今回のみならず 公明党はしばしば安保政策に関する重要な決断を迫られてきた 公明党自身は一貫して 安保政策は転換していない 平和主義を堅持している と主張している しかし初期の公明党は日米安保条約の解消や全面完全軍縮などを唱えており 1 今日とは大きく異なった主張をしているように思われる では 安保政

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1 2014 年度一橋大学社会学部中北浩爾ゼミナールゼミ論文 公明党の平和主義 社会学部 3 年 u 小平千晶 目次 はじめに第一章 1976 年 自衛隊の 認知 1. 自衛隊をめぐる議論 2. 政治的背景 3. 公明党の論理第二章 1992 年 PKO 等協力法成立 1.PKO 等協力法成立過程 2. 公明党の動き 3. 公明党の論理第三章 2014 年 集団的自衛権行使容認 1. 行使容認の経緯 2. 公明党の論理 3. 歯止め 足り得ているのかおわりに これからの公明党 はじめに 2014 年 7 月 1 日 集団的自衛権の行使を認める閣議決定案に自民 公明両党が合意した この解釈改憲を巡り 注目されたのは公明党の動向であった 公明党は従来 平和の党 というスローガンを掲げ 憲法の恒久平和主義 硬性憲法の維持を支持する立場を示してきた 集団的自衛権についても当初 公明党山口代表は断固反対の立場を表明していた しかし自民党との与党協議を経る中で 公明党は 限定的 容認の立場へ方針転換をし その結果 集団的自衛権 限定的 行使容認の閣議決定が行われた この与党協議における公明党の方針転換については新聞各紙も大きく報じた 見出しには大きく 権力の座折れた公明 平和の党 越えた一線 公明強気の首相に翻意 などの文字が躍り 方針転換により自民党を勢いづかせたのではないかという批判的な意見が見られた 一方 党幹部はこれらの批判に対し 公明党が主張したからこそ 限定的 な容認でとどまった 自民党に対するストッパーの役割を果たしたとする意見を強調した このように集団的自衛権を巡る公明党の動きについては大きく評価が分かれている 本稿の問題意識は この公明党の動きをどのように評価したらよいのかという点にある

2 今回のみならず 公明党はしばしば安保政策に関する重要な決断を迫られてきた 公明党自身は一貫して 安保政策は転換していない 平和主義を堅持している と主張している しかし初期の公明党は日米安保条約の解消や全面完全軍縮などを唱えており 1 今日とは大きく異なった主張をしているように思われる では 安保政策の変化はどのようにしてもたらされたのだろうか そして公明党の言うように この変化は平和主義のストッパーとなりうるものであったのだろうか 本稿では 公明党の安全保障政策の転機と考えられる 1976 年の自衛隊の 認知 1992 年の PKO 等協力法成立協力 そして 2014 年の集団的自衛権閣議決定の 3 つの事例を取り上げ それぞれについて概要や政治的背景 公明党の動き 同党の論理などを見て行く中で 公明党の平和主義について考えていきたい 第一章 1976 年 自衛隊の 認知 公明党は自衛隊に対して 結党以来一貫した態度を持っていたわけではない 70 年代まではその時の政治状況により 現状維持や改組 容認と主張を変えてきた 主張が固まるのは 1976 年に自衛隊の 認知 の方向を打ち出してからである 本章ではこの変遷を追いつつ 公明党がいかなる理屈で政策を転換したのか その背景にはどのようなことがあったのかを見ていきたい 1. 自衛隊をめぐる議論公明党は 1961 年に 公明政治連盟 が結成されたことにより始まるが 具体的な基本政策は 66 年 大衆福祉をめざして において初めてまとめられた ここではシビリアン コントロールの強化を強調したうえで 自衛隊の現状維持を主張している 2 しかし この現状維持路線は長くは続かなかった 68 年の第 6 回党大会で決定された 中道主義による世界平和実現への道 において 公明党は自衛隊を 国土警備隊 へと改組し 将来的に 国連警察軍 へ移行するべきだと主張した これは翌 67 年の第 7 回党大会で決定した 公明党の外交 安全保障政策 において より具体化される 国土警備隊 構想とはどのようなものだろうか まず前提として この構想は日米安保条約の段階的解消の具体策の一環である 解消後の日本は必要最低限の自衛権は持たねばならない という認識がある その上で 安保体制下における現在の自衛隊は アメリカの極東戦略体制に従属 かつそれと密接に連動するものであり 集団防衛に名をかりた国際対立の具 3 であるとして 日本国民の主体性を欠いた 自衛隊は 他国の軍事基地攻撃も正当防衛の名で是認 しかねない危険なものだと断じている 4 そこで安保体制解消後は自衛隊を改組 1 橋本五郎 公明党の安全保障政策 紆余曲折の 15 年 堀江湛 池井優編著 日本の政党と外交政策 国際的現実との落差 慶応通信 1980 年 69 頁参照 2 同上 70 頁参照 3 毎日新聞社編 公明党政権 下の安全保障 毎日新聞社 1969 年 242 頁参照 4 毎日新聞社編 公明党政権 下の安全保障 1969 年 243 頁参照

