大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (2) 第 451 号(前頁よりつづく)去る 8月5日(金)から6日(土)にかけて灼熱の日差しが照りつける中プール学院の高校生4人とともに神戸教区広島復活教会を中心に行われた広島平和礼拝に参加してまいりました被爆地を巡り遺されているたくさんの

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ぜんまありはら
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2008年にうつ病を患い休職を余儀なくされました 3年半の静養後大西修主教様と韓国聖公会ソウル教区の金キム根グン祥サン主教様のお計らいでカナダ聖公会ニューウェストミンスター教区の日系聖十字教会へ派遣さ5 時から友人知人そして教区の聖職たちを招き創立113 周年記念礼拝を開催しましたそして引き続き行われた懇親会では深い交わりの時を持ちました礼拝の中では

ニューウエストミンスター教区会において同性愛者および同性愛信徒間の教会での祝福式を認可したことですこの決議を受け入れることができなかった多くのアジア系の教て売却されてしまいましたその理由は今後一切日本人宣教を行わないという日系への差別に基づいたものだったのです日系人の強制収容および財産の没収等については1988年にカナダ政府によって謝罪賠償が行われました

1 HP 発行責任者教務局長司祭原田光雄大阪市阿倍野区松崎町 TEL FAX 日本聖公会大阪教区教務局第 451 号 2016 年 10 月 23 日発行主の平安が大阪教区の皆様の上に豊かにありますように大阪教区からカナダ聖公会へ出向し早いもので4年9カ月が経ちました 2008年にうつ病を患い休職を余儀なくされました 3年半の静養後大西修主教様と韓国聖公会ソウル教区の金キム根グン祥サン主教様のお計らいでカナダ聖公会ニューウェストミンスター教区の日系聖十字教会へ派遣さ5 時から友人知人そして教区の聖職たちを招き創立113 周年記念礼拝を開催しましたそして引き続き行われた懇親会では深い交わりの時を持ちました礼拝の中では教会信徒及び日本の教会の皆様の寄付によって備えられた英語と日本語の新しい聖歌集の感謝奉献式も行いましたこの紙面を借りて心より感謝申し上げますことに大阪教区の各教会よりご寄付頂(次頁4段目につづく)れて現在に至っています祈りの中でお支えくださる皆様に心より感謝申し上げますバンクーバーの聖十字教会の大きな二つの出来事を紹介します一つは2005年ニューウエストミンスター教区会において同性愛者および同性愛信徒間の教会での祝福式を認可したことですこの決議を受け入れることができなかった多くのアジア系の教て売却されてしまいましたその理由は今後一切日本人宣教を行わないという日系への差別に基づいたものだったのです日系人の強制収容および財産の没収等については1988年にカナダ政府によって謝罪賠償が行われましたそして日系人聖公会信徒の教会を教区が売却したことについては2010年ニューウエストミンスター教区主教による謝罪が行われました私は現在日本における在日朝鮮韓国人及び大阪聖ガブリエル教会の歩みと日系カナダ人及び教会への差別の歴史を共感しつつ日系という精神を大事にしながら聖十字教会の今後の方向性をどう見出すか教会教区の皆様と模索中です聖十字教会では毎年9 月14 日の聖十字の日に近い主日に創立記念礼拝を行っています今年は9 月18 日午後カナダ日系聖十字教会創立記念礼拝挙句バンクーバーから約800 キロ離れた山の奥地に強制収容されたのです当時ニューウエストミンスター教区には約1,500人の日系人信徒と二つの日系の教会を有していました戦時中に強制収容所に入れられた日系人たちは戦後には国中に散らされることになりますそして二つの日系教会の建物も教区指導者の手によっ会員が教区から離れ聖十字教会でも半数以上の方が教区を去りましたこのことが発端となり日系の聖公会会衆が二つに分かれるという痛みを背負うこととなりましたもう一つの出来事はカナダ政府およびカナダ聖公会による日系人への迫害の歴史です第2 次世界大戦中カナダ在住の日系人たちは敵国人扱いされて財産を没収されたカナダ日系教会からの司祭モーセ任大彬メッセージイムテビン

大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (2) 第 451 号(前頁よりつづく)去る 8月5日(金)から6日(土)にかけて灼熱の日差しが照りつける中プール学院の高校生4人とともに神戸教区広島復活教会を中心に行われた広島平和礼拝に参加してまいりました被爆地を巡り遺されているたくさんの爪あとを見聞きしている際に幾度も触れた言葉は爆発が起こるあの瞬間まで広島の人たちは

