5 保育基盤の整備 配置するものとし, 家庭保育福祉員 2 名に対する配置基準は, 乳幼児が合わせて 4 人の場合は週 15 時間以上,5~6 人の場合週 20 時間以上,7~8 人の場合週 40 時間以上,9~10 人の場合週 50 時間 以上となっている (5) 保護者負担 月額 53,600 円 ( 家庭保育福祉員が直接徴収 ) 同一世帯から 2 人以上の乳幼児が家庭保育福祉員を利用する場合, または他の家庭保育福祉員, 認可保育所, せんだい保育室等を利用する場合は多子減免制度あり 保育料 第 2 子 27,600 円 (26,000 円減免 ) 第 3 子以降 0 円 (53,600 円減免 ) 保護者の前年分の旧所得税額が 154,000 円未満の場合, 申請により保育料負担を軽減する制度 あり 軽減額 前年分の旧所得税額 第 1 子軽減額 第 2 子軽減額 16,000 円未満 20,000 円 10,000 円 16,000 円以上 72,000 円未満 15,000 円 7,500 円 72,000 円以上 103,000 円未満 10,000 円 5,000 円 103,000 円以上 154,000 円未満 5,000 円 2,500 円 平成 23~25 年度は, 東日本大震災で被災した世帯の経済的支援を目的に, 居住家屋が半壊以 上となった世帯に対し, 保育料減免制度を実施した (6) 委託料 基本委託料補助者人件費 家庭保育福祉員 1 人につき, 乳幼児 3 人までは月額 42,500 円 / 人,4 人目以降は月額 9,500 円 / 人 [ 個人型 ] 乳幼児が 1,2 人の場合月額 49,500 円乳幼児が 3 人の場合月額 66,000 円乳幼児が 4 人の場合月額 130,000 円 乳幼児が 5 人の場合月額 162,500 円 [ 共同型 ] 乳幼児が家庭保育福祉員 2 人合わせて 4 人の場合月額 49,500 円乳幼児が家庭保育福祉員 2 人合わせて 5~6 人の場合月額 66,000 円乳幼児が家庭保育福祉員 2 人合わせて 7~8 人の場合月額 130,000 円乳幼児が家庭保育福祉員 2 人合わせて 9~10 人の場合月額 162,500 円 多 子 減 免第 2 子 26,000 円 第 3 子以降 53,600 円 保育料負担軽減 前年の旧所得税の合計額が 154,000 円未満の世帯が対象 第 1 子 20,000 円 ~5,000 円第 2 子 10,000 円 ~2,500 円 保育乳幼児健康診断費等 入所時及び年 2 回の定期健康診断費実費相当分と受診に係る交通費 保 険 料年額 16,000 円を上限として保険料年額の実費相当分 賃貸物件 :1/2 補助月額上限 50,000 円 家 賃 等 ( 自宅を兼ねる場合には 1/4 補助月額上限 25,000 円 ) 自己所有物件 : 年額 50,000 円 初 度 調 弁 費 保育を実施するために必要な備品を購入する場合, 購入額に 0.8 を乗じた額で 300,000 円を上限として支給 (1 人につき 1 回限り ) 対象 : ベビーベット, 救急箱, 便器, 玩具, その他必要と認める備品 74

87 第 5 保育基盤の整備 (7) 乳幼児受入状況 ( 各年 4 月 1 日現在, 単位 : 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 家庭保育福祉員数 (2) 48(2) 56(6) 受入乳幼児数 () 内は共同型 (2 人 1 組 ) の人数で内数 (8) 予決算額等の推移予算額 決算額 国庫補助額 震災減免 26 年度 255,868 千円 25 年度 212,650 千円 209,733 千円 73,278 千円 4,654 千円 24 年度 191,674 千円 194,238 千円 66,178 千円 4,843 千円 23 年度 173,192 千円 160,981 千円 55,278 千円 4,927 千円 22 年度 159,496 千円 124,420 千円 32,765 千円 21 年度 98,897 千円 86,374 千円 24,202 千円 震災減免の額は, 予 決算額の外数 (9) その他 基 準 面 積 保育室は原則 1 階にあって 16.5 m2以上 共同型の場合は, 家庭保育福祉員 1 人あたり 9.9 m2以上 保険の加入 家庭保育福祉員は, 施設賠償責任保険及び乳幼児を被保険者とする傷害保険に加入する 保 育 日 日曜 祝日 年末年始は休業 保 育 時 間 保育時間はおおむね午前 7 時 30 分から午後 6 時まで 休 暇 制 度 年 7 日間及び忌引き等に必要な日数については, 代行保育所において無償で保育の代行を行うとともに, 当該家庭保育福祉員の保育室において, 市長が認める日数を, 保育士資格のある補助者が代行保育を行うことができる また共同型においては, 複数の福祉員のうちいずれか 1 人の福祉員が保育できる場合は, 保育士資格のない補助者が代行保育を行うことができる 研 修 家庭保育福祉員の資質の向上を図るため, フォローアップ研修 ( 経験 2 年未満の者 ) や現任研修 ( すべての者 ) が義務付けられている 7 事業所内保育施設 事業所内保育施設とは, 子育てをしている従業員が安心して働くことができるよう, 事業所内又は事業所の近辺に設置している施設である 平成 10 年度から事業所内保育施設に対する助成制度を創設し, 保育施設の運営及び設備の水準の維持向上を図り, 保育に欠ける児童の受入れの推進及び保育体制の充実を図っている (1) 根拠法令等 仙台市事業所内保育施設助成事業実施要綱 (2) 負担割合運営費用の負担割合 : 仙台市負担 1/4 負担割合の基本的な考え方は, 保護者 1/2, 事業所 1/4, 仙台市 1/4 であるが, 保護者と事業所の負担割合はそれぞれの事業者毎に定めている 75

