Oracle Web Applications Desktop Integratorユーザーズ・ガイド, リリース11i

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1 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイドリリース 11i 部品番号 : B 年 1 月

2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド, リリース 11i 部品番号 : B 原本名 : Oracle Web Applications Desktop Integrator User Guide, Release 11i 原本部品番号 : B Copyright 2003, 2004, Oracle. All rights reserved. 制限付権利の説明 このプログラム ( ソフトウェアおよびドキュメントを含む ) には オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています このプログラムの使用または開示は オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします 著作権 特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています 独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合 もしくは法律によって規定される場合を除き このプログラムのリバース エンジニアリング 逆アセンブル 逆コンパイル等は禁止されています このドキュメントの情報は 予告なしに変更される場合があります オラクル社およびその関連会社は このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き プログラムを形式 手段 ( 電子的または機械的 ) 目的に関係なく 複製または転用することはできません このプログラムが米国政府機関 もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は 次の注意が適用されます U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR , Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA このプログラムは 核 航空産業 大量輸送 医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの用途を目的としておりません このプログラムをかかる目的で使用する際 上述のアプリケーションを安全に使用するために 適切な安全装置 バックアップ 冗長性 (redundancy) その他の対策を講じることは使用者の責任となります 万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます Oracle JD Edwards PeopleSoft Retek は米国 Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称は 他社の商標の可能性があります このプログラムは 第三者の Web サイトへリンクし 第三者のコンテンツ 製品 サービスへアクセスすることがあります オラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては 一切の責任を負いかねます 当該コンテンツの利用は お客様の責任になります 第三者の製品またはサービスを購入する場合は 第三者と直接の取引となります オラクル社およびその関連会社は 第三者の製品およびサービスの品質 契約の履行 ( 製品またはサービスの提供 保証義務を含む ) に関しては責任を負いかねます また 第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

3 目次 はじめに はじめに... iii 対象読者... このマニュアルの構成... ドキュメントのアクセシビリティについて... その他の情報ソース... データベース ツールによる Oracle Applications データの変更の禁止... オラクル社について... サポートおよびサービス... iv iv iv v viii viii ix 1 Oracle Web Applications Desktop Integrator の概要 1.1 概要 主な機能 デスクトップで使用可能な Oracle E-Business Suite 機能 Oracle Web Applications Desktop Integrator へのアクセス Oracle Web Applications Desktop Integrator のプロセス フロー レイアウトの定義 2.1 レイアウトの定義の概要 新規レイアウトの定義 レイアウトの名前の変更 レイアウトの更新 レイアウトの複製 レイアウトの削除 マッピングの定義 3.1 マッピングの定義の概要 マッピングの定義 マッピングの名前の変更 マッピングの更新 マッピングの複製 マッピングの削除 i

4 4 文書の作成 4.1 スプレッドシートの作成の概要 スプレッドシートの作成 スプレッドシートからのデータのアップロード アップロード パラメータの使用方法 コンカレント要求のモニター スプレッドシートへの行の追加 スプレッドシートのディスクへの保存 保存済スプレッドシートのオープン スプレッドシートへのデータのダウンロード Oracle General Ledger での仕訳の作成 5.1 仕訳の作成の概要 仕訳の作成 仕訳スプレッドシートのマッピング 機能通貨実績仕訳 レイアウト 仕訳の作成 外貨実績仕訳 レイアウト 仕訳の作成 予算仕訳 レイアウト 仕訳の作成 予算引当仕訳 レイアウト 仕訳の作成 逆仕訳 付加価値税 (VAT) 仕訳 A よくある質問 ii

5 はじめに iii

6 対象読者 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド リリース 11i へようこそ このマニュアルでは 次の実務上の知識があることを前提としています ビジネス エリアに関する原則と実務上の慣行 Oracle Applications の GUI Oracle Applications の GUI の詳細は Oracle Applications ユーザーズ ガイド を参照してください Oracle Applications の製品情報の詳細は その他の情報ソース を参照してください このマニュアルの構成 このマニュアルには Oracle Web Applications Integrator を理解して使用する上で必要な情報が記載されています 第 1 章では Oracle Web Applications Desktop Integrator の概要を説明します 第 2 章では スプレッドシート レイアウトの定義方法について説明します 第 3 章では スプレッドシートへのデータのインポート方法を決定するマッピングの作成方法について説明します 第 4 章では スプレッドシートの作成方法について説明します 第 5 章では 仕訳インテグレータを使用した General Ledger 仕訳の作成およびアップロード方法について説明します 付録 A では Oracle Web Applications Desktop Integrator に関するよくある質問について回答します ドキュメントのアクセシビリティについて オラクル社は 障害のあるお客様にもオラクル社の製品 サービスおよびサポート ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています オラクル社のドキュメントには ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています HTML 形式のドキュメントで用意されており 障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています 標準規格は改善されつつあります オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように 市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は Oracle Accessibility Program の Web サイト を参照してください ドキュメント内のサンプル コードのアクセシビリティについてスクリーン リーダーは ドキュメント内のサンプル コードを正確に読めない場合があります コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります しかし一部のスクリーン リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります 外部 Web サイトのドキュメントのアクセシビリティについてこのドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しない Web サイトへのリンクが含まれている場合があります オラクル社およびその関連会社は それらの Web サイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません iv

7 その他の情報ソース マニュアル 研修およびカスタマ サポート センターなど 様々な情報のソースから選択して Oracle Web Applications Integrator の知識と理解を深めることができます このマニュアルで他の Oracle Applications マニュアルに言及している場合は リリース 11i のマニュアルのみを使用してください 関連ドキュメント Oracle Web Applications Integrator は 他の Oracle Applications 製品とビジネス情報および設定情報を共有します したがって Oracle Web Applications Integrator の設定および使用時には 他のマニュアルを参照する必要があります マニュアルをオンラインで参照するには HTML ヘルプ ウィンドウの展開可能メニューから ライブラリ を選択する方法 メディア パックに同梱されている Oracle Applications Document Library CD から参照する方法 システム管理者から提供される URL を Web ブラウザで使用する方法があります 全製品に関連するドキュメント Oracle Applications ユーザーズ ガイド このマニュアルでは このリリースの Oracle Web Applications Integrator( およびその他の Oracle Applications 製品 ) で使用可能な GUI によるデータ入力 問合せ レポートの実行およびナビゲーションの方法が説明されています また ユーザー プロファイルの設定 レポートおよびコンカレント プロセスの実行と検討に関する情報も記載されています このユーザーズ ガイドにオンラインでアクセスするには いずれかの Oracle Applications ヘルプ ファイルから Oracle Applications のスタートガイド を選択します この製品に関連するドキュメント Oracle General Ledger ユーザーズ ガイド このマニュアルには Oracle General Ledger と 正確な仕訳を作成およびアップロードする方法についての概要が記載されています インストールおよびシステム管理 Oracle Web Applications Desktop Integrator インプリメンテーション ガイド このマニュアルには Web Applications Desktop Integrator の実装および保守に関する情報が記載されています Oracle Applications 概要 このマニュアルでは Oracle Applications リリース 11i の概念 機能 テクノロジ スタック アーキテクチャおよび用語が紹介されています Oracle Applications のインストール前に最初に参照しておくと役立ちます また このマニュアルでは ビジネス インテリジェンス (BIS) 言語とキャラクタ セットおよび Self-Service Web Applications など Oracle Applications 全体の機能の概要も紹介されています Oracle Applications のインストール このマニュアルでは Oracle Applications 製品のインストールを管理する手順を説明しています リリース 11i では インストール プロセスのほとんどが Oracle Rapid Install を使用して処理されます これにより 多数の必須ステップが自動化され Oracle Applications Oracle テクノロジ スタックおよび Oracle8iServer テクノロジ スタックが最短時間でインストールされます このマニュアルには Oracle Rapid Install の使用手順と インストールを完了するための必須タスクのリストが記載されています このマニュアルは 各製品のユーザーズ ガイドおよびインプリメンテーション ガイドと併用してください v