2 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (2) 第 451 号(前頁よりつづく)去る 8月5日(金)から6日(土)にかけて灼熱の日差しが照りつける中プール学院の高校生4人とともに神戸教区広島復活教会を中心に行われた広島平和礼拝に参加してまいりました被爆地を巡り遺されているたくさんの爪あとを見聞きしている際に幾度も触れた言葉は爆発が起こるあの瞬間まで広島の人たちはいつもと同じように一日を迎え過ごしていたという言葉でしたご講演くださった被爆者の近藤紘子さんは被爆当時は生後8カ月で記憶はしっかりとは覚えていないが自分が被爆者であるということで人間関係の躓きや婚約破棄といった重荷を背負子学院神戸国際プール学院)合同での核兵器廃絶のための署名活動や平和行進からはただ傍観者でいるだけではなく実際に平和を作り出すために行動を起こすというアクションに自分も参加できてとてもいい経験であったという生徒の感想文にもあるとおり平和を作り出す働きの尊さを感じることができました初日の夜には生徒同士が熱心に平和のためのこれからのアクションプランについて分かち合いの時をもち感じたことをたくさんの人たちに伝えたいという気持ちが与えられその思いを聖餐式で神さまにささげまたそれぞれの場へと遣わされています神さまから与えられているいのちと世界への感謝と謙遜な歩みが平和の礎であるそんな当たり前の一歩を改めて神さまから与えられた2 日間に感謝 (なるおかひろあきプール学院中学校高等学校チャプレン城南キリスト教会牧師補)わされながら生きてきたと語っておられました後に実際に原爆を投下した米軍の副司令官と対面し広島の焼け野原を見渡した副司令官がわたしは何てことをしてしまったんだと涙を流し続けていた姿を見た時のことを話されましたその時に悪いのは原爆を落とした人間ではない人間に原爆を落とさせた人間を鬼に変えた戦争がすべての元凶なんだと確信されたそうです悔しさと悲しさと力強さが入り交ざるような口調に聴衆一人ひとりは真剣に平和を作り出す者としての自覚を改めて心に誓っていたと感じました 5つの高等学校(広島女学院平安女学院神戸松蔭女9月25 日(日) 聖霊降臨後第19 主日の午後大阪聖アンデレ教会礼拝堂にて礼拝音楽委員会主催の信徒奉事者研修会(後期) が開かれましたこの研修会は私たちが行っている礼拝がより豊かなものとなるよう継続的に一年に2 回(前期後期) 信徒奉事者が学びの時を分かち合うものです 4月24 日(日)に同じく大阪聖アンデレ教会で行われた前期ではみ言葉の礼拝の司式や朗読を行うことが多い信徒奉事者のためにテモテ内田望司祭からみ言葉の朗読者としての奉仕の意義と大切さを学んだ後三宅享子さんに朗読の見本を示していただき朗読の実践を行いましたまた各教会で信徒奉事者が担っている役割につい(次頁4段目につづく)いた聖歌集は聖十字教会への大きな励みとなるでしょう聖十字教会は毎週29 人前後の信徒が出席しています教会員の半分は日系人で 4 分の1は白人後の4 分の1は他のアジア系移民です礼拝は日本語と英語で行われ説教も両方の言葉で行われます日本から留学に来て教会を訪れた人や日本に帰国した方々も続けて聖公会の教会に通いたいと言っていますどうぞそれらの方々の来会の際は温かくお迎えくださいまたバンクーバーに知り合いがおられる方はご紹介くださいそしてバンクーバーに来られる際は是非聖十字教会にお立ち寄りください (大阪教区司祭カナダ聖公会ニューウェストミンスター教区日系聖十字教会牧師)広島平和礼拝2016執事フランチェスコ成岡宏晃人間が人間でなくなる瞬間人間が人間でなくなる瞬間とき主の祭司職として主の祭司職としてリベカ田中史信徒奉事者研修会高校生も参加した平和行進

大阪教区報 (3) 2016 年 10 月 23 日第 451 号うだるように暑い8月11 日(木休)午後2時より大阪教区主教座聖堂川口基督教会にて大阪教区礼拝音楽委員会と京都教区礼拝部共催で両教区協働のわざの一つである合同礼拝(聖餐式)が献げられました第2回目となる今回のともに祈る2016 は宣教の5指標の5番目被造物の本来の姿を守り地球の生命を維持再生するために努力する

自然環境を保全し次の世代に渡すことができるように神様からの希望を信じて何らかの働きをすることを求められているのではないかと話されました私は今回初めて教区合同の聖歌隊に参加させていただきました歌った曲はアンセムを入れて3曲この聖餐式の祈りにぴったりの曲ばかりでした初めて顔を合わせての奉仕でしたがそれぞれの教区のリーダーのご指導で

3 大阪教区報 (3) 2016 年 10 月 23 日第 451 号うだるように暑い8月11 日(木休)午後2時より大阪教区主教座聖堂川口基督教会にて大阪教区礼拝音楽委員会と京都教区礼拝部共催で両教区協働のわざの一つである合同礼拝(聖餐式)が献げられました第2回目となる今回のともに祈る2016 は宣教の5指標の5番目被造物の本来の姿を守り地球の生命を維持再生するために努力するのテーマに基づいた聖餐式でしたこの礼拝の中で説教者の岩城聰司祭は今日の自然破壊地球温暖化による気候変動核エネルギーと放射能問題など神様によって創造され祝福されたすべての命がその存在を危うくされている昨今私たちの罪に対して祈り懺悔すると共に教区教派を超えて共に考え努力し支え合って行かなければならないそのためには私たち自身が自己中心的なライフスタイルを変えて自然環境を保全し次の世代に渡すことができるように神様からの希望を信じて何らかの働きをすることを求められているのではないかと話されました私は今回初めて教区合同の聖歌隊に参加させていただきました歌った曲はアンセムを入れて3曲この聖餐式の祈りにぴったりの曲ばかりでした初めて顔を合わせての奉仕でしたがそれぞれの教区のリーダーのご指導で心を一つにして神様に献げる賛美のすばらしさを味わうことができました美しき地と輝く空とわれらをめぐる深き恵みを与えたまえる神をぞたたう聖歌415 番の賛美の響きが心に残る聖餐式に参加できたことを感謝しています同時にすべての人が環境保全に向けて心を合わせることが必要であることまずは大阪と京都教区の私たちが同じ思いを持って一つの目的に向かって働くこ(前頁よりつづく)て共有する機会も得られました後期では多くの信徒奉事者が担う奉仕代祷が御父に向って聖霊の交わりの中で御子を通して献げられる共同祈願であること本来はみ言葉(福音書)への応答であること理解して唱える大切さなどを内田望司祭のお話から学びました主の祭司職にあずかる信徒として私たちが互いに支え合い喜びをもって主に仕えるために今後も学びと分かち合いの機会が数多く設けられるように祈りつつ (たなかふみ川口基督教会信徒)とが私たちに課せられた課題ではないかと考えさせられました (おおたまさこ高槻聖マリヤ教会信徒)大阪教区京都教区共催ハンナ太田昌子美しい地と輝く空とともに祈る2016聖餐式公示日本聖公会大阪教区第 117( 定期 ) 教区会を下記のように招集します救主降生 2016 年 10 月 1 日日本聖公会大阪教区教区会議長主教アンデレ磯晴久記日時 2016 年 11 月 23 日 ( 水 ) 午前 9 時 ( 開会聖餐式 ) から午後 5 時場所日本聖公会大阪教区主教座聖堂 ( 川口基督教会 ) 会館大阪市西区川口 1 丁目 3 番 8 号上記教区会の書記に下記の者を指名します書記司祭ヤコブ松平功司祭クリストファー奥村貴充説教者の岩城司祭教区合同の聖歌隊が奉仕