88 第 5 保育基盤の整備 (3) 事業所内保育施設の状況 ( 単位 : か所, 人 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 助成施設数 助成対象児童数 (4) 予決算額の推移 予算額 決算額 (5) その他 26 年度 46,303 千円 25 年度 40,000 千円 38,239 千円 24 年度 49,560 千円 43,789 千円 23 年度 39,870 千円 30,962 千円 22 年度 35,445 千円 35,752 千円 21 年度 28,682 千円 31,745 千円 事業所の敷地内又はその付近に位置していること 乳幼児 1 人あたり保育施設 1.65 m2以上 保育時間午前 7 時 30 分から午後 7 時までの時間帯に 8 時間以上開設 入所定員 5 人以上 60 人未満なお, 平成 22 年 4 月から事業所従業員の児童を対象とする定員が 5 名以上, かつ, 半数以上であれば従業員以外の児童が入所した場合でも助成対象施設とするよう見直しを行った ( 従業員以外の児童については助成対象外 ) 平成 21 年度までは事業所従業員の児童のみを対象とした施設を助成対象施設としていた 保育従事者保育従事者の 1/3 以上は保育士の資格を有する者 8 幼稚園保育室 私立幼稚園に 3 歳未満児を対象とする保育施設を設置し, 待機児童の多くを占める 3 歳未満児の受け入れ枠の拡大を図るため, 仙台市独自の基準を満たした幼稚園併設の認可外保育施設 (1) 根拠法令等 仙台市幼稚園保育室事業実施要綱 (2) 施設概要立地条件規定なし定員規定なし ( 概ね 12 名程度 ) 児童 1 人あたりの 床面積 1.65 m2以上 保育事業実施基準保育所保育指針に沿った保育の実践 保 育 従 事 者有資格者 ( 保育士, 看護師 ) でかつ常勤職員 :1/3 以上 開 所 日日 祝祭日, 年末年始 (12/29~1/3) 以外 保 育 料月額 53,600 円以下で, 施設ごとに設定 保育料の減免制度 (1) 多子減免助成同一の世帯から 2 人以上の児童が同時に幼稚園保育室等を利用している場合に保育料を減免する (2) 保育料負担軽減助成保護者の前年分の旧所得税合計額が 154,000 円未満の場合に保育料を減免する 76

89 第 5 保育基盤の整備 (3) 施設数等の推移 ( 単位 : か所, 人 ) 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 施 設 数 定 員 (4) 助成内容 ( 幼稚園保育室運営費助成単価表 ) 基本保育助成 多子減免助成 保育料負担軽減助成 旧所得税額 ( ) 区分助成単価 16,000 円未満 16,000 円以上 72,000 円未満 72,000 円以上 103,000 円未満 103,000 円以上 154,000 円未満 0 歳児 55,400 円 1 2 歳児 32,900 円 第 2 子 上限 26,000 円 第 3 子以降 上限 53,600 円 第 1 子 上限 20,000 円 第 2 子 上限 10,000 円 第 1 子 上限 15,000 円 第 2 子 上限 7,500 円 第 1 子 上限 10,000 円 第 2 子 上限 5,000 円 第 1 子 上限 5,000 円 第 2 子 上限 2,500 円 児童 1 人月額 児童 1 人月額 児童 1 人月額 延 長 保 育 助 成 延長保育時間におい月額 24,700 円て, 補助対象児童を保育した場合 設 置 助 成 上限 2,000,000 円 税制改正により廃止となった, 年少扶養控除 (1 人 38 万円 ) 及び 16~18 歳までの特定扶養控除上乗せ部分 (1 人 25 万円 ) を控除したうえ算定した所得税額 (5) 予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 23,643 千円 - 25 年度 25,078 千円 28,907 千円 24 年度 27,401 千円 24,342 千円 23 年度 49,804 千円 29,706 千円 22 年度 55,268 千円 34,383 千円 9 保育サービス相談員 (1) 制度の概要 事業目的 相談内容 相談員 待機児童対策の一環として, 保育サービスに関するきめ細かな情報提供や利用の支援を行い, 保護者の希望や家庭状況に応じた適切なサービス利用につなげるもの 併せて, のびすく等の地域子育て支援拠点に出向いての相談対応や, 地域子育て支援の従事者との連携により, 多様化する保育ニーズに関する相談等の対応を図っていく 保育所, 認定こども園, せんだい保育室, 保育ママ, 小規模保育のほか, 幼稚園 ( 預かり保育 ) も含む保育サービス等の利用に関すること 平成 25 年 10 月から各区役所家庭健康課に, 一般公募により選考した保育サービス相談員 ( 非常勤嘱託職員 ) を1 名ずつ配置している (2) 相談件数 ( 単位 : 件 ) 25 年度 25 年度内訳 青葉 宮城野 若林 太白 泉 相談件数 3, , 来庁 2, 電話

