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ようたやがい
5 years ago
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1 概要版 ~ 信頼される学校教育を推進するために ~ 子どもはかけがえのない存在であり一人一人がいのち輝く人間として生きていることが県民の願いです学校においては子どもたちに自分を大切に思える気持ち ( 自尊感情 ) を育むいのちの教育を大切にしていく必要があります体罰等の問題を考えるということは子どもの人格人権いのちを考えることです体罰や暴言等の不適切な行為は絶対にしないという強い意志を持って子どもと向き合い共感的な対話と毅然とした態度による指導で子どもたちの心を動かし自立を促していくことができるように努力していくことですそしてどのような時でもまだまだ未熟な自分が未来の宝である子どもたちを教育しているという自覚を持ち絶えず自分の行為を振り返りながら指導に当たることが大切です誰もが多くの欠点や心の弱さを持っておりますが私たち一人一人が子どもの手本となる師表たる教員をめざす努力をし学校が一丸となって信頼される学校教育を進めていきましょう山形県教育委員会 - 平成 25 年 7 月 -

2 1 体罰について 1 体罰否定の指導観を持ちましょう体罰は児童生徒の心と身体を痛めるだけでなくその後の行動や成長に悪影響を与えることを強く認識する必要があります 2 体罰と受け取られるような行為は回避しましょう叱咤激励のつもりの行為が体罰に受け取られる事があります一方的な思い込みをなくし児童生徒の立場になった指導を心がけることが大切です 3 児童生徒の暴力行為については毅然とした態度で対応しましょう周りの児童生徒が安心して学べる環境を確保するためにも教職員が一体となりチームや組織として対応することが大切です教員や他の児童生徒に対しての暴力行為が見られ抑制するためにやむを得ず有形力を行使した場合それは正当防衛又は正当行為になります < 体罰の定義 > 体罰は教員が児童生徒に対し身体に対する侵害を内容とするもの( 殴る蹴る等 ) 児童生徒に肉体的苦痛を与えるようなもの( 正座直立等特定の姿勢を長時間にわたって保持させる等 ) に当たると判断される行為で法律でも禁止されています身体に対する侵害を内容とするもの殴る蹴る突き飛ばして転倒させる平手打ち頭を平手で叩く物を投げつけ生徒に当てる頬をつねる頬を殴打する等肉体的苦痛を与えるもの居残りや別室指導で生徒を長く留め置きトイレや給食の許可を与えない必要以上に長時間の正座をさせること等 < 体罰の判断 > 当該児童生徒の年齢健康心身の発達状況行為が行われた場所や時間等の環境懲戒の態様等の諸条件を総合的に考え一つ一つの事案ごとに客観的に考慮して判断する必要があります -2-

3 2 暴言等の不適切な行為について 1 暴言等の不適切な行為は児童生徒の心を傷つけ自尊感情を低下させてしまうことを認識しましょう脅しや配慮のない言葉等で精神的な苦痛を与えることは言葉の暴力で児童生徒の人格や人権を無視した行為です体罰と同じように絶対否定の指導観に立つことが大切です不適切な行為とは教員として信用を失墜するだけでなく人間としても恥ずかしい行為です 2 自分の言葉や行為が児童生徒にどのような影響を与えるか相手の立場で考える習慣を身に付けましょう暴言等の不適切な行為は体罰以上に児童生徒の心を傷つけ非行等の問題行動や不登校等の要因になることもあります暴言の例人格否定の言葉邪魔だやめてしまえ最低な奴だ人間のくずだ自尊感情を著しく低下させる言葉お前はだめな奴だお前みたいな奴がいるから身体や容姿をけなす言葉チビデブブスキモイその他の不適切な行為の例自尊感情を低下させる行為恐怖感を与える行為不利益を被る行為精神的負担を与える行為多くの人の前での過周りの物にあたる安易で理不尽な連過度な練習度な叱責辱め ( 蹴飛ばす激しく叩く帯責任実現不可能な課題投げつける破り捨てる ) 体罰が子どもに与える影響 ~ 仙台大学菊地直子先生の講演より ~ 体罰は信頼していた年長者 ( 親保護者先生等 ) から子どもの気持ちを無視して感情的身体的に勝手に扱われる虐待に酷似しています体罰 ( 虐待 ) を受けた子どもには極めて重い心理的な影響を及ぼします < 具体的な特徴例 > 人から愛される自信がない何をしても自分が不十分な気がしてしまう他人の感じ方や行動を自分のせいだと思い自分を責める自分で決定したり計画したりすることができない誰かにすぐ依存する毎日が楽しくない生きている意味がわからない自分の欲求に無関心拒絶や見捨てられることが怖い常に他者から正しいと認められていたい -3-