8 Oracle Applications のアップグレード Oracle Applications リリース 10.7 またはリリース 11.0 製品からリリース 11i にアップグレードする場合は このマニュアルを参照してください このマニュアルには アップグレード プロセスの説明と データベースおよび製品特有のアップグレード タスクのリストが記載されています リリース 11i には リリース 10.7(NCA SmartClient またはキャラクタ モード ) またはリリース 11.0 からアップグレードする必要があります 10.7 より前のリリースからリリース 11i には直接アップグレードできません Oracle Applications の保守 ドキュメントこのマニュアルは AutoUpgrade AutoPatch AD 管理 AD コントローラ AD 再リンク ライセンス マネージャなど 各種の AD ユーティリティを実行する際に役立ちます このマニュアルには 操作手順 スクリーンショットおよび AD ユーティリティの実行に必要なその他の情報が記載されています また Oracle Applications のファイル システムとデータベースの保守情報も記載されています Oracle Applications システム管理者ガイド このマニュアルには Oracle Applications のシステム管理者を対象とした計画およびリファレンス情報が記載されています セキュリティの定義 メニューとオンライン ヘルプのカスタマイズおよびコンカレント処理の管理の方法が説明されています Oracle Alert ユーザーズ ガイド このマニュアルでは Oracle Applications データのステータスをモニターするために定期アラートとイベント アラートを定義する方法が説明されています Oracle Applications 開発者ガイド このマニュアルには Oracle Applications の開発スタッフが従うコーディング標準が含まれています Oracle Applications フォーム ベース製品のユーザー インタフェース標準 に記載されている Oracle Applications ユーザー インタフェースの実装に必要な Oracle Application Object Library コンポーネントについて説明されています また フォームを Oracle Applications と統合できるように カスタムの Oracle Forms Developer 6i フォームを作成するための参考情報も記載されています Oracle Applications フォーム ベース製品のユーザー インタフェース標準 このマニュアルには Oracle Applications の開発スタッフが従うユーザー インタフェース (UI) 標準が記載されています Oracle Applications 製品の UI と この UI を Oracle Forms でビルドされたアプリケーションの設計に適用する方法が説明されています その他のインプリメンテーション ガイド Oracle Applications における複数報告通貨 複数報告通貨機能を使用して複数の通貨で取引を記録する場合は Oracle Web Applications Integrator を実装する前にこのマニュアルを参照してください このマニュアルには Oracle Web Applications Integrator にこの機能を実装する追加手順とセットアップに関する注意事項が詳しく記載されています Oracle Applications における複数組織 このマニュアルには Oracle Web Applications Integrator の単一インストールを実行するときに複数の組織構造を定義およびサポートできるように Oracle Applications の複数組織サポート機能を Oracle Web Applications Integrator に設定して使用する方法が説明されています Oracle Workflow 管理者ガイド このマニュアルでは ワークフロー対応プロセスを含む Oracle Applications 製品に必要な設定手順を完了する方法と 実行時ワークフロー プロセスの進行をモニターする方法が説明されています vi

9 Oracle Workflow 開発者ガイド このマニュアルでは 新規のワークフロー ビジネス プロセスを定義して 既存の Oracle Applications 埋込みワークフロー プロセスをカスタマイズする方法が説明されています また ビジネス イベントとイベント サブスクリプションを定義およびカスタマイズする方法も説明されています Oracle Workflow ユーザーズ ガイド このマニュアルでは Oracle Applications ユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と ワークフロー プロセスの進行をモニターする方法が説明されています Oracle Workflow API リファレンス このマニュアルでは 開発者と管理者が Oracle Workflow にアクセスできるように提供される API について説明されています Oracle Applications フレックスフィールド ガイド このマニュアルには Oracle Web Applications Integrator の実装チームおよび Oracle Applications 製品データの保守担当ユーザーを対象とした フレックスフィールドの計画 設定およびリファレンス情報が記載されています また フレックスフィールド データに関するカスタム レポートの作成に関する情報も記載されています Oracle etechnical Reference Manuals 各 Oracle etechnical Reference Manual(eTRM) には データベース ダイアグラムと 特定の Oracle Applications 製品のデータベース表 フォーム レポートおよびプログラムに関する詳細説明が記載されています この情報は 既存のアプリケーションからのデータを変換する際 Oracle Applications データを Oracle 以外のアプリケーションと統合する際および Oracle Applications 製品のカスタム レポートを記述する際に役立ちます Oracle etrm は MetaLink から入手できます Oracle Manufacturing APIs and Open Interfaces Manual このマニュアルには 他の Oracle Manufacturing アプリケーションおよびユーザーの他のシステムとの統合に関する最新情報が記載されています また Oracle Manufacturing の API とオープン インタフェースが説明されています Oracle Order Management Suite API およびオープン インタフェース マニュアル このマニュアルには 他の Oracle Manufacturing アプリケーションおよびユーザーの他のシステムとの統合に関する最新情報が記載されています また Oracle Order Management Suite の API とオープン インタフェースが説明されています Oracle Applications Message Reference Manual このマニュアルには Oracle Applications メッセージの説明が記載されています このマニュアルは リリース 11i のドキュメント CD-ROM から HTML 形式で利用できます Oracle Common Application Components Implementation Guide 多くの CRM 製品では CRM Application Foundation のコンポーネントが使用されます このマニュアルを参照して CRM Application Foundation を正しく実装してください vii

10 データベース ツールによる Oracle Applications データの変更の禁止 オラクル社について 特に指示されている場合を除き SQL*Plus Oracle Data Browser データベース トリガーまたはその他のツールを使用して Oracle Applications データを変更しないことをお薦めします オラクル社では Oracle データベースへの情報の作成 記憶 変更 検索および保守に使用できる強力なツールを提供します ただし SQL*Plus のような Oracle ツールを使用して Oracle Applications データを変更すると データの整合性が損われたり データの変更を監査できなくなるおそれがあります Oracle Applications の表は相互に関連付けられているので Oracle Applications を使用して表を変更すると 一度に多数の表が更新されます しかし Oracle Applications を使用せずに Oracle Applications データを変更すると 1 つの表のある行を変更した場合に 関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります 各表を相互に同期させていないと 誤った情報を検索したり Oracle Applications で予測できない結果が生じる可能性があります Oracle Applications を使用してデータを変更すると その変更が有効であるかどうかが Oracle Applications により自動的にチェックされます Oracle Applications は 情報を変更したユーザーを記録することもできます データベース ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると 無効な情報が記憶されることがあります また SQL*Plus や他のデータベース ツールを使用したときは 変更履歴が記録されないため 情報の変更者を追跡できなくなります オラクル社は Oracle Applications のみでなく データベース管理 アプリケーション開発 意思決定サポートおよびオフィス オートメーションといった統合ソフトウェア製品ラインの開発と販売を行っています Oracle Applications は 財務管理 サプライ チェーン管理 製造 プロジェクト システム 人事管理 顧客関連管理のための 160 を超すソフトウェア モジュールの統合セットです オラクル社の製品は メインフレーム ミニコンピュータ パーソナル コンピュータ ネットワーク コンピュータおよびパーソナル デジタル アシスタントに対応しているため 組織は コンピュータ オペレーティング システム ネットワークおよびデータベース管理システムの違いを問わず 1 つの統一されたコンピューティングおよび情報リソースに統合できます オラクル社は 情報管理において世界で有数のソフトウェア サプライヤであり ソフトウェア会社としても世界第 2 位の会社です オラクル社は 145 か国以上で データベース ツールおよびアプリケーション製品を 関連するコンサルティング 研修およびサポート サービスとともに提供しています viii

11 サポートおよびサービス 次の各項に 各サービスに接続するための URL を記載します オラクル社カスタマ サポート センターオラクル製品サポートの購入方法 およびオラクル社カスタマ サポート センターへの連絡方法の詳細は 次の URL を参照してください 製品マニュアル製品のマニュアルは 次の URL にあります 研修およびトレーニング研修に関する情報とスケジュールは 次の URL で入手できます その他の情報オラクル製品やサービスに関するその他の情報については 次の URL から参照してください 注意 : ドキュメント内に記載されている URL や参照ドキュメントには Oracle Corporation が提供する英語の情報も含まれています 日本語版の情報については 前述の URL を参照してください ix

12 x

13 Oracle Web Applications Desktop Integrator の概要 1 この章では Oracle Web Applications Desktop Integrator(Web ADI) の主な機能およびプロセス フローについて説明します この章を構成する項は 次のとおりです 1.1 項 概要 1.2 項 主な機能 1.3 項 デスクトップで使用可能な Oracle E-Business Suite 機能 1.4 項 Oracle Web Applications Desktop Integrator へのアクセス 1.5 項 Oracle Web Applications Desktop Integrator のプロセス フロー Oracle Web Applications Desktop Integrator の概要 1-1