90 第 6 多様な保育サービスの充実 第 6 多様な保育サービスの充実 1 障害児保育事業 (1) 根拠法令等 仙台市障害児保育事業実施要綱 仙台市私立保育所助成要綱 (2) 制度の概要 障害児保育は, 障害児にとっては健常児との集団生活を経験しながら 心身の発達が促され, 自立に向けて社会生活に必要な基礎的能力を養 目 的 っていくこと, また, 健常児にとっては相互交流の中から人との関わりを学び, 障害児への理解を深めながら人間性豊かなものにしていくことを目的としている 対 象 障害児保育の対象となる障害児は, 生後 5 か月以上かつ小学校就学前の保育に欠ける児童で, 障害児保育審議委員会において集団保育が可能とされた児童 (3) 経緯 昭和 40 年代に入り, 一部民間保育所で障害児を受け入れる例が見られるようになるが, 本市にお ける本格的な障害児保育は, 昭和 51 年に健常児と共に育ち合う保育を目指し公立保育所において拠 点方式による統合保育を開始したことに始まる その後, 順次, 実施保育所を拡大し平成 9 年度から市内全ての認可保育所で満 3 歳以上の児童を対 象に障害児保育を行っている また, 平成 15 年度から 3 年間の試行を経て平成 18 年度からは 3 歳未満の障害児についても公立保 育所を主体に対象を拡大し, さらに, 平成 21 年度からいわゆる気になる子のうち, 危険な行為が見 られ特別の支援が必要な児童は, 障害児と同様に職員配置の対象とし, 他の児童とともに生活するこ とを通じて健全な発達が図られるようにしている (4) 私立保育所障害児保育助成の予決算額の推移 予算額 決算額 26 年度 208,198 千円 25 年度 232,076 千円 198,841 千円 24 年度 232,076 千円 199,440 千円 23 年度 225,596 千円 208,673 千円 22 年度 205,344 千円 164,445 千円 21 年度 206,016 千円 156,389 千円 (5) 障害児入所者数の推移 各年度 4 月 1 日現在 公立 私立 合計 26 年度 46 か所 190 名 63 か所 183 名 109 か所 373 名 25 年度 48 か所 174 名 60 か所 182 名 108 か所 356 名 24 年度 47 か所 213 名 65 か所 184 名 112 か所 397 名 23 年度 46 か所 217 名 60 か所 196 名 106 か所 413 名 22 年度 45 か所 224 名 57 か所 188 名 102 か所 412 名 21 年度 48 か所 230 名 53 か所 170 名 101 か所 400 名 78

91 第 6 多様な保育サービスの充実 3 歳未満児障害児入所数 ( 再掲 ) 各年度 4 月 1 日現在 公立 私立 合計 26 年度 17 か所 23 名 3 か所 3 名 20 か所 26 名 25 年度 12 か所 14 名 6 か所 7 名 18 か所 21 名 24 年度 13 か所 15 名 1 か所 1 名 14 か所 16 名 23 年度 10 か所 10 名 1 か所 1 名 11 か所 11 名 22 年度 12 か所 15 名 0 か所 0 名 12 か所 15 名 21 年度 16 か所 21 名 5 か所 5 名 21 か所 26 名 2 延長保育事業 (1) 根拠法令等 保育時間の延長に関する実施要領 仙台市私立保育所開所時間延長促進事業助成要綱 仙台市私立保育所延長保育事業費補助金交付要綱 (2) 事業の概要保育所の通常の開所時間は, 午前 8 時から午後 5 時 30 分までであるが, 昭和 63 年 4 月から朝夕 30 分ずつの延長保育をすべての公立 私立保育所で実施している 平成 7 年 6 月からは, 保護者の就労形態の多様化, 通勤時間の増加等に対応するために, 午後 7 時までの延長保育を開始し, 段階的に実施保育所の拡大を図ってきた 平成 9 年 4 月からは, すべての公立 私立保育所で午後 7 時までの延長保育の実施体制を整えている また, 平成 11 年度には, 利用者の利便性向上を目的として, 私立保育所が自主的に事業に取り組めるよう, 私立保育所の事業を従来の市の委託事業から法人の自主事業に変更した 平成 13 年度から, それまで 10 時間 30 分または 11 時間であった通常の開所時間をすべての公立 私立保育所で 11 時間に統一したうえ, 更に 1 時間,2 時間,3 時間又は 4 時間の延長保育を実施する体制を整えている (3) 延長保育実施保育所 ( 平成 26 年 5 月 1 日現在 ) ( 単位 : か所 ) 合計公立私立実施保育所 1 時間延長 時間延長 次頁参照 3 時間延長 春日町マサ ース チャイルト センター < 青葉区春日町 > 4 時間延長 ことりの家保育園 < 青葉区星陵町 > 79

92 第 6 多様な保育サービスの充実 2 時間延長保育実施保育所 青葉保育園 < 青葉区宮町 > ますえの森どうわほいくえん < 宮城野区枡江 > 栗生あおば保育園 < 青葉区栗生 > アスク小鶴新田保育園 < 宮城野区新田東 > コスモス錦保育所 < 青葉区錦ケ丘 > あっぷる保育園 < 若林区荒井 > あさひの森保育園 < 青葉区旭ケ丘 > 河原町すいせん保育所 < 若林区河原町 > ワッセ森ひろば保育園 < 青葉区北根黒松 > 太白すぎのこ保育園 < 太白区富沢 > 台の原保育園 < 青葉区台原 > 大野田すぎのこ保育園 < 太白区大野田 > はぐくみ保育園 < 青葉区落合 > アスク長町南保育園 < 太白区長町 > 杜のみらい保育園 < 青葉区柏木 > ポポラー仙台長町園 < 太白区あすと長町 > アスク愛子保育園 < 青葉区愛子中央 > コスモス〆木保育園 < 太白区八本松 > 中山保育所 ( 公設民営 ) < 青葉区中山 > 太子堂すいせん保育所 < 太白区太子堂 > 鶴ケ谷希望園 < 宮城野区鶴ケ谷 > アスク富沢保育園 < 太白区大野田 > 福室希望園 < 宮城野区福室 > 泉チェリー保育園 < 泉区泉中央 > 田子希望園 < 宮城野区田子 > 明石南こどもの城保育園 < 泉区明石南 > 新田すいせん保育所 < 宮城野区新田 > 泉第 2 チェリー保育園 < 泉区泉中央 > 原町すいせん保育所 < 宮城野区清水沼 > 南光台北保育所 ( 公設民営 ) < 泉区南光台 > 新田東すいせん保育所 < 宮城野区新田東 > アスク八乙女保育園 < 泉区八乙女 > 保育園ワタキューキンタ ーハイム < 宮城野区榴岡 > (4) 延長保育料 1 時間延長 : 全保育所 3,000 円 / 月 ( 間食含む ) 2 時間以上 : 各施設によって異なる ( ただし, 生活保護世帯及び市民税非課税世帯については無料 ) (5) 延長保育実施箇所数の推移 ( 単位 : か所 ) 1 時間 2 時間 3 時間 4 時間 公立 私立 公立 私立 公立 私立 公立 私立 26 年度 年度 年度 年度 年度 年度 公設民営 (6) 私立保育所に対する補助金予決算額の推移予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 701,111 千円 25 年度 646,913 千円 641,659 千円 178,529 千円 ( 補助率 1/3) 24 年度 618,895 千円 621,710 千円 166,366 千円 ( 補助率 1/3) 23 年度 591,236 千円 582,556 千円 161,660 千円 ( 補助率 1/3) 22 年度 537,823 千円 525,783 千円 148,216 千円 ( 補助率 1/3) 21 年度 510,617 千円 488,373 千円 264,058 千円 ( 補助率 1/2) 80