3 し 自衛隊とは著しく趣旨を異にする 5 国土内の内乱 騒じょうの鎮圧と領域侵犯への対 応を主な任務とした 国土警備隊 の創設を主張した これは改組された自衛隊の一部と 海上保安庁 消防組織を合体したようなものがイメージされていた 以降十数年 公明党 は自衛隊の存在を認めなかった 再び方針が変わるのは 78 年 1 月 第 16 回党大会においてである 竹入委員長 ( 当時 ) は大会初日のあいさつで 自衛隊認知 の方向性を打ち出した 自衛隊に対して違憲とい う批判があったとしても その存在は既定の事実と化している この問題をあいまいのま まに放置すべきではなく 現存する自衛隊を憲法の枠内で取り扱うことを議論する必要が あると述べたのだ この発言は公明党の 自衛隊 認知 右旋回 を示すものだと新聞 各紙に報道された 6 その後党内での議論があったものの 81 年の第 19 回党全国大会活動 方針において 自衛隊は 領土 領海 領空の領域保全のための専守防御に厳しく任務規 定し シビリアン コントロールを強化して さしあたり保持 することを公式に明言し た 80 年代の自衛隊 認知 の後は 国土警備隊 構想は鳴りを潜め 自衛隊は領域保全 能力に限って合憲であるという立場をとるようになった 2. 政治的背景 では公明党がこのように主張を変えていった理由は何だろうか 橋本によれば 公明党 の外交 安全保障条約は同党の 置かれた位置 に大きく影響を受けるという 7 68 年の 国土警備隊 構想から見ていこう この構想が発表されたのは 3 か月後に参 院選 2 年後に安保条約改定を控えた時期であった 公明党は自民党政権との対決姿勢を打 ちだし 他の野党と同様 独自の安保政策を具体的に提示する必要に迫られた そこで同 党は 他党が主張していない 左右の中道をとるような 安保条約の段階的解消 を主張 その一環としての 国土警備隊 構想を唱えた 8 78 年に自衛隊の 認知 を表明した時はどうだろうか この時期の政治状況は 保革伯 仲 自民党の凋落傾向が見られていた 言論出版妨害事件などを乗り越えて党勢を回復し ていた公明党は 民社党や新自由クラブに接近し 中道革新連合政権 構想を提唱した その実現のため 連合が組みやすいようにと 安保政策も転換が図られた 9 3. 公明党の論理 公明党はこのような議論の移り変わり 特に自衛隊の否定から認知へという転換を 支 持者に対してどのように説明したのか 創価学会系の出版社である第三文明社が これら の転換について説明するために発行した 挑戦する公明党 という資料がある この中に は 早わかり Q&A 公明党のそこが聞きたい Q-6 このところマスコミなどで 公明党 は防衛政策を転換するなど 右傾化 したといわれるが という項目がある ここに書 5 同上 244 頁参照 6 第三文明編集部編 挑戦する公明党 第三文明社 1982 年 142 頁参照 7 橋本 前掲書 65 頁参照 8 同上 頁参照 9 同上 頁参照

4 かれている公明党の答えを要約すると次のようになる 10 自民党の軍拡 右傾化にはずみをつけるどころか それをなんとかして阻止しよう 自衛隊の際限なき増強に対する反対の根拠を大多数の国民が指示しうるかたちで明確にすることが公明党の政策転換の趣旨 である 1 他の野党 11のような 自衛隊は違憲 非武装こそが唯一の平和政策 という主張は 政府与党と真っ向から対立しており与野党間で議論を戦わせる余地が無く それゆえかえって軍拡に歯止めをかけることができていない 2 世論調査において国民の 8 割が自衛隊の現状維持を認めている 3 現憲法下において自衛権は認められる といった 3 つの理由から 公明党は軍拡路線に歯止めをかけるため 現憲法を守りつつ 他国に侵略の脅威を与えない 日本の国土の防衛だけを目的とする自衛隊のあり方を検討 することで 政府与党と議論する土俵を提示した 具体的には 自衛力が行使できるのは領土 領海 領空の保全の任務のみであり さらに その機能や装備はあくまでも他国に脅威を与えるものであってはならず 行使が可能な場所は日本領土の外縁に限られる というあり方である これは政府の掲げる 専守防衛 とは異なる 防衛 という概念はあいまいであり際限ない軍事力の増強をもたらしかねないが 公明党は 領土保全 と厳しく任務を限定し シビリアン コントロールや装備の構想についても具体的に述べることで 軍事力拡大に適切な歯止めをかけることができている また 保革伯仲という政治的背景を鑑み 現実的な安保政策を主張することで 政策の 180 度転換といった政権交代への障害を減らし 自民党一党支配体制を打破しようとした というのも この政策転換の重要な側面である この政策転換は自民党に与するものでは全くなく したがって 右旋回 という批判はあたらない 政策を転換したことは確かであるが これまでの 平和憲法を守り 他国との戦争をしない という主張の根本は変わらない との説明であろう 確かに 自衛隊を全廃すべきと言う主張は現実的でなく 公明党は世論 現状に柔軟に対応したとの見方もできるだろう しかし視野を広げて当時の政治状況にまで目を向けてみれば 党の権力を拡大するために方針を転換し 支持者を納得させるために 言い訳 を行っている とも捉えられよう 第二章 1992 年 PKO 等協力法成立 1990 年から 92 年にかけて 湾岸危機や冷戦の緩和を背景に 自衛隊の海外派遣についての議論が積極的になされた 92 年 8 月には国連平和維持活動参加や人道支援の目的での海外派遣を認めた 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律 ( 以下 PKO 等協力法 ) が成立するが この一連の議論は公明党の自衛隊政策や政治上の立ち位置の大きな 10 第三文明編集部 前掲書 頁 11 社会党 共産党が想定されている

