全国中心市分布図 1

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とらふみすみい
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1 くらしの中に資料 1 中心市要件再検討の背景平成 28 年 1 月 22 日

2 全国中心市分布図 1

3 中心市の要件について中心市は生活に必要な都市機能について一定の集積があり近隣市町村の住民もその機能を活用しているような都市機能がスピルオーバーしている都市であることが必要中心市の要件 1 人口 :5 万人程度以上 ( 少なくとも4 万人超 ) 2 昼夜間人口比率 :1 以上 ( 合併市の場合は人口最大の旧市の値が1 以上も対象とする ) 3 地域 : 三大都市圏の都府県 (*) の区域外の市三大都市圏の都府県 (*) の区域内では通勤通学者のうち特別区又は指定都市に通勤通学する者の割合が 1 割未満の市 * 埼玉千葉東京神奈川岐阜愛知三重京都大阪兵庫奈良中心市の考え方 ( 定住自立圏研究会報告書より ) 基本的考え方中心市は一定の人口規模を有し周辺地域に都市機能が及んでいる市とするのが適当である人口規模等中心市に必要な一定の人口規模としては現在生活に必要な都市機能が主としてどのような地域に整備されているか等を踏まえると基本的な機能については人口 5 万人高次な都市的機能については人口 30 万人が一つの目安となるただし地域の状況に応じ柔軟な対応が必要であり例えば人口が5 万人未満の都市であっても都市機能の集積の度合いなどにより中心市となることや複数の市が連携して中心市となることなども考えられる周辺地域への都市機能のスピルオーバー周辺地域に生活に必要な都市機能が及んでいることを表す指標としては昼夜間人口比率 1 以上が一つの目安となる 2

4 地方分権改革に関する地方の提案への対応概要地方分権改革の更なる推進に向けて内閣府が地方公共団体等に対して地方分権改革に関する提案募集を平成 26 年 5 月に実施その結果下記のとおり定住自立圏構想における中心市の要件についての提案があり当該提案に対する政府としての対応方針が平成 27 年 1 月に閣議決定平成 26 年地方分権改革に関する提案募集提案事項 ( 内閣府 HPより抜粋 ) 提案団体岩手県花巻市提案内容定住自立圏構想における中心市の要件として昼夜間人口比率等が定められているが当該要件を満たさない市であっても中心市宣言を実施しようとする団体については中心市として位置づけを可能とする平成 26 年の地方からの提案等に関する対応方針 ( 平成 27 年 1 月 30 日閣議決定 ) ( 抄 ) 6 義務付け枠付けの見直し等総務省 (11) 定住自立圏構想推進要綱定住自立圏構想における中心市の要件については連携中枢都市圏構想における連携中枢都市の要件の考え方も参考に検討を進め平成 27 年度中に結論を得る 3

5 地方分権改革に関する地方の提案への対応 (2) 概要平成 27 年分提案についても内閣府が地方公共団体等に対して提案募集を平成 27 年 3 月 ~5 月にかけて実施その結果下記のとおり定住自立圏構想における中心市の要件についての提案があったところ ( ただし当該提案内容は昨年提案分と同様であるため平成 27 年分の政府としての対応方針には掲載せず ) 平成 27 年地方分権改革に関する提案募集提案事項提案団体山形県共同提案団体北海道岩手県花巻市島根県提案内容中心市と近隣市町村が連携協力する定住自立圏構想について地域の実情に応じた柔軟な連携が図られるよう中心市の要件の緩和人口:5 万人程度以上概ね3 万人以上昼夜間人口比率:1 以上概ね1 以上 4