93 第 6 多様な保育サービスの充実 3 休日保育事業 (1) 根拠法令等 仙台市私立保育所休日保育事業費補助金交付要綱 (2) 事業の概要 概 実施 内容 要 実施保育所 就労形態の多様化等により日曜日や祝日にも保護者が就労するなどで, 家庭 における保育が困難となる場合の保育需要に対応するため, 平成 14 年度から 一部の私立保育所で休日保育を実施している あさひの森保育園 < 青葉区旭ケ丘 > 乳銀杏保育園 < 宮城野区銀杏町 > 田子希望園 < 宮城野区田子 > 仙台保育園 < 若林区南鍛冶町 > バンビの森保育園 < 太白区中田 > 泉チェリー保育園 < 泉区泉中央 > 事前登録事前に実施保育所に登録した上, 利用日の予約は別途申し込む 開所日数年間 65 日以上 保育時間 休日保育料 1 開所日 10 時間以上で実施保育所が設定する また, 保育時間を前半及び後 半に分ける半日保育を実施する場合は, 始業 就業について実施保育所が設 定する (3) 私立保育所に対する補助金予決算額の推移 下記の額を上限として実施保育所が設定 3 歳未満児日額 3,200 円 ( 半日利用の場合 1,600 円 ) 3 歳以上児日額 1,600 円 ( 半日利用の場合 800 円 ) ( ただし, 生活保護世帯及び市民税非課税世帯については無料 ) 間食 ( おやつ ) 代は日額 200 円以内で実施保育所が設定 弁当は持参 予算額決算額国庫補助額 26 年度 28,299 千円 25 年度 29,487 千円 23,934 千円 4,634 千円 ( 補助率 1/3) 24 年度 26,874 千円 26,815 千円 4,483 千円 ( 補助率 1/3) 23 年度 27,352 千円 25,832 千円 4,279 千円 ( 補助率 1/3) 22 年度 13,872 千円 13,771 千円 3,824 千円 ( 補助率 1/3) 21 年度 10,529 千円 12,876 千円 3,318 千円 ( 補助率 1/3) (4) 箇所数及び延べ利用児童数の推移 箇所数 延べ利用児童数 25 年度 6 か所 3,387 人 24 年度 6 か所 3,804 人 23 年度 6 か所 3,420 人 22 年度 6 か所 3,116 人 21 年度 6 か所 2,764 人 81

94 第 6 多様な保育サービスの充実 4 一時預かり 特定保育事業 平成 5 年 6 月から公立保育所 2 か所において, 保護者の疾病や出産等により緊急 一時的に家庭保 育が困難となる児童に対して 緊急保育サービス を開始 さらにパートタイム就労等女性の就労形 態の多様化に伴い, 家庭における保育が断続的に困難となる児童に対する保育ニーズに対応するため, 平成 9 年 4 月から 非定型的保育サービス を実施した そして, 保護者の育児等に伴う心理的 肉体的負担を解消する等の 私的理由による保育サービス を平成 11 年度から, 非定型的保育サービス のうち月 64 時間以上の家庭保育が困難となる就学前 児童に対する特定保育事業を平成 18 年度から実施している また, 裁判員制度が平成 21 年 5 月 21 日より開始されたことに伴い, 向山保育所及び支倉保育所の 2 ヶ所において, 仙台地方裁判所における裁判員候補者や裁判員に選任された市外居住者も利用可能 とした (1) 根拠法令等 仙台市一時預かり 特定保育事業実施要綱 仙台市一時預かり 特定保育事業事務取扱要領 仙台市私立保育所一時預かり 特定保育事業費補助金交付要綱 (2) 概要 対象児童 実施保育所 ( 平成 26 年度 :41 か所 ) 1 非定型的保育サービス事業 ( 原則週 3 日を限度 ) 保護者の就労, 職業訓練, 就学等により, 断続的に家庭保育が困難となる児童 2 緊急保育サービス事業 (2 週間を限度とし, 場合によっては 8 週間まで継続可 ) 保護者の傷病, 災害 事故, 出産, 看護 介護, 冠婚葬祭等社会的にやむを得 ない事由により緊急 一時的に家庭保育が困難となる児童 3 私的理由による保育サービス事業 ( 原則週 3 日を限度 ) 保護者の育児等に伴う心理的 肉体的負担を解消する等の私的理由により一時 的に保育が必要となる児童 4 特定保育事業 保護者の就労, 職業訓練, 就学等により月 64 時間以上家庭保育が困難となる 児童 < 青葉区 > 青葉保育園, 国見ケ丘せんだんの杜保育園, あさひの森保育園, ワッセ森のひろば保育園, 栗生あおば保育園, コスモスひろせ保育園, はぐくみ保育園, 堤保育所, 支倉保育所, 落合保育所 < 宮城野区 > 鶴ケ谷希望園, 福室希望園, 保育所新田こばと園, 乳銀杏保育園, 中野栄あしぐろ保育所, 新田すいせん保育所, 原町すいせん保育所, 福田町あしぐろ保育所, 仙台岩切あおぞら保育園 < 若林区 > 荒井青葉保育園, ダーナ保育園, 卸町光の子保育園, あっぷる保育園, 河原町すいせん保育所, 蒲町保育所 < 太白区 > 長町自由の星保育園, 西多賀チェリー保育園, バンビの森保育園, 太白すぎのこ保育園, 大野田すぎのこ保育園, 仙台袋原あおぞら保育園, コスモス〆木保育園, 太子堂すいせん保育所, 向山保育所 < 泉区 > 高森サーラ保育園, 泉中央保育園, 泉チェリー保育園, 寺岡すいせん保育所, 明石南こどもの城保育園, 泉第 2 チェリー保育園, 長命ケ丘保育所 82