大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (4) 第 451 号聖職者養成委員会主催の夏のセミナー(8月17 日 19 日)に参加するのは私にとって初めての体験でしたどんな3日間が用意されているのかワクワクしつつカトリック御受難修道会宝塚黙想の家に向かいました到着すると顔見知りの方々がたくさんおられホッとしつつ信徒聖職合わせて20 人程の参加で

教区を超えた交わりの機会を与えられ私たちが奉仕することにおいてより力を合わせる必要性宣教のためのパートナーであるということを認識できたように思います 2日目は齊藤壹司祭(大特に青年や子どもの犠牲者の名前を見た時にはそう感じましたこれは原因を遡っていけば日本が植民地として支配した歴史事実につながっていきますそういた脈絡の中でまさに歴史に翻弄されたのが4

4 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (4) 第 451 号聖職者養成委員会主催の夏のセミナー(8月17 日 19 日)に参加するのは私にとって初めての体験でしたどんな3日間が用意されているのかワクワクしつつカトリック御受難修道会宝塚黙想の家に向かいました到着すると顔見知りの方々がたくさんおられホッとしつつ信徒聖職合わせて20 人程の参加で黙想のひと時を共有する恵みに与りましたセミナーは全部で6セッション若者に聞くでは岡墻歩美さん(大阪聖三一教会)からGFSと職場であるカフェでの働き藤井和人さん(奈良基督教会)から同志社大学神学部での学びと教区での働きそれぞれの生き生きとした現在の歩みと働きについてお聞きすることができ勇気づけられるとともに励まされましたそれと同時にセミナーを通して教区を超えた交わりの機会を与えられ私たちが奉仕することにおいてより力を合わせる必要性宣教のためのパートナーであるということを認識できたように思います 2日目は齊藤壹司祭(大特に青年や子どもの犠牲者の名前を見た時にはそう感じましたこれは原因を遡っていけば日本が植民地として支配した歴史事実につながっていきますそういた脈絡の中でまさに歴史に翻弄されたのが4 3事件の犠牲者と言っても過言ではありません一方で現代の日本に目を転じてみれば歴史に関心がないばかりかヘイトスピーチが社会問題化していますがこういった状況の中で戦後生まれの自分もまたこうした責任を負っていますかつての日本人そして今の日本人と同じ言語同じ文化を共有しているからです今後はこういった課題を背負いつつも次のステップへ阪教区)より牧会生活44 年のエピソードまたそれ以前の聖職になるまでの信仰の歩みがいかに神さまに生かされ導かれたかというお話を伺いました現在私は神学生として学んでいますしかし本当の学びは現場との出会いにおいて奉仕するなかで生み出されていくのだろうと感じました私に何ができるのかどのような現場に遣わされるのか不安に思うことは常日頃ですしかし神さまがいつも共にいてくださることを9月6日(火) 9日(金)に実施された今回のツアーの信じ丁寧にゆっくりと奉仕の道を共に歩む多くの仲間と仕えることができればと願っています (まつやまけんさく京都教区聖職候補生ウイリアムス神学館在学中)(次頁最下段につづく)アンデレ松山健作教会奉仕者及び聖職への道セミナー教会奉仕者及び聖職への道セミナー宝塚で教区を超えた交わり宝塚で教区を超えた交わり司祭クリストファー奥村貴充済州島スタディーツアー日韓の歴史を学び課題を考える日韓の歴史を学び課題を考える主たる目的は済州4 3平和公園をはじめとした事件の現場を訪れ学び黙祷を献げることでした特に平和公園では事件で犠牲となった人々の名前が刻まれていたのが印象に残りました名前は存在そのものを表わしていますが一人ひとりの存在が抹殺されたということを決して忘れないということを物語っていますそれらを見つめながらそれぞれの人生はどのようなものであったかもし事件が起こらなかったならばこれからどのような生活を送ることが出来たのだろうか

大阪教区報 (5) 2016 年 10 月 23 日第 451 号去る9月6日~9日教区主催韓国済州島スタディツアーが開催され団長として参加しました 7日の夜済州教会の皆様との礼拝と交流の時が計画されていました済州教会は開拓伝道に取り組んでお記念大会共同声明の中で掲げられた11 の課題の中に両聖公会は風の島を聖霊の島にという済州教会の宣教ビジョンを共有し生命正義平和

日本聖公会大阪教区の皆様と共に捧げる日韓友情聖堂建築を望む礼拝 2014年10 月に開催された日韓聖公会宣教協働30 周年羊だより日韓友情聖堂!

5 大阪教区報 (5) 2016 年 10 月 23 日第 451 号去る9月6日~9日教区主催韓国済州島スタディツアーが開催され団長として参加しました 7日の夜済州教会の皆様との礼拝と交流の時が計画されていました済州教会は開拓伝道に取り組んでお記念大会共同声明の中で掲げられた11 の課題の中に両聖公会は風の島を聖霊の島にという済州教会の宣教ビジョンを共有し生命正義平和を求める共同の信仰的実践を模索するとありますこの垂れ幕はこのことを具現化しようという大韓聖公会からの呼びかけのメッセージでありました日韓友情聖堂建築を大阪教区としても受け止めねばと思いましたられ現在はもともと倉庫だったところを借りて教会活動をしておられます私たちが聖堂に入ると次のように書かれた垂れ幕が目に飛び込んできました日本聖公会大阪教区の皆様と共に捧げる日韓友情聖堂建築を望む礼拝 2014年10 月に開催された日韓聖公会宣教協働30 周年羊だより日韓友情聖堂!! 本園の母体である博愛社学園は遠く1910年(明治43 年)に開校し翌1911年4月に博愛社尋常小学校として文部省の認可を受け幼児教育(幼稚園)を含めた初等教育に従事してまいりました当初は社会福祉法人施設博愛社の子どもたちだけが対象でしたが昭和の時代に入りましてからは幼稚園は博愛社以外の子どもたちも受け入れることになりました終戦後は博愛社尋常小学校が学校法人として博愛社小学校と改組されましたが 1968年にその使命を終えて廃校となりましたこれと対称的に幼稚園は1967年より再開し 1968年より文部省学校教育法による幼稚園として現在に至っております園舎は都会の中にあるにもかかわらず木々が沢山で四季の移り変わりをとても感じることが出来ますどの季節にも色があり音がありにおいがありますそれらを五感を通して子どもたちにたっぷりと体験させたいと思ってシリーズ聖公会関連施設紹介 12園長セシリア清瀬光世学校法人博愛社学園博愛社幼稚園学校法人博愛社学園博愛社幼稚園います幼い時の原体験がやがて私たちに良いものを与えたもう神さまに感謝することへつながっていくと信じています季節の深まりと子どもたちの成長には似たものを感じます神さまがお与えくださった子どもたち一人ひとりの賜物が磨かれ魂がもっともっと光り輝きますよう祈り続けたいと思います全てが神さまの愛とご計画の中にあるという実感が深まり今も生かされキリスト教保育のわざに携われる幸いに心から感謝します (きよせみつよ西宮聖ペテロ教会信徒)と同時に大阪教区にある聖ガブリエル教会も日韓友情聖堂だし聖公会生野センターも日韓友情センターだしこひつじ乳児保育園も日韓友情保育園ではないかと改めて気づかされた聖餐式でもありました皆さまも是非済州教会の開拓伝道を祈りの内にお憶えください (主教アンデレ磯晴久)と踏み出していくためにまずは互いに交流し合い正しい歴史認識を育んでいく必要があると思われます今回は過去の負の歴史とこれからの課題について考えさせられるスタディーツアーでした (おくむらたかみつ聖贖主教会牧師在日韓国朝鮮人宣教協働委員)(前頁よりつづく)園児と遊ぶ清瀬園長(左)

