2 インフォメーション

Transcription

1

2 2 インフォメーション

3 News! ファミリーマート JA 常陸奥久慈店オープン関東地区初! JA グループとファミリーマートの一体型店舗生活リテール部 9 月14 日 全国で17 店目 関東地区で第1 号となる ファミリーマートJA常陸奥久慈店 が茨城県大子町に出店しました 同店は ファミリーマートとJA全農による包括提携に基づき コンビニ+直売所の一体型店舗としてオープンしました 通常のコンビニ商品のほかに 地元野菜や 奥久慈軍鶏 奥久慈茶 大子米 といった地域の特産品や観光客むけのお土産も取り揃えています またイートインコーナーを設けており 買い物だけでなく 地域の方々や訪れる観光客の皆さんに休憩 交流していただけるスペースも備えています 全農グループは 今後もJA店舗とファミリーマートの一体型店舗の展開により 地域のくらしの拠点づくりに取り組んでいきます 関東地区で第 1 号となる ファミリーマート JA 常陸奥久慈店 のオープンをテープカットで祝う関係者地場産野菜 果物も並ぶ店内ファミリーマート JA 常陸奥久慈店概要開店日 :2018 年 9 月 14 日 ( 金 ) 住所 : 茨城県久慈郡大子町大字頃藤 3853 営業時間 :5 時 ~23 時 ( 年中無休 ) 店舗面積 : 約 117 坪 ( 約 387 平方メートル ) 売り場面積 : 約 87 坪 ( 約 288 平方メートル ) 駐車台数 :50 台 News! 石川佳純選手が T リーグに参戦全農を訪問し 長澤会長から激励受ける広報部全農は10 月5 日 所属選手で卓球女子日本代表の石川佳純選手が卓球新リーグ Tリーグ に参戦することを発表しました 石川選手は 所属元は全農のまま 木下グループの女子チーム 木下アビエル神奈川 の選手として出場します Tリーグ 0 月2 は1 4 日に開幕する卓球新リーグです 有力選手が続々と参戦を決める中 男女を通じ日本選手トップの世界ランク4 位である石川選手の動向が注目されていました 石川選手は5 日 全農を訪問し 長澤豊会長にTリーグ参戦を報告しました 長澤会長からは激励の言葉とともに 山形県産のシャインマスカットが贈られました また 同日 JAビルで報道陣の取材に応じた石川選手は レベルの高いプレーができるよう頑張りたい 会場でプレーを見てもらえたらうれしい と話しました 石川選手は10 月26 ~28 日 アリーナ立川立飛(東京都立川市)での試合に出場予定です チケットは Tリーグオフィシャルサイト またはコンビニで購入できます 全農は ニッポン人の活躍を ニッポンの食 で支える をスローガンに 国産農畜産物を通じて 引き続き全農所属の石川選手の競技活動をサポートしていきます 長澤会長左にTリーグ参戦を報告した石川選手T リーグオフィシャルサイトはこちらから 3 ニュース&トピックス

4 News! おんせん県おおいた暮らしフェア で就農相談パートナー企業や受け入れ先農家の紹介など丁寧に大分県本部東京 有楽町の東京交通会館で9 月23 日 大分県主催の おんせん県おおいた暮らしフェア が開かれました イベントには 県内16 市町 17 団体が参加し 大分へUIJターンを希望する来場者に仕事や暮らしの相談対応を行い 666人が来場し賑わいました JAグループ大分からは 大分県本部職員が 農業を仕事にふるさと回帰 をテーマにイベント参加し 就農先の相談対応を行いました 対応した大分県本部職員は 県内では農家の労働力支援として パートナー企業と農作業請負事業を構築しており そこで働きながら就農をじっくり考えることや 受け入れ先農家の紹介などを相談者に丁寧に説明しました 相談に訪れた方々は 就農したくても 農業知識や農地確保 生活面のあらゆる点で多くの不安を抱えています 農業はやりたい 経験がないので働きながら考える余裕があるのは有り難い と感触も上々でした 大分県本部担当者は 地元でも 農作業は副業 をキャッチコピーとするチラシを活用して 准組合員やサラリーマン 主婦など広く農業参加を呼び掛けていく と話し 活動強化する予定です News! 移動購買車 (A コープ食卓応援隊号 ) が発車 JA 金沢市と一体となり運行開始 ジャコム石川中山間地域の人口減少や高齢化が進み 買い物困難者が増加する中 石川県本部子会社の株式会社ジャコム石川とJA金沢市が一体となり移動購買車(Aコープ食卓応援隊号)の取り組みを始め 9月13 日に金沢市笠舞のAコープ笠舞店で出発セレモニーが行われました セレモニーでは ジャコム石川の音花浩一社長が 高齢化が進み 日々の買い物に支障が出ている地域組合員の要望に応え 新鮮な食品の提供はもちろんのこと 地域コミュニティーの場の再生や地域の安全への貢献に努めたい とあいさつしました また金沢中警察署の村本義和署長から 高齢者を巻き込む犯罪の防止についての広報協力要請があり その依頼書が音花社長に手渡されました Aコープ食卓応援隊号は 新鮮な野菜や果物をはじめ 弁当類や日用品など約350品目を 金沢市内の中山間地域(辰巳 本多 山科の3 コースをそれぞれ週2 回)を巡り 販売するとともに 高齢者の安否や地域の安全を確認する 見守り隊 としての役割も果たせるよう努めていきます A コープ食卓応援隊号で買い物する地元住民 ( 金沢市涌波で ) Aコープ食卓応援隊号の出発を祝いテープカットする金沢中警察署の村本署長(右から2人目)と ジャコム石川の音花社長(同3人目) JA金沢市の橋田満組合長(同4人目)ら関係者来場者に大分県内の農業や就農の相談に対応する県本部職員おんせん県おおいた暮らしフェアのちらし4 ニュース&トピックス

