iStorageソフトウェア NVシリーズ データレプリケーション 導入と運用の手引き (DataReplication/DDR/RDR編)

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1 istorage ソフトウェア NV シリーズ データレプリケーション 導入と運用の手引き (DataReplication/DDR/RDR 編 ) IA308-3

2 輸出する際の注意事項 本製品 ( ソフトウェアを含む ) は 外国為替及び外国貿易法で規定される規制貨物 ( または役務 ) に該当することがあります その場合 日本国外へ輸出する場合には日本国政府の輸出許可が必要です なお 輸出許可申請手続にあたり資料等が必要な場合には お買い上げの販売店またはお近くの当社営業拠点にご相談ください

3 はしがき 本書は istorage NV シリーズの特長や主な機能について記述しています 本装置を最初にセットアップする際の操作については istorage ソフトウェア NV シリーズセットアップガイド (IA302) を参照してください 本書の読者としては NAS 装置の管理者を対象としており ネットワーク ファイルシステム ディスク装置に関する専門的知識を有していることを想定しています なお 関連説明書としては次のものがあります istorage ソフトウェア NV シリーズ概説書 (IA301) istorage ソフトウェア NV シリーズセットアップガイド (IA302) istorage ソフトウェア NV シリーズユーザーズガイド (IA303) istorage ソフトウェア NV シリーズメッセージハンドブック (IA304) istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き (IA305) istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス (IA306) istorage ソフトウェア NV シリーズ保守マニュアル (IA307) istorage ソフトウェア NV シリーズデータレプリケーション導入と運用の手引き ( ディザスタリカバリ編 ) (IA309) istorage ソフトウェア NV シリーズアンチウイルス導入と運用の手引き (IA310) istorage ソフトウェア NV シリーズ MIB リファレンス (IA311) istorage ソフトウェア NV シリーズ簡易セットアップツール運用ガイド (IA312) istorage ソフトウェア NV シリーズ GSTORAGEFS 利用の手引き (IB301) istorage ソフトウェア NV シリーズ ESMPRO/ServerAgent ユーザーズガイド (IC101) istorage ソフトウェア NV シリーズ ESMPRO/ServerManager Ver4.4 インストレーションガイド (IC102) istorage ソフトウェア NV シリーズ電源制御ソフトウェア説明書 (IC103) istorage NV3400S/NV3400/NV5500S/NV5500/NV7500S/NV7500/NV7500G ネットワークストレージ装置取扱説明書 ( A) istorage NV3500S/NV3500/NV5500S/NV5500/NV7500S/NV7500/NV7500G ネットワークストレージ装置取扱説明書 ( A) 2009 年 12 月第 3 版

4 表記規則 本マニュアルでは以下のような表記を使用します マーク 本書では 以下の絵表示を使用します 表示の種類 種類内容 操作において 特に注意が必要な内容を説明します 操作において 補足事項を説明します 書式 コマンド形式においては 特に明記しない限り 以下のルールにしたがったオプションや引数を使用で きます command subcommand... [option...] [argument...] command 実行可能コマンド名を示します subcommand... 機能をカテゴライズしたサブコマンドを示します option... 先頭が ハイフン ( ) で始まる 1 つまたは複数のパラメータを示します argument... 先頭が ハイフン ( ) で始まらないパラメータを示します [ ] [ ] 内に記述されたパラメータが省略可能であることを示します パイプ ( ) の前後のいずれかを指定できることを示します 直前の項目を複数個指定できることを示します フォント ゴシック体

5 ユーザが入力するコマンドや NV から出力されるテキスト文字列であることを示します ゴシック + イタリック体 入力パラメータであることを示します ユーザの環境に応じて適切な値を指定してください プロンプト #( 番号記号 いげた記号 ) NV に telnet/ssh でログインして実行する場合のコマンド実行例であることを示します %( パーセント記号 ) rsh/ssh にてリモート実行する場合のコマンド実行例であることを示します

6 備考 (1) 本書に説明している機能は 以下の装置に対応しています istorage NV3400S istorage NV3400 istorage NV5400S istorage NV5400 istorage NV7400S istorage NV7400 istorage NV7400G istorage NV3500S istorage NV3500 istorage NV5500S istorage NV5500 istorage NV7500S istorage NV7500 istorage NV7500G (2) 本書に説明している機能は 以下のソフトウェアに対応しています NV 基本制御 NFS CIFS NDMP V2/V3/V4 FTP HTTP 改ざん防止機能 DataReplication 機能 WebSAM Storage ReplicationControl WebSAM Storage ReplicationControl/DisasterRecovery MVD Sync NetVault gstoragefs (GFS) ウイルス対策ソフト連携機能 (3) UNIX は The Open Group の米国ならびにその他の国における登録商標です (4) Microsoft, Windows, Windows NT, Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows Server 2003, Windows Server 2008 R2 は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です (5) Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です

7 (6) NFS は米国 Sun Microsystems, Inc 社の登録商標です (7) MVD Sync は Miller Global Consulting 株式会社の商標または登録商標です (8) NetVault TM は バックボーン ソフトウエア社の商標または登録商標です (9) This product includes software developed by the Java Apache Project ( (10) Java, JavaServer Pages, JavaScript, JDK は 米国およびその他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です (11) Firefox は 米国 Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商標です (12) Windows Server 2008 は Windows Server 2008 Standard operating system および Windows Server 2008 Enterprise operating system の略称です Windows Server 2003 は Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition および Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition の略称です Windows 7 は Windows 7 Home Basic Windows 7 Home Premium Windows 7 Professional Windows 7 Ultimate の略称です Windows Vista は Microsoft Windows Vista の略称です Windows XP は Microsoft Windows XP operating system 64-Bit Edition および Microsoft Windows XP Professional operating system Microsoft Windows XP Home Edition operating system の略称です Windows 2000 は Microsoft Windows 2000 Server operating system および Microsoft Windows 2000 Advanced Server operating system Microsoft Windows 2000 Professional operating system の略称です Windows NT は Microsoft Windows NT Server network operating system version 4.0 および Microsoft Windows NT Workstation network operating system version 4.0 の略称です Windows Me は Microsoft Windows Millennium Edition Operating System の略称です Windows 98 は Microsoft Windows 98 operating system の略称です Windows 95 は Microsoft Windows 95 operating system の略称です (13) This product includes software developed by the Apache Software Foundation ( (14) トレンドマイクロ ServerProtect はトレンドマイクロ株式会社の商標又は登録商標です (15) その他 記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です (16) 本製品で使用しているソフトウェアの多くは GNU パブリックライセンスの条項に基づいて自由に配布することができます ただし アプリケーションの中には その所有者に所有権があり 再配布に許可が必要なものがあります (17) 本書 ( 電子マニュアル ) に関するご意見 ご要望 内容不明確な部分がありましたら 巻末の マニュアルコメント用紙 にご記入のうえ 担当営業 担当 SEにお渡しください

8 ( このページは空白です )

9 目次 第 I 編導入 構成変更手順... I-1 第 1 章 データレプリケーションの概要... I データレプリケーションとは... I ボリューム属性... I レプリケーション操作... I レプリケーション操作と状態遷移... I コピー制御状態... I コピー性能について... I RV のアクセス制限... I コピー障害と状態遷移... I-17 第 2 章 導入手順 ( アプライアンス )... I 導入手順... I システムの構成... I ソフトウェアのインストール... I ディスクアレイの構成... I ボリュームの準備... I 複製ボリュームの利用... I 運用ボリュームとの再同期... I-44 第 3 章 構成変更手順 ( アプライアンス )... I ボリュームの拡張... I ボリュームの解放... I ボリュームの移行... I-51 第 4 章 導入手順 ( ゲートウェイ )... I 導入手順... I システムの構成... I ソフトウェアのインストール... I ディスクアレイの構成... I ボリューム対応表の作成... I ボリュームの準備... I 複製ボリュームの利用... I 運用ボリュームとの再同期... I-92 第 5 章 構成変更手順 ( ゲートウェイモデル )... I ボリュームの拡張... I 論理ディスク名変更... I ボリュームの解放... I ボリュームの移行... I-102 第 II 編運用 保守手順... II-1 i

10 第 1 章 運用手順 ( アプライアンス )...II D2D 構成...II D2D2T 構成...II-26 第 2 章 運用手順 ( ゲートウェイ )...II 複製ボリュームの利用...II 運用ボリュームのデータ復旧...II 業務の短時間復旧...II-39 第 3 章 障害発生時の処理...II 障害発生時の処置...II-45 第 4 章 留意事項...II コピー制御状態の選択...II RV のアクセス制限の選択...II ボリュームへのアクセス権の設定...II LVM のボリューム操作...II データレプリケーションの運用 操作...II その他の留意事項...II-56 索引 ii

11 第 I 編 導入 構成変更手順

12 第 I 編導入 構成変更手順 第 1 章データレプリケーションの概要 業務により蓄積された膨大な情報を一元的に管理し 効果的 効率的に情報活用を推進するためには 高度な処理能力と大容量 高信頼性を実現したストレージシステムが必要です データレプリケーションは このストレージシステムを効果的 効率的に利用するための機能を提供します istorage NV シリーズでは データレプリケーション機能として 以下の機能を提供しています MVD Sync DataReplication 以下のモデル ( 以降 アプライアンスモデル と総称 ) にて提供します istorage NV5400S istorage NV5400 istorage NV7400S istorage NV7400 istorage NV5500S istorage NV5500 istorage NV7500S istorage NV7500 DDR/RDR 以下のモデル ( 以降 ゲートウェイモデル と総称 ) にて連携機能を提供します istorage NV7400G istorage NV7500G 本章では DataReplication 機能 並びに istorage ディスクアレイ装置が提供する DDR/RDR 連携機能を利用したデータレプリケーションについて説明します 1..1 データレプリケーションとは データレプリケーションは 運用ボリューム (MV:Master Volume) の複製ボリューム (RV: Replication Volume) を作成する機能で ディスクアレイに搭載されています 複製ボリュームは 任意の時点で運用ボリュームとの接続あるいは分離が可能です ゲートウェイモデルの場合 ボリュームとの接続や分離の操作指示は ゲートウェイモデルから実行します 複製ボリュームに使用する論理ディスク (LD) の作成操作は ゲートウェイモデルに接続した istorage ディスクアレイ装置の管理ソフトウェアである istoragemanager クライアント (Windows システム ) からおこないます (1) 同一ディスクアレイ内で複製ボリュームを作成 (DDR: DynamicDataReplication) (2) 異なるディスクアレイ間で複製ボリュームを作成 (RDR: RemoteDataReplication) I-2

13 第 1 章データレプリケーションの概要 ゲートウェイモデル 運用 NAS ( オンライン ) バックアップ NAS 同期化 分離操作 ゲートウェイモデル 運用 (MV) 運用 (MV) 複製 (RV) 複製 (RV) DynamicDataReplication RemoteDataReplication 図 1-1 データレプリケーション 1..2 ボリューム属性 データレプリケーション機能により複製ボリュームを作成する場合 まず複写元のボリュームとその複写先のボリューム ( 複製ボリューム ) との関係を設定する必要があります レプリケーションの制御では 複写元のボリュームを MV(Master Volume) 複写先のボリュームを RV(Replication Volume) といいます また このとき MV と RV とがペア設定されているといいます データレプリケーション機能を導入したディスクアレイでは ディスクアレイ内のボリュームの属性を以下の 3 種類に分別します また 図 1-2 にボリュームの属性例を示します Isolated Volume(IV) ペア設定されていないボリュームです IV に対してペアの設定を行うことにより MV または RV に設定することができます Master Volume(MV) ペア設定されているボリュームであり ペア内の複写元となるボリュームです 通常 業務で使用しているボリュームを MV として設定します また ゲートウェイモデルにて istorage ディスクアレイ装置の RDR を利用した場合 ペアを直列に複数の階層を設定することができます このとき 階層構造上の最上位の MV のことを他の MV と区別する場合に PV(Primary Volume) と呼びます NV シリーズのゲートウェイモデルにおいては 2 階層までの階層構造をサポートしています Replication Volume(RV) I-3

14 第 I 編導入 構成変更手順 ペア設定されているボリュームであり ペア内の複写先となるボリュームです 通常 バックアップとして利用するボリュームやテスト業務などで使用するボリュームを RV として設定します ゲートウェイモデルにおいては ペアの設定は 同一ディスクアレイ内のボリューム間で設定する場合と 異なるディスクアレイ間のボリュームで設定する場合があり これを区別する場合には 前者を Dynamic Replication Volume(dRV) 後者を Remote Replication Volume (rrv) と呼びます ディスクアレイ A ディスクアレイ B FC A1 IV A2 IV B1 IV A3 MV (PV) A4 RV/MV (drv) B2 RV (rrv) ペア設定 ボリューム A1/A2/B1 ボリューム A3 ボリューム A4 ボリューム B2 :IV : ペア A3/A4の MV(PV) : ペア A3/A4の RV(dRV) であり ペア A4/ B2の MV でもある : ペア A4/B2の RV(rRV) 図 1-2 ボリュームの属性例 I-4

15 第 1 章データレプリケーションの概要 1..3 レプリケーション操作 レプリケーションの操作には MV から RV へデータを複写するレプリケート MV と RV を分離 するセパレート RV から MV へデータを複写するリストアがあります レプリケート MV から RV へデータを複写する操作です RV に 最新のデータを複写する場合などに行います レプリケートを行うと MV の内容を RV にコピーして反映します また レプリケート実行後の MV に対する更新が RV にも反映されます RV に複写された最新のデータを利用して 例えばテスト環境を構築したり 検索業務を行ったり テープへのバックアップなどを行うことができます セパレート MV と RV を分離する操作です RV をテスト環境や検索業務などで使用するために MV と RV 間のデータの複写を停止する場合に行います セパレートを開始すると その時点での MV と RV の差分を RV にすべて反映し データの複写を停止して RV を分離します セパレートを開始した以降の MV に対する更新は RV には反映されず 更新の差分としてディスクアレイ内で管理されます セパレートを行う際には RV をどの時点から利用するかについて 以下の 2 つから選択できます RV を分離完了後に利用可能とするセパレート (RV 完了時活性化セパレート ) MV と RV の差分を RV にすべて反映し 分離が完了したあとに RV の利用を可能とするセパレートです レプリケートを開始した直後にセパレートを行っても MV と RV の差分を RV に反映している間は RV を利用することができません 分離の完了によって RV が利用可能となります RV を即時に利用可能とするセパレート (RV 即時活性化セパレート ) MV と RV の差分を RV に反映しながら 分離途中でも RV の利用を可能とするセパレートです RV 即時活性化セパレートを行うことで 瞬時に RV が作成され 利用可能となります なお この機能は同一ディスクアレイ内でデータレプリケーションを行う場合にのみ利用できます I-5

16 第 I 編導入 構成変更手順 リストア RV から MV へデータを複写する操作です MV に障害が発生し バックアップボリューム (RV) からデータを復旧する場合などに行います リストアを行うと リストア開始時点の RV の内容を MV にコピーして反映します このとき MV に対して行ったデータ更新を RV に反映させるかどうかを選択することができます RV を更新するリストア (RV 更新リストア ) MV に対するデータ更新を RV に自動的に反映しながらリストアします また MV と RV の差分がなくなり リストアが完了した以降も MV に対するデータ更新は RV に反映されます RV を更新しないリストア (RV 保護リストア ) リストア中の MV に対するデータ更新は RV には反映しないでリストアします MV と RV の差分がなくなり リストアが完了すると 自動的にセパレートされます RV 保護リストアを行うことで RV 上のデータは保護され リストア前の状態で保存しておくことができます I-6

17 第 1 章データレプリケーションの概要 1..4 レプリケーション操作と状態遷移 各レプリケーション操作と状態遷移について説明します ペア関係が設定されているが分離されている状態 MV/RV 間の差分を反映している状態 ペア関係が設定され同期が確立している状態 separated MV RV の更新が可能 MV rpl/exec RV レプリケート RV の更新は不可 sync MV の更新は RV に反映 RV はアクセス不可 sep/exec rpl/sync MV RV セパレート RV は更新不可 MV RV rst/sync MV rst/exec リストア RV の更新は不可 RV RV 更新リストアでは MV の更新は RV に反映 RV 保護リストアでは MV の更新は RV に反映しない RV はアクセス不可 exec : レプリケート セパレート またはリストアの実行中 sync : レプリケート またはリストアの同期状態 rpl :replicate( レプリケート ) rpl/exec 同期実行中 rpl/sync 同期状態 sep :separate( セパレート ) sep/exec セパレート実行中 separated セパレート完了状態 rst :restore( リストア ) rst/exec リストア実行中 rst/sync 同期状態 RV 保護リストアでは同期状態 (rst/sync) 後 自動的にセパレート完了状態 (separated) に遷移 図 1-3 各レプリケーション操作と状態遷移 I-7

18 第 I 編導入 構成変更手順 レプリケートと状態遷移 レプリケートを行うと MV の内容を RV に反映させるために MV から RV へのデータコピーが開始されます またレプリケート実行後の MV に対する更新が RV にも反映されます レプリケート開始後 その時点における MV と RV の差分は徐々に減少し 最終的にはレプリケート開始時点の MV の内容が RV にすべて反映された状態 ( 差分ゼロ ) になります レプリケートを行ってから MV の内容が RV にすべて反映されるまでの状態をレプリケート実行中の状態と呼びます また MV と RV の差分がゼロとなった状態をレプリケートにより同期化された状態 または単に同期状態 (sync) と呼びます なお レプリケート実行中およびレプリケートにより同期化された状態を総称してレプリケート状態と呼びます MV への更新 MV への更新 MV への更新 MV レプリケート操作開始 MV 差分ゼロまで MV RV RV RV セパレート状態 同期実行中 同期状態 レプリケート状態 図 1-4 レプリケートと状態遷移 I-8

19 第 1 章データレプリケーションの概要 セパレートと状態遷移 セパレートを行うと セパレート開始指示を実行した時点での MV と RV の差分を RV に反映し RV を分離します セパレート実行後の MV に対する更新は RV に反映されません セパレート実行後 セパレートを開始した時点における MV と RV の内容が一致していない場合 RV へのデータコピーが行われ セパレート開始指示を実行する直前までの MV への更新内容はすべて RV に反映されます セパレート開始指示を実行してから セパレート開始直前までの MV への更新内容がすべて RV に反映されるまでの状態をセパレート実行中の状態と呼びます MV への更新内容がすべて RV に反映された状態をセパレートにより分離された状態 またはセパレート完了状態 (separated) と呼びます なお セパレート実行中およびセパレート完了状態を総称してセパレート状態と呼びます RV を即時に利用する指定でセパレート (RV 即時活性化セパレート ) を実行した場合 MV の内容が RV にすべて反映されていない状態でも セパレート開始指示直後から RV の内容を参照 / 更新することが可能です これは RV に対する更新 / 参照要求時 MV から RV への差分コピーが完了していない領域へのアクセスが MV から RV に優先してコピー制御されることで実現しています なお RV の内容は セパレートを開始する直前までに更新された MV の内容が反映され セパレートを開始した以降に発生した MV への更新内容は RV には反映されず 更新差分として管理されます セパレート状態では レプリケート / リストア時に差分反映を行えるように MV RV の更新状況を管理します MV への更新 MV への更新 MV への更新 MV セパレート操作開始 MV MV と RV の差分が RV にすべて反映されるまで MV RV RV RV 同期状態 セパレート実行中 セパレート完了状態 セパレート状態 図 1-5 セパレートと状態遷移 I-9

20 第 I 編導入 構成変更手順 リストアと状態遷移 リストアを行うと リストア開始時点の RV の内容を MV に反映させるために RV から MV へのデータコピーが開始されます RV 更新リストアでは リストア実行後の MV に対する更新は RV にも反映されます リストア開始後 その時点における MV と RV の差分は徐々に減少し 最終的にはリストア開始時点の RV の内容が MV にすべて反映された状態 ( 差分ゼロ ) になります リストアを行ってから RV の内容が MV にすべて反映されるまでの状態をリストア実行中の状態と呼びます また MV と RV の差分がゼロとなった状態をリストアにより同期化された状態 または単に同期状態 (sync) と呼びます なお リストア実行中およびリストアにより同期化された状態を総称してリストア状態と呼びます なお RV 保護リストアでは MV に対する更新は RV に反映されません この場合 以降のレプリケート / リストア時に差分反映が行えるよう MV に対する更新情報を MV と RV の差分として管理します また RV 保護リストアでは 同期状態 (sync) になると自動的にセパレート完了状態 (separated) に遷移します 利用者がリストア実行中に MV のデータを参照した場合 RV の内容が MV にすべて反映されていない状態でも リストア開始指示直後から RV の内容が参照可能となります これは MV に対する参照要求時 RV から MV への差分コピーが完了していない領域へのアクセスを RV からデータを入力するよう制御することで実現しています MV への更新 MV への更新 MV への更新 MV リストア操作開始 MV 差分ゼロまで MV RV RV RV の更新を行う場合のみ RV セパレート状態 リストア実行中 同期状態 リストア状態 図 1-6 リストアと状態遷移 I-10