95 第 6 多様な保育サービスの充実 各保育所 1 日あたり概ね 10 人程度を上限とし, その範囲内で児童の年齢等を考定員慮して受け入れる 保育時間午前 7 時 30 分から午後 6 時まで ( 月曜日から土曜日 ) で利用承認した時間 一時預かり 特定保育料 3 歳未満児日額 2,400 円 ( 半日利用の場合 1,200 円 ) 3 歳以上児日額 1,200 円 ( 半日利用の場合 600 円 ) ( ただし, 生活保護世帯及び市民税非課税世帯については無料 ) 給食代日額 300 円 (3) 私立保育所に対する補助金予決算額の推移 予算額決算額国庫補助額 26 年度 173,259 千円 25 年度 153,782 千円 145,605 千円 56,059 千円 ( 補助率 1/2,1/3) 24 年度 163,814 千円 150,650 千円 48,177 千円 ( 補助率 1/2,1/3) 23 年度 143,367 千円 145,432 千円 51,392 千円 ( 補助率 1/2,1/3) 22 年度 147,235 千円 118,030 千円 56,971 千円 ( 補助率 1/2,1/3) 21 年度 144,968 千円 107,549 千円 34,431 千円 ( 補助率 1/3) 22~25 年度の補助率は一時預かり 1/2, 特定保育 1/3 5 病児 病後児保育事業 (1) 根拠法令等 仙台市病児 病後児保育事業実施要綱 (2) 制度の概要 概 要 実施施設 実施方法 病気 ( 当面病状の急変が認められない場合 ) 又は病気の回復期にあり, 集団保育が困難な児童で保護者の勤務の都合などのため家族で育児を 行うことが困難な児童 ( 概ね生後 6 か月から小学校 3 年生 ) を対象とし て, 診療所に付設された施設等で保育を行う 宮城県済生会こどもクリニック ( 平成 10 年 4 月 1 日 ~) すずき小児科内科医院 ( 平成 11 年 7 月 1 日 ~) てらさわ小児科 ( 平成 11 年 7 月 1 日 ~) 五十嵐小児科 ( 平成 20 年 4 月 1 日 ~) 事前登録 登録申請書 を実施施設に提出する 利用申請かかりつけ医からの 家庭医連絡票 を添えて, 申請書を直接実施施設に提出する 利用時間午前 8 時から午後 6 時まで開設 利用日 宮城県済生会こどもクリニック月曜日 ~ 金曜日 すずき小児科 内科医院 てらさわ小児科 五十嵐小児科 月曜日 ~ 土曜日 月曜日 ~ 土曜日 利用期間 1 枚の 家庭医連絡票 で, 連続して 7 日間以内 利用料金 月曜日 ~ 火曜日, 木曜日 ~ 金曜日 1 日あたり 2,000 円で, 利用者が直接実施施設へ支払う ( 他におやつ等 実費負担あり ) 平成 22 年度より, 生活保護受給世帯及び市民税非課税世帯を対象と した減免制度あり 83

96 第 6 多様な保育サービスの充実 (3) 予決算額の推移予算額 決算額 国庫補助額 26 年度 37,928 千円 25 年度 33,518 千円 33,105 千円 11,106 千円 ( 補助率 1/3) 24 年度 33,520 千円 33,190 千円 11,106 千円 ( 補助率 1/3) 23 年度 47,270 千円 33,375 千円 11,106 千円 ( 補助率 1/3) 22 年度 35,260 千円 27,286 千円 9,286 千円 ( 補助率 1/3) 21 年度 25,910 千円 25,831 千円 8,636 千円 ( 補助率 1/3) 保育対策等促進事業費 (4) 利用者数の推移 ( 単位 : 人 ) 合計 青葉区 宮城野区 若林区 太白区 泉区 人数 延人数人数 延人数 人数 延人数 人数 延人数 人数 延人数 人数 延人数 25 年度 1,372 2, 年度 1,282 2, 年度 1,299 2, 年度 1,171 1, 年度 1,152 1,

97 第 7 幼児教育の充実 第 7 幼児教育の充実 1 幼稚園数等の動向 (1) 市内幼稚園数の推移 ( 各年度 5 月 1 日現在 : 休園中の園を除いた数値 ) ( 単位 : か所 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 私立幼稚園 公立幼稚園 ( 内訳 ) ( 市 3 国 1) ( 市 2 国 1) ( 市 2 国 1) ( 市 1 国 1) ( 市 1 国 1) ( 市 1 国 1) 計 (2) 市内幼稚園の園児数 幼児人口の推移 ( 各年度 5 月 1 日現在 ) 園児数 幼稚園園児数と就園率 就園率 17,500 17,000 16,500 16,000 15, % 57.3% 56.5% 58.2% 16, % 59.2% 16,439 16, % 59.0% 58.5% 58.0% 57.5% 57.0% 15,000 14,500 15,455 15,046 14,899 合計満 3~5 歳園児数合計就園率 56.5% 56.0% 55.5% 14, 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 55.0% 5 歳児 4 歳児 3 歳児 満 3 歳児 合 計 ( 単位 : 人,%) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 人口数 9,209 8,681 8,467 8,969 9,156 9,344 園児数 6,418 6,031 5,746 6,000 6,233 6,155 就園率 69.7% 69.5% 67.9% 66.9% 68.1% 65.9% 人口数 8,744 8,569 8,861 9,128 9,393 9,133 園児数 5,922 5,750 5,697 6,091 6,086 5,956 就園率 67.7% 67.1% 64.3% 66.7% 64.8% 65.2% 人口数 8,637 8,963 9,018 9,355 9,201 9,225 園児数 3,095 3,246 3,435 3,896 4,081 4,281 就園率 35.8% 36.2% 38.1% 41.6% 44.4% 46.4% 人口数 9,091 9,162 9,156 9,213 9,250 8,892 園児数 就園率 0.2% 0.2% 0.2% 0.2% 0.4% 0.3% 人口数 35,681 35,375 35,502 36,665 37,000 36,594 満 3~5 歳園児数 15,455 15,046 14,899 16,006 16,439 16,418 3~5 歳園児数 15,435 15,027 14,878 15,987 16,400 16,392 就園率 58.0% 57.3% 56.5% 58.2% 59.1% 59.2% それぞれの 園児数 は, 仙台市内の私立 公立幼稚園に在籍する園児の数 合計の 就園率 は,3~5 歳児 ( 満 3 歳児を除く ) における数値 85