14 概要 1.1 概要 Web ADI を使用することで Oracle E-Business Suite の機能がスプレッドシートに組み込まれます スプレッドシートでは 慣れ親しんだデータ入力およびモデリング技術を使用して Oracle E-Business Suite タスクを実行できます デスクトップ上にフォーマット済スプレッドシートを作成することで Oracle E-Business Suite データをダウンロード 表示 編集および作成できます データ入力のショートカット ( セル範囲のコピー アンド ペーストまたはドラッグ アンド ドロップなど ) や 算式を使用した金額の計算によって時間を短縮できます スプレッドシート内のフィールドに値リストを呼び出すことで 速度と精度を両立できます スプレッドシートの編集を終えたら Web ADI の検証機能を使用して データを Oracle E-Business Suite にアップロードする前に検証できます 検証メッセージがスプレッドシートに戻されるため 無効なデータを識別し 訂正できます スプレッドシートに表示されるフィールド フィールドの表示場所およびそれらのデフォルト値はすべて Web ADI のレイアウト機能によってカスタマイズできます これにより スプレッドシートから不要なフィールドを削除し 慣行に従った方法でスプレッドシートを編成して より生産性の高い作業環境を作成できます 1.2 主な機能 Oracle Web ADI には次の機能が含まれます インターネットを介した作業 Web ADI では インターネット コンピューティング アーキテクチャが使用されており 製品を集中的にインストールおよび保守することで 維持にかかるトータル コストを低く抑えることができます クライアント マシンにはインストールは不要です 必要となるのは Microsoft Internet Explorer および Microsoft Excel のみです このアーキテクチャは クライアントとサーバーとのデータのやり取りが HTML の使用によって単純化されるため WAN またはダイヤルアップ接続でも優れたパフォーマンスを提供します スプレッドシート インタフェーススプレッドシートは ビジネス環境で一般的な馴染みのあるインタフェースを提供します データのコピー アンド ペーストなどの使い慣れた編集機能およびセル範囲の移動を使用して 大量のデータを作成または編集できます スプレッドシートを保存した後 月 1 回または四半期に 1 回など必要な間隔ごとにアップロードすることで 定期的なデータ入力が可能です スプレッドシートにより 作業の実行方法における柔軟性が高まります 承認または検討のために他のユーザーに送信したり ネットワークから切断していても編集できます データの検証スプレッドシート内のデータはすべて アップロード前に Oracle E-Business Suite のビジネス ルールと照らし合せて検証できます これには キーおよび付加フレックスフィールドに対する検証が含まれます データは 勘定科目 セグメント セキュリティ ルールおよび相互検証ルールに照らし合せて検証されます エラーが見つかった場合 メッセージが直接スプレッドシートに戻されるため エラーを訂正し データを正常にアップロードできます カスタマイズレイアウト機能を使用して スプレッドシートに表示されるフィールド フィールドの表示場所およびデフォルト値を表示するかどうかを決定します これらの定義は 必要に応じて保存 再使用および変更できます データのインポート Web ADI スプレッドシートが作成されると データが自動的にインポートされます この情報は Oracle E-Business Suite またはテキスト ファイルからインポートできます インポートされた情報は Excel での迅速な変更 検証および Oracle E-Business Suite へのアップロードが可能です この機能は レガシー システムから Oracle E-Business Suite にデータを移行する際に役立ちます 1-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

15 Oracle Web Applications Desktop Integrator へのアクセス 1.3 デスクトップで使用可能な Oracle E-Business Suite 機能 デスクトップ上で実行する Oracle E-Business Suite タスクは Web ADI で選択したインテグレータにより決定されます Web ADI には General Ledger 仕訳インテグレータが付属しています このインテグレータにより Excel で General Ledger 仕訳を作成できます その他のインテグレータは 独立したパッチ形式で入手できます 1.4 Oracle Web Applications Desktop Integrator へのアクセス Web ADI 機能にアクセスするには 個人ホームページ上の セルフ サービス リンクを使用します 前提条件 Web ADI の前提条件は 次のとおりです クライアント PC に 次のいずれかのオペレーティング システムがインストールされている必要があります Windows ME Windows NT 4.0(Service Pack 3 以上 ) Windows 2000 Windows XP Windows 98 Internet Explorer 5.0 以上がマシンにインストールされている必要があります Excel の次のいずれかのバージョン XP Web ADI を Excel XP で動作させるには 次の操作を実行する必要があります 1. Excel を開きます 2. ツール マクロ セキュリティ 信頼のおけるソース元 の順にアクセスします 3. Visual Basic プロジェクトのアクセスを信頼する オプションを選択します ブラウザのセキュリティ設定で デスクトップ上でのスプレッドシートの作成が許可されることを確認します 1. ツール インターネットオプション にナビゲートし セキュリティ タブを選択します 2. イントラネット を選択し レベルのカスタマイズ ボタンを選択します 3. 次のオプションを ダイアログを表示する に設定します スクリプトを実行しても安全だとマークされていない Active X コントロールの初期化とスクリプトの実行 ログイン Oracle Applications Oracle Web Applications Desktop Integrator の概要 1-3

16 Oracle Web Applications Desktop Integrator のプロセス フロー 職責デスクトップ統合 デスクトップ統合は Web ADI へのアクセスに使用するデフォルト職責です 作業環境で職責がカスタマイズされている可能性があるので注意してください サイト固有のカスタマイズに関する情報については システム管理者に問い合せてください ナビゲーション個人ホームページ デスクトップ統合 文書の作成 文書の作成 は デスクトップ上にスプレッドシートを作成する際に使用するデフォルト リンクです システム管理者がユーザー用に別のリンクを作成済である可能性があります 手順 1. デスクトップ統合 をクリックします 2. レイアウトの定義 マッピングの定義 マッピングの定義 または 文書の作成 文書の作成 をクリックします スプレッドシートに表示されるフィールドを決定するレイアウトを定義します スプレッドシートへのデータのインポートを可能にするマッピングを定義します 1.5 Oracle Web Applications Desktop Integrator のプロセス フロー Web ADI では Oracle E-Business Suite へのデータのアップロードに次のプロセスが使用されます 1. スプレッドシートに表示されるフィールドを決定するレイアウトを定義します 2. スプレッドシートへのデータのインポートを可能にするマッピングを定義します 3. スプレッドシートを作成します 4. Oracle E-Business Suite にデータをアップロードします 5. アップロードの進行状況をモニターします 1-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

17 2 レイアウトの定義 この章を構成する項は 次のとおりです 2.1 項 レイアウトの定義の概要 2.2 項 新規レイアウトの定義 2.3 項 レイアウトの名前の変更 2.4 項 レイアウトの更新 2.5 項 レイアウトの複製 2.6 項 レイアウトの削除 レイアウトの定義 2-1

18 レイアウトの定義の概要 2.1 レイアウトの定義の概要 レイアウトを使用することで 作成するスプレッドシートに表示されるユーザー インタフェースをカスタマイズできます レイアウト機能を使用して スプレッドシート内のフィールド フィールドの位置およびフィールドに自動的に移入されるデフォルト値を決定できます 文書の作成 フローでスプレッドシートを作成する前に レイアウトを定義する必要があります 一部のインテグレータでは事前定義済レイアウトが用意されているため これを使用するか または レイアウトの定義 フローを使用してレイアウトを作成できます 次の操作を実行できます 新規レイアウトの定義 既存のレイアウトの変更 リスト内のレイアウトの複製および別名での保存 後でこの複製レイアウトを変更できます リストからのレイアウトの削除 2.2 新規レイアウトの定義 レイアウトを定義または変更するには 次の手順を使用します ログイン Oracle Applications 職責デスクトップ統合 ナビゲーション個人ホームページ デスクトップ統合 レイアウトの定義 手順 1. レイアウトの定義 をクリックします レイアウト ウィンドウが開きます 2. インテグレータを選択します 3. 進む をクリックします レイアウトの選択 ウィンドウが開きます 4. レイアウトの定義 をクリックし 新規レイアウトを定義します 5. 新規レイアウトの名前およびレイアウト キーを入力します レイアウト名 : 文書の作成 フローに表示される名前 レイアウト キー : レイアウトの内部識別に使用されるキー レイアウト キーは 一度指定すると変更できません キー名には次の規則があります 空白は使用不可 大文字 数字またはアンダースコアを使用 キー名 _ ユーザーの名前の頭文字という形式を使用して 一意のキー名を作成することをお薦めします たとえば NEWBUDGET_AD とします 2-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

19 新規レイアウトの定義 6. 続行 をクリックします レイアウトの定義 ウィンドウが開きます レイアウトの定義 ウィンドウでは フィールドの配置の決定 オプション フィールドの追加およびデフォルト値の設定が可能です 7. フィールドの値を選択します 必須フィールドが先にリストされます すべての必須フィールドをレイアウトに含める必要があります オプション フィールドを含めるには 選択 チェック ボックスをクリックします フィールド名 : フィールドの名前 配置 : スプレッドシート上のフィールドの位置を定義します 選択肢は コンテキスト ヘッダー および 行 です スプレッドシートでは それぞれ次のような役割を持ちます コンテキスト : スプレッドシートの最上部に 読取り専用のコンテキスト情報として表示されます ヘッダー : アップロードするすべてのレコードごとの 値が変更されないフィールド このリージョンはスプレッドシートの行リージョンの上に表示されます 明細 : 値が変更されるフィールドは 行リージョンに属します このデータはユーザーが追加および変更します たとえば アカウント 借方 および 貸方 フィールドは行リージョンに含める必要があります デフォルト値 : デフォルト値を定義します たとえば 通貨フィールドの場合 デフォルト値 は USD に設定できます デフォルト タイプ : デフォルトのタイプを次のように指定します なし : デフォルト値 が指定されていない場合に使用します 定数 : デフォルト値 フィールドに入力したテキストがスプレッドシートでデフォルト値として使用される場合に使用します 環境 : フィールドのデフォルトの設定時に環境変数を参照する場合に使用します 環境 デフォルト タイプの値は次のとおりです sob.chartofaccountsid: 現在の会計帳簿に割り当てられた勘定体系の ID sob.periodsetname: 現在の会計帳簿に割り当てられたカレンダの名前 sob.transactioncalendarid: 現在の会計帳簿に割り当てられたカレンダの ID sob.setofbooksid: 現在の会計帳簿の ID sysdate: システム日時 database: 現在のデータベースの名前 oauser.id: 現在の Oracle Applications ユーザーの ID sob.accountedperiodtype: 現在の会計帳簿定義での 期間タイプ の値 sob.currencycode: 現在の会計帳簿の通貨 sob.latestencumbranceyear: 現在の会計帳簿の前予算引当年度 sob.adbflag: 現在の会計帳簿で平均残高が使用可能かどうかに応じて フラグが TRUE または FALSE を戻します sob.consolidationflag: 現在の会計帳簿が連結会計帳簿かどうかに応じて フラグが TRUE または FALSE を戻します レイアウトの定義 2-3