4 県内体罰の状況 ( 山形県体罰実態調査結果平成 25 年 4 月より ) 体罰が行われた場面授業中放課後休み時間部活動学校行事ホームルームその他小学校中学校公立高校授業中部活動部活動小学校では教室での授業の場面で集中できない児童への体罰が多くなっています小学校中学校公立高校 0% 20% 40% 60% 80% 100% 体罰が行われた場所教室職員室運動場体育館生徒指導室廊下階段その他教室運動場体育館運動場体育館 0% 20% 40% 60% 80% 100% 体罰の具体的な態様素手で殴る棒で殴る蹴る投げ転倒殴る蹴るその他中学校や高校では体育館等での部活動の場面で雰囲気を引き締めるために行った体罰が多い傾向にあります小学校中学校公立高校素手で叩く殴る素手で叩く殴る素手で叩く殴る 0% 20% 40% 60% 80% 100% 体罰の具体的な態様はとっさに平手やげんこつで叩く行為がほとんどです体罰の背景や原因として考えられること教師の指導観に問題が? 責任感気負いあせり感情自分がやらねば最初が肝心示しがつかない指導の行き詰まり何度言っても繰り返すどう指導したらよいのかわからない勝利至上精神主義の部活動何が何でも勝ちたい子どもの態度がきっかけに? 挑発的な態度暴言きまりを守らず反抗するうそをつく授業に参加しない他の児童生徒への迷惑授業中ふざける集団行動を乱す部活動での態度練習をさぼる部員をいじめる -4-

5 学校が取り組む根絶対策学校全体の体制づくり指導が困難な児童生徒への組織的な対応管理職と教職員教職員同士が気軽に相談できる職場づくり児童生徒や保護者の相談体制の整備児童生徒と一体となって進める規律ある学校づくり各学校の状況に応じた一校一改善の実践校長の役割未然防止に向けた恒常的な取組と研修の充実体罰発生時の報告と再発防止の徹底部活動の指導状況の把握と助言児童生徒や保護者への説明教員一人一人の努力師表たる教員としての自覚と継続的な努力体罰等に関する正しい認識と確認児童生徒への指導についての自問自答による評価改善疑問や悩みを抱え込まない迅速且つ積極的な報告相談怒りを自己コントロールする力の強化 -5-

6 1 児童生徒理解に基づく個に応じた指導を心がけましょうどの学級にもちょっと気になったり特別な支援が必要だったりする児童生徒が存在しますその指導の悩みがストレスにつながり体罰や暴言等の不適切な行為となることが多くなっていますまずは児童生徒理解に基づく個に応じた指導をしていくことが大切ですそれぞれの児童生徒の持ち味を大事にしながら欠点指摘から伸びの承認へ一人一人の力を最大限に伸ばすことを目標にしましょう 2 問題場面でも体罰によらない適切な指導ができる力を身に付けましょう問題場面での適切な指導のポイント 1 頭ごなしに叱責する前に一呼吸を入れて状況をよく把握しましょう 2 共感的な対話で問題場面や行動等を振り返りましょう理由をもとに反省を促しこれからの行動を共に考える子どもとしっかりと向き合い教師や親の思いを語る 3 教育上必要と考えた時は毅然とした態度で厳しい指導も必要です叱咤激励励まし奮い立たせ元気づけること人により状況に応じて厳しく叱り自分の生き方を考えさせること諭す物事の道理を理解納得させるため話し聞かせ教え導くこと部活動等で適度な肉体的精神的負荷を伴う指導をすること教員に認められている懲戒には注意叱責居残り別室指導起立宿題学校当番の割当て文書指導等があります特別な支援を必要とする児童生徒への配慮発達障がいのある児童生徒は個別的な場面よりも通常の学級の集団生活の中でつまずきや困難を示している場合が多く見られますうまく取り組めない原因をわがままや努力不足やる気がない等の問題であると受け止められがちですその結果支援がないままに見逃されていたり無理強いや強引な対応をされたりする等適切な対応がされないために状態が改善されない場合も見られます厳しい叱責や体罰暴言等の不適切な行為もこのような時に行われることがあります発達障がいのある児童生徒は物事の見方とらえ方感じ方などに他の児童生徒とは少し違う特性があることを理解してその子の困り感に寄り添いながら適切な指導をすることが大切です -6-