大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (6) 第 451 号8月4日~6日北小松キャンプ場で 48 名の子どもたちが集い小学生キャンプを行いました出会いという年間テーマの下一同が一つになって集まっていると (使徒言行録第2章1節)を主題聖句として 5月から準備を進めてきました工作野外料理琵琶湖での水泳キャンプファイアー花火を楽しみました子どもたちの感想を綴った

一番楽しかったのは友達といっぱい遊んだことですちょー楽しかった (大阪教区5年上うえのそのこうせい之園光聖) グループでピザを作るときに意外とうまくいかなくて難しいです琵琶湖で泳ぐときに魚がいっぱいいてともだちにあみをかりて魚をとってすぐ逃がしてやりましたぼくはあと2回これに参加できるけれど 5年は1回 6年は最後なので仲良くしましたぼくは来年も参加するつもりなので

6 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (6) 第 451 号8月4日~6日北小松キャンプ場で 48 名の子どもたちが集い小学生キャンプを行いました出会いという年間テーマの下一同が一つになって集まっていると (使徒言行録第2章1節)を主題聖句として 5月から準備を進めてきました工作野外料理琵琶湖での水泳キャンプファイアー花火を楽しみました子どもたちの感想を綴ったふりかえり文集をめくると子どもたちとの活き活きとした時間がよみがえりますグループでピザ作りをしました具をいっぱいのせてかくし味にポテチを入れましたとてもおいしかったですびわこでいっぱい泳ぎましたボートにも乗りました友達もいっぱいできていっっっっっぱい遊んで楽しかったです 6年生とはもう今日でおわかれだけど中学生キャンプでまた会っていっぱい楽しくすごしたいです一番楽しかったのは友達といっぱい遊んだことですちょー楽しかった (大阪教区5年上うえのそのこうせい之園光聖) グループでピザを作るときに意外とうまくいかなくて難しいです琵琶湖で泳ぐときに魚がいっぱいいてともだちにあみをかりて魚をとってすぐ逃がしてやりましたぼくはあと2回これに参加できるけれど 5年は1回 6年は最後なので仲良くしましたぼくは来年も参加するつもりなので次は用意を一人でやってほかのcamp に参加する練習をしたいです (京都教区4年保ほ崎ざき耀よう司じ)今回紹介した子どもたちの他にも始めの不安が楽しさに変わっていく様子や夜空に瞬く星を見つけた感動などが活き活きと綴られています皆様のお支えに心より感謝致します (京都教区執事麓ふもと敦あつ子こ) 今回のキャンプで私は最後でしたがとても楽しい思い出ができたと思います私は福島からさんかしましたやはり京都は暑かったですびわこに入ったりスイカを食べたりキャンプファイアーをやって楽しかったですとても最高のキャンプでした (京都教区6年鈴すず木き杏あん)8月8日から12 日までサン大淀キャンプ場(三重県大淀海岸)でJ's キャンプ(中学生高校生世代のキャンプ)を行いました参加者は中学生7人高校生9人スタッフ8人と眠る場所を工夫しなければならないほど多くの参加者に恵まれたキャンプとなりましたテーマはとの出会いこのキャンプに参加する一人ひとりが新しい出来事新しい人に出会う中で教会のつながりの豊かさも感じられればと思いながらキャンプを進めてきましたまたこれまでのJ's キャンプで高校生だけの時間を持ちたいという声が年々大きくなったので今回は最後の1泊を高校生のプログラムとする試みを持ちました教会の皆様に支えられながらこのキャンプが続けられていることに感謝です (京都教区執事鈴すず木き恵けい一いち) はじめは初めてのキャンプで上手にやっていけるかとか心配だったことがたくさんあったけど過ごしていくうちに心配事より楽しい事が増えていって本当に楽しかったです今年初の海に入れたしBBQやキャンプファイヤーも最高の夏の思い出になりました人と話すことはあまり得意じゃなかったけどいろんな人と関わっていくことができて友だちも増えたのでうれしかったですいろいろな人がいて関わるのも楽しかったです初日はいる虫とか道とかにもびびってたけどもう慣れてきて今では大きいクモが出てきても大きいなあって思うだけになったので強くなったなあって思いますここで過ごすと時間が経つの(次頁4段目につづく)事特集事特集小学生キャンプ小学生キャンプ (8/4-6) (8/4-6) (8/8-11,12) (8/8-11,12) J s キャンプ J s キャンプ

大阪教区報 (7) 2016 年 10 月 23 日第 451 号が本当に早くて気がついたらキャンプが終わりそうになっていてびっくりしています分からないこともたくさんあっていろんなひとに助けてもらってこのキャンプを過ごすうちに助け合いって大事だなって本当に思ったし人と人とのつながりを大切にしたいなって思います来年もこれるなら行きたいなあって思思いましたしかし