5 転機となった 自衛隊政策については 領域保全 専守防衛に任務が限定されるという方針を転換 海外派遣による世界平和への貢献を積極的に容認するようになった また 野党躍進 自民劣勢の状況下で政治上のキャスティングボードを握った公明党は それまでの社公民路線に別れを告げ自公民路線に舵を切り 自民党との連立政権への足掛かりをつくった 本章では PKO 等協力法成立において公明党が何を主張し どう動いたのか そしてその平和主義がどのように変質したのかを見ていく 1.PKO 等協力法成立過程自衛隊の海外派遣が叫ばれるようになったきっかけは 90 年 8 月の湾岸危機であった 当時の海部政権はアメリカなどからの外圧 自民党内の積極論に後押しされ 同年 10 月 ペルシア湾に展開した多国籍軍の後方支援のため自衛隊の海外派遣を行おうという趣旨の国連平和協力法案を国会に提出する 野党は海外への人的貢献そのものには異論がなかったものの 自衛隊の身分を残したままの派遣や小型武器の携行 多国籍軍の後方支援が 海外派兵 につながるとして反対 世論もそれを後押しし この法案は 11 月に廃案となった 91 年 1 月には湾岸戦争が開戦するが 日本はもっぱらアメリカへの資金援助というかたちでの支援を行うにとどまった 世界における日本のプレゼンス向上のためには カネ だけではなく ヒト の供給が不可欠であると自民党内等で議論が再燃し 政権は再び 91 年 9 月に PKO 等協力法案を国会に提出 2 回の通常国会と 1 回の臨時国会を経て 公明党 民社党といった野党の協力を取り付け 92 年 8 月 宮沢政権時に成立した 2. 公明党の動きでは PKO 等協力法成立にあたって公明党はいかなる役割を果たしたのか 同党は 1 自公民三党合意 2 多国籍軍への 90 億ドル資金協力に賛成 3PKO 等協力法案に賛成 という三段階により自民党への協力姿勢を打ちだし 連立政権への道を開いた 1 自公民三党合意公明党も最初は自民党に反対していた 90 年 10 月 国連平和協力法案に対する対応方針として 1 平和協力法は湾岸危機が解決されるまでの時限立法とし その後の平和協力については改めて議論するよう求める 2 輸送や通信面での協力が多国籍軍への 後方支援 とならないよう歯止めをかけるならば 医官以外の非武装自衛官も派遣を認める 3 派遣される際には自衛隊員の身分を残す 併任 ではなく 休職 出向扱いにするよう求める という内容を発表した 12 時限立法 の条件が守られるならば 多国籍軍支援の分野でも政府 自民党との協議の余地があることを示してはいるものの この法案については結局廃案を求める立場を崩さなかった 背景には世論の動向と社会党の強硬姿勢がある 90 年初旬に実施された朝日新聞社の世論調査では 国際紛争が起きた時 自衛隊を海外に派遣できるようにするのが良いと思うか という質問に対し そう思う 15% 派遣すべきでない 75% という結果であったほ 12 平和協力法 時限立法で公明 非武装自衛官派遣 へ方針 朝日新聞 1992 年 10 月 2 日 ( 朝刊 )1 面