21 第 1 章データレプリケーションの概要 主動作状態と同期化状態 データレプリケーションでは レプリケート リストア およびセパレートの各状態を主動作状 態 (Activity State) または単にアクティビティと呼びます また 状態遷移を示す実行中や状態遷移完了などの状態を同期化状態 (Sync State) と呼びます 各レプリケーション操作を行った場合に遷移する主動作状態と同期化状態について 表 1-1 に示 します なお 各主動作状態における MV RV のアクセスの扱いに関しては 本書の 第 I 編 1.7 RV のアクセス制限 を参照してください 表 1-1 主動作状態 (Activity State) と同期化状態 (Sync State) 主動作状態 同期化状態 説明 セパレート状態 セパレート実行中 (sep/exec) セパレート実行後 MV/RV 間の差分がゼロとなるまでの一時的な状態です 原則的に RV は Read/Write できません レプリケート状態 リストア状態 セパレート完了状態 (separated) 強制分離 (cancel) 障害分離 (fault) 同期実行中 (rpl/exec) 同期状態 (rpl/sync) リストア実行中 (rst/exec) 同期状態 (rst/sync) MV/RV 間でデータのコピーは行われていない状態です ペア設定直後もこの状態となります 通常 RV は Read/Write 可能です 強制セパレートにより MV と RV を強制的に分離した状態です RV は Read/Write 可能です コピー障害の発生により ディスクアレイ内部で強制的に MV と RV を分離した状態です RV は Read/Write 可能です レプリケート実行時点での MV/RV の差分反映が完了していない状態 (MV から RV への差分反映中 ) です MV の更新は RV に反映されます RV は Read/Write できません レプリケート実行時点での MV/RV の差分反映が完了した状態です MV の更新は RV に反映されます RV は Read/Write できません リストア実行時点での MV/RV の差分反映が完了していない状態 (RV から MV への差分反映中 ) です RV 更新リストアでは MV の更新は RV に反映されます RV 保護リストアでは MV の更新は RV に反映されません RV は Read/Write できません リストア実行時点での MV/RV の差分反映が完了した状態です RV 更新リストアでは MV の更新は RV に反映されます RV 保護リストアでは MV の更新は RV に反映されず 自動的にセパレート完了状態に遷移します RV は Read/Write できません I-11

22 第 I 編導入 構成変更手順 1..5 コピー制御状態 ペア設定されたボリューム間のアクティビティがレプリケート状態およびリストア状態の場合 ディスクアレイの負荷状況に応じて MV/RV 間のデータのコピー方式を変更することができます コピー方式の変更指示により遷移する状態をコピー制御状態 (Copy Control State) と呼びます レプリケート状態およびリストア状態における MV/RV 間のコピーには 次の 2 種類があります 差分反映のためのコピーレプリケートやリストア実行時点の MV( リストア時は RV) の内容を RV( リストア時は MV) に反映させるためのコピーです MV の更新を RV に反映するためのコピーレプリケートやリストア実行後 MV に対する更新を RV に反映させるためのコピーです ただし RV 保護リストアを行った場合 MV に対する更新は RV に反映されません また コピー制御状態を変更することにより コピーの方法と状態を変更することができます コピー制御状態には 表 1-2 に示すコピーの状態が存在します 表 1-2 コピー制御状態 コピー制御状態同期コピーモード セミ同期コピーモード バックグラウンドコピー サスペンド 障害によるサスペンド コピーの状態 差分反映のためのコピーを行います MV への更新内容を逐次 RV に反映します RemoteDataReplication のペアの場合 ディスクアレイ装置側で RemoteDataReplication Asynchronous 登録時には設定できません 差分反映のためのコピーを行います MV への更新は MV にデータを書き込んだ段階で I/O が完了し 直後に RV にデータをコピーします RemoteDataReplication のペアに対してのみ設定可能です ただし ディスクアレイ装置側で RemoteDataReplication Asynchronous 登録時には設定できません 差分反映のためのコピーを行います MV への更新は MV にデータを書き込んだ段階で I/O が完了し 差分情報として蓄積します 蓄積された差分は非同期に RV にデータをコピーします RV へのコピー間隔 ( バックグラウンドコピーレベル ) は ディスクアレイ単位に変更することができます 差分反映のためのコピーは行いません MV への更新は MV にデータを書き込んだ段階で I/O が完了し 差分情報として蓄積します RV への反映は行いません コピー障害の発生により ディスクアレイ内部で強制的にサスペンドにした状態です 差分反映のためのコピーは行いません MV への更新は MV にデータを書き込んだ段階で I/O が完了し 差分情報として蓄積します RV への反映は行いません 注 ) 同期コピーモード セミ同期コピーモードを総称してフォアグラウンドコピーと呼びます I-12

23 第 1 章データレプリケーションの概要 コピー制御状態の指示は レプリケートやリストアを指示する際に行うことができます また レプリケートやリストア時に設定したコピー制御状態は 必要に応じて変更することができます なお RV 保護指定によるリストアは 差分反映のためのコピーのみを行い MV 側の更新を RV に反映しません そのため コピー制御状態 ( 同期コピーモード セミ同期コピーモード バックグラウンドコピー ) の指定および変更を行っても効果はありません コピー制御状態の変更指示には 以下の 5 つがあります 同期コピー指示 セミ同期コピー指示 レジューム指示 バックグラウンドコピー指示 サスペンド指示 同期コピー指示 セミ同期コピー指示 バックグラウンドコピー指示 サスペンド指示は 直接遷移させたいコピー制御状態を指示して変更します レジューム指示は バックグラウンドコピー またはサスペンドから 指定されたフォアグラウンドコピー ( 同期コピーモード / セミ同期コピーモード ) に変更します I-13

24 第 I 編導入 構成変更手順 図 1-7 にコピー制御状態の状態遷移図を示します フォアグラウンドコピー 同期コピーモード セミ同期コピーモード * * セミ同期コピーモードは RemoteDataReplication のペアに対してのみ利用可能 バックグラウンドコピー指示 同期コピーまたはセミ同期コピーまたはレジューム指示 サスペンド指示 コピー障害 同期コピーまたはセミ同期コピーまたはレジューム指示 バックグラウンドコピー バックグラウンドコピー指示 サスペンド サスペンド指示 normal abnormal abnormal 図 1-7 コピー制御状態の状態遷移図 I-14

25 第 1 章データレプリケーションの概要 1..6 コピー性能について コピー制御状態を同期コピーモードに設定した場合 MV に対する更新は即時に RV に反映されるため MV と RV の差分は蓄積されません しかし MV に対する書き込み時間は RV への更新反映を待ち合わせるため 時間が余分にかかります コピー制御状態をサスペンド状態に設定した場合 MV に対する更新は RV に反映されないため MV と RV の差分は蓄積されていきますが MV に対する書き込み時間は通常の I/O と同等になります このように 各コピー制御状態は MV と RV の差分蓄積量と書き込み性能の間に相関関係があります 各コピー制御状態における相関関係を表 1-3 に示します 表 1-3 各コピー制御状態における相関関係 コピー制御状態 MV と RV の差分 MV の書き込みオーバヘッド フォアグラウンド ( 同期 ) 小 あり フォアグラウンド ( セミ同期 ) バックグラウンドサスペンド 大 なし レプリケート状態における MV と RV の差分が大きいと セパレート時の処理時間が増加します このため セパレート実行時の業務中断時間が十分とれないシステムでは MV と RV の差分が 小 となるようなコピー制御状態を選択することを推奨します また MV の書き込み性能の維持向上が求められるシステムでは MV の書き込みオーバヘッドのないコピー制御状態を選択することを推奨します I-15

26 第 I 編導入 構成変更手順 1..7 RV のアクセス制限 レプリケート状態 リストア状態では MV と RV のボリュームの内容が常に一致した状態になる ように同期化されます しかし MV と RV の差分反映は OS やファイルシステムと独立してディス クアレイ内で行われるため RV はボリュームとして整合性のない状態の場合があります このため データレプリケーション機能では MV に対するアクセス制限はなく常に参照 / 更新可能ですが RV に対しては 誤動作防止のため主動作状態ごとにアクセス制限を設定可能です RV のアクセス制限として設定可能な状態を表 1-4 に示します アクセス制限 参照可 / 更新可 (RW) 参照可 / 更新不可 (RO) 表 1-4 RV アクセス制限 説明 RV に対する入出力が可能な状態 RV からの読み出しのみ可能な状態 : 指定可能 : 指定可能だが運用上の制限あり : 指定不可 主動作状態 rpl rst sep/exec separated 注 1 注 2 注 3 rpl : レプリケート状態 RW :Read/Write rst : リストア状態 RO :Read Only sep/exec : セパレート実行中 separated : セパレート完了状態 注 1: RV 即時活性化セパレートの場合 セパレート実行中であっても 参照可 / 更新可 (RW) となります ただし 運用上以下の注意が必要です セパレート実行中は MV から RV にデータをコピーしているため RV に対する I/O 負荷が高い場合には MV 側の I/O 性能が低下する場合があります 注 2: セパレート実行中の RV に対して 参照可 / 更新不可 (RO) を設定することも可能ですが 運用上以下の注意が必要です MV に対する更新は ファイルシステムなどの OS 制御によりディスクに対して I/O 処理が行われます アプリケーションは ディスクに対する更新処理が完了していても MV に対して更新処理が完了しているとは限りません また RV への更新反映は OS とは独立してディスクアレイ内で処理されます 従って RV は ボリュームとして整合性がない状態であるため 通常は参照することはできません 運用により整合性が保証されるケースにおいてのみ利用してください I-16

27 第 1 章データレプリケーションの概要 注 3: セパレートが完了した RV に対して 参照可 / 更新不可 (RO) を設定して利用する場合 運用上以下の注意が必要です RVをRAWバックアップ目的で利用する場合のみ ROを指定してください istorage NV シリーズで利用する ( 同時利用 二次利用 ( 注 1) )RVについては 必ずRWを指定してください 1..8 コピー障害と状態遷移 MV および RV 間の接続障害などにより MV と RV 間のコピー動作が正常に行われない場合 障害が発生したタイミングや障害内容により以下の状態に遷移することがあります 障害によるセパレート状態 ( 障害分離 ) コピー障害の発生によりディスクアレイ内部で強制的にセパレートされた状態であり MV と RV の内容は全面不一致の状態となります 障害によるセパレート状態の解除を行うには コピー障害の原因を除去したあと レプリケートやリストアにより復旧する必要があります 障害によるサスペンド状態 ( 異常サスペンド ) レプリケート状態やリストア状態のとき コピー障害の発生によりディスクアレイ内部で強制的にサスペンドされた状態です このとき MV と RV 間のコピーは停止されています 障害によるサスペンド状態の解除を行うには コピー障害の原因を除去したあと 通常のサスペンド状態の解除と同様にコピー制御の状態の変更指示を行う必要があります ( 本書の 第 I 編 1.5 コピー制御状態 を参照 ) ( 注 1) MV と RV を同一のゲートウェイモデルから利用する形態を同時利用 RV を別のゲートウェイモデルから利用する形態を二次利用と呼びます I-17

28 第 I 編導入 構成変更手順 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) この章では istorage NV シリーズアプライアンスモデルを用いた データレプリケーションの導入手順について説明します アプライアンスモデルの提供するデータレプリケーションの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズユーザーズガイド を参照してください 2..1 導入手順 導入時に行う作業の概要について示します 各作業の内容については 以下に対応付けされてい る各節を参照してください 1. システムの構成の決定 必要なハードウェア構成を選択する ハードウェア構成 2. ソフトウェアのインストール DataReplication のライセンスを登録する DataReplication 3. ディスクアレイの構成の決定 必要なボリュームの構成を選択する ペア構成を設定する ボリュームの選択 ペア構成の設定 4. ボリュームの準備 2.5 ボリュームの準備 I-18

29 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) 2..2 システムの構成 ハードウェア構成 業務の運用形態 必要な性能要件やディスク容量から ハードウェアの構成品を選択します 以 下は アプライアンスモデルにおけるハードウェア機器の構成例です 管理サーバ (Express5800 など ) 管理 LAN NV シリーズアプライアンスモデル サービス LAN 業務サーバ (Express5800 など ) 図 2-1 ハードウェア接続構成例 アプライアンスモデルで DataReplication 機能を導入し利用するためには 以下の機種を選択する必要があります istorage NV5400S istorage NV5400 istorage NV7400S istorage NV7400 istorage NV5500S istorage NV5500 istorage NV7500S istorage NV7500 I-19

30 第 I 編導入 構成変更手順 2..3 ソフトウェアのインストール データレプリケーションを利用するためには 以下のソフトウェアについて設定が必要です DataReplication DattaReplliicattiion アプライアンスモデルにおいてデータレプリケーションを利用するためには DataReplication のライセンスを登録する必要があります ライセンス登録は istorage NV シリーズのパッケージインストーラから操作します パッケージインストーラの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ保守マニュアル を参照してください (1) パッケージインストーラのメニューから ライセンス登録 / 削除 を選択してください I-20

31 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (2) プリインストールを含めた インストール済みのオプション PP( プログラムプロダクト ) の 一覧が表示されますので istorage NV DataReplication の 登録 をクリックします (3) ライセンスキーの入力画面が表示されますので オプション PP 購入時に添付されていたライ センスキーを入力して 入力 ボタンをクリックしてください I-21

32 第 I 編導入 構成変更手順 誤ったライセンスキーを入力した場合や 購入したオプション PP の使用可能機種とは異なる機 種にインストールし ライセンス登録しようとした場合 以下のようなエラーになります (4) 正常にライセンスキーが登録された場合 以下のようなメッセージが表示されます I-22

33 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) 2..4 ディスクアレイの構成 データレプリケーションを利用するための構成を決定します ボリュームの選択 業務に必要なディスク容量や運用形態からボリュームの構成を決定します アクセス性能の向上および物理ディスク (PD) の障害に対する耐障害性の確保のため MV と RV は別プールに割り当てます また ペア設定される MV と RV を構成する論理ディスクの容量は同一である必要があります 図 2-2 は 3 つのペアを設定する例です MV POOL01 POOL02 POOL03 vol1 vol2 vol3 PD00 PD01 PD02 PD03 PD04 PD05 PD06 PD07 PD08 PD09 PD0a PD0b PD0c PD0d PD0e PD10 PD11 PD12 PD13 PD14 PD15 PD16 PD17 PD18 PD19 PD1a PD1b PD1c PD1d PD1e POOL04 POOL05 POOL06 vol4 vol5 vol6 スペアディスク RV 図 2-2 ボリューム構成例 1 プールにつき 1 ボリュームを構成 (1 つのプールの全領域を 1 つのボリュームに割り当てる ) vol1 と vol4 は RAID6(4+PQ) で構成 vol2~vol3 vol5~vol6 は RAID1 で構成 スペアディスクはそれぞれのディスクエンクロージャ (DE) につき 2 つ vol1~vol3 は MV で使用 vol4~vol6 は RV で使用 上記は設定例ですので 実際の設定は 実業務にあわせて行ってください I-23

34 第 I 編導入 構成変更手順 ペア構成の設定 ペア設定の基本構成は 1 つの MV に対し 1 つの RV を設定する構成です 運用形態によっては複数の RV を設定すること ( 並列構成 ) も可能です バックアップ運用に用いる場合 基本構成または並列構成を選択します また ペアを構成する MV と RV のボリューム容量 および ボリュームを構成する LD の容量は 同一である必要があります DataReplication ディスクアレイ MV RV 図 2-3 基本構成 ディスクアレイ 同期状態 MV RV バックアップ ( 前日 ) RV テスト環境 RV 図 2-4 並列構成例 1 つの MV に対して 最大で 3 つの RV を設定することができます ディスクアレイ内で 1 階層のみ設定することができます 表 2-1 データレプリケーションの設定例ペア設定 MV RV DB_DATA_MV DB_DATA_RV DB_REDO1_MV DB_REDO1_RV DB_REDO2_MV DB_REDO2_RV DB_CTL_MV DB_CTL_RV DB_ARCHIVE_MV DB_ARCHIVE_RV I-24

35 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) ペア構成の設定時には複数プールの指定が可能です 複数プールを指定することで ペアを構築するために必要な LD 数と LD サイズをより柔軟に確保することが可能になります ただし RV の LD 数と LD サイズはそれぞれペアを設定する MV の LD 数と LD サイズに等しい必要があるため 複数プールを指定したときに総容量では空きがあっても ペアを構築することが不可能である場合があります ( ペア拡張の場合も同様です ) ( 例 )MV の LD が 200GB 300GB 300GB で ペア構築のために指定したプールの空き容量がそれぞれ 400GB 400GB の場合 総容量的にはどちらも 800GB ですが LD は 200GB が 1 つと 300GB を 2 つ確保しなければならず どの 2 つの LD を選んでも 500GB 以上になるため 指定した 400GB のプールにまとめて構築することができません 複数のプールにまたがって LD を構築することはできないため この場合ペアを構築することができません LD0 サイズ =200GB LD1 サイズ =300GB LD2 サイズ =300GB POOL0 空き =400GB POOL1 空き =400GB : 割当可能 : 割当不可 ペア構成の設定は 通常はリモート CLI の repl2 pair コマンドに-a オプションを使って行いますが ゲートウェイモデルと同じ操作で-a オプションを使わずに設定を行うことも可能です ただし リモート CLI の repl2 pair コマンドで-a オプションを使わず LD をバインドした上でペア構成を設定する場合には 以下の手順を実施した上で設定してください 非主系ノードにて 手動でボリューム対応表の作成を行ってください 詳細は本書の 第 I 編 4.5 ボリューム対応表の作成 を参照してください その後に repl2 pair ld コマンドにて LD のペア設定を行ってください 以下のコマンドで設定を行うことが可能です repl2 pair ld master-ld replica-ld なお master-ld replica-ld には 論理ディスク名を指定します repl2 pair コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください I-25

36 第 I 編導入 構成変更手順 2..5 ボリュームの準備 アプライアンスモデルでは 論理ディスク上に論理ボリュームを構築し さらに論理ボリューム上にファイルシステムを作成して利用します istoragemanager IP では 論理ディスクからファイルシステムまでの構築を一度に行うことができます 本節では MV とするボリューム上にファイルシステムを構築して データレプリケーション機能を利用する手順について説明します ボリュームの構築手順は以下の通りです (1)iStorageManager IP による運用ボリューム作成 (2)iStorageManager IP またはリモート CLI によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア設定 (3) リモート CLI によるデータレプリケーション操作 運用ボリューム作成 istoragemanager IP からボリュームを作成する操作の手順は以下のとおりです ファイルシステ ムを作成する際の詳細手順については istorage ソフトウェア NV シリーズセットアップガイド の 第 Ⅳ 編第 1 章ファイルシステムの作成 を参照してください LV の最大数は 256 個です レプリケーション機能を利用する場合 活性化 マウン トして利用する複製ボリューム (RV) の数を含みます 活性化する RV の数を含めて LV の数が 256 個を超えないように注意してください I-26

37 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (1) コントロールフレームにて 対象ノード 公開グループを選択し メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択し 作成 ボタンをクリックします 対象ノードに初めてボリュームを作成する場合 最初に [ 基本 ]-[ 公開グループ ]-[ セットアップ ] 画面 にて公開グループを作成してから手順を実施してください (2) ボリューム作成 画面で プール選択 ボタンをクリックします (3) プール選択 画面で 作成するボリュームに使用するプールをチェックし 選択 をク リックします I-27

38 第 I 編導入 構成変更手順 (4) ボリューム作成 画面で 必要なパラメータを入力し 設定 ボタンをクリックします ボリューム作成 画面において DataReplication 機能を利用したレプリケーショ ン操作を行う場合 ボリュームマウント設定の [ オプション ] でレプリケーション (MVD Sync) は 選択しないでください I-28