5 5 特集

6 6 特集

7 7 特集

8 賞 など 多くの賞を受賞し 先進団体として全国から多くの団体が視察に訪れています 現在 13 品目78 人がJGAP認証を取得し さらに4 品目約100人が加わります JA おおいた ( 大分県 ) 概要平成 30 年 3 月 31 日現在正組合員数 5 万 5819 人准組合員数 4 万 7835 人職員数 2082 人販売品取扱高 344 億円購買品取扱高 199 億円貯金残高 5590 億円長期共済保有高 1 兆 9899 億円おもな農畜産物小ネギ 白ネギ トマト ピーマン ニラ 高糖度カンショ イチゴ ハウスミカン カボス 梨 ブドウ 菊 スイートピー 牛 米 おおいた豊後牛 日本一にJGAP認証取得を支援福岡県熊本県大分県宮崎県して リーディングブランドを立ち上げ 県を挙げてPRと販売力強化に取り組んでいます JAおおいたでは GAP(農業生産工程管理)認証取得の支援を2011年から始め 15 年に JAおおいたGAP研究会 を設立しました JAの全面サポートにより 認証取得への課題となる農家の経費負担を大幅に圧縮することに成功し JGAPの認証取得が広がっています 農家に配るマニュアルの文字を大きく また 記帳書類の記載方法を工夫する3位となりました このことは 消費拡大につながる大きなPRとなりました 今年9 月には おおいた豊後牛 のうち 飼料米やビールかすなど 旨味を向上させるとされる飼料を与えた4 ~5 等級の上質な肉のみを おおいた和牛 とJAおおいたは2008年に県内の16 JAが合併して誕生 10 年に旧JA杵築市が加わった県域JAです 大分県産の黒毛和牛 おおいた豊後牛 は 大分県本部や行政など関係機関と連携し 品質の向上と消費拡大に向け取り組んでいます 特に 専門性を有する営農指導員と生産者との長年の信頼関係による取り組みは大きな成果を上げ 昨年9 月の全国和牛能力共進会 種牛 の部で おおいた豊後牛 が県勢として 同部門47 年ぶりに内閣総理大臣賞を受賞し 全国総合でなど 高齢農家にも取り組みやすくしました 職員の育成にも力を入れ 全営農指導員の6 割以上がJGAP指導員の資格を持ち 県下全域でのサポート体制を整えました 今後は全ての営農指導員の資格取得を目指します 農家のやる気を引き出し 安全 安心を中心とした持続可能な農業の実現とさらなる地域農業の振興に向け JGAP認証を活用しています これまでの取り組みが認められ 2016年度に GAP普及大賞 17 年度には 大分県農業賞最優秀賞 農林水産省主催 未来につながる持続可能な農業推進コンクール生産局長 おおいた豊後牛 県挙げて販売力強化全営農指導員のJGAP資格取得進め持続可能な地域農業振興へ昨年の全国和牛能力共進会で 内閣総理大臣賞 を受賞した県代表出品者視察団体に提供するマニュアルを作成した JA おおいた GAP 研究会 8 JAズームイン

9 し と とよめき の2 品種に絞り JA 生産者に提案しています 30 年産の取り組みに当たっては 米麦部が中心となり 播はしゅ種前の早い段階から 取扱会議を開催し 県内JAに対し契約栽培の提案を行うとともに JA埼玉県青年協議会に対して JAと連携して作付け提案を実施しました 全農の契約栽培の取り組みは JAの集荷対策や生産者の作期分散などの観点から評価につながっており 30 年産の作付面積は29 年産の12 ヘクタール(4JA)から65 ヘクタール(11 JA)へと大きく拡大しました また 栽培面のフォローは 営農支援部が中心となり 作付け生産者への県版栽培暦の配布に加え 生育ステージごとの定点調査により 多収となる栽培技術向上のための基礎データの集積をしています こうした取り組みによって 10 アール当たり収量は年産ごとに上がっており 29 年産では最大で720キロ 生産者平均で609キロと水稲全体の県平均収量494キロを大きく上回ることができました 今後 収穫した米は 回転寿ずし司チェーンや冷凍食品などの大手実需者向けに納入していく予定です 埼玉県本部では 今後の複数年契約の導入も視野に入れ 長期安定的取引の拡大により 農業者の所得増大 農業生産の拡大 を図っていきます 県本部だより埼玉県本部関係部門が連携しJA 担い手へ提案この取り組みは 全農本所との連携により平成26 年産から開始し 今年産で5 年目を迎えます 全国的に さまざまな特性を持つ多収品種が開発されていますが 3年間の試験栽培を経て ほしじるした多収品種による契約栽培の取り組みを進めています 埼玉県本部は 需要に応じた生産と安定的取引拡大のため 業務用需要に対応3年間の試験栽培を経て ほしじるし とよめき 提案栽培暦配布や定点調査で県平均収量を大きく上回る生育定点調査で多収となる栽培技術向上のための基礎データを集積契約栽培米の圃場 ( ほじょう ) 9 県本部だより