6 か 海部内閣の支持率も低下した 社会党の土井執行部は前年の参院選で大勝した勢いに乗り 自民党との水面下の調整を拒み 断固として法案に反対した このような動きに中間政党の公明党も同調したのだった 13 これだけならば この時点では公明党は社会党のような護憲政党だったという認識になりかねないが 話はここで終わらない 自民党が法案審議の難航を受け 自衛隊派遣に留まらない国際貢献策についての与野党協議を提案したのだ 公明党はこの与野党協議に前向きな姿勢を示し 結果として 11 月 8 日 自民 社会 公明 民社四党による協議の場がもうけられた ここでは 平和協力法の廃案を確定させた一方で 社会党を除く 14 自公民三党によって 自衛隊とは別個に PKO に協力する組織を作り 国連決議に関連する人道的な救援活動や災害救助活動に従事させる という内容の合意文書がまとめられた これをはじめとして 公明党は自民党への協力姿勢を次第に鮮明にしていく 同年 11 月 27 日の第 29 回党大会においても これまで基調としてきた社公民路線に 喪失感 を表明し 自民党との連立 連合政権樹立を視野に入れることを明確に打ち出した 2 多国籍軍への 90 億ドル資金協力に賛成自公連立への 跳躍台 となったのは 政府による多国籍軍への資金提供に賛成をしたことである 91 年 1 月 政府 自民党は多国籍軍へ 90 億ドル ( 約 1 兆 2000 億円 ) の資金協力をはじめとする湾岸支援策を決定した 90 億ドルとなると 多国籍軍の戦費を提供したとみられるのは必至であり 支援は人道面に限定されるべきとした公明党の原則は説得性を失ってしまう また この財源を確保するために増税も必要となる 春の統一地方選挙も近く 世論もはっきりしない中 公明党内ではこれに賛成して自民党寄りへ踏み込むことへの反対論もあった しかし 党執行部は賛成の立場を崩さず 結果として党内での議論を経た後 公明党は賛成を決めた 理由は3つある 1キャスティングボードを握っていた公明党が反対に回れば増税法案が成立せず 日米関係の悪化など国際責任をすべて公明党が被ることになりかねないこと 2 三党合意では PKO に向けた新組織づくりを推進することで合意し 積極的に国際貢献を果たす姿勢を打ち出したこととの整合性を取る必要があったこと 3 党執行部に 自民党との連立の踏み絵 との思いが強くあったこと である 賛成の際には非軍事分野への使途の限定や防衛費削減などの要求をしたものの 現実面ではそうならず レトリックの側面が強いものとなった すなわち 公明党は資金面での軍事協力を黙認することとなった 3PKO 等協力法案に賛成 91 年 3 月 湾岸戦争の終結を受け 政府 自民党は再び PKO 等協力法の成立に動き出した 公明党は当初 自衛隊参加に反対の姿勢を取っていた 91 年 2 月 24 日付の朝日新 13 佐々木芳隆 海を渡る自衛隊 岩波新書 1992 年 50 頁参照 14 社会党は非軍事 民政分野について国連への常設協力隊を創設するという大枠には賛成したが 詰めの段階で PKO に軍事的分野が含まれる可能性があるとして協議から離脱した

7 聞紙面では以下のように報道されている 3 党合意では新組織は 自衛隊と別個 とされている 公明党は 自衛隊参加を認めるつもりは全くない ( 党首脳 ) との立場 そして PKO 協力のうち兵力分離や停戦監視には自衛隊の参加がなければ無理と判断 新組織は停戦後の選挙監視などに限定した活動にならざるを得ないとの考えに傾いている 15 3 月になると 同党は独自案の検討に入る 朝日新聞 3 月 2 日付朝刊 4 面の記事を見ると 基本方針として自衛隊の PKO 参加を拒否することを掲げてはいるものの 自民党への妥協姿勢も示しつつあることがうかがえる 少々長い引用となるが 記事は以下のようなものである 同党はこれまで 3 党合意を踏まえた政府の立法化の動きを見極めた上で 党としての対応を示す方針だった 今回 湾岸戦争の終結を機に 政府 自民党が立法化に動き出し 民社党も自衛隊参加に前向きな姿勢を打ち出したため 党の原則を鮮明にさせる必要がある として具体的な検討に着手することにした 同党は自衛隊の PKO 参加について 退職した OB は容認するが 休職 出向 は認めない方針をとっている しかし 現実の PKO 活動では兵力分離や停戦監視の分野では 軍人が担当している また PKO を自衛隊とは 別個の組織 と位置づけ 隊員の身分を文民扱いにしても 海外の現場では軍人として扱われる 同党では こうした現状と党の原則との兼ね合いをはかりながら方針をまとめたいとしている 同年 5 月 7 日 自公民三党書記長 幹事長会談が行われ PKO 法の具体的な法案化に向け 1まず政府と自民党が三党合意の原則に基づき議論し 問題点を整理した粗ごなしの法案のタタキ台をつくる2 中間段階でその案を三党書記長 幹事長が報告を受け協議する 16ことが決まった 党内議論も活発化し 90 年末に設置した党国際平和協力特別委員会にて 外交 内閣 安保の三合同部会を中心に国際貢献について論議が重ねられた 公明党の広報誌 公明 1991 年 10 月号によれば 停戦監視団がよくて維持軍の参加はダメだ というのは現実には世界に通用しない などの推進論と 維持軍参加に伴うことがあり得る武器使用が 憲法で禁じる自国防衛のため以外の武力行使に当たるのではないか などの慎重論 とがあったというが 議論は推進論へ傾いていく 政府案が中間報告として出されたのは 8 月 自公民三党書記長 幹事長会談でのことである この政府案は以下のような内容であった 政府案では 焦点となっていた PKO 協力のため新設される平和維持活動協力隊の任務範囲については 停戦の監視 選挙の監視のほか 武器使用と武力行使を区別し 要員の生命防護に限定した武器使用は憲法が禁じる武力行使に当たらないとの見解から 軽武装の平和維持隊 (PKF) への参加も明記 また 自衛隊員の参加も認め そ 15 政府 自民党内で PKO 協力組織が浮上争点は自衛隊参加の可否 朝日新聞 1991 年 2 月 24 日 ( 朝刊 )4 面 16 公明党機関誌委員会 PKO と日本の役割 公明 1991 年 11 月号 93 頁

