NetFilterアクセスログ集計機能　運用時の注意点

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1 NetFilter アクセスログ集計機能 運用時の注意事項

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3 ご注意 1. 本製品の仕様および本書に記載されている内容は バージョンアップ等に伴い 予告なしに変更することがあります あらかじめご了承ください 2. 本書の内容には万全を期しておりますが 万一技術的もしくは校正上の誤りやお気づきの点がございましたら ご連絡くださいますようお願いいたします に関わらず 手順書の適用の結果生じた間接損害を含めいかなる損害についても 責任を負いかねますのでご了承ください 4. この本書の内容の一部 または全部を無断で転載することは固くお断りいたします 5. 本書に記載されている機種名 ソフトウェアのバージョンなどは 本書を作成した時点で確認されている情報です 本書作成後の最新情報については 販売店または弊社営業までお問い合わせください 6. 本製品を使用して収納したデータが ハードウェアの故障 誤動作 その他どのような理由によって破壊された場合でも 弊社での保証はいたしかねます 万一に備えて 重要なデータはあらかじめバックアップしていただくようお願いいたします 7. 弊社は 本製品の仕様がお客様の特定の目的に適合することを保証するものではありません 8. 本製品は 人命に関わる設備や機器 および高い信頼性や安全性を必要とする設備や機器 ( 医療関係 航空宇宙関係 輸送関係 原子力関係等 ) への組み込み等は考慮されていません これらの設備や機器で本製品を使用したことにより人身事故や財産損害等が発生しても 弊社ではいかなる責任も負いかねます 9. 本製品は日本国内仕様ですので 本製品を日本国外で使用された場合 弊社ではいかなる責任も負いかねます また 弊社では海外での ( 海外に対してを含む ) サービスおよび技術サポートを行っておりません 本書に記載されている会社名 製品名は 各社の商標または登録商標です Copyright (C) 2013 YASKAWA INFORMATION SYSTEMS Corporation All Rights Reserved. i

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5 目次 はじめに 運用時注意事項 FTPによるアクセスログのダウンロード方法 集計されたアクセスログ保存期間の変更 アクセスログが遅れて届いたときの対処方法 アクセスログの再集計の方法 ディスク使用量 ( アクセスログ容量 ) 増加時の対処方法 時刻同期について NetSHAKERのNetFilterの設定 ( グループ名の命名規則 ) について... 7 iii

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7 はじめに この度は NetSHAKER をご利用いただきまして まことにありがとうございます 本書では NetFilter アクセスログ集計機能の運用上でご注意いただく事項等についてご説明しま す 1

8 1. 運用時注意事項 1.1. FTP によるアクセスログのダウンロード方法 アクセスログ集計サーバから FTP によるアクセスログのダウンロード方法を説明します FTP 接続時の ユーザ / パスワード は nsk_logadmin/logkanrikun です ログイン時のカレントディレクトリは /usr/local/nsk_logadmin/ となります /usr/local/nsk_logadmin/ 以下のディレクトリ構成( ログ関連のみ説明 ) YYYYMMDD_access.log 日付ごとに各 NetSHAKER から送信されたアクセスログを結合 したログファイル YYYYMMDD_access.log は _access.log の ように日付に読み替えてください nsk_access/ 各 NetSHAKER から送信されたアクセスログをシリアル番号ご とに一時的に保管するディレクトリ 1.2. 集計されたアクセスログ保存期間の変更 アクセスログ集計サーバの i-filter Reporter に集計されたアクセスログファイルの保存期間の 変更方法を説明します 基本集計設定 i-filter Reporter 管理画面へのアクセスは ブラウザで下記の URL を指定してください URL: アクセスログ集計サーバの IP アドレス >:12082/ 1. NetFilter の管理画面の表示 アクセスログ集計サーバの i-filter Reporter 管理画面から オプション - 基本集計設 2