10 10 インフォメーション

11 牛肉 畜産情勢 秋冬商材への棚替え消費拡大に期待 ( 畜産総合対策部 ) 豚肉 キロ 400 円台の展開 流通情報 9 月の成牛と畜頭数は 速報値で約 7 万 7 千頭 ( 前年比 %) と前年を下回りました 9 月の東京市場枝肉卸売価格は 速報値で和牛去勢 A5 が2821 円 ( 前年比 101.0%) 和牛去勢 A4が2515 円 ( 同 105.0%) 和牛去勢 A3が 2269 円 ( 同 113.5%) 交雑牛 B3が1580 円 ( 同 110.3%) でした 農畜産業振興機構の10 月の国内出荷予測頭数を品種別にみると 和牛が約 3 万 9 千頭 ( 前年比 103.8%) 交雑牛が約 2 万 2 千頭 ( 同 106.2%) 乳用種が約 3 万 1 千頭 ( 同 99.1%) で 全体では約 9 万 4 千頭 ( 同 103.0%) と見込んでいます 9 月の相場は 出荷頭数 が想定よりも少なかったこ ともあり 特に和牛は強も ちあいでの推移となりまし た 10 月の相場も出荷動 向に左右されると見込ま れますが 秋冬商材への 棚替えによる消費拡大に 期待したいところです 鶏肉 もも 570 円 むね 270 円 9 月の平均相場は もも肉 550 円 /kg( 前月比 11 円上げ ) むね肉 265 円 /kg( 同 2 円上げ ) 正肉合計で 815 円 / kg と前月比 13 円上げ 前年比で 69 円の下げとなりました 気温の低下に伴い もも肉は 上げ基調となり一時 560 円台を記録したことから 次月上昇への期待感が高まりました むね肉は 精肉やサラダチキンなどの需要も底堅く 月初 264 円 月末 265 円ともちあい圏内となりました 10 月は 気象庁の 1 カ月予報で 台風や前線の影響などで降水量が平年並みかやや多く また気温も平年より高めと予報されており 需要への影響が心配されます しかし 直近 の朝晩の気温低下や行楽 シーズンに入ることもあ り もも肉は鍋物や唐揚 げなどの利用頻度増加で 月平均 570 円 むね肉も 引き続きサラダチキンな どが堅調のため 月平均 270 円と予測します 9 月の全国と畜頭数は 速報値で約 118 万頭 前年比 89.9% となりました 9 月の東京食肉市場枝肉相場は 速報値で 513 円 / kg( 前 年比 84.1% 前月比 83.3%) でした 9 月上旬は500 円半ば の比較的高値でもちあったものの 中旬以降一気に下げ始め 月末には 430 円台まで下落したことから 昨年を大幅に下回 る相場となりました 売れ行き不振と輸入豚肉の安定的な入 荷による荷余り感を反映した形となりました 農畜産業振興機構の10 月出荷予測頭数は 約 148 万頭 ( 前 年比 103.8%) です 10 月は 前月に相場が急激に下落したこ とに加え 鍋商材などの売り場展開が本格的になることや行 楽需要などから荷動きは活 発になるものと思われます ただし 出荷が昨年以上に見 込まれることや輸入豚肉の入荷もこれまで同様見込まれ ることから 前月に引き続き 400 円台での展開となるものと予測します 鶏卵 供給動向に注目 9 月の東京相場の月間平均は Mサイズ基準値 184 円 ( 前年比 10 円 ) となりました 9 月は天候に恵まれなかったものの 暑さが一服したこともあり 需要が好転し 上伸の展開となりました 9 月は 連休に合わせて特売需要が見られたり 大手外食チェーンが鶏卵を使用したプロモーションを実施するなど需要面で好材料が多数ありました 一方 問屋筋は学校給食の再開や行楽需要により 夏季と比較して荷動きは回復しましたが 雨天が多かったことから 需要の大きな盛り上がりは見られませんでした 今後は 生産調整鶏群の復帰と気温の下降により 供給量は全国的に増加基調で推移することが考えられます 10 月は 気候的には需要面 も盛り上がりが期待されます が 夏季から続いている東日本 から西日本へのスポット出荷の動きが 全国的な供給増大に よって弱まれば 需給バランス にも影響を与えることが推測さ れます 11

12 12