8 の身分は 併任 扱いとした さらに会談の席上 政府側は PKF への参加条件として 1 停戦合意の成立 2 紛争当事国の同意 3 中立的立場の厳守 4これら三つの原則のいずれかが満たされない場合の撤収 5 武器の使用は要員の生命防護に限定 -の五原則を文書ではなく口頭で付け加えた 17 公明党はこれを受け党内で議論し 1 五原則の法制化 2 国会の事前 事後報告 3PKF 参加と憲法解釈に関する政府統一見解の提示 4PKO 隊員定数の上限の法律明記 18 の 4 条件を政府に要求した 政府がこれら全てに応じる考えを示したことで 公明党は法案に賛成し 9 月に国会に提出された ある程度の制限をかけてはいるが 公明党は自衛隊員の海外派遣を容認したのである 3. 公明党の論理前述のように 公明党がほぼ半年間で 自衛隊派遣に反対から容認へと立場を 180 度変えたことは明らかだ では 同党はその変遷の理由を支持者に対してどのように説明したのだろうか その主張は以下のようなものである まず なぜ今 PKO 協力なのか それは今の時代に必要なものだからだ 湾岸戦争を受けて 国際社会から日本に対して カネ だけでなく ヒト の面での貢献が求められており 世界ナンバー 2 の経済大国である日本はその要望に応える責務が生じた そして戦争前に比べ 国民の意識も賛成の方向へ変化したことで 国内的にも PKO を受け入れるだけの土壌が整った PKO は当事国が派遣を望んでおり 国連という手続きを経て行うものであり 戦争をしに行くのではない 冷戦が終結に向かう中 国連を中心とした集団安全保障強化に日本も参画し ポスト冷戦の新しい国際秩序づくりに積極的に関わることで平和の回復に力を注ぐべきである 日本は 一国平和主義 から 積極的平和主義 へ転換する時期にきているのだ また 国連のもとに展開される平和維持活動への積極参加は憲法と矛盾しない 日本の平和憲法は 国際社会において名誉ある地位を占めたい 正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求 と謳っており 平和維持活動参加が憲法精神に合致しないはずがないからだ 自衛隊の参加については やむなく認めざるを得ないという立場をとる 派兵 につながりかねないため 初めは自衛隊とは別個の組織を用いることを考えていたが PKO の任務上 自衛隊の能力 経験 組織的な訓練の練度を持ったものを借りざるを得ない 現実問題として自衛隊を活用せざるを得ず 仮に自衛隊以外の人を派遣しても国連が了解しないはずだ 自公三党合意においての PKO 協力隊は自衛隊と別個 というのは 併任 つまり自衛隊員であると同時に PKO の隊員でもあるという形を認めたものである ただし PKO 協力隊と言う別個の組織が作られるため 自衛隊がそのままのかたちで参加するわけではない 別個の組織として活動し 平和教育も受けることとなるため 最初の公明 17 公明党機関誌委員会 PKO と日本の役割 公明 1991 年 11 月号 94 頁 18 同上 95 頁