39 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (5) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (6) 以下の実行中表示が消えるまで 他の操作は行わないでください (7) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックしてください (8) [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択し [ 状態 ] 欄を確認し [ 作成中 ] の表示が 消えるまでお待ちください 作成中の表示が消えたら ボリューム作成は完了です (9) 作成されたボリュームについては MV 属性が設定されていないボリュームと同様に ファ イル共有設定を行うことができます ファイル共有の設定方法については istorage ソフト ウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください I-29

40 第 I 編導入 構成変更手順 iisttoragemanager IIP によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア構築 アプライアンスモデルにおいて データレプリケーション機能を利用する場合には 論理ボリューム単位で利用するボリュームのペアを構築する必要があります ここでは istoragemanager IP によるデータレプリケーションのペア構築手順について説明します istoragemanager IP から構築可能なペア構成は 常時レプリケートおよび世代バックアップの 2 種類です 常時レプリケートでは MV と RV を常に同期させることで MV に対して行ったデータの更新をリアルタイムに RV へ反映させます 世代バックアップでは 2 世代または 3 世代の RV を用意することで 万が一運用中の MV やレプリケート中のペアに問題が発生した場合でも 一つ前の世代のペアを利用してデータを復旧することができます 以下 それぞれの運用にあわせた構築手順を説明します 常時レプリケートのペア構築手順 istoragemanager IP から構築可能な常時レプリケートのペアでは MV 対 RV が 1 対 1 の基本構成となるペアを構築することができます ペア構築後からレプリケートを開始し レプリケート完了後は常に MV と RV が同期状態となります RV をマウントして参照する同時利用の設定を istoragemanager IP から行うことはできません ペア構築と同時に RV のマウントポイントを設定する等 より複雑なペア構築を行う場合は CLI によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア設定 を参照してください (1) ディスクバックアップ画面より D2D( 常時レプリケート ) を選択 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ バックアップ ]-[ ディスクバックアップ ] 画面に移動すると 設定情報一覧が表示されます ペアが設定されていない状態では ペア情報は表示されません 画面上部の D2D( 常時レプリケート ) タブを選択します I-30

41 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (2) ペア作成 ペアを設定する MV のボリューム名を選択し 続いてペアとなる RV を構築するプールを選択し ます 最後に 設定 ボタンを押して ペアを構築します I-31

42 第 I 編導入 構成変更手順 世代バックアップのペア構築手順 istoragemanager IP から構築可能な世代バックアップのペアでは バックアップのためのスケジュールを設定し 複数の RV に対して計画的にローテートバックアップを実行します MV 対 RV が 1 対 2 または 1 対 3 の並列構成となるペアを構築することができます スケジュールを設定した日時に ペアの中で最も古い RV に対してレプリケートを実行し ただちにセパレートします RV をマウントして参照する同時利用の設定を istoragemanager IP から行うことはできません より複雑なペア構築を行う場合は CLI によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア設定 を参照してください (1) ディスクバックアップ画面より D2D( 世代バックアップ ) を選択 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ バックアップ ]-[ ディスクバックアップ ] 画面に移動すると 設定情報一覧が表示されます ペアが設定されていない状態では ペア情報は表示されません 画面上部の D2D( 世代バックアップ ) タブを選択します (2) ペア作成ペアを設定する MV のボリューム名を選択し 続いてペアとなる RV を構築するプールを選択します RV 名は MV 名により自動的に決定されています ペアは 2 組または 3 組構築する必要があるため 2 つ以上の RV についてプールを選択してください その後 次へ >> ボタンを押します I-32

43 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (3) スケジュール追加構築した複数のペアについて バックアップを実行するスケジュールを一括で設定します 各 RV のバックアップ間隔を設定してください 日 時刻指定バックアップを行う曜日 日 または毎日を選択し それぞれ実行する時刻を 0~23 時と 0 ~59 分の範囲で設定します 設定した日時になると 複数ペアのうち最も古い RV に対して レプリケートを実行します 直接指定 UNIX の crontab 形式でスケジュールを直接指定します 指定欄に 分時日月曜日 の順に各項目をスペースで区切って入力してください ( 指定例 : 0 4 * * * ) 直接指定により 次のようなスケジュールが設定できます 30 分間隔 6 時間間隔というような間隔指定によるスケジュール実行 3,6,9 月というような複数指定によるスケジュール実行 毎月 1 日 ~3 日のみ毎日というような特定の範囲指定によるスケジュール実行直接指定の書式例など 設定方法の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください スケジュール設定後 次へ >> ボタンを押します I-33

44 第 I 編導入 構成変更手順 (3) 設定内容の確認 設定内容を確認し 修正する場合は << 前へ を 決定する場合は 設定 ボタンを押してペア を構築します I-34

45 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) CLII によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア設定 アプライアンスモデルにおいて データレプリケーション機能を利用する場合には 論理ボリューム単位で利用するボリュームのペアを設定する必要があります ここでは istoragemanager IP よりも複雑なペア構成を可能とする CLI によるペア構築手順について説明します CLI によるボリュームペアの構築は repl2 pair コマンドと-a オプションを指定することで行います オプションの指定により ペア構築の際に複製ボリューム (RV) を同時利用するためのマウントポイントを設定することができます また istoragemanager IP ではサポートしていない MV 対 RV が 1 対 1 の構成で RV のセパレートを行う運用のペア構築など 柔軟な設定 運用を行うことが可能です repl2 pair コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください repl2 pair コマンドは以下の形式で指定します repl2 pair vol -a [-m mount-point [-r]] -p POOL [-p POOL...] master-vol WWNN [replica-vol] ペア設定により 同一筐体内での同時利用が可能な replica-vol が構成されます この場合 replica-vol は NV_RV0_ をプレフィックスとして持ち セパレート時には master-vol と同時にファイルシステムをマウントし 公開することが可能です また replica-vol は master-vol が構築されているクラスタグループと異なるグループでも同時利用の公開が可能です master-vol と replica-vol をマウントするグループを分けることにより 同時利用時における負荷を分散することができます master-vol と replica-vol をマウントするグループを分ける場合には master-vol が構築されていないグループに対してペア設定を実行します -a オプションを指定すると RV に必要な LD などを一括して設定します アプライアンスモデルにおいては 通常は当オプションを指定してペアを設定してください -m オプションを指定すると MV のマウントポイントを元に RV 用のマウントポイントを設定します このとき 併せて-r オプションを指定すると MV のマウントポイントの状態に関係なく ReadOnly のマウントポイントを設定します -p オプションにより RV を作成するディスクアレイのプール名を指定します 複数の LD で構成されているボリュームに対し 1 つのプールでは容量が足りず 複数のプールを指定する場合は 当オプションを複数指定します -p オプションでは 少なくとも 1 つはプールを指定してください MV と異なるノードに RV を構築する場合 istoragemanager IP のボリューム画面にて あらかじめ対象ノードで公開グループを作成しておいてください master-vol には MV 属性を持つ運用ボリュームの VG 名を指定します VG 名は以下の手順で得ることができます VG 名 : NV_LVM_ + istoragemanager IP でボリュームを作成する際に指定したボリューム名 I-35

46 第 I 編導入 構成変更手順 WWNN には RV を作成するディスクアレイの WWNN を指定します replica-vol には 複製ボリュームの VG 名を指定します MV に対応する RV が全くない場合 replica-vol は省略可能です この場合 MV と RV は 1 対 1 の対応関係となり この構成を基本構成と呼びます replica-vol を省略した場合 以下の規則で VG 名が設定されます replica-vol を明示する場合にも 以下の規則に従って NV_RV0_ のプレフィックスで始まる VG 名を指定してください RV VG 名 : NV_RV0_ + istoragemanager IP で MV 側のボリュームを作成する際に指定したボリューム名 MV と RV が 1 対多の場合 ( 並列構成と呼びます ) には ペア情報は RV の数だけ構成する必要があります ペア情報の構成は MV と RV の組み合わせ毎に行います replica-vol には NV_RVn_ で始まる VG 名を指定します ここで n は 0~2 の数字です 例として ボリューム DB_DATA について 複数のプールを使用する複製ボリュームをマウント して利用できるようにペア設定を行います (replica-vol を master-vol と同一のクラスタグループで公開する場合 ) $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -a -m /export/tokyo_customer/db_data_rv -p Pool0002 -p Pool0003 NV_LVM_DB_DATA ffffff master-vol と replica-vol を公開するクラスタグループを分ける場合には master-vol が構築され ていないグループを指定してペア設定を行います $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 1 vol -a -m /export/tokyo_customer/db_data_rv -p Pool0002 -p Pool0003 NV_LVM_DB_DATA ffffff ペア設定が正常に行えた場合 次のように表示されます nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 ペア設定されているボリュームの一覧は 各クラスタグループに対して repl2 list vol コマンドを 実行することにより表示させることができます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 list -G 0 vol 以下のようにペア設定されているボリュームの一覧が表示されます NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA NV_LVM_DB_REDO1 <==> NV_RV0_DB_REDO1 nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-36

47 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) DataReplication においては MV と RV を構成する LD 同士が 1 対 1 に対応するように RV が設定されます このため プールの空き容量の合計が MV の容量を上回っている場合でも 容量不足で RV を設定できない場合があります この状態に当てはまる可能性がある場合 [ 運用 ] - [ リカバリ ] - [ 論理ディスク ] 画面で各 LD の容量とプールの空き容量を確認してください この画面の使用方法については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください データレプリケーション操作 リモート CLI の repl2 コマンドを利用して ボリューム単位で各種データレプリケーション操作を行うことができます データレプリケーション操作の一例としては表 2-2 に示すような操作が可能です また データレプリケーション操作はボリュームペアが設定されているクラスタグループに対してのみ実行可能です データレプリケーション操作の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください また istoragemanager IP により構築したレプリケーションのペアに対しては 常時レプリケートの場合は常にレプリケート状態 ( 同期状態 ) となり 世代バックアップの場合はスケジュールで設定したとおりのレプリケーション ( レプリケート / セパレート ) が自動で実行されます これらのペアに対して CLI から操作を行う場合には 想定している運用および業務への影響に十分に注意が必要です CLI から手動でデータレプリケーション操作を行う場合には CLI によるペア構築を推奨しています 表 2-2 データレプリケーションの操作例 コマンドオプション replicate restore separate suspend resume cpmode wait 操作内容運用ボリュームと複製ボリューム間でレプリケートを開始します複製ボリュームから運用ボリュームにリストアを開始します運用ボリュームと複製ボリュームを分離 ( セパレート ) します運用ボリュームと複製ボリューム間のレプリケートを一時中断します一時中断していたレプリケート操作を再開しますレプリケーションのコピーモードを変更しますレプリケート セパレートなどの完了を待ち合わせます I-37

48 第 I 編導入 構成変更手順 上記表に示すような repl2 コマンドのオプションを指定することで 運用ボリュームと複製ボリューム間でデータレプリケーション操作を行うことができます それらの機能を組み合わせることで 業務ボリューム上のデータを有効に利用したり 運用中にバックアップを採取したりするような運用を行うことが可能となります 具体的な運用例については 本書の 第 II 編第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) を参照してください I-38

49 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) 2..6 複製ボリュームの利用 複製ボリュームをアプライアンスモデルで利用するためには 本書の 第 I 編 2.5 ボリュームの準備 で説明した操作を行い 運用ボリュームと複製ボリュームのデータを同期 ( レプリケート / セパレート ) させる必要があります その後 リモート CLI の repl2 activate コマンドを投入することで複製ボリュームをマウントして利用することが可能となります repl2 activate コマンドは以下の形式で replica-vol に利用したい複製ボリュームのボリュームグループ名を与えます repl2 activate replica-vol その後 istoragemanager IP を使用して 複製ボリュームをマウントして利用します アプライアンスモデルの場合 複製ボリュームは 運用ボリュームと同じ筐体にマウントして利用する同時利用となります ペア構築から istoragemanager IP のみで構築 運用を行うペアについては 複製ボリュームの用途は原則としてバックアップに限定され 同時利用することはできません 複製ボリュームの同時利用を行う運用の場合 CLI によりペアを構築し 同時にマウントポイントを設定してください 以下 CLI から構築したペアに対する操作を前提として 複製ボリュームの利用手順を説明します 同時利用する場合 運用ボリュームと複製ボリュームのペア設定を行う場合には 運用ボリュームと複製ボリュームを 同じ筐体上にマウントして利用することができます repl2 activate コマンドには 運用ボリュームとのペア設定時に指定した replica-vol を指定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 複製ボリュームのボリュームグループ名が不明な場合 repl2 list vol コマンドで一覧を表示させ ることができます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 list -G 0 vol NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA NV_LVM_DB_REDO1 <==> NV_RV0_DB_REDO1 nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-39

50 第 I 編導入 構成変更手順 複製ボリュームのマウント istoragemanager IP を使って 以下の手順で複製ボリュームをマウントします ( 同様の操作を CLI コマンドより実施することも可能です ) ペア設定時に repl2 pair にて-m オプションでマウントポイントを指定している場合は手順 (1) のみで完了します ペア設定時にマウントポイント指定しなかった複製ボリュームを初めてマウントする場合には 手順 (2) から (17) までの操作を行います (1) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します ボリューム一覧に複製ボリュームが表示されていますので 選択して マウント ボタンをクリックして複製ボリュームをマウントします これでマウント操作は完了です (2) 以降の操作は不要です CLI コマンドで同様の操作を行う場合 vol mount コマンドと vol activate コマンドを使 用します 詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください I-40

51 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) (2) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[LVM] を選択します (3) 論理ボリューム一覧 画面において 管理対象外論理ボリューム一覧 に複製ボリュームのボリュームグループが表示されていますので 複製ボリュームをチェックして 取り込み ボタンをクリックします (4) 論理ボリューム取り込み 画面において 設定 ボタンをクリックします (5) 以下のダイアログにおいて OK ボタンをクリックします I-41

52 第 I 編導入 構成変更手順 (6) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (7) コントロールフレームで 対象ノード 公開グループを確認します メニューフレームにて [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ファイルシステム ] を選択します (8) ファイルシステム一覧 画面で 作成 ボタンをクリックします (9) ファイルシステム作成 画面の [ ボリューム ] リストボックスより複製ボリュームを選択 します (9) (10) (11) (10) ファイルシステム作成 画面の[ 基本設定 ] フィールドで フォーマットのチェックは必ず外してください FS タイプとジャーナルサイズについては 運用ボリュームと同じ値を設定してください (11) ファイルシステム作成 画面の[ 基本設定 ] フィールドで 参照 ボタンをクリック I-42

53 第 2 章導入手順 ( アプライアンス ) します (12) ディレクトリ選択 画面で 複製ボリュームのマウント先を入力し 選択 ボタンをク リックします (13) ファイルシステム作成 画面の [ マウント設定 ] フィールドで レプリケーション (MVD Sync) のチェックは外し クォータ 参照時刻更新については運用ボリュームと同じ設定にし て 設定 ボタンをクリックします (14) 以下のダイアログにおいて OK ボタンをクリックします (15) 以下の実行中表示が消えるまで 他の操作は行わないでください (16) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして 複製ボリュームのマウン トは完了です (17) ボリュームを NFS や CIFS などで共有するための設定は 運用ボリュームに対する設定と同 様に行います 詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください I-43

54 第 I 編導入 構成変更手順 2..7 運用ボリュームとの再同期 活性化して利用している複製ボリュームと運用ボリュームを再同期化 ( レプリケート ) する場合 以下の手順で操作します 複製ボリュームを活性化していなければ 本節の操作は不要です (1) 複製ボリュームを利用しているクライアントからアンマウントしてください (2) リモート CLI の vol umount コマンドで複製ボリュームをアンマウントしてください リモート CLI の vol コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (3) リモート CLI の repl2 deactivate コマンドで複製ボリュームを非活性化状態にしてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (4) 以上で運用ボリュームとレプリケートする準備は完了しました リモート CLI の repl2 コ マンドを利用してレプリケーション操作を行うことができます 複製ボリュームを非活性化 (deactivate) した後は 運用ボリュームと複製ボリューム に対してレプリケート / セパレート操作を行わない限り 複製ボリュームを再度活性化 (activate) することはできません 複製ボリュームが利用されている状態では 複製ボリュームを一時アンマウントできません アンマウントに失敗する場合には 以下の確認を行って複製ボリュームの利用を終了させてから一時アンマウントしてください NFS CIFS FTP HTTP のファイル共有設定を行っている場合 クライアントからの利用がないことを確認してください I-44

55 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) 3..1 ボリュームの拡張 ボリュームの容量が不足して容量を拡張する必要が生じた場合に istoragemanage IP の [ 運用 ]-[ バックアップ ]-[ ディスクバックアップ ] 画面から VG ペアに対するボリュームの拡張を一括して実行します istoragemanager IP の当該画面に関する詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き のディスクバックアップの説明を参照してください ボリュームの拡張後に実行される最初のレプリケートでは 拡張した容量がそのまま 差分容量となるため レプリケート完了までに時間が掛かることがあります ボリュームの拡張対象となる MV について複数の VG ペアが設定されている場合 そ れらすべての VG ペアを拡張してください 対象となる MV に関して一部の VG ペアが拡張さ れない場合 そのままでは正常な運用を行えません 以下の説明では CLI コマンドは nsadmin でログインしてノード 0 側 ( グループ 0) に対して実行するものとし それぞれのパラメータを表 3-1 の例に沿って指定しています 指定するパラメータについては 環境に合わせてそれぞれ読み換えてください 各 CLI コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス の repl2 および vol コマンドの説明を参照してください 3-1 パラメータ例 VG 名プール名マウントポイント MV NV_LVM_mv Pool0001 /export/tokyo_customer/mv RV NV_RV0_mv Pool0002 /export/tokyo_customer/rv I-45

56 第 I 編導入 構成変更手順 (1) RV をマウントして利用している場合 CLI の vol umount コマンドにより RV のマウント を解除します すでに RV がマウント解除されている場合は そのまま (2) に進みます $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (2) RV が活性化状態の場合 CLI の repl2 deactivate コマンドにより RV を非活性化状態にし ます すでに RV が非活性化状態の場合は そのまま (3) に進みます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (3) ペアの同期化状態が セパレート完了 状態ではない場合 ( 同期 などの場合 ) CLI の repl2 separate コマンドにより ペアのセパレートを実行します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 separate -G 0 NV_LVM_mv NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 拡張する対象の MV について複数の VG ペアが設定されている場合 上記 (1)~(3) の手順をそれら すべての VG ペアに対して実施してください (4) ペアにスケジュールが設定されている場合 ボリュームの拡張中にスケジュールが動作しないよう スケジュールを一旦削除します スケジュールが設定されていない場合は そのまま (5) に進みます i. CLI の repl2 sched list コマンドにより 拡張するペアに対して設定されているスケジュール内容を確認します ボリュームの拡張後にスケジュールを再設定する場合 ここで確認した設定を指定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 list NV_LVM_mv 0 4 * * * NV_LVM_mv NV_RV0_mv repliandsper\(sync\) nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 設定内容 ii. CLI の repl2 sched del コマンドにより スケジュールを削除します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 del NV_LVM_mv NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 拡張する対象の MV に複数のペアが設定されている場合 RV 名をカンマ区切りで並べて 指定し すべてのペアについてスケジュールを削除してください (5) istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ バックアップ ]-[ ディスクバックアップ ] 画面から 設定情報 タブで拡張するペアを選択し 拡張 ボタンを押します I-46

57 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) (6) MV の プール選択 ボタンを押して MV 用のプールを選択します 拡張に使用するプールは もとのボリュームと同じ RAID タイプのプールから選択する必要があります 新たにプール構築が必要な場合は プール選択画面からプールの構築を行うことができます (7) 拡張する容量を指定します (6) でプール選択後 プール空き容量 (GB) 欄にプールの空き容量が表示されるため 空き容量の範囲で指定してください (8) RV の プール選択 ボタンを押して RV 用のプールを選択します RV が複数の場合 それぞれの RV についてプールを選択してください 拡張に使用するプールは もとのボリュームと同じ RAID タイプのプールから選択する必要があります (9) 設定 ボタンを押して ボリュームの拡張を実行します 実行後 すぐに MV へアクセスできるようになります (5) (6) (7) (8) (9) (10) 拡張したペアが常時レプリケートの場合など (3) でセパレートを実行した場合 レプリケー ト状態 ( 同期 ) に戻します CLI の repl2 replicate コマンドにより ペアのレプリケートを 実行します 特にレプリケート ( 同期 ) 状態に戻す必要がない場合は この手順は必要あり ません そのまま (11) に進んでください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 replicate -G 0 NV_LVM_mv NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-47