7 1 生徒のニーズや意見を反映させた目標や計画を策定し生徒の意欲や自主的自発的な取組を大切にしましょう < 生徒のニーズや意見を反映させた目標計画の策定 > 顧問教員だけに任せない校内体制の整備運営と保護者への説明理解年間を通したバランスのとれた活動内容の工夫活動期間時間の配慮外部指導者等との連携体制の整備共通理解 < 生徒の意欲や自主的自発的な活動の促進 > 練習の目的方針内容方法等についての説明と共通理解指導者と生徒上級生と下級生生徒間の良好な人間関係づくり活動の振り返りとその後への反映 2 指導経過の反省を活かし科学的な指導内容方法を積極的に取り入れ指導者としての資質を高めましょう < 指導者としての資質能力の向上 > スポーツ科学の視点に立った効果的な運動メニューの構成学校内外での指導力向上に向けた研修の奨励運動部活動のマネジメント力コミュニケーション力の向上 3 生徒の技能や体力の程度を考慮した肉体的精神的負荷や厳しい指導と体罰等とを区別した練習を進めましょう < 体罰根絶に向けた指導者としての意識改革 > 指導者の苛立ちや叱責はマイナス要因賞賛と助言はプラス要因目的や量を明確にした反復練習一人一人の技能に応じた練習方法の吟味事故防止安全確保に留意した指導生徒の健康管理の充実認めがたい又は限界を超えた肉体的精神的負荷 1 長時間の無意味な正座直立等特定の姿勢での反復行為 2 炎天下の中で水を飲ませないでの長時間ランニング 3 受け身のできない投げや参ったの意思表示後の攻撃 4 防具で守られていない部位への打突の繰り返し 5 パワハラとなる脅し威圧威嚇的な発言や行為 6 特定の生徒への独善的な執拗かつ過度な肉体的精神的負荷 ~ 運動部活動のあり方に関する調査研究報告書 ( 平成 25 年 5 月 27 日 ) より ~ -7-

8 県内で実際にあった体罰の事案やよくありがちな不適切な行為の例を振り返り適切な指導について考えます授業の場面では < 事例 1 繰り返し何度も忘れ物をする > 体罰事案宿題を忘れてきた児童に対して教卓の横に呼び理由も聞かずに昨日も宿題をやってこないしどういう事だ! と怒鳴り頭をげんこつで叩いた上持っていた教科書の平らな面でその子の頬を叩いた不適切な行為自分で自分の頭をげんこつさせる罰として本人の力量以上の課題を課す宿題をしてきた班内の子ども達にも同一の罰を与える適切な指導宿題を忘れた理由について休憩時間を活用して聴き取ったり紙に書かせたりして振り返りや反省をさせるこれなら次はできそうだ! という今後の見通しを持てるような具体策を考える等その子に応じた支援を行う放課後にやってこなかった内容をしっかり提出させてから帰宅させるまた保護者と連携し指導方針を伝える < 事例 2 私語やいたずら居眠りが多い > 体罰事案いつも隣の生徒にいたずらをしたりわざとペンや消しゴムを落としたりして授業を邪魔する生徒が居眠りを始めたため胸ぐらを掴みいい加減にしろ正座! と言い教室の後ろに長時間正座させた不適切な行為迷惑をかけるのは人間のくずだ! と怒鳴る適切な指導いたずらをやめさせ担任の前に机を移動して学習させる学級に迷惑をかけたことでみんなに役に立つ活動を考え実行させみんなから認められる場面を設定する保護者にも連絡し指導見届けを確実に行う -8-