9 党の主張は大枠では生きている 派兵 につながらないよう 歯止めはかけた それは 平和五原則 と国会への事前 事後報告であり これらは公明党が主導して制定したものだ 五原則 では武力行使をしないよう 文民統制をつらぬくことが決められている 国会への報告については これが法律にビルト インされたことで 法律そのものによって PKF 参加の条件と政府の行動を縛ることとなった 選挙で国会の勢力図が変わっても機能する歯止めである さらに 派遣自衛隊員の上限定数を設けさせたことも 肥大化を防ぐ歯止め措置となっている PKO 協力が派兵や武力行使 戦争につながることはありえないだろう 当時の主張は以上の通りだが PKO 活動が幾度か行われ国民からの支持も得たために 現在の党 HP においても 日本の国際貢献の大きな柱として定着した 19 と肯定的な評価を与えている しかし PKO というかたちでの自衛隊海外派遣を認めることは 派兵 により近い陸上自衛隊のイラク派遣にもつながっていった PKO についての 歯止め はかかったかもしれないが 自衛隊海外派遣 という事実を残したことが 次の段階へのアクセルを踏んだとも考えられるだろう 第三章 2014 年 集団的自衛権行使容認 2014 年 7 月 1 日 公明党は連立与党として集団的自衛権の行使容認に賛成 閣議決定を行った 集団的自衛権は前章で論じた PKO 等協力法 またその後に続いた周辺事態法 イラクへの自衛隊派遣などにおいて度々問題となってきたが その都度公明党は容認に反対の立場をとってきた 集団的自衛権を認めれば 自衛隊の任務は日本の 領土保全 という枠組みから大きく外れ 他国との武力行使につながりかねないからだ 公明党はなぜ今 これに賛成したのか そして支持者に対して賛成に回ったことをどのように説明しているのか 本章ではこれらについて考察していく 1. 行使容認の経緯憲法解釈の変更および集団的自衛権行使容認は 第一次安倍内閣の時点で検討されてきたことであった 首相の諮問機関として 安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会 ( 以下 安保法制懇 ) が設置され 報告書がまとめられるも 安倍首相の退陣によりたなざらしに終わった 2012 年 12 月の衆院選において自民党が大勝し 第二次安倍内閣が発足すると 翌年 2 月に安保法制懇が再開した 安保法制懇が政府に対して集団的自衛権を容認するよう提言する報告書を提出したのが 2014 年 5 月 15 日のことである 安倍首相はこの報告書を受けて 容認を積極的に検討していく方針を表明した 5 月 15 日以来 与党である自民党と公明党との間ではこの問題についての与党協議が行われた 当初公明党は難色を示していたが 政府がその内容を 限定的 なものにすると 19 公明党 HP 外交 安全保障 年 2 月 28 日閲覧

10 の譲歩を行ったために 自民党との合意に応じた 譲歩の内容は 新 3 要件 を満たした場合に限り 集団的自衛権の行使が認められるというものだった 新 3 要件 とは 1 我が国に対する武力攻撃が発生した場合 または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し これにより我が国の存立が脅かされ 国民の生命 自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に 2これを排除し 我が国の存立を全うし 国民を守るために他に適当な手段がないときに 3 必要最小限度の実力を行使する というものである 2014 年 7 月 1 日 午前中に行われた第 11 回与党協議の場で自公は憲法解釈変更 限定的 集団的自衛権容認に合意し 午後に行われた閣議において決定された 2. 公明党の論理集団的自衛権行使容認は明らかに 他国での武力行使の道を開くものである 果たして公明党は支持者に対していかなる説明を行っているのだろうか 注目すべきは あの閣議決定を 憲法の枠内で許される 自衛の措置 の限界を明らかにするもの 20 として位置づけていることである 公明党の主張は以下の通りだ 大量破壊兵器や弾道ミサイル開発による脅威の高まり 領域をめぐる国家間の衝突の頻発など アジア太平洋地域を取り巻く安全保障環境が変化する中 国民の命にかかわるような 万が一 の事態に対応できるように 21 安全保障体制を見直す必要が生じた また 万全の備えをすることで他国が日本への攻撃をためらうようになり 抑止力も高まるし 日米間の相互協力をさらに強化することにもなる そこで公明党は 憲法第 9 条の枠内で 自国を守るための 自衛の措置 22 の限界について解釈を見直し 再整理 23 を行った 平和の党 として与党協議をリードし 自衛権発動の 新 3 要件 の決定に持ち込んだ 閣議決定により 自国が武力攻撃を受けた場合でなくとも武力行使を認められる場合が生じたが 新 3 要件 を制定したことで その目的は 国民の命と平和な暮らしを守るため に限られ 他国防衛それ自体を目的とする集団的自衛権の行使はできない 日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合に武力行使ができる場合もあるが これも 日本の存立が脅かされ 国民の生命や権利が根底から覆される 明白な危険がある場合 に限ってしか 24 認められない 明白な危険 があるかどうかは事実に即して客観的に判断されるため 時の政府が恣意的に解釈する余地は無く 厳格な要件となっている 新 3 要件 によって 第 9 条の枠内で許される武力行使は自国防衛に限られることが明確となった これ以上の自衛権行使をするため 20 解説 安保法制の閣議決定と公明党の対応自衛権発動要件を厳格化し 平和主義を堅持 公明党機関誌委員会 公明 2014 年 9 月号 40 頁 21 同上 40 頁 22 武力行使のこと 23 同上 42 頁 24 同上 44 頁