58 第 I 編導入 構成変更手順 (11) (4) でスケジュールを削除した場合 CLI の repl2 sched add コマンドにより スケジュール を再設定します 設定内容については (4) で確認した内容をもとに指定してください スケ ジュール指定方法の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリフ ァレンス の repl2 sched add コマンドに関する説明を参照してください 常時レプリケー トの場合など 特にスケジュールの設定が必要ない場合は この手順は必要ありません そ のまま (12) に進んでください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched add NV_LVM_mv NV_RV0_mv rplsep-sync 0 4 * * * nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (12) (1) で RV をマウント解除した場合など RV をマウントして使用する必要がある場合 CLI より RV を活性化 マウントし 共有を活性化します 特に RV をマウントして使用する必 要がない場合 この手順は必要ありません RV を活性化 $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate -G 0 NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 RV をマウント $ ssh nsadmin@nvnode0 vol mount -G 0 NV_RV0_mv nvtools:nvcmd/vol:exit:0 RV の共有を活性化 $ ssh nsadmin@nvnode0 vol activate -G 0 /export/tokyo_customer/rv nvtools:nvcmd/vol:exit:0 非活性化状態にした RV については 一度 VG ペアのレプリケートおよびセパレ ートを実行しなければ活性化できません レプリケートおよびセパレートを実行後 セパ レート完了状態になっていることを確認のうえ RV の活性化を実行してください 拡張した MV について複数の VG ペアが設定されている場合 必要に応じて各 VG ペアに対し 上記 (10)~(12) の手順を実施してください 以上で ボリュームの拡張は完了です 以降は 拡張前と同様にデータレプリケーション操作を行 うことができます I-48

59 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) 3..2 ボリュームの解放 データレプリケーション機能を利用していたボリュームを解放する場合には 以下の手順で操作を 行います (1) 複製ボリュームを利用しているクライアントからアンマウントしてください (2) リモート CLI の vol umount コマンドで複製ボリュームをアンマウントしてください リモート CLI の vol コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (3) リモート CLI の repl2 deactivate コマンドで複製ボリュームを非活性化状態にしてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (4) リモート CLI の vol fstab コマンドで複製ボリュームのマウントポイントを削除してくださ い リモート CLI の vol コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコ マンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 vol fstab del -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (5) リモート CLI の repl2 unpair コマンドを使用して 削除対象となるボリュームグループのペ ア設定を解除してください repl2 unpair コマンドの詳細については istorage ソフトウ ェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 unpair -G 0 vol -a NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA // NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (6) istoragemanager IP を使用して 運用ボリュームを削除します istoragemanager IP のコ ントロールフレームにて対象ノード 公開グループを選択します I-49

60 第 I 編導入 構成変更手順 (7) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します ボリュ ーム一覧 画面が表示されたら 運用ボリュームを選択し 削除 ボタンをクリックしま す (8) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (9) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして削除完了です I-50

61 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) 3..3 ボリュームの移行 クラスタモデルでデータレプリケーション機能を利用しているとき 複製ボリューム (RV) を他ノードへ移行する手順について説明します 運用ボリューム (MV) については istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ファイルシステム ] 画面にて 通常のボリューム移行操作で移行できます 詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください RV の移行手順は それまでの RV の利用状況 ( 以下参照 ) によって一部異なります RV の利用状況に合わせてそれぞれ適切な手順を実施してください RV を活性化 マウントして利用したことがない場合 RV を一度でも活性化 マウントしたことがある場合 ここでは例として 下図のように RV が MV と同一のノードでペアを組んでいる状態から RV を MV と異なるノードへ移行する手順を説明します RV が MV と異なるノードでペアを組んでいる状態から MV と同一のノードへ移行する場合も同様の手順で実施します 状況に応じて nvnode0 と nvnode1 を読み換えてください nvnode0 nvnode1 MV RV RV ペア解除ノード移行 ペア再設定 図 RV を他ノードへ移行する例 1 つの MV に対し複数の RV で VG ペアが設定される並列構成の場合 すべての RV に対して以下の各手順を実施してください 並列構成で 1 つの MV に対する VG ペアが両ノ ードに同時に存在している状態での運用はできません I-51

62 第 I 編導入 構成変更手順 各コマンドの詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照し てください (1) リモート CLI の vol fstab コマンドにて 移行元のノードで RV が活性化されたことがある かどうかを確認します $ ssh nsadmin@nvnode0 vol fstab list NV_LVM_V1 /export/tokyo_customer/v1 sxfs auto,rw,usrquota, NV_LVM_DB_DATA /export/tokyo_customer/db_data_mv sxfs auto,rw,usrquota, NV_RV0_DB_DATA /export/tokyo_customer/db_data_rv sxfs auto,rw,usrquota, : : : : RV 名が出力された場合 その RV が活性化 マウントされたことがあることを意味します この RV については手順 (2) から実施してください ここで出力されなかった RV は 一度も活性化 マウントされていません この RV については手順 (7) から実施してください 並列構成で 複数 VG のうち一部の RV 名が表示されなかった場合 それぞれの RV について適切な手順を実施してください このとき 1 つの MV に対するすべての RV のペア解除を実施するまで 他ノードでのペア再設定を行わないように注意してください (2) リモート CLI の vol list コマンドにて 移行元のノードで RV が活性化状態であることを 確認します $ ssh nsadmin@nvnode0 vol list "NV_RV0_DB_DATA" 7.94GB (active/used) RV 名が出力された場合 状態が active か inactive かによらず その RV が活性化されていることを意味します RV 名が出力されなければ その RV は非活性化状態であることが分かります この場合 以下の repl2 activate コマンドを実行して RV を活性化させてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (3) istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] の画面で 移行する RV をマウント します I-52

63 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) (4) istoragemanagerip の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ファイルシステム ] の画面で RV を他ノードへ移 行します RV を移行先で活性化 マウントして利用したい場合は ここで移行先のマウントポイントを控え ておいてください 手順 (10) で必要になります (5) リモート CLI の vol umount コマンドにて 移行先のノードで RV をアンマウントします $ ssh nsadmin@nvnode1 vol umount NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (6) リモート CLI の repl2 deactivate コマンドにて 移行元のノードで RV を非活性化します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-53

64 第 I 編導入 構成変更手順 (7) 並列構成の場合は ペア情報を参照して LD 名を確認します リモート CLI の repl2 info コマンドにて 移行元のノードで VG ペア情報を参照し RV を 構成している LD 名を確認してください $ repl2 info vol pair NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA MV: LD Name MV_LD_1 RV: LD Name RV_LD_1 Activity State separate Sync State separated Copy Control State - Separate Start Time 2008/03/01 12:33:56 Separate End Time 2008/03/01 12:33:56 Separate Diff 64KB Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec MV: LD Name MV_LD_2 RV: LD Name RV_LD_2 Activity State separate Sync State separated Copy Control State - Separate Start Time 2008/03/01 12:33:56 Separate End Time 2008/03/01 12:33:56 Separate Diff 32KB Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec RV: LD Name 欄の文字列が RV を構成する LD 名にあたります 複数の LD で構成される場合は複数の情報が表示されます このあとの手順で必要になりますので 各 RV に対応するすべての LD 名を控えておいてください 並列構成ではない場合 LD 名を控えておく必要はありません (8) リモート CLI の repl2 unpair コマンドにて 移行元のノードでボリュームのペアを解除し ます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 unpair vol NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 アプライアンスの -a オプションを指定することはできません オプションを指定せずにペア解除 I-54

65 第 3 章構成変更手順 ( アプライアンス ) を実行してください 並列構成の場合 次の手順に進む前にすべての VG ペアについてペアの解除を実施してください (9) リモート CLI の repl2 pair コマンドにて 移行先のノードでボリュームのペアを設定しま す 移行先のノードに初めてボリュームを作成する場合 istoragemanager IP のボリュー ム画面にて あらかじめ移行先のノードで公開グループを作成しておいてください $ ssh nsadmin@nvnode1 repl2 pair vol NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 並列構成の場合は RV 名に続けて手順 (7) で控えた LD 名を指定して以下のように実行します $ ssh nsadmin@nvnode1 repl2 pair vol NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA \ RV_LD_1 RV_LD_2 nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 表記の都合上コマンドが複数行にわたっていますが 実際には \ を取り除いて一行で入力してください 手順 (8) で解除したすべてのペアを設定してください どちらの場合も アプライアンスの -a オプションを指定することはできません -a を指定せずにペア設定を実行してください 以上で RV の他ノードへの移行は完了です 移行した RV を活性化 マウントして利用する場合は 手順 (10) を実施してください 一度も活性化 マウントしたことのない RV については 本書の 第 I 編第 2 章 2.6 複製ボリュームの利用 ( ゲートウェイモデルについては同じく 第 4 章 4.7 複製ボリュームの利用 ) を参照してください (10) リモート CLI にて 移行先のノードで一度 VG ペアのレプリケート セパレートを実行した 後で RV の活性化 マウントを実行してください リモート CLI の repl2 replicate コマンドにより VG ペアのレプリケートを実行します $ ssh nsadmin@nvnode1 repl2 replicate NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 リモート CLI の repl2 separate コマンドにより VG ペアのセパレートと RV の活性化を実行しま す I-55

66 第 I 編導入 構成変更手順 $ ssh nsadmin@nvnode1 repl2 separate NV_LVM_DB_DATA NV_RV0_DB_DATA -import nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 リモート CLI の vol mount コマンドにより RV をマウントします $ ssh nsadmin@nvnode1 vol mount NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 リモート CLI の vol activate コマンドにより共有の活性化を行います 手順 (4) で控えたマウン トポイントを指定してください $ ssh nsadmin@nvnode1 vol activate /export/tokyo_customer/db_data_rv nvtools:nvcmd/vol:exit:0 以上で 移行した RV を利用する準備は完了です I-56

67 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) この章では istorage NV シリーズゲートウェイモデルを利用し ディスクアレイとして istorage ディスクアレイ装置を用いた データレプリケーションの導入手順について説明します ゲートウェイモデルの提供するデータレプリケーションの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズユーザーズガイド を参照してください istoragemanager や istoragemanager クライアントなどの詳細については ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください istorage ディスクアレイ装置のデータレプリケーション機能の詳細については istorage ソフトウェアデータレプリケーション利用の手引機能編 を参照してください 4..1 導入手順 導入時に行う作業の概要について示します 各作業の内容については 以下に対応付けされてい る各節を参照してください 1. システムの構成の決定 必要なハードウェア構成を選択する 必要なソフトウェア構成を選択する ハードウェア構成 ソフトウェア構成 2. ソフトウェアのインストール istoragemanager レプリケーション管理をインストールする ReplicationControl のライセンスを登録する istoragemanager レプリケーション管理 ReplicationControl 3. ディスクアレイの構成の決定 必要な論理ディスク (LD) の構成を選択する 管理対象のハードウェアに識別名称をつける 接続形態に合わせて アクセスコントロールを設定する プロダクトのライセンスを登録する ペア構成を設定する 論理ディスク (LD) の選択 ディスクアレイ名 論理ディスク名 ポート名の設定 アクセスコントロールの設定 プロダクトのライセンス登録 ペア構成の設定 4. ボリューム対応表の作成 ボリューム対応表の作成 5. ボリュームの準備 4.6 ボリュームの準備 I-57

68 第 I 編導入 構成変更手順 4..2 システムの構成 ハードウェア構成 業務の運用形態 必要な性能要件やディスク容量から ハードウェアの構成品を選択します 以 下は ゲートウェイモデルにおけるハードウェア機器の構成例です 管理サーバ (Express5800 など ) 管理 LAN NV シリーズゲートウェイモデル サービス LAN Switch 業務サーバ (Express5800 など ) 図 4-1 ハードウェア接続構成例 ディスクアレイ (istorage S2000 シリーズなど ) ゲートウェイモデルでデータレプリケーション機能を導入し利用するためには 以下のハードウェア機器が必要となります ディスクアレイ DynamicDataReplication RemoteDataReplication のいずれかのデータレプリケーション機能を搭載した istorage ディスクアレイ装置が必要です 管理サーバ istoragemanager をインストールし istorage ディスクアレイ装置を監視するサーバです ディスクアレイ およびデータレプリケーション機能の管理を行います 業務サーバ業務と連携して データレプリケーションの操作を行います I-58

69 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) istorage ディスクアレイ装置の管理サーバは 業務サーバと兼用することも可能で すが 専用のサーバでの運用を推奨します ディスクアレイとの接続は LAN を強く推奨します NV シリーズゲートウェイモデル以外にも istorage ディスクアレイ装置に FC 接続するサーバがある場合 NV シリーズゲートウェイモデルで利用する論理ディスクに対して 不用意に別のサーバからアクセスされることを防ぐため アクセスコントロールによってアクセス可能となるサーバを限定してください istorage S4000 シリーズまたは istorage S3000 シリーズでデータレプリケーションを使用 する場合 レプリケーションディレクタが別途必要です 詳細については istorage ディスクア レイ装置の取扱説明書を参照してください I-59

70 第 I 編導入 構成変更手順 ソフトウェア構成 業務機器や運用形態から 使用するソフトウェアを選択します 以下は ソフトウェアの構成例 です istoragemanager 管理サーバ (Express5800 など ) 管理 LAN ゲートウェイモデル サービス LAN ReplicationControl Switch 業務サーバ (Express5800 など ) AccessControl DynamicDataReplication RemoteDataReplication ディスクアレイ (istorage S2000 シリーズなど ) 図 4-2 ソフトウェア構成例 データレプリケーションを行うソフトウェアは 以下のコンポーネントから構成されます istoragemanager 管理サーバにインストールされ ディスクアレイの構成内容や状態表示機能を提供します DynamicDataReplication や RemoteDataReplication を導入すると istoragemanager に組み込まれているレプリケーション管理機能 ( 以降 レプリケーション管理といいます ) が利用で きるようになります レプリケーション管理では DynamicDataReplication や RemoteDataReplication の状態表示機能 ペア設定 およびレプリケーション操作などの設定 / 操作機能を提供します ReplicationControl 業務サーバからレプリケーション操作やレプリケーション状態の確認を行うリモート CLI の repl2 コマンドを提供します I-60

71 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) AccessControl 業務サーバごとにアクセスできる論理ディスクを設定する機能を提供します DynamicDataReplication 一つのディスクアレイ内でデータレプリケーションを実現する機能を提供します RemoteDataReplication 異なるディスクアレイ間でデータレプリケーションを実現する機能を提供します データレプリケーション機能を利用するためには 以下のライセンスを登録する必要があります NV シリーズゲートウェイモデルにおいては ReplicationControl のライセンスを登録します ライセンス登録後は リモート CLI からレプリケーション操作を行うことができます istorage ディスクアレイ装置においては DynamicDataReplication あるいは RemoteDataReplication のライセンスを登録します ライセンス登録後は istoragemanager をインストールしたサーバから istorage ディスクアレイ装置に対して istoragemanager のレプリケーション管理を使用できるようになります I-61

72 第 I 編導入 構成変更手順 4..3 ソフトウェアのインストール データレプリケーションを利用するためには 以下のソフトウェアについて設定が必要です istoragemanager レプリケーション管理 ReplicationControl iisttoragemanager レプリケーション管理 レプリケーション管理は istorage ディスクアレイ装置のペア設定やペア解除などの操作を行うために必要です レプリケーション管理は レプリケーション管理 ( サーバ ) とレプリケーション管理 (GUI) から構成されており ともにインストールする必要があります ゲートウェイモデル上にはレプリケーション管理をインストールすることはできません 必ず別のサーバ上にインストールしてください なお すでにレプリケーション管理がインストールされ istorage ディスクアレイ装置の監視が行われている場合には 本節の操作を行う必要はありません (1) 動作環境 レプリケーション管理 ( サーバ ) レプリケーション管理は istoragemanager に含まれています 動作環境については ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください レプリケーション管理 (GUI) レプリケーション管理は istoragemanager クライアントの拡張機能です 動作環境については ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください (2) インストール istoragemanager サーバのインストール istoragemanager をインストールすることにより サーバのレプリケーション管理がインストールされます ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) I-62

73 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) を参照し インストールを行ってください istoragemanager サーバの設定ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照し 環境定義を行ってください レプリケーション管理 (GUI) のインストール istoragemanager クライアントのレプリケーション管理を利用する場合 istoragemanager クライアントをインストールする必要があります ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照し インストールを行ってください I-63

74 第 I 編導入 構成変更手順 ReplliicattiionConttroll ゲートウェイモデルにおいてデータレプリケーションを利用するためには ReplicationControl のライセンスを登録する必要があります ライセンス登録はゲートウェイモデルのパッケージインストーラから操作します パッケージインストーラの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ保守マニュアル を参照してください (1) パッケージインストーラのメニューから ライセンス登録 / 削除 を選択してください I-64

75 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) (2) プリインストールを含めた インストール済みのオプション PP( プログラムプロダクト ) の 一覧が表示されますので WebSAM Storage ReplicationControl の 登録 をクリック します I-65

76 第 I 編導入 構成変更手順 (3) ライセンスキーの入力画面が表示されますので オプション PP 購入時に添付されていたライ センスキーを入力して 入力 ボタンをクリックしてください 誤ったライセンスキーを入力した場合や 購入したオプション PP の使用可能機種とは異なる機 種にインストールし ライセンス登録しようとした場合 以下のようなエラーになります (4) 正常にライセンスキーが登録された場合 以下のようなメッセージが表示されます I-66

77 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 4..4 ディスクアレイの構成 接続する istorage ディスクアレイ装置に対してデータレプリケーションを利用するための構成を決定します 本節の操作はすべて istoragemanager で行います 具体的な操作については ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください 論理ディスク (LD) の選択 業務に必要なディスク容量や運用形態から論理ディスク (LD) やホットスペアの構成を決定します istorage S4000 シリーズおよび istorage S3000 シリーズの場合 ディスクアレイの構成設定は保守員が行いますので 導入前にこれらの構成を決定しておく必要があります アクセス性能の向上および物理ディスク (PD) の障害に対する耐障害性の確保のため MV と RV は別プールに割り当てます また ペア設定される MV と RV の LD の容量は同一である必要があります ゲートウェイモデルを起動した状態で LD の構成を変更する場合 構成変更後にボリューム対応表を作成してください ボリューム対応表作成については本書の 第 I 編 4.5 ボリューム対応表の作成 を参照してください 図 4-3 は 5 つのペアを設定する例です MV POOL00 POOL01 POOL02 POOL03 POOL04 LD00 LD01 LD02 LD03 LD04 PD00 PD01 PD02 PD03 PD04 PD05 PD06 PD07 PD08 PD09 PD0a PD0b PD0c PD0d PD0e PD10 PD11 PD12 PD13 PD14 PD15 PD16 PD17 PD18 PD19 PD1a PD1b PD1c PD1d PD1e POOL05 LD05 POOL06 POOL07 POOL08 POOL09 LD06 LD07 LD08 LD09 スペアディスク 図 4-3 LD 構成例 (istorage S2000 シリーズ ) RV PD およびプールの PD グループ番号は 00 1 プールにつき 1LD を構成 (1 つのプールの全領域を 1 つの LD に割り当てる ) LD00 と LD05 は RAID5(4+P) で構成 LD01~LD04 LD06~LD09 は RAID1 で構成 スペアディスクはそれぞれの DE につき 2 つ LD00~LD04 は MV で使用 LD05~LD09 は RV で使用 上記は設定例ですので 実際の設定は 実業務にあわせて行ってください I-67