6 連携中枢都市 ( 圏 ) の要件連携中枢都市圏の要件 1 地方圏において昼夜間人口比率おおむね 1 以上の指定都市中核市と当該市と社会的経済的に一体性を有する近隣市町村とで形成する都市圏ただし 1の都市圏を原則除く都市圏であって隣接する2つの市 ( 各市が昼夜間人口比率 1 以上かつ人口 10 万人程度以上の市 ) の人口の合計が20 万人を超えかつ双方が概ね1 時間以内の交通圏にある場合においてこれらの市と社会的経済的に一体性を有する近隣市町村とで形成する都市圏についても 1の都市圏と同等の取組が見込まれる場合においてこれを含むものとする ( いわゆる複眼型連携中枢都市圏 ) 連携中枢都市の要件指定都市中核市であること昼夜間人口比率がおおむね 1 以上 ( 合併市の場合は人口最大の旧市の値が 1 以上も対象とする ) であること三大都市圏の都府県の区域外の市 ( 三大都市圏の都府県の区域内では通勤通学者のうち特別区又は指定都市に通勤通学する者の割合が 1 割未満の市 ) 埼玉県千葉県東京都神奈川県岐阜県愛知県三重県京都府大阪府兵庫県奈良県連携中枢都市の要件の考え方について連携中枢都市圏では連携中枢都市の要件がおおむね1 とされたがその趣旨は中核市要件を満たす市について昼夜間人口比率がわずかに1を下回っていたとしても高次都市機能の集積状況に鑑み通勤通学で把握しきれない昼間人口を勘案し都市としての中心性が確認できる場合があり得ること等から連携中枢都市として認める余地があるというもの 5

7 様々な圏域と都市機能の立地状況

8 人口規模別市町村数 ( 三大都市圏を除く ) 最大 190 万人超から最小 400 人弱まで分布人口 10 万以上の市は 135 で約 10% 市町村数 :1,260 平均値 :49,684 人 H27 市町村数人口は平成 22 年国勢調査 ( 平成 22 年 10 月 1 日現在 ) に基づく 7

9 地方への移住に関する意向 ( 東京在住者アンケート ) 東京在住者の 4 割が今後地方への移住を予定又は検討したいと考えている移住の不安としてあげるものは雇用や日常生活交通の不便 1. 東京在住者の移住希望調査結果 (2014 年 8 月 ) 関東圏以外の出身者 (n=300) 今後 1 年以内に移住する予定検討したいと思っている今後 5 年をめどに移住する予定検討したいと思っている今後 10 年をめどに移住する予定検討したいと思っている具体的な時期は決まっていないが検討したいと思っている移住希望は男性は代と 50 代で高く女性は代は高いが年齢が高くなると減少 % 50.8% 34.2% 全体 (n=1200) 代 30 代 40 代 50 代 60 代 3. 移住の不安は雇用や日常生活交通の不便が高いうち男性うち女性 ( 出典 ) 内閣官房東京在住者の今後の移住に関する意向調査 8

10 様々な圏域圏域名所管省庁概要二次医療圏老人保健福祉圏障害保健福祉圏都市雇用圏観光圏交通 1 時間圏商圏各都道府県振興局厚生労働省厚生労働省厚生労働省経済産業省観光庁国土交通省 - - 特殊な医療を除く一般的な医療サービスを提供する医療圏で地理的条件等の自然的条件及び日常生活の需要の充足状況交通事情等の社会的条件を考慮して一体の区域として病院における入院に係る医療を提供する体制の確保を図ることが相当であると認められるものを単位として設定すること ( 医療法施行規則第 30 条の 29 第 1 項 ) と規定されている都道府県の医療計画において複数の市町村を一つの単位として認定される全国で 344 圏域存在都道府県老人保健福祉計画において都道府県が設定する広域の単位 ( 圏域 ) をさしている都道府県老人保健福祉計画において施設整備の調整など広域における調整が不可欠であることから二次医療圏を一つの目安として圏域が設定されている市町村だけでは対応困難な各種のサービスを計画的に整備することにより広域的なサービス提供網を築くため二次医療圏や老人保健福祉圏域を参考に形成される圏域例えば中心市に周辺市町村の住民が通勤したり大型スーパーに周辺市町村の住民が買い物に行くなど複数の隣接する市町村が一体となって形成する経済圏通勤通学割合が 10% 以上の市町村を 1 つの圏域とする規模は 500 万人以上の 3 大都市圏から 10 万人未満の地方圏まで様々あり全国で 233 圏域存在複数の自治体による圏域で国と協議を行いながら計画を立てて観光振興を図るもの観光庁が認定する現在全国で 13 圏域程度存在ある市町村から現況の道路又は鉄道ネットワークを利用して一時間以内に到達する市町村を圏域として試算したもの様々な定義があるが例えば A 市の商業地に B 市から一定割合の顧客が買い物に来る場合 B 市を A 市の商圏とする例がある各都道府県により設置の有無や定義の違いがあるが各地域の生活圏ごとに当該地域の振興を主な目的として設置される総合的な出先機関 9