20 レイアウトの名前の変更 SQL : SQL 文を実行してフィールドのデフォルトを決定する際に使用します Web ADI は デフォルト値 フィールドに入力された SQL 文を実行し スプレッドシートに結果を自動的に移入します 問合せで複数の値が戻された場合 最初の値が使用されます デフォルト値 フィールドに入力する SQL 文には 次のトークンを使用できます $profile$.profilename: プロファイル オプションの名前を入力し 現在のユーザーのプロファイルの値が戻されます $env$.userid: 現在のユーザー ID が戻されます $env$.appid: 現在のアプリケーション ID が戻されます $env$.respid: 現在の職責 ID が戻されます $env$.language: 現在のセッション言語が戻されます パラメータ : ユーザーが 文書の作成 フローへのアクセスに使用するフォーム機能 (Self Service リンク ) に対してシステム管理者が格納しているパラメータを参照する場合に使用します 8. フィールド定義を完了した後で 適用 適用 をクリックします 2.3 レイアウトの名前の変更 既存のレイアウトの名前を変更できます 手順 1. レイアウトの選択 ウィンドウにナビゲートし 更新するレイアウトを選択します 2. 更新 をクリックします レイアウトの更新 ウィンドウが開きます 3. 新規レイアウト名を入力します 4. 適用 をクリックし 名前を変更したレイアウトを保存します 2.4 レイアウトの更新 必要に応じて既存のレイアウトを更新できます 手順 1. レイアウトの選択 ウィンドウにナビゲートし 更新するレイアウトを選択します 2. 更新 をクリックします レイアウトの更新 ウィンドウが開きます 3. 続行 をクリックします 4. スプレッドシートに表示されるレイアウト フィールドを編集します 5. 適用 をクリックし 変更したレイアウトを保存します 2-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

21 レイアウトの削除 2.5 レイアウトの複製 必要に応じて既存のレイアウトを複製し 編集できます 手順 1. レイアウトの選択 ウィンドウにナビゲートし コピーするレイアウトを選択します 2. 複製 をクリックします レイアウトの複製 ウィンドウが開きます 3. 新規レイアウトの名前およびキーを入力します 4. 適用 をクリックし 複製レイアウトを作成します 2.6 レイアウトの削除 選択したレイアウトを削除できます 手順 1. レイアウトの選択 ウィンドウにナビゲートし 削除するレイアウトを選択します 2. 削除 をクリックします レイアウトの削除を警告するウィンドウが開きます 3. OK をクリックします 削除の確認メッセージが表示されます レイアウトの定義 2-5

22 レイアウトの削除 2-6 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

23 3 マッピングの定義 この章を構成する項は 次のとおりです 3.1 項 マッピングの定義の概要 3.2 項 マッピングの定義 3.3 項 マッピングの名前の変更 3.4 項 マッピングの更新 3.5 項 マッピングの複製 3.6 項 マッピングの削除 マッピングの定義 3-1

24 マッピングの定義の概要 3.1 マッピングの定義の概要 第 4 章 文書の作成 で説明するように 文書の作成 フローでスプレッドシートに自動的にデータをインポートするよう選択できます 内容 ページでデータのインポートを選択すると マッピングの選択を求めるプロンプトが表示されます Web ADI では スプレッドシートでのインポート データの配置場所を決定するために マッピングが必要となります マッピングにより インポート データ内の列がスプレッドシート内の列に関連付けられます データが含まれないフィールドの場合 またはマップされるフィールドがスプレッドシートに含まれない場合は 新規マッピングを作成する必要はありません ダウンロードされる列とスプレッドシート内のフィールドとの関連付けが変更された場合のみ 内容 について複数のマッピングを作成する必要があります 様々なデータ構造を持つテキスト ファイルをインポートする場合 このテキスト ファイルに対して複数のマッピングの定義が必要となる場合があります 3.2 マッピングの定義 ソース データとスプレッドシート内の列とのマッピングを定義するには 次の手順を実行します ログイン Oracle Applications 職責デスクトップ統合 ナビゲーション個人ホームページ デスクトップ統合 マッピングの定義 手順 1. マッピングの定義 をクリックします マッピング ウィンドウが開きます 2. インテグレータを選択します 文書の作成 プロセスの一環としてスプレッドシートに情報をインポートする際に使用するインテグレータを選択します 3. 進む をクリックします 内容の選択 ウィンドウが開きます 内容 は スプレッドシートにインポートする情報を示します 特定の内容に対して 1 つ以上のマッピングを定義できます 4. インポートする内容を選択します たとえば テキスト ファイル などがあります 5. 進む をクリックします マッピングの選択 ウィンドウが開きます マッピングの選択 ウィンドウでは 内容のマッピングを作成 編集 表示および削除できます 6. マッピングの定義 をクリックします マッピングの定義 ウィンドウが開きます 7. 新規マッピングの名前 マッピング キーおよびマップされる列数を入力します マッピング名 : 文書の作成 フローで使用する名前 マッピング キー : マッピングの内部識別に使用されるキー マッピング キーは 一度指定すると変更できません キー名には次の規則があります 空白は使用不可 大文字 数字またはアンダースコアを使用 キー名 _ ユーザーの名前の頭文字という形式を使用して 一意のキー名を作成することをお薦めします たとえば NEWMAP_SE とします 3-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

25 マッピングの更新 列数 : 列数を入力します この数は概算で構いません 後から マッピングの定義 プロセスで列を追加または削除できます 8. 次 をクリックします マッピングを定義するソース列対ターゲット列のウィンドウが開きます 9. 内容 からスプレッドシート内のフィールドにインポートされる列を関連付けます ソース列 の値リストをクリックして インポート可能な列のリストを表示し ソース列を検索します 検索基準を入力し 進む 進む をクリックします 列名の隣にあるラジオ ボタンをクリックし 選択 をクリックしてマップする列を選択します ソース列の名前がわかっている場合 値リストを使用せずに直接フィールドに名前を入力できます 各ソース列の隣にある ターゲット列 フィールドを使用し 2 つのフィールド間のマッピングを作成します ターゲット列 の値リストをクリックし インポート可能な列のリストを表示し ターゲット列を検索します 検索基準を入力し 進む 進む をクリックします 列名の隣にあるラジオ ボタンをクリックし 選択 をクリックしてマップする列を選択します ターゲット列 値リストには スプレッドシートに含めることのできる列のリストが示されます 他の列をマップする必要がある場合は 新しい行を追加できます 10. ターゲット列によっては ソース列 の ID 値をユーザー値に変換し スプレッドシートにダウンロードできます 特定の列で ID の変換がサポートされているかどうかを調べるには その列を選択し 参照 参照 をクリックします その列で ID 変換がサポートされている場合は その列名の 参照 の下にチェック ボックスが表示されます ID 変換を実行するには 目的の列の 参照 チェック ボックスを選択します 11. マッピング定義を完了した後で 適用 適用 をクリックします 3.3 マッピングの名前の変更 既存のマッピングの名前を変更できます 手順 1. マッピングの選択 ウィンドウにナビゲートし 更新するマッピングを選択します 2. 更新 をクリックします マッピングの更新 ウィンドウが開きます 3. 新規マッピング名を入力します 4. 適用 をクリックし 名前を変更したマッピングを保存します 3.4 マッピングの更新 必要に応じて既存のマッピングを更新できます 手順 1. マッピングの選択 ウィンドウにナビゲートし 更新するマッピングを選択します 2. 更新 をクリックします マッピングの更新 ウィンドウが開きます 3. マッピング フィールドを編集し ソース列をターゲット列に関連付けます 4. 適用 をクリックし マッピングを新しい名前で保存します マッピングの定義 3-3

26 マッピングの複製 3.5 マッピングの複製 必要に応じて既存のマッピングを複製し 編集できます 手順 1. マッピングの選択 ウィンドウにナビゲートし コピーするレイアウトを選択します 2. 複製 をクリックします マッピングの複製 ウィンドウが開きます 3. 新規マッピングの名前を入力します 4. 適用 をクリックし 複製マッピングを保存します 3.6 マッピングの削除 選択したマッピングを削除できます 手順 1. マッピングの選択 ウィンドウにナビゲートし 削除するマッピングを選択します 2. 削除 をクリックします マッピングの削除 警告ウィンドウが開きます 3. OK をクリックします 削除の確認メッセージが表示されます 3-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