9 生徒指導の場面では < 事例 3 体罰事案約束やきまりを守らない > 生徒会で決めた学校のきまりをいつも無視し不要物の持ち込みや髪の毛の着色化粧等が目立ってきた男女 5 名の生徒を 3 名の教諭が別室に連れて行きバカ野郎と怒鳴って平手で全員の頬を叩いた不適切な行為 5 名の生徒を職員室に連れて行き多くの人の前で存在そのものや人格を否定するような暴言で叱責する適切な指導本人に自由と責任の意味を考えさせるとともに生徒会や学級での問題として学校全体で全員に考えさせる家庭へ状況を説明し不要物の一時預かりや服装等の改善について協力を得る服装については期限を決めて改善することを約束させ学校のルールを守るよう全職員で同一歩調の指導を行う特別な支援を要する子どもへの指導場面では < 事例 4 集中力が足りない > 体罰事案授業中勝手に立ち歩いたり奇声を発したりすることが多い ADHD 傾向のある児童に口頭での注意を繰り返していたが指導を素直に聞き入れずに反抗し無視したのでかっとなりお尻を叩き頬を引っ張って席に着かせた不適切な行為あの子はバカだからとみんなに言う適切な指導発達障がいの可能性がある子どもの特性や困り感等を理解し教職員や家庭との共通理解のもと適切に指導する複数回注意しても聞かない場合は落ち着くまで別の場所で過ごすことができるよう本人や保護者と事前に約束しておくユニバーサルデザインの視点を取り入れた学級授業づくりを積極的に推進しみんながわかるできる喜びを大事にする -9-

10 部活動の場面では < 事例 5 雰囲気を引き締める > 体罰事案大会も近くなってきたのに遅れる生徒もいたしチーム全体にプレーのミスも多くなっていたまた一人一人に気合いが感じられなかったため気持ちがたるんでいる! と大声で怒鳴り部員全員を並ばせ頬を平手で叩く往復ビンタを行ったその時鼻を強く叩かれた生徒が鼻血を出した不適切な行為椅子や机を蹴飛ばして生徒に恐怖を与える一人でも遅れてくると部員全員に罰を与える適切な指導どのプレーがミスにつながっているのか具体的に指摘しこれからのプレーで気を付けることを冷静に指導する目標達成に向けてリーダーを中心に話し合わせたりスモールステップの練習計画を確認したりする等生徒の自主性を高める部員との信頼関係はできているという勝手な思い込みによる恫喝の指導ではなく丁寧な対話で教師の思いを伝える < 事例 6 精神力を鍛えるために過度の練習を課す > 体罰事案大会も間近に迫り休憩も惜しんで練習をさせ熱心に指導していたある日炎天下で練習しふらふらの生徒が出てきたことも感じていたが大会に勝つための精神力を鍛えるためと練習時間終了後に休憩もさせず水も飲ませないでさらに1 時間のランニングをさせた不適切な行為脱落した生徒に対してさらに罰ゲームを行う適切な指導一人一人の体調や健康管理に努め科学的な理論のもと目的に応じた必要なトレーニングの仕方を丁寧に指導する勝利至上主義ではなくお互いに励まし合い相手も大事にするようなスポーツマンシップの精神に則った指導する万が一具合の悪い生徒が出た場合は事前に確認しておいた緊急マニュアルに従い生徒第一主義で迅速に対応する -10-