に参加させて頂きました今大会には日本を含め9力国の青年が集まり日本からは9教区から12 名が参加しました今大会では聖公会宣教の5指標について考えシェアし各国にどのようにして持ち帰るかを議論し合いました大会中はもちろん英語であり翻訳も通訳もない中行われました初日その英語に圧倒されてしまい私はとんでもない所へ来てしまったとしい信徒を教え洗礼を授け

7 大阪教区報 (7) 2016 年 10 月 23 日第 451 号が本当に早くて気がついたらキャンプが終わりそうになっていてびっくりしています分からないこともたくさんあっていろんなひとに助けてもらってこのキャンプを過ごすうちに助け合いって大事だなって本当に思ったし人と人とのつながりを大切にしたいなって思います来年もこれるなら行きたいなあって思思いましたしかし私一人で来たわけではないことに加え神様が遣わしたのならここに来た意味がきっとあると思うと自然と頑張ろうという気持ちが芽生えましたさて皆さんは聖公会宣教の5 指標をご存じでしょうか正直私は今大会の準備会があるまでは知りませんでした内容は 1神の国のよき知らせを宣言すること2新7月27 日から8月1日までマレーシアのクアラルンプールで開催された CCEAアジア青年大会に参加させて頂きました今大会には日本を含め9力国の青年が集まり日本からは9教区から12 名が参加しました今大会では聖公会宣教の5指標について考えシェアし各国にどのようにして持ち帰るかを議論し合いました大会中はもちろん英語であり翻訳も通訳もない中行われました初日その英語に圧倒されてしまい私はとんでもない所へ来てしまったとしい信徒を教え洗礼を授け養うこと3愛の奉仕によって人々の必要に応答すること4社会の不正な構造を改革しあらゆる暴力に反対し平和と和解を追求すること5被造物の本来の姿を守り地球の生命を維持再生するために努力することとなっています一回目を通しただけではあまり頭に入ってこない難しい内容だというのが私の第一の感想でしたしかし準備会から大会中にかけてこの5指標と向き合い考えていくなかで私たちクリスチャンとして生きる上での大切なポリシーというものを文字化されたものであるという事が徐々に見えてきました宣教とは友達家族に大切なもの神の福音を伝えることであるではなぜ宣教をするのかそれは神の愛が理由であるそして宣教の5指標は神からのミッションであるという話が大会中にありました 5 指標について様々な考えをしていく中で私たちの役割は何かということをずっと悩み考えていましたそんな時にこ(前頁よりつづく)の話を聞き雲間から一筋の光が射したような気分になりました 5指標を知るということも一つの段階でありそこから学んだことを持ち帰り広めるということが我々の使命ではないかと日本人メンバーで話し合いましたそこで私たちは日本聖公会ではあまり浸透していない聖公会宣教の5指標を浸透化させていくためにまず冊子を作るという計画を立てました今大会のために私たちは5指標夏の行夏の行うぐらいに本当に楽しくてあっという間の時間でした今回であった人とのつながりを大切にして来年もまた訪れたいです (平安女学院高2堀ほりはるか) 僕は初めてキャンプ来たのですが始めはみんなとあまりしゃべれませんでしたでもキャンプ3日目にはみんなと話ができて良かったです (大阪教区石橋聖トマス教会中1小こ松まつ翔しょうま馬)にあてはめて日本聖公会の青年活動をまとめましたそれを冊子にして様々な人の手に取って見て知ってもらいたいと考えています私たちは大会が終わってからが始まりだと考えていますこれから聖公会宣教の5指標が広まり日本聖公会の歩みがさらに発展していくものとなるように働いていきたいと思います (京都教区大津聖マリア教会久く保ぼ田た愛まな美み)(7/27-8/1) (7/27-8/1) アジア青年大会アジア青年大会

大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (8) 第 451 号9月8日~11 日北海道札幌市にある北海道青少年会館コンパスで全国青年大会2016 が開催され 4年に1度のこの大きなイベントに約60 人の参加者が集まりました 9月18 日(日)~19 日(月休)に石橋聖トマス教会であつまれ!泊りだ!Gループだ!

知里幸恵さんを題材にした舞台の鑑賞今の北海道を肌で感じるための札幌散策などです分かち合いでは見学の感想だけでなく一人ひとりが感じ考えたことを共有することができました最終日の聖餐式では青年たちがグループ毎に作った代祷をお献げし派遣の唱和を持って青年大会を終えましたその後の11 日 12 日には 18 歳から26 歳の青年を対象としたU26 (ゆーじろー)特別した主な内容は

8 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (8) 第 451 号9月8日~11 日北海道札幌市にある北海道青少年会館コンパスで全国青年大会2016 が開催され 4年に1度のこの大きなイベントに約60 人の参加者が集まりました 9月18 日(日)~19 日(月休)に石橋聖トマス教会であつまれ!泊りだ!Gループだ! というGループの青年の交流プログラムを行いま今回のテーマはあなたとわたし~今をさけぶそして大会聖句は見よ兄弟が共に座っているなんという恵みなんという喜び(詩133 1) ですこのテーマは新しく出会う仲間達と繋がり思いを分かち合ってほしいという願いから決められました主なプログラム内容は平取アイヌ文化センターと北海道博物館の見学アイヌ神謡集の著者知里幸恵さんを題材にした舞台の鑑賞今の北海道を肌で感じるための札幌散策などです分かち合いでは見学の感想だけでなく一人ひとりが感じ考えたことを共有することができました最終日の聖餐式では青年たちがグループ毎に作った代祷をお献げし派遣の唱和を持って青年大会を終えましたその後の11 日 12 日には 18 歳から26 歳の青年を対象としたU26 (ゆーじろー)特別した主な内容は Gループのイベントで行う祈り礼拝で使用する献金袋の作成や 10 月2日の大阪教区礼拝後のキッズ広場で行う人形劇の練習そして線香花火をしたりと青年同士で交流できる時間を持つことができました会場を貸して下さった聖トマス教会の皆様ありがとうございました今回の交流会に参加した青年からは次のような感想をいただきました思っていたよりずっと楽しくて 2日間が短く感じた人形劇は本番で成功できるように頑張ります日曜月曜と飛び入りでしたが参加させてもらってすごく楽しかったです! 今回初めてGループの集まりに参加しましたほとんどが初めて会う人ばかりで最初はとても緊張していましたでも皆さんとても優しい人達ばかりで献金袋作りや晩御飯作りなどのプログラムを一緒にこなしていくうちに緊張も解け短い時間でしたがとても楽しい時間を過ごせました特に献金袋作りではみんなで案を出し合い力を合わせていいものを作ることができとても楽しかったですまた機会があれば参加したいです! 今回初めてGループの集まりに来てくれた青年と新しい交わりがあったことに感謝しますこれからも新しい交わりがさらに増えることができるように願い Gループの活動を行っていきたいと思います (こにしこうへい高槻聖マリヤ教会信徒)集会が札幌キリスト教会で行われましたまず年齢別のグループに分かれ自分たちの教会活動や問題点について話し合いそれらをU26 の活動を通して解決するにはどうすれば良いかを発表し合いましたそしてゲームをして交流を深め皆で礼拝をお献げし一泊二日の特別集会を閉じましたこのように仲間との再会や新たな出会いを通して神様とより深く繋がれたことを感謝します (うつみりさこ川口基督教会信徒)全国青年大会 U2 6 特別集会全国青年大会 U2 6 特別集会フランシスカ内海理紗子北海道に人が集う60 北海道に人が集う60 Gループお泊りイベントクリストファー小西宏平教区青年が2日間の交流人形劇の練習中