9 定 を表示します 2. 自動削除設定 の集計データ削除対象設定 90 日以内を入力してください 90 日以上に設定すると ディスク容量を圧迫して システム全体の動作にも支障をきたす可能性があります 3. 自動削除設定 の設定 [ 設定 ] ボタンをクリックしてください 集計開始時刻 の設定は 既定値の 5 時 0 分 から変更をしないでください ご注意 集計開始時刻 の設定は 規定値の 5 時 0 分 から変更を行わないでください 設定を変更すると正しく集計処理が行われないことがあります 1.3. アクセスログが遅れて届いたときの対処方法 アクセスログ集計サーバの i-filter Reporter で 集計対象日のログ集計後に NetSHAKER か ら受信したアクセスログのデータは i-filter Reporter で集計が行われません この場合の対 処方法を説明します 集計対象日のログ集計後に NetSHAKER からアクセスログを受信した場合 アクセスログ集計 サーバの管理者宛に下記メールが送信されます メールフォーマット メールメッセージ Subject:[WARNING] NetSHAKER i-filter orphan access.log is recieved From: NetSHAKER i-filter <root@<fqdn>> 管理者様 システム時刻 :<YYYY/MM/DD hh:mm:dd> ホスト名 :<FQDN> (eth0:<eth0 ip>) NetSHAKER より <YYYY/MM/DD> のアクセスログが遅れて届きましたのでお知らせします 既にその日の i-filter Reporter の基本集計処理は完了しています このアクセスログをレポートに追加するには 次の操作を行ってください i-filter Reporter の 補完集計 画面で 下記の設定を行い [ 集計開始 ] ボタンをクリックしてください ファイル指定 :< 結合後のアクセスログファイル名 > 集計日選択 : 個別指定 <YYYY/MM/DD> ファイル指定 集計日選択 は 複数ファイルが存在する場合 ファイル数分表示されます 集計日選択 は 日をまたぐ場合に下記のように表示されます 集計日選択 : 範囲指定 <YYYY/MM/DD> - <YYYY/MM/DD> 3

10 この場合 i-filter Reporter の 補完集計 機能を使用して 遅れて届いたログの集計を行って ください 補完集計 1. ファイル指定メールの ファイル指定 に記載されている YYYYMMDD_access.log ファイルとそのファイルの日付から ±1 日のファイル ( 計 3 ファイル ) を記入して [ 設定 ] ボタンをクリックしてください 例 ) ファイル指定が _access.log の場合下記の 3 ファイルを指定します _access.log -1 日のファイル _access.log 当日のファイル _access.log +1 日のファイル 4

11 2. 集計日選択メールの 集計日選択 に記載されている内容にしたがって日付を選択して [ 追加 ボタンをクリックしてください 3. 補完集計確認チェックボックスを選択して [ 集計開始 ] ボタンをクリックしてください 1.4. アクセスログの再集計の方法 NetSHAKER から送信されてきたアクセスログの再集計を行う方法を説明します 1. アクセスログ集計サーバのアクセスログ結合 /usr/local/nsk_logadmin/sent/<netshaker シリアル番号 >/ ディレクトリから再度結合したい日付のログファイル名のファイルを削除してください アクセスログ集計サーバは 一度結合処理を行ったアクセスログを結合しません 2. NetSHAKER のアクセスログ送信 NetSHAKER は 一度送信したログを送信しません 再送信させるには /ndp/var/log/nsk_access/sent/ ディレクトリから再送信したい日付のログファイル名のファイルを削除してください 毎日 1:30~2:30 の間に NetSHAKER からアクセスログ集計サーバへアクセスログの送信が開始されます NetFilter の アクセスログ 画面で指定した バックアップ自動削除の保存日数以前のログファイルは NetSHAKER 上からも削除されている為 再送信できません 3. アクセスログの結合処理 2. で送信された各 NetSHAKER のアクセスログは アクセスログ集計サーバで毎時 1 分に実行されている結合処理によって 1つのアクセスログファイルに結合されます ご注意アクセスログ集計サーバ上に 結合済みのアクセスログファイルが存在する場合 再送処理によって送られてきた NetSHAKER のアクセスログは その結合済みのアクセスログファイルに付加される形となります 結合済みのアクセスログファイルに 再送処理によって送られてきた NetSHAKER のアクセスログの情報が既に含まれていた場合 結合済みアクセスログファイルに 一部重複したアクセスログ情報が付加されることになりますので 注意が必要です 4. 集計処理翌日の集計処理が行われるまで待ってください 前日までのアクセスログファイルが 自動集計処理の対象となります 自動集計が行われなかった場合 補完集計 を促すメールが管理者へ送信されますので メールの指示に従って 補完集計 を行ってください ご参考本手順は 機器故障等が原因でアクセスログ収集サーバの入れ替えを行った場合に NetSHAKER に残っているアクセスログをアクセスログ収集サーバに集めて 再度 集計データを作りたい場合などに利用します 5