27 4 文書の作成 この章を構成する項は 次のとおりです 4.1 項 スプレッドシートの作成の概要 4.2 項 スプレッドシートの作成 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード 4.4 項 コンカレント要求のモニター 4.5 項 スプレッドシートへの行の追加 4.6 項 スプレッドシートのディスクへの保存 4.7 項 保存済スプレッドシートのオープン 4.8 項 スプレッドシートへのデータのダウンロード この章では 文書の作成 ページ フローを使用したスプレッドシートの作成手順を説明します 仕訳インテグレータの詳細は 第 5 章 Oracle General Ledger での仕訳の作成 を参照してください この章では スプレッドシートの作成に伴うすべてのタスクについて説明します スプレッドシートを作成する前に 少なくとも 1 つのレイアウトが定義されていることを確認してください レイアウトにより 作成するスプレッドシートに表示されるフィールドが決定されます スプレッドシートに自動的に情報をインポートする場合は マッピングが定義されていることを確認してください レイアウトの定義方法の詳細は第 2 章 レイアウトの定義 を またマッピングの定義方法の詳細は第 3 章 マッピングの定義 を参照してください 文書の作成 4-1

28 スプレッドシートの作成の概要 4.1 スプレッドシートの作成の概要 文書の作成 ワークフローでは スプレッドシートを構成する手順が順を追って示されます これらの手順を実行していくと 現在プロセスのどの段階であるかが ウィンドウの最上部にあるガイド バーに表示されます さらに 選択したパラメータがウィンドウの最上部にリストされます スプレッドシートのパラメータを定義した後は スプレッドシートを作成する前にこれらのパラメータを検討できます プロセスの途中いつでもスプレッドシートの作成を取り消すことができます 表示される 文書の作成 プロセスが異なっている場合があります また 文書の作成 ウィンドウ内の一部のパラメータはシステム管理者が事前に設定している可能性があります 4.2 スプレッドシートの作成 Oracle E-Business Suite と対話できるスプレッドシートをデスクトップ上に作成するには 次の手順を実行します ログイン Oracle Applications にログインし 個人ホームページにナビゲートします ナビゲートで デスクトップ統合 をクリックします デスクトップ統合 で 文書の作成 文書の作成 をクリックします 職責デスクトップ統合 ナビゲーション個人ホームページ デスクトップ統合 文書の作成 手順 1. 文書の作成 をクリックします 文書の作成ショートカット ウィンドウが開きます 文書の作成 プロセスの最初に表示されるショートカットに選択した内容を保存することで スプレッドシートの作成手順数を減らすことができます ショートカットを作成するには このプロセスの最後に 選択した設定を保存します 2. ショートカットを選択すると そのショートカットに保存された選択についてプロンプトを表示するページを省略できます ショートカットを使用しない場合 なし なし を選択します また ショートカットを削除するには 選択して 削除 をクリックします 3. 続行 をクリックします ビューワ ウィンドウが開きます ビューワは 作成中のスプレッドシートを表示する際に使用するプログラムです 4. ビューワ ウィンドウで 次の項目を定義します ビューワ : スプレッドシートをオープンする際に使用するビューワ (Excel 2000 など ) を選択します レポーティング : アップロードを許可しないスプレッドシートを作成するには このボックスを選択します プロセス中 インテグレータを使用してデータを後でアップロードする場合は このボックスを選択しないでください 5. 次 をクリックします インテグレータ ウィンドウが開きます このページの選択内容によって 使用するインテグレータが決定されます 6. インテグレータを選択します インテグレータにより 実行するタスクが定義されます たとえば スプレッドシートを使用して General Ledger にアップロードする仕訳を作成するには GL - 仕訳 インテグレータを選択します 仕訳インテグレータの詳細は 第 5 章 Oracle General Ledger での仕訳の作成 を参照してください 4-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

29 スプレッドシートの作成 7. 次 をクリックします レイアウト ウィンドウが開きます レイアウトにより スプレッドシートに含められるフィールド フィールドの位置およびデフォルト値が決定されます カスタム レイアウトの定義方法の詳細は 第 2 章 レイアウトの定義 を参照してください 8. 使用するレイアウトを選択します 9. 次 をクリックします 内容 ウィンドウが開きます 内容 ウィンドウでは 空白のスプレッドシートを定義するか またはスプレッドシートの作成時に自動的にデータを移入できます 10. インポートする内容を指定します なし : レイアウト定義でのデフォルト値が含まれる空白のスプレッドシートを作成する場合に選択します テキスト ファイル : テキスト ファイルからスプレッドシートにデータを自動的にインポートする場合に選択します 使用する環境によっては その他の内容も使用できる場合があります 11. 次 をクリックします 選択した内容によっては フローの次のページでマッピング情報およびその内容で必要とされるパラメータの入力を求めるプロンプトが表示されます 内容 タイプで テキスト ファイル を選択した場合 マッピング ウィンドウが開きます それ以外の場合は レビュー ウィンドウが開きます カスタム マッピングの定義方法の詳細は 第 3 章 マッピングの定義 を参照してください 12. ファイル名 およびテキスト ファイルまたはその他のデータをスプレッドシートの列にマップするために使用するマッピングを指定します ハード ディスクからのファイルのインポートまたはすでにインポートされているファイルの使用を選択できます インポートされたファイルはすべてサーバーに保存されるため これらのファイルは再利用を目的として集中的に格納されます ローカル ファイルを選択する場合 次のようにします 参照 ボタンを使用して ハード ディスク上のファイルを検索するウィンドウを開くことができます 同じ名前のファイルがすでにインポートされている場合 現在サーバー上にあるファイルをインポートするファイルで上書きするには 上書き ボックスを選択します テキスト ファイルで使用する区切り文字を指定します その他 が選択されている場合 テキスト フィールドに直接区切り文字を入力します テキスト ファイル内に 2 つの区切り文字が並んで存在するときに スプレッドシートに NULL 値を挿入しない場合は 連続した区切り文字は無視します を選択します テキスト ファイル内のインポートを開始する行を入力します テキスト ファイルの最初の数行は スプレッドシートにインポートする必要のないヘッダー情報である可能性があります 前述のすべてのパラメータがサーバー上のテキスト ファイルに対して保存され そのファイルを再度インポートするよう選択したときに再使用されます 注意 : マルチバイト環境で作業している場合 テキスト ファイルをインポートする前に そのファイルを UTF-8 エンコーディングで保存する必要があります 13. 次 をクリックします レビュー ウィンドウが開きます レビュー ウィンドウには スプレッドシートの作成時に選択した内容が表示されます 文書の作成 4-3

30 スプレッドシートの作成 14. オプションで 保存 保存 をクリックします ショートカットの選択 ウィンドウが表示されます ショートカットの選択 ウィンドウでは 文書の作成 フローの最初に表示されるショートカットを選択できます ショートカット名を指定し 保存する設定を選択します このショートカットを使用するたびに 保存したすべての設定が事前に指定され これらの設定が表示されたページは省略されます ショートカット名は 文書の作成ショートカット ウィンドウ上のショートカットのリストに表示されます システム管理者は ユーザーのメニューに添付可能なフォーム機能にショートカットを保存できます 15. 適用 をクリックしてショートカットを保存し レビュー ウィンドウに戻ります 16. 文書の作成 をクリックしてスプレッドシートを作成します Excel が開き インポートしたデータがすべて含まれるスプレッドシートが表示されます スプレッドシートを変更し終えた後 データをアップロードできます 注意 : ワークシート全体を別のワークブックにコピーすることはできません ただし あるシートから別の Web ADI シートに行の値をコピーして アップロードできます ワークシート全体のコピーがサポートされていないのは 行および列がコピーされる一方で Web ADI ワークシートの背景にあるマクロ コードが新しいシートにコピーされず Web ADI 機能 ( アップロードまたは値リストなど ) がどれも動作しないためです スプレッドシートの機能 スプレッドシートの構造 : スプレッドシートの最上部にコンテキスト リージョンが表示され ここには編集できないコンテキスト情報が格納されます ヘッダー リージョンは コンテキストのすぐ下にあります ヘッダーのフィールドは編集できます ヘッダーに入力された値は 明細リージョン内のすべての明細に共通しています 明細リージョンはヘッダーの下に表示され 編集できます 明細リージョンには Oracle Applications にアップロードされる個々の明細が含まれます これらのリージョンはレイアウト定義により決定されます 詳細は 第 2 章 レイアウトの定義 を参照してください アップロード フラグ : データを追加または変更すると スプレッドシートの明細リージョン内の アップロード 列にフラグが表示されます アップロード プロセスを開始する際に すべての明細をアップロードするか またはフラグ付きの明細のみをアップロードするかを選択できます データ行をコピー アンド ペーストする場合 スプレッドシートでは新規仕訳明細の アップロード 列にフラグ文字が配置されません データ セルをダブルクリックすると フラグを手動で入力できます ヒント テキスト : リスト リージョンには 網掛けされたヒント領域が含まれます これらのヒントは フィールドに関する次のような情報を提供します データ型 : TEXT DATE または NUMBER 値リスト : リスト は セルをダブルクリックするか セルを選択してから Oracle メニューから 値リスト を選択することで フィールドの値リストを取得できることを示します 一部の値リストはドロップダウン メニューとして表示されます 必須フィールド : 必須フィールドはアスタリスク (*) で示されます コンテキストの表示 : コンテキストの表示ボタンをクリックすると ワークシートの最上部の仕訳ワークシート コンテキスト情報が表示または非表示になります ヘッダーの表示 : ヘッダーの表示ボタンをクリックすると コンテキスト情報のすぐ下にある仕訳ワークシート ヘッダー情報が表示または非表示になります 4-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