78 第 I 編導入 構成変更手順 ディスクアレイ名 論理ディスク名 ポート名の設定 istoragemanager の管理対象であるハードウェアに それぞれを識別するための名称をつけることができます 識別名称をつけることができる項目には 以下の項目があります ディスクアレイ名 論理ディスク名 (+ 利用形式 ) ポート名 ディスクアレイ名 論理ディスク名 ポート名の設定は 使用する文字と文字の長さ以外 特に制限がありませんが 運用形態やサーバの接続形態にあわせて設定すると便利です 利用形式は接続されるサーバにあわせて決定します ゲートウェイモデルで利用する論理ディスクに対しては LX (Linux システムの既定値 ) を指定します それぞれの設定は istoragemanager クライアントから行います ゲートウェイモデルを起動した状態で LD の構成を変更する場合 構成変更後にボリューム対応表を作成してください ボリューム対応表作成については本書の 第 I 編 4.5 ボリューム対応表の作成 を参照してください 表 4-1 ディスクアレイ名設定例ディスクアレイディスクアレイ名 istorages2800 Tokyo_Customer_DataBase 備考 1: 東京の顧客データのデータベースを運用している場合の設定例です 表 4-2 論理ディスク名および利用形式設定例 LD 番号 利用形式 論理ディスク名 備考 00 DB_DATA_MV DB のデータファイルの MV 01 DB_REDO1_MV DB の REDO ファイル 1 の MV 02 DB_REDO2_MV DB の REDO ファイル 2 の MV 03 DB_CTL_MV DB の制御ファイルの MV 04 DB_ARCHIVE_MV DB のアーカイブファイルの MV LX 05 DB_DATA_RV DB のデータファイルの RV 06 DB_REDO1_RV DB の REDO ファイル 1 の RV 07 DB_REDO2_RV DB の REDO ファイル 2 の RV 08 DB_CTL_RV DB の制御ファイルの RV 09 DB_ARCHIVE_RV DB のアーカイブファイルの RV 備考 1: ゲートウェイモデルから利用する場合 利用形式は LX に設定します 備考 2: 論理ディスク名はデータベースの構成にあわせた場合の設定例です I-68

79 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) アクセスコントロールの設定 ゲートウェイモデルでは MV 属性をもつ論理ディスクのみで構成された業務ボリュームと RV 属性を持つ論理ディスクのみで構成された複製ボリュームを同時利用 / 二次利用可能な運用形態と 複製ボリュームを利用しない運用形態をサポートしています 運用形態に従って 以下のとおりアクセスコントロールを設定してください 同時利用を行う運用形態においては MV と RV はともにゲートウェイモデルからアクセス可能となるようにアクセスコントロールを設定してください 二次利用を行う運用形態においては MV と RV は利用するゲートウェイモデルからのみアクセス可能となるようにアクセスコントロールを設定してください 複製ボリュームを利用しない運用形態においては RV はゲートウェイモデルからアクセスできないようにアクセスコントロールを設定してください 更に istorage ディスクアレイ装置がゲートウェイモデル以外のサーバにも接続される場合には ゲートウェイモデルで利用する論理ディスクに対して 不用意に別のサーバからアクセスされることを防ぐため アクセスコントロールによってアクセス可能となるサーバを限定する必要があります ゲートウェイモデルのデータレプリケーションを利用する際には 運用形態をあらかじめ決定し アクセスコントロールの設定を設計しておく必要があります アクセスコントロールは ポート単位 あるいは WWN 単位で設定可能です なお アクセスコントロールを設定する場合 プログラムプロダクト AccessControl を購入する必要があります 図 4-4 は 複製ボリュームを二次利用してバックアップする運用において WWN 単位にアクセスコントロールを設定した例です MV に対しては運用筐体 ( ゲートウェイモデル ) のみがアクセス可能であり RV に対してはバックアップ筐体 ( ゲートウェイモデル ) のみがアクセス可能となるように設定しています I-69

80 第 I 編導入 構成変更手順 運用筐体ゲートウェイモデル バックアップ筐体ゲートウェイモデル テープ装置 アクセスコントロール MV アクセスコントロール RV アクセス可 アクセス不可 istorage S2000 シリーズ 図 4-4 サーバの接続例 表 4-3 アクセスコントロール設定例 アクセスコントロール設定 LD00~LD04 運用サーバ 接続サーバ LD05~LD09 バックアップサーバ プロダクトのライセンス登録 istorage ディスクアレイ装置で DynamicDataReplication RemoteDataReplication を使用するためには ディスクアレイに設定されているプロダクトのライセンスを登録する必要があります ライセンスを登録するには ディスクアレイの総物理容量以上となるプロダクトを購入してください レプリケーション管理およびゲートウェイモデル上の ReplicationControl は 起動時などにプロダクトのライセンス状況をチェックし 正しく利用可能かどうかをチェックします ディスクアレイに物理ディスクを増設することによって 物理ディスクの総容量が当該プロダクトの規定容量を超えた場合 新たなペアを設定 / 解除できません ただし すでに設定されていたペアのレプリケーション操作は可能です I-70

81 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) ペア構成の設定 ペア設定の基本構成は 1 つの MV に対し 1 つの RV を接続する構成です 運用形態によっては複数の RV を接続することも可能ですが バックアップ運用に用いる場合 基本構成または並列構成を選択します また ペアを構成する MV と RV の LD 容量および利用形式は 同一である必要があります DynamicDataReplication ディスクアレイ MV RV RemoteDataReplication ディスクアレイ ディスクアレイ MV RV 図 4-5 基本構成 基本構成は MV:RV=1:1 ディスクアレイ 同期状態 MV RV バックアップ ( 前日 ) RV テスト環境 RV 図 4-6 並列構成例 1 つの MV に対して 同時に 3 つの RV を設定することができます 1 つの MV に対して 最大で 2 つのディスクアレイに RV を配置することができます DynamicDataReplication は ディスクアレイ内で 1 階層のみ設定することができます I-71

82 第 I 編導入 構成変更手順 drv に対して直接 drv を設定することはできません ボリュームの容量が同一でない場合 ペア設定を行うことはできません 利用形式が同一でない場合 ペア設定を行うことはできません ゲートウェイモデルから利用する論理ディスクに対しては LX を設定してください 表 4-4 データレプリケーションの設定例 ペア設定 MV RV DB_DATA_MV DB_DATA_RV DB_REDO1_MV DB_REDO1_RV DB_REDO2_MV DB_REDO2_RV DB_CTL_MV DB_CTL_RV DB_ARCHIVE_MV DB_ARCHIVE_RV ペア構成の設定は 通常 istoragemanager で行いますが リモート CLI の repl2 pair コマンドで行うことも可能です ただし リモート CLI の repl2 pair コマンドでペア構成を設定する場合には ボリューム対応表の作成後に行ってください 以下の形式で設定を行うことが可能です repl2 pair ld master-ld replica-ld なお master-ld replica-ld には 論理ディスクの名前を指定します istorage ディスクアレイ装置では論理ディスクに任意の名前を設定することができますので 利用目的が識別できるような名称の設定をお勧めします repl2 pair コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください I-72

83 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 4..5 ボリューム対応表の作成 データレプリケーションを使用する前には ボリューム対応表を作成しなければなりません 論理ディスクで障害が発生して ( 例えば 論理ディスクを構成している物理ディスクの 2 台以上で同時に障害が発生 ) ユーザディスクが消失した場合に 以前のボリューム情報を保持し復旧時に活用するため ボリューム情報を保存する必要があります これをボリューム対応表とよびます ボリューム対応表は 以下の手順で作成 更新します (1) istoragemanager IP を使って ゲートウェイモデルに istorage ディスクアレイ装置の構成を認識させます (2) リモート CLI の repl2 コマンドを使って ボリューム対応表を作成します ディスクアレイ構成の認識 istoragemanager IP を起動し 以下の手順でディスクアレイの構成を認識させます istoragemanager IP のフレーム配置や メニューなどの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください (1) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ストレージ ] を選択し LUN 一括初期化 ボタンをクリックします I-73

84 第 I 編導入 構成変更手順 (2) 初期化する LUN をチェックして 設定 ボタンをクリックします (3) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (4) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします 以上で構成の認識は終了 です I-74

85 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) ストレージ 画面の ストレージ情報 で表示される ストレージ の初期値は istorage ディスクアレイ装置の WWNN です ファイルシステムを構築する際には 論理ディスクの LUN 容量 およびこの ストレージ をもとにして論理ディスクを決定しますので 運用性を向上させるため ストレージ名称変更 ボタンをクリックして 利用目的が分かるような名称に変更することをお勧めします 本書では あらかじめ名称を変更した画面例を記載しています ボリューム対応表の作成 リモート CLI の repl2 コマンドに vollist scan オプションを指定して実行し ボリューム対応表を作成します クラスタ構成では ゲートウェイモデルの場合 両ノードに対して実行してください ( アプライアンスモデルの場合は 主系以外のノードに対してのみ実行してください ) リモート CLI の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス の 第 Ⅱ 編第 1 章 1.37 repl2 および istorage ソフトウェア NV シリーズユーザーズガイド の 第 Ⅰ 編第 14 章リモート CLI を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 vollist scan ボリューム対応表が作成できた場合 次のように表示されます nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 クラスタ構成の場合は 両ノードに対して実行します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 vollist scan nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 $ ssh nsadmin@nvnode1 repl2 vollist scan nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 主系ノードに対してボリューム対応表の作成を実行した場合 次のようなメッセージが表示されま すが 問題ありません 主系以外のノードに対してボリューム対応表の作成を実行し 次の手順に進 んでください I-75

86 第 I 編導入 構成変更手順 error: cannot make or refresh volume list data. nvtools:nvcmd/repl2:exit:1 複製ボリュームを二次利用する場合は 二次利用側の NV に対してもボリューム対応表を作成する必要があります また レプリケーション運用中においても 次の場合にはボリューム対応表を再作成する必要があります ボリューム対応表の更新を行わなかった場合 データレプリケーション操作で不整合が発生する可能性があります ディスクアレイの設定変更( ディスクアレイ名 論理ディスク名 利用形式 ) 詳細については 本書の 第 I 編 5.2 論理ディスク名変更 を参照してください 論理ディスクの追加/ 変更 / 削除論理ディスクを追加して ボリュームを拡張したい場合 本書の 第 I 編 5.1 ボリュームの拡張 を参照してください 論理ディスクを変更/ 削除したい場合 本書の 第 I 編 5.3 ボリュームの解放 を参照してボリュームを削除した後に 論理ディスクの設定を行ってください アクセスコントロールの設定/ 変更詳細については 本書の 第 I 編 5.1 ボリュームの拡張 を参照してください I-76

87 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 4..6 ボリュームの準備 ゲートウェイモデルでは 論理ディスク上に論理ボリュームを構築し さらに論理ボリューム上にファイルシステムを作成して利用します istoragemanager IP では ファイルシステムを構築したい論理ディスクを指定し 論理ボリュームおよびファイルシステムの構築を一度に行うことができます 本節では MV 属性を持つ論理ディスク上にファイルシステムを構築して データレプリケーション機能を利用する手順について説明します ボリュームの構築手順は以下の通りです (1)iStorageManager IP による運用ボリューム作成 (2) リモート CLI によるデータレプリケーション利用ボリュームのペア設定 (3) リモート CLI によるデータレプリケーション操作 運用ボリューム作成 istoragemanager IP からボリュームを作成する操作の手順は以下のとおりです ファイルシステ ムを作成する際の詳細手順については istorage ソフトウェア NV シリーズセットアップガイ ド の 第 Ⅳ 編第 1 章ファイルシステムの作成 を参照してください LV の最大数は 256 個です レプリケーション機能を利用する場合 活性化 マウン トして利用する複製ボリューム (RV) の数を含みます 活性化する RV の数を含めて LV の数が 256 個を超えないように注意してください I-77

88 第 I 編導入 構成変更手順 (1) コントロールフレームにて 対象ノード 公開グループを選択し メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択し 作成 ボタンをクリックします 対象ノードに初めてボリュームを作成する場合 最初に [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] 画面にて 公開グループを作成してから手順を実施してください (2) ボリューム作成 画面で LUN 選択 ボタンをクリックします I-78

89 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) (3) LUN 選択 画面で 作成するボリュームに使用する LUN をチェックし 選択 をクリ ックします LUN の設定方法や確認方法については ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフ トウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください I-79

90 第 I 編導入 構成変更手順 (4) ボリューム作成 画面で 必要なパラメータを入力し 設定 ボタンをクリックします ボリューム作成 画面において DDR/RDR 機能を利用したレプリケーション操作 を行う場合 ボリュームマウント設定の [ オプション ] でレプリケーション (MVD Sync) は選択し ないでください (5) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (6) 以下の実行中表示が消えるまで 他の操作は行わないでください I-80

91 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) (7) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして ボリューム作成は完了で す (8) 作成されたボリュームについては MV 属性が設定されていないボリュームと同様に ファ イル共有設定を行うことができます ファイル共有の設定方法については istorage ソフト ウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください データレプリケーション利用ボリュームのペア設定 ゲートウェイモデルにおいて データレプリケーション機能を利用する場合には 論理ボリューム単位で利用するボリュームのペアを登録する必要があります ペア設定はリモート CLI の repl2 コマンドに pair オプションを指定することで行います repl2 pair コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください repl2 pair コマンドは以下の形式で指定します repl2 pair vol [-p] [-s] [-n] { master-vol mv-mount-point } [{ replica-vol rv-mount-point } [ld...]] 以下 master-vol replica-vol は それぞれ mv-mount-point rv-mount-point で読み換えられます -p オプションを指定すると 同一筐体内での同時利用が可能な replica-vol が構成されます この場合 replica-vol は NV_RV0_ をプレフィックスとして持ち セパレート時には master-vol と同時にファイルシステムをマウントし 公開することが可能です また replica-vol は master-vol が構築されているクラスタグループと異なるグループでも同時利用の公開が可能です master-vol と replica-vol をマウントするグループを分けることにより 同時利用時における負荷を分散することができます master-vol と replica-vol をマウントするグループを分ける場合には master-vol が構築されていないグループを指定してペア設定を実行します -s オプションは 指定されたボリュームが多段構成 (DDR の RV が RDR の MV になる場合 ) の二段目である場合に指定してください -n オプションを指定すると 実際にはペア情報を構成せず 単に構成できるかどうかのテストを行います I-81

92 第 I 編導入 構成変更手順 MV と異なるノードに RV を構築する場合 istoragemanager IP のボリューム画面にて あらかじめ対象ノードで公開グループを作成しておいてください master-vol には MV 属性を持つ運用ボリュームの VG 名を指定します VG 名は以下の手順で得ることができます VG 名 : NV_LVM_ + istoragemanager IP でボリュームを作成する際に指定したボリューム名 replica-vol には 複製ボリュームの VG 名を指定します MV LD と RV LD が 1 対 1 の対応関係にある場合 省略可能です ( これを基本構成と呼びます ) replica-vol を省略した場合 -p オプションの有無に従って 以下の規則で VG 名が設定されます replica-vol を明示する場合にも 以下の規則に従って NV_RP0_ あるいは NV_RV0_ のプレフィックスで始まる VG 名を指定してください 同一筐体内での同時利用を禁止(-p オプション指定なし ) RV VG 名 : NV_RP0_ + istoragemanager IP で MV 側のボリュームを作成する際に指定したボリューム名 同一筐体内での同時利用を許可(-p オプション指定あり ) RV VG 名 : NV_RV0_ + istoragemanager IP で MV 側のボリュームを作成する際に指定したボリューム名 MV LD と RV LD が 1 対多の場合 ( 並列構成と呼びます ) には ペア情報は RV LD の数だけ構成する必要があります ペア情報の構成は MV と RV の組み合わせ毎に行います replica-vol には NV_RPn_ ( 同時利用禁止 ) もしくは NV_RVn_ ( 同時利用可能 ) で始まる VG 名を指定します ここで n は 0~2 の数字です 例として ボリューム DB_DATA について 複製ボリュームが同時利用できるようにペア設定を行います (replica-vol を master-vol と同一のクラスタグループで公開する場合 ) $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -p NV_LVM_DB_DATA master-vol と replica-vol を公開するクラスタグループを分ける場合には master-vol が構築され ていないグループに対してペア設定を行います $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 1 vol -p NV_LVM_DB_DATA ペア設定が正常に行えた場合 次のように表示されます NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-82

93 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) ペア設定されているボリュームの一覧は 各クラスタグループに対して repl2 list vol コマンドを 実行することにより表示させることができます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 list -G 0 vol 以下のようにペア設定されているボリュームの一覧が表示されます NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA NV_LVM_DB_REDO1 <==> NV_RV0_DB_REDO1 nvtools:nvcmd/repl2:exit: データレプリケーション操作 リモート CLI の repl2 コマンドを利用して LVM のボリュームグループ単位で各種データレプリケーション操作を行うことができます データレプリケーション操作の一例としては表 4-5 に示すような操作が可能です また データレプリケーション操作はボリュームペアが設定されているクラスタグループに対してのみ実行可能です データレプリケーション操作の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください また データレプリケーション全般については istorage ソフトウェアデータレプリケーション利用の手引機能編 を参照してください 表 4-5 データレプリケーションの操作例 コマンドオプション replicate restore separate suspend resume cpmode wait 操作内容運用ボリュームと複製ボリューム間でレプリケートを開始します複製ボリュームから運用ボリュームにリストアを開始します運用ボリュームと複製ボリュームを分離 ( セパレート ) します運用ボリュームと複製ボリューム間のレプリケートを一時中断します一時中断していたレプリケート操作を再開しますレプリケーションのコピーモードを変更しますレプリケート セパレートなどの完了を待ち合わせます 上記表に示すような repl2 コマンドのオプションを指定することで 運用ボリュームと複製ボリューム間でデータレプリケーション操作を行うことができます それらの機能を組み合わせることで 業務ボリューム上のデータを有効に利用したり 運用中にバックアップを採取したりするような運用を行うことが可能となります 具体的な運用例については 本書の 第 II 編第 2 章運用手順 ( ゲー I-83

94 第 I 編導入 構成変更手順 トウェイ ) を参照してください I-84

95 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 4..7 複製ボリュームの利用 複製ボリュームをゲートウェイモデルで利用するためには 本書の 第 I 編 4.6 ボリュームの準備 で説明した操作を行い 運用ボリュームと複製ボリュームのデータを同期 ( レプリケート / セパレート ) させる必要があります その後 リモート CLI の repl2 activate コマンドを投入することで複製ボリュームをゲートウェイモデルでマウントして利用することが可能となります repl2 activate コマンドは以下の形式で replica-vol に利用したい複製ボリュームのボリュームグループ名を与えます repl2 activate replica-vol その後 istoragemanager IP を使用して 複製ボリュームをマウントして利用します 複製ボリュームの利用形態として 以下の 2 形態があります 運用ボリュームを利用しているゲートウェイモデルと同じ筐体で利用 ( 同時利用する ) 運用ボリュームを利用しているゲートウェイモデルとは別の筐体で利用 ( 二次利用する ) 同時利用する場合 運用ボリュームと複製ボリュームのペア設定を行う際 repl2 pair コマンドに -p オプションを指定 した場合には 運用ボリュームと複製ボリュームを 同じゲートウェイモデル上にマウントして利用 することができます repl2 activate コマンドには 運用ボリュームとのペア設定時に指定した replica-vol を指定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 複製ボリュームのボリュームグループ名が不明な場合 repl2 list vol コマンドで一覧を表示させ ることができます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 list -G 0 vol NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA NV_LVM_DB_REDO1 <==> NV_RV0_DB_REDO1 nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-85

96 第 I 編導入 構成変更手順 二次利用する場合 運用ボリュームと複製ボリュームのペア設定を行う際 repl2 pair コマンドに -p オプションを指定 しなかった場合 運用ボリュームをマウントして利用しているゲートウェイモデル上に 複製ボリュ ームをマウントすることはできません 運用ボリュームを利用している筐体とは別のゲートウェイモ デル上で複製ボリュームをマウントして利用します repl2 activate コマンドには replica-vol として運用ボリュームのボリューム名を指定します $ ssh nsadmin@nv2node0 repl2 activate -G 0 NV_LVM_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 運用ボリュームのボリュームグループ名が不明な場合 運用ボリュームを利用しているゲートウェ イモデルにおいて repl2 list vol コマンドで一覧を表示させることができます $ ssh nsadmin@nv2node0 repl2 list -G 0 vol NV_LVM_DB_REDO1 <==> NV_RP0_DB_REDO1 NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RP0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-86

97 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) 複製ボリュームのマウント istoragemanager IP を使って 以下の手順で複製ボリュームをマウントします 初めて複製ボリュームをマウントする場合には 手順 (2) から操作を行います (1) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します 一度複製ボリュームをマウントして利用したことがある場合 ボリューム一覧に複製ボリュームが表示されていますので 選択して マウント ボタンをクリックして複製ボリュームをマウントします これでマウント操作は完了です (2) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[LVM] を選択します (3) 論理ボリューム一覧画面において 管理対象外論理ボリュームリスト に複製ボリューム のボリュームグループが表示されていますので 複製ボリュームをチェックして 取り込 み ボタンをクリックします I-87

98 第 I 編導入 構成変更手順 (4) 論理ボリューム取り込み 画面において 設定 ボタンをクリックします (5) 以下のダイアログにおいて OK ボタンをクリックします (6) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (7) コントロールフレームで 対象ノード 公開グループを確認します メニューフレームにて [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ファイルシステム ] を選択します (8) ファイルシステム一覧 画面で 作成 ボタンをクリックします I-88