大阪教区報 (9) 2016 年 10 月 23 日第 451 号8月28 日(日)の午後今年も神学生を囲む集いが恵我之荘聖マタイ教会を会場に開かれ全員で112 人が参加しました今回はヒュームユーワン神学生の希望により今までのウイリアムス神学館での生活とスコットランドの初期キリスト教史(スコットランド聖公会史)の紹介があり勉学熱心なヒューム神学生の姿勢が伝わってくるような内容でした

与えられた御言葉に基づいて説教をするという取り組みをしましたこの説教は何の準備もなく語るというものですがヒューム神学生は3分という限られた時間でお話を的確にまとめ要点をついて語ってくださいました昨年と同じく神学生の司式岩城聰司祭の説教による夕の礼拝をお献げしました集まった信施は神学生養成資金のために献げるということでヒューム神学生を物心両面にわたって支え

9 大阪教区報 (9) 2016 年 10 月 23 日第 451 号8月28 日(日)の午後今年も神学生を囲む集いが恵我之荘聖マタイ教会を会場に開かれ全員で112 人が参加しました今回はヒュームユーワン神学生の希望により今までのウイリアムス神学館での生活とスコットランドの初期キリスト教史(スコットランド聖公会史)の紹介があり勉学熱心なヒューム神学生の姿勢が伝わってくるような内容でしたもちろん家族の紹介もあり奥様やお子様の様大阪教区連合男子会の一日修養会が 9月18 日(日)午後3時から川口基督教会で行われました NPO法人認知症の人とみんなのサポートセンター代表沖田裕子氏をお招きし認知症になっても自分らしく生きるためにのテーマで講演をしてい子も語っていただきましたまた今年のゲームは 3分間説教と題してくじで選ばれた教役者3人と神学生が3 分間で与えられた御言葉に基づいて説教をするという取り組みをしましたこの説教は何の準備もなく語るというものですがヒューム神学生は3分という限られた時間でお話を的確にまとめ要点をついて語ってくださいました昨年と同じく神学生の司式岩城聰司祭の説教による夕の礼拝をお献げしました集まった信施は神学生養成資金のために献げるということでヒューム神学生を物心両面にわたって支えまた新たな神学生が与えられるようお祈りをともにしました反省すべき点としては会場の音響の問題で音声が聞きづらかったという点神学生をもっと前面に出して励ますただきました沖田氏は看護師で認知症の本人家族そしてその支援者のサポートに永年関わっておられます博愛社の特別養護老人ホーム博愛の園の職員の方々のサポートまた若年性認知症の友人を支える芦屋聖マルコ教会のグループチームこれからの支援にも携わっておられます講演会はスクリーンを使って質疑を含めて2時間の学びの時となりました認知症とはその症状(記憶障害など) 最近の認知症事情認知症の人からの意見発信活躍の様子物忘れへの対応策など多岐にわたるお話をいただきましたまた 46 歳の若さでアルツハイマー型の認知症と診断された豪州人クリスティーンブライデンさんが日本に2度来日自らの体験を綴り日本語にも翻訳されて出版された2 冊の本私は誰になっていくの私は私になっていくなどの紹介もされましたたくさんの印象に残った言葉があり限られた時間でとても語りつくせない内容でした締めくくりは映画ライムライトのメロディで介護家族への願いがこもる歌をアカペラで歌われました素晴らしい美声に万雷の拍手が起こりましたいつまでもあなたにこの愛をあげましょう席上献金を代表を務められているNPO法人に感謝を持ってお献げいたしました 5時から1 時間は3 階ホールで懇親の時を持ち一日修養会を終えました設営の準備奏楽懇親会で川口基督教会の皆さまにお世話になったことにいつものことながら感謝です (つじじゅん芦屋聖マルコ教会信徒)ような取り組みをすべきだったという点また家族の紹介をより詳しくしたいという点が挙げられました来年ヒューム神学生は3年生です最終学年にあたり同神学生をより身近に感じられるような内容にしていきたいと思います (おくむらたかみつ大阪教区神学生後援会理事聖贖主教会牧師)司祭クリストファー奥村貴充今年の神学生を囲む集い恵我之荘聖マタイ教会で今年の神学生を囲む集い恵我之荘聖マタイ教会でヨハネ辻潤連合男子会一日修養会講演会あなたもわたしも知っておきたい!認知症って?! 講演を行う沖田裕子氏発表中のヒューム神学生

