2 RNA ウイルス 2( 疹 ポリオなど ) パラミクソウイルスの HN の機能と 球凝集反応について 亜急性硬化性全脳炎 SSPE 3 DNA ウイルス ( 主にヘルペスウイルスとその治療薬について ) ヒトヘルペスウイルスの種類と疾患について(8 種類 ウイルスは正式名称でも通称でもよい )

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1 微 物学 2010 年度期末試験対策資料 ( 問題編 ) 編集 : 下貴 ( 医学科 2008 年度 学 ) 履歴 : 公開 年度の問題を追加 この資料について 以下の問題を収録しました ウイルス学 2010 年度期末試験問題 ( 総論 + 各論 ) ウイルス学各論 2010 年度期末試験事前公開問題ウイルス学総論中間試験および テスト問題ウイルス学各論 2009 年度 テスト事前公開問題 + 出題された問題微 物学 2010 年度本試 ( 細菌学 医真菌学 ) 微 物学 2009 年度本試 ( 細菌学 医真菌学 医動物学 ウイルス学 ) 2010 年度の試験について まずウイルス学の試験はすべて単独で われ (1) 最初の授業で テスト (10 点 ) (2) 中間試験 (40 点 ) (3) 期末試験 (50 点 ) の配分で われた なお 教授は 2010 年度で退官されるため 2011 年度以降はどうなるか不明 その他の分野は期末試験として 括して われたが 担当教官不在のため医動物学からの出題はなかった 2008 年度以前の過去問は 公開主義 をみてください ウイルス学 2010 年度期末試験問題 ( 総論 + 各論 ) 1-1 インフルエンザウイルスの増殖機構について説明せよ 1-2 肝炎ウイルスをすべて挙げて 感染経路 予防法について説明せよ 1-3 先天性 CMV 症候群について 原因ウイルス 疫学 臨床症状を中 に述べよ 2-1 天然痘がワクチンによって根絶できたのはなぜか その理由を説明せよ 2-2 抗ウイルス剤のアシクロビア(acyclovir) について その構造式と作 機構 ( 選択性も含む ) を説明せよ 2-3 ウイルスによる 体防御反応への回避戦術について説明せよ ウイルス学各論 2010 年度期末試験事前公開問題各論 ( 村准教授による指定問題 ) 1 RNA ウイルス 1( インフルエンザウイルス ) 増殖機構 抗原変異と遺伝 再集合 1

2 2 RNA ウイルス 2( 疹 ポリオなど ) パラミクソウイルスの HN の機能と 球凝集反応について 亜急性硬化性全脳炎 SSPE 3 DNA ウイルス ( 主にヘルペスウイルスとその治療薬について ) ヒトヘルペスウイルスの種類と疾患について(8 種類 ウイルスは正式名称でも通称でもよい ) アシクロビルの構造と作 機序 4 肝炎ウイルス B 型肝炎ウイルスの粒 構造とゲノム構造 ( とくに S 抗原や C 抗原 ) 肝炎ウイルスの名称と感染経路( 科 属 種 感染経路 予防法 特異的な治療法など ) 5 免疫不全宿主のウイルス感染 AIDS 指標疾患と起因ウイルス 造 幹細胞移植で再活性化するウイルスとその疾患 6 周産期のウイルス感染症 TORCH 症候群を構成するウイルスの種類と 各ウイルスの感染経路 先天性 CMV 感染症 ウイルス学総論 2010 年度中間試験問題 (2010/6/8 実施 ) 1 講義中に配布されたウイルス 覧表について 科 属 種 代表疾患をすべて記せ (30 点 ) 2 新興感染症が出現する機序について説明せよ ( 編者注 ) 1 は減点 式で厳密に採点するわけではなく ほとんど埋まっていてだいたい合っているから 80 点 のような形で 段階的に点数をつけたらしい 2 は 教授配布プリントの 新しい感染症の出現 の項について説明させることを意図した問題だとおもわれる 内容は 対策プリント を参照 ウイルス学総論 2010 年度 テスト問題 (2010/5/27 実施 ) 1 知っているウイルス名と それが引き起こす疾患をできるだけ記せ 2 ウイルスについて その 物学的な特徴について説明せよ 3 ウイルスについて疑問に思っている点を述べよ ( 編注 ) 全体で 10 点 ウイルス学各論 2009 年度 テスト事前公開問題 + 出題された問題 1. インフルエンザウイルスの抗原変異と遺伝 再集合 2. 抗インフルエンザウイルスの種類と作 機序 3. パラミクソウイルス HN の機能と 球凝集反応 4. ポリオウイルスの感染経路と感染後の体内伝播機構 5. ヒトヘルペスウイルスと疾患 6. アシクロビルの構造と作 機序 7. B 型肝炎ウイルス粒 の構造とゲノム構造 8. C 型肝炎の疫学 2