98 第 7 幼児教育の充実 (3) 幼児学園 学校教育法に定める幼稚園の認可を受けずに, 小学校の余裕教室や敷地を活用して, 地域の町内会組織等が運営にあたる幼児教育施設 具体的には下記 1~4 の各要件を満たすものをいい, 仙台市の各種補助金について私立幼稚園と同様に交付対象としているほか, 特別補助を実施している 1 幼児数が極端に少なく, 認可幼稚園の設立が不可能な地域にあること 2 当該地域の住民組織が, 施設の運営にあたっていること 3 園舎が長期間にわたって安定して利用でき, かつ相当の運動場を有していること 4 幼稚園教育要領に基づく幼児教育が行われ, かつ, 幼稚園教諭免許状を有する者が指導していること平成 26 年度時点においては, 生出幼児学園の 1 園 過去には柳生, 荒浜, 七郷, 坪沼, 東六郷にも幼児学園があったが, 七郷幼児学園は昭和 53 年度から認可幼稚園 ( 七郷幼稚園 ) に移行し, 柳生幼児学園は平成 7 年度末, 荒浜幼児学園は平成 11 年度末, 坪沼幼児学園及び東六郷幼児学園は平成 25 年度末に, それぞれ廃止されている 2 私立幼稚園就園奨励費補助 (1) 根拠法令等 幼稚園就園奨励費補助金交付要綱 仙台市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱 (2) 制度の概要 幼児教育の振興と保護者の経済的負担の軽減を目的とするもので, 私立幼稚園の設置者が入園 料 保育料の減免を行った場合に, 幼稚園就園奨励費対象基準に基づいて補助金の交付を行うもの ( 昭和 47 年度事業開始 ) 平成 22 年度税制改正において, 個人住民税の扶養控除が廃止されたことに 伴い, 平成 25 年度より国庫補助におけるランク判定方式が変更となった なお, 市立幼稚園園児の保護者に対しても, 保育料の減免制度あり ( 市立幼稚園の保育料減免に 関する事務は教育局学事課が担当 ) また, 国の国庫補助制度に加えた本市独自の拡充措置として, 次の 2 つの措置を講じている 1 国の基準では対象とならない所得ランクの世帯 ( 下表の減免区分 E に該当する世帯 小学校 1 ~3 年の兄 姉がいない場合の第 1 子 ) に対して, 幼稚園就園奨励費を交付 2 幼児学園に在籍する園児に対して, 幼稚園就園奨励費を交付 (3) 幼稚園就園奨励費対象基準 ( 平成 26 年度 ) 小学校 1~3 年生の兄 姉がいる場合の年間減免額 減 免 区 分 小学校 1~3 年生の兄 姉がいない場合の年間減免額 第 1 子 第 2 子 第 3 子以降 第 1 子 第 2 子 第 3 子以降 308,000 円 308,000 円 A 生活保護世帯 308,000 円 308,000 円 308,000 円 253,000 円 308,000 円 B 市民税非課税の世帯市民税所得割額が非課税の世帯 211,000 円 308,000 円 C 市民税所得割額 ( 父母 199,200 円 253,000 円 308,000 円 115,200 円 211,000 円 308,000 円 185,000 円 308,000 円 D 等の合計額 ) が, 下表に 62,200 円 185,000 円 308,000 円 154,000 円 308,000 円 E 定める基準以下の世帯 24,000 円 154,000 円 308,000 円 154,000 円 308,000 円 F 上記以外の世帯 154,000 円 308,000 円 86