12 1.5. ディスク使用量 ( アクセスログ容量 ) 増加時の対処方法 NetSHAKER のディスク使用量が限界に近付いている場合 (/usr が 85% 以上 ) アクセスログ集計サーバの管理者宛に下記メールが送信されます 古いアクセスログファイルを他のサーバにバックアップして アクセスログ集計サーバ上から削除し ディスク使用量の軽減を行ってください アクセスログのバックアップ方法については 1.1 FTPによるアクセスログのダウンロード方法 を参照ください 削除については FTPのdelete 機能を使用してください メールフォーマット メールメッセージ Subject: [< >] NetSHAKER i-filter Disk usage is over <XX>% From: NetSHAKER i-filter <root@<fqdn>> 管理者様 システム時刻 :<YYYY/MM/DD hh:mm:dd> ホスト名 :<FQDN> (eth0:<eth0 ip>) < 警告メッセージ > < 警告メッセージ > には 以下の 4 つがあります Subject の < > は WARNING か INFO になります 空き容量 Subject 警告メッセージ 85% 以上 90% 未満 WARNING 空き容量が少なくなってきました < >KB/< >KB ( 空き容量 < >KB, 使用率 <XX>%) そろそろログを外部 NAS サーバに保存するなどして空き領域を増やす対策が必要です ログ格納ディレクトリ :/usr/local/logs/ 90% 以上 94% 未満 WARNING 空き容量がほとんどありません < >KB/< >KB ( 空き容量 < >KB, 使用率 <XX>%) ログを外部 NAS サーバに保存するなどして ディスクの空き領域を増やしてください ログ格納ディレクトリ :/usr/local/logs/ 95% 以上 WARNING 空き容量がありません < >KB/< >KB ( 空き容量 < >KB, 使用率 <XX>%) このままでは システム全体の動作にも支障をきたす可能性があります ログを外部 NAS サーバに保存するなどして ただちにディスクの空き領域を増やしてください ログ格納ディレクトリ :/usr/local/logs/ 85% 以上から 85% 未 満に復旧 INFO 空き容量が少ない状態から 復旧しました < >KB/< >KB ( 空き容量 < >KB, 使用率 <XX>%) 現在 空き容量は問題ありません 6

13 1.6. 時刻同期について NetSHAKER アクセスログ集計サーバ NetSHAKER NOTIFY サーバの時刻が一致していないと アクセスログの正しい集計結果が取得できなくなります NTP サーバを使用し 機器の時刻同期を行ってください 各クライアント機器の時刻も 各サーバと一致していることを推奨します 1.7. NetSHAKER の NetFilter の設定 ( グループ名の命名規則 ) について 各 NetSHAKER のアクセスログを集計したアクセスログ集計サーバの集計データにて グループ毎の集計データを閲覧したい場合 集計対象の全 NetSHAKER において 重複のないグループ名を設定しておく必要があります グループ名の設定は NetSHAKER の NetFilter 管理画面の グループ設定 - 新規作成して編集 グループ新規作成 画面にて行います グループ設定方法の詳細につきましては i-filter 主管理者マニュアル をご覧ください ご参考 NetSHAKER を配置している団体名 ( 例 : 学校名 会社名 ) をグループ名に含める事で グループ名の命名が容易にでき かつ 直感的な管理も可能になります ( 例 ) 高校の NetSHAKER で作成するグループ : 高校 _ 生徒グループ 高校 _ 先生グループ 高校 _ 事務グループ 等 高校の NetSHAKER で作成するグループ : 高校生徒グループ 高校先生グループ 高校事務グループ 等 7

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15 発行 :2013 年 4 月初版 安川情報システム株式会社