3 9. 周産期ウイルス感染の伝播機構と代表的ウイルス 10. PML の発症病理 ( 編者注 ) 事前に 印の付いた問題から 3 問 それ以外から 1 問出題する という予告があった 印は実際に出題された問題 微 物学 2010 年度本試 (2010/7/30 実施 ) A 細菌学 問 1. 腸菌の表層構造を図 し 表層構造関連病原因 を せ 問 2. 次の耐性菌を説明せよ 1VRE 2MDRP 3XDR-TB 問 3. ブドウ球菌の産 する TSST-1 ならびに exfoliative toxin について説明せよ 問 4. Bacillus 属と Clostridium 属はどちらも病原性を持つ芽胞形成細菌である 臨床材料から芽胞形成細菌が分離された場合 どういった点に基づいて両者を区別すればよいか 問 5. Haemophilus influenzae による細菌性髄膜炎の特徴と その予防法について簡潔に述べよ 問 6. 特発性 板減少性紫斑病と Helicobacter pylori の関係について述べよ 問 7. 中毒統計において上位を占める細菌 5 種とその 中毒の特徴について簡潔に述べよ 問 8. リケッチア感染症について知るところを述べよ B. 医真菌学 問 1. 以下の 章中の空欄に当てはまる適切な語句を解答せよ amphotericin B (AMPH) は代表的な ( 1 ) 系抗真菌剤で Streptomyces 属の菌種が 産する抗 物質である その広い ( 2 ) から開発から 50 年以上を経た今でもよく使われている この薬剤の標的は細胞膜成分で ( 3 ) などに結合することで細胞膜の ( 4 ) を撹乱し その結果真菌に対して ( 5 ) 的に働く で細胞膜への障害は同じ真核 物に属する患者に対して ( 6 ) として現れ その症状は発熱 悪寒 腎障害など多岐にわたる AMPH と並んで頻 される内 型抗真菌剤として ( 7 ) 系抗真菌剤が挙げられる 代表的な薬剤として ( 8 ) ( 9 ) ( 10 ) などがある これらの薬剤の標的は ( 3 ) 合成経路のうちの ( 11 ) と呼ばれる酵素であり 真菌の主要なステロール分 である ( 3 ) 合成が抑制されることによりその増殖が抑制されるが その作 機作の特性上効果は ( 12 ) 的である また AMPH と異なり近年耐性菌の出現が問題となりつつある terbinafine (TBN) は ( 7 ) 系抗真菌剤と同様に ( 3 ) 合成経路を標的とする ( 13 ) 系抗真菌剤である 但し ( 7 ) 系薬剤と異なりその標的は ( 14 ) と呼ばれる酵素で この酵素への阻害作 の結果 蓄積する基質である ( 15 ) が細胞毒性を持つため真菌に対して ( 5 ) 的に作 する またその効果は酵 様真菌より 状菌に対して有効であり ( 16 ) などの難治性表在性真菌症に対する内 薬としても いられる 上述の抗真菌剤とは異なる標的を持つ薬剤として ( 17 ) と ( 18 ) が挙げられる ( 17 ) は 状菌 特に 癬菌に対して有効な薬剤であり その標的分 は微 管である ( 18 ) は近年導 された抗真菌剤で その標的は細胞壁の β-1,3-グルカン合成経路の阻害である 3

4 問 2. 真菌感染を疑われる患者から患部の検体が採取された 次の 2 つのケースについて菌の分離から同定までの 順を概説しなさい (a) 脳脊髄液 (b) 微 物学 2009 年度本試 (2009/7/23 実施 ) A. 細菌学 問 1. 感染対策の基本的考え に基づいて 病院あるいは 保健施設におけるインフルエンザウイルス院内感染予防対 策について説明せよ 問 2. 次のどちらかを選択して解答すること (1) ブドウ球菌が引き起こす感染と病原因 について説明せよ (2) 敗 症の診断基準を述べ 主要な起炎菌をあげて説明せよ 問 3. 抗菌薬の開発の歴史と耐性菌の出現をふまえて 適切使 において がけるべき点を述ペよ 問 4. 空欄に下の選択肢から選んで埋めよ 結核と診断した医師は ( A ) に保健所へ届け出なければならない 病院の管理者は結核患者が 退院したときは 7 以内に保健所へ届け出ることになっている 現在 われている国際的な結核対策戦略は ( B ) と呼ばれ ( C ) 間の短期化学療法が推奨されている 結核の予防は ( D ) ワクチンによる 現在 ツべルクリン反応を調べることなく 後 ( E ) 以内に全員接種となっている 迅速 簡便な検査法として喀痰塗抹検査がありバ ( F *r 以外 ) 染 と蛍光染 が有 である 次の表は結核検査結果の解釈である G, H, I, J に該当する記号を答えよ G H I J 検査結果の解釈 陰性陰性陰性 - 結核菌群陰性 陰性陰性陽性陰性結核菌群以外の抗酸菌 ( 結核性抗酸菌 ) 陰性陽性陽性陰性結核菌群以外の抗酸菌 ( 結核性抗酸菌 ) 陰性陰性陽性陰性結核菌群陽性 ( 菌量少数 ) 陽性陰性陽性陽性結核菌群陽性 ( 菌量少数 ) 陽性陽性陽性陽性結核菌群陽性 陽性陽性陽性陰性 結核菌群陽性 ( 菌量少数 ) と 結核性抗酸菌 が混在の可能性あり 陽性陽性陰性 - 死菌 ( 結核菌群 ) の可能性 陽性陰性陰性 - 死菌 ( 結核菌群 ) の可能性あり ( 菌量少数 ) または菌量少数 またはコンタミネーション 4