11 にはもはや憲法改正をするしかなくなった また 今回の閣議決定は解釈改憲には当たらない 解釈改憲とは 解釈により憲法の考え方の柱を変えることだが この閣議決定において 自国防衛の場合に限って例外的に武力行使を認める という第 9 条の柱は堅持されているからだ 専守防衛 という日本の防衛戦略の基本姿勢も堅持されている 外国防衛のための集団的自衛権の行使は認められていないため もちろん 海外派兵 も認められず 日本から他国に攻撃を仕掛けることはない 安保理決議で認められるような武力行使であっても 日本はその戦闘に参加できないため 日本が他国の戦争に巻き込まれることもない 今回の閣議決定のポイントは 新 3 要件 の制定 憲法第 9 条の枠内で認められる武力行使を自国防衛に限定 憲法解釈の限界を明確化 の 3 点であり どれも公明党が議論をリードしたものである 公明党は 平和の党 として自民党のストッパー役を果たした 今後も平和と安全を守るため 対話を軸とした 外交力 の強化 に力を尽くしていく 以上が 機関誌 公明 の編集部の記事をもとにしてまとめた公明党の主張の概要である 3. 歯止め 足り得ているのか前項に見るように 公明党は 新 3 要件 こそ日本の平和主義を守る 歯止め であると主張している しかし これはかなり無理がある主張ではないか まず 新 3 要件 の文言は 国民の生命 自由及び幸福追求の権利が根底から覆される 明白な危険 わが国の存立 など抽象的なものが多く それだけ解釈の余地も広がることとなる いかようにも解釈できてしまう基準はあって無いのと同じだ 自衛権の行使が自国防衛に限定された 他国防衛のための自衛隊出動はありえない という公明党の主張は説得力がない 事実 与党協議の場において 自衛隊がホルムズ海峡での機雷除去をできるようにすることが話し合われた これは 海外派兵 には当たらないのだろうか 第二に 日本が他国の戦争に巻き込まれることはない という主張の根拠が薄いように思われる 多国籍軍の一員として戦闘に参加することだけが戦争に巻き込まれることではない たとえ目的が後方支援や治安維持であっても 紛争地域に自衛隊が派遣されることが他国にどう受け取られるか それ次第では自衛隊が他国から攻撃を受け 戦争が始まるということも十分想定される事態ではないか 確かに 新 3 要件 は ある程度の規制をかけるという意味で 無いよりはましなものかもしれない しかし 歯止め となるには不十分なものだと言えよう おわりに これからの公明党 本稿では日米安保 自衛隊認知 PKO 等協力法成立協力 集団的自衛権行使容認といった 3 つの事例を取り上げ 公明党の安全保障政策が実質的に変遷してきた様子を見てきた 同党は変遷の理由について 時代に合わせた柔軟な対応 といったフレーズや 与党たる

12 自民党の暴走を抑えるために協議可能な存在感を示した といった説明をよく行う 今日の安全保障の議論においても 平和憲法の精神を壊しかねない自民党に対して ストッパー役を担ったと強調している だが 果たしてストッパー足り得ているかと言われると そうは言いきれない部分が大きいだろう 確かに主張だけを見れば 日本国憲法の平和精神を遵守し 専守防衛を堅持し 必要以上の武力の行使を認めないという主張はぶれていないように思われる また 集団的自衛権行使容認の議論において 新 3 要件 を決定させたことに見るように 同じ与党として自民党に与える影響も大きい 法律上 字面上の制限をかけることには成功しており 意味のあることではあるだろう しかし 実態はどうだろうか 例えばイラクへ派遣された自衛隊は 人道支援目的に任務を限定されていたが 実際には米軍への武器の輸送なども行っていたということが今日明らかになっている 公明党の主張する歯止めは あくまで 字面上 に留まっており ほとんど機能していないのではないか そして公明党も 机上の空論 であることを分かった上で歯止めを主張してはいないだろうか 取り上げた 3 事例からは 公明党が 平和主義 よりも与党になること 与党であることを優先させる姿が浮かび上がる 国会では集団的自衛権の行使容認を受け 安全保障政策の見直しが始まっている 従来の日本の外交方針は大きく変わっていくだろう 自衛隊が海外で武力行使をすることになるかもしれない 与党たる公明党の責任は重大だ 公明党は今こそ 字面の平和主義 に逃げず 実際を直視するべきである 今後の政局を注視していきたい 参考 書籍石破茂 日本人のための 集団的自衛権 入門 新潮新書 2014 年大嶽秀夫 デタントから軍拡へ日本の防衛と国内政治 三一書房 1983 年草野厚 連立政権日本の政治 1993~ 文春新書 1999 年佐々木芳隆 海を渡る自衛隊 PKO 立法と政治権力 岩波新書 1992 年白鳥浩編著 衆参ねじれ選挙の政治学政権交代下の二〇一〇年参院選 ミネルヴァ書房 2011 年第三文明編集部編 挑戦する公明党 第三文明社 1983 年第三文明編集部編 公明党のめざすもの生活者の視点で平和 環境 福祉を創造 第三文明社 1992 年豊下楢彦 古関彰一 集団的自衛権と安全保障 岩波新書 2014 年橋本五郎 公明党の安全保障政策 紆余曲折の 15 年 堀江湛 池井優編著 日本の政党と外交政策 国際的現実との落差 慶応通信 1980 年毎日新聞社編 公明党政権 下の安全保障 毎日新聞社 1969 年的場敏博 戦後日本政党政治史論 ミネルヴァ書房 2012