11 ~ 怒りの感情をコントロールする力や怒らないでコミュニケーションする力を身に付けよう ~ 自分の怒りの感情をコントロールし攻撃的でない表現方法を身に付けることはとても重要ですその手法としてアンガーマネジメントを紹介します 1 自分の怒りを客観視する怒りをマネジメントするためにはまず自分自身の怒りを客観視してよく知ることから始めます怒りを感じた時に日時出来事思ったこと感情感情の強さ行動結果異なる考え方等を記録することで自分がどのように怒りを感じているのかどのように行動したのか等を理解し後で振り返るといった手法があります 2 怒りの感情をコントロールする自分なりに怒りを一時的にコントロールできるようにするテクニックとして次のようなものがあります深呼吸深く大きくゆっくりと続けて 3~5 回行ってみるカウントバックといった具合に 100 から 3 ずつ引いていく逆算を頭の中でするストップシンキング怒りが出てもとっさに余計なことを言わないコーピングマントラ魔法の呪文を唱える例 : 大丈夫何とかなるさ明日には忘れてる等自分を落ち着かせたり勇気づけたりするのに有効な言葉を用意して自分自身に言い聞かせるタイムアウトその場所からしばらく離れて頭を冷やす 3 怒らない仕組をつくる自分のコアビリーフ ( 価値基準 ) を絶対視せずに場面や相手意識に立って考え怒りを振り返りながら頭の中に怒らない仕組をつくっていきますコアビリーフ私たちが普段信じているもの判断の基準にしているもの ( 例えば仕事では 10 分前行動をすべきだ等と決めておくこと ) 4 本心が伝わるコミュニケーションスキルを身に付ける怒りの後ろにある伝えたい気持ちをきちんと理解してもらうためには次のようなことに気を付けてコミュニケーションをとるように心がけます怒ったとしても怒りをそのまま相手にぶつけない態度に出さない同じことを言うにしてもとにかく穏やかに丁寧に伝える絶対いつも必ずといった言葉を使いたくなったら他に正確な表現ができないか置き換える言葉や表現を探してみるべきという言葉で価値観や考えを押しつけない -11-

体罰を根絶するためには折に触れて自分自身の指導について評価したり学校全体で組織的に研修したりすることが大切ですセルフチェックシートを活用して児童生徒理解に基づく指導マイアクションプランを考えてみましょう体罰は絶対してはならないことをしっかり自覚している子どものために場合によってはやむを得ないという考えは一切ない軽い気持ちで叩く行為も児童生徒の側からは体罰

12 体罰を根絶するためには折に触れて自分自身の指導について評価したり学校全体で組織的に研修したりすることが大切ですセルフチェックシートを活用して児童生徒理解に基づく指導マイアクションプランを考えてみましょう体罰は絶対してはならないことをしっかり自覚している子どものために場合によってはやむを得ないという考えは一切ない軽い気持ちで叩く行為も児童生徒の側からは体罰と受け止める場合もあることを認識しているどの児童生徒にも叱る時間と場所のタイミングをよく考えている頭ごなしに決め付けず児童生徒の言い分や意見を聞くようにしている指導中にもかかわらず注意を聞く態度の悪い児童生徒に対しても冷静に感情的な指導にならないように努めている児童生徒の心の内面を共感的に受け止めるようにしている日頃から児童生徒の理解に努め信頼関係を築いている同僚の体罰や暴力を傍観したり見過ごしたりしない児童生徒に対するちょっとした脅しや配慮のない言葉遣いをしないように気を付けている日々の忙しさや家庭のこと等でいらいらしている気持ちをコントロールできている -12-

体罰の根絶を目指して

資料 3 体罰の根絶を目指して平成 24 年度体罰実態調査から見た体罰防止策北海道教育委員会再三指導し続けているのになぜ体罰はなくならないか? 体罰の要因分析 P11 再三指導し続けているのになぜ体罰はなくならないか? 2 指導が上手くいかず感情的になってしまうこと体罰の要因分析 P15 再三指導し続けているのになぜ体罰はなくならないか? 3 指導が教職員個人に任され組織で対応していないこと