10 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (10) 第 451 号アングリカンコミュニオン宣教の5指標についての最後となりましたこの指標はこのシリーズの最初に岩城聰司祭が説明してくださっていますが(2015年12 月20 日の教区報第446 号) 1984年の第6回ACCで提起され 1988年のランべス会議で確認された4 指標に 1998年になって追加されたものですなぜかということはどなたでも想像できることです排水排気ガスなどいわゆる公害による健康被害だけと思っていたら地球全体が病んでいるような状況にあることに気づかされてきました神はご自分にかたどって人を創造された神にかたどって創造された男と女に創造された神は彼らを祝福して言われいう状況はどこから来たものなのでしょうかわたしたちは暑い日が続くと異常気象だと言い豪雨土砂災害が続くと異常気象だと言いすべてのことを異常気象で済まそうとしていないでしょうかこれらすべてのことの原因は確かではありませんしかしわたしたちは委ねられているこの地球と環境をあまりにも自分たちの都合本位に扱ってきたのではないかと心配になって来たのです人類の歴史は自然と共存していくことから始まりました人間もまた自然の一部だからですしかしいつの日からか自然を利用するものとなりそして自然と対決するところへと変わってきました自然は人類にとって乗り越えなければならない相手となってしまいました自然を征服することで人類の幸福た産めよ増えよ地に満ちて地を従わせよ海の魚空の鳥地の上を這う生き物をすべて支配せよ (創世記1:27,28 ) 神はお造りになったすべてのものを御覧になった見よそれは極めて良かった (創世記1:31 ) あなたがたはそれぞれ賜物を授かっているのですから神のさまざまな恵みの善い管理者としてその賜物を生かして互いに仕えなさい (ペトロの手紙Ⅰ4:10 )聖書は天地の造り主なる神様の作品は極めて良いものでありその管理は神様にかたどって造られたわたしたち人間に委ねられていると言っています先に述べたような病んでいる地球とを得ようとしてきたのです確かに科学の進歩はさまざまな発見をもたらしました今まで人類が利用できなかったものを利用できるようになりましたその恩恵は偉大ですしかし人間が制御できないものに手を出してしまったらどうなるのでしょうか理論通りにいけば制御できるはずのものでも理論通りにいかないこともありますその一番の原因はわたしたち人間自身わたしたちの罪です思い上がりです 100 %完全な人間はいないからですこの地球上に人類が誕生したのはこの地球の今までを24 時間に例えると23 時何分かのことであると何かの本で読みましたこのわずかの間にわたしたちはこの地球上の素晴らしいものを蹴散らかしてきているのではないかと危惧します環境問題がわたしたちの課題であるとして取り上げられるようになり環境教育の重要性が官民挙げて叫ばれるようになったときそんなプログラムに参加し関わるようになりました特に被造物の保全とわたしたちの責任を考えるとき欲しいままに被造物を食い散らかしているわたしたちの罪深さを思います造り主である神様への敵対行為であるとさえ思いますそんなときに原発問題に出合いました福島第1 原発の事故よりも前のことです人間業で制御しきれない懸念があることに目をふさいで排気ガス問題もなく経済的であるという理由をつけての賛成論の展開に違和感を感じていましたそしてあの事故でした原発はもういらないという多く司祭施洗者ヨハネ山本眞アングリカンコミュニオン宣教の5指標 6 最終回被造物の本来の姿を守り地球の生命を維持再生するために努力すること (次頁4段目につづく)

11 大阪教区報 (11) 2016 年 10 月 23 日第 451 号総裁主教同性婚への国民投票を歓迎し論争や中傷に警鐘(豪州聖公会)オーストラリア聖公会のフィリップフライアー総裁主教は同性結婚是非に向けた国民投票について歓迎の意を表しているがそれに関わる論争の高まりについては懸念を表明しているオーストラリア首相マルコムターンブル氏は総選挙において先の国民投票を公約したものの国民投票そのものを反対する支持者も多い総裁主教は 2016年は同性婚についての国民投票に向けた民意が高まり続けているとし聖公会に属する個々の人々はキリスト教理解に基づく多様性を保持しており投票することが正しく適切であると語るまた総裁主教は個人的にも国民投票を歓迎し熾烈な論争にならないようにと釘を刺しているそして政府の選挙での公約は果たすべきであり期待に応えるという合理的な理由もあるとしれ邪魔者扱いされたと感じてきたことを理解しなければならないそれがゆえに我々は将来的により牧歌的でありより敏感であるという必要性があるのだと述べている (Anglican Communion News Service, September 9th, 2016 ) シーフェアラーズミッションが韓ハン進ジン海運の乗組員救済へ船舶関係者のために世界的な宣教を行っている聖公会のシーフェアラーズミッションは停泊した船に取り残されている韓進海運の乗組員への救済活動を始めた韓国の財閥が操業する韓進海運は世界最大級の出荷ラインを誇る海運会社のひとつで 8 月に事実上の経営破綻が明らかとなったその結果 2千5百人の乗組員を乗せた97 隻のコンテナ船が入港できず海上に停泊中である事実上破綻した韓進海運が荷下しのための代金を支払うかどうか疑わしいと判断されたため入港拒否されたのである正義と公正委員会議長ケンピータて国民投票を肯定する続けて総裁主教はクリスチャンにとってまたその他の人々にとっても何が社会にとって最も良いことなのかを考え自分の良心を投票に反映させることが大切であると述べ世論調査が示している通り同性婚は投票によって賛成されるべきであり教会はそれを現実として受け入れなければならないそうすることによって我々は男女間における聖婚を広い結婚観を持ちながら保つことが可能なのである男女間における結婚が神のもとで行われるという祈祷書の教義に変化はないしオーストラリア聖公会の結婚についての教義を改定する必要もないしかし教会は二人の人間が互いに愛を誓い合いたいと熱望するその思いについても理解しなければならないだけではなくその思いを常に尊重しなければならない今特に私が懸念するのは同性婚について激しい議論や無意味な中傷に陥ってしまうことである我々は教会の中でゲイレズビアンやその他の人々が拒絶され裁かーズ師は韓進海運と乗組員に以下のように書簡を送ったもし入港拒否され続けるなら船の食料や燃料はすぐに底をつくだろうこれは乗組員への福祉的危機となる乗組員はもとよりその家族や関係者たちの心配と悲しみは計り知れないシーフェアラーズは世界的警告を200の港にわたる我々のチーム全てに通告した韓進海運の入港時における乗組員への援助の準備は整っている現在多くの韓進船は韓国の南に位置する釜山港の外で停泊しながら救済を待っている状態である (Anglican Communion News Service Septemberの意見がいつのまにかやむを得ないという容認論に変えられていくのはなぜでしょうか廃炉するにも膨大な時間と費用を要し使用済み燃料の処理もできないままだというのに結局のところは原子力に関する技術力を保持しておきたいという政財界の傲慢な思惑でしかないの世界の窓世界の窓(前頁よりつづく)でしょうもういちど造り主である神さまの前に謙虚になり被造物の保全というわたしたちの管理責任をしっかりと果たしていくために教会は声を大にして訴えていかねばならないと考えます (やまもとまこと西宮聖ペテロ教会牧師尼崎聖ステパノ教会管理牧師)22nd, 2016) 司祭ヤコブ松平功(まつだいらいさお守口復活教会牧師)教会施設の動き守口復活教会 11 月6 日(日)午後1 時30 分から守口復活教会オータムフェスタを開催しますコンサートを主体としたミニバザーですコンサートの出演者はソプラノ歌手:濱崎高子氏音楽の先生の楽団:わくわく音楽隊地域のゴスペルグループ:やるきーず