5 a. 直ち b.2 以内 c.5 以内 d.dots e.dost f.2 ヶ g.4 ヶ h.6 ヶ i.1 年 k.bcg m.dpt n. グロコット o. ヒメネス p. チールネルゼン r. 塗抹鏡検 ( 抗酸菌染 ) s. 分離菌からの遺伝 検査 ( 結核菌群 ) t. 培養 ( 液体培地 ) u. 臨床材料からの核酸増幅法 ( 結核菌群 ) 問 5. 細菌感染症を引き とする 免疫疾患について 下記の問いに答えよ 菌名は 本語 英語 ( ラテン語 ) 表記どちらでも構わないが スペルミスは不正解とする (1) 軸索型のギラン バレー症候群の原因となる細菌名を記せ (2) その原因となる物質について 菌体のどの部分に存在するかを併せて記せ (3) 発症メカニズムについて 200 字以内で簡潔に記せ (4) その菌による ギラン バレー症候群以外の感染症について記せ B. 医真菌学問 1. 以下の 章中の空欄に当てはまる適切な語句を解答せよ 病原真菌はその形態的な特徴から きく酵 様真菌と ( 1 ) とに分けられる 酵 様真菌は 形性真菌をのぞけばその成 様式は ( 2 ) により ( 1 ) は主として ( 3 ) により増殖する 真菌感染症の病態は主に 3 つに分類される 1 つは表在性真菌症であり 表 特に 質に好んで感染する 鮮菌として ( 4 ) ( 5 ) ( 6 ) 等が知られている その他頭 の 脂を資化できる ( 7 ) や 腔や瞳に感染する ( 8 ) もこのカテゴリーに る 2 つめは ( 9 ) で 偶発的な穿刺等により真 に感染が じるものであり 代表的な菌種としては ( 10 ) が挙げられる また 膜真菌症の起因菌として ( 11 ) も知られている 3 つめは ( 12 ) と呼ばれる全 性疾患である このケースでは患者が基礎疾患として悪性腫傷やエイズウイルス陽性などをすでに羅患している場合が多く その進 とともに ( 13 ) 状態になって真菌感染症に る 菌 症の起因菌となる代表的な菌種は ( 14 ) 主として気道感染により肺に病巣を形成する( 15 ) 中枢神経好性を持ち髄膜炎の起因菌となる ( 16 ) 等が知られている 真菌感染症の治療には抗真菌剤が いられる 代表的なポリエン系の抗真菌剤は ( 17 ) である この薬剤は薬剤スペクトルの広い天然の抗真菌剤であるが 難点は ( 18 ) が出やすいことである 代表的な合成抗真菌剤としてはアゾール系抗真菌剤である ( 19 ) や ( 20 ) 等が知られている これらは ( 17 ) とは異なり殺菌的でなく ( 21 ) 的である また細菌の場合と同様に ( 22 ) の出現が危倶されている 近年になり新しいタイプの抗真菌剤が市場化されている そのうちの ( 23 ) はアリルアミン系の抗真菌剤でアゾール系とは異なり殺菌的に作 する また ( 24 ) は細胞壁の成分である ( 25 ) を合成する酵素の阻害剤である 問 2. 状菌の同定怯について 具体的な 技を説明せよ C. 医動物学 問 1. 感染症新法において届出が必要な寄 疾患を 4 つ ( マラリアを除く ) 挙げ それぞれの主症状 と治療法を述べよ 問 2. マラリアに関する以下の問いに答えよ (1) マラリア原 による周期的熱発作の起きる機序について 三 熱マラリアを例に説明せよ (2) 悪性マラリアの症状と治療法について述ペよ 5

6 D. ウイルス学 1. ウイルスの増殖機構に関して ゲノムの性状 複製様式から 7 群 ( 例えばクラス I VII) に分類し それぞれを代表するウイルス種の増殖機構を簡潔に記述せよ 2. ヒト免疫不全ウイルスに対するワクチンの開発はなぜ難しいのか? その理由について考察せよ 6

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