99 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) (9) ファイルシステム作成 画面の [ ボリューム ] リストボックスより複製ボリュームを選択 します (10) ファイルシステム作成 画面の[ 基本設定 ] フィールドで フォーマットのチェックは必ず外してください FS タイプとジャーナルサイズについては 運用ボリュームと同じ値を設定してください (11) ファイルシステム作成 画面の[ 基本設定 ] フィールドで 参照 ボタンをクリックします I-89

100 第 I 編導入 構成変更手順 (12) ディレクトリ選択 画面で 複製ボリュームのマウント先を入力し 選択 ボタンをク リックします (13) ファイルシステム作成 画面の [ マウント設定 ] フィールドで レプリケーション (MVD Sync) のチェックは外し クォータ 参照時刻更新については運用ボリュームと同じ設定にし て 設定 ボタンをクリックします (14) 以下のダイアログにおいて OK ボタンをクリックします (15) 以下の実行中表示が消えるまで 他の操作は行わないでください (16) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして 複製ボリュームのマウン トは完了です I-90

101 第 4 章導入手順 ( ゲートウェイ ) (17) ボリュームを NFS や CIFS などで共有するための設定は 運用ボリュームに対する設定と同 様に行います 詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください I-91

102 第 I 編導入 構成変更手順 4..8 運用ボリュームとの再同期 活性化して利用している複製ボリュームと運用ボリュームを再同期化 ( レプリケート ) する場合 以下の手順で操作します 複製ボリュームを活性化していなければ 本節の操作は不要です (1) 複製ボリュームを利用しているクライアントからアンマウントしてください (2) リモート CLI の vol umount コマンドで複製ボリュームをアンマウントしてください リモート CLI の vol コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 (3) リモート CLI の repl2 deactivate コマンドで複製ボリュームを非活性化状態にしてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (4) 以上で運用ボリュームとレプリケートする準備は完了しました リモート CLI の repl2 コ マンドを利用してレプリケーション操作を行うことができます 複製ボリュームを非活性化 (deactivate) した後は 運用ボリュームと複製ボリューム に対してレプリケート / セパレート操作を行わない限り 複製ボリュームを再度活性化 (activate) することはできません 複製ボリュームが利用されている状態では 複製ボリュームを一時アンマウントできません アンマウントに失敗する場合には 以下の確認を行って複製ボリュームの利用を終了させてから一時アンマウントしてください NFS CIFS FTP HTTP のファイル共有設定を行っている場合 クライアントからの利用がないことを確認してください I-92

103 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) 5..1 ボリュームの拡張 ボリュームの容量が不足し 容量を拡張する必要が生じた場合には 以下の手順でボリュームを拡 張します (1) 複製ボリュームを活性化 (activate) して利用している場合には 複製ボリュームを削除します 複製ボリューム削除の詳細については 本書の 第 I 編 5.3 ボリュームの解放 を参照してください (2) istoragemanager を使用して 必要な容量を持つ論理ディスクを作成します 論理ディスクの作成方法については istorage ソフトウェア istorage シリーズ構成設定の手引 (GUI 編 ) および ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照してください (3) istoragemanager を使用して 新たに作成した論理ディスクの論理ディスク名 利用形式を設定します 設定の詳細については本書の 第 I 編 ディスクアレイ名 論理ディスク名 ポート名の設定 を参照してください (4) istoragemanager を使用して 新たに作成した論理ディスクにアクセスコントロールを設定します 設定の詳細については本書の 第 I 編 アクセスコントロールの設定 を参照してください (5) istoragemanager を使用して 新たに作成した論理ディスクのペアを設定してください 設定の詳細については本書の 第 I 編 ペア構成の設定 を参照してください (6) リモート CLI の repl2 separate コマンドを使用して 拡張するボリュームグループをセパレートしてください repl2 コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください なお 既にセパレート状態である場合には 再度セパレート操作を行う必要はありません $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 separate -G 0 NV_LVM_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 I-93

104 第 I 編導入 構成変更手順 (7) リモート CLI の repl2 unpair コマンドを使用して 拡張したいボリュームグループのペア設 定を解除してください repl2 コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シ リーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 unpair -G 0 vol NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA // NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (8) ボリューム対応表を作成します 詳細については 本書の 第 I 編 4.5 ボリューム対応表の作成 を参照してください (9) istoragemanager IP のコントロールフレームにて 適切な 対象ノード 公開グループ を選択します istoragemanager IP の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください (10) istoragemanager IP のメニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します (11) istoragemanager IP の ボリューム一覧 画面において 拡張したい運用ボリュームを選択し 拡張 ボタンをクリックします I-94

105 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) (12) ボリュームの拡張 画面において LUN 選択 ボタンをクリックします (13) LUN 選択 画面において 拡張したい運用ボリュームに追加する LUN をチェックし 選 択 ボタンをクリックします I-95

106 第 I 編導入 構成変更手順 (14) ボリュームの拡張 画面において 設定 ボタンをクリックします (15) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (16) 以下の実行中表示が消えるまで 他の操作は行わないでください I-96

107 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) (17) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (18) リモート CLI の repl2 pair コマンドを使用して 再度運用ボリュームと複製ボリュームのペ アを設定します ペア設定の詳細については本書の 第 I 編 データレプリケーション 利用ボリュームのペア設定 を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -p NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (19) 以上の操作で 運用ボリュームおよび複製ボリュームの拡張が完了しました 以降は拡張前 と同様の操作でデータレプリケーション操作を行うことができます I-97

108 第 I 編導入 構成変更手順 5..2 論理ディスク名変更 論理ディスク名を変更する場合 以下の手順で操作します ( 注 1) (1) 複製ボリュームを活性化 (activate) して利用している場合には 非活性化 (deactivate) します 非活性化の詳細については 4.8 運用ボリュームとの再同期 を参照してください (2) リモート CLI の repl2 separate コマンドを使用して 名前を変更する論理ディスク上に構築したボリュームグループをセパレートしてください repl2 コマンドの詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください なお 既にセパレート状態である場合には 再度セパレート操作を行う必要はありません $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 separate -G 0 NV_LVM_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (3) リモート CLI の repl2 unpair コマンドを使用して 名前を変更したいボリュームグループの ペア設定を解除してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 unpair -G 0 vol NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA // NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (4) istoragemanager を使用して 論理ディスク名を変更します 設定の詳細については 本書の 第 I 編 ディスクアレイ名 論理ディスク名 ポート名の設定 を参照してください (5) ボリューム対応表を作成します 詳細については 本書の 第 I 編 4.5 ボリューム対応表の作成 を参照してください (6) データレプリケーション機能を利用するボリュームグループのペアを登録します 詳細については 本書の 第 I 編 データレプリケーション利用ボリュームのペア設定 を参照してください ( 注 1) ディスクアレイ名 ポート名を変更する場合 istoragemanager でのみ操作し ゲートウェイモデルでの対応は不要です I-98

109 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -p NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA <==> NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (7) 以上で論理ディスク名の変更操作は完了です 以降は名前変更前と同様の操作でデータレプ リケーション操作を行うことができます 5..3 ボリュームの解放 データレプリケーション機能を利用していたボリュームを解放する場合には 以下の手順で操作を 行います (1) 複製ボリュームを一度も活性化 (activate) して利用したことがない場合には 手順 (5) 以降の操作を行ってください 一度でも複製ボリュームを活性化して利用したことがある場合 手順 (2) 以降の操作を行ってください 複製ボリュームをマウントしていない場合は マウントしてください ただし クライアントからは利用しないください 複製ボリュームのマウント方法については本書の 第 I 編 4.7 複製ボリュームの利用 を参照してください なお 複製ボリュームが非活性化状態となっている場合 本書の 第 I 編 4.7 複製ボリュームの利用 を参照して運用ボリュームと同期化してからマウントする必要があります (2) istoragemanager IP を使用して 複製ボリュームを解放します istoragemanager IP のコントロールフレームにて対象ノード 公開グループを選択します (3) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します ボリューム一覧 画面が表示されたら 複製ボリュームを選択し 削除 ボタンをクリックします I-99

110 第 I 編導入 構成変更手順 (4) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして複製ボリュームの削除完了です (5) リモート CLI の repl2 unpair コマンドを使用して 削除対象となるボリュームグループのペ ア設定を解除してください repl2 unpair コマンドの詳細については istorage ソフトウ ェア NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 unpair -G 0 vol NV_LVM_DB_DATA NV_LVM_DB_DATA // NV_RV0_DB_DATA nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 (6) istoragemanager IP を使用して 運用ボリュームを削除します istoragemanager IP のコ ントロールフレームにて対象ノード 公開グループを選択します I-100

111 第 5 章構成変更手順 ( ゲートウェイモデル ) (7) メニューフレームにて [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] を選択します ボリュ ーム一覧 画面が表示されたら 運用ボリュームを選択し 削除 ボタンをクリックしま す (8) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックします (9) 以下のダイアログが表示されたら OK ボタンをクリックして削除完了です I-101

112 第 I 編導入 構成変更手順 5..4 ボリュームの移行 クラスタモデルでデータレプリケーション機能を利用しているとき 複製ボリューム (RV) を他ノードへ移行する手順について説明します 手順についてはアプライアンスモデルの場合と同様のため 本書の 第 I 偏 3.3 ボリュームの移行 を参照してください (istoragemanager IP の画像がゲートウェイモデルのものと若干異なりますが 操作上は特に問題ありません ) I-102

113 第 II 編運用 保守手順

114 第 II 編運用 保守手順 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) この章では アプライアンスモデルのデータレプリケーション機能を利用して 運用を効率化するための各種 事例について紹介します 1..1 D2D 構成 この節ではアプライアンスモデルの D2D(Disk To Disk) 構成におけるデータレプリケーション構 築手順について説明します ディスクバックアップ この節では 運用ボリューム ( 以下 MV) 上に作成された最新のデータをレプリケーション機能に より取り込み 2 つの複製ボリューム ( 以下 RV) を用いて高速かつ安全にバックアップを行う運用例 について説明します (1) 概要 使用中の MV のデータを RV にレプリケートし RV のデータを参照して業務を行います システム構成は図 1-1 のようになっているものとします 運用筐体アプライアンスモデル MV 運用ボリューム RV0 RV1 複製ボリューム 図 1-1 複製ボリューム利用例 II-2

115 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) ディスクバックアップ例の作業の流れ MV RV 手順 1. RV のマウント解除 手順 2. RV の非活性化 手順 3. レプリケート 手順 4. 業務の終了 手順 5. セパレート 手順 6. 業務の再開 手順 7. RV のマウント (1) RV の活性化 (2) RV のマウント 手順 8. RV を利用 II-3

116 第 II 編運用 保守手順 (2) 操作手順 以下の手順は新規導入後 業務運用中のいずれの場合にも対応します 各コマンドおよびオプションの詳細については istoragemanager NV シリーズコマンドリファレンス を参照してください 導入/ 準備 の手順は新規導入後 運用を開始する前に最初に行います 運用 は業務開始後の運用中における手順になります 以下 1 章のコマンド実行例においては例として次の表記を使用します ご利用の環境に合わせてそれぞれ読み換えてください nsadmin :CLI による運用構築を行うためのアカウント nvnode0 : コマンド実行ノード コマンド内で -G オプションを指定した場合 指定グループが存在するノードでコマンドが実行されます NV_LVM_VOL :MV 名 NV_RV[01]_VOL :RV 名 ( 例では NV_RV0_VOL を使用 ) /export/procyon/vol :MV のマウントポイント /export/procyon/nv_rv0_vol :RV(RV0) のマウントポイント 導入/ 準備 手順 0-1. CLI の設定管理サーバから連携用コマンドを実行するため リモート CLI( 以下 CLI) の設定を行います 設定手順は管理サーバ OS などにより異なります 以下では ssh を使用します 手順 0-2. プールの構築 istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] にて プールを構築します [ プール ( スペア ) 構築 / 解除 ] ボタンを押下し RAID タイプ 使用物理ディスク (PD) を選択して設定します - MV 用に 1 つ RV 用に 2 つ 合計 3 つのプールを構築します 容量不足を補うためにRV 用プールを 1 つにまとめることも可能ですが 推奨していません 手順 0-3. MV の作成 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] にて MV を作成します 初めてボリュームを作成する場合 公開グループの作成を実行してからボリュームの作成を行います - 任意のボリューム名 容量 マウントポイントを設定します - プールは MV 用に構築したものを選択します 続いて RV をマウントする予定のノードにも公開グループを作成してください RV 用のボリュームの作成は行いません (RV を MV と同じノードで利用する場合 相手ノードでの公開グループ II-4

117 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) の作成は不要です ) 手順 0-4. ペアの設定 CLI にて repl2 pair コマンドを実行しボリュームのペア設定を行います 指定プールに RV が作 成され ペアの設定が行われます $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -a -m /export/procyon/nv_rv0_vol \ -p <Pool> NV_LVM_VOL <WWNN> NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/vol:exit:0 - はコマンドの途中で改行を挿入する場合に 改行の直前に入力します - -m オプションは RV を同時利用する場合に RV のマウントポイントを引数として指定します - -G オプションは RV を作成するグループ (0 または 1) を引数に指定します - <Pool> には RV 用に構築したプールの 1 つを指定します ( 例 :Pool0001) - <WWNN> には WWNN を指定します WWNN は istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ストレージ ] 画面で確認してください - 既に MV を作成済みのプールを指定してペア設定を行うことはできません 手順 0-5. NFS/CIFS の共有設定 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ファイル共有 ]-[NFS] または [CIFS] にて MV に対する共有設定を行います [ 追加 ] ボタンを押下し 必要な設定を行ってください - RV を公開する場合 RV についても共有設定を行います 設定の前に後述の 運用 手順 3-B. から手順 7. までを行ってください ( 業務の停止 再開は不要です ) RV を 2 つ用意するため 以上の手順 0-4. と 0-5. を繰り返します プール名の指定を変更し RV0 を RV1 に置き換えて実行してください 以下 作成した 2 つの RV をそれぞれ RV0 RV1 として RV0 を例に手順を説明します 運用 RV がマウントされていない場合 以下の 2 つの手順を省略します ( 初めてボリュームを運用す る場合を含む ) 手順 1. RV のマウント解除 CLI にて vol umount コマンドを実行し RV のマウントを解除します II-5

118 第 II 編運用 保守手順 $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/vol:exit:0 手順 2. RV の非活性化 CLI にて repl2 deactivate コマンドを実行し RV を非活性化します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 スケジュールを設定し自動でレプリケート & セパレートを行う手順 (A) と 毎回 CLI から手動でレプリケート & セパレートを実行する手順 (B) のどちらかを選びます 手順 3-A. レプリケートのスケジュール設定 CLI にて repl2 sched add コマンドを実行しレプリケートのスケジュールを設定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL,NV_RV1_VOL rpl-sync <min> <hour> <day> <month> <dayofweek> nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 - <min> から <dayofweek> にはそれぞれ分 時 日 月 曜日に適した整数値 (unix 系 OS 準拠 ) または '*' を設定します 0 1 '*' '*' '*' と設定した場合 毎日午前 1 時にレプリケートを実行す るスケジュールになります - 引数に RV を複数指定することで スケジュール設定を各 RV に順番に適用することができま す この例の場合 RV0 と RV1 は 1 日おきにスケジュール運用されます - 登録済みスケジュールは repl2 sched list コマンドを実行して確認できます 手順 4-A. 業務の停止ファイルシステム上のデータ間の整合性を保つ必要がある場合は セパレート開始前に 一旦業務を停止して MV の完全な静止点 ( 運用ボリュームに対する書き込み途中の関連データが存在しない状態 ) を作成する必要があります スケジュールで設定するセパレート開始時刻の前に業務を停止し静止点が作成できるように 運用サーバ上での設定を行ってください II-6

119 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) 業務を継続したままセパレートを行う場合 セパレート時点で NV が受信していたデ ータのみ RV に保管されます クライアントから NV に送信している途中のデータに関しては MV<=>RV 間でのデータの整合性が保証されませんので 業務を継続したままセパレートを行 う際は充分にご注意ください 手順 5-A. セパレートのスケジュール設定 CLI にて repl2 sched add コマンドを実行しセパレートのスケジュールを設定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL,NV_RV1_VOL \ sep <min> <hour> <day> <month> <dayofweek> nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 - <min> から <dayofweek> にはそれぞれ分 時 日 月 曜日に適した整数値 (unix 系 OS 準拠 ) または '*' を設定します 0 5 '*' '*' '*' と設定した場合 毎日午前 5 時にセパレートを実行するスケジュールになります - 引数に RV を複数指定することで スケジュール設定を各 RV に順番に適用することができます - 登録済みスケジュールは repl2 sched list コマンドを実行して確認できます セパレート開始をレプリケート開始と同じ時刻設定にすることはできません 手順 3-B. レプリケート CLI にて repl2 replicate コマンドを実行しレプリケートを行います $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 replicate -G 0 NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL wait nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 - "wait" は repl2 コマンドの実行が完了するまで待って CLI に応答を返すオプションです レプリケート中に同時実行可能なコマンドがある場合 wait を外して実行することもできます - レプリケーション進行状況は repl2 info vol pair コマンドを実行して確認できます exec: レプリケート実施中 sync: レプリケート完了手順 4-B. 業務の停止セパレート開始前に 一旦業務を停止して MV の完全な静止点 ( 運用ボリュームに対する書き込 II-7

120 第 II 編運用 保守手順 み途中の関連データが存在しない状態 ) を作成する必要があります これは ファイルシステム上の データブロック間の矛盾を防ぐためです 静止点を作成し 次の手順 5-B. セパレート に進みます 手順 5-B. セパレート CLI にて repl2 separate コマンドを実行しセパレートを行います $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 separate -G 0 NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL wait nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 手順 6. 業務の再開停止していた業務を再開します - 必要に応じてクライアント側から NFS/CIFS の共有設定を行います NFS の場合はクライアントからマウントを行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください RV を公開する場合 以下の手順 7. および手順 8. を行います 手順 7. RV のマウント セパレート進行状況は repl2 info vol pair コマンドを実行して Sync State を確認してください exec : セパレート実施中 separated: セパレート完了 $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 info -G 0 vol pair NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL MV: LD Name ac30010 RV: LD Name ac30011 Activity State separate Sync State separated Copy Control State - Separate Start Time 2007/10/31 08:37:47 Separate End Time 2007/10/31 08:37:47 Separate Diff 32KB Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 セパレート完了を確認後 RV をマウントし RV を利用可能な状態にします CLI にて repl2 activate コマンドを実行し RV を活性化します II-8

121 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 続いて CLI にて vol mount コマンドを実行し RV をマウントします $ ssh nsadmin@nvnode0 vol mount -G 0 NV_RV0_VOL mounting /export/procyon/nv_rv0_vol... nvtools:nvcmd/vol:exit:0 - RV のマウントは istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] からも実行できま す 最後に CLI にて vol activate コマンドを実行しマウントポイントの共有を活性化します $ ssh nsadmin@nvnode0 vol activate -G 0 /export/procyon/nv_rv0_vol activating nfs... cifs will be activated by the next client reconnect. nvtools:nvcmd/vol:exit:0 手順 8. RV の利用 RV にコピーされたデータファイルを利用し 業務を行います 2 つの RV に対してバックアップを行うため RV0 と RV1 に対してそれぞれ手順 1. から手順 8. を行 います ( スケジュール運用の場合 手順 3. から手順 5. は初回のみ行います ) 運用ボリュームのデータ復旧 この節では レプリケーション機能を利用した運用ボリューム ( 以下 MV) の復旧例について説明 します 障害の状況としては HDD が 3 台以上破損して LD 上の情報を参照できなくなった場合を 想定しています (1) 概要 以下の手順では 既に MV と複製ボリューム ( 以下 RV) はペア設定を行い運用中であるとします 構成は 節と同様とします II-9

122 第 II 編運用 保守手順 MV のデータ復旧例の作業の流れ ( ノード 0 被災時 ) ノード 0 ノード 1 手順 1. 業務の停止 手順 2. セパレートされた RV の確認 手順 3. LD ペアの強制解除 手順 4. プールの強制削除 手順 5. MV のマウント解除 手順 6. MV の非活性化 手順 7. 論理ボリューム管理情報の再構築 手順 7. 論理ボリューム管理情報の再構築 手順 8. プール LD の再構築 手順 9. LD の初期化 手順 10. LD ペアの再設定 手順 11. RV からのリストア 手順 12. 論理ボリューム管理情報の再構築 II-10