31 スプレッドシートからのデータのアップロード 4.3 スプレッドシートからのデータのアップロード スプレッドシートを作成および変更後 そのデータを Oracle Applications にアップロードできます 手順スプレッドシートから Oracle Applications にデータをアップロードする手順は 次のとおりです 1. スプレッドシートを表示中 Oracle メニューから アップロード を選択します アップロード パラメータ ウィンドウが表示されます 2. 目的のパラメータを選択します 詳細は 項 アップロード パラメータの使用方法 を参照してください 注意 : 選択したインテグレータ およびシステム管理者が BNE パラメータ設定の許可 プロファイル オプションを使用してアップロード パラメータの選択を禁止したかどうかに応じて 選択できるアップロード パラメータがない場合があります 3. アップロード をクリックしてアップロード プロセスを開始します アップロード プロセスの完了後 アップロード ウィンドウに アップロードが正常に実行されたかどうかが示されます 無効な値を含むすべての行を識別するメッセージが スプレッドシートに戻されます アップロードした行が無効であることが判明すると スプレッドシート内のデータは一切アップロードされません スプレッドシートを正常にアップロードするには すべてのエラーを訂正する必要があります アップロード パラメータの使用方法 アップロード プロセスを制御するオプションにアクセスできる場合があります 次の任意の数のパラメータが使用できます アップロードする行 : スプレッドシート内のどの行をアップロードするかを制御します すべての行 : 変更されたかどうかにかかわらず スプレッドシート内のすべての行をアップロードする場合に選択します フラグ付きの行 : スプレッドシートの アップロード 列でフラグ文字によりマークされている行のみをアップロードする場合に選択します フラグ文字は 変更されている行に対して表示されます アップロードする前の検証 : 推奨されるパラメータです 事前検証により 無効なデータが Oracle Applications にアップロードされるのを防ぐことができます 事前検証は インポート プロセスが非常に長くなると予測される場合 または夜間など 無人の状態で実行する予定である場合に役立ちます 文書の作成 4-5

32 コンカレント要求のモニター 4.4 コンカレント要求のモニター 一部のインテグレータのアップロード プロセスでは インタフェース表にアップロードしたデータを Oracle Applications にインポートするコンカレント プログラムが起動します スプレッドシートからコンカレント要求をモニターできます 手順 1. コンカレント要求をモニターするには Oracle モニター を選択します 2. モニターする特定の 要求 ID を入力するか すべての要求をモニターする場合はこのフィールドを空白のままにします モニターする要求を絞り込むには メニューから 完了 処理中 または 両方 を選択します リフレッシュ を選択し モニター モニター をクリックして要求のステータスを更新します 要求のリストを表示するには 各要求を選択して モニター をクリックします 要求 ID または所有者によって要求を検索できます 検索するには 検索基準 セクションを拡張します 4.5 スプレッドシートへの行の追加 オープン スプレッドシートに行を追加する手順は 次のとおりです 手順 1. ツール 保護 シート保護の解除 を選択し スプレッドシートの保護を解除します 2. スプレッドシートの明細セクションで行を選択します 3. 挿入 行 を選択します 4. 挿入 行 の選択を繰り返し 必要な数の行を追加します 追加した行の アップロード 列にはフラグが表示されます 5. ツール 保護 保護シート を選択し スプレッドシートを保護します 4.6 スプレッドシートのディスクへの保存 作成したスプレッドシートをディスクに保存できます 手順 1. ファイル 別名保存 を選択します 2. 保存するファイルの目的の場所を探します 3. OK をクリックします 4-6 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

33 スプレッドシートへのデータのダウンロード 4.7 保存済スプレッドシートのオープン ディスクに保存した Web ADI スプレッドシートをオープンできます 手順 1. スプレッドシートをオープンします 2. Oracle メニューの任意のオプション ( アップロード モニター ダウンロード 値リスト 情報 ) の使用を試行します 3. Oracle Applications へのログインを求めるプロンプトが表示されます 4. 職責を選択します オープンするスプレッドシートの作成に使用したものと同じ職責を選択する必要があります 5. 必要に応じてスプレッドシートを変更します 6. 変更が完了した後で スプレッドシートをアップロードまたは保存します 4.8 スプレッドシートへのデータのダウンロード ダウンロードすることにより スプレッドシートにインポートしたデータをリフレッシュできます スプレッドシートにインポート データが含まれない場合 ダウンロードは使用できません 手順 Oracle ダウンロード を選択して インポート データをリフレッシュします 注意 : ダウンロード を使用してデータをリフレッシュすると スプレッドシート上の新規データ行またはその他の変更が上書きされます ダウンロード は 元のデータを使用して最初から作成しなおす場合のみ使用するようにしてください 文書の作成 4-7

34 スプレッドシートへのデータのダウンロード 4-8 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

35 5 Oracle General Ledger での仕訳の作成 この章を構成する項は 次のとおりです 5.1 項 仕訳の作成の概要 5.2 項 仕訳の作成 5.3 項 仕訳スプレッドシートのマッピング 5.4 項 機能通貨実績仕訳 5.5 項 外貨実績仕訳 5.6 項 予算仕訳 5.7 項 予算引当仕訳 5.8 項 逆仕訳 5.9 項 付加価値税 (VAT) 仕訳 Oracle General Ledger での仕訳の作成 5-1

36 仕訳の作成の概要 5.1 仕訳の作成の概要 Web ADI は Oracle General Ledger との統合を提供しており 仕訳インテグレータによる仕訳の作成が可能です General Ledger 仕訳インテグレータにより 繰り返し変更およびアップロードできる仕訳スプレッドシートを定義できます Web ADI では General Ledger で定義された勘定科目 セキュリティ ルールおよび参照情報と比較してデータが検証されます Web ADI によるデータ検証の終了後は General Ledger に仕訳を自動的にアップロードできます General Ledger 仕訳インテグレータにより 次の操作を実行できます レイアウトを定義してスプレッドシートをカスタマイズできます 仕訳ワークシート フィールドのデフォルト値を定義できます Excel の強力なスプレッドシート機能を使用できます たとえば 算式を使用して仕訳金額を計算できます 仕訳ワークシートをファイルに保存できます このファイルは ネットワークから切断されていても 後で別の PC に転送してさらに変更を加えることができます ユーザーは 仕訳スプレッドシートを保存してから 月 1 回など適切なときにアップロードすることで 定期的に仕訳を入力できます 5.2 仕訳の作成 仕訳インテグレータを使用して General Ledger 仕訳のスプレッドシートを作成するには 次の手順を実行します General Ledger のガイドラインおよびルールについては Oracle General Ledger ユーザーズ ガイド を参照してください 前提条件 会計帳簿を定義します 仕訳ワークシートでは 平均残高処理が可能な会計帳簿に対する有効日および逆仕訳日の入力がサポートされています 会計帳簿について 1 つ以上の会計期間をオープンします 第 4 章 文書の作成 の説明に従ってスプレッドシートを作成します General Ledger での次のプロファイル オプションの設定を管理者に依頼します GLDI: 換算済仕訳しきい : Web ADI により 換算済通貨仕訳のセットしきい金額範囲内での貸借一致が 仕訳のアップロード前に強制されます GLDI: 会計日による貸借一致 : Web ADI により 仕訳金額の会計日による貸借一致が仕訳のアップロード前に強制されます GLDI: グループ ID の作成 (GLDI_CREATE_GROUP_ID): ( このオプションを有効にすると Web ADI により 仕訳のアップロード時にグループ ID が自動的に生成されます GL に転記された仕訳を特定の Web ADI ユーザーまでトレースする場合に このプロファイル オプションを使用します 内部ユーザー ID 内部ユーザー ID とユリウス日付の組合せまたは自動連番に基づいてグループ ID を生成するよう選択できます ADI: 機能セキュリティの使用 (ADI_USE_FUNCTIONAL_SECURITY): ( ユーザー プロファイルに対して Yes に設定することで ユーザーのアップロードを禁止できます 有効にした場合 アップロードを可能にするには ユーザーの現在の職責に割り当てられたメニューに 予算仕訳の入力 仕訳データの入力 予算引当の入力 および 仕訳のインポート のいずれかの機能が含まれる必要があります 職責がこれらの機能にアクセスできない場合 ユーザーが Excel の Oracle メニューから アップロード を選択したときに エラーを受け取ります Web ADI: パラメータ設定の許可 : 有効にした場合 ユーザーはアップロード パラメータを変更できます 5-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