99 第 7 幼児教育の充実 減免区分市民税所得割額 34,500 円 +(16 歳未満の扶養親族数 21,300 円 )+ C (16 歳以上 19 歳未満の扶養親族数 11,100 円 ) 以下 171,600 円 +(16 歳未満の扶養親族数 19,800 円 )+ D (16 歳以上 19 歳未満の扶養親族数 7,200 円 ) 以下 289,400 円 +(16 歳未満の扶養親族数 19,800 円 )+ E (16 歳以上 19 歳未満の扶養親族数 7,200 円 ) 以下 小学校 1~3 年生の兄 姉がいない世帯で, 同時に2 人以上が幼稚園に在園している場合, 年齢の高い順に, 第 1 子, 第 2 子, 第 3 子以降として, 表の右の欄を適用 小学校 1~3 年生の兄 姉がいる世帯の場合, 小学 3 年生以下の子どもの年齢の高い順に, 第 1 子, 第 2 子, 第 3 子以降として, 表の左の欄を適用 ( 幼稚園就園奨励費交付対象となるのは, 幼稚園児のみ ) 保育所に入所もしくは障害などがあって学校の幼稚部や施設などに通っているまたは利用している兄 姉がいる場合も, 幼稚園に同時在園している場合と同様, 数える人数に含めて判定を行う (4) 幼稚園就園奨励費 ( 補助金 ) の推移 予算額決算額補助対象園児数対象率 26 年度 1,796,446 千円 25 年度 1,534,093 千円 1,241,107 千円 13,352 人 81.9% 24 年度 1,337,267 千円 1,197,775 千円 12,973 人 81.7% 23 年度 1,275,134 千円 927,372 千円 10,855 人 73.7% 22 年度 1,201,957 千円 1,120,824 千円 13,576 人 91.2% 21 年度 1,134,540 千円 1,037,447 千円 13,753 人 90.5% 対象率 は仙台市内に在住する園児の数に対する補助対象園児数の割合 なお,23 年度は, 震災により宮城県の私立学校授業料等軽減特別事業補助金の対象となった園児が増加した ことから, 就園奨励費の対象園児数が前年に比べて大きく減少した 3 私立幼児教育施設運営費等補助 (1) 根拠法令等 仙台市私立幼児教育施設運営費補助金交付要綱 仙台市私立幼稚園フッ化物洗口事業継続実施補助金交付要綱 仙台市保育施設利用者幼稚園入園時補助金交付要綱 (2) 制度の概要 1 私立幼児教育施設運営費補助 一般分 特別分 私立幼児教育施設 ( 私立幼稚園及び幼児学園 ) の設置者に対し, 運営費 ( 園具費, 教材教具費, 教育研究費 ) の一部を補助することにより, 幼児教育の育成 充実及び保護者負担の軽減を図ることを目的としている ( 昭和 45 年度事業開始 ) 各幼児教育施設に対する交付上限額は, 幼稚園割 (1 園あたり160,000 円 )+ 園児割 (5 月 1 日時点の園児数 1 名あたり1,500 円 ) から算出 幼児学園に対する補助制度 園児数が極端に少なく, 認可幼稚園の設置が困難である地域における幼児教育を担う施設であることに鑑み, 一般分に加えて助成を実施しており, 当該助成は教職員の人件費に充てることができる ( 昭和 53 年度事業開始 ) 各幼児学園に対する助成額は, 施設割, 学級数割, 園児数割, 特別補正から算出され, 園児数が少ないほど助成額が多くなる算式となっている 87

100 第 7 幼児教育の充実 2 私立幼稚園フッ化物洗口事業継続実施補助 私立幼稚園等で継続的に実施するフッ化物洗口に要する経費の一部を補助することにより, 幼児 期のむし歯予防を一層推進し, もって児童の健やかな成長に寄与することを目的としている ( 平成 23 年度事業開始 ) 前年度までに, 仙台市フッ化物洗口導入支援事業 ( 健康福祉局健康増進課所管 ) に参加し, また は平成 15 年度以前よりフッ化物洗口を実施している幼稚園等を対象とし,5 月 1 日現在の 4 歳児及 び 5 歳児クラス在籍園児のうちフッ化物洗口に参加した園児数 1 名あたり 300 円を上限に, 必要経 費を助成する 3 保育施設利用者幼稚園入園児補助 待機児童対策における幼稚園の活用策として,3 歳以上児を受け入れる幼稚園に円滑に移行するた めの流れを構築するため, 幼稚園を設置する法人等が未満児専用保育施設を設置している場合に, 同一法人内の未満児専用保育施設から幼稚園に入園する際, 及び, 既設の認可保育所を未満児専用 化するにあたって 3 歳以上児が同一法人の設置する幼稚園に入園する際の入園料を, 園児一人当たり 3 万円を上限として補助するもの ( 平成 24 年度事業開始 ) (3) 予決算額等の推移 1 私立幼児教育施設運営費補助 ア一般分 予算額決算額対前年比対象園数 26 年度 39,646 千円 25 年度 39,603 千円 39,933 千円 101.7% 97 園 24 年度 37,976 千円 39,265 千円 103.4% 97 園 23 年度 38,913 千円 37,142 千円 96.9% 95 園 22 年度 40,894 千円 38,313 千円 96.4% 101 園 21 年度 41,743 千円 39,730 千円 97.1% 106 園 イ特別分 予算額決算額対前年比対象園数 26 年度 2,760 千円 25 年度 8,230 千円 7,990 千円 101.0% 3 園 24 年度 7,590 千円 7,910 千円 104.2% 3 園 23 年度 7,320 千円 7,270 千円 98.1% 3 園 22 年度 7,340 千円 7,410 千円 102.9% 3 園 21 年度 7,750 千円 7,200 千円 96.6% 3 園 2 私立幼稚園フッ化物洗口事業継続実施補助 予算額 決算額 26 年度 852 千円 - 25 年度 924 千円 582 千円 24 年度 810 千円 476 千円 23 年度 818 千円 447 千円 3 保育施設利用者幼稚園入園児補助 予算額 決算額 26 年度 1,320 千円 25 年度 870 千円 618 千円 24 年度 2,220 千円 475 千円 88