123 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) ノード 0 ノード 1 手順 13. 論理ボリューム構成情報ファイルの更新 手順 14. 管理情報の同期 手順 15. MV の活性化 手順 16. 公開設定の復旧 II-11

124 第 II 編運用 保守手順 (2) 操作手順 手順 1. 業務の停止障害が発生した MV にアクセスしている業務やアプリケーションを終了します UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドにより NFS で公開されているボリュームのマウントを解除します マウント解除の操作については クライアント OS のマニュアルを参照してください 業務の停止 MV RV 図 1-2 業務の停止 障害の影響により NAS コントローラ部に login して各種コマンド操作ができない場合が まれに発生することがあります このような場合には NAS コントローラ部を強制的に再起動してから実施してください II-12

125 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) 手順 2. セパレートされた RV の確認 CLI にて repl2 info vol pair コマンドを実行しセパレートされた RV を確認します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 info -G 0 vol pair NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL MV: LD Name ac30010 RV: LD Name ac30011 Activity State separate Sync State separated Copy Control State - Separate Start Time 2007/10/31 08:37:47 Separate End Time 2007/10/31 08:37:47 Separate Diff 32KB Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 info -G 0 vol pair NV_LVM_VOL NV_RV1_VOL MV: LD Name ac30010 RV: LD Name ac30012 Activity State separate Sync State separated Copy Control State - Separate Start Time 2007/10/30 08:37:47 Separate End Time 2007/10/30 08:37:47 Separate Diff 32KB Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 - Sync State の状態が separated の RV を確認します fault は障害が発生しています いずれも separated の場合は 同期されたデータがより新しい方の RV を選びます 以下 RV0 を用いる場合の復旧手順として説明します II-13

126 第 II 編運用 保守手順 手順 3. LD ペアの強制解除 (VG ペアを設定したノード側で実行してください ) ペア情報ファイルを参照し 障害が発生しているボリュームを構成する LD のペアを確認します 参照するペア情報ファイルは以下の通りです /etc/group< グループ番号 >/vgrpl/<mv 名 >/<RV 名 >.{r s}pl $ cat /etc/group0/vgrpl/nv_lvm_vol/nv_rv0_vol.rpl #VGNAME# NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL #DANAME# S1500 S1500 ld: ac30010 ld: ac30011 #DEVNAME# /dev/ld16 /dev/ld17 #VAA# ac ac30011 #UUID# 3ju73s-6dSR-Pm7z-gYr2-a8Z1-xhDS-2qBFC6 障害が発生しているボリュームの LD のペアを強制解除してください $ sudo /usr/lib/rcli/repl2 unpair ld \ ac ac30011 force ac30010 // ac 表記の都合上コマンドが複数行にわたっていますが 実際には " " マークを取り外して 1 行で入 力してください - 複数 LD で構成されている場合 全ての LD に対して LD ペアの強制解除を実行してください VG ペアが設定されているノードが不明の場合 以下のコマンドにてペア情報を確認できます $ sudo /usr/lib/rcli/repl2 list vol NV_LVM_VOL <==> NV_RV0_VOL 上記の場合 実行したノードでペアが設定されていることを示しています ペア情報が表示されない場合は コマンドを反対側のノードで実行し ペア設定を確認してくださ い ここで確認した各 LD 名の末尾 4 桁は論理ディスク番号 (LDN) になります 以降 の手順 8. で必要になるため 表示された LD 名または LDN を控えておいてください 手順 4. プールの強制削除 istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] から プール解除 を選択し 障害が発生 しているディスクアレイコントローラのプールの強制削除を行ってください この時 強制削除によ II-14

127 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) って削除される LD 番号が表示されるので確認しておきます ( 再構築時に同一の LD 番号を使用します ) istoragemanager IP の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください 手順 5. MV のマウント解除 ( 障害が発生したノード側で実行してください ) vol umount コマンドを実行し MV のマウントを解除します $ sudo /usr/lib/rcli/vol umount NV_LVM_VOL 手順 6. MV の非活性化 ( 障害が発生したノード側で実行してください ) 障害が発生した MV を非活性化します $ sudo /sbin/vgchange -a n NV_LVM_VOL - 対象のボリューム 1 つに対して一度実行します すでに MV が非活性化されている場合は以下のようなメッセージが表示されますが 特に問題は ありません そのまま手順 7. に進んでください Unable to find volume group "NV_LVM_VOL" 手順 7. 論理ボリューム管理情報の再構築 ( 両ノードで実行してください ) 論理ボリューム管理情報を最新状態にします $ sudo /sbin/vgscan2 Reading all physical volumes. This may take a while... No volume groups found 手順 8. プール LD の再構築 (1) はじめに istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] から プール ( スペア ) 構築 / 解除 の プール構築... を選択します プール名 RAID タイプ 物理ディスクをそれぞれ指定し 設定 ボタンを押して MV 用のプールを再構築してください (2) 続いて istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ 論理ディスク ] から 論理ディスク構築 / 解除 の 論理ディスク詳細一覧... を選択します 手順 3. で確認した論理ディスク番号 (LDN) をもとに 障害 MV の LD とペアを設定している RV の LD について 容量 (GB) を確認してく II-15

128 第 II 編運用 保守手順 ださい (3) istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ 論理ディスク ] から 論理ディスク構築 / 解除 の 構築 を選択します 手順 8. で再構築したプール 手順 3. で控えた LD 番号と (2) で確認した LD 容量をそれぞれ指定し 設定 ボタンを押して MV 用の LD を再構築してください istoragemanager IP の詳細については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください 手順 9. LD の初期化 はじめに 障害が発生している MV を構成する LD のペア情報ファイルを参照し MV の ld デバイ スを確認します (VG ペアを設定したノード側で実行してください ) 参照するペア情報ファイルは以下の通りです /etc/group< グループ番号 >/vgrpl/<mv 名 >/<RV 名 >.[rs]pl $ cat /etc/group0/vgrpl/nv_lvm_vol/nv_rv0_vol.rpl #VGNAME# NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL #DANAME# S1500 S1500 ld: ac30010 ld: ac30011 #DEVNAME# /dev/ld16 /dev/ld17 #VAA# ac ac30011 #UUID# 3ju73s-6dSR-Pm7z-gYr2-a8Z1-xhDS-2qBFC6 #DEVNAME# の行より MV 側の ld デバイス名を確認してください ld デバイスの存在確認 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ストレージ ] 画面にて 該当する LD の ld デバイスが存在しているかを確認します この画面で 上記で確認した ld デバイスが表示されていない場合 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ストレージ ] 画面にて 再構築した LD を初期化します [LUN 一括初期化 ] ボタンを押下し 再構築した LD を選択してください istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ストレージ ] 画面にて 上記で確認した ld デバイスが表示されている場合は 障害が発生した側のノードに対して以下のコマンドを実行し 両ノードのパーティションテーブルの初期化を実行してください $ sudo /sbin/ldhardln_devinit /dev/ld16 確認した ld デバイスを指定してください 以下のようなエラーメッセージが表示されることがありますが 問題ありません Couldn't find device with uuid 'xhre02-izvy-4zaa-tfva-gdnv-x6rm-um07wj'. Couldn't find all physical volumes for volume group NV_LVM_1500. Couldn't find device with uuid 'xhre02-izvy-4zaa-tfva-gdnv-x6rm-um07wj'. II-16

129 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) Couldn't find all physical volumes for volume group NV_LVM_1500. get_pv_from_vg_by_id: vg_read failed to read VG NV_LVM_1500 No physical volume label read from /dev/ld16 コマンド実行結果が 0( 正常 ) であることを確認してください $ echo $? 0 手順 10. LD ペアの再設定 (VG ペアが設定されているノード側で実行してください ) ボリュームを構成する LD のペアを再設定してください $ sudo /usr/lib/rcli/repl2 pair ld ac ac LD 名は手順 3. で確認したペアのものを指定してください 手順 11. RV からのリストア (VG ペアが設定されているノード側で実行してください ) VG ペアをノード跨り (MV と RV が異なるノード ) で構築している場合 リストアの前に MV のマウント解除が必要です 以下のコマンドで MV のマウント解除を実行してください $ sudo /usr/lib/rcli/vol umount NV_LVM_VOL repl2 restore コマンドにて RV からのリストアを行います リストア実行 MV RV 図 1-3 RV からのリストア II-17

130 第 II 編運用 保守手順 $ sudo /usr/lib/rcli/repl2 restore NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL cprange=full mode=protect ボリューム名は 手順 5. で指定した障害の発生したボリューム名です リストア中はディスクアレイ装置に負荷がかかります 装置に対する負荷を抑えたい場合 wait オプションを指定してリストア完了を待ち合わせてから業務を再開してください mode=update を指定した場合 リストア完了後にセパレート操作が必要です リモート CLI の repl2 separate コマンドを使用して MV と RV をセパレートしてください 手順 4. プールの強制削除 の時点で NAS コントローラ部を強制的に電源 OFF した場合 リストア完了後にパーティション情報を認識させるためのコマンドを実行します istoragemanager IP より [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ ストレージ ] の LUN 一覧を参照し 再構築した LD に対応する デバイスパス (/dev/ld*) を確認してください 次のコマンドを両ノードで実行してください ( 該当 LD のデバイスパスが /dev/ld17 の場合 ) $ sudo /sbin/ldhardln_sync /dev/ld17 手順 12. 論理ボリューム管理情報の再構築 ( 障害が発生したノード側で実施してください ) リストアした論理ボリュームの管理情報を再構築します $ sudo /sbin/vgscan2 Reading all physical volumes. This may take a while... Found volume group "NV_LVM_VOL" using metadata type lvm2 複数のボリュームに障害が発生している場合 全てのボリュームに対し 手順 11. と 12. を繰り返 してください 手順 13. 論理ボリューム構成情報ファイルの更新 ( 障害が発生したノード側で実施してください ) 復旧した論理ボリュームに対応する構成情報ファイルに更新します $ sudo /sbin/vgcfgbackup Volume group "NV_LVM_VOL" successfully backed up. 手順 14. 管理情報の同期 ( 障害が発生していないノード側で実施してください ) リストアした論理ボリュームの管理情報をノード間で同期します II-18

131 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) $ sudo /sbin/lvmsync Reading all physical volumes. This may take a while... Found volume group "NV_LVM_VOL" using metadata type lvm2 手順 15. MV の活性化 ( 障害が発生したノード側で実行してください ) リストアした MV を活性化します $ sudo /sbin/vgchange -a y NV_LVM_VOL 1 logical volume(s) in volume group "NV_LVM_VOL" now active 対象のボリューム 1 つに対して一度実行します 手順 16. 公開設定の復旧 ( 障害が発生したノード側で実行してください ) vol mount コマンドを実行し MV をマウントします $ sudo /usr/lib/rcli/vol mount NV_LVM_VOL mounting /export/procyon/vol... 続いて vol activate コマンドを実行し マウントポイントの共有を活性化します $ sudo /usr/lib/rcli/vol activate /export/procyon/vol activating nfs... cifs will be activated by the next client reconnect. 以上で MV の復旧は完了です 業務を再開します NFS の場合はクライアントからマウントを 行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください II-19

132 第 II 編運用 保守手順 業務の短時間復旧 この節では 運用ボリューム ( 以下 MV) 障害時に レプリケーション機能を利用して短時間で業 務を再開する例について説明します (1) 概要 使用中の MV のデータを定期的に複製ボリューム ( 以下 RV) に反映させることで 障害発生時に は RV を MV のマウントポイントに対して活性化し 短時間で業務を再開することができます こ のようにして再開した運用を代替運用と呼びます データの定期的な反映方法としてはスケジュール 機能を利用します 設定方法は 節の 運用 手順 3-A. から 5-A. および istorage ソフトウ ェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください MV の復旧は RV の活性化による業務再開後に行います バックアップ採取のため 業務を一時 停止するタイミングでボリュームを切り替えます 運用環境は 図 1-4 のような構成になっている ものとします 運用筐体アプライアンスモデル 運用ノード バックアップノード MV RV0 RV1 運用ボリュームで障害発生 複製ボリューム 図 1-4 業務の短時間復旧例 以下の手順では すでに MV と同一のグループにてボリュームのペア設定を行い 運用中であるとします 導入段階でボリュームのペア設定を行う際に RV のマウントポイントを指定 ("-m オプションを指定 ) した場合は そのマウントポイントで RV を活性化して参照することができます ( 代替運用はできません ) RV のマウントポイントが存在していない ( 同時利用していない ) 場合に以下の手順を実施することで RV を MV のマウントポイントにマウントする代替運用が可能となります II-20

133 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) 業務の短時間復旧による RV 代替運用中は データのバックアップが行えません 可能な限り早い段階で MV への切り戻しを実施し 代替運用中はボリュームの作成 拡張など の構成変更は行わないよう注意してください 運用筐体 業務の短時間復旧例の作業の流れ ( 置換および切り戻し ) 管理サーバ 置換手順 手順 1. 業務の停止 手順 2. 障害 MV から RV への置換 手順 3. MV のプール解除 手順 4. 代替 RV による業務の再開 切り戻し手順 手順 5. MV のプール再構築 手順 6. 業務の停止 手順 7. 復旧 MV への切り戻し 手順 8. 業務の再開 II-21

134 第 II 編運用 保守手順 (2) 操作手順 手順 1. 業務の停止障害が発生した MV にアクセスしている業務やアプリケーションを停止します UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドにより NFS で公開されているボリュームのマウントを解除します マウント解除の操作については クライアント OS のマニュアルを参照してください 業務の停止 MV RV 図 1-5 業務の停止 スケジュールが設定されている場合は スケジュールの削除を行います MV 復旧後 再び同じスケジュールを設定する際に現在の設定を確認する必要がある場合は スケ ジュールの削除を実行する前に CLI にて sched list コマンドを実行し 現在のスケジュール設定内 容を控えておいてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched list NV_LVM_VOL 0 4 * * * NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL repliandsper\(sync\) nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 CLI にて sched del コマンドを実行し スケジュールを削除します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched del NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 障害が発生した MV に複数のペアが設定されている場合 RV 名をカンマ区切りで並べて指定し 全てのペアについてスケジュールを削除してください 手順 2. 障害 MV から RV への置換障害が発生した MV を開放し バックアップを行っていた RV を MV のマウントポイントにマウントして代替運用を行います CLI にて repl2 replace コマンドを実行して MV から RV へと置換します II-22

135 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 replace NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 引数には MV 名 ( または MV のマウントポイント /export/procyon/vol 等 ) と RV 名を指定して ください RV 名のかわりにマウントポイントを指定することはできません repl2 replace コマンド は RV のマウントポイントが設定されている場合 実行できません 並列構成の場合 障害 MV の LD とペアを設定している全ての LD について ( 代替運用を行わな い RV についても )LD ペアが解除されます 障害発生 MV と同一プール内に他の MV が存在している場合 他の MV に関する LD ペアについても全て解除してください 手順 2. で解除される LD ペアは 障害発生 MV とペアを設定されている全ての RV 属性の LD のみとなります istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] 画面にて LD ペアの解除を実行できます 手順の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください 手順 3. MV のプール解除 istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] 画面にて MV が構築されていたプールを解除します 手順の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください 手順 4. 代替 RV による業務の再開停止していた業務やアプリケーションを再開します これまで通りの使い方で RV を使用することになります NFS の場合はクライアントからマウントを行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください この時点では バックアップを再開することはできません 可能な限り早い段階で復旧 MV への切り戻しを実施し 代替運用中はボリュームの構築 拡張などの構成変更を行わないようにしてください II-23

136 第 II 編運用 保守手順 続いて MV の復旧手順を説明します 手順 5. MV のプール再構築 istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] 画面にて MV を構築するプールを再構築します RAID タイプは 元の MV 用プールと同等のタイプを指定してください 選択できる RAID タイプは装置により異なります 手順の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください 手順 7. の切り戻し実行時に 同時に LD の構築を行わない場合 ここで MV 用の LD を構築しておく必要があります istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ リカバリ ]-[ 論理ディスク ] 画面にて必要な LD を構築してください 以下の場合 先に LD を構築しておく必要があります 複数プールにまたがる MV を作成する場合 NV5400/NV7400 シリーズでベーシックプールを使用して MV を作成する場合 II-24

137 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) 手順 6. 業務の停止ボリュームをバックアップするタイミングなどで MV の復旧作業を行います RV にアクセスしている業務や アプリケーションを停止します また UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドにより NFS で公開されているボリュームのマウントを解除します マウント解除の操作については クライアント OS のマニュアルを参照してください 手順 7. 復旧 MV への切り戻し RV をマウント解除し 運用中のマウントポイントへ MV を切り戻します CLI にて repl2 exchange コマンドを実行して RV をリストアし 運用中のマウントポイントへ MV を切り戻します あらかじめ MV 用の LD を構築してある場合 以下のコマンドになります $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 exchange NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 切り戻し実行と同時に MV 用の LD を構築する場合 -p <POOL 名 > オプションを指定します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 exchange -p Pool0001 NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 引数には MV 名と RV 名 ( または RV のマウントポイント /export/procyon/vol 等 ) を指定してく ださい MV 名は省略できます repl2 exchange コマンドは MV のマウントポイントが設定され ている場合 実行できません 手順 8. 業務の再開 停止していた業務やアプリケーションを再開します NFS の場合はクライアントからマウントを 行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください スケジュールを設定する場合は istoragemanager IP または CLI にて スケジュール設定を行い ます istoragemanager IP の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利 用の手引き を参照してください CLI で設定する場合 repl2 sched add コマンドを実行してスケジュールを追加します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL rplsep-sync 0 4 * * * nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 障害発生時と同等のスケジュールを設定する場合は 手順 1 で控えた内容を参照してください repl2 sched コマンドの詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参 照してください II-25

138 第 II 編運用 保守手順 1..2 D2D2T 構成 この節ではアプライアンスモデルの D2D2T(Disk to Disk to Tape) 構成におけるデータレプリケーシ ョン構築手順について説明します D2D2T バックアップ この節では 運用ボリューム ( 以下 MV) 上に作成された最新のデータをバックアップノードに取 り込み 再同期済みの複製ボリューム ( 以下 RV) 上のデータを用いてテープバックアップを行う運 用例について説明します (1) 概要 使用中の MV のデータを RV にレプリケートし RV をバックアップノード ( 運用ノードとは別のノード ) にマウントしてテープ装置へのバックアップを行います システム構成は図 1-6 のようになっているものとします テープ装置は運用筐体の外部バックアップとします 運用筐体 アプライアンスモデル運用ノード ( ノード 0) アプライアンスモデルバックアップノード ( ノード 1) テープ装置 バックアップソフト NetVault など MV RV 運用ボリューム 複製ボリューム 図 1-6 D2D2T バックアップ例 II-26

139 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) (2) 操作手順 以下の手順は新規導入後 業務運用中のいずれの場合にも対応します 導入 / 準備 の手順は新 規導入後 運用を開始する前に最初に行います 運用 は業務開始後の運用中における手順になり ます 導入/ 準備 手順 1. CLI の設定管理サーバから連携用コマンドを実行するため CLI の設定を行います 設定手順は管理サーバ OS などにより異なります 手順 2. プールの構築 istoragemanager IP の [ 基本 ]-[ ストレージ ]-[ ディスク ] にて プールを構築します [ プール ( スペア ) 構築 / 解除 ] ボタンを押下し RAID タイプ 使用物理ディスク (PD) を選択して設定します - MV 用に 1 つ RV 用に 1 つ 合計 2 つのプールを構築します 手順 3. MV の作成 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ボリューム ]-[ ボリューム ] にて MV を作成します 詳細は 節の 導入 / 準備 手順 0-3. を参照してください 手順 4. ペアの設定 CLI にて repl2 pair コマンドを実行しボリュームのペア設定を行います 詳細は 節の 導入 / 準備 手順 0-4. を参照してください ただし 実行するクラスタグループは MV とは異なるグループを指定してください 手順 5. NFS/CIFS の共有設定 istoragemanager IP の [ 運用 ]-[ ファイル共有 ]-[NFS] または [CIFS] にて 共有設定を行います 詳 細は 節の 導入 / 準備 手順 0-5. を参照してください ( 繰り返しは行いません ) 手順 6. テープバックアップの設定 テープバックアップの設定を行います 詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズユーザー ズガイド および NetVault などの説明書を参照してください II-27