37 仕訳の作成 ログイン Oracle Applications 職責デスクトップ統合 ナビゲーション個人ホームページ デスクトップ統合 文書の作成 手順仕訳を作成する手順は 次のとおりです 1. 第 4 章 文書の作成 の説明に従ってスプレッドシートを作成します 文書の作成 ページ フローの使用中に 次のように選択します ビューワ : Excel インテグレータ : GL - 仕訳 内容 : テキスト ファイル ( オプション ) 2. 必要に応じてスプレッドシートを変更します 仕訳明細ごとに勘定科目を入力するには 勘定科目を直接入力するか または値リストから選択します 仕訳明細ごとに 借方 または 貸方 金額を入力します Excel の算式を使用して金額を入力できます ワークシート レイアウトをカスタマイズした場合 指定したオプション フィールドについて情報を入力します 3. Oracle アップロード を選択して General Ledger に仕訳をアップロードします 詳細は 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード を参照してください 注意 : 逆仕訳期間 を指定していても 逆仕訳 フィールドを空白のままにした場合 そのスプレッドシートの仕訳アップロード プロセスは失敗します 仕訳のアップロードには インタフェース表にデータをアップロードしてから そのデータを General Ledger にインポートするという 2 段階のプロセスがあります 仕訳のアップロード - アップロード パラメータ仕訳スプレッドシートをアップロードする場合 次のアップロード パラメータを使用できます アップロードする行 : スプレッドシート内のどの行をアップロードするかを制御します アップロードする前の検証 : 推奨されるパラメータです アップロードする前に仕訳データを事前検証するには このチェック ボックスを選択します 事前検証を実行すると 仕訳インポート プロセスが検証エラーにより失敗する可能性が最小限に抑えられます 仕訳インポートの自動発行 : アップロードの完了後にインポート プロセスを自動的に起動するには このチェック ボックスを選択します アップロードが正常に実行された場合 インポート コンカレント要求が発行されます 詳細は 4.4 項 コンカレント要求のモニター を参照してください 仮勘定にエラーを転記 : 勘定科目エラーが発生した場合 仕訳インポート プログラムにより エラーが事前定義済仮勘定に転記されます この機能が動作するには General Ledger で仮勘定転記が有効である必要があります 要約仕訳の作成 : 仕訳インポートで 同じ勘定科目 期間および通貨を共有するすべての取引を要約するには このチェック ボックスを選択します Oracle General Ledger での仕訳の作成 5-3

38 仕訳スプレッドシートのマッピング 付加フレックスフィールド : スプレッドシートに付加フレックスフィールドが含まれる場合 Web ADI によりこの情報がインタフェース表にアップロードされた後 インポート プログラムでこの情報がインポートされるようにするかどうかを決定します * インポートしない : スプレッドシート内の付加フレックスフィールド情報は インタフェース表から Oracle Applications にインポートされません * データ検証なしインポート : インポート プログラムで 付加フレックスフィールド値を検証せずにインポートする場合に選択します * データ検証ありインポート : インポート プログラムで 付加フレックスフィールド値を検証およびインポートする場合に選択します 5.3 仕訳スプレッドシートのマッピング マッピングの定義 ウィンドウで ターゲット列によっては ソース列 の ID 値をユーザー値に変換し スプレッドシートにダウンロードできます 特定の列で ID の変換がサポートされているかどうかを調べるには その列を選択し 参照 参照 をクリックします その列で ID 変換がサポートされている場合は その列名の 参照 の下にチェック ボックスが表示されます ID 変換を実行するには 目的の列の 参照 チェック ボックスを選択します General Ledger 仕訳インテグレータの場合 次のターゲット列にマップされたソース列内の ID 値を 次に示すように変換できます 残高タイプ : GL_LOOKUPS から DESCRIPTION を選択 (LOOKUP_CODE = ID 値 ) 予算引当タイプ : GL_ENCUMBRANCE_TYPES から ENCUMBRANCE_TYPE を選択 (ENCUMBRANCE_TYPE_ID = ID 値 ) 予算名 : GL_BUDGET_VERSIONS BV GL_BUDGETS B から BV.BUDGET_NAME を選択 (BV.BUDGET_VERSION_ID = ID 値 ) 仕訳タイプ : GL_LOOKUPS から MEANING を選択 (LOOKUP_CODE = ID 値 ) 逆仕訳 : FND_LOOKUPS から MEANING を選択 (LOOKUP_CODE = ID 値 ) 5.4 機能通貨実績仕訳 レイアウト 選択した会計帳簿について機能通貨を使用して実績仕訳を作成するには General Ledger 仕訳インテグレータを使用します 最初に関連フィールドによりレイアウトを定義してから このレイアウトを使用して仕訳スプレッドシートを作成する必要があります 機能通貨実績仕訳を作成するには 事前定義済のレイアウトを使用するか または独自のレイアウトを定義できます General Ledger 仕訳インテグレータには 次のレイアウトが用意されています 機能通貨実績 - 単一 : 選択した会計帳簿について機能通貨を使用し 単一実績仕訳を作成します 機能通貨実績 - 複数 : 選択した会計帳簿について機能通貨を使用し 複数の実績仕訳を作成します 独自のレイアウトを定義する場合は 次の操作が必要です コンテキスト リージョンに 残高タイプ を表示します 残高タイプ の デフォルト値 に 実績 と入力します 残高タイプ の デフォルト タイプ を 定数 に設定します 5-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

39 外貨実績仕訳 仕訳の作成 機能通貨実績レイアウトを使用してスプレッドシートを作成した後 次の手順を実行し 仕訳情報を入力およびアップロードします 手順 1. カテゴリ ソース 通貨 および 記帳日 の値を選択および入力します 注意 : 仕訳ワークシートでは 平均残高処理が可能な会計帳簿に対する有効日および逆仕訳日の入力がサポートされています 2. 仕訳明細ごとに勘定科目を入力するには 勘定科目を直接入力するか または値リストから選択します 3. 仕訳明細ごとに 借方 または 貸方 金額を入力します Excel の算式を使用して金額を入力できます 4. スプレッドシートをカスタマイズした場合 指定したオプション フィールドについて情報を入力します 5. Oracle アップロード を選択して General Ledger にスプレッドシートをアップロードします 詳細は 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード を参照してください 5.5 外貨実績仕訳 レイアウト 外貨を使用して実績仕訳を作成するには General Ledger 仕訳インテグレータを使用します 外貨は 選択した会計帳簿の機能通貨と異なる通貨です 最初に関連フィールドによりレイアウトを定義してから このレイアウトを使用して仕訳スプレッドシートを作成する必要があります 外貨実績仕訳を作成するには 事前定義済のレイアウトを使用するか または独自のレイアウトを定義できます General Ledger 仕訳インテグレータには 次のレイアウトが用意されています 外貨実績 - 単一 : 外貨を使用して単一の実績仕訳を作成します 外貨実績 - 複数 : 外貨を使用して複数の実績仕訳を作成します 独自のレイアウトを定義する場合は 次の操作が必要です コンテキスト リージョンに 残高タイプ を表示します 残高タイプ の デフォルト値 に 実績 と入力します 残高タイプ の デフォルト タイプ を 定数 に設定します 換算タイプ 換算レート および 換算日 をレイアウトに追加します 換算レート および 換算日 はどちらも 明細リージョンまたはヘッダー リージョンのいずれかに含まれる必要があります Oracle General Ledger での仕訳の作成 5-5

40 予算仕訳 仕訳の作成 外貨実績レイアウトを使用してスプレッドシートを作成した後 次の手順を実行し 仕訳情報を入力およびアップロードします 手順 1. カテゴリ ソース 通貨 記帳日 および 換算タイプ の値を選択および入力します 2. 必要に応じて 換算日 または 換算レート ( あるいはその両方 ) を入力します 換算タイプ で ユーザー を選択した場合 換算レート を入力する必要があります 換算日 は入力しません ユーザー 以外の換算タイプを選択した場合 換算日 を入力する必要があります 換算レート は入力しません 仕訳のインポート時に General Ledger によりレートが指定されます 3. 仕訳明細ごとに勘定科目を入力します 4. 仕訳明細ごとに 借方 または 貸方 金額を入力します 注意 : General Ledger では 外貨金額の換算値が自動的に計算されます レイアウトの更新 ウィンドウでオプション フィールド 換算済借方 および 換算済貸方 を選択して この値を上書きできます General Ledger では 入力した換算値が使用されます 5. 仕訳スプレッドシートのオプション フィールドについて情報を入力します 6. Oracle アップロード を選択して General Ledger にスプレッドシートをアップロードします 詳細は 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード を参照してください 5.6 予算仕訳 レイアウト 予算に対して転記される仕訳を作成するには General Ledger 仕訳インテグレータを使用します 最初に関連フィールドによりレイアウトを定義してから このレイアウトを使用して仕訳スプレッドシートを作成する必要があります 予算仕訳を作成するには 事前定義済のレイアウトを使用するか または独自のレイアウトを定義できます General Ledger 仕訳インテグレータには 次のレイアウトが用意されています 予算 - 単一 : 予算に対して転記される単一仕訳を作成します 予算 - 複数 : 予算に対して転記される複数の仕訳を作成します 独自のレイアウトを定義する場合は 次の操作が必要です コンテキスト リージョンに 残高タイプ を表示します 残高タイプ の デフォルト値 に 予算計画 と入力します 残高タイプ の デフォルト タイプ を 定数 に設定します 組織 予算名 および 期間 をレイアウトに追加します 組織 フィールドはヘッダー リージョンに追加する必要があります 5-6 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