101 第 7 幼児教育の充実 4 私立幼児教育施設補助 (1) 根拠法令等 仙台市私立幼児教育施設補助金交付要綱 仙台市私立幼児教育施設補助金交付要綱に係る運用細目 (2) 制度の概要 私立の幼児教育施設整備費用への助成を行うことで, 幼児教育の振興と充実を図り, さらに幼児 教育施設の適正配置と幼児教育の機会均等に寄与することを目的としている 設置者が当該事業に実質負担した金額の3 分の1を超えない範囲内において, 施設の新設, 増改築, 下水道整備及び改修について助成するもの ただし, 新設または改築の場合は2,000 万円, 増築の場 合は1,000 万円, 改修の場合は500 万円をそれぞれ限度額としており, かつ, 改修の場合は事業費の 100 万円を超える分を対象経費とする (3) 私立幼児教育施設補助の推移 ( 実績 ) ( 単位 : 件, 千円 ) 予算額 決算額 新築 増築 改築 下水道整備 改修 件数 補助額件数補助額件数 補助額 件数 補助額 件数 補助額 26 年度 23, 年度 5,000 4, , 年度 5,000 4, , 年度 13,000 2, , 年度 20,000 9, , 年度 15,000 9, ,261 5 預かり保育推進事業補助 (1) 根拠法令等 仙台市預かり保育推進事業補助金交付要綱 (2) 制度の概要 女性の社会進出の増加等により保護者の保育ニーズが拡大している現状を踏まえ, 幼稚園におけ る預かり保育が保育ニーズの選択肢となり得るものとなるよう, 助成を行うもの 具体的には, 私立幼児教育施設が通常の教育時間開始前, または終了後, さらには春, 夏, 冬休 み等の休業日に行う預かり保育事業に係る経費の一部を補助するもの ( 平成 9 年度事業開始 ) また, 平成 24 年度から, 認可保育所とほぼ同等の預かり保育時間 日数を確保するとともに, 保育を必要 とする ( 保育に欠ける ) 園児の預かり保育利用料金を月額 5,000 円以下とする幼稚園に対し, 補助金を 増額する新制度 ( 以下, 保護者負担軽減制度という ) を導入 (3) 仙台市預かり保育推進事業補助金 対象 補助金の上限額 幼稚園割 通常時の預かり保育の実施割合が 5 割未満である園 ( 県補助の対象外の園 ) が対象 保護者負担軽減制度実施園は対象外 300,000 円実施割合が 3 割未満の場合は 200,000 円 園児割延べ園児数 500 人ごと ( 端数切上げ ) に 70,000 円 時 間 県補助の長時間加算を受けていない園で,17:30 または 18:30 を超えて預かり保育を実施している園が対象 17:30 超え 3,000 円 / 月 18:30 超え 6,000 円 / 月 延長割 保護者負担軽減制度実施園において,18:15 または 19:15 以後まで預かり保育を実施している場合 18:15 以後 72,000 円 / 年 19:15 以後 144,000 円 / 年 89

102 第 7 幼児教育の充実 休業日割 早朝割 早朝割 加 長 算 期 休業日割 幼稚園の休業日に預かり保育を実施した場合に支給 ( ただし, 県補助の対象期間は除外 ) 保護者負担軽減制度実施園において, 幼稚園の休業日 に 7:30 以前から 18:15 または 19:15 以後まで預かり 保育を実施している場合 幼稚園の開園日に 8:00 以前から預かり保育を実施し た場合に支給 保護者負担軽減制度実施園で, 幼稚園の開園日に 7:30 以前から預かり保育を実施した場合 幼稚園保育室実施園において, 通常の教育時間開始前 において継続的に 7:30 以前から預かり保育を実施す る場合 幼稚園保育室実施園において, 冬休み期間及び春休み 期間において 1 日 4 時間以上, 土曜, 日曜, 祝日を除 いた日の 8 割以上実施し, かつ, 宮城県の実施する 長 期休業日預かり保育 の補助対象となる場合 (4) 預かり保育推進事業補助の推移 10,000 円 / 日 18:15 以後 1,300,000 円 / 年 19:15 以後 1,500,000 円 / 年 1,500 円 / 日 576,000 円 / 年 ( 早朝割の補助額に加算 ) 500 円 / 日 280,000 円 / 年 予算額区分決算額実施園数利用延人数 26 年度 262,300 千円 25 年度 153,196 千円 軽減 85,317 千円 30 園 195,681 人 従来 61,451 千円 65 園 250,602 人 24 年度 149,345 千円 軽減 73,549 千円 28 園 152,330 人 従来 60,904 千円 67 園 230,715 人 23 年度 99,514 千円 85,591 千円 95 園 289,020 人 22 年度 100,168 千円 76,674 千円 101 園 262,814 人 21 年度 77,037 千円 69,706 千円 103 園 272,064 人 軽減 : 保護者負担軽減制度実施園, 従来 : 従来制度実施園 ( 単位 : 園 ) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 18:00 以降の 当初予定 預かり実施 実績 休業日預かり 当初予定 実施 実績 保護者負担軽 当初予定 減制度実施 実績 当初予定は, 補助対象申請時点での各園の実施予定により, 実績は, 年度末の実績報告に基づく 90

103 第 7 幼児教育の充実 6 幼稚園 PTA 家庭学級開設補助 (1) 根拠法令等 仙台市幼稚園 PTA 家庭学級開設補助金交付要綱 (2) 制度の概要 幼稚園児をもつ親等が, 望ましい家庭教育のあり方等について学習する機会を設け, 子どもの健 全育成を図るため, 幼稚園のPTAが行う家庭学級の開設および運営に要する経費に対し, 助成を 行うもの 家庭学級で実施する講座の内容は, 次の1,2の中で, 年間 2 回以上 ( うち1に該当するものを1 回以上 ) 開催することを要件としている 1 家庭教育 ( 基本的生活習慣, 社会的マナー, 基本的倫理観, 自制心, 自立心の育成, 食育, 子 どもの心と体の発達 健康に関すること, 子育て一般, 子どもの安全 安心に関わること, 読 書習慣 ) に関する講座 2 親子で参加できる体験講座等 (3) 予決算額等の推移 予算額 決算額 対象 PTA 数 26 年度 8,313 千円 25 年度 8,713 千円 7,451 千円 年度 8,813 千円 7,714 千円 年度 9,313 千円 7,588 千円 年度 9,313 千円 8,529 千円 年度 9,813 千円 8,969 千円 90 7 認定こども園 (1) 概要幼稚園と保育所の機能を併せ持つ 認定こども園 制度が改善され, 認定こども園について, 設備や運営に関する基準や, 提供される教育 保育の内容などが新たに定められる また, これまで非常に複雑で, 事業者の負担となっていた, 施設を設置するための手続きを簡素化することや, 財政措置の見直しなどにより, 認定こども園の設置を推進する (2) 認定こども園の4 類型について子ども 子育て支援新制度における認定こども園の各類型のイメージとその位置づけは以下のとおりとなっている 91