12 大阪教区報 2016 年 10 月 23 日 (12) 第 451 号魂の平安を祈りますですなおミニバザーは12 時半からコンサート開演時間までですのでご注意ください入場無料です聖贖主教会 11 月12 日(土)13 時30 分より(開場13 時) 子どもと楽しむコンサート大人も子どもも共にクリスマスに向けて心の備えをするコンサートです場所:聖贖主教会演奏:アンサンブルギリビッツォ高槻聖マリヤ教会 11 月27 日(日)13 時30 分開場合唱団アモローゾによるチャペルコンサート開催入場料500円終了後ティータイムがあります * 教役者逝去記念聖餐式は毎月第 2 水曜日午前 10 時 30 分から主教座聖堂 ( 川口基督教会 ) で行われますご関係の有無にかかわらずどうぞ自由にご参加ください教区関係教役者逝去者記念聖餐式 11 月 9 日 ( 水 )10:30 於 : 主教座聖堂 ( 川口基督教会 ) 説教者ヨシュア原田光雄司祭 1 日司祭ジェームズウイリアムス (1920 英 ) 3 日司祭パウロ山やま本もと早はや太た (1988) 4 日司祭ヨハネ張はり本もと栄さかえ ( チャンボンヨン 1966) 宣教師コンスタンスメアリーリチャードソン (1968 英 ) 5 日司祭パウロ後ご藤とう光みつ敏とし (1971) 9 日司祭ヨハネ有あり近ちか康やす男お (1991) 11 日司祭ヨハネ伴ばん君きみ保やす (1956) 12 日宣教師ドーラレイチェルハワード (1947 英 ) 17 日宣教師ガートルード E コックス (1906 英 ) 19 日司祭ヨハネ側そば垣がき正まさ巳み (1997) 20 日司祭ホレイスジョージワレン (1950 英 ) 21 日主教ホレイス H プライス (1941 英 ) 22 日司祭ベルナルド小お穴あな藤ふじ雄お (1971) 23 日司祭北きた川がわ千ち代よ吉きち (1939) 30 日宣教師アミーキャロラインボサンケット (1950 英 )? 日宣教師アンナマリアタプソン (1940 英 ) 12 月 14 日 ( 水 )10:30 於 : 主教座聖堂 ( 川口基督教会 ) 説教者ヨハネ木村幸夫司祭 1 日宣教師エディスイライザソープ (1930 英 ) 2 日主教チャイニングモアウイリアムス (1910 米 ) 4 日司祭テモテ山やま本もと登のぼる (2009) 13 日司祭ジョンキャリーアンブラー (1946 米 ) 16 日司祭尾お形がた虎とら三ぞう (1945) 17 日司祭アーサーラザフォードモリス (1912 米 ) 宣教師エミリービショップボウルトン (1926 英 ) 18 日宣教師ジェーンキャスパリ (1888 英 ) 19 日司祭ダニエル小こ池いけ虔けん二じ (2014) 22 日伝道師清せい田だ海かい一いち郎ろう (1904) 司祭近ちか重しげ利とし澄ずみ (1934) 27 日司祭ヘンリーレナードブレビー (1942 英 ) 28 日伝道師大おお塚つか惟これ明あき (1928) 29 日司祭マルコ伊い墻がき八や束つか (1978) 30 日宣教師オードリー M ヘンティー (1970 英 ) お詫びと訂正聖贖主教会ルツ中なか澤ざわ友とも子こ(8月6日 93 歳)テレサ深ふか水み君きみ江え(9 月6 日 95 歳) 大阪聖愛教会アリマタヤのヨセフ友とも井い雅まさ治はる(8 月13 日 81 歳)浅あさ野の一かず男お(9 月22 日 83 歳) 芦屋聖マルコ教会エステル米よね村むら春はる子こ(8 月19 日 83 歳) 大阪聖三一教会ヨブ佐さ野の隆たかし(8 月20 日 68 歳) 大阪聖ヨハネ教会松まつ本もと良りょう(8 月21 日 96 歳) 大阪城南キリスト教会トマス筑つく田だ克かつ夫お(9 月14 日 90 歳)トマス今いま北きた富とみ三ぞう(9月30 日 75 歳) 芦屋聖マルコ教会サラ福ふく永なが寿とし(9 月28 日 89 歳)教区報第450 号の掲載記事に以下の誤りがありました訂正してお詫びします 8ページ:日本聖公会総会報告(5段目13 14 行目山本眞司祭の肩書)(誤)常置委員長(正)常置委員 12 ページ:祝按手(3段目7行目石橋聖トマス教会の信徒名)(誤)ルツ貫里見(正)ルツ貫里美

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seisho_166_校正.indd 日本福音キリスト教会連合みらい平キリスト教会茨城県日本バイブルプロテスタントともしび聖書チャペル熊本県日程 7 月 13 日水 19 日火日程 7 月 15 日金 26 日火湯本赦頼清水勝俊丸毛雄三原識文山谷寛人藤本仕光阿部真知子私たちは開拓中のみらい平キリスト教会に遣わされましたこの機にやさしい聖書クラス子育てママの会伝道集会が企画され