41 予算引当仕訳 仕訳の作成 予算レイアウトを使用してスプレッドシートを作成した後 次の手順を実行し 仕訳情報を入力およびアップロードします 手順 1. カテゴリ ソース 通貨 組織 予算名 および 期間 の値を選択および入力します 注意 : 予算仕訳には 記帳日 は必要ありません 2. 仕訳明細ごとに勘定科目を入力するには 勘定科目を直接入力するか または値リストから選択します 3. 仕訳明細ごとに 借方 または 貸方 金額を入力します Excel の算式を使用して金額を入力できます 4. スプレッドシートをカスタマイズした場合 指定したオプション フィールドについて情報を入力します 5. Oracle アップロード を選択して General Ledger にスプレッドシートをアップロードします 詳細は 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード を参照してください 注意 : 予算仕訳は貸借一致する必要はありません 5.7 予算引当仕訳 レイアウト 仕訳を作成して予算引当残高を更新するには General Ledger 仕訳インテグレータを使用します 最初に関連フィールドによりレイアウトを定義してから このレイアウトを使用して仕訳スプレッドシートを作成する必要があります 予算引当仕訳を作成するには 事前定義済のレイアウトを使用するか または独自のレイアウトを定義できます General Ledger 仕訳インテグレータには 次のレイアウトが用意されています 予算引当 - 単一 : 単一仕訳を作成して予算引当残高を更新します 予算引当 - 複数 : 複数の仕訳を作成して予算引当残高を更新します 独自のレイアウトを定義する場合は 次の操作が必要です コンテキスト リージョンに 残高タイプ を表示します 残高タイプ の デフォルト値 に 予算引当 と入力します 残高タイプ の デフォルト タイプ を 定数 に設定します 予算引当タイプ をレイアウトに追加します Oracle General Ledger での仕訳の作成 5-7

42 逆仕訳 仕訳の作成 予算引当レイアウトを使用してスプレッドシートを作成した後 次の手順を実行し 仕訳情報を入力およびアップロードします 手順 1. 記帳日 通貨 カテゴリ ソース および 予算引当タイプ の値を選択および入力します 2. 仕訳明細ごとに勘定科目を入力するには 勘定科目を直接入力するか または値リストから選択します 3. 仕訳明細ごとに 借方 または 貸方 金額を入力します Excel の算式を使用して金額を入力できます 4. スプレッドシートをカスタマイズした場合 指定したオプション フィールドについて情報を入力します 5. Oracle アップロード を選択して General Ledger にスプレッドシートをアップロードします 詳細は 4.3 項 スプレッドシートからのデータのアップロード を参照してください 注意 : 予算引当仕訳は貸借一致する必要はありません 5.8 逆仕訳 予算引当仕訳 外貨実績仕訳および機能通貨実績仕訳に対して 逆仕訳を作成できます 逆仕訳を作成する場合は 次のフィールドをレイアウトに追加します 逆仕訳 逆仕訳期間 5.9 付加価値税 (VAT) 仕訳 VAT 情報を機能通貨仕訳および機能通貨実績仕訳に含めることができます VAT 情報を含める場合は 次のすべてのフィールドをレイアウトに追加します VAT コンテキスト 請求日 税金コード 請求書識別子 請求書金額 5-8 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

43 A よくある質問 この付録では Oracle Web Applications Desktop Integrator(Web ADI) に関するよくある質問をリストしています Budget および Oracle Assets 用の Web ADI インテグレータを開発する計画はありますか Budget および Oracle Asset の統合を提供することは最優先事項であり General Ledger 仕訳インテグレータの初期リリース後最初のソリューションに含められる予定です ADI クライアント サーバー バージョンはまだサポートされていますか クライアント サーバー バージョンの最新リリースがサポートされています Web ADI コンポーネントをデスクトップにインストールする必要がありますか いいえ Microsoft Internet Explorer および Microsoft Excel が必要です Web ADI で使用できる Excel のバージョンは何ですか 現時点では Excel および XP がサポートされています Web ADI で必要となるインターネット ブラウザは何ですか Internet Explorer 5 以上が必要です 新規インテグレータはどのように追加されますか インテグレータは 追加パッチを適用することでインスタンスに追加されます イントラネット ブラウザのセキュリティ設定 スクリプトを実行しても安全だとマークされていない Active X コントロールの初期化とスクリプトの実行 を ダイアログを表示する に設定する必要があるのはなぜですか Web ADI では スプレッドシートを作成できるように Internet Explorer が Excel に接続する必要があります ActiveX コントロールが実際にダウンロードまたは実行されることはありません これは特殊な名前をもつセキュリティ設定です HTML 文書が Excel への接続を試行した場合 Internet Explorer はセキュリティ設定を参照し この接続を許可するかどうかを決定します デフォルトのインストールでは この特定のセキュリティ設定は 無効にする に設定されています この設定は Web ADI の要求が拒否され スプレッドシートを作成できないことを意味します このような要求のすべてが有効であると想定できないため この値を 有効にする に設定しないことをお薦めします 適切な中間の立場となるのが ダイアログを表示する の設定であり この設定では Internet Explorer から Excel を起動しようとするとダイアログ ボックスが表示されます エンド ユーザーにセキュリティに関する懸念がある場合 無効にする を選択できます これにより ダイアログは次に進まず スプレッドシートは作成されません ユーザーがスプレッドシートの作成を希望する場合 要求の処理を許可すれば次に進めます ユーザーは このダイアログが表示される前に Web ADI ユーザー インタフェース内の 文書 よくある質問 A-1

44 の作成 ボタンをクリックしているため 単にスプレッドシートの作成を要求したことがわかっており セキュリティ上の理由から今度は Internet Explorer によりスプレッドシートの作成を許可することの確認が要求されている点に注意してください 結論として Web ADI では ActiveX コントロールのダウンロードは不要であり Internet Explorer から Excel を起動するには許可を要求します Web ADI はシングル サインオンで機能しますか はい ただし 追加の構成手順があります 詳細は Oracle Web Applications Desktop Integrator インプリメンテーション ガイド を参照してください PHP で Web ADI フォーム機能を選択した後 ログイン ページを通過できないのはなぜですか.dbc ファイルで定義される GUEST ユーザー名は Oracle Applications ユーザー名と同じにはできません Web ADI フォーム機能を選択した場合 データベースへのゲスト ログインは.dbc 設定に基づいて実行されます Web ADI アプリケーションでは ログイン名およびパスワードの検証 またはシングル サインオン (SSO) サーバー サポートが使用可能であることを確認するためのプロファイル オプションの取得などの処理を試行する前に データベースにログインする必要があります ゲスト ユーザー アカウントに関する参照情報については Oracle Applications システム管理者ガイド を参照してください 別の言語が動作する PC にスプレッドシートをコピーできますか スプレッドシートは 次の条件下において 言語が動作している複数のオペレーティング システム間でコピーできます Windows 98 NT 2000 ME または XP の任意の言語で生成されたスプレッドシートを 任意の言語が動作する Windows NT 2000 または XP マシンにコピーして使用できます Windows 98 または ME マシンにコピーするスプレッドシートは 同じ言語が動作するオペレーティング システム上で生成する必要があります キーおよび付加フレックスフィールド情報をスプレッドシートに入力する際に 参照フィールドはサポートされていますか 参照フィールドは現在サポートされていませんが この Oracle Applications フレックスフィールド機能をサポートする計画があります この機能の最新ステータスについては Enhancement を参照してください レポートの公開およびドリルダウンなどの要求センター機能は Web ADI にも組み込まれるのでしょうか Web に移行された要求センター機能は Report Manager の一部となります Web ADI はレポート ツールとなるようには設計されていません Web ADI は デスクトップ上にある文書 ( スプレッドシート ワープロ プロジェクト計画 ) からの情報のダウンロードおよびアップロードを可能にすることに焦点が当てられています 現在 要求センターは Web の独立した製品 (Report Manager) に移行中です すべての機能が 1 対 1 で移されるわけではありません DBI RXi および Reports 9i など 他のレポート プロジェクトを考慮して移行を実行しています つまり 要求センターに固有の要求センター機能 (FSG 公開 テーマ管理および属性セット管理など ) のみを移行することになります 現在 FSG の Web ベースでの発行および公開を設計しています 要求センター ユーザーの大多数は Web での FSG 発行および公開を希望しているため その機能を重点的に開発しています クライアント / サーバー ADI 機能を Web に移行すると 次の 2 つの製品が生成されます デスクトップ統合用の Web ADI レポート公開 配布およびプレゼンテーション用の Report Manager A-2 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

45 データ入力用の 10 行のみが含まれるスプレッドシートが作成されます 10 を超えるレコードを入力できるように行数を増やすにはどうすればよいでしょうか 行数を増やすには 次の操作が必要です 1. ツール 保護 シート保護の解除 を選択し シートの保護を解除します 2. 行セクションで行を選択します 3. 挿入 行 を選択します Web ADI ワークシート全体を別のワークブックにコピーできますか ワークシート全体を別のワークブックにコピーすることはできません ただし あるシートから別の Web ADI シートに行の値をコピーし アップロードできます ワークシート全体のコピーがサポートされていないのは Excel で行および列のみがコピーされるためです Web ADI ワークシートの背景にあるマクロ コードは新しいシートにコピーされないため Web ADI 機能 ( アップロードまたは値リストなど ) はどれも動作しません よくある質問 A-3

46 A-4 Oracle Web Applications Desktop Integrator ユーザーズ ガイド

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