11 医療圏商圏買物通院通勤通学等は市町村の区域内で完結しておらず中心的な地域との結びつきが見られ現行の中心市とほぼ一致青森県の例医療圏商圏中心市要件を満たす市 50% 以上 40% 以上 25% 以上田子町出典 : 青森県受療動向調査 ( 平成 24 年 1 月 ) から作成中心市要件を満たす市 50% 以上 30% 以上 10% 以上田子町出典 : 青森県消費購買動向による商圏調査報告書八戸市平成 23 年度商圏調査から作成 10

12 医療圏商圏茨城県の例栃木県の例医療圏商圏中心市要件を満たす市 ( 合併 1 市を除く ) 50% 以上 40% 以上 25% 以上中心市要件を満たす市 ( 合併 1 市及び多自然を除く ) 30% 以上 20% 以上 10% 以上茨城県受療動向調査 ( 平成 24 年 1 月 ) から作成栃木県平成 26 年度地域購買動向調査報告書から作成 11

13 通勤通学圏通勤通学圏と前述の医療圏商圏はほぼ一致青森県の例栃木県の例通勤通学圏通勤通学圏中心市要件を満たす市 20% 以上 10% 以上 5% 以上出典 : 平成 22 年国勢調査による中心市要件を満たす市 ( 合併 1 市及び多自然を除く ) 20% 以上 10% 以上 5% 以上 12

14 サービス施設の立地と人口規模

15 H26 サービス施設の立地する割合が 80% 以上となる自治体の人口規模 ( 三大都市圏を除く ) 1 万人 2 万人 3 万人 4 万人 5 万人 10 万人 20 万人飲食料品小売業小売書籍文房具小売業 2,000 人飲食店旅館ホテル男子服小売業 20,000 人百貨店総合スーパー 65,000 人ショッピングセンター ( 売場面積 15,000m2以上 ) 85,000 人百貨店 250,000 人宿泊飲食サービス生活関連サービス金融学術研究教育学習支援郵便局酒場ビアホール 4,000 人喫茶店 9,000 人銀行 9,000 人 ( 中央銀行を除く ) 学習塾 8,000 人遊戯場音楽教授業 15,000 人 15,000 人外国語教授業カラオケ店 35,000 人 30,000 人ハンバーガー店 45,000 人音楽映像記録物賃貸業 45,000 人フィットネスクラブバス営業所等 55,000 人金融商品取引業 50,000 人結婚式場業 50,000 人 70,000 人 75,000 人学術開発研究機関博物館美術館 80,000 人映画館 150,000 人興行場興行団 150,000 人大学等 250,000 人医療福祉対企業サービス一般診療所歯科診療所介護老人福祉施設 4,000 人通所短期入所介護事業 8,000 人一般病院介護老人保健施設保育所存在確率一定の人口規模の市町村のうち当該産業の事業所が1つでも存在する市町村の割合が80% 以上となる人口規模で最も小さいもの ( 値は区間最小人口例えば 0~1,000 人の市町村で最初に80% を超えた場合は0 人と表記 ) 100% 80% 存在確率 2,000 人 = 15,000 人訪問介護事業一定人口規模で当該産業の事業所が存在する市町村数一定人口規模の全市町村数人口規模 20,000 人救急告示病院 35,000 人 X 100(%) 存在確率の算出においては各人口規模別の市町村数を考慮して 1 万人以下の市町村は 1,000 人毎 1 万 ~10 万は 5,000 人毎 10 万人以上は 5 万人毎に区分して計算表中は医療福祉交通商圏関連施設の存在確率が 100% になる人口規模赤字は存在割合 80% となる人口規模が H21 に比べて右にシフトしたもの青字は左にシフトしたものオレンジは H21 時点と比較が困難なもの幼稚園 40,000 人介護療養型医療施設 65,000 人有料老人ホーム 55,000 人二次救急医療施設 45,000 人税理士事務所 25,000 人自動車賃貸業経営コンサルタント業 55,000 人 60,000 人 75,000 人法律事務所インターネット付随サービス業 85,000 人公認会計士事務所地域医療支援病院 200,000 人 150,000 人救命救急センター 250,000 人総務省平成 26 年度経済センサス ( 民営事業所 ) 厚生労働省医療施設調査病院報告 ( 平成 26 年 10 月 ) 同介護サービス施設事業所調査( 平成 26 年 10 月 ) 日本救急医学会 HP 日本ショッピングセンター協会資料日本百貨店協会 HP 資料をもとに作成 14