140 第 II 編運用 保守手順 運用 運用手順については 節の 運用 手順 1. から 8. を参照してください テープバックアップ手順については istorage ソフトウェア NV シリーズユーザーズガイド および NetVault などの説明書を参照してください 運用ボリュームのデータ復旧 この節では レプリケーション機能を利用した運用ボリューム ( 以下 MV) の復旧例について説明します (1) 概要 以下の手順では 既に MV と複製ボリューム ( 以下 RV) はペア設定を行い運用中であるとします 構成は 節と同様とします 運用筐体 アプライアンスモデル運用ノード ( ノード 0) アプライアンスモデルバックアップノード ( ノード 1) テープ装置 バックアップソフト NetVault など MV RV 運用ボリューム ( 障害発生 ) 複製ボリューム 図 1-7 データ復旧例 II-28

141 第 1 章運用手順 ( アプライアンス ) 運用ボリュームのデータ復旧例の作業の流れ 運用ノード 手順 1. 業務の停止 管理サーバ バックアップノード 手順 2. MV の削除 手順 3. MV のマウント解除 手順 4. MV の復旧 手順 5. テープからリストア 手順 6. RV からリストア 手順 7. 業務再開 II-29

142 第 II 編運用 保守手順 (2) 操作手順 手順 業務の停止から MV の復旧まで はじめに 節の手順 1. から 10. を参照し MV の復旧までを行います 手順 5. テープからのリストア バックアップソフトを使用して テープから RV にリストアします バックアップ手順の詳細はご 使用になるバックアップソフトの説明書をご確認ください 手順 6. RV からリストア RV から MV へリストアを行います 詳細は 節の手順 11. から手順 15. を参照してください 手順 7. 業務再開 MV をマウントします 詳細は 節の手順 16. を参照してください 以上で MV の復旧は完了です 業務を再開します II-30

143 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) この章では ゲートウェイモデルのデータレプリケーション機能を利用して 運用を効率化するための各種事 例について紹介します 2..1 複製ボリュームの利用 この節では ゲートウェイモデルのレプリケーション機能を利用し 運用ボリューム ( 以下 MV) 上に作成された最新のデータを 再同期により取り込み データ参照筐体から利用する運用例 ( 二次 利用 ) について説明します (1) 概要 本装置で使用中の MV のデータを複製ボリューム ( 以下 RV) にレプリケートした後 データ参照筐体でデータを参照します システム構成は 図 2-1 のような構成になっているものとします また ボリュームはペア設定済みであり セパレートされた状態で運用が開始されている状態とします 運用筐体ゲートウェイモデル データ参照筐体ゲートウェイモデル MV RV 運用ボリューム 複製ボリューム 図 2-1 複製ボリューム利用例 II-31

144 第 II 編運用 保守手順 複製ボリューム利用例の作業の流れ 運用筐体 データ参照筐体 手順 1. RV の非活性化 (1) RV のマウント解除 (2) RV の非活性化 手順 2. レプリケート 手順 3. 業務の終了 手順 4. セパレート 手順 5. 業務の再開 手順 6. RV のマウント (1) RV の活性化 (2) RV のマウント 手順 7. RV の利用 II-32

145 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) (2) 操作手順 手順 1. RV の非活性化 ( データ参照筐体 ) 本書の 第 I 編 4.8 運用ボリュームとの再同期 を参照して RV のマウントを解除し 非活性化し ます 手順 2. レプリケート ( 運用筐体 ) リモート CLI の repl2 replicate コマンドを使って 複製したい MV をレプリケートします 手順 3. 業務の終了 ( 運用筐体 ) セパレートを行う前には MV の完全な静止点 ( 運用ボリュームに対する書き込み途中の関連データが存在しない状態 ) を作成する必要があります これは ファイルシステム上のデータブロック間の矛盾を防ぐためです 手順 4. セパレート ( 運用筐体 ) セパレートを実行して MV と RV を分離し RV を使用できる状態にします セパレートはリモー ト CLI の repl2 separate コマンドで行います 手順 5. 業務の再開 ( 運用筐体 ) 停止していた業務を再開します 手順 6. RV のマウント ( データ参照筐体 ) 本書の 第 I 編 複製ボリュームのマウント を参照して RV を活性化し マウントします 手順 7. RV の利用 ( データ参照筐体 ) RV にコピーされたデータファイルを利用した業務を行います 再度複製から処理を行うときは 手順 1 から 再度実行してください II-33

146 第 II 編運用 保守手順 2..2 運用ボリュームのデータ復旧 この節では レプリケーション機能を利用した運用ボリューム ( 以下 MV) の復旧例について説明 します (1) 概要 本装置で使用中の MV のデータ ( データファイル ) を複製ボリューム ( 以下 RV) にレプリケート セ パレートした後 バックアップソフトを使用してテープ装置へ保存 ( 注 1) しているものとします バックアップ環境は 図 2-2 のような構成になっているものとします 運用筐体ゲートウェイモデル バックアップサーバ テープ装置 バックアップソフト MV RV 運用ボリュームで障害発生 複製ボリューム 図 2-2 データ復旧例 ( 注 1) ゲートウェイモデル以外のサーバでのバックアップ例であり RV を raw デバイスとしてバックアップ ( ディスクを物理イメージでバックアップ ) することを前提としています raw デバイスバックアップの方法については ご利用のバックアップソフトの説明書を参照してください II-34

147 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) 運用ボリュームのデータ復旧例の作業の流れ 運用筐体 手順 1. 業務の終了 管理サーバ バックアップサーバ 手順 2. MV の削除 (1)MV と RV の LD ペア解除 (2) アクセスコントロール解除 (3)MV の LD を削除 手順 3. MV のマウント解除 手順 4. MV の復旧 (1)MV の LD を作成 (2)MV と RV の LD ペアを再設定 (3) アクセスコントロール LUN を再設定 手順 5. テープからのリストア 手順 6. RV からリストア 手順 7. RV をセパレート 手順 8. 業務の再開 (1)MV のマウント (2) 業務の再開 II-35

148 第 II 編運用 保守手順 (2) 操作手順 手順 1. 業務の終了 ( 運用筐体 ) 作業は以下の手順で行います (1) 業務の終了障害の発生したボリュームにアクセスしている業務や アプリケーションを終了させます また UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドでマウントを解除します 業務の終了 MV RV 図 2-3 業務の終了 手順 2. MV の削除 ( 管理サーバ ) (1) MV と RV の LD ペア解除 istoragemanager を使用して 障害発生 MV と RV との LD ペアを解除します (2) アクセスコントロール解除 istoragemanager を使用して MV に対するアクセスコントロールを解除します (3) MV の LD を削除 istoragemanager を使用して 障害の発生した MV( 論理ディスク ) の LD を削除します 手順 3. MV のマウント解除 ( 運用筐体 ) リモート CLI の vol umount コマンドを使用して MV のマウントを解除します $ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_LVM_DB_DATA nvtools:nvcmd/vol:exit:0 続いて MV を非活性化します ( 障害が発生したノードで実行してください ) $ sudo /sbin/vgchange -a n NV_LVM_DB_DATA - 対象のボリューム 1 つに対して一度実行します すでに MV が非活性化されている場合は以下のようなメッセージが表示されますが 特に問題は II-36

149 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) ありません Unable to find volume group "NV_LVM_VOL" 最後に 論理ボリューム管理情報を最新状態にします ( 両ノードで実行してください ) $ sudo /sbin/vgscan2 Reading all physical volumes. This may take a while... No volume groups found MV が利用されている状態では MV をマウント解除できません マウント解除に失敗する場合には 以下の確認を行って MV の利用を終了させてからマウント解除してください NFS CIFS FTP HTTP のファイル共有設定を行っている場合 クライアントからの利用がないことを確認してください 手順 4. MV の復旧 ( 管理サーバ ) (1) MV の LD を作成 istoragemanager を使用して 新たなに MV となる論理ディスクを作成します 作成した論理ディスクについては 以前の MV と同じ論理ディスク名 形式 容量を設定します (2) MV と RV の LD ペアを再設定 istoragemanager を使用して 新たな MV と RV 間の LD ペアを設定します (3) アクセスコントロール LUN を再設定 istoragemanager を使用して 運用筐体から新たな MV へアクセスできるようにアクセスコントロールを設定します また 新たなMVとなる論理ディスクの LUN は以前と同じ値とします 手順 5. テープからのリストア ( バックアップサーバ ) バックアップソフトを使用して テープから RV にリストアします バックアップソフト テープ装置 RV 手順 6. RV からリストア ( 運用筐体 ) リモート CLI の repl2 restore コマンドを使用して RV から MV にリストアします II-37

150 第 II 編運用 保守手順 リストア実行 MV RV リモート CLI の repl2 restore コマンド操作を行う際 通常は保護リストアで処理します 更新リストアを指定して実行した場合のみ 手順 7 を行ってください それ以外の場合はリストア完了後にセパレート状態へ移行するため 手順 8 へ進んでください 手順 7. RV をセパレート ( 運用筐体 ) リモート CLI の repl2 separate コマンドを使用して MV と RV をセパレートします セパレート MV RV 手順 8. 業務の再開 ( 運用筐体 ) (1) MV のマウント istoragemanager IP を使用して MV をマウントします (2) 業務の再開 MV をマウントし 業務を再開します II-38

151 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) 2..3 業務の短時間復旧 この節では 運用ボリューム ( 以下 MV) 障害時に レプリケーション機能を利用し 短時間で業 務を再開する例について説明します (1) 概要 本装置で使用中の MV のデータを定期的に複製ボリューム ( 以下 RV) へ反映させることで 障害発生時には RV を MV のマウントポイントで活性化して 短時間で業務を再開することができます このようにして再開した運用を代替運用と呼びます RV へデータを定期的に反映する方法としては istoragemanager IP の DDR/RDR スケジュール機能を利用します スケジュール機能の設定方法については istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利用の手引き を参照してください MV の復旧は RV の活性化による業務再開後に行います バックアップを採取するために業務を一時停止するタイミングで MV を使用するよう変更します 運用環境は 図 2-4 のような構成になっているものとします 運用筐体 MV RV 運用ボリューム ( 障害発生 ) 複製ボリューム 図 2-4 業務の短時間復旧例 以下の手順では すでに MV と同一のグループにてボリュームのペア設定を行い 運用中であるとします 二次利用を目的とした RV の場合は以下の手順を実施できません また 同時利用を目的とした RV で既に活性化 マウントして利用したことのある RV については 既にマウントポイントが存在するため以下の手順を実施できません これらの RV については 二次利用先のマウントポイントおよび既に存在するマウントポイントに対して活性化 マウントし 利用することができます ( 代替運用はできません ) 以下の手順は 同時利用を目的として作成し なおかつマウントポイントが存在していない RV に II-39

152 第 II 編運用 保守手順 対して実施します 業務の短時間復旧による RV 代替運用中は データのバックアップが行えません 可能な限り早い段階で MV への切り戻しを実施し 代替運用中はボリュームの作成 拡張など の構成変更は行わないよう注意してください 運用筐体 業務の短時間復旧例の作業の流れ ( 置換および切り戻し ) 管理サーバ 置換手順 手順 1. 業務の停止 手順 2. I/O 要求のキャンセル 手順 3. 障害 MV から RV への置換 手順 4. MV の LD 解除 手順 5. 代替 RV による業務の再開 切り戻し手順 手順 6. MV の LD 再構築 手順 7. 業務の停止 手順 8. I/O 要求キャンセル設定の解除 手順 9. 復旧 MV への切り戻し 手順 10. 業務の再開 II-40

153 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) (2) 操作手順 手順 1. 業務の停止障害が発生した MV にアクセスしている業務やアプリケーションを停止します UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドにより NFS で公開されているボリュームのマウントを解除します マウント解除の操作については クライアント OS のマニュアルを参照してくだ さい 業務の終了 MV RV 図 2-5 業務の終了 スケジュールが設定されている場合は スケジュールの削除を行います MV 復旧後 再び同じスケジュールを設定する際に現在の設定を確認する必要がある場合は スケ ジュールの削除を実行する前に CLI にて sched list コマンドを実行し 現在のスケジュール設定内 容を控えておいてください $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched list NV_LVM_VOL 0 4 * * * NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL repliandsper\(sync\) nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 CLI にて sched del コマンドを実行し スケジュールを削除します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched del NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 障害が発生した MV に複数のペアが設定されている場合 RV 名をカンマ区切りで並べて指定し 全てのペアについてスケジュールを削除してください 手順 2. I/O 要求のキャンセル istoragemanager にて 障害 LD の含まれるプール中に 障害が発生した MV を構築していない LD かつ NV より参照可能な状態 ( アクセスコントロールが設定されている状態 ) の LD が存在するかどうかを確認します 当該 LD が存在していない場合 手順 2 は不要です そのまま手順 3 を実施してください 当該 LD が存在している場合 これらの LD に対する I/O 要求をキャンセルします I/O 要求のキャンセル手順の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ保守マニュアル の II-41

154 第 II 編運用 保守手順 DataReplication/ReplicationControl による復旧 の章を参照してください ( I/O 要求キャ ンセル設定の解除 手順は ここでは実施しません ) 手順 3. 障害 MV から RV への置換 障害が発生した MV を開放し バックアップを行っていた RV を MV のマウントポイントにマウ ントして代替運用を行います CLI にて repl2 replace コマンドを実行して MV から RV へと置換します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 replace NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 引数には MV 名 ( または MV のマウントポイント /export/procyon/vol 等 ) と RV 名を指定して ください RV 名のかわりにマウントポイントを指定することはできません repl2 replace コマンド は RV のマウントポイントが設定されている場合 実行できません 並列構成の場合 障害 MV の LD とペアを設定している全ての LD について ( 代替運用を行わな い RV についても )LD ペアが解除されます 手順 4. MV の LD 解除 istoragemanager にて 障害発生 MV の LD についてアクセスコントロールの設定を削除します その後 同じく istoragemanager にて 障害発生 MV の LD を解除します 手順 5. 代替 RV による業務の再開停止していた業務やアプリケーションを再開します これまで通りの使い方で RV を使用することになります NFS の場合はクライアントからマウントを行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください この時点では バックアップを再開することはできません 可能な限り早い段階で復旧 MV への切り戻しを実施し 代替運用中はボリュームの構築 拡張などの構成変更を行わないようにしてください 続いて MV の復旧手順を説明します II-42

155 第 2 章運用手順 ( ゲートウェイ ) 手順 6. MV の LD 再構築 (1) istoragemanager にて 障害発生 MV と同じ LD 名 形式 容量を設定して MV 用の LD を構 築し アクセスコントロールの設定を行います (2) LD 再構築後 以下の CLI コマンドをそれぞれ両ノードに対して実行し ボリューム構成情報 を更新してください 続いて CLI にて repl2 vollist scan コマンドを実行し ボリューム対応表 の更新を行います $ ssh nsadmin@nvnode0 vol scan nvtools:nvcmd/vol:exit:0 $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 vollist scan nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 クラスタ構成の場合 それぞれを両ノードに対して実行してください 手順 7. 業務の停止ボリュームをバックアップするタイミングなどで MV の復旧作業を行います RV にアクセスしている業務や アプリケーションを停止します また UNIX 系クライアントの場合 umount コマンドにより NFS で公開されているボリュームのマウントを解除します マウント解除の操作については クライアント OS のマニュアルを参照してください 手順 8. I/O 要求キャンセル設定の解除手順 2 で I/O 要求のキャンセルを実施した場合 ここで I/O 要求のキャンセル設定を解除します 手順 2 でキャンセルを実施していない場合 手順 8 は不要です そのまま手順 9 を実施してください キャンセル設定の解除手順の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ保守マニュアル の DataReplication/ReplicationControl による復旧 の章を参照してください 手順 9. 復旧 MV への切り戻し RV をマウント解除し 運用中のマウントポイントへ MV を切り戻します CLI にて repl2 exchange コマンドを実行して RV をリストアし 運用中のマウントポイントへ MV を切り戻します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 exchange NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 II-43

156 第 II 編運用 保守手順 引数には MV 名と RV 名 ( または RV のマウントポイント /export/procyon/vol 等 ) を指定してく ださい MV 名は省略できます repl2 exchange コマンドは MV のマウントポイントが設定され ている場合 実行できません 手順 10. 業務の再開 停止していた業務やアプリケーションを再開します NFS の場合はクライアントからマウントを 行い CIFS の場合はクライアントから直接アクセスしてください スケジュールを設定する場合は istoragemanager IP または CLI にて スケジュール設定を行い ます istoragemanager IP の詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズ istoragemanager IP 利 用の手引き を参照してください CLI で設定する場合 repl2 sched add コマンドを実行してスケジュールを追加します $ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL rplsep-sync 0 4 * * * nvtools:nvcmd/repl2:exit:0 障害発生時と同等のスケジュールを設定する場合は 手順 1 で控えた内容を参照してください repl2 sched コマンドの詳細は istorage ソフトウェア NV シリーズコマンドリファレンス を参 照してください II-44

157 第 3 章障害発生時の処理 第 3 章障害発生時の処理 この章では データレプリケーション機能を利用した運用において 何らかの障害が発生したときの障害検知 や 障害からの復旧などの手順について説明します 3..1 障害発生時の処置 障害の種類 データレプリケーションには 以下のような障害があります (1) レプリケーション固有の HW 障害 (2) ism サーバ クライアントの障害 (3) ControlCommand の異常終了 (4) プロダクト不正 II-45

158 第 II 編運用 保守手順 レプリケーション固有の HW 障害 HW によって実現されているデータレプリケーション機能には 通常の HW 障害に加えて次のような障害が発生します これらは ism のクライアント画面から確認できます また これらの障害が発生した場合 ControlCommand のコマンドは異常終了することがあります (1) コピー障害 コピー障害の検出運用ボリューム ( 以下 MV) と複製ボリューム ( 以下 RV) の間の接続障害により MV と RV 間のコピー動作が正常に行われない場合 障害が発生したタイミングや障害内容により以下の状態に遷移することがあります 障害によるセパレート状態( 障害分離 ) 障害によるサスペンド状態( 異常サスペンド ) 上記の状態に遷移した場合 レプリケーション管理の画面によりコピー障害の状況を確認でき ます ( 図 3-1) 図 3-1 コピー障害発生画面例 コピー障害修復後の操作コピー障害の原因を除去したあと コピー障害が発生したペアの状態を正常に戻すための操作については istorage ソフトウェアデータレプリケーション利用の手引機能編 のコピー障害リストの表示に関する説明を参照してください II-46

159 第 3 章障害発生時の処理 (2) リンク障害 リンク障害の検出ディスクアレイ間のケーブル異常もしくはレプリケーションディレクタ異常の場合に発生します レプリケーション中であれば コピー障害の要因にもなります リンク障害の発生は レプリケーション管理の画面で確認できます 図 3-2 リンク障害発生画面例 リンク障害修復後の操作リンク障害の原因を除去した後 本画面にてパスの状態が正常であることを確認してください 本障害に起因してコピー障害が発生していた場合 istorage ソフトウェアデータレプリケーション利用の手引機能編 のコピー障害リストの表示に関する説明を参照してください II-47

160 第 II 編運用 保守手順 iism サーバ クライアントの障害 (1) 通信障害 ism サーバと ism クライアント間の通信に失敗した場合 次のようなメッセージを出力してレプリケーション管理を終了します ご利用のプラットフォームに合わせて istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (UNIX 版 ) または istorage ソフトウェア istoragemanager 利用の手引 (Windows 版 ) を参照して 処理を行ってください 図 3-3 通信障害メッセージ画面 ConttrollCommand の異常終了 ControlCommand では 障害発生時に標準出力 / 標準エラー出力 /syslog/ コマンドトレース / 運用トレースに障害の内容やメッセージを出力します 標準出力 / 標準エラー出力 /syslog/ コマンドトレースには istoragemanager メッセージハンドブック に記述してあるメッセージが出力されます メッセージに従って適切な処置を行ってください コマンドトレースは /opt/ismrpl/etc/ 直下に "ism_log" で始まるファイル名で出力されます テキストエディタ等を使用して内容を確認してください 運用トレースは 標準出力 / 標準エラー出力 /syslog/ コマンドトレースに出力されたメッセージと 詳細な内部情報が記録されるファイルです 障害が発生し 弊社に対して調査を依頼される場合には 運用トレースを採取していただく必要があります 障害発生時の情報採取については 本書の 第 II 編 原因不明な障害発生時の情報採取 を参照してください II-48

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