13 緑風出版編集部編 PKO 問題の争点分析と資料 緑風出版 1992 年 雑誌公明党機関誌委員 公明 1991 年 10 月号 18 頁 -48 頁 < 特集 > 国連中心主義への道平和維持から平和創造へ 1991 年 10 月号 49 頁 -57 頁 自衛隊の海外派遣と憲法との接点 PKF との参加めぐり白熱した論議公明党全員国対での発言要旨 1991 年 11 月号 88 頁 -100 頁 PKO( 国連平和維持活動 ) と日本の役割 PKO 参加問題と公明党の考え 1992 年 1 月号 89 頁 -93 頁 公述人陳述 PKO 法案私はこう思う 1992 年 8 月号 10 頁 -13 頁 石田幸四郎 PKO 協力法と公明党 2014 年 1 月号 25 頁 -30 頁 連立時代 政権与党の準備と覚悟はあったか 2014 年 9 月号 34 頁 -39 頁 中北浩爾 自民党はどのように変わってきたのか 2014 年 9 月号 40 頁 -45 頁 解説 安保法制の閣議決定と公明党の対応自衛権発動要件を厳格化し 平和主義を堅持 新聞 朝日新聞朝刊 1990 年 10 月 2 日 平和協力法 時限立法で公明 非武装自衛官派遣 へ方針 (1 面 ) 1990 年 10 月 30 日 政府 自民 対案を 野党 土俵に乗らぬ (2 面 ) 1990 年 11 月 7 日 公明党 与野党協議に前向き国際貢献の見直し機運促す (1 面 ) 1990 年 11 月 8 日 国連待機部隊 で詰め 自衛隊と切り離し協力法案で自民意向 (1 面 ) 1990 年 11 月 9 日 自衛隊と別個に新組織自公民で合意文書国連協力法案の廃案確定 (1 面 ) 1990 年 11 月 28 日 社公 非軍事 で足並み協議進展へ共通基盤国連への平和協力 (1 面 ) 1991 年 1 月 25 日 公明 賛否決められず多国籍軍への追加資金協力に反対論続出 (2 面 ) 1991 年 2 月 16 日 自公民路線さらに強化 政策連合 にも道? 90 億ドル支援合意 (4 面 ) 1991 年 2 月 24 日 政府 自民党内で PKO 協力組織が浮上争点は自衛隊参加の可否 (4 面 ) 1991 年 3 月 2 日 PKO 協力に新組織の独自案を検討公明党 (4 面 ) 1991 年 3 月 4 日 自公民体制深まらぬ国会論議 ( 湾岸後のゆくえ世界と日本 :4) (1 面 )

14 2014 年 6 月 28 日 対立回避建前の与党協議想定問答の 武力行使容認 棚上げ (4 面 ) 2014 年 6 月 29 日 公明地方から異論集団的自衛権意見聞く会 紛糾 (1 面 ) 2014 年 6 月 29 日 なぜ急ぐ 情報不十分 公明 地方議員に危機感 (3 面 ) 2014 年 7 月 1 日 行使容認きょう閣議決定公明 受け入れ決める (1 面 ) 2014 年 7 月 1 日 権力の蜜折れた公明 (3 面 ) 2014 年 7 月 1 日 戦地へ自衛隊葛藤隊員らの思いは (39 面 ) 夕刊 1990 年 11 月 27 日 第 29 回公明党大会開く対保守連立 視野に (1 面 ) 2014 年 7 月 1 日 自公 行使容認で合意集団的自衛権今夕に閣議決定 (1 面 ) 2014 年 7 月 1 日 国の岐路淡々 25 分集団的自衛権合意 行使にしばり (11 面 ) 読売新聞朝刊 2014 年 7 月 1 日 集団的自衛権公明 限定容認 で集約執行部一任きょう閣議決定 (1 面 ) 2014 年 7 月 1 日 公明強気の首相に翻意集団自衛権 限定容認 集約 (3 面 ) 夕刊 2014 年 7 月 1 日 集団的自衛権自公が合意今夕閣議決定行使を限定容認 (1 面 ) WEB サイト助川康 1990 年代以降の防衛分野における立法と政党の態度 防衛研究所紀要 第 9 巻 3 号 防衛省 年 2 月 28 日参照公明党公式 WEB サイト 年 2 月 28 日参照

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