16 H21 サービス施設の立地する割合が 80% 以上となる自治体の人口規模 ( 三大都市圏を除く ) 1 万人 2 万人 3 万人 4 万人 5 万人 10 万人 20 万人小売宿泊飲食サービス生活関連サービス金融学術研究教育学習支援医療福祉対企業サービス飲食料品小売業書籍文房具小売業 2,000 人飲食店旅館ホテル郵便局一般診療所歯科診療所酒場ビアホール 4,000 人喫茶店 7,000 人 6,000 人一定の人口規模の市町村のうち当該産業の事業所が 1 つでも存在する市町村の割合が 80% 以上となる人口規模で最も小さいもの ( 値は区間最小人口例えば 0~1,000 人の市町村で最初に 80% を超えた場合は 0 人と表記 ) 100% 80% 銀行 9,000 人 ( 中央銀行を除く ) 学習塾存在確率 3,000 人介護老人福祉施設 4,000 人通所短期入所介護事業 9,000 人 = 存在確率遊戯場音楽教授業男子服小売業 15,000 人 15,000 人人口規模 20,000 人 15,000 人一般病院介護老人保健施設 20,000 人訪問介護事業外国語教授業カラオケ店 35,000 人一定人口規模で当該産業の事業所が存在する市町村数一定人口規模の全市町村数 25,000 人 30,000 人救急告示病院存在確率の算出においては各人口規模別の市町村数を考慮して 1 万人以下の市町村は 1,000 人毎 1 万 ~10 万は 5,000 人毎 10 万人以上は 5 万人毎に区分して計算音楽映像記録物賃貸業 45,000 人 X 100(%) 35,000 人ハンバーガー店金融商品取引業税理士事務所自動車賃貸業フィットネスクラブ 25,000 人経営コンサルタント業 50,000 人 50,000 人学術開発研究機関介護療養型医療施設 65,000 人 50,000 人ショッピングセンター ( 売場面積 15,000 m2以上 ) 90,000 人法律事務所 60,000 人結婚式場業博物館美術館 60,000 人 75,000 人 75,000 人インターネット付随サービス業 80,000 人 85,000 人有料老人ホーム 85,000 人映画館興行場興行団 100,000 人大学等 150,000 人 150,000 人地域医療支援病院 200,000 人百貨店公認会計士事務所 250,000 人救命救急センター 250,000 人先進医療を実施する病院 350,000 人 250,000 人 ( 出典 ) 総務省平成 21 年度経済センサス ( 民営事業所 ) 厚生労働省医療施設調査病院報告 ( 平成 21 年 10 月 ) 同介護サービス施設事業所調査 ( 平成 21 年 10 月 ) 日本救急医学会 HP 日本ショッピングセンター協会資料日本百貨店協会 HP 資料をもとに作成 15

サービス施設の立地する確率が 50% 及び 80% となる自治体の人口規模小売宿泊飲食サービス生活関連サービス金融学術研究教育学習支援医療福祉対企業サービス 0~2,000 人 2,000~4,000 人 4,000~6,000 人 6,000~8,000 人 8,000~1

資料 4-3 都市圏参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism サービス施設の立地する確率が 50% 及び 80% となる自治体の人口規模小売宿泊飲食サービス生活関連サービス金融学術研究教育学習支援医療福祉対企業サービス 0~2,000 人 2,000~4,000 人 4,000~6,000 人 6,000~8,000